『FUJI ROCK FESTIVAL '06』総括@苗場スキー場(2006年7月28日〜30日)
苗場から2:50くらいに帰宅。今年は簡単に、メモの羅列程度で済ませたいと思います。
俺は基本的に野外フェスって全日晴れればいいって思ってなくて。1日くらいは雨が降った方がいい派なのね。そういう意味では今年の天候ってこれ以上ないくらいに最高だったんじゃないかな。1日目は曇り一時雨(小雨程度だけどな)、2日目は午前中晴れ、午後から雨(それだって夜には止んでたし)、3日目快晴。おまけに梅雨明けというボーナスまで付いてきたし。完璧すぎ。
金曜明け方に帰宅しても、全然フェス気分になれなくて、会場に行っても人に会いたくないって思ってたし、そもそも苗場にいる自分がまったく想像できなかったんだけど、やはりあの場所に戻ると年に一度の気持ちが戻ってくるというか。気が引き締まる。
苗場にはもう覚えてないくらい行ってるけど、年々観るアクトは少なくなっていくし、がっつかなくなってる。そういう人は否定しないけど、俺はもう無理だな、そういうフジロックは。他のフェスはそれしかない場合もあるのでそれはそれなんだけど、フジは違うから。やっぱり2日間あそこで過ごして、改めてあのフェスのスゴさとか偉大さを再認識させられたよ。
加藤登紀子の「Power To The People」で始まり、ジョン・レノンの「Power To The People」で終わった今年のフジロック(正確には最後はオレスカバンドがいきなりカバーした「Be Together」だけどなw)。やっぱり最高でした。ありがとう。
ベストアクトはSUPER FURRY ANIMALS。俺、こんなにこのバンドのこと好きだと思ってなかったな。全曲口ずさめたのには、さすがに笑ったけど。最後の最後にこのバンドの、最高なステージを観ることができて、本当によかった。過去観たフジロックのライブの中でも3本指に入る素晴らしさ。だからウェールズのバンドは侮れないんだよね。
さて。以下、今年観たライブアクトを羅列しておきます。
■1日目(7月28日)
・加藤登紀子(FIELD OF HEAVEN)
・THE TERRY ADAMS & STEVE FERGUSON QUARTET(ORANGE COURT/途中から)
・矢野顕子(ORANGE COURT)
・DONAVON FRANKENREITER(WHITE STAGE)
・MADNESS(WHITE STAGE)
・SCRATCH PERVERTS(RED MAQRUEE/途中から)■2日目 (7月29日)
・電気グルーヴ(GREEN STAGE)
・RYUKYUDISKO(RED MARQUEE)
・SOULWAX(RED MARQUEE)
・HYPER-DJ SET(RED MARQUEE/途中まで)
・石野卓球(岩盤/途中まで)
・JUNKIE XL(RED MARQUEE/途中まで)■3日目(7月30日)
・RINOCEROSE(WHITE STAGE/数曲のみ)
・フィッシュマンズ(FIELD OF HEAVEN)
・THE REFUGEE ALL STARS OF SIERRA LEONE(ORANGE COURT/途中から)
・BUFFALO DAUGHTER(WHITE STAGE)
・SUPER FURRY ANIMALS(WHITE STAGE)
・HAPPY MONDAYS(GREEN STAGE)
MADNESS、電気、フィッシュマンズ。全部良かったけど、やっぱりSFAが最高すぎた。もうこれを超えるライブはしばらくないかも。
というわけで、皆様お疲れさまでした。お会いできた方々ありがとう。偶然って本当にスゴいね。お会いできなかった皆様、今回は縁がなかったということで、また別の場所でお会いしましょう。
ていうか、待ち合わせとか連絡も取らないで、意外と友人知人にバッタリ会えたので、驚いた。