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2022年12月 4日 (日)

KISSのベストアルバムを総括する(2022年版)

ブライアン・アダムスAEROSMITHに続く「ベストアルバムを総括する」シリーズ第3弾(シリーズだったのか……)はKISS。まあとにかくベスト盤やコンピ盤、ボックスセットが多い方々ですが、今回は数あるベスト盤の中からレーベル主導で制作された『MILLENNIUM COLLECTION』シリーズを除く、バンド側の公式リリースに絞ってセレクトしております。中には新曲やレアトラックなど含まないもの、現在廃盤でサブスクでも配信されていないものも含まれていますが、あえて掲載してみます。

とにかく非常に長いエントリーなので、心してお読みください……(苦笑)。

 

 

『DOUBLE PLATINUM』(1978)

 

1978年4月2日にリリースされたKISS初のグレイテストヒッツアルバム。アナログ2枚組、CD1枚もの。

リリース当時のメンバーはポール・スタンレー(Vo, G)、ジーン・シモンズ(Vo, B)、エース・フレーリー(G, Vo)、ピーター・クリス(Dr, Vo)のオリジナル編成。新曲こそ皆無ですが、既存楽曲に加え「Strutter」のリテイクバージョン「Strutter '78」やリミックステイクなどが豊富。サブスクではApple Musicはフルで楽しめますが、Spotifyでは「Calling Dr. Love」と「Black Diamond」が歯抜け状態。Amazon Musicでは配信すらされていないようなので、どうにかしていただきたいものです。

詳しくはこちらのエントリーを参照のこと。

 


▼KISS『DOUBLE PLATINUM』
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『KILLERS』(1982)

 

1982年6月15日にリリースされた、KISSにとって2作目の公式コンピレーションアルバム。アナログ/CDともに1枚もの。

当時のメンバーはポール・スタンレー、ジーン・シモンズ、エース・フレーリー、エリック・カー(Dr, Vo)。日本やオーストラリアなどアメリカ以外の諸国で先行発売。当時はここでしか聴くことができなかった新曲4曲(「I'm A Legend Tonight」「Down On Your Knees」「Nowhere To Run」「Partners In Crime」)がかなり話題となりました。ジャケットにエースの姿はあるものの、当時はすでにバンドから脱退しており、新曲のレコーディングにはのちにバンドに加入するブルース・キューリック(G)の実兄ボブ・キューリック(G)がリードギターとして参加しています。

詳しくはこちらのエントリーを参照ください。

 


▼KISS『KILLERS』
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『CHIKARA』(1988)

 

1988年5月25日に日本限定でリリースされたコンピレーションアルバム。CD1枚もの。

当時のメンバーはポール・スタンレー、ジーン・シモンズ、ブルース・キューリック、エリック・カー。この年の春に10年ぶり(ノンメイクアップ時代としては初めて)の来日公演が決定したことを受け、それにあわせて日本のみ10万枚限定で制作されたレアアイテム。今となっては10万枚も刷ったのか!って驚きですけどね。内容は「Rock And Roll All Nite」や「Love Gun」などの70年代ヒットよりも、「Creatures Of The Night」や「Lick It Up」「Heaven's On Fire」「Tears Are Falling」などの80'sヘアメタル期が中心。主にシングルカット/MV制作された楽曲が中心で、そんな中に「I Was Made For Lovin' You」のリミックスバージョンという初CD化レア音源が含まれているのが売りかな(のちに「Psycho Circus」シングルのカップリングで世界的にCD化されました)。

枚数限定生産ということで、現在は廃盤。ただ、中古盤ショップを回れば意外と簡単に見つけられるはず。値段もそこまで張っていないので(Amazonは論外!)、気になる方はぜひチェックしてみてください。

 


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『SMASHES, THRASHES & HITS』(1988)

 

1988年11月15日にリリースされた、KISSにとって3作目の公式コンピレーションアルバム。CD1枚もの。

当時のメンバーはポール・スタンレー、ジーン・シモンズ、ブルース・キューリック、エリック・カー。日本では『CHIKARA』から間を空けずに発表されることになりましたが、『KILLERS』未発売だった北米などの海外諸国では『DOUBLE PLATINUM』以来10年ぶりのベスト盤。考えてみたら「I Was Made For Lovin' You」はもちろん、80年代の楽曲をまとめたコンピが10年も出ていなかった事実に驚かされます。

内容は「Let's Put The X In Sex」「(You Make Me) Rock Hard」の新曲2曲や、一部楽曲のリミックス、そしてエリック・カーが歌唱した「Beth」など、単なるベスト盤では片付けられない楽曲が多数。北米盤ではなぜか直近の新作『CRAZY NIGHTS』(1987年)からの楽曲が含まれていません(ヨーロッパ盤には「Crazy Crazy Nights」「Reason To Live」収録)。とはいえ、ヘアメタル期のヒットシングルが簡単におさらいできるので、実はもっとも手軽に楽しめる入門盤かもしれません。

詳しくはこちらのエントリーを参照ください。

 


▼KISS『SMASHES, THRASHES & HITS』
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『GREATEST KISS』(1997)

 

1997年4月8日にリリースされたKISSの公式コンピレーションアルバム第4弾。日本盤は1997年1月の来日公演にあわせて、1996年12月9日発売。CD1枚もの。

リリース当時のメンバーはポール・スタンレー、ジーン・シモンズ、エース・フレーリー、ピーター・クリス(Dr, Vo)。オリジナル編成およびメイクアップ期へと回帰した彼らのワールドツアーにあわせて制作されたもので、北米、ヨーロッパ、日本とそれぞれ収録曲が一部異なるのが特徴。

これまでのコンピのように新曲やリミックス曲は皆無で、既発曲がリマスタリングされている程度。ただ、それだけでは売りがなさすぎるので、1996年6月28日のデトロイト公演から「Shout It Out Loud」のライブ音源を追加。こちらは当時MVも制作されています。

オリメン時代にこだわった選曲なので、『SMASHES, THRASHES & HITS』以降に生まれたヒット曲「Hide Your Heart」「Forever」「Unholy」などは未収録。ただ、北米盤以外では「God Gave Rock 'N' Roll To You II」が選出されているのが謎かも。なお、日本盤のみ海外盤未収録の「C'mon And Love Me」「Rock Bottom」がセレクトされております。このへん、いかにもですね。

サブスクでも聴くことができますが、Apple Musicでは日本盤バージョンで配信、Spotifyはヨーロッパバージョンでの配信のようです。

 


▼KISS『GREATEST KISS』
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『THE BOX SET』(2001)

 

2001年11月20日にリリースされたKISS初のボックスセット。日本盤は同年12月19日発売。CD5枚組。

リリース当時のメンバーはポール・スタンレー、ジーン・シモンズ、エース・フレーリー、エリック・シンガー(Dr, Vo)。2000年に解散宣言をしたKISSは『The Farewell Tour 2000-2001』を開始するも、その序盤でピーター・クリスが脱退してしまい、エリックが呼び戻されることになります。

ということで、このボックスセットは解散を前提として制作されたもので、約30年におよぶKISSのキャリアを総括しつつ、豊富な未発表曲/デモ音源などを含む全95曲が収録。その内容はKISS結成前にポール・スタンレーとジーン・シモンズが組んでいたWICKED LESTER時代の3曲(うち2曲はKISSでリメイクされる「She」「Lover Her All I Can」)、KISSがメジャー契約する際に用意したデモ音源、既発曲のデモテイクやライブ音源、さらにはアルバム未収録となったボツ曲などかなり興味深い内容となっています。個人的には朗らかなアレンジの「She」は大好物です(笑)。

当時はかなり貴重なボックスでしたが、その後さまざまなアルバムのデラックス盤などにも収録されることで重複しているテイクもあり、今となっては「デビュー前の貴重な音源が聴けるよ!」くらいの価値かな。

なお、本作は当時ミニチュアギターケース仕様の『地獄のギター・ケース』が1000セット限定、シガーボックス仕様の『地獄のシガー・ボックス』が5000セット限定で発売。120ページにおよぶブックレットも封入されていました。現在はダウンロード購入できたりサブスクで聴くことができます。良い時代になりましたね。

 


▼KISS『THE BOX SET』
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『THE VERY BEST OF KISS』(2002)

 

2002年8月27日にリリースされたKISSのコンピレーションアルバム。日本盤は『地獄の宝石 〜ヴェリー・ベスト・オブ・KISS』の邦題で、2004年5月21日発売。CD1枚もの。

当時のメンバーはポール・スタンレー、ジーン・シモンズ、トミー・セイヤー(G, Vo)、エリック・シンガー(Dr, Vo)。この年の2月に行われたソルトレイクシティ冬季五輪閉会式で「Rock And Roll All Nite」を披露したのを最後に、エース・フレーリーが脱退。それまでエースに付きっきりで初期KISS曲の演奏レクチャーをしていたトミーが昇格する形で5代目ギタリストに就任します。

すでに2001年の時点で『The Farewell Tour 2000-2001』が終了し、単発のイベントで数曲披露するのみという状態だった中発表された本作。新曲や未発表テイクの類は一切含まれていませんが、「Rock And Roll All Nite」がシングルヒットした『ALIVE!』(1975年)からのライブバージョンだったり、「Detroit Rock City」が『DOUBLE PLARTINUM』(1978年)収録のリミックスバージョンだったり、ちゃっかりエースのソロ曲「New York Groove」が入っていたり、ノーメイク時代の「Lick It Up」「Forever」「God Gave Rock 'N' Roll To You II」が含まれていたりと一筋縄でいかない内容。70年代の楽曲も「Got To Choose」や「Hotter Than Hell」「I Want You」「I Stole Your Love」といったシングル化されていない楽曲が多く、マニアックさも感じさせます。そんな中、「C'mon And Love Me」が選ばれているのがうれしい。

微妙な時期でのリリースとあって、当初は日本盤リリースは見送られましたが、2004年5〜6月に来日公演が決定したことにあわせて約2年遅れで発表されています。

 


▼KISS『THE VERY BEST OF KISS』
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『ALIVE! 1975-2000』(2006)

 

2006年11月26日にリリースされたボックスセット。日本盤は『アライヴ!ボックス』の邦題で、同年12月13日発売。

そのタイトルからもわかるように、これまでに発表されたライブアルバム『ALIVE』シリーズをまとめたもの。もともとCD1枚ものだった『ALIVE III』(1993年)はそのままの形ですが、当初はCD2枚組だった『ALIVE!』(1975年)『ALIVE II』(1977年)がそれぞれ無理やりCD1枚に凝縮されています。しかし、別レーベルから発表された『KISS SYMPHONY: ALIVE IV』(2003年)は未収録。なので、このタイトルなのですね。

これだけだと既発作品をまとめただけの中途半端なボックスですが、もちろん売りになるポイントもあります。なんと、本邦初公開となる『ALIVE! THE MILLENNIUM CONCERT』がDISC 4として収録されているのです。1999年12月31日にカナダ・バンクーバーで収録されたこのライブ音源は、当初『ALIVE IV』としてリリースされる予定でしが、所属レーベルの吸収合併などの巻き込まれリリースが頓挫してしまいます。『KISS SYMPHONY: ALIVE IV』が別レーベルから発表された理由はここにあったわけです。

当初は『ALIVE! THE MILLENNIUM CONCERT』のためだけに高額なボックスを購入せざるを得ませんでしたが、現在はデジタル/サブスクで単品配信されているのでご安心を。1996年からスタートしたオリメンでのツアーの集大成的内容なので、これだけでもチェックする価値はあるかと思います。

 


▼KISS『ALIVE! 1975-2000』
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『地獄烈伝』(2008)

 

2008年8月27日に日本限定でリリースされた新録ベストアルバム。CD1枚もの。

当時のメンバーはポール・スタンレー、ジーン・シモンズ、トミー・セイヤー、エリック・シンガー。この布陣では初のスタジオ作品となります(以降、今日まで不動の4人)。この年の夏、日本で公開された映画『デトロイト・メタル・シティ』にジーンがジャック・イル・ダーク役で出演しており、かつ同映画関連のサウンドトラックや音楽作品がソニーから発表されたこともあり、本作はKISSのアルバムで唯一のソニー流通作品となります(同時期に映像アーカイヴ作品『KISSOLOGY』シリーズも同レーベルから発売)。

全15曲が収録されていますが、内容的にはオールタイムベスト的選曲かつライブの定番曲が中心。「Hotter Than Hell」のようにライブでそこまで披露される機会がない曲や、「Lick It Up」「Heaven's On Fire」「Forever」などノーメイク時代の曲もしっかり用意されています。メイクこそしているものの、すでにオリメンでないことから70年代の楽曲に縛られる必要もなくなりましたしね。

オープニングの「Deuce」や「Detroit Rock City」が比較的ゆったりめで最初こそユルさを覚えますが、当時のライブがすでにこれくらいのテンポ感だったので、こんなもんかなと。70年代の楽曲と80年代の楽曲が同じ質感で演奏されていることで、全体の統一感は全コンピレーションアルバム中随一ではないでしょうか。また、「Black Diamond」ではエリック・シンガーが(スタジオ作品で初めて)ボーカルを披露しています。そういった点でも、なにげにレア度が高い1枚だと思います。

本作はCD単品のほか、1977年の日本武道館公演のレア映像(当時NHKで放送されたもの)を収めたDVD付き仕様も用意。この公演は2000年代に再放送されたほか、先の『KISSOLOGY』シリーズにも収録されていますが、高額商品に手を出しにくい方は今作の初回限定盤を探してみてはどうでしょう。

なお、本作はサブスク未解禁。海外では『SONIC BOOM』(2009年)のデラックス盤に付属する形で発売されています。

 


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『IKONS』(2008)

 

2008年10月21日にリリースされたボックスセット。日本盤未発売。

本作はCD4枚組作品で、それぞれに『THE DEMON』『THE STAR CHILD』『SPACE ACE』『THE CAT MAN』とサブタイトルが付けられています……って、そのタイトルからも想像できるかと思いますが、ジーン・シモンズ、ポール・スタンレー、エース・フレーリー、ピーター・クリスが歌唱した楽曲をディスクごとにまとめた、これまでありそうでなかった代物なのです。

音源はすべて既発曲で、レア音源は皆無。なのに、なぜか当時購入してしまったのは“アイテム”としての価値を感じたからなのかな。アートワークもシンプルかつ魅力的ですし。収録内容はKISSの楽曲はもちろん、それぞれのソロアルバムからもセレクトされています。特にエースはKISS時代に歌唱した楽曲が限られているので、ソロ作から4曲も選ばれています(ってピーターも3曲選出されてるけど)。

ジーンのディスクがいきなり「God Of Thunder」から始まっていたり、ポールは「Detroit Rock City」「Love Gun」の2連発だったり、エースは冒頭から「New York Groove」「Shock Me」で出し尽くした感強いし(笑)、ピーターは「Hard Luck Woman」始まりとそれぞれに個性が発揮されており、数あるKISS関連コンピの中でももっとも味わい深い作品ではないでしょうか。個人的にも聴く頻度が高い作品集です。

にしても、こんな企画が成立するハードロックバンドってKISSくらいじゃないですかね。本当に稀有な存在だわ。

 


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『KISS 40: DECADES OF DECIBELS』(2014)

 

2014年5月23日にリリースされたコンピレーションアルバム。日本盤は同年6月4日発売。CD2枚組。

バンドのデビュー40周年を記念して制作された、久し振りのレアトラック入りベストアルバム。40周年にちなんで40曲がセレクトされており、『THE BOX SET』(2001年)初出の「God Of Thunder」デモテイク、本作が初出となる未発表曲「Reputation」、日本初出となる「Deuce」2004年のライブ音源や「Cold Gin」2008年ライブ音源、「Crazy Crazy Nights」2010年ライブ音源なども含まれています。あ、日本未発売だった『SONIC BOOM』(2009年)から「Modern Day Delilah」も選ばれているので、喜んでください。

代表曲が別バージョンやシングルミックス/ラジオエディットなどで収録されているのは、CD2枚に無理やり40曲収めようとした結果でしょうか。それともレア度を意識してのセレクトなのでしょうか。なんにせよ、コレクター心をくすぐる仕様は商魂たくましいKISSらしいなと思います。

なぜか「Love Gun」が選ばれていない点が解せませんが、キャリアを大まかに総括できているのではないでしょうか。

 


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『THE BEST OF KISS 40』(2015)

 

2015年1月28日に日本限定でリリースされたコンピレーションアルバム。CD1枚もの。

本作は同年3月に決定した来日公演の向けて企画された、『KISS 40』をよりコンパクトにした内容。20曲をCD1枚に凝縮したものですが、本家『KISS 40』には未収録の楽曲/バージョンも多く、『KISS 40』を持っていてもスルーできない代物となっています。

目玉はももいろクローバーZとのコラボ曲「Samurai Son」。現時点でKISS最後の新録曲になるのかな。同日発売のももクロのシングル『夢の浮世に咲いてみな』が元となっており、「Samurai Son」は同一楽曲の英詞&メロディの異なるバージョン。クレジットにはメンバー全員の名前が掲載されていますが、ポール・スタンレーがエンジニアのグレッグ・コリンズと共作したものとあって、おそらく演奏(ドラムはプログラミングだと思います)は2人によるものではないでしょうか。

『KISS 40』未収録だった「Love Gun」のほか、『KILLERS』(1982年)から「I'm A Legend Tonight」が選ばれていたり、「Rock An Roll All Nite」や「Detroit Rock City」「Crazy Crazy Nights」などがスタジオバージョンだったりと、変にライブ音源や別テイクでお茶を濁すことがないのは、さすが日本企画といったところでしょうか。

日本限定リリースにも関わらず、サブスクでも配信されているのは非常にありがたい限りです。

 


▼KISS『THE BEST OF KISS 40』
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『KISSWORLD: THE BEST OF KISS』(2017)

 

2017年6月2日にリリースされたコンピレーションアルバム。日本盤未発売。CD1枚もの。

本作は2017年5月からスタートした(当時ラストツアーと言われていた)『Kissworld Tour』にあわせて制作されたもの。全20曲入りで未発表音源はゼロ、すべてスタジオ音源で統一されています。

「Crazy Crazy Nights」で始まり、「Rock And Roll All Nite」「I Was Made For Lovin' You」「God Gave Rock 'N' Roll To You II」と続く構成は正直疑問ですし微妙ったらありゃしない。もう少しライブを意識した構成にしてもよかったんじゃないでしょうか。

でもこれ、曲順こそ異なりますが、「Samurai Son」の代わりに「Unholy」が選ばれているだけど、ほかの収録曲がほぼ『THE BEST OF KISS 40』と一緒なんですよね。じゃなきゃ「I'm A Legend Tonight」をあえて選んだりしないでしょう。日本企画をバンド側(というかレーベル側)がパクったんでしょうかね。だから日本盤未発売なのかな(単に『Kissworld Tour』日本公演が実現しなかったからでしょう)。

本作唯一の売りは、アートワークの写真にトミー・セイヤーとエリック・シンガーが掲載されていることでしょうか。通常“メイク姿の4人”となるとエース・フレーリー&ピーター・クリスですけど、これはちょっと新泉ですね。

 


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