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2021年1月 4日 (月)

CHILDREN OF BODOM『HATE CREW DEATHROLL』(2003)

本当は今年の1月4日から最低1週間くらい、4年以上続いた毎日更新をお休みする予定だったんです。モチベーションがちょっと落ちてきたので、また書きたいと思えるまではいいかな……って。

ところが、1月4日もあと数時間で終わろうとしているこのタイミングに、アレキシ・ライホの訃報が飛び込んできて。取材帰りの出先で、SNS経由で知ったのですが、ショックが大きくて。自分でもここまでショック受けるなんて思いもしませんでした。

というわけで、今日は特別にCHILDREN OF BODOMについて書きたいと思います。

本作『HATE CREW DEATHROLL』は2003年1月6日にリリースされた、CHILDREN OF BODOMの4thアルバムにして出世作。日本盤は同年2月5日に発売されました。

本作で本国フィンランドのアルバムチャートで初めて1位を獲得。このアルバムのチルボドの入門編として挙げる人も多いくらい、非常に聴きやすい/入っていきやすい1枚だと思います。

シンセを取り入れたクラシカルな王道クサメタルを下敷きにしつつ、90年代半ばから勃発したメロディックデスメタルの要素を強く打ち出した独特なスタイルは、本作でひとつの完成形へと到達。PANTERA以降のグルーヴメタルのテイストや、L.A.メタル的ロックンロール要素も随所に散りばめつつ、サビではシンガロングできそうなわかりやすくキャッチーなメロディを採用することで、メロデスが苦手なリスナーにも取っ付きやすさを感じさせてくれる。また、ギターリフやソロパートも非常にクールで耳に残るものばかり。改めてアレキシという稀代のギターヒーローの才能も、ここで存分に味わえるはずです。

楽曲に関してはとにかく名曲揃い。オープニングを飾る「Needled 24/7」を筆頭に、ラストのタイトルトラック「Hate Crew Deathroll」まで捨て曲一切なしで、グルーヴィーさを感じさせる「Sixpounder」にドラマチックな「Bodom Beach Terror」や「Angels Don't Kill」、イントロのドラムフレーズ(トラック的には前曲「You're Better Off Dead」のアウトロ)がモロにJUDAS PRIEST「Painkiller」な「Lil' Bloldred Ridin' Hood」などクセものばかり。次作『ARE YOU DEAD YET?』(2005年)ではグルーヴメタル側に寄り始めるので、クラシカルなクサメタルが好きなリスナーはぜひ本作から触れてみることをオススメします。

ボーナストラックには恒例のカバー曲が。哀愁味に満ちたRAMONES「Somebody Put Something In My Drink」と、スラッシーなSLAYER「Silent Scream」というタイプの異なる2曲を楽しむことができます。個人的にはこのバンドのロックンロールテイストが色濃く表れた前者がお気に入り。

チルボド自体はメンバー3人が脱退したことで、2019年末にほぼ活動終了状態に突入。アレキシはBODOM AFTER MIDNIGHTという新バンドで昨年から活動を始めたばかりでした。まだ41歳という若さでこの世を去るなんて。ダメだよ、自分より若いミュージシャンが俺より先に逝ってしまうのは……。

 


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