カテゴリー「Led Zeppelin」の18件の記事

2019年4月28日 (日)

LED ZEPPELIN『PRESENCE』(1976)

1976年3月にイギリスで、4月にアメリカで発売されたLED ZEPPELINの7thアルバム。前作『PHYSICAL GRAFFITI』(1975年)から1年というスパンで完成した本作は、発売直後に全米&全英1位を記録。メガヒットとなった過去作と比べると300万枚程度にとどまっていますが、それでもアメリカではまだまだ人気バンドであることが伺える数字だと思います。

前年8月にロバート・プラント(Vo)が交通事故に遭い、その後予定されていた全米ツアーをキャンセル。そこからスタジオ入りして本作の曲作り、レコーディングに突入します。

ツアーの中止やプラントの怪我、さらにはメンバー全員が長期間家族と離れて生活していたなどのフラストレーションが、本作の制作にぶつけられた……といっても過言ではないくらい、本作では全体を通じて緊張感に満ちたサウンドを耳にすることができます。

まず、オープニングの「Achilles Last Stand」からして10分を超えるスリリングなナンバーですし、その後も「For Your Life」「Nobody's Fault But Mine」「Tea For One」など長尺の楽曲が並びます。中には3分にも満たないファンキーな「Royal Orleans」も含まれていますが、基本的にはバンドが膝を突き合わせて短期間で行なった鬼気迫るジャムセッションを軸に固められていった大作が、1枚にまとめられたという印象が強いです。

また、本作はキーボードを使った楽曲が1曲も含まれていないのも大きな特徴。本作はツェッペリン史上唯一のキーボードレス作品とのことで、その反動から次作『IN THROUGH THE OUT DOOR』(1979年)が生まれたのではと思えるほど。

そういうこともあって、ジミー・ペイジ(G)主導で制作されたこのアルバム。結果、ハードロックバンドの側面をとことん追求した、ある種のいびつさを持つ内容になっています。だからなのか、不思議と評価が二分するアルバムでもあるんですよね。「Achilles Last Stand」や「Nobody's Fault But Mine」あたりの評価は高いような気がしますが、それ以外は別に……みたいに。

確かにバラエティに富んだ過去のアルバムと比べると、本作はよりモノトーンな作風というイメージですし、ツェッペリンビギナーが触れるには敷居の高さは否めません。ですが、4人組バンドとしてやれることにとことん向き合った、(結果としては)最後のアルバムでもあるんですよね。セールス的なピークは前作までだったとしても、バンドとして追求すべき道のピークは本作だったのでは……3年後に発表される『IN THROUGH THE OUT DOOR』が“その先”への入り口だったことを思えば、おのずとそうなるわけです。

ある時期、このアルバムのツェッペリンのベストアルバムだ!と言いまくっていた僕ですが、今では『PHYSICAL GRAFFITI』のような作品のほうが好きだったりします。が、『PHYSICAL GRAFFITI』からの流れでここにたどり着いたという点においては、実はこの2枚は一緒に語るべき作品なのでは……と思ったりするのですが、いかがでしょう?

 


▼LED ZEPPELIN『PRESENCE』
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2019年2月18日 (月)

LED ZEPPELIN『PHYSICAL GRAFFITI』(1975)

1975年2月に発表された、LED ZEPPELIN通算6作目のスタジオアルバム。前作『HOUSES OF THE HOLY』(1973年)から2年ぶりと、それまでの彼らのキャリア中最長のスパンを経て発表された、初にして唯一の2枚組オリジナルバムです。

前年1974年に初めてツアーを行わなかった彼らですが、その間にはジョン・ポール・ジョーンズ(B, Key)の脱退騒ぎがあり(当時は噂レベルですが、のちに本人が認めています)、結局バンドにとどまることとなったジョンはメンバーとともに1974年春からレコーディングに突入。8曲の新曲を完成させますが、長さ的には当時のアルバム1枚半分近いボリュームとなり、全部リリースしたかった彼らは「だったら」とそれまでの未発表音源を掘り起こし、7曲を追加する形で正式リリースへとこぎつけました。

未発表曲は古いもので3rdアルバム『LED ZEPPELIN III』(1970年)制作時のアウトテイク「Bron-Yr-Aur」(この頃の彼ららしい、トラッドミュージック風のアコースティックインスト)、それ以外は4thアルバム『LED ZEPPELIN IV』(1971年)から3曲、前作から3曲という内訳。前作のタイトルトラックとなる予定だった「Houses Of The Holy」や「The Rover」など、なんでこれが本編から漏れたの?という曲も多く、寄せ集め感が皆無なところはこのバンドらしいといいますか。とにかくそのボリュームと内容の濃さに驚かされるばかりです。

若い頃は派手な「Custard Pie」や王道ブルースハードロック「In My Time Of Dying」、かの日本のバンドも元ネタにしたファンクロック「Trampled Under Foot」、名曲中の名曲「Kashmir」などがまとまったDISC 1ばかり聴いていましたが、実はこのアルバムの本筋はDISC 2にこそあるんじゃないか……最近聴き返してそんな気がしていました。

シンセサイザーを導入した長尺の「In The Light」や、後半からの展開に続々するムーディーなロック「Down By The Seaside」、前作で見せた新境地をさらに突き詰めた「Ten Years Gone」、『LED ZEPPELIN IV』のアウトテイクながらも軽快かつ大らかなノリの「Night Flight」、スリリングなギターリフがカッコいい「The Wanton Song」、“ストーンズ第6のメンバー”ことイアン・スチュワート(Piano)をフィーチャーしたノリノリのロックンロール「Boogie With Stu」、『LED ZEPPELIN III』の路線を進化させた「Black Country Woman」、そしてツェッペリンらしい王道ハードロック「Sick Again」と非常にバラエティに富んだ楽曲が並んでいる。ぶっちゃけ、統一感がないっちゃあないんですが、そんな不満を言わせないくらい圧倒感が上回っている。そこに“ザ・王道”なDISC 1が加わるわけですから、確かに最強なんですよね。

このアルバムがもっとも好きという声が多いというのも頷ける話。事実、アメリカでは当時6週連続1位を記録。2枚組にも関わらず1600万枚(800万セット)以上も売り上げている事実がすべても物語っていると思います。1作目から5作目までの集大成的内容でもあるので、中〜後期ツェッペリンの入門編としてもオススメです。



▼LED ZEPPELIN『PHYSICAL GRAFFITI』
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2019年1月 6日 (日)

LED ZEPPELIN『HOUSES OF THE HOLY』(1973)

LED ZEPPELINが1973年3月に発表した、通算5作目のオリジナルアルバム。現在までにアメリカだけで2000万枚を超えるほどのメガヒット作となった前作『LED ZEPPELIN IV』(1971年)から1年半ぶりの新作にあたり、ナンバリングされた過去4作(そもそも『LED ZEPPELIN IV』は本来“無題”なのですが)から離れ、バンドとしてさらなるスケールアップを目指した1枚に仕上げられています。

ブルースを基盤にしたハードロックが展開された『LED ZEPPELIN』(1969年)および『LED ZEPPELIN II』(同年)、そこにトラッドミュージックのカラーを加えた『LED ZEPPELIN III』(1970年)を経て、これまでの要素をよりキャッチーに昇華した『LED ZEPPELIN IV』。いわゆる我々の知るLED ZEPPELINのパブリックイメージは、この4作目までに凝縮されています。では、続くこの5作目は何を表現しようとしたのか。それは、その“パブリックイメージからの離別”だったのではないでしょうか。

本作の中にはブルースおよびブルージーなハードロックをベースにした楽曲は皆無です。「The Song Remains The Same」や「Over The Hills And Far Away」といった楽曲はハードロックの枠内にあるナンバーですが、『LED ZEPPELIN IV』路線の延長線上にありながらも、確実に何か別の地平へと向かおうとしている。そんな動きが確認できます。

また、リフでグイグイ引っ張る「The Ocean」も聴きようによってはブルースの影響下にあるように感じられますが、変拍子を用いたり終盤に能天気なロックンロール的展開に変わったりと、一筋縄でいかない感じは確実に『LED ZEPPELIN IV』までとは異なるものを感じます。

一方で、「The Rain Song」のような壮大で美しいバラードがあったり、サイケデリックな長尺ナンバー「No Quarter」、ファンクミュージックからの影響が濃厚な「The Crunge」、この手のバンドとしてはいち早くレゲエを取り入れた「D'yer Mak'er」など、確実に新しいツェッペリン像を作り上げようとしている。音楽家としのアイデアや意欲が枯渇するどころか、この時点ではどんどん新しいことをやりたいという前のめりさを感じることができる。そういった意味でも、ツェッペリンがいよいよ本格的にオリジナリティを獲得した1枚と言えるかもしれません。

アルバムとしては派手な印象はありませんし、なんなら冒頭の「The Song Remains The Same」はロッキン(『ROCK IN JAPAN FESTIVAL』)開始後、渋谷陽一氏の出囃子みたいになっちゃって、なんだかなぁみたいなイメージも強いですが、その後のロックシーンに与えた影響という点では実は初期4作よりも大きい1枚なのではないでしょうか。



▼LED ZEPPELIN『HOUSES OF THE HOLY』
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2018年7月22日 (日)

LED ZEPPELIN『LED ZEPPELIN IV』(1971)

1971年11月にリリースされたLED ZEPPELIN通算4作目のスタジオアルバム。4枚目のアルバムということで『LED ZEPPELIN IV(4)』と名付けられていますが、実はこのタイトルは正式なものではありません。正しくはタイトルが付けられていない“無題”アルバムであり、アルバム内に描かれた4つのシンボルマークから『FOUR SYMBOLS』などと呼ばれることもあります。

前作『LED ZEPPELIN III』(1970年)で新境地と言えるトラッドミュージック/アコースティックサイドを強調した作風で、それ以前のハードロックサイドのファンを驚かせた彼ら。続く本作でもトラッド色の強い楽曲は含まれているものの、バランス的にはよりハードロック的なものに回帰しています。

ただ、そのハードロック的な路線もより拡大方向に向かっており、オープニングを飾る「Black Dog」こそ印象的なギターリフとヘヴィなドラムで引っ張るという“らしさ”を見せつつ、続く「Rock And Roll」は文字どおりシンプルな3コードのロックンロールを展開。ただ、そこはこのバンドのこと、シンプルながらもラウドなサウンド(特にドラムのビシバシ感、ハンパなし)で自己流のロックンロールを作り上げています。

前作の延長線上にあるトラッドナンバー「The Battle Of Evermore」もこういった流れで聴くと非常に印象深いものになっていますし、そこから名曲「Stairway To Heaven」へと続く流れは、構成としても完璧なんじゃないでしょうか。「Stairway To Heaven」については、今さら説明は必要ないでしょう。この起承転結のきっちり作り込まれたアレンジとロバート・プラント(Vo)のボーカルワーク、ジミー・ペイジ(G)のアコギ/エレキを使い分けたギターアンサンブル、地味ながらも「これがなくちゃこの曲の意味がない」くらい重要なジョン・ポール・ジョーンズ(B, Key)のメロトロン、そして後半から入ってくるジョン・ボーナム(Dr)のスイングするドラム。8分にもわたる大作ですが、長さをまったく感じさせない名演だと思います。

この4曲でアナログA面となっており、B面は落ち着いたテンポ/空気感の「Misty Mountain Hop」から緩やかにスタート。そこからパーカッシヴなリズムがグルーヴィーで強烈な「Four Sticks」、アコースティックナンバー「Going To California」、ひたすらヘヴィな大作「When The Levee Breaks」で締めくくり。全8曲と曲数は少ないものの、42分という程よいボリューム。完璧なまでにコントロールされた、非常に「計算づく」の1枚だと思います。

衝動的なデビューアルバム『LED ZEPPELIN』(1969年)と、その流れを継ぐ『LED ZEPPELIN II』(1969年)。バンドとしてのスケールアップを図るために新機軸を打ち出した『LED ZEPPELIN III』。この3作での経験がここにすべて落とし込まれた、そんな初期の集大成的傑作だと思います。

ちなみに、本作は全米だけで2000万枚以上を超える売り上げを誇り、当然彼らの作品の中でもっとも売れたアルバムでもあります。さらに本作からは「Black Dog」と「Rock And Roll」がシングルカットされ、それぞれ全米15位、全米47位を記録しております。そして、本作リリースの2ヶ月前(1971年9月)には待望の初来日公演も実現。ひと足先に本作からの新曲群も披露されました。



▼LED ZEPPELIN『LED ZEPPELIN IV』
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2018年2月23日 (金)

LED ZEPPELIN『LED ZEPPELIN III』(1970)

デビュー年の1969年にアルバムを2枚(1月に『LED ZEPPELIN』、10月に『LED ZEPPELIN II』)発表したLED ZEPPELINが、1970年10月(US)にリリースした通算3作目のスタジオアルバム。前作『LED ZEPPELIN II』でついに全米&全英No.1を獲得し、一躍トップバンドの仲間入りを果たした彼らが新たに放った本作では、従来のブルースベースのハードロックと、トラッドミュージックを基盤にしたアコースティックナンバーから成る異色の構成が展開されています。

本作の曲作りはほとんど電気が通ってないような場所で、ロバート・プラントジミー・ペイジが膝を突き合わせて行われたなんて話がありますが、それが嘘じゃないくらい前2作にはなかったタイプの楽曲が多数含まれています。もちろんアコースティックギターはこれまでのアルバムでも効果的に使用されていましたが、本作ではアコギが軸になる楽曲が半数を締めるのですから、“ハードロックバンドLED ZEPPELIN”を求めるリスナーは当時面食らったのではないでしょうか。

もちろん、アルバムオープニングには“これぞ!”と言いたくなる鉄壁のハードロックナンバー「Immigrant Song」がありますが、2曲目にいきなりストリングスをフィーチャーしたトラッド調のアコースティックナンバー「Friends」がくるとさすがに驚きますよね。サイケな色を残しつつ、そのままダイナミックなロックチューン「Celebration Day」へと続く流れはカッコいいですし、そこから前作の延長線上にある長尺のブルースロック「Since I've Been Loving You」、ヘヴィなリズムが気持ち良い「Out On The Tiles」とは流れ、アナログA面は終了します。ここまで聴いた限りでは、前作までの色を残しつつも少し新しいことをしたいんだろうな、ぐらいにしか感じないかもしれませんね。

で、問題となるのがアナログB面(M-6〜10)の5曲。ブルースシンガーのレッドベリーもカバーしたトラディショナルナンバー「Gallows Pole」、アコースティックバラード「Tangerine」、穏やかなミディアムナンバー「That's The Way」、軽やかなリズムと細かなギターフレーズが気持ち良いブルース「Bron-Y-Aur Stomp」、ブルースの名曲「Shake 'Em On Down」を独自にカバーした「Hats Off To [Roy] Harper」と、そのどれもがアコギ主体の楽曲なのです。ハードロック的な要素は皆無。今となってはツェッペリンがそういうバンドだと理解できているので、こういった作品があったとしても別に驚きはしませんが、もし本作のリリース当時に10代で、リアルタムで出会っていたら……きっとこのアルバム、「うわっ、糞アルバム作りやがって!」と拒否してたかもしれません。それくらい前2作のインパクトが強かったし、このバンドのパブリックイメージを固めてしまったんですよね。

でも、ここで思いっきり音楽性の幅を広げたことで、続く傑作『LED ZEPPELIN IV』(1971年)が完成するわけですが……それはまた次の機会に。

あ、今ですか? もちろん好きなアルバムですよ、彼らのアルバムの中で7番目ぐらいに(笑)。



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2017年12月27日 (水)

JIMMY PAGE / ROBERT PLANT『NO QUARTER』(1994)

1993年にデヴィッド・カヴァーデイル(WHITESNAKE)と「COVERDALE・PAGE」というユニットを組んだものの、アルバムは小ヒット、ライブもここ日本でしか実現せず、短命に終わり途方に暮れていたジミー・ペイジ。翌1994年年に入るとMTV「Unplugged」の特別企画として、盟友ロバート・プラントと「Unledded」(=LED ZEPPELINではない)と題したスペシャルライブを実施しました。ここでツェッペリンの名曲群を新たな解釈でアレンジして披露し、さらに新たに書き下ろされた新曲も含まれていたことで、「ツェッペリン復活か?」とざわざわし始めます。そして同年11月、この音源を編集したライブアルバム『NO QUARTER』がリリースされたわけです。

本作で取り上げられたツェッペリンナンバーは「Nobody's Fault But Mine」「Thank You」「No Quarter」「Friends」「Since I've Been Loving You」「The Battle of Evermore」「That's The Way」「Gallows Pole」「Four Sticks」「Kashmir」の計10曲。「Thank You」や「Since I've Been Loving You」あたりは原曲に近いロックアレンジで再現されていますが、「Nobody's Fault But Mine」はフォーキーなアレンジに、「No Quarter」はキーボードレスで歌とギターのみで表現されるなど、新たな解釈が加えられています。

またEGYPTIAN ENSEMBLEの参加により「Friends」「The Battle of Evermore」、そして先の「Nobody's Fault But Mine」などはよりエキゾチックなテイストが増し、「Kashmir」にはLONDON METROPOLITAN ORCHESTRAの参加により原曲が持つドラマチックさが増強されております。

アコースティックテイストの楽曲(『LED ZEPPELIN III』および『同 IV』収録曲)が多数選出されていることからこういう方向性になったのかと思われますが、もともとこの手のテイストはジミー・ペイジの好物ですし、ロバート・プラントも自身の作品にこういうテイストを積極的に取り入れていたので、なるべくしてなった作風なのかもしれません。

これに合わせて新たに制作された新曲群「Yallah」「City Don't Cry」「Wonderful One」「Wah Wah」は、非常に時代性が強い作風。エキゾチックさにサンプリング/ループなど現代的要素をミックスされたサウンドは、「もしツェッペリンがその後も続いていたら、こんなことにも挑戦していたかも」と納得させられるもの。かといって、初期の楽曲のような絶対的な強さは皆無。そこは仕方ないかな……と当時も妙に納得してしまった記憶があります。

アルバム自体、全米4位・全英7位とそこそこの成功を収めたことで、2人はこの活動を継続。1998年には全曲新曲で構成されたオリジナルアルバム『WALKING INTO CLARKSDALE』もリリースします。



▼JIMMY PAGE / ROBERT PLANT『NO QUARTER』
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2017年12月 1日 (金)

LED ZEPPELIN『LED ZEPPELIN II』(1969)

1969年1月にアルバム『LED ZEPPELIN』でデビューを果たしたLED ZEPPELINが、同年10月に早くも発表した2ndアルバム。前作は全英6位、全米7位止まりでしたが、続く本作でついに英米で1位を獲得。シングルカットされた「Whole Lotta Love」も全米4位を記録、カップリングの「Living Loving Maid (She's Just A Woman)」までもが全米65位まで上昇し、現在までにアメリカのみで1200万枚以上を売り上げた、まさしく大ヒット作となりました。

ビギナーからの「ツェッペリンでまず最初に聴くならどのアルバム?」という質問は、コアなロックファンになればなるほどよくされたのではないでしょうか。そしてその際に多くの人が、必ず「2ndか4枚目」という無難な答えをしていたはずです。事実、僕自身も最初に聴いたツェッペリンのアルバムは本作でしたから(当時レンタル店に2ndと4th、ライブ盤しかCDを置いておらず、2nd以外はレンタル中だったのでこれを借りたのでした)。

ブルースを基盤にしたハードロックという点においては前作のほうが初期衝動性が高いのかもしれませんが、続く本作ではその衝動をより高い完成度にまで昇華させた、一寸の隙もない完全無敵のハードロックアルバムに仕上がっています。1曲目の「Whole Lotta Love」から、冒頭のジミー・ペイジによるギターリフとロバート・プラントによるパワフルなボーカルが冴えまくり、中盤のサイケデリックなインストパートと続くギターソロでのタイトなドラミングを聴けばいかにジョン・ボーナムというドラマーが素晴らしいかを理解できるはずです。

さらに「What Is And What Should Never Be」や「The Lemon Song」での強弱を生かしたドライブ感あふれるジョン・ポール・ジョーンズのベースプレイ、「Thank You」での彼のオルガンプレイなど、本当に聴きどころが多い1枚です。

アルバム後半もロック界屈指の名ギターリフを含む「Heartbreaker」や、本作中もっともポップな「Living Loving Maid (She's Just A Woman)」、アコースティックギターを使ってうまく強弱を表現した「Ramble On」、ギターとドラムのためにあると言っても過言ではないインスト「Moby Dick」、プログレッシヴなブルースロック「Bring It On Home」と、とにかく捨て曲なし。全体的に前作以上にキャッチーでメジャー感が強まっているのは、当時ノリノリでイケイケだったバンドの状態を表しているかのようですね。

……ん、誰ですか、ブルースの名曲からパクりまくりじゃん!とか言ってるのは? それ間違ってないけど謹んでください! 確かに既存のブルースナンバーからの引用が多いのがツェッペリンの(良くも悪くも)個性ではあるのですが、それも「サンプリング文化のはしり」と考えれば納得……でき……いや、なんでもないです。

冗談はさておき。初めてこのアルバムと出会ってから今年で30年。す聴き飽きてしばらく距離を置いていた時期もありますが、こうやって久しぶりに引っ張り出して聴くと、やっぱり良いなと思える。いろいろ言われながらも、やっぱりロックやHR/HMにとってひとつのお手本となるアルバムなんですよね。



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2017年9月15日 (金)

R.E.M.『AUTOMATIC FOR THE PEOPLE』(1992)

1992年秋発表の、R.E.M.通算8枚目のスタジオアルバム。前年春にリリースした前作『OUT OF TIME』が初の全米1位を獲得し、ノリにノッている状況で1年半という短いスパンで発表された本作。『OUT OF TIME』がポップな作風だったこともあり、当初次作ではロック色の強い作品を想定して、前作完成からすぐにセッションに取り掛かったそうですが、実際に完成したものは一聴すると非常に内向的なもの。先行シングルにしてオープニングトラックの「Drive」を最初に聴いたときは、正直「……暗っ!」と若干引いたことを覚えています。

そう、“暗いアルバム”というのが『AUTOMATIC FOR THE PEOPLE』に対する第一印象。ロック色の強い作品は2年後の『MONSTER』(1994年)まで待つことになりますが、本作は本作で表層的には暗いんだけど、実は非常に優しくて温かいアルバムなんですよね。

アメリカの音楽シーンはちょうど1年前にNIRVANAPEARL JAMがメジャーデビューを果たし、数ヶ月後に大ヒット。すでに本作がリリースされる頃にはグランジが一大ブームとなっていた時期でした。また情勢的にも湾岸戦争以降の不況、アメリカ大統領選挙(1992年)など時代の変わり目でもあったわけです。

そんな中でR.E.M.がこのアルバムでテーマとして選んだのが「死」や「絶望」といった一見ネガティブなもの。しかし、彼らはそのテーマを最終的に非常に前向きで、「生」へとつないでいくわけです。ポジティブに背中を押す楽曲もあれば、逆説的に生の尊さを伝えようとする楽曲もある。傷つきながらも現実から目をそらさず、希望を捨てず、生きることを諦めない。ラストナンバー「Fined The River」にたどり着く頃には、その答えが聴き手の心の中にそれぞれ見つかるんじゃないかと思います。

だからこそ、「Everbody Hurts」という曲の歌詞がより強く響く。楽曲単位でも素晴らしいナンバーですが、このアルバムのテーマに沿って聴くことで、その意味はより深いものに感じられるはずです。そして終盤……「Man On The Moon」「Nightswimming」「Find The River」の流れは圧巻の一言。この時代だったからこそ成し遂げることができた、珠玉の楽曲構成ではないでしょうか。

アコースティック楽器を多用していたり、ストリングスを全面的に導入したり(ジョン・ポール・ジョーンズがオーケストラアレンジを担当)とソフトな面が印象に残る作品ですが、実はものすごく“力強い”アルバムだと思っています。R.E.M.のアルバム中もっとも好きな1枚です。



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2017年9月12日 (火)

JIMMY PAGE & THE BLACK CROWES『LIVE AT THE GREEK』(2000)

2000年に発表されたジミー・ペイジTHE BLACK CROWESによる共演ライブアルバム。1999年10月にロサンゼルスのTHE GREEK THEATERで行われたライブを収めたもので、全曲カバー。メインとなるのはペイジが在籍したLED ZEPPELINの楽曲で、そのほかにツェッペリン界隈(B.B.キング、YARDBIRDS、ジミー・ロジャース、ウィリー・ディクソン、FLEETWOOD MAC、エルモア・ジェイムズ)のカバーも含まれています。

ちょうどこのライブが行われる数ヶ月前、THE BLACK CROWESがフジロックに出演した際、本作でも取り上げられている「In My Time Of Dying」を完コピしてビックリした記憶があるのですが、あとから考えたらあのカバーは本作への序章だったのですね。フジロックで観たとき「クリス・ロビンソン(Vo)ってロバート・プラントみたいに歌えるんだね」と、なんの違和感もなく楽しめたのをよく覚えています。

ピックアップされたツェッペリンナンバーですが、敢えて「Rock And Roll」や「Stairway To Heaven」「Immigrant Song」「Communication Breakdown」のようにベタなハードロックナンバーは選ばず、基本はブルースを軸にした楽曲ばかり。さすがに『IN THROUGH THE OUT DOOR』(1979年)からの楽曲はありませんが、そのほかのスタジオアルバムから万遍なくセレクトされています。「Hey, Hey, What Can I Do」(シングル「Immigrant Song」のB面。アルバム未収録)あたりを選ぶところにも、こだわりが感じられるというか……あ、ジミー・ペイジの趣味かもね。

ギターの振り分けですが、おそらく中央にジミーのギター。左右にTHE BLACK CROWESの2人(リッチ・ロビンソン&オードリー・フリード)が振り分けられてるんじゃないかと。ヘッドホンで聴けば、それぞれの持ち味がしっかり把握できるはずです。誰ですか、中央のギターが下手くそとか言ってる人は?

THE BLACK CROWESファンとしては、ジャムセッションの延長で下手に曲が間延びすることなく、比較的オリジナルに忠実な形で演奏されていることから素直に楽しめると思うし、ツェッペリン曲以外のブルースナンバーのカバーに彼らの真髄が感じられるのではないでしょうか。特に彼らのデビュー作『SHAKE YOUR MONEY MAKER』(1990年)にタイトルを引用したであろうエルモア・ジェイムスの「Shake Your Money Maker」が聴けちゃうのも良いところでは。

また、ジミー・ペイジ側の視点ではデヴィッド・カヴァーデイルとのCOVERDALE・PAGEロバート・プラントとのPAGE / PLANT以降パーマネントのバンドを持たないペイジがこうやって若いミュージシャンと一緒に何かをやることは悪いことじゃないし、しかもツェッペリンナンバーはこれでもか!?と言わんばかりに演奏してくれるのもありがたい。本当に最適な相手を見つけましたねと、褒めてあげたい気分です。実際、ペイジのギターも思っていた以上に生き生きしてますしね。

最高の“お遊び”をこうやって記録として残してくれたのは、双方のファンのみならずロックリスナーにとっても嬉しいかぎり。余計なことを考えずに、素直に楽しみたいライブアルバムです。



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2017年8月31日 (木)

THEM CROOKED VULTURES『THEM CROOKED VULTURES』(2009)

FOO FIGHTERSのデイヴ・グロール、QUEENS OF THE STONE AGEのジョシュ・ホーミ、LED ZEPPELINのジョン・ポール・ジョーンズという世代を超えた人気ロックバンドのメンバーが結成したスーパーバンド、THEM CROOKED VULTURESが2009年に発表した現時点で唯一のアルバム。

このバンドの構想自体は2005年頃からあったようで、それぞれ忙しいメンバーだけになかなかスケジュールが合わず、いざ動き始めたのは2009年に入ってから。同年7月にレコーディングを開始し、8月にはシカゴで初ライブ。そのままヨーロッパをツアーしながらレコーディングを続け、同年11月に本作『THEM CROOKED VULTURES』がリリースされました。

このバンドではジョシュがボーカル&ギター、デイヴがドラム、ジョンがベースやキーボードなどさまざまな楽器を担当。ライブではサポートメンバーでギタリストがもう1人加わっています。

ジョシュとデイヴはQOTSAの3rdアルバム『SONGS FOR THE DEAF』(2002
年)で共演したほか、デイヴは同作のツアーでもドラムを担当。またジョンはFOO FIGHTERSの5thアルバム『IN YOUR HONOR』(2005年)にゲスト参加しており、デイヴを中心にそれぞれつながりがあったわけですが、とはいえこの3人が本当につながるなんて当時は考えてもみませんでした。

とはいえ、この3人でバンドをやるなら……と想像すると、ジョシュがボーカルの時点でどこかQOTSA的なものになるんだろうなと。そこに曲作りでどこまでデイヴやジョンのカラーが反映されるのか、それによってバンドの方向性がある程度固まるんだろうなと考えていましたが、本当にその通りの内容だったので、最初はちょっと肩透かしを食らったことを覚えています。

わかりやすく表現すれば、QOTSAからストーナーロック的な側面を排除し、ブルースベースのクラシックロック……CREAMやLED ZEPPELINなどの60〜70年代ハードロックをこの3人流に解釈したのがこのアルバム。「Elephants」「Reptiles」なんてツェッペリン的だし、「Scumbag Blues」はCREAMっぽいコーラスが入るし。でも、そこに1969年生まれのデイヴ、1973年生まれのジョシュの個性が加わることで単なるクラシックロックの焼き直しにならない、ロックンロールリバイバル以降のフレイバーが散りばめられたエバーグリーンなロックアルバムに昇華されているのではないでしょうか。

あと、本作を聴いてジョン・ポール・ジョーンズのマルチプレイヤーぶりに改めて驚かされたのをよく覚えています。アルバムではベースのほかにキーボード、ピアノ、クラヴィネット、オプティガン(メロトロンの光学式ディスク使用版)、マンドリンなどをプレイしており、こういった楽器の導入がツェッペリンを彷彿とさせるサウンドを現代に再降臨させることに成功しているのですから、ジョンジーさまさまですね。

ただ、アルバム自体はメリハリがあまりなく、ゆるゆると進行していく印象も。好きなことをただ好き放題やった結果なのでしょうが、全13曲で70分近いトータルランニングも影響しているんでしょうね。もちろんこれだけあればライブ1本フルでやるには十分なんですけど、そのライブも……2010年のフジロックで観たときは正直、そこまで盛り上がらなかったなぁと。もし2枚目が制作されることがあれば、よりバラエティに富んだ内容に期待したいところです。



▼THEM CROOKED VULTURES『THEM CROOKED VULTURES』
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