カテゴリー「2019年の作品」の65件の記事

2019年7月17日 (水)

BARONESS『GOLD & GREY』(2019)

アメリカ・ジョージア州サバンナ出身の4人組バンド、BARONESSが2019年6月に発表した5thアルバム。

前作『PURPLE』(2015年)から3年半ぶりの新作となります。その間にリードギタリストが交代したり(2017年)、『PURPLE』収録曲の「Shock Me」がグラミー賞ベスト・メタル・パフォーマンスにノミネートされたり(2017年)と、何かと話題になることが多かった印象があります。実際、僕も前作で初めて彼らのアルバムに触れ、その魅力に夢中になったひとりです。

プロデュースは前作から引き続き、デイヴ・フリッドマン(MERCURY REV、THE FLAMING LIPS、MOGWAIナンバーガールなど)が担当。メタルというよりはハードロック……ストーナー・ロックやプログレッシヴ・ロック/メタル、あるいはサイケデリック・ロックの範疇にある、トゲトゲしていて生々しい、色彩豊かなサウンドメイキングが印象的な楽曲は本作でも健在ですが、今回は『PURPLE』と比べるとよりオルナタティヴ・ロック色が強まったかなというイメージ。HR/HM度は低いですが、それでもヘヴィな音楽を愛好するリスナーには十分にアピールする内容だと思います。

前作は全10曲で42分強というコンパクトな内容でしたが、今作は全17曲で60分という大作に仕上がっています。といっても、1〜2分程度のインタールードが数曲含まれており、それらが前後の楽曲をつなぐ役割を果たしているので、体感的には「17曲もある!」というより「大作が数曲、数珠つなぎに並べられている」というイメージかな。最近のサブスクリプションサービスでの配信を前提とした「1曲単位で聴かれる」という思想は完全に無視され、あくまでアルバム単位ですべてが進行している、そんな印象を受けます。

まあとにかく。オープニングの「Front Toward Enemy」からラストの「Pale Sun」まで、僕の中ではあっという間の1時間でした。とにかく音の密度が濃いし、適度な“隙間”があるにも関わらず実は情報量が多い。なので、17曲をザーッと聴き終えると少し余韻に浸ってからまたリピートしたくなる。肌感覚的に昨年リリースされたDEAFHEAVENの最新作『ORDINARY CORRUPT HUMAN LOVE』(2018年)に似た温度感/密度の1枚じゃないかと思いました。

つまり、最高ってことです。はい。

浮遊感と壮大さ、ヒリヒリ感やトゲトゲしさが混在した本作はメタルやラウドが中心のリスナーのみならず、もっと幅広い層にアピールすること間違いなしの1枚。手にしたのが7月に入ってからだったので上半期ベストアルバムの選から漏れましたが、確実に年間ベストに入る傑作。今のところ、ぶっちぎりの1位です。あー、一度ライブを生で観たいなあ(海外ではDEAFHEAVENと一緒にツアーしているとのこと。なにそれ最高じゃんか!)。

 


▼BARONESS『GOLD & GREY』
(amazon:海外盤CD / MP3

 

続きを読む "BARONESS『GOLD & GREY』(2019)" »

2019年7月16日 (火)

INDIANHEAD『SONGS FROM THE DELUGE』(2019)

アメリカ・メリーランド州ボルチモア出身のハードロックバンド、INDIANHEADが2019年6月に発表した1stアルバム。

2016年に結成されたという彼らはグラント・ウォーカー(Vo, G)、エリス・ティンズレイ(B)、クリス・ウィール(Dr)からなるトリオバンド。デジタルシングル「Carry The Weight」を昨年発表しており、本作はそれに続く作品となります。なお、CDなどフィジカルでのリリースはなく、デジタルダウンロード販売とストリーミングのみで試聴可能です。

たまたまSpotifyのディスカバリー経由で見つけたバンドですが、これが意外と好みにドンピシャでした。トリオバンドとは思えぬ重量感の、埃臭いヘヴィロックが展開されており、ボーカルも中音域で叫ぶように歌っている。

サウンド的にもミドルテンポ中心で、どこかサザンロック的な要素も感じられる。しかも、ただヘヴィ一辺倒というわけではなく、「John Song」のようなアコースティックテイストの男臭いバラードも含まれている。そういった意味では、全体的にザック・ワイルドが在籍するBLACK LABEL SOCIETYや、その前進のPRIDE & GLORYに近いのかな。こう書けば、なんとなくサウンドの方向性が想像できると思います。

ただ、ザックほどエネルギッシュなギタープレイは聴くことができないので、そこはご了承ください。

スライドバーを使ったプレイを多用していてクラシック・ロック的な側面が強いのかと思いきや、ザクザクしたギターリフがグランジや90年代初頭のヘヴィロック的だったりと若干モダンな要素も含まれている。そのへんは一時期のSHINEDOWNに似ているところもあるのかな。

とまあ、他者との比較ばかりになってしまい恐縮ですが……正直、まだこのバンド特有の個性というのは確立されていないのか、と。悪くはないけど、平均的なラインを超えられていない。もちろん、デビュー作としてはかなりの高品質ですが、将来性という点においては及第点かな。

とはいえ、オープニングトラックの「Poison Well」や先の「Johns Song」、グルーヴィーな「Slackjaw Suzie」、いかにもなバイカーズロック「Life According To Buddha」、ドブロギターを用いたドヘヴィな「Molly From The Mill」、7分超のダーク&サイケなブルースロック「Fall And Fold」など聴きどころは多いと思います。先に挙げたようなアーティストが好きなリスナーなら絶対に気に入る1枚だと思います。

 


▼INDIANHEAD『SONGS FROM THE DELUGE』
(amazon:MP3

続きを読む "INDIANHEAD『SONGS FROM THE DELUGE』(2019)" »

2019年7月10日 (水)

BLACK MIDI『SCHLAGENHEIM』(2019)

イギリス・ロンドン出身の4人組バンドBLACK MIDIが2019年6月に発表した1stアルバム。

かの名門レーベルRough Tradeからのリリースということでも話題になっている彼ら。メディア露出もほとんどない状態でのシングルリリースやゲリラ的なライブ活動で注目を集め、結成から1年という短い期間で知名度を高めました。

今年9月には初来日公演も決まり、ここ日本でも彼らに対する話題が増え始めたタイミングでのアルバムリリース。そりゃ話題にならないわけがない。

オープニングの「953」からしてヘヴィで分厚いアンサンブルを聴かせていますが、かといってラウド側のそれとは異なり、基本的にはオルタナティヴロックの範疇にあるサウンド。ポスト・パンク的な方向性に加えプログレ的展開やサイケデリックロック、あるいはブルージーなガレージロックなど、さまざまなジャンルを飲み込んだ縦横無尽のプレイでぐいぐい引っ張っていきます。

また、ただ激しいだけではなく静の要素も巧みに使い分けているので、適度な緊張感が伝わってくるし、途中でダレたり飽きることもなし。確かにこれは面白いですね。ちょっとDEATH GRIPSをサイケかつ知的にしたような(笑)。この浮遊感の強いサウンドは嫌いじゃないです。

ところどころで、ブリティッシュロックの歴史が垣間みえてくるメロディやフレージングにもクスッとしてしまうし(これ、意図的というよりも無意識なんでしょうね)、そういう部分がオッサンリスナーにもひっかかる。でも、基本的には「聴いたことがあるようで聴いたことがない」世界が展開されていて、聴き終えてからずっと「なんなんだろうな、これ」と考え込んでしまいました。

正直、彼らが今の停滞したロックシーンに風穴を空けてくれる、なんて思えないし思ってもいないし、実際難しいと思っている。だけど、こういうバンドが年に1組でも2組でも出てくると、「ロックもまだいけるんじゃないか……」と僅かながら期待してしまう。悲しい性(さが)ですね(苦笑)。

このアルバムが後世に残るほどすごいのか、それとも単なるトリックスターで終わるのか、現時点では判断に悩むというのが本音です。そういう意味では、9月の来日公演をこの目で観て判断できればと思います(映像からもそれは伝わりますが、やっぱりこの目で生で観ないと)。とかいいながら、そもそもスケジュール的に行けるのかどうか、現時点では見えないんですが……。

 


▼BLACK MIDI『SCHLAGENHEIM』
(amazon:日本盤CD / 海外盤CD / MP3

 

続きを読む "BLACK MIDI『SCHLAGENHEIM』(2019)" »

2019年7月 8日 (月)

D-A-D『A PRAYER FOR THE LOUD』(2019)

2019年5月末にリリースされた、デンマークのD-A-Dによる通算12作目のオリジナルアルバム。

2014年に結成30周年を祝うベストアルバム『DISN30LAND AF30R D30K』を発表しているものの、彼らがオリジナル作品は2011年の『DIC・NII・LAN・DAFT・ERD・ARK』以来8年ぶりのこと。ここ数作は本国でのチャートアクションも良好で、今作は1位を獲得しています。

80年代から幾度にわたりコラボしてきたニック・フォス(DIZZY MIZZ LIZZY、ティム・クリステンセン、MICHAEL LEARNS TO ROCKなど)をプロデューサーに、ルーン・ニッセン・ペターソンをミキシングエンジニアに迎えた本作は、完成までに3年近い歳月を要したとのこと。もちろん、その間にはツアーが入ったことで何度か中断もしているのですが、ベストアルバムで30年の活動にひとつの区切りをつけ、新たな領域へと突入しようとするバンドの強い意思のもと、根を詰めて制作と向き合ったんだなってことが十分伝わってくる1枚です。

とにかく、終始隙のないオールドスタイルのハードロックが展開されていて、オープニングの「Burning Star」からラストの「If The World Just」までの全11曲、約44分があっという間に過ぎ去っていきます。「あっという間」と書きましたが、別に印象に残らないという意味ではありません。どの曲も一度聴いたらシンガロングできそうなキャッチーさと、初めて聴いてもノレてしまうシンプルなカッコよさとが相まって、気づいたら気持ちよくなってアルバムの世界に入り込んでしまっている。シンプルにそれだけなんです。

また、「隙のない」という表現もサウンドそのものを指したものではなく、ロックンロールアルバムとしての起承転結が完璧という意味で用いたもの。音やアンサンブルそのものは適度の隙間が用意されたもので、重すぎず軽すぎずの程よさ。AC/DCを彷彿とさせるドライブ感の強いハードロックからミドルテンポのロックンロール、アコースティックギターを用いた男臭いバラードなど、この手のハードロックとしてはかなりバラエティ豊かなほうなんじゃないでしょうか。

基本的には世界デビュー(および日本デビュー作)となった3rdアルバム『NO FUEL LEFT FOR THE PILGRIMS』(1989年)での路線から大きな変化はありません。強いて挙げればパンキッシュさが減退したこと、楽曲のバラエティの幅が広がったこと、そして1曲1曲の“濃さ”が深まったこと。だけど、その小さな変化が実はこのアルバムに大きな影響を及ぼしていると思うんです。

『NO FUEL LEFT FOR THE PILGRIMS』から数えても今年で30年。音楽シーンの変化と同じで、そりゃあバンドにもいろんな変遷がありましたもの。でも、そういった“実験”がすべてこのアルバムに集約されている……というのは言い過ぎでしょうか。だけど、そう口にしたくなるくらい説得力の強い音が詰め込まれているんですよね。いやあ、最高にカッコいくてデカイ音で鳴らしたい、問答無用にクールな1枚です。

 


▼D-A-D『A PRAYER FOR THE LOUD』
(amazon:海外盤CD / MP3

続きを読む "D-A-D『A PRAYER FOR THE LOUD』(2019)" »

2019年7月 5日 (金)

TANK『RE-IGNITION』(2019)

NWOBHM(=New Wave Of British Heavy Metal)シーンが勃発して今年で40周年。そんなタイミングにDIAMOND HEADが最高な新作『THE COFFIN TRAIN』を発表するなど興味深い動きがありますが、今回紹介するTANKも同シーンから誕生したバンドのひとつ。彼らも今年4月にニューアルバム『RE-IGNITION』をリリースしています。

“ニュー”とはいうものの、正しくは最新スタジオアルバムと呼ぶべきなんでしょうか。だってその内容は、初期4作の収録曲を現編成でリレコーディングしたものなんですから。

いわゆる全盛期メンバーはミック・タッカー&クリフ・エヴァンスのギタリスト2名しか残っておらず(その彼らもデビュー時からのメンバーではなく、ミックは1983年の3rdアルバム『THIS MEANS WAR』、クリフは1984年の4thアルバム『HONOUR & BLOOD』から参加)、オリジナルシンガーのアルジー・ワード(Vo, B)もTANK名義で別バンドとして活動しているという……RATTQUEENSRYCHEあたりで見られた厄介なケースですね。

さて、このタッカー&エヴァンス版TANKですが、このアルバムで歌っているのは現PINK CREAM 69のデヴィッド・リードマン。そりゃ悪いわけがない。しかもドラムは元SODOMのボビー・シュトコウスキー、ゲストボーカルでSODOMのトム・エンジェルリッパー、CRADLE OF FILTHのダニ・フィルスが参加していると聞けば。ねえ?

楽曲自体はもちろん最高ですよ。暴走戦車なんてたとえられた初期の勢いこそ減退していますが、それでもパワフルさは健在。MOTÖRHEADのレミーと比較されたアルジーのボーカルはここにはありませんが、デヴィッド・リードマンのディストーションボイスもなかなかのものがあると思いますし、ツインリードを活かした極上のパワーメタルとの相性も抜群です。

僕自身、TANKってそこまでしっかり聴いてきた人間ではないので、ここに収められている楽曲のうち数曲程度しか知らないライト層。そんな人間が聴いても純粋に「カッコいい!」と思えて、何度もリピートしたくなる内容なんですから、推して知るべし。

録音状態は悪いけど勢いや初期衝動性の強さは随一のオリジナル音源と、現在の耳にも耐えうる最新のサウンドで安定感の強いプレイが楽しめる再録盤。どちらも一長一短あると思いますが、7月13日に控えた来日公演のことを考えたら、ここはまず現編成での再録盤を手にとっておきたいところ。オリジナル盤はそのあとからでも全然間に合いますし、あとから「やっぱり原曲のほうが最高だ!」って言えばいいだけの話ですから(笑)。

 


▼TANK『RE-IGNITION』
(amazon:日本盤CD / 海外盤CD / MP3

続きを読む "TANK『RE-IGNITION』(2019)" »

2019年7月 3日 (水)

HOLLYWOOD VAMPIRES『RISE』(2019)

アリス・クーパー(Vo)、俳優のジョニー・デップ(G, Vo)、AEROSMITHジョー・ペリー(G, Vo)を中心に結成されたスーパーバンド、HOLLYWOOD VAMPIRESの2ndアルバム(2019年6月発売)。

前作『HOLLYWOOD VAMPIRES』(2015年)では「70年代の狂騒の果てに死んでいったロック・スターたちを称える」というバンドコンセプトのもと、60〜70年代に活躍し亡くなったアーティストたちの楽曲をカバー。オリジナル曲(歌モノ)はたった2曲と潔さを感じさせる内容でした。

そこから4年を経て届けられた2作目では、カバーとオリジナル曲の比率が逆転。全16曲のうちインタールード4曲を除く12曲が歌モノで、今回カバーは3曲のみ。計9曲が新たに書き下ろされたオリジナル新曲ということになります。

オリジナル曲はアリス・クーパーの新作と言われても違和感がないほど、彼のパブリックイメージにぴったりなものばかり。新鮮さこそ皆無ですが、要所要所にジョー・ペリーらしさも感じられるし、何よりもHOLLYWOOD VAMPIRESが持つ従来のイメージにもリンクした“古き良き時代の、ゴージャスで危うさを伴うロックンロール”が展開されており好感が持てます。ぶっちゃけ、アリスのファンにとっては最新オリジナル作『PARANORMAL』(2017年)に続くニューアルバムと捉えてもらっても満足できる内容だと思います。

また、前作では多彩なゲスト参加も話題になりましたが、今作では「Welcome To Bushwackers」でのジェフ・ベック(G)とジョン・ウォーターズ(Spoken Words)のみ。後者は『ピンク・フラミンゴ』『ヘアスプレー』『シリアル・ママ』などカルト的作品で人気を誇る映画監督。こういった構成からも、バンドとしての個性を確立させたHOLLYWOOD VAMPIRESの自信が感じられるのではないでしょうか。

気になるカバー曲はジョニー・サンダース「You Can't Put Your Arms Around A Memory」、デヴィッド・ボウイ「Heros」、THE JIM CARROLL BAND「People Who Died」という、前作での選曲と比べたら多少マニアックな3曲。そうか、前作が発売された頃はボウイ、存命だったんですね……時の流れの残酷さを感じさせてくれます。なお、「You Can't Put Your Arms Around A Memory」ではジョー・ペリーが、「Heroes」ではジョニー・デップがそれぞれリードボーカルを担当しており、どちらも良い味出しまくり。特に「Heroes」は出色のカバーではないかと思います。

ちなみに、日本盤のみ2枚組ライブCD『HOLLYWOOD VAMPIRES LIVE』が付いた限定仕様も用意。こちらは2016年5月の音源とのことで、1作目に収録されていなかった「20th Century Boy」(T. Rex)、「Pinball Wizard」(THE WHO)、「Come Together」(THE BEATLES)、「Rebel Rebel」「Suffragette City」(ともにデヴィッド・ボウイ)、「Ace Of Spades」(MOTÖRHEAD)なども収録。そうか、2015年末〜2016年明けと続いたんですね、レミーとボウイ。

あ、AEROSMITH「Sweet Emotion」や「Train Kept A Rollin'」、アリス・クーパー「Eighteen」も楽しめるので、4000円ちょっと払ってCDを2タイトル購入するつもりなら、お安いもんじゃないかなと。オリジナルアルバム『RISE』同様、こちらもオススメです。

 


▼HOLLYWOOD VAMPIRES『RISE』
(amazon:日本盤CD / 日本盤3CD / 海外盤CD / MP3

続きを読む "HOLLYWOOD VAMPIRES『RISE』(2019)" »

2019年7月 1日 (月)

2019年上半期総括(ベストアルバム10)

恒例となった上半期ベスト。ひとまず7月1日現在の10枚を紹介したいと思います。バランスとしては洋楽5枚、邦楽5枚というセレクトで順位など関係なし。ミニアルバムやEPは外し、フルアルバムのみをピックアップしました。

 

BRING ME THE HORIZON『AMO』(amazon)(レビュー

THE CHEMICAL BROTHERS『NO GEOGRAPHY』(amazon

FEVER 333『STRENGTH IN NUMB333RS』 (amazon)(レビュー

WEEZER『WEEZER (BLACK ALBUM)』(amazon)(レビュー

THE WiLDHEARTS『RENAISSANCE MEN』(amazon)(レビュー

AAAMYYY『BODY』(amazon

Eve『おとぎ』(amazon

THE NOVEMBERS『ANGELS』(amazon

THE YELLOW MONKEY『9999』(amazon

ドレスコーズ『ジャズ』(amazon

洋楽は候補が多くて最初こそ迷いましたが、「よく聴いた5枚」という当初のこの枠のコンセプトに基づいて選んだら、すんなり決まりました。逆に邦楽は最後までドレスコーズとサカナクションとMORRIEさんの新作を入れるか入れないか迷い、結果としてこういう5枚に。MORRIEさんの新作、HMV限定販売ですし配信もないんですよね。そのへんも考慮してということではないですが、やっぱりドレスコーズ『ジャズ』はいろんな意味で衝撃だったので、初志貫徹で。

LONERIDER『ATTITUDE』(2019)

BAD COMPANYのサイモン・カーク(Dr)を中心に、FMのスティーヴ・オーヴァーランド(Vo)、HEARTLANDのスティーヴ・モリス(G)、THUNDERのクリス・チャイルズ(B)らで結成されたLONERIDER。その彼らが2019年4月(日本では同年5月)にリリースしたのが、本作『ATTITUDE』です。

スティーヴ・オーヴァーランドとスティーヴ・モリス、クリス・チャイルズはSHADOWMANというバンドでも活動しており(そちらのドラマーはTHUNDERのハリー・ジェイムズ)、なんとなくドラムが変わっただけじゃん……という気がしないでもないですが。

はい、そこのあなた。ある意味正解。むしろ、SHADOWMANでプレイされている楽曲よりもオールドスクールなブリティッシュ・ハードロックが展開されています。もっと言えば、BAD COMPANYテイストの楽曲(70年代のみならず、ポール・ロジャース脱退後の80年代のスタイルも含む)をSHADOWMANの面々が演奏している、そんなふうにも受け取れるのではないでしょうか。

オープニングの「My Imagination」こそ、オープニングのギタープレイに80年代的なフラッシーさを感じますが、楽曲自体はもっとオーソドックスなハードロック。スティーヴ・オーヴァーランドの味わい深い歌声が存分に発揮されており、そこに絡まるコーラスもソウルフルで良い味を出している。で、2曲目の「Lonerider」……地味(笑)。渋すぎますってば。以降もスロウ〜ミディアムの渋いブルースロックが続きます。

中盤以降、THUNDERにぜひカバーしてほしい「Angel Without Wings」や「One In A Million」、FREEが現代に蘇ったかのような「Rhythm Of Life」といったキャッチーなロックナンバーも配置されていますが、どちらかというとじっくり聴かせるタイプの楽曲がメインなのかな。日本盤ボーナストラックの「Have A Little Faith (Acoustic Version)」までの全13曲、約50分とそこそこボリューミーですが決して退屈することはないと思います。それだけ、曲も歌も演奏もしっかりしているので。

サイモン・カークはなぜこれをポール・ロジャースと一緒にやらなかったんだろうという疑問も残りますが、要するに若いプレイヤーたち(若いといっても、サイモンと比べたらという意味ですが)からインスパイアされるものが多かったってことなんでしょうね。結果、こうして水準以上の作品が生まれたのですから、我々リスナー的にはありがたい話ですが。

ただ、各メンバーがそれぞれにメインバンドを持っているだけに、なんとなく長続きしないような気が。そこだけが勿体ないです。

 


▼LONERIDER『ATTITUDE』
(amazon:日本盤CD / 海外盤CD / MP3

続きを読む "LONERIDER『ATTITUDE』(2019)" »

2019年6月28日 (金)

IMMINENCE『TURN THE LIGHT ON』(2019)

スウェーデンのポスト・モダンメタルバンド、IMMINENCEが2019年5月(日本では同年6月)にリリースした3rdアルバム。

エディ・ベイル(Vo, Violin)、ハラルド・バレット(G)、クリスティアン・ホイヤー(B)、ピーター・ハンストロム(Dr)の4人からなる彼らは、ご覧のとおりバイオリンをフィーチャーした、この手のバンドとしては興味深い編成。デビューアルバム『I』(2014年)ではその個性が遺憾なく発揮された、ドラマチックなポストハードコアサウンドが展開されていました。僕も完全な後追いですが、このデビュー作は本当に素晴らしいと思っています。

ところが、世界デビューおよび日本デビューとなった前作『THIS IS GOODBYE』(2017年)ではそのアグレッションが若干影を潜め、ポストロック的なエレクトロ・エフェクトが多用された、ドラマチックな歌モノ・メタルコアへと路線変更。前作を絶賛した一部のリスナーからは酷評されたようです(これはこれで悪くないんですけどね)。

さて、それではこの新作はどうなのかと言いますと、基本的には前作の延長線上にある1枚であることは間違いありません。アグレッシヴさは前作と同等か、あるいはそれより少しは増している気もしますが、何よりも全体的により洗練されたアレンジ/楽曲を楽しめるはずです。

ドラマチックさ、エモーショナルさは過去最高と言えるでしょう。例えばBRING ME THE HORIZON『AMO』(2019年)ARCHITECTS『HOLY HELL』(2018年)、あるいはPAPA ROACH『WHO DO YOU TRUST?』(2019年)あたりで表現された「ポスト・モダンメタルバンドのさらなるモダン化」が、ここでも追求されている、と受け取ることもできるんじゃないかと。少なくとも、その試みは前作のときよりも成功しているように感じられます。

プレスリリースによると、メンバーは前作リリース後に「何かを探し求めていたけど、その“何か”が自分でも判らずに、もがくばかりだった」とのこと。そんな産みの苦しみを経て、ようやく到達したのがこのアルバムなのだとしたら、この変化と成長を好意的に受け入れつつ、その作品で表現された「葛藤の中に見つけた光」を思う存分の爆音で楽しみたい。素直にそう思わずにはいられません。

個人的にはアルバム序盤〜中盤の、「Saturated Soul」「infectious」「The Sickness」「Death Of You」の流れが非常に素晴らしいなと。この雰囲気は先に挙げたアルバム群にもないものだと思いますし、ここ最近の若手ポスト・モダンメタルバンドの中でもかなり優れた内容ではないかと確信しています。もっと広まってほしいな。

 


▼IMMINENCE『TURN THE LIGHT ON』
(amazon:日本盤CD / 海外盤CD / MP3

続きを読む "IMMINENCE『TURN THE LIGHT ON』(2019)" »

2019年6月24日 (月)

STING『MY SONGS』(2019)

2019年5月発売の、スティングの通算14作目となるスタジオアルバム。本作はTHE POLICE時代およびソロ名義での楽曲を“リ・ワーク”したもので、EDM系プロデューサー/DJのデイヴ・オーデが手がけた再構築曲(主にソロ楽曲)と、マーティン・キアーズズンバウムがプロデュースしたバンド編成の再アレンジ曲が軸になっています。

まず、ダンストラック風に再構築された冒頭3曲(「Brand New Day」「Desert Rose」「If You Love Somebody Set Them Free」)は賛否分かれるところではないかなと。原曲の完成度が高いし、ライブでのアレンジもその都度さまざまだったとは思いますが、結局はこういう形でリミックス(ですよね?)でお茶を濁すしかなかったのかなと。思えばスティング、過去にも「Roxanne」をパフ・ダディのリミックスでヒットさせていますし、そういった(今の世代が知らないであろう過去の楽曲を現代的にリ・ワークすることで、楽曲の良さを再び浸透させる)狙いもあったのかなと。なので、原曲世代がブーたれるのも理解できるけど、ここはそっと目を瞑っておきましょう。

で、バンド編成で再レコーディングされた楽曲群は主にTHE POLICE時代のナンバーが中心。最近のライブで披露されているアレンジにほぼ近いものばかりで、原曲の良さを残しつつ現編成での個性を打ち出している。かつ、スティングの今の声量/声域に合わせて節回しを変えたり、キーを下げたりしているわけです。

そりゃ、オールドファンはどの曲も原曲への思いが強いでしょうから、ここで展開されているアレンジや演奏には不満もあるでしょう。ていうか、だったらこのアルバムに手を出さなきゃいいわけですが(とはいっても、それでも聴きたくなってしまうのがファンとしての悲しいサガなのも重々理解しています)……。

キャリアとしては最終コーナーを折り返したスティングが、現在の活動と合わせて今一度過去と向き合った結果、こういう作品に着手した。そういう意味では、本作は『57TH & 9TH』(2016年)での手応えがあってこその1枚なのかなと思います。

そりゃあ20〜30代の彼が醸し出す緊張感やスリリングなアンサンブルは皆無ですよ。ただ、今の年齢でなければ出せない安定感と成熟感は20〜30代の彼には出せないものであり、ロックが老いと向き合う/成熟していくことの意味を体現しているという点においては評価すべき作品だと思います。

なんだかんだで名曲しか入っていないし、原曲を収めたベスト盤を聴き飽きたであろう人には新鮮さや新たな魅力を見つけることができるかもしれない、そんな可能性も秘めた作品集。“今の耳”で楽しみたい1枚です。

 


▼STING『MY SONGS』
(amazon:日本盤CD / 海外盤CD / MP3

続きを読む "STING『MY SONGS』(2019)" »

より以前の記事一覧

その他のカテゴリー

1963年の作品 1966年の作品 1967年の作品 1968年の作品 1969年の作品 1970年の作品 1971年の作品 1972年の作品 1973年の作品 1974年の作品 1975年の作品 1976年の作品 1977年の作品 1978年の作品 1979年の作品 1980年の作品 1981年の作品 1982年の作品 1983年の作品 1984年の作品 1985年の作品 1986年の作品 1987年の作品 1988年の作品 1989年の作品 1990年の作品 1991年の作品 1992年の作品 1993年の作品 1994年の作品 1995年の作品 1996年の作品 1997年の作品 1998年のライブ 1998年の作品 1999年のライブ 1999年の作品 2000年のライブ 2000年の作品 2001年のライブ 2001年の作品 2002年のライブ 2002年の作品 2003年のライブ 2003年の作品 2004年のライブ 2004年の作品 2005年のライブ 2005年の作品 2006年のライブ 2006年の作品 2007年のライブ 2007年の作品 2008年のライブ 2008年の作品 2009年のライブ 2009年の作品 2010年のライブ 2010年の作品 2011年の作品 2012年のライブ 2012年の作品 2013年の作品 2014年の作品 2015年の作品 2016年の作品 2017年のライブ 2017年の作品 2018年のライブ 2018年の作品 2019年のライブ 2019年の作品 =LOVE A New Revenge A Perfect Circle AAAMYYY AC/DC Accept Aerosmith AFI After the Burial aiko Air (France) AIR (Japan) AKB48 Alcatrazz Alcest Aldious Alice Cooper Alice in Chains Almighty, the Alter Bridge Altitudes & Attitude Amaranthe American Head Charge American Hi-Fi Anaïs Andrew W.K. Andy Black Andy McCoy Andy Taylor Angra Annihilator Annisokay Anohni ANTHEM Anthrax Anti-Flag Aphex Twin Appice Arcadia Arch Enemy Architects Arctic Monkeys Aretha Franklin Armored Saint ARROWS, the Art of Fighting Ash Asia Asian Dub Foundation ASIAN KUNG-FU GENERATION Asking Alexandria At The Drive-In Atari Teenage Riot Atomic Bitchwax, the Audioslave Avenged Sevenfold Avril Lavigne Azusa B'z Baby Chaos BABYMETAL Babyshambles Backyard Babies Bad Company Bad English Bad Moon Rising Badlands Baroness BAZRA Be the Wolf Beartooth Beastie Boys Beatles, the Beck Behemoth Belle & Sebastian Ben Folds Ben Harper Bernard Butler Berryz工房 Biffy Clyro Big Brother and the Holding Company Billy Corgan Billy Idol Billy Talent BiSH Björk Black Crowes, the Black Earth Black Label Society Black Midi Black Sabbath Black Star Riders Black Veil Brides BLANKEY JET CITY Blessing a Curse Blind Guardian Blind Melon Bloc Party Blood Orange Blue Murder Bluetones, the Blur Boards of Canada Bon Iver Bon Jovi BON-BON BLANCO bonobos BOOM BOOM SATELLITES BOOM, THE Boris Born of Osiris Boston Boston Manor Boxer Rebellion, the Boy George BOØWY BRAHMAN brainchild's Brian May Brides of Destruction Brides of Lucifer Bring Me the Horizon Brink, the Bruce Dickinson Brujeria Brutal Truth Bryan Adams BUCK-TICK Buckcherry Budderside Buddy Guy Buffalo Daughter BUGY CRAXONE Bullet for My Valentine Bulletboys Bullets and Octane BUMP OF CHICKEN Buono! Burn the Priest Burning Witches Bush Butch Walker Butcher Babies Cacoy Caesars callme Cane Hill Carcass CAROL Catatonia Cathedral Cats in Boots Charlatans, the Charlie Sexton Cheap Trick Chemical Brothers, the Children of Bodom Chk Chk Chk (!!!) Chris Cornell Chrome Division Chthonic Chuck Berry Chvrches Cigarettes After Sex Cinderella Clam Abuse Clash, the Click Five, the Clutch CO-FUSION Cocco Code Orange Coheed and Cambria Colbie Caillat Coldplay Compilation Album Confusion Master Converge Cornelius Cornershop Corrosion of Conformity Courteeners, the Courtney Barnett Courtney Love Coverdale・Page Cozy Powell Cradle of Filth Crazy Lixx Cream Creed Cribs, the Crosses (✝✝✝) Crossfaith Cry of Love Crystal Lake Cult, the Culture Club Cure, the Cybernauts Cymbals D'ERLANGER D-A-D Dachambo Damageplan Damn Yankees Damned Things, the Damned, the Danger Danger Danzig Darkness, the Dashboard Confessional DATE COURSE PENTAGON ROYAL GARDEN DATS Datsuns, the Daughtry David Bowie David Lee Roth Dead by April Dead by Sunrise Dead Cross Dead Daisies, the DEAD END Dead Kennedys Deafheaven Death Angel Death of Lovers Debbie Gibson DECAYS Deckard Deep Purple Def Leppard DEF.DIVA Deftones delofamilia Delorean Demolition 23. Departure, the Depeche Mode detroit7 Devin Townsend Project Diamond Head DIAMOND☆YUKAI Diffuser Dillinger Escape Plan, the Dimmu Borgir Dinosaur Jr. Dio DIR EN GREY Dirty Pretty Things Distillers, the Disturbed Dizzy Mizz Lizzy DMBQ Dogs D'Amour, the Dogs Die in Hot Cars Dokken Don Dokken Donavon Frankenreiter Donnie Vie Doors, the Down downy Dragon Ash DragonForce Dream Theater Dreamboy Dreams Come True Dregen DRY & HEAVY Duff McKagan Duran Duran DUST'N'BONEZ, THE DYGL Earthshaker eastern youth EGO-WRAPPIN' ELECTRAGLIDE Electric Six Elliott Smith Eminem Emperor End Machine, the ENDRECHERI Enforcer Entombed Enuff Z' Nuff Eric Clapton Eskimo Callboy Europe Eurythmics Evanescence Eve Exodus Extreme E・Z・O Faceless, the Fair Warning Fairground Attraction Faith No More Falco Fall Out Boy Faster Pussycat Fatboy Slim Fate Father John Misty Fear Factory Feeder Feeling, the Fever 333, the Fight Filter Firehouse Firestarter Firewind Five Finger Death Punch Flashcubes Flatbacker Fleetwood Mac Flotsam and Jetsam Flyleaf FM Foo Fighters Foreigner Fountains of Wayne fra-foa Frank Black Frankie Goes to Hollywood Franz Ferdinand Freddie Mercury Free Fudge Tunnel Fugees, the FUJI ROCK FESTIVAL Funeral for a Friend Futureshock Fuzzbubble G. Love Gamma Ray Garbage Garth Brooks Gary Moore Gathering, the Gene Simmons Genesis George Harrison George Lynch George Michael Georgia Satellites, the Get Up Kids, the GHEEE Ghost Gilby Clarke Gin Blossoms Ginger Wildheart GLAY Glenn Hughes GLIM SPANKY GO!GO!7188 Godsmack Godspeed GOING STEADY GOING UNDER GROUND Gojira Goldie Lookin Chain Gotthard Graham Bonnet Grapevine Graupel GREAT ADVENTURE Great White Green Day Greta Van Fleet GTR Gun Guns n' Roses H.P. オールスターズ Halestorm Halford Hanoi Rocks Hanson Hardcore Superstar Hardline Harem Scarem HARISS Harry Styles Hatebreed Haunted, the Heart HEATWAVE Hellacopters, the HELLO WORKS, THE Hellogoodbye Helloween Helmet HER NAME IN BLOOD Hermann H. & The Pacemakers Hi-STANDARD hide HIGH and MIGHTY COLOR HIGH-LOWS, THE Hives, the Hole Hollywood Rose Hollywood Vampires Honeycrack Hoobastank Huaska Hurricane Hurricane #1 HUSKING BEE I See Stars Iggy Pop Ihsahn Imminence Impellitteri Imperial State Electric In Flames In the Soup Incubus Indianhead INORAN Inxs Iron Maiden Izzy Stradlin J Jack Johnson Jack White Jake Bugg James Bay James Brown Jane's Addiction Janet Jackson Janis Joplin Japan Jeevas, the Jeff Beck Jeff Beck Group Jeff Buckley Jellyfish Jerusalem Slim Jesus & Mary Chain, the Jesus Jones Jet Jetboy Jimi Hendrix Jimmy Page Jimmy Page / Robert Plant Joe Lean & the Jing Jang Jong Joe Lynn Turner Joe Perry Joe Satriani Joe Strummer & the Mescaleros John Corabi John Diva & The Rockets of Love John Lennon John Sykes Johnny Winter Jomi Massage Jon Bon Jovi Jon Spencer Blues Explosion, the Jonathan Davis Josh Todd Josh Todd & the Conflict Joss Stone JOUJOUKA Journey Joy Division Judas Priest JUN SKY WALKER(S) Juno Reactor JYOCHO Kaato Kadavar Kamasi Washington Kasabian Katatonia Katmandu Keane Keith Richards KEMURI Ken Yokoyama Kendrick Lamar KENZI & THE TRIPS Killers, the Killing Joke Killswitch Engage King 810 King Crimson King's X Kingdom Come KISS Kix KLF, the Knack, the KOOK Korn Kottonmouth Kings Kraftwerk Kreator Kula Shaker Kurt Vile KXM Kylie Minogue L'Arc-en-Ciel L.A.Guns La'cryma Christi LA-PPISCH Lacuna Coil Lady Gaga Lamb of God Last Days of April Led Zeppelin Lemon Twigs, the Lemonheads, the Lenny Kravitz Liam Gallagher Libertines, the Like a Storm Lily Allen Limp Bizkit Linkin Park Lita Ford Little Angels Little Caesar Living Colour Lonerider Lords of Black LOST IN TIME Lou Reed LOUD PARK Loudness LOVE PSYCHEDELICO LOVEBITES Luby Sparks Lucer Lullacry LUNA SEA Lynch Mob M/A/R/R/S Machine Gun Kelly Machine Head Mad Capsule Markets, the Mad Season Madball Madonna Magic Numbers, the Maison book girl MAN WITH A MISSION Mando Diao Manic Eden Manic Street Preachers Manowar Mansun Mantar Marilyn Manson Mark Slaughter Marmozets Mars Volta, the Marvelous 3 Massive Attack Mastodon Matchbox Twenty Matt Cameron Matthew Sweet McAuley Schenker Group MD.45 Meathook Seed Megadeth MELTONE Mercury Rev Meshuggah Metal Church Metallica Michael Jackson Michael Monroe Michael Schenker Michael Schenker Fest Michael Schenker Group Michael Sweet Mick Jagger Midnight Bankrobbers Mighty Mighty Bosstones, the Migos mihimaru GT Ministry MO'SOME TONEBENDER MODS, THE Mogwai Mondo Generator Mondo Grosso Monkees, the Monster Magnet Mooney Suzuki, the Morrie Mother Love Bone Motley Crue Motorhead Mott the Hoople Mouse on Mars Mr. Big Mr. Mister Mr.Children MUCC Mudhoney Muse Music, the Mutation My Chemical Romance My Little Lover Myles Kennedy Nailbomb Napalm Death Nashville Pussy Nelly Nelson Neurotic Outsiders Neve New Order New York Dolls NEWS NGT48 Nicke Borg Homeland Nickelback Night Ranger Nine Black Alps Nine Inch Nails Nirvana Noel Gallagher's High Flying Birds Nothing NOVEMBERS, THE Nuclear Valdez O.P.KING Oasis Obituary Oblivion Dust Obscure Ocean Colour Scene OCEANLANE Of Mice & Men Offspring, the OGRE YOU ASSHOLE ONE OK ROCK Oneohtrix Point Never Opeth ORANGE RANGE Orbital Ordinary Boys, the Orgy Orianthi ORIGINAL LOVE Outrage Overkill Ozzy Osbourne Panic! at the Disco Pantera Papa Roach Paradise Lost Paul Draper Paul McCartney Paul Stanley Paul Weller PE'Z PEALOUT Pearl Jam PENPALS Perfume Periphery PERSONZ Pet Shop Boys Peter Gabriel Phantom Planet Phil Campbell and the Bastard Sons Phish Pig Destroyer pillows, the Pink Cream 69 Pink Floyd Pixies Placebo Plastic Tree Playmates, the Poison Polaris Police, the Polyphonic Spree, the POLYSICS Porcupine Tree Portishead Power Station, the Powerman 5000 Praying Mantis Predators, the Pretty Boy Floyd Pretty Maids Pride & Glory Primal Scream Primus Prince Privates, the Probot Prodigy, the Prong Protest the Hero Public Enemy PUFFY Pulp pupa Qemists, the Queen Queens of the Stone Age Queensryche Quiet Riot Quireboys, the R.E.M. Raconteurs, the Radiohead RADWIMPS Rage against the Machine Rainbow Rammstein Ramones RAMRIDER Rancid Rapture, the RAREDRUG Rasmus, the Ratt Raven RCサクセション Red Dragon Cartel Red Hot Chili Peppers Red Warriors Reef Refused Rex Brown RHYMESTER Richie Kotzen Richie Sambora Ride Riot Riot V RIP SLYME Rise of the Northstar Rival Sons RIZE Rob Zombie Robert Plant Rock City Angels ROCK IN JAPAN FESTIVAL ROCKBOTTOM Rocket from the Crypt Rolling Stones ROMANS RON RON CLOU Ronnie Wood Rooster ROOSTERS, THE ROSSO ROVO Roxy Music RSO Run D.M.C. Rush Russian Circles Sabaton Sacred Reich Sads Salems Lott Sam Smith Samantha's Favourite Sammy Hagar Santana Saosin Saxon SBK Scorpions Scott Weiland Scour Screaming Soul Hill Sean Lennon Sebastian Bach Secret Machines SEKAI NO OWARI Selfish Cunt Senses Fail Septic Tank Sepultura Serj Tankian Sevendust SEX MACHINEGUNS Sex Pistols Shadow King Shadows Fall Shinedown Shinning Shobaleader One Sick of it all Sigh Sigue Sigue Sputnik Silver Ginger 5 Silvertide Simple Minds Simply Red SION Sixx:A.M. SKE48 SKETCH SHOW Skid Row Skin Skindred Skunk Anansie Slash Slash's Snakepit Slaughter Slayer Sleep sleepyhead Slipknot Sloan Slowdive Smashing Pumpkins Smiths, the smorgas SNAKE HIP SHAKES Sneeze Snow Patrol SOFT BALLET Soilwork Sons of Apollo Sons of Texas sora tob sakana Soul Asylum Soul Flower Union Soulfly Soulwax Soundgarden South Spaghetti Vabune! Sparta Sparta Locals Spiritual Beggars Spiritualized Spoon Squarepusher SR-71 STALIN, THE Starcrawler Static-X Steel Panther Steelheart Stephen Pearcy Steriogram Steve Perry Steve Stevens Steve Vai Steve Winwood Steven Tyler Stevie Salas Stills, the Sting Stone Roses, the Stone Sour Stone Temple Pilots Stooges, the Strokes, the Struts, the Stryper Strypes, the STU48 Styx Suede Suicidal Tendencies Sum 41 SUMMER SONIC SUPER BUTTER DOG Super Furry Animals Super$hit 666 Superchunk SUPERSNAZZ Survive Sweet & Lynch Syrup16g System of a Down t.A.T.u. Taking Back Sunday Tank task have fun Team Sleep Tears for Fears Teenage Fanclub Television Terence Trent D'Arby Terrorizer Terrorvision Tesla Tesseract Testament THEE MICHELLE GUN ELEPHANT Them Crooked Vultures Therapy? Thin Lizzy Thirteen Senses Thirty Seconds to Mars Thunder Thunderpussy Tin Machine Tinted Windows TMG TNT Toad the Wet Sprocket Todos Tus Muertos Tokyo Dragons Tokyo Motor Fist TOKYO ZAWINUL BACH Tom Misch Tommy Lee Tony MacAlpine Tool Tortoise Toto Towers of London Traening Train Travis TREEBERRYS TRICERATOPS Trivium Trixter Twenty One Pilots Twisted Sister Two (2wo) Two Door Cinema Club Two Lone Swordsmen Tygers of Pan Tang U.D.O. U2 UA UFO Ultraphonix Underworld Unearth United Unkle Vader Vain Van Halen Veil of Maya Velvet Revolver Venom Verve, the Vibrators, the Vince Neil Vinnie Vincent Invasion Vixen Voivod w-inds. W.A.S.P. WANIMA Warrant Warrior Soul Weezer Wham! Wheatus While She Sleeps White Lion White Stripes, the Whitesnake Who, the Wildhearts, the Willard, the Winger Wings Witch Within Temptation Wombats, the Wrench W(ダブルユー) X JAPAN Yellow Magic Orchestra YELLOW MONKEY, THE Yes Yngwei Malmsteen YO-KING Yo-Yo's, the Zakk Wylde Zeppet Store ZIGGY ZYX ZZ Top ℃-ute 「100番勝負」 「10年前」 「1年のまとめ」 「20年前」 「AIN'T IT FUN」 「CCCD」 「DJ / イベント出演」 「R.I.P.」 「アンケート」 「ゾ」 「ネットラジオ」 「フェス」 「仕事紹介」 「再結成」 「分析ネタ」 「平成の30枚」 「私的ベスト10」 「記事一覧」 「音楽配信」 あぁ! おとぎ話 くるり けやき坂46 すかんち どうぶつビスケッツ×PPP ぼくのりりっくのぼうよみ ももいろクローバーZ ゆず ゆらゆら帝国 アイドルネッサンス アンジュルム インビシブルマンズデスベッド ウルフルズ エイプリルズ エレファントカシマシ カントリー娘。 カントリー娘。に石川梨華(モーニング娘。) カントリー娘。に紺野と藤本(モーニング娘。) カーネーション キュウソネコカミ キリンジ ギターウルフ クラムボン クリープハイプ クレイジーケンバンド グループ魂 ゲスの極み乙女。 コンタクト サザンオールスターズ サンボマスター サ上と中江 ザ・クロマニヨンズ スカート スガ シカオ スチャダラパー ストレイテナー スネオヘアー スピッツ スーパーカー ソニン タンポポ チャットモンチー トリプルファイヤー ドレスコーズ ナンバーガール ニューロティカ ハナレグミ ハロー!プロジェクト ピーズ, The フィッシュマンズ フジファブリック フラワーカンパニーズ プッチモニ マキシマム ザ ホルモン ミドリ ミニモニ。 ムーンライダーズ メロン記念日 モーニング娘。 モーニング娘。おとめ組 モーニング娘。さくら組 ユニコーン レミオロメン ロッカーズ ロマンポルシェ。 三浦大知 中島美嘉 中村一義 中村佳穂 中澤裕子 乃木坂46 佐野元春 八代亜紀 凛として時雨 加藤いづみ 勝手にしやがれ 原田知世 吉井和哉 堂島孝平 大槻ケンヂ 大江慎也 太陽とシスコムーン(T&Cボンバー) 奥田民生 宇多田ヒカル 安倍なつみ 小沢健二 小泉今日子 尾崎豊 岡村靖幸 岡村靖幸と石野卓球 左とん平 市井紗耶香 布袋寅泰 平井堅 後浦なつみ 後藤真希 忌野清志郎 怒髪天 惑星 折坂悠太 推定少女 新垣結衣 日暮愛葉 星井七瀬 星屑スキャット 星野みちる 星野源 曽我部恵一 月島きらり starring 久住小春(モーニング娘。) 有村竜太郎 朝霧 Jam 木村カエラ 東京スカパラダイスオーケストラ 松浦亜弥 柴田淳 桑田佳祐 森重樹一 椎名林檎 椿屋四重奏 欅坂46 氣志團 氷室京介 永井ルイ 浅井健一 浜崎あゆみ 浜田麻里 渋さ知らズ 片平里菜 玉置成実 田中フミヤ 真心ブラザーズ 矢口真里 砂原良徳 私立恵比寿中学 米津玄師 絢香 羅針盤 美勇伝 菊地成孔 藤本美貴 道重さゆみ 遠藤ミチロウ 銀杏BOYZ 陰陽座 電気グルーヴ 頭脳警察 飯田圭織 1975, the 2 Many DJ's 22-20s 3 Colours Red 44MAGNUM 54-71 9mm Parabellum Bullet

2019年7月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

カテゴリー

無料ブログはココログ