カテゴリー「AC/DC」の12件の記事

2020年1月12日 (日)

祝ご成人(1999年4月〜2000年3月発売の洋楽アルバム20選)

新成人の皆さん、おめでとうございます。2014年度に初めて執筆したこの“洋楽版成人アルバム”企画、今年で6回目となります。毎年この時期にこの企画をやることで、温故知新というよりは「自分の20年前の音楽ライフはどんなだったか」を思い返す上で非常に重要なコンテンツになりつつあります。

しかも、前回(1998年4月〜1999年3月)から当サイトの前身サイトがスタートした時期(1998年12月)と被っていることもあり、選出時いろいろ感慨深いものがあったりするのですから、長く続けてみるものですね。

さて、企画説明です。この1月に成人式を迎えたの皆さんが生まれた年(学年的に1999年4月〜2000年3月の期間)にリリースされた洋楽アルバムの中から、個人的思い入れが強い作品のうちSpotifyやApple Musicで試聴可能なものを20枚ピックアップしました。

でも、どれも名盤ばかりですし、もしまだ聴いたことがないという作品がありましたら、この機会にチェックしてみてはどうでしょう。特に、現在20歳の方々は「これ、自分が生まれた年に出たんだ」とかいろいろ感慨深いものがあるような気もしますし。ちなみに、作品の並びはすべてアルファベット順です。(2014年度の新成人編はこちら、2015年度の新成人編はこちら、2016年度の新成人編はこちら、2017年度の新成人編はこちら、2018年度の新成人編はこちらです)

 

AC/DC『STIFF UPPER LIP』(2000年2月発売)(Spotify)(レビュー

ATARI TEENAGE RIOT『60 SECOND WIPE OUT』(1999年5月発売)(Spotify)(レビュー

BUCKCHERRY『BUCKCHERRY』(1999年4月発売)(Spotify)(レビュー

THE CHEMICAL BROTHERS『SURRENDER』(1999年6月発売)(Spotify)(レビュー

CIBO MATTO『STEREO☆TYPE A』(1999年6月発売)(Spotify

D'ANGELO『VOODOO』(2000年1月発売)(Spotify

THE DILLINGER ESCAPE PLAN『CALCULATING INFINITY』(1999年9月発売)(Spotify

DISTURBED『THE SICKNESS』(2000年3月発売/US)(Spotify)(レビュー

THE FLAMING LIPS『THE SOFT BULLETIN』(1999年5月発売)(Spotify

FOUNTAINS OF WAYNE『UTOPIA PARKWAY』(1999年4月発売)(Spotify)(レビュー

 

続きを読む "祝ご成人(1999年4月〜2000年3月発売の洋楽アルバム20選)" »

2020年1月 2日 (木)

banned songs of US radio after 9.11

つい先日、今年の9月11日に配信されたKERRNG!の記事「HERE ARE THE 164 SONGS THAT WERE BANNED FROM AMERICAN RADIO AFTER 9/11」がTwitterで流れてきたんですね。このリスト自体、これまでも完全版・不完全版問わずさまざまな形で流出していたと思いますし、実際僕も学生時代に湾岸戦争をテーマに「表現の自由」や「自主規制」について卒論を書いていたので、常に気になってチェックしていました。今回の記事も特別目新しさはなかったのですが、急にふと「そういえば、卒論書いてた90年代前半は実際にそういう曲を全部聴くのに相当苦労したけど、今ってストリーミングサービスがあるし、もしかしてこのリストの曲全部聴けるんじゃないかな……」と思ったんですね。

で、実際にプレイリストを作ってみようと思い、検索を開始……始めたのが明け方だったのですが、気づいたら1、2時間でプレイリスト完成。記事中に登場する曲名やアーティスト名に多少の間違いがあったので、ネット上で公開されている同様の記事(結局Wikipediaが一番便利でした)とも照らし合わせつつ、完全なるプレイリストを完成させました。

さすがに全曲ありました。すごいですね、Spotify(今回はApple Music版は作成せず。だって2つも作るの時間かかるし)。RAGE AGAINST THE MACHINEのみ全曲放送禁止だったので、本来なら彼らの楽曲はすべて入れるべきなんでしょうけど、それだと埒が明かないので各アルバムから主要ナンバー1曲ずつ、計4曲を入れることにしました。そこに「Knockin' On Heaven's Door」のみボブ・ディラン版とGUNS N' ROSES版の2曲を用意して、全168曲/11時間14分というアホほど長いプレイリストが完成したわけです(笑)。

一応、アーティスト名アルファベット順、複数の曲がリストにあるアーティストに関しては曲名もアルファベット順で並べてあります。なので、AC/DCみたいにいきなり7曲も続いてしまうこともありますが、シャッフル再生すると普通にラジオ感覚で楽しめるのではないでしょうか……しかも、いい曲ばかりですし。

こんなご時世だからこそ、こういった楽曲を手軽に楽しめる自由をかみしめつつ、今の生活に感謝したいと思います。またいつ、これらの楽曲やほかのヒット曲が放送禁止になるか、本当にわかりませんしね(しかも、あの当時よりも状況的には最悪ですから)。

 

2019年6月27日 (木)

AC/DC『BLACK ICE』(2008)

2008年10月にリリースされた、AC/DC通算14枚目(オーストラリア国内では15枚目)のオリジナルアルバム。前作『STIFF UPPER LIP』(2000年)から約8年半という全キャリアの中でもっとも長いスパンを経て発表された本作は、アメリカでは『FOR THOSE ABOUT TO ROCK WE SALUTE YOU』(1981年)以来実に27年ぶりの1位を獲得。そのほかにも本国オーストラリアやイギリス、カナダ、フランスなど29カ国で1位に輝いた、(現時点での)2000年代を代表する1枚です。

プロデューサーに初めてブレンダン・オブライエン(AEROSMITHPEARL JAMRAGE AGAINST THE MACHINEなど)を迎えて制作した本作は、全15曲で約56分とオリジナルアルバムとしては過去最長。じゃあ聴くのが大変かといいますと、まったくそんなことはなく、どの曲も3〜4分台で相変わらずのAC/DC節が終始貫かれており、カッコいいロックンロールがぎっしり凝縮された濃厚な作品集と言えます。

正直、ブライアン・ジョンソン(Vo)、アンガス・ヤング(G)、マルコム・ヤング(G)、クリフ・ウィリアムズ(B)、フィル・ラッド(Dr)という黄金期が復活して以降の2枚……『BALLBREAKER』(1995年)と『STIFF UPPER LIP』は「悪くはないけど、最高とまでは言い切れない」彼らにしては並な作品でした。いや、どれも“らしい”作風なんだけど、音源だけじゃ理解しきれない、ライブを体験しないとキツいかな……と思えてくるような“若干地味”なものばかりだったんですよね(だからこそ、『STIFF UPPER LIP』は来日公演をようやく目にすることができて、印象が少し良くなったわけですが)。

で、それと比べて今回の『BLACK ICE』はといいますと、全体的に軽やかさやキャッチーさが増しているように感じられました。『THE RAZORS EDGE』(1990年)みたいにどキャッチーではないですが、それでも同作に匹敵する“わかりやすさ”が備わっている。アップテンポの曲が1曲もなくったって、ここまでやれるんだぞ?という気概も感じられるし、ミドルテンポの中にも多少の上下を付けて変化を与えている。

聴く人が聴けばマンネリの一言で片付けられてしまうかもしれない。それはもう仕方ない、その人にとってAC/DCというバンドの本質がまったく必要としないものなのでしょう。けど、ロックンロールが好きで、AC/DCというバンドに多少なりとも魅力を感じたことがあるリスナーなら、このアルバムって最初から最後まで気持ちよく楽しめるものなんじゃないでしょうか。それこそオープニングの「Rock N Roll Train」のキャッチーさから、エンディングを飾るタイトルトラック「Black Ice」のヘヴィさまで、ノリノリでね。

思えば、本作を携えたさいたまスーパーアリーナ公演(2010年3月)が現時点で最後の来日なんですよね。あの巨大な機関車が登場する「Rock N Roll Train」でのオープニング、懐かしいなあ……。

黄金期ラインナップによる最後のオリジナル作品、そして同ラインナップでの最後の来日。いろいろ感慨深い記憶を残す1枚です。

 


▼AC/DC『BLACK ICE』
(amazon:日本盤CD / 海外盤CD / MP3

続きを読む "AC/DC『BLACK ICE』(2008)" »

2019年4月29日 (月)

AC/DC『LET THERE BE ROCK』(1977)

本国オーストラリアで1977年3月、それ以外の国で同年7月に発表されたAC/DCの3rdアルバム(本国では4作目)。イギリスで初めてチャートインし、最高17位という好記録を残した、バンドにとって海外でブレイクするきっかけを作った重要な1枚です。

ボン・スコット(Vo)在籍時の初期作品の中では本作と『HIGHWAY TO HELL』(1979年)が初心者向けのスタジオアルバムと言えるぐらい、現在もライブで披露される機会の多い名曲が豊富な内容。タイトルトラックはもちろんのこと、GUNS N' ROSESもカバーした「Whole Lotta Rosie」、グルーヴィーな「Dog Eat Dog」やこれぞAC/DC!と言いたくなる「Bad Boy Boogie」や「Hell Ain't A Bad Place To Be」など、捨て曲一切なし。全8曲、40数分と決して長い内容ではないですが、その密度は曲数や収録時間の数倍濃いものとなっています。

……と、ここまで書いて、すでに本作について伝えたいことは全部伝えてしまったような気がします(笑)。ってくらい、「読む前に、まず聴け!」と断言したくなる1枚。AC/DCとはなんぞや?と問われたときに、まずはこれを差し出すぐらいの傑作だと思っています。

確かにブライアン・ジョンソン(Vo)以降のヘヴィメタル的な重さや鋭さは皆無ですし、ポップさという重要な要素もここではまだ弱い気がします。しかし、1977年というイギリスでパンクロックが勃発したタイミングに、本作が17位という好記録を残しているという事実。そこにこのアルバムが現在まで愛され続ける秘密か隠されている気がするのですが、どうでしょう?

パンクよりも密度が濃いし、なんなら旧時代然としたスタイルのサウンドです。だけども、パンクロックにも通ずる衝動性はしっかり体現されている。そういった「シンプルに、ただカッコいいことをデカイ音で鳴らす」という姿勢が、当時のキッズに受け入れられたのでしょうか。あるいは、パンクスの陰に隠れてしまったハードロックキッズたちが「これこそが俺たちが今求める音!」と無言の意思表示をした結果がこの数字だったのか。できることなら1977年のイギリスに行って、AC/DCのライブ会場を覗いてみたいものです。

ギターを弾く人にとっては、本作は名ギターリフの宝庫でもあるんじゃないかな。シンプルだけどインパクトが強いリフの数々と、アンガス&マルコムのヤング兄弟によるリフのユニゾンや微妙に異なるフレーズが重なったときの気持ち良さなど、楽器弾き観点でも聴きどころ満載な1枚。ヘッドフォンを付けて爆音で聴くのもいいですが、AC/DCに関してはとにかくスピーカーを通して、可能な限りデカイ音で聴いてほしいな。それが一番、魅力がダイレクトに伝わるはずなので。

 


▼AC/DC『LET THERE BE ROCK』
(amazon:国内盤CD / 海外盤CD / MP3

続きを読む "AC/DC『LET THERE BE ROCK』(1977)" »

2018年7月10日 (火)

AC/DC『THE RAZORS EDGE』(1990)

サッカーW杯が始まってから、CMでよく耳にするAC/DC「Are You Ready」。HR/HMファンなら「えっ?」って振り返ってしまうと思うんです。事実、僕も何度このCMと直面しても「えっ?」って画面に釘付けになってしまいますから。これ、コカ・コーラFIFAワールドカップキャンペーン「Stock Up」編CMにて使用されているとのこと。YouTubeにもCM動画が公開されています。→W杯終了と同時に、動画は削除されたようです。

ということで今回はこの「Are You Ready」が収録されている、1990年9月リリースのAC/DC通算11作目(本国オーストラリアでは12作目)のスタジオアルバム『THE RAZORS EDGE』をピックアップしたいと思います。

前作『BLOW UP YOUR VIDEO』(1988年)で全米12位、全英2位と本格的に復活を果たしたAC/DCですが、続く『THE RAZORS EDGE』ではその人気をさらに確固たるものとします。プロデューサーに迎えたのはBON JOVIAEROSMITHなどでおなじみの“時の人”ブルース・フェアバーン。その組み合わせに最初こそ度肝を抜かれましたが、いざ完成したアルバムを聴くと「なるほど!」と思わずにはいられないキャッチーさ納得させられます。

おそらくブルースはかなりアレンジ面に口を挟んだんじゃないかと思うのです。例えばオープニングを飾る「Thunderstruck」にしても、リフ自体はアンガス・ヤング(G)の手癖的プレイの延長ですが、それをここまでシークエンスさせて引っ張るアレンジはブルースのアイデアだったのではないでしょうか。結果、それにより非常にモダンさが強まり、またドラマチックさを演出する上でもかなり効果的だったように思います。今やスポーツ観戦にも欠かせない1曲になりましたからね。

それ以外の楽曲も非常にポップでコンパクト。シングルヒットした「Moneytalks」(全米23位)や「Mistress For Christmas」、そして先の「Are You Ready」のような曲はもちろんのこと、アップテンポな「Fire Your Guns」やヘヴィな「The Razors Edge」ですらポップさを兼ね備えているのですから。

では、ポップになってことで彼らがヤワになったのか?と問われると、実はまったくそんなことはなく。名盤『BACK IN BLACK』(1980年)とは異なる質感のヘヴィさはしっかり表現されていると思います。

が、それ以上にポップさやキャッチーさが強く前面に打ち出されている。それが全米2位(500万枚以上のセールスを記録)、全英4位という数字に裏打ちされているのではないでしょうか。本作は「AC/DCはちょっと苦手……」というリスナーにも、もしかしたら受け入れてもらえる可能性の高い1枚かもしれません。



▼AC/DC『THE RAZORS EDGE』
(amazon:国内盤CD / 海外盤CD / MP3

2017年11月19日 (日)

AC/DC『BACK IN BLACK』(1980)

大ヒットした1979年のアルバム『HIGHWAY TO HELL』に続く、AC/DC通算7枚目のスタジオアルバム(1980年夏発売)。前作から引き続き、プロデュースをジョン・マット・ラングが担当。と、ここまで書くと前作の延長線上にある作風かと想像してしまいがちですが、前作との間にひとつの大事件が発生します。それがフロントマン、ボン・スコットの急逝(1980年2月)でした。バンドの顔ともいえるボンが亡くなったことで、本来はその歩みを止めてもおかしくないところを、AC/DCは前作からまる1年というハイペースで本作『BACK IN BLACK』を完成させるのでした。

新たに加入したシンガーは、イギリス生まれのブライアン・ジョンソン(元GEORDIE)。ボンの歌声はどこか気だるさや色っぽさ(エロさ)も感じられる独特の個性でしたが、ブライアンの歌声はもっと硬質。極論を言ってしまえば、ロックンロールシンガーからヘヴィメタルシンガーに交代したというくらい、バンドの顔が急に変わってしまったわけです。

当然、バンドが作り出すサウンド自体もブライアンの特性を生かしたものにシフトチェンジ。キャッチーで軽やかなイメージのあった『HIGHWAY TO HELL』とは異なり、この『BACK IN BLACK』ではヘヴィでソリッドなハードロックを奏でております。もう1曲目「Hells Bells」からして異質ですよね、それまでのAC/DCを考えれば。冒頭の鐘の音は、亡くなったボンへの鎮魂を意味するのでしょう(確実に『HIGHWAY TO HELL』へのアンサーと思われます)。そして不穏なギターリフから徐々にヒートアップして、いつになくシリアスな表情で、そしてヒステリックなサウンドで新生AC/DCの誕生を高らかに宣言する。こんなにもドラマチックで、聴き手をたぎらせるオープニング、そうはないですよね。

「Shoot To Thrill」のようなロックンロールもあるんだけど、やはりそれまでとはどこか違う。いや、ギターリフを聴けば間違いなくAC/DCなんだけど、やはり新しさを感じさせる。アナログB面1曲目のタイトルトラック「Back In Black」の、音の隙間を効果的に生かしたリフ&リズムワークはHR/HM史に残る名演のひとつです。かと思えば、前作からヒットした「Highway To Hell」の意思を受け継ぐ「You Shook Me All Night Long」もあるんだから……本当、すごいアルバムだと思います。

1曲1曲を抜き出して語るよりも、アルバムをひとつの音の塊として語りたい。『BACK IN BLACK』はそんな作品だと思います。HR/HMの教科書と言ってもいいくらい、まずはこれから聴け!と突きつけたいくらい、「知らなきゃモグリでしょ?」って言いたくなる1枚です。

ブライアン・ジョンソン(Vo)、アンガス・ヤング(G)、マルコム・ヤング(G)、クリフ・ウィリアムズ(B)、フィル・ラッド(Dr)。第二の黄金期を築き上げたこの布陣は、今後再び揃うことはありません。ブライアンの耳の不調によるツアー離脱、マルコムの認知症によるバンド活動休止、フィルの逮捕、クリフの引退……そして……残念でなりません。過去3回の来日中2度、この編成によるステージを観ることができたのは、もしかしたら幸運だったのかもしれませんね。



▼AC/DC『BACK IN BLACK』
(amazon:国内盤CD / 海外盤CD / MP3

2017年6月20日 (火)

AC/DC『ROCK OR BUST』(2014)

2014年11月にリリースされた、AC/CD通算15枚目(オーストラリア国内では16枚目)のスタジオアルバム。プロデュースは前作同様、ブレンダン・オブライエンが担当。マルコム・ヤング(G)が認知症のためバンドを離れ、代わりにマルコム&アンガス・ヤング(G)の甥にあたるスティーヴィー・ヤングが加入して制作されました。また、本作を携えたツアー期間にフィル・ラッド(Dr)が逮捕されバンドを脱退。代役として90年代前半に在籍したクリス・スレイドが再加入しています。また、ブライアン・ジョンソン(Vo)も聴力障害のためツアーを離脱。2016年のツアーではGUNS N ROSESのアクセル・ローズがゲスト・ボーカリストとして代役を務めたことは記憶に新しいと思います。さらに、クリフ・ウィリアムズ(B)も本ツアー終了後にバンドから脱退。結果として、我々がよく知るAC/DC最後のアルバムとなってしまいました。

全米1位を獲得した前作『BLACK ICE』(2008年)から6年ぶりに発表された本作は、どの曲も2〜3分台という非常にシンプルな構成。全11曲でトータル34分というランニングタイムは昨今の作品としては非常に短く感じますが、実際に聴くとその倍くらいあるんじゃないかと思えるほどの濃厚さがあります。シンプルだからこその濃さ。これこそが、40年以上の活動を経て到達した境地なのかもしれません。

思えば前作は8年ぶりの新作。気合いを入れて望み、結果として全15曲入り、トータル55分という、当時としては「最強のAC/DC」を表現していたと思います。しかし、その最強な状態からさらに余計なものをそぎ落とした結果、「11曲ぐらいで、34分でも大丈夫じゃない?」という結論にたどり着いた。というのは、考えすぎでしょうか? でも、そう思えるぐらいに寸分も隙がない、鉄壁なロックンロールアルバムだと思うのです。

そう、本作はHR/HMというよりはロックンロール。『BLACK ICE』はまだハードロックですよね。それ以上に原始的、もしくはルーツに原点回帰したのがこの『ROCK OR BUST』なんじゃないでしょうか。

とはいえ、ボン・スコット時代のそれと比較するとまた違うんですけどね。まぁそこは、ブライアン・ジョンソンという替えがきかないボーカリストによるものが大きいと思いますが。幸いブライアンはまだバンドに残っているようですし、耳の調子次第ではツアーにも復帰してくれるはず。レコーディングだって……どうなるのかわかりませんけどね。仮にこのアルバムでバンドの歴史に幕を降ろしたとしても、それはそれで納得がいきますし。

できることなら、このアルバムを携えた来日公演を見たかった。もし後悔があるとしたら、その一点のみです。



▼AC/DC『ROCK OR BUST』
(amazon:国内盤CD / 海外盤CD

2017年3月10日 (金)

AC/DC『BLOW UP YOUR VIDEO』(1988)

記憶に間違いなければ、僕が初めて購入したAC/DCのアルバムはこの『BLOW UP YOUR VIDEO』です。初めて聴いたアルバムはその前作にあたる(オリジナルアルバムではないけど)『WHO MADE WHO』(1986年)だけど、あれはレンタルレコードだったし。

というわけで、今回紹介するのはAC/DCが1988年初頭にリリースした通算10作目(本国オーストラリアでは11作目)のオリジナルアルバム『BLOW UP YOUR VIDEO』。時代背景的には言うに及ばず、1986年末のBON JOVI大ブレイクを機に勃発したHR/HMムーブメントの最中、最初に発表されたAC/DCの新作がこれでした。このちょっとまえにAEROSMITHが『PERMANENT VACATION』(1987年)で大復活を果たし、彼らのフォロワーといえるGUNS N' ROSESやRATTといったバンドがエアロに対するリスペクトを発言。特にガンズからはそれと同じくらい名前が挙がっていたのが、このAC/DCでした。実際、初期の彼らはライブでよく「Whole Lotta Rosie」をカバーしていましたしね。

当のAC/DC自体は1980年に発表した『BACK IN BLACK』が爆発的ヒットを記録し、続く『FOR THOSE ABOUT TO ROCK WE SALUTE YOU』(1981年)は念願の全米No.1を獲得。しかし、フィル・ラッド(Dr)脱退以降、セールスを一気に落としてしまい、いわば落ち目になりかけていたタイミングでした。そこに世界的なHR/HMムーブメント、若手アーティストからのAC/DC待望論と状況が好転しだしたところで、起死回生の一手としてこのアルバムが発表されたわけです。

リアルタイムで聴いたときは、とにかく冒頭の2曲「Heatseeker」「That's The Way I Wanna Rock 'N' Roll」のカッコよさにやられ、それ以降の楽曲は地味という印象でした。まぁ当時16歳になったばかりのガキンチョでしたしね。派手なアレンジこそサイコーみたいな勘違い、誰にでもありますよね。

で、リリースから30年近く経った今、以降のバンドの歴史も踏まえつつ聴き返すと、やっぱり原点回帰的な思いが込められていたんだなということに気づかされます。その原点は大ヒットした『BACK IN BLACK』やその前の『HIGHWAY TO HELL』(1979年)ではなく、それこそオーストラリアでバンドを始めた頃まで遡るのかなと。全体的に無駄がなくてシンプルなのはいつもどおりなんですが、そこに加えて(後任ドラマーのサイモン・ライトのジャストなドラミングにも関わらず)前のめり感が強い。言い方を変えると……若々しくてパンキッシュなんですよ。

先に挙げた冒頭2曲は言うまでもなく、それ以外の曲からも貫禄よりフレッシュさに満ち溢れている。しかも、昔は地味だと思い込んでいた楽曲群が、実はポップで親しみやすいものばかりだということにも気づかされる。「Mean Streak」も「Go Zone」も「Kissin' Dynamite」もめちゃめちゃ良いし、「Nick Of Time」や「Ruff Stuff」みたいにポップで親しみやすい楽曲、AC/DC流泣きメロが気持ちいい「Two's Up」、“これぞパンク”と言わんばかりに攻めまくる「This Means War」みたいな曲もある。あれ、全然地味じゃないじゃんか、と。

結局AC/DCはこの2年後、1990年にさらにポップで親しみやすいアルバム『THE RAZORS EDGE』で再び天下を獲ることに成功するのですが、そこと比べたら『BLOW UP YOUR VIDEO』は確かに地味。セールス的にも復調はしたけど、過去の大ヒット作と比べたらそこまでのヒットとも呼べない。過渡期の1枚と呼ばれがちですが、あのタイミング、あの時代背景があったからこそAC/DCが踏ん張って生み出すことができた奇跡のアルバムだったのではないかと、発売から29年経った今思うわけです。いや、本当にいいアルバムですよ。



▼AC/DC『BLOW UP YOUR VIDEO』
(amazon:国内盤CD / 海外盤CD

2005年10月28日 (金)

AC/DC『STIFF UPPER LIP』(2000)

昨日BUCKCHERRYを取り上げたせいか、その後急にAC/DCが聴きたくなって。特に古い作品じゃなくて、ここ最近‥‥'90年代以降のスタジオ作ばかり聴いてて。とはいっても1990年の『THE RAZORS EDGE』以降は1995年の『BALLBREAKER』と2000年の『STIFF UPPER LIP』の3枚しかリリースしてないんですけどね。5年に1枚の計算か‥‥そうこうしてるうちにみんなドンドン老いていくというのに‥‥

2000年に『STIFF UPPER LIP』をリリースして以降、ツアーや単発のライヴは結構やってたんですよね。チャリティーだったり、ホールクラスでの限定ライヴだったり、ROLLING STONESのオープニングアクト(!!)だったり、と。んでその時のツアーにはそれこそ約20年振りの来日公演(2001年2月)も含まれていたわけですが。勿論俺も行きましたし、その時の模様はライヴレポ書きましたしね。自分の中でも生涯忘れられないライヴの1本となったあの日から、早くも5年近く経とうとしてます。アルバムリリースから数えれば、来年の3月で丸6年……なのに一向に「新作完成!」の知らせが届かないのはどういうことなんでしょう?

AC/DCはこの5年の間にそれまで所属した「Elecktra / eastwest」から新たに「Sony」へと移籍してます。過去のアルバムやビデオ(DVD)の大半が再発され、店頭で彼等の作品にお目にかかる機会は確かに増えたものの、それら全部持ってる身からすると……う〜ん……あ、DVD『FAMILY JEWELS』は良かったですけどね、うん。

ま、そんなわけでこの『STIFF UPPER LIP』が現時点での最新作となるわけですが……久し振りに聴いたけど、やっぱりいいね。いや、基本的に俺はAC/DC全作品肯定派だけどさ、それにしてもその前の『BALLBREAKER』はちょっと厳しかったから。悪い作品ではないんだけど、総じてミドルチューン中心、しかもユルいまま進むのがね、さすがにリピートする機会は少ないですね未だに。90年代以降の作品は時代を象徴するようなプロデューサーを迎えて制作していたこともあって(『THE RAZORS EDGE』はBON JOVIAEROSMITHでお馴染みブルース・フェアバーン、『BALLBREAKER』はかのリック・ルービン)まぁ悪くはないけどちょっと欲張り過ぎ?みたいな印象も受けたりしたんですが、昔馴染みのジョージ・ヤングがプロデュースしたこの『STIFF UPPER LIP』は適度な緊張感とユルさがバランスよく詰め込まれていて、非常に聴きやすいんですね。あと、作風的にも'70年代後期から'80年代の、所謂往年の時代を再現しようとしてる風にも受け取れるし。年齢的にはかなり厳しいはずのブライアン・ジョンソン(Vo)もかなり頑張ってるし、アンガス・ヤングのギターも相変わらず唸りまくってるし、復帰2作目となるフィル・ラッドのドラムも前作以上にタイトだし、ボトムを支えるクリフ・ウィリアムズ(B)とマルコム・ヤング(G)のコンビネーションも相変わらず気持ちいいし。要するに、いつも通りのAC/DC節がこのアルバムでも全開だ、と。ホントそれ以上の言葉は要らないですよね。

多分……来年前半にはリリースされるだろう新作も、きっとこの延長線上にあるはずだし、変わりようがないはずだし。最高にイカすリフとカミソリみたいなシャウト、タイトなリズム隊とザクザクしたリズムギター、そして唸りまくるギターソロ……それさえあれば、AC/CDは安泰なのです。RAMONES亡き今、もはや“ワンパターンの良心”はAC/CDだけなのですよ。だからこそ、頑張って欲しいのです、新作が楽しみで楽しみで仕方ないのです。

ま……聴いたら聴いたで、「うわっ、また同じリフ使ってる!」とか「この曲、前にも聴いたことあるような……」って呟きまくるんですけどね、恐らく。それでもオッケーなのがAC/DC。もはや国宝ですよ、ロックンロールの。



▼AC/DC「STIFF UPPER LIP」(amazon:日本盤US盤UK盤

2003年5月28日 (水)

AC/DC『HIGHWAY TO HELL』(1979)

AC/DCが1979年夏にリリースした名作『HIGHWAY TO HELL』。現在も活躍する彼等ですが、このアルバムでのメンバー構成はボーカル以外は一緒なんですよ……そう、このアルバムをリリースした翌年、ここで歌っているシンガー、ボン・スコットは亡くなってしまうんですね。そういう意味ではこれが遺作となってしまうわけですが、全然そんな予兆を感じさせない、本当に活き活きしたリフロックを連発しています。

FREEの名曲「All Right Now」にも通ずるポピュラリティを持ったミドル・ポップチューン「Highway To Hell」からスタートするこのアルバム。それ以前のアルバムと比べると明らかにメロディの質が変わってきています。まず、聴きやすい・判りやすいメロディが増えたこと。いや、それまでの楽曲も判りやすかったんですが、それ以上に親しみやすいメロディが多いんですね、このアルバム。それでいてロックンロールの本質的な面も失っていない。更に何よりもサウンド面でかなり向上している。これはプロデューサーが変わったことも大きく影響してるんでしょう(このアルバムから、後にDEF LEPPARDやブライアン・アダムス等で有名になるジョン・マット・ラングが手掛けるようになります)。ギターサウンドもさることながら、リズムトラックの生々しさが凄いんですよね。まぁ「その後のAC/DCらしさ」という点では次作『BACK IN BLACK」』の方がより優れているわけですが、初期AC/DCの集大成、そしてその後の彼等を占うという意味ではこの『HIGHWAY TO HELL』もかなり優れた作品だと思っています。個人的には一番好きなアルバムなんですよね。

近年のライヴでも演奏される機会があった「Girls Got Rhythm」や「Shot Down In Flames」といったストレートなロックチューンといい、如何にも彼等らしいハイテンションな「Walk All Over You」や「Beating Around The Bush」といい、ポップな「Highway To Hell」や「Get It Hot」といい、お得意のスローブギー「Night Prowler」といい、とにかく1曲1曲が粒ぞろいでバラエティ豊か。ロケンローだとかハードロックだとか、そういった陳腐な枠分けで片づけたくはないですよね。本当にいい楽曲、いいアルバム。

最近、DATSUNSやJETといった同郷及びその近隣諸国から登場したバンドが「AC/DCフォロワー」として脚光を浴びていますが、もしこれを読んでいる若い子達でまだAC/DCの音に触れたことがないのなら、まずはこのアルバムから聴いてほしいなぁと思います。個人的にはこれと一緒に次作『BACK IN BLACK』も聴いてほしいんですけどね。この連作、ただボーカルが変わったというだけではなく、バンド内に大きな革命が起きたことも伺い知ることができますからね。

あと、よくそれらのバンドのシンガーが「AC/DCみたい」と表現されることが多いですけど、それはこのアルバムで歌うボン・スコットを指してるんですよね。決して今のシンガー、ブライアン・ジョンソンのことではなく。DATSUNSにしろJETにしろ、非常にボン・スコットっぽいんですよね。どこがどう違うのか……っていうのも2枚のアルバムを聴き比べると自ずと見えてきますしね。とにかく文句なしの名盤なんで、機会があったら是非一度。



▼AC/DC『HIGHWAY TO HELL』
(amazon:国内盤CD / 海外盤CD

その他のカテゴリー

1963年の作品 1966年の作品 1967年の作品 1968年の作品 1969年の作品 1970年の作品 1971年の作品 1972年の作品 1973年の作品 1974年の作品 1975年の作品 1976年の作品 1977年の作品 1978年の作品 1979年の作品 1980年の作品 1981年の作品 1982年の作品 1983年の作品 1984年の作品 1985年の作品 1986年の作品 1987年の作品 1988年の作品 1989年の作品 1990年のライブ 1990年の作品 1991年の作品 1992年の作品 1993年の作品 1994年の作品 1995年の作品 1996年の作品 1997年の作品 1998年のライブ 1998年の作品 1999年のライブ 1999年の作品 2000年のライブ 2000年の作品 2001年のライブ 2001年の作品 2002年のライブ 2002年の作品 2003年のライブ 2003年の作品 2004年のライブ 2004年の作品 2005年のライブ 2005年の作品 2006年のライブ 2006年の作品 2007年のライブ 2007年の作品 2008年のライブ 2008年の作品 2009年のライブ 2009年の作品 2010年のライブ 2010年の作品 2011年の作品 2012年のライブ 2012年の作品 2013年のライブ 2013年の作品 2014年の作品 2015年のライブ 2015年の作品 2016年の作品 2017年のライブ 2017年の作品 2018年のライブ 2018年の作品 2019年のライブ 2019年の作品 2020年のライブ 2020年の作品 =LOVE A New Revenge A Perfect Circle AA= AAAMYYY Abbath AC/DC Accept Adrian Younge Aerosmith AFI After the Burial aiko Air (France) AIR (Japan) AKB48 Alcatrazz Alcest Aldious Alice Cooper Alice in Chains Almighty, the Alter Bridge Altitudes & Attitude Amaranthe American Head Charge American Hi-Fi Anaïs Anderson .Paak Andrew W.K. Andy Black Andy McCoy Andy Taylor Angel Witch Angra Annihilator Annisokay Anohni ANTHEM Anthrax Anti-Flag Aphex Twin Appice Aqours Arcadia Arch Enemy Architects Arctic Monkeys Aretha Franklin Armored Saint ARROWS, the Art of Fighting Ash Asia Asian Dub Foundation ASIAN KUNG-FU GENERATION Asking Alexandria At The Drive-In Atari Teenage Riot ATATA Atomic Bitchwax, the Audioslave August Burns Red Avatarium Avenged Sevenfold Avril Lavigne Azusa B'z Baby Chaos BABYMETAL Babyshambles Backstreet Girls Backyard Babies Bad Company Bad English Bad Moon Rising Bad Omens Badlands Baroness BAROQUE Battles BAZRA BBHF BBM Be the Wolf Beach House Beartooth Beastie Boys Beatles, the Beck Behemoth Belle & Sebastian Ben Folds Ben Harper Bernard Butler Berryz工房 Biffy Clyro Big Brother and the Holding Company Big Scenic Nowhere Billie Eilish Billy Corgan Billy Idol Billy Talent BiSH Björk Black Crowes, the Black Earth Black Label Society Black Midi Black Sabbath Black Star Riders Black Swan Black Veil Brides BLANKEY JET CITY Blessing a Curse Bleu Blind Guardian Blind Melon Bloc Party Blood Incantation Blood Orange Blue Murder Bluetones, the Blur Boards of Canada Bon Iver Bon Jovi BON-BON BLANCO Bones UK Bonobo bonobos BOOM BOOM SATELLITES BOOM, THE Boris Born of Osiris Boston Boston Manor Boxer Rebellion, the Boy George BOØWY BRAHMAN brainchild's Brian May Brides of Destruction Brides of Lucifer Bring Me the Horizon Brink, the British Lion Brkn Love Bruce Dickinson Brujeria Bruno Mars Brutal Truth Bryan Adams BUCK-TICK Buckcherry Budderside Buddy Guy Buffalo Daughter BUGY CRAXONE Bullet for My Valentine Bulletboys Bullets and Octane BUMP OF CHICKEN Buono! Burn the Priest Burning Witches Bush Butch Walker Butcher Babies Cacoy Caesars callme Candlemass Candy Cane Hill Carcass CAROL Cars, the Catatonia Cathedral Cats in Boots Cave in Charlatans, the Charlie Sexton Cheap Trick Chelsea Wolfe Chemical Brothers, the Children of Bodom Chk Chk Chk (!!!) Chris Cornell Chrome Division Chthonic Chuck Berry Chvrches Cibo Matto Cigarettes After Sex Cinderella Circa Waves Clam Abuse Clash, the Click Five, the Clutch CO-FUSION Cocco Code Orange Coheed and Cambria Colbie Caillat Coldplay coldrain Compilation Album Confusion Master Converge Cornelius Cornershop Corrosion of Conformity Counterparts Courteeners, the Courtney Barnett Courtney Love Coverdale・Page Cozy Powell CQ Cradle of Filth Crazy Lixx Cream Creature Creature Creed Cribs, the Crosses (✝✝✝) Crossfaith Crown the Empire Cry of Love Cryptopsy Crystal Lake Cult, the Culture Club Cure, the Cutting Crew Cybernauts Cyhra Cymbals D'Angelo D'ERLANGER D-A-D D.A.N. Dachambo Damageplan Damn Yankees Damned Things, the Damned, the Dance Gavin Dance Danger Danger Danzig Darkness, the Dashboard Confessional DATE COURSE PENTAGON ROYAL GARDEN DATS Datsuns, the Daughtry David Bowie David Coverdale David Ellefson David Lee Roth Dead by April Dead by Sunrise Dead Cross Dead Daisies, the DEAD END Dead Kennedys Deafheaven Death Angel Death of Lovers Debbie Gibson DECAYS Deckard Deep Purple Def Leppard DEF.DIVA Deftones delofamilia Delorean Demolition 23. Departure, the Depeche Mode Desmond Child Destruction detroit7 Devil Wears Prada, the Devin Townsend Project Diamond Head DIAMOND☆YUKAI Diffuser Dillinger Escape Plan, the Dimmu Borgir Dinosaur Jr. Dio DIR EN GREY Dirty Honey Dirty Pretty Things Dirty Shirley Distillers, the Disturbed Dizzy Mizz Lizzy DMBQ Dogs D'Amour, the Dogs Die in Hot Cars Dokken Don Dokken Donavon Frankenreiter Donnie Vie Doors, the Down Down 'n' Outz downy Dragon Ash DragonForce Dream Theater Dreamboy Dreams Come True Dregen DRY & HEAVY Duff McKagan Duran Duran DUST'N'BONEZ, THE DYGL Dynazty Earthshaker eastern youth EGO-WRAPPIN' ELECTRAGLIDE Electric Light Orchestra Electric Six ELLEGARDEN Elliott Smith Eminem Emperor End Machine, the ENDRECHERI Enforcer Entombed Enuff Z' Nuff Eric Clapton Eskimo Callboy Europe Eurythmics Evanescence Eve Ex: Re Exodus Explosions in the Sky Extreme E・Z・O Faceless, the Fair Warning Fairground Attraction Faith No More Falco Fall Out Boy Faster Pussycat Fatboy Slim Fate Fates Warning Father John Misty Faye webster Fear Factory Fear, and Loathing in Las Vegas Feeder Feeling, the Fever 333, the Fight Filter Firehouse Firestarter Firewind Five Finger Death Punch FKA Twigs Flaming Lips, the Flashcubes Flatbacker Fleetwood Mac Flotsam and Jetsam Flying Colors Flyleaf FM Foo Fighters Foreigner Fountains of Wayne fra-foa Francis Dunnery Frank Black Frankie Goes to Hollywood Franz Ferdinand Freddie Mercury Free Frost* Fudge Tunnel Fugees, the FUJI ROCK FESTIVAL Funeral for a Friend Futureshock Fuzzbubble G. Love GALNERYUS Gamma Ray Garbage Garth Brooks Gary Moore Gatecreeper Gathering, the Gene Simmons Genesis George Harrison George Lynch George Michael Georgia Satellites, the Get Up Kids, the GHEEE Ghost Gilby Clarke Gin Blossoms Ginger Wildheart Giuda GLAY Glenn Hughes GLIM SPANKY GO!GO!7188 Godsmack Godspeed GOING STEADY GOING UNDER GROUND Gojira Goldie Lookin Chain Gotthard Graham Bonnet Grapevine Graupel GREAT ADVENTURE Great White Green Day Greta Van Fleet Grimes GTR Gun Guns n' Roses H.E.A.T H.E.R.O. H.P. オールスターズ Halestorm Halford Hanoi Rocks Hanson Hardcore Superstar Hardline Harem Scarem HARISS Harry Styles Hatebreed Haunted, the HAWAIIAN6 Hayley Williams HEAD PHONES PRESIDENT Heart HEATWAVE Heaven & Hell Heaven Shall Burn Hellacopters, the HELLO WORKS, THE Hellogoodbye Helloween Hellyeah Helmet HER NAME IN BLOOD Hermann H. & The Pacemakers Hi-STANDARD hide HIGH and MIGHTY COLOR HIGH-LOWS, THE Higher Power Hives, the Hole Hollywood Rose Hollywood Vampires Honeycrack HoneyWorks Hoobastank Hu, the Huaska Hudson Mohawke Hurricane Hurricane #1 HUSKING BEE I Mother Earth I See Stars Iggy Pop Ihsahn Imminence Impellitteri Imperial State Electric In Flames In the Soup In This Moment Incubus Indianhead INORAN International Noise Conspiracy, the Inxs Iron Maiden Issues It Bites Izzy Stradlin J Jack Johnson Jack White Jake Bugg James Bay James Brown Jamie XX Jamila Woods Jane's Addiction Janet Jackson Janis Joplin Japan Jeevas, the Jeff Beck Jeff Beck Group Jeff Buckley Jeff Healey Band, the Jeff Wootton Jellyfish Jerusalem Slim Jesus & Mary Chain, the Jesus Jones Jet Jetboy Jimi Hendrix Jimmy Eat World Jimmy Page Jimmy Page / Robert Plant Joan Jett & the Blackhearts Joe Lean & the Jing Jang Jong Joe Lynn Turner Joe Perry Joe Satriani Joe Strummer & the Mescaleros John Corabi John Diva & The Rockets of Love John Lennon John Sykes Johnny Winter Jomi Massage Jon Bon Jovi Jon Spencer Blues Explosion, the Jonathan Davis Josh Todd Josh Todd & the Conflict Joss Stone JOUJOUKA Journey Joy Division Judas Priest JUN SKY WALKER(S) Juno Reactor Justice Justin Timberlake JYOCHO Kaato Kadavar Kamasi Washington Kaonashi Kasabian Katatonia Katmandu Keane Keith Richards Kelela Kelly Osbourne KEMURI Ken Yokoyama Kendrick Lamar KENZI & THE TRIPS Killers, the Killing Joke Killswitch Engage King 810 King Crimson King Gizzard & the Lizard Wizard King's X Kingdom Come KinKi Kids KISS Kix Klan Aileen KLF, the Knack, the Knocked Loose KOOK Korn Kottonmouth Kings Kraftwerk Kreator Kula Shaker Kurt Vile Kvelertak KXM Kylie Minogue L'Arc-en-Ciel L.A.Guns La'cryma Christi LA-PPISCH Lacuna Coil Lady Gaga Lamb of God Last Days of April Led Zeppelin Lemon Twigs, the Lemonheads, the Lenny Kravitz Leprous Liam Gallagher Libertines, the Light the Torch Like a Storm Lily Allen Limp Bizkit Lindemann Linkin Park Lion LiSA Lita Ford Little Angels Little Caesar Little Glee Monster Liturgy Living Colour Lonerider Lords of Black LOST IN TIME Lotus Eater Lou Reed LOUD PARK LoudLion Loudness LOVE PSYCHEDELICO LOVEBITES LOW IQ 01 Luby Sparks Lucer Lullacry LUNA SEA Lynch Mob lyrical school M/A/R/R/S Machine Gun Kelly Machine Head Mad Capsule Markets, the Mad Season Madball Madonna Magic Numbers, the Maison book girl Mamiffer Mammoth Mammoth MAN WITH A MISSION Man, the Mando Diao Manic Eden Manic Street Preachers Manowar Mansun Mantar Marilyn Manson Mark Morton Mark Slaughter Marmozets Mars Volta, the Marvelous 3 Massive Attack Mastodon Matchbox Twenty Matt Cameron Matthew Sweet McAuley Schenker Group MD.45 Meathook Seed Megadeth MELTONE Mercury Rev Meshuggah Metal Church Metallica Methods of Mayhem Mew Michael Jackson Michael Monroe Michael Schenker Michael Schenker Fest Michael Schenker Group Michael Sweet Mick Jagger Midnight Bankrobbers Mighty Mighty Bosstones, the Migos mihimaru GT Ministry Mission, the MIYAVI MO'SOME TONEBENDER MODS, THE Mogwai Mondo Generator Mondo Grosso Monkees, the MONO NO AWARE MONOEYES Monster Magnet Mooney Suzuki, the Morrie Mother Love Bone Motley Crue Motorhead Mott the Hoople Mouse on Mars Mr. Big Mr. Mister Mr.Children MUCC Mudhoney Mudvayne Muse Music, the Mutation My Chemical Romance My Darkest Days My Dying Bride My Little Lover Myles Kennedy Myrkur Nailbomb NAMBA69 Napalm Death Nashville Pussy Nelly Nelson Neurotic Outsiders Neve New Order New Years Day New York Dolls NEWS NGT48 Nicke Borg Homeland Nickelback Night Ranger Nightwish Nile Nine Black Alps Nine Inch Nails Nirvana Noel Gallagher's High Flying Birds NoisyCell NOT WONK Nothing NOVEMBERS, THE Nuclear Valdez O.P.KING Oasis Obituary Oblivion Dust Obscure Ocean Colour Scene OCEANLANE Of Mice & Men Offspring, the OGRE YOU ASSHOLE ONE OK ROCK Oneohtrix Point Never Opeth ORANGE RANGE Orbital Ordinary Boys, the Orgy Orianthi ORIGINAL LOVE Outrage Overkill Ozzy Osbourne Panic! at the Disco Pantera Papa Roach Paradise Lost Paramore Parkway Drive PassCode Paul Draper Paul McCartney Paul Stanley Paul Weller PE'Z Peach sugar snow PEALOUT Pearl Jam PENPALS Perfume Periphery PERSONZ Pet Shop Boys Peter Gabriel Phantom Planet Phil Campbell and the Bastard Sons Phish Pig Destroyer pillows, the Pink Cream 69 Pink Floyd Pixies Placebo Plastic Tree Playmates, the Poison Polaris (Australia) Polaris (Japan) Police, the Polyphonic Spree, the POLYSICS Porcupine Tree Portishead Power Station, the Power Trip Powerman 5000 Praying Mantis Predators, the Pretty Boy Floyd Pretty Maids Pride & Glory Primal Scream Primus Prince Privates, the Probot Prodigy, the Prong Protest the Hero Public Enemy PUFFY Pulp PUNPEE pupa Qemists, the Queen Queens of the Stone Age Queensryche Quiet Riot Quireboys, the R.E.M. Raconteurs, the Radiohead RADWIMPS Rage against the Machine Rainbow RAISE A SUILEN Rammstein Ramones RAMRIDER Rancid Rapture, the RAREDRUG Rasmus, the Ratt Raven RCサクセション Red Dragon Cartel Red Hot Chili Peppers Red Warriors Reef Refused Revolution Saints Rex Brown RHYMESTER Richie Kotzen Richie Sambora Ride Riot Riot V RIP SLYME Rise of the Northstar Rival Sons Riverdogs RIZE Rob Zombie Robert Plant Rock City Angels ROCK IN JAPAN FESTIVAL ROCKBOTTOM Rocket from the Crypt Rolling Stones ROMANS RON RON CLOU Ronnie Wood Rooster ROOSTERS, THE Roselia ROSSO ROVO Roxy Blue Roxy Music Royal Republic RSO Run D.M.C. Rush Russian Circles Sabaton Sacred Reich Sads Saint Snow Saint Vitus Salems Lott Sam Smith Samantha's Favourite Sammy Hagar Santana Saosin Savages Saxon SBK Scorpions Scott Weiland Scour Screaming Soul Hill Sean Lennon Sebastian Bach Secret Machines SEKAI NO OWARI Selfish Cunt Senses Fail Septic Tank Sepultura Serj Tankian Sevendust SEX MACHINEGUNS Sex Pistols Shadow King Shadows Fall Shark Island Sharon Van Etten Shinedown Shinning Shobaleader One showmore Sick of it all Sigh Sigue Sigue Sputnik Silver Ginger 5 Silverstein Silvertide Simple Minds Simply Red SION Sixx:A.M. SKE48 SKETCH SHOW Skid Row Skillet skillkills Skin Skindred Skunk Anansie Slash Slash's Snakepit Slaughter Slayer Sleep Sleeping with Sirens sleepyhead Slipknot Sloan Slowdive Smashing Pumpkins Smiths, the smorgas SNAKE HIP SHAKES Sneeze Snow Patrol Sodom SOFT BALLET Soilwork Sonics, the Sons of Apollo Sons of Texas sora tob sakana Soul Asylum Soul Flower Union Soulfly Soulwax Soundgarden South Spaghetti Vabune! Sparta Sparta Locals Spiritual Beggars Spiritualized Spoon Squarepusher SR-71 STALIN, THE Starcrawler Starmen Starset Static-X Steel Panther Steelheart Stella Donnelly Stephen Pearcy Steriogram Steve Perry Steve Stevens Steve Vai Steve Winwood Steven Tyler Stevie Salas Stills, the Sting Stone Roses, the Stone Sour Stone Temple Pilots Stooges, the Stormtroopers of Death Strapping Young Lad Strokes, the Struts, the Stryper Strypes, the STU48 Styx Suede SuG Suicidal Tendencies Suicide Silence Sum 41 SUMMER SONIC SUPER BUTTER DOG Super Furry Animals Super$hit 666 Superchunk Supergrass SUPERSNAZZ Survive Suspended 4th Sweet & Lynch Sweet Oblivion Swervedriver Syrup16g System of a Down t.A.T.u. Taking Back Sunday Tame Impala Tank task have fun Tea Party, the Team Sleep Tears for Fears Teenage Fanclub Television Temples Terence Trent D'Arby Terrorizer Terrorvision Tesla Tesseract Testament THEE MICHELLE GUN ELEPHANT Them Crooked Vultures Therapy? Thin Lizzy Thirteen Senses Thirty Seconds to Mars Thunder Thundercat Thunderpussy Thy Art is Murder Tin Machine Tinted Windows TMG TNT Toad the Wet Sprocket Todos Tus Muertos Tokyo Dragons Tokyo Motor Fist TOKYO ZAWINUL BACH Tom Keifer Tom Misch Tommy Lee Tony MacAlpine Tool Toro Y Moi Tortoise Toto Towers of London Traening Train Travis Treatment, the TREEBERRYS TRICERATOPS Trivium Trixter Twenty One Pilots Twisted Sister Two (2wo) Two Door Cinema Club Two Lone Swordsmen Tycho Tygers of Pan Tang U.D.O. U2 UA UFO Ugly Kid Joe Ultraphonix Underworld Unearth United Unkle Used, the UVERworld Vader Vain Van Halen Vandenberg Vandenberg's Moonkings Veil of Maya Velvet Revolver Venom Verve, the Vibrators, the Vince Neil Vinnie Vincent Invasion Vivian Campbell Vixen Voivod Volbeat w-inds. W.A.S.P. WANIMA Wardruna Warrant Warrior Soul Weeknd, the Weezer Wham! Wheatus While She Sleeps White Lion White Stones White Stripes, the Whitesnake Who, the Wildhearts, the Willard, the Winger Wings Witch Within Temptation Wombats, the Wrench W(ダブルユー) X JAPAN Yellow Magic Orchestra YELLOW MONKEY, THE Yes Yngwei Malmsteen YO-KING Yo-Yo's, the YUKI Zakk Wylde ZAZEN BOYS Zeppet Store ZIGGY ZYX ZZ Top μ's ℃-ute →Pia-no-jaC← 「100番勝負」 「10年前」 「1年のまとめ」 「20年前」 「AIN'T IT FUN」 「CCCD」 「DJ / イベント出演」 「R.I.P.」 「アクセスランキング」 「アンケート」 「ゾ」 「ネットラジオ」 「フェス」 「仕事紹介」 「再結成」 「分析ネタ」 「平成の30枚」 「私的ベスト10」 「記事一覧」 「音楽配信」 あぁ! おとぎ話 くるり こぶしファクトリー すかんち どうぶつビスケッツ×PPP ぼくのりりっくのぼうよみ ももいろクローバーZ ゆず ゆらゆら帝国 アイドルネッサンス アンジュルム インビシブルマンズデスベッド ウルフルズ エイプリルズ エレファントカシマシ カントリー娘。 カントリー娘。に石川梨華(モーニング娘。) カントリー娘。に紺野と藤本(モーニング娘。) カーネーション キュウソネコカミ キリンジ ギターウルフ クマリデパート クラムボン クリープハイプ クレイジーケンバンド グループ魂 ゲスの極み乙女。 コンタクト サザンオールスターズ サンボマスター サ上と中江 ザ・クロマニヨンズ スカート スガ シカオ スタァライト九九組 スチャダラパー ストレイテナー スネオヘアー スピッツ スーパーカー ソニン タンポポ チャットモンチー トリプルファイヤー ドレスコーズ ナンバーガール ニューロティカ ハナレグミ ハロー!プロジェクト ヒプノシスマイク ピーズ, The フィッシュマンズ フィロソフィーのダンス フジファブリック フラワーカンパニーズ フランシュシュ プッチモニ マキシマム ザ ホルモン ミドリ ミニモニ。 ムーンライダーズ メロン記念日 モーニング娘。 モーニング娘。おとめ組 モーニング娘。さくら組 ユニコーン ラストアイドル レミオロメン ロッカーズ ロマンポルシェ。 三浦大知 中島美嘉 中村一義 中村佳穂 中澤裕子 乃木坂46 乙女新党 人間椅子 佐野元春 八代亜紀 凛として時雨 加藤いづみ 勝手にしやがれ 原田知世 吉井和哉 坂本真綾 堂島孝平 夢眠ねむ 大槻ケンヂ 大江慎也 太陽とシスコムーン(T&Cボンバー) 奥田民生 奮酉 如月レオン 宇多田ヒカル 安倍なつみ 宮本浩次(エレファントカシマシ) 寺嶋由芙 小沢健二 小泉今日子 尾崎豊 岡村靖幸 岡村靖幸と石野卓球 左とん平 市井紗耶香 布袋寅泰 平井堅 後浦なつみ 後藤真希 忌野清志郎 怒髪天 惑星 折坂悠太 押尾コータロー 推定少女 新垣結衣 日向坂46(けやき坂46) 日暮愛葉 星井七瀬 星屑スキャット 星野みちる 星野源 曽我部恵一 月島きらり starring 久住小春(モーニング娘。) 有村竜太郎 朝霧 Jam 木村カエラ 東京スカパラダイスオーケストラ 松浦亜弥 柴田淳 桑田佳祐 森重樹一 椎名林檎 椿屋四重奏 欅坂46 氣志團 水曜日のカンパネラ 水瀬いのり 氷室京介 永井ルイ 沢田研二 浅井健一 浜崎あゆみ 浜田麻里 渋さ知らズ 片平里菜 玉置成実 田中フミヤ 真心ブラザーズ 矢口真里 石川梨華 砂原良徳 私立恵比寿中学 筋肉少女帯 米津玄師 絢香 羅針盤 美勇伝 菊地成孔 藤本美貴 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 道重さゆみ 遠藤ミチロウ 金子ノブアキ 銀杏BOYZ 陰陽座 電気グルーヴ 頭脳警察 飯田圭織 10-FEET 1975, the 2 Many DJ's 22-20s 3 Colours Red 3776 44MAGNUM 54-71 9mm Parabellum Bullet

2020年6月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        

カテゴリー

無料ブログはココログ