カテゴリー「頭脳警察」の4件の記事

2004年6月 4日 (金)

頭脳警察『頭脳警察セカンド』(1972)

  言うまでもなく、日本のロック史に残る名盤のひとつ。海外でLED ZEPPELINやROLLING STONESが大暴れしてる頃に、既に'72年に頭脳警察みたいなこんなにもカッコいいロックバンドがここ日本にもいたという事実、これを忘れちゃいけないと思う。確かにまだこの時点では『ロック前夜』だったのかもしれないけど、確実にその芽はすくすくと育っていたんだからさ。

  三億円事件のモンタージュ写真をジャケットに用いたファーストアルバムが発売禁止になった後、すぐに制作されたのがこのセカンドアルバム。ファーストがライヴ音源だったことを考えると、初めてのスタジオ作品という意味でこのセカンドこそが本当の意味でのファーストアルバムと見ることもできるけど、やはりあの衝撃的なファーストがあったからこそ、このセカンドが活きるんだろうなぁ、という気も。

  オープニングのブリブリいうベース、続いてリズムインするドラムとギターリフを聴いてお判りの通り、このアルバムはフォークアルバムではなく、しっかりとしたロックアルバム、いや、ハードロックアルバムなんですよね。時代がそういう方向に向かっていたってのも影響してるんでしょうけど、彼らの攻撃的で、それでいて感傷的に染み入る歌詞を考えると、こういうストレートな表現方法が一番合ってるように思います。ファーストで既に披露されていた "銃をとれ!" は地を這うようなヘヴィロックに生まれ変わってるし、更に "マラブンタ・バレー" とのメドレーになってたりして新鮮さを我々に与えるし、トシのパーカッションが激しいグルーヴィーなヘヴィロック "軍靴の響き"、後に内田裕也の持ち歌みたいになってしまったシンプルなロックンロール "コミック雑誌なんか要らない"、同じくファーストでも披露されていたフォークロック調の "暗闇の人生"、ファンキーな色合いも見せるヘヴィブルーズ "お前と別れたい" といった攻撃的な曲のみならず、ヘルマン・ヘッセの詩を元にした名バラード "さようなら世界夫人よ"、8分以上もあるメッセージ性の強いスローナンバー "それでも私は"、ちょっとだけコミカルな要素を含んだフォーキーな "いとこの結婚式"、ちょっとだけオシャレな雰囲気を漂わせる "ふりかえってみたら" といったメロウでポップな側面もしっかり持っている。そういう意味では非常に親しみやすい作品だと思います。ファーストがギターとパーカッションと歌だけ、という特殊な編成で作られたライヴ作品だったこともあり、やはり頭脳警察のカッコ良さをより判りやすい形で理解してもらうには、このアルバムから聴くのが一番いいかもしれませんね。

  このアルバム、無事リリースされたのですが、やはりというか発売後1ヶ月で発売禁止処分に。「反社会的」ってことなんでしょうけど(実際 "暗闇の人生" や "お前と別れたい" の歌詞には伏せ字が入ってますしね。「麻薬を射たれたかの様に」や「だけどマリファナだけが慰める」って歌詞が引っかかったのでしょうね)、それから10年後の'81年になってようやく再発売されるんですが、その後も何度か廃盤/再発を繰り返したみたいですね。2004年の今において、これよりも過激な内容の歌詞を持つアルバムなんて山ほどあると思うんですが、何故彼らだけが未だに目の敵にされるのかといえば、やはり政治的な面からなんでしょうかね。まぁ発売禁止といっても、その殆どがレコード会社の自主規制だと思うんですが‥‥

  ここ数年、自分のモチベーションが落ちて、新たに自身を奮い立たせようと思った時、必ず頭脳警察のアルバムをファーストから年代順に聴いていきます。ファーストで決意表明し、セカンドで身体が動く(=行動に移る)‥‥後はひたすら戦うだけ。ここ数日、またそんな状態だったもんだから、このセカンドが余計に沁みるわけですよ。そう、特にスロウな面の方がね‥‥



▼頭脳警察『頭脳警察セカンド』
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2003年3月31日 (月)

頭脳警察『1973.10.20.日比谷野音“聖ロック祭”』(2001)

  頭脳警察が'70年代に活動してきた中で、正式な記録として残されたライヴ盤がファーストアルバムのみだというのは、ちょっとしたファンならご存じでしょう。そのファーストアルバムもギターとパーカッションのみという変則形態での録音だったので、実は「ロックバンド」としての頭脳警察の凄さを余すところなく収めたライヴ盤は、初期に関しては正式には発表されていませんでした。'90年代の再結成時、唯一「LIVE IN CAMP DRAKE」というライヴ盤を残しているけど、それ以外にリリースされた‥‥今回紹介するアルバムも含めて‥‥ライヴ盤は、そもそもリリースを目的として収録されたものではないので、録音状態は酷いものが殆どで、正直「公式ブートレグ」と呼んだ方が正しいように思える内容だったりするんだけど‥‥ただ、それでもないよりはマシで、あの当時の空気を多少なりとも感じ取ることができるなら、やっぱり手を出してしまうんだよねぇ。

  今回紹介するライヴ盤も、頭脳警察の再々結成に合わせて'01年に‥‥18年もの歳月を経て発表された代物なのだけど、これがただの極悪ライヴ盤ではないんだな。この日のライヴというのはファンの間では結構有名なライヴで、実はバックを務めるのがかの四人囃子だというのです。四人囃子も何度か再結成をしていて、昨年はフジロックにも出演したり、当の頭脳警察とジョイントライヴを行ったり等、記憶に新しいと思うんだけど、このライヴ盤では四人囃子のメンバーがドラム・ベース・ギター・キーボードを務め、パンタがボーカル&ギター、トシがパーカッションという6人編成でのライヴを収めています。アルバムには18曲が収録されているけど、実際にはもっと演奏されていたようで、アコースティックセット等も含まれていたようです。

  さてさて、その内容なのだけど‥‥'73年というと、5枚目のアルバム「仮面劇のヒーローを告訴しろ」をリリースした年ということで、同アルバムからの曲が中心になっています。録音状態はとにかく酷く、テープのヒスノイズも結構酷いし、音の歪みも激しいし、各楽器やボーカルのバランスも悪い。作品としてリリースするにはちと厳しい内容なんだけど、やはり貴重な音源ということでどうしてもその辺は目を瞑ってしまいたくなるんだよねぇ‥‥しかも、この演奏がまた凄いの何のって。リハ不足は否めないんだけど、テンションだけは異常に高い。特に初期の曲‥‥"ふざけるんじゃねえよ" や "歴史からとびだせ" 等はもの凄い勢いとテンションで演奏されているし、パンタのボーカルも荒々しいものの、風格のようなものさえ感じられる程。また、本来頭脳警察の楽曲ってキーボードレスなんだけど、各楽曲にオルガンやピアノが加わることで、楽曲としての完成度も更に一段上のレベルに到達したように感じられるし、所々で聴けるギターとオルガンとの即興的な掛け合いなんて、ライヴならではの緊張感を味わえるから面白い。原曲よりもシャッフル気味で心地よい "コミック雑誌なんかいらない" なんて、正直こっちの方がカッコイイんじゃないの?とさえ思えるし。

  政治的発言ばかりが取り沙汰され、音楽的には評価されることの少なかった頭脳警察だけど、実はかなりハードロック色の強いバンドで、色は違うものの、プログレやブリティッシュハードロック等の影響を感じさせる四人囃子との合体は、どういう経緯でそうなったのかは知らないけど、実は必然だったのではないかと、この音源を聴くとそう思えてならないんですよね。これまでのトリオなり4ピースなりの頭脳警察はもっとゴツゴツとした岩石みたいな音をしていたんだけど、この編成での音はもっと柔軟性のある音を出すんですよ。ガッチガチのハードロックナンバーではメチャメチャ重い音を出すし、胸を締めつけるようなバラードナンバーではオルガンがいい味を出し、しなやかさすら感じさせるし。両方とも元来頭脳警察が持っていた要素なんだけど、四人囃子が合体したことで、更にそれぞれの要素が際立ったように感じられます。どうせなら、この日演奏された音源の完全版を、できれば映像付きで観て/聴いてみたいんだけど‥‥それは無理な相談か。

  万人にお勧めできる作品ではないですが、頭脳警察の作品に触れたことのある人、頭脳警察や四人囃子といった'70年代の「日本語ロック」のルーツに触れてみたい人、そして荒々しいハードロックが好きな人。カセット録音並みの音質に我慢ができるなら、是非聴いてみてください。とにかくラストの"銃をとれ"だけのために聴いても損はしないと思いますよ。全盛期のDEEP PURPLEにも匹敵するハードロックサウンドが堪能できます。洋楽ロックのルーツばかり追ってないで、こういうのもたまにはどうですか?



▼頭脳警察『1973.10.20.日比谷野音“聖ロック祭”』
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2001年7月 7日 (土)

頭脳警察『頭脳警察1』(1972)

  1972年1月9日、京都府立体育館でライヴレコーディング(一部、東京体育館でライヴ録音された音源も含まれているという話もある)、同年3月5日にリリースされる予定だった頭脳警察の記念すべき、そして忌まわしき存在となるファーストアルバム。ご存じの通り、2001年6月にこのアルバムが正式リリースされるまでには約30年もの年月を要した(1975年12月31日に「公式海賊版」として600枚限定で自主制作されている)。恐らく日本のロック史上、実像を知っている人間がこれだけ少ないのに、最も有名となってしまった「伝説のアルバム」であり、初めて「発売禁止」措置を受けたロックアルバムかもしれない。

  実は俺自身も、今回のCD化で初めて耳にする音源なのだが‥‥それまでに、人伝の噂話やネット上での情報としていろいろ耳にはしていたものの、今回初めて聴いてみて驚かされた点が幾つもある。例えば「パンタとトシのみで演奏されたライヴ音源」ということで、聴く前はアコギとパーカッションだと思っていたら、実際にはパンタはエレキをアンプ通して弾いていたり(当初バンド形態でのライヴ録音の予定だったが、直前にメンバーが相次いで脱退した為、このふたりでの録音となった)、スタジオライヴみたいな作りだと思って いたら、実は滅茶苦茶オーディエンス入れてたりとか(歓声の大きさに驚かされた)。イメージしていたものと実像がこれだけかけ離れていた作品もそうはないだろう。

  どうしても「革命三部作」("世界革命戦争宣言" ~ "赤軍兵士の詩" ~ "銃をとれ")のイメージが強いので、政治的とかパンキッシュという固定観念が強いが、実はかなり「歌もの」或いは(時代なのだろうか)「フォーク」色が強い。ギターとパーカッションのみという編成も強く影響しているし、"戦争を知らない子供達" の替え歌である "戦争しか知らない子供達" が収録されている点も大きい。後にリリースされるセカンドアルバムでも "いとこの結婚式" のような曲があることからも、その要素は知ることができるはずだ。

  つまり、どうしても「革命三部作」のイメージで片づけられてしまう頭脳警察ではあるが、やはり彼らはミュージシャンでありアーティストなのだ。"お前が望むなら"のような曲からは、そういったミュージシャンシップのようなものすら感じ取れる。

  このアルバムの発売禁止の背景には、勿論「言い訳なんか要らねぇよ/てめえのマ○コに聞いてみな」("言い訳なんか要らねえよ")のような直接的性表現も原因のひとつと考えられるのだが、やはり「社会的影響」が最も大きく潜んでいたようだ。1971年の三里塚に於ける成田空港建設反対派と国との衝突(当然、頭脳警察もこの時の集会に参加して演奏している)、更にレコーディング直後の浅間山荘事件。「赤軍の行動を支持する/助長する」というようなことだったのだろう。1997年の神戸児童殺害事件の時や、先日の大阪の小学校での事件の後に「ガキ共をブチ殺せ」なんて歌詞の曲を作った日には、間違いなくその曲は闇に葬られるであろう。

  勿論、パンタにしろトシにしろ、こういう表現を使ったことによって「赤軍支持」と受け取られることは判っていたはずだ。しかし、彼らにとってはあの1972年という時代に、こういう表現がどうしても必要だったのだ。唄わなければならなかったのだ。その後、この幻のアルバムが自らの活動の足枷になると判っていても。

  正直、このアルバムが今の若者にどうアピールするのかは、全く想像できない。俺自身も最初に聴いた時はさすがに「あれ、こんなもんか?」と肩すかしを食らったのだが、何度も聴き返すうちにその表現の深みに気づいたり、単純に楽曲のポップさに気づかされたりで、聴く度に新たな発見がある。もっとヘヴィなロックは今の時代、ごまんとある。しかし、ここまで内面にえぐり込むように訴えかける作品はそうはないだろう。これが約30年もの間封印されていたのかと思うと、ちょっと日本という国の文化を疑ってしまう。というか、やはりロック後進国だったんだなぁと実感させられた。そして、これが2001年という時代にこうやって日の目を見たということを、素直に喜びたい。

  さぁ、あなたにとっての「伝説」は、やはり凄いものだっただろうか、それとも「子供騙しの伝説」に誤魔化され続けていたのだろうか?



▼頭脳警察『頭脳警察1』
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2001年6月11日 (月)

SATURDAY NIGHT R&R SHOW 2001 "We Are The BRAIN POLICE"@日比谷野外音楽堂(2001年6月9日)

  頭脳警察が10年振りに再々結成する。正直、この話を知った時は「何故今更!?」という気持ちが強かった。だったら世紀の変わり目辺りに設定すればよかったんじゃないの?」とも思った。そして今回の活動に伴って、30年近く発禁扱いとなっていた幻のファーストアルバムを再発するというではないか。これは正直驚いた、というよりも嬉しかった。更に過去の未発表ライヴアルバムも同時にリリースさ れるという。ちょっと後ろ向きかな?とも思ったが、まぁただ活動再開するだけじゃないだろう、きっと新しいマテリアルも発表するだろうし、ライヴもやるだろうし‥‥それよりも、きっと今回の復活には意味があるのだろう。そういろいろ考えながら、今回の再々結成に臨んだ。

  10年振りの復活の日を6月9日(ロックの日)、しかもその場所を皇居に近い日比谷野外音楽堂を選んだというのも、なんだかもっともらしくてニヤけてしまう。更に頭脳警察の復活を祝うかのように、幾つもの若手バンドと、パンタとも交流のある中川敬率いるSOUL FLOWER UNIONも一緒だ。個人的に興味があるバンドが幾つも出演するし、何よりも「一体2001年の頭脳警察はどういう音を出すのか?」の一点に興味があったので、迷わず行くことを決定した。パンタとトシは「2001年の音」を鳴らすのか、それともただの「懐古趣味」で終わるのか‥‥

  いざチケットを取ってみたら、最前列だった。いいのか、どのバンドもそれ程詳しいというわけでもないのに‥‥まぁ椅子有りのライヴでこんなに前で観るのは初めてなので、この際楽しむこととしよう。ワクワクした気持ちで有楽町から野音まで歩いた。

  開場してから10分くらい経って入場した。会場に入ると、まず目に入ったのがグッズを買うための長蛇の列。当然、頭脳警察Tシャツなるものがこの日限定で発売されていたわけだが、勿論俺もその列に加わった。原宿「under cover」デザインという、とても頭脳警察とはイメージが結びつかないが、これがなかなかいいモノで。ファーストのジャケットをあしらった黒Tや、日比谷6.9メモリアル的な赤やグリーンのTシャツ等4種類ほどあった。俺は赤を購入(その後、すぐにソールドアウトとなったらしい)。「We Are The BRAIN POLICE」という文字や、胸に描かれた旗の中の「頭警」の文字がやけに目立つ、クール(ちょっと死語)な一品だ。これ、フジロックに着ていこう。

  自分の席に着くと、目の前は柵、すぐステージがあるような位置で、正面より左寄りだった。ベースアンプがあったので、今日はベーシスト観察となりそうな予感。まぁそんな余裕はないだろうけど。買ってきたビールを飲み干し、既に開演前から出来上がった状態だった。さぁ、そろそろ開演時間だ。舞台袖からスタッフらしき男が「S.E.回して!」と反対側袖のスタッフに怒鳴る。日はまだ暮れていない。梅雨時にも関わらず、幸い天気には恵まれたようだ。ドライアイスのスモークが立ちこめる中、いよいよトップバッターの怒髪天の登場である。


◎怒髪天

  名前だけは雑誌などでよく目にしていたのだが、それ以外のインフォメーションは一切なし。勝手な思いこみで‥‥名前からイメージして、ハードコア系だと思っていた。が、それは大いなる勘違い。4ピースバンドの、良くも悪くも「日本のロックバンド」といったイメージのバンドだった。4人が4人共個性がバラバラで、ボーカルはポルノグラフィティあたりにいてもおかしくない出で立ちで(あれよりももっと無骨な印象だが)、ギターはちょっとヤンキー入った感じ、ベースはいかにもパンクなルックス、ドラムは‥‥怖い、怖かった(笑)。土建屋あたりに勤めてそうなルックス、そこにレイバンのサングラスだもん‥‥がら悪いよ、マジで(笑)。けど、サングラス取ったら結構かわいい顔してたけど(笑)。

  うん、このバンドのイメージは「漢(おとこ)」だね。パンキッシュな和製ロックンロール。エレカシなんかに共通する、あのイメージ。個人的には嫌いじゃないけど。曲は思い出せないけど。「男なら~♪」みたいな歌詞は頭に残ったけど、それだけ。それ以上にボーカルのMCしか印象に残っていないのも何だけど(笑)。やたらと客に向かって「てゆうか、殺します」と言ってたのが印象的。 いや、好きなんだけど。客席からも笑いがこぼれてたし。 20分程度、5曲で終了。これからのバンドだな、こりゃ。


◎In the Soup

  「インスーは凄いらしい」という噂だけが先行していて、実際この日が初めてだった。勿論、音聴くのもヴィジュアルも。よくよく調べたら、一昨年のフジロック「ニューカマー・テント」に出演したそうな‥‥それは未チェックだった。メジャーデビュー自体は昨年らしいけど、それまでもインディーズでマキシシングル何枚か出してたみたいなので、活動歴自体は結構あるようだ(年齢的にも俺に近いらしいし)。

  で、そのインスーだが‥‥うん、いいバンドだわ。ここも4ピースだけど、ボーカルがギター弾く頻度が高く、音的には前のバンドよりも広がりがあってよかった。音楽のジャンル的には好対照で、こっちは勢いというよりも、完全に聴かせるタイプのバンド。ボーカルの声量や歌唱力が半端じゃなく、それを支えるバックもなかなかなもんだった。ボーカルのルックスがいい意味でエレカシ宮本+ミスチル桜井って感じ?で、女性ファンもかなり入っていた。かなり声の太い、ソウルフルな歌声で、好印象。歌詞も聴かせる感じのもので、非常に興味深かった。その大半がミディアムテンポの曲だったので、途中で飽きを感じていたら、終盤にあの"グリーングリーン"をパンクバージョンで披露(お約束なの?)し、一気に観客の目(耳)を惹きつける 事に成功した。自分らを知ってる人も知らない人も唄える歌だろ~みたいなアドリブ入れて、コールアンドレスポンスを求めてたけど、なかなか上手くいかなかった。

  そうそう、アドリブの多いシンガーだね。「大人も子供も~男も女も~いろんな顔が見えるぜ~ヘルメット被った人もいるし~今日は物騒だぜ~♪」なんてアドリブをいろいろかましてて、客を惹きつけるパワーだけは持ってるようなのだが、いかんせん今日は頭脳警察目当ての客が殆どなわけで、分が悪すぎた。かわいそうだけど。

  5~6曲程度で、約30分のステージだった。単独で観てみたい気がしないでもない。ってその前にCD聴いてみようかな? ひたちなか3日目も出るそうなので、もう1回ライヴ観てから決めようかと思う。


◎SOUL FLOWER UNION

  実はニューエスト時代は勿論、ソウルフラワーになってからも1度もライヴは観たことがなくて、この日が初めて。昨年のフジロックでの武勇伝をいろんな人から耳にしていただけに、かなり期待してたのだが‥‥期待以上。正直、マジ惚れした。よく俺がBRAHMANに対して「純日本のロックバンド」という表現を使うが、はっきり言ってその例え、ソウルフラワーの方がピッタリ。ニューエストやメスカリン・ドライヴはそれぞれイギリスやアメリカのニューウェーブを発端としてスタートしているわけだが、そこからいろんな民族音楽などを取り入れることによって、真の意味での「ミクスチャー」バンドと成長していったのが、現在のソウルフラワー。しかし、彼らに対して多少の疑念のようなものがあったのも事実で、正直「胡散臭い」と思ってた時期もあった。けど、それを見事に打ち消したのが、1999年末に発表されたライヴアルバムだった。なんだ、結局はこいつら、ただのロックバンドじゃねぇか!?っていう、至極シンプルな結論に達したのだ。だから、それを生で体験できる今日この日を、俺はどれだけ待ち望んだことか‥‥

  ステージにはサポートのドラマーを含めた5人。テレキャスターを持った中川が主にリードを弾き、伊丹嬢は白のグレッチやら、アイリッシュ・トラッド系の人がよく持ってるような変な形のアコギやら、チンドンやら太鼓やら、曲によっていろいろ持ち替える。1曲ごとに持ち替えるのではなく、エレキを使う曲2~3曲やったらアコギで2曲、続いて‥‥という感じなので、特に楽器チェンジによるイライラ感はなかった。だって、それをサポートする中川のMCがあったから。この人、いい人だね?

 パンタに対する愛情をたっぷり語っていた。

「丁度10年ちょっと前に、バンドブームなるものがありまして‥‥当時、ニューエスト・モデルっていう、どうしようもないバンドがいまいて(笑)。‥‥ああ、メスカリン・ドライヴっていう、うざったいバンドもいましたけど(伊丹と目が合い、全員爆笑)。その時によくイベントとかでいろんなバンドと対バンするんですよ。若手ばかりなんですが、たまにベテランの人もいまして‥‥で、そういう時は食ってやろうって喧嘩腰で挑むんですが‥‥俺はそこである人に出会って、その人に心底惚れちまったんですわ。それがパンタなんですけど(笑)」

‥‥なんか、イイ話だなぁって思って。酔ってたせいもあって、かなり感動してた、俺ひとり。「そろそろ‥‥来年あたり、しっかり動いてもらわないと、パンタのオヤジには」とか言っても、もうそこには愛しか感じないわけで。中川ってもっと怖いイメージがあったのだけど(勝手に思いこんでただけだが)、すごく愛想のいい、いかにも関西の人って感じで、この日で印象がガラリと変わった。ちょっとね‥‥本気で好きになったよ、俺。

  演奏は、さすが中堅以上ベテラン未満って感じの、上手いんだけど落ち着いてない、荒さをところどころに感じさせるプレイ。リズム隊、特にドラムがかっこいい。何故サポート!?って思ったもん。ベースにしろ、キーボードにしろ、まぁこの人達はニューエスト後期からのメンバーだからね。そしてギターやチンドンにと大忙しの伊丹嬢に目を奪われっぱなし。カッコイイ、やっぱ女性ギタリストって。

  曲については今更何も言うことはないだろう。アイリッシュ・トラッドを感じさせる曲や、普通のロックンロールにお囃子の合いの手を入れたりとか、沖縄民謡をモチーフにした心にしみるバラードとか。結局、ニューエスト時代後期とやってることは一緒なんだけど、もっと幅広く、尚かつやりたいことが明確になってる分、揺るぎない自信というか、「これだよ、これ!」っていう何かを感じさせる、本当に素晴らしい内容だった。新曲らしいが、曲の最後のKINKSの曲で、JAMもカヴァーしてる"David Watts"の「パパパパ~パ~‥‥」ってコーラスを取り入れた曲もあって、なんか本当に「ミクスチャーミクスチャーしてないロックンロール」だなぁと好印象。7月に出る2年半振りの新作、期待大だな?

  ソウルフラワーの演奏時には前の方の客もほぼ立ち上がって踊り狂ってた。合いの手入れたり、本当、この後に待ちかまえてる「暴動」なんて知りもせずにピースフルな空気に包まれまくってた。もう1回、単独で観たい。50分では物足りなかったもの。


◎頭脳警察

  ソウルフラワーが終わった途端に、場の空気が変わった。セットチェンジ中、S.E.にフランク・ザッパの"Who Are The Brain Police?"が流れてたのだけど、終始異様な空気が流れていた。「パンターっ!」「トシーっ!」って野太い歓声がそこらじゅうから飛び交って。それまで後ろのブロックにいた黒メット隊や旧ソ連の国旗をあしらった赤ヘルやらが最前列に。い、いいのか!?(苦笑)俺の隣にもそれまでいなかった女性が‥‥ってよく見たらかなり歳いってる人で(笑)。 周り見回すと、最前ブロックの年齢層が高かったような‥‥オールドファンやら元赤軍の方々が集結してるのか?と思えるくらい、物騒な空気が漂っていた。

  照明が消え、ステージにメンバーが現れると、後ろからいろんなものが飛んできて、俺の目の前には火のついた爆竹が投げ込まれ、それがベースの足下で爆発。ベースのあんちゃん、飛んできた方にガンつけるし。しかも強面な人だったので、ちょっと俺も涙目に‥‥だって、俺もビビッたもん、目の前でいきなり爆竹破裂して(泣)。缶ビールもバンバン飛んできて、俺、思いっきり頭から被っちまうし‥‥既に真正面最前列はパンタやトシを観て、大暴れ始めてるし‥‥た、助けて‥‥この時ばかりは正直、ライヴレポートなんてどうでもいいから、後ろの立ち見席まで逃げようかと思ったよ、小心者な俺は(爆泣)。

  いきなりベースがあの印象的なフレーズを弾き始める‥‥1曲目は"銃をとれ"。もう最前列にいた赤いTシャツのにぃちゃん、柵越しにステージに上がるし! それまで柵とステージの間にはカメラマンしかいなかったのに、スタッフが慌ててやってくる。最前列の人間が柵をブチ怖そうとするわ、それを押し戻すスタッフと対立するわガンつけあうわで、小心者の俺としては(笑)ドキドキもんで非常に居心地が悪かった。演奏に集中するどころじゃねぇってぇの、マジで。

  一応、バンド構成の説明。パンタがリズムギターと歌で、トシがパーカッション。このふたりがステージ中央で演奏する形で、向かって右側には10年前の再結成にも参加した藤井一彦(Gt/THE GROOVERS)。今更何もいうことはないだろう。この人にストラト持たせたら、カッコイイの何のって!清志郎リスペクトイベント@武道館でもこの人は光っていたし。THE GROOVERSは泣かず飛ばずのイメージがあるが、サポートだけに留まらず、是非バンドとしても気合いで頑張って欲しいもんだ。

  左側、つまり俺の前のベースはJIGEN(B/も・も・な・し)。一見ヘヴィロックやハードコア系をやってそうな外見(坊主頭にタトゥー、袖に「梨」なんて漢字の入ったTシャツ、短パンに編み上げブーツ等々)だったが、実際には女性との2人組ユニットをやってる人らしい(音は未聴)その昔はハードロックバンドで活躍していた人らしいが‥‥パンタとは昨年末にあるセッションで出会ったらしい‥‥とにかくこの男、かなり上手い。"銃をとれ"をスラッピングで弾くとは、思ってもみなかった。その後、全ての曲指弾き&スラップで対応。しかもいい味出してるし。これはかなりの逸材ではないだろうか?

  ドラムはYOSHIRO(Dr/COBRA)。ひとりツンツンに立てた髪がいい感じで自己主張してた。パンクバンド出身だからもっと性急なビートを刻む人かと思ったら、意外とズッシリとした、重くてパンチのあるビートを叩きつけるタイプだった。これも意外。つうか、このバックはいい感じに作用してるんじゃないだろうか?

  この5人で奏でる音というのが‥‥ハードロックというよりも、ヘヴィロックに近い、かなり重心の低い音だった。ギターはそれ程歪んではいないのだけど、リズム隊のビートが異様に重くて、尚かつ昨今のヘヴィロックに匹敵するだけの技量とアレンジだったもんだから、全く古さを感じさせなかった。そう、演奏された楽曲は、殆どが'70年代の代表曲なのだけど、全く古さを感じさせない、むしろ「2001年の音」として鳴り響いていたのだ。これには正直驚いたし、逆にワクワクしてしまった。現在、頭脳警察としてのオリジナルアルバムを作ってるそうだが、きっとこのメンツに更にゲストを迎えてって形だろうから、かなり期待できるんじゃないだろうか?

  客席では相変わらずめっと隊の奴らが椅子の上に立って後ろを煽ったり、客席の左右に走り回ったりしてた(ような)。とにかく、最前列の暴れっぷりは一種異様。あんなライヴ、きっとここ10年くらいなかったんじゃないの? パンタはMCを極力なくしてた。煽ったら逆効果なの判ってたから? 歌以外からは感情をあまり感じさせなかった。「頭脳警察です。10年振りに凍結解除しました」とか、そのくらい。演奏や歌の熱は半端じゃなかったけど。

  やっぱりピークは頭2曲と、大合唱になった"さようなら世界夫人よ"、そして"ふざけるんじゃねえよ"では再び一悶着あったし、本編ラストの"Blood Blood Blood"も凄い盛り上がったかな。そうそう、唯一演奏された新曲。これは先にも書いたようなヘヴィロック的アプローチ、更に攻撃的な歌詞だったので、かなり期待していいと思う。この曲のみ、リズム隊のフレージングはそれまで以上に「今」してた。うん、かなりカッコよかった。

  アンコールは"コミック雑誌なんか要らない"からスタート。これなんてもう、リズムが重くてキレがあるから、ツェッペリンの"Rock And Roll"みたいだった。ただひたすらカッコイイ。

  更に続くは、あの印象的なドラムのタム回し‥‥そう、"悪たれ小僧"だ。ここでパンタがこの日初めての笑顔で叫ぶ。「中川ぁ~!」そして袖からギターを持って登場した、ソウルフラワーの中川。どうやらこの曲でセッションするようだ。そういえば本編の間、ずっと袖から中川が演奏を食い入るように観てるのが目に入っていたのだが、本当にこの人、パンタを慕っているんだなぁ‥‥レスポール(パンタ)、ストラト(藤井)、テレキャスター(中川)という、相性がいいんだか悪いんだか判らないギターバトルが繰り広げられる。中川はサビのコーラス入りを間違えたりで、結構茶目っ気たっぷりな笑顔を見せていた。パンタも本編以上に笑みがこぼれる。うん、こういう頭脳警察もちょっといいかも‥‥

  結局、ソウルフラワーと同じ程度の50分でライヴは終了。約3時間に及ぶイベントはこれをもって終了した。そういえば、頭脳警察の音、半端じゃなくデカかったなぁ‥‥耳おかしくなったもん。爆竹のせいもあるけど(苦笑)。


[SET LIST]
01. 銃をとれ!
02. マラブンタ・バレー
03. 歴史から飛びだせ
04. さようなら世界夫人よ
05. (新曲)
06. ふざけるんじゃねえよ
07. Quiet Riot
08. Blood Blood Blood
—encore—
09. コミック雑誌なんか要らない
10. 悪たれ小僧


◎総評

  ここまでタイプの違う4バンドが揃うイベントも、逆に面白いと思う。4月に観た19や清志郎出演のイベントよりは、「ロック」で統一されていたからかも。今回はあくまで頭脳警察がメインなわけで、その再々出発の門出を祝うかのような演出だったのだが、中には明らかに頭脳警察とは何の関係もないバンドもいた。けど、それはこういうイベントの性質上仕方のないことだと思うし、逆にいろんな音楽を楽しめる「お得感」が楽しめたのではないだろうか? まぁ俺みたいに何でも楽しめるという人ばかりでもなさそうで、実際には頭脳警察にしか興味がなく、ソウルフラワーが終わるまで会場に入らなかった人もいたくらいだ。ソウルフラワーの時と頭脳警察の時とでは、明らかに客の数が違ったし。何か俺からすれば「人生損してるんじゃないの?」とか思ってしまうんだが‥‥人それぞれだから、まぁいいか。

  話によると、今回の頭脳警察は9月9日までの「3ヶ月限定」活動らしい。その間にアルバムを制作して、ライヴもまたやるんだろう。今告知がないところをみると、きっとゲリラ的にライヴハウスやイベント、フェスなんかに飛び入りするのかもしれない。そういえば、'90年の再結成のときも「悪たれ小僧」の名でシークレットライヴやったそうだから‥‥ありえない話じゃないな?

  とにかく、もう1回フルで観たい。その時は、是非中央から後方で‥‥マジで怖かったんだってば(泣)



▼頭脳警察『頭脳警察1』
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