カテゴリー「At The Drive-In」の7件の記事

2019年1月15日 (火)

SPARTA『WIRETAP SCARS』(2002)

2001年のAT THE DRIVE-IN最初の解散後、メンバーのジム・ワード(G)、ポール・ヒジョス(B)、トニー・ハジャー(Dr)の3人を中心に結成されたのがSPARTAというバンド。ジムがボーカル&ギター、ポールがリード・ギターにスイッチし、マット・ミラー(B)を新たに迎えて本格始動。2002年夏にGeffen Records傘下のDream Works Recordsからリリースされたのが、彼らのデビューアルバム『WIRETAP SCARS』です。

プロデュースを手がけたのはパンク、オルタナ系でおなじみのジェリー・フィン(GREEN DAY、SUM 41、BLINK-182など)。「Cut Your Ribbon」「Air」といったシングルヒットが後押しし、アルバム自体も全米71位という好記録を残しています。

セドリック・ビクスラー(Vo)、オマー・ロドリゲス(G)といったAT THE DRIVE-INの“顔”はTHE MARS VOLTAを結成しており、当時は言い方こそ悪いですがSPARTA組は“残りカス”みたいな見られ方をしていました。事実、僕もそういう目で見ていましたし(ごめんなさい)。

しかし、こうやって届けられたデビューアルバムではAT THE DRIVE-INでの試みからハードコアな要素を取り除き、残されたエモーショナルな要素をメジャー流にブラッシュアップした、非常に高品質なオルタナティヴロックを堪能することができます。

ジムのボーカルはセドリックほどのヒステリックこそないものの、当時のパンクロック/オルタナロック/エモの系譜に属する、適度に激しく適度に甘いもの。そこに端正なサウンドプロダクションとキャッチーな楽曲、破綻しないバンドアンサンブルが加わることで、良くも悪くも“メインストリームにいるオルタナバンド”的な立ち位置を示すことに成功しています(まあ、そもそもオルタナがメインストリームにいること自体に矛盾があるわけですが)。

「Sans Cosm」のようなキャッチーさは、それこそAT THE DRIVE-INにも存在した要素のひとつですが、表現方法が少し違うだけでこうもメジャー感が強まるんだなと、改めて驚かされます。ですが、このバンドの持ち味はそういった前身バンドとは別のところにあると思うのです。「Cut Your Ribbon」でのアグレッション、「Air」でのエモーショナルさ、「Light Burns Clear」で表現されるドラマチックなアンサンブルなど、要所要所に聴きどころが満載で、決して最後まで飽きさせることのない仕上がりではないでしょうか。

ですが、ここに少しでもAT THE DRIVE-INの面影を求めようと、途端に“弱く”感じてしまう。すごく損な役回りですが、こればかりは仕方ないかな……とはいえ、この手のバンドの作品としては相当レベルは高いほうなので、聴いて損はないと思います。



▼SPARTA『WIRETAP SCARS』
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2019年1月14日 (月)

AT THE DRIVE-IN『IN/CASINO/OUT』(1998)

1998年夏にリリースされた、AT THE DRIVE-INの2ndアルバム。続く3作目『RELATIONSHIP OF COMMAND』(2000年)がGrand Royalを通じてメジャー流通されたことで一気に知名度が増し、僕のようなにわかファンがそこで“これ1枚だけのバンド!”みたいな勘違いをしてしまいがちですが、いやいや、まったくそんなことはなく、この『IN/CASINO/OUT』の時点でそのオリジナリティはしっかり確立されていることに気づかされます。

僕自身、本作を聴いたのは『RELATIONSHIP OF COMMAND』発売からだいぶ遅れてのことですが、最初は『RELATIONSHIP OF COMMAND』にあったはちきれんばかりのエネルギーの塊がここにはないと、そこまでのめり込めなかったことをよく覚えています。が、実は本作『IN/CASINO/OUT』のほうがバランス感に優れていて、“コントロールされた爆発”を思う存分楽しめる1枚なのではないかと、あとになって気づくわけです。

ロス・ロビンソンが手がけた『RELATIONSHIP OF COMMAND』とは異なり、ここではFUDGE TUNNELやNAILBOMBなどで知られるアレックス・ニューポート(THE MARS VOLTABLOC PARTY、DEATH CAB FOR CUTIE)がプロデュースを担当。全体を覆う“熱に満ちているのにどこかヒンヤリとしている”感覚は、もともとこのバンドが持ち合わせている個性ではあるものの、アレックスはそこをより強化させることに成功したのではないかと。冷たいのにカラッとしたサウンドの質感と合わせ、本当に気持ちいい“音”を鳴らしているのですね。

それは、例えが正しいかわかりませんが、80年代前半までのU2が持っていた要素に近いものを感じます。ただ、AT THE DRIVE-INの場合はそれをよりモダンなオルタナティヴロックスタイルで鳴らそうとし、そこにオマー・ロドリゲス(G)の変態的ギターが加わることで独自なものへと昇華した。そして、次作ではそこにロス・ロビンソンの手が加わることで、もう誰にも追いつけないくらい特殊な存在へと急激に進化した。そう捉えることはできないでしょうか。

楽曲のスタイルには確実に“グランジ以降”で90年代的だし、中にはパワーポップ的な要素も見え隠れする。だけど、特別誰かに似ているわけでもない。そこがこのバンドの凄さなんだなと、リリースから20年経った今、改めて思うわけです。

AT THE DRIVE-INは昨年末に三度目の解散を発表してしまいましたが、もう役目はすべて果たしたのかな……最近のライブを観ると、特にそう思うこともあります。正しい幕の降ろし方だったのかもしれません。今は残されたこの名盤を聴きつつ、彼らに思いを馳せようかなと。



▼AT THE DRIVE-IN『IN/CASINO/OUT』
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2019年1月13日 (日)

祝ご成人(1998年4月〜1999年3月発売の洋楽アルバム20選)

新成人の皆さん、おめでとうございます。2014年度に初めて執筆したこの“洋楽版成人アルバム”企画、今回で5回目となります。毎年この時期にこの企画をやることで、温故知新というよりは「自分の20年前の音楽ライフはどんなだったか」を思い返す上で非常に重要なコンテンツになりつつあります。

しかも、今回は当サイトの前身サイトがスタートした時期(1998年12月)が被っていることから、選出時もいろいろ感慨深いものがあります。いやあ、長く続けるもんだ。

さて、この企画の説明です。この1月に成人式を迎えたの皆さんが生まれた年(学年的に1998年4月〜1999年3月の期間)にリリースされた洋楽アルバムの中から、個人的思い入れがある作品のうちSpotifyやApple Musicで試聴可能な作品を20枚ピックアップしました。今年度は残念ながら、選出した20枚すべてがSpotifyおよびApple Musicに揃っているものではありませんでした(各サービスともに1枚足りないという)。

でも、どれも名盤ばかりですし、もしまだ聴いたことがないという作品がありましたら、この機会にチェックしてみてはどうでしょう。特に、現在20歳の方々は「これ、自分が生まれた年に出たんだ」とかいろいろ感慨深いものがあるような気もしますし。ちなみに、作品の並びはすべてアルファベット順です。(2014年度の新成人編はこちら、2015年度の新成人編はこちら、2016年度の新成人編はこちら、2017年度の新成人編はこちらです)


ASIAN DUB FOUNDATION『RAFI'S REVENGE』(1998年11月発売)(Spotify

AT THE DRIVE-IN『IN/CASINO/OUT』(1998年8月発売)(Spotify)(レビュー

BEASTIE BOYS『HELLO NASTY』(1998年7月発売)(Spotify

BLUR『13』(1999年3月発売)(Spotify)(レビュー

BOARDS OF CANADA『MUSIC HAS THE RIGHT TO CHILDREN』(1998年4月発売)(Spotify

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2017年5月20日 (土)

AT THE DRIVE-IN『IN.TER.A.LIA』(2017)

通算3枚目にしてメジャーデビュー作となった『RELATIONSHIP OF COMMAND』(2000年)リリースから半年後の2001年春、突如の無期限活動停止を発表し、事実上の解散状態となったAT THE DRIVE-IN。その彼らが10年後の2011年に再始動を発表し、翌2012年に『FUJI ROCK FESTIVAL '12』で12年ぶりの再来日を果たしたのですが、その際のライブを観た僕は正直、最初こそ興奮したものの、曲が進むにつれて気持ちが醒めていって……ああ、2000年のサマソニで初体験したあの無軌道さとそこから受けた興奮を求めちゃ残酷だよな……と現実に引き戻されたのでした。

が、昨年のサマソニで再来日した際には、あのフジロックでの醒めた感覚は一切なく、最初から最後まで興奮状態のままステージを楽しむことができました。もちろん、2000年のライブと比べるのは反則だという気持ちをどこかに抱えたまま。だけど、純粋に楽しいライブだったのを今でもよく覚えています。

その後、ライブ活動のみならず本格的に新作制作に動き出した彼ら。ついに2017年5月、待望の4thアルバム『IN.TER.A.LIA』がここにリリースされました。

確かにここで聴けるサウンド、楽曲はTHE MARS VOLTAのそれとも、そしてSPARTAのそれとも違う、どこからどう聴いてもAT THE DRIVE-INのサウンド、楽曲とわかるものです。とはいえ、『RELATIONSHIP OF COMMAND』ほどのテンションや狂気性は感じられないのも事実。そこを今の彼らに求めるのも酷とは頭でわかっているのですが、それでも「『RELATIONSHIP OF COMMAND』に続く新作」という事実があるだけに比較してしまいたくなってしまうわけです。

先にライブから彼らに接したからか、余計に無軌道さや狂気性を求めてしまうのかもしれません。しかし、あれからすでに17年もの月日が流れている。普通に活動を続けていたら、その間に4、5枚はアルバムを発表していたかもしれない。そう考えれば、『RELATIONSHIP OF COMMAND』から『IN.TER.A.LIA』という作品に到達した意味も理由も理解できるかもしれません。

事前に公開済みだった「Governed By Contagions」を最初に聴いたときは、正直「まぁこんなもんかな?」くらいにしか感じなかったのに、アルバムの流れで聴くとすごくグッとくる。そして、どこからどう聴いてもAT THE DRIVE-INそのものだと気づかされる。ツアーで過去の楽曲と向き合ったことで、バンドが改めて「AT THE DRIVE-INとはなんだったのか?」という命題と真剣に対峙した。と同時に、メンバーそれぞれがTHE MARS VOLTAやSPARTAで得た経験も血肉になっている。その結果、「どこか懐かしいのに、新しさも感じさせる」という過去と現代のハイブリッド感が生まれたのかもしれません。

比較したくないと言いながらアレですが……『RELATIONSHIP OF COMMAND』よりもするする聴き進められる。内容もコンパクト(40分強)で、各曲が思った以上にシンプルというところは、2017年という時代にぴったりとフィットしてるんじゃないでしょうか。うん、大好きです。購入してから何度も何度も聴き返してます。



▼AT THE DRIVE-IN『IN.TER.A.LIA』
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2000年12月31日 (日)

「MY BEST OF 2000」

とうとうミレニアム、ミレニアムって騒いでた2000年もあと十数時間で終わりを迎えようとしてます。思えば今年は本当にいろいろありました。「激動の年」でした‥‥って言おうとしたけど、毎年言ってるな、これは(苦笑)。要するに、それなりに年を重ねていくと、まぁいろいろ大変な事があるって事でしょうか。家族、恋人、会社、友人関係、そしてこのインターネットでも‥‥改めて思うのは、失敗も成功も、いろいろ積み重ねて大人になっていくのだなって事。「汚い大人」と呼ばれようが「ガキ」扱いされようが、他人の評価は他人の評価って事でさ。新たな気持ちで21世紀を迎えようじゃないか、と思うわけです。

さて、恒例となった今年のベストアルバムを選出する企画。俺がこの2000年によく聴いた、愛したアルバム/楽曲を紹介するわけですが‥‥一昨年、去年の10枚と比べると‥‥俺の音楽の趣味が若干変わってきてるような気が‥‥特に今年、それも後半になってそれが顕著に表れたような気がします。例えば‥‥いや、それは下に選んだ10枚をみてから皆さんに判断してもらいましょうか?(尚、特に順位はありません。アルファベット順に紹介してます)


AT THE DRIVE-IN『RELATIONSHIP OF COMMAND』

サマーソニックでのライヴではそこまでピンとこなかったものの、アルバムは激ヤバだった。エモにも括れれば、ヘヴィロックにも括れるそのエモーショナルな音楽に惹かれた人は多く、早くも年明けには単独再来日。もう一度、ちゃんと観たいなぁ‥‥

Cocco『ラプンツェル』

音の質感はファーストの頃に近いものの、内容的には過去2枚を更に越えた、素晴らしいものになってる。丁度祖母の看病~葬式の間に、自身のセラピーとしてよく流していたのがこのアルバム。だからこそ、今でも聴くと心が少し痛む‥‥ライヴとの相乗効果もあって、一生忘れられない作品になりました。

DEFTONES『WHITE PONY』

それ程評価されてないようだけど、この夏最も熱かったのがこのアルバムだと断言するよ。今日も聴いたけど‥‥先のAT THE DRIVE-IN同様、非常にエモーショナルな音楽を聴かせるバンド。トリップホップなんかの要素も感じ取れる、ヘヴィロックの一言で片づけられない存在。早いとこ来日してもらえないでしょうか?

PRIMAL SCREAM『XTRMNTR』

1月リリースって事で印象が薄くなりつつある気がするけど、かなり聴き込んだ1枚。ロック/テクノ/パンク/ダブ等々、自分達が興味を持った要素を全て詰め込むスタイルが、いよいよここで完成型に一歩近付いた気が‥‥これを嫌っちゃう人はもう死んでください!って言えちゃう位にいいんだよぉ、マジで。

RADIOHEAD『KID A』

これが「OK COMPUTER」から2年半後に出された結論。ロックがロックであることを捨てた!? 冗談じゃない! これこそがロックの進化した姿なのだよ。音響系等の要素を取り入れつつ、常に前進しか考えていないトム・ヨークはじめ5人のメンバーには脱帽もんです。しかも5月には早くも次のアルバムをリリースするという‥‥その意欲に敬意を表しつつ、早いとこ来日してください(笑)。

THE SMASHING PUMPKINS『MACHINA: THE MACHINES OF GOD』

「ブリトニー・スピアーズと同じ土壌で戦う事に~」なんて言い訳はいい。誰が何と言おうが、君達こそが2000年のメインストリームを支えるべき存在だったのではないの? 頂点にいながら常にオルタナティヴであろうとしたビリー・コーガンという男の、戦闘姿勢には頭が下がるよ。前作「ADORE」での実験要素を見事に消化した、過去も現在も未来も詰め込んだ大傑作。これが最後になってしまったというのが、何だか切ない‥‥

SUPER$HIT 666『SUPER$HIT 666』

ジンジャーものとしては昨年末からこれまでに3枚のアルバムが発表されているが、これが一番鳥肌モノでした。たった6曲、20分に満たない内容だが、そこには60分以上もある下らないアーティストの糞アルバムの何百倍ものエキスが凝縮された、激ロックとなっている。ジンジャー以上にニッケやドレゲンの色の方が強いというのも、何だか微笑ましい。つうか、負けるなよ、ジンジャーさんよぉ!?(笑)

UNDERWORLD『LIVE; EVERYTHING, EVERYTHING』

これまでの俺の選出基準からすれば反則だが(ベストやライヴ盤は選出外)、それを覆してでもオススメしたかったのが、この歴史に残るライヴアルバム。いや、どっちかっていうとDVD版の方をオススメしたいのだが‥‥もうねぇ、どんな大袈裟な言葉を並べるよりも、とりあえず聴いて欲しい。

エレファントカシマシ『GOOD MORNING』

「ガストロンジャー」で興味を持ったにわかファンを失望させた(毒舌)大傑作。エレカシがなんたるかを凝縮した、すんばらしい楽曲が詰まってます。初期のぶっきらぼうな表現こそないものの、ここには成長した彼ら(特に宮本)の表現を堪能する事が出来ます。初期のファンも、最近のソフト路線のファンも満足できる1枚なのでは?

中村一義『ERA』

意外だった? ミスチルよりも俺はこっちにピンと来た、というのが正直な感想。彼も嫌われる事が多い存在だが(実は俺も「ジュビリー」聴くまで好きではなかった)、こんなに素晴らしいアルバムを目の前に突きつけられたら、何を言えばいい? 歴史的名曲が山程詰まった、正に2000年の日本のロック/ポップスを代表する1枚。


というわけです。今年は邦楽が3枚でしたね(1999年は4枚)。後半に行くに連れてそうでしたが、日本の、日本語によるロックに更に強く拘った気がします。昨年のこの日記で「(日本のロックに拘る)そういう傾向は年が明けた今年、更に強まってる気がするな」と書いてましたが、本当にそうでしたね。

ヘヴィロックが昨年よりも減った事、そして所謂「癒し系」も全くない事。この辺はどうなんでしょうか?(って言われても、俺自身の事だからね/笑)これまで絶対に手にすることがなかった中村一義なんてもの、我ながら意外だったなぁ。こうやって名前だけ見てみると、今年初めて聴いた(名前を耳にした)アーティストが多いこと。ATDIやDEFTONES、中村一義もそう。それ以外にも、所謂ギターポップ系に更に興味が向かったのも2000年。TFCしかりJ MASCISしかり。

所謂ビッグネームの作品が不作だと感じたのも2000年の特徴。勿論、俺自身にとってね? 昨年の10枚に選んだLIMP BIZKITやRAGE AGAINST THE MACHINE等がそう。まぁレイジの場合はカヴァーアルバムという特質があるものの、どうにもピンとこなかったなぁ。10枚には選ばなかったものの、MARILYN MANSONやOFFSPRINGもそこに入るでしょう。作品的には何ら問題なく、前作を踏まえた上での佳作なのだけど、セールス的にはイマイチ振るわなかったという。特にマリリンは昨年(1999年)の少年銃乱射事件が尾を引いているようですね。ジャケットが反キリスト的だということで、スーパーマーケット等では置かないという事態にまで発展したし(その後、黒塗りジャケットで再発されてます、悲しいことに)。GREEN DAYなんかも音楽性を変えながらもここ日本では成功しましたが、欧米ではイマイチだったようで‥‥

今回選んだ10枚にはやっぱりそれぞれに理由があるわけだけど、やっぱり共感できるか?とか、自分自身と重ね合わせて聴く事が出来るか?ってのが重要になってくるわけです、俺の場合(って昨年と同じ事書いてる俺)。でね、そういう事も踏まえて「どれだけ聴き込んだか?」ってのがポイントになってくるのだけど‥‥聴き込んだにも関わらず、選出されなかった作品もあるわけで。例えば、みんなが「へっ?」って意外に思ったであろうミスチルやBON JOVI。これらは最初選んだ時には入っていたのだけど、結局「今の俺」が選ぶと選出外となってしまったという。まぁ2000年はUNDERWORLD以外は、10位以下もそれ程大差ないんだよね。だって、ホントならここに浜崎あゆみを入れても、俺的には何ら違和感ないわけで。それこそモーニング娘。のアルバムを入れても(冗談抜きで、これはいいアルバムでした。つんくのソングライターとしての底力を改めて見せつけられた気がしたよ)OKなわけで。そういう意味では「更に何でもあり」だったのが、ミレニアムにあたる2000年だったと(って「ミレニアム、ミレニアム」って使えるのも、あと数時間だしね/笑)

毎年毎年書いてるけど、21世紀も沢山の、いろんなジャンルの素晴らしい音楽に出逢えますように‥‥

2000年10月14日 (土)

AT THE DRIVE-IN『RELATIONSHIP OF COMMAND』(2000)

実はちょっとフライング気味のレビューだったりするのだけど‥‥このアルバムを手にしたのは丁度1ヶ月前(9月中旬)だった。その時点で輸入盤のみで、国内盤は11月発売との事だった‥‥で、それまで待つのも勿体ないくらいに素晴らしいアルバムだと思ったので、こうやってレビューしているわけで‥‥。

ヘヴィロックというジャンルが一段落着き、そろそろ出揃ったかなぁという空気が漂っている。そういう中でSOULFLYのようにレゲエを取り入れたり、DEFTONESみたいに昨今のトリップ系の空気を取り入れたりと、新しい要素をどんどん取り入れ始め独自の個性を生み出そうと日々精進している。かと思えば、どのジャンルでも一緒だがひとつが成功を収めると雨後のタケノコのように水で薄めたような「第2の~」といった新人が登場する。中には面白いバンドもいるが、大体は‥‥まぁ書かないでおこう。

そんな中、ヘヴィロックの一言では片付けられないような存在も登場している。それが今回紹介するAT THE DRIVE-IN(以下ATDIと略)のメジャー配給第1弾アルバム『RELATIONSHIP OF COMMAND』である。

彼等の音を最初に聴いたのは、今年の8月の「SUMMER SONIC」というイベントでだった。そこに詳しい事は書かれているので要点だけ。第一印象として「歌メロらしいものがしっかりとあり、聴きやすい」という事だった。まぁ普通はここで終わってしまうのだけど、やはり見た目のインパクトが強かった事もあって、アルバムが出たら聴こうとは思っていた。

で、ライヴが終わって暫くしてから、彼等の新譜が「GRAND ROYAL」(BEASTIE BOYSのメンバーが運営するレーベルで、ヒップホップに拘らずいろいろなバンドが所属していたが、2001年初秋に閉鎖。日本のBUFFALO DAUGHTERもアメリカではここからCDをリリースしていた)からリリースされ、そのプロデュースをかのロス・ロビンソン(昨今のヘヴィロック界では有名なプロデューサーで、KORNの初期2枚、LIMP BIZKITの1st、SLIPKNOT等を手掛けた)が手掛ける事を耳にして、期待せずにはいられなくなったわけだ。てなわけで、このアルバムは見つけ次第手に入れてしまったわけである。

とにかく、このアルバムの素晴らしい点は「熱さ」、これに尽きる。「そんな、ヘヴィロックなんてみんな暑苦しいじゃんか」とお思いだろう。が、ちょっと違う。熱いといってもヘヴィロック特有のものではない。確かにRAGE AGAINST THE MACHINEの熱さに通じるモノは多少感じられるが(それはメンバーが皆純粋なアメリカ人ではないからだろう。そういう点はザック・デ・ラ・ロッチャやトム・モレノに似てる)、ここにある「熱さ」は、もっと普遍的なロックバンドの熱さ‥‥そう、U2(それも初期の頃)やPEARL JAMといったバンドに近いと感じるのだ。音だけ聴けば特にロス・ロビンソンが手掛ける必然性というものを感じない。ミックスには大御所アンディ・ウォラスという、まさに「ヘヴィロック界の黄金コンビ」が手掛けたわけだが、個人的にはスティーヴ・リリィホワイト(U2の初期作品で有名)やダニエル・ラノワ辺りが手掛けても何ら問題ないと思う。そう、ATDIはヘヴィロックで括られているものの、普遍的なロックバンド特有の「闘争心」とか「熱さ」を思い出させてくれるのだ。

残念ながら輸入盤の為、歌詞の対訳がないので詳しい内容は判らないのだが‥‥恐らくRAGE AGAINST THE MACHINEに共通するテーマなのではないだろうか、歌詞の面では。南米出身のメンバーが多いらしく、その辺の政治的問題は日常レベルなのだろう。U2もアイルランド出身だし。こういう政治的な事を唄うバンドに対してちょっと引き気味になってしまう人も多いと思うが、俺には今回そういう「胡散臭さ」とか「とっつき難さ」は感じられなかった。昔、同じような「熱さ」を持ったバンドにTHE ALARMという、アイルランド出身のバンドがいたが、このATDIのアルバムを聴いてると、ふとそのTHE ALARMの代表作『STRENGTH』(86年)を思い出す。久し振りに聴きたくなったなぁ‥‥

ヘヴィロック的に感じない/感じさせない点としてもうひとつ、ギターの音色も大きいと思う。昨今のバンドはチューニングを下げ、それでも足りなければ7弦ギターを用いる事が殆どだが、このバンドは聴く限りではノーマルチューニングのままだと思う(いや、あるいは半音下げ程度かも。とにかくヘヴィロック的な1音下げまではいってない)。確かRAGE AGAINST THE MACHINEもノーマルのままだったはず。まぁ彼等はトム・モレノの変態ギターがあるから他のバンドよりも抜きんでてる印象があるが(勿論それだけじゃないのはお判りだろう?)、こいつらの場合は見た目とか動きが変態的だからなぁ。(笑)いや、冗談はさておき‥‥リフやコードワークにしろ、ローエンドを使ったリフが殆どのヘヴィロックが多い中で、このバンドは非常に中音域~高音弦でのリフを多用する。その辺が先に挙げたPEARL JAMのような普遍的なロックバンドを思わせるのかもしれない。

また、ギター2人の役割分担がハッキリしている点も大きい。多くのバンドは2人ギタリストがいれば、大抵同じリフを2人で重ねて弾いて重量感を出すか、違ったリフを重ねて(そう、AC/DCとかストーンズみたいに)独特な和音を奏でるかだ。しかしこのATDIには、ひとりがメインリフを弾き、もうひとりがメロディを弾くというパターンが多い。あれ、これって‥‥初期のU2に多かった手法じゃないか? 勿論、こういう手法を使うバンドは多いが、少なくともヘヴィロックと呼ばれるジャンルの中では少ない。というかあまりお目にかからない。この辺も普遍性を感じさせるポイントかもしれない。

楽曲についてもひとつ。マイナーキーを主軸にした楽曲が殆どで、特に印象に残ったのはピアノを取り入れた楽曲。ライヴでもボーカルがキーボードやらエフェクターやらをいじっていたが、こういうピアノを取り入れた曲では、ギターもまた「いかにもギター」なプレイから離れた、ムーディーなプレイで活躍している。ヘヴィロック特有の「アルバム1枚聴き終える頃にはグッタリ」といった体力消耗を伴わないアルバムだと思う。LIMP BIZKITなんかにもこういうムーディーなサイケナンバーが何曲かあるが、あれともまた違う。ふとU2の『OCTOBER』や『WAR』辺りを思い出してしまう。試しにこのアルバム聴き終えた後にこれらの2枚を続けて聴いてみるのもいいだろう。きっと違和感ないはずだ。

さて‥‥いろいろ分析してしまったが、結論として‥‥彼等は何もヘヴィロックをやろうとしてないのではないだろうか? それにヘヴィロックに無理矢理括る必要も感じないし。RAGE AGAINST THE MACHINEをヘヴィロックで括ってしまった時の違和感、あれと同様のものを感じる。そういうわけで、このバンドはハッキリ言ってそういうヘヴィロックが苦手な人にこそお薦めしたい。先に挙げた2バンドのファンなら間違いなく気に入るし。ただ、これら程メロディアスではないのも事実。「ヘヴィロックのわりにはメロディアス」と書いたように、サビとなるパート以外ではメロディを無視した、叫びに近いボーカルを聴かせるが、それもこの熱さにはピッタリだと思うのだが‥‥この辺は好き嫌いが別れるか? とにかく、これから急成長するであろうバンドには違いない。次の単独公演には是非足を運ぼう、そう思わせるだけのパワーを持ったアルバムだった。今年後半の陰のヘヴィローテーションは、実はこれである♪

そういえばこのアルバム、かのイギー・ポップ氏がゲスト参加しているのだが‥‥どこに?(笑/嘘ウソ、5曲目とか7曲目、あと11曲目にも「それらしき」声は確認できるけど、アフロくんを前にしては御老体も‥‥)。



▼AT THE DRIVE-IN『RELATIONSHIP OF COMMAND』
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2000年8月14日 (月)

「SUMMER SONIC 2000」DAY 2@富士急ハイランド・コニファーフォレスト(2000年8月6日)

  SUMMER SONIC 2000のライヴ・レポート第2弾です。記念すべき俺の誕生日に観た、29歳1発目のライヴです。例によって音楽以外の、純粋にイベントに対して思ったことは日記の方にまとめたので、そちらも併せてご覧ください。


◎AT THE DRIVE-IN

  このバンドに関しては殆ど知識がなく、ぜいぜい「レイジやBEASTIE BOYSの前座を務めた」程度のものだった。まぁこれらのバンドをキーワードに音を想像していたのだけど‥‥ビックリした。何がって‥‥そのルックスに!(笑)恐らく殆どの人が驚いたと思うが、ボーカルの奴とリードギター(左利きの方)の奴の、頭のおっきいことに‥‥って単にアフロなんだけど。更にボーカルの奴のキレっぷりが、もう‥‥何つうか‥‥ヤバかった。キチ○イ寸前っつうか?(あ、ファンの人読んでたらごめんなさい。これ、一応誉め言葉なんすよ)マイクはグルグル回すわ、右へ左へとのたうち回るわで、一瞬「品のないマイケル・モンロー」なんて喩えも浮かんだくらいだ(後で「品のないセバスチャン・バック」なんてのも思いついたが、「バズって本来下品じゃないですか?」と指摘されてしまった。う~ん、納得/笑)。

  まぁ所謂ヘヴィロックなのだけど、これが意外とメロディアスで聴きやすい。ステージアクションは派手だけど、曲は地味かもしんない。途中ボーカルの奴がキーボード(っていうかミキサー?)を駆使したりしていろんな事をやっていたのだが、基本的には暴れ系のヘヴィロック。それにしてもドラムの音が悪かったなぁ、この時は。やたらとスネアの音がスコンスコンって軽すぎて。しかも妙なリバーブまで効いてるし。

  思ったほ程ヒップホップ色はなくて、レイジからギターの変態度を低くしてメロディアスにした感じ‥‥メロウなんで実はハードロックファンにもウケる要素を持っているかもしれない。まだ国内盤は出てなくて(にも関わらずこの5月には単独来日してるし)、最近グランド・ロイヤル(BEASTIE BOYSの運営するレーベル)からEPがリリースされ、あのロス・ロビンソンがプロデュースしているという。意外と今後、大化けする可能性を持っているかもしれない。興味のある人は名前を覚えておくといいだろう。


◎LIVING END

  「オーストラリアのGREEN DAY」なんて売り文句で昨年デビューした3人組。国内盤出る前にある人に数曲聴かせてもらったことがあったけど、「いいんだけど、これといった何かがあるわけでもなく、可もなく不可もなくって感じ」で切り捨てていたバンドだけど、ライヴはどうなんだろうと興味津々。たった2曲しか知らないのに観てしまう俺も俺だが、そこがフェスの醍醐味だろう。

  オープニングS.E.には何と同郷の大先輩であるAC/DCの"TNT"をかけてしまうあたりに、自分達の国に対する誇りみたいなのが感じられた。「アメリカやイギリスに魂売ったりしねぇぜ!」ってな。同じオーストラリアからの若手というとSILVERCHAIRとか思い出すけど、どうして最近のオーストラリアからの新人ってみんな若いんだろう? やっぱ俺と同世代くらいになると、地元に落ち着いてしまって「異国で一旗揚げてやる」ってな野心は萎えてしまうのだろうか? なんて事考えてたら、メンバー3人が登場。1曲目は聴き覚えのある曲。"Riot"とかいったっけ? ギターは(遠目に見たので定かではないが)グレッチを使っているようだし、ベースは最後までウッドベースで通した。パンキッシュなバンドかと思ったけど、実はロカビリー色の方が強いんじゃないか? パンク色はあくまで時代性って事で。そう考えるとGREEN DAYというよりは、ブライアン・セッツァーが在籍したSTRAY CATSを思い出す。ギター/ボーカルのリーゼントもそれを彷彿とさせたし。

  でもなぁ‥‥正直、それほど楽しめなかった。一番唸ったのが先のAC/DCのオープニングS.Eと、最後の方でやってしまったAC/DCの"Back In Black"のイントロのみのカヴァーと、DEEP PURPLEの"Smoke On The Water"のリフのロカビリー・アレンジだもんなぁ‥‥例えば(比較するだけ野暮な気もするが敢えて)先に挙げたGREEN DAYやSTRAY CATSと比べても、曲のバリエーションが狭いんだよねぇ。まぁまだアルバム1枚しか出してない連中だから、もうじき出るであろうセカンドアルバムで何らかの変化が見られればなぁ‥‥ちょっとは印象が変わってくるかも(けど、この日披露された新曲はいまいちだった事も付け加えておこう)。俺がそれ程好きではないGREEN DAYも「NIMROD」では結構幅を広げていたので(実際、このアルバムはお気に入りだ)、こういう作品を求めてしまう‥‥これって我が儘か? まぁ悪いバンドではないので、若いし今後に期待ってとこでしょうか? きっと俺が応援しなくても、何千人って応援してくれる日本のファンがいるだろうから‥‥


◎SNAIL RAMP

  この日一発目のお楽しみバンド。実は観るのは初めて。昨年の"Mind Your Step!"で彼等の存在を知ったわけだが、あの「HEY! HEY! HEY!」でのダウンタウンとのやり取りを観た人なら、そしてこの手のバンドが好きな人なら絶対に気に入るはずだ。しかも昨年同じ場所で行われた「OUT OF HELL」っていうイベントでも、ミッシェルやBACKYARD BABIESに負けず劣らずのステージを繰り広げたと聞く。そりゃ期待するでしょう! マッドとこいつら目当てみたいなとこ、あったもんなぁ。(笑)

  まず実際に観て驚いたのは、あれだけの演奏をしながらちゃんと右へ左へと動いていること。普段はブリッツとか、それ以下のキャパの会場でライヴやってるはずだから、こういうアリーナクラスでの経験ってあまりないはずなのに、妙にアリーナ慣れしてるのが感じられた。自分の手が空いた時(マイクの前にいなくてもいい時)になると、ギターとベースはそれぞれ最右ブロックや最左ブロックまで走っていってお客を煽る。確かに去年も同じ会場だし、ここ最近こういうイベント出演も多いらしいが、それにしても‥‥敢えて名前は出さないが、他の某世界的バンドよりも上手かった気がする。(苦笑)勿論、それが全てではないが。

  演奏もしっかりしていたし、何よりもMCが面白い。「お前ら暑くて喉乾いただろう。待ってろ‥‥ほら、クッキーやる、クッキー!」って言って、水をまくと思わせておいて、本当にクッキー客席に撒くし。(爆)更にうちわを持った手を曲に合わせて前に出す仕草あるじゃない? それに対して「お前らがそういう方向でくるなら、俺達は今後ジャニーズ並に当て振り/口パクの方向性でいくからな。って言ってる今もこれ、当て振りなんだけどな?」(笑)更に後ろの方の座って観てる客に対して「お前ら、落語聞きにきてんじゃねぇぞ!」(大爆笑)こういうサブ・ギャグは俺のホームグラウンドだ!(笑)いいっ、あんた最高!((C)kojiくん)

  実はアルバムは1枚も聴いたことないし、持ってるのもシングル2枚のみだったにも関わらず、最後までダレることなく楽しめた。勿論、これからアルバムを買いに行くところだ。単独で観に行く事はないかもしれないが、もしこの先も大会場でのイベント出演があったなら、その時は喜んで観に行くだろう。


◎TRICERATOPS

  さて、ここでお客が一気に減った。昨日のDRAGON ASHの時みたいだ。「とみ宮海賊版」での日記にも書いたが(6/2のもの)本当にここに来てる「自称」ロック・ファンに嫌われてるらしい。この裏(ステージ2)って、くるりでしょ? とても今日のお客がみんなそっちに流れたとは思わないけど‥‥休憩タイムになってしまってるようだ。仕方ないっちゃあ仕方ないが‥‥

  このバンドは2度目だ。昨日から考えると初めて観るバンドがずっと続いたが、やっと安心できる存在に巡り会えたような気がした。つうか、他にも昨日スーパーカーなんてのがいたんだけど、今回は却下。だって‥‥ねぇ?(苦笑)前に観たのはもう3年前になるのか。佐野元春の「THIS!」イベントでデビュー間もない彼等を観て、一発で気に入ったのを覚えている。あれからこいつら、知らない間にこんなにデカいバンドになりやがって‥‥羨ましいぞ、畜生っ!(笑)

  さて、1曲目はサードアルバム「A FILM ABOUT THE BLUES」からの"Childhood"。何でこんなに地味な曲から始めるの? ミュージシャンとしてのプライドっつうかエゴが出てしまったんだろうけど、今日のお客さんは殆どが君達に興味がない人達ばかりなのよ。ここで一発大ヒット曲"Going To The Moon"あたりをかまさないでどうする? あるいは"Raspberry"とかさ? しかもこの曲がまた、アルバムよりも間延びしてて長い長い。どうするのさ?(苦笑)ただ、彼等をフォローするわけではないが、演奏だけはこの日で一番レベルが高かった。実際、あぁ~とか思いながらも、惹き付けられるだけのプレイをしていたし。実はここまで3バンド連続でトリオ編成なのだけど、(タイプが違うから比べるのは気が引けるが)一番バンドとしてまとまってる気がした。

  その長い曲が終わった途端に、聴き覚えのあるイントロが‥‥ここで"Going To The Moon"登場。遅いよっ!(笑)やっぱヒット曲持ってるバンドは違うわ。DRAGON ASHのとこでも書いたけど、このバンドに興味がない人でもやっぱ聴き覚えのある曲って、ちょっと心が動いてしまうんじゃないかな? この後、アルバムの曲や新曲を取り混ぜながら、基本的にはヒットメドレー的内容だった気がする。けど、自分が聴きたかった曲が全て聴けたわけではない。"Second Coming"もやらなければ"If"も"Raspberry"もやらなかったわけだし。それらを蹴ってまでやってしまったKISSのカヴァー"Take Me"には唖然というか驚愕というか‥‥和田がKISS好きなのは知っていたが、まさかここでやってしまうとは‥‥しかもエースのソロ完コピしてるし。何か微笑ましいというか‥‥そして驚いた事に、他の彼等の持ち歌と何ら違和感がなかった事。実際、KISSの曲と気づいた人はあまりいなかったようで、単純に「英詞の新曲」と思ったのではないだろうか? 最近のライヴでは定番なのかな? コアなファンではないので判らないけど。まぁちょっと得した気分だった。

  最後には"ロケットに乗って"に続いて、お約束の"I Was Made For Loving You"‥‥ではなくて(苦笑)"Fever"で終わるんだけど‥‥この曲のエンディングもかなり引っ張られてて、実際の2倍近くはあったんじゃないかな? ちょっと前にNHKで観た単独ライヴと一緒だ。フェスという性質上、もっと沢山の代表曲を聴かせる必要があったんじゃないだろうか? だったら先に挙げたようなこの日演奏されなかった代表曲をプレイすべきだったような気もする。やれば出来るいいバンドなだけに、出足と最後でマズってしまい、印象が霞んでしまった気がする‥‥惜しい、惜しいよ。


◎MANSUN

  このバンドも初めて観る。ファーストの出る前のシングル"Take It Easy Chiken"辺りから気になり出し、初来日のショーケースにも行こうかと考えてたけど、結局この日までライヴに足を運ぶ事はなかった。噂ではステージはパンキッシュだ、と聞いていたいが‥‥新作が静かな、聴き込ませる作風だったので、ライヴ自体はどうなるのか全く想像がつかなかった。実際、ライヴが始まる前も同行者と「やっぱり新曲中心なのかな?」「昔の曲はどれくらいやるのかな?」とか話してたし。俺も「"Wide Open Space"とか"Take It Easy Chiken"とかやらねぇかなぁ?」なんて淡い期待を寄せていたのだけど‥‥実際に耳に馴染んだ、あのリフからスタートするとは思ってもみなかった。

  1曲目はその"Take It Easy Chiken"からスタートしたのだから、俺の驚きようっつったらありゃしなかった。もう「キャー!」っていう黄色い歓声を越えて「グゴゥオォォ~!」なんていう腹の底からデス声出してたもん。(笑)とにかくこの日の選曲は正に理想的なフェス仕様で、ヒット曲のオンパレードだった。実際、終わってみてから「MANSUNってこんなにシングルヒット持ってたんだ」って思ったもんなぁ。それでも"Six"や"Legacy"、"Negative"なんていう曲は外されていたが(考えてみれば、セカンドからの選曲がたった2曲というのはどういう事だろう?)。新作からも3曲が披露され、見事に他の代表曲とマッチしていた。文句なしっ!

  ステージングも、ポール・ドレイパーの想像以上のやんちゃ坊主振りに驚かされたし、フロントマン然としていてかっこよかった。髪を短くしてしまって女性ファンは泣いているのかもしれないが(笑)、俺はこっちの方が好きだ。何か、佇まいが一昔前のボノ(U2)と重なって見えたのは俺だけだろうか? まぁ早い話が、それだけ存在感がある、フロントマンらしいフロントマンだったって事(でも日本語でのMC「モットサワゲ~!」は変だぞ!?/笑)

  他のメンバーでは、ギターのチャドの独特な存在感に目を奪われる機会が多かった。あの、ひとり浮いている衣装(苦笑)と金髪のせいで、どことなくクリスピアン・ミルズと重なってしまった‥‥やっぱり観たかったなぁ、クリスピアン。(涙)「SIX」あたりからチャドの存在感ってのが(音楽的にもビジュアル的にも)高まったと思うのだけど、新作ではこれが爆裂してるように感じた。そしてこの日、実際のステージを観てそれは確信へと変わった。このバンドは既にポールひとりで引っ張ってるバンドじゃないぞ、と。これが新作メインの単独ライヴとなったら、どう爆裂しまくってくれるのか‥‥ちょっとゾっとする。それにしても凄いバンドになったもんだ‥‥


◎WEEZER

  今日の俺の中での「大トリ」はWEEZERで決まりだった。何せ4年振りの来日にして、今回初めて観るんだから‥‥前回の初来日は残業で当日になってキャンセルする羽目になるし(その上、代わりに行った同僚はリバースと一緒に写真とか撮ってるし‥‥フンッ!)。つうわけで正に「念願の」という言葉がピッタリの大トリなのだ(GREEN DAYだって!? この際無視してくれ、俺は観る予定ないのだから)。

  考えてみたらレコード会社からドロップしただの、ベースのマット・シャープが抜けただの、最近はネガな話題しか耳にしてない。そういう事もあって「何故今頃‥‥」って思いがあったのも事実。そして「客、集まるのかね?」って疑い深くなってた。けど、既にMANSUNの演奏中に客がどんどん前のブロックに並んで押し寄せている‥‥これ、絶対にMANSUNの客じゃないわ。そう考えてみたら、前日の時点でWEEZERのTシャツってすぐに売り切れてたしなぁ‥‥俺、買えなかったし‥‥日本中のWEEZERファンの決起集会なのか、今日は!? それくらい集まってたのよ。昨日はこんな光景見れなかったし。日本でこんなに売れてたか!?とか余計な事を考えていたら、メンバーがステージに登場。

  ステージはファーストアルバムの"My Name Is Jonas"からスタート。続く"No One Else"と、ファースト1~2曲目でつかみはOK! リバース・クオモは相変わらずだった。この後会った友人に「逆カリスマ」とか言われてたけど、あれは確信犯以外の何者でもない。あの格好で、あの音出すんだもん‥‥WiLDHEARTSファン辺りにもアピールするその音は、相変わらず気持ちよかった。新曲も数曲披露され(いよいよ年末か年明けに発表されるそうだ!)だが、基本的にはこれまでの2枚のアルバムの曲が中心。意外なシングルのC/W曲なんかも登場したけど、やっぱいいわ、相変わらず。根強いファンに支えられてるっていうのは、バンド冥利に尽きるね? 新加入のベースも独特な、いいキャラしてるし。絶対に忘れない顔&ルックスで、ポイント高し。寝転がって弾いたりとか、飛んだり跳ねたり(って一緒か/笑)。いい意味での「バンド内の起爆剤」的役割を果たしているわ。大正解だよ、彼の起用は。

  もうね‥‥この時点で俺は燃え尽きた。一緒にデカい声で唄ったし、踊ったし。ラストは"Buddy Holly"と"Surf Wax America"の2連発だもんなぁ‥‥あれっ、俺、こんなに彼等って好きだったっけ? "Buddy Holly"とか流行った頃、あれだけ毛嫌いしてたくせして(本格的に聴くようになったの、セカンドからだし。だからファーストも後追いなのよ)。結局、この手のバンドには目がないのかな、今の俺‥‥ヘヴィな音像に乗るポップなメロディと甘いコーラス‥‥これに惹かれちゃうのか、俺。(笑)とにかく、最初の猜疑心が嘘のように、ライヴの後の俺は晴れ晴れとしていた。どんどん曇っていく空模様とは相反して‥‥


01. My Name Is Jonas
02. El Scorcho
03. No One Else
04. You Gave Your Love To Me Softly
05. Too Late To Try
06. Slob
07. Superstar
08. In The Garage
09. Why Bother
10. Say It Ain't So
11. Tired Of Sex
12. Undone
13. Buddy Holly
14. Surf Wax America


◎THE BLUETONES

  気づいてみたら俺、2日間で1度もステージ2の方に行ってない事に気づいた。同行者は初日にeastern youth、2日目はくるりを観に行っていたので、その人から「まるで小学校の体育館」という感想を耳にしていたのだ。そしてやっと、最後の最後でステージ2に足を踏み入れる時が来た。今日の大トリは既に終了しているが(俺の中で)、本当のステージ2の大トリはTEENAGE FANCLUBだ。これはもう、俺にとってはボーナストラックのようなものだった。座って観たい。とにかくその思いでいっぱいだった。そのTFCを観るために、早めに会場入りした俺。実は観るつもりじゃなかったBLUETONESをここで観ることとなった。

  それ程好きなバンドでもないし、これまでもファーストとセカンドしか聴いたことなかったので、どんなステージするか全く想像がつかなかった。2階に行きたかったのに「1階が一杯になるまで2階は解放しません!」とかほざくスタッフ。頭かち割ってやろうかとマジで思った。だって、それくらいフロアはギュウギュウ詰めの蒸し風呂状態で殺気立ってたんだぜ!? 音なんて聴いてられる環境かってぇの!(怒)こんな状況の中で数曲を耳にしたのだが‥‥駄目だった。どうもこの手の音は、生理的に駄目らしい。何時から俺はこの手の「UKロック」が駄目になってしまったのだろう? とにかく、3曲聴いた時点で2階に行くために並ぶ事にした。

  並んですぐに2階は解放され、ステージ向かって右寄りに座った。そこで更に数曲を聴くわけだが‥‥ごめんなさい、寝てしまいました。(苦笑)だってさ、そこまでの疲れが座った事によって一気に出てきたんだもん。一緒にいたぐりさん、ちょぎっふぃさんも共に居眠り‥‥いや、退屈とかそういうのじゃなくてさ‥‥でも、最後の最後でプレイされた"If..."にはちょっと聴き入ってしまったぞ?と、ちゃんとフォロー入れておかなきゃ‥‥とにかく、今の俺には必要のない音、それしか言いようがありませんです、ハイ。


◎TEENAGE FANCLUB

  で、待ちに待ったTFCの登場! それにしてもノーマン・ブレイクってあんなに小汚かったっけ?(苦笑)まぁ見てくれの話はいいか‥‥噂ではライヴは「ヘロヘロらしい」と耳にしていたが(実際に数年前、「BEAT UK」で彼等のライヴを目にした記憶があるが、言ってる事の意味は今ならよく判る)、実際に体験したのもの、それに近いものだった。(笑)けど、やっぱ曲はいいわ。いきなりデビューシングル"Everything Flows"からスタートするとは思ってなかったけど。

  曲は前作「SONGS FROM NORTHERN BRITAIN」と前々作「GRAND PRIX」からのものが中心となっていたが、10月リリース予定の新作からの曲も2曲披露された。耳慣れた曲ばかりだったので、本当に安心して聴いてられたし、心地よかった。何か、心が洗われるっつうの? そんな感じ。なのにフロアに目をやると、びっくりさ! どこぞのパンクバンドのお客が間違えて入場したんだ?って位に盛り上がってるし! しかもダイブする奴まで続出。TFCでダイブ‥‥想像つかなかった。でも考えてみりゃ、SLOAN辺りでも同じような光景を目にしたし、意外と最近のギターポップ系のライヴでは当たり前の事なのかもしれない(けど、SLOANは音楽的にもハードな面、持ってるからなぁ‥‥)。いろんな意味で新鮮だった。

  まぁヘロヘロとは言っても、そこはプロ。途中「ありゃ?」って思わせる瞬間もあるにはあったが、全体的には満足のいく内容だった。これでボーナストラック!?勿体無さ過ぎる! しかもアンコールまでやってくれちゃうし‥‥それも、俺が大好きなアルバム「BANDWAGONESQUE」の中でも格別に大好きな曲、"The Concept"だぜ!? 感涙モノだね、マジで!!! 顔はニコニコ、心は涙で洪水状態‥‥判っていただけます?(笑)GREEN DAYじゃなくてこっち選んで大正解♪ 本当に観てよかった、そう思わずにはいられない内容だった。

  これまでも、アルバムが出る度にちゃんと聴いてきてはいたのだが、こんなに真剣に聴くことになろうとは‥‥しかもJJ同盟(爆)にとっては仇同然のTFC。他人の影響とはいえ、こんなにも好きになってしまうとは‥‥SLOANの時もそうだったけど‥‥恐るべし、トルーパー佐藤氏!(爆)

  東京に向かう車中でTFCのアルバムがヘヴィローテーションだったのは、言うまでもない。ありがとう、TFC!


01. Everything Flows
02. Ain't That Enough
03. Don't Look Back
04. Start Again
05. The Sun Shines From You (新曲)
06. Mellow Doubt
07. Verisimilitude
08. I Need Direction (新曲)
09. The Shadows
10. Your Love Is The Place Where I Come From
11. Speed Of Light
12. About You
13. Neil Jung
14. Every Picture I Paint
15. Sparky's Dream
-Encore-
16. The Concept

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