2009/12/30

神様はまだ天国にミュージシャンを連れていかれるのか

JIMMY "THE REV" SULLIVAN | Avenged Sevenfold

なんでこんなにミュージシャンの訃報が続くんだろう……本当に狂ってるよ、2009年は。

レヴには昨年の1月と10月の来日時に、それぞれ一度ずつ会ったことがありました。といっても、最初のは“会った”にカウントされるのかどうか。

昨年1月、僕はザッキーとシニスターのギタリスト2人にインタビューしたのですが、その際インタビュールームにレヴが酔っぱらって何度か入ってきたりして(笑)。丁度ツアーが終わった後で、メンバーはお酒も入ってかなりご機嫌モード。レヴは日本酒を相当呑んでいて、顔が真っ赤。「サーキ、サーキ!(sake/酒のこと)」と連呼してて、ザッキーもシニスターも苦笑いモードだったのが今でも思い出されます。

次に会ったのは、10月に「LOUD PARK 08」で再来日した際。ライブ後にザッキーと少し話をしていたら(1月の取材のことを覚えていてくれたらしい)、そこにレヴもいて。「あのとき、日本酒呑んで相当酔ってたね?」と拙い英語でレヴに話しかけたら、はにかんで「Sorry...」って言ったんだよな。それが最初で最後の会話でした。

AVENGED SEVENFOLDのライブを観たことがある人ならば、レヴが彼らにとって欠かせない存在なのはおわかりでしょう。恐らく2010年に向けて、そろそろ新作の準備を進めようとしてた頃だと思うんですが……確実に次のアルバムで化けるバンドだと思っていたので、この訃報には正直僕も動揺してます。いや、朝から動揺しまくりです。

なんなんだろう、今年は……あと2日、何もなく終わってくれ……。




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投稿: 2009 12 30 04:03 午前 [Avenged Sevenfold, 「R.I.P.」] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2007/12/06

AVENGED SEVENFOLD『AVENGED SEVENFOLD』(2007)

いやぁ、開き直ったなぁ……というのが第一印象。前作「CITY OF EVIL」で昨年日本デビューを果たして、そのままサマソニにも出演。メタルファンのみならず、幅広い層にアピールする絶好の機会を得て、うまいことブレイクしたA7Xがセルフタイトルの新作を発表しました。ご存じのとおり、アメリカでもこのアルバムで大ブレイクを果たし(ビルボード・アルバムチャートでトップ10入りを記録)、ただいま絶好調!といったところでしょうか。

いわゆるメタルコア/スクリーモなどの流れにあるバンドの中では、もっとも日本人の琴線に触れるメロディを持つ彼ら。アメリカのバンドなのに北欧/ジャーマンメタルかよ!?というような臭いメロディを発し、なのに「第2のMOTLEY CRUE」とか「第2のGUNS N'ROSES」という触れ込みで売られちゃってる。ま、その辺のアンバランスさもアメリカらしいっちゃあらしいですけどね。

本作のサウンドは、前作で聴けた路線の延長線上にあるものだと思います。すでに下火になりつつあるこの手の路線ですが、さらに押し進めて暑苦しさ全開のナンバーを聴かせてくれます。ただ、さすがにそこは経験を積んだバンドだけあって、非常にアレンジなどが練り込まれているんですよね。単なる一発屋では終わらないぜ!という意気込みが感じられる、勢いも重量感も兼ね備えた強力な作品といっていいでしょう。

ただ……新鮮さは皆無。すでに10年近く活動しているバンドですが、ここまでフレッシュさがなくていいものかと心配もしてしまいますが、まぁこれはこれでいいんでしょうね。なんていうか……彼らは今後もMOTLEY CRUEにもGN'Rにもなれないと思います。なれなくて当然なんですよ、だってA7Xなんだから。でも、彼らならではの魅力を維持したまま、このポジションを守り続けてくれるんじゃないか……そう願ってるんですけどね。決して「全米で800万枚突破!」というアーティストにはならないと思うし、ならなくていいんじゃないかと。こういうオーセンティックはHM/HRを聴いていると、ついそう思っちゃうんですよね。



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投稿: 2007 12 06 12:05 午前 [2007年の作品, Avenged Sevenfold] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2006/05/20

AVENGED SEVENFOLD『CITY OF EVIL』(2005)

 正直な話、AVENGED SEVENFOLDなんてバンド、サマソニへの出演が決まらなければ知らなかったわけですよ、俺。すでにアルバムを3枚も出していて、そのいずれもが日本国内盤が出てないんだもん。そりゃ知りませんわな。だけど彼らの最新作「CITY OF EVIL」が全米チャートのトップ50入りして、セールスも100万枚近くまでいってるわけで。なのに日本ではほとんど話題にもならず、実際最新作はメジャー移籍第1弾にも関わらず、日本のワーナーは完全スルーだったしね。ホントひどい話ですよ!

 けどまぁ、こうやって6月には日本盤リリースも決まったわけで、ようやくこういう形で紹介できるようになったと。ま、日本盤が出なくても紹介してたけどね。ただ、一応5〜6月にはリリースされると聞いていたんで、それにあわせて紹介しようかと思ってここまで引っ張ってみました。実際には3月頃に買ったんだけど。

 なんつーか、彼らはインディーズ時代はもっとパンク寄りで、ボーカルも結構スクリーミングしてる感じだったのに(後で過去の音源もチェックしました)、このメジャー作では完全に歌い上げ系に専念してるんだよね。変なデス声も一切なし。しかもギターがツインリード決めまくり、大袈裟な展開は入るわ、曲は長いわで‥‥思わず「これ、ホントにアメリカのバンド? ジャーマンメタルなんじゃねーの?」と疑ってしまったほどに、アメリカっぽくない。ま、逆の見方をすれば、それだけ異質で個性的ともいえるんだけどね(アメリカでは、って意味で)。彼らは今、「2006年のGUNS N'ROSES」みたいに祭り上げられようとしてるんですわ。そのルックスもゴスメイクでキメてて、ちょっと見は確かにグラムロック系と言えなくもない。でも出してる音は‥‥えーっと、日本のX JAPANとか好きな人は、意外と気に入っちゃうんじゃないかな?ってくらいに、後半の曲の畳み掛け&ストリングスやコーラス隊を使った優雅な世界観は、とてもじゃないけどGN'Rとは言えないよね。どっちかっていったらMANOWARじゃんか、ってね。

 はい、ここまでのキーワードを読んでお尻の辺りがむず痒くなったそこのあなた! 絶対に気に入るから聴いてみなって。「BULLET FOR MY VALENTINEに対する、アメリカからの回答」なんてキャッチコピーもあるみたいだけど(どっちが先に世に出てんだよ!?って話もあるんだけど)、それもあながち外れてないよな、とも思ったり。当のBULLET FOR MY VALENTINEがそのGN'Rと一緒に全米ツアーやってるんだからね。方向性にブレはないな、と。実は密かに、サマソニで観るのを楽しみにしてるバンドのひとつなんだけどね。



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投稿: 2006 05 20 12:15 午前 [2005年の作品, 2006年の作品, Avenged Sevenfold] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック