2007/11/01

後藤真希『How to use SEXY』(2007)

後藤真希がハロプロを卒業した。その経緯はこの際どうでもいい。彼女はすでにハロー!プロジェクトの一員ではないという事実がそこにあるのみ。だけど、その事実に対して何も感じない自分がいる。これもまた事実。

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ハロプロのCDを買うこと自体が半年ぶりのことなんですよ。どういうことかというと……ご想像どおり、ハロプロに対してまったく興味がなくなってしまったというのが本当のところ。いや、仕事で接するくらいで、日常の中にはほとんどといっていいほど、彼女たちの音楽が僕の中に入ってくることはなくなりました。そして、別に彼女たちの音楽がなくても、自分の生活はそれまでと何も変わらないし、特に寂しいと感じることもないわけです。まぁぜんぜん聴かないというわけではないし、どんなユニットが結成されてどんなアイテムが発表されてどんな曲調なのか……ということくらいは把握してるわけですが。

この後藤真希のアルバムだって、発売から1ヶ月以上経ってから買ったものだし、多分今回の一件がなければ自ら購入することはなかったと思います。だって、ハロプロのCDに3,000円費やすなら、もっと聴くべき国内アーティストがたくさんいるし、聴いておきたい海外のアーティストの輸入盤が2枚も買えちゃうし。

まぁそんな感じで、気まぐれに「ご祝儀」程度の気持ちで買ったこのCD。評価が高いのは知ってたんですが、確かに良い出来ですね。アルバムとして一本筋が通っている(R&B路線で貫かれている)ので、これまでみたいな「幕の内弁当」的な作風にはなっていない。でも、昨年の路線変更を考えればこれは当たり前の結果であって、ファンにとっても納得のいく1枚だと思います。

楽曲はすべてつんく♂によるもの。シングル曲3曲を除く、計7曲が新たにアルバム用に書き下ろされており、R&B路線の範疇内でのバラエティに富んだ楽曲が並んでいます。確かに「歌手・後藤真希」を上手く活かした内容だと思うし、確かにこれを今のハロプロ内でやろうとするには無理があるのかもしれませんね。

正直なところ、彼女が今後どんな音楽をやっていきたいのかは、本人にしかわかりません。結局、あの声明文を読んでも、卒業理由のひとつとなった「方向性の相違」が何を意味するのかも、現時点では明らかにされていませんし(現在のセクシーR&B路線のことを指すのか、それとも現状の「おこちゃま路線」なハロプロを指すのか)。でも、恐らくこのアルバムに示されていることが、彼女自身が一番やりたいことなんでしょう。昨年のライブには足を運びましたが、きっと今年のソロツアーもこのアルバムからのナンバーを中心に、かなり本格的なステージパフォーマンスを目にすることができたはずだと想像します。

少なくとも、このアルバムを地盤に……いや、これを最低ラインに、今後はアーティストとしてもっと羽ばたいてくれるはず。そう願って止みません……いや、それは嘘だな。言い過ぎ。そんなに興味ないもの。ゴメン。

とにかく、自分にとっても、そして後藤真希にとっても、最後にふさわしい快心の出来だと思います。



▼後藤真希「How to use SEXY」(amazon:日本盤w/DVD日本盤

投稿: 2007 11 01 02:22 午前 [2007年の作品, ハロー!プロジェクト, 後藤真希] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2005/12/18

後藤真希『プレミアムベスト①』(2005)

 今年の後藤真希は年頭に「3rd ステーション」(→レビュー)という非常に良く出来たポップアルバムをリリースし、更に「スッピンと涙。」(→レビュー)という、これまた非常に優れた楽曲をリリースし、数こそそれまでとは比較にならない程少なかったものの、非常に充実した1年だったんじゃないかな、と勝手に思ってます。

 んで、そんなリリースの少なかった今年を締めくくる作品として、ベスト盤がリリースされることになったわけですが‥‥ソロデビューから約5年、気づけば彼女も20才になって、確かにここでひと区切りつけるにはいいかもしれませんね。モーニング娘。や松浦亜弥以外にこうやってベスト盤を出せるのは、今や彼女くらいでしょうしね。

 基本的にはシングルコレクション的内容で、ソロデビュー曲 "愛のバカやろう" から最新シングル "スッピンと涙。" までの12曲(ミュージカル用の企画盤的色合いの「サントワマミー/君といつまでも」こまっとう後浦なつみの曲は収録されず。ま、後者2ユニットの曲は2nd、3rdアルバムでそれぞれカバーされてますしね)+DEF.DIVAのソロテイク、モーニング娘。のオーディションで歌い、初の紅白出演でも歌った "オリビアを聴きながら"、そしてアルバム用新曲の "「二十歳のプレミア」" の3曲を加えた計15曲という太っ腹な内容。これから後藤真希を聴こうって人(がどれだけいるか疑問ですが)にとってはうってつけの入門編となってます。

 が、そういった単なるコンピ盤として流してしまうには惜しい1枚でもあるわけでして‥‥例えば、シングル曲にもいろいろと仕掛けが施されてたりするんですね。全15曲中、既出曲のテイク違い/バージョン違いも含めると約半数の7曲が別テイクなり新録音だったりするんですよ。「シングル全部持ってるし、ベスト盤の類はいいや〜」と思ってスルーしようとしてたそこのアナタ。悪いことは言わないから買ってみなさい!

 1曲目の "愛のバカやろう(バカやろうVersion)" は基本的にはシングルと同テイクなんだけど、サビに行く前のブレイク部分に後藤自らの「‥‥バカやろう‥‥」っていう呟きが挿入されている新バージョン!‥‥って子供騙し同然なわけですが(苦笑)。問題はここからですよ。5曲目 "抱いてよ!PLEASE GO ON(2005夏ハロー!Version)" はなななんと! 夏のハロー!プロジェクトのコンサートからのライヴテイク! 曲自体はTV用のハーフサイズなのですが、ライヴならではの後藤の煽りやヲタの声援やPPPH(!!!)まで収められていて、臨場感は伝わってきます。ヲタ声の入ったライヴテイクをこういったアルバムに収録することに賛否あるかと思いますが、何故彼女が「ライヴが凄い!」と言われるのか、その片鱗を伺い知ることが出来る1曲になってるんじゃないかな? しかも選ばれた曲が、シングル曲では最もハードでアッパーな類。ちょっと久し振りに後藤コンに行きたくなったよ。

 2曲目に収められたDEF.DIVA "好きすぎて バカみたい" はアレンジこそシングルと同テイク(だよね?)なものの、ボーカルは完全に後藤ひとり。1曲目が5年前のテイクだから、その5年の成長というか時の流れを十分に感じさせるテイクだと思います。この配置は良いなぁ。「愛のバカやろう」から「好きすぎて バカみたい」っていうタイトルの流れも良い。

 12曲目からの4曲は全てこのアルバム用に録音されたであろうリテイク&新曲。"サヨナラのLOVE SONG(純情Version)" はバックトラックを一新し、ボーカルも再録音されたテイク。歌謡曲チックだったシングルテイクと違い、ここでは高橋諭一アレンジらしいポップな仕上がりで、これはこれでアリ。っつーか俺、こっちの新テイクの方が好きだ。ただ、フェイクを含めた歌い回しはシングルの方が好きだけどね。

 13曲目 "オリビアを聴きながら" も「2005 Version」ってことでアレンジ/ボーカル一新されたもの。そつなくこなしてるよなー、アレンジも歌も。昔の後藤だったらちょっと不安定なとこもあったはずなのに、軽く歌ってるんだよな、今だと。いい具合に肩の力が抜けてるっていうか。力入れるところでは思いっきり力んで、こういう曲ではサラリと流す。この5年の成長が伺える1曲じゃないでしょうかね。

 14曲目は彼女の2ndシングルとなった "溢れちゃう...BE IN LOVE" の3つ目のテイクとなる「プレミアムVersion」。オリジナルのシングルバージョンのアレンジが非常にアレだったため(要するに、海外の某アイドルの某曲にアレンジが激似してたってわけ。ま、インスパイヤでしょうけどね、あれも)、1stアルバム収録時にはアレンジを一新し、そして今回はR&Bバラード調に生まれ変わってます。これもアレンジは高橋諭一。3曲連続彼のアレンジで、いい仕事しまくり。ちょっと "SHALL WE LOVE?" の藤本美貴バージョンを思い出しました。

 スローな曲が3曲続いた後、アルバムを締めくくるのが完全新曲となる "「二十歳のプレミア」"。後藤らしい、元気のよいポップチューン。最後はこうやって締めるのが如何にも彼女らしいというか。シングルにはならないものの、アルバムの中の1曲としては十分な出来だと思います。

 とまぁ新曲/新テイクに関してのみコメントしましたが、全体を通して聴くと‥‥非常に流れが良いんですよね。単なるシングル曲の寄せ集めはなずなのに、意外と良い流れなんですよ。冒頭2曲の「バカ繋がり」も良いし、そこからストーンと落とす "手を握って歩きたい"、そして名バラード "スッピンと涙。" で最初の山場を作り、勢い良くライヴテイクの "抱いてよ!PLEASE GO ON"、それを受けてポップでキャッチーな曲が延々続く‥‥なんだ、後藤ってこんなにいい曲を沢山貰ってたんだ、と今回改めて実感したりしてね。

 以前、「迷走こそ後藤真希の美学」なんて言ってた俺だけど、その迷走の記録をこうやってひとまとめにした時に見えてきたもの‥‥それは決して「無駄」なんかじゃなかったってこと。非常に意味のある迷走だったんだな、と。ホント、いい歌い手に成長したもんだ。



▼後藤真希「プレミアムベスト(1)」(amazon

投稿: 2005 12 18 12:30 午前 [2005年の作品, ハロー!プロジェクト, 後藤真希] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2005/10/19

DEF.DIVA『好きすぎて バカみたい』(2005)

 さ、2日続けてハロプロ・ネタです。もはやここを観てる人の中には重度のモーヲタはいないかと思います(以前はいたんだろうけど。さすが離れてったんじゃないかな)が、単純に自分が楽しめる曲が続いたんで、んじゃいっちょ取り上げてみっかーみたいな肩の力の抜け具合で接しようかと思いまして。一部の「普通はもう聴かねーよ」とかウダウダ言ってるカッコ悪いヲタ崩れの方々はどうでもいいです。我が道を行きます。っていうかほっとけって話ですよ、ええ。

 2002年末に「ごまっとう」があって、あれはまぁ1位を記録したわけでして。んで去年は「後浦なつみ」っていうのがあって、そっちは曲がアレだったことも大いに災いし(ま、それ以前にハロプロ自体が下火だったってのが最大の敗因でしょうが)4位止まり、セールス的にも惨敗。しかもそのまま紅白に出て翌年にはツアー‥‥のはずが、安倍のあの件でうやむやになり、まぁツアーだけはこの4月に辛うじて開催。非常に中途半端な形で終らざるを得ませんでした。

 がしかし。まさか今年もやるとは思ってなかった。さすがに意表をつかれた。しかもメンツが‥‥「後浦なつみと石川梨華(美勇伝)」な仲間達による、その名も『DEF.DIVA』ですよ。『DEF.』はDeffinitiveを意味するスラングで、まぁDef Techにも使われてるので馴染みのある単語かもしれませんね。ただ個人的にはDEF LEPPARの方を思い浮かべたんですが(こちらはちょっと意味が違って、「deaf Leopard」=耳の不自由な豹を意味する造語)。となると‥‥『耳の不自由な歌姫』‥‥皮肉ですか? いやいや、そっちの意味じゃないよな、ゴメンゴメン。

 んで、安倍なつみ・後藤真希・松浦亜弥・石川梨華というメンツによるこのユニット。単なる紅白対策と取ることも出来るし、今年の夏のシャッフルに加わらなかった人気所を寄せ集めた「もうひとつのシャッフルユニット」とも受け取ることができる。どうせなら後浦なつみのままでいいんじゃねの?とも思うし、何故ここに石川が加わるのか、その必然性も感じられない。コンセプトもイマイチ中途半端だし。ま、ケチの付いた後浦なつみを立て直すために石川を引っ張って来ただけなんでしょうけど‥‥しかしよりによって石川かよ‥‥と皆一斉に思ったはず。だって『歌姫』なのにさ‥‥

 最初テレビで歌うを聴いた時も、石川が足を引っ張ってるなーって思ったのね。でも曲自体はなかなかだと思ったし、アレンジも嫌いじゃなかった。むしろこの4人が代わる代わる1フレーズずつ歌っていく様にはちょっと目を奪われたし。やはり一時代を築いた者達による、それなりのオーラと貫禄を感じるわけ。あと‥‥何だかんだで、石川がいる/いないでやっぱり大きく違うわけよ。しなやかさというか柔らかさが加わるわけね、このグループに。後浦なつみの時はどうしても「ガチンコ勝負!」的なものを感じてたけど、石川が入るだけでやっぱり空気が一変するんだわ。そこはさすがだと思った、うん。

 さて。早速CDの方を聴いてみたんですが‥‥うん、やっぱり印象良いよ。'80年代ユーロ歌謡をモチーフにしたアレンジも悪くないし、何度か転調するサビのアイディアもありきたりではあるけど面白いと思ったし。実はCDで聴いて初めて気づいたんだけど‥‥石川の歌声が入ることで、耳障りがよくなるというか、いい意味でアクセントになってるのね。他の3人がどちらかというとごっついイメージが強いから、そこにボーンとあの石川の声が飛び込んでくると、やはり耳を奪われるし、意識を持っていかれる。この起用は間違ってなかったのかもしれない。ていうか、石川が入るとしっかり『石川梨華の曲』になっちゃうのは相変わらずで、さすがだと思います。正直今の美勇伝の曲の13倍くらいは良いと思う。

 同時収録されたリミックステイクも悪くない。個人的には田中直による「CRAZY J-G JAZZリミックス」が気に入ったし、AKIRAによる「女王リミックス」もまずまずだと思うし。原曲の平田祥一郎といい、今のハロプロワークスを引っ張る名アレンジャー3人による豪華なディナーといった感じかしら、このシングル。

 でも難点も書いておかないと。石川の生かしどころは良かったとしても、他の3人が‥‥上手いだけで終ってる気がするのね。上手いこと個性が生かされてないというか。松浦は良くも悪くも埋もれちゃってるし(この子はこういうユニットになると、完全に「何分の一」に徹して埋もれちゃうんだよな)、安倍も後藤も(曲調のせいもあるんだろうけど)今回は肩の力が抜けてるような気が。ワーと割りが良くないのかなぁ‥‥う〜ん。それと、1曲ってのは勿体ない。ホントに単なるシャッフルの一環ならまだしも、『2005年を代表するスーパーユニット』とか何とかいうなら、もっと4人の個性を巧みに生かした曲を2〜3曲は用意して欲しかった。まぁこの手のスペシャルユニットの時は決まって1曲のみで、あとはリミックスで水増しするパターンなので判ってはいたけどさ(去年の後浦は例外だったんだな。本気でシツレンジャーに差し替えたのか‥‥その神経が理解できない)。

 「これが売れないともう後がない」とか「このメンツで1位取らなきゃ意味がない」とかいろいろ意見はあるだろうけど‥‥全部無意味でしょ。実際「もう終ってる」わけだし、1位だって‥‥今年に入って1位を取ったハロプロ楽曲、どれだけある? 去年はどうだった? ねっ、考えるだけ無駄だよ。単純にこの曲を好きか、楽しめるか。それで十分なんじゃないの? ホントにダメダメなら、もうとっくに消えてるって。



▼DEF.DIVA「好きすぎて バカみたい」(amazon

投稿: 2005 10 19 01:00 午前 [2005年の作品, DEF.DIVA, ハロー!プロジェクト, 安倍なつみ, 後藤真希, 松浦亜弥, 美勇伝] | 固定リンク | コメント (1) | トラックバック

2005/07/07

後藤真希『スッピンと涙。』(2005)

 多分疲れてたんだと思う。日常でいろんな事があり過ぎて、それが自分の中で全部処理し切れてなかったんだろう、ふとした瞬間に感情の「弛み」が生じて、思ってもみない現象が生じてしまう‥‥そんなこと、たまにない? 俺は‥‥昨日、久し振りにあったよ。

 後藤真希、久し振りの‥‥というか、今年に入って最初のシングルとなる「スッピンと涙。」。実はこのシングルを買って帰って、いざ聴いてみたら‥‥正にこの状況に陥ってしまって。別にこの曲の中の主人公みたいに失恋したり何か大切なモノ/者を失ってしまったわけでもない。だけど、涙が止まらない。久し振りだ、こんなに抑え切れない感情の破裂‥‥

 それだけこの曲にパワーがあるとか、そういうことが言いたいんじゃないけど‥‥でも、少なからず、その片鱗はあるよね。うん。

 今年に入ってまずアルバムをリリースし、単独のツアーは行っていない彼女。後浦なつみ名義でのライヴやドラマへの出演等があって、そういう単独ツアーに出れない事情があるんだろうけど、非常に勿体ないと思ってた。それだけのクオリティーを持った作品だったと今でも思うし、実際今でもよく聴くアルバムの1枚だもの、「3rdステージョン」て。

 で、その流れを汲むと言ってもいいであろう‥‥いや、その決定版となり得る可能性を持った楽曲がここに誕生したわけですよ。しかし、この曲の作曲はつんく♂ではなく、かのKAN氏。彼らしい、非常にメロウで切ないピアノバラードに仕上がってるわけ。それをサポートするかの如く、非常に力の入った良い歌詞を書いたつんく♂。そこに「今の後藤真希」だからこそ成し得た歌が乗る‥‥そりゃ悪いわけがない。世が世だったら間違いなく彼女の代表曲になってただろうに。3年遅過ぎた、いやでも3年前なら絶対にこんな風に仕上がってないし彼女も歌い切れてなかった‥‥そんな1曲。間違いなく「3rdステージョン」があったからここに辿り着いた。

 AKIRAがアレンジを手掛けた "もしも終わりがあるのなら" も悪くない。ちょっと風変わりなリズムの取り方をしたメロディと、"スッピンと涙。" とはまた違った側面を見せる後藤の歌声がマッチした、佳曲に仕上がってる。けど、"スッピンと涙。" が強過ぎる、強力過ぎる。

 NHKの深夜ドラマのテーマ曲に起用されたものの、果たしてそこまでのタイアップ効果が望めるのかどうか、非常に疑問。そこにきて、テレビの歌番組への出演も殆どなし。勿体ない。ちゃんと売ってあげて欲しい。勿論露出がそれだけあれば絶対に売れるとは限らないし、ましてや今のハロプロの現状を考えれば‥‥非常に厳しいものがある。けど、だからこそ大切に、そして丁寧に扱ってあげて欲しい。そんな大切な1曲。俺にとっても、後藤にとっても、そして多くのファンにとっても、そうなり得る1曲。



▼後藤真希「スッピンと涙。」(amazon

投稿: 2005 07 07 01:23 午前 [2005年の作品, ハロー!プロジェクト, 後藤真希] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2005/02/24

後藤真希『3rd ステーション』(2005)

 後藤真希の1年1ヶ月振り、通算3作目のオリジナルアルバム「3rd ステーション」。ここまで毎年同じ時期に必ずアルバムをリリースし、気づけばシングルも12枚を数え、訳の判らない「ごまっとう」やら「後浦なつみ」等に引っ張り込まれ‥‥良くも悪くも、その活動は活発です。が、そのクオリティーに関して言えば(特にアルバムは)満足できるような代物ではありませんでした。

 最近になって前作「2 ペイント イット ゴールド」をまたよく聴くようになり、その良さがだいぶ見えてきたように思いますが、そんなんじゃダメなんですよね。即効性のある、とにかくファン以外をも巻き込むような話題作を作ってくれないと‥‥だって『後藤真希』なんだからさ。最近、よく身の回りにいる普通の方々(非ヲタって意味ね)から「後藤真希の良さだけは判らない」みたいなことを言われる機会が多いんですが、そんな層の心まで動かすような作品をね、本気になって作ってもらわないと、もうホントの意味で「ゴマキは終った」とか言われかねないわけですよ。

 そんな時期にリリースされるこのアルバム。前評判だけは非常に高く、またいろんなところで目にするつんく♂の解説からもかなり熱が入っていることが伺えたので、俺も久し振りに過剰な期待をしてみたわけですが‥‥

 これが、ホントに良かった! アルバム通して聴いて、こんなに満足したハロプロのアルバム、久しくなかったもの。いつも「あと一歩なぁ‥‥」って思ってたのに。いつも「あの曲がなければなぁ‥‥」って嘆いてたのに。これは頭からお尻まで、ホントに良いんですよ!

 というわけで、久し振りに全曲解説なるものをやってみたいと思います。それくらいやらないと、興奮が収まらないのよっ!



■M-1. エキゾなDISCO
 平田祥一郎アレンジによる、アッパー且つ少々アジアテイストを感じさせるダンスチューン。この曲の肝はやはり、終始ウィスパーボイスで歌われる後藤の声でしょう。非常に「エロ」を感じさせる1曲。可愛らしさとエロさの間を行き来する、絶妙なオープニングナンバー。ハロプロといえばアルバム1曲目は(主に最新)シングル曲、というセオリーがあった中でのこの冒険。掴みはオッケーでしょう。

■M-2. さよなら「友達にはなりたくないの」
 '04年11月リリースの12thシングル曲。作詞つんく、作曲たいせー、編曲が鈴木Daichi秀行という布陣。たいせー作曲ってことで最初それを知った時は文字通り「orz」だったわけですが、いざ聴いてみるとこれが悪くない。むしろつんく♂曲にか感じられない魅力すら見え隠れする。これはアレンジャーによるものが大きいのかな、と。Daichiアレンジというとどうしても聴き手側がネガに感じてしまう要素だったりするんですが、ここでは逆に「たいせー作曲」というネガ要素をDaichiが打ち消してるように思います。非常に後藤っぽい1曲かな。ただ、大絶賛する程ではないですが。Aメロ〜Bメロ前半の流れが非常に良いだけに、サビ前〜大サビのメロの弱さが足を引っ張ってる気が。勿体ない。

■M-3. 横浜蜃気楼
 '04年7月リリースの11thシングル曲。作詞つんく、作曲はたけ、アレンジ西田昌史(EARTHSHAKERのマーシー)という布陣のハードロックチューン。詳しくはこの辺を読むといいと思うよ

■M-4. シンガポール トランジット
 高橋諭一アレンジによる、ちょっとサイケな展開をみせるストレンジ・ポップ調な1曲。サビのコード進行とか面白いなぁ、如何にも「高橋諭一」印なアレンジに、思わずニンマリ。いや、メロも悪くないし、後藤の歌唱も「らしく」て、非常に好印象。ここまでの流れ、とてもいいんじゃないの? 全然外してないし。

■M-5. 来来!「幸福」
 田中直アレンジによる、パラパラが似合いそうなアッパーなダンスチューン。思わずBerryz工房辺りが歌った方が合ってるんじゃないの?と思うような曲調。けど、こういう頭悪そうな歌詞の曲もそつなく歌えてしまうのが、またこの子の魅力でもあるんだけどね(そう、良くも悪くもね)。でも‥‥いいんだよなぁ、これが。

■M-6. 渡良瀬橋(後藤Version)
 ご存知、森高千里のカバー。昨秋に松浦亜弥がシングル切ってるけど、それとは別アレンジ。この正月のハロプロ公演でも後藤はこの曲を歌ったそうだけど、正直なんでアルバムにまで‥‥って気持ちがあったのね。けどこのアルバムの流れで、そしてこのテイクを聴けばみんな納得するんじゃないかな。それくらい出来が良いのよ。松浦のように作り込んだドラマチックさが皆無で、非常に素朴でほのぼのとしたものなんだけど、それが彼女の歌声に合ってるのね。そして‥‥ここまでの6曲、それぞれの曲に合わせた歌い方/声、と使い分けてるんだわ、この子。恐るべし。
 それにしても‥‥最初クレジット見ないでアルバム聴いたんだけど、このアレンジがすぐに高橋諭一のものだって判りましたね。

■M-7. ポジティブ元気!
 ロックファンには問題の1曲だったんじゃないの? 鈴木Daichiと共にアレンジャーとして名を連ねているのが、あのニューロティカなんだから。ってことは演奏がロティカ?って普通思っちゃうもんねぇ。で曲名が "ボジティブ元気!" なんだからさ。ねぇ?
 で結論から言えば、演奏には参加してません。ただ、アレンジには名前が残っていることから、恐らく制作段階の途中でトラックの差し替えがあったか(ちなみにこの曲は、ストレートな疾走ビートパンク調で、ギター以外は打ち込み)あるいはロティカの曲のフレーズやアレンジを「引用」したから名前を載せてるのか。その真相は本人達に聞かないとわかりませんけど。残念。
 でも非常に「後藤のロックサイド」を上手く引き出した、よい曲だと思いますよ。打ち込みとはいえ、バックトラックも熱いし。彼女のライヴを観た事ある人なら、きっとこの曲がどんな風にステージで歌われるのか‥‥それを想像しただけで思わず興奮しちゃうんじゃないでしょうか。

■M-8. サヨナラのLOVE SONG
 '04年3月リリースの10thシングル。アレンジは古くから歌謡曲/アイドル方面を手掛け、現在もジャニーズ系等に携わる馬飼野康二。同時期に行われたミュージカル用の曲というのもあったけど、後藤にとってシングル初のスローチューンなんだよね。そういえばその前の紅白で "オリビアを聴きながら" を歌ったんだよね‥‥何となくその流れで聴くと納得できる1曲なんだよね。まぁベタ褒めする曲ではないけど、アルバムのこういう流れで聴くとシングル単発で聴いた時よりは印象が良いかな、と。小休止には丁度よい1曲。

■M-9. 恋愛戦隊シツレンジャー(後藤Version)
 昨年秋に「後浦なつみ」として安倍なつみ・松浦・後藤の3人でリリースしたシングル曲のソロバージョン。バックトラックは完全にアルバム用に作り替えられてて、これが‥‥良いんですよ、シングルのテイクより。シングルはそうる透&人時(元「黒夢」)というリズム隊を迎えた生バンドテイクだったんですが、非常に軽い音とチープなアレンジで軽い目眩がしたんですが(あれこそ宝の持ち腐れだな)、ここではシングルと同じアレンジャーである鈴木Daichiが全面打ち込み&ギターで遊びまくり。えーっと、布袋です。ギタリズムです。COMPLEXです。まんま。松浦の "奇跡の香りダンス" と同じ流れにある1曲。あそこまでの完成度はないけど、こっちはこっちで俺は好きよ。こうやって聴くと、この曲そんなに悪くなかったんだなぁ‥‥って気がしてきた。メロはポップで判りやすいし。要するにアレンジをもっとしっかりやれば‥‥いや、やっぱりコンセプトが一番の問題だったんだけどね!

■M-10. ステーション
 平田祥一郎アレンジによる、ちょっとBoA辺りを彷彿させるR&B調歌謡。でも今まで後藤がやってきたような似非R&B路線というよりも、もっとポップス寄りで全然「黒さ」は感じさせない曲調で、非常に聴きやすいです。そういえばこのアルバム、前作「2 ペイント イット ゴールド」を覆っていたような「R&B色」が非常に弱く、もっと1st「マッキングGOLD (1)」にあったようなポップ色を復活させ、尚かつライヴにみられるロック色を具体的に表現した作風だよなぁ、と。だから終始聴きやすいのかな、俺にとって。
 それと‥‥気づいてる人も多いかと思いますが、このアルバムの曲の配置が絶妙なんですよ。アッパーな曲の後にミディアム/スロウ曲、その後に再びロック系/アッパー系を持ってきて、またポップなミディアムチューン‥‥交互に出てくるんですよ。人によってはアルバムに対して「2〜3曲上げ上げの曲が続いて、その後にメロウな曲、そしてバラード」みたいな信条があったりするかもしれません(俺も最初はそう思ってた)。けど、この配置/流れが、このアルバムをよりカラフルなものに感じさせていて、それこそアルバムコンセプトであるところの「旅行」を体現してるんじゃないでしょうか。

■M-11. 19歳のひとり言
 高橋諭一によるアレンジ。最後を締めくくるのは、今年の9月で二十歳を迎える後藤に向けてつんく♂が送る、切ないバラードナンバー。これを聴いちゃうと、今回の後藤は本当に大事にされてるなぁ‥‥と感じるわけですよ。ここまでベタなバラードも初めてでしょうけど(前作の "涙の星" はピアノメインの音数が少ない曲ってことで、また別ですからね)、もしかしたら後藤はこういう曲をずっと待ってたんじゃないか‥‥って程にのびのびと歌ってるんですね。そしてつんく♂からすれば、こういう曲をすんなりと歌いこなせるようになるまで、彼女に対してベタなバラードをおあずけしてたんじゃないか、って思える程‥‥相思相愛の1曲に思えるんですよねぇ。いやぁ、いい締くくりじゃないですか。


■総評
 既にこちらのエントリで相当期待してることを書いてたわけですが、その期待を大きく上回る、非常に作り手の愛を感じる作品集に仕上がってました。それは楽曲面だけでなく、アートワーク等を含めたパッケージ面に至るまで全てにおいてです。結局これまで、ライトなファン(notヲタ)や後藤が気になる程度の一般層にとって、如何に気軽に店頭で手に取れるか、それを他人に勧められるか‥‥そういう点ではかなり厳しかったじゃないですか。後藤の顔ドアップ(1st)とか、オモチャみたいなギター持ったマンガチック(2nd)みたいなのとか。如何にもアイドルのアルバムです!と太鼓判を押したような、そんなパッケージング。良くも悪くも、首尾一貫してたじゃないですか。

 そういう意味で今度のは、今までで一番その辺をクリア出来てるんじゃないかと。「旅行」というテーマが軸にあって、曲順をそういう風に配置して、ジャケットのアートワークに至るまで「旅」をイメージさせる構成になっている。非常に「ポップ」な作りですよね。初回盤のジャケは遠目に見たら絶対にハロプロのそれだって気づかないだろうし。ここ最近のアートワークで一番好きだなぁ(ま、そうは言っても脳が半分麻痺してる人間の言うことなんで、アレですが。笑)。

 それとさ‥‥このアルバムを聴いて改めて感じたのは、後藤真希っていうのは顔の表情はアレだけど(以前よりはだいぶ豊かになったと思うけど)、声の表情ってのはホントにコロコロ変わる、多面性を持った歌い手だよなぁ、と。例えば‥‥松浦亜弥を一言で表すとすると『唱』、安倍なつみは『演』なんだけど、後藤はズバリ『声』そのものなんだよね。恐らくつんく♂自身もその辺を意識してアルバム曲を作ったんじゃないかと思うんだけど(じゃなきゃいきなりド頭に "エキゾなDISCO" みたいな冒険曲を持ってこないでしょ普通)。そしてこのアルバムは後藤のいろんな『声』色を楽しめるという意味で、一番彼女の『素』に近い作品なんじゃないかなぁ‥‥と思うんですが、如何でしょうか?

 ホントべた褒めだなぁ俺。けどなぁ‥‥多分売れないんだろうなぁ。勿体ないよ。今度のは、沢山の人に聴いてもらいたいなぁ‥‥そう思うわけですよ。だからこそ久し振りに(いや「TMQ-WEB」になってからは初めてか)こんな全曲解説をやってるわけですから。これ読んで少しでも興味を持った人、そして後藤のアルバムに興味はあるけどまだ迷ってる人、是非買ってあげてくださいよ。お願いします(ってファンでもない俺が何故にそこまで!?)。



▼後藤真希『3rd ステーション』(amazon

投稿: 2005 02 24 12:00 午前 [2005年の作品, ハロー!プロジェクト, 後藤真希] | 固定リンク | コメント (1) | トラックバック

2005/02/21

「ロックなんて普通聴きませんよね?」

 久し振りのハロプロネタだな。っていうか、別に避けてた訳じゃないんですけどね‥‥何となく書く気にならなかったのと、いざ書こうと思っても筆が進まなかった、というのが真相なんですが。まぁ‥‥深い意味はないです、ええ。

 今月に入ってから、どういう訳か後藤真希のアルバムを結構な頻度で聴いています。前作「2 ペイント イット ゴールド」に対して『悪くはないけど、こんなもんじゃないだろ?』とか『あくまでヲタ向け、これじゃゴマキ、ゴマキって騒いでたような一般層は巻き込めない』なんていう苦言を呈した俺ですが、最近このセカンドをじっくり聴き込んでいて‥‥心に余裕があったからなんですかね、前とは違った聞こえかたをするんですよ。

 どうしてもシングル曲や、娘。やシャッフル曲のカバーにばかり耳が行きがちだったんですが、今回聴くに当たって特にじっくり聴き込んだのが、実はアルバム用の新曲群だったんですね。まぁヲタ的に評判のいいバラード "涙の星" は文句なしにいい曲だと思うんですが、それ以外の曲‥‥特に終盤2曲の "秘密" と "ペイント イット ゴールド" がね。地味にいいんですよね‥‥多分他のハロプロメンバーが歌ってたら、ホントに「ただの地味な曲」で終わってたんだろうけど、これを後藤が歌ったから「地味な中にも深さがある」なんて思えたんだろうなぁ‥‥と。急にそう思えるようになったんですよ。

 俺、決して後藤のファンというわけでもないし、どちらかと中立の立場だと思うんですが(そりゃ相当好意的な目で見てますけどね)、そんな俺が今とても楽しみにしてるのが、間もなくリリースされる彼女のサードアルバム「3rd ステーション」なんですよ。勿論、ニューロティカが参加した曲があるとか、そういった要素もあるんですけど‥‥全11曲中シングル曲が3曲+"渡良瀬橋" や後浦なつみの後藤バージョン=6曲がオリジナル新曲なんですよね。しかも新曲は全部つんく♂曲みたいですし。彼のコメントを読む限りでは、久し振りに気合いが感じられるし(ま、大抵は空回りしてるわけですが)。

 そこにきて、今売りの「rockin'on JAPAN」に後藤のインタビューが載っている、と。まぁ普通のインタビュー記事ではないですが、それでもこれは興味深いな、と。3年前の「ロックなんて普通聴きませんよね」発言を覚えてる人達からしても、この一連の流れは非常に面白く映ってるんじゃないですかね。だってそんな発言をしていた後藤が、今一番ハロプロの中で「ロック」を感じさせる存在になってしまってるじゃないですか。今やメロン記念日以上に「ロック」ですよね?

 さてさて‥‥明日には手に入るこの作品。一体どんなことになってるのか‥‥久し振りに過剰な期待を寄せてみたいと思います。



▼後藤真希「3rd ステーション」(amazon

投稿: 2005 02 21 10:46 午前 [ハロー!プロジェクト, 後藤真希] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2004/11/21

「迷走」こそ後藤真希の美学なり

 以前とみ宮の方で「ファンが語る99の後藤真希」というミニコミ誌の為にごっつぁん原稿を書いた、という話をしましたが、現在は売り切れ中で、既に読みたくても読めない人もいるようですね 。

 実はこのコラム、既にmixiの方には8月頭に先行アップしてたんですよ。まぁ「友人しか」読めない状態で、後に売り物として世に出ることを想定しての限定アップだったんですが、現在なかなか読めないということであれば、こういう形で公開してもなんら問題はないですよね? ってことで、ここにその原稿をアップしたいと思います。

 以下、原稿です。


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『「迷走」こそ後藤真希の美学なり』

 随分なタイトルかと思いますが、これがここ1年以上‥‥いや、モーニング娘。を卒業してソロになった後藤真希に対して一番感じていることです。

 「LOVEマシーン」での衝撃的なデビュー、それと対極にあるようなプッチモニ。しかし最初に手に入れたパブリックイメージ『ゴマキ』‥‥ちょっとワルっぽいスカしたイメージ‥‥は後のソロデビューにまで影響を及ぼし、結果つんく♂を含める制作スタッフにも後藤をどういった方向に進ませていけばいいのか、どういう曲が一番後藤を栄えさせるのかに迷いが見え、作品毎に試行錯誤の繰り返し。しかも後藤本人も与えられた課題(=楽曲やその世界観)をそつなくこなしてしまうもんだから、更に悪循環。そうこうしてる間に、世の『ゴマキ』に対する注目はどんどんと小さくなっていき、ファンの間のみで「ライヴが凄い!」という高評価が共通の認識としてある。このギャップこそが今の『後藤真希』であり、今の『ゴマキ』なんだよねぇ。

 後藤真希というのは『底なしの浴槽』みたいなものなのかもしれない‥‥と時々思うことがあります。与えられたお湯(=曲)をどんどんと貯め込むも、決して溢れることのない浴槽。普通の人間ならばある一定量を超えると溢れるか、底から古いお湯をどんどんと抜いていかなければ新しいお湯(=知識)を蓄積することができない。でもこれまでの後藤はその古いお湯‥‥モーニング時代から蓄積していった経験値‥‥を捨てることなく、更に新しいお湯も蓄えていく。例えそれが彼女のパブリックイメージ通りだろうが、そこからかけ離れたものだろうが、全部彼女にとって「正」として受け入れていく。そこにはネガティヴな要素は一切ない。そう、だからこそ後藤真希は凄いんですよ。

 迷走し続ける後藤真希。『ゴマキ』と『後藤真希』とのギャップに心揺れる時期はとうに越え、今ではその迷走さえ楽しんでいるように見える‥‥いつ『浴槽』がいっぱいになるのか、あるいはこのままいっぱいになることないまま進み続けるのか‥‥いや、必ず機が熟す時は来る。その時は‥‥考えただけで怖いね。今でさえああなんだから‥‥


  
▼後藤真希「さよなら「友達にはなりたくないの」」(amazon:初回盤通常盤シングルV

投稿: 2004 11 21 01:30 午前 [ハロー!プロジェクト, 後藤真希] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2004/10/06

後浦なつみ『恋愛戦隊シツレンジャー』(2004)

必ずしも「1+1+1」が「3」やそれ以上になるとは限らない。特に音楽の世界では常に共通の認識としてあるんじゃないのかな? 過去にいろんなバンドで名を馳せたアーティスト達が集ったスーパーバンドが誕生したからといって、それが必ず過去彼等が在籍したバンドを超えるような存在になるとは限らない。むしろそうなってしまうことの方が少ない。本当の意味での成功を手にするのは、ほんのひと握りの存在だけ。残念だけど、それが現実なんだよね。

 それはハロプロの世界においても同じ。過去「ごまっとう」というスーパーユニットを生み出したこともあったけど、あれはタイミング的にも絶妙だったんじゃないかな。ギリギリのタイミング‥‥ハロプロ人気がドンドン下り坂へと進み始める直前‥‥いや、その数歩を踏み出した後だったのかな。だからまだ成功を手にするできた。

 ところが今回はどうだろう‥‥明らかにタイミングとしては最悪だよね。もう後がない状況の中でのセッティング。周りからは「最後の最後に、一番やっちゃいけないことやっちゃった‥‥」みたいに言われる始末。しかもそのセンスも最悪だったもんだから、尚更批判的な声が目立つ。

 変なファッションで登場した「後浦なつみ」というユニット‥‥後藤真希、松浦亜弥、安倍なつみ、というハロプロ・ソロ組の稼ぎ頭3人をひとまとめにしてしまった、まるで「紅白対策」で即席に組ませてしまった感が強いこの組み合わせ。確かに「ごっちんとなっちの組み合わせがまた観れる!」という喜びはあったものの、今や既に時遅しといった印象は拭えないし‥‥

 これで曲が本気で素晴らしかったまだ良かったんだよね‥‥ところがさ‥‥

 後浦は完全に失敗だと思う、曲の差し替え。全然出来がいいもの、"LOVE LIKE CRAZY" の方が。「戦隊モノ」とかいう飾りが邪魔してる分、完全に一般リスナーを突き放してる感が強い "〜シツレンジャー" と比べれば、こっちの方が絶対にウケると思うんだけど。特に若い女の子達、こういうモダンR&B的な曲、好きじゃない。アレンジャーのAKIRAの仕事振りはさすがだと思うし、3人の個性のぶつかり合いという意味では完全にこっちの方が勝ってるよね?「LIKE CRAZY」だっけ、今回のコンセプト? 「CRAZY」の意味が違うもの、"〜シツレンジャー" と "LOVE LIKE CRAZY" とじゃ。

 あれでしょ、当初 "LOVE LIKE CRAZY" はデスチャ(DESTINY'S CHILD)とかあの辺の路線を狙ったわけでしょ。あの変なファッションといい。もっとちゃんとしたコンセプトを持ってれば、間違いなく成功したはずなのにね‥‥よりにもよって、あの「▼」な髪型はないよなぁ‥‥あれ、辻希美がコント(「ぴょ〜ん星人」とか「河童の花道」)でよくやる髪型と一緒じゃん。そりゃ3人とも嫌がるって。若い女の子なんだから。ビヨンセでも嫌がるよ、ありゃ。

 「1+1+1」が「3」やそれ以上になるには、勿論その「1」それぞれの力量も大切だけど、それを支える裏方の努力や才能も加味されるんじゃないの、こういう世界じゃ。だからこそ「3以上」になるんじゃないの? それに、「3」や「4」程度じゃ許されないよね、こんな最高の組み合わせなんだからさ‥‥ホント、安易な考えでいろいろ試みるのは面白いと思うけど、もうちょっとさ‥‥頑張ろうよ。尻に火着いてるんだからさ‥‥



▼後浦なつみ『恋愛戦隊シツレンジャー』
(amazon:初回盤通常盤シングルV

投稿: 2004 10 06 03:08 午前 [2004年の作品, ハロー!プロジェクト, 安倍なつみ, 後浦なつみ, 後藤真希, 松浦亜弥] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2004/07/08

後藤真希『横浜蜃気楼』(2004)

  後藤真希通算11枚目のシングルとなる「横浜蜃気楼」はいろんな意味で物議を醸し出してるようですね。まずこのシングル収録の2曲、作曲がこれまでのつんく♂ではないという点。今回の両楽曲の作曲に当たっているのは、つんく♂の元バンドメイトであるはたけが担当。しかもアレンジャーにEARTHSHAKERの西田昌史(マーシー)を採用という、かなりの異色作。

  つんく♂自信は「平成版デジハードロック」とかいうテーマを立て、それに合った人選ということではたけに声を掛けたようですが、マーシーってのがね‥‥俺世代にはちょっと感慨深い。最近EARTHSHAKERはつんく♂やモーニング娘。が在籍する「Zetima」にメジャー再移籍したようだし、その辺の繋がりもあるのかしら。

  で、いざ出来上がった曲ですが‥‥デジHRとはいうものの、まぁありがちな打ち込みロック路線ですよね。リズムトラックは完全に打ち込み、ギターとベースのみ生というバックトラック。はたけ作曲ってことでてっきり彼がギターを弾いてるのかと思ったら、「Masanori Mine」という名前が‥‥へっ、はたけの本名って「畠山某」だったよね!? で、ベースには「Koichi Teraswa」の名前が‥‥これって元BLIZARD/元SLYの寺沢功一ですよね? いやー、ビックリした。こんなところで名前を目にするとは‥‥ってことは、先の「Masanori Mine」ってのも、この手の人選かな?(で調べてみたら峰将典という表記で、昔のマーシーのソロアルバムにも参加した経緯があり、現在はAMIDAというバンドでギターを弾いてる人なようです)

  けどまぁ‥‥アレンジ自体は先にも書いた通り、そこまでハードロックしてないし、これまでの後藤を考えればまぁありがちかな?と思える展開を持つ佳曲。メロディがシンプルで覚えやすい、言い方を変えれば単調なんだけど‥‥まぁ最近つんく♂のメロに慣れ切ってたから、ある意味では新鮮かな、と。

  マーシーといえば、最近は横須賀ゆめなという女性シンガーを手掛けているんだよね。で、この子もモロにハードロック路線。あっちの方が本格的なイメージがあるけど、まぁこっちは所謂アイドルポップの範疇ですからね。それを考慮した上で考えると‥‥まぁ平均点は越えたかな、と。でも‥‥きっとこういうタイプの曲って、ライヴを積み重ねることで更に魅力を増すんだろうね。そういう意味では久し振りに後藤のライヴが観たいな、と素直に思いました。

  一方カップリングの "BLUE ISLAND" はお馴染み鈴木俊介のアレンジ。こちらもギターは鈴木が担当し、はたけの出番なし。あれれ??

  曲自体は1曲目よりもポップ色の強いメジャーキーのロック調ナンバー。ふと平家みちよの亡霊が見え隠れしたのは、ここだけのお話ってことで‥‥うん、悪くはないかな。けど特別良いというわけでもない。まぁカップリング曲かな、といった印象。後藤に合っているとは思うんだけど‥‥あと一息といった印象は拭えないかな。

  どうしてもね‥‥後藤の場合ってスタジオ音源で聴くと、あのライヴでの素晴らしさが完全には伝わらないのね。勿論彼女自身が「歌い切れて/こなせて」いないというのもあるんだけど‥‥そういう意味では今後、まずライヴ先行で新曲をバンバンやって、1~2ヶ月してからレコーディングしてリリース‥‥という形を取った方が彼女の魅力を存分に発揮できるんじゃないか‥‥なんて思うんですが、まぁアレですよ、ファンの勝手な妄想ですよね、はい。

  でもねぇ、それくらいやってもいいと思うし、それが出来るだけの実力の持ち主だと思うんですけどね。どうでしょう?



▼後藤真希『横浜蜃気楼』
(amazon:国内盤CD

投稿: 2004 07 08 01:03 午前 [2004年の作品, ハロー!プロジェクト, 後藤真希] | 固定リンク

2004/03/03

後藤真希『②ペイント イット ゴールド』(2004)

  後藤真希のセカンドアルバム「②ペイント イット ゴールド」は前作「マッキングゴールド①」とは比べものにならない程の完成度を誇る良作に仕上がったと思います。思うんですが‥‥素直に「すっげーイイ!」とは言えないんだよね。多分、1年前の俺なら両手を挙げて大絶賛してたはずなんだけど‥‥いや、実際買ってから最初の1週間はホントにいいと思ってたのね。あの時、あの時点でちゃんとしたレビューを書いていたら、また違った感想・内容になったはずなんだけど‥‥ゴメン、やっぱり無理だし自分に嘘つけないからさ。正直に書こうと思います。どうやら多くのモーヲタの皆さんが、俺がこのアルバムについて何かコメントするのを期待してるみたいなんで‥‥読んでガッカリしたらゴメンね。でもさ、俺に無理して書かせた君らの責任も多少はあるんだからね!(と他人に責任転嫁)もうちょっと時間をおいてから、もっと気持ちが落ち着いてから書きたかったんだけど‥‥

  昨年リリースされた4枚のシングルがまずまずの出来だったので、それらを軸にしたアルバムになれば間違いなく良い作品になるだろう‥‥そう信じてたのね。新曲がたった4曲でも、モーニング娘。時代のセルフカバーやシャッフルユニットのソロバージョンが入ったとしても、それは揺るがないだろう、と。実際、最初に聴いた時は納得できる作品だと思ってた。しかし、時間が経つに連れてこう思うようになったのね‥‥実際に提示された作品は自分が想像していた基準点を上回ったとは言い難い、微妙なアルバムだ、と。ヲタ的観点からすれば「ちょっとダークなイメージがあるけど、統一感があってよくまとまった、非常に聴きやすい作品」ってことになるんでしょうけど、既に気持ちが離れつつある俺からすれば‥‥「やっぱりこれ聴いて喜べる/楽しめるのって、モーヲタだけだよなぁ‥‥」というね、書いてる方も読んでる方も非常に暗い気持ちになりそうな感想しか出てこなくて。悪くはない。むしろこれ聴いて楽しめる自分がここにいる。けどもう一方で「‥‥こんなもん? 後藤真希ってこの程度??」という疑問を持つ自分もいる。そしてそんなふたつの相反する気持ちを冷静に眺めながら「‥‥結局あれっしょ?いくら良いっていっても、モーニングとかに興味を持ってる人だけでしょ、進んで聴く人って?」と妙に醒めたことを言う自分もいて‥‥って全部俺本人には違いないんだけどさ。そういう「聴き手を複雑な気持ちにさせる」アルバムだなぁ、と。

  本来ならここで「全曲解説!」とかやるべきなんだろうけど、当然ながらそんな気にもなれず、こういう自分の中にある疑問を文章にしてお茶を濁してるわけなんですが‥‥けどあれですよ、例えばシングル曲以外のセルフカバーなんかは、よく出来てると思いますよ。よく出来てるけど、「Something Special」を感じ取れるかというと‥‥ね。判るでしょ? 新曲に関してはもうね‥‥更にその傾向が強いわけで。悪くないんだけど、果たしてこれを「後藤真希」が歌う必要があるのか、あるいは「後藤真希」の歌になっているのか‥‥この辺が今後の大きな課題のような気がするのね。

  多分これを読んでくれてるようなファンの子は、後藤のライヴにも足を運んだことがあると思うのね。だからこそ言いたいんだけど‥‥このアルバムとライヴを比べて、どう感じる?‥‥ねっ? 言ってる意味判るでしょ? つまりさ、そういうこと。「ライヴやるためにアルバム作ってるんだよ!」みたいなマンネリをモノともしないロックバンドならまだしも、一応は「ポップス」やってるわけでしょ。そういうジャンルってアルバムもライヴ同様に、あるいはそれ以上に重要なんじゃないの。なのにこのアルバム‥‥「アルバムの後藤真希」からは「ライヴでの後藤真希」を超えるような、あるいはそれ相当の凄みや迫力‥‥つまり魅力が全く伝わってこないのね。あの凄みは現場で体験した人にしか判らないと思う。そう、だからこそそれを「作品」にちゃんと詰め込むべきなんじゃないの?ってね。それはもうつんく♂をはじめ制作側の責任であり、そして後藤本人の実力不足でもあると。あの勢いを何故作品にまで持ち込めなかったのか‥‥時期的に絶対秋のツアーと重なってるはずなんですよ、このアルバムのレコーディングって。実際、秋ツアーでやってた曲(セルフカバーね)も入ってるのに、あの域には達してない。レコーディング作品だから、わざと押さえ気味に歌ってるのか‥‥あるいは‥‥

  もうね、後藤が今後生き残っていくには、あの凄みをお茶の間に思い知らせるしかないと思うんですよ。カワイイだけなら掃いて捨てる程いるわけですよね、アイドルの世界って。実際、デビュー当時の後藤には神がかった、何か特別なものを感じてたはずなんですね。けど、今の彼女はどうよ? 勿論カワイイよ。けど‥‥それ以外の魅力が上手く伝わらない。ファンならまだしも、一般層にとってはただの「ゴマキ」なわけ。このままフェードアウトしてしまうには本当に惜しい存在。既にハロプロには松浦亜弥もいる。今度は安倍なつみがソロになった。後藤以上に「モーニング娘。の顔」だった存在。そういった人達と肩を並べて競っていかなければいけない。更に‥‥今はソロ活動休止してるけど、藤本美貴という逸材もまだいるわけですから‥‥こういった人とは違った魅力を、どうやったら「閉じた世界」の外へ向けられるか‥‥つまり、それこそが今後の作品作りに繋がっていくはずなんです。60点の楽曲を力業で90点以上にまで持っていける松浦、ただそこにいるだけでオーラを感じさせる安倍、歌だけでなく喋りでも自己主張できる藤本。対外的にこういった「自分の見せ方」を知っているソロシンガー達との違いを、どうやってファン以外にも見せていくのか、そしてどうやったら「外側」にいる人間をも巻き込めるのか‥‥勿論つんく♂にも頑張りを見せて欲しいのは当然なのですが、やはり後藤本人がこれ以上に成長しない限りは‥‥先は厳しいと思います。

  ちょっと作品の評価からは外れた内容になってしまいましたが、やはり彼女からはまだまだいろんなものを引き出せるはずと信じているし、この作品程度で満足していたらね‥‥松浦や安倍のアルバムを聴いた後となると余計にね、そう思うわけですよ。本当にもどかしいアルバムだよ。



▼後藤真希『②ペイント イット ゴールド』
(amazon:国内盤CD

投稿: 2004 03 03 12:46 午前 [2004年の作品, ハロー!プロジェクト, 後藤真希] | 固定リンク

2004/01/27

HELLO! PROJECT 2004 WINTER ~C'MON! ダンスワールド~@横浜アリーナ(2004年1月25日 夜公演)

  安倍なつみ、モーニング娘。在籍時ラストとなる「卒業公演」、ハロー!プロジェクトの正月公演の最終日・最終公演に行ってきました。幸運にもこの日のチケットを手にすることができたわけですが‥‥実は当日(1/25)の朝になって急に「やっぱり行きたくない‥‥」という、行きたくても行けないファンに対してとても罰当たりな気紛れが発生しまして。昼頃、「ハロモに」を観るまでは本気で行くの辞める気でいたんですよ。何だろう‥‥多分直前に聴いたモーニングの新曲 "愛あらば IT'S ALL RIGHT" にがっかりしたのもあったのかな(やっぱり25日に合わせて取り上げるのなんて、止めればよかった)‥‥それとも‥‥このまま「モーニング娘。」のことが嫌いになるのが、正直怖かったのかも。とにかく、いろんな意味で自分自身に対してけじめをつけたかったし、そして「どんな未来が訪れても」最期まで看取ると決めた以上、辛い結果になろうとも、この目に焼き付けようという気持ちがね‥‥最後に勝っちゃってさ。気づいたら高速バスに乗って、新横浜に向かってた。「iPod」にぶち込んだモーニング全曲をランダム再生にして‥‥

  途中寄り道をして、新横浜に着いたのは17時20分頃。丁度1回目の公演が終わった後だったらしく、会場方面から駅に向かう大行列に出くわし、途中で寄り道をしつつ、結局横浜アリーナ前に到着したのは18時前後。で、会場前が更に凄いことになってて‥‥翌日新聞記事で知ったのだけど、入場できた1万2千人の他に、会場前に5千人前後もの入場できなかった人達がいたそうで‥‥そりゃあれだけの大混雑、するわな。入場するまでに20分近くかかってたもん。

  で、入場して今度は「紺野あさ美が発熱の為、出演できず」という張り紙が目に入ってくる‥‥俺、全然知らなくてさ。土曜の2回目の公演前に既にドクターストップがかかったみたいだね。可哀想というか‥‥ま、こればっかりは仕方ない。確かに「15人のモーニング娘。」はこの日で最後だけど、その後もモーニングはずっと続いていくわけだし。そこでボロボロになったところで、また翌日からはそれまで通りの慌ただしい日常に戻って行くんだもん。今は完治に専念してください。なっちもそれを願っているはずだから。

  開始10分前に自分の席に到着。位置はアリーナ席、ステージ真正面ちょっと左寄りで、前から6列目。センター席の最後方よりは傾斜がついている分、観やすい。しかもここ、PA卓の真後ろでさ‥‥ずっとそっちが気になっちゃってね。

  開演時間(18時半)になっても、客の入りは7割程度といったところ。多分、みんな会場前の大混雑で遅れに遅れてるんだろう‥‥時間は刻々と過ぎていく‥‥時間通り(21時まで)に終わることができるの?(18才未満のメンバーが多いからね。どうしても21時前には終了させたいわけよ)

  結局10分遅れくらいで会場が暗転したのかな? とにかく無理矢理始まった感じ。まぁそれでもこの時点でほぼ入場出来てたのかな? 俺の隣の席も空いてたんだけど、ギリギリ間に合ってたようだしね。

  もう始まる前から「なっちコール」が凄いのなんのって。俺がモーニングを追うようになってからは後藤真希、保田圭の卒業を経験してるけど、今回は‥‥後藤の時に匹敵するか、あるいはそれ以上か‥‥いや明らかに上でしょうね。尋常じゃない空気があったもの。

  いつもの如くCGによるメンバー紹介を経て、この日の司会であるまこと(シャ乱Q)と稲葉貴子が登場して、簡単な挨拶。そして一発目にモーニング娘。おとめ組が登場‥‥

●モーニング娘。おとめ組

  イントロのムーディーなパートをカットして、いきなりパーカッションがリズムインする箇所から "愛の園 ~Touch My Heart!~" がスタート。当然全員が生歌。前回が東京ドームでの極悪サウンドだったからか、かなり音が良いように聴こえた。しかも、歌もなかなかだった記憶が。やはりこの日も石川梨華以上に道重さゆみに目が行ってしまう俺。好き嫌いは別として、ホントこの子は観察してるだけで面白い。で、歌になると藤本美貴に目と耳を奪われるというね。全然異質な存在だよね、この声は。

●モーニング娘。さくら組

  そのままさくら組へとバトンタッチ、"晴れ 雨 のち スキ♡" を披露。2曲目からバラードというのはちょっと‥‥って気がしたけど、もう安倍が登場した瞬間に大歓声、そんなのどうでも良くなっちゃったよ。前半、高橋愛が涙声みたいに声を枯らしてひっくり返る場面があったけど、別に泣いてたわけじゃないみたい。その後は力強く、そして切ない歌をしっかり聴かせてくれたし(保田の時に最終公演で喉が最後まで保たずに悔しい思いをしてるからね、この子は)。紺野がいない穴はそんなに感じなかったかな。ま、そんなに重要なパートを与えられた曲じゃないしね。ちなみにこの曲、テレビ等では口パクが多いですが、この日はハンドマイクでちゃんと生歌でした。彼女達の名誉の為に書いておきます。

●15(14)人合流、モーニング娘。へ

  モーニング全員が揃ったところで "Go Girl ~恋のヴィクトリー~" を生歌で披露。バックダンサーとしてハロー!プロジェクト・キッズが登場、華を添える。今まで聴いた中で一番良い "Go Girl" だった気が。ま、生歌だったからってのも大きいのかな?(テレビじゃ口パクが多いしね、この曲)そんなに好きな曲ではないんだけど、素直に良いと思えたのが不思議。やっぱり最後だからかな‥‥

●MC、そして辻加護卒業報告

  モーニングの歌が終わったところで、ステージ上にこの日の出演者42人(全メンバー45人中、保田は舞台の為今回のツアー全公演を、紺野とキッズ1名が風邪で欠席)が登場し、簡単な挨拶の後、1/3の衝撃の発表同様、辻希美と加護亜依の今夏卒業と、ふたりによる新ユニットでのデビューを再報告。何だか今更って気がして、ちょっとしらけたかも。

●後藤真希

  再びライヴへ。とにかく予定より遅れ気味な進行の為、この日は白々しいまでのコントやMCは徹底的に排除されていたのが印象的。勿論、最後の最後の為に時間を節約してるってのもあるんだけど、こういった淡々としたライヴの方が個人的には好みかも(で、MC自体はその場その場で歌ったメンバーに手短かに喋らせればいいだけのことだし)。

  とにかく、後藤のステージは相変わらず圧巻。"うわさの SEXY GUY" や "抱いてよ!PLEAS GO ON" といった煽り系のアッパーチューン連発で、会場は完全にヒートアップ。役不足感は全く感じず、むしろたったひとりのステージなのに、完全に彼女が制圧した印象。ああ、もしかしたら武道館クラスの会場を最初に埋めるハロプロ内ソロシンガーは、松浦亜弥でもなく安倍でもなく、後藤なのかもな‥‥というか、後藤なら出来るわこりゃ‥‥と確信。曲と曲の繋ぎで衣装替えを行い、"原色GAL 派手に行くべ!" へ。ここでキッズが数名ダンスで参加。ミニギターをぶら下げたりして、テレビ出演時同様のダンスをしてみせたりするんだから、侮れないっつうか。後藤は最後まで本当に良かった。完全に「ロック」だったもの。これ観ちゃったら、またソロ公演に行きたくなっちゃうわな普通。

●あぁ!

  最高潮に盛り上がった後に、ちょっとクールダウン。やっと生で体験出来る「あぁ!」の登場。名曲中の名曲、"FIRST KISS" を披露するんだけど‥‥田中れいなは堂々としてたものの、他のキッズの二人はやはり経験不足というか、ちょっと物足りなさを感じました。中盤でのフェイクなんかはおおっ!?と思う瞬間もあったけど、やはりCD音源程じゃないかな、と。悪くはなかったけど、曲がスローで地味な分、もっとしっかりと聴かせて欲しかったかな、と。まぁ俺が彼女達に求めるものがレベル高過ぎるのかしら‥‥

●カントリー娘。に紺野と藤本(モーニング娘。)

  紺野を欠いた4人による「カン紺藤」は、"先輩 ~LOVE AGAIN~" を歌う。紺野のパートはあさみがカバーしてたのかな? 思ったよりも全員安定していたのが印象的というか。藤本の台詞が今まで聴いた中で、一番良かった。あと、あさみが往年の堀ちえみとイメージが重なって見えたのは、ここだけの話。

●稲葉貴子&ココナッツ娘。

  とうとう自分達の持ち歌さえ歌わせてもらえなくなったココナッツと、既に終了している某深夜番組で募集していた相方はどうなったの?な稲葉による、黄色5の "黄色いお空で BOOM BOOM BOOM" を、キッズをバックダンサーに迎えて熱唱。ちょっと口パクっぽかった気がしないでもないけど、まぁヘッドセットマイクって全部そういう風に聴こえちゃうから不便というか。何でこの曲を選んだのかといったら、これは間違いなく来る安倍の初ソロアルバムへの布石でしょうね(そのソロアルバムに同曲の安倍ソロバージョンが収録されていますからね)。ま、選曲自体は全然いいと思うし、歌えるメンツによるものだったから安心して聴いてられたんだけど‥‥なんか腑に落ちないというか‥‥

●前田有紀

  ゆきどんは、元旦にリリースされたばかりの新曲 "さらさらの川" を披露。本当に一番安心して「歌」を聴いていられるのは、この人だけかも。曲自体は演歌というよりも、歌謡曲とニューミュージックの中間といった印象。ドンズバの演歌路線を狙わず、例えば氷川きよしみたいな路線を突き進んでいけば、間違いなくブレイクできるだけの実力と才能を持ってると思うんだけど。バックに五木ひろしもついてるのにね。不思議だ。この人の曲がオリコンの100位以内にも入らないってのがどうにも‥‥アピールする層が確実に間違ってる気もしないではないけどね。

●飯田圭織

  圭織のソロは過去2枚リリースされたカバーアルバムからではなく、つんく♂の手による完全なる新曲、"エーゲ海に抱かれて" でした。作詞はつんく♂ではなく、三浦徳子というのがそれっぽくて印象的。楽曲自体はエーゲ海というよりも、後期WINK辺りが歌いそうな、そんな異国情緒漂うニューミュージック風な1曲。悪くない。もしかしたらこういう曲、圭織にしか歌えないのでは‥‥なんて気も。ま、たった1回しか聴いてないので、ちゃんとした評価はまた後ほどってことで。

●ZYX

  本当はここでコントをやるんだろうけど、さすがに時間がないのか、まこと&稲葉と、新垣理沙と松浦によるショートコント風MCでお茶を濁す。そしてZYXの登場。"白いTOKYO" を披露。実はこの日のステージ、過去のハロコンと大きな違いがありまして。アリーナ中央まで約50メートル程度の花道があって、その先にミニステージが用意されてるんですよ。後藤なんかは途中でここまで走ってきて歌ってくれたんですが(しかも俺の位置からだと、かなり近い)、ZYXの場合は最初からこのミニステージに登場。矢口真里と5人のキッズによるユニットなのですが‥‥矢口、ちっちゃーっ!ってのが第一印象。そして‥‥残念ながら、口パクでした。ええ、間違いなく。いや、以前聴いた話だと、完全にマイクオフというのは葉ロプロの場合はなくて、若干オンになってるみたいですが‥‥生声を聞き取ることはできませんでした。それは矢口にしても同じ。残念だなぁ、曲もパフォーマンスも最高に良かったのにさ。

●ミニモニ。

  間髪入れずにミニモニ。の登場。こちらは "CRAZY ABOUT YOU" を披露。当然口パク(のように聴こえた)。しかも珍しくショートバージョンだし(ミニモニ。の曲って3分程度のものが多いからってのと、子供に人気があるから、フルコーラスで歌われることが多いんだけどなぁ)。

●中澤裕子

  ハロプロ界のドン、中澤の登場。スツールに座りながら新曲 "元気のない日の子守唄" を歌う。この曲、ゆきどんの曲と全く同じメンツによる楽曲で、つんく♂曲じゃないんだよね‥‥それだからか、非常に新鮮な印象を受けました。これも古き良き時代のニューミュージックと歌謡曲の中間といった印象で、悪くないと思います(アレンジが高橋諭一というのもまた良し)。まぁ売れるか売れないかで言えば、確実に売れないタイプのど真ん中だと思いますが‥‥

●メロン記念日

  メロンはいきなり "MI DA RA摩天楼" で登場。懸念された斉藤瞳の腰ですが、この日観た限りではかなり良くなっている印象を受けました。ダンスも特にこれまでと同じように踊ってたし。そして何よりも、続く "かわいい彼" の時にはメインステージから花道を駆け抜けてミニステージまで移動し、サビパートでは斉藤もあの「胸を揺らさんばかりの」派手なダンスをちゃんと披露。ああ大丈夫だ、と一安心(どういう基準だよそれ)。そしてワンコーラス歌うと再びメインステージまで走って戻り、息もそんなに切れてないような感じでフィニッシュ。うん、文句なしに良かった。春ツアーはちょっと観れるか観れないか微妙なんだけど、大丈夫。この調子でいけば今年も‥‥後は「曲」だな、うん。

●松浦亜弥

  メロンでひとしきり盛り上がった後、ある意味主役である(はずの)あやや登場。いきなり数日後にリリース予定の新曲 "奇跡の香りダンス。" からスタートというのが憎い。これ、賛否両論かと思いますが、個人的には結構好き。いや、かなり好きかも。細かな分析はレビューに譲るとして、アルバムと同時期に録音したものの、ハッキリとした違いが感じられますよね。この「狙ってる」感が如何にもシングルといった印象。軽いMCの後に "THE LAST NIGHT" をワンコーラス歌い、そのままメドレー風に "GOOD BYE 夏男" に突入。ここで花道を走り抜けミニステージへ。何故かキッズも登場して、一緒に同じ振り付けで踊る。ま、邪魔に感じなかったからいいけど‥‥ジャニーズの線を狙ってるとは思うんだけど、正直まだまだ。もっと鍛錬が必要かな、と。

  松浦自体は、昨年末に観たライヴと比べれば全然調子が良さそう。ま、たった数曲だしな、こっちは。例の「口パク疑惑」でネット界は騒然らしいけど、別に俺は驚きもしなかったけどね。ま、行った人なら判ると思うけど、全部が全部口パクってわけじゃないし、特に昨年後半は酷い状態だったからねぇ。キャンセルされるのと、曲数大幅に減らされるのと、口パクで数カ所カバーするのと、一体どれがいいっていうの? 俺には正直判りません。観た人が気づいてガッカリするならまだしも‥‥(つうか「ハロプロ」だぜ!? 何をそんなに神格化してるんでしょうか? タイプは違うけど、BON JOVIやAEROSMITHだって曲によってはテープ(A-DAT)とか使って誤摩化してるじゃんか、と。って俺が言ったところで始まらないけどな。あと、俺は別に松浦をフォローしたりとか庇護してるわけじゃないから。現実としてそんなのいくらでもあるよ、と言ってるだけ。それを聞いて俺は別に驚きもしなかったって話です)

●再び、モーニング娘。

  モーニング娘。の本編スタート。これが安倍のラストステージ、15人編成の正真正銘のラスト‥‥まずは新曲 "愛あらば IT'S ALL RIGHT" でスタート。しかもフルコーラス。確かにこの時期に、このラストステージで歌われたら‥‥良いと言わざるを得ないわな普通。けどさ‥‥俺はやっぱり‥‥どうにも入り込めなかったよ。個人的には "Go Girl ~恋のヴィクトリー~" よりも駄曲、と敢えて言わせていただきます。スクリーンには安倍を中心として映し出しているんだけど、個人的にどうしても目が行くのは、毎度のことながら道重。ホント観てて飽きないわな、この子は‥‥。

  14人でのMCを済ませ、そのまま "シャボン玉" へ。興味深かったのは、道重の「なのに、どこ行ったんだよ~!」と「シャボン玉ぁ~!」っていう叫び声、あれが生声だったこと。これまではテレビ同様、カラオケだったのに‥‥それだけ彼女の成長が著しいってこと? しかもいい声してやがんの。ちょっと嬉しい驚き。ただ、石川のセリフ以降がカットされ、ワンコーラスのみというのが‥‥そのままメドレーで "ザ☆ピース!" に突入。この曲の時に花道を通りミニステージへ移動。間近で石川のセリフパートを堪能。本編最後は "そうだ!We're ALIVE" のショートバージョン。俺はてっきり "ここにいるぜぇ!" で締めるのかと思ってたんだけど。意外といえば意外だけど、モーニング娘。のテーマとも言える内容の楽曲なので、これで正解だったのかな。とにかく全員が力一杯この瞬間を楽しんでいるのが、手に取るように確認できました。そして終了。いつも通り袖に引っ込んでいく14人。最後に安倍も‥‥

  ここでアンコールを求める声が「なっちコール」に。と同時に、会場一面を包み込む真っ白なサイリウムの海。これ、ネット上でいろいろ賛否両論あったやつでしょ、やる前から。「サイリウムの海で埋め尽くすことが恒例行事」となるのが嫌、って人の気持ちも判るし、実は俺も反対派なんだよね‥‥「タンポポ畑」を大切にしたいからさ。ま、保田の時までだよな、って思ってたんだけど、今回もやるのか‥‥しかも開演前、客席ひとりひとりに配り回ってる一部のファンがいたりして、半ば強制的に「やらされてる」感。実は俺もサイリウム、渡されそうになったんだけど「俺、こういうの嫌なんで」と断ってるんです。アンコールを求める最中にも後ろの席の人に無理矢理勧められたんだけど、やっぱり頑に拒否。この日、殆どのことが笑って済ませられたけど、これだけはどうしても嫌だったからさ。

  そして、まこと&稲葉のMCに導かれるように、ドレスアップした安倍が再登場。が、ステージに現れた瞬間、その光景を目にして手で顔を覆ってしまう。暫くそのまま動けない安倍。何度か何か言おうとするも、すぐに「なっちコール」と白い海の光景にやられ、号泣。軽いコメントをした後、ゆっくりと花道を歩き、周りを見回しまた歩き、そのままミニステージへ。この後のコメント等はスポース新聞やその手のサイトでいろいろ書かれてるので割愛。「心を込めて歌います」と、"22歳の私" を熱唱。歌っている時はしっかり歌に集中。そこはさすがというか。歌い終えるとメインステージに戻ってくんだけど、そこには13人のメンバーの姿が。飯田に花束を渡されて、強く抱き合う二人。俺、ここで‥‥それまでこの「卒業劇」に何の感慨も湧かなかったのに、急に涙が‥‥ここからはただただ、ひたすら涙を流すばかり。どうして泣いたのか、俺にも判らないのよ‥‥メンバーにもらい泣きってのもあるんだろうけど、なんていうか‥‥何かが終わる瞬間を見てしまったからかな。うん、今でもよく判らないんだけどさ‥‥。

  まず飯田が欠席した紺野からの手紙を読み、それに続いて6期メンバーからひとりずつ送辞。田中、道重、亀井、藤本、新垣、高橋‥‥新垣があんなに泣き崩れてる姿、初めて見た。やはり安倍に憧れてモーニング娘。になった子だからな。高橋も、保田の卒業の時は悔しい思いをしたけど、今日は(まぁ出番が少なかったからかもしれないけど)思う存分力を発揮できたんじゃないでしょうか。そして小川も泣き崩れて言葉にならず。続いて4期。加護‥‥この子も泣いて泣いて。笑顔で送り出すのが信条らしい吉澤も、笑顔を引き攣らせながらも目には涙を溜めてる。そして‥‥辻。既にひとりでは立っていられず、飯田と石川に両脇から抱えられ、後ろから矢口が支えている状態。引き笑いというのがよくあるけど、彼女の場合「引き泣き」というか‥‥明らかに過呼吸気味。過呼吸持ち及び経験者ならば、あれがそうだってこと、一目で判ると思うよ。見てて俺、「あ、ヤバイよ‥‥」って瞬時に思ったもん。結局、殆ど言葉らしい言葉も発せぬまま安倍に強く抱かれ、戻っていったんだけど‥‥途中で座り込んでしまってね。慌ててスタッフ2人がやってきて、彼女を両脇から抱えてステージ袖へ運んでいって‥‥この瞬間、客席から小さい、しかもかなりのロートーンで「えぇ~‥‥」という、声にならない声が‥‥ここで俺、完全に醒めちゃってさ。涙は完全に止まっちゃった。その後、石川、矢口、飯田が言葉を掛けて行ったんだけど、やはり飯田とのやり取りが一番ググッとくるものが。けど泣けなかったんだけど。

  辻を欠いた13人になってしまいながらも、ホントに「15人編成のモーニング娘。」として最期の曲となったのが、"ふるさと"。フルコーラスで歌われてました。ワンコーラス目は普通に歌い、ツーコーラス目から6期、5期、4期‥‥という順番で安倍が各メンバーの元へと立ち寄り、微笑みかけながら歌うのね。ああ、やっぱり安倍は強い子だな、彼女ならこの先も大丈夫だ、って直感で思った瞬間でした。楽観的過ぎるかもしれないけど、そう思えたのよ‥‥ま、あの場に居た多くのファンは悲壮感と絶望感しか感じなかっただろうけどさ。

  再びステージを去ったモーニング娘。‥‥まこと&稲葉が再び戻ってきてコメントするんだけど、明らかに稲葉が感極まってるのが判りました。ここで辻について、感極まりすぎて立っていられなくなった、ステージの袖から見てるので大丈夫、とのこと。ま、辻が過呼吸持ちだというのはファンなら知ってる承知の事実。多分少なからず「事実はもっと深刻なんじゃねぇの?」と疑っている人はいたはず。そう、俺を含めてね‥‥この日の出演者が1組ずつステージに呼ばれて行くんだけど‥‥カントリーのあさみや中澤は明らかに泣いた後っぽかった。特に中澤は‥‥完全に号泣した後といった印象。最後にモーニングが戻ってくるんだけど‥‥俺は途中まで気づかなかったんだけど、加護の姿がなかったようでして。終了時に報告された話によると、辻同様感極まりすぎてステージに戻れなかった、と。確かに彼女もかなり酷い泣きっぷりだったけど、立てなくなる程だったか‥‥後でDVDが出たら確認し直そう。結局最後の最後は12人になったモーニング、ハローとしても総勢40人‥‥ホントの最後に歌われたのは "でっかい宇宙に愛がある" でした。矢口は泣き崩れて歌にならない状態。それを優しく包み込むように支える中澤‥‥安倍のラスト公演が何故モーニング娘。としてのライヴじゃないのか!?と疑問視する声が多いけど、俺はハロコンで正解だったように思います。多分、モーニング娘。の残された14人だけじゃ、「安倍なつみ、卒業」という現実を抱えきれなかったんじゃないかな、と。中澤や後藤といった元メンバー、モーニングのツアーでいつも一緒になるカントリーやココナッツの面々、そして古い付き合いとなる稲葉といった顔馴染みが多い中で彼女を送り出すのが、「モーニング娘。の顔」だった安倍にはピッタリだったのかもしれない‥‥今はそう思ってます。勿論、これに同意してもらおうとは思わないし、人それぞれ思いや考えは違うだろうからさ‥‥否定だけはして欲しくないな、と。俺も他人の考えを否定するつもりは毛頭ないけどね。

  最後の最後、一番最後の「愛とな~る!」のフレーズが終わった瞬間。全てが終わった‥‥ある意味、「世界の終わり」。あるいは「夏休みの終わり」‥‥俺にとっての「永遠の夏休み」が終わりを告げようとしてるのかもしれない‥‥そんな寂しさが、いきなり襲ってきて、再び涙が‥‥メンバーがひとり、またひとりと去っていき、最後にステージ上に残ったのが安倍、飯田、矢口、そして中澤という1~2期メンバー。もしこの日、保田が参加してたら間違いなくこの中にいたはず‥‥6年間、戦い抜いた戦友、ライバル、親愛なる家族。いや、そんな陳腐な言葉じゃ言い表せない程の繋がりを持つ1~2期メンバーが最後の最後までステージに残ったことが、非常に印象深く、そして「ひとつの時代」が終わったことを実感させる瞬間でもあったのです‥‥少なくとも、俺にとってはね‥‥

  ステージ上に誰も居なくなっても、「なっちコール」は収まらず、更に強くなる一方。エンディングSEとして "Go Girl" のカラオケが流されたんだけど、みんなそれに合わせて普通にPPPHとか入れてるし‥‥俺はというと、ぐったりと自分の席に座り込んで、俯いたまま物思いに耽るばかり。時々涙流したりなんかしてね‥‥何で泣いてるのか、自分でも理由が判らないのにね‥‥

  約2時間半に及ぶ長丁場が終了し、会場外に出ると救急車が‥‥瞬時に「辻? 加護??」と思ったけど、結局判らず終い。そのままとぼとぼと新横浜の駅に向かい、電車を乗り継いで帰路に着いたのですが‥‥帰りの電車やバスでも「iPod」に入れたモーニングをランダムに流しっぱなし。しかもプレイボタンを押した瞬間に流れたのが、よりによって "ふるさと" だったという偶然‥‥帰りの高速バス、誰にも気づかれないようにひとり涙を流してたのはこの俺です。

  あれから2日が経ち、少しは気持ちの整理がついた俺。今思うのは‥‥別に安倍が居なくなったからといって、そんなすぐにモーニング娘。に対して興味がなくなるなんてことはなく、今日もこうやってこのレポートを書きながら彼女達の曲を、いつも通り聴いてるし。つまり、本当の意味での「答え」は、歌番組やライヴで「安倍のいないモーニング娘。」を目撃した時、初めて出るんだと思います。勿論、その時にちゃんと答えが出るかどうかは判りませんけどね‥‥いや、答えなんて最初っからないのかもしれない。ただひとつ言えるのは、ここまで来た以上、最後の最後まで‥‥今までとは違う形になるけど‥‥彼女達の最期を看取ってやろう、と。ライヴに行く回数も減るだろうし、あるいはこれが最後のライヴになって、もう二度と行かないのかもしれない‥‥その「答え」が見つかってしまったとしても、そのまま自分に嘘をついて、悲鳴をあげながら失速していく彼女達を見守っていくのかもね‥‥今はそんな気がします。

  「安倍なつみが在籍した『モーニング娘。』」はこの日を最後に完結しました。けど、「安倍なつみが愛した『モーニング娘。』」はまだ存在しています。抜け殻と言われようが、そこに存在している以上、俺は目を背けずに直視していくつもりです。その覚悟はもう十分に出来てますから‥‥。


[SETLIST]
01. 愛の園 ~Touch My Heart!~ [モーニング娘。おとめ組]
02. 晴れ 雨 のち スキ♡ [モーニング娘。さくら組]
03. Go Girl ~恋のヴィクトリー~ [モーニング娘。]
---MC [全員&辻加護卒業報告]---
04. うわさの SEXY GUY [後藤真希]
05. 抱いてよ!PLEAS GO ON [後藤真希]
06. 原色GAL 派手に行くべ! [後藤真希]
---MC [まこと&後藤]---
07. FIRST KISS [あぁ!]
08. 先輩 ~LOVE AGAIN~ [カントリー娘。に紺野と藤本(モーニング娘。)]
09. 黄色いお空で BOOM BOOM BOOM [稲葉貴子&ココナッツ娘。]
10. さらさらの川 [前田有紀]
11. エーゲ海に抱かれて [飯田圭織]
---MC [まこと/稲葉/松浦/新垣]---
12. 白いTOKYO [ZYX]
13. CRAZY ABOUT YOU [ミニモニ。]
14. 元気のない日の子守唄 [中澤裕子]
15. MI DA RA摩天楼 [メロン記念日]
16. かわいい彼 [メロン記念日]
17. 奇跡の香りダンス。 [松浦亜弥]
---MC [松浦亜弥]---
18. THE LAST NIGHT [松浦亜弥]
19. GOOD BYE 夏男 [松浦亜弥]
20. 愛あらば IT'S ALL RIGHT [モーニング娘。]
---MC [モーニング娘。]---
21. シャボン玉 [モーニング娘。]
22. ザ☆ピース! [モーニング娘。]
23. そうだ!We're ALIVE [モーニング娘。]
---ENCORE---
---MC [安倍]---
24. 22歳の私 [安倍なつみ]
---MC [娘。から安倍への送辞]---
25. ふるさと [モーニング娘。]
---MC [全員]---
26. でっかい宇宙に愛がある [全員]
---S.E. [Go Girl ~恋のヴィクトリー~]---



▼モーニング娘。『愛あらば IT'S ALL RIGHT』
(amazon:国内盤CD

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2003/11/27

後藤真希『原色GAL 派手に行くべ!』(2003)

  後藤真希通算9枚目のシングルとなる「原色GAL 派手に行くべ!」。古くからのファンはこれを聴いていろいろ思うことがあるんじゃないですかね‥‥恐らく誰もが思い浮かべるであろうことだとは思いますが、ここでも敢えて書いてみたいと思います。

  タイトルナンバー "原色GAL 派手に行くべ!" という曲は、明らかにプッチモニでの後藤を意識して作られた(あるいはアレンジされた)楽曲だと思うんですね。イントロやエンディングでの布袋寅泰の "POISON" を彷彿させるギタープレイとリズムで「おお、ちょっとパンキッシュ!?」と思わせて(男性コーラスもそれっぽいしね)、歌い始めのサビでこれでもか!?ってくらいにキャッチーでポップでつんく♂らしいメロディを持ってくる。そしてAメロ~Bメロでの構成や挿入される「声ネタ」、これらが全て往年のプッチモニをイメージさせるようなものなんですね。いや、イメージさせるというよりもあからさまに狙ってるように感じますけどね。ちょっと素っ頓狂なんだけどカワイらしい後藤の歌い方も、"ちょこっとLOVE" や "ぴったりしたいX'mas!" といったコミカルな「女の子・後藤真希」を強くイメージさせるものだし、高橋諭一が手掛けたアレンジもプッチらしい「音のおもちゃ箱」的な騒がしいものだし(例えば松浦亜弥の一連のキラーチューンを思い浮かべてもらえば何となく想像つくでしょう)。結局空中分解してしまったかのような第三期プッチに代わり「私が引き継ぐから!」という強い意志というか力強さが存分に味わえる。恐らく今後のライヴでもキラーチューンとなるんじゃないですかね、これは。

  この曲を最初に聴いた時、そのコミカルな歌詞や振り付けも相俟って‥‥一瞬ですが、聞こえないはずの保田圭や吉澤ひとみ、あるいは市井紗耶香の歌声や踊る姿が聞こえてきたり見えてきたりしたような気がしたんですよ。ホント、それくらい「あの時代」がフラッシュバックしてきて‥‥けど、最終的にこれがただのノスタルジーで終わらなかったのは、ひとえに今の後藤が持つポテンシャルの高さのお陰じゃないかな、と。この1年で彼女は相当実力を付けたと思います。それは彼女のライヴを観たことのある人なら誰もが首を縦に振る事実でしょう。そんな1年の集大成としてこの曲を歌う。恐らくモーニング娘。卒業当時の彼女がこの曲を歌ったとしたら、ただのプッチモニ・リバイバルで終わっていたでしょう。もしかしたら「‥‥保田や吉澤がいないと淋しいなぁ」くらいの物足りなさを感じてたかもしれませんね。けど、実際には違った。それが「今の後藤真希」なわけですよ。

  一方カップリング曲 "恋人募集中" はロッカバラード調の8分の6拍子ヘヴィバラード。同じく高橋諭一によるアレンジで、ギター以外は全編打ち込みなんですが‥‥例えばBON JOVIとかAEROSMITHみたいなアメリカン・ハードロック・バンドがやりそうなロッカバラードといったイメージで、しっとりというよりは派手に歌い上げる後藤の歌を存分に味わえる1曲に仕上がってます。そういえば後藤、今回のシングルリリースに際して「そろそろバラードが歌いたかったんだけど‥‥」みたいな発言をしてたみたいですが、これを聞いて俺‥‥まぁ勝手な想像ですが、何故つんく♂が今回バラードを用意しなかったのを考えてみたんですよ。

  その前に‥‥後藤が公の場で歌ったバラード曲となると、自身のソロ曲となると昨年末にリリースされた "サン・トワ・マミー" と "君といつまでも" だけなんですよ。それ以外だと、テレビの歌番組で歌った "Who..."(浜崎あゆみ)と "Time goes by"(EVERY LITTLE THING)くらいでしょうか? これら2曲が彼女が大好きで、よくカラオケで歌う曲なんだそうです‥‥つまり「自信を持って他人に聴かせられる曲」として選んだのが、このバラード2曲なわけです。

  たったこれだけの情報で判断してしまうのは危険だというのは承知してますが、それでも言ってしまうと‥‥ほら、よく「俺/私、歌そこそこ上手いのよ。自信あるんだ」って他人に言い回る人程、勝負曲って感情を込めて歌い上げるバラードだったりしません? 今回の後藤の発言を耳にした時、そしてつんく♂が未だにバラードらしいバラードを彼女に用意しない事実に気づいた時、これを思い出したんですよ。

  言い方は悪いですが、今回の後藤の「そろそろバラードが歌いたかったんだけど‥‥」云々の発言って、考えようによっては「この1年でミュージカルもやった。ツアーも2回もやって大成功した。今のワタシ、相当イケてるんじゃない!?」ってな風にテングになりつつあるんじゃなかろうか、と‥‥いやいや、そんなことはないとは思ってますが。「今のワタシがバラード歌ったら、スゴイんじゃない!?」みたいな風に思ってたとしたら‥‥そりゃつんく♂も「まだまだや!」って焦らしますよね? 俺がつんく♂だったら焦らすもん、絶対に。シングルではまだ2~3枚先まで切らないと思う。アルバム用には‥‥微妙なところですね。来年1月末に待望のセカンドアルバムがリリースされるそうですが、今年リリースしたシングル4枚("うわさのSEXY GUY"、"スクランブル"、"抱いてよ!PLEASE GO ON"、"原色GAL 派手に行くべ!")を軸として、どこまで音楽的な枠を広げていくのか。ファーストアルバム「マッキングGOLD (1)」が非常に幅の狭い、遊びの少ない作風だったことを考えると、今回はバラードもありえなくないんだけど‥‥さて、どうなるんでしょうね?

  今回何故つんく♂がこういった楽曲を用意したか、それは本人にしか判りませんが‥‥きっと今年1年頑張った後藤に対する彼なりのご褒美みたいなもんだったんじゃないですかね? 今年最後の日に、ソロとしては初めてとなる紅白歌合戦があるし、年末年始の音楽番組にもいろいろと出演するでしょう。そこで歌い上げるような綺麗なバラードを用意するのではなくて、あくまで「後藤とバカ騒ぎしようぜ!」的な脳天気チューンを持ってくる。松浦だったり藤本美貴の場合は年末のリリースでは毎回ミディアムスロウ・ナンバーを用意してきましたが、あくまで後藤は後藤、そのシステムに則る必要はないわけです。「最も後藤らしいやり方で最高の1年を締め括る」‥‥そういう意味では、本当にピッタリで、そしてもってこいの1曲だと思います。その代わり、今後の伏線ともいえるようなロッカバラードをカップリングに用意して、しっかりと彼女の今現在の実力まで見せつける。十分じゃないですか!

  売れる/売れないは別として、俺はこのシングル大好きですよ。2曲ともバランス取れてるし。俺の中ではかなり上位にランキングするシングルですね。

  ま、この "原色GAL 派手に行くべ!" で紅白に挑むとは思いませんけど、それでも‥‥おめでとうございます!ってことで。ねっ?



▼後藤真希『原色GAL 派手に行くべ!』
(amazon:国内盤CD

投稿: 2003 11 27 01:00 午前 [2003年の作品, ハロー!プロジェクト, 後藤真希] | 固定リンク

2003/11/23

HELLO! PROJECT SPORTS FESTIVAL 2003 IN TOKYO DOME ~日本の女の子は、音楽と体育です。~@東京ドーム(2003年11月22日)

 うーんと、運動会です。正直レポートの必要があるのか、そしてその需要があるのかどうか書いてる本人にも判りませんが、まぁ形として残しておきますか。来年もあるだろうし、その時の参考にでもなればなぁ、と。

  凄いですよね、今年は。大阪ドームと東京ドームで各1回、しかも両方ともそこそこ入っていたようだし。俺が行ったのは東京ドームだったんですが、所謂スタンド席が8割前後埋まってた感じでしたしね。野球の時と同じような感じで、アリーナ部分(ま、野球のグラウンドですけどね)を運動会用のグラウンドとして使用するので、アリーナ席一切なし。それでもフルで入れば5万5千人とかでしょ、東京ドームって。仮に7~8割入りだとしても‥‥ほぼ4万人前後(一応公式発表は約4万5千人。本当だとしたら上出来すぎ)。チケット代が通常のコンサートよりも安く抑えられ(通常のハロー!プロジェクトだと7千円強。今回は3,800円)、ハロー!のメンバー勢揃いでしかも最後にはライヴまでやるという豪華振り。そりゃいつも行かない(行きたくても行けない)ような親子連れやカップルなんかも行くでしょう(実際、結構目についたしね)。

  で‥‥競技の感想とかも聞きたい? じゃあちょっとだけ書きますわ。各種目毎に箇条書きしてきますね。

<<開会式>>
・横一列に総勢44名(キッズが1人風邪で欠席)が並ぶ。思ったよりも圧倒感なし。
 ドームがデカイから?
・ミキティ、相変わらず足をブラブラしてるし(それを双眼鏡で確認する俺)
・小川、辻、藤本辺りに目が常に行ってました。つうか観てて面白いし
・個人的な趣味から言わせて貰うと、完全にブルーなんですよね今回。
 あ、矢口はオレンジ‥‥
・ごっつぁん、髪切った?
・何で斎藤さんだけジャージ着てるの?(怪我して競技は欠場)
・久し振りに圭ちゃんを生で観て、一安心。元気そうだウン。
・双眼鏡で端からズラーッと眺めてると、みんな細くて華奢なのね。
 薄着になって改めて思った。
・そんな中、小川と加護とよっすぃーは(ry
・嫌でも目立ちます、遠目に見るとこの3人は。

<<60M走(予選)>>
・4人くらいずつで一組。最初の方にキッズなんだけど、何故か第1組に道重の姿が‥‥
・更に第2組になっちが。スタートの仕方が「めちゃイケ」同様で、みんなバカ受け
・中盤で、矢口の出番。走り出した途端に足引きずり始め、そうとう苦しそうに。
・歩いてゴール後、スタッフにおぶられて運ばれる矢口。場の空気が凍り付く。
・その後、柴田も走ってる途中から足を引きずり始め、同様に引っ込む
・柴田は次の競技の頃には戻って来るも、矢口はいつまでも戻らず。かなり凹む俺。
・競技の方は、辻ちゃん圧倒的な勢い。つうかこの組はみんな早かった。
 実際ここの組は全員決勝に残る程のハイレベル。

<<80Mハードル(予選)>>
・競技出場者の数が一気に減る。半分くらいか?
・元々少なかったのかもしれないけど、60M走で足挫いたりして負傷者が多数発生
・そういえばここでアヤカやよっすぃー、ゆきどんも出てないか怪我したわ
・みうなの頑張りが観てて気持ちいい。高感度アップ。
・そのみうな、転びっぷりもスター級。ホント印象が良くなったよ、この日1日で
・そういえば結構な人数が足にサポーターなりテーピングをしてるんだわ。大丈夫か??
・結局、矢口&柴ちゃんショックを引きずったまま、気が気じゃなくて殆ど記憶なし
・出場者が減ったせいで、最後の組が圭ちゃん&あさみってのは覚えてます
・圭ちゃんオンステージでしたね

<<とび箱・選手権>>
・ルール改正。大阪で8段飛べた人のみ参加
・また大阪では12段までしか用意されてなかったのが、15段までに増えていた
・8段スタートで脱落者が一気に増え、余計な時間が省かれ観ててだれなかった
・11段辺りで青は石川・松浦・藤本・辻、オレンジはみうなのみ
・松浦・藤本・辻のスリーショットで「ハワイヤ~ン娘」やってた。正直萌えた
・12段クリアしたのは石川と松浦のみ。展開的に面白くてたまらない
・松浦、自分の番の時は「あ~ややっ、オイッ!」って自ら客を煽るのな。さすがだわ
・13段はふたり共クリアならず。悔しい松浦、ちゃんと1位を決めさせろと抗議
・結局もう1回チャンスを与えられるもクリアできず、同時優勝という形で終了
・梨華っち、太股にサポーター(湿布?)してるのに大健闘。マジ嬉しそう(俺が)

<<800M混合リレー>>
・当初は「1500M持久走」だったものの、大阪でのトラブル(辻が過呼吸で倒れる)が
 原因で、急遽ひとり50m(キッズは25m)のリレーに変更。
 こういう臨機応変さが欲しかった
・確かこの頃だったと思うけど、ようやく矢口がベンチに戻ってきたんだけど‥‥
・怪我した足、包帯か石膏みたいな白いので完全に固定されてるのな‥‥痛々しい
・ここで亀井も怪我したみたいで、その後はジャージ着てベンチ組に加わる
・‥‥で、どっちが勝ったんだっけ?(矢口にばかり目が行ってレースに感心なし)

<<80Mハードル(決勝)>>
・誰が出たんだっけ? あ、ミニモニ。から加護抜きともうひとり、か‥‥
・高橋、辻、ミカが上位3人に。ってミニモニ。だし
・勝利者インタビュー時の高橋、興奮してて何言ってるか聞き取れず
・唯一聞き取れたのが「金だぞー!」ってのが、高橋らしい、か‥‥
・いや、基本的にこの日のインタビュー関係、音量低めで全然聞き取れないし

<<騎馬戦>>
・矢口が一番楽しみにしてたのに‥‥残念
・ハロー!のメンバーは馬の一番前と上のみ、馬の両サイドは女子学生のバイト
・2勝した方が勝ち。1回目はオレンジの圧勝。青よ、大将を守らんでどうする!?
・2回目、最初はみんな動かずに睨み合い。その後、動きが‥‥
・石川組がオレンジ大将に掴みかかるも、何か揉めてる感じ。その間に青大将やられる
・石川、猛抗議。久々の黒チャーミーに、観てるこっちが大興奮。マジ切れなんだもん♪
・結局先に石川の旗が取られてたってことで、抗議認められず
・青大将の中澤も「大阪でチャンスを貰ってるんで、潔く負けを認める」と。かっけー
・キレ気味の石川を、気持ち面白がってる黒ミキティ。あんたサイコーだ!

<<フットサル>>
・大阪では1点も取れずに惨敗。念願の得点なるか!?
・この日のキーパーは辻。前回過呼吸&捻挫で出場できなかったので、気合い十分
・が、開始後1分少々で失点。つうか動き悪すぎ<ハロプロチーム
・熟練者と素人の差、歴然。ハロプロ側はドリブル時、誰も前を見て走ってないのな。
 みんな足下のボールしか見てない。だからパスも無理、シュートも不自然。あちゃー
・そんな中、初得点は我らが梨華っち!この日一番の大歓声。俺、泣きそう
・前半終了時で6対1くらい。とにかく相手、手抜きすぎ。シュートわざと外すし。
・後半、何とかあさみがもう1点取り返すも、9対2で終了。
・辻のキーパー振りが素晴らしかった。ボールや相手に物怖じしないし
・逆に相手チームが顔とか蹴らないように気使ってたような感じ。そりゃそうだわな
・結局よっすぃー、いいとこなし
・あと北澤、ガムクチャクチャはやめなさいって。監督がそれ、みっともないから

<<60M走(決勝)>>
・大阪では準決勝があって決勝だったのが、やはり選手の負担を減らす為削除
・キッズ込みで好タイム順に上位6人で一発勝負
・後藤と辻の一騎打ちといった感じで、ホント最後まで接戦。ゴールもほぼ同時
・ゴールした瞬間、後藤が倒れ込み、座ったままうなだれてる。周りをスタッフが囲む
・結局そのまま動けない後藤を数人で抱えて引っ込む。ご、ごっちん‥‥
・レースは0.02秒差で辻の勝利。おお、ののたんっ!
・ホントに嬉しそうなんだけど、表彰台には後藤の姿はなく‥‥(肉離れだそうで)
・大阪での雪辱を晴らし、満面の笑みの辻。あんたサイコーだよっ!

<<混合大リレー>>
・最後の競技。生き残った(涙)メンバー全員で大リレー
・気づいたら矢口、足の包帯?を取って立って応援
・そのプロ意識というか頑張りにマジでもらい泣きしそうになった俺
・4チーム(青・オレンジ各2チーム)に別れて競争。結局オレンジ1,4位、青2,3位

<<表彰式>>
・最終的に青の圧勝。大阪ではオレンジの圧勝だった。負傷者の数がモノを言った?
・最も印象に残った選手(MIP)に石川、あさみとキッズが選ばれる
・石川マジ泣き。本気で頑張って最後に気が緩んだか
・で、俺も泣くわけだが
・その他、審査員特別賞で高橋、松浦、なっちが選ばれる
・まさか自分が呼ばれるなんて思ってもみなかったなっち。矢口に言われるまで気づかず
・MVPには満場一致で辻ちゃんに。副賞として「産経新聞1年分」という最高のオチが
・辻ちゃん、これで来年はバカ女克服できるか!?

<<その他詳しい結果は>>
こことかこことかここら辺に競技結果等が全部載ってます。

<<スペシャル・ライヴ>>
・運動会開始が13時半、表彰式終了が17時半を大幅に回った頃。明らかに押し気味
・結局ライヴは18時10分スタート。ミニモニ。以外は全部ショートバージョンです
・しかもリップシンク(口パク)でな!
・コンサートではなく、あくまで運動会用の音響設備な為、音量メッチャ小さい
・PPPHが入ると全然聞こえない。だからBメロが判らない新曲多数
・けどキッズ絡みのユニット(ZYXやあぁ!)の時は比較的静か。安心して聴けた
・ドーム特有の「時差」のせいで、オイオイいったりPPPHがずれてて気持ち悪い
・さくら組はハンドマイクで歌ってた。ヘッドセットなくても違和感なし
・おとめ組は道重が面白かった。いや、いろんな意味で
・この日一番の飛び道具、「保田圭+6KIDS」。ひとり休みで正確には5KIDSでしたが
・この日の為に保田ソロバージョンの "ちょこっとLOVE" を録音したのか!?
・何か‥‥痛々しかった、いろんな意味で
・一塁側ベンチから裕ちゃん登場。思いっきりドレスアップしてるし
・あーやっと "GET ALONG WITH YOU"、ライヴで聴けると思ったら口パクか
・ZYXは矢口がダンスに参加せず、立ったまま歌い覆ってました。泣けた
・新曲 "白いTOKYO" は前作とは打って変わってポップな印象。かなり好み
・ミニモニ。の口パクは今に始まったことじゃないので割愛
・後藤は三塁側ベンチからスタンドマイクで登場
・新曲 "原色GAL 派手に行くべ!"。これって‥‥プッチモニ!?
・バカっぽい振りが最高。エアギターとかしてるし
・曲はやっぱり‥‥プッチだよなぁ、これ。ま、全然アリですけどね
・"手を握って歩きたい" では再びキッズが加わるも、やはり3人(通常は4人)
・肉離れの後にも関わらず、手抜きなしのステージング。やっぱ後藤と矢口は凄いわ
・休憩タイムとなってしまった、あぁ!。やっぱり今年一番の名曲
・カン紺藤新曲、生歌で聴きたかったなぁ(特にセリフ部分)
・ゆきどんはジャージで一塁側ベンチ前で熱唱。でも(多分)口パク
・飛び道具その2は稲葉貴子とココナッツ娘。による "宇宙でLa Ta Ta"
・これも運動会用に録音し直したんだろうなぁ。久々の稲葉ソロなのに‥‥
・アヤカが足負傷の為、椅子に座って歌ってました
・メロン記念日新曲、"かわいい彼" をこの日初めて聴く
・が、PPPHうるさくて、Bメロ殆ど聞き取れず
・言われてる程ユーロビートっぽく感じなかった。悪音曲のせい?
・世のメガネっ娘好き、安心しなっ!村っちは今回もメガネで歌うよっ!!
・いや、俺はどっちでもいいんだけど
・松浦、一塁側ベンチから登場、"THE LAST NIGHT" を(口パクで)熱唱
・「冬がはじまる~」前のブレイク、見事にタイミング合ってましたね(口パクなのに)
・その後 "Yeah!めっちゃホリディ" なんだけど、またキッズがバックで踊る
・やっぱり煽りの「イエ~イ!」はキーが低いです。脱力
・モーニング娘。は四方からメンバーがバラけて登場。全員金ピカ衣装
・最初は "ここにいるぜぇ!"。正月ハロコンと同じ前奏が長いバージョン
・矢口・吉澤の負傷組は前方で大きな動きなしで歌う(真似)
・人数多い分、円を描くように大きく散れるのがいいよね、こういう会場だと
・2曲目は "シャボン玉"。音が悪いせいで全然盛り上がれず
・つうか低音利いてないし音量小さいしショボイしで、全然ノレないし
・最後はお葬式の歌。やっぱりハンドマイクで歌っても違和感ないじゃん
・終わると出演者全員が再登場。裕ちゃんが挨拶し、グラウンド1周して終了
・スタート時13時半(真っ昼間)、終了が19時半(真っ暗)‥‥
・この密閉された空間にヲタ4万5千人。あ、一般客もいるから、さっ引いて3万程度か
・‥‥冷静に考えたら、キモチワルイよな、このシチュエーション


[SETLIST (live only)]
01. 晴れ 雨 のち スキ♡ [モーニング娘。さくら組]
02. 愛の園 ~Touch My Heart!~ [モーニング娘。おとめ組]
03. ちょこっとLOVE [保田圭+6KIDS]
04. GET ALONG WITH YOU [中澤裕子]
05. 白いTOKYO [ZYX]
06. CRAZY ABOUT YOU [ミニモニ。]
07. 原色GAL 派手に行くべ! [後藤真希]
08. 手を握って歩きたい [後藤真希]
09. FIRST KISS [あぁ!]
10. 先輩 ~LOVE AGAIN~ [カントリー娘。に紺野と藤本(モーニング娘。)]
11. 東京きりぎりす。 [前田有紀]
12. 宇宙でLa Ta Ta [稲葉貴子&ココナッツ娘。]
13. かわいい彼 [メロン記念日]
14. THE LAST NIGHT [松浦亜弥]
15. Yeah!めっちゃホリディ [松浦亜弥]
16. ここにいるぜぇ! [モーニング娘。]
17. シャボン玉 [モーニング娘。]
18. Go Girl ~恋のヴィクトリー~ [モーニング娘。]


  というわけで、以上レポート終わり。他にも書くべきことはあるんだろうけど、大体こんな感じです。本当ならジャニーズの運動会にも行って、それと比較したレポートとか書きたかったんだけどね!(いやマジで。実際何人かに「是非やって欲しい!」ってリクエストされたし)ま、それはいつか機会がありましたら‥‥

  とりあえず、運動会は見てて辛くなるシーンが沢山あったものの、全員が本気で競技に挑んでいたのがちゃんと感じられたし、実際フットサルでの得点シーンとか辻ちゃんのMVPとか感動する場面は幾つもあって、余程斜に構えて冷めた見方をしない限りはそこそこ楽しめる内容だったのでは、と思います。ま、UFAらしいダラダラ/グダグダな場面も同時に沢山あったわけですが‥‥それは今更言ったところで始まらない気もするし(UFAだしな)。けど、例えば大阪での1500M持久走での失敗とか選手への負担(60M走の予選・準決勝・決勝)等見直せる所は見直せてたし(かといって混合リレーが2回もあるのはどうかと思ったけど)、やっぱ他の企業やスポンサーが絡んだ分、いつもよりも手際は良くなってたのかもしれませんね(ほんのチョットだけな)。

  つうわけで、来年ですが‥‥微妙。競技は面白かったけど、歌はいらない。18曲というボリュームはハロコン並みだけど、全曲口パクって‥‥そりゃね、競技で疲れた後にちゃんと歌えないだろうっていう配慮は判るんだけど、だったらボーカルの音量をほんのちょっと下げて、歌入りバックトラックと両方使うとかの工夫の方がよかったと思うのね。完全に口パクは客をバカにしすぎだと思うわ(いや、もしかしたら実際には俺が書いたようにマイクのボリューム、ちょっとだけ入ってたのかもしれないけどね。残念ながら俺がいた2階席後方ではその判断もつかない位に極悪サウンドだったもんで)。ま、ライヴはあくまで「オマケ」です、と言われてしまえばそれまでですが‥‥

  はい、来年の参考になりましたか? ま、一回行ってみるのもいいかもしれませんねっ!



▼モーニング娘。『Go Girl ~恋のヴィクトリー~』
(amazon:国内盤CD

投稿: 2003 11 23 01:56 午前 [2003年のライブ, ZYX, あぁ!, カントリー娘。に紺野と藤本(モーニング娘。), ハロー!プロジェクト, ミニモニ。, メロン記念日, モーニング娘。, モーニング娘。おとめ組, モーニング娘。さくら組, 中澤裕子, 後藤真希, 松浦亜弥] | 固定リンク

2003/09/07

後藤真希 コンサートツアー2003秋 セクシー! マッキングGOLD@市原市市民会館(2003年9月6日 夜公演)

  今回何故後藤真希の市原公演に足を運んだかというと、理由は幾つかあって、

①前回の春ツアーが絶賛に値する素晴らしいものだった
②ネット上にセットリスト等の情報が出回る前の、初日を観たかった
③単にメロン記念日が観たかった

‥‥え~っと、③ですスミマセン。冗談はさておき、6月の厚生年金会館が非常に素晴らしかったため、また秋も観たいと思ってたんですよ。で、東京公演にしようかなと考えてたんですが‥‥どうせなら初日を観よう、と。いつもセットリストを先に知ってしまうんで、ライヴ観てても「ああ、次はアレだな」とか先が読めちゃうからねぇ‥‥真っ新な初日を観れば「次は何を歌うんだ!?」っていうワクワク感が味わえるじゃないですか。だからね、ちょっと無理して市原まで行ったわけですよ。昼公演ではなくて夜公演を選んだのは特に理由があるわけではなくて、単により良い席が取れたのがたまたま夜公演だったという、ただそれだけ。6列目、殆ど完全に右側。隣は花道というそんな位置。ああ、ここまでごっちんやメロン記念日のメンバーがやって来るのか‥‥とか始まる前からワクワクしてね。正直冷静を保っていられるかどうか‥‥

  そんな感じで開演を迎えた俺。開演時間5分前に、それまで客入れS.E.として鳴っていたR&B調のダンスミュージックから、急に厳かなシンセサウンドが‥‥あっ、QUEENの "One Vision" だっ!! 偶然にもこの日、会場に向かう車中でこの曲から始まるQUEENのライヴアルバム「LIVE MAGIC」を聴いていたんですよ‥‥恐るべき偶然。イントロの段階で既に客、総立ちでオイオイ合いの手入れまくり。何もフレディ・マーキュリーの声に合わせてオイオイやらなくても‥‥

  曲がクライマックスを迎え、同時に音量もドンドン大きくなっていき、最後の「One Vision!」のコーラスが終わった瞬間に暗転、オープニングS.E.と共にスクリーンには後藤の幼い頃の写真が‥‥か、可愛い‥‥って別に俺、幼女好きとかそんなんじゃないですよ!(ここは力説)で、ある程度の年齢の写真が来て、最後に今の写真。ここで大歓声。そしてメロンの写真。最後にツアータイトルが‥‥それに合わせるかのように、聴き覚えのあるシンセの音が。おお、何といきなり"愛のバカやろう"、しかも「trance trip version」(シングルにc/w曲として収録されたトランス調リミックス)のイントロだよこれ! スゲェ、マジでビビッた。スクリーンには相変わらず後藤のシルエットだけ映ってて、曲に合わせて踊ってるんですよ。で、歌に入るところで舞台後方の高台から後藤がせり上がってくるという仕掛け。曲もここで普通のシングルバージョンのアレンジに。トランスリミックスはイントロだけでした。けどこれはちょっと意外性が感じられて個人的には嬉しかったな。後藤の歌はまずまずといった感じで、曲が弾けたタイプじゃなくて歌い上げるタイプなのだけど、まだ本調子かどうかの判断はつかず。そして2曲目にこれを持ってくるか!?という反則技、"やる気!IT'S EASY"。残念ながらメロンのバックダンスはありませんでした。後藤は完全にひとりで歌い切る。とにかくいい笑顔。

  2曲立て続けに歌った後、ようやくMCに。今日からツアーが始まったよ、パワー全開で行くからねーといった感じでしょうか。相変わらず「言わされてる」というよりも「自らの言葉で語ってる」といった印象は強いですね。うんうん、今日もいいライヴになりそうだ。

  3曲目は"溢れちゃう...BE IN LOVE"アルバムバージョンの方。ステージの真ん中にある中段舞台の床が回転するようになっていて、後藤が歩きながらダンスするんですが、床が動いてるもんだからまるでムーンウォークでもしてるかのような錯覚を受けたりして。いろいろセットも工夫されているようです。そして‥‥またまたこの位置にこの曲!?という"晴れた日のマリーン"が登場。ホント、セットリストの組み立て方が前回と完全に変わってて、初めて観るこちらとしても全然先が読めなくて。マジでドキドキしながら楽しんでましたよ。ここで舞台の左右にある花道に‥‥あ、目の前にごっちんが‥‥死にそうになった。マジで死ぬかと思った。とにかく、思った以上に小さいのな、後藤。更に細いし。けど足の筋肉しっかりしてるなぁ、とか。ってどこ観てるんですか俺。とにかく死にかかった。それだけはマジ。次来たらマジで命がないね俺。

  最初のクライマックスを迎えた後、前回同様スクリーンに絵日記調のアニメが。天気がいいんでピクニックに行こう、で自転車に乗りたくなったから借りよう、とかいうような感じで最後にオチがあるという‥‥ってこれだけじゃ意味判らないよね? 後はご自分の目で確かめてください。

  自転車が出てきたってことは、もしかして‥‥と思ってたけど、その予感は本当に的中。ずっとライヴで聴きたかった"特等席"のイントロがっ! すると舞台袖左側から、自転車に乗った後藤が‥‥っ! 普通に走ってきて右側で自転車停めて、籠に乗せてたマイクを持って歌い出すという‥‥前回のゴンドラ式ブランコに続くギミックというか見せ場‥‥なのかな? ファンならきっと「慢性的に萌え萌え((C)ムガさま)」なんでしょうね。気持ちは痛い程判る‥‥俺もまた死にかかったからさ(!)。舞台の段差に座ったりしながら歌うんですが、とにかくそれまでのアクティブな後藤とは正反対の、可愛らしい後藤を上手くアピールした1曲だなぁと。そして追い打ちをかけるように"手を握って歩きたい"ですよ。で、ふとここで気づくんですが‥‥ここまで、ずっとひとりで歌ってるんですよね。前回ならメロンがバックダンサーをしたりして華を添えてたんですが、今回は完全にひとりで歌い切ってる。ま、これはまた後で述べるので一旦この話は終わり。

  歌い終わると再びMC。シチュエーションコント風のMCなんですが、途中でメロンの4人がやっと登場。後藤の家にやって来るという設定らしく‥‥って説明は省きます。ホント、MCとかネタはこうやって書いてみると、面白味が上手く伝わらないと思うんで(単に俺の文章力不足なわけですが)。11月頃までツアーは続くと思うんで、どこかの公演で実際に目にするか、いずれリリースされるであろうDVDで確認してください。

  で、ここでオチと次の曲名をひっかけるわけですが‥‥そのタイトルが後藤の口から発せられた瞬間、頭が真っ白になりましたよ‥‥"未来の扉"って‥‥モーニング娘。のファーストアルバム「ファーストタイム」に収録されている、特別有名というわけでもない地味な1曲。後藤が加入する1年以上も前に発表されたこの曲を、メロンと一緒に嬉々として歌うわけですよ。2コーラス目をカットしたショートバージョンでしたが、それでも十分。歌い終わると「後藤が好きな曲を歌いました」と。本当に自分で選んだのか、それとも「言わされている」のかは判らないけど‥‥多分加入後のツアーで歌っていたはずだから、本当に好きだとしても何ら違和感がないわけで。けどなぁ、意外な曲を意外な人が歌うもんだから、ホントに驚いた。これだからセットリストを全く知らないでライヴに行くのは面白いんだよなぁ! これから行くって人でここ読んじゃった人、ご愁傷様でした。

  ここでメロンタイム。最初は来週リリースされる新曲"MI DA RA 摩天楼"のフルコーラス。まだ「Mステ」で歌ったのしか聴いたことなかったんだけど、これ楽曲として単純に好き。メロンぽくないという声も聞こえてきそうだけど、そもそも「メロンらしさ」って何さ? 第一このグループ、過去10枚のシングルどれもがてんでバラバラなタイプの楽曲じゃないの?‥‥ってこれ以上は近々やるレビューで書くとして。うん、歌パートも柴田あゆみメインなんだけど、それに匹敵するくらい斎藤瞳のパートが多いような。これもROMANS効果か? 村田めぐみのメガネも気になるし、大谷雅恵の腹(略)

  続いて"チャンス of LOVE"のショートバージョン。この曲はフルじゃなくて正解。6月の厚生年金会館の時はいきなりこの曲のフルバージョンから始まったもんだから、ちょっと‥‥って感じたし。で、今回のメロンはもう1曲あるんですよ! ここで各メンバー水を飲んだり衣装を脱いで軽装になったりして、最後は名曲"This is 運命"フルバージョン! しかもメロン、しっかりステージセットまで使っちゃってるのね。舞台中段(回転する舞台)が上方にせり上がってくのよ、KISSのドラムセットみたいに! 実はね、最初メロンが新曲を歌ってる時、客のリアクションが薄くて焦ったのよ。「あれっ、後藤ファンだけなのか!?」って。そしたら単に新曲が浸透してなかっただけで。次の2曲の盛り上がりはハンパじゃなかったし、特に"This is 運命"の盛り上がりは完全にメロン単独コンのそれでした。俺もこの日一番の盛り上がりを見せるわけです。ごっちんコンにも関わらず。

  メロンは完全に自分達の役割を、今出せる限り精一杯の力でそれを演じきりました。本当にいいグループになったもんだ。

  この熱いノリをそのまま受け継ぎ、後藤再登場。前回のツアー1曲目だった"うわさのSEXY GUY"。オープニングのサビを歌い終えると、舞台後方からジャンプして飛び出してくるという仕掛けが。とにかく今回、いろいろ工夫されてますね。今回は羽根は付いてませんでした。けど間違いなく女神。ありゃハンパじゃないね。そのまま"SHALL WE LOVE?"アルバムバージョンを歌った後に、また信じられない曲のイントロが鳴るわけです。聴き覚えのあるアコギのストローク。そう、俺が「3rd -LOVEパラダイス-」で一番好きだと言っても過言ではない1曲、"くちづけのその後"ですよ! うわーっ、モーニングの曲、今回は2曲も歌うのかよ!! じっくりこの曲を聴いてたんですが‥‥何かね、後藤の歌い方とか動きとか表情が、完全にモーニング時代のそれに戻ってるのね。ソロの曲の時は完全に「ソロシンガー・後藤真希」なんだけど、モーニングの2曲を歌う時は間違いなく「モーニング娘。の後藤真希」に戻っちゃってるのよ。勿論これは批判ではないですよ。むしろ嬉しいのよ、俺としては。ああ、どれだけ時間が経っても後藤は「モーニング娘。のメンバーだった後藤真希」なんだなぁ、本当にモーニングが好きだったんだなぁ、って。そんな事を考えながらこの曲に耳を傾け、そして後藤を暖かい眼差しで見つめていたのでした。こういうのを聴いちゃうと‥‥来年の今頃はきっと、安倍なつみも自身のソロコンサートで初期の曲をバンバン歌うのかなぁ、なんて考えてしまうわけですよ。中澤裕子も自分のライヴで初期の歌を歌ってるわけだし。そうやって巣立っていったメンバーが歴史の一片を引き継いでいってるんだなぁ‥‥

  多少感傷的な気持ちだったところに、後藤の煽りが入り、"盛り上がるしかないでしょ!"がスタート。ライヴのクライマックスに相応しい煽り系ロックナンバー。イントロや中盤のシンガロング・パートがCDの倍くらいに引き延ばされてて、一緒に盛り上がるに相応しいアレンジになってます。後藤も右に左にと走りまくり、歌もちょっと突っ込み気味になったり。そして最高潮のところにドロップされたのが、本編最後の曲となる最新シングル"抱いてよ!PLEASE GO ON"。1曲目がこの曲じゃなかった時点で、多分ラストなんだろうなぁ‥‥って思ってたら、本当に本編ラストでした。とにかく今回のライヴ、セットリストの組み立て方が上手い。曲も何だかんだいって沢山あるんだもんなぁ、後藤。アルバム曲もカットされ、前回歌われたシングルC/W曲もカットされてもまだ歌える曲がある。モーニングの歌もあるんだもん。この辺が松浦亜弥にもメロンにもない強みでしょうね。ごっちんコンが最強なわけ、よく判ったわ。残念ながらこの曲でのバックダンサー出演はなし。そう、ここまででメロンがバックダンサーやコーラスを務めたのはたった1曲のみ。前回のツアーは「初の単独ツアーだし、メロンと一緒にライヴを作り上げて盛り上げる」といった印象だったのに対し、今回は「あくまで『後藤真希』というひとりのシンガー」がメインとなるライヴ。確かに不安要素の強かった前回に対し、今回は「春ツアーの充実・大成功」という結果がまずあるわけ。そしてそれが後藤にとっても大きな自信になっていると。そういう意味では今回のツアーこそが後藤の真価を問うべきものになるんじゃないでしょうか? 最後まで観て、とにかくそういう印象を強く受けました。

  本編を終え、アンコールを求める声。すぐにステージに戻ってくる後藤。白い衣装を着た彼女は、あの名曲のタイトルを口にします。そう、シングルのC/W曲なのに既にライヴでは定番となりつつある"LIKE A GAME"。となると‥‥ああ、よかった。メロンも登場してくれた。この曲は春コンでもメロンがバックダンスを務め、後半にダンス合戦があるんですよ。今回もそんな感じなんですが、春とはちょっとフォーメーションが変わってたかな。それに後半のダンスバトルが短かったようにも感じられました。更に曲のテンポもちょっとゆっくり‥‥かな? なんか春コンの時はもっとアッパーな印象を受けたんですが。いや、悪くなかったですよ。アンコールだし終盤だし、そろそろ体力的にも‥‥って思ってたんだけど、全然そんな風には感じられませんでしたね、後藤のダンス。うん、良かった。

  で、ここでメロンが引っ込んでMC。市原は3年半振りくらいだという話を始めました。モーニングに入り立ての頃のツアーでこの会場でコンサートをやって、その時に保田圭の母親がモーニングのメンバーに、とおにぎりを作ってきてくれて、それが本当においしかったなぁってのを会場に着いて思い出しました、という話。モーニングに入った頃は13才だった後藤がもうすぐ18才になり、まさかここでこうやってソロでライヴを出来るようになるとは夢にも思わなかった、本当にみんなの応援のお陰ですありがとう‥‥といったようなことを話してたと思います。とにかく後藤、最後まで「自分の考えたことを、自分の言葉で語ってる」ように感じられました。やっぱり自分で考えてるんだよな、うん。だってあと1曲で終わりだっていうのに、随分と長々喋ってたもん。

  そして最後の最後は、既に名曲の仲間入りしたといってもいいであろう"スクランブル"。そうか、こういう終わり方もいいなぁ。本編はアッパーで攻撃的な曲で終わって、アンコールラストは明るくて大きなノリを持ったこの曲で終わる。後藤の二面性を見事に打ち出した選曲ではないでしょうか。最後のフェイク部分は何度聴いても鳥肌立つね。うん、最後までよく声が出てたと思います。

  というような感じで約100分に及ぶツアー初日の夜公演は無事終了。歌詞を間違えることもなく、また大きなハプニングもなく初日を終えることができました。

  何度も書くように、とにかく意外性の多いライヴだったなぁ、と。セットリスト知らなかったら本当に驚く内容だし、また選曲も本当にいいし、更にセットリストの組み立て方も上手い。考えてみると、"赤い日記帳" も今回は歌ってないんだよね。ホント、それだけ「歌うべき曲」「歌いたい曲」がまだまだ沢山あるってことでしょう。個人的にはもう1回、内容を完全に知っていても楽しめるライヴだと思いますね。

  ただね、後藤の調子はまだまだ本調子といったところまでは行ってないようにも感じられました。7~8分咲き、といった感じ。やっとエンジンがかかりだしたところでしょうから、1ヶ月後辺りのライヴ‥‥多分後藤の誕生日(9/23)辺りにはホントに凄いことになってると思いますよ。でも初日にしては上出来だと思ったし、他のハロー!プロジェクトのシンガー/ユニットと比べても、ここまで初日にやれる奴らは他にどれだけいるのかなぁ‥‥って思うわけですよ。まぁその辺は最初から「初日だし、完全に本調子ではないだろう」って判ってて観に行ったので、個人的には気にしてませんが。そういう意味からも、1~2ヶ月後にもう1回観てみたいなぁ、と素直に思います。

  というわけで、後藤は今回もホントに良かったです。絶対に行った人全てが満足するライヴだと思いますね。絶対に観るべきだと思いますよ!


[SETLIST]
01. 愛のバカやろう
02. やる気!IT'S EASY
—MC—
03. 溢れちゃう...BE IN LOVE
04. 晴れた日のマリーン
—VTR:絵日記コーナー—
05. 特等席
06. 手を握って歩きたい
—MC:途中でメロン記念日登場—
07. 未来の扉 [with メロン記念日]
08. MI DA RA 摩天楼 [メロン記念日]
09. チャンス of LOVE [メロン記念日]
10. This is 運命 [メロン記念日]
11. うわさのSEXY GUY
12. SHALL WE LOVE?
13. くちづけのその後
—MC—
14. 盛り上がるしかないでしょ!
15. 抱いてよ!PLEASE GO ON
—ENCORE—
16. LIKE A GAME [with メロン記念日]
—MC—
17. スクランブル



▼後藤真希『抱いてよ!PLEASE GO ON』
(amazon:国内盤CD

投稿: 2003 09 07 01:16 午前 [2003年のライブ, ハロー!プロジェクト, メロン記念日, 後藤真希] | 固定リンク

2003/08/27

後藤真希『抱いてよ!PLEASE GO ON』(2003)

  後藤真希、今年3枚目、通算8作目のシングルとなる"抱いてよ!PLEASE GO ON"は、シングル曲として過去最速のBPMを記録するダンスナンバー。後藤本人が「みんながイメージする後藤」と言うように、歌詞にしろ曲調にしろ『ゴマキというパブリックイメージ』をそのまま形にしたかのような楽曲なんだけど‥‥これがね、いいんですよ。「またかよ‥‥いつも誉めてるし‥‥」と思われるでしょうけど、ホントにそう感じるんだから仕方ない。何つーか、そういった外野のパブリックイメージを逆手に取った、かなり攻撃的なナンバーなんですよ、これ。

  アレンジはカップリング曲"おふざけKISS"共に、お馴染み鈴木Daichi秀行。今年のシングルは全て彼が手掛けてるわけですが、意外と相性いいのかなぁ‥‥って気がしないでもない、かな? ま、確かにこれまでの楽曲では詰めの甘さが目立ってた彼ですが、ここ最近のアレンジ‥‥特にシャッフル以降は意外といい仕事してると思うんですよ、個人的に。今回の"抱いてよ!PLEASE GO ON"も、この手のアレンジとしてはかなり良い出来なんじゃないかな、と。系統的にソニンの"東京ミッドナイトロンリネス"と同じ流れにある楽曲だと思うんですが、こちらの方がより完成度が高い。いや、ソニンの方はああいう「狙い」だったとは思うんですが‥‥個人的には後藤の方に軍配を挙げたいかな、と。

  もうね、ボーカルパフォーマンスもかなり素晴らしいんですよ。この春に行われたツアーの成果が端的に表れてるんじゃなかろうか、と思うわけです。曲調もあるんだろうけど、こういう力んだ歌い方って妙に合ってるんだよね。特に後半の煽り部分なんて、もう‥‥

  歌詞もね、前作"スクランブル"とは正反対の女の子(というよりも、「女」か)で、前作が自然体で本来の彼女に近いものだとすると、こちらは他人が彼女に対してイメージする「後藤真希」像をそのまま演じたような形ですよね、良くも悪くも。今回、後藤自身が「みんながイメージする~」と語ってる辺り、確信犯なんじゃないかな?なんて思える程、躊躇や隙が一切なく完璧に演じきってますよね。その辺はビジュアルが一切ない音源の状態からも伺えるはずです。

  一方、カップリング曲"おふざけKISS"は、ミディアムテンポのラテン系。ボッサと呼んでいいんですか、こういうのも‥‥曲調だけなら中澤裕子やソニン辺りが歌っても違和感ないんですが、歌詞はやはり後藤っぽいというか。「ああ、何となくだけど、ゴマキってこういう感じかなっ?」って思っちゃうんでしょうかね、ファンでもない普通の人達って。だとしたら、制作側の思惑に見事ハマッてるという。まぁそういうのは個人的にどうでもいいんですが、こういうタイプの楽曲もこれまでの後藤にはなかったものだし、ここで聴けるパフォーマンスもまた今の彼女らしさを十分に堪能できるものなので、個人的にはかなり好きな部類です。

  多分、この9月からスタートする2度目の全国ツアー(現時点で全国20カ所、39公演)はこの"抱いてよ!PLEASE GO ON"からライヴがスタートすると思うんですが‥‥ピッタリじゃない、1曲目に? 間違いなくつんく♂が「こういう曲、ライヴに欲しいやんか?」とか言って作ったんだろうなぁ。1曲目じゃなかったら、本編終盤辺りとか(けど絶対にラストではないという、ねっ?)。

  散々「モーニング娘。を卒業したはいいけど、恵まれてない」と言われ続ける彼女。確かにアルバムはちょっと‥‥だったけどさ、"うわさのSEXY GUY"といい、"スクランブル"といい、個人的には彼女のこと(パーソナリティではなくて、実力的な部分)をよく判ってるな、と感じるんですけどね。与えられた課題を毎回見事にこなしてみせる後藤真希。そろそろ本格的に本領発揮しそうな予感。今度のツアーを経て、年末年始辺りが最初にピーク‥‥になるかも。



▼後藤真希『抱いてよ!PLEASE GO ON』
(amazon:国内盤CD

投稿: 2003 08 27 12:58 午前 [2003年の作品, ハロー!プロジェクト, 後藤真希] | 固定リンク

2003/06/18

後藤真希『スクランブル』(2003)

  みんなこういう曲を待っていたんじゃないでしょうか? 後藤真希のソロ名義での7枚目のシングル「スクランブル」はカップリング曲含め、快心の出来となっております。

  今や「最もごっちんらしい名曲」として代表曲のひとつに数えられている "やる気!IT'S EASY" というポップで明るくて溌剌とした楽曲。それと相反する"うわさのSEXY GUY"みたいな似非セクシー路線。前者はファンが熱望する、そして「最も素の後藤真希に近い」というイメージであり、後者はそれ程詳しくなくても彼女の名前くらいは知ってるという一般人にとってのパブリックイメージ。それくらいの格差が常に後藤真希には付きまとっているわけです。モーニング娘。としての搭乗時のイメージが強烈過ぎた為、いくらプッチモニで年相応なことをやっても、その後のシャッフルユニットやソロデビュー曲 "愛のバカやろう" 等一連の流れによって、彼女のことをよく知らない人には更にそういうイメージが強く植え付けられていく。だから、いくら"手を握って歩きたい"みたいな子供受けしそうな童謡的ポップスを歌おうと、ミュージカル用に "サン・トワ・マミー" みたいなスタンダード曲をカバーしても、一般的には「違う」と判断されてしまう。いくら素晴らしいパフォーマンスを披露しようとも‥‥

  個人的には、その両方の面を持ち合わせ、尚かつそれを完璧にこなしてしまうのが「後藤真希」だと認識してるんですね。だから"うわさのSEXY GUY"も個人的には全然「アリ」だったし、むしろ好きな曲なのね。けどさ‥‥やっぱりこの曲を前にしてしまうと、そして笑顔で歌う彼女の姿を観てしまうと‥‥判るでしょ、俺の考えてること?

  タイトル曲"スクランブル"のアレンジはお馴染み鈴木Daichi秀行。オール打ち込み&ギター、全てDaichi氏の手によるものなんだけど、これが特に悪いアレンジでもないのよ。むしろ今回は曲調やメロディに助けられてるのかな。初期のモーニング娘。にあったようなポップチューン‥‥あえて例えれば "真夏の光線" とか、あのライン。後藤のソロなら "やる気!IT'S EASY" やアルバム「マッキングGOLD①」収録の "晴れた日のマリーン" の流れを組む、アップテンポで心弾むようなポップチューン。彼女の歌も素晴らしいし、なによりも昨今のつんく♂ワークスに多い「アーイェー」みたいなコーラスが皆無なのがいい。サウンド的にもストリングス系のシンセが前面に出ていて、Aメロのバックで鳴るディレイのかかったギターや、サビで盛り上げるのに一役買うブラス系シンセ等、普段だったら安っぽいと切り捨てそうなDaichiサウンドが、今回ばかりは上手く機能してるように感じられます。もっとも、これらの打ち込みサウンド(リズムやベース、更にブラスやストリングス)が全て生音だったら、この曲は本当の意味での「名曲」になっていたでしょう‥‥その点は残念。けど、現在のような状況の中でここまでやったんだから、個人的には高く評価したいと思います(あくまで「つんく♂ワークス」の括りの中での話ね)。

  カップリング曲"長電話"はSHO-1がアレンジ。過去のハロプロワークスでは主にリミックス仕事が多かった彼ですが、今回はタイトルチューンにも匹敵するポップチューンに仕上がっています。勿論元のメロディが最近のつんく♂作品の中でもかなり良い出来というのもあるんですが、上に挙げたような楽曲の流れを組む‥‥もっと言っちゃえば、 "やる気!IT'S EASY" とプッチモニの「ちょこっとLOVE」c/w曲の "DREAM & KISS" とを足して2で割ったようなアレンジ‥‥と言えば判ってもらえるでしょうか? そういう流れを組むシンセ主体の1曲。途中、ブレイク部で挿入されるごっちんのセリフが、曲のイメージと相反するような色っぽさを持っていて、これまた良い感じ。その後で暴れまくるギターソロも耳障りにはならない程度で、好印象。ホント、いい曲ですよ。

  アルバムや前回のシングルの時に、彼女が与えられる楽曲に対する不運振りについて書きましたが、これはある意味勝負曲、勝負作ではないでしょうか‥‥主演映画の主題歌だからってのもあるんでしょうが、やはりここらでモーニング娘。卒業後、本格的ソロ活動開始後の大きな一発が欲しいところなんですよね。「ごまっとう」がいい起爆剤になったものの、続くソロシングルが "サン・トワ・マミー" でしたからねぇ‥‥個人的には1位にしてあげたいものの、まぁ1位にならなくてもいいからロングヒットを飛ばしてもらいたいものです。それだけの作品だと思うしね。



▼後藤真希『スクランブル』
(amazon:国内盤CD

投稿: 2003 06 18 12:55 午前 [2003年の作品, ハロー!プロジェクト, 後藤真希] | 固定リンク

2003/06/09

後藤真希 ファーストコンサートツアー2003春 ゴー! マッキングGOLD@東京厚生年金会館(2003年6月7日 夜公演)

  各所で大絶賛されている後藤真希初のソロコンサートツアー。2月のミュージカルも大絶賛だったんだけど、彼女の場合いつも前評判が高くなくて、実際に公演がスタートしてその内容に驚愕するってパターンが多いみたいだけど‥‥やっぱりソロになってから与えられる楽曲があれだからかなぁ‥‥いや、俺はそんなに悪くないとは思うんですが(アルバム曲ももう一歩って曲が多かったものの、曲順さえちゃんとしてればかなり高水準の作品だと思ってるし)。

  そんなわけで、本来はゲスト出演するメロン記念日目当てだったこの日のライヴも、日が経つに連れ、俺内でのごっちん再評価に繋がりそうな気がしてとても楽しみにしていました。更にちょっと前に放送されたミュージカル特番でのステージングも圧巻だったしね。メロンも春ツアー後久し振りに観るし、どれだけ成長してるか気になってたしさ。

  珍しくファンクラブで取ったら、1階15列目というまずまずの席。ま、2,000人程度の中ホールなので、これでもかなり前の方なような気が(実際には1階の真ん中辺なんだけど)。前が通路ってこともあり、非常に踊りやすい場所だし、13番ってことでかなり左寄り。ステージ脇に花道みたいなのが伸びてるんで、運が良ければここまで来てるれるかも‥‥ってな淡い期待を胸に、開演を待つ俺なのでした。

  10分近く遅れてスピーカーから大爆音が。俺、気を抜いてたのでかなりビックリ。と同時に場内暗転。既に会場はヒートアップ状態。スクリーンに過去のハロコン同様、ごっちんやメロンの映像が流れ、ステージ後方にある高台に羽根の生えたごっちんのシルエットが。当然1曲目は"うわさのSEXY GUY"。ライヴ1曲目に持ってこいなアッパーチューンで、ごっちんも既にノリノリ。とにかくごっちん、細いのなんのって。スクリーンなしの肉眼でも頬のこけ具合が確認できる程痩せちゃってるのね。ツアーや映画等のハードスケジュールが原因じゃ‥‥なんて言われてるけど、俺はこの人、非常にストイックな人だと思うのよ。んで、ツアーを重ねていく中でどんどん自分を追い込んでいい状態に持って行ってるんじゃないかな、と感じています。人にもよるけど、ツアー中はとにかく痩せていって、その状態がステージで歌うにはベスト状態になるって人もいるし(自分もバンド時代はそうだったし。月に4~5本ライヴがあった時なんて5キロは痩せたしね)。実際、この日の彼女は昼公演も全力で歌っていたと聞いていたにも関わらず、一切手を抜かず、声量が落ちることもない非常に素晴らしい歌を聴かせてくれました。

  スクリーン前で歌ってることもあって、スクリーンにごっちんのシルエット×2の映像が映されるんだけど、時々それがごっちんと重なると‥‥金色の衣装に羽根ってこともあり、キングギドラに見えちゃうんだよね。いや、いい意味で(いい意味!?)。神々しいというか、女神よマジ。

  歌い終わると、簡単なMCで自己紹介。これがカワイイのなんのって。モーニング娘。時代は他にもカワイイ系メンバーがいたこともあり、結構クールなイメージが強調されてたように思うんだけど(そして、観る側のそういう色眼鏡もあったしね)、この日のごっちん、MCの時は常にカワイイのよ。17歳の普通の女の子って感じで。いや、ああいう場所であんなに凄いステージをやってる時点で普通ではないんだけどさ。

  MCの後、金の衣装を脱ぎ"溢れちゃう...BE IN LOVE"と"デート注意報"を歌う。前者はアルバムバージョンだったこともあって、個人的には良かったなぁ、と。単純にこっちが好きなんですよ。後者はアルバム曲の中でも最もヘヴィな音像を持った1曲。アルバムではそれほど印象に残った曲ではなかったんだけど、ライヴで聴くといい感じ。最近の「ライヴを想定して書いてる」というつんく♂発言が頷ける話だわ。

  歌い終わると、後方からメロンの4人が登場。ここで俺、凍り付く‥‥忘れてた、斎藤さんの髪‥‥光の加減でオレンジが入ってるのかは判らなかったけど、明らかに金髪。そしてパーマ。無駄にゴージャス過ぎ。ごっちんに次の曲の衣装を渡して着替えてる間「メロンきねぇ~んびぃ~♪」と例の"メロン記念日のテーマ"を歌う4人。終始和やかな空気が流れてるはずなんだけど‥‥結局歌が始まるまで俺、凍ったままでした。それだけあの髪型には殺傷力があるってことですよ!

  メロンを含めた5人で昨年のシャッフルユニット曲"幸せですか?"を「セクシー8」ならぬ「セクシー5」で歌う。5人でダンスをすると、ごっちんとメロンのダンスにおける力量の差が一目瞭然。いや、メロンが劣るというよりも、メロンはあの4人での「グルーヴ」や「ノリ」があるんだけど、そこにごっちんという異物が入ることで‥‥余計にごっちんが引き立っちゃうのよ。つうかごっちんのキレの良さ、凄すぎ。モーニング時代もこうだったっけ?と不思議に思った程。それだけこのツアーで自信を付けていったってことか?

  ごっちんが着替えで引っ込み、その間をメロンが大喜利で繋ぐ。まぁ‥‥いつものメロンでした。この日は終始柴ちゃんが可愛かったなぁ‥‥常に俺の前の方にいたってのもあるんだろうけど。あ、村っちの美しさもハンパじゃなかった。ヤバかった。

  着替えが終わり、スポーティーな格好で戻ってきたごっちん。歌うは6/18リリースの新曲"スクランブル"。これが既に名曲の仲間入りしそうな、ポップでアッパーな楽曲。路線的には"やる気!IT'S EASY"の流れなんだろうけど、ホントこういう曲をもっと彼女に歌わすべきだなと再認識。これが売れなかったらまた事務所は「似非セクシー路線」に戻すんだろうか‥‥だったら絶対にヒットさせるべき!これ、1位にしてあげたいよ‥‥それくらいよく出来た楽曲でした。ただ、ライヴで聴くとバックトラックの薄っぺらい音像が気になりましたが(Daichiだろうな、これ‥‥と思ってたら、ホントにそうらしい)。

  そのまま"SHALL WE LOVE?"(アルバムバージョン)と"愛ってどんな×××?"と、アルバム「マッキングGOLD(1)」から2連発。とにかくダンスがあれだけ激しいのに、声量が全く落ちないのは圧巻。曲が終わると多少息切れしてるのは確認できるんだけど、けどまた歌い出すと全然そんなこと感じさせないし。恐るべし、ごっちん!

  ここで最近のハロプロではお馴染みの「VTRコーナー」が。続く"彼、旅行中なり"へのネタ振りなんだけど、これが結構楽しめました。ライヴ自体が非常にピースフルなものであったこともあり、こういうネタひとつひとつにも愛を感じましたね、作り手の。単なる時間稼ぎになってないし。メロンといいごっちんといい、本当にスタッフに恵まれているように思いましたね。

  んで、VTRが終わるとその"彼、旅行中なり"なんですが‥‥これがライヴ中盤の見せ場のひとつになっていて、天上からブランコが降りてくるんですよ。で、2コーラス目でそこに腰掛けて歌うんですが、そのブランコが天に昇っていくという‥‥命綱もつけないごっちんが心配で目が離せませんでしたよ!(いや、本当はミニスカートの中から覗く「見せパン」から目が離せなかったわけだが。銀でしたよ銀!)曲のまったりした雰囲気に合った、非常に素晴らしい見せ場だったと思いました。こうなると、次のツアーではワイヤーアクションが取り込まれるんじゃないか‥‥なんてね。

  そして続く"LIKE A GAME"も大きな見せ場でして。曲後半でメロンの4人が加わりダンスバトルをするんですね。ソロで踊るパートがあるんですが、斎藤&大谷、柴田&村田の組み合わせで踊った後にごっちんがソロで踊り、最後に5人でまた踊るんですが、これが圧巻。メロンのダンスはこの際置いといて、語られるべきはごっちん様のダンスですよ! この人、何時からこんなに凄いダンスをするようになったのさ!? スゲエ、とにかくスゲエ! もう感動しまクリスティだね! 曲の良さもあって(シングルのカップリングってことで地味な存在かもしれませんが、これは名曲ですよ!)、本当に盛り上がった。

  中盤の山場終え、ここでごっちんのMC。後藤母より毎回ツアー先に応援ファックスが送られてきて、それを読んでMCに絡めるという内容なんだけど、まぁファックスは「仕込み」だとしても‥‥それ以外のごっちんの喋りが全て自分の言葉で語られているんですよ。ハロプロ関係は殆どがMC込みで台本の存在を指摘されているわけですが、まぁ今回も大まかな構成はあるんだろうけど、それを話すごっちんの言葉は明らかに「後藤真希の言葉」で、自然体で語られているんですね。今回のツアーが大絶賛される理由のひとつにこのMCも含まれているわけですが、それも納得のいく内容でした。しかもこのMCが長い長い。5分近くひとりで喋ってたんじゃないでしょうか? 「ひとりでの喋りは苦手」と以前テレビか雑誌で語っていた彼女。その彼女がふつうにお客に語りかけるわけですよ。まるで目の前にいる家族か友人にでも話しかけるように。こりゃクセになるわな、ファンなら。そんなに後藤ヲタではなかった俺も、これには参ったもんね。

  そんな長いMCを終えた後に、いよいよ我らがメロン記念日の登場。まずは新曲"チャンス of LOVE"を。ライヴで聴くのは初ですが、ごっちんコン等で歌い込んだせいか、テレビ披露の時よりいい感じでした。しかもフルコーラスだったので、2コーラス目の斎藤ソロも長く聴けたし。柴っちの歌も以前よりも安定感が感じられ好印象。ただ曲調のせいもあってか、客の方は中途半端なノリ。俺の隣なんか完全に休憩タイムに入ってたしな!(怒)しかし、それもこの曲だけの話。続く"赤いフリージア"では再び会場がヒートアップ。ヒット曲はやっぱ強いね。運命や連打じゃなくてもここまで盛り上がれるようになったメロン、ホンモノですよ! とにかくこの日は柴田ば常に良かった。メロンコンでは常に彼女の歌の弱さを指摘してきた俺だけど、この日は声も出てたようだし(PAのせいだろうけど)音程もしっかりしてた。他のメンバーもね。トップ10シングル2枚の力は偉大だね。ホント、夏コンが楽しみになってきたよ。

  メロンが一端引っ込み、再び後方高台からごっちん登場。"やる気!IT'S EASY"を歌うわけですが‥‥その高台が更に高くなり‥‥高台のごっちんがいる床のところだけ更に上にせり上がっていくんですよ。KISSにおけるピーター・クリスのドラムソロみたいに。そして着替えが終わったメロンがその下で踊るんですね。今回のライヴでメロンはかなりの頻度でごっちんのダンスをサポートするわけですが、これも単なるバックダンサーに終わらず、いい意味でごっちんをサポートし、尚かつごっちんもメロンを盛り上げてるんですよ。単なるゲストというよりも、一緒に作り上げてる感が強く伝わってくる内容で、メロンヲタも終始楽しめるライヴだったんじゃないですかね?(そしてメロン目当てだったのが、ごっちんに心奪われてしまうという、ねっ?)1コーラス終わると地上まで降りてきて、ステージ前方で5人歌い踊る。そのままモーニング娘。時代の隠れた名曲"パパに似ている彼"を披露。これがね‥‥いいんですよ! だってさ、この曲って後藤加入前の曲なわけでしょ? 単純に彼女が「一番思い出深い曲」って事でよく名前が挙がる1曲を、こうやってソロコンサートで歌えるってのはホントに恵まれてるよな、と。メロンもコーラスをしっかり務めてたし、ごっちんも気持ちよく歌ってたし、そしてそれを聴く我々も意外な曲が聴けて嬉しかったし。ホント、いいライヴだよなぁ。

  メロンが再び引っ込み、「後半戦もまだまだ行くよー!」との気合い入れの後に"盛り上がるしかないでしょ!"~"晴れた日のマリーン"~"赤い日記帳"という、アルバム後半と同じ怒濤の流れ。"盛り上がるしかないでしょ!"ではロックコンサートばりの盛り上がりを見せ、中盤で長めに取られたシンガロング・パートでの煽りに興奮し、更にステージ脇の俺側の花道までやって来たりしてドキドキし、"晴れた日のマリーン"ではただただカワイイごっちんに目を奪われ、"赤い日記帳"では自分が観た9/22@横アリでの卒業ツアーを思い出し目頭が熱くなったり。声量も落ちず、動きも更に激しくなるばかり。ホント圧巻。

  最後のMCの後、「心を込めて歌います」といって本編最後の曲"手を握って歩きたい"を披露。これはシングルバージョンの方でした。ホントいい曲だなぁ、これ‥‥2コーラス目のサビ辺りでメロンが再び戻ってくるんだけど‥‥ごっちんがこの曲の時に着てた衣装(アーミールックにベレー帽、ホットパンツといった感じ)の水色バージョンを着てるのよ、4人が。特に柴っちが‥‥その幼さと衣装が見事にマッチし、観てるこっちがドキドキものでしたよ! 誰だよ、柴っちにこんな衣装を着させたのは! お前偉いよマジ。
  それにしてもね‥‥やっぱりこの曲の後半静かになる「愛してるぅ~♪」以下の行は、何度聴いてもマジ泣きできる。娘。コンでも泣いたけど、久し振りに生で聴いて鳥肌立つわ涙出るわで‥‥しかも「出会ったみんな ありがとう」のところでちょっと詰まったようになって、そこの歌詞を絶叫するもんだから、ホントに泣いちゃったじゃないか。ごっちん、あんたスゲエよマジで。惚れたね、本気で(だろ、行ったみんな?)。しかもさ、この曲の最後のリフレイン、CDよりも長めになってて、客に歌わすのよ。スクリーンに歌詞もちゃんと出て。これがね‥‥客も良い仕事するのよ。大合唱でさ。たった2,000人前後なのに、モーニングのコンサートにも負けてない、いやそれ以上に感じられる程の歌声と愛情。パフォーマーとオーディエンスの見事な相乗効果がここで結果となって表れたわけ。この日最高の盛り上がりはやっぱここでしょ!

  そんな風に最高に盛り上がった本編。アンコールを求める「ごーっちん、オイ!」の掛け声も本気度150%って感じ。こんなに熱いライヴ、メロンのファーストライヴ以来かも。

  そして戻ってきたごっちん。つっかえながらもまた自分の言葉でいろいろと語ってくれました。台本がない分、それが必要以上に長々と語られるわけだけど、彼女自身の言葉で語ってるせいか、全く長さを感じさせず、その喋るごっちんに惹き付けられちゃうのね。話術云々ではなくて、彼女の魅力なんだろうね、そういう「自然体」がさ。

  最後の最後に選んだ曲は、彼女のソロデビュー曲"愛のバカやろう"。アンコール待ちでちょっと休んだせいもあってか、歌声は更に強く響き、更に全く衰えを感じさせないのね。デビュー曲ってこともあるんだろうけど、本当に大切に、丁寧に歌っているのがしっかり伝わってきた。もう最後は踊るのを止めて、その歌をじっくりと聴いちゃいましたよ。ホント、土下座したくなったね、意味もなく。凄いよ、後藤真希ってシンガーは‥‥

  最後の最後には「最後にみんなに一言だけ伝えたいことがあります‥‥好きっ!」なんて叫んでステージを後にしたごっちん。正味100分に及ぶ、非常に充実したライヴでした。これを楽しめない人はヲタ辞めた方がいいんじゃない!?って思える程に素晴らしいライヴ。こんな時期だからこそ、これをモーニング娘。のファンに観て欲しいなぁ。今のモーニングが得たもの・失ったもの、そして後藤真希というシンガーのポテンシャルの凄さを体感して欲しいものです。

  更には‥‥もう今後、モーニング娘。にはこういった「シンガー」は誕生しないんじゃないか、と悲しい気持ちになったね。なっちやかおり、矢口辺りまではソロライヴをやれるだけの力量が備わってるだろうけど(ごっちん程までとは言わないけど、少なくともそれをこなせるだけの力量は備わってるでしょうね)、それ以降‥‥4期以降のメンバーが卒業してソロとしてやっていくとなると‥‥結局はソロでやってきた藤本美貴だけかなぁ、と。残念ながら、こういった逸材はもう現れないのかもしれませんね。

  そういうことを踏まえた上で改めて考えると、やはり後藤真希という存在はホントに「異物」だったんだなぁ、と。彼女の登場でその後のモーニングも変わったし、また彼女を失ったことで再びモーニングは変わった(変わらざるを得なかった)。その存在の凄さをモーニング娘。のライヴで感じるのではなくて、ごっちんのソロコンサートで感じることが出来たのが嬉しかった。期待されていたようで実はそこまで期待されなくなっていただけに、これは大きな収穫ですよ。

  間違いなく、彼女は大丈夫。このまま突っ走っていれば大丈夫だよ。ああ、秋コン行くつもりなかったけど、一般で取って観に行こうっと。今度は数カ所回ってみようかな?


[SETLIST]
01. うわさのSEXY GUY
—MC—
02. 溢れちゃう...BE IN LOVE
03. デート注意報
—MC:メロン記念日登場—
04. 幸せですか? [with メロン記念日]
—MC:メロン記念日—
05. スクランブル
06. SHALL WE LOVE?
07. 愛ってどんな×××?
—VTR :絵日記コーナー—
08. 彼、旅行中なり
09. LIKE A GAME [with メロン記念日]
—MC:後藤母からのFAX紹介—
10. チャンス of LOVE [メロン記念日]
11. 赤いフリージア [メロン記念日]
12. やる気!IT'S EASY [with メロン記念日]
13. パパに似ている彼 [with メロン記念日]
14. 盛り上がるしかないでしょ!
15. 晴れた日のマリーン
16. 赤い日記帳
—MC—
17. 手を握って歩きたい [with メロン記念日]
—ENCORE—
—MC—
18. 愛のバカやろう



▼後藤真希『マッキングGOLD①』
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投稿: 2003 06 09 01:08 午前 [2003年のライブ, ハロー!プロジェクト, モーニング娘。, 後藤真希] | 固定リンク

2003/03/19

後藤真希『うわさのSEXY GUY』(2003)

  初のソロアルバム「マッキングGOLD①」をリリース後、最初のリリースとなる(ミュージカルのサントラを除く)後藤真希のシングル(通算6作目)は、大型タイアップ付きの"うわさのSEXY GUY"をタイトルチューンに持ってきた1枚。これまでのごっちんに対する外部でのパブリックイメージに沿った曲調と呼べる、ちょっと大人っぽくて、それでいて下世話なアレンジを持った曲(アレンジは、やはり鈴木Daichi秀行)なんだけど‥‥結構、周りの評判はよろしくないようですが‥‥俺、あややの「ね~え?」よりもこっちの方が好きかも‥‥もしかしたら俺って、こういう下世話で安っぽいアレンジを持った単純な曲が好きなのかもしれない。カン梨華「色っぽい女 ~SEXY BABY~」とか、ああいった流れの楽曲がね。

  この曲もあくまであややとの比較の上で「劣っている」とか「後藤が可哀想」なんて声が挙がると思うんだけど、果たして本当にそうなのでしょうか?と俺は疑問に思ってるわけよ。そもそもベクトルの向きが違うじゃないですか、あややとごっちんとじゃ。宇多田ヒカルと浜崎あゆみ程に向きが違うし、GLAYとラルクくらいにベクトルの方向が違ってる。どっちがどう、という決めつけはあえてしませんが、違うというのはご理解いただけると思うんですね。で、そういうあややとごっちんだからこそ、同じ "SHALL WE LOVE?" (ごまっとう)を歌っても、また違った印象を受けるわけだし、歌い方や発声、声質に違いがあるからこそ、それぞれに合った楽曲というのがあるわけですよ。で、やっぱり「ね~え?」はごっちんには無理があると思うし、逆にあややにこの"うわさのSEXY GUY"を歌わせてもそれなりに歌いこなせるとは思うんですが、ごっちん程ハマらないと思うんですね(そりゃ、実際にやらせてみないと判りませんけどね)。

  更に、何だかんだ言ってもこういう曲をごっちんに歌わせてみると、意外としっくりくるというか、合ってるんですよね。聴く前から我々にも「ごっちんに対して事務所や外界はこういうイメージを持ってる」ってのが、ある程度深層心理の中に植え付けられてるわけですよ。だから口では「またこういう曲調かよ!」と憤りを言葉にしてみても、実はそこまで違和感を感じてるわけでもないんですよね。要するに、元となる楽曲さえしっかりしてれば、この子には何を歌わせてみても(ある程度)我々は納得できてしまうんですよ。それはごっちんの才能であり、そして何だかんだいいながらもつんく♂の手腕によるもなのではないか、と思うわけです。つまりね‥‥「マッキングGOLD①」で "やる気!IT'S EASY" や "晴れた日のマリーン" のような曲を少数ながらも与えつつ、その大半は我々が「?」と感じるような曲ばかり。ごっちんにすればこれらって、公開スパーリングみたいなもんなんじゃないですかね? 何だかそういう気がしてきた‥‥このシングルを聴いてて。

  そりゃね、このジャケットでも身につけてる今回の歌衣装(ゴマキデビルですか?)といい、背中に生えた羽根といい、あややの今回の歌同様、普通の人は引くわけですよ。普通に引きますよ、あんな羽根を生やされた日にゃ。そこにきて、時節柄タイムリーなのかどうなのか疑問な某スパイ映画風のリフ、中途半端なラテンアレンジ、相当無理がある字余りなサビ。やっつけ仕事的な楽曲と捉えることもできますが、これをごっちんが歌うと‥‥あら不思議、そこまで駄曲に聞こえないんですよね(って思ってるの、俺だけ?)。もしかしたら俺、今までのごっちんソロの中で一番好きかもしんない、この曲が。ある意味"手を握って歩きたい"をも超えたかも。勿論、楽曲単体の良さでいったら向こうなんだけど‥‥何ででしょうね?

  んで、カップリングは更に今までなかったような、ボサノバ・テイストのナンバー。今まで味わえなかったようなごっちんワールドを堪能できます。ホント、こんな声/歌い方をするごっちん、聴いたことなかったよね? 彼女の新たな魅力を感じさせる1曲ではないでしょうか。アルバムに入っていたら、アクセントとしてかなりいい役割を果たしたと思うんだけど‥‥今更言っても遅いけどね。いやぁ、これもいい曲。カップリングやアルバムの中の1曲という印象が強いですが、"うわさのSEXY GUY"と好対照なイメージが上手く機能してます。タイプは違うけど、共に「背伸びした感じ」がいい具合ではないかと思いますね。

  もしかしたら、後藤真希というシンガー/アーティストはこのままずっと、固定されたイメージを持たぬまま、あるいは我々が望む路線をスルリとかわしながら、どんどん先へと前進してくのかもしれませんね。で、気づいたら思ってもみなかったような高みまで達していたりして‥‥ってのは楽観的ですかね?



▼後藤真希『うわさのSEXY GUY』
(amazon:国内盤CD

投稿: 2003 03 19 12:52 午前 [2003年の作品, ハロー!プロジェクト, 後藤真希] | 固定リンク

2003/02/27

後藤真希『マッキングGOLD①』(2003)

  後藤真希がモーニング娘。でデビューして早3年半。ソロデビューして約2年。モーニング娘。を卒業して約半年。そういう風に考えると、遅かったのか、それとも早すぎるくらいなのか‥‥ようやくごっちんのソロアルバムがリリースされました。

  が、その内容が‥‥全11曲中、シングル既発曲が4曲、そのシングル曲のバージョン違いが1曲(しかも既発曲と重複)、過去のユニット(シャッフルや「ごまっとう」)での曲のソロバージョンが2曲、そして残る4曲が新曲という、なんだかなぁ‥‥と思ってしまうような内容。デビュー曲 "愛のバカやろう" でさえもう2年も前の曲なのに、そこに3年も前のシャッフル曲("赤い日記帳")まで入れるなんて、どうかしてるよ!(ま、入れた理由も判らなくもないですが‥‥)

  というわけで、簡単ではありますが全曲解説をやってみたいと思います


M-1. 愛のバカやろう
  '01年3月リリースの、後藤真希としてのソロシングル第1弾。初登場1位を記録、約50万枚近くものセールスを記録しました。似非エスニック風ダンスサウンドに、ちょっと大人びた女の子的内容の歌詞という‥‥ある種、その前年に成功した "赤い日記帳"(シャッフルユニット「あか組4」のヒット曲)での路線の延長線上にある作風で、あそこでの成功をそのまま「これが後藤真希のキャラクター」と勘違いしたファンやスタッフが多かったのか、それとも一般的なパブリックイメージをそのまま曲にしてしまったのか‥‥リリース当時は正直「?」な曲でしたが、今こうやって聴いてみるといい曲なんですよね、不思議と。ただ、1曲目に持ってくるのはどうかな‥‥と個人的に思ったりして。

M-2. 手を握って歩きたい
  '02年5月リリースの通算3枚目となるシングルナンバー。詳しいレビューはこちらのシングルレビューを参照のこと。いきなり全然違う路線の楽曲が登場してビックリ。とても同じ女の子が歌ってるとは思えないよね? ま、そういう歌い分けが出来るってとこがごっちんの魅力でもあるんだけど‥‥この名曲がこのポジションってのは、正直曲の良さを100%引き出すことに失敗してるように思います。ま、細かいことは一番最後に述べますけどね‥‥

M-3. 愛ってどんな×××?
  このアルバム用の新曲その1。アレンジャーはAKIRA。如何にも彼らしい今風R&B調ポップソング。BoAとかあの辺を狙ったのか?ってのは邪推かな。ま、あんな感じの黒っぽいポップスです。後半にラップとも呼べないラップもどきが出てくるんですが、もうつんく♂が出しゃばり過ぎ。「アー、アー、イェー」だけ言ってりゃいいのに(エフェクトしてない生声なので、余計に耳に残る)。お陰で折角頑張ってごっちんがラップしてるのに、全然印象に残りやしない。ま、そういう曲です(どんなだよ!?)。ただ、悪い曲じゃないですけどね‥‥詰めが甘いっつうか‥‥ま、それはこのアルバムに収められた全ての新曲に言えることだし、それこそここ最近のハロプロ・ワークス大半に言えることなんですけどねぇ‥‥

M-4. 溢れちゃう...BE IN LOVE (A Passionate Mix)
  '01年9月リリースの通算2枚目となるソロシングル曲。当時はアメリカの某アイドルシンガーのヒット曲にそっくりなアレンジってことでかなり話題になりましたよね?(しかもPVもかなりの割合で激似だったし)そういう事情からか、ここではリミックスが施されていて(何故にこの曲だけ!?不自然じゃない??)、それを手掛けたのがSHO-1という人。過去にもごまっとう "SHALLWE LOVE?" やモーニング娘。"Do it! Now" のリミックスを手掛けてきた人。個人的にそれらのリミックスがかなり好みだったのですが、その期待通りの出来。ちょっとラテンテイストを加味しつつも、原曲よりも音数を減らしたことによってメロやコーラスを際立たせたアレンジはさすがだと思います。

M-5. デート注意報
  このアルバム用の新曲その2。アレンジャーは高橋諭一。ギターがザクザクした、かなりロック色の強いナンバー。高橋らしくないと言えなくもないけど、Bメロ~サビへの流れはやっぱり彼にしか表現できないアレンジかも。ドラムサウンドの独特な歪み具合は、一聴して彼のそれと判るんじゃないでしょうか? 肝心の曲は‥‥可もなく不可もなく、といった印象。つうかさ、なんでみんな、ごっちんにこういうマイナー調の曲(特にR&B寄り)を歌わせようとするのかね? パブリック・イメージに拘りすぎ。意外性が全然ないんだよね、このアルバムをここまで聴いた時点では。

M-6. SHALL WE LOVE? (後藤Version)
  '02年11月に「ごまっとう」がリリースした同名シングルの、後藤ソロバージョン。当然アレンジは全く変わっていて、ここではUZAという人が比較的原曲に近いイメージでリアレンジ。ま、当然この曲は後藤の為に作られたようなもんなので、こうやってソロで歌っても全然違和感ないし、むしろ安心して聴けるんですが‥‥逆に意外性や驚きもないんだよね。「ごまっとう」で聴いた時と、何ら変わらない印象。それ以上でもそれ以下でもなく。

M-7. やる気!IT'S EASY
  '02年8月リリースの通算4枚目となるソロシングル曲。結果として、モーニング娘。在籍時最後のシングル曲となったわけですが‥‥みんな、こういう曲を聴きたかったんじゃないの? ごっちんにはもっとこういう曲を歌って欲しかったはずなんだよね。"手を握って歩きたい" はちょっと対象年齢が低いかな?と感じる瞬間があったんだけど(アレンジ的な問題ね)、この曲は全然問題ないと思います。むしろ遅すぎたくらい。丁度この年、Tommy Feburary6がユーロビート歌謡でヒットを収めた後だけにね‥‥テレビやライヴでバックを務めるメロン記念日も豪華でした。

M-8. 盛り上がるしかないでしょ!
  アルバム用の新曲その3。アレンジャーは鈴木Daichi秀行。打ち込みメインのデジタルパンクとでもいいましょうか‥‥言っちゃあ悪いけど‥‥モーニング娘。の "ここにいるぜぇ!" のボツテイク‥‥いや、プッチモニの "WOW WOW WOW"(現時点ではリリース未定)を更に薄めたような印象なんですよ。勿論悪い意味で。見方によっては「DEF LEPPARDがカバーした "Action"(SWEETの名曲)的なアレンジ」とか「布袋寅泰っぽいデジロック風アレンジ」なんて表現も出来ると思うんですが、それにしてもバックトラックが安っぽすぎる。デモテープレベルなんですよね、これ‥‥なんでもっと重厚なサウンドに仕上げなかったんですかね? 例えば、これが鈴木俊介だったら、生バンドでバックトラックを録音したと思うんですよ。いや、Daichiが悪いってことじゃなくて‥‥これにOKを出したつんく♂に疑問を感じるわけですよ。嫌いじゃないだけに‥‥残念だよなぁ‥‥

M-9. 晴れた日のマリーン
  アルバム用の新曲その4。アレンジャーは同じくDaichi氏。路線としては "やる気!IT'S EASY" と同系統のユーロ歌謡。しかし、これが悪くないんですよね‥‥ただの二番煎じに終わってないという。メロが良いというのもあるんだけど、やっぱ何だかんだで、こういう曲調とごっちんの声が見事にマッチしてるんですよね。だから言ったじゃんか、もっとこういうアイドルポップ路線のごっちんが聴きたいんだって! アルバム後半、ここに来てようやく盛り上がり始めます。

M-10. 赤い日記帳 (後藤Version)
  '00年3月にリリースされた、ハロー!プロジェクト初のシャッフルユニットの内のひとつ、「あか組4」が発表したシングル "赤い日記帳" のセルフカバー。当時、加入間もないごっちんも参加していたので、ハロプロに疎い人でも憶えてる人、結構いるんじゃないでしょうか? あの曲のレビューにも書きましたが、当時のごっちんの歌唱はホントにどうしようもないものでした。が‥‥昨年9月のモーニング娘。卒業公演@横浜アリーナで歌われたこの曲は、本当に素晴らしいものでした。ごっちんの今後に一抹の不安を感じていた俺は、アリーナで聴いたこの曲、そしてごっちんの歌いっぷりに感動すらおぼえましたし。この曲をこうやってまた再録音して、アルバムにまで入れたというのは‥‥あざとい商売かもしれないけど、彼女のこの3年間の成長を知らしめるにはいい選曲ですね。ただ‥‥この手の楽曲がホント多すぎるんですよね、このアルバム‥‥そこが難点かな。

M-11. 手を握って歩きたい (Album Version)
  アルバム2曲目とは別アレンジ/別テイク。2002年9月23日の横浜アリーナ最終公演、一番最後に歌われたバージョンに比較的近いアレンジ、かな?(よく判らないって人は、その公演を収めたDVDを観ることをオススメします)あのね‥‥このバージョン、メチャクチャいいんですよ。アレンジは鈴木俊介。ねっ、この人がアレンジすると、こんなに手の込んだ作品になるんですよ。楽曲に対する時間のかけ方、愛情の込め方の違いなんですかね? シングルバージョンのコミカルで、それでいて愛に溢れたアレンジもいいんですが、もうこっちは完全に別格。名曲が更に名曲へと変化した瞬間を目撃してしまったかのような、そんなアレンジ。最後の2曲って結局、ごっちん卒業ライヴを彷彿させる構成なんですよね‥‥何でこういうことするかなぁ? ま、聴く人によっては涙ボロボロもんなんでしょうけどね‥‥まぁ、こういう配置しかないか。ま、名曲・名アレンジには違いないんで、万人に聴いて欲しい1曲ですね。


◎総評
  あのね‥‥俺、考えたんですよ、このアルバムの最大の欠点を。ただでさえ既発曲多くて、しかも音楽的にもてんでバラバラなのに、もうね、曲順が悪いんですよ。だから聴く側もどんどんネガに考えて(受け取って)しまう。なもんで折角のラスト2曲の並びで感動出来ない。小粒ながら折角いい曲があるんだから、それを何故最大限に活かそうとしないのか。

  というわけで、俺が考えた「マッキングGOLD①」の曲順を発表します。


◎後藤真希「マッキングGOLD①」とみぃ・セレクション
01. 手を握って歩きたい (Single Version)
02. やる気!IT'S EASY
03. 盛り上がるしかないでしょ!
04. デート注意報
05. 愛のバカやろう
06. 晴れた日のマリーン
07. 溢れちゃう...BE IN LOVE (A Passionate Mix)
08. 愛ってどんな×××?
09. SHALL WE LOVE? (後藤Version)
10. 赤い日記帳 (後藤Version)
11. 手を握って歩きたい (Album Version)


‥‥とまぁ、こんな感じ。かなり無理がある曲順かと思いますが、現行のオリジナルのよりはいいんじゃないの? ま、後半の流れは個人的に不満あるんですが、前半はこんな感じでいいと思うんですよ、掴み的に。あるいは "盛り上がるしかないでしょ!" と "愛のバカやろう" を入れ替えてもいいかなぁ、とか。前半をポップ/ロック色で盛り上げて、後半をR&B的なダンサブルナンバーでのせて、最後の2曲で歌を聴かせる(=成長を誇示する)‥‥やりようによっては、もっと評価出来るアルバムになったはずなんですよね。

  どうもスタッフは、まだごっちんの進むべき道、進ませる方向に迷いがあるようですね。変なカバーさせたりとかさ(ま、あれはミュージカル絡みだから仕方ないか)‥‥これだったらこの時期にアルバムを無理して出さないで、3月に出る新曲のリリースを待って、4~5月を目処にリリースすればよかったんじゃないのかな? もう1曲ポップなナンバーがあるだけで、全然印象が変わると思うんですけど‥‥

  結局、松浦亜弥と藤本美貴のソロアルバムに合わせて、無理矢理作りましたっていう悪い印象が残るんだよね、全体のイメージとしては。個々の楽曲は小粒ながら決して悪くないだけに、尚更残念だよなぁ‥‥ミキティの場合と違って「如何にシングル曲が優れていても、曲順次第でこうもイメージが変わる」ってことを示してしまった悪い例として、今後つんく♂及びスタッフはこれを肝に銘じて、続くセカンドアルバムは「後藤真希」のブランドに恥じない名作を、時間を掛けて丁寧に制作して欲しいものです。



▼後藤真希『マッキングGOLD①』
(amazon:国内盤CD

投稿: 2003 02 27 12:42 午前 [2003年の作品, ハロー!プロジェクト, 後藤真希] | 固定リンク

2003/02/18

モーニング娘。『がんばっちゃえ!/ HEY!未来』(2003)

  2003年、モーニング娘。としての最初の音源リリースはCD形式ではなくて、DVDとVHSによる「シングルV」形式によるものでした。それがこの「がんばっちゃえ!/ HEY!未来」の、所謂ダブルAサイド・シングルなわけですが‥‥楽曲自体は昨年末から既に露出してるので、多くの人がご存じかと思いますが‥‥モーニング娘。&後藤真希が出演した映画「仔犬ダンの物語」の主題歌として使われた楽曲です。当初、映画のみの新曲として「リリース予定はない」とつんく♂Pは言っていましたが、そんなわけないですよね。というわけで、映画の公開が終わりつつある1月末にまずシングルVを、そして2月14日には映画のサウンドトラック形態のミニアルバム(これら2曲+インスト等を収録)、更には3月26日に予定されているモーニング娘。として通算5枚目となるオリジナルアルバムにも2曲共収録予定になってます(もしかしたら、アルバム用に別バージョンになる可能性がありますけどね)。

  今回のレビューにあたっては、当然アルバムはまだ出てないし、サントラ盤も買う予定はないので、唯一入手しているシングルVの音源を参考にいろいろ書いてみたいと思います(一応、当サイトとしてはこれを「通常のシングル」と同じように捉えてレビューしていきたいと思います)。

●がんばっちゃえ!(モーニング娘。とハロー!プロジェクト・キッズ+後藤真希)

  読んで字の如くのユニット名。要するに、映画製作が発表された時点ではまだごっちんはモーニング娘。のメンバーだったわけで(が、その製作発表記者会見が同時に卒業会見にもなったんですが)、そういう意味では「13人娘。+キッズ」と捉えることも出来ます。ま、確かにごっちんのパートは娘。時代と比べれば明らかに少ないので、あくまで主役は今の12人娘。だというのは歴然としてますが。
  作詞作曲は当然つんく、アレンジには昨年のシャッフルユニットや「Do it! Now」のC/W曲 "ちょっとイカしたPURE BOY" を手掛けてきたTATTOが担当。これまではラテン・テイストのアレンジが多かったものの、ここでは "でっかい宇宙に愛がある" に通ずるような、大らかなノリのポップソングに仕上がっています。恐らくバックトラックは打ち込み中心だと思うのですが、それほど安っぽさを感じさせない、ちゃんと「映画主題歌」というのを考えて作られているように感じます。
  ただ、正直映画の内容とはあまり関係のない歌詞なんですよね‥‥普通に、これまで通りの「モーニング娘。の新曲」といった印象。ただ、シングルのタイトルトラックになるようなタイプではなくて、どちらかというとカップリングやアルバムトラックといった、ちょっと地味目の1曲。勿論、悪くはないですよ。ただ、2002年の攻撃モードを考えると、ちょっと「??」って思うかも。アルバムの1曲として考えるなら、まっ、箸休めとしてアリかな、と思いますけどね。
  "でっかい宇宙に愛がある" との大きな違いは、まぁ楽曲の完成度というのも大いにありますが、それ以上にキッズが大きいと思います。個人的には、サビで入るキッズの無邪気な(ある意味、歌とはいえない)声がちょっと苦手なんですけどね‥‥ただ、これがなかったらもっと良くなるか、と問われれば、それも疑問なんですけど。ライヴでのパフォーマンスとか観ても、折角12人+1人も「娘。&元娘。」が広いステージ上にいるのに、キッズがいるお陰で全体の動きが小さくまとまって、モーニング娘。特有のダイナミズムのようなものがあまり感じられなかったんですよね。この辺は俺の中で、次の単独ツアーで披露された際での課題としておきましょう(とかいって、春コンでもキッズが出てきたりしてね)。

●HEY!未来(モーニング娘。)
  こちらは現編成、12人でのモーニング娘。のみの楽曲。作詞作曲はつんく、アレンジは既にハロプロではお馴染みの酒井ミキオが担当。と、ここで改めて考えてみると、酒井ミキオのモーニング娘。での初仕事ですね、これ。プッチモニに始まりミニモニ。、カン梨華、あややときて、やっと本体。俺、この人のポップセンスが以前から気に入ってたので、もっと早く聴きたいと思ってたんですよ。
  で、この曲。その酒井ミキオの名前から想像できるような、軽やかでポップなシャッフルナンバーとなっています。シャッフルというと、アルバム「4th『いきまっしょい!』」収録の "いいことある記念の瞬間" といった曲を思い出しますが、あそこまでモータウン色の強いものではなく、もっとモッタリした、ちょっと重いリズムなんですよね。多分、リズムトラックは生バンドによるものだと思うんですが、ドラムのタム回しとかが、チューニングや録音方法のせいもあって、非常にダイナミックで1音1音に重みを感じるんですね。例えば‥‥モータウンとサザンロック、それくらいの違いがあるように思います。そう、昔MY LITTLE LOVERにそのままズバリ "Shuffle" という楽曲がありましたが、正にあんなタイプの1曲です(実際、曲のイメージもあれに近いかも)。

  これら2曲の楽曲は12人編成のモーニング娘。特有の、「誰がセンター/リードを務めるでもなく、全員が一丸となって歌う」傾向にあるんですが、特にこっちはPVのイメージもあってか、本当に全員が入れ替わり立ち替わり歌ってるという印象ですね。ま、結局要所要所はなっちがキメるわけですけど、例えば「ここにいるぜぇ!」と比べると、あそこまでなっちの比重が高く感じないんですよね、この曲にしろ"がんばっちゃえ!"にしろ。本当に全員でパートを分け合って、仲良く歌ってるというイメージそのままの楽曲。ある人にとってはそれを「平和なモーニング」と感じ安心し、またある人にとっては「ぬるま湯に浸かった状態」と酷評する。受け取る側によって感じ方は様々かと思いますが‥‥確かに俺もその両方を感じるんですよね。"HEY!未来"はPVの印象もあって、12人が仲良さそうにしてるシーンを観ると「平和だなぁ~」と心休まるし、逆に"がんばっちゃえ!"を聴くと「‥‥鬱」ってなるし。複雑な2曲ですよね。けど、これがある意味「今のモーニング娘。」を端的に表した楽曲なのかもしれません。この表裏一体な感じが、ごっちんのいない、2003年2月時点でのモーニング娘。なんだと‥‥

  ただ、そうはいいながらも‥‥ここには本当の意味での「キラーチューン」がないんですよね。一応両A面みたいになってますが、そのどちらもこれまでのシングル・タイトルトラックと比べると、数歩劣るクオリティーだし。同じ両A面でも「ザ☆ピ~ス!/ でっかい宇宙に愛がある」は共にキラーチューン中のキラーチューンでしたからね。しかも "でっかい宇宙に愛がある" は24時間テレビにピッタリな壮大さがありましたが、"がんばっちゃえ!"にはそこまでの壮大さも、感動させる「何か」も足りないし‥‥決して駄曲というわけではないんですが、やはり勿体ないですよね、折角初のシングルVオンリーのリリースとなった楽曲達なのに。

  けど、そうはいっても、アルバムで聴いたら印象が変わるかもしれませんしね(逆に、他の新曲がこれよりもクオリティーが低いものだったら、更に凹みますが)。そういう意味では、ちょっと次のアルバム、期待してるんですけどねぇ‥‥あまり大きな期待をし過ぎても‥‥ねぇ?



▼モーニング娘。『がんばっちゃえ!/ HEY!未来』
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投稿: 2003 02 18 12:00 午前 [2003年の作品, ハロー!プロジェクト, モーニング娘。, 後藤真希] | 固定リンク

2003/02/02

「Hello! Project 2003 Winter ~楽しんじゃってます~」@横浜アリーナ(2003年1月26日 朝公演)

  ぶっちゃけ、ハロコンなんてもういいよ‥‥というネガな気持ちが強かったのね、観る前は。だって、これだけソロコンサート‥‥モーニング娘。だけでなく松浦亜弥、更には藤本美貴や後藤真希、メロン記念日までもがツアーを行うようになった今、そこに意味を見出せなくなってたのよ。けど、よくよく考えると「ごまっとう」なんてここでしか観れないし、今やタンポポなんて娘。コンでは観れないしね(柴田のみメロン記念日なので、事実上無理)。キッズとかどうでもいい童謡とか聴く為に行くんじゃなくて、俺はそういった付加要素の為に1万円近くも払って行くんだ、と自分に言い聞かせて行ってきましたよ。

  そうそう、そのチケット代が6,300円から8,400円に値上がりしたことも、行く気が失せた理由のひとつなのね。ファンクラブなら7,350円なんだけど、普通は一般購入するわけでしょ、「ぴあ」とかで。やってる音楽自体が完全に小学生向けにシフトチェンジしつつあるのに、取る金額は普通の子持ちの親にも厳しい金額に値上げされて、対応出来るのは金持ってるサラリーマンくらいになってるし‥‥この矛盾が昨年末辺りから常々自分の中で「?」となってたわけ。だから当初、このハロコンもファンクラブではチケット取らなかったし(たまたま、以前ごっちん卒業ライヴのチケットを譲ってくれた人が定価でいい席を譲ってくれたので行くことにしたんだけど‥‥)。

  そういうわけで、1年前とは俺とハロプロの向いてる方向が完全に違った方を向いていたりするんですが、それでも行ってきましたよ。今回はセンター席の5列目という素晴らしいポジションで観ることができました。実際には更にその前にもう3~4席席があるので、実際には8列目程度といったところでしょうか。残念ながらまた向かって左側‥‥「ホイッ!」ポジションではありませんでした(何時になったら右側行けるんだよ!?)。ホント、真ん中より右に行ったことないんだよねぇ‥‥

●会場暗転

  既にサイリウムも買わないようになってるし俺。で、腕組みして「じっくり観させてもらうよ」と、ちょっと意地悪な態度でライヴに臨んだわけです。オープニングのCGは今回F1をテーマにしたものなんだけど‥‥ちゃっちぃ絵だな、これ。

  フィルムが終わると、袖から今回のMCである加藤紀子とまことが登場。まことは一昨年もハロコンMCをやってたようだけど、加藤紀子は今回が初。ま、事務所の先輩ってこともあるし、仕事も選べる程ないからこういうことになったんだろうけど‥‥なんか最初っから気まずい空気。

●娘。+キッズ+ごっちん

  大失敗に終わった映画「仔犬ダンの物語」主題歌である"がんばっちゃえ!"を総勢27人で熱唱(キッズは本来15人だけど、ひとりインフルエンザで欠席だそうです‥‥小学校かよ!?)。ごっちんを含む娘。13人の姿ってのが、まだ全然違和感なく観れるのが、ちょっと‥‥ここで違和感を感じさせるくらい「今のモーニング娘。」の威厳を感じさせて欲しかったなぁ。ま、曲がそういう曲じゃないから仕方ないか。個人的にはカップリングの"HEY!未来"の方が断然好きなんだけど、まぁあっちは娘。単体の曲なのでしょうがないか‥‥

●童謡

  この後のユニットに被らないメンツのみが残り、童謡"春がきた"を歌う‥‥んだけど、これ、どこからどう聴いても口パクだよね!? そうか‥‥去年のも全部口パクだったのか‥‥がっかり。特筆すべき点、特になし。

●ゆきどん

  前田有紀がメドレーで"よさこい節"と"東京宵待草。"を歌う。後者は既に何度も聴いてる曲なので、普通に口ずさめる自分にちょっと驚きつつ、目だけはステージ両サイドの娘。メンバーを追ってるし。なっちと裕ちゃんが、何かバカっぽい動きを一緒にやってたのが楽しそうでよかったです、まる。

●ごまっとう

  やっぱりこの3人が並ぶと豪華だね。テレビで観た時よりも、更に歌えてたように感じました。特にあやや、昨年秋頃からちょっと歌声に翳りを感じてたんですが、この日は完全に復調してました。伸びもよかったし。けど、やっぱりこの曲はごっちんの独断場といった感じ。ミキティも頑張ってたけどね。ダンス的にもごっちんの方が一枚も二枚も上手だし。

●タンポポ

  もはや娘。コンでは観ることの出来ない新生タンポポ。"BE HAPPY 恋のやじろべえ"を披露。テレビで歌ってた時よりも、歌もパフォーマンスも貫禄が出てきたかな。特に新垣と紺野が。梨華ちゃんも余裕が感じられるようになったし、柴田もメロンの時以上に落ち着いた印象を受けました。今後はもう、正月と夏の年2回しか観れないんだろうな、タンポポも‥‥

●プッチモニ

  未だリリースが確定しない新生プッチモニ。その、ハロコンでしか聴けない未発表の新曲"WOW WOW WOW"は小川をセンターに置いた、如何にも鈴木Daichiらしいデジタル・スカコア調。"ここにいるぜぇ!"の流れを組む曲なんだけど、こっちの方がもっと小粒な感じ。やっぱり「プッチ」だから? 最近のつんく♂らしい、大味なメロで逆に耳に馴染みやすくて好印象かも。小川といい、アヤカといい、そして更に巨大化したよっすぃーといい(泣)、いいパフォーマンスしてました。"ちょこっとLOVE"じゃなくてよかった。

●裕ちゃん

  メロンやミキティを含んだメンツでのMCの後、裕ちゃんの"東京美人"へ。さすがツアーを経験しただけあって、歌にも安定感が増したような。朝イチの公演の割りにはみんな声が出てたよなあ、この日は。夏ハロコンではあやや+ミキティが妖しいダンスをして話題でしたが、今回はカントリー娘。のふたりが同じ役回りを。なんかこのふたりが同じことをやると、笑っちゃうんですが‥‥俺だけ?

●ミキティー

  話題の新曲"ブギートレイン'03"初披露。既にラジオやもせで聴いてはいたけど、かなりステージ映えする1曲。アルバムでもトップを飾る曲らしく、恐らくソロライヴでもそうなんだろうなぁ。バックにはキッズ4人を従えて、ごっちん"手を握って歩きたい"を更に激しくしたようなダンスを披露。曲の慌ただしさに合った、非常に凝ったダンスで楽しませてくれました。そしてそれ以上に、かなり難易度の高いメロディをしっかり歌いこなしていたミキティに拍手。モーニング娘。入りが発表され、更に気合いが入ってるだろうところにこの曲。マジで気を抜いてたらヤバイぞ、12人娘。達よ‥‥

●メロソ

  既に名曲の仲間入りな新曲"赤いフリージア"を歌う。ミキティの新曲といい、メロンの新曲といい、ここにきてつんく♂、いい仕事してるんじゃないの?と実感。けど‥‥これらって今までだったら逆だよね?(詳しくは「赤いフリージア」レビューを参照のこと)村田さんのダンスは何時観てもカッコイイなぁ‥‥見て飽きないのは、村田さんとマサオね。柴田は可愛くて目が離せないし、斎藤さんは‥‥いろんな意味で目が離せない(笑)このバランス感覚こそが「メロン記念日」なり。

●再び童謡

  先日出た、オリジナル曲の童謡集から"パイナップルパラダイス"を稲葉・あやや・なっち・かおりん・圭ちゃんのメンツで歌う。けど‥‥あれっ、かおりんだけソロがなかったような気が‥‥(泣)楽曲に関しては特に言うべきこと、なし。多分買ってまで聴かないと思います(この日、ライヴ前のSEには常にこの童謡アルバムが流れてましたが、ピンとくる曲は1曲もありませんでしたし)。

●ハワイの方々

  ‥‥もう、痛々しいよ。「プッチベスト3」に入ってた"Mr.Moonlight ~愛のビッグバンド~"のハワイアンバージョンを披露。ここでこの曲を歌うってことは、娘。は歌わないってことか‥‥残念。語るべき点!? そうさな‥‥メロンやミキティのフラダンスくらい、かな?

●カン梨華

  "BYE BYE 最後の夜"を歌う。テレビでは散々な歌だったけど、多少は聴けるようになったかも。しかし、歌が一番安定してるのが、あさみだってのもなぁ‥‥で、我らが梨華っちですが‥‥小憎らしい程に可愛かったです(苦笑)

●ミニモニ。

  ミカを除く3人がステージ上に登場し、小芝居を延々と繰り返す。ノリとしては「ハロモニ」のあのノリ。ま、辻加護の独壇場といったところでしょうか。着替えの済んだミカが最後に登場して、テレビでも歌われたことのない新曲"お菓子作っておっかすぃ~"を披露。これ、ホントいい曲だと思うんですけど‥‥ここんところ連続して出たミニモニ。やミニハムず。の曲、どれも良かっただけに‥‥ちゃんと買って聴いてみようかしら? けど、基本的に口パクってのもねぇ‥‥どうかと思うけど。

●アイドルモンスター

  すんげぇ、10月に観た時よりも更にデカくなってた! つうか、ホントどこまでデカくなるんだよ、この子は‥‥喉の調子も完全に元通り‥‥つうか、更に伸びが良くなってるし。テレビではイマイチだった"草原の人"も、気持ちよさそうに伸び伸びと歌ってるし、"Yeah!めっちゃホリディ"も、そして"The 美学"もホント素晴らしかった。今や、ミニモニ。や娘。本体よりも客のリアクションがデカかったんじゃないの実際? もうハロプロは「モーニング娘。率いる~」って時代じゃないんだな、マジで‥‥

●ごっちん

  娘。勢揃いのMCの後、いよいよごっちんの登場。ソロとなって初のハロコン。どんな感じになってるのか‥‥っていうか、俺的にも9月に同じ横アリで卒業を見届けて以来のごっちんなので、不安と期待が入り交じった心境だったのですが‥‥安心した。そう、歌に関しては安心。昨年発表されたソロシングル3曲を歌ったのだけど、やっぱり"手を握って歩きたい"の静かになるパートは何度聴いてもウルッとくるし(しかもそのバックで5期メンが踊られた日にゃ、否が応でも泣きそうになるってば)、散々な出来の"サン・トワ・マミー"でさえも完全に自分のモノにしちまってるし。これで「あと一発」があれば‥‥あややの後ってのも、完全に分が悪すぎるよ。

●モーニング娘。

  ごっちんにアナウンスされて登場する娘。ってのも、何か変な感じ。オープニングはあのイントロが延々と流れるんだけど‥‥そう、"ここにいるぜぇ!"ね。アルバムが出る時は、是非こっちのバージョンで入れて欲しいな。

  この日歌ったのはその他"Do it! Now"、"ザ☆ピ~ス!"、"I WISH"、そして"そうだ!We're ALIVE"なんだけど‥‥なんかね、もっと貫禄とか感じさせてくれてもいいはずなんだけど、もの凄い必死さみたいな空気が感じられたのね。1曲目の曲調がそういうのだってのもあるんだけど、昨年9月に観た"Do it! Now"や"ザ☆ピ~ス!"とは別物に感じられたのよ。そりゃ、ごっちんのパートを他のメンバーが歌ってるってのも大いに関係してるとは思うんだけど‥‥俺の解釈だけど、結局モーニング娘。ってのは、「勝者」でも「SURVIVOR」でもなくて、常に「CHALLENGER」なんだなぁ、と。特に今年に入ってからの彼女達には試練が与えられっぱなし、ミキティ加入だとか6期メンだとか「さくら組」「おとめ組」分裂だのさ‥‥13人時代が「巨大化する為の安定期」だったこともあって、この変化の時期ってのはもうガムシャラに突き進むしかないのかなぁ、と。そういう空気感を歌やパフォーマンスから何となく感じ取りました。年末年始のテレビ出演で「気ぃ抜いてんじゃねぇよ!(怒)」ってずっと思ってただけに、ちょっとここで印象が変わりました。だからこそ、「ひょっこりひょうたん島」はないんじゃねぇの!?‥‥と思うんですけどねぇ。

●ハロプロ勢揃い

  最後にキッズを除く全員がステージ上に登場。全員で"恋愛レボリューション21"を歌うんですが‥‥娘。のすぐそばに裕ちゃんとごっちんが並んでいるんですね。で、俺としては裕ちゃん在籍時を生で見たことないわけですよ。それこそ、ここで疑似体験してしまうというボーナスを貰ったような錯覚に陥ってしまいました。裕ちゃん、もう踊れないよ、とかラジオで言ってたと思うんですが、レッスンの甲斐もあってか、昔程のキレはないものの、ちゃんと見事に踊ってました。しかも隣にはついこないだまで同じ場所でこの曲を踊ってたごっちんの姿も‥‥途中、ふたりが顔を合わせる瞬間があったんですが、すっげー満面の笑顔で裕ちゃんとごっちんが見つめ合うわけですよ‥‥もうね、これ観れただけで俺的には8,400円払った甲斐があったなぁ、と。この一瞬の場面だけで元は取った、と。そう思えたわけです。それ以外はもう、どうでもいいや‥‥ってほどに‥‥あれっ、これって後ろ向きですか?

●総括

  夏ハロコンが90分程度の内容だったのに反し、今回はキッチリ2時間やりました。去年の正月もそうだったので、毎年正月ハロコンは長めなのかもしれませんね。それに披露すべき新曲が沢山あったわけだし。結構周りの人が「夏が嘘のよう、今回はホント良かった」と言ってた意味が、よく判りました。うん、ホントに楽しかったし、いいライヴだと思いましたよ。ただ、値段に見合った内容だったかは正直謎ですけどね。

  夏ハロコン以降‥‥「7・31」事変以降に卒業したメンバーが3人(平家みちよ、りんね、石井リカ)もいるのでシャッフルユニットを披露する事が不可能になった事が幸いし、結果としては童謡は残ったもののかなりバラエティ豊かな内容だったとは思います。あやや、ごっちんが3曲も与えられてた点やタンポポ、ごまっとうというハロコンでしか観れないユニットが既にある点等、それなりのお得感なのですが‥‥満腹までいかないんですよね。それは各ユニットのソロコンサートで満たすしかないのかなぁ。

  今秋のモーニング娘。分裂発表後、もう圭ちゃんが抜けた後の15人娘。が揃うのはハロコンのみってことらしく、こうなるとやはりハロコンの重要性ってのがそれなりに意味を持ってくると思うんですが‥‥なんか疑問が残るんだよなぁ‥‥「人数が多くなりすぎて、小さいハコで出来なくなった」から分裂、みたいな理由があったと思うけど、正月ハロコンって基本的に中規模のハコじゃない? なのにその時くらいしか15人揃わないってのも‥‥ってことは、今後は正月ハロコンも夏ハロコン同様、アリーナクラスで興行するってことなんですかね? 何にせよ‥‥今年の夏以降は様子を見てから行くか行かないかを決めたいと思います。ま、個人的には単体のソロコンサートの方が存分に楽しめると思うんですけどねぇ‥‥

  あぁ‥‥どこでどうボタンを掛け間違ったのか。なんで純粋に楽しめなくなっちゃったんでしょうねぇ‥‥。


[SETLIST]
  [OPENING MOVIE]
01. がんばっちゃえ! [モーニング娘。とハロー!プロジェクト・キッズ+後藤真希]
02. 春が来た [飯田・安倍・保田・矢口・辻・加護・高橋・中澤・前田・村田・斉藤・大谷・ミカ・カ娘。]
03. メドレー:よさこい節 ~ 東京宵待草。 [前田有紀]
  [MC]
04. SHALL WE LOVE? [ごまっとう]
05. BE HAPPY 恋のやじろべえ [タンポポ]
06. WOW WOW WOW [プッチモニ]
  [MC]
07. 東京美人 [中澤裕子](カ娘。がバックダンサー)
08. ブギートレイン'03 [藤本美貴]
09. 赤いフリージア [メロン記念日]
  [MC]
10. パイナップルパラダイス [安倍・飯田・保田・松浦・稲葉]
11. Mr.Moonlight ~愛のビッグバンド~(ハワイアンVer) [ココナッツ娘。]
12. BYE BYE 最後の夜 [カントリー娘。に石川梨華(モーニング娘。)]
  [MC]
13. お菓子作っておっかすぃ~ [ミニモニ。]
14. 草原の人 [松浦亜弥]
15. Yeah!めっちゃホリディ [松浦亜弥]
16. The 美学 [松浦亜弥]
  [MC]
17. やる気!IT'S EASY [後藤真希](メロン記念日がバックダンサー)
18. 手を握って歩きたい [後藤真希](5期メンがバックダンサー)
19. サン・トワ・マミー [後藤真希]
20. ここにいるぜぇ! [モーニング娘。]
21. Do it Now! [モーニング娘。]
  [MC]
22. ザ☆ピース! [モーニング娘。]
23. I WISH [モーニング娘。]
24. そうだ!We're ALIVE [モーニング娘。]
  [ENCORE]
25. 恋愛レボリューション21 [全員]


▼ハロー!プロジェクト『プッチベスト3』
(amazon:国内盤CD

投稿: 2003 02 02 02:14 午前 [2003年のライブ, Berryz工房, ℃-ute, カントリー娘。に石川梨華(モーニング娘。), タンポポ, ハロー!プロジェクト, プッチモニ, ミニモニ。, メロン記念日, モーニング娘。, 中澤裕子, 後藤真希, 松浦亜弥, 藤本美貴] | 固定リンク

2002/09/23

モーニング娘。コンサートツアー2002夏“LOVE IS ALIVE!”@横浜アリーナ(2002年9月22日)

  ごっちん卒業自体には特に感慨深さみたいなものは感じてなかった俺。けど、9月23日が近付くにつれ、卒業特番やそういう内容の番組が増えていき、否が応でも意識するようになり、「俺にとっての後藤真希って何だったんだろうな」と真面目に考えてみたりして。

  純粋にモーニング娘。のライヴが観たい、というよりは「ヲタになって初めての『儀式』を体験したい」という邪心から、俺は今回の横アリ行きを決意しました。幸い、当サイトをご覧になっていた方から22日の立ち見席を定価以下で譲っていただくことができ、今年何度目かの娘。コン、そして娘。絡みでも何度目かの横浜アリーナへと足を運んだわけです。当然、そこには自分なりの「答え」を求めに行ったわけでもあり、単純に「中毒性の高い楽しさ」を求めに行ったわけでもあり。

  この日の横浜はあいにくの天気。今にも雨が降り出しそうな、雲に覆われた空。どうやらこのまま雨になるらしいよ。折角の卒業式なのだから、気持ちも天気も晴れた状態で送り出してあげたかったよね(結局、会場に入る直前に雨が降り出す)。

  横浜アリーナでの立ち見は初体験。アリーナ席(横アリは従来のアリーナ席をセンター席と呼び、そこを覆うような1階スタンド席をアリーナ席と呼ぶ)最後方通路をブロック分けして、そこに整理番号順に入場して好きな場所を取るんだけど‥‥これがね、意外と観やすいのよ。自分はCブロック‥‥ステージ向かって左側だったんだけど、真正面のスタンド席よりは全然近いし、むしろ下手なセンター席よりも近い。肉眼である程度の表情は確認出来る位置を確保。結構ギュウギュウになるかな、と思ってたけどそんなでもなく、踊るスペースも十分に確保できる感じ。ま、もっと前の方(Bブロックとか?)はそんなでもないのかもしれないけど。

  ステージセットは春コンと基本的に同じ。ただ、ステージ両サイドにあった遊園地のセットがなくなっただけか。そう考えると、基本的にはシンプルになってるよね。

●そしてオープニング

  ツアータイトルが示す通り、全体の構成は春コンの縮小版といったイメージ。よって、オープニングムービーも春コンの流用。春コンでは1曲目でいきなりドカンとやったけど、今回は"Do it! Now"からってことで、あっさりと、そしてしんみりとした感じでスタート(曲のイメージがああだから、余計にそう感じるわけ)。既に夏ハロコンでのアリーナクラスのステージでこの曲を観ていたから比較的安心して観れたけど‥‥前回はかなり近い位置から、そして今回は‥‥まぁ近いって言っちゃあ近いけど‥‥全体を見渡せる距離からなので、更に俯瞰してみると‥‥ああ、やっぱり13人編成のモーニング娘。は既に完成型を超えて、過渡期に入っているのかなぁ‥‥と感慨深くなる。過渡期ならではの円熟味を味わうとは思ってもみなかったけど‥‥しかし、続く"そうだ!We're ALIVE"では俺の知ってる溌剌とした娘。達が戻ってくる。これって、曲によって表情や表現を使い分けているってことか‥‥だとしたら、本当に今の13人の実力ってハンパじゃないと思うよ。ちょっとゾッとしたよ。それにしても‥‥やっぱこの2曲はショートバージョンなのね(基本的にこの日歌われた曲はほぼ全部がショートバージョンでした)。

  メンバー紹介した後に、お馴染みの"恋愛レボリューション21"、"いきまっしょい!"という流れ。春コンと全く同じなので、特にコメントなし。相変わらず各メンバーの動き&煽りは最高でしたよ。そして、無事今回も歌われた、なっち&5期メンによる"男友達"は春よりも更に良くなってました。特に5期メンの活き活きとした表情がイイ! スクリーンに映った4人の笑顔、そして伸びやかに、気持ちよさそうに歌うなっちの表情に、こちらまで笑みがこぼれる。嗚呼、やっぱ今日は来てよかった‥‥

  この後は、各ユニットコーナー。しかし、新曲を出したユニットって皆無なんですが‥‥やっぱり春と同じか‥‥ま、今回はタンポポとプッチモニの各現メンバーでの最後のステージってことなので、それ以上に感慨深いものがあるんですが‥‥

●タンポポ

  前回同様"乙女パスタに感動"と"王子様と雪の夜"という「永井ルイ・アレンジ曲メドレー」だったのですが、もうこれらの曲をステージで聴くことが出来ないのかと思うと、やっぱり残念。個人的にはハロプロ中で最も好きなユニット「タンポポmark II」だっただけに、歌う前のちょっとしたかおりんのMCにウルッとくる。泣かないように無理して頑張ってるように見える矢口がホント健気。かおりんも最後まで一生懸命歌ってたし、加護ちゃんも小さいながらも頑張ってた。やっぱり4期のふたり(加護、石川)を育てた場であり、矢口に自信を与えた場であり、かおりんがのびのびと「歌」を楽しむ場がもうなくなってしまうんだから‥‥今後はその意思をを梨華っちが受け継いでくれることでしょう。

  ありがとう、タンポポ‥‥

●プッチモニ

  これも前回と同じ"BABY!恋にKNOCK OUT!"と"ちょこっとLOVE"のメドレーなんだけど‥‥こっちはプッチらしく、全然湿っぽさ皆無。最後までパワー全開!‥‥のはずだったんだけど‥‥ちょこLOVEの途中でカラオケの音飛び発生!(苦笑)ああ、カラオケってやっぱりCD音源だったんだ‥‥聞くところによると、前日もタンポポで同じような事故が起きたようで‥‥何やってんだよ、UFA!(怒)

  しかし‥‥やっぱりよくある出来事なのか、焦って3人して見つめ合ったりしたものの、そこはさすがプロ。カラオケが元通りに戻ると、瞬時にそれに対応。けどなぁ‥‥やっぱり(自分にとって)最後くらいはちゃんとした形で通して聴きたかったたなぁ‥‥

●ミニモニ。

  "ミニモニ。ジャンケンぴょん!"を披露。そうか、そうきたか‥‥といった程度の印象。ま、生では初めて聴くからいいんだけど。でも‥‥これだけアーティストパワーのあるユニットなんだから、新曲を聴きたかったなぁ。アルバムの曲とか。ま、誰でも知ってる曲の方が客の受けがいいから、こっちである意味正解なのかもね。個人的には楽しめましたけど‥‥

●カン梨華

  春コン、夏ハロコン同様に、言うことなし。ただ、梨華ちゃんは可愛いなぁ、と。(2003年1月補足:結果として、これが俺にとって最後のりんねさん在籍時のカントリー娘。になってしまいました。もっと真剣に観ておくんだった‥‥残念)

●ごっつぁん

  新曲"やる気!IT'S EASY"を披露。夏ハロコン東京公演から初登場となったこの曲、当時と違う点といえば、バックにメロン記念日がいないことだけ。けど、これだけでも全然スケールが違ってしまうんだから‥‥春コンと夏ハロコンでの "手を握って歩きたい" での比較でも思ったけど、ごっちんってひとりでステージに立つと、思いっきり小さく見えてしまうんだよねぇ。そして、子供達やメロンが加わると、急にスケールがデカく感じられる‥‥この違いって何だろう? 結局ごっちんって、グループ向きなのかも。団体の中に入って初めてその魅力を完全開花するという‥‥ちょっとだけ不安になったよ、卒業後の彼女が。

●ハワイアン・コンビ

  痛々しかった。春コンでの "サマーナイトタウン" 英語バージョン、夏ハロコンでの "真夏の光線" ハワイアンバージョン、そして今回も他人の曲である"幸せですか?"だもん‥‥ま、他人とはいえ、アヤカはこの曲に参加してるけど。いい加減、そろそろ新メンバーを入れるのか、ふたり編成で新曲を出すのか、あるいは完全にコンビ解消してしまうのか、ハッキリさせる時期にきてるのかも‥‥このままじゃ、娘。にとってただの都合のいい「ツアー要員」で終わってしまうぞ?

●再び娘。へ‥‥

  "ザ☆ピ~ス!"(今回は13人バージョン)~"LOVEマシーン"という流れは春コンと全く同じ。特筆すべき点なし。相変わらず良かった、と。ま、マンネリと言い切ってしまえばそれまでだけど‥‥ホントいい加減ラヴマはもういいよ‥‥折角夏ハロコンで消えたと思ったのに‥‥とか言ってみたものの、もうこれらの曲、ごっちんを含めたメンツ‥‥この13人で歌うことはないんだよな‥‥ふとそう思ったら、ちょっとだけキュンとした。マンネリだの飽きただのいうセリフ、今日だけは止めにしよう‥‥この編成で、この構成のライヴは、俺自身もう観ることはないんだから‥‥

  けどね‥‥MCのぬるさは相変わらずだったよ。特筆すべき点? ねぇよ、マジ!(苦笑)ま、梨華っちの自意識過剰振りと、紺野の素晴らしさは相変わらずでしたが‥‥

  ふたつに分かれて着替えが終わると、新垣から始まるお馴染みの>"Mr. Moonlight ~愛のビッグバンド~">。今回もショートバージョンだったことと、よっすぃーが更にモビルスーツ化してる点が春コンとの違いか?(苦笑)それにしても‥‥なっち&ごっちんと並ぶよっすぃー、マジでオッサンかと思ったよ(汗)その後の"ハッピーサマーウェディング"~"恋のダンスサイト"という流れまで春コンと同じ。同じだけど‥‥もう最後なんだよね‥‥だからこそ、もっと歌って欲しかった曲が沢山あるんだけど‥‥時間はあっという間に終わりに近づいている。そう、確実に‥‥

●本編終了。アンコールへ‥‥

  意外とすぐにステージに登場したメンバー。それぞれ簡単にMC。ごっちんの番になると、一際大きな歓声‥‥ごっちん、ちょっとウルッとした? 言葉に詰まる瞬間が何度かあったね。ああ、結局卒業のその日まで、加入した頃と変わらない「泣き虫ごっちん」のままだったか‥‥ちょっと安心。

  「13人のモーニング娘。、しっかり目に焼き付けておいてぇ!」というなっちの力強い言葉と共にスタートするアンコール1曲目は"本気で熱いテーマソング"。春コンとの違いは、エンディングがあっさりしてる点。ま、この後にもう1曲用意されてるからね。パフォーマンスは相変わらず最高だったよ。梨華っちは、どこまで全速力で走りまくるの? つうかこの子、「抑える」「手を抜く」って言葉を知らないよね‥‥常に全力だよ。ステージの端から端まで走る時も、常に全速力。それでいて、歌は外‥‥すんだけど(笑)。

  最後の最後は、"でっかい宇宙に愛がある"。モージカルの時に聴いたけど、やっぱりこうやってでっかいステージで聴く方がいい感じ。けどさぁ‥‥24時間テレビの後だけに‥‥ねぇ(苦笑)。いや、曲やモーニング娘。は悪くない。悪いのは(ry

  曲が終わり、あっさりとステージを後にするメンバー。ま、ホントの最後は明日の23日だから仕方ないか‥‥と思ってたら、ステージにごっちんひとりだけが残ってる‥‥噂には聞いていたけど、どうやら本当にここでもう1曲だけ、ごっちんのソロがあるみたい。ごっちんが最後に選んだその曲こそ、当サイトの日記タイトルにもなっている"赤い日記帳"‥‥正直、これを歌うと知った時‥‥ゲンナリしたのね。つうのも、「あか組4」でのごっちんの歌の拙さが印象に残ってるだけに、この曲を歌うごっちんに対してはいい印象がないのね。だから「何で最後の最後にこの曲選ぶの? だったら "手を握って歩きたい" じゃないの??」って思ってたんだけど‥‥けど、実際の歌を聴いて、考えを改めされられました。こんなにもすげぇ、すげぇ説得力と表現力を持った歌い手に成長してたんだ、ごっちんは‥‥それを我々に示す為に、そしてリベンジの意味も込めてこの曲を選んだ‥‥のかどうかは本人にしか判らないけど、この選曲は大正解だと思いました。いやぁ~驚いた。踊るの忘れて、完全に聴き入ってしまったもん。結局、唯一フルコーラスで歌われたのはこの曲のみでした。

  しっとりと歌い終えると、感極まって最後のコメントをつっかえてしまったごっちん‥‥それだけ思いを込めて歌ったのね‥‥と思うと、逆にこっちまでウルウルきてしまった。ああ俺、感情移入し過ぎ。

●ライヴを終えて

  実際には本当のラストではなかったものの、最終日の2公演のチケットを持っていない、そして都合で開場に足を運べない自分にとっては、この日のライヴと、そのすぐ後に生放送された「ごっちん卒業スペシャル」での"I WISH"がホントのラストでした。ライヴの内容としては春コンを薄めたような内容で、前回何度も足を運んだ俺にとってはちょっと辛いものがあったのは事実。けど、今後二度と聴くことの出来ないプッチやタンポポの曲達、そして13人がかりで戦いぬいたモーニング娘。を生で観る最後のチャンスだっただけに、感慨深いものはありました。もしかしたら今回は純粋にライヴを観たというよりも、ハロプロ大改変後のちょっとガタガタしつつもそこから抜け出そうと全力で駆け抜ける「過渡期のモーニング娘。」という貴重なものを観た、という方がピッタリだったのかもしれませんね。そして、「モーニング娘。の後藤真希」を観る最後のチャンスだったともいえますが‥‥

  会場から出ると、外は本降りになってました。これは涙雨なのか‥‥この冷たい雨が身体を冷やすだけでなく、こころまでもをクールダウンさせてくれました。帰りの電車の中で考えました。結局「答え」は見つかったのか‥‥それはあれから1日経った今でも判りません。けど、ただひとつだけ、ハッキリしたことがあります‥‥それは「やっぱりモーニング娘。が好きだ」という気持ち。これだけは嘘偽り一切ありません。今後、12人になったモーニング娘。を以前同様に愛せるのか、それは自分にも判りません。自分が本当にのめり込んでいったのは少なくともこの13人でのモーニング娘。なのであり、それと違った形のモーニング娘。を以前と全く同じように見ることが出来るか‥‥それはメンバーチェンジを果たすタンポポやプッチモニ、そしてミニモニ。にもいえることですが‥‥メンバーチェンジ、増減を繰り返しながら更に巨大化してきたモーニング娘。ではありますが、やはり切ないなぁ‥‥結局、ごっちんに何の思い入れもない、今回の卒業に何も思うことはないなんて言ってみたものの‥‥思い入れ、あったんだよな、やっぱり‥‥

  さて‥‥今後、一体モーニング娘。はどういう道を歩んでいくのでしょうか? 来春には圭ちゃんまで抜けてしまいます。それまでにあと何回、俺は彼女達を観ることが出来るのか‥‥。


[SETLIST]
01. Do it! Now
02. そうだ!We're ALIVE
  [MC:全員]
03. 恋愛レボリューション21
04. いきまっしょい!
05. 男友達 [安倍+5期メンバー]
06. メドレー/乙女パスタに感動 ~ 王子様と雪の夜 [タンポポ]
07. メドレー/BABY!恋にKNOCK OUT! ~ ちょこっとLOVE [プッチモニ]
08. ミニモニ。ジャンケンぴょん! [ミニモニ。]
09. 色っぽい女~SEXY BABY~ [カントリー娘。に石川梨華(モーニング娘。)]
10. やる気!IT'S EASY [後藤真希]
11. 幸せですか? [ココナッツ娘。]
12. ザ☆ピ~ス!
13. LOVEマシーン
  [MC:安倍・保田・石川・吉澤・加護・紺野]
  [MC:飯田・矢口・後藤・辻・高橋・小川・新垣]
14. Mr.Moonlight ~愛のビッグバンド~
15. ハッピーサマーウェディング
16. 恋のダンスサイト
  [Encore]
  [MC:全員]
17. 本気で熱いテーマソング
18. でっかい宇宙に愛がある
  [Encore-2]
19. 赤い日記帳 [後藤真希]



▼モーニング娘。『モーニング娘。LOVE IS ALIVE! 2002夏 at 横浜アリーナ 』
(amazon:国内盤Blu-ray

投稿: 2002 09 23 02:06 午前 [2002年のライブ, カントリー娘。に石川梨華(モーニング娘。), タンポポ, ハロー!プロジェクト, プッチモニ, ミニモニ。, モーニング娘。, 後藤真希] | 固定リンク

2002/07/15

「Hello! Project 2002 ONE HAPPY SUMMER DAY」@名古屋レインボーホール(2002年7月13日 夜公演)

  それにしても、今年は何回モーニング娘。及びハロプロのライヴに行ってるんだろう‥‥正直、数えるのが怖いね。しかも、関東だけにとどまらずに、これまで一度も足を踏み入れたことのないような地方にまで遠征してるし‥‥これまで、いくら自分が好きなバンドでも関東近辺以外は遠慮してたのに‥‥初っぱなから福井だしな(爆)

  さて、毎年正月と夏恒例となっているハロプロ公演。ハロプロメンバーが一同に集う機会はこの時だけ。しかも正月は地方公演が結構あるけど(何せ1/2から2月半ばまで回るんだから)、夏公演の方は東名阪各2日(昼夜ありなので、都合4回×3)のみ。ま、どこも1万人クラスのアリーナばかりなので、チケット取ろうと思えば楽に取れる‥‥って思ったけど、俺はファンクラブに入ってるから楽な気がするだけで、実際にはどこも軒並みソールドアウトらしいからね。ま、娘。やあややが観れるんだもん、子供も喜ぶし、親もコンサート行っただけで子供に喜ばれるし(チケット取るまでが大変だし代金も半端な額じゃないだろうけど)、いい事なんじゃないでしょうかね?

  つうわけで、正月公演は地方ホールで1回、アリーナで1回という違った角度で観察することができましたが(それに前半と後半で新曲に変わったユニットもあったし)、今回はこの日1回のみ。しかも初日の夜公演、何を血迷ったか、名古屋です。東京公演がフジロックと重なった為、普通に名古屋選んでたもんなぁ、俺。大阪でもよかったんだけど、ま、フジの直前だし、大阪は仕事で結構行ってるから、まだ行ったことのない名古屋がいいかな、と。それだけの理由だったんですけどね。特に初日だからとか、そういった理由ではなく。

  つうわけで、コンサート内容以外の雑感は日記に譲るとして、ここではとりあえずこれまでのレポートパターンを踏まえて進行していきたいと思います。

●客層

  開演時間20分前に最寄りの駅到着。駅から会場までの間にそれらしいヲタの姿を見かけず、またスタンド席入り口辺りにも全く見かけなかったので、ああ、名古屋って普通のファンが多いのかな?と思ったんだけど、大きな間違いでした。アリーナ入り口付近やグッズ売り場周辺にいました、ハッピや特攻服やお揃いのTシャツ着たヲタの皆さん‥‥俺がバカでした(笑)。客層はいつもと同じかな。ライヴ前に名古屋のプロモーター事情に詳しい人(笑)と話をしたんだけど、やはり親子席とか随分増えてるみたいだし、プロモーターのコネでも娘。とあゆだけは取れないらしい。成る程、納得。あと、やはり娘。の単独コンサートと違って、やはり普通のお客さん(ヲタとも思えない、普通にヒット曲を聴いてるような子達)も多かったですね。

●会場暗転

  直前まで東急ハンズ周辺でお茶してたにも関わらず、サイリウム買ってないし。つうか会場で売り切れてるし(正直驚いた!)。名古屋レインボーホールは円形ホールで、大阪城ホールや武道館に造りは似てるのかな? そんな印象を受けました。今日の自分のポジションはアリーナ18列目の38番。ブロックにしたら前から2ブロック目の3列目(1ブロック15列らしい)、ほぼ中央。肉眼で表情がよく確認出来る位置。ミュージカル以外では、恐らく一番いい席。名古屋まで来た甲斐があったってもんだ。

  5分遅れでスタートし、恒例のオープニング・ムービーがスタート。観ていて気付いたけど、娘。内ユニットがミニモニ。しか紹介されなかった。もしかして今回、プッチやタンポポ、ごっちんソロはないってことなのだろうか‥‥!?(但しパンフレットには出演者の所にプッチとタンポポの名前あり)

●ハッピー♥7

  初っ端は「おこちゃまチームに羞恥プレイ」でお馴染み(爆)の、ハッピー♡7。ステージ左右にはスクリーン、後方には大型電光掲示板型モニターが。そこにメンバーの表情や出来たばかりのPVが流されるのだが‥‥口パクかよ!(怒)テレビ同様、ステージでも口パクで通すつもりらしいです、今年のシャッフルは。なんかここで一気に萎えた。名古屋まで張り切って来たら、まさかブリトニー・スピアーズ並みの口パクを見せつけられるとは‥‥

●セクシー8

  ここも口パク。但しテレビ同様、ごっちんの頭のセリフは生。語るべき点、特になし。つうか、かなり凹み中だった。唯一、梨華ちゃんの可愛さを除いては(苦笑)。

●おどる♥11

  当然口パク。人数が多い分、見応えあり。以上。

●MC、合唱

  全員登場。裕ちゃんとゆきどんが司会進行を。あ、あれ‥‥稲葉がいない‥‥と思ったら、ミュージカルでお馴染みの"なぞの女"に乗ってやって来るし。完全にアツコ・キャラが定着しちゃいましたね、この人。OPD時代が遙か彼方のことのように思えます(涙)。

  簡単なメンバー紹介の後、恒例の全員合唱。稲葉が指揮棒を持ち、"夏の思い出"を唄う。何か、聴いた限りでは‥‥これも口パク!? 何かさぁ‥‥何聴いても口パクに思えてきたよ(苦笑)

●前田有紀

  着物姿のゆきどん。2月の横浜アリーナでお披露目した新曲を唄ってました。ノリがいい演歌という印象。名古屋のお客さんも好意的にPPPH入れてました(爆)

●中澤裕子

  てっきり「FOLK SONGS 2」辺りからカバー曲でお茶を濁すのかと思ってたら、8月末リリースの約1年振りの新曲"東京美人"を唄ってくれました。メジャー感のあるポップなナンバーで、今の裕ちゃんにぴったりの曲だなぁ。最近のつんく♂ワークスの中ではかなりいい感じ。裕ちゃんソロはホントに外しがないなぁと感動。相変わらず気持ち良さそうに唄ってました。

  ここで、何故かバックダンサーとしてあややとミキティが紫のワンピース来て無邪気に踊ってました。ある意味、ちょっと淫靡な世界観を醸し出してました(爆)

●小芝居

  稲葉を中心にして2つの小芝居。なっちとののが現れて、携帯電話を探すというコント。当然、あの稲葉のアフロの中をののが携帯を探すわけで。

  そしてその後、アツコのアフロ&衣装を着たかおりん、圭ちゃん、よっすぃーが現れ、携帯の音が鳴るとよっすぃーがアフロの中から携帯を取り出すというオチ。何だかなぁ‥‥って感じです。普段だったら暖かい目で見守るのだけど、今日は出だしからアレだったから‥‥

●カン梨華

  そして場の空気を一変させるあの「ア~ン♡」(爆)。既にある意味名曲(迷曲とも言う/笑)にまで登り詰めた"色っぽい女~SEXY BABY~"。衣装が一新されていました。シルバーを基調に、お腹のスケスケ部分や縁取りがピンクや緑、黄色、オレンジになったという。もうね、梨華ちゃんの歌がかなり良くなってたの(爆)逆にまいちゃんの歌がちとヤバめでした。4人の息は春コン以上に合ってる感じでしたね、うん。こりゃもう1曲でるな、絶対に(苦笑)

●平家みちよ

  カン梨華の後に"ムラサキシキブ"を聴くと、やっぱり同系統だなぁ、と。今年のつんく♂は本当にこの路線を復活させるつもりらしい。歌は相変わらず良かったです。三重出身ってことで、本来なら一番歓迎されるべき人なんだろうけど‥‥ちょっと弱かったような気が。

●ココナッツ娘。

  唄う前に、梨華ちゃんを除くカントリーの3人と平家さんを加え、アロハな格好をしたココナッツやメロンのメンバーが現れた時点で、あ、やっぱりブーさんのハワイアンナンバーもやるのね、と。となると、当然唄うのはココナッツ娘。がリードボーカルを務めた"真夏の光線"ハワイアンバージョン。思ってた程良くなかったなぁ‥‥つうか、やっぱりこの曲は原曲以上のアレンジは難しいのかなぁ、と。この時は斉藤さんに釘付けでした。最初から最後まで、ずっと口ずさんでましたね、この曲を。

●藤本美貴

  ここでミキティ登場。唄うは"そっと口づけて ギュッと抱きしめて"。この子は観る度にデカくなってる感じがします。あややを越えることは間違いなくないだろうけど、違った路線を極めていってくれればなぁ‥‥と思ってるんですが‥‥

●後藤真希

  ありゃ、ごっちんソロはアリなのかい!? 単に新曲もない、春コンでマンネリ気味だったプッチとタンポポを排除しただけだったのね。唄うは当然"手を握って歩きたい"。残念ながら、以前程の感動はなかったなぁ。聴き慣れたってのもあるし、今回はおこちゃまダンサーズがいなかったってのもあるんだろうね。衣装が水色に変わり、更に爽やかな印象に。歌は後半、特にブレイク部、囁くように唄うパートで声がキツそうだった。喉が辛そうな感じ。ま、普通に唄ってる分には全然問題ない感じでした。

●ミニモニ。

  春コン同様、バカ殿抜きの"アイ~ン!ダンスの唄"。当然あの「ダッフンダ!」の所以外は口パクなわけで。曲がショートバージョンになったせいか、ちょっと違和感アリ。その違和感は曲が短くなったからだけではなく、ダンスのクオリティーも以前より落ちてるように感じた。いや、モチベーションが下がってるのかな? 相変わらず唄い終えたら、ハァハァ息切れしてましたが。

●OG含めてモーニング娘。勢揃い

  裕ちゃんが司会になって、メンバーに「娘。のここだけの話」を発表してもらうというコーナー。ごっちんが圭ちゃんのオヤジ化を心配したり、高橋が加護ちゃんと原宿デートした話や、梨華&圭&まりっぺで健康ランドに行って裸の付き合いをした話、等々。かおりんの、つまらなさそうにしてる顔が印象的でした(涙)。

●再び童謡

  プッチやタンポポがない分、今回は童謡がもう1曲。「ポンキッキーズ」でも披露されてる"カモメの水兵さん"を、稲葉、石井、前田、藤本、平家、カントリーといったメンバーで唄い踊ってました。それにしても、俺の隣にいた姉妹(おそらく小学校低学年とそれ以下の子供)がミニモニ。以外でつまらなさそうにしてるのが印象的でした。つうかヲタ以前に、おこちゃまにまでもアピールしない童謡って一体‥‥

●メロン記念日

  3週間振りのメロン(笑)。歌番組やミニライヴ等でこなれたせいか、今日聴いた"夏の夜はデインジャー!"は、今までで一番良かったなぁ。ダンス的にも、柴っちの歌も。村田さんのダンスは相変わらずキレがいいし、マサオは男前だし、斉藤さんは似非セクシーだし(笑)。曲調のせいか、運命や連打程のスケールのデカさはなかったものの、オーラ自体はやはりドンドン大きくなってる。残念ながらこの曲はトップ10入りしなかったものの(しかもセールス的には前より落ちてるし)、認知度は更に高まったはず。いよいよ次のシングルが最終決戦になりそうだわ‥‥やっぱり行こうかなぁ、北海道!?(爆)

●松浦亜弥

  そして登場したのが、モンスター・あやや。いつの間にかメドレーではなく、ショートバージョンで2曲も唄うご身分に。今年の2大ヒット"Yeah!めっちゃホリディ"と"♡桃色片想い♡"をかますわけだけど‥‥本当にこの子はどこまでデカくなるんだろうか‥‥正直、観てて恐怖感さえ感じたよ。10月には久し振りにソロツアーを観ることになってるけど‥‥もっとデカくなってるんだろうな、この人‥‥サイボーグとかそういう次元じゃないよ、もうモンスターだね。ヨハンも真っ青だよ(それはモンスター違い)。

●モーニング娘。

  先週の27時間テレビで観たあの衣装を着ていたので、予想はついたけど、1曲目は24日に出る賛否両論の新曲"Do it! Now"。この曲の素晴らしいところは、BメロにPPPHを入れるスキを与えなかったことではないか、とライヴを観て思いました。そしてテレビで観た時と違った印象も受けた‥‥引きで全体を見渡すと全然印象が違うのね、この曲。確かにミスムンやウィアライと全然違うし、まぁそれ以前に曲のタイプも違うんだけど‥‥なっちとごっちんの曲と思われがちなこの曲、実はウィアライ以上に5期メンの為の曲だわ。

  その後、紺野の「愛をください~」からスタートする"Mr.Moonlight ~愛のビッグバンド~"(ショートバージョン)が続き、メンバー紹介へ。簡単にひとりひとりがお約束のネタを披露した後に、正月以来の"I WISH"へ。やっぱりいい曲だなぁ‥‥。

  ここで衣装替えし、"ザ☆ピ~ス!"へ。梨華っちの歌が、どんどん上手くなってるのが手に取るように判る。外しまくってた正月が嘘のように(苦笑)。そして最後の曲というアナウンスと共に"恋愛レボリューション21"へ。この辺になると、ど頭での凹みもすっかり忘れ、PPPHも入れずにひたすらダンシング。日中の蒸し暑さを思い出すような大汗をかいて踊りまくりました。

●ハロプロ勢揃い、そして‥‥

  娘。メンバーが引っ込み、残りのハロプロメンバーがステージに。ライヴ開始時、裕ちゃんがMCで「今日は何かひとつ、忘れてるような気がするんだけど、何だったか思い出せない」って言って、ずっとここまで引っ張ってたんだけど、その答えが判った、それは私達の、そしてみんなの心の中にあります、それは「ふるさと」です、という見当違いの答えが‥‥故郷を大切にしましょうってことか!? それと今回のハロプロと何がどう関係あるのだろうか‥‥。

  そして着替えが終わった娘。が戻ってきて、あの懐かしいイントロが‥‥そう、初めて生で聴く"ふるさと"が。そう考えると、あのMCは単なる曲への前振りとしか思えないわけだが‥‥なっちが途中まで唄い、その後かおりん、圭ちゃん、矢口、ごっちんが唄い、サビ前半をなっち+4期メンバー、後半をなっち+5期メンバーという風に唄う新しいパート分け。「なっちの歌」だと思い込んでいたこの曲をこういう大胆なパート割りで再表現するとは‥‥初期ヲタが怒りそうな事やってるなぁ、モーコー2002といい。面白かったのは、5期メンよりも4期メンの方が歌に安定感があった点。なっちの声と混ざり合った時、安心して聴いてられたのは意外にも4期の方だった。何でだろう!?

  ワンコーラス終わった瞬間に、全員であの童謡"ふるさと"を唄い出す‥‥何だろう、これは!?(苦笑)こっちもワンコーラス終えると、再び娘。のふるさとへと戻っていく。何がしたいんだ、つんく♂は!?(謎)

  そして最後の最後に唄うは、"そうだ!We're ALIVE"。まぁショートバージョンなわけだけど、やっぱりこの曲は強烈だなぁ。しかもアリーナクラスで唄われるべき曲。青山劇場で聴くこの曲も良かったけど、狭いステージ上で唄われるよりも、こういう大舞台で広々と唄う方が、唄う方も観る方も気持ちいいはず。途中からハロプロメンバーが後ろでダンスに加わる。けどさぁ‥‥単に邪魔なだけなような気も。正月のミスムンは曲調がああなだけに、人数が多ければ多いほどカッコイイんだけど、ウィアライの場合はステージ上では他者を受け入れない空気感‥‥ストイックさを持った曲。つまり曲調ではなく、曲そのものがロックなわけですよ。13人以外は全てオーディエンスだ、お前ら指くわえて観てやがれ!てなパワーを感じるのだけど‥‥この曲で終わらせたいっていう気持ちも判るんだけど、やっぱり向いてないよ、こういうメンバーでのエンディングには。

●総括

  つうわけで、今年の夏ハロプロ。18時半スタートで約100分のステージ。5分押しで始まり、終わったのが20時15分。滅茶苦茶早い。つうか短い。メドレーとかない分、曲数的には正月と変わらないものの、こんなにも短くなるとは。しかも口パクありだし。なんかこうなると単なるやっつけ仕事にしか思えないんだけど‥‥そこまで切羽詰まってるなら、何もシャッフルを夏に合わせてやる必要もないんじゃないの? ま、きょうりゅう音頭のタイアップとか話題性とかあってのことなんだけど、曲のクオリティーやライヴのクオリティーを下げてまでも場数を増やす必然性が全く感じられない。これだったら春コン+αの方がまだマシだったのでは!?

  プッチやタンポポのマンネリは春の時点で感じてたので、このふたつを今回カットしたのは評価に値するし、童謡を随所に取り入れるのも理解できる。けど、この構成は難ありなのでは? 間違いなく大阪や東京でもこれと全く同じ構成でやると思うんだけど、これを先に読んでしまった大阪組&東京組は正直、覚悟してから観た方がいいと思います。じゃないと、ちょっと怒りを覚えるかも。俺は見終わった後、ガッカリしたもの。ハロプロ関係のライヴで終わってから「う~ん」と思ったのは初めてのこと(市井ちゃんのは途中までしか観てないので、対象外)。何かこれ観ちゃうと、娘。の夏コンもどうしようかなぁと悩んじゃうよ(って実際、今回は横浜アリーナのチケット、ファンクラブで予約しなかったし。いや、行くとは思うんだけど‥‥)

  本当ならここで


ハロプロ最高!!!(爆)


とかなるんだろうけど、全然そんな気にならないです。もう1回観たい、と思えないし。裕ちゃんの新曲とメロン~あやや~娘。のみ、の流れは相変わらず素晴らしかったし、何度でも観たいと思えるんだけど‥‥シャッフルの印象も今回観てかなり変わってしまったし(かなり評価してたのに)。う~ん、ハロープロジェクトはどこへ向かっているのでしょうか‥‥。


[SETLIST]
  [OPENING MOVIE]
01. 幸せビーム!好き好きビーム! [ハッピー♥7]
02. 幸せですか? [セクシー8]
03. 幸せきょうりゅう音頭 [おどる♥11]
  [MC:全員]
04. 夏の思い出(童謡) [全員]
05. 東京、宵町草。 [前田有紀]
06. 東京美人 [中澤裕子/バックダンス:松浦亜弥&藤本美貴]
  [小芝居その1:稲葉、安倍、辻]
  [小芝居その2:稲葉、飯田、保田、吉澤]
07. 色っぽい女~SEXY BABY~ [カントリー娘。に石川梨華(モーニング娘。)]
08. ムラサキシキブ [平家みちよ]
  [MC:中澤、平家、石井、松浦、ココナッツ、メロン、カントリー]
09. 真夏の光線(ハワイアン・バージョン)
   [ココナッツ娘。/コーラス:石井リカ、メロン記念日、松浦亜弥]
10. そっと口づけて ギュッと抱きしめて [藤本美貴]
11. 手を握って歩きたい [後藤真希]
12. アイ~ン!ダンスの唄 [ミニモニ。]
  [MC:中澤、モーニング娘。]
13. カモメの水兵さん(童謡) [稲葉、石井、前田、藤本、平家、カントリー]
14. 夏の夜はデインジャー [メロン記念日]
15. Yeah!めっちゃホリディ [松浦亜弥]
16. ♡桃色片想い♡ [松浦亜弥]
17. Do it! Now [モーニング娘。]
18. Mr.Moonlight ~愛のビッグバンド~ [モーニング娘。]
  [MC:モーニング娘。]
19. I WISH [モーニング娘。]
20. ザ☆ピ~ス! [モーニング娘。]
21. 恋愛レボリューション21 [モーニング娘。]
  [MC:モーニング娘。以外のハロプロメンバー]
22. ふるさと(1コーラスのみ) [モーニング娘。]
  ~ふるさと(童謡、1コーラスのみ) [全員]
  ~ふるさと(娘。の方、サビのみ) [全員]
23. そうだ!We're ALIVE [モーニング娘。]
  (途中からハロプロメンバーが加わり、一緒に踊る)



▼ハッピー♥7『幸せビーム!好き好きビーム!』
(amazon:国内盤CD


▼セクシー8『幸せですか?』
(amazon:国内盤CD


▼おどる♥11『幸せきょうりゅう音頭』
(amazon:国内盤CD

投稿: 2002 07 15 02:00 午前 [2002年のライブ, カントリー娘。に石川梨華(モーニング娘。), ハロー!プロジェクト, ミニモニ。, メロン記念日, モーニング娘。, 中澤裕子, 後藤真希, 松浦亜弥, 藤本美貴] | 固定リンク

2002/05/13

後藤真希『手を握って歩きたい』(2002)

  どうやら世間一般では、後藤真希という女の子に対して「笑わない女の子」「クールでカッコイイ」というイメージがあるようで‥‥実は俺も今みたいに娘。にハマる前は、そういうイメージがあったのですよ、多少なりとも。けどね、知ってたんですよ、俺も‥‥プッチモニ「ちょこっとLOVE」で見せたあの笑顔こそが、ごっちん本来の持ち味だってことを。

  だから、ソロデビュー後の彼女に対するつんく♂の考え方や世間の考え方ってのが、どうにも俺には窮屈でならなかったわけです、特にヲタになったこの半年近くは。覚えてるんですよ、本能的に。ごっちんはよく笑う子だし、確かに自分から進んで前へ出ていくような子ではないかもしれないけど、なっちみたいなフロントマン然とはしてないかもしれないけど、それでも世間がイメージする「後藤真希」像は単なる固定観念に過ぎないって。曲の出来云々を別にして、俺はごっちんのソロ2枚目「溢れちゃう...BE IN LOVE」よりも、プッチモニの「ぴったりしたいX'mas!」の方が好きだったし、その表情や唄い方もずっとプッチの方が彼女らしいと思ってたし。

  そんな彼女が「あ、もしかしたら今後、変わってくんじゃないかな‥‥」と思える瞬間が何度かあって。それが正月ハロプロで「溢れちゃう...BE IN LOVE」を唄っている時の表情‥‥歌番組で観た記憶では、確かクールな、パブリックイメージをそのまま再現したような表情で唄ってたと思うんだけど‥‥はにかみながら、時に笑顔を見せて唄ってたんだよね。それがかなり強烈な印象に残ってて。福井で観た時以上に横浜はもっと笑顔見せてたし。彼女自身、そういうパブリックイメージがいい加減窮屈に感じてきてたんじゃないかな?

  そんな中、この曲が発表されたわけですが‥‥事前の情報では「アイドルらしいカワイイ曲」という話で。俺は常々、ごっちんには'80年代の浅香唯みたいな曲を唄わせたら面白いんじゃないか!?って発言してたんだけど、まぁ実際に出来上がった曲はそういうタイプではなく、どちらかというと「みんなのうた」とか「おかあさんといっしょ」なんかで流れそうな曲調なのですよ。あるいは、噂で挙がった「クレヨンしんちゃん」エンディングテーマなんかにピッタリな、ファミリーで楽しめるハッピーな曲調というか。明らかに対象年齢を下げてきてるなぁ‥‥と最初に聴いた時は思った。思ったんだけど‥‥


俺、この曲を初めてラジオで聴いた時、涙してしまって。


  曲後半、ブレイク後の「愛してる 素敵な人/素敵な家族/素敵な兄弟/ありがとう 素敵な思い出/出会ったみんな ありがとう」のフレーズで目頭が熱くなり‥‥決して当時、例の弟・ユウキの件があったからってわけでなく、何故か心にしみたのね。精神的に不安定だったのは確かで、相当仕事や生活に疲れてた時期だったんだけど、そういう時にふと心の中にこのフレーズが飛び込んで来て‥‥やられた、と思った。

  次に聴いたのは、4月末の春コンにて。4回観たけど、3回マジ泣きしたし(無言で涙ポロポロ。周りにヲタにはきっと頭オカシイ奴だと思われたことだろう)、残りの1回でも目頭熱くなったし。特にコンサートではごっちんがあの笑顔で5人の小学生の女の子達と楽しそうに唄い踊るわけですよ。あざといと言われれば確かにそれまでだけど、俺にはそう感じられずに、何か‥‥俺の中でこの曲がどんどん「ヤバい」存在になってったわけですよ。それ以前に、ラジオで1回聴いた時点で俺の中では「そうだ!We're ALIVE」とは対極にありながらも、既に名曲の仲間入りしていた訳ですが‥‥本当に力強い「歌」だなぁと思ったわけです。

  確かにね、この曲を酷評する人の意見も判るんですよ‥‥けどね、俺は自分のあの時の「涙」を信じてみたいんだ。

  この曲は今まで以上に売れないかもしれない。ただでさえ最近、ハロプロ関係のCDは底冷えが酷い上に、同日発売には宇多田ヒカルやCHEMISTRYやらがいるし(とりあえずデイリーでは3位につけてましたが)‥‥売れないかもしれない。けど、決して1位になることなくても、じわじわと、じわじわと売れて欲しいなぁ‥‥だってこの曲、時と場所を選ばず、ずっと唄い続けることが出来る曲だもの。この先、ごっちんの新曲がいつ出るのか知らないけど、俺は1年通してずっと唄い続けて欲しいなぁ、そう思うのね。これはそういう曲だと思うし。「後藤真希」っていうシンガーにとって、とっても意味のある、大切な歌にして欲しいのよ、これを。そしてこれはそういう曲だと思うし。ごっちんにとってもきっと辛い時期に唄わなきゃならない歌だと思うんだけど、だからこそずっと唄い続けて欲しいと思うのです。

  で、俺もずっと言い続けたいのよ。この曲"手を握って歩きたい"は名曲だって。

  あ、カップリング曲に対してもコメントを。"特等席"、こっちの方がアイドルっぽいかな。"手を握って歩きたい"の方は対象が大きな愛情だったけど、こっちはもっと個人的な、中高生っぽい内容だし。こういう歌詞をごっちんが唄うから意味があるんだよな、なっちや梨華ちゃんじゃなくてさ。うん、この曲も大好きだ。

  こうなってくると、本気で「後藤真希、ファーストソロアルバム」が聴きたくなってくる。"愛のバカやろう"も"溢れちゃう...BE IN LOVE"も悪くはないけど‥‥今度のシングルの路線を突き詰めてアルバム1枚作って欲しいなぁ。本体のアルバム、そしてミニモニ。のアルバムのリリース(6月末予定)と続いたので、今後タンポポやプッチモニのアルバムってのも予定されてるのかもしれないけど、是非ごっちんソロアルバムも、何なら6~7曲程度のミニアルバムでもいいんで、計画に入れてやって下さい! 本気で聴きたいんです! そっちが作らないなら、こっちにも考えがあるぞ!‥‥脳内で勝手に作ってやるっ!(壊)

‥‥ってそんな事が言いたいのではなくて、本当にいい曲なんです、今度のシングル、2曲共。俺の中では今年のベストを争う勢いです、そう、ウィアライと共に。

  あ~、人生がもう終わってる人とか、ない色気でせくしーべいべーしてる人はほっといてください。つうかひとつなかったことに。



▼後藤真希『手を握って歩きたい』
(amazon:国内盤CD

投稿: 2002 05 13 12:49 午前 [2002年の作品, ハロー!プロジェクト, 後藤真希] | 固定リンク

2002/04/30

モーニング娘。コンサートツアー2002春 “LOVE IS ALIVE!”@さいたまスーパーアリーナ(2002年4月27日、28日 両日昼夜公演)

  ハロプロライヴには行ったものの、実はモーニング娘。単独のライヴは今回が初めてだったりします。秋ツアーの頃にハマり出し、当時横浜アリーナ(11/3)のチケットをヤフオクで落とそうとしたものの、直前になっても全然値下がりせず、結局断念したんだっけ‥‥それが今回は、関東公演全公演制覇ですから。狂ってると言われても仕方ない状態。

  とにかく、今回は過去数回のツアーと違って、約2年振りのニューアルバム『4th「いきまっしょい!」』を引っ提げての、新曲メインの内容なのだ。アルバムは確かに当初想像していた内容とは違ったものだったし、今でも最高傑作なんかじゃないと思っている。けど、これらの曲をどうパフォーマンスするのか、やはりファンとしては期待してしまうし、それ以上に最強チューン"そうだ!We're ALIVE"のフルバージョンをどうデカいステージで見せるか‥‥そういった点に期待してしまうわけなんです。

  全4公演、自分の各公演の席位置を説明すると、27日(土)昼公演はベストポジションで、アリーナB5ブロックの一桁台、ブロック最前列でAブロックから数えても20列目ちょっとといった距離。恐らく福井で観た時よりも近かったんじゃないかな?って思える程に表情まで確認できるポジション。しかもステージ真正面だし。それ以降はそんなに良い席じゃなくて、27日夜はスタンド13列目、真正面なのでステージからは一番遠い位置。ま、4回中1回は全体を見渡せる席で観たいと思ってたので好都合だったけど。28日昼はアリーナE1ブロックの一桁台。アリーナはA~Eまであって、最後方。しかも一番左寄り。まぁブロック最前なので前に障害物(人の頭とか)がなくて観やすかったし踊りやすかった。同日夜は1ブロック前のD1ブロックの200番台。ほんのちょっと前に移動しただけといった感じで、見難さでは4回中一番だったけど、大ラスってことで俺も熱くなって(周りも熱い奴らばかりだったので)終始踊り倒しといった感じで、盛り上がりは一番だったかも。

  とりあえず4回分全部のレポートは事実上不可能なので(だって曲目・曲順・MCまで全て一緒だしさ)、今回は27日の昼(再接近した位置での鑑賞)と同日夜(全体を見渡せる位置での鑑賞)を中心にレポートしていきたいと思います。また、各メンバーの感想等は4回通してのもの、ハプニング等はその都度(何日のどの公演か)書いてみたいと思います。

●客層

  2万5千人入ったそうですよ、1回で‥‥単純計算で、2万5千×4回=10万人。今回のツアーの総動員数が27万人と今朝のワイドショーで言ってたので、約3分の1以上が関東公演で入ったわけか‥‥ま、GWだし、過去最大キャパでのライヴだしね。客層はいつも通り、いやいつも以上に親子連れが多かったね。チケットはソールドアウトだったけど、当日券(ステージ裏を解放)もかなり出た模様。客の入りでいったら、多分初日の方が入ってた感じ。特に夜の方。逆に最終公演(28日夜)はステージ裏も若干少なかったような気が‥‥

●会場暗転、そしてオープニング

  お約束のサイリウムの海。やっぱり横浜以上だったよ‥‥今回は俺も買って参加しました(笑)。やっぱりライヴを観に来たというよりも、一緒にショーを作り上げるっていう感覚の方が強いんだよね、娘。のライヴは。

  オープニングムービーが流れた後、ステージ真上の照明当たりでパイロ(花火)が爆発、ステージ後方で赤い火花が立ち上がり、ステージ中央にあった地球の地球の形をした円形の鉄骨に照明が当たり、その中に娘。達がスタンバっていて、いきなり"そうだ!We're ALIVE"からスタート! 単純にカッコイイし、鳥肌立ったよ。正しく、KISS辺りのエンタメ・ロックと同等、完全にアリーナレベルのショーだよな、これ。

  当然フルコーラス唄ったわけだけど、テレビではまだ慣れてなかったのか、唄い終えると息を切らしてるメンバーが多く見受けられたけど、初日の1回目に関してはそんなに息切れしてるように見えなかった。小慣れてきたのか、それとも体力が付いたのか‥‥ただ、もし小慣れたとしたなら、それが悪影響してるようにも感じられる瞬間が何度かあって、一部の旧メンバーといつも動きが激しい圭ちゃん・梨華っち・高橋との温度差が激しかったような気が‥‥これは最終日大ラスには改善されてたようにも感じられたけど。

  とにかくこの曲は頭にもってこいの名曲。必然的に盛り上がるのだけど‥‥やはりというか、音悪過ぎでした。ミスチルを同会場で観た時にも感じたのだけど、この会場はドラムのビートを殺す特性を持ってるよね。カラオケとはいえ、折角のダンス☆マン・ナンバーが台無しに。ただ、この曲もそうだしミスムンでも感じたけど、ベースがブリブリの曲はかえってそっちの方が際立って、より格好良くなってる気もした。でもやっぱりビート(ドラム)、もっと強く欲しかったなぁ。

  "いいことある記念の瞬間"では普通にノレば気持ちいいシャッフルナンバーなんだけど、無理にPPPH(パン、パパン、ヒューっていう合いの手)入れようとするから、かえってノリ難くしてるように思えた。なので俺は無視してひたすら踊り倒す。頭2曲の掴みはバッチリだと個人的には思った。

  この後、13人全員のMCに入るのだけど‥‥正直、台本通りのネタにはもう飽き飽きしました。5期メンを印象づけようとする努力は買うけど、「高橋→福井訛り、小川→猪木、新垣→眉毛濃い、紺野→歌もダンスも完璧という自虐ギャグ」という公式、いい加減やめようよ(苦笑)。ハロモニやうたばん観てる人じゃなきゃ判らないネタやキャラ作りはもういいよ。もっと彼女らの素の部分を見せてくれよ。「ホッピーでホップ」とかやらなくていいからさ(笑)。

  ただ、逆に先輩メンバー‥‥梨華っちの「ハッピ~♪」「チャオ♪」とか、圭ちゃんの「チュッ♪」ってやった後の他メンバーの「オエ~ッ」っていうお約束は、もはや大きな武器と言えるんだけど(「加護ちゃんです」「辻ちゃんです」レベルまではいかないけど)。矛盾してる事言ってるけど、要するに5期メンバーには早く個々の立ち位置を確立して欲しいな、自信を付けて欲しいなと思ってるわけです。周りのスタッフが彼女らを大切にしてるのはよく判ったけど、一歩間違うと一般層には判りにくいところへ行ってしまいそうな気がするんで(いや、既に片足突っ込んでるけどさ)。

  その後は"恋愛レボリューション21"や"いきまっしょい!"という煽り系ナンバーの連発。"いきまっしょい!"は思ってたよりも良かったなぁ。この日特に感じたことなんだけど、梨華っちの声がよく出てたこと。当然なっちや圭ちゃんと比べれば全然なんだけど、音を極端に外すことも少なくなったし、安心して聴いていられるようになったと思いました(単に俺があの歌に慣れてしまっただけという話もあるが)。新曲の多くで、歌い出しが石川さんからって曲が多いんだよね?(「いいことある~」「いきまっしょい!」「電車の二人」) やっぱり自信なのかなぁ‥‥

  この後、小休止的ななっちソロ"男友達"だったんだけど、なっち+5期メン4人が横並びに並んで、なっちの歌にコーラスを被せてました。実際にはカラオケだったと思うんだけど、それでもちゃんと5期メンは自分の仕事をしていたし、なっちに花を添えてました。丁度ライヴの数日前に放送された「FACTORY」でのなっちソロ"チェインギャング"(ブルーハーツのカバー)を聴いた後だったので、非常に感慨深いものがありました。なっちだけじゃなくて圭ちゃん、かおりんのソロなんかも聴いてみたいなぁ‥‥。

  続いて5期メンのみで"好きな先輩"を披露。やはりというか、客席のテンションがここでちょっと下がるんだよねぇ‥‥曲も良い、4人の歌・パフォーマンスも良いのに‥‥ここまでで高橋、新垣はやはり「ウィアライ」での経験が功を奏してか、かなりいい歌・パフォーマンスを見せてくれました。そして予想外に良かったのが小川。彼女に対しては一番低い評価をしてた俺だけど、この4回のライヴでかなり評価が高まりました。逆に、紺野は‥‥いや、思ってた以上に唄えてたけど、最終日夜公演の途中で喉がぶっこわれてしまって、完全に音が取れない状態になっちゃって。MCでも噛んだり声が出なかったりで観てて痛々しかったなぁ。ああ、梨華ちゃんも昔はこうだったのかなぁ~とか勝手に想像したりして。つうわけで、これまでの評価は

     高橋>新垣>>>紺野>>小川

だったんだけど、春コンを終えた今は

     高橋≧新垣>小川>>>>紺野

という評価に変わりました。これは歌のみじゃなくて、存在感だとかパフォーマンスとかそういうの全てを考慮してのものですので、すぐに変わると思います(笑)。

  この後から各ユニットコーナーへ。正直、新曲出してるユニットが少ないんだし、正月ハロプロで散々やったんだから、もういいのに‥‥って気もなきにしもあらず。

●タンポポ

  初めて生で聴く"乙女パスタに感動"と季節はずれの"王子様と雪の夜"という「永井ルイ・アレンジ曲メドレー」を披露。どうせなら「恋しちゃ」聴きたかった‥‥というのが正直なところ。ま、やっぱり「乙パス」はいい曲だなぁってのが再確認出来たので良しとしよう。やっぱり梨華ちゃんは可愛いなぁ。

  気付けば「王子様」の振りを完璧に踊れる自分にちょっと驚きつつ、かおりん&梨華ちゃん萌えしておきました、ええ。

●プッチモニ

  嬉しいことに、大好きな"BABY!恋にKNOCK OUT!"と"ちょこっとLOVE"のメドレー。ごっちんはやっぱり可愛いし、圭ちゃんは怖いくらいに激しいし(笑)、よっすぃーはかっけーし(爆)。今が一番いい状態だと思うから(プッチというよりも各メンバーが)このままの状態で新曲~アルバムとか作ってあげて欲しいなぁ。但し、つんく♂は忙しくて曲のクオリティーが落ちてるので、キワモノ系アーティストに発注してさ。ポリシックスやナンバーガールと絡むプッチモニ、観てみたくない?(全然ライヴの感想じゃないし/笑)

●バカ殿様とミニモニ姫。

  迷曲"アイ~ン!ダンスの唄"を披露。バカ殿のパートはカラオケとPVで対処。但し28日昼公演には志村けん本人がバカ殿の格好で登場しましたが(笑)。きっとBSで放送されるから、その為のゲスト出演でしょう。最終日だし多分出るんじゃ‥‥って思ってた人、多かったんじゃないかな?

  それにしても、歌もダンスも過去最高に激しい曲だよなぁ。歌なんて殆ど口パクだし。唄い終わった後、「ボ~ッ、ボ~ッ」っていう怪しい音がモニターから聞こえてくるんだけど、何だろうって考えてみたら、成る程、ミニモニ。4人の鼻息でした(爆)。いや、そりゃ息切れするって、あれだけ真面目に踊ってたら(特に矢口ね)。

●カン梨華

  言うことなし(曲に関しては/苦笑)。ただ、梨華ちゃんは可愛いなぁ、と。

●ごっつぁん

  噂の新曲"手を握って歩きたい"のお披露目(先週の札幌公演から唄い出したみたい)。これはね、既に某所でも書いたけど、超名曲なわけですよ。「ウィアライ」とは対極にあるサウンドだけど、なんていうか‥‥これを今の後藤真希が唄うから名曲なわけですよ。初めてラジオで聴いた時、マジ泣きしそうになったもの。

  で、今回のライヴ4回中、3回はウルッときて、内2回は涙流しました(マジで)。特に特にブレイク後の「愛してる~」以降の歌詞。ここにジ~ンとしてしまうわけです。更にごっちんのはにかんだ笑顔がいいわけですよ。これ観てしまったら、ユウキを小1時間(略

●ミキティー

  あ、いたんだっけ‥‥ごっちんの後となっては‥‥ねぇ? 相変わらず可もなく不可もなくといったところでしょうか? ただ、パフォーマンス自体はハロプロライヴの時よりも良くなってましたが。

●ハワイの方々

  痛々しかった。ステージ上の2人も客席も。ミカってこうやって見ると、意外と体格いいのね‥‥なにも君まで辻加護に合わせなくても

●再び娘。へ‥‥

  "ザ☆ピ~ス!"から再開。ステージを見渡すと何故かこぢんまりとしてるような気が‥‥それもそのはず、9人しかいないんです。5期メンいないんです、今回は。一瞬、妙に安心してしまった自分がちょっとだけ嫌になったりして。やっぱりアルバム通りの構成でやるってことでしょうか?(アルバムではこの曲、13人バージョンってわけじゃなかったしな)エンディングでは5期メンも加わり、左右と中央の3方向に分かれてそのまま"LOVEマシーン"へ。正直な話、もうラヴマや恋ダン、ハピサマはやらなくてもいいんじゃないかって気がするんだけど‥‥もっとやるべき曲が沢山あるじゃない? シングルのカップリングでさ‥‥"ポップコーンラブ"とかさ。まぁ今やラヴマはストーンズでいうところの"Satisfaction"みたいなもんなんだろうね。いい曲とか理屈抜きで、単純にライヴで盛り上がる「お約束」と化してるんだろうね。でもさ‥‥どうせならみんな、思いっきり踊ろうぜ!?

  そのままなっち、梨華っち、よっすぃー、加護ちゃん、高橋、紺野、新垣が残って、アルバムから"電車の二人"を披露。全員が同じマイクの音量ってわけじゃないんだろうけど、なっちと高橋はよく声が出てたね、常に。新垣もいい感じなんだけど、まだちょっと不安定だと思わせるところがあったりして。梨華っち、よっすぃーは可もなく不可もなくって感じ。わりと出てる方だったと思うけど(昔と比べればね)。加護ちゃんは‥‥正直判らない。ちょっと弱いかなぁと感じさせる瞬間は何度かあったけど。紺野さんは‥‥最終公演、本当に辛そうだったね? この曲の後にこの7人でMCやるんだけど、声が裏返ったりセリフ噛んだりで‥‥なっちに「がんばれ!」って言われる始末(こういう事をステージ上で言わなければいい子なんだけどねぇ)。けれど‥‥5期メン、頑張ってたよ。

  MCの後に残りの6人(かおりん、圭ちゃん、矢口、ごっちん、のの、小川)に引継ぎ、彼女らがMCを‥‥って程のものではなく、単なる「あいうえお作文」なんですが(早い話が大喜利ね)。オチは毎回同じなんだけど、例えば各公演毎にアドリブ効かせるメンバーもいるわけよ。「いきまっしょい」であいうえお作文なんだけど、例えば毎回矢口が「いつも元気に」で始めるとすると、続いてかおりんが毎回わけの判らない事言いだして、それに続くごっちんも‥‥ってわけでもなく(苦笑)、初日の昼以外はずっと一緒だったかな。続く小川は4公演全部同じ、圭ちゃんも初日昼以外はずっと一緒、で最後の「い」でののが落とすんだけど‥‥どうせなら、お約束ってことで「いっただっきまぁ~す!」ってやって欲しかった‥‥(笑)

  で、寒くなった会場を温めようとするのが"初めてのロックコンサート"なんだけど‥‥テンポがテンポなんでノリにくい。この曲に関しては歌に聴き入ることにしたんだけど‥‥安心して聴いてられるメンバーが多いからなか?(かおりん、圭ちゃん、矢口、ごっちん)先輩メンバーは安心して聴いていられるけど、下のメンバーは‥‥って不安に思ってたら、ここでも小川は頑張ってた。つうかセリフといい、歌といい、表情といい、本当にいい仕事してた。最後の「‥‥うん」も、アルバムより良かったなぁ。ののもアルバムではその歌声に違和感を感じてたんだけど、ライヴではそんなこと全然なかったし。ただ、気になったのは‥‥発声が少し弱かったような。唄いだしが弱いんで、フェードインしてくるような感じになっちゃうんだよね(後で知ったんだけど、どうやら埼玉公演中、ののは風邪で熱があったそうだ。それでもあれだけ動いて唄うんだから‥‥やはりプロと言わざるを得ないだろうね)。

  しばしの静寂の後、あの印象的なギターの音が‥‥そして新垣を中心になっち、よっすぃーが‥‥そう、"Mr. Moonlight ~愛のビッグバンド~"。新垣にタコの口でキス(というよりチュー/笑)しようとするよっすぃーの表情がイイ! それにしても、本当にこの曲はカッコイイなぁ。最初聴いた時は「へっ、マジで!?ギャグでしょ、ギャグ?」って思ったもんだけど、今ではシングル曲の中でも5本指に入る名曲だと思う程に大好きな曲。耳にも、そして目にも刺激的なナンバー。そういえば、この曲はライヴでは絶対にフルコーラスだよね。やっぱりそれを前提に作られた曲なんだということが伺える一面かもしれないね(この日、フルコーラスで唄われた曲はウィアライ、ミスムン、5期メンソロ、そしてモーこー。ある意味、何故これらだけがフルコーラスなのか理解できるような気が‥‥)。思いっきりツイスト踊りたいんだけど、会場狭いのでガマン。つうか何故にみんなこの曲でPPPHとか入れようとする? 入れ難くない? 後半のコール&レスポンスだけで十分だと思うんだけどなぁ。

  エンディングに向かってヒット曲のオンパレード‥‥しかしよりによって"ハッピーサマーウェディング"と"恋のダンスサイト"って‥‥ラヴマはまだ判るとしても、もうこの辺の曲はいいんじゃないの? 前回のハロプロツアーでもメドレーで披露してるわけだしさ。まぁ何だかんだいって、いざライヴとなると一緒に唄って踊ってしまう俺なんですけどね(苦笑)。

  本編最後は、かおりんの「13人で心を込めて唄います」のMCと共に"なんにも言わずにI LOVE YOU"を。13人が順々に唄っていく様はまさに圧巻で、ほんのちょっとのフレーズにもそれそれの歌い手の個性だったり拘りが感じられたりして、非常に興味深かったです。やはり一番ググッときたのは圭ちゃんの歌かなぁ。もっとソロ、聴きたいなぁ‥‥アルバムでは「音ショボいしなぁ‥‥」って思ってたけど、ライヴでもやっぱりショボかった。けど、歌は良かったなぁ。特に最終日夜公演のは、聴いてて目頭熱くなった。こういうバラードでしっとりと終えるのもまたいいね。

●本編終了。アンコールへ‥‥

  メンバーがステージを去ると、当然のようにアンコールを求める声援が。近くにいた女の子(多分小学生以下)も椅子の上に立ってサイリウム振ってアンコールって叫んでたっけ。

  数分して、白を基調とした各自バラバラの衣装で登場する娘。達。最後のMCをするんだけど‥‥圭ちゃんが「チュッ♪」ってやると、ステージ上の梨華っちや矢口だけでなく、客席からも「オエ~」の声が‥‥俺もだけど(苦笑)。あれを観て圭ちゃん、どう思ったかなぁ‥‥落ち込まないでね? 会場外にはあなたをリスペクトする意味でか、それともギャグでか、「保田大明神」ののぼりが沢山ありましたよ、お気づきでしたか?(笑)そう、あなたは既に人気者なんですよ。だから悪く取らないでね?

  その他、梨華っちの「ハッピ~」「チャオ」もオイシイし、小川の猪木も食い付きがまだ弱いし、新垣の「眉毛ビ~ム」は可哀想になってきたし、高橋の「ホッピーでホップ」は放送されてない地区では何が何やらだし、ここはやはり紺野先生の「今日も完璧でした!」に特別賞をあげたいね?(いや何もあげないけど)

  そしてアンコール1曲目は、旧ヲタからは評判の悪い"モーニングコーヒー(2002 Version)"。パート割は音源聴いて想像出来ていたのと同じだったけど、2コーラス目の「I Love You, I Love You Forever」が紺野だったのはちょっと誤算だったなぁ。何だ、ウィアライでソロパートない分、こっちでしっかりオイシイパート貰ってたのか。良かった良かった。

  で、俺はこの曲、実はかなり好きなんだよね。元のバージョンの頃から好きだったけど、今度のバージョンのも、違った意味で味わい深いし、最近の娘。にない色合いを見せてくれたので、とても有り難い曲だと思ってます。つうか、姐さんが卒業した時点で二度と唄われることがないのでは‥‥と思ってたので、こういう形で復活してくれたことを素直に喜びたいね。歌って時代時代で流行廃りがあるし、今「いいなぁ」と思えても、来年聴いたらショボく感じるものだってある。けど、本当にいい曲ってのは、時代を経て、どんどん成長してくものなんだよね。そのいい例が昨年ヒットした「明日があるさ」じゃないかなぁ。まぁあの曲の場合、ずっと歌い継がれてきたとは言い難いけど。モーコーの場合は最初に唄っていた人間がいなくなったとしても、形を変えてどんどん進化していくんじゃないかなぁと感じてる。ラヴマとかは恐らくあんまり変わらないと思うけど(逆にパワーだけはどんどんついてくかもしれないけど)。言っちゃえば、ラヴマが「深化する曲」だとすれば、モーコーは「進化する曲」なのかもしれない‥‥なんていうのは大袈裟でしょうか? とにかく、聴いてて気持ちいい曲だよね、うん。

  そして、最後の最後は、新作の中でもベストトラックといえるだろう"本気で熱いテーマソング"。どうせならフルコーラスで聴きたかったなぁ。この曲も、歌詞をちゃんと考えて書かれていて、そして計算された振り分けがなされているなぁって、改めて実感。「だんだん東京に慣れて」(高橋)「だんだん度胸もついて」(石川)とかさ。聴いててジーンとしちゃうんだよね、石川派としては‥‥そしてこの曲はある意味、モーヲタに向けて唄われているんだよね‥‥「いざ進め うちらに熱い奴ら/孤独なんかじゃない」って。"なんにも言わずにI LOVE YOU"からもそれっぽい印象を受けたけど、ここまでストレートじゃなかったし。とにかく、こう言い切ってくれたモーニング娘。に対して「ありがとう」と言いたいね。

  とにかく、13人のパフォーマンスは最後の最後まで力一杯、全力投球だった。最後の方ではステージから銀の紙テープが発射されたりもしたし(初日はなかった。最終日の2公演のみ。ま、テレビ用だろうね?)、否が応でも盛り上がるってぇの。こんなに目一杯、約2時間唄い踊り動き回って、数時間後にはまた同じステージをこなし、それを2日間行うんだから‥‥頭が下がる思いだ。何か、一番最後にこっちが泣きそうになってしまったよ。4公演のり切った自分に酔ってたのかもしれないけど、単純に感動したんだと思いたいよ、今は。本当にありがとう‥‥そう思っていたら、逆に娘。側から「ありがとう。」の言葉を受けてしまった‥‥娘。達がステージを去った後、スクリーンにこの一言が。本当にありがとう。何度でも言うよ。かおりん、なっち、圭ちゃん、矢口、ごっちん、梨華ちゃん、よっすぃー、あいぼん、のの、高橋、小川、紺野、新垣‥‥本当にありがとう。

●戦い終えて‥‥

  正直、4公演も観る事に意味があるのだろうか、と何度か考えることがあった。特にライヴ数週間前辺りから、ずっとこの自問自答が続いていたんだけど、やはり行って正解だった。確かに音響の悪さ、アルバム楽曲のクオリティーの低さ等問題点も沢山あったのだけど、あれから2日経った今思い返してみても、やっぱり感動の度合いは変わらない。自分があの時感じた素直な気持ちを信じてみたいと思う。

  このサイトをロックサイトだと信じてずっと支持してきてくれた人の中には、最近の俺の言動に対して不信感を抱いている人がいることと思う。不快感を露わにしている人もいることも知ってる。「ロックの文脈でモー娘。語ってるんじゃねぇよ」って怒り心頭の人もいるだろう。確かに最初は俺もそういう方法論で娘。を語ろうとした。だけど、もうやめた。やってるこっちが馬鹿馬鹿しく思えてきたから。言いたい人は影でこそこそやってればいい。俺はこれからもデカいツラして、堂々と


  梨華ちゃんサイコー♪


とかやってくと思うので。楽しく生きていきたいじゃん?


‥‥そして次は、6月のミュージカルですか‥‥(笑)


[SETLIST]
01. そうだ!We're ALIVE
02. いいことある記念の瞬間
  [MC:全員]
03. 恋愛レボリューション21
04. いきまっしょい!
05. 男友達 [安倍+5期メンバー]
06. 好きな先輩 [高橋、小川、紺野、新垣]
  [MC:高橋、小川、紺野、新垣]
07. メドレー/乙女パスタに感動 ~ 王子様と雪の夜 [タンポポ]
08. メドレー/BABY!恋にKNOCK OUT!
  ~ ちょこっとLOVE [プッチモニ]
09. アイ~ン!ダンスの唄 [バカ殿様とミニモニ姫。]
  (28日昼公演のみ志村けんがゲスト出演)
10. 色っぽい女~SEXY BABY~ [カントリー娘。に石川梨華(モーニング娘。)]
11. 手を握って歩きたい [後藤真希]
12. 会えない長い日曜日 [藤本美貴]
13. サマーナイトタウン(English Version) [ココナッツ娘。]
14. ザ☆ピ~ス!
15. LOVEマシーン
16. 電車の二人 [安倍、石川、吉澤、加護、高橋、紺野、新垣]
  [MC:安倍、石川、吉澤、加護、高橋、紺野、新垣]
  [MC:飯田、保田、矢口、後藤、辻、小川]
17. 初めてのロックコンサート [飯田、保田、矢口、後藤、辻、小川]
18. Mr. Moonlight ~愛のビッグバンド~
19. ハッピーサマーウェディング
20. 恋のダンスサイト
21. なんにも言わずにI LOVE YOU
  [Encore]
  [MC:全員]
22. モーニングコーヒー(2002 Version)
22. 本気で熱いテーマソング



▼モーニング娘。『4th「いきまっしょい!」』
(amazon:国内盤CD

投稿: 2002 04 30 01:39 午前 [2002年のライブ, カントリー娘。に石川梨華(モーニング娘。), タンポポ, ハロー!プロジェクト, プッチモニ, ミニモニ。, モーニング娘。, 後藤真希, 藤本美貴] | 固定リンク

2002/02/25

「Hello! Project 2002 ~今年もすごいぞ!~」@横浜アリーナ(2002年2月16日 夜公演)

  2002年に入って、こんなにもスタートダッシュするとは思ってもみなかった‥‥2月の時点で既に2度目のハロプロライヴですよ、奥さん! もうね、行けるとこまで行ってやろうと。本気で思っておりますです。別にこの2/16は愛する石川さんの誕生日でも卒業記念日でもないわけで、いうなれば「デカイ会場でも観てみたい」否、「前回の物足りなさを解消したい」って思いでいっぱいなわけでして。福井では小さい会場で、かなり近くで観れたっていう満足感があったので、今回はやはり「デカイ会場ならそれなりに、全体を見渡したい」というのがありまして。スタンド席でステージ真正面となる席をヤフオクで探したところ、簡単に見つかり、しかも定価でゲットできてしまったわけです‥‥

  そんなわけで、小規模会場で行われてきた正月ハロプロ興行の、追加公演として発表されたのが横浜アリーナ2Days、しかも1日目は昼夜興行。計3回、約4万人ものおこちゃまや大きなお友達が足を運ぶことになったわけです。この「大がかりな追加公演」に対しては発表当初から「誰かの卒業式となる」なんて囁かれていて、俺も以前書いた加護ちゃんコラムの中で「加護卒業、ラストはハロプロ横アリ、なんて噂がある」と書きました。しかし、実際に卒業したのは加護ちゃんでもなっちでもなく、なんと大穴中の大穴、ココナッツ娘。のレフアでした‥‥(汗)しかも、卒業自体に触れたのは、最終日の一番最後。オイオイ、そんな扱いかよ‥‥正しく「悔し涙ぽろり」だよ(苦笑)

  それにしても、やっぱり横浜アリーナはデカイねぇ‥‥最後に来たのは何時だっけ‥‥去年のAC/DCかな? じゃあほぼ1年振りなわけだ‥‥あの時とは全く違う会場に思えたのは、客層のせいだけだろうか? とにかく、始まる前から異様な空気が漂ってたなぁ‥‥それにしても、やっぱりこの日もPRODIGY「THE FAT OF THE LAND」が会場に響いておりました。10日程前に来てたんだよな、奴ら‥‥なんて思いながら、やはりこの日も始まる前からノリノリなわけでございます。

  ハロプロ関係のライヴの素晴らしい所は、常に予定時刻ピッタリに始まるところ。この日も18時半を過ぎた途端に会場暗転。オープニングやその後の新メンバー紹介などのMCは前回と全く一緒。というわけで、今回は前回観た福井とは違った点やその他印象に残った所をレポートしてみたいと思います。

●客層

  福井よりもおこちゃま&父兄の比率が高かった。親子連れや小学生or中学生が多かったなぁ。友達同士で来てたりとか。思った以上に年齢層が低かった。さすがに1回に万単位の人数が入るだけあって、ヲタだけに限定されていない。よかったよかった。

●会場暗転

  驚いた。まずはこの一言。会場が真っ暗になった瞬間、目に飛び込んできたのは‥‥サイリウムの綺麗な海。この日のお客(1万4千人と姐さんが言ってた)全員が持っていたわけじゃないけど、半数以上の客が持ってたわけで、しかも持ってる人は両手に持ってるので‥‥凄い綺麗な光景なわけですよ。で、他の観客もその光景を目にして「ウォ~!」と驚きと感動のうなり声をあげるわけです。これはマジで感動。よくハードロック系のライヴでバラードになるとライターの火を点けて店にかざすってのがあるけど(アメリカのライヴなんかを観ると、よくやってるよね?)、あれと同じような感動がそこにはあったわけです。俺の中ではMOTLEY CRUEの"Home Sweet Home"のPVで初めて観たあの光景と同じ感動を感じてしまったわけです。あ~、俺も買っておけばよかった(笑)

●10人祭

  前回よりもステージがデカくなったせいか、広いステージを有効に使って動き回る10人。シャッフルユニットの中では今回一番観てて気持ちよかったのがここでした。今日はよっすぃーが元気そうでよかったです。そして、なっちは今日も可愛かったです♪

●7人祭

  遠目で観てるせいか、ごっちんの可愛さを肉眼で確認することは出来ず、仕方なしにスクリーンでアップになった彼女に萌えておきました(笑)

●三人祭

  加護ちゃんに対してはやはり遠目だったせいか、そんなに違和感を感じることなく、普通に楽しめました。既にこの日二回目の公演ってこともあり、石川さんの歌はかなりヤバめでした(爆)。そしてそれは「完璧アイドル」あややに対しても言えることであり、皆さんさすがにお疲れのようでした。これ終わっても、1ヶ月もしたら娘。もあややも単独ツアーが待ってるんだもんなぁ‥‥(涙)

●平家みちよ

  平家さん、ここ横浜でも声援が小さかった‥‥何か気の毒になって「がんばれ!」って心の中で叫んでおきました、椅子に座りながら(だから声に出して応援しろって俺)。そろそろ彼女がハロプロ自体を卒業してしまうのではないか‥‥なんて思ってしまう今日この頃です。

●前田有紀

  前回は師匠である五木ひろしの名曲カバーでいきなり場を凍り付かせましたが、今回は自身の新曲。しかもこれが威勢のいいムード歌謡だったので、他のハロプロメンバーも観客も(ある意味)ノリノリ。合いの手入れる入れる。確かに娘。やあやや観に来て演歌聴かされた日にゃキツいものがありますが、それでも今日は楽しめましたよ。さすがに周りのおこちゃま達はつまらなさそうでしたが。

●カントリー娘。に石川梨華(モーニング娘。)

  福井で最後だ‥‥とか思ってたら、もう1曲出るそうで‥‥だから俺の涙はなんだったんだよ!(爆)改めて冷静にカン梨華のステージを観ました。里田さん、思ったよりも歌が不安定でしたね。やはりまだ慣れてないせい? 働かされ過ぎ? 何にせよ、歌だけは石川さんを見習わないようにしないと。

  で、肝心の石川さん。もうね、福井での感動が嘘かと思える程に唄えてなかった(号泣)。これが本来の「石川梨華」ってのはよぉ~く判ってるつもりだったのですが、いざ目の前で目撃すると、ショックですね?(苦笑)まぁカワイイから許すけど(許すのかよっ!)

●後藤真希

  ごっちんのクールさが売りであろうソロ曲。だけど何故かこの日のごっちんは歌の途中で何度も笑顔でした。何かあった? 側にいた新メンに笑わされた? それとも圭ちゃんとなっち?‥‥なんて余計な心配をしてる場合じゃねぇってば俺(笑)

●ミニモニ。

  ごっちん辺りから小さなおこちゃまも立ち上がって唄って踊っていたのですが、ここで大爆発って感じでしょうか。福井の時とは違って既に発売になった後なので、ちゃんと浸透しておりました。イントロでの振り付けも、側にいたお母さんまで一緒になってやってた程で(笑)。いやぁ~、微笑ましい。それにしても、何故かミニモニ。だけフルコーラスだったね? やはり人気の差!?

  数週間前に風邪でダウンしたと聞いていた辻ちゃんですが、気持ち細くなったような気がしたのは、やはり遠目だったからでしょうか?

●藤本美貴

  いきなりデビュー曲変更ですか。ちょっと前にデビュー曲が正式発表されたのですが、それはツアー前半に唄われていた曲とは別のものでした。この日が初お披露目だったそうですが、個人的には深夜番組でもお馴染み"Let's do 大発見"よりも好印象。広末涼子~松浦亜弥の流れを組む、ある意味最近の正統派アイドルの楽曲といえる曲。確かにこっちの方が純粋に「売れる」曲だと思った、直感的に。うん、つんく♂らしい曲だわ。藤本さんのステージングも段々場慣れしてきたようで、お客に手拍子を求めたりとかいろいろ頑張ってました。娘。の春ツアーにも動向するので、そこでまた更に成長が伺えるかもしれませんね。

●中澤裕子

  特筆すべき点はないんだけど‥‥なんか最近、媚びすぎかなぁ!?って思える瞬間がたまにあるんだよね、姐さんに関しては。市井との時は感じなかったんだけど、福井以降‥‥あの投げキッスにはどういった意味が含まれているんですか? 何か急にああいう事されると(しかも娘。達では絶対にああいう艶っぽさは感じないので)本気でドキッとするんですけど。度を超えると、本当に「媚びてる」って受け取られる可能性大なのでは? 新曲のリリースが夏までないそうなので、次に姐さんの生歌が聴けるのは夏のハロプロライヴってことになりそうだけど‥‥やっぱりもう1度、真剣に歌をやって欲しいなぁ‥‥

●ココナッツ娘。

  レフア卒業の噂はここ数日ネット上を飛び交っていたので、意識して観てたのだけど‥‥特にそれを感じさせる発言も雰囲気もなかったなぁ。せいぜいミカの歌がヤバかったなぁ、程度で(笑)。けど、ライヴ自体一番最後に「ココナッツ娘。は日本の事が大好きでぇ~す♪」というミカとアヤカの言葉‥‥これにちょっと反応してしまった俺。こんな事言う必要、ないのに‥‥って。この瞬間、俺の中で「レフア卒業=決定」となったわけで(結局、翌日の姐さんのラジオで事実を知ったわけで)。ココナッツも春の娘。ツアーに動向するので、それまでに新メンバーが発表されるのかもしれませんね。何にせよ、どういった娘が入るのか気になるところです。

●プッチモニ

  やっぱり圭ちゃん、カッコよすぎ(笑)。ごっちんが今日、結構よく唄えてたなぁ、と。いつもラストの「自慢したい素敵な~」と囁くように唄うところで外しがちなんだけど、今日はバッチリでした。ええ、萌えましたとも!(笑)よっすぃーも相変わらず気持ちよさげに「L・O・V・E・ラブリー~」の所を無表情で踊ってたし。言うことなしです。

●タンポポ

  飯田さんが本気で綺麗だと。そして石川さんが本気で外してたと。このアンバランスさこそが「タンポポ」だと、俺は声を大にして言いたい!(ドンッ!と机を叩く)‥‥まぁ実際にはそんことないわけでして。石川さん、ある意味本調子!って感じで、冷や冷やしながら観てました。まぁファンからすれば、それすらも萌え要素だったりするわけですが‥‥(苦笑)

●全員登場、MCへ

  ここでは「最近の出来事」というようなテーマでMC。まずはカントリーのあさみ。前の週に北海道で行われた犬ぞりレースで優勝したこと。これは既にネット上でも話題となっていたので、ご存じの方も多いでしょう。成績が良いと、今度はアラスカまで行けるそうです‥‥さすが「半農半芸アイドル」‥‥あれっ、ちょっと違うような?

  続いて新垣さんが選ばれ、「地元・横浜に戻ってきてライヴができた事」と。そういえば前回の横浜は11月、13人ライヴ初お披露目の時でした。声援が小さかったり、「コネガキーッ!」等の罵声まで飛び交ったあの日です。ビデオで観ましたが、正直可哀想でしたよ‥‥あれから俺は改心して(改心って)彼女を応援しようと思ったのですが。本当に今年に入ってからの新メンバーはいい感じですね?

  最後はなっち。ご存じ、「TBSテレビでソルトレークオリンピックのキャスターをやってる」という話題を。全く興味がなかったその世界を毎日勉強して覚えて、そして知れば知るほど奥が深く、見入ってしまうと。何か矢口さんもラジオで「初めてなっちが出演する時、メールで励ましたらそれ観て泣いたらしい」です、なっちさん。素敵です。萌え~です(笑)。

●メロン記念日

  たった1ヶ月でここまで雰囲気が変わるもんかなぁ? もうね、佇まいだけで前と違う。自信に満ちあふれてるっていうか。やっぱりメジャー展開させてもらえると、心理的にこうも変わるのかなぁ? すごい堂々としてたし、楽しそうに唄って踊ってた。ただ、観る側がまだ完全にそれに着いてこれてない様子で、「愛のボタンを連打!連打!」のコール&レスポンスも思った以上に小さくて‥‥最近、CDショップに行っても「メロン記念日ってどうなの?」って話をしてるカップルを何度か見かけたりで、それなりに認知はされてきているので、本当の「波」は次のシングルなんだろうなぁ‥‥と真剣に思いました。やっぱりさ、「うたばん」で優遇されるメロン、観てみたくない、みんな?(笑)

●松浦亜弥

  そして更に凄いことになってたのが、あやや。オーラが1ヶ月前とは比にならない程大きくなってた。既に10年選手級の貫禄。メロンの昇り調子も凄いものがあったけど、これはハンパじゃない。娘。を喰う勢い‥‥いや、既に多くのヲタは餌食になってしまったようで(苦笑)、特に新曲に対する声援はもの凄いものがありました。同じハロプロメンバーで、娘。レベルで新曲が浸透してるんだから。さすがタイアップ効果強し。こりゃマジでツアーが楽しみになってきた。

●モーニング娘。

  けど、そうは言っても、やはり娘。は今日も完璧だったわけで。"ザ☆ピ~ス!"ってのは既に自分達にとってアンセムソングとなってるわけで。この日のコール&レスポンスもハンパじゃない大きさだったのです。福井では躊躇してた俺も、既に2度目ってこともあり、完全に溶け込んでおりました(笑)。既に随分引き返せないところまで来てしまったようです(号泣)。そうそう、テレビでは石川さんのセリフ後になっちとごっちんが彼女の前に立ちはだかってピースサインをするパート。福井では示し合わせたかのように「コマネチ」をやっていたふたりでしたが(なっちが照れていたのにかなり萌えた/笑)、この日は石川さんの足下で相談するふたりに気づき、結局やったのは「アイ~ン」でした。しかもノリノリでやってました♪

  メドレーは前回と同じ感じだけど、福井での"恋のダンスサイト"エンディングで、本来ごっちんが唄うべきパートをなっちが唄っていたのですが、ここ横浜では矢口さんでした。やはり新曲センターへの伏線でしょうか?(とかいって、ミスムンでも歌い出しが小川さんだったりと、いろいろ毎回変えてるようですが)前回、次の"I WISH"に備えてふたり(ごっちん、加護ちゃん)がいなくなると書きましたが、横浜を観た限りでは4人でした(ごっちん、加護ちゃん、よっすぃー、圭ちゃん)‥‥つまり、"I WISH"の唄い出しに必要な、最低限のメンバーだったのです。やはり前回は冷静に観れてなかったようです(当たり前だって)。

  さて、この日はネット上でも既に噂になっていた通り、娘。新曲"そうだ!We're ALIVE"のステージ初お披露目となったのですが‥‥肝心の衣装が次のミスムンのもの、そして歌もショートバージョン(テレビサイズ)だったこともあり、思った以上の感動・感激はありませんでした。が、やはり実感したのは、「この曲は大音量で、大人数で消費すべき曲だ」ということ。それだけは間違いありません。きっとこんな例えをしたら多くの「ロックファン」が怒ると思うのですが‥‥そういう点からいえば、OASISと同じだと思うのです。勿論、その背景やスタイルは全くの別物ですが、向かっている先は実はかなり近いんじゃないだろうか?と思えたのです。それは何も2年前に同会場でOASISを観たから、とかそういう理由で比較したのではなく、そうなるべき曲だと信じて疑わないからです。これを読んで「OASISとモー娘。を一緒にすんじゃねぇよ!」と怒り心頭のロックファンも多いでしょう。俺が言いたいのは、ただOASISと娘。が同じとかそういう事が言いたいのではなくて、「時代を作る音というのはそういうものじゃないだろうか?」って事なのです。この"そうだ!We're ALIVE"って曲は、そういう「みんなのうた」になるべき1曲だと思うのです。逆に、これだけ前向き且つポジティヴで、人の気持ちを高揚させるポップなロックナンバーが、今のシーンの中にどれだけあるのか‥‥こういう時代だからこそ、馬鹿馬鹿しいかもしれないけど、こんな曲が必要なんじゃないかなぁと純粋に思うのです。

  この曲を無視したり良さが判らないロックファンがダメだと言ってるとか、娘。を「ロック」と唱えることで冒涜してるわけではないのです。だって、ロックは本来、いろんな要素を貪り尽くしてきた雑食の音楽であり、常に何か既成の概念をぶち壊してきたものだと思うんです。ただ、それを今のロックミュージシャンが余りやっていないだけで、それをたまたまつんく♂というアーティストがモーニング娘。というアイドルを使ってやっただけ。だから俺は彼女らに面白みを感じるわけで。逆に、娘。ごとき(と敢えて言わせてもらいます。ヲタの皆さんごめんなさい)に幅を利かせられただけで「冒涜された」「バカにされた」と感じるようなロックなら、そんなの最初からロックじゃなかったんだよ!と俺は声を大にして言いたいね。ロックってそんなチンケなもんじゃないでしょ? もっと揺るぎないものなはずでしょ? だったらロックファンはもっとデンと構えてればいいんじゃないかな? 俺が何を叫ぼうが、個人個人にとっての「ロック感」ってそんなにダメになってしまうようなもんじゃないでしょ。少なくとも、俺にとっての「ロック」ってそんなにケツの穴の小さいもんじゃないよ?

  ‥‥と話がかなり脱線しましたが(苦笑)、この日の娘。達は以前にも増して「ロック然としたエンターテイナー」でした。それ以上でもそれ以下でもなく。完璧ですよね。固定のファン層を相手にしてるとはいえ、これだけ幅広い年齢層(俺の隣には、明らかに「おじいさんと孫」という関係の2人組がいましたし、実際おじいさんの方も楽しそうに手拍子してましたよ、笑顔で)を巻き込むモーニング娘。って‥‥


  小さい会場での良さ、そして大会場での良さ、両方を体験した今。やはり思う事はただひとつ‥‥


ハロプロ最高!!!(爆)


ごめんなさいこんな大人になってしまって本当にごめんなさい‥‥

P.S.そんな俺は、4月に「さいたまスーパーアリーナ」での娘。ライヴ2日間(各日、昼・夜公演)合計4公演を観ることが決定しています‥‥もう絶対に引き返せない‥ ‥


[SETLIST]
  [MC:稲葉貴子、石井リカ、里田まい、藤本美貴]
01. ダンシング!夏祭り [10人祭]
02. サマーれげぇ!レインボー [7人祭]
03. チュッ!夏パ~ティ [三人祭]
  [MC:全員]
04. 花 [全員/アカペラ]
05. プロポーズ [平家みちよ]
06. 東京、宵町草。 [前田有紀]
07. 恋人は心の応援団 [カントリー娘。に石川梨華(モーニング娘。)]
08. 溢れちゃう... BE IN LOVE [後藤真希]
09. ミニモニ。ひなまつり! [ミニモニ。]
  [MC:稲葉貴子、石井リカ、里田まい、藤本美貴]
10. みかんの花咲く丘 [稲葉貴子、石井リカ、里田まい、藤本美貴]
  [MC:稲葉貴子、石井リカ、里田まい、藤本美貴、中澤裕子]
11. 会えない長い日曜日 [藤本美貴]
12. 二人暮し [中澤裕子]
13. 情熱行き未来船 [ココナッツ娘。]
14. ぴったりしたいX'mas! [プッチモニ]
15. 王子様と雪の夜 [タンポポ]
  [MC:全員]
  [MC:稲葉貴子、松浦亜弥、メロン記念日]
16. さぁ!恋人になろう [メロン記念日]
17. メドレー/トロピカ~ル恋して~る
  ~ LOVE涙色
  ~ 桃色片想い [松浦亜弥]
18. ザ☆ピ~ス! [モーニング娘。]
  [MC:モーニング娘。]
19. メドレー/LOVEマシーン
  ~ 恋のダンスサイト
  ~ I WISH
  ~ ハッピーサマーウェディング [モーニング娘。]
20. 恋愛レボリューション21 [モーニング娘。]
  [Encore]
21. そうだ!We're ALIVE [モーニング娘。]
22. Mr. Moonlight ~愛のビッグバンド~ [モーニング娘。]



▼ハロー!プロジェクト『プッチベスト2 〜三・7・10〜』
(amazon:国内盤CD

投稿: 2002 02 25 01:30 午前 [2002年のライブ, カントリー娘。に石川梨華(モーニング娘。), タンポポ, ハロー!プロジェクト, プッチモニ, ミニモニ。, メロン記念日, モーニング娘。, 中澤裕子, 後藤真希, 松浦亜弥, 藤本美貴] | 固定リンク

2001/01/21

「Hello! Project 2002 ~今年もすごいぞ!~」@福井フェニックスプラザ(2002年1月19日 昼公演)

  2001年最後のライヴは市井紗耶香の復活ライヴでした。が、まさか2002年最初のライヴがモーニング娘。をはじめとする「ハロー!プロジェクト」(以下、ハロプロと略)の正月公演になるとは(いや、行きたかったんだけどね、三が日の中野サンプラザ公演とか)。しかも選んだ日が愛する石川梨華さんの17回目の誕生日、選んだ場所が福井県だという‥‥バカも休み休み言えってとこでしょうか?(苦笑)

  そんな事言いながらも、しっかり交通手段を考えたり、宿を予約したり、更にもう1公演観れないか動き回ったりで(本来昼公演のみだったが、夜公演も観れないかヤフオクをしきりにチェック。まぁ高かったので止めたのだけど)‥‥今の俺にはチャーミーしか見えません(爆)

  まぁ冗談はさておき(半分冗談じゃないんだけど)、行ってきました、福井県! 北陸地方には19歳の時に富山~金沢へ2泊3日の旅行(しかも男4人で)の経験があるのみで、基本的には自分にとって「未開の地」でした。当然今回も「娘。コンサート」が目的なだけで、観光なんて全く考えてません(そもそも地元を朝5時に出発し、昼12時過ぎに福井着、そのまま14時半に開場~15時半開演~17時半終演で、18時にホテルにチェックイン。翌日も11時に福井発、12時過ぎに米原から新幹線で東京へ‥‥ってスケジュールじゃどこも観れないんですが/苦笑)。今の俺の目的はただひとつ、石川梨華にただ一言、「お誕生日おめでとう」と言うだけ。後はおまけです(狂ってるとか言うなそこ)

  というわけで、ライヴの感想なんぞを綴っていこうと思うのですが(どうも文体が某ページでのパターンと変わらなくなってるような気が‥‥まぁ判る人だけ笑ってください)、一体誰が読むのでしょうか?(笑)

  会場となる福井フェニックスプラザは、市の文化会館や体育館といったイメージではなく、大きな会議場というイメージの作り。大きめの舞台があり、フロア前方にパイプ椅子が並べられ、後方には取って付けたような段差の上に椅子。最大キャパは2000人と書いてありましたが、実際には1500人程度じゃないでしょうか?(簡単に数えてみたけど、そんな感じでした)

  客層は、男性客(ハッピや特攻服を着たマジヲタ含む)が4割強、お子ちゃまと連れのお父さんお母さんが4割、そして驚いた事に女性が2割程度いました。都心での娘。ライヴでもこうなのでしょうか? 特に女性は中高生が殆どなのですが、中には20代半ばと思わしき女性があややを振り付きで唄っていたりなど、とても微笑ましかったです。

  自分の席は真ん中よりちょっと後ろの、段差が付いた席、ステージ向かって左側。席からステージまでの距離は10数メートル程度でしょうか?(いや、もっとあったか??)この位置でもオペラグラスを使うことなく、十分顔を確認できます。こりゃ凄い。初の娘。ライヴをこんな小さい会場で、しかもこんな間近で観れるとは‥‥これがサンプラザや横アリだったら‥‥(って行くんですけどね、2月のアリーナ公演も/苦笑)

  そういえば、客入れのS.E.が何故かPRODIGY「THE FAT OF THE LAND」だったのには、何か深い意味があるのでしょうか?(苦笑)個人的に、すっげー気持ちが高揚して、いい前振りになってくれました。

●オープニング

  定刻通りに会場暗転。ヲタの大歓声。さすがこの日はチャーミーの誕生日という事もあって、「梨華ちゃんコール」が一際目立ちました。続いてお子ちゃまからの「加護ちゃんコール」、更に地元福井出身の「(高橋)愛ちゃんコール」も凄いです。とても加入後数ヶ月のメンバーに対するコールとは思えません。それくらい大人気でした。

  ステージ左右には小さいスクリーンがあって、そこに出演者ひとりひとりの顔と名前が紹介され、思い思いのメンバーが登場すると、大歓声。当然俺も石川萌え。

  ひと通りの紹介が終わると、ステージ左側からアフロの女性が‥‥何のことはない、元T&Cボンバーの稲葉貴子だった(笑)。あぁ、ミュージカル「LOVEセンチュリー」での役そのままやん‥‥彼女が今回の総合司会ということになるようだ。そして彼女に引き連れられ、3人の初々しい女の子が登場。今回のツアーからハロプロに参加することになった3人(藤本美貴、里田まい、石井リカ)だった。それぞれ自己紹介し、観客からも暖かい拍手が。そして稲葉が「外は寒いけど、ステージはこれから夏祭りだぜ~!」みたいなMCをしていると、薄暗いステージ後方にハッピを着た10人祭の姿が‥‥いよいよスタートだ。

●10人祭

  テレビの歌番組やPVと違って、なっちや飯田さんは髪型もストレートのまま(この後、娘。もあればタンポポもあるしな)なので、ちょっと違和感が。ボコーダーを使ったパートがあるので、結構口パクっぽい。マイクもハンドマイクじゃなくて、ヘッドセットだから余計生歌っぽく聞こえない。というより、あれだけ派手に動き回っても、なっちにしろ圭ちゃんにしろ、そして辻ちゃんにしろ、みんなちゃんと外さずに唄いこなしてるんだもん(当たり前って言われればそれまでだが)、ちょっと感動。

  個人的にはなっちと飯田さんの「いるだけで華」なオーラに、やっぱりスターなんだなと実感。辻ちゃんもいるだけで微笑ましいし、圭ちゃんは振りの大きい、ビシッと決まったダンスに目を惹き付けられる。逆に、よっすぃーはここでは殆ど目立ってなかった(というより、どれがよっすぃーなのかを認識するまでに時間を要した)。まだメロン記念日の3人(村田、斉藤、大谷)の方が目立ってたなぁ。

  あ、歌ですが。基本的にはテレビと一緒で、2コーラス目をカットしたショートバージョン。なので、あっという間に終わります。しかも10人祭は10人の持ち味を生かす(というか10人全員を認識する)前に終了してしまいます。だからどうしても娘。メンバーを目で追って終わってしまうという。まぁ仕方ないか‥‥

●7人祭

  続いて7人祭。ここも見所満載。とにかく「華」が多い。唄い出しのメロン柴田にいきなり目を奪われ、続いてごっちん‥‥基本的に彼女にはあまり興味がなかったのだけど、やっぱり可愛いわ、うん。オーラとかそういうのはあんまり感じなかったけど、やっぱり他と比べるとダントツに可愛い。そして矢口‥‥あれ‥‥矢口がふたりいる‥‥(汗)途中で一方がカントリー娘。のあさみであることが判明。ちゃっかり金髪にしてるし(苦笑)小柄なので、動き回られると一瞬間違えます。う~ん、ここではやっぱりごっちんかなぁ。柴田はさすがに控えめっていうか。メロンはもっと自信を付けて欲しいなぁ。そしてもっと売れて欲しいッス。

●三人祭

  そしてお待たせ、期待の三人祭の出番。薄暗いステージ上にマイクスタンドが3つ運び込まれ、3人の小柄な女の子が登場し、照明がパッと点くと‥‥そこには衝撃的な現実が待ちかまえていました。


   か、加護ちゃん‥‥

   大き過ぎだって、横に(汗)


マジで焦りました。あややとチャーミーが他と比べても細いってのもあるんだけど、とにかく加護ちゃんが横にこんなにも大きくなっていたとは‥‥だって肩幅が全然違うもん。衣装のせいかな?とか考えて自分を納得させようとしたけど‥‥うぅ~ん‥‥何か段々観てて痛々しく思えてきたよ(加護ヲタ、ゴメン!悪気はないんだよ?)。テレビで観たときもこんなんだったっけ‥‥といろいろ思いを巡らせている間に、サビ前の「勝負!勝負!勝負、勝負、パ~ティ、パ~ティ、イェ~!」のパンツ見せ(笑)に‥‥ここでまずこの日1回目の脳挫傷(爆)。ダメだって、お子ちゃまが沢山いるのに。お兄さん、腰が抜けましたよ、マジで。

●全員でアカペラ(マイクなし)

  ここでステージ上にハロプロ全メンバー30人が勢揃い。凄まじいですよ、マジで。クドいを通り越して、「俺が悪かった」って言わざるを得ない光景。しかも会場・ステージ共に小さいもんだから、余計に威圧感あり過ぎ。で、祭シャッフルの20人(これだけでも十分な威圧感)がステージ上に残り、童謡を唄おうという事になり(童謡アルバムのプロモーションも兼ねてるのね/笑)、ハンドマイクなし(但し左右上方から音声を拾う釣りマイクあり)で童謡"花"を唄う。会場が小さいから釣りマイクさえもいらないと思ったけど‥‥これが意外とイケてまして。ちゃんと中学校の合唱部並みにハモってました(いや、嫌味でなくて、マジで)。思えば初期の娘。にはこういう要素(楽曲的にではなく音楽的に)が沢山あったのに‥‥歌唱力が弱点なメンバーを補充すると、大変なわけですね、ねっ、石(以下自主規制)

●平家みちよ

  石川萌えしつつも、やはり三人祭のあの「ピンクのヅラ」があると、どうも‥‥どうやら俺はそこまでマニアではないようで(笑)。ここから各メンバー/ユニットの歌へ。まずは平家さん。歌唱力は全メンバーの中でも抜群。最も安心して聴いてられるんだけど、可もなく不可もなくって印象が強いんだよなぁ。本来は彼女が勝者で、娘。(中澤、安倍、飯田)が敗者なわけなのだけど‥‥最終的には逆転してるという。何か切っ掛けがないと、この人はずっとこのままなのかなぁ、なんて考えたりして。歌も上手い、喋りもそこそこ面白い(関西方面の人ですし)‥‥勿体ないなぁ‥‥それに、つんく♂の書くメロも合ってないんだよなぁ、何か。"プロポーズ"って曲は彼女のこれまでの楽曲(はたけプロデュース曲も含む)の中でも一番好きなんだけどなぁ‥‥

●前田有紀

  未だにこの人がハロプロに参加してるって事実が俺には驚きで。事務所的には「アリ」なんでしょうか? 五木ひろしのとこの人でしょ、彼女? 演歌の人でしょ? 何か「ハロモニ」スタート当初、飯田さんが1日マネージャーとかやってなかったっけ?(あれ、「アイさが」だったっけ?)それが切っ掛けでハロプロ入りしたような‥‥で、それはいいとして‥‥何故に師匠・ひろし五木の歌を唄ってるのでしょうか? 上手いだけに、更に頭の中が混乱‥‥ヲタの皆様、ご丁寧にサイリウム振って応援してるし。けど、お子ちゃまは正直だね。平家さん辺りからずっと座ってるわ(苦笑)。お父さんお母さん(といっても俺と同年代か‥‥/汗)も少々疲れ気味&困惑の顔。そりゃそうだ、ミニモニ。目当てで来たのに、五木ひろし聴かされた日にゃ‥‥

●カントリー娘。に石川梨華(モーニング娘。)

  さぁ、気を取り直して‥‥待ってました! 俺は、俺は‥‥これが観たくてここまで来たんだよぉ!(マジで)カントリーに新メンバーが加入したという事で、チャーミーの出番はそろそろ終わりだろうってことになりそうなので、観れる時に観ておこうってなって、しかも彼女の誕生日にライヴやるなら‥‥ねぇ、普通は行くでしょ、福井でも?(いや、行かないって)

  4人編成となった「カン梨華」は左からあさみ、チャーミー、りんね、まいの並び。衣装もまいちゃんはオレンジ色のを着ています(それ以外のメンバーはテレビやこれまでのライヴと一緒)。歌パートは石川さんのパートを少しまいちゃんに分けて、頑張って唄ってました。石川さん、驚くくらいによく唄えてました、思った以上に‥‥正直、すっげー不安だったんですが。誕生日にまで外してまたネガティブになられても困るし。けど、それは要らぬ心配でした。いつも以上に気合いが入っていたように感じました(逆にその方が心配なんですが、彼女の場合)。まぁ昼夜公演の1回目だしね、夜公演がどうだったかは知らないけど(想像はつくけど/苦笑)。とにかく、チャーミーに甘い俺でも80点はあげましょう。

  とにかくね‥‥やっぱり実物は考えられない位に可愛かった、と。あり得ないもの、俺の実生活の中では(笑)。そのくらい、非現実的な可愛らしさ。「君がいれば張り切っちゃう♪」のところで、この日2度目の脳挫傷(爆)。

●後藤真希

  ごっちんのソロです。今回は娘。ライヴ時と違って、バックダンサーがいないせいか、妙に心細そうなごちん。その分、ステージ後方の階段に座っている出番のないメンバー(なっちや圭ちゃん、その他のグループのメンバー及び5期メンバーの4人)が一緒に手拍子とったり、唄ったり、振り真似をしております。特に目に付いたのが、圭ちゃん。彼女は全部の曲を振り付きで唄ってました。5期メンバーも‥‥特に高橋、紺野、新垣の3人が‥‥一緒に並んで、楽しそうに唄い踊っていたのが印象的でした。基本的に「祭シャッフル」がメインなので、5期メンバーの出番は娘。ステージまでなし。そりゃ手持ち無沙汰で全部覚えちゃうか。

  で、肝心のごっちんですが‥‥俺、彼女のソロ曲ってどうも好きになれないんだよね。何か、彼女に対するパブリックイメージってこういう曲調なのかなぁ、と。それじゃ安易過ぎないか、と。俺的にはソロでの「後藤真希」よりも、プッチモニでの「ごっちん」の方に、等身大の彼女らしさを感じるのですが‥‥どうも、つんく♂自身も迷っているような‥‥。

●ミニモニ。

  お待たせしました、お子ちゃまにとってのスーパースター、ミニモニ。の出番です。本来ならここで「ジャンケンぴょん!」や「ミニモニ。テレフォン」を唄って、一緒に唄って踊ってとなるのでしょうが、いきなり1/30リリースの新曲"ミニモニ。ひなまつり!"のお披露目となってしまい、固まってしまう子供達。それでも楽しそうだったけどね。そうか‥‥「ミニモニ。ひなフェスティバ~ル!」なのか‥‥(笑)娘。での"ミスムン"路線を引き継いだかのような、オールディーズ風の曲調が好印象。やっぱり外さないな、ミニモニ。は。加護ちゃんは、まぁ十二単みたいな衣装のせいもあるだろうけど、辻ちゃんと並ぶとそんなに大きく感じないんだよなぁ。辻ちゃん自身、そんなに大きいと感じなかったんだけど。なっちと並んでも‥‥あっ、なっちと並んだからか?

●再び童謡

  稲葉、石井、里田、藤本の4人が再登場し、私達も唄いたいということになり、4人で唄うことに。石井リカさんってハロプロ内の「童謡のお姉さん」なんだ‥‥元Peachy(奥井香プロデュース)なのに。

  そして、藤本美貴の初舞台ということで、中澤姐さんを呼んで、如何に緊張しないでステージをこなすか?と質問。それに対して姐さん「私は未だにステージ前は緊張してる」‥‥有名ですよね、姐さんの緊張振り&人見知りって。聞く相手が間違ってると思うんですが(これが飯田さんだったら「手のひらに『人』と書いて飲み込む」って言うと思います。石川さんが未だにそうしてるように)。

●藤本美貴

  あややと比べるとまだ未完成ですが、恐らく今後伸びていくんだろうな‥‥そう感じさせる何かを見た気がしました。歌唱力は確かにあるわ、娘。以上に。つうか、4期メンバーオーディションの10人に残ったにも関わらず、辻加護よっすぃーチャーミーが選ばれるという事態に‥‥つんく♂的には「歌唱力」よりも「キャラ」を取ったということなのでしょうか? 確かに最近のチャーミーの壊れっぷり、よっすぃーの当初と現在でのキャラの変わり様、そして辻加護の(以下自主規制)

  とにかく、デビューは3月。その頃にはいろんな歌番組に出ると思うので、まだ彼女を知らない人はその時に判断してください。俺的には、まぁあややのようにはならないまでも、楽曲次第で評価が分かれると思うのですが(そう、デビュー曲自体はそんなに魅力的じゃないんですよ)。

●中澤裕子

  1ヶ月振りの姐さん生歌。曲はAXでも聴いた"二人暮し"。あの時はピアノ+ガットギターというアコースティック編成だったけど、今回はカラオケ(姐さん流に言えば「みんなが唄ってるのとは違う、豪華で特別なカラオケ」)‥‥やっぱり、こうも印象が変わるんだなぁと再確認。唄い方自体はそんなに変わってないはずなのに、受ける印象は全く違う。どっちのアレンジが優れてるとかそういう問題ではなく、そもそも姐さんの唄い方/声自体がアコースティック向きなのだ。う~ん、そろそろ次の曲の準備してると思うんだけど‥‥つんく♂、気付かないかなぁ、自分のミスに。

●ココナッツ娘。

  いつの間にかダニエルが抜けて、3人になってたココナッツ。好きだったんだけどな、ダニエル、何か‥‥さすがに日本語が話せる2人(アヤカとミカ)は抜けるはずもなく、残ったレフアの運命は‥‥けど、最近は「アイさが」や「ハロモニ」でもひょうきんな一面を見せたりしてるので、このまま頑張ってくれるかも。

  この"情熱行き未来船"って曲を聴くと、「太陽とシスコムーン」(T&Cボンバーではなく)の良き時代を思い出すんだよなぁ‥‥いい曲沢山あったもんなぁ、あそこも。あの路線を引き継ぐユニットが今、ないんだよね。あと「三色シャッフル」での黄色5タイプの楽曲とか。このままココナッツがこの路線を引き継いでくれると、個人的には応援のし甲斐があるんですが‥‥。

  アヤカ推しだと思ってたココナッツですが、気付くとミカがセンターにいる時間が長いような‥‥ミニモニ。人気にアヤカって、否、あやかってなのでしょうか? まぁ歌のパートは満遍なく振り分けられてるので、そこまで作為を感じないのですが。純粋な外人メンバーが1人だけとなってしまった今、ココナッツに何を求めるのか‥‥英語のセリフがネイティブでカッコイイとか、そういう次元でしか語れなくなるのは悲しいです。もっと曲&歌で唸らせて欲しいな。

●プッチモニ

  急に大歓声。これまでと桁違いの声援。そりゃそうだ、天下のプッチモニだもの。唄い出しが「メリークリスマス」から「プッチモニ、行きま~す!」になってた他は、いつも通り。よっすぃーがやたらとニコニコ笑顔だったのが印象的。圭ちゃんのダンス&歌は相変わらずで、安心して見てられる。つうか今日の圭ちゃんは俺的にポイント高し。俺も既にマニアの域に突入したってことなのか?

  そして、ごっちん‥‥やっぱりプッチでのごっちんの方が全然可愛い‥‥というか、7人祭やソロでは感じられなかった「オーラ」みたいなもんをひしひしと感じたよ。やっぱり彼女もまだ16歳だもん。「あり得る/あり得ない」って観点で見れば、絶対にプッチでのごっちんの方が「あり得る」もんなぁ‥‥。

  結論。やっぱり"ぴったりしたいX'mas!"はいい曲だなぁ、と(笑)。

●タンポポ

  続いてタンポポの出番。俺が陣取る左側は、タンポポで言えばチャーミーサイドということになるわけで‥‥じっくり堪能しました。石川さん、やはりここでもちゃんと唄えてました。何、やっぱり俺を意識して慎重に唄ってくれてるわけ?(←少なくともこの日、こう思った石川ヲタは数百人レベルでいると思われ)あ、今こっちの方を見て微笑んだ‥‥間違いない、俺にだ(爆死)この日3度目の脳挫傷(苦笑)。もうね、曲もさることながら、パフォーマンスも文句なし。あぁ~タンポポのソロライヴ、観てぇよ~(泣)

●全員登場、MCへ

  ここでステージ階段に全員が2列になって座り、稲葉が何人か選んで「今年始めようと思ってること」というようなテーマでMCを行うわけで、まずは平家さんが選ばれる。平家さんは免許が取りたいそうですが、周りからトロいと思われてる為、反対されてるようです。そんなにトロそうなイメージはないんですが、身近にいるとそうなんですかね? 稲葉さんや姐さんは、ウンウン頷いてましたが(笑)。

  続いてよっすぃーが選ばれる。「ボクシングを始めた」と。去年、雑誌の企画でちょっと真似事でやったのが切っ掛けと言ってましたが、24時間テレビでもガッツさんの頑張りを見ていろいろ思う事があったのかもしれません。最後にガッツ語「オーケー牧場」も忘れません(笑)。

  ここで終わるはずが、稲葉も何かを察知したのか「特別にもうひとり行きましょう。誰がいいかなぁ~?」と客席に伺う。当然、みんな「梨華ちゃ~ん!」と叫ぶわけだが‥‥俺は何故か「柴田、ぜってー柴田以外あり得ないってば!」と絶叫。オイオイ、さっきまでの萌えっぷりはどこへ‥‥。

  当然、石川さんの横に稲葉さんが座るわけです。で、石川さんは答えるわけです、「世の中の情報化社会の流れについていけるように、パソコンを始めたい」と。圭ちゃんの影響なのでしょうか?「2ちゃんねる」を覗くチャーミーが登場する日も近いのかもしれません。しかし彼女、まだパソコンは持っていないそうです‥‥俺に買えって言ってるのか?そういう意味なのか??(圭ちゃんはファンからVAIOを貰ったって聞いた事があるので、石川さんも優秀な先輩の発言に習って言ったのでしょうか?/笑)

  ここまでで、まだ石川さんの誕生日について、誰も触れていません。

●メロン、そしてあやや

  メロンとあややが残って、稲葉さんがいろいろ質問してます。が‥‥その直前のMCの時点で4度目の昇天状態だった俺は、ここで記憶がプッツリ途切れます。意識が戻るのは、あの印象的なイントロを耳にした瞬間でした。そうです、念願の生メロン記念日です‥‥。

●メロン記念日

  この曲から、急にオケ音がデカくなった気が。とにかくこの曲、クラブでかけた時にも思ったけど、音の抜けがいい。CDで聴くとそんなに感じないんだけど、やっぱり低音の鳴りが他のハロプロ関係と全然違う。まぁ娘。やあややの曲は金のかけ方が違うので別として、他のシャッフルやソロアーティストの曲と全然鳴りが違うのよ。もうね、カラオケにも関わらず、モッシュするき満々だったもん。

  やっぱね、メロンはいいよ。それ以上でもそれ以下でもない。当初は柴田以外は興味なかったけど、今では「この4人じゃなきゃ意味ないっしょ?」とまで言い切れる程のヲタ振りを発揮。ちなみに気付けば、全シングル4枚揃えてました。しかもこの日も会場で、メロンのサイン欲しさにもう1枚"This is 運命"買っちゃいましたから(同じ理由で、カントリーのアルバムももう1枚購入。て優香アホですか俺は)。メロン、マンセー!

●松浦亜弥

  やっぱり別格ですね、彼女のみ。いきなり3曲ものメドレーですよ。持ち時間違いすぎ。娘。級の扱いですわ。やっぱ曲、いいもんなぁ、こうやって聴いても。"LOVE涙色"のサビでは、客も一緒にあの振りをやってました(そして気付けば俺も)。あり得ない、あり得ないと言いながら、自分が一番あり得ない方へ進んでる気がしますが、もう否定とか肯定とかそういう次元の問題じゃないです。だって楽しいんだもん♪(壊)

  あややは本当に完成し尽くされてるよ。テレビ程の衝撃は受けなかったものの(ライヴ用に振りがアレンジされたものと思われる)、やっぱり存在感が違う。娘。13人=あややひとり、といった公式が成り立つ位のオーラ。だから「アイドルサイボーグ」って呼ばれちゃうのよ。ここまで完璧なアイドル、近年いないって。浮いてるもんなぁ、ハロプロ内でも。

●モーニング娘。

ここまでの時点で1時間15分経過。ここから約30分が娘。の持ち時間ってことか‥‥まずはあの印象的なインダストリアルノイズ風サウンドが‥‥"ザ☆ピ~ス!"13人バージョンからスタート。衣装は"ダンスサイト"風で銀のラメ入り。石川さんは帽子被っておらず(カン梨華時の、ポニーテールの変形型のまま)。テレビサイズで、2コーラス目がカット。石川さんのセリフ、必要以上に感情入り過ぎ。そこに萌える俺。5度目の昇天(笑)。

  あのね‥‥何でモーヲタのみんなが1つのツアーで何度も足を運ぶのか、凄く理解できたよ。市井のライヴの時は「1公演でもよかったかな?」って気持ちに少しなったけど、ああ成る程、これなら判るよ。全然別物。完璧なエンターテイメント。俺的に全然アリだもん。KISSの小細工やエアロの熱いステージ、チートリのコミカルなやり取り、そしてBON JOVIのヒットメドレーと同じ次元で楽しめるよ、これは。もっと冷静に、引いて観るつもりが、しっかり合いの手入れてるし。1回観たら自分的に納得すると思ったけど、こりゃ戻ってこれそうにないわ(苦笑)。納得しつつ、更に深みにハマる感じ? それくらいの「FUN」や「PLEASURE」がここにはあるわ。それを他人に強要はしないけど、ちょっとでも興味がある人、そして観るチャンスがある人は、悪いこと言わないから行っときなさいって!

  1曲終わって、13人横一列に並び、MC。ここでようやく石川さんが自らハイテンションで「石川梨華、本日17歳になりました~!」と言い放つ。この日一番の大歓声。みんなこれを待っていたんだってば。当然、6回目の昇天しときました。か、可愛い過ぎるってば‥‥破格の可愛らしさ。あり得ないって、マジで(笑)。

  続いて声援が大きかったのが、やはり地元福井ということもあって、高橋愛ちゃんに対してですか。凄かったよ、マジで。彼女もちょっとだけ感極まったような感じで、自分の名前を言うのも忘れて熱い声援に応えてました(笑)。いやぁ~微笑ましい。

  それに続くのは、やはり加護ちゃんでしょうか‥‥しかし加護ちゃん、11月の横アリのビデオでも思ったけど、妙に淡々としてるような気が(観る方の意識が、例の噂に惑わされてるのもあるんだろうけど)。自己紹介が終わった後の、妙な違和感。あれは何なんだろう‥‥凄い気になる。

  MCの内容的に一番ヒットだったのが、紺野さんでしょう。「モーニング娘。の美人担当、紺野あさ美で~す!(あの掠れた声で)私の完璧な歌とダンスでモーニング娘。を引っ張っていくので、よろしくね♪」ときたもんだ(爆)すげぇよ、アンタ。台本があるとはいえ、言われるがままにこなすとは‥‥「13人がかりのクリスマス」以降、彼女への関心が更に高まった事と思う。その証拠に、彼女への歓声もかなりのもんだったし。小川さんがここでふたりに2~3歩リードを許してる気が‥‥新垣さんもか。頑張れ!

  続いてヒットメドレーがスタート。いきなり豪華に"LOVEマシーン"からスタート。1コーラスでエンディングへ。そのまま"恋のダンスサイト"も同じような構成。エンディングのごっちんが唄うパートをなっちが唄う。あれっ?って思ってたら、ごっちんと加護ちゃんの姿が見当たらず。13人もいるから、意識しなきゃ2~3人減っても気付かないわ、マジで。

  曲が終わると、バラード調のイントロが。ステージ上手にドレスを着た加護ちゃんが。曲は"I WISH"。成る程、それで2人が消えたのか(唄い出しを彼女達が唄う為)。アップテンポになるところで、着替えを終えた残り11人も合流。やっぱりいい曲だわ。一番好きなだけあるよ‥‥ただ、願わくばフルコーラスで聴きたかったなぁ‥‥。

  しっとりと終わると、そのまま「コングラッチュレーショーン♪」の掛け声。"ハッピーサマーウェディング"だ。1コーラス終わると、例のセリフへ。姐さんが抜けた後は飯田さんが担当。また、姐さんがソロを取るパートはよっすぃーが代わりに唄う。特に違和感なし。まぁセリフは姐さんあってのものって気がしないでもないけど、飯田さんは飯田さんでまた違う味を出してるので、俺的には問題なし。つうか飯田さん、スラッとしてるし美人だし、本当見てて飽きないね‥‥(とかいいながら、常にチャーミー中心なのですが/笑)

  「最後の曲です」となっちがMCを取って、曲は"恋愛レボリューション21"がスタート。この曲はフルコーラス唄われました。やっぱり一番ダンスの難易度が高いというだけあって、観てて爽快だね。チャーミーも「ホイッ!」もすっげー勢いで前へ飛び出るし(勢い余って転びそうになってたのには、さすがに苦笑いしたが)。カッコイイよ、素直にそう思ったもん。ああ、俺が10代の女の子だったら、絶対にあそこに加わって唄って踊りたい。モーニング娘。になりたいと思うもの。バンドとは違う楽しさが絶対にあるはずだから。それが何となく理解できるもの。うわぁ、いいなぁ~(アホですか俺は)

  ここで一旦終了。当然アンコールを求める声が。しかし、なかなか出てこない。さすがにずっと踊り倒して、ひと休みか?なんて思ったけど、「あの曲」の為にハロプロメンバー全員(稲葉さんと姐さんを覗く)がああいう準備をしてたとは‥‥

  アンコールは当然、最新シングル"Mr. Moonlight ~愛のビッグバンド~"。唄い出し「愛をください」は地元ってこともあってか、高橋さんが担当(本来は新垣さん)。やっぱり新メンバーの中では一番安定感ある歌唱力ですね(って思ったら、さっき正月のサンプラザ公演のビデオでも高橋さんが唄ってました。日替わりなのか、それとも今回は高橋さんでずっと行ってるのか?)。

  衣装はPVとは違う、年末や紅白で見せたドレスバージョン。フロントの3人(よっすぃー、なっち、ごっちん)は赤のドレス、他の10人はピンクでした。男装しない3人もいいね? この曲も大音量で聴くと栄えるんだよなぁ。クラブでかけると判ると思うけど、すっげー考えて録音されてるよ、最近の娘。の曲は。やっぱり石川さんはここでも別格に可愛かったです。当然、昇天しておきました(7回目)。他には、エンディング辺りでなっちと並んだ時に、何か話しかけてる辻ちゃんが可愛かったです(テレビだと、よくなっちにキスしようとしてるんだよね、この辺りで。て優香ふたりは本当に仲良しだなぁ)。

  一旦ブレイクする所で、ステージ上手からブルーのドレスを着た他のハロプロメンバーが登場して、更に華を添えます。娘。は手前でいつも通り踊り、その後方で更に動き回る15人‥‥宝塚か、お前らは!?って思う程に、豪華。つうかやり過ぎって思える程。ホント、ゴージャス。あり得ねぇよ、こんなの。

  エンディングを迎え、ステージ両脇に稲葉さん、姐さんが登場。さすがに年齢的に厳しいのか(苦笑)、衣装を着ることもなければ、ダンスに加わることもないふたり。ちょっと残念(いろんな意味で)。稲葉さんの第一声が俺の思い全てを言い表していました。


  ハロプロ最高!


  本当、バカバカしいと思うかもしれないけど、凄い楽しかった。KISS以来だわ、こんなに「ショー」を楽しんだのは。ただ、それと同時に「物足りなさ」も残りました‥‥ええ、モーニング娘。単体がもっと観たかったです。3月末にモーニング娘。としてのオリジナルアルバムが、約2年振りに発表される事が明らかとなりました。正直、春のツアーは新曲数曲しかないのに、どうするんだろう? ミニモニ。のアルバムが出るから、それを中心にしてライヴやるのか(その後、発売延期されました)‥‥あ、やっぱりミニモニ。がこれで最後ってことなのか!?とか勝手に邪推してたのですが、どうやら今度のツアーは新曲満載の、楽しそうなものになりそうです。こりゃ、行くしかないでしょう!?


  あ、その前に来月、横浜アリーナでもう1回、ハロプロライヴを観るんだけどね?(笑)


[SETLIST]
  [MC:稲葉貴子、石井リカ、里田まい、藤本美貴]
01. ダンシング!夏祭り [10人祭]
02. サマーれげぇ!レインボー [7人祭]]
03. チュッ!夏パ~ティ [三人祭]
  [MC:全員]
04. 花 [全員/アカペラ]
05. プロポーズ [平家みちよ]
06. 契り [前田有紀]
07. 恋人は心の応援団 [カントリー娘。に石川梨華(モーニング娘。)]
08. 溢れちゃう... BE IN LOVE [後藤真希]
09. ミニモニ。ひなまつり! [ミニモニ。]
  [MC:稲葉貴子、石井リカ、里田まい、藤本美貴]
10. みかんの花咲く丘 [稲葉貴子、石井リカ、里田まい、藤本美貴]
  [MC:稲葉貴子、石井リカ、里田まい、藤本美貴、中澤裕子]
11. Let's do 大発見 [藤本美貴]
12. 二人暮し [中澤裕子]
13. 情熱行き未来船 [ココナッツ娘。]
14. ぴったりしたいX'mas! [プッチモニ]
15. 王子様と雪の夜 [タンポポ]
  [MC:全員]
  [MC:稲葉貴子、松浦亜弥、メロン記念日]
16. This is 運命 [メロン記念日]
17. メドレー/トロピカ~ル恋して~る
  ~ 100回のKISS
  ~ LOVE涙色 [松浦亜弥]
18. ザ☆ピ~ス! [モーニング娘。]
  [MC:モーニング娘。]
19. メドレー/LOVEマシーン
  ~ 恋のダンスサイト
  ~ I WISH
  ~ ハッピーサマーウェディング [モーニング娘。]
20. 恋愛レボリューション21 [モーニング娘。]
  [Encore]
21. Mr. Moonlight ~愛のビッグバンド~ [モーニング娘。]



▼ハロー!プロジェクト『プッチベスト2 〜三・7・10〜』
(amazon:国内盤CD

投稿: 2001 01 21 01:22 午前 [2002年のライブ, カントリー娘。に石川梨華(モーニング娘。), タンポポ, ハロー!プロジェクト, プッチモニ, ミニモニ。, メロン記念日, モーニング娘。, 中澤裕子, 後藤真希, 松浦亜弥, 藤本美貴] | 固定リンク