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カテゴリー「Beatles, the」の13件の記事

2022年1月31日 (月)

THE BEATLES『THE BEATLES: GET BACK - THE ROOFTOP PERFORMANCE』(2022)

2022年1月28日からストリーミング配信がスタートした、THE BEATLESのライブアルバム。デジタルリリース、およびフィジカルリリースは今のところ予定なし。

本作は1969年1月30日、ロンドンのサヴィル・ロウにあるApple Corps Ltd.本社の屋上で行われた、THE BEATLESの事実上ラストライブの模様を完全収録したもの。昨年秋に公開されたドキュメンタリー映像作品『THE BEATLES: GET BACK』の中にも同シーンは登場しますが、その際にジャイルズ・マーティンとサム・オケルによって初めてステレオ&ドルビーアトモス・リミックスが施されています。

大勢の聴衆が集まってしまったことで警察が介入し、約40分で中断/終了したこの“ルーフトップ・コンサート”と呼ばれるラストライブ。ビートルズにとって人前でライブ演奏を披露するのは、1966年8月29日のサンフランシスコ公演以来2年5ヶ月ぶりのことでした。ここで演奏された全10曲(複数テイクがあるので、実質5曲+英国歌「God Save The Queen」のセッション)はすべてラストアルバムとなった『LET IT BE』(1970年)のセッションから生まれたものですが、スタジオテイクよりも生々しくドライブ感の強い演奏/パフォーマンスは「これぞ“ライブバンド・THE BEATLES”」と呼べるものばかりではないでしょうか。

オープニングを飾る「Get Back」からして重心の低い、うねるようなグルーヴを思う存分に堪能することができる。同曲はテイク3まで収録されていますが、個人的にはポール・マッカートニーのボーカルが冴え渡る一発目のテイクが一番良いかな。以降もジョン・レノン&ポール・マッカートニーのハモリが鳥肌モノの「Don't Let Me Down」や「One After 909」、ロックバンド然としたパフォーマンスの「I've Got A Feeling」「Dig A Pony」と、どれもアルバム音源以上の仕上がりです。

曲間のちょっとしたやりとりや音出しの様子、メンバーの掛け声などもそのまま残されており、ライブアルバムというよりはスタジオセッションの模様をそのまま残したような音源でもある。かつ、観客との距離があることから歓声も含まれていないことから、その生々しさと緊張感がダイレクトに伝わる。そうそう、こういうビートルズの演奏が聴きたかったのよ……と思ったファンも少なくないはずです。音の分離やミックスのバランスもちょうどいい塩梅で、とても53年前の音源とは思えないほどのクオリティですし。ピーター・ジャクソンがこのタイミングにあのドキュメンタリーを完成させていなかったら、この先も黙殺されていたかもしれない貴重な音源、本当にありがたいです。

CDやアナログ盤などフィジカルリリースも熱望されている本作ですが、おそらく映像版『THE BEATLES: GET BACK』のソフト化にあわせて改めて販売されるのではないでしょうか。そんな気がしてなりません(そもそもソフト化の可能性があるのかどうかも謎ですけど)。なので、今のところは気軽に楽しめるストリーミング版で飽きるまでリピートしてやろうと思います(いや飽きないと思いますが)。

 


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2022年1月15日 (土)

ビートルズの初期作品を振り返る②(1964年編)

昨年11月に掲載された「ビートルズの初期作品を振り返る①(1963年編)」に続く第2弾は、1964年に発表された2枚のオリジナルアルバムについてです。その内容もカバー曲中心だった1963年から全曲オリジナル曲(3rdアルバム)へと進化し、かつレコーディングに対する技術(およびアイデア)も格段に進化し始めた時期。と同時に、初の主演映画公開などポップスターとしての人気ぶりも頂点に達し始めます。

 

 

THE BEATLES『A HARD DAY'S NIGHT』(1964)

 

本国イギリスで1964年7月10日、アメリカではひと足先に6月26日に発売されたTHE BEATLESの3rdアルバム。

1964年夏に公開されたビートルズ初主演映画『A HARD DAY'S NIGHT』(日本での邦題は『ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!』)のサウンドトラック的立ち位置の内容で、アナログA面の7曲(M-1「A Hard Day's Night」からM-7「Can't Buy Me Love」まで)が映画で実際に使用された楽曲、アナログB面の6曲は本作用に新たに制作されたもので構成され、全曲ジョン・レノンポール・マッカートニーの作詞・作曲によるものとなります。なお、ビートルズのアルバムでレノン/マッカートニーのオリジナル曲のみで構成されたオリジナルアルバムは本作のみとのこと。言われて初めて気付きました。

映画を観たことがある人にとってはお馴染みの曲が詰まった前半は、特に親しみやすいものがあるのではないでしょうか。大ヒットシングル「A Hard Day's Night」「Can't Buy Me Love」やジョン歌唱の「I Should Have Known Better」、ポールが歌う「And I Love Her」など人気曲も多いですものね。

かと思えば、後半はジョンのシャウトがいかにもな「Any Time At All」を筆頭に、ポールの歌う勇ましさ漂う「Things We Said Today」、ソウルフィーリングの備わったジョン歌唱の「You Can't Do That」、ジョン&ポールによるハーモニーが心地よい「I'll Be Back」など、隠れた名曲が多い。前半の派手さに隠れてしまいがちですが、この地味めな後半も捨てがたい。

方向性的には過去2作の延長線上にあるR&B経由のポップなロックンロールが中心。ある意味では初期のロックンロール路線を自身の曲だけで完璧に描いた集大成と言えるかも。ここで一区切りつけたことが、続く『BEATLES FOR SALE』での変化の序章へとつながります。

 


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THE BEATLES『BEATLES FOR SALE』(1964)

 

1964年12月4日にイギリスでリリースされたTHE BEATLESの4thアルバム。当時は日本やアメリカではそのままの形ではリリースされず。

クリスマスシーズンにちなんだタイトルはいかにも彼ららしい洒落が効いていますが、その内容は非常に凝ったもの。前作では全曲レノン/マッカートニーのオリジナル曲で占められましたが、今作では再びカバー曲を取り入れています。その割合も全14曲中6曲と、初期2作と同様。それ以外のオリジナル曲はすべてレノン/マッカートニーによるものとなります。

溌剌とした前3作と比べると、若干の落ち着きが見られる序盤の流れ(特に「No Reply」「I'm A Loser」「Baby's In Black」の冒頭3曲)にちょっとだけドキっとするのでは。特に「No Reply」や「I'll Follow the Sun」といったジョン歌唱曲の切ない雰囲気はたまらないものがあります。その一方で、ジョンのシャウトが印象的なチャック・ベリー「Rock And Roll Music」やロイ・リー・ジョンソン「Mr. Moonlight」、ポールによる「Kansas City / Hey, Hey, Hey, Hey」といったロックンロールメドレーは問答無用のカッコ良さが伝わります。

また、前作では全曲レノン/マッカートニー歌唱だったのに対し、今回はリンゴ・スターが「Honey Don't」、ジョージ・ハリスンが「Everybody's Trying To Be My Baby」と、ともにカール・パーキンスのカバーを取り上げています。ここではジョージの歌う「Everybody's Trying To Be My Baby」の仕上がりが良好。リンゴもあのヘタウマぶりで良い雰囲気を醸し出しています。

序盤の楽曲に加えシングルヒットも飛ばした「Eight Days A Week」や、「Every Little Thing」「I Don't Want To Spoil the Party」といったアルバム曲含め、やはり全体的にフォーキーさが目立ち、そのその空気感も少し燻った蒼さが際立ち始めていることに気付かされます。ツアーの合間に制作されたものの、その勢いだけで突き進まなかったあたりに、バンドとして、そしてソングライターとしての変化(成長)が伝わる内容ではないでしょうか。

 


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2021年11月 8日 (月)

ビートルズの初期作品を振り返る①(1963年編)

これまでもTHE BEATLESのオリジナルアルバムを当サイトで紹介してきてはいますが、それは大半が後期作品に関して。初期の作品に関してはあまり積極的に扱ってはきませんでした。そこに対して特に大きな理由があるわけではないのですが、なんとなく避けてしまっている自分もいまして(これ、ストーンズに関しても同様なんですよね)。

というわけで、今回から数回に分け不定期にてビートルズの初期作品、『SGT. PEPPER'S LONELY HEARTS CLUB BAND』(1967年)前後までで扱ってこなかった作品をリリース年ごとに、ひとつのエントリー内で紹介できればと思います。特に最初の3年はオリジナルアルバムを年2枚発表しているので、文字量的にもちょうどいいかなと思いまして。

記念すべき第1回はデビュー翌年の1963年リリースの2作品についてです。

 

 

THE BEATLES『PLEASE PLEASE ME』(1963)

 

記念すべきビートルズ1stアルバム。本国イギリスで1963年3月22日発売。

1962年に「Love Me Do」でメジャーデビュー、その翌年初頭に「Please Please Me」が全英2位まで上昇した結果、初のアルバムは全英1位を見事獲得します。

「Love Me Do」や「Please Please Me」「P.S. I Love You」といったオリジナルのヒットシングルは含まれているものの、全14曲中6曲がカバー曲。パブやライブハウスでどさ回りしていた時期に披露していたカバー曲も多く、中でも「Twist And Shout」はオリジナル超えの1曲と言えるのではないでしょうか。

「I Saw Her Standing There」から勢いよく始まるものの、その後はソウルやR&Bを下地にしたミディアムナンバーを軸に展開。オリジナルの「Misery」からカバー曲「Anna (Go To Him)」への流れも自然だし、そこから数曲のカバーと「Ask Me Why」を経て「Please Please Me」へと到達するアナログA面の流れは圧巻の一言。まさにベスト級の中盤締めくくりだと思います。

後半は「Love Me Do」で若干ソウルフルさを見せ、「P.S. I Love You」「Baby It's You」と穏やかな空気を作って、歌や演奏をじっくり聴かせる形に。だからこそ、終盤の「There's A Place」からラスト「Twist And Shout」への構成がより映えることに。14曲と聞くとボリューミーに感じられるものの、1曲1曲が2分前後とコンパクトなので、トータル32分が一瞬に感じられるほどです。イマドキのアルバムで考えたら半分程度の尺ですものね。

自分の中で好きなビートルズの時期はコロコロ変わるんですが、それでもこの1stアルバムは常にお気に入り。ロックの教科書レベルの、まさしくお手本といったところでしょうか。

 


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THE BEATLES『WITH THE BEATLES』(1963)

 

イギリスで1963年11月22日にリリースされたビートルズの2ndアルバム。

1stアルバム『PLEASE PLEASE ME』以降、「From Me To You」や「She Loves You」とNo.1ヒットシングルを連発。その勢いを受けて発表された2作目のアルバムにはこれらのヒット曲は一切収録されず、全14曲中オリジナル8曲s、カバー6曲という前作と同じ構成。ちなみに、このアルバム発売の翌週には「I Want To Hold Your Hand」がシングル発売されており、こちらも当然全英1位を獲得しています。

前作ではオリジナルとカバーがバランスよく並べられていましたが、本作では冒頭5曲がオリジナル曲。しかも4曲目にはジョージ・ハリスン初のオリジナル曲「Don't Bother Me」まで収録されています。また、頭2曲がジョン・レノン歌唱曲というのも、本作のロックンロール度を高める結果につながり、さらにポール・マッカートニーによる「All My Loving」まで怒涛の構成と言えるのではないでしょうか。

中盤に「Please Mr. Postman」「Roll Over Beethoven」といった定番カバーが良い味を出しており、さらに後半には「You Really Got A Hold On Me」というスタンダードも用意されている。そこからミック・ジャガーキース・リチャーズTHE ROLLING STONES)が提供したリンゴ・スター歌唱曲「I Wanna Be Your Man」へと続く構成といい、ゾクゾクする流れが構築されています。そして、ラストナンバーは定番カバー「Money (That's What I Want)」。完璧な1枚ですし、そりゃシングル曲がなくてもNo.1は獲得しますよね。

完成度的には前作以上なのですが、シングル曲がひとつも含まれていないこともあってか、セールスは前作より若干劣る結果に。それでもバンドとしての勢いは尋常じゃないものがあるし、ここからどう化けていくのかが楽しみになる1枚ではないでしょうか。

 


▼THE BEATLES『WITH THE BEATLES』
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2020年1月 2日 (木)

banned songs of US radio after 9.11

つい先日、昨年の9月11日に配信されたKERRNG!の記事「HERE ARE THE 164 SONGS THAT WERE BANNED FROM AMERICAN RADIO AFTER 9/11」がTwitterで流れてきたんですね。このリスト自体、これまでも完全版・不完全版問わずさまざまな形で流出していたと思いますし、実際僕も学生時代に湾岸戦争をテーマに「表現の自由」や「自主規制」について卒論を書いていたので、常に気になってチェックしていました。今回の記事も特別目新しさはなかったのですが、急にふと「そういえば、卒論書いてた90年代前半は実際にそういう曲を全部聴くのに相当苦労したけど、今ってストリーミングサービスがあるし、もしかしてこのリストの曲全部聴けるんじゃないかな……」と思ったんですね。

で、実際にプレイリストを作ってみようと思い、検索を開始……始めたのが明け方だったのですが、気づいたら1、2時間でプレイリスト完成。記事中に登場する曲名やアーティスト名に多少の間違いがあったので、ネット上で公開されている同様の記事(結局Wikipediaが一番便利でした)とも照らし合わせつつ、完全なるプレイリストを完成させました。

さすがに全曲ありました。すごいですね、Spotify(今回はApple Music版は作成せず。だって2つも作るの時間かかるし)。RAGE AGAINST THE MACHINEのみ全曲放送禁止だったので、本来なら彼らの楽曲はすべて入れるべきなんでしょうけど、それだと埒が明かないので各アルバムから主要ナンバー1曲ずつ、計4曲を入れることにしました。そこに「Knockin' On Heaven's Door」のみボブ・ディラン版とGUNS N' ROSES版の2曲を用意して、全168曲/11時間14分というアホほど長いプレイリストが完成したわけです(笑)。

一応、アーティスト名アルファベット順、複数の曲がリストにあるアーティストに関しては曲名もアルファベット順で並べてあります。なので、AC/DCみたいにいきなり7曲も続いてしまうこともありますが、シャッフル再生すると普通にラジオ感覚で楽しめるのではないでしょうか……しかも、いい曲ばかりですし。

こんなご時世だからこそ、こういった楽曲を手軽に楽しめる自由をかみしめつつ、今の生活に感謝したいと思います。またいつ、これらの楽曲やほかのヒット曲が放送禁止になるか、本当にわかりませんしね(しかも、あの当時よりも状況的には最悪ですから)。

 

※ブラウザ(記事上)でプレイリストを再生すると100曲しか表示されないようなので、プレイヤー右上のSpotifyロゴをクリックして、自身のSpotifyプレイヤーで再生することをオススメします。

2019年1月 8日 (火)

THE BEATLES『ABBEY ROAD』(1969)

1969年秋にリリースされた、THE BEATLES通算11枚目のスタジオアルバム(のちに公式作品化された『MAGICAL MYSTERY TOUR』を除くと10枚目)。発表は次の『LET IT BE』(1970年)のほうが後ですが、レコーディング自体は『LET IT BE』のセッション(“Get Back Sessions”)を経て行われているので、こちらが正真正銘のラストアルバムと言われていました(その後、新たに1970年の音源が見つかり、改めて『LET IT BE』がラスト作に)。当然ながらアメリカやイギリスではNo.1を獲得しており、特にアメリカでは現在までに1200万枚を超える最大のヒット作となっています(1968年発売の前作『THE BEATLES』は1900万枚を売り上げていますが、こちらは2枚組なので実質950万セットということになります)。

上記のように、“Get Back Sessions”で手応えを得られなかったビートルズは、「最後にしっかりしたアルバムを1枚作ろう」として今作の制作に臨みます。その気合いが、アルバム終盤のメドレー(特に「Golden Slumbers」からの流れ)に表れているように思います。といっても、これはポール・マッカートニー主導で制作されたようなものなので、絶賛しているのがポール自身というのがなんとも(笑)。ジョン・レノンは同メドレーが収められたアナログB面に関しては「雑多で好きじゃない」的な発言を残していましたしね。

じゃあ、アナログA面に当たるM-1「Come Together」からM-6「I Want You (She's So Heavy)」まではどうかといいますと……確かに良いんですよ。ジョン主導のダルなロック「Come Together」は言うまでもなく、続くジョージ・ハリスン作の「Something」といい、ポール渾身のボーカル楽しめるロッカバラード「Oh! Darling」といい、リンゴ・スターらしさがにじみ出たポップソング「Octopus's Garden」といい。そして、A面ラストを締めくくる8分近いヘヴィブルース「I Want You (She's So Heavy)」。後期ビートルズの良い部分が凝縮されているんですよね。

こんな充実しているんだもん、そりゃB面はね……と思いきや、実はB面も素晴らしいのですよ。いきなりジョージの名曲「Here Comes The Sun」から始まり、賛美歌のような美しさを感じさせる「Because」、終わりの始まりそのものな「You Never Give Me Your Money」、その後のメドレーへと良き橋渡しとなる「Sun King」などなど……思えば、B面って「Because」からすでに始まっているんですよね、壮大なメドレーが。特に「Sun King」から「The End」までは、1〜2分の楽曲で切れ目なくつながっているんですから。ジョンもある程度意図していたとはいえ、ポールが我が物顔で自画自賛するのに耐えられず、先の否定的発言につながったのかしら。もし今も生きていたら……いや、やめましょうか、たら・れば話は。

そんなこんなで、どうしても後半のメドレーに目が耳が行きがちですが、個人的にはこのアルバムは「ジョージ・ハリスンの才能が一気に爆発した1枚」と捉えています。すでに前作の時点でその兆候はあったわけですが、この作品の頃にはジョージのソングライティング力はジョンやポールに匹敵するレベルにまで到達していたわけですから。しかも最後の最後に。皮肉なものですね。

そういえば、去年はホワイト・アルバムのボックスセットが後半に発売されましたけど、本作も同様の形で復刻されるんですかね……気になるところです。



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2018年11月23日 (金)

PAUL McCARTNEY FRESHEN UP JAPAN TOUR 2018@東京ドーム(2018年11月1日)

Img_3736おそらくこれが最後の来日なんじゃないかという気もしているので、時間が経ったものの記録として残しておこうかなと。なので、ひっそりと載せておきます(笑)。

ポール・マッカートニーのライブを初めて観たのは、『OFF THE GROUND』(1993年)を携え行われた二度目の来日となった「THE NEW WORLD TOUR 1993」での東京ドーム。そこからしばらく時間が空いて、2010年代に入ってからは2013年以降毎回観てるんじゃないかな(中止となった2015年は日本武道館公演のチケットも確保していましたし)。なので、前回が2017年4月だから1年半ぶりと非常に有り難みがないわけでして。とはいえ、今回は5年ぶりの新作『EGYPT STATION』を引っさげてのツアーですし、それに……毎回毎回思うわけですが、「これが最後の来日かも……」と。特に2015年に体調不良で中止になって以来、その思いはより強いものになり、毎回行くかどうかギリギリまで悩みながらも、なんだかんだで足を運んでしまうという。完全に思うツボですね、はい。

そんなわけで、公演数日前にチケットを購入して東京ドーム2日目へ。年々チケットを買うタイミングがギリギリになっているので、当然座席も回を重ねるごとにステージからどんどん遠くなっていくという。今回なんて、完全なる点空席でしたからね。ま、そのおかげでじっくり座って楽しめたわけですが。

18時半スタートの予定が、なんだかんだで19時前後に会場暗転。ほぼ昨年のツアーと似たような演出のもと、ビートルズの「A Hard Day's Night」からライブはスタート。相変わらず、ライブ序盤の東京ドームは音が小さいな、なんて思いながらビール片手に名曲を堪能していくわけですが……頭4曲終わった時点で、ものすごい既視感に気づくわけです。


「あれ……前回とセトリ、まったく一緒じゃね?」


そうなんです。僕が昨年観た2017年4月28日の東京ドーム公演と、セットリストがほぼほぼ一緒だったのです頭4曲に関してはまったく同じ。そこに『EGYPT STATION』からの新曲を数曲散りばめつつ……ああ(苦笑)。今回のドーム初日はちょっとセトリが違ったようですが、個人的好みは今回のほうだったので結果オーライなんですが。まあ、良い曲、良いセトリはいつ何度観ても楽しいって結論でよろしいのではないでしょうか。

ポール御大の声はまあまあ出てるほう。そりゃあ5年前と比べたら確実に高音の伸びや深みが衰えているものの、それでもキーを下げることなく、ある曲ではベースで、ある曲ではエレキギター、ある曲ではアコギ、ある曲ではピアノ、ある曲ではウクレレと……どんだけエネルギッシュでアクティブな76歳だよ!とツッコミ入れつつ、名曲の数々をビール飲みながら味わいました。

Img_3740「Got To Get You Into My Life」ではブラス隊がアリーナ客席内から登場したり(あれ、ブラスって前回いましたっけ? ちょっと記憶が曖昧)、お客をステージに上げたりと今回のツアーならではの演出もあり。それでも、基本的には前回と一緒。ジミヘンパートも、ジョージ・ハリスンパート(「Something」)もまったく同じで、新鮮味はやっぱり皆無。でも、ビートルズ曲もポールのソロもWINGSナンバーも30年以上何十回、何百回とリピートしてきたものなのに、やっぱり生で聴くと印象が変わってくるんだから不思議です。

そんな僕ですが、やっぱり「Band On The Run」や「Back In The U.S.S.R.」が始まればテンションが上がるし、もはやガンズの持ちネタと化している「Live And Let Die」を聴けば一緒に歌うし、ベタだと思いつつも「Let It Be」や「Hey Jude」には涙腺が緩む。これはもう業みたいなものです。

そして、アンコール。久しぶりに聴く「I Saw Her Standing There」はやっぱりカッコいいし、「Helter Skelter」でのポールのシャウトには鳥肌が立った。で、「Golden Slumbers」「Carry That Weight」「The End」とおなじみのクライマックス。もはや有り難みすら感じなくなったこのエンディングも、やっぱり生で観たらジワジワくるから不思議。これはもう、DNAレベルで感動することが刷り込まれているんでしょうね。だったら仕方ない。

ライブ中盤で披露された「From Me To You」にはさすがにグッと来ましたし(そこから続く、前回も演奏した「Love Me Do」もしかり)、「Maybe I'm Amazed」は何度聴こうが色褪せることのない名曲中の名曲だし。そういったロック/ポップスの50年史を今もこうやって生で楽しめるのは、なんだかんだで幸せ以外の何者でもないわけです。また来年も来日するんじゃないかとか、毎回一緒なのに劣化したポールに2万近く払うのはいかがなものかとか、いろいろ意見があるのもわかります。けど、それでも足を運んでしまうのは、なんと言おうと業なのです。だから、毎回毎回「これが最後」と思いながらも高いチケット代を払って、会場でビールを飲みながら歌い楽しむ。そういう接し方が自分には合っているのかなと。

それともうひとつ。これは完全に個人的事情ですが、自分は数年前に耳を患い、その際ビートルズが雑音にしか聞こえず「これはもうライター引退なのかな……」と本気で泣いたことがありました。それを思えば、こうやって来日のたびにライブに足を運べるのはラッキーなことだし、「人生みっけもん」だなと。「ああ、まだこの曲で感動できるんだ」と確認しに東京ドームまで足を運んでいる気すらします。この気持ちだけは絶対に忘れたくないな。そういう意味では、現在のスタンスの原点を確認しにいく作業の一環でもあるのかもしれません。


[SETLIST]
01. A Hard Day's Night
02. Junior's Farm
03. Can't Buy Me Love
04. Letting Go
05. Who Cares
06. Got To Get You Into My Life
07. Come On To Me
08. Let Me Roll It
09. I've Got A Feeling
10. Let 'Em In
11. My Valentine
12. 1985
13. Maybe I'm Amazed
14. We Can Work It Out
15. In Spite Of All the Danger
16. From Me To You
17. Love Me Do
18. Blackbird
19. Here Today
20. Queenie Eye
21. Lady Madonna
22. Eleanor Rigby
23. Fuh You
24. Being For The Benefit Of Mr. Kite!
25. Something
26. Ob-La-Di, Ob-La-Da
27. Band On The Run
28. Back In The U.S.S.R.
29. Let It Be
30. Live And Let Die
31. Hey Jude
<ENCORE>
32. I Saw Her Standing There
33. Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band (Reprise)
34. Helter Skelter
35. Golden Slumbers
36. Carry That Weight
37. The End


2018年1月 8日 (月)

THE BEATLES『THE BEATLES (THE WHITE ALBUM)』(1968)

1968年11月に発表された、THE BEATLES通算10作目のオリジナルアルバム(のちに公式作品化された『MAGICAL MYSTERY TOUR』を除くと9枚目)。彼らにとって初の2枚組作品で、全30曲が93分にわたり収録されています。また、ジョン・レノンポール・マッカートニーの楽曲のみならず、ジョージ・ハリスンが4曲、リンゴ・スターも1曲書き下ろしており、特にレノン&マッカートニーとハリスンノ個性が色濃く表れた意欲作、いや、異色作に仕上がっています。

「ホワイト・アルバム」の愛称で知られる本作は、オリジナルアルバムでいうと前作『SGT. PEPPER'S LONELY HEARTS CLUB BAND』の次の作品ということで、タイミング的にはライブ活動を停止してスタジオワークに没頭していた時期。前作はロックバンドのフォーマットにこだわらない、サイケデリック感を強調したポップアルバムでしたが、今作ではロックバンド感が復活。冒頭の「Back In The U.S.S.R.」や「Birthday」はライブを想定したかのようなドライブ感を味わえます。かと思えば、「Happiness Is A Warm Gun」みたいに1曲の中に複数の楽曲が存在するかのようなアレンジのロックチューンがあったり、「Helter Skelter」のようなハードロックまで存在する。もう、本当にやりたい放題。才能の爆発ってこういうことを言うんでしょうかね。


(本作収録の「Revolution 1」とはバージョンが異なりますが、同時期の作品ということで)

もちろん、ポップな楽曲も健在で、ポールによる「Ob-La-Di,Ob-La-Da」「Blackbird」、ジョンによる「Julia」みたいな楽曲もある。かと思うと、完全なるコラージュナンバー「Revolution 9」があったりで、もう支離滅裂。アルバムとしての構成がどこまで生かされているのか、怪しいったらありゃしない。

そんな中で、個性を一気に開花させているのがジョージ。エリック・クラプトンをリードギターに迎えた「While My Guitar Gently Weeps」や美しいアコースティック感とサイケデリックさが混在する「Long, Long, Long」など、オリジナリティあふれる楽曲を多数用意し、レノン&マッカートニーの暴走に追いつこうとしています。

いわゆるシングルヒットナンバーは皆無だし(国によっては「Ob-La-Di,Ob-La-Da」と「While My Guitar Gently Weeps」が両A面でシングルカットされたようですが)、全部を理解しようとすると頭が混乱するけど、実は過去50〜60年のロック史/ポップミュージック史のすべてがここに凝縮されているんじゃないか、ここに青写真が存在するんじゃないかと思うわけで。誰も彼もが好き放題すればこれができるってわけではないし、もちろん狙って作れるものでもない。あの時代に、あの4人の個性が爆発したからこそ奇跡的に生まれた。そんないびつな作品集なんじゃないでしょうか。



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2017年6月14日 (水)

THE BEATLES『SGT. PEPPER'S LONELY HEARTS CLUB BAND』(1967/2017)

THE BEATLESが今から50年前の1967年5月26日(UK。USでは6月2日)にリリースした、通算8枚目のオリジナルアルバム。前年をもってライブ活動を停止した彼らが、ライブでの披露を前提とせず、ひとつのスタジオ作品としてとことん作り込んだ最初の作品が本作でした。

……なんて説明は今さらいりませんよね。

思えばビートルズの諸作品が初CD化されたのが、本作がリリースされてから20年後の1987年。それ以前は当然のようにアナログ盤だったわけで、今みたいに「これが正規のオリジナルアルバム」という概念が国によって異なったり、アルバム未収録のシングル曲を集めた編集盤がたくさん出ていたりで、正直どれから聴いていいかわからなかったというのが中学生時代の自分。結果、オリジナルアルバムではない編集盤を最初に手に取ったわけですが、高校に入ったと同時にこのCD化。当然周りの自称・ビートルマニアな友人から『PLEASE PLEASE ME』や『WITH THE BEATLES』のCDを借りて、カセットにダビングして聴いていたのです。

で、ちょうど夏くらいにこの『SGT. PEPPER'S LONELY HEARTS CLUB BAND』がようやくCD化。当時の音楽誌などで「ビートルズの最高傑作」なんて触れ込みもあり、最初に買うならこれにしようと、夏休みのバイト代から本作を購入。つまり、僕が初めて購入したビートルズのCDが本作だったわけです。

いわゆるヒットシングル皆無、初期の「She Loves You」や「Help」とも違うし、「Yesterday」や「Let It Be」ともちょっと違う。今ならサイケデリックがなんちゃら〜と言語化できるけど、あの当時は「Lucy In The Sky With Diamond」の浮遊感も「Within You Without You」のインドっぽさも、どこかコミカルな「When I'm Sixty-Four」の魅力にも、そしてラストの「A Day In The Life」のすごさも理解できておらず。ただ、オープニングの「Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band」のガレージロック感?にはカッコ良さを見出し、そこを何度もリピートしていたものです。

その後、何度も聴き返すうちにメロディが頭に入ってきて、気づいたらアルバムをまるごとリピートして聴き返していた。けど、周りのロック仲間には勧めることなく、ひとり家で聴いていた……そんなアルバムでした。

初版のCDは今でも家にあるし、その後の最新リマスター盤も購入。そしてつい先日、本作の最新ステレオミックス盤+未発表テイクからなる50周年記念エディションも発売。つまり、初めて聴いてから30年近くもの歳月が流れたわけです。ひぃ。

最初のリマスター盤のときにも音の分離の良さに驚かされましたが、今回はそれに加えて低音がかなり効いたミックスに。ドラムとベース(特にバスドラの鳴り)の質感・バランスがより現代的になったことによって、とても50年前の音とは思えない仕上がりに変わったように感じました。「A Day In The Life」冒頭のアコギの繊細な鳴りなんて、すごく今っぽいしね。

と同時にこのアルバムの音、現代のテクノロジーで真似ようと思っても再現できないんじゃないだろうか……と思わせられる、改めて奇跡の音なんじゃないかなと久しぶりに聴き返して実感しました。

僕が購入したのは、2枚組仕様のほう。さすがに“ハコ”のほうは断念しました。ディスク2にはアルバムの未発表テイクをたんまり収録。『ANTHOLOGY』シリーズの延長として楽しみましたが、どういう過程を経て完成品となっていくのかが伺えて、それはそれとして面白かったです。音もスタジオ盤より生々しさが強まっていて、個人的には好み。ですが、もちろん万人にはオススメしませんけど。

あと、ラストに収録されている「Strawberry Fields Forever」(こちらは2015年発売『THE BEATLES 1』リマスター盤のステレオミックス)と「Penny Lane」(こちらは最新ステレオミックス)はやっぱり素晴らしいと思います。『THE BEATLES 1』リマスター盤は今でもよく聴いてますが、今後もこの『SGT. PEPPER'S LONELY HEARTS CLUB BAND』デラックス盤とあわせて聴き続けることでしょう。というか、聴き続けます。はい。

と、今回はほぼ思い出話でお届けしました……。



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2004年11月 7日 (日)

とみぃ洋楽100番勝負(81)

●第81回:「Here Comes The Sun」 THE BEATLES ('69)

 凄くアホっぽい話かもしれないけど、俺は専門学校にBEATLESで入学して、BEATLESで卒業したようなもんなのね、マジな話。

 入学の推薦試験での面接で、如何に自分がBEATLESを、そしてジョン・レノンを愛してるかを力説した時に、面接官に「何か歌える?」みたいに挑発されて思わず歌った "Imagine"(丁度'91年の湾岸戦争時)といい、卒業の課題で弾き語りをした "Here Comes The Sun" といい‥‥全部繋がってるんだよね、この頃の俺にとって。

 勿論 "Here Comes The Sun" はジョンの曲ではなくて、ジョージ・ハリスンがBEATLESの事実上最後の録音作品集となった「ABBEY ROAD」の中に残した1曲。この曲は'91年の秋にジョージが来日して東京ドームでやったライヴでも演奏されてて、そこで触れて「畜生、なんていい曲なんだよ!」って驚いた1曲。この頃、まだ「ABBEY ROAD」って聴いてなかったんだよ。んで、すぐにアルバム買って聴いて‥‥

 ジョージは決して目立った存在じゃなかったし、ソングライターとしても遅咲きだったんだよね。中期以降、どんどんと個性・実力をつけていって、「ホワイト・アルバム」前後で開花して、最後の最後に "Somethings" と "Here Comes The Sun" という名曲を残すんだから‥‥個人的にはアルバム後半のメドレーやジョンの楽曲も(勿論ポールのもね)素晴らしいと思うんだけど、やはりジョージの曲があるとないとでは大きな違いだな、と。それくらいジョージの個性ありきの1枚だと力説したい。

 卒業も決まって、1月から暇を持て余してた俺は、まぁ既にバイトしてたんだけど(就職しないでバンドで食ってくって決めてたからね)、冬期講座をわざわざ取ってさ。その中に「BEATLESで学ぶ英語講座」みたいな講義があって。毎回彼等の曲を1〜2曲取り上げて、それを解釈しながらリリース当時の歴史やBEATLESのことを学んでいき、最後に外人講師のギターに合わせてみんなでその歌をうたう‥‥そういう講義。面白いでしょ?

 で、最後の課題で「好きな曲を、好きな形で歌ってください」というのがあって。俺が選んだのがこの曲だったと。丁度バンドのレコーディング時期と重なっててさ。早朝からバイト、午後遅くに講義、夜から深夜までレコーディングみたいな生活が半月くらい続いたけど、本当に思い出深い1曲になったな、と。

 だからこそ‥‥ジョージの死には相当なショックを受けましたよ。丁度今頃だよね‥‥もう3年近く経つのかな‥‥久し振りにアコギを引っ張り出して、弾き語ってみようかしら‥‥



▼THE BEATLES「ABBEY ROAD」(amazon

2004年10月 9日 (土)

とみぃ洋楽100番勝負(51)

●第51回:「Sgt.Pepper's Lonely Hearts Club Band」 THE BEATLES ('67)

 そうそう、俺が高校1年の時に初めてBEATLESの全オリジナルアルバムが初CD化されたんだよね。CDってものが普及し始めてきて、このCD化が切っ掛けで更に一般的になっていったような‥‥CDラジカセなるものが普及し出したのも、多分この頃からだったんじゃなかったっけ? よく身の回りに「CDラジカセ+BEATLESのCD」っていう組み合わせ、多かったし。

 んで、'87年の春頃から毎月2枚くらいずつ、ファースト「PLEASE PLEASE ME」辺りからCD化されてくんですが‥‥夏頃かな、このアルバムがリリースされたのって。凄いインパクトだったんでよく覚えてるよ。だって、俺が初めて買ったBEATLESのCDがこれだから(次が「PLEASE PLEASE ME」)。シングルになったような超メジャー曲は一切入ってない、決して最初に手を出すような代物ではなかったんだけど(ま、それまでにBEATLESはベスト盤とかで知ってたけどね)、妙に「発売25周年記念で初CD化!」みたいな煽り文句にやられてね‥‥今じゃ全然珍しくない紙サックケースと別冊ブックレットが凄く豪華に映ってね。

 ‥‥で、このサイケな世界にわずか16才の俺はやられちゃうわけですよ。そりゃまぁ、その前にLED ZEPPELINとかジミヘン辺りでそういった世界に魅せられてたってのもあるんだけど、その究極型でしたね、これは。アルバム1枚まるごとで1曲みたいな作りだし、所謂「コンセプト・アルバム」ってものを聴いたのもこの時が初めてだし。プログレに魅せられるのはもうちょっと後だしね。

 けどさ。それ以上に衝撃だったのが‥‥BEATLESってこんなにカッコいいロックンロールバンドだったんだ、ってことを認識できたことかな。このアルバム冒頭の1曲目のカッコいいことといったら‥‥俺がその後、グラムとかそういった方面に進んでいくのは、もしかしたらこのアルバムの影響も強いのかもしれないね。それくらいこの頃の俺にとって重要な1枚。少なくとも、「ABBEY ROAD」とか「REVOLVER」を聴くまでは、これがBEATLESの最高傑作だと信じて疑わなかった程だから。



▼THE BEATLES「SGT. PEPPER'S LONELY HEARTS CLUB BAND」 (amazon

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