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2019年10月29日 (火)

THE (INTERNATIONAL) NOISE CONSPIRACY『A NEW MORNING, CHANGING WEATHER』(2001)

THE (INTERNATIONAL) NOISE CONSPIRACYが2001年10月にリリースした、通算2作目のオリジナルアルバム。日本盤は1年遅れの2002年9月に、1stアルバム『SURVIVAL SICKNESS』(2000年)とあわせて発売されました。

THE (INTERNATIONAL) NOISE CONSPIRACYは、1997年にREFUSEDを解散させたデニス・リクセゼン(Vo)が新たに結成した5人組ガレージロック/ガレージパンクバンド。REFUSED同様にヨーロッパではBurning Heart Records、北米ではEpitaph Recordsと契約し、日本盤はBurning Heart流れでビクターからリリースされています。

2001〜2年というのは時期的に、ここ日本でTHE HIVESをはじめとした北欧ガレージロック/ガレージパンクに注目が集まり始めていた頃。広義ではMANDO DIAOCAESARSあたりもこのへんに含まれるのかな。そんな中、かのREFUSEDのフロントマン(と解散時のサポートベーシストであるインゲ・ヨハンソン)が新たに結成、しかもそれがガレージロック/ガレージパンクとあって、かなり注目が集まったのではないでしょうか。

とはいえ、僕自身は完全なる後追いで、この2作目からTHE (INTERNATIONAL) NOISE CONSPIRACYに触れることになり、オープニングトラックの「A Northwest Passage」1曲で完全にノックアウト。どツボにハマったわけです。

楽曲/サウンド自体はオルガンプレイヤーを含む60'sモッズ流れの、トゲトゲしたガレージロック。パンキッシュな側面ももちろん随所から感じられるのですが、それ以上にビリビリと伝わってくるテンションの高さに圧倒されてしまう。デニスのボーカルパフォーマンスの素晴らしさについては言うまでもなく、それを取り囲む緩急に富んだバンドアンサンブルの素晴らしさは特筆に値するものがあります。

冒頭2曲のストロングスタイルからの、サックスをフィーチャーした隙間の多いアンサンブルの「Bigger Cages, Longer Chains」や逆にノイズで隙間を埋める「Breakout 2001」の対比、終始テンション高めの6分強にわたる「Last Century Promise」、エンディングを飾るにふさわしいタイトルトラック「A New Morning, Changing Weather」と、全11曲/46分があっという間に感じられるのもこのアルバムの特徴でしょうか。THE HIVESあたりの30分前後をひたすら突っ走る作風も大好きですが、この“濃厚なのに体感数秒”的な作りも嫌いじゃない。このへんは、特に(解散前の)REFUSEDにも通ずるものがあるのかなと。

あと、このバンドに関しては特に歌詞に注目して聴いてほしいなと。そういう意味では、すでに廃盤状態ですが対訳の付いた日本盤にてチェックしていただきたい。彼らが当時起こそうとしていた“革命”の意味を、各楽曲から感じてもらいたいと思います。

バンド自体は2009年に解散しており、現在デニスはREFUSEDやINVSNといったバンドで活躍中。せっかくですし、忘れた頃にまた復活させてほしいな。

 


▼THE (INTERNATIONAL) NOISE CONSPIRACY『A NEW MORNING, CHANGING WEATHER』
(amazon:日本盤CD / 海外盤CD / MP3

 

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