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2018/01/05

VAN HALEN『VAN HALEN』(1978)

このアルバムがもう40年前の作品だという事実にも驚かされるし、自分が聴くようになってすでに30年以上経過しているという事実にもびっくりしてしまいます。そんな、死ぬほど聴きまくった1枚であり、自分のギター感というものをひっくり返してくれた重要なアルバム。それがVAN HALENのデビューアルバムです。

もはや説明など必要ないですよね。エディ・ヴァン・ヘイレン(G)という歴史的ギタリストを世に送り出しただけでなく、デイヴ・リー・ロス(Vo)という稀代のエンターティナーを生んだ、ロック史に残すべき1枚。イギリスではパンクロック全盛でHR/HMは死んだと思われていた中、アメリカから突如現れた新たな形のハードロックバンド、それがVAN HALENでした。

THE KINKSの代表曲「You Really Got Me」をワイルドな演奏でカバーしたバージョンでおなじみの本作。オープニングを飾るヘヴィな「Runnin' With The Devil」、日本人好みのキャッチーさを持つ「Ain't Talkin' 'bout Love」といったオールタイムで演奏されてきたおなじみの楽曲が多数含まれています。また、ギターファンには「Eruption」というハードロックギターのお手本的インストが収録されていることでも知られているんじゃないでしょうか。

もちろん本作はそれだけではなく、アッパーなブギー「I'm The One」やパンク全盛期のこのタイトルか!というストレートなハードロック「Atomic Punk」、ポップさを前面に打ち出した「Jamie's Cryin'」、豪快なアメリカンロック「Feel Your Love Tonight」、ソウルフルな印象の「Little Dreamer」、デイヴのエンターティナーぶりがもっとも発揮された「Ice Cream Man」、ラストを飾るにふさわしいハードロックナンバー「On Fire」と本当に捨て曲なし。ギタープレイひとつ取っても、至るところに派手さなプレイが落とし込まれているし、それを支えるマイケル・アンソニー(B)&アレックス・ヴァン・ヘイレン(Dr)のリズム隊が生み出すグルーヴ感も聴き応え満点。特にバンド経験者や楽器を嗜む人には基礎中の基礎がたくさん詰まった、勉強になる点が多い1枚だと思います。

最近はリマスター盤もリリースされ、音がかなりクリア&迫力あるものに生まれ変わっていますが、もし機会があったらアナログ盤でも聴いてみてください。現行のリマスター盤とはいひと味違った迫力を味わえるはずですから。



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投稿: 2018 01 05 12:00 午前 [1978年の作品, Van Halen] | 固定リンク