2005/04/11

ゆらゆら帝国@日比谷野音(4/2)

4月2日(土)、日比谷野外音楽堂にゆらゆら帝国を観に行ってきました。これ、応募・抽選制のフリーライヴだったんですが、俺は応募もしてなければハナから行くつもりもなかったんですね。ところがライヴ2日前くらいに急遽行くことになりまして‥‥思えばゆら帝ってまともにライヴ観たことなかったんですよね。フェスやイベント等でチラ観することは何度かあったし、アルバムはリリースされればちゃんと聴いてはいたんですが、わざわざチケットを取って単独公演に行く程好きかと問われると‥‥明らかに違ったわけですよ。

 けど彼等が以前リリースしたライヴアルバム「な・ま・し・び・れ・な・ま・め・ま・い」を聴いて、絶対に俺が好きなスタイルなはずだし、生で一度はちゃんと観たいよな‥‥とは思ってたんですよね。フェスとかに出ることがあったら今度は必ず最初から観よう、とか。

 んで今回。フリーライヴってこともあって、まぁレコード会社移籍(「MIDI」から大手のソニーへ)とか新譜リリース前の記念イベント的なものかなぁー程度に構えてたら、全然違って。まず会場に開演2時間以上前に着いたんですが、既に中ではバンドがリハーサルを入念に行っていて。結局会場時間ギリギリ(17時半頃)までリハやってましたからね。聞くところによると、彼等は本当に練習熱心みたいですね。未だに週に数回スタジオ入りして何時間も練習してるそうですよ‥‥それがあのサウンドなのか。納得したよ。

 ライヴ自体は下記のセットリストをご覧になってもらえば判る通り、5月リリースの新作から新曲が6曲も披露されてまして、これがまたねぇ、凄いのなんのって。ただでさえ濃密なゆら帝サウンドが更に凝縮されたような楽曲群でして、一聴フリースタイルでアドリヴの応酬みたいなようで、実は全て計算ずくで演奏してるような、とにかくもの凄いステージなわけですよ。ステージ上には派手なセット等一切なく、真ん中辺にドラムセットとアンプ群があるのみ。デカいステージを上手く使いこなしてるかというと全然そんなことはないんだけど、何か異様に3人のプレイが派手でデカく感じられたんですね。

 所謂'60〜'70年代のサイケなガレージロックと言ってしまえばそれまでですが、俺にはそれ以上に昨今欧米で人気のストーナーロック的な要素を強く感じるんですよね。例えばさ‥‥スタイル的には違うだろうけど、QUEENS OF THE STONE AGE辺りと共演するようなことになったら、非常に面白いんじゃないかな、とか。BLACK SABBATHまで行っちゃうとちょっと違うだろうけど、この辺の欧米若手〜中堅バンドと共演したらホント面白いだろうなぁ‥‥なんてステージを観ながら考えてました。

 さすがにフリーライヴってこともあって、俺みたいに大してファンでもないお客が沢山いたようで、どう反応していいか、どうノッていいか判らずに棒立ちしてる人が結構見受けられました。へっ、俺? 俺は終始ノリまくりでしたよ。だって寒いし(この日、異様に寒かったんですよね)ノンアルコール状態だったし、とにかく踊ってないと凍えてしまいそうでね。あ、別に寒くなくても踊りまくってたと思いますけどね。

 そういえば俺、ゆら帝って野外でしか観たことないなぁ‥‥こんなにも野外が似合うバンドってのも珍しくないかい? 今後の単独ツアーは勿論ライヴハウスなんだけどさ、やっぱりこの開放的なサウンドは屋外でこそ本領発揮するよなぁ‥‥当然ながら爆音でね。

 とにかく2時間のフルステージ、MCもなく淡々と進行したけど、曲になった途端に発せられる熱量はハンパじゃなかったですね。とにかく凄いモノを観ちゃったなぁ、と。これは是非また観たいですね。今度はお金を払ってでも観たい。当然、それは野外で観たいなぁという願望込みなんですが。


  --SETLIST--
  01. ザ・コミュニケーション [新曲]
  02. 男は不安定
  03. 夜行性の生き物3匹
  04. アイドル
  05. 急所 [新曲]
  06. 貫通前 [新曲]
  07. 侵入
  08. 恋がしたい
  09. ハチとミツ
  10. 誰だっけ?
  11. ロボットでした [新曲]
  12. ソフトに死んでる [新曲]
  13. いたずら小僧
  14. ズックにロック
  15. グレープフルーツちょうだい
  16. 2005年世界旅行 [新曲]
  17. EVIL CAR



▼ゆらゆら帝国「Sweet Spot」(amazon/5/18発売)


▼ゆらゆら帝国「1998-2004」(amazon

投稿: 2005 04 11 09:23 午後 [2005年のライブ, ゆらゆら帝国] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック