2004/11/23

最後の夜

 ゴメンなさい、3日連続でハロプロネタで。けど書かずにはいられないんです‥‥

 21日のモーニング娘。コンサート夏秋ツアーラスト。飯田圭織の娘。コン最後でもあったわけなんですが、もの凄いサプライズがあったようですね。

 開演前のS.E.としてタンポポの "聖なる鐘が響く夜" や娘。初期の "Good Morning"が流れたり。

 ラストの圭織MCの時に "タンポポ" が流れ(しかも本人も知らなかったらしい)そのままソロで歌い。最後の最後に "愛の種" をバックに万歳三唱って‥‥

 俺、その場にいたら間違いなく泣くわ。ホント、横アリのがDVDじゃなくて、こっちをDVDにすればいいのに‥‥矢口も石川も "タンポポ" の時は泣いていたらしいね。客席には中澤裕子の姿もあったそうで、彼女も泣いてたそうな‥‥もうそれ聞いただけで俺、涙ぐんでるから。

 それでさっきから道で拾った21日の音源を今聴いてるんだけど‥‥やっぱりいきなりの "タンポポ" の瞬間、泣きそうになった。ヤバい‥‥本当にサプライズだったんだな、これ‥‥それにしても、やはりオープニング前から "Good Morning" とか聴かされると、否が応でも涙腺緩むわな。そして大ラストでの "愛の種"‥‥こういう仕掛けができるのも、オリジナルメンバーである圭織だからこそなんだよね。そして‥‥これが最後なんだろうね、こういうサプライズ。いや、矢口の時も何かあるかもしれないけど‥‥でも‥‥

 ハロコン横アリラスト、行きたいけど‥‥本当に観たい人のためにも自分は行かないことにしようかと思案中。ま、来春の石川ラストには行くと思うけど。

 本当の本当に、終わりが近づいてるんだなぁ‥‥



▼モーニング娘。「ファーストタイム」(amazon

投稿: 2004 11 23 05:05 午後 [タンポポ, ハロー!プロジェクト, モーニング娘。, 飯田圭織] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2001/11/26

タンポポ・プッチモニ・ミニモニ。・中澤裕子『TOGETHER -タンポポ・プッチ・ミニ・ゆうこ-』(2001)

  この1月末にリリースされ200万枚以上を売り上げた、今年出たアルバムの中でも間違いなく5本の指に入ったであろうモーニング娘。のベストアルバム、「ベスト!モーニング娘。1」。あゆやヒッキーは別格として、対抗馬はCHEMISTRYくらいじゃなかろうか? そう考えると、ベスト盤とはいえこの売れ方はちょっと異常かなと思えてくる。
  そんな「ベストでボロ儲け」してる中、二匹目のドジョウを狙うべく4月にリリースされたのが、娘。の課外授業といえる各ソロユニットの最新ヒット曲を集めた企画盤、「TOGETHER -タンポポ・プッチ・ミニ・ゆうこ-」である。収録されたのは話題の「ミニモニ。」、ユニットとしては最も古株の「タンポポ」、市井脱退後は路線変更で生き延びた「プッチモニ」、そしてこのアルバム発表前後に脱退した中澤裕子(当時は「~ゆうこ」と表記)の4組。案の定アルバムは1位を記録し、ミリオンには達しなかったものの、それに近いセールスを記録。これも勢いだろうか?

  さて‥‥娘。の課外授業だが‥‥個人的には母体よりも音楽センスが高い楽曲があったり、趣味に近いアレンジの曲があったりで、なかなか侮れない存在なのだ。市井在籍時のプッチモニがそうだったように、母体の娘。では試せないような遊び心やおふざけ感が高く、それは現在にも受け継がれているように思う。では、各ユニット毎にそれぞれの特徴を分析してみたいと思う。


●ミニモニ。

  言うまでもなく、"ミニモニ。ジャンケンぴょん!"がアホみたいに売れまくった、幼稚園児~小学生にとってのスーパースター。正直、あの曲を聴いた時は「バカにするのもいい加減にしろ!」と思ったものの、毎朝寝起きに「おはスタ」つけると流れてくるあのメロディーに‥‥やられました(苦笑)。ついでにミニモニダンスだって踊れます(涙)
  徹底的にエンターテイメントに固執した姿勢は、市井在籍時のプッチモニと同様のものを感じるが、ミニモニ。の方がもっと低年齢層向け。楽曲アレンジもどこか間の抜けた、チープなシンセサウンドを用いて「それっぽさ」を醸し出している。が、実際にヘッドフォンで楽曲を聴くと、意外なほどに緻密なアレンジが施されていることに気付くし、カップリング曲"春夏秋冬だいすっき!"にも同様の拘りを感じる。各楽曲アレンジャーが違うのだが("~ジャンケンぴょん!"はハロプロ御用達の小西貴雄、"~だいすっき!"はローリー寺西との活動経験もある「日本のジェフ・リン」こと永井ルイ)、特に後者の方は永井氏特有の'70年代ブリティッシュ・グラムや職人ポップのような味付けや演奏を楽しむ事ができる。

  何となくだが、ミニモニ。は‥‥短命に終わるような気がする。そりゃ、今後新メンバーを加えて若さと身長(笑)を保てばいいのかもしれないが‥‥逆に長続きされると、見てるこっちがしらけるような。子供の飽きは早い。活動期間が短いのなら、せめてその最後まで大人を舐めきった姿勢と楽曲で、我々をむかつかせて欲しい(笑)。


●タンポポ

  ソロユニットの中では一番最初に誕生(1998年秋)し、初期メンバーの石黒脱退後は飯田、矢口に加え4期メンバーの加護、石川を加えた4人編成で活動している。ユニットのコンセプトも当初「モーニング娘。よりも大人っぽい、コーラスワークを駆使したグループ」でファン層も10代をターゲットにした娘。よりも上の、20代のOL辺りを狙ったものだったそうだ。が、加護や石川といった10代前半の娘達が加入したことによって、そのコンセプトは変えざるをえなかった。結局、前述の永井ルイ氏に発注した4人編成初のシングル"乙女 パスタに感動"のアレンジが完成した時にそのコンセプトが「ロンドン」に変わったそうだ‥‥何だ、ロンドンって!?(笑)まぁ何となく理解できる‥‥この楽曲、思いっきりQUEENやBAY CITY ROLLERSしてるのだ。そういえば、この曲での彼女らの衣装もタータンチェックだったし。
  個人的な趣味で言わせてもらえば、この新生タンポポの音楽性が最も自分の趣味にフィットしている。つうか滅茶苦茶好みだ。新生タンポポ第2弾の"恋をしちゃいました!"もガールズ・ポップの王道中の王道、ど真ん中という名曲。俺内「2001年名曲ランキング」ベスト3入りしてるもん。そしてこのアルバムには入っていないが、先日(2001年11月)リリースされた新曲"王子様と雪の夜"もそれに匹敵する程の名曲だし(こっちの曲もアレンジは永井ルイ氏。つうかこの人のセンスはずば抜けて凄い。QUEENだとかELOを彷彿とさせるギタープレイやシンセのフレーズに、頬の筋肉が緩みっぱなしだもの/笑)。

  この甘ったるいアレンジが、加護と石川の声質にマッチしてる点がまた最強。出来上がった感のある矢口、飯田と比べ、発展途上の加護&明らかに歌唱力が低い石川の幼さ&危うさが、逆に切なさを増してるような気が‥‥って明らかに俺だけだろうけど、そう思ってるの(苦笑)。とにかくこの路線で行く限り、応援し続けようと思ってる。願わくば、永井ルイがオール・プロデュースしたタンポポのアルバムを聴いてみたいのだが‥‥


●プッチモニ

  ソロユニットとしてはタンポポに続いて登場したのが、このプッチモニ。当初は保田と市井、そして当時加入したての後藤という3人で、"LOVEマシーン"成功の煽りを受けてデビュー曲"ちょこっとLOVE"はミリオンヒットを記録。恐らくソロユニットとしては最も売れた楽曲なのではないだろうか? 市井時代のプッチには「バカっぽくて元気、それでいて女の子らしい可愛さ」があったように思うのだが、市井が抜けた後、4期メンバーの吉澤が加入した後のプッチは、吉澤のクールさを取り入れた「カッコいいプッチモニ」をコンセプトに"青春時代1.2.3!"をリリースし、再び成功を手にする。が、両A面曲である"バイセコー大成功!"‥‥これが曲者だ。市井時代以上にバカ‥‥いや、バカを通り越して「狂って」いるのだ(笑)。こりゃ最初聴いた時、笑った笑った。"ちょこっと~"はコミカル以前にまず楽曲の完成度の高さがあったわけだが、"バイセコー~"はまず実験ありき、といった姿勢を感じずにはいられない。一瞬、「へっ、プッチもQUEENを!?」とか錯覚したが、それは俺の間違いだった(苦笑)。"青春時代~"を聴いて「ああ‥‥」と嘆いた俺にとってこの曲は正しく救世主だったと言っていいだろう(笑)。何となく、"~ジャンケンぴょん!"のアイデアの原型がここにあるような気がするのだが、どうだろう?

  思うに、つんくはまだこの頃、キャラの確立されていない吉澤をどう売り出そうか迷っていたのではないだろうか? この振り幅の大きい2曲が同居するシングルを聴くと、そう思えてならない。そして「男らしいよっすぃー」というキャラ(笑)がある程度確立された2001年、"BABY! 恋にKNOCK OUT!"でダサカッコいい路線へと移行し、最新曲"ぴったりしたいX'max!"ではいよいよ初期のバカっぽさが完全復活している(そして楽曲アレンジも、初期のかわいらしさが復活している)。後藤のソロがクール路線を選んだこともあり、今後のプッチが再びこの路線で行くのなら、まだまだ楽しませてくれるのではないだろうか?


●中澤裕子

  娘。がまだデビューしたての頃に、いきなり演歌歌手「中澤ゆうこ」としてソロデビューさせられた(という表現が正しいのだろう)中澤姐さん。しっかりアルバムまで出し、演歌歌手活動に一区切りをつけた2000年夏に、歌謡ポップス"上海の風"で路線変更。これはハロプロ・シャッフルユニット「あか組4」での成功も大いに関係しているような気がする。また、前年末からの"LOVEマシーン"効果によって、中澤のソロでもある程度のセールスが期待出来るのでは?という事務所側の思惑も見え隠れする。結果、それ以後のソロシングルは全てトップ20入り(演歌時代はせいぜい演歌チャート1位が関の山だった)を果たす。

  既に脱退してしまった彼女の今後についてとやかく言うつもりはないが、どうせならつんくの元を離れて、これまで娘。が交わることはないだろうと思われてきた作家・プロデューサーと一緒に仕事をしてはどうだろうか? 最近ではメロン記念日の新曲が作詞作曲をつんく以外の作家が手掛け(つんくはプロデュースのみ)、話題となっている。まぁこの人の場合は別に唄わなくても食っていけるモノを持っているので、そんな心配は無用かもしれないが‥‥個人的には、線の細い声をしてるので、アコースティック系の楽曲で勝負してみては?なんて思う。ファンクラブ向けソロシングルでは、野村義男アレンジでピアノメインのバラードを披露したが、つんく作の人工的なサウンドではなくああいう「生っぽさ」を全面に出した柔らかい曲の方が、姐さんの声を活かせると思うし、普段のキャラとは別の側面を魅せることも出来ると思うのだが‥‥だったら俺がプロデュースしてみるか?(爆)


  ということで、多少妄想が入り交じった各ユニットに対する俺の分析を書いてみたが、結局アルバムのレビューとは少し違った方向に進んでしまった気が‥‥まぁいずれこういう文は他の項目で書いていただろうから、丁度いい機会だったのかもしれない。後はこの分析を読んで、興味のあるユニットの音源に手を出してみればいい。そのサンプラーとして、このアルバムが役立つだろうから(って書いて、どれくらいの人が反応するのかね?/苦笑)



▼タンポポ・プッチモニ・ミニモニ。・中澤裕子『TOGETHER -タンポポ・プッチ・ミニ・ゆうこ-』
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投稿: 2001 11 26 12:00 午前 [2001年の作品, タンポポ, ハロー!プロジェクト, プッチモニ, ミニモニ。, 中澤裕子] | 固定リンク