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2022年11月 8日 (火)

GUNS N' ROSES JAPAN TOUR 2022@さいたまスーパーアリーナ(2022年11月6日)

Img_6264 とりあえず、GUNS N' ROSES初日公演レポートからの続きになるので、先にこちらを読んでおいてくださいませ

初日の時点で結構な満足度の高さで、これは2日目も同じセトリだったとしても不満ないかも……と思って臨んだ2公演目にして最終日。この日は在宅でリモートでのお仕事が午後から複数あり、とてもじゃないですが16時からのオープニングアクト(BAND-MAID)には間に合わない。なんならもう1組(GRANRODEO)も観れるか観れないか微妙。

結果、会場に到着したのは17時40分。どっちも観たかった……。

初日は下手側200レベルスタンド後方でしたが、この日は上手側200レベルスタンド前方。前日よりもメンバーを肉眼で確認できる距離感でした。初日が20分遅れでスタートしたのでこの日も……と思っていたら、なんと18時5分には会場暗転。時間厳守、大人か!

席の位置もあるのかもしれませんが、この日はオープニングの「It's So Easy」からダフ・マッケイガンのベースの輪郭がはっきり聴き取れる。アクセル・ローズのボーカルもクリア。座席の位置もあるのかもしれませんが、前日よりもストレスなく楽しめました。

序盤の流れは前日とまったく一緒。「Welcome To The Jungle」に入る前のインストセッション(「Rumble」)でのスラッシュのギタープレイが前日以上に冴えまくっており、思わず「おおっ!」と唸ってしまったのはここだけの話。

5曲終え、前日にはなかったバンドセッションに突入。なんじゃこれ、知らないぞ……と思っていたら、途中で聴き覚えのあるリフレインが飛び込んできて……「Better」でした。イントロをいじっていたのですね。ソロは手数の多いフラッシーなパートをリチャード・フォータスが、オーソドックスめなプレイをスラッシュが担当しているのですが、スラッシュも比較的速弾きに対応していて、なかなか面白いものが拝めました。

この日は「Live And Let Die」の前にはアクセルが挨拶していたような記憶が。前日よりも早いタイミングでしたよね。この曲も含めてですが、スラッシュのソロやちょっとしたフレージングが比較的タメ気味で、それがバシッと決まった瞬間の気持ちよさが前日以上。さらに微細なトーンコントロールも絶妙で、「この人、こんなに上手だったっけ?」と思うほどに神がかっていました。

その神がかり具合が最初にピークを迎えたのが「Estranged」。正直、そこまで好きな曲というわけではないんですが、オープニングのボリュームコントロール含め、ちょっとした匙加減が完璧すぎた。冒頭の一音で鳥肌立ちましたから。スラッシュのギターでここまで鳥肌立てたの、初めてかもしれない(これまでは単純にかっけー!で終わってましたから)。

もちろん、アクセルのボーカルも(現在のコンディション、歌唱スタイルにおいて)前日以上の出来で、安心して楽しめる。ダフもその佇まいがカッコいいに全振りだし、「ああ、ガンズ観てるんだな、自分」と何故かホロっとしてしまったのはここだけの話(笑)。

さて、スラッシュ(「さて」なのか)。その後も本当に素晴らしく、「Rocket Queen」でのマウスワウ&ボトルネックを使ったトリッキーなプレイでも存在感の強さを放ち、ダフ歌唱の「Attitude」(前日から変わりましたね)ではセッションパートでも粋なフレージングを放りこんでくる。

そして、圧巻だったのが「Civil War」からギターソロ(「Born Under A Bad Sign」セッション)、そして「Sweet Child O'Mine」へと続く怒涛の流れ。特にギターソロパートは前日とは異なるタッチで、先ほどの「Estranged」以上に鳥肌ビンビン。ああ、俺やっぱりこの人のギター大好きだ……ってことを30年ぶりに思い出しました(昨年スラッシュモデルのレスポール買ってるくせに)。もうね、感無量でしたよ。「Sweet Child O'Mine」を泣きながら歌う日が来るなんて、高校生の頃には想像もしてなかったよ。

歌謡ショーチックな「November Rain」を経て、ステージからピアノが捌けると、何故かスツールが3つ用意される。あれ、もう「Blackbird」やるの?と思っていたら、さらなる歌謡ショー的展開に。ジミー・ウェブのカバー「Wichita Lineman」の出番です。アクセル、完全に晩年のエルヴィスとイメージが重なります(外観含めて)。なるほど、こういうレイドバックした空気に持ち込むのね。で、「Knockin' On Heaven's Door」へと続くわけですか。納得です。ザ・アメリカ、ビバ・ラスベガス。

アンコールは「Coma」(前日以上の凄みでした)から「Blackbird」への流れは一緒。さて、「Patience」と思っていたらスツール片付けられて「Don't Cry」へ。時計に目をやると、21時まで15分を切っていました。なるほど、時間的な問題か……と意地悪な見方をしてしまう自分。まあいいや、前日聴けなかった「Don't Cry」ですから。最後の最後は前日以上にはっちゃけた「Paradise City」で締めくくり、21時ジャストにライブ終了。前日の2時間45分から10分増の約3時間。標準コースより若干長めのセットで、有終の美を飾りました。

アクセルもすでに60歳。今後どんどん高音が厳しくなっていくでしょうから、今の歌唱スタイルをどんどん極めていくことになるんでしょう。ですが、ファルセット含めた音程のコントロールが巧みで、歌唱力という点に関しては不安点さが目立った90年代以上。一長一短あるものの、彼がガンズを諦めない限りは、ファン歴35年の自分はずっと(ポジティブな気持ちで)応援し続けたいと思います。

そして、スラッシュ……本当に申し訳なかった。あなた最高だ。ソロでの来日も実現したら、全部追いかける所存です。

そんな“今”に浸っていると、まもなく『USE YOUR ILLUSION』のボックスセットが発売されて、否が応でも過去との比較が始まってしまう(苦笑)。あの頃がカッコよすぎたんだから仕方ないんだけどね。

そんなこんなで、櫻坂やら日向坂やらも控えていますが、しばらくガンズ熱は収まりそうにありません(きっと今月下旬のCHEAP TRICKGOJIRAまで続くんだろうな)。

【セットリスト】
01. It's So Easy
02. Mr. Brownstone
03. Chinese Democracy
04. Slither [VELVET REVOLVER cover]
05. Rumble [Intro] 〜 Welcome To The Jungle
06. Better
07. Double Talkin' Jive
08. Live And Let Die [WINGS cover]
09. Reckless Life
10. Estranged
11. Shadow Of Your Love
12. Rocket Queen
13. You Could Be Mine
14. Attitude [MISFITS cover / Vo: Duff]
15. Absurd
16. Hard Skool
17. Civil War 〜 Machine Gun [Outro]
18. Slash Guitar Solo [Band Jam]
19. Sweet Child O'Mine
20. November Rain
21. Wichita Lineman [JIMMY WEBB cover]
22. Knockin' On Heaven's Door [BOB DYLAN cover]
23. Nightrain
--ENCORE--
24. Coma
25. Blackbird [Inst.] 〜 Don't Cry
26. Paradise City

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