カテゴリー「George Lynch」の9件の記事

2019年4月10日 (水)

THE END MACHINE『THE END MACHINE』(2019)

DOKKEN〜現LYNCH MOBジョージ・リンチ(G)が、ジェフ・ピルソン(B)、ミック・ブラウン(Dr)という元DOKKEN組と、元LYNCHE MOB〜現WARRANTのロバート・メイソン(Vo)と新たに結成したバンドTHE END MACHINE。彼らのデビューアルバムが2019年3月に発表されました。

ジョージ、ジェフ、ミックの3人は80年代末にDOKKEN離脱後にも一緒にバンドを組むなんて話があったし、それ以降も何度かそういった噂が上がったり実際に動いたこともありました。事実、T & Nは当初この3人で進めていたプロジェクトでしたしね(2012年のアルバム『SLAVE TO THE EMPIRE』ではブライアン・ティッシーが半分くらい叩く結果に)。

そんな3人が2016年のDOKKENオリメン期間限定復活を経て、改めて結成したのがこのバンド。シンガーには先のT & Nのアルバムにも1曲のみ参加していたロバートを迎えたことで、“ちゃんと歌えるシンガーの入ったDOKKEN”を期待したファンも少なくなかったはずです(“ちゃんと歌える”云々は、今のドン・ドッケンに対する嫌味ですが。笑)。

だけど、不安要素もありました。それは、最近のジョージが完全にレイドバックしたスタイルであること。それはギタープレイ然り、作る楽曲然り。マイケル・スウィートSTRYPER)とのSWEET & LYNCHは別として、KXMULTRAPHONIXなんて完全に趣味の域ですからね。もちろんそれらの作品も決して悪くはないのですが、80年代のフラッシーなプレイときらびやかなメロディを持つ楽曲をどうしても期待してしまうオールドファンも少なからずいるわけでして。自分も毎回、上記のような作品に対して「うん、今回も良いんじゃないかな。だけど……」と複雑な気持ちで接してきただけに、今回のTHE END MACHINEにも過剰な期待はせずに接することにしました。

で、いざ触れたこのアルバム。思った以上にDOKKEN路線に近いものの、ロバートが参加したLYNCH MOBの2作目『LYNCH MOB』(1992年)をより大人にした雰囲気……つまり、今のジョージそのもの(笑)な音でした。期待しすぎていなかったぶん、スッと入っていけたし、思っていた以上に楽しめた自分がいました。オープニング「Leap Of Faith」こそミディアムヘヴィの“いつもどおり”な作風でしたが、2曲目「Hold Me Down」や5曲目「Ride It」で若干BPMを上げてくれたのはよかったかなと。それ以外はほぼブルージーなミディアムヘヴィやスローナンバーばかり。全11曲で56分とかなり長尺なのも最近のジョージの作品と同傾向で、すべてを楽しむにはちょっとした覚悟が必要かもしれません(苦笑)。

好きな人はとことん楽しめる、けど80年代の幻影を追い続ける人にはキツい。聴き手のスタンスによって評価が二分する作品かもしれません。実際、80年代というよりは90年代的ですしね。あ、そうか。90年代の再結成DOKKENが好きならちょっとは……楽しめる……かも?

僕は思っていた以上にリピートしているので、意外と気に入っているのかもしれません。若いリスナーにこれがどう響くのかは正直疑問ですし、頭の固いオッサンたちからは駄作扱いされるでしょうけど、それでも自分はこれはこれとして支持したいなと。だって、そこまで悪いアルバムじゃないですしね。

 


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2019年3月14日 (木)

LYNCH MOB『LYNCH MOB』(1992)

1992年4月(日本では5月)にリリースされた、LYNCH MOBの2ndアルバム。デビューアルバム『WICKED SENSATION』(1990年)から1年半という比較的短いインターバルで発表されましたが、実はその間にボーカリストがオニー・ローガンからロバート・メイソンへと交代するというハプニングが発生しています。そういう人事異動があったからこそ、早く“次”を見せたかったのかもしれませんね。

オニーは決してテクニカルなシンガーではなかったけど、1stアルバムで表現されていたアグレッシヴなハードロックには最適だったと思います。しかし、新人ということもあってか、パワーで押し切るだけといった武器の少なさも見え隠れしていました。実際、初来日公演を観たときもそのへんの未熟さが露呈し、評価は微妙かな……と思いましたし。

ところが、2代目シンガーのロバートは(同じく無名ながらも)どんなタイプの楽曲でも無難にこなすタイプ。良く言えば器用、悪く言えば突出した個性に欠ける。なもんで、このアルバムも最初に聴いたときは『WICKED SENSATION』ほどのパンチが感じられませんでした。

しかし、ジョージ・リンチ(G)にとってはようやく「エゴを出しすぎず(ドン・ドッケン)、未熟さの感じられない(オニー)プロフェッショナル」なシンガーを手に入れられたわけで、なもんだから楽曲の幅も一気に広がっている。攻撃性は若干影を潜め、ギターも曲によっては少し引っ込むことを覚え始めました(笑)。

が、このバランス感が本当に絶妙で、よくやくここで“バンド”になれたのかな、と今聴くと感じるわけです。でなければ、ブラスセクションをフィーチャーした歌モノ「Tangled In The Web」やムーディーな「Dream Until Tomorrow」のような楽曲はやれなかったと思いますし。

いや、本当にどの曲もよくできているんですよ。オープニングの「Jungle Of Love」からして前作の路線をより洗練させ、そこにEXTREME的な“ハネ”を加えた新しさがあったり、「Heaven is Waiting」なんてDOKKENでもやれそうだし、前作にはなかったアップチューン「I Want It」もあるし。さらに、QUEENのカバー「Tie Your Mother Down」まである(タイミング的にフレディ・マーキュリーへのトリビュートなんでしょうか)。全10曲、非常にバランスが良くて、構成も練られている。ブルース色が減退したのも大きいのかな。この洗練された感にDOKKENでいうところの3rdアルバム『UNDER LOCK AND KEY』(1985年)に近いものがあると思うのは僕だけでしょうか。

チャート的にも前作の全米46位に次ぐ最高56位を記録。グランジ勢が台頭し始めたタイミングとはいえ、なかなか検討したと思うんです……なのに、このアルバムで一度解散するんですよね(苦笑)。その後、ジョージとミック・ブラウン(Dr)はDOKKEN再結成に参加することになるわけです。



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2018年9月 4日 (火)

ULTRAPHONIX『ORIGINAL HUMAN MUSIC』(2018)

相変わらず次々に新しいバンド/プロジェクトを立ち上げる多作振りを発揮中のジョージ・リンチ。今度はLIVING COLOURのシンガー、コリー・グローヴァーと新たなバンドULTRAPHONIXを結成、今年8月に初のアルバム『ORIGINAL HUMAN MUSIC』をリリースしました。

メンバーはジョージ、コリーのほか、スタジオセッションなどで活躍するクリス・ムーア(Dr)、ファンクバンドWARやデイヴ・ロンバード(元SLAYER、現SUICIDAL TENDENCIES)とのトリオバンドPHILMなどでしられるパンチョ・トマセリ(B)の4人。このバンド、もともとはコリーではなくFISHBONEのアンジェロ・ムーア(Vo)と別の名前でライブを行っていたはずですが……まあ細かいことは気にしないことにしましょう。

ジョージがここでやりたかったことは、上のシンガー変遷とリズム隊のカラーからもわかるように、ハードロックとファンクの融合。ソウルフルだけどハードロック的なコリーのボーカルと、適度にグルーヴィーでタイトなリズム隊、その上でジョージが好き放題弾きまくるという、ファンならなんとなく想像できてしまう構図が、このアルバムの中で展開されているわけです。ここまで聴く前から内容がイメージできてしまうアルバム……さすがジョージ・リンチ。

さて、ジョージのプレイですが、思っていた以上にユルいです。リフもそこまでメタリックではないし、印象に残るものも少ない。ただ、ソロになるといきなりハメを外すんですよ。その落差が面白い。まあ、特に目新しいことはやってないですし、近年のジョージそのものかなと。

楽曲自体はコリーが歌ってることもあって、どこか LIVING COLOUR的。ただ、残念ながらヴァーノン・リードみたいな変態チックなプレイはありません。その“制御された狂気”こそがジョージそのものなんでしょうけど、これはこれで悪くない。個人的にはジョージのほかのバンド(特にKXM)よりは楽しめたかな。

プレスリリースでは、このバンドが目指す方向性について「初期RED HOT CHILI PEPPERS meets JUDAS PRIEST & KING CRIMSON」と記されていますが……後者2つの色、弱くない? KING CRIMSONなんて本編ラストの「Power Trip」ぐらいじゃ(ていうか、まんまなアレンジですけど)……まあ、本人がそう言ってるんだから、そうなんでしょう。たぶん、ライブではそういった要素が強まるんだろうなと、前向きに考えておきます。

このボーカルに対して、もっとメタリックなリフをバシバシぶつければよかったのに、といのが本作に対しての唯一の不満。それ以外は想定内であり、ジョージ・リンチのファンとしては心を広く持っているほうなので、純粋に楽しめる作品でした。



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2017年11月 8日 (水)

DOKKEN『UNDER LOCK AND KEY』(1985)

1985年秋にリリースされた、DOKKEN通算3作目のスタジオアルバム。前作『TOOTH AND NAIL』(1984年)がアメリカでのHR/HM人気に後押しされ、全米49位にランクイン。100万枚を超えるヒット作になったことで、1年2ヶ月という短いインターバルで制作・発表されのが本作『UNDER LOCK AND KEY』です。

プロデューサーを前作でのトム・ワーマン(CHEAP TRICKMOTLEY CRUEなど)からニール・カーノン(QUEENSRYCHELYNCH MOBなど)&マイケル・ワグナー(ACCEPTSKID ROWWHITE LION)へと交代して制作された本作は、疾走感と鋭さが際立った前作とは相反し、メロディアスさと親しみやすいテンポ感(ミディアムテンポ中心)を重視した意欲作に仕上がっています。

ジョージ・リンチ(G)のカミソリギターは相変わらずですが、本作ではそこに“曲に合わせた押し引き”が加わり、あくまで楽曲重視でプレイしていることが伝わってきます。1曲目「Unchain The Night」からその傾向は強く、ドン・ドッケン(Vo)の歌をじっくり聴かせつつ、ギターソロになったらいっきに爆発するというメリハリの効いたアレンジは本作ならではと言えるでしょう。

とにかくドンの歌とメロディ、ハーモニーなどのコーラスワークが素晴らしい。名曲「In My Dreams」は言うまでもなく、続くバラード「Slippin' Away」でも引き続き美しいハーモニーを堪能することができます。

前作や前々作『BREAKING THE CHAINS』(1983年)にあったもっさり感=B級感は一気に払拭され、急にメジャー感が強くなったのは、そういった戦略によるものなんでしょうね。ただ、ここでやりすぎたがために、ジョージら楽器隊の鬱憤が爆発。その衝動が次作にしてラストアルバムとなってしまった『BACK FOR THE ATTACK』(1987年)につながったのかもしれません。

シングルカットされた「The Hunter」「It's Not Love」「In My Dreams」以外にも、先の「Unchain The Night」や「Slippin' Away」「Jaded Heart」「Don't Lie To Me」「Will The Sun Rise」と憂のあるメロディのミディアム/スローナンバー満載。で、そういったノリを良い意味で壊してくれるのが、アナログでいうと各面ラストを飾る「Lightnin' Strikes Again」(M-5)と「Til The Livin' End」(M-10)のファストナンバー2曲。とはいえ、悪い意味で浮くことはなく、他の楽曲とバランスが取れた非常にメロウな仕上がりです。若干かっちりと作り込みすぎな気もしますが、それはこのサウンドプロダクションのせいかもしれませんね。

本作はHR/HMファンがイメージする“DOKKENらしさ”が体現されてた、安定感の強い1枚ではないでしょうか。初心者が最初に聴くなら、まず本作をオススメします。



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2017年10月 6日 (金)

DOKKEN『DYSFUNCTIONAL』(1995)

1994年に再結成を果たしたDOKKENが、翌1995年春に海外で発表した通算5作目のスタジオアルバム。ここ日本では前年末に『DOKKEN』というアルバムタイトルで、曲順を変え一部の収録曲を差し替えてリリースされていた作品です。

もともとはドン・ドッケン(Vo)のソロアルバムとして制作を進めていた作品なのですが、契約の際に元Geffen Records、当時Columbia Recordsの名物A&Rだったジョン・カロドナーからジョージ・リンチ(G)にギターを弾かせたらどうか、そしてこのアルバムをDOKKEN名義で出したほうが売れるんじゃないかなどと言い寄られ、結果としてジェフ・ピルソン(B)、ミック・ブラウン(Dr)、ジョージという黄金期メンバーが揃い、DOKKEN再結成が実現。“メタル冬の時代”だった1995年という時代にメジャーレーベルのColumbiaから晴れてリリースされたわけです。

このコラムでは日本のみでリリースされた『DOKKEN』ではなく、正式な5thアルバムとして発表された『DYSFUNCTIONAL』について触れていきたいと思います。

『DOKKEN』も『DYSFUNCTIONAL』も、名作『BREAKING THE CHAINS』(1981年)、『UNDER LOCK AND KEY』(1985年)に関わったマイケル・ワグナーがプロデュース。そう聞けば誰もが「往年のDOKKENよ、再び」と思うことでしょう。しかし、完成したアルバムはそのイメージとは程多いもの。もともとはドンのソロアルバムだったことを考えれば、まぁ頷けなくもないのですが……非常に内向的でダーク、モノトーンなサウンドとHR/HM的なハイトーンボーカルなしという……そうですね、時代的なものもあって、どこかグランジ風と言えると思います。

実際「What Price」なんて“HR版THE DOORS”みたいですし。先行発売された『DOKKEN』では1曲目だったこの曲を初めて聴いたときは、正直顔が“無”になったこと、今でもよく覚えています。

ところが、US版だとこの曲はラスト前の10曲目。このポジションで聴くと不思議と悪くない。とはいえ、US版はそもそも1曲目が「Inside Looking Out」という時点でDOKKENらしくないので、どっちもどっちなんですが。

至るところからPEARL JAMSOUNDGARDENあたりからの影響が感じられるオルタナHR/HM的作風に、突如飛び込んでくるジョージのフラッシーなギターソロ。この噛み合ってない感じがまた居心地の悪さを生み出していて、最高です(悪い意味で)。いかにもDOKKENらしいアコースティックバラード「Nothing Left To Say」もありますし、なぜかシングルヒットした7分以上もあるダークなロックンロール「Too High To Fly」、LED ZEPPELIN風ハードロック「Long Way Home」、サイケなミディアムバラード「The Maze」もある。1曲1曲はそこまで悪くないんだけど、アルバムとして並んだときに醸し出される違和感。なんだろう、やっぱり曲順が悪いんだろうか。

ミックスの途中みたいなサウンドだった日本限定アルバムより、僕はしっかり音が整理され、後から新しいソロなども加えられたUS版のほうがまだ幾分気に入っています。80年代のアルバムと比べれば聴く頻度は低いものの、それでも年に1、2回は引っ張り出して聴きたくなる。そんな珍味的な魅力を持つアルバムではないでしょうか。そこまで嫌いになれないんだよね、これ。



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2017年9月26日 (火)

KXM『SCATTERBRAIN』(2017)

DOKKEN、現LYNCH MOBジョージ・リンチ(G)KING'S Xのダグ・ピニック(Vo, B)、KORNのレイ・ルジアー(Dr)が2013年に結成したトリオバンドKXM(「K」はKORN、「X」はKING'S X、「M」はLYNCH MOBからそれぞれ取ってるんだとか)の2ndアルバム。2014年にセルフタイトルの1stアルバムをリリースしており、僕も発売当時購入して聴いている……はずなのですが、実はどんな曲があったかまったく思い出せず。改めて引っ張り出して聴いてみたら、確か当時も「KING'S Xのファンはまあまあ気に入るかもしれないけど、ジョージ・リンチ=DOKKENな人には受け付けないだろうな」なんて感じたことを思い出しました。

悪くないんだけど、どこか退屈。突き抜けるようなサウンド/スタイルでもないので、それは仕方ないにしても、せめて“これ!”という1曲があればなと思ったのでした。

で、あれから3年経った忘れた頃に2枚目です。懲りずに続けるんですね。

期待せずにこの新作も聴いてみたのですが……1曲目「Scatterbrain」が……あれ……意外と良くないか、これ。確かに作風は前作の延長線上にあるんだけど、たぶんこの3人に求められていることがガッチリとハマってる。スリリングなプレイと浮遊感の強い歌メロ、うん、気持ち良い。決して強力な“これ!”ではないかもしれないけど、限りなく“これ!”に近い1曲だと思います。ジョージのギターも非常にモダンで、どこかジェフ・ベックっぽいし。まあ結局のところ、ジョージ・リンチ=DOKKENな人には今回もダメなんでしょうね。

そんなことを考えながらアルバムを聴き進めていくと……あれ、退屈……? 2曲目「Breakout」、3曲目「Big Sky County」と同じテンポで、抑揚があまりない楽曲が続くから余計にそう感じてしまうんですよね(「Breakout」はそこまで悪くないんだけど、「Big Sky County」がちょっとだけ退屈だからそう感じてしまうのか)。ただ、4曲目「Calypso」みたいにパーカッシヴなリズムで遊んでいたり、5曲目「Not A Single Word」みたいにアップテンポなパートを含む楽曲があると、変化が感じられて素直に楽しめるんですけど。BLACK SABBATHみたいな「Obsession」、サイケデリックな「Noises In The Sky」あたりでまたミディアムテンポ(しかも比較的同テンポ)に戻ってしまい(しかも連発)、ちょっとつらくなるという。

とにかくこのアルバム、曲順が悪い。曲調が似たり寄ったりなのは今に始まったことじゃないし(ただ、1曲1曲の質は前作よりも上がってるように感じました)、たくさん聴かせたい(全13曲入り)という意思は尊重してあげたいんだけど、やっぱりトータル66分は長いよ。せめてミディアムテンポの曲を3曲減らして10曲入りにして50分前後に収めてくれたら、もうちょっと聴きやすかったんだろうなあ。キラリと光る楽曲が散見されるだけに、今のままだったら非常に勿体ないと思うんです。普通に通して聴いたらみんな最後までたどり着けないって。

後半にもファンキーな「It's Never Enough」とか、リフで変化を付けてる「True Decievers」「Stand」、ツーバス全開でちょっとKING CRIMSONチックな「Together」とか魅力的に感じられる楽曲があっただけに、もうちょっと前半〜中盤の構成を考えてくれたらなぁ。そういう意味でも、非常に惜しい1枚です。



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2017年1月18日 (水)

LYNCH MOB『WICKED SENSATION』(1990)

1989年のDOKKEN解散後、ジョージ・リンチ(G)とミック・ブラウン(Dr)は新たにLYNCH MOBと命名したバンドを始動。DOKKENって名前がいかにも「ドン・ドッケンのワンマンバンド」的に見えてしまうのが嫌だったんでしょうかね、今度はジョージが自身の名前をバンド名に入れてるわけですから(苦笑)。

オニー・ローガン(Vo)、アンソニー・エスポジート(B)という若きアーティストを迎え制作されたのが、1990年秋に発表されたデビューアルバム『WICKED SENSATION』。プロデューサーには“ギターサウンドならおまかせ”なマックス・ノーマンを迎え、DOKKENのラスト作『BACK FOR THE ATTACK』(1987年)を推し進めたギターオリエンテッドなアルバムを完成させます。

興味深いのは、常にDOKKENをまとっていたヨーロピアンな湿り気のある作風がばっさりと消えたこと。あれこそ、ドン・ドッケンの持ち味だったことは、彼が中心となり結成されたDON DOKKENのアルバム『UP FROM THE ASHES』で証明済みです。となると、豪快なアメリカンハードロックはジョージの持ち味ということになるわけですが、今作を聴くと単なるアメリカンハードロックでは終わっていない。実はこれ、ミック・ブラウンの功績が大きいと思うんですよね。

また、オニー・ローガンがドン・ドッケンとは異なるタイプのシンガーだったことも良い方向に作用した気がします。この時点ではド新人で、すべてを器用に歌いこなしていたわけではないですが、ドンみたいにのっぺりしたボーカルには出せない味が随所に感じられ、適度に土臭さを持ったこのハードロックサウンドには合っている。一番DOKKEN寄りかなと感じる「Hell Child」のような曲にも、サイケデリックな新境地ナンバー「She's Evil But She's Mine」にも適応できているんだから、デビュー作にしては及第点だと思います。あと、アルバムラストの「Street Fighting Man」は、DOKKEN『BACK FOR THE ATTACK』のインスト曲「Mr. Scary」をバージョンアップさせた歌モノ。こういうところからも、LYNCH MOBが『BACK FOR THE ATTACK』が地続きであることが伺えます。

それにしてもこのアルバム、全12曲で57分と意外に長いんですよね。そういえば……『BACK FOR THE ATTACK』が13曲で63分だったことを考えると、曲を長くしていた要因はジョージのギターソロだったんじゃないか、そう思えなくもないなと。これ、もうちょっとコンパクトに、せめて50分くらいで収まったら完璧なアルバムなんですけどね。そう考えると、やっぱり10曲で勝負するのがベストなのかなぁ。

ちなみに、同時期に発売されたDON DOKKEN『UP FROM THE ASHES』とLYNCH MOB『WICKED SENSATION』。チャート的には前者が全米50位、後者が31位とジョージ・リンチの勝利。これでどっちの作品が優れていると判断するのは危険ですが、少なくとも1990年当時のアメリカに求められていた音はLYNCH MOBのほうってことなのかもしれないですね。



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2017年1月16日 (月)

DOKKEN『BACK FOR THE ATTACK』(1987)

1987年末にリリースされた、DOKKEN通算4枚目のアルバムにして、最初の解散前ラストのオリジナルアルバム。編成はドン・ドッケン(Vo)、ジョージ・リンチ(G)、ジェフ・ピルソン(B)、ミック・ブラウン(Dr)という黄金期の4人。昨年の『LOUD PARK』もこの4人でリユニオンショーが行われたので、覚えている方も多いかと思います。

1985年に発表された前作『UNDER LOCK AND KEY』が好成績を収め、内容的にもメロディアスかつ適度にハードという独自の路線をようやく確立させた彼ら。ちょうど1986年、BON JOVIの大ブレイクにより訪れたHR/HM一大ブームにより、DOKKENもついに日の目をみるか!?と期待される中、リリースされたのは『UNDER LOCK AND KEY』の延長線上にある内容ではなく、よりギターを前面に押し出したヘヴィな作品でした。

アルバム発売前の1987年初頭には、本作にも収録された「Dream Warriors」を映画『エルム街の悪夢3 惨劇の館』の主題歌に提供。ギターがヘヴィになっているものの、路線的には『UNDER LOCK AND KEY』の延長線上にある泣きメロHMで好意的に受け入れられた記憶があります。しかし、アルバム発売直前のリードトラックとして発表された「Burning Like A Flame」、これがいけなかった。2ndアルバム『TOOTH AND NAIL』(1984年)収録の「Just Got Lucky」をより陽気にしたような、脳天気なハードロックで、多くのファンが「うん、これじゃない」と思ったはずなんです。事実、僕も「思ってたのと違うなぁ……」と苦笑いしましたし。

そんな不安を抱えたまま発売を迎えたアルバム。オープニングの「Kiss Of Death」のギターリフにまずノックアウトされるわけです。「これぞジョージ・リンチのカミソリリフ!」と言わんばかりの激しいギターワークが楽しめる名曲なのですが、1曲目としての刺激が強すぎた。アルバムはその後も『UNDER LOCK AND KEY』で聴けた路線をよりヘヴィにして、ボーカルよりもギターが目立つような曲ばかりが続く。あげく、ドン・ドッケンの歌すら入らないインスト「Mr. Scary」まで登場するんですから、そりゃ呆気に取られますよ。

バンドはその後、1989年に解散を発表するわけですが、『UNDER LOCK AND KEY』という作品の成功を受けてドンとジョージのエゴがより肥大し、スタジオでバチバチやりあった結果、このいびつなパワーバランスの作品が完成した。そのままツアーに突入するも、ある日その緊張の糸が切れ、バンドは終焉を迎えた……ということなんでしょうね。解散後、ドンがDON DOKKENというバンドで“『UNDER LOCK AND KEY』の続き”みたいなアルバム『UP FROM THE ASHES』(1990年)を、ジョージとミックがLYNCH MOBを結成して『BACK FOR THE ATTACK』の延長線上にある『WICKED SENSATION』(1990年)を制作したことでも理解できると思います。

とはいえ、この『BACK FOR THE ATTACK』というアルバム。その緊張感がときに心地よく、ボーカルはボーカルで最善を尽くし、ギターはやりたい放題といういびつさがまた良かったりするんですよね。確かに「Burning Like A Flame」は蛇足感が強いけど、先の「Kiss Of Death」や「Heaven Sent」「So Many Tears」「Sleepless Night」のような曲は(もちろん「Dream Warriors」も)このタイミングじゃなければ成しえなかった完成度だと思いますし。

ただ、難点を挙げるならば、全13曲で63分というCDを意識した長さと、5弦ベースを使った低音を(当時の録音技術では)うまく表現しきれてないこと。前者は当時の流行りでもあり、同年にリリースされたDEF LEPPARD『HYSTERIA』、翌1988年発売のMETALLICA『…AND JUSTICE FOR ALL』、QUEENSRYCHE『OPERATION: MINDCRIME』がすべて60分超えということ。ちなみに全バンド、同じマネジメント所属ということから、CDが普及し始めたタイミングならではの方針だったんでしょうね。で、後者に関してはMETALLICA『…AND JUSTICE FOR ALL』にも言えることで、できることならリマスタリングならぬリミックスバージョンをいずれリリースしていただきたいなと。このギターの洪水を5弦ベースの低音で支えたら、さらにカッコ良くなると思うんですよね。

昨年来日したオリジナルラインナップでのDOKKENは、公演によっては「Kiss Of Death」からライブを始めています。某動画サイトに転がっていた映像で確認しましたが……もはや今のドンにはDOKKENの曲を、あの頃のように歌うことはできないことが嫌というほど伝わってきました。もうオリジナルDOKKENの復活はこれっぽっちも望んでいません。だから、せめてこの頃の栄光にドロを塗るような真似だけは止めていただきたいなと……ホント、頼みます。



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2015年1月15日 (木)

SWEET & LYNCH『ONLY TO RISE』(2015)

ここ数日、80年代のHR/HMばかり聴き漁る日々でございます。が、新年明けて早半月。そろそろ新譜についても書きたいなあと思ってたところに、このアルバムが発売されました。ということで、今日はこの異色の組み合わせによるアルバムについて。

僕はジョージ・リンチというギタリストが大好きで。いや、正確には80年代から90年代初頭のジョージが大好きでした。アルバムで言うとLynch Mobの2ndアルバムあたりまで。ギタープレイ自体も好きなのですが、恐らくあのDokken〜Lynch Mobのサウンドの上で鳴らされるリフやソロが大好きだったんだと思います。だから再結成Dokkenのアルバムで聴けた「周りを見ないで自分の中だけで鳴らされてるソロ」にイマイチ馴染めなくて。アルバム自体は嫌いではなかったんですけどね……それ以降のDokkenや再結成Lynch Mobなどの作品にピンと来るものはなく、期待してたT&Nもバンドというよりはプロジェクト感が強い中途半端な作品、昨年発売されたKXMも悪くはなかったけど「別にジョージ・リンチにそれ求めてないから……」という印象でした。

だから、いくらStryperのマイケル・スウィート(Vo, G)と一緒にアルバムを作ると知っても、そこまで過剰な期待はできませんでした。ところが、このMVを観てその不安は一気に逆転。もはや期待しか持てなくなってしまったのです。


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