2001年最後のライヴは市井紗耶香の復活ライヴでした。が、まさか2002年最初のライヴがモーニング娘。をはじめとする「ハロー!プロジェクト」(以下、ハロプロと略)の正月公演になるとは(いや、行きたかったんだけどね、三が日の中野サンプラザ公演とか)。しかも選んだ日が愛する石川梨華さんの17回目の誕生日、選んだ場所が福井県だという‥‥バカも休み休み言えってとこでしょうか?(苦笑)
そんな事言いながらも、しっかり交通手段を考えたり、宿を予約したり、更にもう1公演観れないか動き回ったりで(本来昼公演のみだったが、夜公演も観れないかヤフオクをしきりにチェック。まぁ高かったので止めたのだけど)‥‥今の俺にはチャーミーしか見えません(爆)
まぁ冗談はさておき(半分冗談じゃないんだけど)、行ってきました、福井県! 北陸地方には19歳の時に富山~金沢へ2泊3日の旅行(しかも男4人で)の経験があるのみで、基本的には自分にとって「未開の地」でした。当然今回も「娘。コンサート」が目的なだけで、観光なんて全く考えてません(そもそも地元を朝5時に出発し、昼12時過ぎに福井着、そのまま14時半に開場~15時半開演~17時半終演で、18時にホテルにチェックイン。翌日も11時に福井発、12時過ぎに米原から新幹線で東京へ‥‥ってスケジュールじゃどこも観れないんですが/苦笑)。今の俺の目的はただひとつ、石川梨華にただ一言、「お誕生日おめでとう」と言うだけ。後はおまけです(狂ってるとか言うなそこ)
というわけで、ライヴの感想なんぞを綴っていこうと思うのですが(どうも文体が某ページでのパターンと変わらなくなってるような気が‥‥まぁ判る人だけ笑ってください)、一体誰が読むのでしょうか?(笑)
会場となる福井フェニックスプラザは、市の文化会館や体育館といったイメージではなく、大きな会議場というイメージの作り。大きめの舞台があり、フロア前方にパイプ椅子が並べられ、後方には取って付けたような段差の上に椅子。最大キャパは2000人と書いてありましたが、実際には1500人程度じゃないでしょうか?(簡単に数えてみたけど、そんな感じでした)
客層は、男性客(ハッピや特攻服を着たマジヲタ含む)が4割強、お子ちゃまと連れのお父さんお母さんが4割、そして驚いた事に女性が2割程度いました。都心での娘。ライヴでもこうなのでしょうか? 特に女性は中高生が殆どなのですが、中には20代半ばと思わしき女性があややを振り付きで唄っていたりなど、とても微笑ましかったです。
自分の席は真ん中よりちょっと後ろの、段差が付いた席、ステージ向かって左側。席からステージまでの距離は10数メートル程度でしょうか?(いや、もっとあったか??)この位置でもオペラグラスを使うことなく、十分顔を確認できます。こりゃ凄い。初の娘。ライヴをこんな小さい会場で、しかもこんな間近で観れるとは‥‥これがサンプラザや横アリだったら‥‥(って行くんですけどね、2月のアリーナ公演も/苦笑)
そういえば、客入れのS.E.が何故かPRODIGY「THE FAT OF THE LAND」だったのには、何か深い意味があるのでしょうか?(苦笑)個人的に、すっげー気持ちが高揚して、いい前振りになってくれました。
●オープニング
定刻通りに会場暗転。ヲタの大歓声。さすがこの日はチャーミーの誕生日という事もあって、「梨華ちゃんコール」が一際目立ちました。続いてお子ちゃまからの「加護ちゃんコール」、更に地元福井出身の「(高橋)愛ちゃんコール」も凄いです。とても加入後数ヶ月のメンバーに対するコールとは思えません。それくらい大人気でした。
ステージ左右には小さいスクリーンがあって、そこに出演者ひとりひとりの顔と名前が紹介され、思い思いのメンバーが登場すると、大歓声。当然俺も石川萌え。
ひと通りの紹介が終わると、ステージ左側からアフロの女性が‥‥何のことはない、元T&Cボンバーの稲葉貴子だった(笑)。あぁ、ミュージカル「LOVEセンチュリー」での役そのままやん‥‥彼女が今回の総合司会ということになるようだ。そして彼女に引き連れられ、3人の初々しい女の子が登場。今回のツアーからハロプロに参加することになった3人(藤本美貴、里田まい、石井リカ)だった。それぞれ自己紹介し、観客からも暖かい拍手が。そして稲葉が「外は寒いけど、ステージはこれから夏祭りだぜ~!」みたいなMCをしていると、薄暗いステージ後方にハッピを着た10人祭の姿が‥‥いよいよスタートだ。
●10人祭
テレビの歌番組やPVと違って、なっちや飯田さんは髪型もストレートのまま(この後、娘。もあればタンポポもあるしな)なので、ちょっと違和感が。ボコーダーを使ったパートがあるので、結構口パクっぽい。マイクもハンドマイクじゃなくて、ヘッドセットだから余計生歌っぽく聞こえない。というより、あれだけ派手に動き回っても、なっちにしろ圭ちゃんにしろ、そして辻ちゃんにしろ、みんなちゃんと外さずに唄いこなしてるんだもん(当たり前って言われればそれまでだが)、ちょっと感動。
個人的にはなっちと飯田さんの「いるだけで華」なオーラに、やっぱりスターなんだなと実感。辻ちゃんもいるだけで微笑ましいし、圭ちゃんは振りの大きい、ビシッと決まったダンスに目を惹き付けられる。逆に、よっすぃーはここでは殆ど目立ってなかった(というより、どれがよっすぃーなのかを認識するまでに時間を要した)。まだメロン記念日の3人(村田、斉藤、大谷)の方が目立ってたなぁ。
あ、歌ですが。基本的にはテレビと一緒で、2コーラス目をカットしたショートバージョン。なので、あっという間に終わります。しかも10人祭は10人の持ち味を生かす(というか10人全員を認識する)前に終了してしまいます。だからどうしても娘。メンバーを目で追って終わってしまうという。まぁ仕方ないか‥‥
●7人祭
続いて7人祭。ここも見所満載。とにかく「華」が多い。唄い出しのメロン柴田にいきなり目を奪われ、続いてごっちん‥‥基本的に彼女にはあまり興味がなかったのだけど、やっぱり可愛いわ、うん。オーラとかそういうのはあんまり感じなかったけど、やっぱり他と比べるとダントツに可愛い。そして矢口‥‥あれ‥‥矢口がふたりいる‥‥(汗)途中で一方がカントリー娘。のあさみであることが判明。ちゃっかり金髪にしてるし(苦笑)小柄なので、動き回られると一瞬間違えます。う~ん、ここではやっぱりごっちんかなぁ。柴田はさすがに控えめっていうか。メロンはもっと自信を付けて欲しいなぁ。そしてもっと売れて欲しいッス。
●三人祭
そしてお待たせ、期待の三人祭の出番。薄暗いステージ上にマイクスタンドが3つ運び込まれ、3人の小柄な女の子が登場し、照明がパッと点くと‥‥そこには衝撃的な現実が待ちかまえていました。
か、加護ちゃん‥‥
大き過ぎだって、横に(汗)
マジで焦りました。あややとチャーミーが他と比べても細いってのもあるんだけど、とにかく加護ちゃんが横にこんなにも大きくなっていたとは‥‥だって肩幅が全然違うもん。衣装のせいかな?とか考えて自分を納得させようとしたけど‥‥うぅ~ん‥‥何か段々観てて痛々しく思えてきたよ(加護ヲタ、ゴメン!悪気はないんだよ?)。テレビで観たときもこんなんだったっけ‥‥といろいろ思いを巡らせている間に、サビ前の「勝負!勝負!勝負、勝負、パ~ティ、パ~ティ、イェ~!」のパンツ見せ(笑)に‥‥ここでまずこの日1回目の脳挫傷(爆)。ダメだって、お子ちゃまが沢山いるのに。お兄さん、腰が抜けましたよ、マジで。
●全員でアカペラ(マイクなし)
ここでステージ上にハロプロ全メンバー30人が勢揃い。凄まじいですよ、マジで。クドいを通り越して、「俺が悪かった」って言わざるを得ない光景。しかも会場・ステージ共に小さいもんだから、余計に威圧感あり過ぎ。で、祭シャッフルの20人(これだけでも十分な威圧感)がステージ上に残り、童謡を唄おうという事になり(童謡アルバムのプロモーションも兼ねてるのね/笑)、ハンドマイクなし(但し左右上方から音声を拾う釣りマイクあり)で童謡"花"を唄う。会場が小さいから釣りマイクさえもいらないと思ったけど‥‥これが意外とイケてまして。ちゃんと中学校の合唱部並みにハモってました(いや、嫌味でなくて、マジで)。思えば初期の娘。にはこういう要素(楽曲的にではなく音楽的に)が沢山あったのに‥‥歌唱力が弱点なメンバーを補充すると、大変なわけですね、ねっ、石(以下自主規制)
●平家みちよ
石川萌えしつつも、やはり三人祭のあの「ピンクのヅラ」があると、どうも‥‥どうやら俺はそこまでマニアではないようで(笑)。ここから各メンバー/ユニットの歌へ。まずは平家さん。歌唱力は全メンバーの中でも抜群。最も安心して聴いてられるんだけど、可もなく不可もなくって印象が強いんだよなぁ。本来は彼女が勝者で、娘。(中澤、安倍、飯田)が敗者なわけなのだけど‥‥最終的には逆転してるという。何か切っ掛けがないと、この人はずっとこのままなのかなぁ、なんて考えたりして。歌も上手い、喋りもそこそこ面白い(関西方面の人ですし)‥‥勿体ないなぁ‥‥それに、つんく♂の書くメロも合ってないんだよなぁ、何か。"プロポーズ"って曲は彼女のこれまでの楽曲(はたけプロデュース曲も含む)の中でも一番好きなんだけどなぁ‥‥
●前田有紀
未だにこの人がハロプロに参加してるって事実が俺には驚きで。事務所的には「アリ」なんでしょうか? 五木ひろしのとこの人でしょ、彼女? 演歌の人でしょ? 何か「ハロモニ」スタート当初、飯田さんが1日マネージャーとかやってなかったっけ?(あれ、「アイさが」だったっけ?)それが切っ掛けでハロプロ入りしたような‥‥で、それはいいとして‥‥何故に師匠・ひろし五木の歌を唄ってるのでしょうか? 上手いだけに、更に頭の中が混乱‥‥ヲタの皆様、ご丁寧にサイリウム振って応援してるし。けど、お子ちゃまは正直だね。平家さん辺りからずっと座ってるわ(苦笑)。お父さんお母さん(といっても俺と同年代か‥‥/汗)も少々疲れ気味&困惑の顔。そりゃそうだ、ミニモニ。目当てで来たのに、五木ひろし聴かされた日にゃ‥‥
●カントリー娘。に石川梨華(モーニング娘。)
さぁ、気を取り直して‥‥待ってました! 俺は、俺は‥‥これが観たくてここまで来たんだよぉ!(マジで)カントリーに新メンバーが加入したという事で、チャーミーの出番はそろそろ終わりだろうってことになりそうなので、観れる時に観ておこうってなって、しかも彼女の誕生日にライヴやるなら‥‥ねぇ、普通は行くでしょ、福井でも?(いや、行かないって)
4人編成となった「カン梨華」は左からあさみ、チャーミー、りんね、まいの並び。衣装もまいちゃんはオレンジ色のを着ています(それ以外のメンバーはテレビやこれまでのライヴと一緒)。歌パートは石川さんのパートを少しまいちゃんに分けて、頑張って唄ってました。石川さん、驚くくらいによく唄えてました、思った以上に‥‥正直、すっげー不安だったんですが。誕生日にまで外してまたネガティブになられても困るし。けど、それは要らぬ心配でした。いつも以上に気合いが入っていたように感じました(逆にその方が心配なんですが、彼女の場合)。まぁ昼夜公演の1回目だしね、夜公演がどうだったかは知らないけど(想像はつくけど/苦笑)。とにかく、チャーミーに甘い俺でも80点はあげましょう。
とにかくね‥‥やっぱり実物は考えられない位に可愛かった、と。あり得ないもの、俺の実生活の中では(笑)。そのくらい、非現実的な可愛らしさ。「君がいれば張り切っちゃう♪」のところで、この日2度目の脳挫傷(爆)。
●後藤真希
ごっちんのソロです。今回は娘。ライヴ時と違って、バックダンサーがいないせいか、妙に心細そうなごちん。その分、ステージ後方の階段に座っている出番のないメンバー(なっちや圭ちゃん、その他のグループのメンバー及び5期メンバーの4人)が一緒に手拍子とったり、唄ったり、振り真似をしております。特に目に付いたのが、圭ちゃん。彼女は全部の曲を振り付きで唄ってました。5期メンバーも‥‥特に高橋、紺野、新垣の3人が‥‥一緒に並んで、楽しそうに唄い踊っていたのが印象的でした。基本的に「祭シャッフル」がメインなので、5期メンバーの出番は娘。ステージまでなし。そりゃ手持ち無沙汰で全部覚えちゃうか。
で、肝心のごっちんですが‥‥俺、彼女のソロ曲ってどうも好きになれないんだよね。何か、彼女に対するパブリックイメージってこういう曲調なのかなぁ、と。それじゃ安易過ぎないか、と。俺的にはソロでの「後藤真希」よりも、プッチモニでの「ごっちん」の方に、等身大の彼女らしさを感じるのですが‥‥どうも、つんく♂自身も迷っているような‥‥。
●ミニモニ。
お待たせしました、お子ちゃまにとってのスーパースター、ミニモニ。の出番です。本来ならここで「ジャンケンぴょん!」や「ミニモニ。テレフォン」を唄って、一緒に唄って踊ってとなるのでしょうが、いきなり1/30リリースの新曲"ミニモニ。ひなまつり!"のお披露目となってしまい、固まってしまう子供達。それでも楽しそうだったけどね。そうか‥‥「ミニモニ。ひなフェスティバ~ル!」なのか‥‥(笑)娘。での"ミスムン"路線を引き継いだかのような、オールディーズ風の曲調が好印象。やっぱり外さないな、ミニモニ。は。加護ちゃんは、まぁ十二単みたいな衣装のせいもあるだろうけど、辻ちゃんと並ぶとそんなに大きく感じないんだよなぁ。辻ちゃん自身、そんなに大きいと感じなかったんだけど。なっちと並んでも‥‥あっ、なっちと並んだからか?
●再び童謡
稲葉、石井、里田、藤本の4人が再登場し、私達も唄いたいということになり、4人で唄うことに。石井リカさんってハロプロ内の「童謡のお姉さん」なんだ‥‥元Peachy(奥井香プロデュース)なのに。
そして、藤本美貴の初舞台ということで、中澤姐さんを呼んで、如何に緊張しないでステージをこなすか?と質問。それに対して姐さん「私は未だにステージ前は緊張してる」‥‥有名ですよね、姐さんの緊張振り&人見知りって。聞く相手が間違ってると思うんですが(これが飯田さんだったら「手のひらに『人』と書いて飲み込む」って言うと思います。石川さんが未だにそうしてるように)。
●藤本美貴
あややと比べるとまだ未完成ですが、恐らく今後伸びていくんだろうな‥‥そう感じさせる何かを見た気がしました。歌唱力は確かにあるわ、娘。以上に。つうか、4期メンバーオーディションの10人に残ったにも関わらず、辻加護よっすぃーチャーミーが選ばれるという事態に‥‥つんく♂的には「歌唱力」よりも「キャラ」を取ったということなのでしょうか? 確かに最近のチャーミーの壊れっぷり、よっすぃーの当初と現在でのキャラの変わり様、そして辻加護の(以下自主規制)
とにかく、デビューは3月。その頃にはいろんな歌番組に出ると思うので、まだ彼女を知らない人はその時に判断してください。俺的には、まぁあややのようにはならないまでも、楽曲次第で評価が分かれると思うのですが(そう、デビュー曲自体はそんなに魅力的じゃないんですよ)。
●中澤裕子
1ヶ月振りの姐さん生歌。曲はAXでも聴いた"二人暮し"。あの時はピアノ+ガットギターというアコースティック編成だったけど、今回はカラオケ(姐さん流に言えば「みんなが唄ってるのとは違う、豪華で特別なカラオケ」)‥‥やっぱり、こうも印象が変わるんだなぁと再確認。唄い方自体はそんなに変わってないはずなのに、受ける印象は全く違う。どっちのアレンジが優れてるとかそういう問題ではなく、そもそも姐さんの唄い方/声自体がアコースティック向きなのだ。う~ん、そろそろ次の曲の準備してると思うんだけど‥‥つんく♂、気付かないかなぁ、自分のミスに。
●ココナッツ娘。
いつの間にかダニエルが抜けて、3人になってたココナッツ。好きだったんだけどな、ダニエル、何か‥‥さすがに日本語が話せる2人(アヤカとミカ)は抜けるはずもなく、残ったレフアの運命は‥‥けど、最近は「アイさが」や「ハロモニ」でもひょうきんな一面を見せたりしてるので、このまま頑張ってくれるかも。
この"情熱行き未来船"って曲を聴くと、「太陽とシスコムーン」(T&Cボンバーではなく)の良き時代を思い出すんだよなぁ‥‥いい曲沢山あったもんなぁ、あそこも。あの路線を引き継ぐユニットが今、ないんだよね。あと「三色シャッフル」での黄色5タイプの楽曲とか。このままココナッツがこの路線を引き継いでくれると、個人的には応援のし甲斐があるんですが‥‥。
アヤカ推しだと思ってたココナッツですが、気付くとミカがセンターにいる時間が長いような‥‥ミニモニ。人気にアヤカって、否、あやかってなのでしょうか? まぁ歌のパートは満遍なく振り分けられてるので、そこまで作為を感じないのですが。純粋な外人メンバーが1人だけとなってしまった今、ココナッツに何を求めるのか‥‥英語のセリフがネイティブでカッコイイとか、そういう次元でしか語れなくなるのは悲しいです。もっと曲&歌で唸らせて欲しいな。
●プッチモニ
急に大歓声。これまでと桁違いの声援。そりゃそうだ、天下のプッチモニだもの。唄い出しが「メリークリスマス」から「プッチモニ、行きま~す!」になってた他は、いつも通り。よっすぃーがやたらとニコニコ笑顔だったのが印象的。圭ちゃんのダンス&歌は相変わらずで、安心して見てられる。つうか今日の圭ちゃんは俺的にポイント高し。俺も既にマニアの域に突入したってことなのか?
そして、ごっちん‥‥やっぱりプッチでのごっちんの方が全然可愛い‥‥というか、7人祭やソロでは感じられなかった「オーラ」みたいなもんをひしひしと感じたよ。やっぱり彼女もまだ16歳だもん。「あり得る/あり得ない」って観点で見れば、絶対にプッチでのごっちんの方が「あり得る」もんなぁ‥‥。
結論。やっぱり"ぴったりしたいX'mas!"はいい曲だなぁ、と(笑)。
●タンポポ
続いてタンポポの出番。俺が陣取る左側は、タンポポで言えばチャーミーサイドということになるわけで‥‥じっくり堪能しました。石川さん、やはりここでもちゃんと唄えてました。何、やっぱり俺を意識して慎重に唄ってくれてるわけ?(←少なくともこの日、こう思った石川ヲタは数百人レベルでいると思われ)あ、今こっちの方を見て微笑んだ‥‥間違いない、俺にだ(爆死)この日3度目の脳挫傷(苦笑)。もうね、曲もさることながら、パフォーマンスも文句なし。あぁ~タンポポのソロライヴ、観てぇよ~(泣)
●全員登場、MCへ
ここでステージ階段に全員が2列になって座り、稲葉が何人か選んで「今年始めようと思ってること」というようなテーマでMCを行うわけで、まずは平家さんが選ばれる。平家さんは免許が取りたいそうですが、周りからトロいと思われてる為、反対されてるようです。そんなにトロそうなイメージはないんですが、身近にいるとそうなんですかね? 稲葉さんや姐さんは、ウンウン頷いてましたが(笑)。
続いてよっすぃーが選ばれる。「ボクシングを始めた」と。去年、雑誌の企画でちょっと真似事でやったのが切っ掛けと言ってましたが、24時間テレビでもガッツさんの頑張りを見ていろいろ思う事があったのかもしれません。最後にガッツ語「オーケー牧場」も忘れません(笑)。
ここで終わるはずが、稲葉も何かを察知したのか「特別にもうひとり行きましょう。誰がいいかなぁ~?」と客席に伺う。当然、みんな「梨華ちゃ~ん!」と叫ぶわけだが‥‥俺は何故か「柴田、ぜってー柴田以外あり得ないってば!」と絶叫。オイオイ、さっきまでの萌えっぷりはどこへ‥‥。
当然、石川さんの横に稲葉さんが座るわけです。で、石川さんは答えるわけです、「世の中の情報化社会の流れについていけるように、パソコンを始めたい」と。圭ちゃんの影響なのでしょうか?「2ちゃんねる」を覗くチャーミーが登場する日も近いのかもしれません。しかし彼女、まだパソコンは持っていないそうです‥‥俺に買えって言ってるのか?そういう意味なのか??(圭ちゃんはファンからVAIOを貰ったって聞いた事があるので、石川さんも優秀な先輩の発言に習って言ったのでしょうか?/笑)
ここまでで、まだ石川さんの誕生日について、誰も触れていません。
●メロン、そしてあやや
メロンとあややが残って、稲葉さんがいろいろ質問してます。が‥‥その直前のMCの時点で4度目の昇天状態だった俺は、ここで記憶がプッツリ途切れます。意識が戻るのは、あの印象的なイントロを耳にした瞬間でした。そうです、念願の生メロン記念日です‥‥。
●メロン記念日
この曲から、急にオケ音がデカくなった気が。とにかくこの曲、クラブでかけた時にも思ったけど、音の抜けがいい。CDで聴くとそんなに感じないんだけど、やっぱり低音の鳴りが他のハロプロ関係と全然違う。まぁ娘。やあややの曲は金のかけ方が違うので別として、他のシャッフルやソロアーティストの曲と全然鳴りが違うのよ。もうね、カラオケにも関わらず、モッシュするき満々だったもん。
やっぱね、メロンはいいよ。それ以上でもそれ以下でもない。当初は柴田以外は興味なかったけど、今では「この4人じゃなきゃ意味ないっしょ?」とまで言い切れる程のヲタ振りを発揮。ちなみに気付けば、全シングル4枚揃えてました。しかもこの日も会場で、メロンのサイン欲しさにもう1枚"This is 運命"買っちゃいましたから(同じ理由で、カントリーのアルバムももう1枚購入。て優香アホですか俺は)。メロン、マンセー!
●松浦亜弥
やっぱり別格ですね、彼女のみ。いきなり3曲ものメドレーですよ。持ち時間違いすぎ。娘。級の扱いですわ。やっぱ曲、いいもんなぁ、こうやって聴いても。"LOVE涙色"のサビでは、客も一緒にあの振りをやってました(そして気付けば俺も)。あり得ない、あり得ないと言いながら、自分が一番あり得ない方へ進んでる気がしますが、もう否定とか肯定とかそういう次元の問題じゃないです。だって楽しいんだもん♪(壊)
あややは本当に完成し尽くされてるよ。テレビ程の衝撃は受けなかったものの(ライヴ用に振りがアレンジされたものと思われる)、やっぱり存在感が違う。娘。13人=あややひとり、といった公式が成り立つ位のオーラ。だから「アイドルサイボーグ」って呼ばれちゃうのよ。ここまで完璧なアイドル、近年いないって。浮いてるもんなぁ、ハロプロ内でも。
●モーニング娘。
ここまでの時点で1時間15分経過。ここから約30分が娘。の持ち時間ってことか‥‥まずはあの印象的なインダストリアルノイズ風サウンドが‥‥"ザ☆ピ~ス!"13人バージョンからスタート。衣装は"ダンスサイト"風で銀のラメ入り。石川さんは帽子被っておらず(カン梨華時の、ポニーテールの変形型のまま)。テレビサイズで、2コーラス目がカット。石川さんのセリフ、必要以上に感情入り過ぎ。そこに萌える俺。5度目の昇天(笑)。
あのね‥‥何でモーヲタのみんなが1つのツアーで何度も足を運ぶのか、凄く理解できたよ。市井のライヴの時は「1公演でもよかったかな?」って気持ちに少しなったけど、ああ成る程、これなら判るよ。全然別物。完璧なエンターテイメント。俺的に全然アリだもん。KISSの小細工やエアロの熱いステージ、チートリのコミカルなやり取り、そしてBON JOVIのヒットメドレーと同じ次元で楽しめるよ、これは。もっと冷静に、引いて観るつもりが、しっかり合いの手入れてるし。1回観たら自分的に納得すると思ったけど、こりゃ戻ってこれそうにないわ(苦笑)。納得しつつ、更に深みにハマる感じ? それくらいの「FUN」や「PLEASURE」がここにはあるわ。それを他人に強要はしないけど、ちょっとでも興味がある人、そして観るチャンスがある人は、悪いこと言わないから行っときなさいって!
1曲終わって、13人横一列に並び、MC。ここでようやく石川さんが自らハイテンションで「石川梨華、本日17歳になりました~!」と言い放つ。この日一番の大歓声。みんなこれを待っていたんだってば。当然、6回目の昇天しときました。か、可愛い過ぎるってば‥‥破格の可愛らしさ。あり得ないって、マジで(笑)。
続いて声援が大きかったのが、やはり地元福井ということもあって、高橋愛ちゃんに対してですか。凄かったよ、マジで。彼女もちょっとだけ感極まったような感じで、自分の名前を言うのも忘れて熱い声援に応えてました(笑)。いやぁ~微笑ましい。
それに続くのは、やはり加護ちゃんでしょうか‥‥しかし加護ちゃん、11月の横アリのビデオでも思ったけど、妙に淡々としてるような気が(観る方の意識が、例の噂に惑わされてるのもあるんだろうけど)。自己紹介が終わった後の、妙な違和感。あれは何なんだろう‥‥凄い気になる。
MCの内容的に一番ヒットだったのが、紺野さんでしょう。「モーニング娘。の美人担当、紺野あさ美で~す!(あの掠れた声で)私の完璧な歌とダンスでモーニング娘。を引っ張っていくので、よろしくね♪」ときたもんだ(爆)すげぇよ、アンタ。台本があるとはいえ、言われるがままにこなすとは‥‥「13人がかりのクリスマス」以降、彼女への関心が更に高まった事と思う。その証拠に、彼女への歓声もかなりのもんだったし。小川さんがここでふたりに2~3歩リードを許してる気が‥‥新垣さんもか。頑張れ!
続いてヒットメドレーがスタート。いきなり豪華に"LOVEマシーン"からスタート。1コーラスでエンディングへ。そのまま"恋のダンスサイト"も同じような構成。エンディングのごっちんが唄うパートをなっちが唄う。あれっ?って思ってたら、ごっちんと加護ちゃんの姿が見当たらず。13人もいるから、意識しなきゃ2~3人減っても気付かないわ、マジで。
曲が終わると、バラード調のイントロが。ステージ上手にドレスを着た加護ちゃんが。曲は"I WISH"。成る程、それで2人が消えたのか(唄い出しを彼女達が唄う為)。アップテンポになるところで、着替えを終えた残り11人も合流。やっぱりいい曲だわ。一番好きなだけあるよ‥‥ただ、願わくばフルコーラスで聴きたかったなぁ‥‥。
しっとりと終わると、そのまま「コングラッチュレーショーン♪」の掛け声。"ハッピーサマーウェディング"だ。1コーラス終わると、例のセリフへ。姐さんが抜けた後は飯田さんが担当。また、姐さんがソロを取るパートはよっすぃーが代わりに唄う。特に違和感なし。まぁセリフは姐さんあってのものって気がしないでもないけど、飯田さんは飯田さんでまた違う味を出してるので、俺的には問題なし。つうか飯田さん、スラッとしてるし美人だし、本当見てて飽きないね‥‥(とかいいながら、常にチャーミー中心なのですが/笑)
「最後の曲です」となっちがMCを取って、曲は"恋愛レボリューション21"がスタート。この曲はフルコーラス唄われました。やっぱり一番ダンスの難易度が高いというだけあって、観てて爽快だね。チャーミーも「ホイッ!」もすっげー勢いで前へ飛び出るし(勢い余って転びそうになってたのには、さすがに苦笑いしたが)。カッコイイよ、素直にそう思ったもん。ああ、俺が10代の女の子だったら、絶対にあそこに加わって唄って踊りたい。モーニング娘。になりたいと思うもの。バンドとは違う楽しさが絶対にあるはずだから。それが何となく理解できるもの。うわぁ、いいなぁ~(アホですか俺は)
ここで一旦終了。当然アンコールを求める声が。しかし、なかなか出てこない。さすがにずっと踊り倒して、ひと休みか?なんて思ったけど、「あの曲」の為にハロプロメンバー全員(稲葉さんと姐さんを覗く)がああいう準備をしてたとは‥‥
アンコールは当然、最新シングル"Mr. Moonlight ~愛のビッグバンド~"。唄い出し「愛をください」は地元ってこともあってか、高橋さんが担当(本来は新垣さん)。やっぱり新メンバーの中では一番安定感ある歌唱力ですね(って思ったら、さっき正月のサンプラザ公演のビデオでも高橋さんが唄ってました。日替わりなのか、それとも今回は高橋さんでずっと行ってるのか?)。
衣装はPVとは違う、年末や紅白で見せたドレスバージョン。フロントの3人(よっすぃー、なっち、ごっちん)は赤のドレス、他の10人はピンクでした。男装しない3人もいいね? この曲も大音量で聴くと栄えるんだよなぁ。クラブでかけると判ると思うけど、すっげー考えて録音されてるよ、最近の娘。の曲は。やっぱり石川さんはここでも別格に可愛かったです。当然、昇天しておきました(7回目)。他には、エンディング辺りでなっちと並んだ時に、何か話しかけてる辻ちゃんが可愛かったです(テレビだと、よくなっちにキスしようとしてるんだよね、この辺りで。て優香ふたりは本当に仲良しだなぁ)。
一旦ブレイクする所で、ステージ上手からブルーのドレスを着た他のハロプロメンバーが登場して、更に華を添えます。娘。は手前でいつも通り踊り、その後方で更に動き回る15人‥‥宝塚か、お前らは!?って思う程に、豪華。つうかやり過ぎって思える程。ホント、ゴージャス。あり得ねぇよ、こんなの。
エンディングを迎え、ステージ両脇に稲葉さん、姐さんが登場。さすがに年齢的に厳しいのか(苦笑)、衣装を着ることもなければ、ダンスに加わることもないふたり。ちょっと残念(いろんな意味で)。稲葉さんの第一声が俺の思い全てを言い表していました。
ハロプロ最高!
本当、バカバカしいと思うかもしれないけど、凄い楽しかった。KISS以来だわ、こんなに「ショー」を楽しんだのは。ただ、それと同時に「物足りなさ」も残りました‥‥ええ、モーニング娘。単体がもっと観たかったです。3月末にモーニング娘。としてのオリジナルアルバムが、約2年振りに発表される事が明らかとなりました。正直、春のツアーは新曲数曲しかないのに、どうするんだろう? ミニモニ。のアルバムが出るから、それを中心にしてライヴやるのか(その後、発売延期されました)‥‥あ、やっぱりミニモニ。がこれで最後ってことなのか!?とか勝手に邪推してたのですが、どうやら今度のツアーは新曲満載の、楽しそうなものになりそうです。こりゃ、行くしかないでしょう!?
あ、その前に来月、横浜アリーナでもう1回、ハロプロライヴを観るんだけどね?(笑)
[SETLIST]
[MC:稲葉貴子、石井リカ、里田まい、藤本美貴]
01. ダンシング!夏祭り [10人祭]
02. サマーれげぇ!レインボー [7人祭]]
03. チュッ!夏パ~ティ [三人祭]
[MC:全員]
04. 花 [全員/アカペラ]
05. プロポーズ [平家みちよ]
06. 契り [前田有紀]
07. 恋人は心の応援団 [カントリー娘。に石川梨華(モーニング娘。)]
08. 溢れちゃう... BE IN LOVE [後藤真希]
09. ミニモニ。ひなまつり! [ミニモニ。]
[MC:稲葉貴子、石井リカ、里田まい、藤本美貴]
10. みかんの花咲く丘 [稲葉貴子、石井リカ、里田まい、藤本美貴]
[MC:稲葉貴子、石井リカ、里田まい、藤本美貴、中澤裕子]
11. Let's do 大発見 [藤本美貴]
12. 二人暮し [中澤裕子]
13. 情熱行き未来船 [ココナッツ娘。]
14. ぴったりしたいX'mas! [プッチモニ]
15. 王子様と雪の夜 [タンポポ]
[MC:全員]
[MC:稲葉貴子、松浦亜弥、メロン記念日]
16. This is 運命 [メロン記念日]
17. メドレー/トロピカ~ル恋して~る
~ 100回のKISS
~ LOVE涙色 [松浦亜弥]
18. ザ☆ピ~ス! [モーニング娘。]
[MC:モーニング娘。]
19. メドレー/LOVEマシーン
~ 恋のダンスサイト
~ I WISH
~ ハッピーサマーウェディング [モーニング娘。]
20. 恋愛レボリューション21 [モーニング娘。]
[Encore]
21. Mr. Moonlight ~愛のビッグバンド~ [モーニング娘。]

▼ハロー!プロジェクト『プッチベスト2 〜三・7・10〜』
(amazon:国内盤CD)