カテゴリー「飯田圭織」の10件の記事

2007年1月 6日 (土)

Hello! Project 2007 Winter 〜エルダークラブ The Celebration〜@中野サンプラザ(2007年1月5日)

オープニングで全員(ただしここでは矢口以外)晴れ着姿で登場。それで歌ったのが「ALL FOR ONE & ONE FOR ALL」でしょ。グッとくるに決まってるって。2曲目が後藤のアルバム曲っていうのが微妙だったけどね。

続いて安倍ソロで2曲。アルバム曲で盛り上げる。その後にカントリー。あさみとみうなが挨拶してから、晴れ着のまま最後のオリジナル曲「革命チックKISS」をフルコーラスで披露。ゆきどんの後に松浦がGAMの「メロディーズ」ピアノ独唱バージョンをしっとりと歌い上げ、その空気を引き継いだまま「dearest.」。

そしてドレスに着替えた裕ちゃんが「うらら」を披露。しっとりした空気を引き裂くように、メロン登場。会場が一気にメロンコンのように熱くなる。隣の席にいたヲタはずーっと静かだったのに、ここで一気に弾けてた。柴田ヲタかよw

かおりんが1曲歌った後になっちとごっちんが加わり、「モーニング娘。誕生10年記念隊」の話題となり、この3人でその新曲を歌う。初めて聴いたよ。前評判では「戦メリ」言われてたけど、そこまでそれっぽいとは思わなかったなぁ。さくら組の「さくら満開」の和楽器を中国モノに変えただけという気もするけど、曲時代はまずまずだと思う。歌詞は相変わらず意味ありそうでまったく内容がない歌詞だけど。今回の3人バージョンはかおりんがメイン(というか新垣と久住のパートも歌ってたっぽい)。そこが良かった(俺的に)。

その後にごっちん。アヤカと里田がエロダンサーズ。そのまま稲葉が加わり、太シス「ガタメキラ」。かっこよすぎ。子どもが歌うのとはわけが違うな。

曲が終わるとまことが「ここでモーニング娘。2期メンバーの2人が~」と言った途端に会場からどよめきが。ドレスを着て登場した矢口にみんな大興奮だよ。しかも圭ちゃんと「ウソつきあんた」を歌うんだもん。矢口、かなり緊張してる様子で、目にはうっすらと涙が……見えた気が。圭ちゃんの笑顔に支えられてたんだろうな、矢口……

フルで歌い切った後に、松浦が懐かしい「オシャレ!」を「ファーストキッス」バージョンで歌う。やっぱり「Naked Songs」でののっぺりしたアレンジじゃダメなんだよな。これよこれ。続いてちょっと興味深い「三角関係」(「ALL FOR ONE~」のカップリング)を稲葉・大谷・柴田・松浦の4人で披露。いい曲じゃんこれ……このままメロンの曲にしても違和感ないくらいにハマってたなぁ。

さらに続くは、モーニング娘。初期&2期メンバーの5人……中澤・飯田・安倍・保田・矢口による「未来の扉」。なんかね、矢口のダンスとか観てると懐かしくて嬉しくなっちゃうわけですよ。5人が5人、昔のクセそのままに踊ってるんだもん。かおりもさ、圭ちゃんもなっちも裕ちゃんもさ……この2曲だけのために1万円とか払ってもいいくらい(実際は2,300円だったけど。苦笑)。

なっちが「甘すぎた果実」を歌った後は、「カントリー娘。にアヤカとゆきどん」による「先輩~LOVE AGAIN~」。ほとんどをカントリーの3人で歌って、セリフはみうな。みうなかわいいよみうな。そこにメロンの4人が加わって「遠慮はなしよ!」で、会場がメロンコン状態。子どもが怖がってるってばw

ごっちんがひとりでストリップ、じゃなくて「SOME BOYS! TOUCH」を歌った後に「好きすぎて バカみたい」。1コーラス目はごっちんソロ、2コーラス目から安倍と松浦が加わり、即席「後浦なつみ」状態に。でもやっぱりスパイス(=石川の声)が足らないんだよねぇ。これはこれでカッコいいけど。

最後は全員(矢口抜き)で「感謝を込めて」という意味で、GAM「Thanks!」を……曲名言った瞬間に、客席から「えぇ……」という動揺の声がw。いや、俺もそう思ったから。でもじっくり聴いてみると、意外とこういう場面に合ってるのな。曲調は別として。Bメロは後浦なつみの3人で歌い分けてた。ていうかこれ、後浦の2ndシングルでよかったんじゃねーの?(ミキティごめんよミキティ)

……とまぁ、こんな長文を久しぶりに書かせるくらいに、もんのすごいコンサートだった。やっぱりこっちも観ておいてよかったよ。これから観る人、観るつもりなかったけどこれ読んで興味持った人、絶対に行っておけ。ヤフオクで値崩れしてるし、当日券も出てるし。矢口祭りですよ、アハハ。

これで次のハロコン(エルダコンか。だから来年の正月?)からは司会が矢口じゃなくて、加護になるとか……いやいやいや。とにかく、公の場で(ファンクラブイベントなどのような限られた場ではなく、誰もが観ることができる通常のコンサートという意味)矢口が元娘。のメンバーと肩を並べて歌ったという事実が嬉しいんですよ。何かが変わったのか、それとも変わってないのか正直わからないけど、ちょっとだけ肩の荷が降りたみたいに感じてるファンも多いんじゃないかな。

それにしても……約2年か、矢口がマイクをステージを降りてから。「未来の扉」を一緒に歌った5人の笑顔がすべてを物語ってたよな。いいコンサートだった。


[SET LIST]
01. ALL FOR ONE & ONE FOR ALL [全員]
02. 来来!「幸福」 [全員]
03. 日曜日 What's Going On [安倍なつみ]
04. 東京みちくさ [安倍なつみ]
05. 革命チックKISS [カントリー娘。]
06. お前の涙を俺にくれ [前田有紀]
07. メロディーズ (ピアノ独唱Version) [松浦亜弥]
08. dearest. [松浦亜弥]
09. うらら [中澤裕子]
10. お願い魅惑のターゲット [メロン記念日]
11. Papillon [飯田圭織]
12. 僕らが生きる MY ASIA [飯田圭織、安倍なつみ、後藤真希]
13. ガラスのパンプス [後藤真希 with アヤカ、里田まい]
14. ガダメキラ [稲葉貴子、後藤真希、アヤカ、里田まい]
15. ウソつきあんた [保田圭、矢口真里]
16. オシャレ! [松浦亜弥]
17. 三角関係 [稲葉貴子、大谷雅恵、柴田あゆみ、松浦亜弥]
18. 未来の扉 [中澤裕子、飯田圭織、安倍なつみ、保田圭、矢口真里]
19. 甘すぎた果実 [安倍なつみ]
20. 先輩~LOVE AGAIN~ [カントリー娘。、アヤカ、前田有紀]
21. 遠慮はなしよ! [メロン記念日、カントリー娘。、アヤカ、前田有紀]
22. SOME BOYS! TOUCH [後藤真希]
23. 好きすぎて バカみたい [後藤真希 / 2コーラス目から後浦なつみ]
24. Thanks! [全員]

2006年5月14日 (日)

安倍なつみ@市川市文化会館(2006年5月13日 夜公演)

いきなりですが、セットリストから。


[SET LIST]
01. F.O.
02. 夢ならば
03. スイートホリック
04. エレベーター二人ぽっち
05. だって 生きてかなくちゃ
06. 夕暮れ作戦会議
07. ちょっとずつね。
08. 夢の中(安倍・飯田&ピアノ・アコギ)
09. バラ色の人生(飯田&ピアノ・アコギ)
10. papillon(飯田&ピアノ・アコギ)
11. 空 LIFE GOES ON(安倍&ピアノ・アコギ)
12. 学生時代
13. 日曜日 What's Going On
14. 恋の花
15. あなた色
16. 恋のテレフォンGOAL
17. 東京みちくさ
--encore--
18. I'm in Love
19. 恋愛戦隊シツレンジャー(安倍・飯田)
20. 腕組んで帰りたい(安倍・飯田)


新作ツアー、ってことにすごいこだわってたな。実際2ndアルバムの曲全部やってたし。力入れてるなぁ。シングル曲も「22歳の私」とかやらねーしな。ま、ツアーの色と違うし。

やっぱりM-8~11のアコースティックセットが肝だね。ホントはここに中澤も加えた3人だとさらに最強なんだけど。「愛の種」とかアコースティックでやられちゃった日にゃ‥‥。

実際、鳥肌立つくらい出来がよかったよ。サビの掛け合いとか、見つめあって歌われると、 ホントに安倍さんなんであのタイミングで……とか思っちゃうけど、でもいいもの見れたのでヨシとする。

フルバンドでやれとは言わないけど、やっぱりあの規模のやつとか頻繁にやってほしいね。勿体ないもん、いろいろと。後藤もハロプロパーティとかじゃなくて、ソロでこういうのをやればいいのに。

2004年12月14日 (火)

飯田様。

 飯田圭織さんのモーニング娘。卒業があと1ヶ月半に迫ってるわけですが、そんな慌ただしい時期にまるで卒業を祝うかのように、彼女の通算3枚目のソロアルバムが今年の年末にリリースされます。

 しかし、このソロアルバム。これまでとは一線を画する内容なんですよ。勿論これまで同様「地中海レーベル」からのリリースなんですが、問題なのはその楽曲クレジット。カバーは1曲もなく、全曲日本語オリジナル楽曲。当然今年リリースされた2枚のシングル "エーゲ海に抱かれて" と "ドアの向こうでBellが鳴ってた" も収録されていて、恐らくそれらを軸にした内容になるかと想われます。

続きを読む "飯田様。" »

2004年11月23日 (火)

最後の夜

 ゴメンなさい、3日連続でハロプロネタで。けど書かずにはいられないんです‥‥

 21日のモーニング娘。コンサート夏秋ツアーラスト。飯田圭織の娘。コン最後でもあったわけなんですが、もの凄いサプライズがあったようですね。

 開演前のS.E.としてタンポポの "聖なる鐘が響く夜" や娘。初期の "Good Morning"が流れたり。

 ラストの圭織MCの時に "タンポポ" が流れ(しかも本人も知らなかったらしい)そのままソロで歌い。最後の最後に "愛の種" をバックに万歳三唱って‥‥

 俺、その場にいたら間違いなく泣くわ。ホント、横アリのがDVDじゃなくて、こっちをDVDにすればいいのに‥‥矢口も石川も "タンポポ" の時は泣いていたらしいね。客席には中澤裕子の姿もあったそうで、彼女も泣いてたそうな‥‥もうそれ聞いただけで俺、涙ぐんでるから。

 それでさっきから道で拾った21日の音源を今聴いてるんだけど‥‥やっぱりいきなりの "タンポポ" の瞬間、泣きそうになった。ヤバい‥‥本当にサプライズだったんだな、これ‥‥それにしても、やはりオープニング前から "Good Morning" とか聴かされると、否が応でも涙腺緩むわな。そして大ラストでの "愛の種"‥‥こういう仕掛けができるのも、オリジナルメンバーである圭織だからこそなんだよね。そして‥‥これが最後なんだろうね、こういうサプライズ。いや、矢口の時も何かあるかもしれないけど‥‥でも‥‥

 ハロコン横アリラスト、行きたいけど‥‥本当に観たい人のためにも自分は行かないことにしようかと思案中。ま、来春の石川ラストには行くと思うけど。

 本当の本当に、終わりが近づいてるんだなぁ‥‥



▼モーニング娘。「ファーストタイム」(amazon

2004年5月 6日 (木)

モーニング娘。CONCERT TOUR 2004春 ~The BEST of Japan~@さいたまスーパーアリーナ(2004年5月4日 夜公演)

  安倍なつみが抜けたモーニング娘。がどうなってしまうのか、という危惧はこの数ヶ月ずっと拭い切れなかったし、実際テレビで目の当たりにする「14人の」モーニングに以前程の魅力を感じなくなっていたのも事実。そんなだからか、今回のツアーも最初は全然行くつもりがなくて、チケットも発売日がいつなのか全然知らないまま、気づいたら一般発売日過ぎていたといった感じ。ていうかさ‥‥観るのか怖かったのかな、自分が大好きだったものがどんどんダメになっていく様を直視するのがさ。

  4月に入り、今回のチケットをヤフオクで3,000円で入手。落札と同時にミカ(ココナッツ娘。、及びミニモニ。)のハロー!プロジェクト卒業が発表。5月のさいたまスーパーアリーナ公演がラストになるそう。勿論、そんなの知らなかったし、それが目的でチケットを入手したわけでもないし。たまたまタイミングが合ってしまっただけ。

  今回のライヴに挑む前に、自分の中で決めていたことがふたつあったのね。まず、絶対にネガな気持ちでライヴに臨まないこと。そういう気持ちで挑めば、全部穿った解釈ができちゃうしね。それともうひとつ‥‥それは、このライヴを最後に暫くモーニング娘。のライヴから退くこと。そう、自分の中で「これが自分にとってのラストライヴだろうな‥‥」というのは行くと決めた時点で何となく考えてたこと。夏の辻・加護卒業ライヴには、間違いなく行けないし(フジロックと日程被ってるしな)、となると今後、自分自身が満足できるモーニングのライヴを観ることが出来る可能性がますます低くなる‥‥安倍が抜けた時点で、自分の中でかなり大きな溝が出来てしまったのに、更にこれ以上‥‥言わなくても判ってもらえるかな? とにかく、どんなにダメダメなステージだろうと、気持ちよく前向きに捉えよう‥‥そういう心構えでライヴに臨んだのね。

  で、実際。最初から最後まで、本当に楽しいライヴだった。大絶賛してもいいと思うよ。さいたまSAでの大規模アリーナ・ライヴはこれで3回目。過去2回は素晴らしいと思ったものの、今回のステージ構成はそれまでとは全く異なる、センターステージ形式。アリーナ中央に円形ステージがあり、そこを中心に交差するX型花道が設置され、スタンド席でもよく見えるような作りになってるのね。アリーナ席の数は極端に減ったけど(実際、キャパ的には1万人近く少なくなったようですし)、その分これまでみたいに「アリーナ後方だとステージが全く見えない」といった不満は解消され、むしろスタンド席の方が全体を見渡せてアリーナ席より観やすいんじゃないか、とさえ思えた程。自分の席種は400レベルのかなり後方だったので、それこそ米粒レベルだったけど、それでも全体が見渡せて個人的には大満足。

  今回の内容はステージ/選曲含め、これまで実践してきたアリーナツアーの集大成といえるものだったと思います。手法的には過去2回のツアーを元にしながらも、グダグダなMCを極力減らしたり(メンバーひとりひとりが順番に自己紹介するのをアンコール時の1回のみにしたり等)、あからさまに「やらされてる」感の強かった「台本のある」コントがもっと柔軟性を感じさせるものになってたり(ゲーム性を強めることで、アドリブが多かったように感じた)、またセリフ的なMCパートが増えたことで演劇的要素が強まっていたり(これは人によって評価が分かれるんじゃないかなと思う)等、作り手側の「良くしよう」という努力が感じられて好印象。これまでコントのコーナーになるとダレることが多かったのですが、今回は新鮮な気持ちで終始楽しむことが出来たと思うし。

  また、セットリスト面でもいろんなチャレンジが見受けられました。右のセットリストに「※」印をつけた楽曲に関してはフルコーラスで歌われていました。昨今、殆どの曲をショートサイズ(2コーラス目をカットした、TV用サイズ)で歌うことで、曲数的には20曲前後歌っていてもライヴの長さは90~100分程度、というのがここ数年のモーニングのライヴ傾向でした。が、今回はフルコーラスが多かったり、久し振りにメドレー形式が復活したり(しかもこのメンツで歌われる "愛車ローンで" ってのはある意味凄いな)、更にはさくら組&おとめ組の曲まで取り入れて、全23曲(メドレー分もカウントすれば、全26曲計算か)約140分に及ぶ、近年稀にみる長丁場のライヴとなりました。純粋にいつもよりも1時間近く長いライヴというのは、実際に観てる途中で「今日長くない!?」と気づく程で、まぁミカの卒業式もあったから余計でしょうけど、とにかく本編が終わった時点で2時間回ってましたからねぇ‥‥ここまでやられたら誰でも満足するんじゃないの?

  選曲的にはツアータイトル通り、「今の」モーニングが出来うる限りのベストを尽くした、正しくモーニングらしい内容。先日でたベスト盤第2弾に合わせ、基本的には "ザ☆ピ~ス!" 以降の楽曲がメインだったわけで、そういう意味では "LOVEマシーン" や "恋愛レボリューション21" といったライヴでお約束の人気曲がカットされていたのが興味深いです(というか、意外とこの2曲って安倍色が強いと個人的に感じてるので、やらなかったのは正解かもしれないな)。頭2曲に「今のモーニング」を強く感じさせる曲(ニューシングル "浪漫 ~MY DEAR BOY~" と "Go Girl ~恋のヴィクトリー~")を持ってきたのも凄く頷けたし(個人的好き/嫌いはまた別だけどね)、"Do it! Now" から "AS FOR ONE DAY" という流れも綺麗な流れで、個人的には評価したいですね。

  各ユニットに関しては割愛。過去に観たものが殆どなのでね。あ、W(ダブルユー)について触れておきますか。辻加護がちゃんとハモッてたことにひと安心。ま、あの曲をユニゾンで歌われたらそれこそ殺意を抱きますけどね。これ、意外とヒットするんじゃ‥‥とヲタ心丸出しな考えが脳裏を過るわけですが‥‥世間的にはどうなんでしょうね。いや判んねーや。

  今回のライヴのハイライトとなったのは、まぁミカの卒業と、それに伴うミニモニ。の無期限活動休止、それぞれにとってのラストステージということになるんでしょうね。ミカとアヤカのコメントにもらい泣きしそうになったり、最後の最後までパロディの連発だったミニモニ。って、やっぱり特異な存在だったなぁ、とか(好き嫌いは別としてね)、矢口のミニモニ。姿はたった1年でここまで「キツく」感じるようになるもんかなぁ、とか、まぁいろいろ思うことはありましたが、総じてよい曲、よいパフォーマンス、よいステージだったと思います。特に今回はボーカルのボリュームが過去最高に大きく、これまでのミニモニ。にありがちだった「口パク」色を一掃する、素晴らしいものだったと個人的には思います。特にラストソングとなったバラード "笑顔のデート 最後のデート" では個々の歌唱力の力量がこれまで以上に伝わってきて(やっぱり高橋はこの中で別格だと思うし、それに次いで辻が頑張ってるな、という印象)、あー最後の最後でいいもの観れたな、という感じかな。

  その後、さくら&おとめ組が交互に2曲ずつ歌って、ニューバージョンの "Say Yeah! -もっとミラクルナイト-" を全員で歌い、VTRが流れてる間にメンバーはひと休みして(このVTRもそこそこ面白かったと思うし)、怒濤のメドレー("Mr.Moonlight ~愛のビッグバンド~" の復活が嬉しかったな。特に今回、安倍&後藤に替わって藤本&高橋を導入したのは正解だったと思うし。ま、もっと言えばフルで聴きたかったけどさ)から "そうだ!We're ALIVE" と "シャボン玉" というロックチューン攻め。さすがにこの辺はショートサイズだったけどさ(メドレーの後にこの2曲をフルコーラスで歌い踊ったら、確実に死ぬだろうな)。本編最後は、やはりというか "愛あらばIT'S ALL RIGHT" をフルコーラスで。安倍のパートを辻が歌ったりとかいろいろ工夫はされてて、特に大きな違和感は感じなかったかな。そう、この日歌われた安倍在籍時の楽曲、藤本や田中、高橋といった次世代のエースとなり得るであろうメンバーに振り分けられていて、特に大きな違和感は感じなかったかな。俺がちゃんと聴いてなかっただけかもしれないけど、ライヴを楽しむ分には変な違和感はなかったと思います。他の人は知らないけどさ。

  あ、いや‥‥あった、大きな違和感。これだけは言っておくよ。歌唱力の低下、これだけは拭い切れないよな。本当に「歌」が聴けたのは高橋と、数歩譲って藤本くらいか。飯田とか矢口とか初期メンバーも頑張ってはいるものの、突出したものは感じられないしな。送り手としては石川をメインに置きたいのは判るんだけど、正直「石川のパートいらないよな」と感じる楽曲もあるし(特に新曲な。完全に足引っ張ってると思うし)。なんつーか、まぁ‥‥今後の最大の課題だろうね。初期のコーラス要因がどんどん抜けていく中で新たな活路を見出した中期、あの時とはまたケースが違うけど、それに匹敵するような新機軸を打ち出してもらいたいものです。

  アンコールは "ザ☆ピ~ス! と "ここにいるぜぇ!" という納得のいく選曲。あ、唯一 "ここにいるぜぇ!" の時には安倍の不在を強く感じましたね。後藤亡き後のモーニングが一丸となって作り上げた名曲だけど、これを牽引したのは間違いなく安倍だったしな(今思えば、だけど)。藤本辺りが必至に安倍を真似てオーディエンスを煽ったりしてるんだけど、この辺は場数次第かな、と。今回のツアーは3ヵ所で6日間、計12公演というモーニングにしてはかなり少ない本数だっただけに、エンジンがかかり出した辺りで終了という感じだったんじゃないかな? ま、このボリューム/内容でこれまでみたいに3~40本ものツアーをこなすのは酷ですけど‥‥

  というわけで、本当にいいライヴだったと思います。最後にいいライヴが観れて良かった。というかさ‥‥むしろ問題はこの後だよね‥‥辻加護が抜け、12人になった後のモーニング‥‥彼女達に何が出来るのかな、と。既に夏ツアーも決定したようだけど、8/1(辻加護卒業)を経て、一体どういう形でライヴツアーを進めていくのか。モーニングのライヴにおけるもうひとつの「旨味」であったミニモニ。も既にない状態‥‥本当に厳しいのは今ではなくて、むしろ夏以降。そういう意味では今回のツアーは「最後の」ピークになるのかも‥‥。


[SETLIST]
01. 浪漫 ~MY DEAR BOY~ ※
---MC---
02. Go Girl ~恋のヴィクトリー~ ※
03. モーニング娘。のひょっこりひょうたん島
---MC---
04. Do it! Now
05. AS FOR ONE DAY
---MC [ゴロッキーズクイズ対決]---
06. 恋のバカンス ※ [W]
07. エーゲ海に抱かれて [飯田圭織]
08. 浮気なハニーパイ [カントリー娘。に紺野と藤本(モーニング娘。)]
--MC [ココナッツ娘。]---
09. BE ALL RIGHT! [ココナッツ娘。]
10. ラッキーチャチャチャ! ※ [ミニモニ。]
--MC [ミニモニ。+矢口真里]---
11. ミニモニ。ジャンケンぴょん! ※ [ミニモニ。+矢口真里]
12. 笑顔のデート 最後のデート ※ [ミニモニ。]
--MC [チャーミーズエンジェル]---
13. さくら満開 [さくら組]
14. 友情 ~心のブスにはならねぇ!~ [おとめ組]
15. 晴れ 雨 のち スキ♡ [さくら組]
16. 愛の園 ~Touch My Heart!~ [おとめ組]
17. Say Yeah! -もっとミラクルナイト-
---VTR [クレヨンで書いてくれよん]---
18. メドレー:Mr.Moonlight ~愛のビッグバンド~
  ~ 恋のダンスサイト
  ~ いきまっしょい!
  ~ 愛車ローンで
  ~ Mr.Moonlight ~愛のビッグバンド~
19. そうだ!We're ALIVE
20. シャボン玉
---MC---
21. 愛あらばIT'S ALL RIGHT ※
---ENCORE---
---MC [14人挨拶]---
22. ザ☆ピース!
23. ここにいるぜぇ!
(※印はショートバージョン)



▼モーニング娘。『浪漫 ~MY DEAR BOY~』
(amazon:国内盤CD

2004年2月20日 (金)

飯田圭織『エーゲ海に抱かれて』(2004)

  モーニング娘。の現リーダー、飯田圭織初のソロシングル「エーゲ海に抱かれて」はそのタイトルからも想像出来る通り、彼女が昨年リリースした2枚のアルバム(「オサヴリオ」と「パラディノメ」)で歌ったギリシア/フランス/イタリア等のポップスの延長線上にある作風。実際にアレンジもソロアルバム同様、前野知常がアレンジを手掛けているんだけど、今回最大の売りとなるのは恐らくつんく♂書き下ろしのオリジナル曲を、彼のプロデュースで歌うということなんでしょうね。安倍なつみ卒業の後だけに、ここでソロとしてもうちょっと前に出しておこうっていう気持ちが働いたのか、それとも卒業への第一歩なのか‥‥そんなことは誰にも判らないわけですが(少なくともつんく♂と事務所の首脳陣以外は)、とりあえずは届けられたこの2曲について書いてみたいと思います。

  タイトル曲 "エーゲ海に抱かれて" は作詞に三浦徳子('80年代以降の歌謡曲/ポップスを手掛けてきた大御所。市井紗耶香 in CUBIC CROSSでも歌詞書いてましたね)を迎え、作曲がつんく♂という形になってます。曲調は‥‥タイトルに誤摩化されそうになりますが、基本的には'80年代によくあったムード歌謡風ポップス。場末の飲み屋から流れる有線にピッタリ‥‥って書いたらファンに怒られそうですが、元々つんく♂の書くメロディの持ち味がそういった環境にピッタリということもあり、ある種「つんく♂歌謡劇場の集大成」と言うことも出来ると思います。中澤裕子以降、この手の楽曲を歌えるハロプロメンバーがいなかったわけですが、ここにきてまさか飯田がこういう路線に進まされるとは‥‥良くも悪くも、その辺がつんく♂らしいというか、ハロプロらしいというか、あの事務所らしいというか‥‥

  好きか嫌いかで問われれば、もう断然好きですね(えーーーっ!?)。いや、俺の中にはこういった音楽も染み付いてるわけですよ。ほら、実家がスナックやってるし、幼少の頃から演歌とか歌謡曲を普通に聴いて育った人間ですから(その反動で洋楽ロックに走ったのね‥‥とか言うなやそこ)。だから、なんていうか‥‥うん、凄く懐かしい空気を持ってるんですよね。で、飯田の歌い方も曲調やイメージに見事合致してる。ちょっとWINKの後期っぽい雰囲気・色合いも感じつつ、徹底的に歌謡曲してる。飯田の意思とは裏腹に‥‥その辺が切なさを倍増させてたりもするんですが。

  カップリングの "最後の接吻" も同系統のムード歌謡風。こっちは作詞もつんく♂。こっちの方がもっとムード歌謡色が強くて、さすがにこれはタイトルトラックには持ってこれないよなぁ‥‥的なイメージが強い。何度も書くけど、やはりこれを今歌えるハロプロ・メンバーは中澤と飯田だけだわ。本当は保田圭辺りに歌わせてみてもいいんだけど‥‥バックトラックなんかもさ、フレンチポップのカバーとかだったら非常にチープに感じたのに、つんく♂のメロディーだとこれが全然違和感ない。むしろピッタリというか‥‥良い意味でも、悪い意味でもね。逆にこれを全部生音/生演奏でやったとしたら‥‥中澤や飯田には合わないんだろうね。今度は松浦亜弥辺りに歌わせてみたくなるんだから‥‥って別にどっちが上とか下とかって話じゃないですよ? 合ってる/合ってないの話ですから‥‥

  まさか飯田もこういう曲調でソロデューシングルを出すことになるとは、思ってもみなかっただろうね。しかもこのカップリング曲、彼女が過去在籍したタンポポのデビュー曲とある意味同じタイトルだしね(あっちは "ラストキッス")‥‥非常に意味深なタイトルだ‥‥

  けどね、これはこれでアリかな‥‥とも思うわけでして。方や後藤真希や松浦みたいなシンガーがいて、もう一方に中澤や前田有紀、そして飯田みたいな歌い手がいる。その間にはいろんなユニットがあるんだから‥‥今後はこれを全部つんく♂が手掛けるとは限らないみたいだし、いい方向に転がってってくれるなら、演歌だろうがムード歌謡だろうが、俺は全然構わないけどね。そこまで心狭くないからさ。あと好きだしね、単純にこの手の歌謡曲。



▼飯田圭織『エーゲ海に抱かれて』
(amazon:国内盤CD

2004年1月27日 (火)

HELLO! PROJECT 2004 WINTER ~C'MON! ダンスワールド~@横浜アリーナ(2004年1月25日 夜公演)

  安倍なつみ、モーニング娘。在籍時ラストとなる「卒業公演」、ハロー!プロジェクトの正月公演の最終日・最終公演に行ってきました。幸運にもこの日のチケットを手にすることができたわけですが‥‥実は当日(1/25)の朝になって急に「やっぱり行きたくない‥‥」という、行きたくても行けないファンに対してとても罰当たりな気紛れが発生しまして。昼頃、「ハロモに」を観るまでは本気で行くの辞める気でいたんですよ。何だろう‥‥多分直前に聴いたモーニングの新曲 "愛あらば IT'S ALL RIGHT" にがっかりしたのもあったのかな(やっぱり25日に合わせて取り上げるのなんて、止めればよかった)‥‥それとも‥‥このまま「モーニング娘。」のことが嫌いになるのが、正直怖かったのかも。とにかく、いろんな意味で自分自身に対してけじめをつけたかったし、そして「どんな未来が訪れても」最期まで看取ると決めた以上、辛い結果になろうとも、この目に焼き付けようという気持ちがね‥‥最後に勝っちゃってさ。気づいたら高速バスに乗って、新横浜に向かってた。「iPod」にぶち込んだモーニング全曲をランダム再生にして‥‥

  途中寄り道をして、新横浜に着いたのは17時20分頃。丁度1回目の公演が終わった後だったらしく、会場方面から駅に向かう大行列に出くわし、途中で寄り道をしつつ、結局横浜アリーナ前に到着したのは18時前後。で、会場前が更に凄いことになってて‥‥翌日新聞記事で知ったのだけど、入場できた1万2千人の他に、会場前に5千人前後もの入場できなかった人達がいたそうで‥‥そりゃあれだけの大混雑、するわな。入場するまでに20分近くかかってたもん。

  で、入場して今度は「紺野あさ美が発熱の為、出演できず」という張り紙が目に入ってくる‥‥俺、全然知らなくてさ。土曜の2回目の公演前に既にドクターストップがかかったみたいだね。可哀想というか‥‥ま、こればっかりは仕方ない。確かに「15人のモーニング娘。」はこの日で最後だけど、その後もモーニングはずっと続いていくわけだし。そこでボロボロになったところで、また翌日からはそれまで通りの慌ただしい日常に戻って行くんだもん。今は完治に専念してください。なっちもそれを願っているはずだから。

  開始10分前に自分の席に到着。位置はアリーナ席、ステージ真正面ちょっと左寄りで、前から6列目。センター席の最後方よりは傾斜がついている分、観やすい。しかもここ、PA卓の真後ろでさ‥‥ずっとそっちが気になっちゃってね。

  開演時間(18時半)になっても、客の入りは7割程度といったところ。多分、みんな会場前の大混雑で遅れに遅れてるんだろう‥‥時間は刻々と過ぎていく‥‥時間通り(21時まで)に終わることができるの?(18才未満のメンバーが多いからね。どうしても21時前には終了させたいわけよ)

  結局10分遅れくらいで会場が暗転したのかな? とにかく無理矢理始まった感じ。まぁそれでもこの時点でほぼ入場出来てたのかな? 俺の隣の席も空いてたんだけど、ギリギリ間に合ってたようだしね。

  もう始まる前から「なっちコール」が凄いのなんのって。俺がモーニングを追うようになってからは後藤真希、保田圭の卒業を経験してるけど、今回は‥‥後藤の時に匹敵するか、あるいはそれ以上か‥‥いや明らかに上でしょうね。尋常じゃない空気があったもの。

  いつもの如くCGによるメンバー紹介を経て、この日の司会であるまこと(シャ乱Q)と稲葉貴子が登場して、簡単な挨拶。そして一発目にモーニング娘。おとめ組が登場‥‥

●モーニング娘。おとめ組

  イントロのムーディーなパートをカットして、いきなりパーカッションがリズムインする箇所から "愛の園 ~Touch My Heart!~" がスタート。当然全員が生歌。前回が東京ドームでの極悪サウンドだったからか、かなり音が良いように聴こえた。しかも、歌もなかなかだった記憶が。やはりこの日も石川梨華以上に道重さゆみに目が行ってしまう俺。好き嫌いは別として、ホントこの子は観察してるだけで面白い。で、歌になると藤本美貴に目と耳を奪われるというね。全然異質な存在だよね、この声は。

●モーニング娘。さくら組

  そのままさくら組へとバトンタッチ、"晴れ 雨 のち スキ♡" を披露。2曲目からバラードというのはちょっと‥‥って気がしたけど、もう安倍が登場した瞬間に大歓声、そんなのどうでも良くなっちゃったよ。前半、高橋愛が涙声みたいに声を枯らしてひっくり返る場面があったけど、別に泣いてたわけじゃないみたい。その後は力強く、そして切ない歌をしっかり聴かせてくれたし(保田の時に最終公演で喉が最後まで保たずに悔しい思いをしてるからね、この子は)。紺野がいない穴はそんなに感じなかったかな。ま、そんなに重要なパートを与えられた曲じゃないしね。ちなみにこの曲、テレビ等では口パクが多いですが、この日はハンドマイクでちゃんと生歌でした。彼女達の名誉の為に書いておきます。

●15(14)人合流、モーニング娘。へ

  モーニング全員が揃ったところで "Go Girl ~恋のヴィクトリー~" を生歌で披露。バックダンサーとしてハロー!プロジェクト・キッズが登場、華を添える。今まで聴いた中で一番良い "Go Girl" だった気が。ま、生歌だったからってのも大きいのかな?(テレビじゃ口パクが多いしね、この曲)そんなに好きな曲ではないんだけど、素直に良いと思えたのが不思議。やっぱり最後だからかな‥‥

●MC、そして辻加護卒業報告

  モーニングの歌が終わったところで、ステージ上にこの日の出演者42人(全メンバー45人中、保田は舞台の為今回のツアー全公演を、紺野とキッズ1名が風邪で欠席)が登場し、簡単な挨拶の後、1/3の衝撃の発表同様、辻希美と加護亜依の今夏卒業と、ふたりによる新ユニットでのデビューを再報告。何だか今更って気がして、ちょっとしらけたかも。

●後藤真希

  再びライヴへ。とにかく予定より遅れ気味な進行の為、この日は白々しいまでのコントやMCは徹底的に排除されていたのが印象的。勿論、最後の最後の為に時間を節約してるってのもあるんだけど、こういった淡々としたライヴの方が個人的には好みかも(で、MC自体はその場その場で歌ったメンバーに手短かに喋らせればいいだけのことだし)。

  とにかく、後藤のステージは相変わらず圧巻。"うわさの SEXY GUY" や "抱いてよ!PLEAS GO ON" といった煽り系のアッパーチューン連発で、会場は完全にヒートアップ。役不足感は全く感じず、むしろたったひとりのステージなのに、完全に彼女が制圧した印象。ああ、もしかしたら武道館クラスの会場を最初に埋めるハロプロ内ソロシンガーは、松浦亜弥でもなく安倍でもなく、後藤なのかもな‥‥というか、後藤なら出来るわこりゃ‥‥と確信。曲と曲の繋ぎで衣装替えを行い、"原色GAL 派手に行くべ!" へ。ここでキッズが数名ダンスで参加。ミニギターをぶら下げたりして、テレビ出演時同様のダンスをしてみせたりするんだから、侮れないっつうか。後藤は最後まで本当に良かった。完全に「ロック」だったもの。これ観ちゃったら、またソロ公演に行きたくなっちゃうわな普通。

●あぁ!

  最高潮に盛り上がった後に、ちょっとクールダウン。やっと生で体験出来る「あぁ!」の登場。名曲中の名曲、"FIRST KISS" を披露するんだけど‥‥田中れいなは堂々としてたものの、他のキッズの二人はやはり経験不足というか、ちょっと物足りなさを感じました。中盤でのフェイクなんかはおおっ!?と思う瞬間もあったけど、やはりCD音源程じゃないかな、と。悪くはなかったけど、曲がスローで地味な分、もっとしっかりと聴かせて欲しかったかな、と。まぁ俺が彼女達に求めるものがレベル高過ぎるのかしら‥‥

●カントリー娘。に紺野と藤本(モーニング娘。)

  紺野を欠いた4人による「カン紺藤」は、"先輩 ~LOVE AGAIN~" を歌う。紺野のパートはあさみがカバーしてたのかな? 思ったよりも全員安定していたのが印象的というか。藤本の台詞が今まで聴いた中で、一番良かった。あと、あさみが往年の堀ちえみとイメージが重なって見えたのは、ここだけの話。

●稲葉貴子&ココナッツ娘。

  とうとう自分達の持ち歌さえ歌わせてもらえなくなったココナッツと、既に終了している某深夜番組で募集していた相方はどうなったの?な稲葉による、黄色5の "黄色いお空で BOOM BOOM BOOM" を、キッズをバックダンサーに迎えて熱唱。ちょっと口パクっぽかった気がしないでもないけど、まぁヘッドセットマイクって全部そういう風に聴こえちゃうから不便というか。何でこの曲を選んだのかといったら、これは間違いなく来る安倍の初ソロアルバムへの布石でしょうね(そのソロアルバムに同曲の安倍ソロバージョンが収録されていますからね)。ま、選曲自体は全然いいと思うし、歌えるメンツによるものだったから安心して聴いてられたんだけど‥‥なんか腑に落ちないというか‥‥

●前田有紀

  ゆきどんは、元旦にリリースされたばかりの新曲 "さらさらの川" を披露。本当に一番安心して「歌」を聴いていられるのは、この人だけかも。曲自体は演歌というよりも、歌謡曲とニューミュージックの中間といった印象。ドンズバの演歌路線を狙わず、例えば氷川きよしみたいな路線を突き進んでいけば、間違いなくブレイクできるだけの実力と才能を持ってると思うんだけど。バックに五木ひろしもついてるのにね。不思議だ。この人の曲がオリコンの100位以内にも入らないってのがどうにも‥‥アピールする層が確実に間違ってる気もしないではないけどね。

●飯田圭織

  圭織のソロは過去2枚リリースされたカバーアルバムからではなく、つんく♂の手による完全なる新曲、"エーゲ海に抱かれて" でした。作詞はつんく♂ではなく、三浦徳子というのがそれっぽくて印象的。楽曲自体はエーゲ海というよりも、後期WINK辺りが歌いそうな、そんな異国情緒漂うニューミュージック風な1曲。悪くない。もしかしたらこういう曲、圭織にしか歌えないのでは‥‥なんて気も。ま、たった1回しか聴いてないので、ちゃんとした評価はまた後ほどってことで。

●ZYX

  本当はここでコントをやるんだろうけど、さすがに時間がないのか、まこと&稲葉と、新垣理沙と松浦によるショートコント風MCでお茶を濁す。そしてZYXの登場。"白いTOKYO" を披露。実はこの日のステージ、過去のハロコンと大きな違いがありまして。アリーナ中央まで約50メートル程度の花道があって、その先にミニステージが用意されてるんですよ。後藤なんかは途中でここまで走ってきて歌ってくれたんですが(しかも俺の位置からだと、かなり近い)、ZYXの場合は最初からこのミニステージに登場。矢口真里と5人のキッズによるユニットなのですが‥‥矢口、ちっちゃーっ!ってのが第一印象。そして‥‥残念ながら、口パクでした。ええ、間違いなく。いや、以前聴いた話だと、完全にマイクオフというのは葉ロプロの場合はなくて、若干オンになってるみたいですが‥‥生声を聞き取ることはできませんでした。それは矢口にしても同じ。残念だなぁ、曲もパフォーマンスも最高に良かったのにさ。

●ミニモニ。

  間髪入れずにミニモニ。の登場。こちらは "CRAZY ABOUT YOU" を披露。当然口パク(のように聴こえた)。しかも珍しくショートバージョンだし(ミニモニ。の曲って3分程度のものが多いからってのと、子供に人気があるから、フルコーラスで歌われることが多いんだけどなぁ)。

●中澤裕子

  ハロプロ界のドン、中澤の登場。スツールに座りながら新曲 "元気のない日の子守唄" を歌う。この曲、ゆきどんの曲と全く同じメンツによる楽曲で、つんく♂曲じゃないんだよね‥‥それだからか、非常に新鮮な印象を受けました。これも古き良き時代のニューミュージックと歌謡曲の中間といった印象で、悪くないと思います(アレンジが高橋諭一というのもまた良し)。まぁ売れるか売れないかで言えば、確実に売れないタイプのど真ん中だと思いますが‥‥

●メロン記念日

  メロンはいきなり "MI DA RA摩天楼" で登場。懸念された斉藤瞳の腰ですが、この日観た限りではかなり良くなっている印象を受けました。ダンスも特にこれまでと同じように踊ってたし。そして何よりも、続く "かわいい彼" の時にはメインステージから花道を駆け抜けてミニステージまで移動し、サビパートでは斉藤もあの「胸を揺らさんばかりの」派手なダンスをちゃんと披露。ああ大丈夫だ、と一安心(どういう基準だよそれ)。そしてワンコーラス歌うと再びメインステージまで走って戻り、息もそんなに切れてないような感じでフィニッシュ。うん、文句なしに良かった。春ツアーはちょっと観れるか観れないか微妙なんだけど、大丈夫。この調子でいけば今年も‥‥後は「曲」だな、うん。

●松浦亜弥

  メロンでひとしきり盛り上がった後、ある意味主役である(はずの)あやや登場。いきなり数日後にリリース予定の新曲 "奇跡の香りダンス。" からスタートというのが憎い。これ、賛否両論かと思いますが、個人的には結構好き。いや、かなり好きかも。細かな分析はレビューに譲るとして、アルバムと同時期に録音したものの、ハッキリとした違いが感じられますよね。この「狙ってる」感が如何にもシングルといった印象。軽いMCの後に "THE LAST NIGHT" をワンコーラス歌い、そのままメドレー風に "GOOD BYE 夏男" に突入。ここで花道を走り抜けミニステージへ。何故かキッズも登場して、一緒に同じ振り付けで踊る。ま、邪魔に感じなかったからいいけど‥‥ジャニーズの線を狙ってるとは思うんだけど、正直まだまだ。もっと鍛錬が必要かな、と。

  松浦自体は、昨年末に観たライヴと比べれば全然調子が良さそう。ま、たった数曲だしな、こっちは。例の「口パク疑惑」でネット界は騒然らしいけど、別に俺は驚きもしなかったけどね。ま、行った人なら判ると思うけど、全部が全部口パクってわけじゃないし、特に昨年後半は酷い状態だったからねぇ。キャンセルされるのと、曲数大幅に減らされるのと、口パクで数カ所カバーするのと、一体どれがいいっていうの? 俺には正直判りません。観た人が気づいてガッカリするならまだしも‥‥(つうか「ハロプロ」だぜ!? 何をそんなに神格化してるんでしょうか? タイプは違うけど、BON JOVIやAEROSMITHだって曲によってはテープ(A-DAT)とか使って誤摩化してるじゃんか、と。って俺が言ったところで始まらないけどな。あと、俺は別に松浦をフォローしたりとか庇護してるわけじゃないから。現実としてそんなのいくらでもあるよ、と言ってるだけ。それを聞いて俺は別に驚きもしなかったって話です)

●再び、モーニング娘。

  モーニング娘。の本編スタート。これが安倍のラストステージ、15人編成の正真正銘のラスト‥‥まずは新曲 "愛あらば IT'S ALL RIGHT" でスタート。しかもフルコーラス。確かにこの時期に、このラストステージで歌われたら‥‥良いと言わざるを得ないわな普通。けどさ‥‥俺はやっぱり‥‥どうにも入り込めなかったよ。個人的には "Go Girl ~恋のヴィクトリー~" よりも駄曲、と敢えて言わせていただきます。スクリーンには安倍を中心として映し出しているんだけど、個人的にどうしても目が行くのは、毎度のことながら道重。ホント観てて飽きないわな、この子は‥‥。

  14人でのMCを済ませ、そのまま "シャボン玉" へ。興味深かったのは、道重の「なのに、どこ行ったんだよ~!」と「シャボン玉ぁ~!」っていう叫び声、あれが生声だったこと。これまではテレビ同様、カラオケだったのに‥‥それだけ彼女の成長が著しいってこと? しかもいい声してやがんの。ちょっと嬉しい驚き。ただ、石川のセリフ以降がカットされ、ワンコーラスのみというのが‥‥そのままメドレーで "ザ☆ピース!" に突入。この曲の時に花道を通りミニステージへ移動。間近で石川のセリフパートを堪能。本編最後は "そうだ!We're ALIVE" のショートバージョン。俺はてっきり "ここにいるぜぇ!" で締めるのかと思ってたんだけど。意外といえば意外だけど、モーニング娘。のテーマとも言える内容の楽曲なので、これで正解だったのかな。とにかく全員が力一杯この瞬間を楽しんでいるのが、手に取るように確認できました。そして終了。いつも通り袖に引っ込んでいく14人。最後に安倍も‥‥

  ここでアンコールを求める声が「なっちコール」に。と同時に、会場一面を包み込む真っ白なサイリウムの海。これ、ネット上でいろいろ賛否両論あったやつでしょ、やる前から。「サイリウムの海で埋め尽くすことが恒例行事」となるのが嫌、って人の気持ちも判るし、実は俺も反対派なんだよね‥‥「タンポポ畑」を大切にしたいからさ。ま、保田の時までだよな、って思ってたんだけど、今回もやるのか‥‥しかも開演前、客席ひとりひとりに配り回ってる一部のファンがいたりして、半ば強制的に「やらされてる」感。実は俺もサイリウム、渡されそうになったんだけど「俺、こういうの嫌なんで」と断ってるんです。アンコールを求める最中にも後ろの席の人に無理矢理勧められたんだけど、やっぱり頑に拒否。この日、殆どのことが笑って済ませられたけど、これだけはどうしても嫌だったからさ。

  そして、まこと&稲葉のMCに導かれるように、ドレスアップした安倍が再登場。が、ステージに現れた瞬間、その光景を目にして手で顔を覆ってしまう。暫くそのまま動けない安倍。何度か何か言おうとするも、すぐに「なっちコール」と白い海の光景にやられ、号泣。軽いコメントをした後、ゆっくりと花道を歩き、周りを見回しまた歩き、そのままミニステージへ。この後のコメント等はスポース新聞やその手のサイトでいろいろ書かれてるので割愛。「心を込めて歌います」と、"22歳の私" を熱唱。歌っている時はしっかり歌に集中。そこはさすがというか。歌い終えるとメインステージに戻ってくんだけど、そこには13人のメンバーの姿が。飯田に花束を渡されて、強く抱き合う二人。俺、ここで‥‥それまでこの「卒業劇」に何の感慨も湧かなかったのに、急に涙が‥‥ここからはただただ、ひたすら涙を流すばかり。どうして泣いたのか、俺にも判らないのよ‥‥メンバーにもらい泣きってのもあるんだろうけど、なんていうか‥‥何かが終わる瞬間を見てしまったからかな。うん、今でもよく判らないんだけどさ‥‥。

  まず飯田が欠席した紺野からの手紙を読み、それに続いて6期メンバーからひとりずつ送辞。田中、道重、亀井、藤本、新垣、高橋‥‥新垣があんなに泣き崩れてる姿、初めて見た。やはり安倍に憧れてモーニング娘。になった子だからな。高橋も、保田の卒業の時は悔しい思いをしたけど、今日は(まぁ出番が少なかったからかもしれないけど)思う存分力を発揮できたんじゃないでしょうか。そして小川も泣き崩れて言葉にならず。続いて4期。加護‥‥この子も泣いて泣いて。笑顔で送り出すのが信条らしい吉澤も、笑顔を引き攣らせながらも目には涙を溜めてる。そして‥‥辻。既にひとりでは立っていられず、飯田と石川に両脇から抱えられ、後ろから矢口が支えている状態。引き笑いというのがよくあるけど、彼女の場合「引き泣き」というか‥‥明らかに過呼吸気味。過呼吸持ち及び経験者ならば、あれがそうだってこと、一目で判ると思うよ。見てて俺、「あ、ヤバイよ‥‥」って瞬時に思ったもん。結局、殆ど言葉らしい言葉も発せぬまま安倍に強く抱かれ、戻っていったんだけど‥‥途中で座り込んでしまってね。慌ててスタッフ2人がやってきて、彼女を両脇から抱えてステージ袖へ運んでいって‥‥この瞬間、客席から小さい、しかもかなりのロートーンで「えぇ~‥‥」という、声にならない声が‥‥ここで俺、完全に醒めちゃってさ。涙は完全に止まっちゃった。その後、石川、矢口、飯田が言葉を掛けて行ったんだけど、やはり飯田とのやり取りが一番ググッとくるものが。けど泣けなかったんだけど。

  辻を欠いた13人になってしまいながらも、ホントに「15人編成のモーニング娘。」として最期の曲となったのが、"ふるさと"。フルコーラスで歌われてました。ワンコーラス目は普通に歌い、ツーコーラス目から6期、5期、4期‥‥という順番で安倍が各メンバーの元へと立ち寄り、微笑みかけながら歌うのね。ああ、やっぱり安倍は強い子だな、彼女ならこの先も大丈夫だ、って直感で思った瞬間でした。楽観的過ぎるかもしれないけど、そう思えたのよ‥‥ま、あの場に居た多くのファンは悲壮感と絶望感しか感じなかっただろうけどさ。

  再びステージを去ったモーニング娘。‥‥まこと&稲葉が再び戻ってきてコメントするんだけど、明らかに稲葉が感極まってるのが判りました。ここで辻について、感極まりすぎて立っていられなくなった、ステージの袖から見てるので大丈夫、とのこと。ま、辻が過呼吸持ちだというのはファンなら知ってる承知の事実。多分少なからず「事実はもっと深刻なんじゃねぇの?」と疑っている人はいたはず。そう、俺を含めてね‥‥この日の出演者が1組ずつステージに呼ばれて行くんだけど‥‥カントリーのあさみや中澤は明らかに泣いた後っぽかった。特に中澤は‥‥完全に号泣した後といった印象。最後にモーニングが戻ってくるんだけど‥‥俺は途中まで気づかなかったんだけど、加護の姿がなかったようでして。終了時に報告された話によると、辻同様感極まりすぎてステージに戻れなかった、と。確かに彼女もかなり酷い泣きっぷりだったけど、立てなくなる程だったか‥‥後でDVDが出たら確認し直そう。結局最後の最後は12人になったモーニング、ハローとしても総勢40人‥‥ホントの最後に歌われたのは "でっかい宇宙に愛がある" でした。矢口は泣き崩れて歌にならない状態。それを優しく包み込むように支える中澤‥‥安倍のラスト公演が何故モーニング娘。としてのライヴじゃないのか!?と疑問視する声が多いけど、俺はハロコンで正解だったように思います。多分、モーニング娘。の残された14人だけじゃ、「安倍なつみ、卒業」という現実を抱えきれなかったんじゃないかな、と。中澤や後藤といった元メンバー、モーニングのツアーでいつも一緒になるカントリーやココナッツの面々、そして古い付き合いとなる稲葉といった顔馴染みが多い中で彼女を送り出すのが、「モーニング娘。の顔」だった安倍にはピッタリだったのかもしれない‥‥今はそう思ってます。勿論、これに同意してもらおうとは思わないし、人それぞれ思いや考えは違うだろうからさ‥‥否定だけはして欲しくないな、と。俺も他人の考えを否定するつもりは毛頭ないけどね。

  最後の最後、一番最後の「愛とな~る!」のフレーズが終わった瞬間。全てが終わった‥‥ある意味、「世界の終わり」。あるいは「夏休みの終わり」‥‥俺にとっての「永遠の夏休み」が終わりを告げようとしてるのかもしれない‥‥そんな寂しさが、いきなり襲ってきて、再び涙が‥‥メンバーがひとり、またひとりと去っていき、最後にステージ上に残ったのが安倍、飯田、矢口、そして中澤という1~2期メンバー。もしこの日、保田が参加してたら間違いなくこの中にいたはず‥‥6年間、戦い抜いた戦友、ライバル、親愛なる家族。いや、そんな陳腐な言葉じゃ言い表せない程の繋がりを持つ1~2期メンバーが最後の最後までステージに残ったことが、非常に印象深く、そして「ひとつの時代」が終わったことを実感させる瞬間でもあったのです‥‥少なくとも、俺にとってはね‥‥

  ステージ上に誰も居なくなっても、「なっちコール」は収まらず、更に強くなる一方。エンディングSEとして "Go Girl" のカラオケが流されたんだけど、みんなそれに合わせて普通にPPPHとか入れてるし‥‥俺はというと、ぐったりと自分の席に座り込んで、俯いたまま物思いに耽るばかり。時々涙流したりなんかしてね‥‥何で泣いてるのか、自分でも理由が判らないのにね‥‥

  約2時間半に及ぶ長丁場が終了し、会場外に出ると救急車が‥‥瞬時に「辻? 加護??」と思ったけど、結局判らず終い。そのままとぼとぼと新横浜の駅に向かい、電車を乗り継いで帰路に着いたのですが‥‥帰りの電車やバスでも「iPod」に入れたモーニングをランダムに流しっぱなし。しかもプレイボタンを押した瞬間に流れたのが、よりによって "ふるさと" だったという偶然‥‥帰りの高速バス、誰にも気づかれないようにひとり涙を流してたのはこの俺です。

  あれから2日が経ち、少しは気持ちの整理がついた俺。今思うのは‥‥別に安倍が居なくなったからといって、そんなすぐにモーニング娘。に対して興味がなくなるなんてことはなく、今日もこうやってこのレポートを書きながら彼女達の曲を、いつも通り聴いてるし。つまり、本当の意味での「答え」は、歌番組やライヴで「安倍のいないモーニング娘。」を目撃した時、初めて出るんだと思います。勿論、その時にちゃんと答えが出るかどうかは判りませんけどね‥‥いや、答えなんて最初っからないのかもしれない。ただひとつ言えるのは、ここまで来た以上、最後の最後まで‥‥今までとは違う形になるけど‥‥彼女達の最期を看取ってやろう、と。ライヴに行く回数も減るだろうし、あるいはこれが最後のライヴになって、もう二度と行かないのかもしれない‥‥その「答え」が見つかってしまったとしても、そのまま自分に嘘をついて、悲鳴をあげながら失速していく彼女達を見守っていくのかもね‥‥今はそんな気がします。

  「安倍なつみが在籍した『モーニング娘。』」はこの日を最後に完結しました。けど、「安倍なつみが愛した『モーニング娘。』」はまだ存在しています。抜け殻と言われようが、そこに存在している以上、俺は目を背けずに直視していくつもりです。その覚悟はもう十分に出来てますから‥‥。


[SETLIST]
01. 愛の園 ~Touch My Heart!~ [モーニング娘。おとめ組]
02. 晴れ 雨 のち スキ♡ [モーニング娘。さくら組]
03. Go Girl ~恋のヴィクトリー~ [モーニング娘。]
---MC [全員&辻加護卒業報告]---
04. うわさの SEXY GUY [後藤真希]
05. 抱いてよ!PLEAS GO ON [後藤真希]
06. 原色GAL 派手に行くべ! [後藤真希]
---MC [まこと&後藤]---
07. FIRST KISS [あぁ!]
08. 先輩 ~LOVE AGAIN~ [カントリー娘。に紺野と藤本(モーニング娘。)]
09. 黄色いお空で BOOM BOOM BOOM [稲葉貴子&ココナッツ娘。]
10. さらさらの川 [前田有紀]
11. エーゲ海に抱かれて [飯田圭織]
---MC [まこと/稲葉/松浦/新垣]---
12. 白いTOKYO [ZYX]
13. CRAZY ABOUT YOU [ミニモニ。]
14. 元気のない日の子守唄 [中澤裕子]
15. MI DA RA摩天楼 [メロン記念日]
16. かわいい彼 [メロン記念日]
17. 奇跡の香りダンス。 [松浦亜弥]
---MC [松浦亜弥]---
18. THE LAST NIGHT [松浦亜弥]
19. GOOD BYE 夏男 [松浦亜弥]
20. 愛あらば IT'S ALL RIGHT [モーニング娘。]
---MC [モーニング娘。]---
21. シャボン玉 [モーニング娘。]
22. ザ☆ピース! [モーニング娘。]
23. そうだ!We're ALIVE [モーニング娘。]
---ENCORE---
---MC [安倍]---
24. 22歳の私 [安倍なつみ]
---MC [娘。から安倍への送辞]---
25. ふるさと [モーニング娘。]
---MC [全員]---
26. でっかい宇宙に愛がある [全員]
---S.E. [Go Girl ~恋のヴィクトリー~]---



▼モーニング娘。『愛あらば IT'S ALL RIGHT』
(amazon:国内盤CD

2003年10月22日 (水)

飯田圭織『パラディノメ ~恋に身をゆだねて~』(2003)

  モーニング娘。の現リーダーである飯田圭織の、今年4月にリリースされたファーストソロアルバム「オサヴリオ ~愛は待ってくれない~」に続くソロ第二弾、「パラディノメ ~恋に身をゆだねて~」は前作同様'60~'70年代のイタリアンポップス、フレンチポップスの代表曲と、'90年代のギリシャの名曲を原語でカバーしております。この春のモーニング娘。のツアーでも前作からの曲が幾つか日替わりで歌われていましたが、今回のアルバムの曲もいずれ何らかの機会に歌われることがあるでしょう。いや、むしろそうしてもらわなくちゃ困っちゃうんですよね‥‥敬遠してる人にアルバムを聴いてもらえるような切っ掛けを与えてあげなきゃ‥‥ねぇ。

  内容に関しては、前回は初めての試みってことで聴く前からドキドキ・ハラハラしたりしてたわけですが、今回はそんな心配は無用。むしろ安心して臨むことができたんじゃないでしょうか。製作陣も前回と一緒、コンセプト・スタイルも一緒、後は飯田のコンディションさえ良ければ文句なしなわけですから。で、実際その安心は最後まで崩されることなく、アッという間に1枚通して聴けてしまったのでした。前作の延長線上というよりは、完全に第二弾であり、対となるような作品なわけですから、それも当然っちゃあ当然ですよね。

  歌に関しては勿論最後まで安心して聴いてられたし、むしろ他のモーニング娘。のメンバーと比べてここまでひとりのメンバーの歌を堪能できるって点においては文句なしでしょう。人によっては「日本語で、もっと圭織らしい選曲でアルバムが作れたんじゃないか?」って不満に感じてるかもしれませんが、逆にこっちの方が俺は「飯田圭織らしい」と思うんですよね。そう、「モーニング娘。の飯田圭織」じゃなくて、「歌い手・飯田圭織」としてね。

  ただ、今回の歌い方は前回よりもストレートに感じましたね。バリエーションが減ったというよりも、飯田自身がこなれてきたのかもしれません。曲毎に歌い方を変えたりして聴き手を驚かせた前作と実はそんなにやってることは変わってないとは思うんですが、そう感じさせない、悪い言い方をしてしまえば「平坦」に聞こえてしまうのは多分、そういった歌い方の個性以上に飯田自身の色や個性が以前よりも強く前に出てしまっているからなんじゃないでしょうか‥‥勿論、俺がそう感じたってだけで、実際に皆さんが聴いた時にはそう聞こえないかもしれませんが(あるいは前作を聴かずにいきなりこのアルバムから聴き始めたら、そういう風には感じず、もっと新鮮に聞こえるんでしょうね)。

  バックトラックも前作がちょっとチープかな!?と感じていたのに対し、同じような打ち込みメインなはずなのに今回は意外と自然に聞こえるのは、多分どの曲にも生楽器(ガットギターやストリングス、サックス等のブラス)をふんだんに取り入れているからかもしれませんね。前作でも同じようなアプローチだったはずなのに、何故今回は余計にそう感じてしまうんでしょうか‥‥多分、聴き手側にもある程度楽しむ余裕が出来てきたってことなのかも。いや、ホント俺だけかもしれないけど。

  個人的ハイライトとなるのは、超有名曲 "オー・シャンゼリゼ" ではなく5曲目の "マリン・ブルーの瞳" なんですよね。原曲はセルジュ・ゲーンズブルグの手によるもので、ここでは如何にも打ち込みというようなリズムトラックとシンフォニック調シンセをバックに飯田が切なそうに優しく歌うのですが、問題はそのバックで鳴っているエレキギター。個人的なツボだったんですが、これを弾いているのが「ジェットフィンガー」の愛称で知られるメタル系ギタリスト、横関敦なんですよね。BRONXというバンドでデビューした後、筋肉少女帯のレコーディングやツアーに参加したり、ZIGGYやVOW WOWのメンバーと共にLANCE OF THRILLというバンドをやったり等、その他にもいろんなミュージシャンとのセッションで有名なこの人が、まさかハロプロと絡む日が来ようとは‥‥15年前の俺に聞かせてあげたいね! と、ここまで書くと多分多くの人が「速弾きしまくり!?」とか心配するでしょうけど、ご心配なく。まぁ確かに結構雰囲気モノで如何にも「ジェットフィンガー」なプレイを聴かせてくれてますが、それでも曲の雰囲気に合ったトーンで弾いてますのでそんなに耳障りではない、はず。メタルと縁がない人が聴いたらどうか判りませんが‥‥

  というわけで、全体的に好印象なこのアルバム。前作が気に入ったという人なら間違いなく満足していただけると思いますし、飯田の声が好き!って人や彼女の声に癒されるって人、とにかくモーニングが好きで洋楽ポップスが好きな人なら間違いなく楽しめる作品です。



▼飯田圭織『パラディノメ ~恋に身をゆだねて~』
(amazon:国内盤CD

2003年5月 6日 (火)

モーニング娘。コンサートツアー2003春 NON STOP!@さいたまスーパーアリーナ(2003年5月5日 夜公演)

  まず最初に、正直に書いておくと‥‥絶対に冷静にレポートなんて書けっこないってば。5月5日、いや、前日夜からかなり感傷的な気持ちで、モーニング娘。の音楽だけでなくテレビ番組さえも直視できない状態だったんだから。そんな俺が、どんな気持ちでこのライヴに臨んだか、皆さん想像つきますか?

  今回の圭ちゃんの卒業ツアーというのは、昨年7月31日に発表された「ハロプロ構造改革」の、いわば完結編といえるものであり、今日この日でひとまずは完結するといっていいでしょう。ま、矢口のキッズとのユニットは結局まだみたいですけど‥‥イベントとしての、あの一連の流れは圭ちゃんの卒業をもって完結なんでしょうね。

  今日のライヴ、一言でいうならズバリ、「ずっと先延ばしになっていた最終回がやって来た」といったところでしょうか。ごっちんと圭ちゃん、ふたりの卒業が発表され、同時に旅立つのではなくあえて半年ずらすという、興行としては上手いことやってるのか下手なのかイマイチ判断がつきませんが、ごっちんの卒業で「モーニング娘。という物語」のクライマックスを迎えながらも、決してエンディングまで進むことがなかった。その物語がいよいよ完結する‥‥俺にとっての「5・5」とはそういう日だったといっていいでしょう。ここで何かが終わる。そしてまた何かが始まる。いや、俺の中で本当にまた何かが始まるのか、あるいは完結してしまうのか‥‥結果はライヴを見終えた後にならないと判りませんが。

  さて、というわけでライヴの簡単なレポートに移りましょう。今回の会場となったのは1年前にも足を運んだ「さいたまスーパーアリーナ」。最終日最終公演ということもあり、超満員のようです(ステージ裏までビッシリ人が入ってたし)。自分はアリーナのE-4ブロック。最初右寄りだと思ってたんですが、結局ど真ん中でした。けど一番後ろのブロック。これだったらまだスタンドの200レベルの方が観やすいんじゃないか‥‥ま、通路側だったことがせめてもの救いですが。

  ステージセットはかなり簡素なもの。昨年の春ツアーは遊園地のようなセットを組んでいましたが、今回はそんな派手なものはなく、どの位置からも比較的観やすいように作られているように感じました。ま、実際のところはどうなのか判りませんが。

●そしてオープニング

  定刻から5分少々遅れ、会場内にもの悲しいピアノの音色が流れ出します。今日の1曲目を知ってる人なら、これがその曲に続くものだと判るでしょうけど‥‥それにしても、何というかとても厳かな空気が。そしてそれをぶち壊すような「圭ちゃん」コール。昨年のごっちんの時も凄かったですが、今日はその比じゃないと感じましたね。ま、キャパ的にも横浜アリーナより1万人以上多く入りますからね(そういえば、この日の入場者数は28,000人とのこと。昨年の春コンの時は25,000人って言ってたと記憶してますが、やはり圭ちゃん効果なんですかね)。

  ピアノが奏でるメロディに合わせるように会場が暗転、恒例のオープニング・ムービーが流れ出します。ま、所謂「本日の出演者紹介」映像ですね。ココナッツ娘。、カントリー娘。と続き、各ユニットが紹介された後にモーニング娘。が登場‥‥更に大きな歓声が。そしてVTR終了と同時に真っ暗なステージ上から加護ちゃんのセリフ‥‥というわけでライヴ1曲目は最新シングル"AS FOR ONE DAY"。とてもオープニング向きの楽曲とは思えませんし、これから盛り上がるぜ!って時に冷や水を浴びせられたような気持ちになっちゃうんですが‥‥これが視覚的には相当良かったんじゃないかな、と思いまして。何というか、可憐なダンスともの悲しげな曲調が相俟って、まるで舞踏会を観てるような錯覚に陥るわけですね。そういう点では良かったなぁと思うんですが‥‥ハロプロのライヴにありがちな「その時点での最新シングルがライヴ1曲目」っていうの、そろそろ止めた方がいいと思いますよ。だって、例えばメロン記念日だったら、これからライヴをやるとすると現時点での最新シングル "チャンス of LOVE" がライヴ1曲目になるってことですよね? う~ん、やっぱりねぇ‥‥もっとライヴの構成に気を遣った方がいいんじゃないですかね?

  1曲目が終わり、簡単な挨拶をした後に、あの印象的なインダストリアル風サウンドが‥‥そう、2曲目はアルバムから"TOP!"。コンピューターボイスで各メンバー名を呼んでいくイントロがまたカッコイイ。それぞれの名前を呼んだ時にスクリーンに顔がアップになるんだけど、とにかく全員凛々しい顔してるのさ。なっちやかおりんの余裕を感じさせる表情もいいし、矢口のキリッとした表情も素敵だし、何よりもこの人‥‥石川梨華さん、あなた投げキッスする程の余裕が出てきたんですね‥‥正直恐れ入りました。もうね、このイントロだけで背筋がゾクッとしたんだけど‥‥だけど‥‥歌に入った瞬間、ちょっと興醒め。とにかく、バックトラックが弱い! 大音量で鳴らした時、こんなにも低音が弱かったのか!?って初めて認識しましたね。前の曲の時は全然感じなかったんだけどね。特にこの曲は低音(ベース)がブイブイいってるところがカッコイイんじゃないかなぁ、と思っていただけにちょっと残念。これじゃあavex系と同じだよ。

  全体的に言えたことですが、アルバムからの新曲の殆どが低音弱いんですよね。高音域だけ妙に強調されてて、なんかライヴに来た感じがしないんだよね。唯一、ダンス☆マンがアレンジした3曲目"「すっごい仲間」"だけはさすがにいい音してましたが。なんで新作「No.5」を繰り返し聴きたくならないのか、何となく判ったような気がしましたね。

  その後、スクリーンに各メンバーのプロフィール紹介が始まり、それが終わると衣装替えの済んだ12人が並び、ひとりずつ自己紹介。ま、ここではその内容は割愛します。で、MCの延長線上で矢口がそのまま"ひょっこりひょうたん島"へと導いていきます。それにしてもさぁ‥‥"AS FOR ONE DAY"はフルコーラスで歌われたのが嬉しかったんだけど、その後はほぼ全部、ショートバージョンだったのが正直辛い。というか厳しい。この"ひょっこりひょうたん島"でさえ、テレビではフルコーラスだったのに今日はショートバージョンだもの。たかだか3分半の曲なのにさ、そこまで削ってどうすんの? ただでさえライヴがどんどん短くなってるように感じるのに‥‥その後、"恋愛レボリューション21"を経て、ヤングチーム(辻・加護・高橋・紺野・小川・新垣)がメインを取るアルバムナンバー"強気で行こうぜ!"に続くんですが、この曲やっぱり良かった。唯一アルバムからフルコーラス歌われてたんだけど、ここでの見所は高橋と辻の急成長振りじゃないですかね。高橋は以前よりも更に安定感が増して、安心して聴いてられるようになったね。そして辻ちゃん。この子の昨年後半からの成長っぷりはもっと評価されるべきなんじゃないかな?って個人的には思っていたんだけど、この日のライヴ観てその思いは更に強くなりましたね。歌の力強さやグルーヴ感もさることながら、とにかく表情がいいんですね。急に大人びたというのもあるんだろうけど、恐らくどんどん後輩が入ってきて責任感みたいなものが芽生えたんじゃないかな? 今日はとにかく辻ちゃんに釘付けでしたね俺。あ、あと紺野も本当に成長したなぁ。最後まで歌い通してたし、喉が潰れて声が出なくなるなんてこともなくなったようだし。本当、この1年間彼女達を追ってみて、その成長振りにはかなり驚かされてます。

  ここで一旦本編はお休みに入り、各ユニットコーナーへ。

●ココナッツ娘。

  シャ乱Q最大のヒット曲"ズルい女"の英詞&ハウス風アレンジバージョンを披露。当然音源として発表されていないテイク。つうか、既にココナッツとしての新曲は約2年リリースされてないんですが‥‥新メンバー募集なんて噂もあったようだけど、結局どうなるんでしょうか、このユニットは?

  出来に関しては、可もなく不可もなくといったところ。ま、原曲が素晴らしいんだもん、悪いはずがない。

●カン梨華

  新メンバーが決まったから、モーニング娘。同様このさいたま公演から4人体制で歌うのかと思ったら、これまで通りあさみ・里田・梨華っちの3人でデビュー曲"初めてのハッピーバースディ!"を歌いました。何度聴いてもいい曲はいい曲。けど‥‥里田がりんねのパートを歌ってたんだけど‥‥非常に違和感あったね。特に「ちこーく!」のところ、カラオケにそのままりんねの声も残ってるんだもん。里田の生声にうっすらとりんねの声が被さってるのね‥‥何だか急に切なくなったよ俺。

  歌に関しては特筆すべき点なし。ま、いつも通りでした。梨華ちゃんも歌えてる方だと思ったし。

●飯田圭織

  かおりんのソロコーナーもちゃんと用意されてました。先日リリースされたソロアルバム「オサヴリオ」から、そのタイトルトラックである"オサヴリオ"を披露。ワンコーラスだけだったけど、とても良かったなぁ。ドレスを着たかおりんも綺麗だったけど、まず感動したのはその歌声。アルバム同様、素晴らしい歌声を聴かせてくれました。発音もアルバム同様悪くないと思ったし(って俺は全然ギリシア語は判りませんけど)。公演によっては曲目が変わってるみたいですが、個人的にはこの曲で良かったなぁ、好きな曲だしさ。

●プッチモニ

  正月のハロコンから登場した、未だにリリース予定の立たない"WOW WOW WOW"を披露したんですが‥‥正月観た時よりも更に良くなってましたね。っていうか、これバックトラック差し替えられてない? 正月聴いた時はリズムトラックが打ち込みっぽかったんだけど、今日聴いたら共に生音のように感じられました。特にベースね。恐らくMASAKI("強気で行こうぜ"やミキティの "涙GIRL" でブリブリのランニングベースを弾きまくっている、元JACKS N'JOKER、現アニメタルやCANTAで活躍するベーシスト)が弾いてると思うんですが、どんどんカッコ良くなってるんじゃないかな? ライヴで反応見て、手を加えてるってとこなのでしょうか、それとも「もっとA面に見合った楽曲が歓声するまでの繋ぎ」なのでしょうか? 個人的にはこのままリリースしても問題ないように思うんだけどなぁ。ホント勿体ない。

●ミニモニ。

  新曲"ロックンロール県庁所在地~おぼえちゃいなシリーズ~"を披露。完全口パクなのかなぁと思わせておいて、実はちゃんと生声も混ぜてることに今日気づきました。ここでも高橋と辻のパフォーマンス&歌(生声がしっかり響いてた)には目を見張るものがありました。反面、加護は声質のせいもあってか、ちょっと損してるように思いましたね。

  矢口在籍時とは別物だというのは頭で判ってるんだけど‥‥ちょっと新生ミニモニ。は小さくまとまりすぎだと思いますね。ダンスフォーメーションのせいもあるんだろうけど、もっと動き回る、聴いてるこっちも歌って踊れる、そしてダンスを真似したくなるような楽曲を彼女達に歌わせるべきだと思いますね。高橋の能力だって未知数なわけだし、それは辻にしても同じこと。まだまだ伸びるふたりの為にも、今後はそういった楽曲を期待します。

●VTR:じゃんけんぴょん大会

  今年に入ってから、こういうVTRでの繋ぎが増えましたね、ハロプロ。ま、悪いとはいいませんが‥‥これは12人がジャンケンをしてトーナメント戦をするというもの。何バージョンかあるようですが、この日上映されたのは司会が高橋で、優勝は新垣といった内容。ま、それなりに面白かったですよ。

●再び娘。へ‥‥

  後半戦は"LOVEマシーン"から。ま、この曲での圭ちゃんも今日で見納めだし、散々飽きただの何だの言ってたけど、今日は素直に楽しめましたよ。その後、しっとりと"「すごく好きなのに・・・ね」"へ。アダルトチーム(飯田・安倍・保田・矢口・石川・吉澤)がメインで唄い、残るヤングチームはコーラス。よっすぃーがいい表情してたなぁ。なんか最近、よっすぃーがいい感じじゃないかな? 一時期と比べるとかなり痩せたみたいだし、大人っぽくなったし。一時期は気まずそうに見えた梨華ちゃんともいい感じみたいだしね。

  そしてステージが暫く真っ暗になり、急に灯りが点くとそこにはスタンドマイクと共に9人の娘。達が‥‥POCKY GIRLS名義での"YES! POCKY GIRLS"を披露。まぁ悪くはないんだけど‥‥他にもっと歌うべきアルバム曲があるんじゃないの? "HEY!未来"とかさぁ。まぁライヴを盛り上げるってことを考えると、こっちの方がいいのかなぁ‥‥そこまで好きな曲でもないので、ライヴで聴けてそんなに得した気分にならなかったんだけど。

  9人が引っ込み、残りの3人‥‥Venus Mousseの飯田・矢口・吉澤が登場して、MCを。ま、ショートコントですよ。モーニング娘。の中でも身長のある飯田&吉澤に挟まれた矢口がまたいい味出してましたね。なかなかいい組み合わせじゃないでしょうか? あ、内容に関しては割愛。大体ギャグやコントを文字で説明する事ほど情けないことはないからね。つうわけで、MCからそのまま"女神~Mousseな優しさ~"へ。ごっちんのパートはかおりんが歌ってたような(冒頭のね)。この曲はいいアクセントになったような気がしないでもないなぁ。こういったバラード風の曲が本編にないし(かおりんソロのみだしね)ちょっと初期タンポポの雰囲気を持った曲だから、個人的には大歓迎なんだけどね。

  再びさっきの9人が戻ってきて、「モーニング娘。意識調査」なるコントをやって(内容は割愛)、全員揃ったところで待ってました!の"そうだ!We're ALIVE"へ。もうね、バックトラックの音の鳴りが全然違うのね。リズムの力強さ、ベースのうねり具合、そしてシンセやインダストリアルサウンドの響き具合、全てをもって完璧。やはりこの曲を超えるにはまだまだ時間を要しそうですね。どうせならフルコーラス聴きたかったなぁ。

  そういえば‥‥今日はずっと思ってたんだけど、ステージがやけにデカく感じられるんだけど‥‥気のせい? モーニング娘。自体のオーラが小さくなってるのか、それとも実際にステージが前回よりも大きくなってるのか、それともステージ上に余計なモノがない分、そう感じるのか。本当のところはどうなんでしょうね?

  "そうだ!We're ALIVE"のエンディングからそのまま"I WISH"へ。この曲が正月以降また復活してるのが嬉しいなぁ。もうこの辺になると、俺も踊りまくり。前半は新曲がどんなもんか様子を伺う感じでしたが、この辺の楽曲になるともうねぇ、ジッとしてるのが馬鹿馬鹿しくなるのよマジで。そして更に盛り上がる"ザ☆ピ~ス!"ときて、最後に"ここにいるぜぇ!"で大団円。終始踊りまくり、歌いまくり。あー、やっぱりモーニング娘。のコンサートはこうじゃなきゃ!って再確認。小難しいことも、下手な小細工も要らない、ただ腰にくるビートと彼女達の歌があれば十分じゃないか‥‥それまでの俺をちょっと反省。今回のツアーはこれ1本しか観れないってのもあって、最初は様子を伺う感じだったんだよね。それに圭ちゃんのことで感傷的にもなってたし。ああ、もうそんなのどうでもよくなった。気持ちよけりゃあそれで十分。だって目の前の12人が実際そうじゃないか!

●本編終了。アンコールへ‥‥

  本編が終わった時点で、約90分程度。さぁ、ここからが長いような気が‥‥実はアンコール待ちの時、サイリウムも持たずにただひたすら歌い踊っていた俺に対し、隣にいた人が「これ持ってます?」と赤いサイリウムを差し出したんですね。で、俺は「持ってない」と答えると、「アンコールの時に使ってください」といって1本くれたんですよ。話を聞くと、ネット上で「アンコール時に赤いサイリウムの海を作ろう。それを圭ちゃんにプレゼントしよう」という企画があったようで。最近、娘。関係のサイトを全然見てなかったので全く知らなかったんですが、そういうことになってたんですね? 「9・23」のタンポポ畑は判るんですが、何故赤い海なのか、そしてそれを圭ちゃんになのか‥‥娘。が戻ってくるまでその理由は判りませんでした。

  メンバーが戻ってきた瞬間、辺り一面が真っ赤なサイリウムで埋め尽くされました。そしてそれに気づいたかおりん。うぁ~!って笑顔で客席を指さし、圭ちゃんに教えてる。これを見た圭ちゃん、号泣。矢口やなっちまでもらい泣き。ちょっと感動的だよこれは。タンポポ畑を体験してない俺からしたら、あの場にいれたこと、そしてそれに参加できたことが感動なわけよ。かおりんだったかなっちだったか忘れたけど、「圭ちゃんの好きな赤い色だよ」ってコメントでようやくその意味が判った俺。なっちが泣きながら一生懸命「みんなの温かさが伝わってきたよ」と挨拶。12人全員が挨拶した後、圭ちゃんを取り囲む形でアルバムラストナンバー"卒業旅行~モーニング娘。旅立つ人に贈る唄"を歌う。いや、全然歌になってないのよこれが。もう、全員泣き崩れかかってて。一生懸命歌おうとしてる年長組に対し、5期の4人は完全に泣きに入ってるし。そして真ん中にいる圭ちゃんも泣くのを必至に堪えてる感じ。いや、泣いてたんだけど。赤い海の時点でウルウルきて、メンバーのコメントで涙が堪えきれなくなった俺も、さすがにこの曲の頃には涙がポロポロこぼれ出す始末。

  曲が終わると、圭ちゃんが6期メンバーをステージに呼びだし、ひとりずつ挨拶を。田中・道重・亀井・藤本の順で挨拶するんだけど‥‥新人3人の中では既に亀井が一歩抜きん出てる感じ。他の二人が笑顔が引きつってるのに対し、比較的自然体の笑顔で応えてたのが亀井。ちょっとこの子は期待できるかもしれないね。そしてミキティは相変わらずミキティのままでした。ま、変わってもらっても困るんだけど。

  そしていよいよ、最初で最後の「16人娘。」として"Do it! Now"を歌うわけです‥‥やっぱりね、6期浮いてたよ。悪いけど、ミキティですら浮いてた。なんていうか、既に完成されている「モーニング娘。特有のグルーヴ感」っていうのがあるとすると、まだそこに馴染んでない4人はどうしても浮いてしまうわけね。ステージ慣れしてるはずのミキティでさえ、やっぱり違うのよね。もうこれは仕方ないことなんだけどさ、後は場慣れするしかないよね、完全な一体感を出すためにはさぁ。

  新人3人は一生懸命頑張ってるんだけど、まだぎこちないんだよね。無理して笑顔作って踊ったりしてさ。つうかこの曲、笑顔で歌う曲じゃねぇだろ!?と突っ込み入れたくなりましたが、まぁ優しく見守ることにします。他の12人に関しては‥‥泣いても笑ってもこれが最後、有終の美を飾ろう、集大成を見せようと真剣そのもの。昨年夏、この曲からスタートした「構造改革」は奇しくも同じこの曲で終わろうとしています。

  これまでの公演はここで終わったんだろうけど、やはり最後の最後。圭ちゃんひとりを残してみんなステージを去り、圭ちゃんからラストメッセージ。観てるこっちは泣きっぱなし。そして花束を持ったかおりん他一同が再登場。花束を渡した後、15人からひとりずつメッセージが。順番は(覚えてる限りでは)ミキティ→田中→道重→亀井→紺野(号泣)→高橋(座り込んで泣き崩れる)→小川→新垣→加護(辞めないで欲しいの一言で大号泣。特に俺が)→よっすぃー(ずっと笑顔だった。涙流してても笑顔のまま。改めてこの子の強さ・たくましさを再確認できました)→辻→石川(ずっと堅い表情で泣くのを我慢してたのに、しゃべり出した途端に泣いちゃったよ。ずっとここまで堪えてたんだね。更にここでもらい泣き。特に俺が)→矢口(既に気持ちの整理がついたのか、しっかりメッセージ伝えてましたね。勿論泣いてはいたけどさ)→なっち→かおりん、といった感じでしょうか。ま、細かいとこは6月に出るDVDで確認してください。

  全員のメッセージが終わったところで、最後の最後で圭ちゃんのソロ‥‥なっち言うところの「モーニング娘。の卒業のテーマ曲」である(この表現は個人的には「?」だったけど)"Never Forget"を披露。やるとは思ってたけど、いざこの曲が始まると‥‥驚いたことに、全員ちゃんとコーラス取ってるのね。しかもちゃんと生声で(!)、6期の4人も含めて(!!)。コーラスっていっても、その殆どが「アー」ってやつなんだけど、要所要所で年長組がハモりを入れたりしてて、かなり興味深い歌になりましたよ。

  っていうか‥‥モーニング娘。はその最終回で、原点ともいえる「コーラスグループ」に立ち返った、これが個人的には興味深かったなぁ。誰が望んでこういう形になったのか判りませんが、何かもうこういう「コーラスグループとしてのモーニング娘。」を見る事なんてないだろうな、と思っていたので‥‥驚きや嬉しさと同時に、ただただ涙するばかり。無言で涙ポロポロ。何やってんだよ俺。

  そして歌い終えた圭ちゃんは、何度も何度もありがとうと言って、ステージから去っていきました。最後にもう一度、大きな声で「ありがとー」って叫びながら。そして圭ちゃんは去り、残された15人もステージから去っていくのでした。130分に渡る卒業の儀式、そして俺にとっての「最終回」はこうやって終わっていったのでした。

●ライヴを終えて

  冷静に書けないな‥‥なんて思ってたけど、いざ書き始めると記憶を辿って集中するためか、かなり冷静になってる俺がいるのね。それはもしかしたら、「最終回」を経てサッパリしたからなのか、それとも既に新しい始まりにワクワクしてるからなのか‥‥まだどっちなのかは判りません。余韻に浸るという感じでもないし、ライヴ中は泣きまくったにも関わらず、これを書いてる今は全然悲しくないし、書いてて思い出し泣きすることもないし。何だろう、この気持ちは‥‥

  ただ、間違いなくいえるのは‥‥俺の中で確実にひとつの時代が終わった。それだけは事実であり、間違いありません。そのひとつの時代というのが「モーニング娘。を好きな俺」なのか、あるいは「モーニング娘。そのもの」なのか‥‥それは彼女達が次のアクションを起こすまで、この俺にも判断つかないと思います。かといって、6月のミュージカルは行く予定もないし、7月のハロコンにも行くつもりもない。そう、まずは圭ちゃんを欠いた15人での新曲を聴いて全てを判断してみようではないか‥‥今はそう考えてます。

  映画の世界でもそうですが、続編が1作目よりも面白かった・素晴らしかったというのは殆ど希な話です。大体は1作目を水で薄めたようなものか、あるいはセルフパロディで終わっています。ここで一区切りついたモーニング娘。、果たして続くストーリーはこれまでを超えるようなものになるのか、あるいはどんどん薄まっていくのか‥‥今はただ、冷静に見守っていこうと思います。

  とりあえず今は‥‥圭ちゃん、ありがとう。そして、これからも応援してます!


[SETLIST]
  [OPENING MOVIE]
01. AS FOR ONE DAY
02. TOP!
03. 「すっごい仲間」
  [VTR:メンバー紹介]
  [MC:全員]
04. モーニング娘。のひょっこりひょうたん島
05. 恋愛レボリューション21
06. 強気で行こうぜ!
07. ズルい女 [ココナッツ娘。]
08. 初めてのハッピーバースディ! [カントリー娘。に石川梨華(モーニング娘。)]
09. オサヴリオ [飯田圭織]
10. WOW WOW WOW [プッチモニ]
11. ロックンロール県庁所在地 [ミニモニ。]
  [VTR:モーニング娘。じゃんけんぴょん大会]
12. LOVEマシーン
13. 「すごく好きなのに・・・ね」
14. YES! POCKY GIRLS [POCKY GIRLS]
  [MC:飯田・矢口・吉澤]
15. 女神~Mousseな優しさ~ [Venus Mousse]
  [MC:安倍・保田・石川・辻・加護・高橋・紺野・小川・新垣]
16. そうだ!We're ALIVE
17. I WISH
18. ザ☆ピ~ス!
19. ここにいるぜぇ!
  [Encore]
  [MC:全員]
20. 卒業旅行~モーニング娘。旅立つ人に贈る唄~
  [MC:6期メンバー登場&挨拶]
21. Do it! Now
  [MC:メンバー全員から保田へメッセージ]
22. Never Forget



▼モーニング娘。『モーニング娘。CONCERT TOUR 2003春 NON STOP!』
(amazon:国内盤Blu-ray

2003年4月24日 (木)

飯田圭織『オサヴリオ ~愛は待ってくれない~』(2003)

  モーニング娘。の2代目リーダーである飯田圭織初のソロアルバムは、所属するレコード会社内にある「地中海レーベル」という、フレンチポップス、イタリアンポップスを原語でカバーしたアルバムをリリースするレーベルからリリースされた、文字通りそういった代表的な楽曲を10曲収めた、意外性タップリな内容となりました。飯田はこれまでもタンポポに'98年10月から'02年9月まで在籍し、その間にオリジナルアルバム1枚、ベスト盤1枚、シングル7枚をリリースした経験を持っていて、実際オリジナル作「TANPOPO 1」には彼女のソロナンバーも収められていたりもしました。また、'01年春には当時のモーニング娘。メンバー10人が同時にソロシングルを発表(ファンクラブ・オンリー)、そこでも彼女らしい歌声を聴かせてくれました。

  が、今回は全て飯田の歌声のみ、そしてノン・つんく♂プロデュース作、更に全て日本語以外の外国語(フランス語やイタリア語、更にはギリシア語まで!)の楽曲という、ある意味三重苦ともいえる課題を与えられたわけですが‥‥正直な話、ここまでやってくれるとは思ってもみなかったよ。いやいや、これは素晴らしいんじゃないでしょうか?

  正直なところ、俺は普段そんなにフレンチポップとか聴かないんで、原曲は勿論1曲も手元にないので比べようがないですが(とはいいながらも、10曲中の大半は耳にしたことのある楽曲ばかりでした)、それでも彼女の表現力にはただただ驚くばかりです。10曲10様というか、とにかく1曲1曲、見せる表情が違うんですよ。言語の違い、曲のタイプの違いも大きいとは思いますが、とにかくそれぞれに飯田らしさが溢れているし、自分が知ってる(つまり、パブリックイメージ通りの)飯田圭織がいたり、これまで見たことも聴いたこともないような飯田圭織が出てきたりで、全てにおいて「驚き」と「感動・感嘆」の連続なんですよ。

  上にも書いた通り、自分はこの手のジャンルに精通していないので、素人耳で判断するしかないのですが‥‥それでもね、苦言を呈しちゃっていいですか? あのね‥‥バックトラックが全部生音だったら、もっと素晴らしかったんだろうな、と。飯田には音数の少ない生音が合ってるように思うんだけど‥‥アコースティック楽器だったり、ギターもガットギターとかセミアコ・ギターとか。ベースは勿論ウッドベースで、そこにバイオリンとかフルートなんかが絡んだりして‥‥って、それでもこのアルバムでは結構生ストリングスが多用されてるので、まぁ満足っていやぁ満足なんですが。けど、視点を変えると‥‥チープなリズムトラックもまぁ悪くはないかなぁ、なんて思えたりして。やるならもっとチープでもよかったかなぁ、と。飯田圭織という歌い手には俺、極端に過剰なものを与えた方が映えるように思うのね。やるなら徹底的に、ね。

  まぁそうはいいながらも、この30分程度の作品集を今日もリピートしてるわけですよ。上に三重苦と書きましたが、改めて考えてみると‥‥モーニング娘。を、ハロー!プロジェクトを離れたからこそ、この三重苦が逆に有利に働くんじゃないかな、と。例えば「飯田の歌声のみ」というのは、まぁコーラスには他に専門の方々が参加してたりするんですが、基本的には飯田オンリーの曲が殆どで、例えばモーニング娘。の曲みたいにつんく♂の「アー、イェー」といったウザい合いの手も入らない。完全に歌に集中して聴ける。普段「つんく♂ウゼー」って言ってる人程、これは嬉しかったりするんじゃないでしょうか?(かといって、そういう人達がこういった音楽性に対して好意的かどうかは判りませんが)続いて「ノン・つんく♂プロデュース作」ってポイントも、新鮮さを保つという意味で非常に好意的に受け取ることができるし、今回のアレンジャーである前野知常という人は恐らくこの人だと思うのですが、こういう人選も「地中海レーベル」ならではのものなのか、それともあくまで飯田圭織が歌うことを前提として選ばれたのか、どちらかは判りませんが、これも昨年7月につんく♂が言った「意外性のある人とのコラボレート」の一環なのでしょうか。だとしたら(まぁこの手のジャンルにうるさい人には酷いものなのかもしれませんが)俺は今回大いに楽しませてもらいましたよ。最後に「全て日本語以外の外国語の楽曲」というポイント、これも日本語ではなかったお陰で飯田のいろんな面が表出したんじゃないでしょうか。だって日本語で歌えば絶対につんく♂風の歌い方になるの、みんなも判ってるでしょ?(伊達に5年も彼の下で歌ってるわけじゃないもの)そういった「つんく♂節」を排除した、丁寧な発音に発声に驚き、そして時々覗かせる「いつもの飯田圭織」にドキッとしたり、とにかく彼女の「歌」のみでここまでいろいろと感じることが多いとは‥‥いや、本当に驚きの多いアルバムですよ。

  飯田圭織ファンは間違いなく大絶賛するであろうこのアルバム。出来ればこの手のジャンルに興味があるポップス好きにも聴いて欲しいかな。多分普通に聴いても面白いだろうけど、「飯田圭織が歌ってる」ってのを認識して聴くと更に驚きが多い作品になるんじゃないかな。また、昨今のつんく♂不振に嘆いてるそこのあなたにも是非。飯田圭織だからこそ成し得た、美しい作品集。これからの時期、このアルバムは必需品になりそうな予感。安眠のお供に、清々しい目覚めに、雨降る休日の室内で、そして心地よい午後の日差しの中でそれぞれ堪能したいものです。その全てのシチュエーションで、全く違った顔を見せるアルバムになること間違いなし。



▼飯田圭織『オサヴリオ ~愛は待ってくれない~』
(amazon:国内盤CD

その他のカテゴリー

1963年の作品 1964年の作品 1966年の作品 1967年の作品 1968年の作品 1969年の作品 1970年の作品 1971年の作品 1972年の作品 1973年の作品 1974年の作品 1975年の作品 1976年の作品 1977年の作品 1978年の作品 1979年の作品 1980年の作品 1981年の作品 1982年の作品 1983年の作品 1984年の作品 1985年の作品 1986年の作品 1987年の作品 1988年の作品 1989年の作品 1990年のライブ 1990年の作品 1991年の作品 1992年の作品 1993年の作品 1994年の作品 1995年の作品 1996年の作品 1997年の作品 1998年のライブ 1998年の作品 1999年のライブ 1999年の作品 2000年のライブ 2000年の作品 2001年のライブ 2001年の作品 2002年のライブ 2002年の作品 2003年のライブ 2003年の作品 2004年のライブ 2004年の作品 2005年のライブ 2005年の作品 2006年のライブ 2006年の作品 2007年のライブ 2007年の作品 2008年のライブ 2008年の作品 2009年のライブ 2009年の作品 2010年のライブ 2010年の作品 2011年の作品 2012年のライブ 2012年の作品 2013年のライブ 2013年の作品 2014年の作品 2015年のライブ 2015年の作品 2016年の作品 2017年のライブ 2017年の作品 2018年のライブ 2018年の作品 2019年のライブ 2019年の作品 2020年のライブ 2020年の作品 2021年のライブ 2021年の作品 2022年のライブ 2022年の作品 2023年のライブ 2023年の作品 2024年のライブ 2024年の作品 =LOVE A Day to Remember A New Revenge A Perfect Circle a-ha A.A. Williams AA= AAAMYYY ABBA Abbath AC/DC Acacia Strain, the Accept Ace Frehley Adam Lambert Adrian Younge Aerosmith AFI After the Burial Afterglow Ahab aiko Air (France) AIR (Japan) AKB48 ALAZEA Alcatrazz Alcest Aldious Alexisonfire Alice Cooper Alice in Chains Alicia Keys Allman Brothers Band, the Almighty, the Alter Bridge Altitudes & Attitude Amaranthe American Head Charge American Hi-Fi Amorphis Anaal Nathrakh Anaïs Anchoress, the Anderson .Paak Andrew W.K. Andy Bell Andy Black Andy McCoy Andy Taylor Angel Du$t Angel Witch Angels & Airwaves Angra Animals as Leaders Annihilator Annisokay Anohni ANTHEM Anthrax Anti-Flag Aphex Twin Appice Aqours Arcade Arcadia Arch Echo Arch Enemy Architects Arctic Monkeys Aretha Franklin Arlo Parks Armed, the Armored Saint ARROWS, the Art of Fighting Ash Asia Asian Dub Foundation ASIAN KUNG-FU GENERATION Asking Alexandria asmi At the Drive-In At the Gates Atari Teenage Riot ATATA Atomic Bitchwax, the Atreyu Audioslave August Burns Red Aurora Avalanches, the Avatarium Avenged Sevenfold Avril Lavigne Ayron Jones Azusa B'z Baby Chaos BABYMETAL Babyshambles Backstreet Girls Backyard Babies Bad Company Bad English Bad Moon Rising Bad Omens Badlands BAND-MAID Bang Tango Bangles, the Baroness BAROQUE Basement Jaxx Battle Beast Battles BAZRA BBHF BBM bdrmm Be the Wolf Beach House Beartooth Beastie Boys Beatles, the Beck Behemoth Belle & Sebastian Ben Folds Ben Harper Berlin Bernard Butler Berryz工房 Between the Buried and Me Beyoncé Biff Byford Biffy Clyro Big Brother and the Holding Company Big Scenic Nowhere bigLOVE Billie Eilish Billie Joe Armstrong Billy Corgan Billy F Gibbons Billy Idol Billy Talent BiSH Björk Black Crowes, the Black Earth Black Eyed Peas, the Black Label Society Black Lung Black Midi Black Sabbath Black Star Riders Black Swan Black Veil Brides BLANKEY JET CITY Bleachers Bleed from Within Blessing a Curse Bleu Blind Channel Blind Guardian Blind Melon Blink-182 Bloc Party Blondshell Blood Incantation Blood Orange Bloodywood Blue Murder Blues Pills Bluetones, the Blur Boards of Canada Bodom after Midnight Body Count Bodyslam Bon Iver Bon Jovi BON-BON BLANCO Bones UK Bonobo bonobos BOOM BOOM SATELLITES BOOM, THE Boris Born of Osiris Boston Boston Manor BOWWOW Boxer Rebellion, the Boy George BOYNEXTDOOR BOØWY BPMD BRAHMAN brainchild's Brian Eno Brian May Brides of Destruction Brides of Lucifer Bring Me the Horizon Brink, the British Lion Brkn Love Bronx, the Bruce Dickinson Bruce Springsteen Brujeria Bruno Mars Brutal Truth Bryan Adams BTS BUCK-TICK Buckcherry Budderside Buddy Guy Budgie Buffalo Daughter BUGY CRAXONE Bullet for My Valentine Bulletboys Bullets and Octane BUMP OF CHICKEN Buono! Burn the Priest Burning Witches Bury Tomorrow Bush Butch Walker Butcher Babies Cacoy Caesars Caliban callme Can't Swim Candlemass Candy Cane Hill Cannbal Corpse Capra Carcass CAROL Caroline Polachek Cars, the Catatonia Cathedral Cats in Boots Cavalera Conspiracy Cave in Celeste Chamber Charlatans, the Charlie Benante Charlie Sexton Cheap Trick chelmico Chelsea Wolfe Chemical Brothers, the Chic Children of Bodom Chip Z'nuff Chk Chk Chk (!!!) Chris Cornell Chris Poland Christina Aguilera Chrome Division Chthonic Chuck Berry Chvrches Cibo Matto Cigarettes After Sex Cinderella Circa Waves Clam Abuse Clash, the Classless Act Cleanbreak Click Five, the Clutch CO-FUSION Cocco Code Orange Coheed and Cambria Colbie Caillat Coldplay coldrain Comeback Kid Compilation Album COMPLEX Confusion Master Converge Corey Taylor Cornelius Cornershop Corrosion of Conformity Counterparts Courteeners, the Courtney Barnett Courtney Love Coverdale・Page Covet Cozy Powell CQ Cradle of Filth Crashdïet Crazy Lixx Cream Creature Creature Creed Creeper Cribs, the Crosses (✝✝✝) Crossfaith Crown the Empire Crown, the Cry of Love Cryptopsy Crystal Lake Cult, the Culture Club Cure, the Cutting Crew CYaRon! Cybernauts Cyhra Cymbals Cynic D'Angelo D'ERLANGER D-A-D D.A.N. Dachambo Daft Punk Damageplan Damn Yankees Damned Things, the Damned, the Damon Albarn Dance Gavin Dance Danger Danger Danko Jones Danny Elfman Danzig Dark Tranquillity Darkness, the Dashboard Confessional DATE COURSE PENTAGON ROYAL GARDEN DATS Datsuns, the Daughtry Dave Gahan Dave Lombardo David Bowie David Coverdale David Ellefson David Lee Roth David Sylvian Dead by April Dead by Sunrise Dead Cross Dead Daisies, the DEAD END Dead Kennedys Deafheaven Death Angel Death of Lovers Debbie Gibson DECAYS Deckard Dee Snider Deep Purple Def Leppard DEF.DIVA Deftones delofamilia Delorean Demolition 23. Departure, the Depeche Mode Deraps Derek Sherinian Desmond Child Destruction detroit7 Devil Wears Prada, the Devin Townsend Project Diamond Head DIAMOND☆YUKAI Diffuser Dillinger Escape Plan, the Dimmu Borgir Dinosaur Jr. Dio DIR EN GREY Dirty Honey Dirty Pretty Things Dirty Shirley Distillers, the Disturbed Dizzy Mizz Lizzy DMBQ Dogs D'Amour, the Dogs Die in Hot Cars Dokken Don Broco Don Dokken Donavon Frankenreiter Donnie Vie Doors, the Dorothy Down Down 'n' Outz downset. downy Dr. Feelgood Dragon Ash DragonForce Dream Theater Dream Widow Dreamboy Dreams Come True Dregen Drug Church DRY & HEAVY Dry Cleaning Dub War Duff McKagan Duran Duran Durbin DUST'N'BONEZ, THE Dweezil Zappa DYGL Dynazty Earthshaker eastern youth Echo & the Bunnymen Eclipse Eddie Vedder EGO-WRAPPIN' ELECTRAGLIDE Electric Century Electric Light Orchestra Electric Pyramid Electric Six ELLEGARDEN Elliott Smith Elton John Elvis Presley Eminem Emma Ruth Rundle Emperor Empire State Bastard Employed to Serve En Minor End Machine, the ENDRECHERI Enforcer Enter Shikari Entombed Enuff Z' Nuff Eric Clapton Eric Martin Erra Erykah Badu Eskimo Callboy Europe Eurythmics Evanescence Eve Every Time I Die Evil Stig Evile Ex: Re Exodus Explosions in the Sky Extreme Eyehategod E・Z・O Faceless, the Fair Warning Fairground Attraction Faith No More Falco Fall of Troy, the Fall Out Boy Faster Pussycat Fatboy Slim Fate Fates Warning Father John Misty Faye Webster Fear Factory Fear, and Loathing in Las Vegas Feeder Feeling, the Fever 333, the Fight Filter Finch Firehouse Firestarter Firewind Firstborne Fit for a King Five Finger Death Punch FKA Twigs Flaming Lips, the Flashcubes Flatbacker Fleetwood Mac Flotsam and Jetsam Flying Colors Flyleaf FM Foi Fontaines D.C. Foo Fighters Foreigner Fountains of Wayne fra-foa Francis Dunnery Frank Black Frank Turner Frankie Goes to Hollywood Franz Ferdinand Freddie Mercury Free Frost* Fudge Tunnel Fugees, the FUJI ROCK FESTIVAL Funeral for a Friend Futureshock Fuzzbubble G. Love Gabriels GALNERYUS Gamma Ray Garbage Garth Brooks Gary Moore GASTUNK Gatecreeper Gathering, the Gaupa Gene Simmons Genesis George Harrison George Lynch George Michael Georgia Satellites, the Get Up Kids, the GHEEE Ghost Ghost Inside, the Ghost Iris Ghostemane Ghostkid Gilby Clarke Gin Blossoms Ginger Wildheart Gits, the Giuda Glass Tiger Glassjaw GLAY Glenn Hughes GLIM SPANKY Go Ahead and Die GO!GO!7188 God is an Astronaut Godsmack Godspeed GOING STEADY GOING UNDER GROUND Gojira Goldie Lookin Chain Gorillaz Gotthard Graham Bonnet Grapevine Graupel GREAT ADVENTURE Great White Green Day Greg Puciato Greta Van Fleet Grey Daze Greyhaven Grimes GTR Guilty Kiss Gun Guns n' Roses H.E.A.T H.E.R.O. H.P. オールスターズ Hacktivist Halestorm Halford Halsey Hammer King Hanoi Rocks Hanson Harakiri for the Sky Hardcore Superstar Hardline Harem Scarem HARISS Harry Styles Hatebreed Haunted, the HAWAIIAN6 Hayley Williams HEAD PHONES PRESIDENT Health Heart Heartbreakers, the HEATWAVE Heaven & Hell Heaven Shall Burn Hell Freezes Over Hellacopters, the HELLO WORKS, THE Hellogoodbye Helloween Hellyeah Helmet HER NAME IN BLOOD Hermann H. & The Pacemakers Heroes and Monsters HEY-SMITH Hi-STANDARD hide HIGH and MIGHTY COLOR HIGH-LOWS, THE Higher Power HIM Hives, the Ho99o9 Hole Hollywood Rose Hollywood Vampires Honeycrack HoneyWorks Honne Hoobastank House of Lords Hu, the Huaska Hudson Mohawke Hurricane Hurricane #1 HUSKING BEE Hypocrisy I Mother Earth I Prevail I See Stars Ian Hunter Ibaraki Ice Nine Kills Iggy Pop Ihsahn Imminence Impellitteri Imperial State Electric In Flames In the Soup In This Moment Incubus Indianhead Infectious Grooves Inhaler INI INORAN Inter Arma International Noise Conspiracy, the Inxs Iron Maiden Issues It Bites Ithaca Izzy Stradlin J Jack Johnson Jack White Jaded Hearts Club, the Jake Bugg James Bay James Brown James Dean Bradfield James LaBrie Jamie XX Jamila Woods Jane's Addiction Janet Jackson Janis Joplin Japan Jeevas, the Jeff Beck Jeff Beck Group Jeff Buckley Jeff Healey Band, the Jeff Wootton Jellyfish Jerry Cantrell Jerusalem Slim Jessie Buckley Jesus & Mary Chain, the Jesus Jones Jet Jetboy Jim Steinman Jimi Hendrix Jimmy Eat World Jimmy Page Jimmy Page / Robert Plant Jinjer Joan Jett & the Blackhearts Joe Lean & the Jing Jang Jong Joe Lynn Turner Joe Perry Joe Satriani Joe Strummer & the Mescaleros Joel Hoekstra's 13 John Corabi John Diva & The Rockets of Love John Frusciante John Lennon John Mayer John Mellencamp John Sykes Johnny Thunders Johnny Winter Jomi Massage Jon Bon Jovi Jon Spencer Blues Explosion, the Jonathan Davis Josh Todd Josh Todd & the Conflict Joss Stone JOUJOUKA Journey Joy Division Judas Priest JUN SKY WALKER(S) Juno Reactor Jurassic 5 Justice Justin Timberlake JYOCHO Kaato Kadavar Kamasi Washington Kanye West Kaonashi Kasabian Katatonia Katmandu Keane Keith Richards Kelela Kelly Osbourne KEMURI Ken Yokoyama Kendrick Lamar Kenny Loggins KENZI & THE TRIPS Kerry King Khemmis Kid Laroi, the Kiko Loureiro Killer be Killed Killers, the Killing Joke Killswitch Engage King 810 King Crimson King Gizzard & the Lizard Wizard King Woman King's X Kingdom Come KinKi Kids Kirk Hammett KISS Kissin' Dynamite Kittie Kix KK's Priest Klan Aileen KLF, the Knack, the Knocked Loose KOOK Kooks, the Korn Korpiklaani Kottonmouth Kings Kraftwerk Kreator Kula Shaker Kurt Cobain Kurt Vile Kvelertak KXM Kylie Minogue Kyuss L'Arc-en-Ciel L.A.Guns La'cryma Christi LA-PPISCH Lacuna Coil Lady Gaga Lamb of God Landmvrks Last Days of April Laufey Led Zeppelin Lemon Twigs, the Lemonheads, the Lenny Kravitz Leprous Liam Gallagher Libertines, the Liella! Light the Torch Like a Storm Lil Uzi Vert Lily Allen Limp Bizkit Lindemann Lingua Ignota Linkin Park Lion Liquid Tension Experiment LiSA Lita Ford Little Angels Little Caesar Little Glee Monster Liturgy Living Colour Local Band, the Lock Up Lonerider Lordi Lords of Black LOST IN TIME Lotus Eater Lou Reed LOUD PARK LoudLion Loudness Love and Death LOVE PSYCHEDELICO LOVEBITES Loverboy LOW IQ 01 Luby Sparks Lucer Lucifer Lullacry LUNA SEA Lurking Fear, the Lynch Mob Lynyrd Skynyrd lyrical school M/A/R/R/S Machine Gun Kelly Machine Head Mad Capsule Markets, the Mad Season Madball Madonna Magic Numbers, the Maison book girl Mamiffer Mammoth Mammoth Mammoth WVH MAN WITH A MISSION Man, the Mando Diao Manic Eden Manic Street Preachers Manowar Mansun Mantar Marillion Marilyn Manson Mark Morton Mark Slaughter Marmozets Maroon 5 Mars Electric Mars Volta, the Marty Friedman Marvelous 3 Massive Attack Mastodon Matchbox Twenty Matt Bellamy Matt Cameron Matthew Sweet Mayhem McAuley Schenker Group MD.45 Mdou Moctar Meat Loaf Meathook Seed Megadeth MELTONE Melvins Mercury Rev Meshuggah Metal Church Metallica METALVERSE Methods of Mayhem Mew Michael Jackson Michael Monroe Michael Schenker Michael Schenker Fest Michael Schenker Group Michael Sweet Mick Jagger Mick Mars Mick Ronson Midnight Bankrobbers Midnite City Mighty Mighty Bosstones, the Migos mihimaru GT Mike Shinoda Ministry Mission, the Mitski MIYAVI MO'SOME TONEBENDER Moby MODS, THE Mogwai Mondo Generator Mondo Grosso Monkees, the MONO NO AWARE MONOEYES Monster Magnet Mooney Suzuki, the Mordred Morrie Mother Love Bone Motley Crue Motorhead Mott the Hoople Mountain Mouse on Mars Mr. Big Mr. Bungle Mr. Mister Mr.Children Mrs. Piss MUCC Mudhoney Mudvayne Muse Music, the Mutation My Bloody Valentine My Chemical Romance My Darkest Days My Dying Bride My Little Lover Myles Kennedy Myrkur Måneskin Møl Nailbomb NAMBA69 Nancy Wilson Napalm Death Nashville Pussy Nelly Nelson NEMOPHILA Nervosa Neurotic Outsiders Neve New Order New Years Day New York Dolls NewJeans NEWS Newsted NGT48 Nicke Borg Homeland Nickelback Night Ranger Nightwish Nile Nine Black Alps Nine Inch Nails Nirvana NiziU Noel Gallagher's High Flying Birds NoisyCell NOT WONK Nothing Nothing But Thieves nothing, nowhere. Nova Twins NOVEMBERS, THE Nuclear Valdez O.P.KING Oasis Obituary Oblivion Dust Obscura Ocean Colour Scene Ocean, the OCEANLANE Octavision Of Mice & Men Offspring, the OGRE YOU ASSHOLE Oingo Boingo Olivia Rodrigo ONE OK ROCK Oneohtrix Point Never Opeth ORANGE RANGE Oranssi Pazuzu Orbital Ordinary Boys, the Orgy Orianthi ORIGINAL LOVE Our Hollow, Our Home Out of This World Outkast Outrage Overkill Ozzy Osbourne Palace Palaye Royale Paledusk PALEDUSK Pallbearer Panic! at the Disco Pantera Papa Roach Paradise Lost Paradox Paramore Parkway Drive PassCode Patti Smith Paul Draper Paul Gilbert Paul McCartney Paul Rodgers Paul Stanley Paul Weller PE'Z Peach sugar snow PEALOUT Pearl Jam PENPALS Perfume Periphery PERSONZ Pet Shop Boys Peter Gabriel Phantom Excaliver Phantom Planet Phil Campbell and the Bastard Sons Phish Pig Destroyer pillows, the Pink Cream 69 Pink Floyd Pixies Placebo Plastic Tree Playmates, the Poison Polaris (Australia) Polaris (Japan) Police, the polly Polyphonic Spree, the POLYSICS Pop Evil Poppy Porcupine Tree Portishead Power Station, the Power Trip Powerman 5000 Praying Mantis Predators, the Pretty Boy Floyd Pretty Maids Pretty Reckless, the Pride & Glory Primal Scream Primus Prince Privates, the Probot Prodigy, the Prong Protest the Hero Public Enemy PUFFY Pulp PUNPEE pupa Pvris Qemists, the Queen Queen + Adam Lambert Queens of the Stone Age Queensryche Quicksand Quiet Riot Quireboys, the R.E.M. Raconteurs, the Radiohead RADWIMPS Rage against the Machine Raging Speedhorn Rainbow RAISE A SUILEN Rammstein Ramones RAMRIDER Rancid Randy Rhoads Rapture, the RAREDRUG Rasmus, the Ratt Raven RCサクセション Reckless Love Red Dragon Cartel Red Hot Chili Peppers Red Warriors Reef Refused Revolution Saints Rex Brown RHYMESTER Richie Kotzen Richie Sambora Ricky Warwick Ride Rina Sawayama Riot Riot V RIP SLYME Rise of the Northstar Rival Sons Riverdogs RIZE Rob Zombie Robert Palmer Robert Plant Rock City Angels ROCK IN JAPAN FESTIVAL Rock Star Supernova ROCKBOTTOM Rocket from the Crypt Rod Stewart Roger Daltrey Rolling Stones Rolo Tomassi ROMANS RON RON CLOU Ronnie Atkins Ronnie Wood Rooster ROOSTERS, THE Roselia ROSSO Rough Cutt ROVO Roxy Blue Roxy Music Royal Blood Royal Republic RSO Run D.M.C. Rush Russian Circles Ryan Adams Sabaton Sacred Reich Sads Saigon Kick Saint Snow Saint Vitus Salems Lott Sam Smith Samantha's Favourite Sami Yaffa Sammy Hagar Santa Cruz Santana Saosin Savages Savatage Saxon SBK Scissor Sisters Scorpions Scott Weiland Scour Screaming Soul Hill Sean Lennon Sebastian Bach Secret Machines SeeYouSpaceCowboy SEKAI NO OWARI Selfish Cunt Senses Fail Septic Tank Sepultura Serj Tankian Sevendust SEX MACHINEGUNS Sex Pistols Shadow King Shadows Fall Shark Island Sharon Van Etten Sharptooth Sheryl Crow Shinedown Shinning Shobaleader One showmore Siamese Sick of it all Sigh Sigue Sigue Sputnik Sigur Rós Silver Ginger 5 Silverstein Silvertide Simple Minds Simply Red SION Sixty-Eight Sixx:A.M. SKE48 SKETCH SHOW Skid Row Skillet skillkills Skills Skin Skindred Skunk Anansie Slash Slash's Snakepit Slaughter Slaughter to Prevail Slaves (US) Slayer Sleep Sleep Token Sleeping with Sirens sleepyhead Slipknot Sloan Slowdive SLY Smashing Pumpkins Smith/Kotzen Smiths, the smorgas SNAKE HIP SHAKES Sneeze Snow Patrol Snuts, the Sodom Soen SOFT BALLET Soft Cell Soilwork Sonics, the Sons of Apollo Sons of Texas SOPHIA sora tob sakana Soul Asylum Soul Flower Union Soul Glo Soulfly Soulsavers Soulwax Soundgarden South Spaghetti Vabune! Sparta Sparta Locals Spiritbox Spiritual Beggars Spiritualized Spoon Squarepusher SR-71 St. Vincent STALIN, THE Starcrawler Starmen Starset Static-X Steel Panther Steelheart Stella Donnelly Stenfors Stephen Pearcy Stereophonics Steriogram Steve Conte Steve Jones Steve Perry Steve Stevens Steve Vai Steve Whiteman Steve Winwood Steven Tyler Steven Wilson Stevie Salas Stevie Wonder Stick to Your Guns Stills, the Sting Stone Roses, the Stone Sour Stone Temple Pilots Stooges, the Stormtroopers of Death Strapping Young Lad Stratovarius StringerBessant Strokes, the Struts, the Stryper Strypes, the STU48 Style Council, the Styx Suede SuG Suicidal Tendencies Suicide Silence Sum 41 SUMMER SONIC Sunbomb SUPER BEAVER SUPER BUTTER DOG Super Furry Animals Super$hit 666 Superchunk Supergrass SUPERSNAZZ Survive Survivor Suspended 4th Sweet Sweet & Lynch Sweet Oblivion Swervedriver Switchfoot Syrup16g System of a Down Szuters, the T. Rex t.A.T.u. Taking Back Sunday Talas Tame Impala Tank task have fun Taylor Swift Tea Party, the Team Sleep Tears for Fears Tears, the Teenage Fanclub Television Temple of the Dog Temples TENDRE Terence Trent D'Arby Terrorizer Terrorvision Tesla Tesseract Testament THEE MICHELLE GUN ELEPHANT Them Crooked Vultures Therapy? THE冠 Thin Lizzy Thirteen Senses Thirty Seconds to Mars Thou Three Days Grace Thunder Thundercat Thundermother Thunderpussy Thy Art is Murder Times of Grace Tin Machine Tinted Windows TMG TNT To Kill Achilles Toad the Wet Sprocket Todos Tus Muertos Tokyo Dragons Tokyo Motor Fist TOKYO ZAWINUL BACH Tom Keifer Tom Misch Tom Morello Tomahawk Tommy Lee Tommy's Rocktrip Tony MacAlpine Tony Martin Tool Toro Y Moi Torres Tortoise Toto Touché Amoré Towers of London Traening Train Trapped Under Ice Travis Treatment, the TREEBERRYS Tribulation TRICERATOPS Trivium Trixter Turbulence Turmion Kätilöt Turnstile Twenty One Pilots Twisted Sister Two (2wo) Two Door Cinema Club Two Lone Swordsmen Tycho Tygers of Pan Tang Tyketto U.D.O. U2 UA UFO Ugly Kid Joe Ultraphonix Ultraísta Umbra Vitae Underoath Underworld Unearth United Unkle Uriah Heep Used, the UVERworld Vader Vain Van Halen Vandenberg Vandenberg's Moonkings Veil of Maya Velvet Revolver Venom Venom Prison Verve, the Vexed Vibrators, the Vicious Rumors Vince Neil Vinnie Vincent Invasion Violette Wautier Vivian Campbell Vixen Voivod Vola Volbeat Volumes VOW WOW VV (Ville Valo) w-inds. W.A.S.P. Wage War Waltari WANIMA Wardruna Wargasm (UK) Warrant Warrior Soul Waterparks Wavves Wear Your Wounds Weeknd, the Weezer Wet Leg Wham! Wheatus While She Sleeps White Lion White Stones White Stripes, the Whitechapel Whitesnake Who, the Wig Wam Wildhearts, the Wilko Johnson Willard, the Willow Winery Dogs, the Winger Wings Witch Witherfall Within Temptation Wombats, the Wrench W(ダブルユー) X JAPAN XG Xibalba Y&T Yeah Yeah Yeahs Year of the Knife Yellow Magic Orchestra YELLOW MONKEY, THE Yes Yngwie Malmsteen YO-KING Yo-Yo's, the YOASOBI Yonaka You Me at Six YUKI Yumi Zouma Yungblud Yves Tumor Zakk Sabbath Zakk Wylde ZAZEN BOYS Zeal & Ardor Zeppet Store ZIGGY ZYX ZZ Top ×ジャパリ団 μ's ℃-ute →Pia-no-jaC← 「100番勝負」 「10年前」 「1年のまとめ」 「20年前」 「AIN'T IT FUN」 「CCCD」 「DJ / イベント出演」 「R.I.P.」 「アクセスランキング」 「アンケート」 「ゾ」 「ネットラジオ」 「フェス」 「仕事紹介」 「再結成」 「分析ネタ」 「平成の30枚」 「私的ベスト10」 「記事一覧」 「音楽配信」 あぁ! おとぎ話 からあげ姉妹 くるり こぶしファクトリー すかんち どうぶつビスケッツ×PPP ぼくのりりっくのぼうよみ ももいろクローバーZ ゆず ゆらゆら帝国 アイドルネッサンス アンジュルム イヤホンズ インビシブルマンズデスベッド ウマ娘 ウルフルズ エイプリルズ エレファントカシマシ カントリー娘。 カントリー娘。に石川梨華(モーニング娘。) カントリー娘。に紺野と藤本(モーニング娘。) カーネーション キタニタツヤ キュウソネコカミ キリンジ ギターウルフ クマリデパート クラムボン クリープハイプ クレイジーケンバンド グループ魂 ゲスの極み乙女。 コンタクト サザンオールスターズ サバシスター サンボマスター サ上と中江 ザ・クロマニヨンズ スカート スガ シカオ スタァライト九九組 スチャダラパー ストレイテナー スネオヘアー スピッツ スーパーカー ソニン タンポポ チャットモンチー トリプルファイヤー ドレスコーズ ナンバーガール ニューロティカ ハナレグミ ハロー!プロジェクト ヒプノシスマイク ピーズ, The フィッシュマンズ フィロソフィーのダンス フジファブリック フラワーカンパニーズ フランシュシュ プッチモニ マキシマム ザ ホルモン ミドリ ミニモニ。 ムーンライダーズ メロン記念日 モーニング娘。 モーニング娘。おとめ組 モーニング娘。さくら組 ユニコーン ラストアイドル ラブライブ! ラブリーサマーちゃん レミオロメン ロッカーズ ロマンポルシェ。 三浦大知 中島美嘉 中村一義 中村佳穂 中澤裕子 乃木坂46 乃紫 乙女新党 人間椅子 伊藤美来 佐野元春 八代亜紀 凛として時雨 加藤いづみ 勝手にしやがれ 原田知世 吉井和哉 吉川晃司 和田彩花 坂本真綾 堂島孝平 夢眠ねむ 大塚愛 大槻ケンヂ 大江慎也 太陽とシスコムーン(T&Cボンバー) 奥田民生 奮酉 女王蜂 如月レオン 宇多田ヒカル 安倍なつみ 安全地帯 寺嶋由芙 小沢健二 小泉今日子 尾崎豊 岡村靖幸 岡村靖幸と石野卓球 左とん平 市井紗耶香 布袋寅泰 平井堅 後浦なつみ 後藤真希 忌野清志郎 怒髪天 惑星 折坂悠太 押尾コータロー 推定少女 揺らぎ 斉藤和義 斉藤壮馬 新垣結衣 日向坂46(けやき坂46) 日暮愛葉 星井七瀬 星屑スキャット 星野みちる 星野源 春ねむり 暴動クラブ 曽我部恵一 月島きらり starring 久住小春(モーニング娘。) 有村竜太郎 朝霧 Jam 木村カエラ 東京スカパラダイスオーケストラ 東京事変 東京女子流 松浦亜弥 松田聖子 柴田淳 桑田佳祐 森七菜 森重樹一 椎名林檎 椿屋四重奏 楠木ともり 櫻坂46(欅坂46) 氣志團 水曜日のカンパネラ 水瀬いのり 氷室京介 永井ルイ 沢田研二 浅井健一 浜崎あゆみ 浜田麻里 渋さ知らズ 片平里菜 玉置成実 玉置浩二 田中フミヤ 真心ブラザーズ 矢口真里 石川梨華 砂原良徳 私立恵比寿中学 筋肉少女帯 米津玄師 結束バンド 絢香 羅針盤 美勇伝 花冷え。 菊地成孔 藤本美貴 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 道重さゆみ 遠藤ミチロウ 金子ノブアキ 銀杏BOYZ 阿部真央 陰陽座 離婚伝説 電気グルーヴ 鞘師里保 頭脳警察 飯田圭織 齋藤飛鳥 10-FEET 1975, the 2 Many DJ's 22-20s 22/7 3 Colours Red 3 Doors Down 3rd Secret 3776 44MAGNUM 54-71 9mm Parabellum Bullet

カテゴリー