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2020年2月 4日 (火)

MAMMOTH MAMMOTH『KREUZUNG』(2019)

2019年11月上旬に発売された、MAMMOTH MAMMOTHの5thアルバム。日本盤未発売。

彼らはオーストラリア・メルボルン出身の4ピースバンド。ストーナー・ロックの影響下にある爆走ガレージロックをベースに、ファズの効いたギターと疾走感のあるリズム、吐き捨てるようなボーカルスタイル、そして時に見せるサイケデリックな味付けが魅力で、僕自身も2ndアルバム『VOLUME III: HELL'S LIKELY』(2012年)で初めて彼らの音に触れました。

久しぶりに聴いたMAMMOTH MAMMOTHの新作ですが、過去のイメージから1ミリもズレない、想像どおりのイキのいいロックンロールを聴かせてくれます。

オープニングを飾る「I'm Ready」の冒頭、ハイハットで刻むカウントパートだけで小便チビリそうになるくらいのカッコよさを感じるし、絶妙なヘタウマボーカルも相変わらず。ボーカルの上で泣きまくるギターフレーズにもゾクゾクする。MOTÖRHEADIRON MAIDENをミックスしてガレージにぶち込んだような、そんな音。悪いわけがない。

かと思えば「Wanted Man」では同郷の大先輩AC/DCの初期を彷彿とさせるハードロックを聴かせてくれるし(と同時に、初期のKISSっぽさも感じられる)、タイトルからしてど直球すぎる「Motherfucker」は直線的に突っ走る問答無用の爆走ロケンローだし、アルバムタイトルトラック「Kreuzung」では独特のグルーヴィーさが散りばめられた暗黒ダンスチューンに仕上がっている。

かと思えば、BLACK SABBATHにも通ずるギターリフを持つスモーキーなブギー「Tear It Down」があったり、イントロのアコギにキュンとするのも一瞬、すぐに速度200キロで突っ走り出す「Tonight」もあるし、その狂いっぷりに悪魔も逃げ出しそうな「Mad World」、低音ボーカルがクセになる「Lead Boots」など、ただただスピード違反寸前に疾走するだけではもの足りず、いろいろなフレイバーも用意していく。くそっ、姑息だぞ!(そんなこと全然ないんだけど)

こういうロックンロールを前にすると失語症寸前というか、ぶっちゃけ「言葉はいなら。とっとと聴け!」と思ってしまうわけです。が、それではこのテキストもすぐに終わってしまうので、こうやっていろいろ説明を書いているわけですが……。

ああもう! これ読むの、ここで止めていいから、今すぐ下のリンクからストリーミングサービスに飛ぶか、貼ってあるYouTube動画を再生してください。考える前に跳べ。まさにそんな1枚です。

 


▼MAMMOTH MAMMOTH『KREUZUNG』
(amazon:海外盤CD / 海外盤アナログ / MP3

 

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