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2023年11月

2023年11月30日 (木)

2023年11月のお仕事

2023年11月に公開されたお仕事の、ほんの一例をご紹介します。(※11月30日更新)

 

[WEB] 11月30日、「新参者 LIVE at THEATER MILANO-Za」日向坂46四期生公演(11月30日)のオフィシャルレポートを担当。BUBKA WEBをはじめ、さまざまなWEBメディアに掲載中です。

[WEB] 11月30日、「リアルサウンド」にてインタビューLittle Glee Monster、『UP TO ME!』の作詞を通じた“歌”の変化 6人で挑戦したいことも明かすが公開されました。

[紙] 11月30日発売「BUBKA」2024年1月号にて、日向坂46濱岸ひより、松田好花の各インタビューを担当しました。(Amazon

[紙] 11月30日発売「Ani-PASS」#24にて、愛美インタビューを担当しました。(Amazon

[WEB] 11月29日、「音楽ナタリー」にてインタビュー Ken Yokoyama「These Magic Words」インタビュー|今、ベテランバンドが勝負を仕掛ける理由が公開されました。

[WEB] 11月27日、乃木坂46「新参者 LIVE」特設サイトにて乃木坂46五期生11月27日公演のレポートが公開されました。

[WEB] 11月26日、乃木坂46「新参者 LIVE」特設サイトにて乃木坂46五期生11月26日昼公演および同夜公演の各レポートが公開されました。

[WEB] 11月26日、「櫻坂46 3rd YEAR ANNIVERSARY LIVE」ZOZOマリンスタジアム公演(11月26日)のオフィシャルレポートを担当。BUBKA WEBをはじめ、さまざまなWEBメディアに掲載中です。

[WEB] 11月25日、乃木坂46「新参者 LIVE」特設サイトにて乃木坂46五期生11月25日昼公演および同夜公演の各レポートが公開されました。

[WEB] 11月24日、「リアルサウンド」にてインタビュー『ガールズバンドクライ』トゲナシトゲアリはどんなバンド? メンバーが語る、結成~現在までの歩みが公開されました。

[WEB] 11月23日、乃木坂46「新参者 LIVE」特設サイトにて乃木坂46五期生11月23日昼公演および同夜公演の各レポートが公開されました。

[WEB] 11月22日、「リアルサウンド」にてインタビューMIYAVI、活動20周年で打ち出す新たなロックスター像 アジア圏ツアーで強めた平和への願いが公開されました。

[WEB] 11月21日、乃木坂46「新参者 LIVE」特設サイトにて乃木坂46五期生11月21日公演のレポートが公開されました。

[WEB] 11月21日、「SPICE」にてライブレポート『VS』MY FIRST STORY・ONE OK ROCK想いが交差した夢の饗宴、運命の邂逅が見せたものが公開されました。

[WEB] 11月15日、「音楽ナタリー」にてインタビューSilver Kidd「Die Pretty」インタビュー|多彩なルーツとキャリアを持つ4人が東京から世界へが公開されました。

[WEB] 11月11日、「リアルサウンド」にてインタビュー日向坂46 平尾帆夏&清水理央、四期生の高まる結束 初参加アルバムに込めた“全力で挑む決意”が公開されました。

[WEB] 11月10日、「リアルサウンド映画部」にてコラム『新・乃木坂スター誕生!』は5期生のリアルな成長記録だ 11人の色鮮やかな個性が花開くが公開されました。

[WEB] 11月10日、「リアルサウンド」にてインタビューサンドリオン、初アニメ主題歌や『ANIMAX MUSIX 2023』出演の夢を達成 メジャー以降の快進撃を語るが公開されました。

[紙] 11月4日発売「日経エンタテインメント!」2023年12月号にて、櫻坂46大園玲の連載「ミステリアスな向上心」および日向坂46上村ひなのの連載「ピュアで真っすぐな変化球」の各構成を担当しました。(Amazon

[WEB] 11月3日、「リアルサウンド」にてインタビューAliA「あいことば」は“名前のない感情”を音楽で表現 深みを大切にした曲づくりを明かすが公開されました。

[WEB] 11月2日、「リアルサウンド」にてインタビューEARTHSHAKER、アルバム『40』で回帰したバンドの原点 デビュー40周年の今とこれからを語るが公開されました。

 

2023年11月22日 (水)

LIMP BIZKIT: STILL SUCKS JAPAN TOUR 2023@東京ガーデンシアター(2023年11月20日)

Img_7875 なぜ2023年にLIMP BIZKITのライブに行こうと思ったんだろう。最後に観たのは1999年夏のフジロック。2ndアルバム『SIGNIFICANT OTHER』(1999年)が発売され、全米No.1を獲得した直後の来日で、バンドとしもっともノリにノッたタイミング。あれから24年も経過した今、自分は何を確認したかったんだろう。

もちろん、ゲストアクトに花冷え。が決定したからというのも大きかったし、今のリンプが東京ガーデンシアターのような大会場をどれだけ埋められるのかにも興味があった。あとは……ニューメタルが2023年という時代にどれだけの威力を持つのかも確認したかったんだろうな。過去を懐かしむという懐古的な気持ちではなく、あくまで前向きな気持ちで現在のリンプと向き合いたかったんだと思います。

2階席の比較的前方、しかもど真ん中という良席で、まずは花冷え。の出番を待ちました。『NEX_FEST』以来、約3週間ぶりのライブ拝見でしたが、この日は彼女たちにとって過去最大規模のステージとのこと。リンプのステージセット前方にセッティングと、条件は決して良いとは言えない。実際、ステージに立ったメンバーも序盤は緊張した面持ちでしたが、曲を重ねるごとにフロアのリアクションも良くなっていったように見えました。むしろ、リンプ目当ての国内のお客さんより、海外のお客さんのほうが好リアクションだったような。しっかりサークルピットまで作って暴れてましたしね。

もともと音響面も良好なガーデンシアターですが、この日もドラムの抜けが非常に気持ちよく、メンバー1人ひとりのパートの聴き分けもしっかりできた。あとは、こうした大会場でのステージに慣れて、どんな場面で自分たちのモノにしてしまうだけの説得力を手に入れたら、怖いものなしなんじゃないかな。

セットリスト
01. 超次元ギャラクシー
02. 我甘党
03. 令和マッチング世代
04. NEET GAME
05. TOUSOU
06. 今年こそギャル~初夏ver.~
07. お先に失礼します。

Img_7884 約30分のオープニングアクトを終え、ステージ後方の暗幕が外されると……見覚えのあるステージセットが。あれ、うん十年前に映像で観たセットとそんなに変わってない?(笑) メンバー、特にフレッド・ダースト(Vo)の見た目はだいぶ変わってしまったけど、それ以外は基本的に“あの頃”のままでした。

随所にDJリーサルのプレイによるインタールードを挟みつつ(相変わらず選曲がめちゃくちゃで最高。あと、BLUR「Song 2」で会場がひとつになるあたりに来場者の年齢層を実感)、ライブは最新作『STILL SUCKS』(2021年)の楽曲中心……と思いきや、全体的にメガヒット作『CHOCOLATE STARFISH AND THE HOT DOG FLAVORED WATER』(2000年)収録曲が中心のセトリ。いろいろ安心した(笑)。

フレッドのボーカル含め、メンバーの技術やパフォーマンス力に関してはまったく衰えは感じられないから、新曲だろうが何だろうが気持ちよく踊れる。METALLICA「Master Of Puppets」を挿入するお遊びもしっかり用意されているあたりも、“あの頃”と変わらず。にしても、ウェス・ボーランド(G)のルックス、今回は何がモチーフなんだろう……スクリーンとかないので、さすがに細かなところまでは確認できず。

にしても、『CHOCOLATE STARFISH AND THE HOT DOG FLAVORED WATER』ってそれ以前の『THREE DOLLAR BILL, Y'ALL$』(1997年)や『SIGNIFICANT OTHER』ほど夢中になって聴き込んだ記憶がないんだけど、不思議と体に染み込んでいた事実にこの日気付かされました。いわゆる代表曲はMVが制作された楽曲以外も、イントロが鳴れば体が自然と反応する。で、要所要所でシンガロングしている。しかも、それらの楽曲にまったく古臭さが感じられないだから……そうか、自分はこれを確認したかったんだ。“あの頃”のニューメタルは今も有効なんだって。

Img_7901 そういえばライブ後半、「Boiler」のあとだったと思うけど、フレッドがウェスに話しかける一幕があり、そこで用意していたギターを別のものに持ち替えたんだよね。あ、フロアの雰囲気を読み取ってセトリ変えてるんだ……なんて気楽に構えてたら、そのあとにウェスがプレイし始めたのが「Faith」。やると思わなかったので、大興奮ですわ。さらに、1stアルバムからの「Counterfeit」「Pollution」メドレーを経て、みんな大好き「Take A Look Around」。最後にダメ押しの「Break Stuff」で、客電を付けた状態でフロアはモッシュの嵐。ラストにDJリーサルがSIMPLE MINDS「Don't You (Forget About Me)」を流して、約80分というコンパクト、だけど程よい尺のワンマンライブは終了したのでした。

始まる前はここまで大満足するとは思ってもみなかったし、自分はこんなにもリンプが好きだったんだなとも気づいていなかった。そういった意味でも、収穫の多い一夜でした。ひとつだけ苦言を呈するとしたら、大好きな「Nookie」を途中で切り上げて「Full Nelson」へと移行したこと。フルで聴かせてよ(苦笑)。

ちなみに、翌日の豊洲PIT公演はこの日とはまったく異なるセトリだったようで、RAGE AGAINST THE MACHINE「Killing In The Name」のカバーまで飛び出したんだとか。観たかった……。

セットリスト
〜Space Odyssey〜
01. Out of Style
02. Dirty Rotten Bizkit / Master Of Puppets
03. Hot Dog
〜Snacky Poo〜
04. Rollin' (Air Raid Vehicle)
〜Rawhide〜
05. Dad Vibes
06. My Generation
07. Livin' It Up
〜Song 2 / Hip Hop Hooray〜
08. My Way
〜Check Out My Melody〜
09. Nookie
10. Full Nelson
11. Boiler
12. Faith
13. Counterfeit / Pollution
14. Take A Look Around
15. Break Stuff
〜Don't You (Forget About Me)〜

 

2023年11月21日 (火)

MANIC STREET PREACHERS / SUEDE@Zepp Haneda(2023年11月18日、19日)

2022年秋、当初は北米のみで実施されたMANIC STREET PREACHERSSUEDEのダブルヘッドラインツアーが羨ましくて仕方なかったんです。マニックスは2019年から来日が実現していないし、SUEDEに至っては2016年のサマソニ以来とんとご無沙汰。現在の国内での知名度を考えると、単独来日は難しいだけに、この2組で日本に来たらなんとかなるんじゃないか……なんて淡い期待を寄せていたら2023年秋にようやく実現。いやあ、よかったよかった。

東京2公演のみというなかなかシビアな状況ですが、これは2公演とも観ないわけにはいかないと、早々にチケットを確保。初日はフロア後方からまったり観察し、2日目は真ん中あたりで思い切り楽しもうと、それぞれ違った角度から2日間楽しみました。


■11月18日

Img_7844 この日は先行がマニックス。ステージ上のバックドロップが10数年前のベストアルバム『NATIONAL TREASURES - THE COMPLETE SINGLES』(2011年)のジャケット……あれ、最新作『THE ULTRA VIVID LAMENT』(2021年)中心じゃないのか……はい、この時点で萎えました。ただでさえ新作からの楽曲以外は対して変わり映えがないマニックスなので、これは良くも悪くもいつもどおりか、と。

実際、オープニングの「Motorcycle Emptiness」「Everything Must Go」という既視感の強い流れを、冷静に眺めていた気がします。もちろん、久しぶりに生で見れた喜びはありますが、素直に入り込めない。う〜ん。完全なる贅沢病。その後「1985」や「Die In The Summertime」なんてレア曲でアガり、新作からの「Still Snowing In Sapporo」や近作からの「Walk Me To The Bridge」あたりでは高揚感も味わえたかな。

中盤のジェームズ・ディーン・ブラッドフィールド(Vo, G)によるアコースティックパートでは、珍しく「Suicide Is Painless (Theme From MASH)」をセレクト。そして「Slash 'n' Burn」でバンド編成に戻り、「Enola/Alone」や「International Blue」を含むものの王道の流れでクライマックスへ。「Motown Junk」なしの約80分のセットで終了しました。冷静に考えれば選曲や演奏含め、鉄壁の内容なんだけど、デビュー時から夢中になってきたバンドだからこそ自分の中でハードルが上がってるのかな。「もっと無茶してほしい!」と思ってしまうんですよね。そういう意味では、この日の内容は平均点+αといったところでしょうか。

Img_7845 約30分のインターバルを経て、この日のトリであるSUEDEが登場。こちらは完全なる新作モードのライブをぶちかましてくれました。最新作『AUTOFICTION』(2022年)のラストを飾る「Turn Off Your Brain And Yell」から始まる変化球的オープニングも、いかにもひねくれてるし、そこから「Personality Disorder」「15 Again」と新曲を連発する流れも最高。ブレット・アンダーソン(Vo)は若干年齢を感じさせるものの、相変わらずマイクをブンブン振り回しながら暴れまくり。いいぞ、もっとやれ。

新曲3連発で空気を十分に作ったところで、「Trash」「Animal Nitrate」の名曲オンパレード。さらに「Killing Of A Flashboy」なんてレア曲や前作『THE BLUE HOUR』(2018年)収録の名バラード「Life Is Golden」も飛び出し、前半だけで大満足。その後も新作からの楽曲と往年のヒット曲を交えてライブは進行するのですが、すべてがパーフェクト。「The Wild Ones」ではブレットがギター弾き語りを披露し(トラブルもありましたが)、終盤はヒットシングルのオンパレードで大団円。公演が土曜開催ということで、あの名曲披露にも期待したのですが、残念ながらなし。それだけが心残りでした。

セットリスト

MANIC STREET PREACHERS
01. Motorcycle Emptiness
02. Everything Must Go
03. 1985
04. You Stole The Sun From My Heart
05. Still Snowing In Sapporo
06. Die In The Summertime
07. Walk Me To The Bridge
08. From Despair To Where
09. A Design For Life
10. Suicide Is Painless (Theme From MASH)
11. Slash 'n' Burn
12. Your Love Alone Is Not Enough
13. Enola/Alone
14. International Blue
15. Stay Beautiful
16. You Love Us
17. If You Tolerate This Your Children Will Be Next

SUEDE
01. Turn Off Your Brain And Yell
02. Personality Disorder
03. 15 Again
04. Trash
05. Animal Nitrate
06. Killing Of A Flashboy
07. Life Is Golden
08. She Still Leads Me On
09. Can't Get Enough
10. Shadow Self
11. The Wild Ones
12. Everything Will Flow
13. So Young
14. Metal Mickey
15. Beautiful Ones


■11月19日

Img_7852 この日は出演順が入れ替わり、トップバッターをSUEDEが務めたのですが……セトリ、大幅に変えてきやがった! 「She Still Leads Me On」「Personality Disorder」と『AUTOFICTION』の冒頭と同じ流れで、前日のダークな幕開けとは異なる装い。そこから前日にはなかった「The Drowners」(!)を挟んで「Trash」「Animal Nitrate」……気づいたらどんどんフロア前方に移動している自分がいました。そんなの興奮せずにはいられないってば。

しかも、この日はそれ以降がまたすごい。「We Are The Pigs」「Flytipping」「This Hollywood Life」「Filmstar」って流れはどうなのよ。さらに、「The Asphalt World」をニール・コドリング(Key, G)のピアノ伴奏で歌ってくれたり……翌年に控えた2ndアルバム『DOG MAN STAR』(1994年)30周年を前祝いするような選曲を前に、「やっぱり2日間来てよかった」と強く実感するのでした。

そういえば、この日はブレットが突然ステージ上で倒れる場面がありました。どうやら、ステージ上が濡れていて滑ったようですが、あっちゃんの件のあとだけにヒヤッとしたんですよね……その後も元気そうにマイクをブンブン振り回していたのでホッとしましたが。みんな元気に、長生きしてくれ。

Img_7859 SUEDEが前日以上の白熱ぶりを見せたあとだけに、セトリを変える印象のないマニックスは分が悪いなと、ちょっと気持ちが落ち着き始めていたのですが、マニックスはマニックスなりに頑張ってました。演奏はもちろん鉄壁、セトリも序盤は前日と一緒なのですが、この日は「Die In The Summertime」から「Little Baby Nothing」に差し替えるサービスぶりを見せます。おお、いいじゃないか。

さらに、ジェームズのアコースティックパートでは、なんと「(I Miss the) Tokyo Skyline」をワンコーラス披露してから「This Is Yesterday」へと続ける大盤振る舞い。SUEDEのパフォーマンスに対抗意識を燃やしてか、ライブ全体の熱量も前日以上でした。あと、自分の周りのお客さんが海外の方ばかりだったことも影響して、こちら側も気づいたら前日以上の熱気でステージと向き合っていた気がします。単純と言えば単純ですが、そういうシチュエーションも大事ですよね。

マニックスもSUEDEも、どちらも90年代から夢中になって追い続けてきたバンドで、当初はマニックスに肩入れしていたものの、近年はSUEDEに傾きつつある自分。この2日間のレポからもそれは十分に伝わることでしょう。しかし、大好物2つを目の前にして過ごした週末を終え、最終的には「みんな違ってみんないい」精神で両者優勝!でいいじゃないかと。そんなポジティブな気持ちを抱え、帰路に着いたのでした。

セットリスト

SUEDE
01. She Still Leads Me On
02. Personality Disorder
03. The Drowners
04. Trash
05. Animal Nitrate
06. We Are The Pigs
07. Flytipping
08. This Hollywood Life
09. Filmstar
10. Shadow Self
11. The Asphalt World
12. The Only Way I Can Love You
13. So Young
14. Metal Mickey
15. Beautiful Ones

MANIC STREET PREACHERS
01. Motorcycle Emptiness
02. Everything Must Go
03. 1985
04. You Stole The Sun From My Heart
05. Still Snowing In Sapporo
06. Little Baby Nothing
07. Walk Me To The Bridge
08. From Despair To Where
09. A Design For Life
10. (I Miss the) Tokyo Skyline
11. This Is Yesterday
12. Slash 'n' Burn
13. Your Love Alone Is Not Enough
14. Enola/Alone
15. International Blue
16. Stay Beautiful
17. You Love Us
18. If You Tolerate This Your Children Will Be Next

 

2023年11月 6日 (月)

DEF LEPPARD & MOTLEY CRUE: THE WORLD TOUR 2023@Kアリーナ横浜(2023年11月4日)

Img_7754 実は2020年に予定されていたMOTLEY CRUEDEF LEPPARD(そしてスペシャルゲストのPOISONジョーン・ジェット)のダブルヘッドライン・スタジアムツアーを観に、夏頃に渡米する予定でした。2公演分のチケットも確保していたものの、2020年2月以降の情勢の変化によりツアーは2021年夏に延期に。さらに、2021年も情勢が安定しないということで、最終的には2022年にまで延期されました。チケットは有効だったものの、個人的に渡米に不安を感じ泣く泣く断念。この2組以上にPOISONやジョーン・ジェットが観たかったんだけどね……こればかりは仕方ない。加えて、ミック・マーズが2022年をもってツアーからの引退を宣言。ああ……。

同組み合わせによるツアーは2023年にも続行され、2023年にはついに日本でも実現。残念ながらPOISONやジョーン・ジェットは来るはずもなく、同年のジョインツアーにゲスト参加したアリス・クーパーの来日もなし。いつぞやのWHITESNAKEとDEF LEPPARDのダブルヘッドラインツアー(2008年)みたいな形になるのかな、とは思いながらも、やっぱり行かないわけにはいかないと、チケットを確保。2公演で順番の入れ替わりがあり、僕はDEF LEPPARDが後攻を務める11月4日公演を選びました。その後11月3日に『NEX_FEST 2023』が決定したので、結果オーライでした。

 

当日は、開場時間に伊藤政則氏がオープニングアクトとしてDJを披露。懐かしの『HEAVY METAL SOUNDHOUSE』を思い浮かべながら、オールドスクールな演奏に耳を傾けつつビールを味わい続けました。


MOTLEY CRUE

Img_7768 1年前にミック・マーズ(G)がツアーからの引退を発表(のちに、一方的に解雇されたことが発覚)。代役としてMARILYN MANSONやアリス・クーパーで知られるジョン・5が加入し、今回が初来日。ルックスはもちろん、テクニック的にも申し分のない人選ですが、セットリスト的にはここ20年くらいほぼ変化がないのでそこまで期待していませんでした。

事実、動画サイトやSNSにアップされた演奏は全盛期よりもBPMが落とされ、かなりもっさりした印象で「みんな年取ったな……」と悲しくもなりましたし、この日のオープニングナンバー「Wild Side」でもその印象は変わらず。椅子から立ち上がることなく、観察気分でその動向を見守りました。

ジョンの演奏はオリジナルをなぞりつつ、彼らしいフレージングや運指を交えたモダンな仕上がりで、ミックのプレイに慣れた耳には若干の違和感を覚える瞬間もいくつかあったものの、概ね好意的に受け取ることができました。トミー・リー(Dr)のプレイも曲が進むにつれて熱が感じられたし、ニッキー・シックス(B)も老けて汚らしくなったものの(笑)、カリスマ性は衰えていない。その一方で、肝心のフロントマン様は……まあ、比較的歌えているほうだったかな。

個人的な見どころは3つ。ひとつはジョンのギターおよび三線を用いたソロパート。三線は来日して触れたみたいだけど、彼流の奏法を交えたプレイは非常に見応え/聴き応えがあり、ミックにはない魅力や個性をしっかり感じ取ることができました。ワンマンプレイっぽいというか我が強そうなころも、このバンドに合っているんじゃないかな。

2つめは、再結成後に発表された新曲「The Dirt (Est. 1981)」の存在。これがあるとないとで全然違う。基本懐メロセットリストなんだけど、現役感を醸し出す点でもこの曲は重要だなと思いました。映像と音源を使ってマシンガン・ケリーのパートもしっかり用意されていましたし、今後もツアー(=活動)を続けるのならもっとこういう曲を増やすべきでは。

もうひとつは、カバー曲のみで構成されたメドレーパート。ゲイリー・グリッターの「Rock And Roll, Part 2」から「Smokin' In The Boys Room」へとつなげるメドレーは解散前にも披露されてきたけど、そこにビートルズ「Helter Skelter」やピストルズ「Anarchy In The U.K.」を加え、さらにRAMONES「Blitzkrieg Bop」とBEASTIE BOYS「Fight For Your Right」をくっつけた10分強にわたる構成は、「The Dirt (Est. 1981)」同様に本ライブのハイライトだったのではないでしょうか。つうか、「Fight For Your Right」は(手垢がつきまくっているものの)音源化すべきカバーではないかな。アルバム制作は望めなさそうだから、3〜4曲程度のEPくらいは作ってもらいたいものです。

約80分(今回は2バンドとも持ち時間80分と同じ条件)と往年のワンマンライブよりも少々短いものの、セトリ的には文句なしの内容だったのではないでしょうか。つうか、もうそろそろ「20年ぶりにやります」とか「30年ぶりにライブで披露」って曲、増やしてくれてもいいんだけどなあ。

Img_7784

セットリスト
01. Wild Side
02. Shout At The Devil
03. Too Fast For Love
04. Don't Go Away Mad (Just Go Away)
05. Live Wire
06. Looks That Kill
07. The Dirt (Est. 1981)
08. John 5 Guitar Solo
09. Medley: Rock And Roll, Part 2 / Smokin' In The Boys Room / Helter Skelter / Anarchy In The U.K. / Blitzkrieg Bop / Fight For Your Right
10. Home Sweet Home
11. Dr. Feelgood
12. Same Ol' Situation (S.O.S.)
13. Girls, Girls, Girls
14. Primal Scream
15. Kickstart My Heart

 


DEF LEPPARD

Img_7787 日本公演は『HYSTERIA』(1987年)完全再現ライブ(2018年10月)以来だから、実に5年ぶり。今回は最新作『DIAMOND STAR HALOS』(2022年)リリース後なので、こちらの楽曲を含めた内容になることは想像に難しくなく、実際そういったセットリストになっていたと思います。通常の彼らのワンマンよりも2〜30分短いことから、単独来日ならもう3、4曲多く聴けたのかなと思ったけど、前回も17曲(本編12曲、アンコール5曲)だったから、曲数的には一緒か。

「Rock! Rock! (Til You Drop)」を現代的にアップデートさせたような「Take What You Want」からスタートしたライブは、直前のモトリーとは異なり不思議と現役感濃厚。そういえば、Kアリーナってめちゃめちゃ音がいいって評判だったけど、それはモトリーのときにはあまり感じなかったのね。だけど、DEPPSになった途端にその恩恵をより強く味わえた気がします。もともと音の良いライブというイメージが強い彼らだけど、この日は今まで観た中でも一番だったと断言できるほどの気持ち良さ。結果、モトリーは終始座って観覧していた自分も、DEPPSではイントロと同時に立ち上がり踊りまくりでした。

新作からの楽曲は先の「Take What You Want」と新たなアンセム「Kick」、そしてジョー・エリオット(Vo)がアコギを手にして歌う「This Guitar」の3曲にとどまり、ほかはお馴染みのヒットナンバー。前回の来日時にはオミットされた「Foolin'」や「Promises」、そして名バラード「Bringin' On The Heartbreak」からインスト「Switch 625」(リック・アレンのドラムソロ含む)へのメドレーも久しぶりに復活し、こちらも文句なしのセトリでした。

個人的には「Fire It Up」や「SOS Emergency」「Gimme A Kiss」といった新作からのロックチューンをもっと聴きたかったかな。そんな不満が出るってことは、それくらい現在進行形で充実ぶりを発揮し続けているという事実の裏返しでもあるわけで、そこがモトリーとの大きな違い。言ってしまえば、両バンドとも懐メロを求めてくるオーディエンスが大半なわけですが、僕自身にとってはこんなにも観る側のモチベーションが変化する対バンも珍しかったな。

なんとなくだけど、DEF LEPPARDはまた近いうちに再来日してくれそうな気がするので、その際には企画色の強いセトリで日本のファンを楽しませてもらいたいところです。

Img_7794

セットリスト
01. Take What You Want
02. Let's Get Rocked
03. Animal
04. Foolin'
05. Armageddon It
06. Kick
07. Love Bites
08. Promises
09. This Guitar
10. When Love & Hate Collide
11. Rocket
12. Bringin' On The Heartbreak
13. Switch 625 [inc. Drum Solo]
14. Hysteria
15. Pour Some Sugar On Me
16. Rock Of Ages
17. Photograph

2023年11月 5日 (日)

NEX_FEST 2023@幕張メッセ(2023年11月3日)

Img_7747 アーティストがキュレーターを務めるフェスは国内外多々存在しますが、特にここ日本で海外アーティストがそういったフェスをしようとすると(例:SLIPKNOTにおける『KNOTFEST』や、オジー・オズボーン関連の『OZZFEST』など)、プロモーターの力が強く発揮され、キュレーションを担当するアーティストのファンが「?」と感じてしまう国内アーティストが多数起用されることが多い。しかし、BRING ME THE HORIZONによるこの『NEX_FEST』に関してはごった煮感が強いもののそういった不信感が一切存在しない、稀有な存在だったのではないでしょうか。

なもんですから、開催が決まってすぐにチケット確保。直前まで激務だったこともあり、当日は二度寝により出遅れたものの、なんとか途中からトップバッターのYOASOBIを観ることができました。


YOASOBI

ライブは初見。鉄壁なサポートメンバーの演奏のあって、非常にライブ映えするパフォーマンスを楽しめました。ジャンル的にはメタルやラウドとは異なり(メンバーのAyaseはメタルコア出身ですが)本フェス中もっともアウェイが予想されたものの、楽曲自体は誰もが知っているヒット曲を多数持っているわけで、楽しくないわけがない。むしろ、こういうタイミングだからこそ普段ちゃんと接して来なかった人たちにもアピールできるチャンスであり、オープニングの「夜に駆ける」(間に合いませんでしたが)やエンディングの「アイドル」のみならず、一度は耳にしたことがある楽曲の連発でそういう層の皆さんも十分に楽しめたはず。クライマックスはやはり「アイドル」。こういう環境ならではといいますか、多数のモッシュピットが発生していて思わずニヤリとしてしまいました。そうそう、こういうのを待っていたんだよ。

セットリスト
01. 夜に駆ける
02. 祝福
03. セブンティーン
04. ミスター
05. 勇者
06. もしも命か描けたら
07. たぶん
08. 怪物
09. 群青
10. Interlude "Worship"
11. アイドル


花冷え。

NEX_STAGE後方で移動に向けて待機していたので、YOASOBI終了と同時に隣のCHURCH_STAGEへ移動。PA後方あたりに待機し、かなり久しぶりの花冷え。生体験。夏の海外ツアーで鍛え上げられたことが一目でわかるパフォーマンス/演奏ぶりで、オープニングですでにノックアウト状態。今のノリにノったムーブに加え、ドラマーが交代したことがかなり良い方向に作用しており(とにかくリズムがタイトで気持ちよかった)、気づいたらフロア後方までパンパンの状態。終盤の「TOUSOU」「お先に失礼します。」はクライマックスに相応しい盛り上がりを見せ、いい意味で“見つかった”んじゃないかと思います。

セットリスト
01. 超次元ギャラクシー
02. NEET GAME
03. 今年こそギャル~初夏ver.~
04. Warning!!
05. 我甘党
06. TOUSOU
07. お先に失礼します。
08. Want to TIE-UP


I PREVAIL

友人たちと合流し、アルコール摂取しながら横目で堪能。ザクザクしたギターと轟音が(この規模の会場のわりには)気持ちよく、さほど詳しくない自分も最後まで飽きることなく楽しめました。ただ、個人的には途中でLIMP BIZKIT「Break Stuff」やSLAYER「Raining Blood」を遊びで演奏したところがピークだったかな。

セットリスト
01. Bow Down
02. Body Bag
03. Self-Destruction
04. Bad Thing
05. Come And Get It
06. Hurricane
07. There's Fest In Letting Go
08. Judgement Day
09. Choke
10. Gasoline


マキシマム ザ ホルモン

昼食と摂りながらまったり観覧。良くも悪くも安定した内容。直近リリースの「恋のアメリカ」がこういう大会場だと気持ち良いなと思いつつ、終盤の「絶望ビリー」あたりから重い腰を上げて、エンディングまで体を動かし続けました。

セットリスト
01. maximum the hormone
02. シミ
03. maximum the hormone II ~これからの麺カタコッテリの話をしよう~
04. 恋のアメリカ
05. 「F」
06. What's up, people?!
07. 絶望ビリー
08. アバラ・ボブ -アバラ・カプセル・マーケッボブ-
09. 恋のスペルマ


YUNGBLUD

前年のサマソニでの初来日を拝むことができなかったので、個人的にはこの日のメインアクトのひとつでした。シンプルなバンドアレンジで繰り出される楽曲の数々は、改めて90年代半ば以降のポップパンクやヒップホップを通過したオルタナロックの影響が強いんだなと再認識。なのに、ステージ上を縦横無尽に動き回るYUNGBLUD氏は往年のオジー・オズボーンのように落ち着きなく煽りまくる。ビールの入ったコップを何度も何度もフロアに放り投げる仕草に、「そうそう、こういう馬鹿馬鹿しいまでのロックアイコンって久しく観ていなかったな」と、こちらも自然と笑顔に。終盤に披露された「Happier」ではBMTHのオリヴァーも客演で加わり、最高の盛り上がりを見せました。この日のベストアクトではないでしょうか。

セットリスト
01. 21st Century Liability
02. superdeadfriends
03. King Charles
04. Strawberry lipstick
05. The Funeral
06. fleabag
07. I Think I'm OKAY
08. Happier [feat. Oliver Sykes]
09. Lowlife
10. Loner


BABYMETAL

8月のサマソニ以来のベビメタ。セトリ的には大きな変化はなく、「Brand New Day」を久しぶりに聴けたことが大きな収穫だったかなと。会場には彼女たち目当てのメイツも多数いらっしゃいましたが、それ以外のお客さんは彼女たちに対してきっと初期のイメージで止まっていたんじゃないかな。だからか、「BxMxC」のような今のベビメタの真骨頂といえる楽曲に対して棒立ちで観ているという方も見受けられました。けど、終盤に向けて、特に「メタり!!」以降は上り調子で熱が高まっていき、「Road of Resistance」ではフロアが阿鼻叫喚の盛り上がり。ちょうどいい熱量でヘッドライナーへとつなげました。

セットリスト
01. BABYMETAL DEATH
02. ギミチョコ!!
03. PA PA YA!!
04. Distortion
05. BxMxC
06. MAYA
07. Brand New Day
08. Monochrome
09. メタり!!
10. メギツネ
11. Road of Resistance


BRING ME THE HORIZON

Img_7748 9月に配信が予定されていたニューアルバム『POST HUMAN: NeX GEn』がリリース延期となった直後の来日とあり、本来なら新作モードで展開される予定だったライブ演出もどこか中途半端な形に。これ、アルバムの世界観ありきで観たらまた印象も違ったんだろうな……というオープニング映像(中盤にも何度か挟まれる)を経て、数作前のオープニングトラック「Can You Feel My Heart」からスタート。ステージに視線を送ると、メンバーがひとり足りない……あ、ジョーダン・フィッシュ(Key)がいない? 当日は何のアナウンスもなかったことに不穏さを感じましたが(後日、脱退を発表)、それを除けば……ニューアルバムに向けて定期的にドロップされ続けた、バラエティに富んだ新曲群も豊富に用意しつつ、2ndアルバム『SUICIDE SEASON』(2009年)のリリース15周年を祝して「Chelsea Smile」を披露したり(さすがに1stアルバムからの披露はなし)と、サービス精神満載のライブだったように思います。

改めて思ったんですけど、BMTHって日本でこんなに人気あったっけ?と。程よくシンガロングも聞こえたし、ほかのアクト目当てであろうお客さんもノリまくっていたし。大きなリリースが久しくなく、近年はサブスクで単曲発表が続いていたアーティストとは思えないこの環境に、正直面食らいました。彼らのような存在がもっと広く認知されることで、“村”社会をぶっ壊してくれるんじゃないか……なんて淡い期待もしたくなるくらいに、ね。

当然のように「Obey」ではYUNGBLUDが飛び入りし、アンコールで披露された「Kingslayer」では満を辞してBABYMETALも登場。そこからの「Drown」「Throne」で10時間近くにおよぶ祝祭は、大成功のうちに幕を下ろしたのでした。

セットリスト
01. Can You Feel My Heart
02. AmEN!
03. Teardrops
04. Happy Song
05. The House Of Wolves
06. MANTRA
07. Dear Diary,
08. Parasite Eve
09. Shadow Moses
10. Obey [feat. YUNGBLUD]
11. DiE4u
12. DArkSide
13. Follow You [Acoustic Version]
14. Sleepwalking
15. Chelsea Smile
16. LosT
Encore
17. Itch For The Cure (When Will We Be Free?)
18. Kingslayer [feat. BABYMETAL]
19. Drown
20. Throne


■総括(2024年追記あり)

大成功を収めたと言って間違いない『NEX_FEST』。この日はソールドアウトを記録したものの、開催直前に発表された翌日の追加公演は初日にも負けないラインナップだったものの(BMTHやBABYMETALに加え、HYDE、Crossfaithcoldrainという“らしい”メンツが参加)、開催1ヶ月前発表だったこともあり、すでに予定を入れていた方々は泣く泣くスルーしたようですね(かくいう自分も、翌日に別ライブを入れていたので断念。何もなければ確実に行ってました)。

『NEX_FEST』の成功は、比較的辺境なメタル(やその周辺の同系統ジャンル)という枠に固執することなく、主催アーティストがこれまでに公言してきた、あるいはサウンドからにじませてきた多様性をわかりやすい形で提示したことが大きな要因だったと思っています。僕自身はメタルは好きだけど、そこにこだわりを持っているわけではなく、「面白ければオールオッケー」というスタンスなので、ここ最近足を運んだフェスの中でも一番楽しました。不満なんてひとつもない(あるならトイレで並んだことくらいか。グッズ列もハンパなかったけど、最近そっち方面に興味が薄れているので今回は除外)。全部こうすればいいのに……とは言わないものの、この成功を今後何かしらに反映させていってほしいなと思わずにはいられません。

とはいえ、昨今の円安も影響し、このようなフェスを潤沢に運営するのも、国内では難しくなっているのかな。事実、こうした海外バンド中心のフェスでは近年、来日するバンドの数も減っていますし(今回もBMTH、YUNGBLUD、I PREVAIL、Alice Longyu Gaoくらいか)、フジロックやサマソニも年々減少傾向にありますし。かつ、円安の影響でチケット代もどんどん値上げされ、昔のように気軽に参加することも難しくなり始めている。なんとも難しい時代になってしまったものです……。

今後、定期的にこのフェスが開催されるのかはわかりませんし、別に定期的にやるべきとは思いませんが、来たるニューアルバムが無事完成し、ワールドツアーで大成功を収めたあとに改めて第2回を開催していただけたら、と。その頃には日本の景気がもうちょっと上向きになっていたらいいな、と淡い期待を寄せて本文を締めくくりたいと思います。

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