カテゴリー「Pearl Jam」の15件の記事

2019年4月 8日 (月)

PEARL JAM『BINAURAL』(2000)

2000年5月発売の、PEARL JAM通算6作目のスタジオアルバム。前作『YIELD』(1998年)同様に全米2位まで上昇するものの、セールスは前作の半分となる50万枚程度止まり。シングルカットされた「Nothing As It Seems」が全米49位のヒットを記録しています。

前作で改めて“PEARL JAMであること”を引き受け、過去のスタイルも今やりたいことも絶妙なバランスで織り込むことに成功した彼らですが、その後ジャンク・アイアンズ(Dr)が健康上の理由で脱退。サポートで参加していたマット・キャメロン(当時、元SOUNDGARDEN)がそのまま正式メンバーとしてバンドに加わり、本作からレコーディングに参加することになります。

本作ではそれまでタッグを組んできたブレンダン・オブライエンから、新たにチャド・ブレイクを共同プロデューサーに起用。ブレンダンもミキシングのみ参加し、最強の布陣で制作に臨むことになりました。

実際、オープニング「Breakerfall」からヒットシングル「Nothing As It Seems」、穏やかな「Thin Air」までの6曲流れは最強の一言で、ぶっちゃけ1stアルバム『TEN』(1991年)以降ではもっともスムーズで気持ち良い構成なんじゃないかと思います。要するに、我々がイメージする“PEARL JAMらしさ”が現代的にアップデートされつつも納得できる形で体現できている、と。デビュー10周年を目前に、バンドはまだまだ成長を続けている、だけど一周回ろうとしている。そんな現実が見事に表現された流れだと思いのです。

もちろんそれ以降の流れも文句なしで、大陸的なノリを持つ「Insignificance」やどこか新しさを感じさせるモダンな「Of The Girl」、ドラムのフレーズが気持ち良い「Grievance」、なんとなくアンビエントっぽさも伝わる「Sleight Of Hand」、最後の最後に奇妙なシークレットトラック(これ、アルバムタイトルにちなんだバイノーラルサウンドが表現されているってことなんでしょうか。実際バイノーラル収録されたのは「Of The Gril」「Rival」「Sleight Of Hand」「Soon Forget」の4曲)を含む「Parting Ways」など個性的で“らしい”楽曲が満載。『YIELD』を気に入ったリスナーなら、間違いなく楽しめる1枚かと思います。

ただ、前半の完璧な流れ、楽曲の完成度の高さと比べると、後半は若干ムラがあるのは否めません。捨て曲とまでは言わないまでも、インパクトは弱いかな?と感じる楽曲もいくつかあり、そういう意味ではアルバム全体としての完成度は『YIELD』から少しだけ劣る。だからなのか、当時そんなに聴き込んだ記憶が薄いんですよね。今聴いても悪くないんだけど、だからといって傑作かと問われると正直微妙と答えてしまう。そんなどっちつかずの作品じゃないでしょうか。

迷いとまでは言わないけど、新たなドラマーを迎えデビュー10周年を目前に再び過渡期に突入した……前作でも覚悟からさらなる一歩を踏み出すための準備期間、のような1枚なのかもしれません。

 


▼PEARL JAM『BINAURAL』
(amazon:日本盤CD / 海外盤CD / MP3

続きを読む "PEARL JAM『BINAURAL』(2000)" »

2018年9月 5日 (水)

PEARL JAM『YIELD』(1998)

1998年2月にリリースされた、PEARL JAMの5thアルバム(日本では同年1月末に先行発売)。プロデューサーは過去3作同様にブレンダン・オブライエンとバンド自身。3作連続で続いた全米1位の記録は、本作で途絶えることに(最高2位)。また、セールス的にも初期3作のマルチプラチナムには程多く、前作『NO CODE』(1996年)同様に100万枚程度にとどまっております。

グランジブームの終焉を経て、いろいろな呪縛から解き放たれたのが前作だとすると、本作は「PEARL JAMとは?」というシンプルな命題と向き合った意欲作のように思えます。

より大らかな土着的アメリカンロックへと進化した『NO CODE』の延長線上にある作品と言えなくもないですが、この『YIELD』ではもっと“PEARL JAMらしさ”や“PEARL JAMっぽさ”を俯瞰で見た作品ではないかと思うのです。それは言い換えると、メンバー自身が“PEARL JAMであることを、引き受ける決意をした”と解釈することができるかもしれません。

前作の要素を踏まえつつも、バンドとして肩の力が抜けた状態で我々のイメージするPEARL JAMを演じる……いや、“演じている”は違うな。PEARL JAMであることを楽しんでいる、そんなアルバムのような気がするのですが、いかがでしょう。

オープニングの「Brain Of J.」こそシリアスモードですが、2曲目「Faithful」以降はかなりリラックスモードですし、シングルカットされた「Given To Fly」や「Low Light」の王道感、ちょっとおふざけ気味な「Do The Evolution」、スティールパンをフィーチャーした1分程度の「」(「The Color Red」や「Red Bar」などと呼ばれています)、実験的な「Push Me, Push Me」など、新しくもあり、と同時に他のアルバムに入っていても不思議ではない雰囲気もある。そう、聴けばやはり「あ、PEARL JAMだ」と瞬時に理解できる楽曲ばかりなんですよね。

『NO CODE』よりも親しみやすく大衆的、だけど過去の焼き直しになっていない。『NO CODE』以降の彼らは「いかにグランジから距離を置くか」という現実と常に対峙し続けたわけですが、この『YIELD』はそういった不遇の期間を突き抜ける糸口になった重要な1枚だと思っています。

 


▼PEARL JAM『YIELD』
(amazon:日本盤CD / 海外盤CD / MP3

2018年6月28日 (木)

THUNDERPUSSY『THUNDERPUSSY』(2018)

CDショップで久しぶりにジャケ買いした1枚。そのアートワークのセンスと「THUNDERPUSSY」という思い切ったバンド名から、てっきり70年代のB級C級ガレージバンドのリイシューかと思ったら、今年の5月下旬に発売されたばかりの新作。しかも、メジャーレーベルのRepublic(Universal Records傘下)配給だと知り、迷わずレジまで走ったわけです(ウソ走ってはいないです)。

日本盤すらリリースされていないこのバンドですが、2013年に結成されたシアトル出身の4人組ガールズバンド。同郷のマイク・マクレディ(PEARL JAM)に見出され、彼のプライベートレーベルからシングル「Velvet Noose」を発表しています。このシングルはマイクがプロデュースを手がけたほか、ギターでも参加(本アルバムにも彼が参加した「Velvet Noose」「The Cloud」を収録)。これが話題となり、現在のメジャーレーベルと契約し、TOOLRED HOT CHILI PEPPERSSYSTEM OF A DOWN、ジョニー・キャッシュなどのプロデュース、ミックスを手がけてきた女性エンジニア、シルヴィア・マシーをプロデューサーに迎えて完成させたのがこのアルバムです。

聴く前のイメージとしてはガレージロック的な側面が強いのかなと思っていました。実際、そういったカラーも存在するのですが、それ以上に全体を多くのは70年代のハードロック的なテイスト。曲によってはLED ZEPPELINを彷彿とさせるものもありますが、それ以上にもっとカラッとしているというか。ジャニス・ジョプリン以降、ジョーン・ジェット以前というイメージ(伝わるでしょうか?)のボーカルと、音の隙間を効果的に聴かせるアンサンブルが、古臭くもあり、どこか新鮮でもあるのが不思議です。

……で、冷静になって考え直してみると、ああそうか、これってPEARL JAM以降のアメリカンロックなのかなと。グランジの中でもBLACK SABBATHに影響を受けていない側のバンド、そちらに近い存在なのかもしれないなと。マイクがこのバンドに引っかかったのも、そういったところにあるのかもしれないな、なんて思ったわけです。

それでいて、このヴィジュアルの華やかさ。ジャケットのエログロチックな世界観とはちょっと違うものもあるんだけど、このキラキラ感もどこか70年代のそれに近いものがあるんじゃないかなと。決して80年代的煌びやかさではない、そこの小さな違いがすごく大きいと思うのですが、いかがでしょう?

アメリカではすでにGRETA VAN FLEETと共演しているようです。それもすごく納得。グランジすら後追いの世代が、気づいたら70年代的な音楽を“今の音”として作り上げてしまった。その結果が、このTHUNDERPUSSYやGRETA VAN FLEETなのかなと。もっと言えば、イギリスのTHE STRUTSあたりもそこに含まれますよね。ロックの歴史が何サイクルも経て、またここにたどり着いた。我々おっさん世代にはウェルカムですが、今を生きる若い世代にはどう響くのか。これからが見ものです。



▼THUNDERPUSSY『THUNDERPUSSY』
(amazon:海外盤CD / MP3

2018年3月 5日 (月)

PEARL JAM『NO CODE』(1996)

1996年8月発売の、PEARL JAM通算4作目のスタジオアルバム。3作連続全米1位を獲得するものの、セールス的には100万枚強とかなり数字を落としています。これはグランジの終焉に加え、当時PEARL JAMがTicketmasterとの抗争でツアーを思うようにできなかったことも影響しているのでしょう。ツアーやラジオでのオンエアがアルバムのロングヒットに直接影響することの多いアメリカでは、思うようにツアーができない当時の状況はバンドにとって大きな痛手だったことは間違いありません。

確かに過去3作と比べればセールス的にはだいぶ落ちたように映りますが、ではその内容はというと、決して悪いものではなりません。むしろ、PEARL JAMがいよいよアメリカを代表する国民的ロックバンドへと進化し始めたことを伺わせる、土着的だけどポピュラリティも兼ね備えた力作に仕上がったのではないでしょうか。

もともとグランジとは無縁の存在だったはずの彼らが、デビュータイミングのせいでNIRVANAとともにシーンの頂点へと祭り上げられたものの、それも前作『VITALOGY』(1994年)まで。ブームの終わった1996年という時代にこそ、いよいよバンドの真価が問われるわけですが、自分たちにとってはそんなことは関係ないよとばかりに、1曲目「Sometimes」からリラックスしたバンドの姿を提示してくれます。

かと思えば、いきなり狂ったかのようにパンキッシュな「Hail, Hail」があったり、アーシーなミディアムチューン「Who You Are」があったり、従来の彼ららしいダイナミックな「In My Tree」があったりと……PEARL JAMであることを引き受けつつ、自分たちが好きなことをやっている。ある種オルタナティヴだった彼らがいつの間にかメインストリームとなり、今やそのメインストリームであることを真正面から受け止めている。全体的には肩の力が抜けているものの、この『NO CODE』というアルバムからはすべてを引き受けた彼らの強い意思も感じられるのです。

当時、このアルバムを聴いたときは「エディ・ヴェダー(Vo)はついにカート・コバーンの呪縛から解き放たれたんだな」と感じたものです。きっと彼らはR.E.M.のような、いや、ともすればブルース・スプリングスティーンのような存在になるんじゃないか、と。本作の前にニール・ヤングとつるんでアルバムを作ったりもしましたが、そういったことも本作の内容に大きく影響しているんでしょうね。ダークでダウナーだった90年代前半を振り切ったPEARL JAMはさらに強くなる……そう確信させてくれた、バンドにとって大きな転機となった1枚です。



▼PEARL JAM『NO CODE』
(amazon:国内盤CD / 海外盤CD / MP3

2017年12月19日 (火)

V.A.『JUDGEMENT NIGHT: MUSIC FROM THE MOTION PICTURE』(1993)

1993年公開のアメリカのアクション映画『ジャッジメント・ナイト』のサウンドトラックとして、同年秋にリリースされたのが本作。映画自体は未見ですが(ずいぶん前に地上波で深夜に放送されていたようですが、完全に忘れてました)、ここではその内容はどうでもよく。いや、ぶっちゃけ音楽ファン的には映画以上にサントラのほうが重要視されている作品ではないでしょうか。

本作は、曲ごとにヘヴィ/オルタナティヴロックバンドがヒップホップアーティストとコラボレートするという、およそ映画の内容とは関係のない構成。ロックファン的には参加バンドが気になるところですが、このセレクトがかなり謎でして。

以下にコラボレーションの詳細を記します(前者がロック系、後者がヒップホップ系アーティスト)


HELMET / HOUSE OF PAIN
TEENAGE FANCLUB / DE LA SOUL
LIVING COLOUR / RUN DMC
・BIOHAZARD / ONYX
SLAYER / ICE-T
FAITH NO MORE / BOO-YAA T.R.I.B.E.
・SONIC YOUTH / CYPRESS HILL
MUDHONEY / SIR MIX-A-LOT
DINOSAUR JR. / DEL THE FUNKY HOMOSAPIEN
THERAPY? / FATAL
PEARL JAM / CYPRESS HILL


SLAYERのような大御所メタルバンドやHELMET、FAITH NO MOREといったヘヴィなオルタナティヴバンド、LIVING COLOURみたいな黒人ハードロックバンドもいれば、MUDHONEYやPEARL JAMといったグランジ勢もいる。かと思うと、まだアメリカでは無名に等しいアイルランドのTHERAPY?まで参加しているんだから、本当に謎です。

実際に収録されている楽曲も、それぞれの個性が出た面白いものが多数。1曲目のHELMET / HOUSE OF PAINによる「Just Another Victim」からしてカッコ良いし、続く脱力系なTEENAGE FANCLUB / DE LA SOULの「Fallin'」も意外と悪くない。LIVING COLOUR / RUN DMCの「Me, Myself & My Microphone」なんてそもそも両者黒人なんだから相性が悪いわけがない(しまもRUN DMCはAEROSMITHとの“前科”もあるしね)。

本作の山場となるのが4曲目のBIOHAZARD / ONYX「Judgement Night」と、5曲目 のSLAYER / ICE-T「Disorder」、そして6曲目のFAITH NO MORE / BOO-YAA T.R.I.B.E.「Another Body Murdered」かな。「Judgement Night」は完全にヒップホップに寄せていて、そこにハードなギターが乗るという。こちらの組合せも非常に自然なものですし、そりゃあこうなるわなと。

で、SLAYER / ICE-Tという組み合わせですよ。ICE-T自身もBODY COUNTというハードコアバンドをやってますし、この組み合わせだったらそりゃあロック寄りになるでしょうね……っていうか、完全にSLAYERの土俵にICE-Tが踏み込んでるし。曲自体はEXPLOITEDのカバー(「War」「UK '82」「Disorder」のメドレー)で、このへんの試みがパンク/ハードコアのカバーアルバム『UNDISPUTED ATTITUDE』(1996年)につながったのかもしれませんね。

FAITH NO MORE / BOO-YAA T.R.I.B.E.という組み合わせも、実際に曲を聴いてしまうと何ら違和感がなく、むしろマイク・パットン先生の土俵ですね、これ。FAITH NO MOREのアルバムにそのまま入っていたとしても、別に不思議じゃない仕上がり。いやあ、面白い。

確かに全部が全部、成功しているとは言い切れないコラボアルバムではありますが、ここでの実験が翌年以降のメタル/ラウドシーンに大きな影響を与えた……というのは言い過ぎでしょうか? でも、それくらい意味のある実験でしたし、重要な作品だと思うんですよね。

ちなみに、数年後に映画『スポーン』のサウンドトラックで、今度はロックバンドとダンス/エレクトロ系アーティストのコラボレーションが実践されましたが、こちらは成功とは言い難い仕上がりでした。柳の下に二匹目のドジョウはいなかったわけですね。わかります。



▼V.A.『JUDGEMENT NIGHT: MUSIC FROM THE MOTION PICTURE』
(amazon:国内盤CD / 海外盤CD / MP3

2017年10月 8日 (日)

MOTHER LOVE BONE『APPLE』(1990)

1990年7月にリリースされた、シアトル出身の5人組ロックバンドMOTHER LOVE BONEのメジャーデビュー作にして唯一のオリジナルアルバム。のちにグランジと呼ばれるようになるシアトル産オルナタティヴロックバンドでは、SOUNDGARDEN(1989年9月発売の『LOUDER THAN LOVE』)に次ぐ、ALICE IN CHAINS(1990年8月発売の『FACELIFT』)より先の、2番目のメジャーデビュー組となります。

このバンドは元GREEN RIVERのブルース・フェアウェザー(G)、ストーン・ゴッサード(G)、ジェフ・アメン(B)、元SKIN YARDのグレッグ・ギルモア(Dr)、元MALFUNKSHUNのアンドリュー・ウッド(Vo)が1988年にシアトルで結成。ちなみにGREEN RIVERの上記3人以外のメンバーはMUDHONEYを結成しており、SKIN YARDにはグレッグの前にSOUNDGARDENのマット・キャメロンが在籍していたり、NIRVANAの1stアルバム『BLEACH』(1989年)などのプロデューサーとして知られるジャック・エンディノ(G)が参加していたことでも知られています。そう考えると、MOTHER LOVE BONEって当時のシアトルシーンではスーパーバンドなんですよね。まぁ“スーパー”の規模感がかなり小さいですけど。

サウンド的には、古き良き時代の土着的アメリカンハードロックにちょっとファンキーさを加えたもの。時期的にRED HOT CHILI PEPPERSのブレイク前夜ですが、あちらより“ハネて”おらず、むしろハードロックファンには受け入れやすいスタイルじゃないかと思います。

楽曲の半数以上をストーンとジェフが単独で書いており、今聴いてみると2人がこのバンドのあとに結成するPEARL JAMとの共通点がいろいろ見え隠れします。GREEN RIVERを解散したあと、2人がどういう音楽をやりたかったのか、この時点である程度固まっていたわけですね。歴史的資料としても非常に価値の高い1枚です。

が、それ以上にシンガー、フロントマンとしてのアンドリューの個性の強さに目が(耳が)行くわけで、特に当時の動画を目にするとアンドリューという人はその後勃発するグランジシーンの人というよりも、それ以前のHR/HM文脈で語れる人、もしくは同時代のレッチリやFAITH NO MOREと並ぶ存在になれた逸材だったのではないでしょうか。残念ながら、今となっては限られた映像しか残されていないため、正しくは「その片鱗を感じる」という程度なんですが……本当に勿体ない。

実はこのアルバム、本来は1990年3月に発売が予定されていましたが、発売予定日の数日前にアンドリューがオーバードーズにより脳死状態に陥り、数日後の3月19日に死亡。これを受けてバンドも解散し、7月にリリースされた頃にはすでにMOTHER LOVE BONEはこの世に存在しなかったのです。彼らが伝説のバンド、アンドリューが伝説のシンガーと呼ばれるのはそういった所以があるのですが、なんとも不運なバンドですよね。

ちなみに本作リリースから2年後の1992年には『MOTHER LOVE BONE』と題したコンピレーションアルバムもリリースされています。こちらには『APPLE』収録曲全曲と、『APPLE』より前に発売されたEP『SHINE』(1989年)収録曲のすべてがまとめられているので、今から購入するならこちらのコンピ盤のほうがいいかもしれません。



▼MOTHER LOVE BONE『APPLE』
(amazon:国内盤CD / 海外盤CD


▼MOTHER LOVE BONE『MOTHER LOVE BONE』
(amazon:国内盤CD / 海外盤CD / MP3

2017年10月 3日 (火)

MAD SEASON『ABOVE』(1995)

ALICE IN CHAINSのレイン・ステイリー(Vo)、PEARL JAMのマイク・マクレディ(G)、SCREAMING TREESのバレット・マーティン(Dr)、THE WALKABOUTSのジョン・ベイカー・サウンダーズ(B)により1994年に結成されたグランジ界のスーパーバンドMAD SEASON。その彼らが1995年春に発表した、唯一のスタジオアルバムが本作『ABOVE』(邦題は『生還』)です。

PEARL JAMのギタリスト&ソングライターのひとりと、ALICE IN CHAINSの空気感・世界観をその歌声で一気に作り上げるフロントマン。この2人の邂逅が一体何を生み出すのか、そりゃあ当時相当気になったものです。そもそも、ALICE IN CHAINS自体がその頃は活動が不安定な時期でしたから、余計にね(その不安定の原因はレインその人なんですけど)。

アルバムのオープニングを飾る「Wake Up」は、7分半にもわたるブルージーな1曲。これ1曲で、MAD SEASONがPEARL JAMでもALICE IN CHAINSでもないことが証明されるわけですが、劇的な展開をするでもなく、今にも消えそうな炎がゆらゆらと燃えるかのようなスタイルといえばいいのでしょうか。そのサウンドの上を、あの爬虫類的なレインの歌声がうごめき回るわけです。しかも、ALICE IN CHAISほど攻撃的ではなく、それでいて生き物なのか作り物なのか正体不明な存在感を醸し出しながら。

1曲、1曲と聴き進めるうちに、楽曲自体はPEARL JAMのメンバーが作っていることはなんとなく理解できるようになりました。しかし、レインという個性的なシンガーの声が乗ることにより、新たな何かがそこに誕生する。レインも自身のバンドより肩の力を抜いて、脱力気味で気持ち良さげに歌っており、時々力強く声を張り上げたりもしますが、それもあくまで味付け程度。決して音数が多くないバンドアンサンブルとともに、主旋律に被さるハーモニーが不協和音と美しい和音の間を行き来する。派手さは皆無ながらも、なぜか心のど真ん中を突いてくる。それがMAD SEASONが持つ不思議な魅力なんだと思います。

また、このバンドのサウンドを分析することで、改めてALICE IN CHAINSはジェリー・カントレル(G, Vo)が作る楽曲こそがバンドの骨格なんだという事実、そしてPEARL JAMはエディ・ヴェダー(Vo)という稀代のシンガーが歌うことでPEARL JAMとして成立するんだというごく当たり前のことに気づかされるわけです。

アルバム中盤、「Lifeless Dead」あたりから“いかにも”な曲が登場することで、ああそうだった、彼らはグランジシーンから登場したんだったということを思い出す。MAD SEASONはそれくらい、あのシーンの末期から誕生した異端児だったのです。本当はこのアルバムに続く新作を、このメンバーで聴きたかったけど、それも今では叶わぬ夢。1999年にはジョンが、2002年にはレインが亡くなっているため、オリジナル編成での復活は実現不可能に。2015年にはクリス・コーネルダフ・マッケイガンを迎えたスペシャル編成での復活がありましたが、そのクリスも……。つくづく不運な宿命を持ったバンドだったんですね。



▼MAD SEASON『ABOVE』
(amazon:国内盤CD / 国内盤2CD+DVD / 海外盤CD / 海外盤2CD+DVD / MP3

2017年10月 2日 (月)

MATT CAMERON『CAVEDWELLER』(2017)

SOUNDGARDENPEARL JAMのドラマーとして知られるマット・キャメロンがキャリア初となるソロアルバムをリリースしました。

本作ではプロデューサーとしてのみならず、ソングライターやシンガー、ギタリスト、ベーシストなどとしてマルチな才能を発揮しておりますが、ドラムは叩いておらず、デヴィッド・ボウイのアルバム『★ (BLACKSTAR)』(2016年)でプレイしていたマーク・ジュリアナと、同じく『★』に参加したティム・ルフェーブル(B)がリズム隊を担当しているそうです(ティムは一部楽曲のみで、他はマットが演奏)。

どんな音になるのかと思いドキドキしながら再生してみると、序盤は意外と普通のロック……と言っては語弊があるかな。まぁあれです、マットの現在のメインバンドであるPEARL JAMからイメージできる、オーソドックスなロックとでも言えばいいんでしょうか。SOUNDGARDENほどハード&ヘヴィではなく、どこか内向的な空気が漂う落ち着いたアメリカンロック。うーん、うまく言語化できませんが、PEARL JAMが好きな人なら気にいるサウンドだと思います。

曲によってはアコースティックギターが前面に打ち出されていたり、かと思えばシンセを軸にした楽曲もある。ちょっとフュージョンぽいインスト曲「Into The Fire」、アバンギャルドなギターソロが登場する「One Special Lady」、もっともSOUNDGARDEN的と言えなくもないラストナンバー「Unneccesary」と個性的な楽曲もあるにはあるけど、あくまで中心となるのは歌。そのへんはPEARL JAMのイメージから外れないと思います。マットの歌声も悪くないし、変に声を張り上げることなく大人な雰囲気。どの曲も2〜3分台で、全9曲でトータル29分という非常に聴きやすいトータルランニングも良いと思います。

なお、「One Special Lady」後半に登場するギターソロをプレイしているのは、アラン・ヨハネスというチリ出身のマルチプレイヤー。調べてみるとこの人、クリス・コーネルのソロアルバム『EUPHORIA MORNING』(1999年)とか、元PEARL JAMのドラマー、ジャック・アイアンズのソロアルバム『ATTENTION DIMENSION』(2004年)とかにも参加している、シアトル界隈ともそれなりに縁がある人みたいですね。

アルバム後半が意外とニューウェイブの香りをさせるあたりに意外性はあるものの、最初にも書いたように全体的には“PEARL JAMのメンバーが作ったソロ作品”らしい内容で、極端に逸脱はしてないはず。プログレポップが好きな人は、特に「Into The Fire」「Real And Imagined」あたりは気にいるんじゃないでしょうか。僕はこの2曲と、先に挙げた「One Special Lady」の3曲が気に入っています。

ちなみに本作、CDでのリリースは今のところないみたいです。各配信サイトでのダウンドロード販売やストリーミング、そしてPEARL JAMオフィシャルショップで販売されているアナログ盤(一部、Amazonでも販売予定)で聴くことができます。



▼MATT CAMERON『CAVEDWELLER』
(amazon:海外盤アナログ / MP3

2017年9月23日 (土)

PEARL JAM『VS.』(1993)

1993年秋に発表された、PEARL JAMの2ndアルバム。デビュー作『TEN』(1991年)が想像を超えるメガヒットを記録したこともあり、本作はBillboard 200で初登場1位を獲得。しかも発売1週で100万枚近いセールスに達する、その後10年近く塗り替えられることのない大記録を達成するのでした。売り上げ的にも、1000万枚を突破したデビューアルバムに次いで700万枚というバンド史上2番目に売れた作品となりました。

デビュー作があれだけ売れて、実際バンドは相当なプレッシャーを感じていたことかと思います。しかし、PEARL JAMは前作を踏襲しつつも、攻めに転じたロックアルバムを完成させます。

リック・パラシャーをプロデューサーに迎えた前作は、全体的に“どこか作り込まれた”感のあるサウンドプロダクションでしたが、今作ではその後タッグが続くことになるブレンダン・オブライエン(AEROSMITHRED HOT CHILI PEPPERSなど)をプロデューサーに、より生々しくて尖った質感のサウンドへと変化。実際、このプロダクションのおかげでオープニングのアップチューン「Go」の攻めっぷりや、ワイルドなミディアムチューン「Animal」のダイナミックさから「前作までとは違うロックバンド感」が伝わるはずです。

楽曲的には「Daughter」や「Dissident」「Leesh」など『TEN』での大陸的アメリカンハードロック路線を引き継ぎつつ、前のめりな「Go」や「Blood」、アルペジオ調リフを用いた「Rearviewmirror」、軽やかな「Glorified G」、うねるベースラインが印象的な「Rats」など音楽性の広がりが感じられます。

バカ売れした作品の次だけにかなり苦労したことが見え隠れする内容ですが、そのプレッシャーをはね退け、前作でファンになったリスナー、そして純粋にアメリカンロックが好きなリスナー双方にアピールする力作を仕上げたんじゃないかと思っています。

ですが、歌メロなどの強さでいうと、前作のほうがちょっとだけ勝るかな。そういう意味では、アルバム全体の流れや雰囲気で勝負する作品なのかなと思いました。そう言いながらも、リリース当時はアホみたいに聴きまくった1枚なんですけどね。

ちなみに、本作ではミュージックビデオが1本も制作されていません。メジャーレーベルにいながら、こういったアンチメジャー、アンチプロモーション的な姿勢はここからしばらく続きます。



▼PEARL JAM『VS.』
(amazon:国内盤CD / 国内盤CDレガシーエディション / 海外盤CD / 海外盤CDレガシーエディション / MP3

2017年8月13日 (日)

V.A.『SINGLES: ORIGINAL MOTION PICTURE SOUNDTRACK』(1992/2017)

1992年秋に全米公開された映画『シングルス(SINGLES)』のサウンドトラックアルバム。日本では先にサントラがリリースされ、映画は翌1993年春に公開されました(単館ではなかったものの公開劇場数は少なく、どこも小規模劇場での公開だったと記憶しています)。

シアトルを舞台にしたラブストーリーなのですが、当時のシアトルといえばグランジブームまっただ中。主人公のひとりであるクリフ(マット・ディロン)がロックバンドをやっていることなどもあり、劇中にはALICE IN CHAINSやクリス・コーネル(SOUNDGARDEN)、エディ・ヴェダー(PEARL JAM)なども登場します。

サントラは映画公開に先駆けて1992年6月にUS発売(日本では9月発売)。内容は当時人気のグランジバンドやシアトル出身のレジェンドたちの楽曲で大半が占められ、全13曲中11曲が当時未発表曲でした。リードトラックとしてALICE IN CHAINSの新曲「Would?」(同年9月発売の2ndアルバム『DIRT』にも収録)が公開されるやいなや、大反響を呼んだのをよく覚えています。

ALICE IN CHAINS、PEARL JAM、SOUNDGARDEN、MUDHONEYSMASHING PUMPKINSといった当時ど真ん中のバンドから、SCREAMING TREES、MOTHER LOVE BONEというグランジ黎明期のバンド、THE REPLACEMENTSのポール・ウェスターバーグ、HEARTのアン&ナンシー姉妹の別ユニットTHE LOVEMONGERS、ジミ・ヘンドリクスといったレジェントたちまで。さらにはクリス・コーネルのソロ曲まで含まれているのですから、当時のグランジシーンを振り返る、あるいはシアトルのロックシーン(メタルは除く)に触れるという点においては非常に重要な役割を果たすコンピレーションアルバムだと思います。

そのサントラ盤が、発売から25年を経た2017年に、未発表テイクや劇中で使用されたもののサントラ未収録だった楽曲を集めた2枚組デラックスエディションで再発。ディスク1は当時のままで、ディスク2にその貴重な音源がたっぷり収められています。

ここには、マット・ディロンが劇中で所属していたバンド・CITIZEN DICKの楽曲「Touch Me, I'm Dick」(MUDHONEY「Touch Me, I'm Sick」のパロディカバー)や、のちにSOUNDGARDENの楽曲として発表される「Spoonman」のクリス・コーネルソロバージョン、ALICE IN CHAINやSOUNDGARDENのライブ音源、TRULYやBLOOD CIRCUSの楽曲、マイク・マクレディ(PEARL JAM)のソロ曲などを収録。おまけ感の強いものから本気で貴重なテイクまで盛りだくさんの内容で、ここまでを含めて映画『シングルス』をしっかり振り返れるのかな?と改めて思いました。

映画自体は観ても観なくても大丈夫ですが(笑)、1992年という時代の節目を追体験したいのなら、NIRVANAやPEARL JAMのオリジナルアルバムだけではなく、ぜひ本作も聴いていただきたいと、あの当時をリアルタムで通過したオッサンは強く思うわけです。サントラと思ってバカにしたら、きっと痛い目を見るよ?

ちなみに、本作のデラックスエディションが発売されたのが5月19日(海外)。クリス・コーネルが亡くなったのがその前々日の17日ということもあり、真の意味での“グランジの終焉”を実感させる1枚になってしまったことも付け加えておきます。



▼V.A.『SINGLES: ORIGINAL MOTION PICTURE SOUNDTRACK』
(amazon:国内盤 / 海外盤CD / 海外盤2CDデラックス盤

その他のカテゴリー

1963年の作品 1966年の作品 1967年の作品 1968年の作品 1969年の作品 1970年の作品 1971年の作品 1972年の作品 1973年の作品 1974年の作品 1975年の作品 1976年の作品 1977年の作品 1978年の作品 1979年の作品 1980年の作品 1981年の作品 1982年の作品 1983年の作品 1984年の作品 1985年の作品 1986年の作品 1987年の作品 1988年の作品 1989年の作品 1990年の作品 1991年の作品 1992年の作品 1993年の作品 1994年の作品 1995年の作品 1996年の作品 1997年の作品 1998年のライブ 1998年の作品 1999年のライブ 1999年の作品 2000年のライブ 2000年の作品 2001年のライブ 2001年の作品 2002年のライブ 2002年の作品 2003年のライブ 2003年の作品 2004年のライブ 2004年の作品 2005年のライブ 2005年の作品 2006年のライブ 2006年の作品 2007年のライブ 2007年の作品 2008年のライブ 2008年の作品 2009年のライブ 2009年の作品 2010年のライブ 2010年の作品 2011年の作品 2012年のライブ 2012年の作品 2013年の作品 2014年の作品 2015年の作品 2016年の作品 2017年のライブ 2017年の作品 2018年のライブ 2018年の作品 2019年のライブ 2019年の作品 =LOVE A New Revenge A Perfect Circle AC/DC Accept Aerosmith AFI After the Burial aiko Air (France) AIR (Japan) AKB48 Alcatrazz Alcest Aldious Alice Cooper Alice in Chains Almighty, the Alter Bridge Altitudes & Attitude Amaranthe American Head Charge American Hi-Fi Anaïs Andrew W.K. Andy Black Andy McCoy Andy Taylor Angra Annihilator Annisokay Anohni ANTHEM Anthrax Anti-Flag Aphex Twin Appice Arcadia Arch Enemy Architects Arctic Monkeys Aretha Franklin Armored Saint ARROWS, the Art of Fighting Ash Asia Asian Dub Foundation ASIAN KUNG-FU GENERATION Asking Alexandria At The Drive-In Atari Teenage Riot Atomic Bitchwax, the Audioslave Avenged Sevenfold Avril Lavigne Azusa B'z Baby Chaos BABYMETAL Babyshambles Backyard Babies Bad Company Bad English Bad Moon Rising Badlands BAZRA Be the Wolf Beartooth Beastie Boys Beatles, the Beck Behemoth Belle & Sebastian Ben Folds Ben Harper Bernard Butler Berryz工房 Biffy Clyro Big Brother and the Holding Company Billy Corgan Billy Idol Billy Talent BiSH Björk Black Crowes, the Black Earth Black Label Society Black Sabbath Black Star Riders Black Veil Brides BLANKEY JET CITY Blessing a Curse Blind Guardian Blind Melon Bloc Party Blood Orange Blue Murder Bluetones, the Blur Boards of Canada Bon Iver Bon Jovi BON-BON BLANCO bonobos BOOM BOOM SATELLITES BOOM, THE Boris Born of Osiris Boston Boxer Rebellion, the Boy George BOØWY BRAHMAN brainchild's Brian May Brides of Destruction Brides of Lucifer Bring Me the Horizon Brink, the Bruce Dickinson Brujeria Brutal Truth Bryan Adams BUCK-TICK Buckcherry Budderside Buddy Guy Buffalo Daughter BUGY CRAXONE Bullet for My Valentine Bulletboys Bullets and Octane BUMP OF CHICKEN Buono! Burn the Priest Burning Witches Bush Butch Walker Butcher Babies Cacoy Caesars callme Cane Hill Carcass CAROL Catatonia Cathedral Cats in Boots Charlatans, the Charlie Sexton Cheap Trick Chemical Brothers, the Children of Bodom Chk Chk Chk (!!!) Chris Cornell Chrome Division Chthonic Chuck Berry Chvrches Cigarettes After Sex Cinderella Clam Abuse Clash, the Click Five, the Clutch CO-FUSION Cocco Code Orange Coheed and Cambria Colbie Caillat Coldplay Compilation Album Confusion Master Converge Cornelius Cornershop Corrosion of Conformity Courteeners, the Courtney Barnett Courtney Love Coverdale・Page Cozy Powell Cradle of Filth Crazy Lixx Cream Creed Cribs, the Crosses (✝✝✝) Crossfaith Cry of Love Crystal Lake Cult, the Culture Club Cure, the Cybernauts Cymbals D'ERLANGER D-A-D Dachambo Damageplan Damn Yankees Damned Things, the Damned, the Danger Danger Danzig Darkness, the Dashboard Confessional DATE COURSE PENTAGON ROYAL GARDEN DATS Datsuns, the Daughtry David Bowie David Lee Roth Dead by April Dead by Sunrise Dead Cross Dead Daisies, the DEAD END Dead Kennedys Deafheaven Death Angel Death of Lovers Debbie Gibson DECAYS Deckard Deep Purple Def Leppard DEF.DIVA Deftones delofamilia Delorean Demolition 23. Departure, the Depeche Mode detroit7 Devin Townsend Project Diamond Head DIAMOND☆YUKAI Diffuser Dillinger Escape Plan, the Dimmu Borgir Dinosaur Jr. Dio DIR EN GREY Dirty Pretty Things Distillers, the Disturbed Dizzy Mizz Lizzy DMBQ Dogs D'Amour, the Dogs Die in Hot Cars Dokken Don Dokken Donavon Frankenreiter Donnie Vie Doors, the Down downy Dragon Ash DragonForce Dream Theater Dreamboy Dreams Come True Dregen DRY & HEAVY Duff McKagan Duran Duran DUST'N'BONEZ, THE DYGL Earthshaker eastern youth EGO-WRAPPIN' ELECTRAGLIDE Electric Six Elliott Smith Eminem Emperor End Machine, the ENDRECHERI Enforcer Entombed Enuff Z' Nuff Eric Clapton Eskimo Callboy Europe Eurythmics Evanescence Exodus Extreme E・Z・O Faceless, the Fair Warning Fairground Attraction Faith No More Falco Fall Out Boy Faster Pussycat Fatboy Slim Fate Father John Misty Fear Factory Feeder Feeling, the Fever 333, the Fight Filter Firehouse Firestarter Firewind Five Finger Death Punch Flashcubes Flatbacker Fleetwood Mac Flotsam and Jetsam Flyleaf FM Foo Fighters Foreigner Fountains of Wayne fra-foa Frank Black Frankie Goes to Hollywood Franz Ferdinand Freddie Mercury Free Fudge Tunnel Fugees, the FUJI ROCK FESTIVAL Funeral for a Friend Futureshock Fuzzbubble G. Love Gamma Ray Garbage Garth Brooks Gary Moore Gathering, the Gene Simmons Genesis George Harrison George Lynch George Michael Georgia Satellites, the Get Up Kids, the GHEEE Ghost Gilby Clarke Gin Blossoms Ginger Wildheart GLAY Glenn Hughes GLIM SPANKY GO!GO!7188 Godsmack Godspeed GOING STEADY GOING UNDER GROUND Gojira Goldie Lookin Chain Gotthard Graham Bonnet Grapevine Graupel GREAT ADVENTURE Great White Green Day Greta Van Fleet GTR Gun Guns n' Roses H.P. オールスターズ Halestorm Halford Hanoi Rocks Hanson Hardcore Superstar Hardline Harem Scarem HARISS Harry Styles Hatebreed Haunted, the Heart HEATWAVE Hellacopters, the HELLO WORKS, THE Hellogoodbye Helloween Helmet HER NAME IN BLOOD Hermann H. & The Pacemakers Hi-STANDARD hide HIGH and MIGHTY COLOR HIGH-LOWS, THE Hives, the Hole Hollywood Rose Hollywood Vampires Honeycrack Hoobastank Huaska Hurricane Hurricane #1 HUSKING BEE I See Stars Iggy Pop Ihsahn Imminence Impellitteri Imperial State Electric In Flames In the Soup Incubus INORAN Inxs Iron Maiden Izzy Stradlin J Jack Johnson Jack White Jake Bugg James Bay James Brown Jane's Addiction Janet Jackson Janis Joplin Japan Jeevas, the Jeff Beck Jeff Beck Group Jeff Buckley Jellyfish Jerusalem Slim Jesus & Mary Chain, the Jesus Jones Jet Jetboy Jimi Hendrix Jimmy Page Jimmy Page / Robert Plant Joe Lean & the Jing Jang Jong Joe Lynn Turner Joe Perry Joe Satriani Joe Strummer & the Mescaleros John Corabi John Diva & The Rockets of Love John Lennon John Sykes Johnny Winter Jomi Massage Jon Bon Jovi Jon Spencer Blues Explosion, the Jonathan Davis Josh Todd Josh Todd & the Conflict Joss Stone JOUJOUKA Journey Joy Division Judas Priest JUN SKY WALKER(S) Juno Reactor JYOCHO Kaato Kadavar Kamasi Washington Kasabian Katatonia Katmandu Keane Keith Richards KEMURI Ken Yokoyama Kendrick Lamar KENZI & THE TRIPS Killers, the Killing Joke Killswitch Engage King 810 King Crimson King's X Kingdom Come KISS Kix KLF, the Knack, the KOOK Korn Kottonmouth Kings Kraftwerk Kreator Kula Shaker Kurt Vile KXM Kylie Minogue L'Arc-en-Ciel L.A.Guns La'cryma Christi LA-PPISCH Lacuna Coil Lady Gaga Lamb of God Last Days of April Led Zeppelin Lemon Twigs, the Lemonheads, the Lenny Kravitz Liam Gallagher Libertines, the Like a Storm Lily Allen Limp Bizkit Linkin Park Lita Ford Little Angels Little Caesar Living Colour Lonerider Lords of Black LOST IN TIME Lou Reed LOUD PARK Loudness LOVE PSYCHEDELICO LOVEBITES Luby Sparks Lucer Lullacry LUNA SEA Lynch Mob M/A/R/R/S Machine Gun Kelly Machine Head Mad Capsule Markets, the Mad Season Madball Madonna Magic Numbers, the Maison book girl MAN WITH A MISSION Mando Diao Manic Eden Manic Street Preachers Manowar Mansun Mantar Marilyn Manson Mark Slaughter Marmozets Mars Volta, the Marvelous 3 Massive Attack Mastodon Matchbox Twenty Matt Cameron Matthew Sweet McAuley Schenker Group MD.45 Meathook Seed Megadeth MELTONE Mercury Rev Meshuggah Metal Church Metallica Michael Jackson Michael Monroe Michael Schenker Michael Schenker Fest Michael Schenker Group Michael Sweet Mick Jagger Midnight Bankrobbers Mighty Mighty Bosstones, the Migos mihimaru GT Ministry MO'SOME TONEBENDER MODS, THE Mogwai Mondo Generator Mondo Grosso Monkees, the Monster Magnet Mooney Suzuki, the Morrie Mother Love Bone Motley Crue Motorhead Mott the Hoople Mouse on Mars Mr. Big Mr. Mister Mr.Children MUCC Mudhoney Muse Music, the Mutation My Chemical Romance My Little Lover Myles Kennedy Nailbomb Napalm Death Nashville Pussy Nelly Nelson Neurotic Outsiders Neve New Order New York Dolls NEWS NGT48 Nicke Borg Homeland Nickelback Night Ranger Nine Black Alps Nine Inch Nails Nirvana Noel Gallagher's High Flying Birds Nothing O.P.KING Oasis Obituary Oblivion Dust Obscure Ocean Colour Scene OCEANLANE Of Mice & Men Offspring, the OGRE YOU ASSHOLE ONE OK ROCK Oneohtrix Point Never Opeth ORANGE RANGE Orbital Ordinary Boys, the Orgy Orianthi ORIGINAL LOVE Outrage Overkill Ozzy Osbourne Panic! at the Disco Pantera Papa Roach Paradise Lost Paul Draper Paul McCartney Paul Stanley Paul Weller PE'Z PEALOUT Pearl Jam PENPALS Perfume Periphery PERSONZ Pet Shop Boys Peter Gabriel Phantom Planet Phil Campbell and the Bastard Sons Phish Pig Destroyer pillows, the Pink Cream 69 Pink Floyd Pixies Placebo Plastic Tree Playmates, the Poison Polaris Police, the Polyphonic Spree, the POLYSICS Porcupine Tree Portishead Power Station, the Powerman 5000 Praying Mantis Predators, the Pretty Boy Floyd Pretty Maids Pride & Glory Primal Scream Primus Prince Privates, the Probot Prodigy, the Prong Protest the Hero Public Enemy PUFFY Pulp pupa Qemists, the Queen Queens of the Stone Age Queensryche Quiet Riot Quireboys, the R.E.M. Raconteurs, the Radiohead RADWIMPS Rage against the Machine Rainbow Rammstein Ramones RAMRIDER Rancid Rapture, the RAREDRUG Rasmus, the Ratt Raven RCサクセション Red Dragon Cartel Red Hot Chili Peppers Red Warriors Reef Refused Rex Brown RHYMESTER Richie Kotzen Richie Sambora Ride Riot Riot V RIP SLYME Rise of the Northstar Rival Sons RIZE Rob Zombie Robert Plant Rock City Angels ROCK IN JAPAN FESTIVAL ROCKBOTTOM Rocket from the Crypt Rolling Stones ROMANS RON RON CLOU Ronnie Wood Rooster ROOSTERS, THE ROSSO ROVO Roxy Music RSO Run D.M.C. Rush Russian Circles Sabaton Sacred Reich Sads Salems Lott Sam Smith Samantha's Favourite Sammy Hagar Santana Saosin Saxon SBK Scorpions Scott Weiland Scour Screaming Soul Hill Sean Lennon Sebastian Bach Secret Machines SEKAI NO OWARI Selfish Cunt Senses Fail Septic Tank Sepultura Serj Tankian Sevendust SEX MACHINEGUNS Sex Pistols Shadow King Shadows Fall Shinedown Shinning Shobaleader One Sick of it all Sigh Sigue Sigue Sputnik Silver Ginger 5 Silvertide Simple Minds Simply Red SION Sixx:A.M. SKE48 SKETCH SHOW Skid Row Skin Skindred Skunk Anansie Slash Slash's Snakepit Slaughter Slayer Sleep sleepyhead Slipknot Sloan Slowdive Smashing Pumpkins Smiths, the smorgas SNAKE HIP SHAKES Sneeze Snow Patrol SOFT BALLET Soilwork Sons of Apollo Sons of Texas sora tob sakana Soul Asylum Soul Flower Union Soulfly Soulwax Soundgarden South Spaghetti Vabune! Sparta Sparta Locals Spiritual Beggars Spiritualized Spoon Squarepusher SR-71 STALIN, THE Starcrawler Static-X Steel Panther Steelheart Stephen Pearcy Steriogram Steve Perry Steve Stevens Steve Vai Steve Winwood Steven Tyler Stevie Salas Stills, the Sting Stone Roses, the Stone Sour Stone Temple Pilots Stooges, the Strokes, the Struts, the Stryper Strypes, the STU48 Styx Suede Suicidal Tendencies Sum 41 SUMMER SONIC SUPER BUTTER DOG Super Furry Animals Super$hit 666 Superchunk SUPERSNAZZ Survive Sweet & Lynch Syrup16g System of a Down t.A.T.u. Taking Back Sunday task have fun Team Sleep Tears for Fears Teenage Fanclub Television Terence Trent D'Arby Terrorizer Terrorvision Tesla Tesseract Testament THEE MICHELLE GUN ELEPHANT Them Crooked Vultures Therapy? Thin Lizzy Thirteen Senses Thirty Seconds to Mars Thunder Thunderpussy Tin Machine Tinted Windows TMG TNT Toad the Wet Sprocket Todos Tus Muertos Tokyo Dragons Tokyo Motor Fist TOKYO ZAWINUL BACH Tom Misch Tommy Lee Tony MacAlpine Tool Tortoise Toto Towers of London Traening Train Travis TREEBERRYS TRICERATOPS Trivium Trixter Twenty One Pilots Twisted Sister Two (2wo) Two Door Cinema Club Two Lone Swordsmen Tygers of Pan Tang U.D.O. U2 UA UFO Ultraphonix Underworld Unearth United Unkle Vader Vain Van Halen Veil of Maya Velvet Revolver Venom Verve, the Vibrators, the Vince Neil Vinnie Vincent Invasion Vixen Voivod w-inds. W.A.S.P. WANIMA Warrant Warrior Soul Weezer Wham! Wheatus While She Sleeps White Lion White Stripes, the Whitesnake Who, the Wildhearts, the Willard, the Winger Wings Witch Within Temptation Wombats, the Wrench W(ダブルユー) X JAPAN Yellow Magic Orchestra YELLOW MONKEY, THE Yes Yngwei Malmsteen YO-KING Yo-Yo's, the Zakk Wylde Zeppet Store ZIGGY ZYX ZZ Top ℃-ute 「100番勝負」 「10年前」 「1年のまとめ」 「20年前」 「AIN'T IT FUN」 「CCCD」 「DJ / イベント出演」 「R.I.P.」 「アンケート」 「ゾ」 「ネットラジオ」 「フェス」 「仕事紹介」 「再結成」 「分析ネタ」 「平成の30枚」 「私的ベスト10」 「記事一覧」 「音楽配信」 あぁ! おとぎ話 くるり けやき坂46 すかんち どうぶつビスケッツ×PPP ぼくのりりっくのぼうよみ ももいろクローバーZ ゆず ゆらゆら帝国 アイドルネッサンス アンジュルム インビシブルマンズデスベッド ウルフルズ エイプリルズ エレファントカシマシ カントリー娘。 カントリー娘。に石川梨華(モーニング娘。) カントリー娘。に紺野と藤本(モーニング娘。) カーネーション キュウソネコカミ キリンジ ギターウルフ クラムボン クリープハイプ クレイジーケンバンド グループ魂 ゲスの極み乙女。 コンタクト サザンオールスターズ サンボマスター サ上と中江 ザ・クロマニヨンズ スカート スガ シカオ スチャダラパー ストレイテナー スネオヘアー スピッツ スーパーカー ソニン タンポポ チャットモンチー トリプルファイヤー ドレスコーズ ナンバーガール ニューロティカ ハナレグミ ハロー!プロジェクト ピーズ, The フィッシュマンズ フジファブリック フラワーカンパニーズ プッチモニ マキシマム ザ ホルモン ミドリ ミニモニ。 ムーンライダーズ メロン記念日 モーニング娘。 モーニング娘。おとめ組 モーニング娘。さくら組 ユニコーン レミオロメン ロッカーズ ロマンポルシェ。 三浦大知 中島美嘉 中村一義 中村佳穂 中澤裕子 乃木坂46 佐野元春 八代亜紀 凛として時雨 加藤いづみ 勝手にしやがれ 原田知世 吉井和哉 堂島孝平 大槻ケンヂ 大江慎也 太陽とシスコムーン(T&Cボンバー) 奥田民生 宇多田ヒカル 安倍なつみ 小沢健二 小泉今日子 尾崎豊 岡村靖幸 岡村靖幸と石野卓球 左とん平 市井紗耶香 布袋寅泰 平井堅 後浦なつみ 後藤真希 忌野清志郎 怒髪天 惑星 折坂悠太 推定少女 新垣結衣 日暮愛葉 星井七瀬 星屑スキャット 星野みちる 星野源 曽我部恵一 月島きらり starring 久住小春(モーニング娘。) 有村竜太郎 朝霧 Jam 木村カエラ 東京スカパラダイスオーケストラ 松浦亜弥 柴田淳 桑田佳祐 森重樹一 椎名林檎 椿屋四重奏 欅坂46 氣志團 氷室京介 永井ルイ 浅井健一 浜崎あゆみ 浜田麻里 渋さ知らズ 片平里菜 玉置成実 田中フミヤ 真心ブラザーズ 矢口真里 砂原良徳 私立恵比寿中学 米津玄師 絢香 羅針盤 美勇伝 菊地成孔 藤本美貴 道重さゆみ 遠藤ミチロウ 銀杏BOYZ 陰陽座 電気グルーヴ 頭脳警察 飯田圭織 1975, the 2 Many DJ's 22-20s 3 Colours Red 44MAGNUM 54-71 9mm Parabellum Bullet

2019年6月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            

カテゴリー

無料ブログはココログ