2006年7月31日 (月)

『FUJI ROCK FESTIVAL '06』総括@苗場スキー場(2006年7月28日〜30日)

苗場から2:50くらいに帰宅。今年は簡単に、メモの羅列程度で済ませたいと思います。

俺は基本的に野外フェスって全日晴れればいいって思ってなくて。1日くらいは雨が降った方がいい派なのね。そういう意味では今年の天候ってこれ以上ないくらいに最高だったんじゃないかな。1日目は曇り一時雨(小雨程度だけどな)、2日目は午前中晴れ、午後から雨(それだって夜には止んでたし)、3日目快晴。おまけに梅雨明けというボーナスまで付いてきたし。完璧すぎ。

金曜明け方に帰宅しても、全然フェス気分になれなくて、会場に行っても人に会いたくないって思ってたし、そもそも苗場にいる自分がまったく想像できなかったんだけど、やはりあの場所に戻ると年に一度の気持ちが戻ってくるというか。気が引き締まる。

苗場にはもう覚えてないくらい行ってるけど、年々観るアクトは少なくなっていくし、がっつかなくなってる。そういう人は否定しないけど、俺はもう無理だな、そういうフジロックは。他のフェスはそれしかない場合もあるのでそれはそれなんだけど、フジは違うから。やっぱり2日間あそこで過ごして、改めてあのフェスのスゴさとか偉大さを再認識させられたよ。

加藤登紀子の「Power To The People」で始まり、ジョン・レノンの「Power To The People」で終わった今年のフジロック(正確には最後はオレスカバンドがいきなりカバーした「Be Together」だけどなw)。やっぱり最高でした。ありがとう。

ベストアクトはSUPER FURRY ANIMALS。俺、こんなにこのバンドのこと好きだと思ってなかったな。全曲口ずさめたのには、さすがに笑ったけど。最後の最後にこのバンドの、最高なステージを観ることができて、本当によかった。過去観たフジロックのライブの中でも3本指に入る素晴らしさ。だからウェールズのバンドは侮れないんだよね。

さて。以下、今年観たライブアクトを羅列しておきます。


■1日目(7月28日)
・加藤登紀子(FIELD OF HEAVEN)
・THE TERRY ADAMS & STEVE FERGUSON QUARTET(ORANGE COURT/途中から)
・矢野顕子(ORANGE COURT)
・DONAVON FRANKENREITER(WHITE STAGE)
・MADNESS(WHITE STAGE)
・SCRATCH PERVERTS(RED MAQRUEE/途中から)

■2日目 (7月29日)
・電気グルーヴ(GREEN STAGE)
・RYUKYUDISKO(RED MARQUEE)
・SOULWAX(RED MARQUEE)
・HYPER-DJ SET(RED MARQUEE/途中まで)
・石野卓球(岩盤/途中まで)
・JUNKIE XL(RED MARQUEE/途中まで)

■3日目(7月30日)
・RINOCEROSE(WHITE STAGE/数曲のみ)
・フィッシュマンズ(FIELD OF HEAVEN)
・THE REFUGEE ALL STARS OF SIERRA LEONE(ORANGE COURT/途中から)
・BUFFALO DAUGHTER(WHITE STAGE)
・SUPER FURRY ANIMALS(WHITE STAGE)
・HAPPY MONDAYS(GREEN STAGE)


MADNESS、電気、フィッシュマンズ。全部良かったけど、やっぱりSFAが最高すぎた。もうこれを超えるライブはしばらくないかも。

というわけで、皆様お疲れさまでした。お会いできた方々ありがとう。偶然って本当にスゴいね。お会いできなかった皆様、今回は縁がなかったということで、また別の場所でお会いしましょう。

ていうか、待ち合わせとか連絡も取らないで、意外と友人知人にバッタリ会えたので、驚いた。

投稿: 2006 07 31 03:30 午前 [2006年のライブFUJI ROCK FESTIVALSuper Furry AnimalsフィッシュマンズDonavon Frankenreiter電気グルーヴBuffalo Daughter] | 固定リンク

2005年8月17日 (水)

ドキュメント・SUMMER SONIC '05

 さて、四大フェス制覇への『死のロード』第三章、SUMMER SONIC '05編です。今回は2日間共行きましたよ。ま、サマソニの場合は毎回(2000年、2002年)全日参加なんですけどね。

 昨年からBEACH STAGEが増え、更に今年はもっと室内にステージが増えて凄いことになってたんですよ。とにかく邦楽勢の充実振りがハンパじゃない。なもんだから、気づいたら邦楽勢ばかり観てるんですよ。この辺が、客層にも明確に表れてたように感じられましたね。ま、RIJF同様、都心に近い場所で気軽に楽しめるフェスって意味では、他の追随を許さない感じにまで成長してますけどね。

 でも、未熟な面もまだまだ多々見受けられましたよ。その辺もこれまたサマソニらしいんだけど。それでも過去参加した中では一番今年が楽しかったなぁ。これもRIJFの時同様、楽しみ方を覚えた証拠なのかもしんない。結構ブーブー言ってる人、多いでしょ。でも俺はそこそこ満足してんだよね。アクトに関しては文句ないし(そもそもメンツに関しては恐らく今年のフェスの中で最強なんじゃないの?)、いろんな面についても過去の教訓をそれなりに生かしてるようだし。けど、それが100にまで至らず、75〜80で止まっちゃう辺りが「サマソニ」なんだろうけど。でも、それに大して今年は文句とかないなぁ。だって「都市フェス」だしさ(で納得できる俺がいるわけですよ。昔だったらブーブー言ってたくせして)。

 さ、今回も例によってリアルタイムレポ+帰宅してから書いたライヴの感想を編集したバージョンでお届けします。アクト名の後の「※」は最初から最後までフルで観たライヴって意味です。それ以外は数曲だったり半分だったりと、全部は観てません。

 あと、今回は結構頑張ってリアルタイム更新したし、最後の最後でいろいろ考えることがあったので、非常に長くなってますので、覚悟して読んでくださいね(できれば時間がある時にな)。

■1日目(8/13)
[08/13 08:10]
 豪雨とまではいかないまでも、降ってやがります。チッ。墓参りしてた時は大丈夫だったんだけどなー。なんか出ばなを挫かれたような感じで、ちょっと出発を躊躇してます。
 雨だし、11時までに会場入りできればいいや、って気に(苦笑)。ま、そろそろ出ますよ。こりゃ雨具必須ですな。
 では、そろそろ‥‥

[08/13 10:14]
 うげーっ、駐車場スゲーことになってるよ! この時間でこんな出口付近かよ‥‥orz

[08/13 10:40]
 着いたー! リストバンドのフォント、サマソニっぽいなー。ひとまずメッセに入って乾杯します。
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[08/13 11:13]
 初っぱなはTOWERS OF LONDONを観るはずが、結局テナー。だってマリンまでの移動が(ry
 aと乾杯した後、テナー。かっけー。でももう少ししたらRIZEに移動。超J-ポッパーだな俺。ジャパンフェスじゃないんだからさ。

■ストレイテナー
 やっぱ3人になってから、かっけーのな。日向がいる/いないで、ここまで違うバンドに見える/聴こえるのも不思議。いや、2人時代も大好きで、カッコいいと思ってたけど。やっぱり新作「TITLE」からの曲がかなり良い。20分くらい観たのかな。

[08/13 12:00]
 RI雷図ZE、大入り。盛り上がったー。やっぱ "カミナリ" とかかっけー!

■RI雷図ZE(※)
 いつも勿体ないよなーって思ってたんだけど、その思いは今回も変わらず。何だろ、音だけ聴いてたら本当に欧米のそれと方を並べてもおかしくないはずなのに。決してジェシーが悪いとか日本語がダメってことじゃなくて、何か噛み合ってないんだよねぇ。
 けど、ステージング自体は非常に良かったです。客の入りもほぼ満員だったし。"日本刀" とか "カミナリ" 聴くとアガるね。

[08/13 12:03]
 メッセ内散策。フットバスやらアロマやら足ツボまであるのな。更に床屋て!
 どこに行きたいんだろう、サマソニは‥‥
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 飯食ったら、マリンスタジアムへ移動だ。さぁ、お待ちかねのオレンジレンジですよ!!

[08/13 13:22]
 レンジヤバス! 涙で前が見えない‥‥

[08/13 13:35]
 レンジヤバス!! 盛り上がりすぎ。つーか1曲も知らねー‥‥
 で、でもかっけー(多分)

[08/13 13:38]
 レンジヤバス!!! "上海ハニー" キターーーーー!!!

[08/13 13:46]
 レンジヤバス!!!! 客がタオルを頭上でクルクル回してるー。すげー!
 "キリキリマイ" キターーーーーーーーーー!!!!!

[08/13 13:49]
 レンジヤバス!!!!! 無事終了した。けど "花" やんなかった!(怒)
 今スタジアムでアナウンスが入って、ZAZEN BOYSは既に入場規制だってさー。一番小さいハコだしなー。そりゃそうでしょう。

■ORANGE RANGE
 なにやらヒットチューンはあまりやらなかったらしく(後半から観たもんで)、"チェスト"、"お願いセニョリータ"、"上海ハニー" くらいみたいよ。あとは "キリキリマイ" とか "以心伝心" とか。ま、その辺は聴けば判るんだけど‥‥残りが全部アルバム曲で、全然知らない曲ばかり。つーか、彼等なりの気負いみたいなもんが感じられた。ドラムが抜けて一発目とか、サマソニのマリンスタジアムで、日本人としてはこの日一発目とか。まぁファンが大勢いたので、空回りせずに済んだようだけど。来週、もう1回観て(笑)本質を見抜きたいと思う。ま、見抜けないだろうけど。

[08/13 14:29]
 BUCKCHERRYをスタンドで観る。「It's fuckin' R&R!!」ホントそれだけ。単純過ぎてかっけー

 日差しが急に強くなったせいか、今になって腕の皮が剥けてきた(笑)。

■BUCKCHERRY(※)
 Fuckin' R&R!って感じ。後から思い返すと、新曲とかやってたはずなんだけど‥‥全然記憶に残らない、悪い意味で言えば「どの曲も全部同じに聴こえる」という、1st時から何ら変わってないマイナスポイントが‥‥しかもこの辺りから晴れ間が覗いてスゲー暑くなってきたから、余計に辛かった。後半知ってる曲("Ridin" とか "Lit Up")が出て来て、なんとか気持ち盛り上がった。

[08/13 14:43]
 そういえば、会場のスクリーンで来日告知。PIXIESはクリマンで12月だって。(公演数)行けるだけ行こう‥‥

[08/13 15:05]
 ISLAND STAGE、人が入り過ぎて入場規制。更にライヴすら出来ない状態だって。ZAZENからずっと中断してるっぽい。
 これからアリーナでマッドカプセルマーケッツ!

[08/13 15:25]
 暑杉&人多杉。結局雨降らなかったし。
 スタジアムのアリーナ、入場規制かかりそう。人の流れ、出る方が皆無でドンドン大勢流れてくる。スタンドの入り口付近に既に長蛇の列が。しかもグランド、照り返しが凄くて暑すぎたので、ヤワな俺はスタンドに戻って観ることに(笑)。
 汗が引かない‥‥水分補給ばかりしてるよ俺‥‥さて、そろそろ始まるよー

[08/13 16:35]
 マッド!‥‥凄いバンドになっちゃったなぁ。いつの間にかギターが1人増えてるし。客の盛り上がりが尋常じゃなかったし。正直観ててゾクゾクしたよ。
 これから電スチャ観ます。

■THE MAD CAPSULE MARKETS(※)
 完全に欧米のノリ。OZZFEST帰りってことかしら(6月の。それ以来ライヴやってないよね?)、とにかくスケールがこれまで観たどのバンドとも違う。つーか、知らない間にツインギターになってて焦った。ドレッドヘアーの奴がいるし。
 曲は "TRIBE" から "PULSE" まで、あのアルバムの曲順通り。セットリスト自体は最近のグレイテストヒッツライヴといった感じで、目新しさは全くないんだけど、やはり迫力が全然違う。あと客の入りがハンパじゃなくて(入場規制寸前)それ観ただけで、胸が熱くなった。AIR JAM思い出すよね、場所が場所だけに‥‥

[08/13 16:53]
 電スチャ、メッセ着いたら始まってた。つーかコントだこれ(笑)。七尾旅人がゲスト。あの曲やるのかにゃ。

■電気グルーヴ×スチャダラパー
 言う事なし! グダグダサイコー!!!
 多分、'90年代初頭の電気やスチャの洗礼を受けた奴らなら、ツボ突きまくりなんじゃないの。満足し切った!

[08/13 17:45]
 電スチャ後、メッセのモニターで深紫鑑賞。まだ "Perfect Strangers" とかやってんのね。そんないい曲でもな(ry
 これからマリンに戻ります。

■DEEP PURPLE
 メッセのモニターで数曲。やっぱりスティーヴ・モーズとドン・エイリーは違和感あるね。しかもモーズのギターソロが‥‥"Smoke On The Water" や "Black Night" で弾きまくりなんだもん‥‥それに対して拒否反応とかはないけど、やっぱり「DEEP PURPLEみたいなもの」を観てる感じかしら。しかもモニター越しだし。

[08/13 17:52]
 マリン手前のひむぶテント。琉球デスコ待ちみたい。人イパーイ。
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[08/13 17:56]
 改めて、マリンスタジアム到着。さ、ここから2連チャンで盛り上がるぜー!
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[08/13 18:39]
 SLIPKNOT、マスク取ってた。1曲だけね。でもマスクと同じ色に塗ってた(笑)。
 
■SLIPKNOT(※)
 相変わらずバカだなー。野外で観ると、タダでさえ音数(楽器数)が多いのに、それが風に流されてグチャグチャに聴こえるんだよね。けど、ボーカルだけはしっかりしてるから、何の曲か判別がつくという。
 1曲だけ、全員マスクとってた曲があってビックリした。マスクと同じ土色だったり白塗りにはしてたけど、これやっちゃったらもう後ないじゃん‥‥っていう心配を俺がしてどうする。
 後半の代表曲オンパレードはやっぱり盛り上がるね。ホントいいメタルバンドですわ。メロイックサイン出しまくりでした俺。笑

[08/13 21:27]
 初日終了! ヤバス! なんだこのセットリストは!! いきなり "Wish" 〜 "Sin" 〜 "March Of The Pigs" て!
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[08/13 21:36]
 もう一枚。やっぱり "Hurt" で泣いた。
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■NINE INCH NAILS(※)
 ズルい、の一言。"Pinion" がオープニングSEで、そのまま "Wish" からスタートて! 中盤、新作からの曲と代表曲を混ぜつつ、いい感じのセットリストと構成だったように思います。正直、ライヴ盤と「WITH TEETH」聴いてればいいや、って感じのセット。
 圧巻だったのは、"With Teeth"、"Hurt"、"Starfuckers,Inc." 辺りかなぁ。いや、全部ハイライトだったけど。つーか今度のバンドメンバーは最強じゃないですか? 初期のリチャード・パトリックがいた時代に匹敵するステージングを見せてくれるよね、特にストリングス隊が凄く良い。曲によってはトレントより目立ってたし。
 最後の "Head Like A Hole" が終った時、早くも「あー俺の今年の夏フェス、終っちゃったなぁ‥‥」って気になったよ。DINOSAUR JR.観て、ミスチル観て、NIN観て‥‥もうあと観るもんないし、みたいな。ウソウソ、明日も黒烏があるし、来週にはエゾもあるし。また気持ちアゲていかなきゃ。

※8/17 20:53追記
 セットリストが判りましたので、追加しておきます(東京の方のみ。大阪では "Even Deeper" とかやったみたいね)。

  00. Pinion [Inst.]
  01. Wish
  02. Sin
  03. March Of The Pigs
  04. The Line Begins To Blur
  05. Something I Can Never Have
  06. The Hand That Feeds
  07. Terrible Lie
  08. Burn
  09. Closer
  10. With Teeth
  11. The Frail [Inst.]
  12. The Wretched
  13. Getting Smaller
  14. Gave Up
  15. Suck
  16. Hurt
  17. You Know What You Are?
  18. Starfuckers, Inc.
  19. Head Like A Hole

[08/13 22:12]
 先生大変です! 車何処に置いたか忘れてしまいました。てへ☆

[08/13 22:15]
 見つかった! てへ☆


■2日目(8/14)
[08/14 07:47]
 おはよう!
 ‥‥寝過ごした(笑)ま、今日も昨日と同じか、ちょい早いくらいの時間に到着っぽいです。といっても、多分カエラタンまで大して観たいものがないわけですが。
 さ、今日も気合い入れていきますよー! 当然車中のBGMはNINで‥‥(え)

[08/14 09:53]
 着いた〜。今日は忘れないよ! I-1な<駐車場
 会場入りま〜す☆

[08/14 11:46]
 BULLET FOR MY VALENTINE、ドラマー急病のため急遽キャンセル! 大阪公演の後、一体何が!?
 とりあえずBILLY TALENT観てます。

■BILLY TALENT
 去年だったか、輸入盤で買ってたんだけど‥‥全然観る気なくて。つーかどんな音だったかも覚えてなくて。ま、ただウルサイバンドだろうな、とは記憶してたけど‥‥スクリーモとはまた違うんだけど、なんかそれに近いような感じで、しかもガレージ色が強い感じというか。判りにくいなそれ。カナダのバンドらしいけど‥‥うん、嫌いじゃない。とにかくボーカルの声が個性的というか、歌い方がキンキン声で好き嫌い分かれるかも。後でCDを探し出して聴き直します。

[08/14 13:06]
 BEACH STAGEに来てみた。うみ〜
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[08/14 13:11]
 アハハ〜ぬるい〜
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[08/14 13:39]
 砂浜に座ってまったりしてます。程良い暑さと心地よい海風。動きたくねー
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■SAKEROCK
 いや、観てない。海辺で遊んでる時に、何故かZARDの "負けないで" のカバーが聞こえてきたので、とりあえずメモ程度に記録しておきます。ホントはこいつら観るためにBEACH STAGEに移動したんだけどなぁ‥‥海サイコー!みたいな。

[08/14 14:08]
 海楽しかった後ろ髪引かれる思いでメッセに戻ります。PUFFY〜カエラタンなり。

[08/14 14:33]
 PUFFY待ち。多分入場規制かかるわこれ。カエラも早めにこないとヤバいと思いま
す。
 さ、ハアハハするぜ!w

■PUFFY AMIYUMI(※)
 結局この日まともに観た最初のライヴがPUFFYちゃんでした。印象としては前回サマソニで観た時とあんまり変わらないかも。あれ3年くらい前か? 新曲(米盤に入ってた英語曲)や最新シングルが増えたくらいで、基本的には代表曲のオンパレードといった感じ。そりゃみんな歌えるわな。でも一番盛り上がったのが実はGREEN DAYのカバー "Basket Case" だったという。最もサマソニらしかった瞬間だったね。俺も思わず前方に突進してたもん。そんなPUFFYも来年で10周年ですよ‥‥ホント自ら言ってた通り、「しぶとい」よなぁ、と。

[08/14 15:27]
 カエラ待ち。MOUNTAIN STAGEは全体30分近く早く進行中。黒烏観てからでもOASIS観れそう。
 これからカエラ。相当前に来てしまった。どんだけファンなんだって話ですよ。

■木村カエラ(※)
 ゴメン、PUFFYの時よりも更に前にいた。つーか春にAXで観た時よりも、更に前に‥‥前方で観たライヴ、この2日間でこれだけだよ‥‥どんだけファンなんだって話ですよ、ええ。
 前半に疾走系の曲を固めて、ダイバーを続出させるセットリストがとにかく圧巻。前半に "リルラ リルハ" を持ってくる配置もなかなか。中盤〜後半にミドル系の聴かせる曲を持ってきて、あーカエラって意外と歌上手いんだーと一見客に印象づける作戦も良かったんじゃないかな、と。最後の "happiness!!!" まで気持ちよく聴けた。多分カエラ本人がサマソニ等の夏フェスに過去客として来てたりして、そういうフェスが好きだから‥‥凄く楽しそう・楽しもうっていう気持ちが伝わってくるライヴだったように思います。って贔屓目入ってるけどな。

[08/14 17:00]
 これから乾杯します。BLOC PARTY終了後、MOUNTAIN STAGE後方の落書きスペース前にてテキューしますので、お暇な方は是非参加願いまーす!

■BLOC PARTY
 カエラ終わってから移動。数曲だけだったけど、これで十分だったよ‥‥噂どおり、ホント演奏ヘタクソな!(笑)いや、若さ故の勢いは感じられたし、俺は「これはこれで良し」と思った。賛否あるだろうけど。これを手堅く演奏したら、多分ダメなんだと思う。ほら、LIBERTINESが演奏上手かったり安定してたら、あんまり興味ないでしょ?(それとは違うか)
 今の若手ネオ・ニューウェーブ系に総じて言えるんだけど、みんなアルバム以上に粗々しくてパンキッシュなんだよね、ステージでは。フジで観た(そして他人から伝聞した)その手のバンドが皆演奏上手かったとは思わないけど、それ以上に「ワイルドだった」という事実が全てを物語ってるんじゃないでしょうか。そういう時代なんだろうね、2005年て。
 BLOC PARTYも「ハイプじゃねーの?」とかいろいろ耳にするけど‥‥まぁそれ言ったら、現存するこの手のバンドの大半がハイプだしね、それもまた2005年らしくていいかな、と。
 でも‥‥正直、単独ライヴじゃなくて良かった、とも思ったのもまた事実。1時間以上はキツイわこれ(笑)。

[08/14 17:16]
 テキュー! ハイネケンが冷え冷えでウマイ!
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■PUBLIC ENEMY
 ビックリした。確認程度の意味で覗いたんだけど‥‥これ、思いっきりヘヴィロック/ファンクロックじゃんよ! すっげーかっけーのな。ビックリした。いや、PEがかっこ悪いなんて思ってはないけど、想像を遙かに絶する内容で、ホント鼻血出るかと思った。気づいたら、踊ってたもん。そして "Bring The Noise" が早々と演奏され、血管ブチ切れそうになった。ここで昇天したもん。
 その後、電池切れたかのように、ビールすすりながらまったり観させて(聴かせて)もらってましたが‥‥このスタイルでアルバム作ってよー。いやそれは違うか。ライヴならではの「生々しさ」がホント格好良かった。これ見逃した人はホント後悔するといいよ。

■TEENAGE FANCLUB
 通りがかりに2曲だけ。今回はスルーしようと思ったんだけど、さすがに "Sparky's Dream" と "Everything Flows" の2連発を聴かされたら‥‥後悔もしますよ! ま、東京では "Neil Jung" やらなかったみたいだけどね(大阪ではやったってさ。クソー! あと東京1曲目は "Hang On" だってさ。えーっ)。けど相変わらずそうで何より。単独公演には絶対に行くから!!!!!

[08/14 19:19]
 入場規制情報。マリンスタジアム、入れないそうです(スタンドもヤバイらしい)。黒烏、ガラガラだもんなぁ‥‥

■THE BLACK CROWES(※)
 とにかく見てくれが小汚くなっててビビッた。1999年のフジロックが最後だったんだけど、あの時の「衣装」はどこへ消えたの‥‥ってくらいに髭+小汚い普段着のクリス。ま、リッチあたりはそれらしい格好してたけどさ。
 音は変わってなかったのでひと安心。選曲も1〜3枚目中心だったから、名曲のオンパレードだしな。かと思うと、実は外してた曲も多いんだよね。その辺は、まぁ60分のセットじゃねぇ。
 賛否はあるんだろうけど、俺は以前から「今こそCROWESを『JAM BAND』として認識すべき!」って提唱してたので、ここらでその手のバンドが好きな人にも再評価してもらえたらって思うんだけど‥‥ま、最もジャムバンド的だったのは、'90年代中盤辺りなんだけどね。さすがにこの日は1曲を20分も演奏することはなかったけどさ。
 前半踊りまくって、中盤のスローパートで後方に移動してまったり座って聴いて、ラストの "Remedy" で感極まって立ち上がって踊りまくり。やはりフルステージを観たいよな。しかも野外で。「Field of Heaven」でさ。

[08/14 20:02]
 マリン到着。かろうじて入れた。まだ始まってない。30分押し?椅子がないので階段に直に座ってます。

[08/14 21:35]
 9時20分、全行程終了。正直、スタジアムの良い面と悪い面が明確に表れたライヴだったなぁ、OASIS。
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[08/14 21:36]
 今夜も花火。
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[08/14 21:51]
 スゲー微妙。サマソニの〆がこれかぁ‥‥
 良くないものについて書くのは好きじゃないし正直書かなきゃいいんだろうけど‥‥それでもデビューから数年は関東全公演行く程好きだったバンドだし、やっぱり書かせて。OASIS楽しんだ人は読まないこと。
 今まで観たOASISの中で、1曲を除いて、過去最低だったと思う。詳しくは帰宅してから書くけど。バンドや、それをとりまく全てが空回りしてた気がする。

[08/14 21:59]
 こんなブルーな気持ちで帰ることになるとは思ってもみなかった。アルバムも3曲が限度だったし、もう潮時かなぁ。周りがサイコーって無邪気にはしゃいでるだけに、余計に、ね‥‥

■OASIS(※)
 セットリスト、こんな感じみたいよ。

  01. Turn Up The Sun
  02. Lyla
  03. Bring It On Down
  04. Morning Glory
  05. Cigarettes & Alcohol
  06. The Importance Of Being Idle
  07. Live Forever
  08. The Meaning Of Soul
  09. Mucky Fingers
  10. Champagne Supernova
  11. Rock'n'Roll Star
  12. Wonderwall
  13. Don't Look Back In Anger
  14. My Generation [THE WHO]

 大阪/東京共同じセットリストで、アンコールなし。 今年のサマソニはアンコールやったって話、殆ど聞かないね(ギミギミズはやったようですが)。 BLACK CROWESも時間たっぷりあったのに、一切やらなかったし。
 で、OASIS。 まずさ、新曲が全然胸に突き刺さらない。 ま、これは個人の趣味や感性の問題もあるでしょうから、おいておきます。
 んで、次が新しいドラム。多分ザック・スターキーだよね? んとさ。間違いなくOASISに合ってないと思う。いや、新曲は別として、過去の楽曲に合ってないんだよね。これは去年のグラストやその前のクラブツアーの時の音源聴いた時も感じてたけど、凄い重いのね。で、後ノリっぽいから、前のめりっぽい曲(特に1st)になると、全然違うんだよね、聴こえ方が。 え、ノエルさん、バンドをそういう方向に持っていきたいの?
 最後に。もうさ、スタジアムとかデカイ会場、よそうよ。特に日本の場合、全然コール&レスポンスできないし、まずリアムの癖のある訛りが聞き取れないから、次の曲名とかコールしてもほぼ無反応。イントロ聴いて大歓声、みたいなのがずっと続いて、結構リアム苛ついてたよね。
 勿論悪いことばかりじゃなくて、"Don't Look Back In Anger" でのサビの大合唱。あれは正直鳥肌立った。俺は、OASISにこういうのを求めてたのにさ、横浜アリーナクラスでも合唱がおこらない。けど、曲はもの凄い勢いでみんな歌ってた。さすがのノエルもちょっと驚いてたよね。で、曲が終った後にふてくされ気味のリアム。そりゃ立場ないわな。
 んで、その次に最後の曲、THE WHOの名曲 "My Generation" やるわけじゃないですか。盛り上がるの、最初だけなのな。段々尻つぼみで、アリーナ後ろの方なんて、ただ棒立ち。結局、ノリが良かったのって、アリーナ前方の、ほんの一部だけって印象。
 まぁそういうのは別としても、やっぱり曲聴いてる時の違和感な。これが一番大きかった。しかもさ、緊張感があったり、逆に完全にエンターテイメントとして割り切っちゃうならまだしも、すごくまったりし過ぎちゃってんのな。ありゃマズいわ。
 クアトロとかチッタ、リキッドで観て、苗場での大合唱に感動した俺だけど、曲はホント辛かったわ。アルバムが(俺的に)全然ダメだったってのも大きいんだけど。ネガ要素強かったしね。


 最後はちとネガな感想になってしまいましたが‥‥OASISに期待してて、実際楽しめた!という人に水を差すようで大変申し訳ないですが、これが俺の正直な気持ちです。

 さ、最後のまとめ。2日間通してのベストアクトは、文句なしでNINE INCH NAILSです。これは観た人なら誰に聞いても同じ答えが返ってくると思う。って言い切っても過言じゃないくらい、本当に素晴らしいものだったと思います。期待がかなり大きかったけど、それに応えてくれて、更にそれすら上回るような本当に最高のステージでした。もう今年、これを超えるようなライヴには出会えないかもしれない‥‥って思う程に。ま、俺の場合は思い入れも過剰ですから余計にそう思うわけですが。

 それ以外だと‥‥何だろ、結構みんな良かったと思うんだけど。BLACK CROWESも久し振りに観れて感激だったし、MADの貫禄、SLIPKNOTのバカっぷり等いろいろあるけど、やはり最後はNINなのかな。ゴメン、今回はこれで許してよ!



▼NINE INCH NAILS「ALL THAT COULD HAVE BEEN」DVD(amazon


投稿: 2005 08 17 12:30 午前 [「フェス」Nine Inch Nails2005年のライブPUFFYSlipknotBuckcherryORANGE RANGESUMMER SONICMad Capsule Markets, the木村カエラTeenage FanclubOasisDeep PurpleRIZE電気グルーヴBlack Crowes, theストレイテナーPublic EnemyBloc PartyBilly Talent] | 固定リンク | コメント (1) | トラックバック

2004年12月15日 (水)

電気グルーヴ『DRAGON』(1994)

 電気グルーヴを代表する1枚といっていいでしょう。これも1994年リリース。ホント、世界的に時代が動いた1年だったんですね、1994年は。

 前作「VITAMIN」でその後の「化け」の片鱗はあったものの、この「DRAGON」で一気に化けちゃいましたね。そして電気はその後「ORANGE」を経て、「A」にたどり着くんですから。全ての始まりであり、そして終着点でもある。そういう意味でも興味深い作品。それまでテクノとかに興味なくて、単純に「電気面白いよねー」と無邪気に笑ってた連中の顔を引きつらせる程の殺傷力。ド頭の “ムジナ” でまずいきなりヤラレちゃいますからね。カッコ良すぎ。海外にはエイフェックス・ツインやUNDERWORLD、ORBITALがいたけど、俺らには電気がいる!ってくらいに、これは日本が世界に誇れるテクノ作品の代表的な1枚ですよ。

 勿論どの曲も素晴らしく、インスト~歌あり~インストと、交互に配置される構成もさすがで、これまでの「歌モノ電気」を気に入っていた人も飽きさせない流れ。そしてこのアルバム、最後の最後に訪れる名曲中の名曲、"虹"。これがあることで、更にこのアルバムは名作度を高めているわけです。ホント、この曲がフロアでかかった瞬間に、未だに鳥肌立つもの。そして五島良子の声‥‥これも曲の演出に一役買っているんだよね。泣ける。泣きながら踊る。そして訪れる多幸感‥‥あれだ、もうこの曲はUNDERWORLDにおける "Born Slippy" と一緒だ。つうか我々日本人にとっての "Born Slippy"。それがこの "虹" なわけですよ。もうね、この曲1曲だけで数時間語れるし、これだけでいくらでも泣ける。俺にとってはそれくらいの名曲。

 何度も言うけど、決してこの「DRAGON」は "虹" のためだけのアルバムではないのよ。全てが素晴らしくてカッコいい。そして最後の最後に "虹" が配置されているからこそ、この作品集は我々にとって掛け替えのない1枚になった。そういうことなんですよ。



▼電気グルーヴ『DRAGON』
amazon

投稿: 2004 12 15 12:30 午後 [「10年前」1994年の作品電気グルーヴ] | 固定リンク

2001年12月31日 (月)

MY BEST OF 2001

今年もとうとうこの時期が来たわけですね‥‥早いもんだなぁ、1年が経つの。特にこのサイトを初めてから、それを嫌と言う程実感しますよ。ついこないだ2000年の10枚を選んだような記憶が(多少痴呆が入ってるのかも/苦笑)‥‥まぁ冗談はともかくとして、年末ということで毎年お約束の「とみぃが選ぶ『BEST OF 2001』」を紹介しようと思います。ここ数年はアルバム10枚のみだったので、今年はまぁ独り身で時間もあることですし(号泣)、ちょっと頑張ってアンケートの全項目をご紹介したいと思います。まぁ順を辿りながら、今年2001年の音楽界、更には自分自身を振り返ってみようかと思いまして、ええ。

ぶっちゃけ、2001年というのは自分自身にとっても忘れられない年になりました。プライベートでも一生の内で最も高額な買い物をしたり、新しい友との出会いがあったり、失恋したり‥‥それは勿論音楽にも当てはまるわけで、やはり2年振りに参加したフジロック、更には初の「ひたちなか」等、1年のへそに当たる夏を分岐点にして、自身の音楽傾向が変わりつつあると‥‥そう、所謂クラブミュージックとモーニング娘。のことですが(苦笑)。まぁその辺は後々語るとして‥‥とりあえず、アルバム10枚をご紹介しましょう。掲示板で言及してるものもあれば、レビューで大プッシュしたもの、更には密かにひとり楽しんだものまで。かなり意外な選出になってることかと思われます。


AIR『10000HZ LEGEND』

not車谷(笑)、フランスのエールの方です。今年はDAFT PUNKの大ブレイクもあり、フランスのクラブシーンに再び脚光が浴びる機会がありました。非常にダウナーなクラブミュージックと呼べますが、様々なゲスト(BECKや元JELLYFISHの面々、BUFFALO DAUGHTER等)を迎えて作り上げた曲は、非常にポップなものでした。買ってからまだ1ヶ月しか経ってませんが、かなりインパクトがあって、相当聴き込みました。ある意味「癒し系」?(笑)

BUFFALO DAUGHTER『I』

そのAIRのアルバムにも参加した日本人3人組、約4年振りの新作。レーベルの閉鎖等があり発表が遅れたものの、それを補って余るだけの完成度。TOOLと法則論は違うものの、共にKING CRIMSON's childrenと呼べるでしょう。エレグラでの初ライヴ体験も記憶に新しい、日本が世界に誇る2001年の名盤その1。

電気グルーヴ『THE LAST SUPPER』

当然、限定2枚組の方で。残念ながら活動休止となってしまいましたが(それを彷彿させる意味深なアルバム名もまた良し)、やはり電気は別格ですわ。元メンバーのCMJKやまりん、コーネリアス小山田等、いろんな人間に電気の曲をいじらせても尚、聴いて電気と判る原曲の完成度はやっぱり素晴らしいです。つうかこのアルバムの功績は、2001年という時代に「ロマンティックが止まらない」を復活させたことでしょう!(笑)

GORILLAZ『GORILLAZ』

BLUR「13」も好きだったけど、こっちの方がピンときた。比べるのは違うと思うんだけど‥‥いや、別物なんだけどさ。こういう形でアメリカでのブレイクを果たすとは思ってもみなかったけど。今年前半はマニックス、TOOLとこれがヘヴィロでしたね。この手の音楽に傾倒する切っ掛けを作った1枚かも。けど是非2002年はここで得たものをBLURの新作に生かして下さい。

JOUJOUKA『RE-SEI』

日本が世界に誇る2001年の名盤その2。別にこないだ出たスタジオ盤でもよかったんだけど、やはりファーストインパクトの強かったフジロックと、そこで買ったこの2枚組を。テクノだとか何だとか言うな!これこそ真のロックンロールだろうが!!

MANIC STREET PREACHERS『KNOW YOUR ENEMY』

何も言うことないでしょう。マニックスの、真の意味での二回目のデビュー盤だと思う。ここに終着するんじゃなく、ひとつの始まりなんだと思う。バンドは2002年にベスト盤を出して歴史を総括しようとしてるけど、まだまだ行けるでしょ?ここからもっと新しい何かが生まれるはず。ただでさえ素晴らしいのに、そこに別の可能性すら感じさせる作りには脱帽モノ。このアルバムの曲をもっとライヴで聴きたかったなぁ‥‥

PINK FLOYD『ECHOES』

これまでは頑なに「ライヴ盤」「ベスト盤」を選出外としてきたけど、これは選ばざるをえないでしょう。30年以上に渡る数々の名曲を並べ替え、クロスフェードすることによって新しい物語性を生み出してしまう。それぞれの曲が未だに色褪せていないのと同時に、新鮮で今のポップ/ロック/クラブシーンにさえも影響を与えそうな魅力には、ただ舌を巻くばかり。編集次第で新たな物語を生み出すことが出来るという可能性を提示した、奇跡の1枚。考え方を変えれば、それだけ昨今のロックが未だにこれらを越えていないとも言えるが‥‥

SLIPKNOT『IOWA』

KING OF キチガイ、ラウドロック界のモー娘。(笑)ことSLIPKNOTの大傑作。判り難いとかうるさいとか曲なのかこれはとか言うな!リリース後すぐに9/11を迎えてしまったが為にレビューをボツにするという、とみ宮始まって以来の大事件を作ったのも、このアルバム。その影響で来日まで延期。万単位の人間がこいつらの曲で暴れ狂う様を思い浮かべただけで鳥肌モノ。ここまで行っちゃったら、もう他のラウド系は聴けないわ。正直、SLAYERとどっちにしようか悩んだけど、甲乙つけがたい。ま、2001年という時代を象徴する意味でこっちを選ばせてもらいました。

SOUL FLOWER UNION『SCREWBALL COMEDY』

日本が世界に誇る2001年の名盤その3。文句なしの格好良さ。つうかこれよりカッコイイ「ロック」アルバム、今年どれだけあった?民謡だとかトラッドだとか、そういった土着的要素すらも血や肉と化し、オリジナルのロックンロールへと変化していく様は観て/聴いていて圧巻。今年最高の出会いを果たしたと思います。3回も、しかもどれも違ったフォーマットで観れたし。来年もお世話になります♪

TOOL『LATERALUS』

ラウドロック系で括られそうだけど、ある意味プログレ‥‥CRIMSONや上のPINK FLOYDと比べた方が意味があるのでは?ロックの持つ神秘性だとか、聴くだけでこれ程までに頭に映像が浮かんでくる楽曲や演奏、確かに気軽に聴けるものではないのかもしれないけど、改めて音楽に向かう姿勢を問われたような気がして、引き締まりました。フジロックでのステージは絶対に忘れられないよ。


最初にアンケートを書いてから間が2週間近く空いてて、しかもこの原稿を書き出したのがクリスマス前後なんですけど‥‥その間に結構何枚か入れ替わってます。まず惜しくも選から漏れた名作を。GARBAGE「BEAUTIFULGARBAGE」は一番最初のには入ってましたが、残念ながら落としました。同じくキリンジ「FINE」も。それとSLIPKNOTのとこにも書いてるように、SLAYER「GOD HATES US ALL」も残念ながら選外でした。ぶっちゃけ、これらと上の10枚、特に差はないんですよ。たまたま選んだ時の気分で上の10枚になってしまった、と。よく聴く頻度で言えば、今年は間違いなくモーニング娘。「ベスト!モーニング娘。1」が一番でしたからね(苦笑)。それとCocco「サングローズ」も今年前半ですよね。あ、AEROSMITH「JUST PUSH PLAY」も選んでなかった(汗)。DRAGON ASHもAIR(元BAKUの方/笑)も、EGO-WRAPPIN'やくるりも今年かぁ‥‥そうそう、GRAPEVINEもね。そう考えると、本当に今年は日本のアーティストが心に残る、素晴らしいアルバムを連発した年だったんだなぁと実感。ただ今好例のCD-Rコンピ「とみ宮的 BEST OF 2001」を作ってるんですが、日本の素晴らしいアーティスト達の曲が多くて、2枚に収まりそうにないですから。嬉しい悲鳴ですよ(お陰で娘。関係が2曲しか入れられない‥‥って2曲も入るのかよ!)

上を見てお判りの通り、クラブ系のアルバムが多数入ってます。昨年はUNDERWORLDくらいでしたが、今年はホント幅広く聴きましたね、この手を。特に後半の追い上げが‥‥選ばなかったところだとORBITAL「THE ALTOGETHER」やDAFT PUNK「DISCOVERY」、APHEX TWIN「DRUKQS」、毛色はちと違うけどRADIOHEAD「AMNESIAC」、MOGWAI「ROCK ACTION」、NEW ORDER「GET READY」も愛聴しました。本当、いい年でしたよ。


続いて「SONG OF 2001」の5曲も。


・AEROSMITH「Jaded」

文句なしでしょう。エアロがデビュー30年近く経って放った、新たなる魅力。今年前半、携帯の着メロはこれでした(笑)。オリジナル曲としては約10年振りのトップ10入り。2月の来日公演が非常に楽しみであります。名曲!

・GRAPEVINE「風待ち」

アルバムを選べなかった代わりに、最新シングルをここに入れておきました。これは夏フェス時期の俺のテーマソングでした。この男泣きしそうな哀愁のメロディーに本気で泣き崩れそうになった事が何度あったことか。単純に「歌モノ」として最高級の1曲。文句なし!

THE HIGH-LOWS「14才」

このバンド‥‥というよりも、ヒロトとマーシーって男は、何故もこう「ロックを聴き始めた頃の初期衝動」を忘れることなく15年近くも第一線でロックし続けてこれたのでしょうか? 俺が高校に入って最初に出来た音楽友達から借りたテープがブルハのファーストでした。それから約15年‥‥あの頃と何ら変わりない衝撃をこの曲から受けました。去年の「青春」からも近い衝撃を受けたけど、これは比じゃないです。秋はこの曲にやられっぱなしでした。順位を付けるなら、これがナンバー1です。

MR.CHILDREN「YOUTHFUL DAYS」

早くも1/1には「君が好き」って名曲をドロップしますが、これも忘れちゃいけない名曲。曲中の「I got back youthful days」っていう一節が全てを物語ってるような気がします。「優しい歌」から始まった「ミスチルを取り戻す旅」の、ある意味終着駅であり出発点でもある、記念すべき1曲なのです。桑田圭祐がマジでビビッたらしいからね、これ聴いて。ホント、アルバムが楽しみだわ。

タンポポ「恋をしちゃいました!」

え~っと‥‥入れちゃいました(入れちゃった!)。文句なしで、今年出た娘。関係の曲ではナンバー1の出来でしょう。正直、メロン記念日「This is 運命」と悩んだりもしたのですが、やっぱり「第一印象で決めました!」って事で。新生タンポポは昨年の「乙女パスタに感動」でのクイーン路線に始まり、この曲でのBCR真っ青な真っ当なアイドル路線が決定打となり、先頃の「王子様と雪の夜」で王道ポップ安定期に入った感があります。次はどういった手を打つのか気になる以前に、早くこの路線でアルバム作ってください、マジでお願いします。


一応、アルバムで選出したアーティストと被らないように選んだつもりです。ここに挙げた以外だと、もう選んだアルバム10枚の中からもいくらでも挙げられるわけで‥‥他に選ぼうとすると、どうしても今の俺はモーニング娘。絡み、しかも石川梨華絡みで挙げてしまいそうなので‥‥(笑)ちなみに他に気になった娘。関係だと、「ザ☆ピ~ス!」、プッチモニ「BABY!恋にKNOCKOUT!」、タンポポ「年末年始の大計画」(「王子様~」カップリング)、松浦亜弥「100回のKISS」等が挙げられます(って誰も聞いてないですね、はい/笑)


続きまして、今年観たライヴから選ぶ「LIVE OF 2001」を。


・AC/DC@横浜アリーナ (2/19)
・SOUL FLOWER UNION@野音 (6/9)
・TOOL@FUJI ROCK FES. (7/29)
・MR.CHILDREN@ROCK IN JAPAN FES. (8/4)
・エレファントカシマシ@SHIBUYA-AX (11/21)


AC/DCは文句なしでしょう。あれこそエンターテイメントってもんです。それでいて、コアなロックをも満足させる。何故彼らが「世界最強のライヴバンド」と呼ばれるのかが、この身をもって実感できた至福の2時間でした。

ソウルフラワーは正直どのライヴ(7月のフジロック、9月のリキッドルーム)も甲乙付けがたい、素晴らしい内容だったのですが、やはりファーストインパクトを与えた頭脳警察とのイベントを。頭脳警察も良かったんだけど、その後のソウルフラワーとの関わり方、そして「現役か否か」を考えるとどうしても(いや、頭警が現役から退くべきとかそういう意味ではなく、あの図警はやっぱり「祭り」って印象が拭えなかったし、演奏する側も観る側も、そして選曲も、その後の彼らの活動を観ても)。

TOOLはフジロックの中で観たライヴでは最も異質な存在で、演奏とか内容だったらこれよりも素晴らしかったアーティストは他にもいるんだけど、「観てはいけないものを観てしまった」という後味の悪さ、そして「ロックにはまだ神秘性が残っている」って事も改めて気づかせてくれた彼らを選びました。その後に観たEMINEMとは正反対のベクトルながらも、やっぱり根本にあるロック魂はおんなじだよな?なんて思ってるのは、俺だけでしょうか?

ミスチルも今年は久し振りによく観ました。2月のさいたま公演が俺の中で不完全燃焼気味だった事を考えると、この「ひたちなか」での彼らは、きっと二度と観ることは出来ないであろう「ギラギラ感」を堪能する事が出来ました。つうか、あれを観れた人はホントラッキーだよ? あんな桜井、きっと単独公演では観れないはずだから。事実、その数週間後に観たマリンスタジアムでは、いつもの桜井に戻っていたし。同じ曲を演奏するにも、シチュエーションでこんなにも変わってしまうものか、ロックの神が憑依してるんじゃないか?と思わせる程の大熱演。もし1本だけ選べと言われたら、AC/DCをも差し置いて、これを選びます。

エレカシもよく観たなぁ。昨年12月の千葉公演に始まり、5月のゼップ、8月のひたちなか、そしてこの11月AX公演。内容的にはどれも素晴らしいと思ったけど、やっぱりこの11月のが群を抜いて良かったのでは?と。これでくだらないアルバムを作りやがったら、承知しません(笑)。

この他にも、CYBERNAUTS、HELLACOPTERS、TEENAGE FANCLUB、KISS、フジロックでのマニックスやNEW ORDER、ひたちなかでも中村一義、更に市井紗耶香なんかも素晴らしかったです(最後のは余計か?/笑)


2002年も沢山の素晴らしい音楽と出会えますように‥‥

投稿: 2001 12 31 12:00 午前 [「1年のまとめ」Manic Street PreachersAerosmithMr.ChildrenSoul Flower UnionSlipknotTool2001年の作品タンポポ電気グルーヴBuffalo DaughterHIGH-LOWS, THEGrapevineJOUJOUKAPink FloydAir (France)] | 固定リンク