カテゴリー「2017年のライブ」の5件の記事

2017年10月19日 (木)

『LOUD PARK 17』DAY 2@さいたまスーパーアリーナ(2017年10月15日)

Loudpark17_b昨日のエントリーに続いて、こちらでは『LOUD PARK 17』2日目公演について書いていきたいと思います。なんのことかわからない人は、このひとつ前のエントリーをごらんください。


<DAY 2:10月15日(日)>

寝不足でラウパー初日に臨み、このまま帰宅して再びたまアリに戻ってくるようなことしたら、絶対に初日よりもひどい時間に起きるだろうなと思い、この日はさいたま新都心にて一泊。ライブ終了後20分以内には宿に着いて、さすがに笑いました。

で、15日。11時チェックアウトだったので、ギリギリまでホテルにいてOUTRAGEから始めようかなと思っていたのですが、10時半になった途端にシークレットアクトがBLACK EARTHだと知り、焦ってチェックアウトして会場へ。ドアtoドアで10分ちょっとで会場に着き、後半のみ観ることができました。よかった。


BLACK EARTH
ちょっと前のエントリーに書きましたが、BLACK EARTHとは初期ARCH ENEMYの面々が勢ぞろいしたスペシャルバンド。もともとは2年前のラウパーでのARCH ENEMYのステージに初代ボーカルのヨハン・リーヴァとクリストファー・アモット(G)がゲスト参加したことがきっかけで、昨年春に同編成でジャパンツアー敢行。先頃そのツアーの模様がDVD+CD化されたこともあり、今回のシークレットゲスト出演となったようです。「なんでシークレットにするんだよ! 名前出したほうが客入るし! なんなら行ったのに!」という人も多いようですが……僕はこの試み、嫌いじゃないです。フェスって「人で選ぶ」んじゃなくて、最終的には「器で選ぶ」ようになったら成功した証拠だと思うので……って話は置いておいて。残念ながら「Bury Me An Angel」も「Dead Inside」も観れませんでしたが、「Beast Of Man」の途中からなんとか会場入り。初のヨハンは……あれ、昔よりもデス声じゃん! いいじゃん!と自分の予想を裏切る仕上がり。後日、昨年のツアーのDVD+CDも購入しましたが、この20年近くでかなり鍛え上げられたんですね。納得。ラストの「Fields Of Desolation」、終盤のツインリードで思わず泣きそうに。ああ、早起きしてよかった……(いや、実際は早起きじゃないんだけど)。

OUTRAGE
久しぶりにライブで観るOUTRAGE。直近の新作『Raging Out』の出来が素晴らしかっただけにどうしても観たかったわけですが、オープニングから「My Final Day」「Madness」の連発にノックアウト。さらに新作から「Doomsday Machine」「Hammer Down and Go」と冒頭の2曲をやられて、勝手にガッツポーズ。「Death Trap」や「Under Control Of Law」といった初期の楽曲、現編成が復活して最初の1曲「Rise」と彼らが何者かを存分に理解できる選曲が続き、ラストは「Megalomania」でクライマックス。確かに短くて物足りなさはあったけど、代表曲&新曲を詰め込んだコンパクトな内容はフェスに最適だと思いました。いやぁ、良かった。

LOUDNESS
本当なら次のAPOCALYPTICAも観るつもりだったのですが、ここでBLACK EARTHのTシャツ買いに行ったり仕事をしたりと、いろいろ野暮用に。結局、ラストの「Nothing Elese Matters」の終盤を観たのみなので、レポートは割愛します。で、LOUDNESS。高崎晃さんが出てきてサウンドチェックをするのですが、すでにギターの音が他のバンドよりもデカイ(笑)。まぁ直前がAPOCALYPTICAだから余計にそう感じるのかもね……と思っていたら、オープニングのインストナンバー「Fire of Spirit」の時点で耳が……本当に音デカかった(苦笑)。さすがに昨日からの耳疲れもあったので、耳栓を使用してライブに。序盤は2000年代以降のモダンヘヴィネス系楽曲が並び、「The Sun Will Rise Again」「Metal Mad」といった比較的メロウな楽曲もあったのですが……後半の「Crazy Nights」「In The Mirror」「Crazy Doctor」「S.D.I.」といった80年代の楽曲とどうしても比較してしまい……リフは最近の楽曲もカッコ良いのに、メロが弱いんだよなと改めて感じてしまったわけです。まあこのメロが現代的と言われてしまったら返す言葉もないのですが、僕としてはやはり……うん。そこだけが本当に勿体ないと思うんです。あと、『LIGHTNING STRIKES』30周年のバックドロップを使ってるのに肝心の同作からの代表曲がなかったり、二井原さんのルックスが完全にMETALLICAのジェイムズになっていたりでいろいろ驚きました。

DEVIN TOWNSEND PROJECT
デヴィン・タウンゼンドを観るのは、たぶん90年代後半のSTRAPPING YOUNG LADだったかソロだったかで来たとき以来。だからほぼ20年ぶりでした。最近のアルバムもほとんど聴いてなかったんだけど、なるほど、こういう音なのね、と感心して観てました。かなりプログレッシヴメタルっぽい雰囲気で、デヴィンの声もかなりよく出ているし、キーボードの人以外みんなスキンヘッドなところ含め、いろいろ気になりました。昨年リリースされた最新作、聴いてみます。

BLACK STAR RIDERS
今年発売された3rdアルバム『HEAVY FIRE』もなかなか良かったし、そもそもTHE ALMIGHTYTHIN LIZZYも好きなので、ここは観ておかないと。リッキー・ウォリック(Vo, G)含むトリプルギター編成は見応えあるし、音はそれまでの出演バンドと比べれば軽いんだけど、今の自分の耳には優しい存在。リッキーの男臭いボーカル、スコット・ゴーハム(G)のソロプレイ含め、ブリティッシュ&アイリッシュハードロックの王道感が強く出ていて好印象でした。オリジナル曲に含めて、THIN LIZZY「The Boys Are Back In Town」のカバーも飛び出し、これもまったく違和感なし。そこに、真の意味でTHIN LIZZYを継承したことを強く感じました。もし今度単独来日したら、もっとじっくり観てみたい。そう素直に思えました。

CRADLE OF FILTH
昔から聴いてるのに、気づいたらライブを観るのは初めて? 自分でも意外でした。女性ボーカルも随所にフィーチャーした、シンフォニックなブラックメタルなんでしょうけど、前日のEMPERORとは完全なる別モノ。本人たちも「ブラックメタルというよりはエクストリームメタル」と言ってるようですし、現在は独自のスタイルを築き上げたってことなんでしょうね。ダニ・フィルス(Vo)の高音デスボイスは圧巻の一言で、「ああ、これ本当に自前で出してるんだ」と感心してしまいました。変な話ですが。選曲はリリースされたばかりのニューアルバム『CRYPTORIANA – THE SEDUCTIVENESS OF DECAY』からは1曲のみで、『NYMPHETAMINE』(2004年)からの曲多め。アルバムを全部聴いてるわけではないので知らない曲もあったものの、そのドラマチックな曲構成には完璧に惹きつけられました。これはぜひ単独でも観てみたいかも。

MESHUGGAH
もしかして彼らをライブで観るのって、2008年の『LOUD PARK 08』での初来日公演以来? っていうか、それ以降って来日してないですよね? 前回の来日からの9年間で新作、2枚しか出してないですし。その彼らも、45分のセットで7曲を披露……したのですが、不思議なことに、彼らの楽曲(主にギターの音)を聴いてると……眠くなるんですよね。いや、彼らのことは大好きなんですが、ずっと聴いてると寝落ちしそうになるという。そういえば、前回の来日公演でもたったまま寝そうになったわ……特にミドルテンポの楽曲に多いのですが、そやって周波数的なものが影響することってあるんでしょうか。たまたま自分の波長的に、彼らのギターサウンドがそこに合致してしまうとか。名前は出せませんけど、同系統のテンポ感&サウンドを持つ他のバンドのライブでも寝落ちしそうになったこと、何度もあるのですよ。これ、誰かに科学的検証をしてほしいです。と、ライブとは全然関係ない話になってしまいましたが、後半テンポアップしてからはまた目が覚め、彼らのライブにのめり込んでいったのでした……演奏は最高でした。文句なし。またすぐに来てください、マジで。今度は寝ないように頑張るので。

SABATON
2年前の『LOUD PARK 15』で初来日を果たした彼ら。大きさ含め完全に戦車そのもののドラムセット(戦車の上にドラムセットがある)や、古今東西の戦という戦を題材にした楽曲の数々、そしてカッコ良いんだけどどこかコミカルで親しみやすいルックスやパフォーマンス、今回も最高以外の何モノでもなかったです。前回からギタリストが1人交代していますが、基本やることは変わらず。終盤、最新アルバム『THE LAST STAND』収録曲で日本の戦を題材にした「Shiroyama」が披露され、『サイレントヒル』などのゲーム音楽を手がける作曲家・山岡晃さんがギターでゲスト参加。おそらくその場にいた多くのメタルファンが「誰?」と思ったでだろうリアクション、忘れません。そんなサプライズも含め、前回以上の盛り上がりを見せたSABATON。いい加減に単独来日を決めていただきたい。絶対に彼ら、“新世代のACCEPT”としてもっと人気を集めるはずだし、なんならメディアがもっと大々的に取り上げるべき。それくらいのことをしてほしいですよね、今後のためにも……。

GENE SIMMONS BAND
KISSのジーン・シモンズが初のソロツアーを開始すると聞いたときは、これまでに出した2枚のソロアルバムからの曲が半分、残りはKISSの自分ボーカルの曲なんだろうなと思っていたら、予想に反して“ほぼKISS”、あるいは“演奏のうまいメンバーを集めた、ひとりKISS”だったという(笑)。「Deuce」「Parasite」という初期KISSナンバー2連発にのけぞり、「I Love It Loud」で大合唱……のはずが、実はこの会場にいる大半のメタルキッズは、そこまでKISSを通ってないんだなということに気づくわけです。コーラス、ちょっと違うぞって……。まあそれは良しとして、その後も「Cold Gin」なんていうおなじみのジーン曲が続くのですが、驚いたのは「Do You Love Me」というポール・スタンレー曲や「Shout It Out Loud」みたいにポールとジーンが歌パートを分け合う曲まで披露されたこと。バンドメンバーが優秀なので、しっかりポール役もこなせるわけですね。後半は「ヘヴィメタルの前にKISSあり」とジーン自らの宣言にギョッとした「War Machine」(火吹きなし)や、最新アルバム『MONSTER』収録曲の「Wall Of Sound」といったレア曲も登場。『LOVE GUN』収録の「Got Love For Sale」も意外な選曲で驚かされました。「Watchin' You」「She」をライブで久々に聴けたのも、ファンとしては嬉しいかぎり。ラストはおなじみの「Rock And Roll All Nite」なのですが……ここでファンをステージに上げてお祭り騒ぎ。これ、先日のDURAN DURAN来日公演におけるCHICでも同じ場面に遭遇したのですが……盛り上げ役でステージに上がってる一般の皆さん、写メ撮りまくり(苦笑)。大スターと同じ舞台に立てる喜びは痛いほど理解できるのですが、演奏してるメンバーとツーショット撮影始めたりするの、はっきり言ってみっともないですよ。ケータイがなかった時代は、みんなもっと一緒に盛り上げることに徹していた記憶があるんですが……時代なんですかね。悪くは言いたくないんだけど、やっぱりあれだけは受け入れられないっていうか苦手です。というわけで、最後の最後で苦い気分でライブを見終えることに。

MICHAEL SCHENKER FEST
大好きなKISSのジーンをあんな気持ちで見終えるなんて。ここはもう、“神”に最後のひと盛り上げをしてもらうしかない。そんな気持ちでした。とはいえ、僕はそこまでシェンカーに思い入れがある人間ではなく、ちょっと前のエントリーでも書いたように、リアルタイムで聴き始めたのはMcAULEY SCHENKER GROUPから。代表作はそれなりに聴いてるし、代表曲はほぼ知ってる。だけど世代なのか、マイケル・シェンカーというギタリストにはそこまで惹かれなかったんですよね。僕よりもひとつ上の世代が熱心に聴いている印象。そもそも僕、ギター云々よりもやっぱりボーカルや曲が魅力的であることが大前提で、そこにすごいギタリストが参加してたら尚良しって人間なので。なんて予防線を張ってから話を進めますが……。

いや、すげえ良かった! ああ、神ってこういうことか、と初めて実感&納得しました。2曲目「Into The Arena」のプレイだけでもう圧巻……散々音源では聴いてきたこの曲も、生で観ると&聴くとまったく違う印象を受けるんだから不思議。この曲、こういう表情を持っていたのかって。ああ、これ好きだわ、このギターじゃなきゃダメだわ、って。もうね、この1曲だけでノックアウトでした。その後、ゲイリー・バーデンやグラハム・ボネット、ロビン・マッコーリーが順番に出てくるのですが、ゲイリーはさておき(笑)、グラハムは無駄に声がデカイし、今年の12月で70歳だというのにあの声量&高音にはただただ驚くばかり。それに続くロビンもまた声が出ていて……この人、こんなに歌うまかったんだ、と見直しました。さらに圧巻だったのは「Save Yourself」。もともと大好きな曲なんですが、シェンカーのギターが泣きまくり(歌いまくり)のところを、それを邪魔せず、なおかつ自己主張するロビンのボーカルにうっとり。すげえです。

で、さらにさらに鳥肌ものだったのが、UFO「Rock Bottom」でのシェンカーのギターソロ。中盤に5分くらい弾きまくってたんだけど、もうね、ずっと聴いてたいと思った。ああ、やっぱりどんなアーティストも生で観ないと答え出せないな、って改めて実感させられました。この人は音源じゃなくて、ライブの人なんだね。20数年前にUFOで観たときは正直そこまで惹かれなかったんだけど(それもあって、以降そこまで熱心に聴いてこなかったんですが)、この日の彼は水を得た魚のように胸に突き刺さるフレーズを、次々に叩き込んでくるわけです。

この時点で終演予定の21:30をゆうに超えており、最後に全出演者がステージに揃って終わるかと思いきや、シェンカーの「One more?」の一言でダメ押しの「Doctor Doctor」! 結局2時間近いほぼフルスケールのショーを見せてくれたわけですよ。本当にありがたい!(セットリストには、さらに「Lights Out」も載っていたので、時間が許せばそれもあったのかも……ゴクリ)

こうして最後の最後、シェンカーに全部持っていかれた今年のラウパー。2日目はマイケル(・アモット)に始まりマイケル(・シェンカー)で終わった、なんとも清々しい1日でした。今年は『OZZFEST』も『KNOTFEST』もなさそうですし、5月に予定されていた『L.A. METAL SUMMIT in TOKYO』も中止になっちゃったしで、メタルファンにとってはなんだかなーな1年でしたが、僕自身はこの2日間ですべてが報われた気持ちです。確かに今年は1ステージ(3rdステージの「EXTREME STAGE」が)減ったため、出演者数は減ってしまいましたし、それなのに例年と同じチケット代はちょっと無理があるんじゃないの?という声も理解できます。でも、それでも元を取った!と思えるだけのパフォーマンスをたくさん観ることができたので、個人的には満足しております。

往年の大物がたくさん出てくれるのはありがたいですが、ニューカマーにも注目する機会を与えてほしいですし、もっと言えば日本のフェスなのに日本のバンドの扱いがあまりよろしくなかったりなど気になる点もたくさんあるのですが、もう12回もやったんだから、そろそろ変化が必要な気もします。そういう意味では、今回のシークレットアクトはその一環だったのかもしれませんね。もし来年も開催されるのでしたら、そのへんもっとテコ入れしていただきたいなと勝手に思っております。



▼MICHAEL SCHENKER『MICHAEL SCHENKER FEST LIVE: TOKYO INTERNATIONAL FORUM HALL A』
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2017年10月18日 (水)

『LOUD PARK 17』DAY 1@さいたまスーパーアリーナ(2017年10月14日)

Loudpark172年ぶりに『LOUD PARK』に行ってきました。2015年は2日目のみの参加でしたが、今回は本当に久しぶりの2日通しでの参加。いつ以来だろうと振り返ってみたら、なんと2009年(JUDAS PRIESTSLAYERがヘッドライナー)以来だったみたいです(笑)。2011年から1日のみ開催が2年続きましたが、それもあってか1日のみ参加というのも結構あったんですよね。

というわけで、せっかくなので久しぶりにメモ程度のレポを残しておこうかと思います。基本はSNS等でつぶやいたコメントが基になっていますので、がっつりしたレポートは各メディアでの本格的なレポートにてご確認ください(笑)。

では、このエントリーでは初日について書いていきたいと思います。

 

<DAY 1:10月14日(土)>
当日朝6時まで原稿を書いていたため、オープニングアクトAldiousからの参加は断念。せめてL.A.GUNSは観たい……ということで、頑張って9時台に起床。ギリギリ12時開始のL.A.GUNSには間に合いました。

 

L.A.GUNS
1曲目が3rdアルバム『HOLLYWOOD VAMPIRES』のオープニングトラック「Over The Edge」で面喰らう。勢いよく始めるかと思ったら、このエモいヘヴィロックからかよ、と。ステージをよく見ると、左に昔のトレイシー・ガンズっぽいコスプレしたギタリスト、右に……アメリカ南部のモダンヘヴィネス系バンドにいそうなむさ苦しいギタリスト。あれ、どっちがトレイシーだ?……残念ながら右側でした(笑)。以降は新作『THE MISSING PEACE』から「Speed」やったり1stアルバムから「No Mercy」やったりしましたが、「Killing Machine」みたいな曲もあったりで、特に初期にこだわった感じではなし。あ、2nd『COCKED & LOADED』の曲が多かったです。ラストは「Rip And Tear」。あれ、「Sex Action」は? ということで、個人的には物足りないセトリでした(もともとのセトリには中盤に「Sex Action」、入ってたんですけどね)。

ANTHEM
いきなり「Bound To Break」始まりはズルい! そりゃあ盛り上がりますよ。以降は新し目の曲が続き、中盤「Hunting Time」から怒涛の流れ。ラストは“ANTHEM版「Painkiller」”こと「Onslaught」で締めくくり。短かったけど、久しぶりに堪能できました。

BRUJERIA
あのBRUJERIAが来日!ってだけでも大興奮。そりゃあ開始前から、観客の熱も上がりますよね。メンバーは当然覆面なんですが、ベースの方がどう見てもNAPALM DEATHの……いやなんでもないです(笑)。ゴリゴリ&大音量のグラインドコアと、サークルモッシュで暴れる血気盛んなオーディエンス、それを遠目で眺める自分。ああ、ラウパーに帰ってきたんだなと改めて実感しました。MCは基本スペイン語(という設定)ですが、ところどころに英語が混じっているのに苦笑。“Fuck ドナルド・トランプ”コールで会場の気持ちがひとつになったり、このバンドらしいマリファナコールにニヤニヤしたりと、改めて面白いバンドだなと思いました。

WINGER
たぶん生で観るのは『IN THE HEART OF THE YOUNG』(1990年)のツアー以来だから……いやいや、深く考えるのはやめましょう。メンバーは3枚目『PULL』(1993年)からの編成なので、キーボードは抑えめでギター中心のサウンドメイキング。キップ・ウィンガー(Vo, B)に白髪が混じっていて時の流れを感じさせますが、演奏や歌自体はそこまで衰えを感じさせず。序盤は最近の楽曲〜代表曲〜新曲〜代表曲みたいな流れで、セットリストのバランスはまずまず。中盤、結成30周年に触れてからはデビューアルバム『WINGER』からの楽曲が連発されるのですが、「Heading For A Heartbreak」みたいなシンセ曲ではキップがシンセを弾きながら歌い、ギターのジョン・ロスがベースにシフトするんですね。なるほど納得です。あ、このジョンのギタープレイがレブ・ビーチとはまた違ったタイプのバカテクで好印象。本当に演奏がうまいバンドですね。ただ、BRUJERIAの後という出番はいただけません。最初、音が小さくでビックリしたし(実際BRUJERIAがデカすぎて、WINGERは序盤から音を作っていった感じ。終盤にはその音のバランスの良さに驚きました)。後半の「Heading For A Heartbreak」「Can't Get Enuff」「Madalaine」「Seventeen」の流れ、最高でした。が、スピーカーの音が途中で飛んだり、レブのギターソロでアンプが飛んだりとハプニングも連発。そこだけが勿体なかったです。

OPETH
グラインドコア(BRUJERIA)、AOR的ハードロック(WINGER)からの流れだと、プログレッシヴロック的志向のOPETHはよりソフトに感じられました。長尺の楽曲を演奏で起伏をつけていくのはWINGERにも通ずるものがあるのですが、いかんせんタイプが違う。最近の楽曲は特にソフト志向なので、途中で眠気も……が、ラストの13分超におよぶ「Deliverance」でデス声登場。大好きなアルバムのタイトルトラックに大興奮ですよ。ここで一気に気持ちが持ち返しました。なんにせよ、長丁場のフェスに寝不足で挑むのはよくないですね(苦笑)。

OVERKILL
ここ10年くらい、出すアルバムがことごとく力作でキラーチューンも多い彼ら。実際のライブも往年の代表曲以上に新曲で盛り上がっていたのが印象的でした。にしても、このバンドも35年近いキャリアの持ち主(しかも一度も解散、活動休止なし)なのに、このテンションの高さには驚かされます。初めてライブを観たのはもう30年近く前ですが、基本的に印象はまったく変わらず。逆に観客の彼らに対する盛り上がりは、年々高くなってるように感じました。ラストの「Fuck You」含め、「ああ、そうそうこれ。スラッシュメタルだね!」っていう最高のステージでした。

ALICE COOPER
アリスも2008年以来の来日以来9年ぶり。1990年の初来日以降、毎回観てますが、一番時間が短かったにも関わらず正直今回が一番良かったと思いました。1曲目の「Brutal Planet」には驚いたものの、以降はいつもどおりヒット曲連発。まさか序盤に「Poison」を持ってくるとは思ってもみませんでしたし、「Feed My Frankenstein」ではジャンボマックス(死語)ばりの巨大アリスが登場して爆笑(しかも歌声も身長に合わせてか低くなってる!)。おなじみのギロチンショーもあり、ラストは「I'm Eighteen」「School's Out」で大団円。オールドスクールなロックンロールや60分に凝縮されたショーはラウパーっぽくないのかもしれませんが、それでも最高と言わざるをえない究極のエンタテインメントショーでした。

EMPEROR
二度目の来日となる今回は、2ndアルバム『ANTHEMS TO THE WELKIN AT DUSK』発売20周年を記念した完全再現ライブを披露。緑を基調とした照明はジャケットの世界観そのもので、この日出演したバンドの中でもサウンド的にはかなりオールドスクールなブラックメタルに括られるものの、存在感や説得力はほかにはない特別なものが感じられました。最初こそ「うおー!」と盛り上がっていたものの、気づいたら無言になっており、その世界観にじっくりと浸る自分がいるという。イーサーン(Vo, G)の知的な感じも素敵でしたし、あの佇まいがそのまま音になったかのような、プログレッシヴなブラックメタルサウンドは20年経った今も有効であることも強く実感させられました。アルバムを曲順どおりに再現し終えると、そこからは「Curse You All Men!」「I Am The Black Wizards」「Inno A Satana」と代表曲を連発。「I Am The Black Wizards」まではスタンド席でじっくり観ていたのですが、「Inno A Satana」が始まった瞬間我慢できずにアリーナまで走ったのはここだけの話です(笑)。

SLAYER
2年ぶりのSLAYERですが、前回はラウパーのほうが日程的に観られなかったため、STUDIO COASTでの単独公演を観たのでした。最新作『REPENTLESS』を軸にしたセットリストは前回に似た感じですが、なぜでしょう、今回のほうが良かった気がします。いや、もっと言うと……ここ10数年観た中で一番良かったんじゃないでしょうか。ゲイリー・ホルト(G)が加わって時間が経ち、編成としてもかなり安定したのもありますし、『REPENTLESS』の楽曲が今のバンドに馴染んだというのもあるんでしょうけど、なんていうか……僕らがよく知ってる“あの”SLAYERが戻ってきたといいましょうか……非常に抽象的な表現で申し訳ないですが、そうなんですよ。完全に戻ってるんですよ、今のSLAYER。帝王って言葉がぴったりな、あのSLAYERに。セットリストもよかったなぁ。90分のセットで20曲くらい詰め込まれていて、特に終盤、「Seasons In The Abyss」から「Hell Awaits」「South Of Heaven」「Raining Blood」「Chemical Warfare」「Angel Of Death」という怒涛の流れは文句なしでした。ぶっちゃけ、首がもげましたもん(笑)。

 


▼SLAYER『REPENTLESS』
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2017年10月10日 (火)

NIGHT RANGER JAPAN TOUR@TOKYO DOME CITY HALL(2017年10月9日)

22256785_10155938314934548_6806675350245 NIGHT RANGERのライブを観るのは1996年の旧リキッドルーム、1997年の赤坂BLITZに続いて3回目。ということは、20年ぶりになりますね(笑)。解散前の80年代は地元住みだったため、なかなか気軽には足を運べず、状況してからDAMN YANKEESで初めてジャック・ブレイズ(Vo, B)を生で観て、メンツこそ違うけぞNIGHT RANGERの曲を初めて生で聴くことができたのでした。で、オリメン再結成での2度の来日を経て、今回。すでにジャック以外はブラッド・ギルス(G)とケリー・ケイギー(Vo, Dr)のみ。2014年以降はエリック・レヴィー(Key)、ケリ・ケリー(G)という布陣で活動を続け、同編成では今回が2度目の来日となります。

新作『DON'T LET UP』(2017年)を携えたジャパンツアーですが、タイミング的には『DAWN PATROL』(1982年)でのデビューから35周年という節目にあたり、結果としては新作ツアーというよりは完全グレイテストヒッツ的な内容+αで観る者を楽しませてくれました。

この日は広島から始まったツアーの最終日で、彼らにとって59回目の日本公演とのこと。なぜもう1公演やらせてあげられなかったの(苦笑)。まあそんな冗談はさておき、この日は「This Boy Needs To Rock」から勢いよくスタート。てっきり「Touch of Madness」はじまりかと思っていたので、裏をかかれた気分に。ギターソロにDEEP PURPLE「Highway Star」のフレーズをフィーチャーしたお遊びもあり、いきなり気持ちが高揚します。そこから「Seven Wishes」「Sing Me Away」という流れも非常に美しく、この頭3曲で完全に心をわし掴みにされました。

NIGHT RANGERの35周年なのに、しっかりDAMN YANKEESのヒット曲(「Coming Of Age」「High Enough」)をやってくれるサービス精神はうれしいものの、ブラッドがオジー・オズボーンのサポートを務めた経緯から「Crazy Train」カバー、ケリが過去活動を共にしたアリス・クーパーに敬意を表して「School's Out」のカバーまでやってくれるのは想定外。まあ、完全にお遊びといったテイストでしたが。

個人的には「The Secret Of My Success」みたいに忘れがちなヒット曲や「Passion Play」「Penny」といった地味曲、「Growin' Up In California」など2010年代以降の良曲もしっかりフィーチャーされていてご満悦。ブラッドのアーミングも間近で堪能できたし、バッドボーイズ風ルックスだけどテクは確かなケリの魅力にも気づけたし、いいこと尽くしの2時間でした。

次は40周年タイミングの前に来日してもらって、記念すべき60回目公演からジャパンツアーを始めてもらいたいですね。

 

【セットリスト】
01. This Boy Needs To Rock [feat. Gt Solo of “Highway Star”]
02. Seven Wishes
03. Sing Me Away
04. Coming Of Age [DAMN YANKEES cover]
05. Sentimental Street
06. Growin' Up In California
07. The Secret Of My Success
08. School's Out [ALICE COOPER cover]
09. Crazy Train [OZZY OSBOURNE cover]
10. Night Ranger
11. High Enough [DAMN YANKEES coves]
12. Night And Day
13. Goodbye
14. Four In The Morning
15. When You Close Your Eyes
16. Don't Tell Me You Love Me
<ENCORE>
17. Passion Play
18. Penny
19. Sister Christian
20. (You Can Still) Rock In America

2017年5月20日 (土)

MEGADETH JAPAN TOUR 2017 – Special Guest ANTHRAX@Zepp DiverCity(2017年5月18日)

2015年の『LOUD PARK 15』以来の来日公演となったMEGADETH。今回はANTHRAXがスペシャルゲストとして参加し、さらにオープニングアクトとしてHER NAME IN BLOOD(5月17日、19日公演)、THE冠(5月18日公演)が出演するとなれば、観ないわけにはいきません。本稿では、THE冠が“BIG4”と同じステージに立った18日のZepp DiverCity公演について記します。

当日、筆者は夕方からのlynch.へのインタビューを終え、その足でお台場へ移動。電車の中でTwitterのタイムラインをチェックすると……そこには悪い冗談が。英文でSOUNDGARDEN のシンガー、クリス・コーネル急逝」とあったのです……いやいや、意味がわからない。お台場に着くまで、とにかくさまざまな海外サイトを巡回し、この情報が間違いない事実であることが確認できました。現地時間5月17日、SOUNDGARDENがデトロイトでのライブを終えた後、滞在先のホテルで亡くなった、と。

そんなどんよりとした気持ちのまま、自分はこれから最高になること間違いなしのスペシャルライブを観なくてはいけないのか……なかば絶望にも似た気分の中、18時過ぎに会場入り。20分後には、THE冠が晴れの舞台に立つというのに……。

ですが、THE冠による究極のエンタテインメント・メタルショーによって、自分の目の前を覆っていた暗い霧は一気に晴れることになります。開場20分後にも関わらず、フロアは半分以上埋め尽くされた状態。オープニングSEが鳴り始めると同時に客席からは「カンムリーッ!」の声。バンドメンバー、そして冠徹弥がステージに登場すると、「よろしくお願いします!」の一声からライブに突入します。

1曲目は「帰ってきたヘビーメタル」。とてもオープニングアクトとは思えないほどの盛り上がりで、フロアにはいつの間にかモッシュやクラウドサーファーの姿も。コール&レスポンスでも思った以上のリアクションがあり、MCでは冠さんが「ウソ? (お客さん)こんなにあったかいの? よかったーっ!」と喜ぶ一幕もありました。続けて彼は「このオープニングアクトという役割は自分たちをアピールする場じゃない、次のANTHRAXにつなぐための役割りだ」と宣言。以降も時に激しさで、時にコミカルさで観客を掌握していきます。「こんな舞台に立てると思ってなかったです。25年ヘヴィメタルを続けてきて、本当によかったです」と感無量の冠さんは、ラストナンバー「担がれた冠」で会場をお祭り状態へと一変させ、約30分にわたるステージを完遂。この日の彼らのステージは間違いなく、国境の垣根をぶち壊すほどのものでした。

セットリスト
01. 帰ってきたヘビーメタル
02. 哀罠メタル
03. 糞野郎
04. 初志冠徹
05. 担がれた冠

THE冠がその役目を全うしたあと、ステージにはANTHRAXのセッティングが用意されていきます。場内のBGMがIRON MAIDEN「The Number Of The Beast」に切り替わると、場内のボルテージも一気に加速。曲終わりと同時に暗転すると、BLUES BROTHERSでおなじみの「I Can't Turn You Loose」が流れ始めます。さあ、ここからがショーの始まり。古くからのスラッシュファンにはおなじみの、あの不穏なギターフレーズが場内に響き渡ります。ANTHRAXの1曲目は今から30年前に発売された名作アルバム『AMONG THE LIVING』(1987年)のオープニングナンバー! ミドルテンポのリズムに合わせてオーディエンスが拳を上げ続け、テンポアップしたタイミングにジョーイ・ベラドナ(Vo)が猛ダッシュでステージに登場。30年という歳月の流れをまったく無視した、非常にアグレッシヴな歌と演奏でオーディエンスを圧倒します。スコット・イアン(G)のザクザクと気持ちよいリフ、チャーリー・ベナンテ(Dr)の軽やかさと重さを兼ね備えたリズム、フランク・ベロ(B)の激しく動きながら奏でられるバキバキのベース、そしてジョナサン・ドネイズ(G)が奏でる流麗なギターソロは、昨年11月に『KNOTFEST JAPAN 2016』で観たときよりもさらに存在感を増しています。おそらく会場の規模感や音響関係の影響もあるかもしれませんが、バンドとしては今がベストと言わんばかりのパフォーマンスが次々と繰り出されていきます。

そもそも、この日のセットリスト自体が『AMONG THE LIVING』30周年ライブと言われても不思議じゃないくらいの内容で、当日演奏された9曲のうち同作から4曲も披露。それ以外には「Madhouse」「Antisocial」といったおなじみの楽曲に、直近2作からの3曲という「ファンの求めるANTHRAX」と「バンドがプッシュしたい今のANTHRAX」を絶妙に織り交ぜたベスト選曲。「Breathing Lightning」や「Blood Eagle Wings」といった近作からの楽曲には80年代の彼らにはなかった個性も強く感じられるものの、約60分のセットリストの中で程よいアクセントになっていたし、それによってフロアのテンションがガタ落ちするということもなかった。結局、ANTHRAXは終始アゲ状態のまま、ラストの「Indians」まで突っ走り、ジョーイはご機嫌の様子でRAINBOW「Long Live Rock 'n' Roll」を熱唱してステージをあとにしました。

セットリスト
01. Among The Living
02. Caught In A Mosh
03. Madhouse
04. Fight 'Em 'Til You Can't
05. Breathing Lightning
06. Efilnikufesin (N.F.L.)
07. Blood Eagle Wings
08. Antisocial
09. Indians

30分近い転換を経て、いよいよこの日の主役・MEGADETHの登場。ステージセットはANTHRAXとは異なり、3つのLEDスクリーンが用意されただけのシンプルなもの。再び場内が暗転し、SEに乗せてスクリーンにMEGADETHのロゴが映し出されたと同時に、突如「Hangar 18」からライブに突入します。ステージ中央にはデイヴィッド・エレフソン(B)、そのすぐそばにデイヴ・ムステイン(Vo, G)、キコ・ルーレイロ(G)が立ち、後方にはヘッドフォンをした新加入のダーク・ヴェルビューレン(Dr)が構える。歌パートになるとムステインがマイクの前に移動し、そのヒステリックな歌声を会場中に響き渡らせる。早くもフロアにはムステインに合わせて歌う者、激しくヘッドバンギングする者、モッシュとも呼び難い激しい動きをする者などが続出。そのまま「Wake Up Dead」へとなだれ込むとフロアの熱気はさらに上昇し、この時点で今日のライブが最高のものになることは確約されたも同然です。当然、筆者自身も開演前に知った“あの”出来事のことをすっかり忘れさせられていたのですから……。

この日のセットリストは前日の大阪公演とほぼ同じもので、一部曲順が変わった程度。けど、そんなことどうでもいい!というほどに観客は次々繰り出される名曲群、そして最新アルバム『DYSTOPIA』(2016年)からの楽曲に興奮させられ、気づけば頭の中が空っぽになるまでヘドバンし続けていた。新ドラマーのダークは個人的にSOILWORKでの仕事ぶりを高評価していただけに、MEGADETHでもその正確無比のプレイぶりを発揮してくれ、改めて適任だなと実感させられました。また、キコもインテレクチュアルスラッシュメタルと呼ばれた80年代の楽曲、マーティ・フリードマンを迎えより正統派メタルへと進化した90年代の楽曲、さらなるオリジナリティを確立させたゼロ年代以降の楽曲を難なくプレイしつつ、そこに彼ならではのオリジナルなフレージングを織り交ぜることでその個性を提示。ガットギターを使った「Conquer Or Die!」あたりはマーティと比較されてもおかしくないけど、ここで改めてキコがマーティの代役でもなんでもなく、「あのANGRAのキコ・ルーレイロがMEGADETHで弾いてるんだ!」と強く印象づけることに成功したのではないでしょうか。

ムステインは終始ご機嫌で、曲間のMCでは笑顔を見せつつ日本のファンに対する感謝の言葉を述べる。1991年に初めてMEGADETHのライブを観たときに感じた、あのヒリヒリした感覚はもうそこにはなかったけど、今はもうこれでいい。いつ死んでもおかしくなかったムステインが、今日もこうしてステージに立ち、過去の代表曲とともに新曲をプレイしてくれるのだから。『DYSTOPIA』の楽曲も音源では「う〜ん、もうひと声!」と感じていたのに、生で聴くとここまで躍動感があってカッコいいものだったんだ!と知れて大満足だったしね。

けど、そういったハッピーな空気もエンディング間際に一変。「Peace Sells」を終え、そのままラストナンバー「Holy Wars… The Punishment Due」に突入するかと思いきや、ムステインは神妙な面持ちで「友人のクリス・コーネルが亡くなった。とても悲しい……」と語り、おそらく情報を知ってすぐにリハーサルしたと思われるSOUNDGARDEN「Outshined」をカバー。どこか苦しそうな表情で歌うムステインを目にし、それまで胸の奥にしまっていた悲しさが溢れ出す。そこから正真正銘のラストナンバー「Holy Wars… The Punishment Due」へと移行するのだけど、今まで彼らのライブで聴いてきた同曲の中でも、もっとも物悲しく響いた気がします。ムステインはギターソロで感情のすべてをぶつけるかのようにプレイし、最後の最後に「See you soon, Chris.」「みんな、また会おう」という言葉を残してステージをあとにしました。

予定外のカバーは喜ぶべきなんでしょうけど、何とも言えない気持ちを抱えたまま会場をあとにしたのは自分だけだったのかな。こんなこと言っては失礼だけど、いつ死んでいてもおかしくなかったムステインが今もこうしてステージに立ち続け、グランジシーンをサバイブしてきたクリスが自らの命を断つ……人生って本当に残酷なものだなと感じさせられたと同時に、こんなに最高なステージを今でも続けてくれるMEGADETHをまた観たい、だから明日からも自分の人生を全うしよう。そう強く思った一夜でした。

セットリスト
01. Hangar 18
02. Wake Up Dead
03. In My Darkest Hour
04. The Threat Is Real
05. Sweating Bullets
06. She-Wolf
07. Conquer Or Die!
08. Lying In State
09. Trust
10. Poisonous Shadows
11. Tornado Of Souls
12. Fatal Illusion
13. A Tout Le Monde
14. Post American World
15. Dystopia
16. Symphony Of Destruction
<アンコール>
17. Peace Sells
18. Outshined (SOUNDGARDEN Cover)
19. Holy Wars…The Punishment Due

2017年4月12日 (水)

STEVEN TYLER with THE LOVING MARY BAND: LIVE IN JAPAN 2017@日本武道館(2017年4月11日)

正直、スティーヴン・タイラーのソロアルバム『WE'RE ALL SOMEBODY FROM SOMEWHERE』がリリースされると決まったときはネガティブな感情しかなかったし、聴いてみたら実際良い内容だったけども、リリースから時間が経った今思うのは「やっぱりなぁ……」というどうしようもなくネガティブな気持ち。この感情を払拭するには、やはり4月に決定したソロ来日公演に行くしかないよな……ということで、発表された直後にチケットを確保したのでした。

武道館でAEROSMITH。正確にはエアロではなくスティーヴンのソロなんだけど、武道館で彼のパフォーマンスを観るのは、おそらく1994年の『GET A GRIP TOUR』以来。あのときは武道館で10公演近くやったり、横浜アリーナでもやったりと、本当に大成功ツアーだったよね。ちょうど春先だったんじゃなかったっけ? 僕も武道館に3回くらい足を運び、横浜アリーナにも行った記憶があるなぁ。

あいにくの雨の中、近場で18:40まで取材をしており、正直「ああ、オープニングには間に合わないなぁ……」と思っていたら、開演が20分近く遅れてくれたことで、余裕を持って席に着くことができました。1階席南東A列。限りなく南(真正面)寄りの最前列。最高じゃないですか。ブルースやカントリーに混ざりジョニー・キャッシュ「One」(U2のカバー)が流れた……と思ったら会場暗転。スクリーンにはスティーヴンのインタビュー映像などが映され、気付いたらステージ上にはバンドメンバーの姿が。そして、これまで何万回と聴いてきたあのベースのフレーズが……そう、1曲目はエアロの「Sweet Emotion」。ギター2人、リズム隊(ともに女性)という、バンジョー、そしてギターやハーモニカ、ピアノなどをプレイするマルチプレイヤー(女性)からなるTHE LOVING MARY BANDを携えたタイラー翁(あえてこう呼びたい)は、どこからどう見ても僕らがよく知ってる、あの“AEROSMITHのスティーヴン・タイラー”そのものでした。

さて、ここからはざっくばらんに感想を書いていきます。

僕が観たものは思ってた以上に、完全にAEROSMITHでした。正確には「AEROSMITHっぽい」、もっと正確に言うなら「タイラー翁が有能な若手ミュージシャンたちと、AEROSMITHの名曲たち(比較的ソフト路線)を愛でながら、時々ビートルズやらジャニスやらツェッペリンをカバーして、その合間にカントリー調のオリジナル曲を申し訳程度に演奏する宴」(やたら長い)という内容。そりゃあ悪い訳がない。当初思っていた以上に良かったし楽しかったです。

“AEROSMITHの名曲たち(比較的ソフト路線)”ということで、カバーされたのは80年代後半〜90年代の「売れ線ヒットシングル連発」期の楽曲ばかり。それが良い悪いではなく、ソロアルバムでやろうとしていることにもっとも近かった。だからこのセレクトは間違いないわけです。そこに「Sweet Emotion」と「Walk This Way」が入ることで、ライブにメリハリをつける。なんなら「Train Kept A Rollin'」もあるし、どうせカバーやるならツェッペリンもやっちゃおう!ってことで、「Walk This Way」からメドレー的に「Whole Lotta Love」までやっちゃう(しかもそれでライブを締めくくる)。タイラー翁が心のそこから楽しもうと思って、このツアーを計画したことがなんとなく理解できました。

バンドメンバーも素晴らしかった。6人中半分、しかもリズム隊が女性っていうのも良かったし、コーラス(主にベーシストとマルチプレイヤーの女性2人)もコーラスの域を超えたうまさ。で、タイラー翁がちゃんと彼女たちの見せ場を作ってあげたのも良かったと思う。

タイラー翁の調子はまずまず。以前と比べれば声は比較的出てたほうだと思います。高音が出切らずに要所要所ごまかすパートもあったけど、決めるべき箇所でちゃんと決めてたからしっかり歌えているように見えた(聞こえた)し、特に大きな問題なし。なにより現在69歳なのにここまでフロントマン然としたじいちゃん、数える程しかいないよね。圧巻です。

セトリは多分大阪とあまり変わらないのでは。序盤、日本のみでリリースされたソロ曲「Love Lives」(キムタク版ヤマトの主題歌)に客が無反応だったのには苦笑い。あと、エアロでもやってたことがある「Home Tonight」〜「Dream On」のメドレーはズルいし、ツェッペリン「Whole Lotta Love」の完コピは微笑ましかった。完コピといえば、バンドメンバーのエアロナンバーのコピー具合も目から鱗。散々聴き飽きた楽曲も、この編成で聴くのは悪くなかったよ。というか、愛が感じられましたし。と同時に、自分が思ってる以上に自分は今AEROSMITHのことを求めているんだと実感できた一夜でした。別にこのライブを観て「やっぱりスティーヴンの隣にはジョー・ペリーがいなくちゃ!」とか文句を言いたいわけじゃなくて、これはこれとして理屈抜きで楽しめました。

1時間45分くらいと、AEROSMITHの通常公演と比べたら若干短いけど、この程よさが今回はちょうど良かったと思います。これでソロアルバムを枚数重ねていったらソロ曲が増えて、ライブ自体が長くなりそうですしね。


[SETLIST]
01. Sweet Emotion [AEROSMITH]
02. Cryin' [AEROSMITH]
03. I'm Down / Oh! Darling [THE BEATLES]
04. Come Together [THE BEATLES]
05. Love Lives
06. Jaded
07. Love Is Your Name
08. I Make My Own Sunshine
09. Mercedes Benz [JANIS JOPLIN] / Piece Of My Heart [ERMA FRANKLIN]
10. Livin' On The Edge [AEROSMITH]
11. We're All Somebody From Somewhere
12. What It Takes [AEROSMITH]
13. My Own Worst Enemy
14. Home Tonight / Dream On [AEROSMITH]
15. Train Kept A Rollin' [TINY BRADSHAW / AEROSMITH]
--ENCORE--
16. Janie's Got A Gun [AEROSMITH]
17. Only Heaven
18. Walk This Way [AEROSMITH] / Whole Lotta Love [LED ZEPPELIN]



▼STEVEN TYLER『WE'RE ALL SOMEBODY FROM SOMEWHERE』
(amazon:国内盤CD / 国内盤CD+DVD / 海外盤CD

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