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カテゴリー「「フェス」」の50件の記事

2019年4月 1日 (月)

『DOWNLOAD JAPAN 2019』@幕張メッセ(2019年3月21日)

Img_4049
初開催の『DOWNLOAD FESTIVAL』の日本版、いざ蓋を開けてみたら大盛況でしたね。当初はチケットが売れてないなんて話もありましたし、オジー・オズボーンのキャンセルで開催危ういんじゃ?なんて悪い噂も飛び交うほど。けど、これだけ入ったんだったら、来年も大丈夫なんじゃないか?って気がしてきました(もっとも、それだけ魅力的なアクトが揃えばの話ですが)。

今回は雑誌のレポで入ったので、そちらの発売前に詳細なレポを書いてしまうのはルール違反。ということで、ここでは記録として簡単なメモ程度で収めておきたいと思います。

 

LIKE A STORM

ディジュリドゥメタル! ステージ中央にフロントマン、その左右にV字にクロスしたディジュリドゥ2本×2セット。ダウンチューニングのギターだけじゃ足りない“下”を補う、イマドキの低音は心地よいったらありゃしない……けど、序盤はよく聞こえなかったけど(苦笑)。まだアルバム2枚、曲調が似たり寄ったりなのが玉に瑕か。でも良い曲多いよね。

00. Intro
01. Pure Evil
02. The Bitterness
03. Solitary
04. Complicated (Stiches & Scars)
05. The Devil Inside
06. Love The Way You Hate Me


AMARANTHE

ライブ初見。ボーカル3人は多い……けど、ちゃんと役割が振り分けられているし、1人がフィーチャーされている間はほかの2人が休憩できるというフレキシブルさはなかなか。女性シンガーが良い声してたのと、本当に曲が良い。そりゃ売れるわけだ。納得のステージでした。

00. Helix Intro
01. Maximize
02. Digital World
03. Hunger
04. Amaranthine
05. GG6
06. Helix
07. Drop Dead Synical
08. Call Out My Name
09. The Nexus


MAN WITH A MISSION

唯一の日本代表(と、言ってもいいよね?)、かつ非メタルバンド。頭の固いメタルファンから拒絶されるんじゃ……と思っていたけど、さすが百戦錬磨のライブバンド。いざライブが始まれば、自分たちのペースで、自分たちの空間をしっかり作り上げる。最後の「FLY AGAIN」での手ふり、みんな完璧だったもんね。ホッとしました。

01. database
02. Broken People
03. Get Off of My Way
04. Dead End in Tokyo
05. Raise your flag
06. Left Alive
07. Take Me Under
08. FLY AGAIN


HALESTORM

リジーが男前すぎて……完全に21世紀のジョーン・ジェットでした。「Love Bites (So Do I)」では同名バンドLOVEBITESのフロントを担うasami嬢がゲスト参加。リジーに負けないパワフルさで場を盛り上げました。あと、彼らはメタルというよりは埃っぽいアメリカンロックなんだなと、ライブで聴いて再認識。次はフルセットで観たい!

01. Black Vultures
02. Mz. Hyde
03. Love Bites (So Do I) [with asami from LOVEBITES]
04. Tokyo
05. Amen
06. Do Not Disturb
07. Drum Solo
08. Freak Like Me
09. Uncomfortable
10. I Miss The Misery


ARCH ENEMY

ごめんなさい、朝からずっと立ちっぱなしだったので、ここで休憩。外で食事をとりながら音だけ聴いてました。5月にBLACK EARTH来日があるからか、初期曲はゼロ。日本人、みんなARCH ENEMY好きなのね。ラストの「Nemesis」だけじっくり観たけど、やっぱりカッコいいわ。

00. Set Flame To The Night
01. The World Is Yours
02. Ravenous
03. War Eternal
04. Blood On Your Hands
05. You Will Know My Name
06. Dead Eyes See No Future
07. The Eagle Flies Alone
08. As The Pages Burn
09. Dead Bury Their Dead
10. No Gods, No Masters
11. Nemesis
12. Enter The Machine (outro)


ANTHRAX

何気にベストアクトでは? 客の盛り上がり然り、ステージ上の熱量然り。PANTERA始まり&終わりはズルい。あと、久しぶりにライブで聴いた「Be All, End All」が最高すぎました。何度観ても良いバンドは良い。それで十分。

01. Cowboys From Hell (intro) 〜 Caught In A Mosh
02. Got The Time
03. Madhouse
04. Fight 'Em 'Til You Can't
05. I Am The Law
06. Be All, End All
07. Evil Twin
08. Antisocial
09. Indians 〜 Cowboys From Hell (outro)


GHOST

期待のGHOST。ステージセットや演出含め、完全に独自路線。メロウなハードロック感はどこかアリス・クーパー的。けど、ANTHRAXの後というのは分が悪すぎ。せめてSUM 41の後なら……ほかのお客ももっと引き込めたのでは。いや、僕は存分に満足しましたけど、もっと熱狂的な盛り上がりが観たかったな。

01. Ashes
02. Rats
03. Absolution
04. Ritual
05. From The Pinnacle To The Pit
06. Faith
07. Cirice
08. Miasma
09. Year Zero
10. Mummy Dust
11. Dance Macabre
12. Square Hammer


SUM 41

完全な休憩タイム。最後の2曲だけ観ました。代表曲が多いと、ジャンルは少し外れても盛り上がることは盛りがるのね。彼ら目当てのファンも少なくなかったようですし。

01. The Hell Song
02. Over My Head (Better Off Dead)
03. Motivation
04. We're All To Blame
05. Walking Disaster
06. Underclass Hero
07. No Reason
09. We Will Rock You
10. In Too Deep
11. Fat Lip
12. Still Waiting


SLAYER

ちょっと複雑な気持ちに。最高のステージだったんだけど、ラストのトム・アラヤによる日本語MCで感傷的な気分に。「どうせもう一回来るでしょ?」と高を括ってたけど、あれで一気に「本当に最後だ」と嫌でも実感させられた。帝王らしい潔い終焉でした。

00. Delusions Of Saviour
01. Repentless
02. Blood Red
03. Disciple
04. Mandatory Suicide
05. Hate Worldwide
06. War Ensemble
07. Jihad
08. When The Stillness Comes
09. Postmortem
10. Black Magic
11. Payback
12. Seasons In The Abyss
13. Born Of Fire
14. Dead Skin Mask
15. Hell Awaits
16. South Of Heaven
17. Raining Blood
18. Chemical Warfare
19. Angel Of Death


JUDAS PRIEST

4ヶ月ぶりのプリースト。ちょっと前に「Killing Machine」をやったって話があったから、日本でも……と思っていたら、気合い入れて半分近くセットリスト入れ替わってる! しかも選曲がマニアック! これはこれでアリ! あと、東京公演では聴けなかった「he Hellion 〜 Electric Eye」を堪能できたのはうれしかった。やっぱこれでしょ?

01. Firepower
02. Delivering The Goods
03. Sinner
04. The Ripper
05. Evil Never Die
06. Bloodstone
07. Saints In Hell
08. No Surrender
09. Turbo Lover
10. Devil's Child
11. Killing Machine
12. Some Heads Are Gonna Roll
13. Guardians 〜 Rising From Ruins
14. Rapid Fire
15. Hell Bent For Leather
16. Painkiller
--ENCORE--
17. The Hellion 〜 Electric Eye
18. Breaking The Law
19. Living After Midnight

2017年10月19日 (木)

『LOUD PARK 17』DAY 2@さいたまスーパーアリーナ(2017年10月15日)

Loudpark17_b昨日のエントリーに続いて、こちらでは『LOUD PARK 17』2日目公演について書いていきたいと思います。なんのことかわからない人は、このひとつ前のエントリーをごらんください。


<DAY 2:10月15日(日)>

寝不足でラウパー初日に臨み、このまま帰宅して再びたまアリに戻ってくるようなことしたら、絶対に初日よりもひどい時間に起きるだろうなと思い、この日はさいたま新都心にて一泊。ライブ終了後20分以内には宿に着いて、さすがに笑いました。

で、15日。11時チェックアウトだったので、ギリギリまでホテルにいてOUTRAGEから始めようかなと思っていたのですが、10時半になった途端にシークレットアクトがBLACK EARTHだと知り、焦ってチェックアウトして会場へ。ドアtoドアで10分ちょっとで会場に着き、後半のみ観ることができました。よかった。


BLACK EARTH
ちょっと前のエントリーに書きましたが、BLACK EARTHとは初期ARCH ENEMYの面々が勢ぞろいしたスペシャルバンド。もともとは2年前のラウパーでのARCH ENEMYのステージに初代ボーカルのヨハン・リーヴァとクリストファー・アモット(G)がゲスト参加したことがきっかけで、昨年春に同編成でジャパンツアー敢行。先頃そのツアーの模様がDVD+CD化されたこともあり、今回のシークレットゲスト出演となったようです。「なんでシークレットにするんだよ! 名前出したほうが客入るし! なんなら行ったのに!」という人も多いようですが……僕はこの試み、嫌いじゃないです。フェスって「人で選ぶ」んじゃなくて、最終的には「器で選ぶ」ようになったら成功した証拠だと思うので……って話は置いておいて。残念ながら「Bury Me An Angel」も「Dead Inside」も観れませんでしたが、「Beast Of Man」の途中からなんとか会場入り。初のヨハンは……あれ、昔よりもデス声じゃん! いいじゃん!と自分の予想を裏切る仕上がり。後日、昨年のツアーのDVD+CDも購入しましたが、この20年近くでかなり鍛え上げられたんですね。納得。ラストの「Fields Of Desolation」、終盤のツインリードで思わず泣きそうに。ああ、早起きしてよかった……(いや、実際は早起きじゃないんだけど)。

OUTRAGE
久しぶりにライブで観るOUTRAGE。直近の新作『Raging Out』の出来が素晴らしかっただけにどうしても観たかったわけですが、オープニングから「My Final Day」「Madness」の連発にノックアウト。さらに新作から「Doomsday Machine」「Hammer Down and Go」と冒頭の2曲をやられて、勝手にガッツポーズ。「Death Trap」や「Under Control Of Law」といった初期の楽曲、現編成が復活して最初の1曲「Rise」と彼らが何者かを存分に理解できる選曲が続き、ラストは「Megalomania」でクライマックス。確かに短くて物足りなさはあったけど、代表曲&新曲を詰め込んだコンパクトな内容はフェスに最適だと思いました。いやぁ、良かった。

LOUDNESS
本当なら次のAPOCALYPTICAも観るつもりだったのですが、ここでBLACK EARTHのTシャツ買いに行ったり仕事をしたりと、いろいろ野暮用に。結局、ラストの「Nothing Elese Matters」の終盤を観たのみなので、レポートは割愛します。で、LOUDNESS。高崎晃さんが出てきてサウンドチェックをするのですが、すでにギターの音が他のバンドよりもデカイ(笑)。まぁ直前がAPOCALYPTICAだから余計にそう感じるのかもね……と思っていたら、オープニングのインストナンバー「Fire of Spirit」の時点で耳が……本当に音デカかった(苦笑)。さすがに昨日からの耳疲れもあったので、耳栓を使用してライブに。序盤は2000年代以降のモダンヘヴィネス系楽曲が並び、「The Sun Will Rise Again」「Metal Mad」といった比較的メロウな楽曲もあったのですが……後半の「Crazy Nights」「In The Mirror」「Crazy Doctor」「S.D.I.」といった80年代の楽曲とどうしても比較してしまい……リフは最近の楽曲もカッコ良いのに、メロが弱いんだよなと改めて感じてしまったわけです。まあこのメロが現代的と言われてしまったら返す言葉もないのですが、僕としてはやはり……うん。そこだけが本当に勿体ないと思うんです。あと、『LIGHTNING STRIKES』30周年のバックドロップを使ってるのに肝心の同作からの代表曲がなかったり、二井原さんのルックスが完全にMETALLICAのジェイムズになっていたりでいろいろ驚きました。

DEVIN TOWNSEND PROJECT
デヴィン・タウンゼンドを観るのは、たぶん90年代後半のSTRAPPING YOUNG LADだったかソロだったかで来たとき以来。だからほぼ20年ぶりでした。最近のアルバムもほとんど聴いてなかったんだけど、なるほど、こういう音なのね、と感心して観てました。かなりプログレッシヴメタルっぽい雰囲気で、デヴィンの声もかなりよく出ているし、キーボードの人以外みんなスキンヘッドなところ含め、いろいろ気になりました。昨年リリースされた最新作、聴いてみます。

BLACK STAR RIDERS
今年発売された3rdアルバム『HEAVY FIRE』もなかなか良かったし、そもそもTHE ALMIGHTYTHIN LIZZYも好きなので、ここは観ておかないと。リッキー・ウォリック(Vo, G)含むトリプルギター編成は見応えあるし、音はそれまでの出演バンドと比べれば軽いんだけど、今の自分の耳には優しい存在。リッキーの男臭いボーカル、スコット・ゴーハム(G)のソロプレイ含め、ブリティッシュ&アイリッシュハードロックの王道感が強く出ていて好印象でした。オリジナル曲に含めて、THIN LIZZY「The Boys Are Back In Town」のカバーも飛び出し、これもまったく違和感なし。そこに、真の意味でTHIN LIZZYを継承したことを強く感じました。もし今度単独来日したら、もっとじっくり観てみたい。そう素直に思えました。

CRADLE OF FILTH
昔から聴いてるのに、気づいたらライブを観るのは初めて? 自分でも意外でした。女性ボーカルも随所にフィーチャーした、シンフォニックなブラックメタルなんでしょうけど、前日のEMPERORとは完全なる別モノ。本人たちも「ブラックメタルというよりはエクストリームメタル」と言ってるようですし、現在は独自のスタイルを築き上げたってことなんでしょうね。ダニ・フィルス(Vo)の高音デスボイスは圧巻の一言で、「ああ、これ本当に自前で出してるんだ」と感心してしまいました。変な話ですが。選曲はリリースされたばかりのニューアルバム『CRYPTORIANA – THE SEDUCTIVENESS OF DECAY』からは1曲のみで、『NYMPHETAMINE』(2004年)からの曲多め。アルバムを全部聴いてるわけではないので知らない曲もあったものの、そのドラマチックな曲構成には完璧に惹きつけられました。これはぜひ単独でも観てみたいかも。

MESHUGGAH
もしかして彼らをライブで観るのって、2008年の『LOUD PARK 08』での初来日公演以来? っていうか、それ以降って来日してないですよね? 前回の来日からの9年間で新作、2枚しか出してないですし。その彼らも、45分のセットで7曲を披露……したのですが、不思議なことに、彼らの楽曲(主にギターの音)を聴いてると……眠くなるんですよね。いや、彼らのことは大好きなんですが、ずっと聴いてると寝落ちしそうになるという。そういえば、前回の来日公演でもたったまま寝そうになったわ……特にミドルテンポの楽曲に多いのですが、そやって周波数的なものが影響することってあるんでしょうか。たまたま自分の波長的に、彼らのギターサウンドがそこに合致してしまうとか。名前は出せませんけど、同系統のテンポ感&サウンドを持つ他のバンドのライブでも寝落ちしそうになったこと、何度もあるのですよ。これ、誰かに科学的検証をしてほしいです。と、ライブとは全然関係ない話になってしまいましたが、後半テンポアップしてからはまた目が覚め、彼らのライブにのめり込んでいったのでした……演奏は最高でした。文句なし。またすぐに来てください、マジで。今度は寝ないように頑張るので。

SABATON
2年前の『LOUD PARK 15』で初来日を果たした彼ら。大きさ含め完全に戦車そのもののドラムセット(戦車の上にドラムセットがある)や、古今東西の戦という戦を題材にした楽曲の数々、そしてカッコ良いんだけどどこかコミカルで親しみやすいルックスやパフォーマンス、今回も最高以外の何モノでもなかったです。前回からギタリストが1人交代していますが、基本やることは変わらず。終盤、最新アルバム『THE LAST STAND』収録曲で日本の戦を題材にした「Shiroyama」が披露され、『サイレントヒル』などのゲーム音楽を手がける作曲家・山岡晃さんがギターでゲスト参加。おそらくその場にいた多くのメタルファンが「誰?」と思ったでだろうリアクション、忘れません。そんなサプライズも含め、前回以上の盛り上がりを見せたSABATON。いい加減に単独来日を決めていただきたい。絶対に彼ら、“新世代のACCEPT”としてもっと人気を集めるはずだし、なんならメディアがもっと大々的に取り上げるべき。それくらいのことをしてほしいですよね、今後のためにも……。

GENE SIMMONS BAND
KISSのジーン・シモンズが初のソロツアーを開始すると聞いたときは、これまでに出した2枚のソロアルバムからの曲が半分、残りはKISSの自分ボーカルの曲なんだろうなと思っていたら、予想に反して“ほぼKISS”、あるいは“演奏のうまいメンバーを集めた、ひとりKISS”だったという(笑)。「Deuce」「Parasite」という初期KISSナンバー2連発にのけぞり、「I Love It Loud」で大合唱……のはずが、実はこの会場にいる大半のメタルキッズは、そこまでKISSを通ってないんだなということに気づくわけです。コーラス、ちょっと違うぞって……。まあそれは良しとして、その後も「Cold Gin」なんていうおなじみのジーン曲が続くのですが、驚いたのは「Do You Love Me」というポール・スタンレー曲や「Shout It Out Loud」みたいにポールとジーンが歌パートを分け合う曲まで披露されたこと。バンドメンバーが優秀なので、しっかりポール役もこなせるわけですね。後半は「ヘヴィメタルの前にKISSあり」とジーン自らの宣言にギョッとした「War Machine」(火吹きなし)や、最新アルバム『MONSTER』収録曲の「Wall Of Sound」といったレア曲も登場。『LOVE GUN』収録の「Got Love For Sale」も意外な選曲で驚かされました。「Watchin' You」「She」をライブで久々に聴けたのも、ファンとしては嬉しいかぎり。ラストはおなじみの「Rock And Roll All Nite」なのですが……ここでファンをステージに上げてお祭り騒ぎ。これ、先日のDURAN DURAN来日公演におけるCHICでも同じ場面に遭遇したのですが……盛り上げ役でステージに上がってる一般の皆さん、写メ撮りまくり(苦笑)。大スターと同じ舞台に立てる喜びは痛いほど理解できるのですが、演奏してるメンバーとツーショット撮影始めたりするの、はっきり言ってみっともないですよ。ケータイがなかった時代は、みんなもっと一緒に盛り上げることに徹していた記憶があるんですが……時代なんですかね。悪くは言いたくないんだけど、やっぱりあれだけは受け入れられないっていうか苦手です。というわけで、最後の最後で苦い気分でライブを見終えることに。

MICHAEL SCHENKER FEST
大好きなKISSのジーンをあんな気持ちで見終えるなんて。ここはもう、“神”に最後のひと盛り上げをしてもらうしかない。そんな気持ちでした。とはいえ、僕はそこまでシェンカーに思い入れがある人間ではなく、ちょっと前のエントリーでも書いたように、リアルタイムで聴き始めたのはMcAULEY SCHENKER GROUPから。代表作はそれなりに聴いてるし、代表曲はほぼ知ってる。だけど世代なのか、マイケル・シェンカーというギタリストにはそこまで惹かれなかったんですよね。僕よりもひとつ上の世代が熱心に聴いている印象。そもそも僕、ギター云々よりもやっぱりボーカルや曲が魅力的であることが大前提で、そこにすごいギタリストが参加してたら尚良しって人間なので。なんて予防線を張ってから話を進めますが……。

いや、すげえ良かった! ああ、神ってこういうことか、と初めて実感&納得しました。2曲目「Into The Arena」のプレイだけでもう圧巻……散々音源では聴いてきたこの曲も、生で観ると&聴くとまったく違う印象を受けるんだから不思議。この曲、こういう表情を持っていたのかって。ああ、これ好きだわ、このギターじゃなきゃダメだわ、って。もうね、この1曲だけでノックアウトでした。その後、ゲイリー・バーデンやグラハム・ボネット、ロビン・マッコーリーが順番に出てくるのですが、ゲイリーはさておき(笑)、グラハムは無駄に声がデカイし、今年の12月で70歳だというのにあの声量&高音にはただただ驚くばかり。それに続くロビンもまた声が出ていて……この人、こんなに歌うまかったんだ、と見直しました。さらに圧巻だったのは「Save Yourself」。もともと大好きな曲なんですが、シェンカーのギターが泣きまくり(歌いまくり)のところを、それを邪魔せず、なおかつ自己主張するロビンのボーカルにうっとり。すげえです。

で、さらにさらに鳥肌ものだったのが、UFO「Rock Bottom」でのシェンカーのギターソロ。中盤に5分くらい弾きまくってたんだけど、もうね、ずっと聴いてたいと思った。ああ、やっぱりどんなアーティストも生で観ないと答え出せないな、って改めて実感させられました。この人は音源じゃなくて、ライブの人なんだね。20数年前にUFOで観たときは正直そこまで惹かれなかったんだけど(それもあって、以降そこまで熱心に聴いてこなかったんですが)、この日の彼は水を得た魚のように胸に突き刺さるフレーズを、次々に叩き込んでくるわけです。

この時点で終演予定の21:30をゆうに超えており、最後に全出演者がステージに揃って終わるかと思いきや、シェンカーの「One more?」の一言でダメ押しの「Doctor Doctor」! 結局2時間近いほぼフルスケールのショーを見せてくれたわけですよ。本当にありがたい!(セットリストには、さらに「Lights Out」も載っていたので、時間が許せばそれもあったのかも……ゴクリ)

こうして最後の最後、シェンカーに全部持っていかれた今年のラウパー。2日目はマイケル(・アモット)に始まりマイケル(・シェンカー)で終わった、なんとも清々しい1日でした。今年は『OZZFEST』も『KNOTFEST』もなさそうですし、5月に予定されていた『L.A. METAL SUMMIT in TOKYO』も中止になっちゃったしで、メタルファンにとってはなんだかなーな1年でしたが、僕自身はこの2日間ですべてが報われた気持ちです。確かに今年は1ステージ(3rdステージの「EXTREME STAGE」が)減ったため、出演者数は減ってしまいましたし、それなのに例年と同じチケット代はちょっと無理があるんじゃないの?という声も理解できます。でも、それでも元を取った!と思えるだけのパフォーマンスをたくさん観ることができたので、個人的には満足しております。

往年の大物がたくさん出てくれるのはありがたいですが、ニューカマーにも注目する機会を与えてほしいですし、もっと言えば日本のフェスなのに日本のバンドの扱いがあまりよろしくなかったりなど気になる点もたくさんあるのですが、もう12回もやったんだから、そろそろ変化が必要な気もします。そういう意味では、今回のシークレットアクトはその一環だったのかもしれませんね。もし来年も開催されるのでしたら、そのへんもっとテコ入れしていただきたいなと勝手に思っております。



▼MICHAEL SCHENKER『MICHAEL SCHENKER FEST LIVE: TOKYO INTERNATIONAL FORUM HALL A』
(amazon:国内盤2CD / 海外盤2CD / MP3


2017年10月18日 (水)

『LOUD PARK 17』DAY 1@さいたまスーパーアリーナ(2017年10月14日)

Loudpark172年ぶりに『LOUD PARK』に行ってきました。2015年は2日目のみの参加でしたが、今回は本当に久しぶりの2日通しでの参加。いつ以来だろうと振り返ってみたら、なんと2009年(JUDAS PRIESTSLAYERがヘッドライナー)以来だったみたいです(笑)。2011年から1日のみ開催が2年続きましたが、それもあってか1日のみ参加というのも結構あったんですよね。

というわけで、せっかくなので久しぶりにメモ程度のレポを残しておこうかと思います。基本はSNS等でつぶやいたコメントが基になっていますので、がっつりしたレポートは各メディアでの本格的なレポートにてご確認ください(笑)。

では、このエントリーでは初日について書いていきたいと思います。

 

<DAY 1:10月14日(土)>
当日朝6時まで原稿を書いていたため、オープニングアクトAldiousからの参加は断念。せめてL.A.GUNSは観たい……ということで、頑張って9時台に起床。ギリギリ12時開始のL.A.GUNSには間に合いました。

 

L.A.GUNS
1曲目が3rdアルバム『HOLLYWOOD VAMPIRES』のオープニングトラック「Over The Edge」で面喰らう。勢いよく始めるかと思ったら、このエモいヘヴィロックからかよ、と。ステージをよく見ると、左に昔のトレイシー・ガンズっぽいコスプレしたギタリスト、右に……アメリカ南部のモダンヘヴィネス系バンドにいそうなむさ苦しいギタリスト。あれ、どっちがトレイシーだ?……残念ながら右側でした(笑)。以降は新作『THE MISSING PEACE』から「Speed」やったり1stアルバムから「No Mercy」やったりしましたが、「Killing Machine」みたいな曲もあったりで、特に初期にこだわった感じではなし。あ、2nd『COCKED & LOADED』の曲が多かったです。ラストは「Rip And Tear」。あれ、「Sex Action」は? ということで、個人的には物足りないセトリでした(もともとのセトリには中盤に「Sex Action」、入ってたんですけどね)。

ANTHEM
いきなり「Bound To Break」始まりはズルい! そりゃあ盛り上がりますよ。以降は新し目の曲が続き、中盤「Hunting Time」から怒涛の流れ。ラストは“ANTHEM版「Painkiller」”こと「Onslaught」で締めくくり。短かったけど、久しぶりに堪能できました。

BRUJERIA
あのBRUJERIAが来日!ってだけでも大興奮。そりゃあ開始前から、観客の熱も上がりますよね。メンバーは当然覆面なんですが、ベースの方がどう見てもNAPALM DEATHの……いやなんでもないです(笑)。ゴリゴリ&大音量のグラインドコアと、サークルモッシュで暴れる血気盛んなオーディエンス、それを遠目で眺める自分。ああ、ラウパーに帰ってきたんだなと改めて実感しました。MCは基本スペイン語(という設定)ですが、ところどころに英語が混じっているのに苦笑。“Fuck ドナルド・トランプ”コールで会場の気持ちがひとつになったり、このバンドらしいマリファナコールにニヤニヤしたりと、改めて面白いバンドだなと思いました。

WINGER
たぶん生で観るのは『IN THE HEART OF THE YOUNG』(1990年)のツアー以来だから……いやいや、深く考えるのはやめましょう。メンバーは3枚目『PULL』(1993年)からの編成なので、キーボードは抑えめでギター中心のサウンドメイキング。キップ・ウィンガー(Vo, B)に白髪が混じっていて時の流れを感じさせますが、演奏や歌自体はそこまで衰えを感じさせず。序盤は最近の楽曲〜代表曲〜新曲〜代表曲みたいな流れで、セットリストのバランスはまずまず。中盤、結成30周年に触れてからはデビューアルバム『WINGER』からの楽曲が連発されるのですが、「Heading For A Heartbreak」みたいなシンセ曲ではキップがシンセを弾きながら歌い、ギターのジョン・ロスがベースにシフトするんですね。なるほど納得です。あ、このジョンのギタープレイがレブ・ビーチとはまた違ったタイプのバカテクで好印象。本当に演奏がうまいバンドですね。ただ、BRUJERIAの後という出番はいただけません。最初、音が小さくでビックリしたし(実際BRUJERIAがデカすぎて、WINGERは序盤から音を作っていった感じ。終盤にはその音のバランスの良さに驚きました)。後半の「Heading For A Heartbreak」「Can't Get Enuff」「Madalaine」「Seventeen」の流れ、最高でした。が、スピーカーの音が途中で飛んだり、レブのギターソロでアンプが飛んだりとハプニングも連発。そこだけが勿体なかったです。

OPETH
グラインドコア(BRUJERIA)、AOR的ハードロック(WINGER)からの流れだと、プログレッシヴロック的志向のOPETHはよりソフトに感じられました。長尺の楽曲を演奏で起伏をつけていくのはWINGERにも通ずるものがあるのですが、いかんせんタイプが違う。最近の楽曲は特にソフト志向なので、途中で眠気も……が、ラストの13分超におよぶ「Deliverance」でデス声登場。大好きなアルバムのタイトルトラックに大興奮ですよ。ここで一気に気持ちが持ち返しました。なんにせよ、長丁場のフェスに寝不足で挑むのはよくないですね(苦笑)。

OVERKILL
ここ10年くらい、出すアルバムがことごとく力作でキラーチューンも多い彼ら。実際のライブも往年の代表曲以上に新曲で盛り上がっていたのが印象的でした。にしても、このバンドも35年近いキャリアの持ち主(しかも一度も解散、活動休止なし)なのに、このテンションの高さには驚かされます。初めてライブを観たのはもう30年近く前ですが、基本的に印象はまったく変わらず。逆に観客の彼らに対する盛り上がりは、年々高くなってるように感じました。ラストの「Fuck You」含め、「ああ、そうそうこれ。スラッシュメタルだね!」っていう最高のステージでした。

ALICE COOPER
アリスも2008年以来の来日以来9年ぶり。1990年の初来日以降、毎回観てますが、一番時間が短かったにも関わらず正直今回が一番良かったと思いました。1曲目の「Brutal Planet」には驚いたものの、以降はいつもどおりヒット曲連発。まさか序盤に「Poison」を持ってくるとは思ってもみませんでしたし、「Feed My Frankenstein」ではジャンボマックス(死語)ばりの巨大アリスが登場して爆笑(しかも歌声も身長に合わせてか低くなってる!)。おなじみのギロチンショーもあり、ラストは「I'm Eighteen」「School's Out」で大団円。オールドスクールなロックンロールや60分に凝縮されたショーはラウパーっぽくないのかもしれませんが、それでも最高と言わざるをえない究極のエンタテインメントショーでした。

EMPEROR
二度目の来日となる今回は、2ndアルバム『ANTHEMS TO THE WELKIN AT DUSK』発売20周年を記念した完全再現ライブを披露。緑を基調とした照明はジャケットの世界観そのもので、この日出演したバンドの中でもサウンド的にはかなりオールドスクールなブラックメタルに括られるものの、存在感や説得力はほかにはない特別なものが感じられました。最初こそ「うおー!」と盛り上がっていたものの、気づいたら無言になっており、その世界観にじっくりと浸る自分がいるという。イーサーン(Vo, G)の知的な感じも素敵でしたし、あの佇まいがそのまま音になったかのような、プログレッシヴなブラックメタルサウンドは20年経った今も有効であることも強く実感させられました。アルバムを曲順どおりに再現し終えると、そこからは「Curse You All Men!」「I Am The Black Wizards」「Inno A Satana」と代表曲を連発。「I Am The Black Wizards」まではスタンド席でじっくり観ていたのですが、「Inno A Satana」が始まった瞬間我慢できずにアリーナまで走ったのはここだけの話です(笑)。

SLAYER
2年ぶりのSLAYERですが、前回はラウパーのほうが日程的に観られなかったため、STUDIO COASTでの単独公演を観たのでした。最新作『REPENTLESS』を軸にしたセットリストは前回に似た感じですが、なぜでしょう、今回のほうが良かった気がします。いや、もっと言うと……ここ10数年観た中で一番良かったんじゃないでしょうか。ゲイリー・ホルト(G)が加わって時間が経ち、編成としてもかなり安定したのもありますし、『REPENTLESS』の楽曲が今のバンドに馴染んだというのもあるんでしょうけど、なんていうか……僕らがよく知ってる“あの”SLAYERが戻ってきたといいましょうか……非常に抽象的な表現で申し訳ないですが、そうなんですよ。完全に戻ってるんですよ、今のSLAYER。帝王って言葉がぴったりな、あのSLAYERに。セットリストもよかったなぁ。90分のセットで20曲くらい詰め込まれていて、特に終盤、「Seasons In The Abyss」から「Hell Awaits」「South Of Heaven」「Raining Blood」「Chemical Warfare」「Angel Of Death」という怒涛の流れは文句なしでした。ぶっちゃけ、首がもげましたもん(笑)。

 


▼SLAYER『REPENTLESS』
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2015年6月 4日 (木)

Rideの私的ベスト10

昨年秋に再結成が正式発表され、今年7月にはフジロック出演のため来日も果たすこととなったRide。個人的な思い入れで言えば、リアルタイムでは完全に2ndアルバム「Going Blank Again」までなんですが(もちろん3rd「Carnival Of Light」も4th「Tarantula」もリアルタイムで聴いてましたが)、数年前に改めて編集盤「Smile」から「Tarantula」までじっくり聴く機会があって。その際に3rdも4thも特に嫌いじゃないなと再認識したものです。

さて、ということで今回はRideの私的ベスト10。間違いなく90年代初頭の作品に集中してしまうと思いますが、まあそれは自分がRideというバンドに何を求めていたかを認識するいい機会になるのでは……ということで、行ってみたいと思います。


1. Chelsea Girl

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2013年5月19日 (日)

「Ozzfest Japan 2013」Day 2@幕張メッセ(2013年5月12日)

2日間にわたり日本で初開催された『Ozzfest Japan 2013』。ここでは2日目公演の模様を簡単にレポートしていきます。以下は開催当時、某サイトにて執筆したレポートを加筆修正したものです。

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BLACK SABBATHをヘッドライナーに迎えたこの日はまず、オープニングアクトとしてHEAD PHONES PRESIDENT、fadeの2組が登場。それぞれ20分の餅事案ながらもパワフルなステージを展開しました。

【HEAD PHONES PRESIDENT セットリスト】
01. Stand In The World
02. My Name Is
03. Just A Human
04. Where Are You
【fade セットリスト】
01. REIMEI〜黎明〜
02. From the Heart
03. One Reason
04. Close to You (Japanese ver.)

 

続いて12時から本編1組目のcoldrainが、最新アルバム『THE REVELATION』からの楽曲を中心に攻撃的なライブを繰り広げます。MCではMasato(Vo)が「中学の頃からこういう音楽を聴いてきたけど、ずっとマイナーだと言われてきた。でも(フロアの)前の奴らは後ろを、後ろの奴らは前のほうを観てくれ。こんなにたくさんの仲間がいるんだぜ。日本の力を見せてやろうぜ!」と観客を煽る一幕もありました。

【coldrain セットリスト】
01. The Revelation
02. No Escape
03. Die tomorrow
04. Six Feet Under
05. The War Is On
06. To Be Alive

 

ANTHEMは柴田直人(B)の胃がん手術後、そして本間大嗣(Dr)脱退後初のライブとなりました。初期の代表曲「BOUND TO BREAK」で勢いよくライブをスタートさせると、以降はは最新作『BURNING OATH』を中心に再結成後の楽曲を次々に披露。曲間では柴田が「いろいろご心配おかけしましたが、僕も今日を楽しみにしていました」とファンに挨拶し、坂本英三(Vo)も「日本のヘヴィメタルが最高だということを証明しようぜ!」と叫びつつ「IMMORTAL BIND」「ONSLAUGHT」などで力強いシャウトを会場に響かせました。

【ANTHEM セットリスト】
01. BOUND TO BREAK
02. Soul Motor
03. BLAST
04. GO!
05. IMMORTAL BIND
06. ONSLAUGHT

 

MUCCは「Mr.Liar」「塗り潰すなら臙脂」「G.G.」とメタリックかつダンサブルな楽曲を連発。日本のV系代表と言わんばかりのステージングで、メタルファンが多いであろう客席をみごとに沸かせてくれました。

【MUCC セットリスト】
01. Mr. LIAR
02. 塗り潰すなら臙脂
03. G.G.
04. フォーリングダウン
05. MAD YACK
06. リブラ

 

AA=のデジタル要素を取り入れたサウンドはこの日の出演者の中では異色中の異色でしたが、そんなこと一切関係なく会場を熱狂の渦に巻き込みます。思えばTHE MAD CAPSULE MARKETS時代から『Ozzfest』との相性抜群なわけですから、悪いわけがない。

【AA= セットリスト】
01. 2010 DIGItoTALism
02. I HATE HUMAN
03. sTEP COde
04. 新曲
05. GREED...
06. FREEDOM
07. WORKING CLASS

 

この日最初の海外勢となったSTEEL PANTHERは、往年のLAメタル・チックな楽曲と「オッパイミセテー!」などコミカルなMCで、会場のロックファンを楽しませてくれます。お下劣極まりないですが、観客はクスクスしながら楽しんでいた様子でした。

【STEEL PANTHER セットリスト】
01. Eyes Of A Panther
02. Tomorrow Night
03. Asian Hooker
04. Just Like Tiger Woods
05. Party All Day (Fuck All Night)
06. Community Property
07. 17 Girls In A Row
08. Death To All But Metal

 

続く人間椅子は、BLACK SABBATHからの影響を感じさせる重々しい楽曲群で、STEEL PANTHERとは異なる方向で観客を魅了。和嶋慎治(Vo, G)は客席に向け「バンド生活25年、平成とともに歩んできました。このステージに立てることを誇りに思います」と感慨深げに挨拶をし、最後にBUDGIE「Breadfan」の日本語詞カバー「針の山」で30分にわたる“夢の舞台”を締めくくりました。

【人間椅子 セットリスト】
01. 相克の家
02. 死神の饗宴
03. 深淵
04. 人面瘡
05. 針の山

 

SLIPKNOTのコリィ・テイラー(Vo)とジェイムズ・ルート(G)が在籍する別バンド、STONE SOURは昨年から今年にかけて連続リリースされた2枚のアルバム『HOUSE OF GOLD AND BONES PART 1』『HOUSE OF GOLD AND BONES PART 2』からの楽曲を軸に、50分におよび熱演。前日はマスクを付けていたためその表情を伺い知ることができなかったコリィも、この日は笑顔を浮かべフェスを楽しんでいる様子を見せます。また、コリィはギターの弾き語りでALICE IN CHAINS「Nutshell」のカバーと、バンドの代表曲「Bother」をメドレーで歌い、観客を喜ばせました。

【STONE SOUR セットリスト】
01. Gone Sovereign
02. Absolute Zero
03. Mission Statement
04. Made Of Scars
05. Do Me A Favor
06. RU486
07. Say You'll Haunt Me
08. Nutshell
09. Bother
10. Through Glass
11. 30/30-150

 

DIR EN GREYはオープニングSE「狂骨の鳴り」に続いて「DIFFERENT SENSE」から勢いよくライブを開始。重く引きずるような独特のサウンドと、京(Vo)による変幻自在なボーカル、ステージ後方に映し出されたグロテスクな映像が相まって、彼らにしか作り出せない世界観を演出します。

【DIR EN GREY セットリスト】
00. 狂骨の鳴り
01. DIFFERENT SENSE
02. 業
03. THE BLOSSOMING BEELZEBUB
04. INWARD SCREAM
05. 蜜と唾
06. 羅刹国
07. 冷血なりせば

 

TOOLも映像を巧みに使ったステージングで、観客を圧倒。しばらく新作を発表していないものの、これまでの発表してきたアルバムの中から人気ナンバーを中心に演奏し、充実の60分を提供しました。

【TOOL セットリスト】
01. Hooker With A Penis
02. Sober
03. Schism
04. Lateralus
05. Intermission
06. Jambi
07. Forty-Six & 2
08. Ænema
09. Stinkfist

 

2日間にわたるフェスを締めくくったのは、オジー・オズボーン(Vo)を含む編成では今回が初来日となるBLACK SABBATH。代表曲「War Pigs」からライブを開始すると、早くも会場中から観客の大合唱が鳴り響く。40年以上も前に発表された初期4作品からの楽曲が立て続けに披露されるもまったく古さを感じさせず、有無を言わさぬ説得力と圧倒的な歌と演奏で日本のロックファンを魅了し続けます。さらに、6月にリリースを控えたニューアルバム『13』からの新曲「God Is Dead?」もいち早くプレイされ、観客を喜ばせました。「Children Of The Grave」で一度ライブ本編を終了させるも、アンコールで「Sabbath Bloody Sabbath」のイントロから「Paranoid」へとつなげ、大盛り上がりの中90分にわたるライブを終了させました。

【BLACK SABBATH セットリスト】
01. War Pigs
02. Into the Void
03. Under The Sun
04. Snowblind
05. Black Sabbath
06. Behind The Wall Of Sleep
07. N.I.B.
08. Fairies Wear Boots
09. Symptom Of The Universe 〜 Drum Solo
10. Iron Man
11. God Is Dead?
12. Children Of The Grave
<アンコール>
13. Sabbath Bloody Sabbath (Intro only) 〜 Paranoid

2013年5月18日 (土)

「Ozzfest Japan 2013」Day 1@幕張メッセ(2013年5月11日)

2日間にわたり日本で初開催された『Ozzfest Japan 2013』。ここでは初日公演の模様を簡単にレポートしていきます。以下は開催当時、某サイトにて執筆したレポートを加筆修正したものです。

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開演時間1時間前からKNOCK OUT MONKEY、ARTEMAの2組がオープニングアクトとして会場を温めると、いよいよ12時からCrossfaithのライブがスタート。「Monolith」から攻めのステージを展開すると、Koie(Vo)は「Make some fuckin' noise! まだまだいけるよな!」と観客を煽り、THE PRODIGYのカバー「Omen」を含む攻撃的なセットリストでフロアを加熱。曲中ではサークルモッシュやウォール・オブ・デスを促すようなアクションで観客を煽り、あっという間に出演時間の30分を終えました。

【Crossfaithセットリスト】
01. Monolith
02. Jägerbomb
03. Quasar
04. Omen
05. Photosphere
06. Leviathan

 

イギリスのハードロックバンドTHE TREATMENTは、平均年齢18歳とは思えない王道ハードロックサウンドで観客を魅了。初期AC/DCにも通ずるアップチューンが矢継ぎ早に披露され、終始ハイテンションのステージが展開されました。

【THE TREATMENT セットリスト】
01. Drink, Fuck, Fight
02. Don't Look Down
03. Emergency
04. I Bleed Rock + Roll
05. Get The Party On
06. The Doctor
07. Shake The Mountain

 

続くFear, and Loathing in Las Vegasはスクリーム&オートチューンボイスと独特のエレクトロサウンドを融合させたバンドアンサンブルで、会場をさらにヒートアップさせます。

【Fear, and Loathing in Las Vegas セットリスト】
01. Scream Hard as You Can
02. Hey Girl!! Why Not Party Like a Bitch!?
03. Stray in Chaos
04. Love at First Sight
05. Crossover
06. Twilight

 

ストレートなメロディックパンクを会場に響かせたNAMBA69のステージでは、難波章浩(Vo, B)が「ジャンルとかマジ関係ないと思うし、楽しんで帰ってください」とコメントして、Hi-STANDARDの代表曲「STAY GOLD」を含む選曲でロックファンを喜ばせました。

【NAMBA69 セットリスト】
01. ETERNAL GOLD
02. WAKE UP
03. (タイトル不明)
04. (タイトル不明)
05. (タイトル不明)
06. ONE MORE TIME
07. STAY GOLD
08. 未来へ ~It's your future~

 

この日の出演者の中ではもっとも正統派メロディック・メタルを鳴らすGALNERYUSは、オープニングSEに続いて「THE PROMISED FLAG」でライブをスタート。「MY LAST FAREWELL」では透明感のあるハイトーンボイスと卓越した演奏力を提示するも、小野“SHO”正利(Vo)は3曲目にして早くも「最後の曲です」と宣言して、10数分にもわたる大作「ANGEL OF SALVATION」で圧倒的な歌と演奏、アンサンブルを見せつけ30分のステージを全うします。

【GALNERYUS セットリスト】
01. THE PROMISED FLAG
02. MY LAST FAREWELL
03. ANGEL OF SALVATION

 

MAN WITH A MISSIONは大舞台を恐れることもなく、「Get Off of My Way」からいつもどおりのハイテンションなステージを展開。NIRVANA「Smells Like Teen Spirit」のカバーや「FLY AGAIN」といった人気曲に加え、SLIPKNOTのシド・ウィルソン(Turntable)をゲストに迎えた「distance」など豪華なメニューでフェスに華を添えました。

【MAN WITH A MISSION セットリスト】
01. Get Off of My Way
02. Take What U Want
03. HASTA LA VISTA
04. Smells Like Teen Spirit
05. FLY AGAIN
06. distance [with Sid Wilson]
07. Emotions

 

DEFTONESはシリアスで重厚なラウドロックサウンドで、会場の空気を一変。「My Own Summer (Shove It)」「Change (In The House Of Flies)」「Digital Bath」など唯一無二の世界観を持つ楽曲が次々に演奏されます。

【DEFTONES セットリスト】
01. Rocket Skates
02. Diamond Eyes
03. My Own Summer (Shove It)
04. Tempest
05. Rosemary
06. Digital Bath
07. Change (In The House Of Flies)
08. Poltergeist
09. Swerve city
10. Engine No.9
11. 7 Words

 

今回の『Ozzfest Japan 2013』ではもっとも異色の存在と言えるももいろクローバーZは、気負うことなくアイドル然としたステージングで観客を圧倒。MCではいつも通りの自己紹介も交えつつ、ライブ後半ではNARASAKI(COALTAR OF THE DEEPERS)、和嶋慎治(人間椅子)がギタリストとしてゲスト参加し、「黒い週末」「労働讃歌」「猛烈宇宙交響曲・第七楽章『無限の愛』」を披露するサプライズも飛び出しました(詳細なレポはこちらを参照のこと)。

【ももいろクローバーZ セットリスト】
00. OVERTURE
01. ピンキージョーンズ
02. 行くぜっ!怪盗少女
03. 黒い週末 (with NARASAKI&和嶋慎治)
04. 労働讃歌 (with NARASAKI&和嶋慎治)
05. 猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」 (with NARASAKI&和嶋慎治)

 

マキシマム ザ ホルモンのライブでは、おなじみの定番曲を次々に披露。ナヲ(ドラムと女声と姉)が「Ozzfestへようこそ! Ozzfestが日本にやってきたぞーっ!」と叫ぶと、フロアを埋め尽くした観客は大声援で応えます。以降も「『F』」「ぶっ生き返す!!」「爪爪爪」「恋のメガラバ」を連発し、最高のステージでヘッドライナーSLIPKNOTへとつなぎます。

【マキシマム ザ ホルモン セットリスト】
01. What's up, people?!
02. 「F」
03. maximum the hormone
04. ぶっ生き返す!!
05. 爪爪爪
06. シミ
07. 恋のメガラバ

 

自身のバンドを引っさげて登場したスラッシュマイルズ・ケネディをシンガーに迎え、オリジナル・ソロ曲のほかGUNS N' ROSES「Nightrain」「My Michell」「Rocket Queen」、さらにはVELVET REVOLVER「Slither」とキャリアを総括する豪華なセットリストを用意。最後はGUNS N' ROSESのライブでもラストナンバーとしておなじみの「Paradise City」で締めくくり、観客から喝采を浴びました。

【SLASH feat. MYLES KENNEDY AND THE CONSPIRATORS セットリスト】
01. Halo
02. Nightrain
03. Ghost
04. Back From Cali
05. My Michelle
06. Serial Killer
07. Nothing To Say
08. Doctor Alibi
09. You're Crazy
10. Rocket Queen
11. Anastasia
12. You're A Lie
13. Slither
14. Paradise City

 

ヘッドライナーのSLIPKNOTはメンバー全員が白を基調としたジャンプスーツを着用し、花火や火炎噴出など派手な演出とともに貫禄のステージングを披露。ファンにはおなじみとなったコリィ・テイラー(Vo)の「ナカユビ立テロー!」「サワゲー!」といった日本語MCも次々に飛び出し、満員のフロアからは盛大な拍手と歓声が鳴り響きます。ライブ後半、2010年に亡くなったポール・グレイ(B)のメンバーナンバーである「2」がステージ後方に大きく映し出されると、客席からはより一層大きな歓声が沸き起こり、バンドは「Duality」「Spit It Out」を連発してライブ本編を終えました。さらに、アンコールでは「(sic)」「People = Shit」「Surfacing」と攻撃的なナンバーを立て続けに演奏。全20曲、約100分にわたるフ4年ぶりのライブは、大成功のうちに幕を下ろしました。

【SLIPKNOT セットリスト】
01. Disasterpiece
02. Liberate
03. Wait And Bleed
04. Get This
05. Before I Forget
06. Eyeless
07. The Blister Exists
08. Dead Memories
09. Sulfur
10. Left Behind
11. Gently
12. Pulse Of The Maggots
13. Everything Ends
14. The Heretic Anthem
15. Psychosocial
16. Duality
17. Spit It Out
<アンコール>
18. 742617000027 〜 (sic)
19. People = Shit
20. Surfacing

2009年8月15日 (土)

NINE INCH NAILS@SUMMER SONIC 09(2009.8.7.)

フジロックがけっこう散々な感じだったけど、まぁそれはそれで楽しかったわけで。で、1週空けてから今度はサマソニに3日間参加……のはずだったんですが、1日目が終わってからちょっとしたトラブルがあって、最終的には3日券を持っていながら初日しか参加することができませんでした。とても無念に思うことが多々あるのですが、トータルで考えてこのライブを観れただけでもまだ救われたのかな……と勝手に思うことにしました。

一応、今のところこれが最後の来日公演になる(予定の)NINE INCH NAILS。トレント・レズナー自身は今後も音楽活動を続けていくでしょうけど、この名義、このバンドでの日本公演はこれが最後なのかな。ホントはサマソニのほかに単独公演が決まるものだと思ってたけど、それは叶わず終いでした。

マリンスタジアムのスタンド席にはBOOM BOOM SATELLITESのときから入って、彼らのライブが終わるころにグラウンドに入ろうと思ってたんですが、最終的には友人たちと座って観ようという話になって、4年前のサマソニ同様にスタンド席からの観覧となりました。この時点で、昼の好天がウソのようにどんよりし始めて……東京ではゲリラ豪雨的な大雨が降ってるなんて話も伝わってきて、改めてマリンスタジアム上空が雨雲っぽいもので覆われている現実に冷や冷やしながらバンドの登場を待ちました。

オープニングは、アルバム「THE FRAGILE」の1曲目「Somewhat Damaged」。かなり唐突に始まった印象がありましたが、このスタートには思わずドキリとしました。ちょっと初来日のNKホールを思わせるオープニング。そしてそのまま「Terrible Lie」に、ちょっと意外な「Heresy」……おお、こりゃ何か違うぞ。かなりグレイテストヒッツ的な内容になるのかなとワクワクしつつも、手に汗を握りながら自分にとってのNINE INCH NAILSラストステージを目に焼き付け続けました。

「March Of The Pigs」だったか「Closer」だったかの頃に雨がポツポツと降り始め、最初のうちはこのまま耐えようと思ってたのだけど、だんだんと雨足が強くなっていき……東京での話を聞いていただけに、すぐに屋根のある席まで移動。ほとんどの人たちは席から離れて屋根のあるところに避難していたようでした。僕らは雨足が激しくなっていく中、トレントや彼の仲間たちが繰り広げる激しいパフォーマンスを興奮しながら観戦しました。そのうちに、雷まで鳴り始めて……NIN最後のジャパンツアー(と敢えて言わせてもらう)初日のために、最高のシチュエーションが用意されたわけです。

セットリストは見てのとおり、本当にグレイテストヒッツ的なものでした。確かに現時点での最新アルバム「THE SLIP」の曲も、最終的には「Head Like A Hole」さえもない選曲でしたが、個人的にはずっとライブで聴きたかった「The Fragile」が聴けただけで、一生忘れられないライブになりました。「Burn」「Gave Up」では豪雨で前が見えないほどの状況でしたが、終盤の「Wish」「Survivalism」の流れに興奮し、「The Hand That Feeds」にガッツポーズを取り、最後は冷たい雨の中「Hurt」で終わる。これを見逃した人は一生後悔しちゃっていいと思いますよ。それくらい、この日のパフォーマンスと環境は最高だったと思います。

比較するのは間違ってるかもしれないけど、個人的には1994年のウッドストックを思い出したなぁ……いや、あんな酷くもないし、ドロドロでもなかったんだけど、都市型フェスと呼ばれるサマソニでこんなことになるなんて誰も予想してなかっただろうし。だからこそ(幸か不幸か)こんな奇跡を呼んじゃったNINって本当にすごいな、と。

……なんてね。こんなこと、ビショビショにならなかったから言えるんだろうけど。

とにかく。自分にとっては一生忘れられないライブのひとつになりました。もしかしたら5年後にNIN再始動なんてことになるかもしれないけど、そのときは中指立てながら笑って許すよ。

【セットリスト】
01. Somewhat Damaged
02. Terrible Lie
03. Heresy
04. March Of The Pigs
05. Closer
06. The Frail
07. I'm Afraid Of Americans (David Bowie cover)
08. Burn
09. Gave Up
10. The Fragile
11. The Big Come Down
12. Wish
13. Survivalism
14. The Hand That Feeds
15. Hurt



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▼NINE INCH NAILS「THE FRAGILE」(amazon:US盤

2009年8月 4日 (火)

「FUJI ROCK FESTIVAL '09」感想(3)

遅くなってしまいましたが、フジロック最終日の感想です。フジロックから戻ってみるといきなり現実に引き戻されて、なんだかんだで週後半はドタバタしちゃいました。土日も結局寝て終わってしまったし(当初予定してたジャパンフェス2日目だけ参加もお流れに)。

次はサマソニかな。ま、その前にAKB48観に行ったりとかいろいろあるけどね。

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2009年7月29日 (水)

「FUJI ROCK FESTIVAL '09」感想(2)

フジ2日目の思い出話。ぶっちゃけレポートでもないし、単なる健忘録みたいなものなので、そんなに期待しないで肩の力を抜いて読んでくださると幸いかな。

昔の「とみ宮」時代みたいな長文&詳細なレポートはものすごいエネルギーを要するし、今やそのエネルギーも、そして更新に費やす時間もなかなか足りないので、夏フェスに関してはこんな感じで。

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2009年7月28日 (火)

「FUJI ROCK FESTIVAL '09」感想(1)

「FUJI ROCK FESTIVAL」に2年ぶりに行ってきた。去年は自分の中で「?」マークが連発するくらいピンと来なかったのと、個人的な事情(母親の入院など)が重なって見送ったけど、今年はどうしても参加しなきゃなという気になって。自分にとって、フジロックに行くことは“当たり前のこと”だったのに、なんで去年は気後れしたんだろう、行かないことで抗議するとか何言ってんの?とか後で思ったけど、あれはあれで正解だったのかな……今思うと。だって、改めてフジロックの楽しさをこの3日間で実感し直すことができたから。

長くなりそうなので、3日分に分割。mixiに掲載したものとまったく一緒です。

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Williams AA= AAAMYYY ABBA Abbath AC/DC Acacia Strain, the Accept Ace Frehley Adam Lambert Adrian Younge Aerosmith AFI After the Burial Afterglow aiko Air (France) AIR (Japan) AKB48 ALAZEA Alcatrazz Alcest Aldious Alice Cooper Alice in Chains Allman Brothers Band, the Almighty, the Alter Bridge Altitudes & Attitude Amaranthe American Head Charge American Hi-Fi Anaal Nathrakh Anaïs Anchoress, the Anderson .Paak Andrew W.K. 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