« 2024年8月 | トップページ | 2024年10月 »

2024年9月

2024年9月30日 (月)

2024年9月のお仕事

2024年9月に公開されたお仕事の、ほんの一例をご紹介します。(※9月29日更新)

 

[WEB] 9月29日、「リアルサウンド」にてインタビュー 富田鈴花&髙橋未来虹、変わっていく日向坂46を牽引する想い 一人ひとりがグループの顔となる大切さが公開されました。

[WEB] 9月27日、『SPACE SHOWER TV x J:COM Little Glee Monster Precious Live』のオフィシャルライブレポートを執筆。イベント特設サイトなど複数媒体で公開中です。

[WEB] 9月26日、「音楽ナタリー」にてインタビュー GALNERYUS特集|SYU、Masatoshi “SHO” Ono、YUHKIが語るメジャーデビュー20周年アルバムが公開されました。

[WEB] 9月25日、「リアルサウンド」にてコラム Yukihide “YT” Takiyama、新作で見せたB’zや氷室京介らレジェンドに愛される理由 プレイ/アレンジで活かす“歌心”が公開されました。

[WEB] 9月24日、「音楽ナタリー」にてインタビュー スパイラル・ラダー×ReoNaインタビュー|「FGO」最新エピソードの世界観詰まった「Wonderer」が公開されました。

[WEB] 9月24日、「リアルサウンド」にてライブレポート&インタビュー トゲナシトゲアリ、『BAYCAMP』独占レポ&舞台裏インタビュー 『ガルクラ』と重なり合う貴重なステージを目撃が公開されました。

[WEB] 9月19日、「リアルサウンド」にてライブレポート 日向坂46、初開催『ひなたフェス 2024』徹底レポ 地方創生やサステナビリティを重視した祭典にが公開されました。

[WEB] 9月18日、「リアルサウンド」にてコラム 松本孝弘、21年ぶりのカバー作品から伝わる力強いミュージシャンシップ LiSAやTERUらと共に紡いだ音楽への愛情と感謝が公開されました。

[WEB] 9月18日、「リアルサウンド」にてライブレポート トゲナシトゲアリ、『ガルクラ』とリアルが交差した特別なステージ “聖地”川崎CLUB CITTA’に残した成長の爪痕が公開されました。

[WEB] 9月13日、「リアルサウンド」にてコラム 秋元康が11人の少女たちに託したメッセージと未来 WHITE SCORPION『Caution』全曲解説が公開されました。

[WEB] 9月13日、「リアルサウンド」にてコラム トゲナシトゲアリ、『ガルクラ』からデビュー1年強でCDチャートも好成績 令和を代表するアニメ発バンドの地位を確立が公開されました。

[WEB] 9月12日、「リアルサウンド」にてライブレポート 日向坂46 四期生、武道館で見せた飛躍的な成長 グループを率いる11人の頼もしさが光るステージにが公開されました。

[WEB] 9月11日、「音楽ナタリー」にてインタビュー TENSONG & PAMインタビュー|新人TENSONGと手練のPAM、刺激を受け合い完成したコラボナンバーが公開されました。

[WEB] 9月5日、「SPICE」にてライブレポート いれいす 初のドーム公演・ベルーナドーム2DAYSをサプライズ発表、エンタメ精神に満ち溢れたツアーファイナル・ぴあアリーナMM公演をレポートが公開されました。

[WEB] 9月5日、『乃木坂46 真夏の全国ツアー2024』明治神宮野球場公演のオフィシャルライブレポートを執筆。Billboard JAPANなど複数媒体で公開中です。

[紙] 9月4日発売 日経エンタテインメント!2024年10月号 にて、櫻坂46大園玲 連載「ミステリアスな向上心」、日向坂46上村ひなの 連載「ピュアで真っすぐな変化球」の各構成を担当しました。(Amazon

 

2024年9月28日 (土)

IRON MAIDEN『THE FUTURE PAST WORLD 2024』@東京ガーデンシアター(2024年9月26日)

Img_9435 2016年以来約8年半ぶりとなるIRON MAIDENのジャパンツアー、初日公演に足を運びました。筆者は前回の来日に足を運ぶことができず、かつその前は2011年3月、震災とドン被りで中止に。ということは、2008年以来実に16年ぶりの対面だったようです。時間が歪む。

それもあってか、今回は友人に取ってもらったこの東京初日公演に加え、追加公演として発表された9月29日のぴあアリーナMM公演を自分で取り、計2公演を観覧することに決めました。正直、チケットを取った当初は「何公演でも観てやる!」ぐらいの意気込みでしたが、ライブが近づくに連れ自身の忙しさも影響し「どうして複数公演取ったんだろう……1公演でよかったんじゃ?」と慄く始末。ま、とにかく1公演観てからすべてを決めることにします。

約8000人規模の会場は自分と同世代か、さらに上の初先輩方たちにほぼ埋め尽くされた状況。改めて洋楽ロック(というかメタル界隈)の高齢化問題に直面し、いろいろ思うこともありましたが、定刻が近づくにつれてどんどん気持ちが昂っていく。そして、お約束のUFO「Doctor, Doctor」に続いて「Caught Somewhere In Time」の印象的なイントロが聞こえてきた瞬間、身体中の血液が逆流していく感覚が手に取るようにわかるというか、それくらい自分が興奮していることに気づきました。

今回のツアーは最新作『SENJUTSU』(2021年)と6thアルバム『SOMEWHERE IN TIME』(1986年)を軸にしたセットリストで、まさにツアータイトルの“FUTURE”(=『SOMEWHERE IN TIME』)と“PAST”(=『SENJUTSU』)にひっかけたもの(『SENJUTSU』には「Days Of Future Past」という楽曲も含まれていますし)。『SENJUTSU』のみを軸にしたツアーを終えてもなお、こうした過去のアーカイブを活かした形でツアーを続けてくれるのは非常にありがたい。だって、『SENJUTSU』ツアーで日本の来ないの、絶対におかしいもの。

Img_9439 筆者の座席は3階のバルコニー1(実質2階)、下手寄りの若干後方。そこそこ観やすい座席で、前の人次第で座っても楽しめるくらいの程よい感じでした。が、ライブ序盤はずっと立って観ていたかな。だって、1986年当時(地方住みかつ小遣い少なくて)体験できなかった『SOMEWHERE IN TIME』ツアーを追体験できるわけですから。「Caught Somewhere In Time」でテンション上がって、続く地味な「Stranger In A Strange Land」ですら拳上げて歌ってたくらい。

にしても、今回のセトリは全体的に地味。ミディアムテンポ中心で、かつ長尺曲が多数。結果として全15曲(本編12曲、アンコール3曲)で2時間という具合ですからね。もちろん事前にわかっていたし(セトリはツアー中一切変更なし)、そのつもりで臨んだのだけど……これがね、意外と楽しめた。というのも、円熟を通り越してもはや伝統芸能の域に達した演奏や演出、衰えを感じさせないブルース・ディッキンソン(Vo)のボーカルワークというフルコースによって、地味さや退屈さはさほど気にならなかったんです。

とはいえ、新作からの楽曲が3曲くらい続くと多少気持ちが萎えはじめてしまうのですが、そのあとに「The Prisoner」みたいなレア曲があったり、また新曲か……と思っていたら「Can I Play With Madness」や「Heaven Can Wait」が続き、そのまま「Alexander The Great (356-323 B.C.)」「Fear Of The Dark」「Iron Maiden」で本編フィナーレを迎えるのですから、絶妙なバランス感で成り立ってるわけですよ。

ステージ後方の絵柄がLEDではなくいまだにバックドロップを次々と変えていく手法や、要所要所でお着替え(笑)したエディが登場したりと、視覚的にもアナログならではの楽しませ方満載で、こちらも飽きさせない要因として大きかったはず。これを70歳前後でやりきる体力、恐るべしです。

Img_9450
Img_9453
Img_9462

セットリスト
01. Caught Somewhere In Time
02. Stranger In A Strange Land
03. The Writing On The Wall
04. Days Of Future Past
05. The Time Machine
06. The Prisoner
07. Death Of The Celts
08. Can I Play With Madness
09. Heaven Can Wait
10. Alexander The Great (356-323 B.C.)
11. Fear Of The Dark
12. Iron Maiden
アンコール
13. Hell On Earth
14. The Trooper
15. Wasted Years

2024年9月14日 (土)

Spotifyでもっとも再生されているIRON MAIDENの楽曲(2024年9月14日現在)

いよいよ来週9月22日から開催となる、IRON MAIDEN実に8年ぶりの来日公演『THE FUTURE PAST WORLD TOUR 2024』。筆者も9月26日公演と29日公演に足を運ぶ予定ですが、今回はタイトルやアートワークからなんとなく想像がつくと思いますが、2021年の最新作『SENJUTSU』に加え、1986年の名作『SOMEWHERE IN TIME』の楽曲を中心に展開されるというもの。ライブタイトル自体は『SENJUTSU』収録曲「Days of Future Past」にもじったものですが、戦国時代(=Past)にスポットを当てた『SENJUTSU』、サウンド的にもシンセギターを用いるなど近未来(=Future)を強く打ち出した『SOMEWHERE IN TIME』という対照的な2枚を並べており、個人的には面白い試みだなと感じています。

昨年から始まった今回のツアーは現在に至るまでセットリストを固定して進行しているので、事前に予習しておきたいという方はこのあたりでチェックしておくといいでしょう。僕自身も事前にライブの流れを把握しておきたくて、Spotifyにプレイリストを作ってみたのですが、いろいろ漁っているうちに過去作と近作の再生回数に目が行きまして。そこで思いました。

 

IRON MAIDENって世界中でどれくらい再生されているんだろう、と。

 

で、調べました。すると、興味深いデータが得られました。今回はオリジナルアルバムに絞って、それぞれの作品で再生回数が多い上位3曲を紹介してみたいと思います。なお、数字は2024年9月14日現在のもの。万単位基準で、1000以下は四捨五入しておりますのでご了承ください。

1stアルバム『IRON MAIDEN』(1980年)
・Phantom Of The Opera(4842万回)
・Running Free(2397万回)
・Prowler(2334万回)

2ndアルバム『KILLERS』(1981年)
・Wrathchild(3015万回)
・Killers(1732万回)
・Murder In The Rue Morgue(1062万回)

ポール・ディアノ(Vo)時代の2枚は、思っていたよりも再生されていない印象でした。1stアルバムが2ndアルバムより再生数が多いのは予想の範疇でしたが、それでもバンド名を冠した代表トラック「Iron Maiden」がTOP3入りしていないのは意外といいますか(ちなみに同曲は2173万回再生で、1stアルバムでは4番目)。

3rdアルバム『THE NUMBER OF THE BEAST』(1982年)
・Run To The Hills(3億7798万回)
・The Number Of The Beast(2億2331万回)
・Hallowed Be Thy Name(1億7281万回)

4thアルバム『PIECE OF MIND』(1983年)
・The Trooper(4億5823万回)
・Fight of Icarus(5779万回)
・Where Eagles Dare(3217万回)

5thアルバム『POWERSLAVE』(1984年)
・2 Minutes To Midnight(1億4944万回)
・Aces High(1億1906万回)
・Powerslave(3408万回)

6thアルバム『SOMEWHERE IN TIME』(1986年)
・Wasted Years(1億5740万回)
・Caught Somewhere In Time(2395万回)
・Alexander The Great (356-323.B.C.)(2288万回)

7thアルバム『SEVENTH SON OF A SEVENTH SON』(1988年)
・Can I Play With Madness(5341万回)
・The Evil That Men Do(4499万回)
・Seventh Son Of A Seventh Son(2178万回)

ブルース・ディッキンソン(Vo)加入後の、いわゆる黄金期と呼ばれる80年代中盤から後半にかけて。『THE NUMBER OF THE BEAST』からは3曲、『PIECE OF MIND』からは1曲、『POWERSLAVE』からは2曲、『SOMEWHERE IN TIME』からは1曲と、それぞれ1億回を超える再生数の楽曲が複数生まれています。概ねシングルヒットが数多く再生されている印象ですが、そんな中で「Powerslave」「Caught Somewhere In Time」「Seventh Son Of A Seventh Son」と各アルバムのタイトルトラックがTOP3入りしているという意外な結果も。「Caught Somewhere In Time」のようにアルバムのオープニングトラックなら再生数が多くなるのもなっとくですが、「Powerslave」はアルバム終盤、「Seventh Son Of A Seventh Son」は中盤とそれぞれ異なる配置。アルバムタイトルトラックだから聴いてみるか……ということなのでしょうか。あと、「Alexander The Great」は昨年からのツアーで久しぶりに演奏されていることもあって、再生数が伸びたんでしょうかね。ライブの定番曲「Heaven Can Waite」(1353万回)よりも遥かに多い数字に驚かされます。

8thアルバム『NO PRAYERS FOR THE DYING』(1990年)
・Bring Your Daughter... To The Slaughter(1682万回)
・Holy Smoke(1123万回)
・No Prayer For The Dying(555万回)

9thアルバム『FEAR OF THE DARK』(1992年)
・Fear Of The Dark(3億3666万回)
・Wasting Love(9789万回)
・Afraid To Shoot Strangers(3832万回)

ヤニック・ガース(G)が加入、ブルース在籍時末期の90年代初頭の2枚。『NO PRAYERS FOR THE DYING』は作品の評価同様、黄金期の諸作品と比べると再生数が著しく劣ります。が、『FEAR OF THE DARK』からはライブ定番曲となったタイトルトラックの3億回再生を筆頭に、シングル曲とはいえライブで頻繁に演奏されるわけでもない、なのに1億回近い再生数を誇る「Wasting Love」、地味に人気の高い「Afraid To Shoot Strangers」が上位入り。面白い結果です。なお、同作からシングルヒットした「Be Quick Or Be Dead」は3646万回、「From Here To Eternity」は1248万回にとどまっています。

10thアルバム『THE X FACTOR』(1995年)
・Man On The Edge(886万回)
・Sign Of The Cross(862万回)
・Lord Of The Flies(270万回)

11thアルバム『VIRTUAL XI』(1998年)
・The Clansman(1655万回)
・Futureal(797万回)
・Como Estais Amigos(242万回)

ブレイズ・ベイリー(Vo)が参加した2作品は、やはりというかあまり再生されていない印象。ブルース復帰後も演奏される機会の多い「The Clansman」こそ1000万回再生を超えていますが、それ以外は低調気味。そういえば当サイトでもこの2枚はまだ紹介していませんでしたね……そのうち改めて書いてみようと思います。

12thアルバム『BRAVE NEW WORLD』(2000年)
・The Wicker Man(6090万回)
・Blood Brothers(4323万回)
・Brave New World(2655万回)

13thアルバム『DANCE OF DEATH』(2003年)
・Dance Of Death(3793万回)
・Rainmaker(1361万回)
・Raschendale(1173万回)

14thアルバム『A MATTER OF LIFE AND DEATH』(2006年)
・For The Greater Good Of God(1493万回)
・Different World(1212万回)
・These Colours Don't Run(1075万回)

15thアルバム『THE FINAL FRONTIER』(2010年)
・When The Wild Wind Blows(1096万回)
・Coming Home(997万回)
・El Dorado(731万回)

ブルースやエイドリアン・スミス(G)が復帰し、現在の6人体制になってから制作された2000年代のアルバム4作品。復帰一発目の『BRAVE NEW WORLD』はやはり注目度が高いのと、現在もライブで披露される機会の多い楽曲が複数含まれていることから、以降の3作品と比べると全体的に数字が高い。が、作品を重ねるごとに数字が落ち始めています。作品のクオリティはどれもそう変わらないはずですが、なかなか難しいものですね。

16thアルバム『THE BOOK OF SOULS』(2015年)
・Speed Of Light(3080万回)
・If Eternity Should Fail(1998万回)
・The Red And The Black(1498万回)

17th『SENJUTSU』(2021年)
・The Writing On The Wall(4136万回)
・Days Of Future Past(1977万回)
・Stratego(1811万回)

2010年代半ば以降の2作品。フィジカルではCD2枚組の長尺アルバムですが、ここ日本でもサブスクがスタートして以降のリリースとあってか再生数はかなり安定している印象。シングルカット曲、ライブで頻繁に披露される曲が多く再生されているのは納得でしょうか。

ちなみにライブアルバムに関してですが、どれも数百万回再生止まりで、億単位はゼロ。1000万回超えは『ROCK IN RIO』(2002年)収録の「Fear Of The Dark」(2116万回)と『A REAL LIVE DEAD ONE』(1993年)収録の「The Trooper」(1212万回)の2曲のみでした。

以上を踏まえて、2024年9月中旬時点での「Spotifyでもっとも再生されているIRON MAIDENの楽曲」上位20曲は下記のようになりました。

1位:The Trooper(4億5823万回)
2位:Run To The Hills(3億7798万回)
3位:Fear Of The Dark(3億3666万回)
4位:The Number Of The Beast(2億2331万回)
5位:Hallowed Be Thy Name(1億7281万回)
6位:Wasted Years(1億5740万回)
7位:2 Minutes To Midnight(1億4944万回)
8位:Aces High(1億1906万回)
9位:Wasting Love(9789万回)
10位:The Wicker Man(6090万回)
11位:Flight Of Icarus(5779万回)
12位:Can I Play With Madness(5341万回)
13位:Phantom Of The Opera(4842万回)
14位:The Evil That Men Do(4499万回)
15位:Blood Brothers(4323万回)
16位:The Writing On The Wall(4136万回)
17位:Afraid To Shoot Strangers(3832万回)
18位:Dance Of Death(3793万回)
19位:Children Of The Damned(3724万回)
20位:Be Quick Or Be Dead(3646万回)

億超えの上位8曲は納得の結果でしょうか。そういう意味では、億に届きそうで届かないライン(「Wasting Love」「The Wicker Man」をはじめとする楽曲群)が個人的には興味深かったです。40年以上のキャリアを持つヘヴィメタルバンドとして、この数字は順当なものなのかどうかは正直わかりませんが、我々のような80年代リアルタイム通過組のみならず、まだ彼らの音楽に触れたことがない世代にも少しは興味を持ってほしいな……と思わずにはいられません(まあ、安くても1万8000円という来日公演に足を運ぶ若年層は皆無かもしれませんが……)。

 

2024年9月 2日 (月)

LOVEBITES『THE THIN LINE BETWEEN LIVE AND HATE - JAPAN 2024』@東京ガーデンシアター(2024年9月1日)

Img_9296 2023年にアルバム『JUDGEMENT DAY』で完全復活を果たしたLOVEBITESは、コロナ禍が明けたこともあって2024年を海外活動に費やすことに。その結果、この日のワンマン公演は今年唯一の日本公演となってしまいました。

直前に大型の台風10号が接近したこともあり、交通機関の影響などで来場できなかったファンも少なくなかったとのこと。実際、僕も会場到着までにゲリラ豪雨に見舞われましたし、開演間近になっても空席がちらほら確認できる状況でした(とはいえ、全体的には大入りと呼んでも嘘ではない状況でしたよ)。それもあってでしょうか、開催数日前に急遽国内および海外へのインターネット配信も実現。1週間のアーカイブ配信もあったので、想像している以上に多くの人たちがこのアリーナ公演を目撃できたのではないでしょうか。

ライブ自体は前年の『JUDGEMENT DAY』ツアーをさらに煮詰めたような、現時点におけるグレイテストヒッツ的な内容。会場が大きくなったぶんステージ上のセットなどもさらに巨大化し、アリーナライブならではの装いでLOVEBITESを楽しむことができました。リリースされたばかりの『LOVEBITES EP II』からの楽曲はリード曲「Unchained」のみにとどめつつも、意外なレア曲なども交えた構成でマンネリ感を払拭。とはいえ、新作(5曲)、前作『ELECTRIC PENTAGRAM』(2020年)から6曲と近作が大半を占めるのは、それだけ直近の自分たちの楽曲に自信があるということなのでしょうか。

演奏、パフォーマンス自体も文句なしで、Asami(Vo)のボーカルも絶好調。Fami(B)が加わって以降の陽の空気感はそのままに、海外での経験も加わりバンドとしてよりいい方向に進んでいることが伝わります。ライブ中、唯一撮影可能パートがあったのですが、それがよりによって激攻めの「Soldier Stands Solitarily」という。スマホ掲げるか頭振るか、どちらか一方に集中させてよ(笑)。

本編18曲、アンコール2曲の計20曲。トータルで約2時間半というライブ尺はLOVEBITES史上最長。それくらいこの公演に力を注いでくれたという証明でもあるのかな。ずっと彼女たちを追ってきた身としても、十二分に満足できた一夜でした。

Img_9303
セットリスト
01. The Crusade
02. When Destinies Align
03. M.D.O.
04. Rising
05. Wicked Witch
06. Unchained
07. Stand And Deliver (Shoot 'em Down)
08. Set The World On Fire
09. The Final Collision
10. Thunder Vengeance
11. Holy War
12. A Frozen Serenade
13. Soldier Stands Solitarily
14. Judgement Day
15. Raise Some Hell
16. Don't Bite The Dust
17. The Spirit Lives On
18. Under The Red Sky
アンコール
19. Shadowmaker
20. We The United

« 2024年8月 | トップページ | 2024年10月 »

カテゴリー