カテゴリー「Alter Bridge」の11件の記事

2022年10月28日 (金)

ALTER BRIDGE『WALK THE SKY 2.0』(2020)

2020年11月6日にリリースされたALTER BRIDGEの1st EP。日本盤未発売。

タイトルからもわかるように、本作は当時の最新アルバム『WALK THE SKY』(2019年)のスピンアウト的作品。新たに制作された未発表楽曲「Last Rites」に、2019年に実施された『Victorious Sky Tour』のUS公演にて録音されたライブ音源6曲を加えた、全7曲入り/約31分とそこそこボリューミーな1枚となっています。

本作が制作された理由は皆さんご想像のとおり、2020年初頭から世界中で猛威を振るった新型コロナウイルスの影響によるもの。予定されていたワールドツアーも志し半ばで中断せざるを得ず、ロックダウンなどもあり家から動けない状況に陥ってしまったタイミングに、ツアーを心待ちにしていたファンに向けた「今は我慢して!」と言わんばかりの“予期せぬプレゼント”だったのではないでしょうか。

アルバム『WALK THE SKY』未収録の新曲「Last Rites」はこのロックダウン中に書き下ろされ、新たにレコーディングされたもの。『WALK THE SKY』の延長線上……というより、従来のALTER BRIDGEらしい“グランジ経由のオルタナティヴメタル”といった印象で、ドロドロしたグランジテイストのイントロから王道のALTER BRIDGE節に突入する歌メロ、サビで聴ける不協和音混じりのハーモニーなど、グランジ〜ポストグランジ〜ニューメタル〜オルタナメタルという時代の流れを大切にしつつ、オリジナリティをしっかり提示しているあたりに、このバンドならではの頼もしさが伝わってきます。

そして、ライブテイク6曲はすべて『WALK THE SKY』収録曲。収録された会場はそれぞれ異なるものの、ライブならではの生々しさを強調するよりも「まるでスタジオ音源」と錯覚するほどクオリティの高い質感が際立つテイクを楽しむことができます。もちろんスタジオ音源よりも音数は減っており、作り込み度は少々減退しているのですが、それでも楽曲の良さ、演奏/歌の素晴らしさがそのすべてにおいて優っており、最終的には「これはライブが観たい! ライブで聴きたい!」と強く思わされる良質な内容になっていると思います。

にしても、改めていい曲を書く、良質なアメリカンHR/HMバンドですね。新曲はもちろんのこと、ライブ音源6曲のバラエティ豊かさも恐るべしものがあるし。もっと言えば、ライブの6曲だけでこれだけ幅を提示できるバンドって、そうは多くないと思うんです。日本では過小評価されすぎな存在ですが、ぜひフェスなどで来日してもらって、その魅力をより多くのリスナーに知らしめてほしいところです。

なお、本作はCDとアナログ盤が用意されており、デジタル/ストリーミングでは『WALK THE SKY』に『WALK THE SKY 2.0』の7曲を追加したデラックス盤として配信中です。

 


▼ALTER BRIDGE『WALK THE SKY 2.0』
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ALTER BRIDGE『PAWNS & KINGS』(2022)

2022年10月14日にリリースされたALTER BRIDGEの7thアルバム。

全米16位という成績を残した前作『WALK THE SKY』(2019年)から3年ぶりの新作。とはいえ、その間にマイルズ・ケネディ(Vo, G)はソロアルバム『THE IDES OF MARCH』(2021年)スラッシュGUNS N' ROSES)とのSLASH FEATURING MYLES KENNEDY & THE CONSPIRATORS名義によるアルバム『4』(2022年)、マーク・トレモンティ(G)もTREMONTI名義のソロ作『MARCHING IN TIME』(2021年)を残しており、コロナ禍を挟む3年間が(結果的に)充実した期間だったころが伺えます。あ、バンドとしても新曲+ライブ音源で構成された7曲入りEP『WALK THE SKY 2.0』(2020年)を発表していましたしね。動けないなりに、創作活動には積極的に取り組んでいたことが伺えます。

そんな中届けられた本作ですが、プロデューサーにはALTER BRIDGEの諸作品でタッグを組んできたマイケル・“エルヴィス”・バスケット(SLASH、coldrainMAMMOTH WVHなど)を迎え制作。ポスト・グランジ的手法を通過したモダンなHR/HMを下地にしつつも、今作ではクラシカルなヘヴィメタルや複雑な展開を含むプログメタル的手法も積極的に取り入れたれた、挑戦的な1枚に仕上がっています。

オープニングを飾る「This Is War」で聴けるシンフォニックメタル調アレンジには、ちょっと度肝を抜かれました。これはいい意味で予想を裏切る幕開けで、特にソロやスラッシュとのコラボではアーシーなロック/ハードロックに特化していたマイルズの歌声が、ロニー・ジェイムズ・ディオにも匹敵するドロドロしたメタルボーカルへと進化/深化。実際にはそこまで歌い方を変えていないのかもしれませんが、彼の声を包み込むメタリックな音像との相性もあるんでしょうね。これぞモダンメタル!と断言できるような彼の歌唱は、もっと高く評価されるべきではないでしょうか。

かと思えば、「Stay」のように軽やかなポップチューン(本作の中では、という意味ね)もあれば、8分半にもおよぶエピカルな大作「Fable Of The Silent Son」も用意されている。アルバムのラストを飾るドラマチックなメタルチューン「Pawns & Kings」も非常にスリリングでアンセミック。どの曲もバラエティ豊かながらもアルバムの枠から破綻することがない。スピードよりも重さにこだわった曲作り/サウンドメイクは、もはやアリーナ/スタジアムロックの域を脱して、どの規模の会場で鳴らされても何ら違和感なく通用する普遍性すら伝わってくる。まもなくデビュー20周年に達する中堅〜ベテランバンドが、ここにきてさらに進化しているという事実には、ただただ驚かされるばかりです。

個人的には2000年代のオルタナメタル的イメージが強いバンドでしたが、正直ここまで真正面からヘヴィメタルと向き合った作品を世に送り込んでくるとは、想像もしてなかったなあ。アメリカではチャート的には最高35位と、過去作と比べてもっとも結果が振るわなかった本作ですが、実は新たな正統派USメタルの良作を求める層にこそ届いてほしい、響いてほしい1枚ではないでしょうか。

 


▼ALTER BRIDGE『PAWNS & KINGS』
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2021年5月17日 (月)

MYLES KENNEDY『THE IDES OF MARCH』(2021)

2021年5月14日にリリースされたマイルズ・ケネディALTER BRIDGESLASH FEATURING MYLES KENNEDY & THE CONSPIRATORS)の2ndソロアルバム。

長いキャリアのわりにソロアルバムはこれが初めてだった前作『YEAR OF THE TIGER』(2018年)から3年ぶり。前作は実の父親が亡くなった1974年を軸に、当時5歳前後だったマイルズの幼少期を題材としたコンセプチュアルな内容でしたが、今作は自身で「バラエティに富んだ作品にしたかった」と語るように、ベースにあるルーツミュージックはそのままに、より広がりの感じられる1枚に仕上がっています。

レコーディングメンバーはマイルズ(Vo, G, Lap Steel, Key, Mandolin)のほか、ジア・ディン(Dr, Per)、ティム・トゥルニエ(B)という前作から引き続きの布陣。プロデュースもマイケル“エルヴィス”バスケットが続投しており、基本的な質感は前作の延長線上にあるものと言えるでしょう。しかし、テーマと相まって幾分ダウナーな空気感が強かった前作と比較すると、本作のほうがより開放感の強い内容。フォーキーさは前作に譲るものの、本作はアメリカンロックのダイナミックさやドラマチックさがより感じられる、聴き応えのある1枚と言えるでしょう。

7分半にもおよぶ大作であるタイトルトラックの構成は、ALTER BRIDGEのそれとも異なるもので、こちらのほうがより土着的。かつ、異国情緒も散りばめられており、日本人がよりとっつき易い作風です。かと思えば、軽快さの強いロックンロール「Wake Me When It's Over」や豪快なブルースロック「Get Along」、音数の少ない枯れたブルースロック「Love Rain Down」、サザンロック調の「Sifting Through The Fire」、エモーショナルさが一際強い「Worried Mind」など全体を通して緩急に富んでいる。アコースティック色は随所から感じられるものの、聴き終えたときの爽快感はエレキギターガンガンのロック/ハードロックを聴いたときと同じものが得られるはずです。

シンガーとしてのマイルズの魅力はもちろんのこと、本作ではギタリスト:マイルズ・ケネディの才能も遺憾なく発揮されているのも特徴のひとつ。トリオ編成でここまでがっつり聴かせられるのであれば、ぜひ生でも観て/聴いてみたい……そう強く思わせてくれる1枚です。

年内にはスラッシュの新しいアルバムも完成予定で、おそらくこちらにもマイルズは参加しているはず。そして、来年以降にはALTER BRIDGEの新作も控えているはずなので、しばらくはマイルズ色満載の作品を切れ目なく楽しめそうです。土着的なアメリカン・ハードロックが好きな方なら間違いなく引っ掛かる1枚。ALTER BRIDGEやスラッシュのファンも、もちろん必聴です。

 


▼MYLES KENNEDY『THE IDES OF MARCH』
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2020年4月29日 (水)

ALTER BRIDGE『AB III』(2010)

ALTER BRIDGEが2010年10月初頭に発表した3rdアルバム。日本盤は1ヶ月強遅れて同年11月下旬にリリースされています。

前作『BLACKBIRD』(2007年)がアメリカでTOP20入り、イギリスでは初のTOP100入り(最高37位)を果たすなど、着実にバンドとしての知名度を高めていたALTER BRIDGEでしたが、2009年にマーク・トレモンティ(G)、スコット・フィリップス(Dr)、ブライアン・マーシャル(B)が古巣のCREED再結成に参加、残るマイルズ・ケネディ(Vo, G)もスラッシュのツアーに帯同するなど、ALTER BRIDGEの存続を危ぶむ声がちらほら聞こえるようになります。が、バンドは2010年初頭には3rdアルバム制作に着手しており、秋には満を辞して本作をリリースしたのでした。

前作で初タッグを組み、以降2019年の最新作『WALK THE SKY』まで制作に携わるマイケル・“エルヴィス”・バスケット(TRIVIUMRATTcoldrainなど)をプロデューサーに迎えた本作は、正統派ヘヴィメタル色を強めた前作とは異なり、どちらかというと1stアルバム『ONE DAY REMAINS』(2004年)でみせたポスト・グランジ以降のモダンヘヴィネス路線に近い印象を受けます。しかし、1stアルバムの焼き直しという印象は一切受けず、むしろ大成功を収めた『BLACKBIRD』を現代的なサウンド/手法で表現したらどうなるか?という前向きさすら感じられ、バンドとしての真価が問われるこのタイミングに勝負に出たことが伺えるのではないでしょうか。

また、マーク・トレモンティの低音を効かせたリフワーク&ソロプレイが本当に素晴らしく、この点においては全キャリア中最高峰と言えるのではないでしょうか。それに伴い、楽曲自体も非常によく練り込まれており、実はメロディの作りは前作の延長線上にあることにも気づかされるはず。また、そのメロディを効果的に盛り上げるドラマチックなアレンジからは、往年のハードロック的手法も感じられる。

つまり、軸足は前作から一切変えることなく、“ガワ”のみを時代に合わせた……と捉えることもできるのかなと。結果、それが好意的に受け捉えられ、全米17位/全英9位という好成績を残すわけですから、彼らの勝負はしっかり勝利を収められたということなのでしょう。

全14曲(日本盤はさらに1曲追加)で約65分というトータルランニングは、過去2枚をはるかに超えるもの。もっとコンパクトにすることもできたはずなのに、ここまで詰め込んだということは、それだけ「みんなに聴かせたい」という自信の楽曲が揃っていたという表れなんでしょうね。確かに長い作品集ですが、緩急に富んだ楽曲群はどれも絶品なので、迷わずオススメできる1枚です。個人的には前作よりもお気に入りですし、なんなら彼らのキャリア中もっとも好きな1枚です。

 


▼ALTER BRIDGE『AB III』
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2020年4月28日 (火)

SLASH『SLASH』(2010)

2010年3月末にリリースされた、スラッシュのソロアルバム。これまでSLASH’S SNAKEPIT名義では2枚のアルバムを発表していますが、ソロ名義ではこれが初のオリジナルアルバムとなります。

2007年にスコット・ウェイランド(Vo)が脱退したことで、事実上の解散状態に陥ったVELVET REVOLVER。スラッシュはUniversal Musicと新たに契約し、これまでのキャリアを総括するようなソロアルバム制作に臨みます。

彼と親交の深いミュージシャンを多数迎えた本作は、イアン・アストベリー(THE CULT)、オジー・オズボーン、ファーギー、マイルズ・ケネディALTER BRIDGE)、クリス・コーネルSOUNDGARDEN)、アンドリュー・ストックデイル(WOLFMOTHER)、アダム・レヴィーン(MAROON 5)、レミー・キルミスター(MOTÖRHEAD)、キッド・ロック、M.シャドウズ(AVENGED SEVENFOLD)、ロッコ・デルーカ、イギー・ポップと曲ごとに異なるシンガーが参加した豪華な内容に。さらに日本盤のみ、稲葉浩志(B'z)をフィーチャーした楽曲も用意されたことで、当時はリリース前から賛否両方の意味で話題となりました。

サウンド的には、過去にスラッシュが参加したバンド……GUNS N' ROSESやVELVET REVOLVER、そして自身のSNAKEPITの延長線上にあるものですが、それらをアクの強いシンガーたちが自身のメロディで歌うことにより、スラッスの楽曲であると同時に各シンガー自身の楽曲にもなっている、まさにコラボらしいコラボ作と呼べる仕上がりです。だって、オープニングのイアン・アストベリーが歌う「Ghost」からして、彼が歌うことでどう聴いたってTHE CULT以外の何者でもない楽曲に昇華されていますし、それこそオジーが歌う「Crucify The Dead」もオジーの近作に収録されていても不思議じゃない内容。ハードロック調の「Beautiful Dangerous」がファーギーのアルバムに収録されていたとしても、別に不思議じゃないし……っていう妙な納得感があるのは、それこそ本作に参加したシンガーたちの個性がいかに強いかという証拠でもあるわけです。

また、本作には1曲のみインストナンバー「Watch This」が収録されているのですが、こちらではベースに盟友ダフ・マッケイガン、ドラムにデイヴ・グロール(FOO FIGHTERS)という夢の組み合わせが実現しています。これ、デイヴがそのまま歌っても面白かったのにね。

本作で唯一複数歌っているマイルズ・ケネディとは相性が良かったのか、本作を携えたワールドツアーにも帯同することに。結局、その後もスラッシュのソロ活動では毎作彼が参加することになります。

ちなみに、誰もが気になる稲葉浩志が参加した「Sahara」ですが……稲葉による日本語詞で歌われているので、稲葉のソロ曲のように聴こえます。スラッシュらしさももちろんそこそこ見受けられるのですが、やっぱり他シンガー同様に稲葉のアクの強さが優っており、そこはさすがだなと。けど、どうせなら英詞で歌えばよかったのにね……日本語が悪いってことではなく、この流れで最後に日本語が飛び込んでくると、ちょっと違和感がね。80年代によくあった、外タレが日本盤ボーナストラックに提供した「日本語バージョン」みたいで、少し恥ずかしくなってしまうと言いますか。曲やボーカルパフォーマンスが素晴らしいだけに、非常に勿体ないと思いました。

なお、本作はのちに国別に内容の異なるボーナストラック/ディスクを付けたさまざまな別バージョンが発表されており、そちらにはCYPRESS HILLとファーギーによるガンズ「Paradise City」やマイルズ・ケネディが歌う「Sweet Child O' Mine」アコースティックカバー、ニック・オリヴェリやアリス・クーパー参加のアルバム未収録曲、先の稲葉歌唱曲「Sahara」の英語バージョン(!)などが収録されております。おいおい、英語版あるじゃねーかよ(苦笑)。

 


▼SLASH『SLASH』
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2020年3月20日 (金)

DAVID ELLEFSON『SLEEPING GIANTS』(2019)

MEGADETHのベーシスト、デヴィッド・“ジュニア”・エレフソンが2019年7月中旬に発表した初のソロアルバム。日本ではボーナストラックを多数追加して、2020年3月下旬に発売されました。

これまでもF5やMETAL ALLEGIANCEといったプロジェクトへの参加、ANTHRAXのフランク・ベロ(B)とのバンド・ALTITTUDES & ATTITUDEなどがありましたが、純粋なソロアルバムはMEGADETHとして『KILLING IS MY BUSINESS… AND BUSINESS IS GOOD!』(1985年)でデビューして以来初めてのこと。大佐(デイヴ・ムステイン)の咽頭がん発症などもあって、2019年は年初にALTITTUDES & ATTITUDEのアルバム『GET IT OUT』、夏にこのソロアルバムと活発な課外活動が続きました。

ですが、ジュニアのビジネス・パートナーであるトム・ハザートとの共同作業で完成した本作は、実は純粋なオリジナルアルバムというわけではありません。本作のために制作されたスタジオ録音新曲(リミックス含む)やそのデモ音源、そしてF5の未発表デモ音源から構成されたもので、完成度や音質の違いこそあれど、ジュニアのカラーが色濃く表れた、非常に聴き応えのある内容に仕上がっています。

ジュニアは本作のスタジオ音源では歌っておらず、ベースとソングライティングに専念。基本はトム・ハザートが歌っていますがが、曲ごとにさまざまなゲストボーカルもフィーチャーされており、例えば「Sleeping Giants」ではRUN D.M.C.のDMCが、「Hammer (Comes Down)」ではエリック・A.K.(FLOTSAM AND JETSAM)の歌声も聴くことができます。また、これらの楽曲ではアディショナル・ボーカルとしてロン・“バンブルフット”・サール(SONS OF APOLLO、ex. GUNS N' ROSES)やコリー・グローヴァー(LIVING COLOURULTRAPHONIX)の名前も見つけることができます。

さらにデモ音源ではありますが、「If You Were God」ではジョン・ブッシュ(ARMORED SAINT、ex. ANTHRAX)がそのパワフルな歌声を響かせており、ALTITTUDES & ATTITUDEに続いてここでも“MEGADETH meets ANTHRAX”なコラボレーションを堪能できます。このほかにもデヴィッド・グレン・アイズレー(Vo/ex. GIUFFRIAなど)やマーク・トレモンティ(G/ALTER BRIDGE、CREED)、デイヴ・マクレイン(Dr/SACRED REICH、ex. MACHINE HEAD)、そしてMEGADETHの初代ギタリストでもあるクリス・ポーランドなどといった豪華な布陣との共演を楽しむことができるはずです。

ELLEFSON名義によるオリジナル曲は、どこか初期〜中期(90年代前半)のMEGADETHを彷彿とさせる曲調、スタイルで懐かしさと新鮮さを同時に楽しめるものばかり。ここ最近のMEGADETHにはない“何か”が確実にここには存在しており、その違いは何なのかといろいろ考えるきっかけにもなりそうです。と同時に、あのMEGADETHのスタイルは何も大佐だけのものではなく、ちゃんとジュニアの中にも脈々と受け継がれている(あるいは血として流れている)ということがはっきり確認できます。ぶっちゃけ、これらの曲を今のMEGADETHでやってくれてもいいのに……なんて思っちゃったりもしますが、けどそれも違うんでしょうね。

F5のデモ音源は音質的にまちまちですが、楽曲的には2000年代のモダン・ヘヴィネスの延長線上にあるものばかり。ぶっちゃけ、ソロ名義の楽曲と並んだときに違和感覚えるんじゃないかと不安でしたが、まったくそんなこともなく、むしろジュニアのソングライターとしての一貫性を再確認できるいい素材となりました。これ、ちゃんとスタジオレコーディングしてあげればよかったのにね。勿体ない。

日本盤のみ、初CD化となる「Vultures」「If You Were God」のライブテイクも収録。「If You Were God」ではトム・ハザートとジュニアのデュエット(笑)も楽しむことができる、貴重なテイクとなっておりますので、ぜひチェックしてみてください(全19曲と海外盤よりも4曲多いですし、「Vultures」のスタジオテイクはマックス・ノーマンMIXに差し替えられていますしね)。

でも、海外盤は海外盤で特別感のある2枚組仕様となっており、ジュニアが所属するレーベル・EMP / Combat RecordsのスペシャルサンプラーCD(全18曲入り)がDISC 2として付属。何気にこっちも聴き応えがあって、興味深い内容なのですよ(マーク・スローターのソロや、ジョー・ペリーがゲスト参加したCO-OPなど面白いテイク満載)。ジュニアの曲だけ聴きたいって人は少々お高い日本盤を、おまけが欲しいって人は輸入盤を購入してみてはいかがでしょう。

 


▼DAVID ELLEFSON『SLEEPING GIANTS』
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2019年12月19日 (木)

ALTER BRIDGE『WALK THE SKY』(2019)

2019年10月リリースの、ALTER BRIGE通算6作目のスタジオアルバム。

前作『THE LAST HERO』(2016年)からまる3年ぶりの新作となりますが、その間に2枚組ライブCDにレアトラック集を追加した3枚組作品『LIVE AT THE O2 ARENA + RARITIES』(2017年)、オーケストラをフィーチャーしたライブCD&映像作品『LIVE AT THE ROYAL ALBERT HALL (FEATURING THE PARALLAX ORCHESTRA)』(2018年)を1年ごとに発表してきたので、実はそんなに間隔が空いているとは思ってなかったんですよね。それに、マイルズ・ケネディ(Vo, G)はこの3年の間に初のソロアルバム『YEAR OF THE TIGER』(2018年)を制作したり、スラッシュとのアルバム『LIVING THE DREAM』(2018年)やそれに伴うツアーや映像作品発売もありましたし(マイルズ以外のメンバーも個々の活動をしていたので、余計にね)。

そんな、常に何かしら音楽活動をしている勤勉なイメージの強い彼ら。旧知の仲であるマイケル・バスケット(TRIVIUM、スラッシュ、coldrainなど)をプロデューサーに迎えて制作されたこのニューアルバムでは従来の彼らをなぞりつつ、新たな一面を感じさせる実験も見受けられる意欲作を完成させることに成功しています。

これまでの作品と比べるとアップテンポの楽曲が比較的少なく、ミドル中心という“いかにもアメリカのアリーナロックバンドにありがち”な作風へとシフトしていますが、これは曲作りの過程がこれまでとは異なる方法で進められたことも大きく影響しているのかなと(今作ではマイルズとギターのマーク・トレモンティが互いの曲のアイデアをシェアして、ある程度固めたところにほかの2人が加わって曲を固めていったとのこと)。ポスト・グランジ的な楽曲はグランジ寄りというよりはモダンヘヴィネス以降のダーク&ヘヴィにより近づいている印象を受けますし、そこに乗る歌メロももはやグランジ云々では語りつくせない、完全にALTER BRIDGE節が確立されている。そういう意味では、彼らなりのオリジナリティで埋め尽くされた1枚と言えるでしょう。

また、ギターのリフワークも今作は過去作とはちょっと違った印象を受けるかもしれません。これも過去の曲作りとやり方を変えたことが大きいのかな(前作まではマイルズ&マークが、プロデューサーのマイケルと一緒にリフを固めていったようなので)。今作ではもっと変幻自在というか、かっちり固めるというよりも、どこか自由度の高さが伺えるんですよね。

初期のオルタナ・メタル路線とも違うし、前作で得た大衆性を引き継いではいるものの、よりヘヴィさが増しているし。メジャーもどメジャーでシーンのど真ん中にいるんだけど、気を抜いていると至るところに用意された棘がチクリと刺してくる。そんな攻めの姿勢が感じられる本作は、バンドが新たなフェーズに突入したことを宣言するような第2のデビュー作なのかもしれませんね。従来のリスナーからは評価が大きく分かれるような声が聞こえてきますが、僕は「これこそが今のアメリカン・ハードロックのど真ん中」と捉え、好意的に評価したいと思います。

 


▼ALTER BRIDGE『WALK THE SKY』
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2019年10月 1日 (火)

MYLES KENNEDY『YEAR OF THE TIGER』(2018)

ALTER BRIDGEスラッシュGUNS N' ROSES)のソロバンドSLASH FEATURING MYLES KENNEDY & THE CONSPIRATORSでも活躍するシンガー、マイルズ・ケネディが2018年3月に発表した初のソロアルバム。

意外にも初のソロ名義作品となるこのアルバムは、彼の父親が亡くなった1974年を中心に、当時5歳前後だったマイルズの幼少期を題材としたコンセプチュアルな内容となっています。

実は2009年頃から計画されていたこのアルバムですが、完成させるまでに9年もの歳月を要することとなってしまいました。まあ、計画し始めた直後にスラッシュのソロバンドに参加したり、売れっ子バンドALTER BRIDGEが忙しかったりというのもあったのでしょう。ですが、まもなく50歳になろうとするこのタイミングに本作を完成させられたのは、ある意味では運命だったのかもしれません。

レコーディングにはジア・ディン(Dr, Per)、ティム・トゥルニエ(B)といった少数精鋭で臨み、マイルズはボーカルとギター以外にもマンドリンやバンジョー、ラップスティールなどを披露しています。相変わらず多才ですね。

楽曲自体はコンセプトもコンセプトなので、どこか内省的で落ち着いた雰囲気を醸し出しています。アコースティック主体で展開されるサウンドですが、マイルズのエモーショナルなボーカルと相まって、アコースティックならではの「枯れた」感は皆無。「The Great Beyond」のような楽曲ではむしろドラマチックさやダイナミズムすら感じられ、本作が単なる“バンド活動の合間の息抜き”とは異なるものであることがうかがえるはずです。

南部色の強いトラディショナルなアメリカンフォーク色もありつつ、どこか異国情緒を感じさせる音色があったり、また全体的には内向的なのに開放感のあるアレンジも散りばめられていたりと、改めてこの人の偉才ぶりを存分に味わえる1枚ではないでしょうか。

なんとなくですが、本作の軸はクリス・コーネルSOUDNGARDEN解散後、AUDIOSLAVEを立ち上げる前に出したソロ1作目『EUPHORIA MORNING』(1999年)にも近い気がします。ただ、この『YEAR OF THE TIGER』に関してはデジタル要素皆無で生々しさが際立っているので、装飾のある/なしでここまで変わるのかと改めて驚かされます。

スラッシュのソロも素晴らしいし、もちろんALTER BRIDGEは言うまでもなく。だけど、ここにはそれら2作品にもない輝きがあるので、両バンドのファン必携の1枚だと思います。年間ベストには選ばなかったけど、この先もずっと聴き続けるであろうスルメ的良作。

 


▼MYLES KENNEDY『YEAR OF THE TIGER』
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2019年3月 2日 (土)

MARK MORTON『ANESTHETIC』(2019)

2000年代を代表するUSヘヴィロック/ヘヴィメタルバンドLAMB OF GODのギタリスト、マーク・モートンによる初のソロアルバム。全10曲すべてが歌モノで、それぞれ異なるシンガーを迎えて制作されたものとなっています。そういう意味ではギタリストのエゴが前面に打ち出されたものではなく、あくまでソングライター/表現者としてバンドとは異なるアプローチで作り上げた1枚と言えるでしょう。

参加シンガーはチェスター・ベニントン(LINKIN PARK)、ジャコビー・シャディックス(PAPA ROACH)、マーク・ラネガン(ex. SCREAMING TREES)、チャック・ビリー(TESTAMENT)、ジェイク・オニ(ONI)、マイルス・ケネディ(ALTER BRIDGESLASH)、マーク・モラレス(SONS OF TEXAS)、ジョシュ・トッド(BUCKCHERRY)、ネイマー・マドックス、アリッサ・ホワイト-グルーズ(ARCH ENEMY)、そしてLAMB OF GODのフロントマンであるランディ・ブライとマーク自身という豪華かつバラエティに富んだ面々。演奏面ではギターをマークがすべて担当したほか、STONE SOURのロイ・マイヨルガ(Dr)、MEGADETHのデイヴィッド・エレフソン(B)、KORNのレイ・ルジアー(Dr)、ALICE IN CHAINSのマイク・アイネズ(B)、TRIVIUMのパオロ・グレゴリート(B)&アレックス・ベント(Dr)、CLUTCHのジャン・ポール・ガスター(Dr)、元THE BLACK CROWESのスティーヴ・ゴーマン(Dr)&マーク・フォード(G)といったジャンルの垣根を超えた布陣が顔を揃えています。

アルバムはマークとジェイク・オニ、そしてLAMB OF GODのプロデューサーとして知られるジョシュ・ウィルバーとの共同制作によるもの。楽曲自体はマークが「いつかバンドとは別の形で発表したい」と長年書き溜めてきたものなのですが、各シンガーの個性が強いこともあってか、それぞれのシンガーに合った手法で書き下ろされたものと錯覚してしまいそうになります(もちろんそういう曲も含まれていますが)。

チェスターが亡くなる数ヶ月前に制作されたオープニングトラック「Cross Off」はLINKIN PARKをよりモダンヘヴィネス寄りにした良曲ですし、ジャコビーが歌う「Sworn Apart」もPAPA ROACHのアルバムに入っていたとしても不思議じゃない1曲。かと思えばマーク・ラネガンが歌う「Axis」ではアーシーさが前面に打ち出されているし、チャック・ビリー&ジェイク・オニによる「The Never」のスラッシュ&王道メタルなノリもひたすらカッコいい。

マイルス・ケネディ歌唱による「Save Defiance」は完全にマイルスのノリだし、マーク・モラレス参加の「Blur」はSONS OF TEXAS寄りのスモーキーさが表出している。ジョシュ・トッドが歌う「Back From The Dead」なんてBUCKCHERRYをヘヴィにさせたノリで好印象だし、ネイマー・マドックスによる「Reveal」はどこかファンキー。マーク本人が歌唱する「Imaginary Days」は正統派ハードロックの香りが感じられ、ラストを飾るランディ&アリッサによる「The Truth Is Dead」は2人の声の対比も良いし、なにより楽曲がLAMB OF GODの延長線上にあるのが良い。

マークのギタリストとしての非凡さも随所に感じられるし、何よりも曲のバラエティ豊かさに驚かされる。このひと、こんなに多才だったんだと驚き連発の1枚です。

LAMB OF GOD本体は、昨年BURN THE PRIEST名義のカバーアルバム『LEGION: XX』を発表したりと若干リラックスモードかもしれませんが、こういったガス抜きを経て次にどんなオリジナルアルバムを届けてくれるのか、今から楽しみでなりません。まずは奇跡の共演が実現した(特に、貴重なチェスターの声が残された)この意欲作をじっくり聴き込みたいと思います。

 


▼MARK MORTON『ANESTHETIC』
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2018年11月 6日 (火)

DISTURBED『EVOLUTION』(2018)

再始動後もやっぱり働き者なDISTURBED、早くもニューアルバム発売です。

2015年8月発売の6thアルバム『IMMORTALIZE』では“これぞDISTURBED!”というヘヴィかつキャッチーなモダンメタルを展開し、5作連続全米No.1を獲得。翌2016年11月にはライブアルバム『LIVE AT RED ROCKS』もリリースされ、その前後には「The Sound Of Silence」(ご存知、SIMON & GARFUNKELのカバー)がシングルヒット(全米42位)。このバンドにしては異色のカバーでしたが、ひとまず再始動後の活動はメタルファンから大いに受け入れられたのでした。

で、オリジナルアルバムとしては3年ぶりの7thアルバム『EVOLUTION』が、2018年10月中旬にリリース。ケヴィン・チャーコ(オジー・オズボーンロブ・ゾンビFIVE FINGER DEATH PUNCHなど)を再びプロデューサーに迎えて制作された本作は、前作以上にキャッチーな“異色作”に仕上げられています。

スケジュールの都合で前作のレコーディングには参加できなかったジョン・モイヤー(B)でしたが、今回は無事制作に参加。アルバム本編に収められた10曲の新曲はバンドとケヴィン・チャーコの曲作なのですが、その収録内容の幅広さに驚かされます。だって、オープニングの「Are You Ready」こそ従来のDISTURBEDらしいヘヴィロックですが、3曲目「A Reason To Fight」や6曲目「Hold On To Memories」、8曲目「Watch You Burn」、10曲目「Already Gone」と約半数近くの楽曲がアコースティックギター主体のバラードナンバーなのですから。

間違いなく前作での「The Sound Of Silence」カバーの成功がもたらした“変化”であり“進化”である、と。これを良しとするかなしとするかで、本作に対する評価は大きく異なるのではないでしょうか。ぶっちゃけ、僕は本作を最初に聴いたとき、3曲目に早くも「A Reason To Fight」みたいなバラードが登場してひっくり返りましたから。さらに数曲おきに訪れるバラードタイム……「いやいや、聴きたいのはそれじゃないから!」とツッコミを入れながら再生1周目は幕を下ろすわけですが。

確かに、慣れたらそこまで気にならない……とまでは言わないけど、意外と馴染むんですよ。アルバムタイトルで『EVOLUTION』と歌っている以上、新しく変わるならここまでやらないと、という気概も大いに感じられるし。ジャケットのテイストが変わったのもその表れでしょうしね。

ちなみに本作、デラックス盤にはボーナストラック4曲を追加しているので、どうせならそっちにバラードを少し分けてあげたら……と思ったら、ボートラ4曲中2曲がバラードだった!(笑) うち1曲は「The Sound Of Silence」のライブバージョン(ALTER BRIDGEマイルズ・ケネディがゲスト参加)だし。残りの2曲も1曲が「Are You Ready」のリミックスなので、正味水増し感がハンパない……。数百円高くても曲を多く聴きたい人はデラックス盤を購入したらいいでしょう。けど、アルバムのトータリティにこだわりたい人は10曲おみの通常盤でいいと思います。

にしても、悪くないんだけど……う〜ん。なんとも評価が難しい1枚です。きっと数年後に新しいアルバムが出たときに、本作に対する本当の評価が下されることになると思うのですが、現時点では難しい。現時点では日本盤もリリースされていないし、5作連続だった全米1位記録も本作で途絶えてしまったし(初登場4位)。数字がすべてではないですが、う〜ん。



▼DISTURBED『EVOLUTION』
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