カテゴリー「2017年の作品」の111件の記事

2019年7月24日 (水)

PARADISE LOST『MEDUSA』(2017)

PARADISE LOSTが2017年9月に発表した、通算15作目のオリジナルアルバム。

90年代の諸作品はほぼリアルタイムで聴いてきたものの、オルタナティヴロック化した8thアルバム『BELIEVE IN NOTHING』(2001年)を最後にしばらく遠ざかっていた彼ら。たまたま前作『THE PLAGUE WITHIN』(2015年)を手にしたのをきっかけに、再び彼らをちゃんと追うようになっていたのですが、前作といい今作といいかなり良いんじゃないでしょうか。

スタイル/サウンド的にはゴシックメタルというよりはデス/ドゥームメタル度がより増している本作。とにかくどの曲もスロー&ミディアムテンポで、地を這うようなギターリフとリズムの上をニック・ホルムス(Vo)がグロウルとクリーンボイスを巧みに使い分ける。いや、なんならグロウルの度合いのほうが確実に上ですよね。『BELIEVE IN NOTHING』を最後に彼らから離れていた身としては、そりゃあ最初に前作を聴いたときはビックリしました……。

1曲の中で同じテンポ感で進むというよりは、起承転結をつけながら曲調が変化していくスタイル……ドゥームメタルの始祖なんて言われているBLACK SABBATHのそれに近い形、といえばわかってもらえるでしょうか。あるいはCATHEDRALのようと言えば。

実際、本作でPARADISE LOSTが試みていることといえば、前作で展開したスタイルをより後退/退化させ、バンド初期のスタイルに回帰していくこと。いや、そこすらを通り越して、ルーツであるサバスにまで立ち返ってしまっているのは良くも悪くも興味深いところです。

にしても、オープニングの「Fearless Sky」からいきなり8分半って、ハードル高すぎじゃないですか?(汗) 完全にビギナー置いてけぼりですよ。ですが、ここを乗り越えられたら(気に入ったら)、あとは至福の時が待っているわけですから、いわば踏み絵なわけですね(たぶん違うと思うが)。

基本的にはグロウルでグイグイ押し切るデス/ドゥームスタイルですが、中には「The Longest Winter」のようにクリーントーンでメロディアスに歌い、アクセントとしてグロウルを挿入するスタイルもある(タイトルトラック「Medusa」もその類かな)。

曲によってピアノを効果的に用いており、そのあたりに妙な気品の高さやゴシック感が表れている……と感じたのは僕だけでしょうか。あとは、グレッグ・マッキントッシュ(G, Key)による官能的なギターソロがたまらないですね。サバスにおけるトニー・アイオミ(G)とはまた違った個性が発揮されており、こういったところがゴシックメタルバンドたる所以なのでしょうか。

サバスもライブ活動を止め、CATHEDRALも活動を止めた今。この手の伝統的スタイルをPARADISE LOSTに求めるのは果たして正しいのか間違っているのか……前者であってほしいな、と今は願っています。

 


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2019年1月21日 (月)

MARK SLAUGHTER『HALFWAY THERE』(2017)

SLAUGHTERのフロントマン、マーク・スローター(Vo, G)が2017年5月にリリースした2ndソロアルバム。

マークはSLAUGHTERでの『BACK TO REALITY』(1999年)を最後に、まとまった音源をリリースしておらず、その後2015年に発表されたマーク初のソロアルバム『REFLECTIONS IN A REAR VIEW MIRROR』まではトリビュートアルバムなどに参加するのみにとどまりました。そう考えると、ここ数年のソロ活動は往年のファンには嬉しい限りです。

前作はインディーズからのリリースだったものの、続く本作はデヴィッド・エルフソン(MEGADETH)が新たに設立したレーベル・EMP Label Groupから発売。前作同様にプロデュース、およびドラム以外のほとんどの楽器をマークが担当。ドラムは前作とは異なるジョシュア・セス・イーガンが、一部の楽曲でベースをジェイミー・ミラードが担当います(ジョシュアはP!NKなどの作品でプレイしている方のようです)。

基本的にSLAUGHTERでやっていてもおかしくないようなハードロックあり、SLAUGHTERではできないような“いかにもソロシンガーが歌いそうな”ロック/ポップチューンありだった前作の延長線上にある1枚ですが、個人的には前作以上にハードロック色が強まっているような印象を受けました。

例えばオープニングを飾る「Hey You」なんて、そのままSLAUGHTERでプレイしても何ら違和感のない良曲ですし、続く「Devoted」なんてSLAUGHTERにはないタイプのメタリックなヘヴィチューンですし。さらに「Conspiracy」や「Reckless」ではグランジ以降のヘヴィロックが展開されていたりと、なかなか攻めまくりじゃないですか。なんでバンドでやらないんでしょうね(笑)。

かと思えば、往年の名バラードを彷彿とさせるアルバムタイトルトラックやビートルズチックなハーモニーが含まれたポップな「Turn It」、若干AORっぽさもにじみ出ている「Not Here」、モロにジョン・レノンからの影響が強いサイケ調の「Arms Full Of Empty」もある。このへんを聴いちゃうと、なるほど、ここまで含めてやりたいんだな、そりゃあソロになるか……と納得させられます。

マークのボーカルは往年のハイトーンこそ期待できないものの、中音域を中心に味わい深い歌声を聴かせてくれます。確かにあの超高音こそが彼の持ち味でしたが、これはこれで悪くないし、ところどころで“あの”SLAUGHTERっぽさが感じられる。あんなバケモノみたいなハイトーンを20年後も求めるのは酷ってものですよ。

あ、あと本作での聴きどころのひとつは、マークのギタープレイでもあるわけで。これがなかなかの腕前でして、そりゃバンドじゃなくて全部自分で表現してみたいって思いたくなるわな。特に「Devoted」や「Supernatural」、「Arms Full Of Empty」あたりからは高度なテクニックや独特のセンスを存分に感じ取れるはずです。

きっと「なんでSLAUGHTERで……」と思ってしまうのって、結局過去の名曲を聴きたいだけなのかな、とふと思ってしまいました。こうやってアーティストとして、前向きに新しいことにトライしているのを受け入れてあげてもいいんじゃないかな。その中で、ボーナスとして過去の名曲が飛び出したら、それは儲けものってことでいいじゃないの。ね?



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2018年11月11日 (日)

TEARS FOR FEARS『RULE THE WORLD: THE GREATEST HITS』(2017)

2017年11月に発売された、TEARS FOR FEARS通算3作目のコンピレーションアルバム(アーティスト主導の作品のみ買うカウント)。2枚目の『SATURNINE MARTIAL & LUNATIC』(1996年)がシングルのカンプリング曲やレアトラックをまとめたものだったので、純粋なグレイテスト・ヒッツとしては『TEARS ROLL DOWN (GREATEST HITS 82-92)』(1992年)以来25年ぶりになります。また、本作はイギリスで最高12位まで上昇と、4thアルバム『ELEMENTAL』(1993年)以来24年ぶりのトップ20入り作品となりました。

収録された全16曲中、11曲が前作『TEARS ROLL DOWN (GREATEST HITS 82-92)』にも収録されていることから、前のベストを持っている人は購入を躊躇してしまいがちですが、その11曲のうち「Shout」「Change」「Pale Shelter」「Mothers Talk」が別バージョン(前2曲はシングル&ラジオエディション、「Pale Shelter」は初期シングルバージョン、「Mothers Talk」はUS向けリミックスバージョン)なので、若干新鮮な気分を味わえるかもしれません。

となると、注目すべきポイントは残り5曲ということになるのでしょうか。

5曲すべてが『TEARS ROLL DOWN (GREATEST HITS 82-92)』以降にリリースされた楽曲ばかりで、うち2曲(「I Love You But I'm Lost」「Stay」)は本作のために用意された新曲。「Break It Down Again」はローランド・オーザバル(Vo, G)ソロ体制になった4thアルバム『ELEMENTAL』から、「Raoul And The Kings Of Spain」は5thアルバム『RAOUL AND THE KINGS OF SPAIN』(1995年)から、そして「Closest Thing To Heaven」がローランド&カート・スミス(Vo, B)体制が復活した最初のアルバムにして最新オリジナルアルバム(6作目)『EVERYBODY LOVES A HAPPY ENDING』(2004年)からの各シングルとなります。

既発の3曲はそれぞれ全英20位、31位、40位とそこそこの記録を残しているので、ここに収録されるのは納得かなと。むしろ、80年代のTEARS FOR FEARSしか知らないリスナーにとってはほぼ新曲みたいなものなので、ここで聴けるのはある意味(バンドにとっても、そして新たな発見となるリスナーにとっても)ラッキーかもしれません。特に『EVERYBODY LOVES A HAPPY ENDING』は日本リリースがなかっただけに、ぜひこの機会にその片鱗に触れてみることをオススメします(残念ながら、Apple Musicでは「Raoul And The Kings Of Spain」と「Closest Thing To Heaven」は国内試聴不可。Spotifyは問題なく聴くことができます)。

で、本作最大の聴きどころは『EVERYBODY LOVES A HAPPY ENDING』以来の新曲ということになるのでしょうか。リードシングルとして先行発売された「I Love You But I'm Lost」はどこか1stアルバム『THE HURTING』(1983年)の頃を彷彿とさせつつも、しっかり現代的なポップスとして通用するようなアレンジが施されている。やや音数が多いのが前時代的に映るかもしれませんが、比較的良曲ではないかと思います。

もう一方の「Stay」は正反対で、音数の少ない浮遊感漂う1曲。現代的なアプローチという点においてはこちらのほうが勝るのかなと。コード使いや節回しからも“らしさ”が感じられますし。まあ、「アルバムの中の1曲」という印象の地味曲ですよね。悪くはないです。

というわけで、数(要素)は少ないけど現在進行形であることを提示してくれたこのベストアルバム。本来ならTEARS FOR FEARSはこのアルバムを携えて今年1月からツアーを行う予定でしたが、「予期せぬ健康上の懸念と医師の指示」を理由に来年1月まで延期。その間には『EVERYBODY LOVES A HAPPY ENDING』以来となるオリジナルアルバムのリリースもアナウンスされていましたが、こちらに関しては今年4月以降音沙汰がないので、おそらく来年以降まで持ち越しかなと。ベスト盤で聴ける新曲に特別落胆させられることもなかったので、まあ気長に待ちたいと思います。



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2018年9月24日 (月)

NOEL GALLAGHER'S HIGH FLYING BIRDS『WHO BUILT THE MOON?』(2017)

リアム・ギャラガーについて書いたのだから、ここはフェアにノエル・ギャラガーの新作についても書いておかねばいけませんね。

ということで、2017年11月にリリースされたNOEL GALLAGHER'S HIGH FLYING BIRDS名義による3作目のアルバムです。ノエルはさすがOASISのメインソングライター(そして「Don't Look Back In Anger」の歌い手)ということもあってか、ここまでの3作すべて全英1位を獲得しています。が、シングルは「Holy Mountain」(全英31位)、「It's A Beautiful World」(同77位)、「She Taught Me How To Fly」(同71位)と、リアム同様低調です。

レコーディングは相変わらず豪華で、ジェイソン・フォークナーがベースギターでほぼ全面参加しているほか、ポール・ウェラーがオルガンで、ジョニー・マーがギター&ハーモニカでゲスト参加しております。

打ち込みを積極的に導入しつつも、ベースになるのはやはりロックバンドによる生演奏。そのバンド感をしっかり活かしつつ、派手なロックンロールナンバーやグルーヴィーなソウルチューン、涙腺を刺激するバラードなど、いかにも“OASISのノエル”らしい仕事ぶりで従来のリスナーを楽しませてくれます。

特にこの新作では、プロデューサーのデヴィッド・ホルムスの影響もあってか、ロックンロール色よりもダンス色が強まっているような。「It's A Beautiful World」なんて、その色が顕著に表れた例ですよね。そこに中期〜後期OASISのサイケでリアが加わることで、「まだOASISが続いていたら、こんなスタイルのアルバムも作っちゃったのかも……」と思わされたり。それが良いか悪いかは別として。

ただ、考えてみたらノエルってOASIS在籍時からTHE CHEMICAL BROTHERSやゴールディとコラボしたり、昨年もGORILLAZのアルバムに参加したりと、意外とそっち方面にも積極的に踏み込んでいるんですよね。そりゃあ、こんな音に前向きだったとしても当たり前といいますか。ファンならそのへん、わかってあげたいという気持ちも無きにしも非ず。

従来のリスナー/ファンからは本作、過去2作ほど評価は高くないようですね。実際、セールス的にもどんどん落ちているようですし。が、個人的にはやっと“OASISの幻影を払拭できた”意欲作ではないかと考えています。もちろん“OASISらしさ”は自然とそこに残っているのですが、意識せずにそこを消すことをしなくても今のノエルがちゃんとにじみ出る。それが3作重ねることでようやく無意識でできるようになった。そんな過渡期にある1枚なのではないでしょうか。

個人的にはマンチェスター出身の自分のルーツをストレートに表した「She Taught Me How To Fly」と、“消せないものは消せないんだ”と実感させられる「The Man Who Built The Moon」が好き。ボーナストラックの「Dead In The Water」もOASIS時代のシングルカップリング曲の“隠れた名曲”感があって、お気に入りです。

そういえば、このアルバムのツアーからOASIS時代の盟友ゲム・アーチャー(G)が参加しているんですよね。サマソニ、観ておけばよかったかな(日程的に無理だったけど)。



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2018年9月23日 (日)

LIAM GALLAGHER『AS YOU WERE』(2017)

リアム・ギャラガー、つい数日前まで来日公演を行ってましたね。昨年8月のサマソニ以来で、あのときはフェスと東京での単発ライブのみ(こちらは行きました)、しかもアルバム発売前だったから、これが初の本格的なジャパンツアー。直前になって13日の武道館公演(なんと、1998年のOASIS以来20年ぶり!)に行こうかなと思ったら、なんとその日は夜からインタビュー。仕方ないよね、そういうこともあるか。

というわけで、今日は昨年のリリース時に取り上げ忘れていたリアム初のソロアルバム『AS YOU WERE』を紹介します。

2017年10月にリリースされた本作は、OASIS〜BEADY EYEを経て届けられた正真正銘の初ソロアルバム。BEADY EYE時代に成し遂げられなかった全英1位を見事獲得しております(アメリカでも最高30位にランクイン)。「Wall Of Glass」(全英21位)を筆頭に、「Chinatown」(同56位)、「For What It’s Worth」(同33位)、「Gready Soul」(同56位)と、OASIS時代ほどではないものの、それなりにヒットシングルも生まれています。

THE BIRD AND THE BEEのグレッグ・カースティン(アデル、リリー・アレンFOO FIGHTERSなど)、そしてダン・グレック・マーグエラット(THE VACCINES、ラナ・デル・レイ、KEANEなど)、アンドリュー・ワイアット(カール・バラー、デュア・リパ、ロードなど)といったヒットチャートを賑わすアーティストの楽曲を手がけるプロデューサー陣と、ソングライティング含め本格的にタッグを組んだ本作は、一聴すると似通ったテンポ感で単調に思えますが、聴き込むと1曲1曲の作り込みがしっかりしていることに気づかされる、玄人好みの力作に仕上げられています。

もちろん、“OASISのリアム”の幻影を追い求める人もある程度納得させるだけのポテンシャルは保たれています。さすがにアッパーでドーピングマシマシ感の強いアップチューンは皆無ですが(一番それに近いのが、デラックス版のみ収録の「Doesn't Have To Be That Way」程度)、ミディアムテンポで独特のグルーヴ感でじわじわ攻めるロックチューンや、男臭さ満載で涙腺を刺激するスローナンバーで“OASISのリアム”の幻影を楽しむことができるはず。いや、それ必要なのかなぁ……と個人的には疑問なんですが(どうせライブではOASISの楽曲を披露するんだから)。

そういった楽曲でさえも、モダンなサウンド&トラックメイキングで現代的なポップスへと昇華されている。ずっと同じ場所で戦おうとせず、しっかりポップシーンのど真ん中に飛び込んでいこうとする姿勢はさすがだなと思います。デビュー作としても及第点だと思いますし、あとはOASIS時代並みにとはいわないまでも、今の時代のど真ん中をえぐるような名曲がひとつでも欲しいところ。この人はそういう歌を歌ってこそ、生き生きとするシンガーなんだから。地力がダメなら、一緒に時代を作れるソングライターとどんどんタッグを組むといい。それがノエル・ギャラガーを失った今のあなたにしかできないことなんだから。

別にOASIS再結成は望まないけど(したらしたで嬉しいか)、バンドを2つ潰して最後の砦=ソロにたどり着いたんだから、ぜひでっかい成功を収めてほしいものです。次は本作以上の“傑作”に期待してます。



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2018年9月18日 (火)

THE ATOMIC BITCHWAX『FORCE FIELD』(2017)

過去何度か名前が挙がったTHE ATOMIC BITCHWAX。これを機にちゃんと聴いてみようと思い、2017年12月にリリースされた最新アルバム『FORCE FIELD』を聴いてみることにしました。

いろいろ調べてわかったことですが、このバンドはもともと(当時)MONSTER MAGNETのギタリストだったエド・マンデルを中心に結成されたサイドプロジェクトだったらしく、その後クリス・コスニック(Vo, B)が現在までバンドを引き継いでいるようです。現在のメンバーはクリス&ボブ・パンテラ(Dr)の現MONSTER MAGNET組と、エドと交代して加入したフィン・ライアン(G, Vo)の3人。

さて、過去の音源を一切聴いていない状況でこの新作から入っていったのですが……めっちゃカッコいいじゃないですか! パワフルでインパクトのあるギターリフを軸に、ぶっといリズム隊が疾走感のあるビートを刻み、そこにメロウでシャウト気味のボーカルが入る。ストーナーロックというよりは、ガレージロックに近いような印象を受けました。例えばTHE HELLACOPTERSみたいな、ああいうグルーヴ感の強いガレージロック。そりゃあ嫌いになれるわけがない。

楽曲も非常にコンパクトかつ、変なひねりなしのド直球。全曲2〜3分台で、全12曲34分という潔さもまたよし。シングルギターバンドですが、要所要所に挿入されるフィン・ライアンのメロウなフレーズや、のたうちまわるようなギターソロがまたたまらない。ドラムの上に重なるタンバリンが、また独特のグルーヴ感を生み出していて、そこがTHE HELLACOPTERSあたりに通ずるものがある。って、結局自分がTHE HELLACOPTERS大好きなもんだから、どうしてもそこと重ねたくなってしまうわけですが。

この、常にテンション高めで突っ走るビート。ラスト1曲くらいですからね、若干落ち着くのは。それでもテンションは常にMAX気味で、落ち着く暇なんて与えてくれない。そのラストの「Liv A Little」はオルガンも前面にフィーチャーされており、ブギー的なリズム感含めどこかDEEP PURPLE的なカラーも。このへんでようやくサイケデリック感が強めに表れ、なんとなくルーツが垣間見えるといいますか。

で、ここまで聴いて……クリス・コスニックがMONSTER MAGNETに与えた影響ってなんなんだろう?と考えたわけです。う〜ん……直線的なロックンロール? いや、そういう意味ではあまり強くは影響出てないですよね。やっぱりあっちはあっちでデイヴ・ウィンドルフ(Vo, G)主導だから、そんなに影響はないわけか。う〜ん、バンドって難しい。

ていう話はさておき。これ、本当にストーナーロックなんですか? もはやストーナーロックの定義がわからなくなってきましたが……カッコよければそれでよし。いやあ、もっと早くに知っておけばよかったと思わされる1枚です。爆音でお楽しみいただきたいですね。



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2018年8月28日 (火)

DEATH OF LOVERS『THE ACROBAT』(2017)

NOTHINGのドミニク・パレルモ(Vo, G)とカイル・キンボール(Dr)が、WHIRRのギタリストだったニック・バセット(のちにNOTHINGに加入し、ベーシストに)らと結成したドリームポップ/ニューウェイブプロジェクトDEATH OF LOVERSの、2017年11月に発売された1stフルアルバム。DEATH OF LOVERSとしては2014年にEP『BURIED UNDER A WORLD OF ROSES』を発表しており、本作はそれ以来の新音源となります。またここ数年の間に、上記の3人に加えキーボーディストの女性メンバー、CC・ルーが加入。本作は4人編成になってから初の音源にもなります。

NOTHING自体がUKロックやシューゲイザーへの憧れをそのまま形にしたものだとしたら、本作はUKニューウェイブやエレポップへの憧れがなんの捻りもなく具現化された1枚と言えるでしょう。だって、オープニングの「Orphans Of The Smog」。これ、JOY DIVISIONやNEW ORDERへの彼らなりのアンサーですよね。もう、笑っちゃうぐらいいベースが……(笑)。

2曲目「Here Lies」を聴くと、脳裏にDEPECHE MODEの影がチラつき、6曲目「Quai d’ Orsay」にはNEW ORDERが再び……。また、4曲目の「The Lowly People」はPULPの代表曲「Common People」へのアンサーだと名言されており、なるほどねと納得させられます(笑)。

シンセのちょっとしたフレージングや音使い、ボーカルのトーン、ギターのメロディやフレーズが、僕らが慣れ親しんできた80〜90年代のそれ。ああ、恥ずかしいったらありゃしない(もちろん良い意味で!/笑)

もうね、なんか笑ってしまうんですよ。リアルタイムであの時代を通過して、さらに後追いで80年代初頭、あるいは70年代末の歴史的価値の高い作品群に触れてきたアラフォー以上のオッさんオバさんたちは、これを聴いたら身体中がむず痒くなるんじゃないでしょうか。それぐらい、ずっとひた隠しにしてきた思い出の恥部を大胆にひけらかされたような気がする、そんな1枚。真面目に聴いてはダメです、半笑いぐらいがちょうどいい。

このドミニク・パレルモという男はどういう経緯でここにたどり着いたのか。本当に不思議でならない。彼はフィラデルフィアの片隅で、ハードコアとともにこういったUKバンドを聴き漁る青春時代を過ごしたってことなんでしょうね。なんだか、DEFTONESのチノ・モレノにも通ずるものがあるなぁ……。

にしても、こんなど直球な新作アルバムを2017〜8年に聴くことになろうとは。なんとも言えない気持ちになりますね(苦笑)。



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2018年7月 8日 (日)

NINE INCH NAILS『ADD VIOLENCE』(2017)

NINE INCH NAILSが2017年7月に発表した、『NOT THE ACTUAL EVENTS』(2016年)に続くEP 3部作第2弾。前作はデジタルリリース&ストリーミングメインでしたが(一部、限定でCDもリリースされたとか)、本作はアナログ、CD、デジタル&ストリーミングで発表。これにあわせて、『NOT THE ACTUAL EVENTS』のCD一般流通も開始となりました。

オープニングの「Less Than」こそ前のめりのデジタルチューンで情報量が多く、前作からの流れを感じさせますが、それ以降の作風は音数が多く攻めの姿勢が強かった前作と比べるとちょっとだけ落ち着いた印象を受けるかもしれません。それは、作品自体のトーンが若干大人びたものであること、音数が比較的“抜き”気味だから感じるのかもしれませんが、基本的な方向性や“向かいたい行き先”はなんとなく共通したものがあるんじゃないか、そう思わされる1枚です。

エレクトロ/インダストリアル調な世界観は前作から引き続きですが、収録曲5曲中4曲が3〜4分台と非常に聴きやすい長さなのも、今作の特徴か。かと思えば、ラストには約12分におよぶ「The Background World」が配置されていたりと、一筋縄でいかない曲者な印象も(しかもこの曲。後半でかなりのループ&ノイズ地獄を味あわせてくれます)そのせいもあってトータル27分という、EPとしては比較的長めな内容となっています。

なんとなくのイメージですが、2000年代の活動/実験を踏まえつつ、この3部作では2枚組の大作『THE FRAGILE』(1999年)の“その後”を描いている、あるいは描こうとしているのではないかという気がします。

もちろん、トレント・レズナーがそんな安易なことを試みるわけがないですし、これは単なるいちファンの妄想でしかありませんが……。

そもそもトレントは再びインディーズに戻って、この3部作で何をしようとしたのか。再びNINE INCH NAILSというユニット名で何を表現したかったのか。その目的こそが一番気になるわけでして。EPという、完成した曲を5曲程度まとまった時点で発表できるスタイルが、今の彼の制作スタイルには合っているんでしょうけど、だからこそ3枚作り終えたときに何が見えてくるのかがとても気になるわけです。

すでに3部作の最終作『BAD WITCH』(2018年)が、アルバム名義で発売されていますが、この3作目を聴いて自分が何を感じたかは、また次回触れたいと思います。

あ、単純に好きです、このEP。前のやつよりも好き。単純に好みです、はい。



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2018年4月12日 (木)

ANDY McCOY『THE WAY I FEEL』(2017)

昨日のHANOI ROCKSからの続きです。俄然気になるアンディ・マッコイの動向をいろいろ調べてみました。

そういえば、2010年前後にGREASE HELMETというバンドに参加して、2012年にアルバムを1枚発表していましたね。当時、レーベルからしっかりアルバムをいただいていました。DEEP PURPLE「Speed King」のカバーとかやってましたよね。メンバーにAMORPHISのメンバーがいたりと、非常に謎な布陣でしたが、まあアンディのことだし長続きはしないだろうなと思っていましたが……。

で、実は昨年5月にソロ曲「The Way I Feel」をひっそりとリリースしていました。このシングル、CDは300枚限定ですでに完売。現在はiTunesやAmazonでデジタル購入できるほか、Spotifyなどのストリーミングサービスでも聴くことができます。

で、さっそく聴いてみましたが……うん、どこからどう切り取ってもアンディ・マッコイそのもの。HANOI ROCKS時代から彼が発揮してきたメロディセンスがここでも見事に活かされており、一度聴いただけで口ずさめそうなわかりやすい楽曲に仕上がっています。

どこかいなたさがあって、哀愁味があふれんばかりの切ないメロディは、やっぱりこの人ならではのもの。マイケル・モンローのそれともちょっと違うんですよね。初期HANOI ROCKSのレパートリーと言われても不思議じゃないこの曲を聴けば、確実に「ANDY McCOY is back!」と思えるはずです。

この曲でアンディはギターとボーカルを担当。ネット上でいろいろ調べてみると、この「The Way I Feel」はまもなくリリース予定のソロアルバムからのリード曲ということらしいです(当初は昨年秋リリース予定とのことでしたが、どうやら遅れているようですね)。

ちなみに、サックスには元HANOI ROCKSのベーシスト、サミ・ヤッファの実兄Jone Takamäkiが参加しているとのこと。アルバムにはどんなメンツが参加しているのかも気になります。



▼ANDY McCOY『THE WAY I FEEL』
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なお、アンディは2016年末にもHIMのフロントマン、ヴィレ・ヴァロとコラボした「Xmas Song feat. Ville Valo」をリリース済み。こちらも“これぞアンディ・マッコイ!”という仕上がりなので、併せてチェックしてみることをオススメします!



▼ANDY McCOY『XMAS SONG feat. VILLE VALO』
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2018年4月 2日 (月)

THE RASMUS『DARK MATTERS』(2017)

フィンランド出身の4人組バンドTHE RASMUSが2017年10月に発表した、通算9作目のスタジオアルバム。ワールドワイドデビューを果たした『DEAD LETTERS』(2004年)から数えると、5枚目のアルバムということになります。今作『DARK MATTERS』リリース後の昨年11月には実に11年ぶりの来日公演も実現しており、新作同様久しぶりに彼らの名前を耳にしたという日本のリスナーも少なくないかもしれませんね。

かくいう僕も、『DARK MATTERS』のリリースを知ったときに「まだ活動していたんだ!」と思ったくらい。一応アルバムが発売されたら毎回ちゃんと聴いてきましたが、前作『THE RASMUS』(2012年)からもう5年も経っていたんですね。というか、2012年に『THE RASMUS』というアルバムを聴いていた事実すら、遥か彼方のことのように思えて、体感的には10年ぶりくらいのイメージだったことを正直に告白しておきます。

さて、今回のアルバムですが、どこからどう聴いてもTHE RASMUSな1枚。当たり前の話ですが。どういうことかというと、「穏やかでダークでメロウ、そして適度にハード」という彼らのパブリックイメージどおりの内容なのです。

オープニングの「Paradise」を聴くと、もはやHR/HMの範疇では語りきれないバンドに進化したなと思いきや、「Wonderman」あたりではしっかりとヘヴィな側面も見せている。でも、本作の軸になるのは現代のヒットチャートの中心にあるR&Bやクラブミュージック的なアプローチ。それらを彼らなりに解釈し、あくまで味付けとして取り入れることでモダンなカラーを強めることに成功しています。

もともと“そっち側”との親和性の高いスタイルでしたし、久しぶりの新作でこういったアプローチをとったとしても何ら違和感はなく、不思議と「今までもこうだったじゃん」と勘違いしてしまうほど。「Nothing」や「Empire」といった楽曲はもっとも振り切った作風ですが、しっかり聴き込めばメロディそのものはスマッシュヒットを記録した日本デビュー作『DEAD LETTERS』の頃と何も変わってないことに気づかされるはずです。

ただ、彼らのメロディに備わっているダークな要素が、R&Bやヒップホップ的なアプローチを導入することで若干薄らいでいるのも確か。と同時に、その影響により聴きやすさがさらに増しているという事実もあるので、従来のファンからしたら一長一短かもしれません。

アプローチこそHR/HMの範疇からかなり外れていますが、だからこそいろんなところにまで届いてほしい1枚。全10曲で35分程度(ボーナストラック2曲を除く)という短さも非常に現代的で聴きやすいですしね。



▼THE RASMUS『DARK MATTERS』
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