カテゴリー「藤本美貴」の18件の記事

2007年1月 4日 (木)

Hello! Project 2007 Winter 〜ワンダフルハーツ 乙女Gocoro〜@中野サンプラザ(2007年1月3日 昼公演)

定刻より15分遅れでスタート。後で聞いたら、開場も相当遅かったらしい。実際、俺は開演15分前に会場に行ったら、まだ整理入場してたくらいだから。理由は「前日に不正行為をはたらいた客がいたため、ボディーチェックを強化」したのと、「石川体調不良のため、美勇伝以外のパートを欠席。そのためのパート再振り割り&リハ」が長引いたんでしょう。石川の病名とか容態は不明だけど、あのバニーガールの格好しながら相当辛そうだった。

セットリストは全然問題なし。去年に引き続き、いいもの見せていただいたというか。って俺、正月の中野サンプラザってこれが初めてだったわ。そんな感慨もまったくなく、約100分のステージはあっという間に終わりました。

見どころはいろいろあったけど、やっぱり℃-uteの新曲と、Berryz「胸さわぎスカーレット」かな。あ、メロンの「香水」をガキさんがほぼメインとなって歌ってたんだけど(本来は石川も参加して、パートを分け合ってたんでしょうな)、これがすげー良かった。それと、春ツアーでは歌われることがないであろうモーニング娘。のミニアルバム収録のナンバー(秋コンで披露されていたれいなソロとピンク除く)がすべて歌われたのもよかった。もう2度と聴けないかもしれないしね。


[SET LIST]
01. 白いTOKYO [全員]
02. Mr.Moonlight~愛のビッグバンド~ [全員]
03. 桜チラリ [℃-ute]
04. タイムカプセル [℃-ute]
05. 雪/愛×あなた≧好き [高橋愛 With MC GAKI]
06. バラライカ [月島きらり starring 久住小春(モーニング娘。)]
07. やる気!IT'S EASY [田中れいな(熊井・徳永・鈴木・梅田)]
08. 晴れ 雨 のち スキ [辻・三好・岡田・夏焼・須藤・菅谷・矢島]
09 かっちょええ! [嗣永・清水・鈴木・中島・岡井・萩原]
10. 香水 [(石川・)新垣・亀井・道重]
11. 大きな愛でもてなして [Berryz工房・℃-ute]
12. 友情 純情 oh 青春 [Berryz工房・℃-ute]
13. I know [全員]
14. 寒いから冬だもん!~どうもこうもないっすよミキティ~ [藤本美貴 With 岡井千聖&萩原舞(℃-ute)]
15. コタツの歌~jyuken story~ [吉澤ひとみ・新垣里沙・亀井絵里]
16. 胸さわぎスカーレット [Berryz工房]
17. ファイティングポーズはダテじゃない! [Berryz工房]
18. スッピンと涙。 [辻希美]
19. 愛すクリ~ムとMyプリン [美勇伝]
20. まごころの道 [美勇伝]
21. Ambitious!野心的でいいじゃん [モーニング娘。]
22. Do it!Now [モーニング娘。]
23. 踊れ!モーニングカレー [モーニング娘。]
24. 愛の園~Touch My Heart!~ [辻希美・美勇伝・Berryz工房・℃-ute]
25. Say Yeah!~もっとミラクルナイト~ [全員]
26. 歩いてる [全員]

2006年7月23日 (日)

Hello! Project 2006 Summer 〜ワンダフルハーツランド〜(2006年7月23日 昼公演)

さて。紺野の卒コン昼の部に行ってきた。もともと卒業が決まった時点では観る気もなく、何となく流れでチケットを取ってた感じ。しかも夜とか昼とか全然こだわりなし。行ければいいやくらい。そもそも俺、夏のハロコンって過去1回しか観たことなくて。一昨年くらいまで、東京公演とフジロックの日程が完全に被ってて、大阪か名古屋に行かない限り生で観ることできなかったんだよね。2002年の時かな、名古屋に行ったことあったけど、それ以降は行ってない。

土曜までの感情としては、本当に何も思うことなくて。ただ、セットリストを先に見てしまって、ある1曲‥‥ま、それは5期メンバーで歌われる「ある曲」の名前を目にした瞬間に、目頭が熱くなったりはしたけど。実感もないし、特に悲観的になることもなく。ぶっちゃけ、辞めるなら早く辞めてもらって、残ったメンバーでどう立て直すのか、あるいは新しいメンバーを入れてどう変化してくのか、新しいモーニング娘。が早く観たいってずっと思ってて。

今日もね、開場がかなり遅れて。昨日の終演時、辻がステージから落ちて怪我。今日出演できなくなったことで、大幅な変更があってリハを綿密に行ったんでしょう。入場できたのは14時20分ちょっと前。そして席に向かう途中で会場暗転。始まっちゃったよ。

前半は普通に楽しんだ。℃-uteは普通に曲良いし、パフォーマンスのクオリティも最初から高いよなとか、新垣&亀井のハピバスいいねーとか、久住ソロはやっぱり普通に強い曲だなとか、面白い組み合わせでのDef.Divaとか、ミキティのブギートレインかっけーなぁとか、道重がかわいいなぁとか、道重と目があったりとか、道重が俺に向かってうさちゃんp(ry

そういえば、石川がソロでヘロヘロだったりしたのが、まぁ相変わらずすぎて苦笑した。あれはひどい。

夏男での高橋&愛理&菅谷がよかったね。あと辻の欠場を補ういしよしによる「スッペシャル ジェネレ~ション」も。辻は本来「うわさのSEXY GUY」のソロがあったんだっけ。観たかった。

Berryzの新曲が50'sドゥーワップ調で好み。多分CDで聴いたらもっといいと思う。雅が欠席なのが勿体ない。ま、8月の中野を楽しみにしよう。

美勇伝がエロくて困った。ストリップですかこれは!

モーニング。Ambitiousは初めて生で聴いたのか。俺的には全然悪くないし、フルコーラスで歌うところ(ダンス)が観たかったので、お腹いっぱいに。

問題は、この後だ。紺野と小川が残って(夜公演ではここでお互い手紙を読んだそうな)、5期メンバー4人のための曲「好きな先輩」をふたりで歌い出すんですわ。俺、この曲がホントにホントに大好きで、多分モーニングで好きな曲5曲挙げろって言われたら絶対に選ぶ。その曲を、4年前のさいアリで歌った姿を思い浮かべつつ、感慨深げに聴いた。ていうか、イントロが鳴った瞬間に、目頭が熱くなった。ダメ、これ以上ヘタなことされたら本気で泣く。2コーラス目で高橋と新垣が合流。この時点で高橋が感極まって声がかすれてるし。ホントこのヘタレっぷりが哀さんらしいw
ダンスのクオリティも歌唱力も、前とは比べ物にならない程に成長し、どこに出しても恥ずかしくないパフォーマーになってる。ホント、紺野に関しては初期から毎回ライブを観るたびに何かしらの成長を見せてくれたし、正直ここまでになるとは思ってもみなかった。一方、小川は‥‥勿体ないよなぁ、あの伸び悩みは。ある意味で、彼女はオーディション時あるいはデビュー時が最大のピークだったのかもしれない。いろんな下世話な噂があったけど、冗談とは思えないほどに悩んだりしたんだろうな。

5期の4人は、正直今後ソロになっても厳しいと思うんだわ。高橋は、例えば曲が書けてプロデュースもできるようなアーティストとユニットを作るとかすればいいと思う。ソロとか考えずに。でも、ほかの3人はピンでやるには器が小さすぎた。結局「4人でひとつ」のまま5年過ごしちゃったんだよな。良くも悪くも。俺、5期のオーディション前後からちゃんとモーニングを追うようになったから、そういう意味じゃ、俺にとってのモーニング娘。の象徴って、実は5期メンバーだったのかもしれない。

なんてことを、この1曲の間に真剣に考えちゃった。そして涙ぐんで、最後を見送ったよ。この後、「好きな先輩」が収録されたアルバム「4th いきまっしょい!」にも収録された2曲が歌われて、うん、やっぱりいろいろ思い出した。あの時のメンバーは半分以上いないんだよな。13人だったんだよ‥‥なっちもかおりんも、矢口も圭ちゃん、ごっちんも、梨華ちゃんもののもあいぼんもいたんだよ‥‥毎回、卒業を意識した瞬間って、こういういないメンバーのことを思い浮かべるんだよな。なっちやかおりん、圭ちゃんやごっちんは今日観に来てたのかな。そしてあいぼんは‥‥

最後の酷いマッシュアップメドレーは割愛して。ていうか、もうあの恋レボで終わったよね。あとはおまけ。

夜公演では「好きな先輩」の後にモーニングの8人からふたりに対して卒業の言葉があったようで、やはり高橋やガキさんは号泣だったらしい(しかもまとまりのないことを延々喋ってたとさw)。そしてミキティはやはり泣かなかったそうな。

あーもう、10月のライブが早くも楽しみだ。それにあわせて新曲も出るだろうし、いったい8人のモーニングがどういう色を出していくのか気になる。今後、さらに6期が引っ張っていくことになるんだろうな。そして、そろそろ本体で久住がブレイクしてくれることを願うばかり。

ていうか‥‥あれが紺野と小川を生で観る最後の機会だったのに‥‥今でも全然最後だったって気がしないんだよね。またすぐ会えるような気がするのは‥‥気のせい?


[SET LIST]
01. ALL FOR ONE&ONE FOR ALL! [全員]
02. SEXY BOY~そよ風に寄り添って~ [全員]
03. 大きな愛でもてなして [℃-ute]
04. 即 抱きしめて [℃-ute]
05. 初めてのハッピーバースディ! [新垣・亀井]
06. 恋☆カナ [月島きらり starring 久住小春 (モーニング娘。)]
07. 好きすぎて バカみたい [田中・嗣永・村上・矢島]
08. ブギートレイン'03 [藤本美貴とキッズ4人]
09. サマーれげぇ!レインボー [道重・岡田・嗣永・?]
10. さぁ!恋人になろう [石川・清水・梅田・鈴木・熊井]
11. すき焼き [全員]
12. ピリリと行こう! [全員]
13. GOOD BYE 夏男 [高橋・鈴木・菅谷]
14. おおきに。道端から… [全員]
15. スッペシャル ジェネレ~ション [吉澤・石川]
16. 印象派 ルノアールのように [吉澤・三好・熊井・矢島]
17. 笑っちゃおうよ BOYFRIEND [Berryz工房]
18. 一切合切 あなたに あ・げ・る♪ [美勇伝]
19. 唇から愛をちょうだい [美勇伝]
20. Ambitious!野心的でいいじゃん [モーニング娘。]
21. 好きな先輩 [紺野・小川・高橋・新垣]
22. 本気で熱いテーマソング [モーニング娘。]
23. 恋愛レボリューション21 [モーニング娘。]
24. GO Girl~恋のヴィクトリー~ [Berryz工房・℃-ute]
25. メドレー [全員]
・ハピネス~幸福歓迎~
・大阪ラプソディー
・わっきゃない(Z)
・カッチョイイゼ!JAPAN
・ザ☆ピ~ス!
・SEXY BOY~そよ風に寄り添って~
26. HIP!TO THE FUTURE [全員]

2003年12月31日 (水)

MY BEST OF 2003

先日、無事5周年を迎えた当サイトですが、年末恒例のこの企画も今年で6回目ですか。この5年ちょいの間に、俺自身の音楽の趣味も相当変わったりしたわけですが、それでも根本にあるものはガキの頃からずっと変わっておらず、結局その「匂い」がするものを求めていたりするんですよね‥‥それがどんなジャンルであろうと。

さてさて、というわけでさっさと発表していきましょう。現在大晦日の19時。途中休憩入れるとして、一体何時に書き終えるのか‥‥非常に楽しみです。

今年も昨年と項目は全く一緒です。アンケート「BEST OF 2003」の募集を開始してから、ふと気づいたのが「映像部門を設けてもよかったかな?」ということくらいかなぁ、今後項目が増える要素としては。まぁとにかく、「ALBUM OF 2003」から発表していきたいと思います(ってこれ書いてる今現在も決まっていないんですけどね!)。尚、いつもの如く全てにおいて順位は付けてません。順番はアルファベット順ですので他意はありません。


Buffalo Daughter『Pshychic』

ポストロックだとかジャーマン・プログレ風だとかいろいろ言われる今作ですが、個人的にはそんなのどうでもよくて、ただひたすら気持ちいいロック・アルバム。ただそれだけなんですよね。ヘッドフォンで聴いても気持ちいい、そして大音量でフロアで鳴っていても気持ちいい、そんなアルバム。ライヴも最高に気持ちよかったです。後はこれを野外で聴きたいな、と。来年のフェス、期待してます。

DATE COURSE PENTAGON ROYAL GARDEN『MUSICAL FROM CHAOS』

個人的にはこれとスタジオ盤新作とどちらにするかで悩んだんですが、新作はまだ聴き込みが足りないなと感じたのと、やはりこのライヴ盤のディスク1における「同じ曲でも時と環境の違いでこうも変わるのか!?」と我々を唸らせた衝撃、これを考慮してこっちに。ま、デトコペに関してはホントにライヴを観て欲しいので、その意味もあってこの2枚組を選んだってのもあるんですが。凄いバンドです本当に。

THE MARS VOLTA『DE-LOUSED IN THE COMATORIUM』

有無を言わさぬ強烈な個性、どこにも属さない独特なサウンド。もし聴かず嫌いの人がいるなら、絶対に人生損してると思うよ。それくらい自分的にも衝撃度が強い1枚でした。AT THE DRIVE-INの幻影は、俺の中ではハッキリと断ち切れました。それくらい素晴らしい1枚だと思います。

METALLICA『ST. ANGER』

これも有無を言わさぬ凄みを持った1枚ですね。ヘヴィメタルとかラウドロックとか、そんな括り、糞食らえ。ウルサイから聴かないとかメロディが薄いからどうとか、そんな屁理屈こねてる奴ら、全部死刑! ロックは元々自由な音楽なんだ、その自由を取り戻したのが「自身の枠(METALLICAというブランド)に囚われていた」METALLICAだったというのも面白い話。このアルバムよりもLINKIN PARKやEVANESCENCEの方が受けがいいのは判るけど、そういう問題じゃないのね。とにかくこれも、聴かず嫌いの人に是非オススメしたいです。

THEE MICHELLE GUN ELEPHANT『SABRINA HEAVEN』

ミッシェルは「SABRINA NO HEAVEN」とかライヴ盤とかいろいろあったけど、これもファーストインパクトと、作品としての完成度の高さを重視して、これにしました。やっぱりアルバム最初の出音が全てでしょう。今更言うなって感じですが‥‥本当に惜しいバンドをなくしたな、と。各メンバー(特にチバ)の今後に期待。

Spaghetti Vabune!『summer vacation, sunset vehicle』

今年最高の出会いは、このバンドに巡り会えたことでしょう。インディーズながらもしっかりとした楽曲を書き、その辺のメジャーバンドに引けを取らないクオリティーを持ったメロディーには、俺もメロメロに。バンドの皆さんがご覧になってるから絶賛するわけではなく(ケージさん、メールありがとうございました!)、純粋にいいアルバムであり、もっと多くの人に知って/聴いてもらいたい作品だと思ってます。胸を張ってオススメしたい!

SPANK HAPPY『Vendome, la sick KAISEKI』

ライヴでベスト盤という反則合わせ技だけど、それを差し引いても「サヨナラCOLOR」は2001年に聴いておくべきだった1曲なわけで。これで踊れない奴は死んだ方がいいですマジで。

Theピーズ『Theピーズ』

もう1年以上も前のアルバムみたいな気がしますが、それくらい今年1年聴き込んだアルバム。間違いなく今年一番聴く回数が多かったでしょうね。このアルバムの完成度は確かに完璧とは言い難いですが、それをライヴで補完していく様はホント圧巻でした。アルバムリリース直後に、早くも新曲がバンバン出来てるのも、彼等の今のコンディションを物語ってるんじゃないでしょうか? 12月~'04年1月の東名阪ライヴの後、早くも3月にはアルバム発表。春には全国ツアーもあるそうなので、楽しみ!

藤本美貴『MIKI ①』

アイドル・ポップものを1枚くらい選ぼうと思っていろいろ聴き返してみたんですが、最後まで悩んだのがBON-BON BLANCO「BEAT GOES ON」、メロン記念日「1st ANNIVERSARY」、中島美嘉「LOVE」(ま、これはアイドルじゃないですけどね厳密には)辺りだったんですが、最終的には個人的思い入れでこれに。ま、仕方ないでしょ?(メロンはシングル8曲ってのがね。悪くないんですけど)多分、彼女のソロアルバムは今後暫く聴けないでしょうから、そういう意味も込めて。それにしても "涙GIRL" は今聴いても凄いな。

フラワーカンパニーズ『発熱の男』

フラカンとの出会いも2003年の大きな出来事のひとつかな。たった数十分のライヴだったのに、ずっと忘れられないインパクトを与えてくれた彼等。それはアルバムに関しても同様で、彼等も今年2枚リリースしたスタジオ盤どちらを選んでも良かったんですが、ファーストインパクトを重視してこちらに。来年こそは是非ワンマン・ライヴに行きたい。このまま変わらずに突っ走り続けてくれることを期待してます。


とまぁ10枚選んでみましたが、これはあくまで12/31現在ってことで。だって、年末に買ってまだ聴いてない/聴き込んでないアルバム、沢山あるからさ。ここに名前が挙がってないものでは他に‥‥RON RON CLOU「SECOND RUNNER」、MOGWAI「HAPPY SONGS FOR HAPPY PEOPLE」、MUSE「ABSOLUTION」、LED ZEPPELIN「HOW THE WEST WAS WON」、カーネーション「LIVING/LOVING」、MO'SOME TONEBENDER「TRIGGER HAPPY」、ウルフルズ「ええねん」、クラムボン「imagination」、ソニン「華」、JEFF BECK「JEFF」、ナンバーガール「サッポロ OMOIDE IN MY HEAD 状態」等々‥‥挙げればいくらでも出てくるんで、きりがないのでこの辺で。

個人的にはレビューした作品はどれも好きで、気に入っていて、今年よく聴いたものばかりですので、ええ。個人的には面白い1年だったと思いますよ。洋楽少な目なのは、それだけ邦楽アルバムが充実してたってことでしょうか? いや、本当にここに名前挙がらなかった以外の作品でも、いいのは沢山あったからね。


続いて「SONG OF 2003」の10曲を紹介します。


・METALLICA「St. Anger」

初めてこの曲をラジオで聴いた時の衝撃。多分今年一番の衝撃だったと思います。音楽を聴いて身動き取れなくなる程の衝撃、そんなこと滅多にないはずなのに‥‥期待してたからこそ、そして同時に期待してなかったからこそ(矛盾してますが、言いたいこと判ってもらえますか?)の衝撃。PVも格好良かったなぁ。勿論ライヴも。本当に20年目のバンドだとは思えない攻撃性と斬新さ。頭が下がります。

・THEE MICHELLE GUN ELEPHANT「エレクトリック・サーカス」

これはもう仕方ないでしょう。こういう曲をラストに持ってくること自体反則だと思うし、そしてその演奏や歌の熱さも反則。「ミュージックステーション」で歌う、涙目のチバが忘れられないッスね。解散効果でオリコン週間チャート3位(デイリーで1位)を記録しましたが、リリース日を解散に合わせずに普通に出してたら‥‥今更言っても仕方ないことですが。解散関係ないし、掛け値なしの名曲。

・Mr.Children「タガタメ」

「掌 / くるみ」でもよかったんですが、やっぱり衝撃度からいったらこっち。未だリリースの目処が立ってないこの曲、いろんな意味で今年の話題になりましたよね。この曲のレビューのお陰で、かなりアクセス数も伸びたし(それは蛇足ですが)。この振り幅があるからこそ、桜井和寿って男は信用できるわけですよ。どっちか一方だけじゃダメなのね。

・THE WiLDHEARTS「Someone That Won't Let Me Go」

ワイハーからも1曲選んでおきましょう。アルバムを選んでもよかったんですが、敢えて「もっと行けるだろ?」ってう期待も込めて、今回も選出外にしてみました。ホントに意地悪だな俺、ジンジャーに対しては。ま、'90年代以降に登場した、数少ないロックスターですからね、俺にとって。この曲はアルバム中、最も過去の彼等に近いスタイルだと思うし、実際これをシングルとして切って、もっと多くの人の耳に止まれば、間違いなくメタルファン以外にも受け入れられると思うんですが‥‥

・ZYX「白いTOKYO」

「第2回ハロプロ楽曲大賞2003」では "行くZYX! FLY HIGHT" を選びましたが、こっちではこの曲を選びたいと思います。今の俺がハロプロに求めているものが、結局この10曲の中に入った3曲にあるような気がします。正直、今のモーニング娘。には歯がゆさと不甲斐なさしか感じない、というのが正直な気持ち。1月の新曲もねぇ‥‥出さなきゃよかったのに、安倍態勢で。

・あぁ!「Jaded」

無駄に拘ります。だって本当に好きだから、この曲。全然飽きがこないし。誰が何と言おうと、今年のアイドル・ポップの中で一番の楽曲だと信じております。今後このユニットがどういう方向に進んでいくのかは誰にも判りませんが、とにかくアルバムまでこぎ着けて欲しい‥‥無理だとは思うけど。

・ウルフルズ「ええねん」

いや、これも何も言うことないでしょう。それくらいに名曲。ストロングスタイルの演奏は、どこかAC/DCっぽさを彷彿させ、歌詞の力強さはウルフルズ以外の何者でもない。もっとヒットすべき曲だよこれ。きっかけさえあれば、「第二の "ガッツだぜ!"」になれるはずなのに‥‥

・メロン記念日「赤いフリージア」

これも文句なしの完成度。「あぁ!」がいなかったら、今年一番のアイドル・ポップだと思ってたんですが。逆に、この曲が存在しなかったら、俺はこの位置に松浦亜弥の "ね~え?" を選んでたんでしょうね。本当にキラーチューンってこういう曲を指して言うんだな、とマジで思いましたね。素敵すぎて涙が出そう。

・Theピーズ「生きのばし」

"グライダー" と最後まで悩んだけど、歌詞が死ぬほど好き、ってことでこちらに。もはやピーズの曲に関してはどれ選んでもぶっちゃけ問題ないんですけどね。ここで理屈こね回す前に、まずは聴いて!お願い!

・レミオロメン「雨上がり」

意外な選出かもしれませんが、これも今年1年通してよく聴いた1曲。この高揚感、なかなか真似出来るもんじゃないですよ? ASIAN KUNG-FU GENERATION"と共に期待出来る新人バンドだと思ってたんですが‥‥それだけにメジャーからのファーストアルバムの内容と、そのCCCD化にはちょっと‥‥泣けた。けどさ、本当にBUMP OF CHICKENがブレイクしてったように、彼等にも‥‥っていう気持ちは強いんだけどね。


というわけで、こんな感じになりました。ハロプロを3曲に抑えたのは意識的です。本当なら「第2回ハロプロ楽曲大賞2003」で選んだ5曲をそのまま使ってもいいんですけどね。まぁ、ね?

他にも沢山いい曲はあったと思うんですが‥‥これも現時点で、ってことで。絶対に明日になれば気持ちが変わると思うし。


続きまして、今年観たライヴから選ぶ「LIVE OF 2003」を。


・Theピーズ(3/21@SHIBUYA-AX)
・イギー・ポップ(7/26@FRF'03)
・TMGE(10/11@幕張メッセ)
・岡村靖幸(10/14@Zepp Tokyo)
・METALLICA(11/7@代々木体育館)


観てもらえば判る通り、今年はロックンロールな1年でした。

まず3月のピーズは初めてのワンマン、しかも最前列で観れたってことも幸いして、本当に充実のライヴでした。続いて7月のイギー・ポップ@フジロック。俺がフジでのベストアクトに挙げることが多いのが、このイギーのライヴ。ホント久し振りに観たんですが、全然衰えておらず、むしろ以前よりも攻撃的で若々しくなってる気が。いやーまた3月に観たいですね! そして10月のミッシェル・ラストライヴ。これはもう理屈じゃないでしょう。日本のロック史に於ける、ひとつのピリオドであり、ひとつの通過点。まだDVD観てないんですが、やっぱり冷静に観たら‥‥泣くのかな? その3日後に観た岡村ちゃんも凄かった。個人的には8月の復活ライヴもインパクト大でしたが、内容的にはもう10月の単独公演の方が格段上。このまま浮上して欲しいです。最後はMETALLICA‥‥これはもう、仕方ないですよね。ホントにいいライヴだった。全公演観たかった程。観れなかった人、ご愁傷様でした!って言いたくなる程、凄いの連発。いやいや、いいもの観させて戴きました!

これ以外だと‥‥1月のMANIC STREET PREACHERS@NKホールとか12月のメロン記念日@渋谷公会堂、9月の後藤真希@市原、9月の「朝霧JAM」で観た曽我部恵一とか、とにかく数え切れない程にいいライヴを観れましたね。

今年は全部で36本(フェスは日数に関わらず1本とカウント)のライヴを観た計算になりますが‥‥全然減ってない‥‥2002年の大晦日に「来年は減らす傾向に~」とか言った記憶が‥‥そして既に2004年前半も数多くの予定が‥‥いい加減にしないと‥‥とは思ってるんですが、やっぱり俺、「現場」が好きなんですよね、家でCD聴いてるより。一時期、年間100数十本観た年とかありましたが(その殆どがライヴハウスで無名のインディーバンドだったりしたんですが)、あの雰囲気とか空気が大好きなんですよ。会場の大小に関わらずね。だから来年も‥‥行くんでしょうね、きっと。


来年も、素晴らしい音楽との出会いがありますように‥‥

2003年12月 7日 (日)

「第2回ハロプロ楽曲大賞2003」とみぃの場合

<俺がハロプロ嫌いになるわけねーじゃん!>

‥‥みんなゴメンよ! 数日前サイト内でハロプロに対してネガなことを書いてたと思うんだけど‥‥ウソ!ウソだから!!

いや、正確には本当なんですが(どっちだよ!)、まぁこの選出自体は既に先月中に行っていたものなんで、その時の感情とは全く関係ないので。ただ途中で参加するつもりがなくなってしまったので、このままお蔵入りさせようかとは思ってましたが。単純に「やっぱ折角書いたんだし、いろんな意味でのけじめもあるから」ってことでアップすることにしたんですけどね。つうか何だかんだでみんな読みたいんじゃないの?? しかも改めてアップするにあたって、メチャメチャ加筆してますからね。ホント読み応え十分な内容になってると思いますよ。

というわけで‥‥ピロスエさん主催で今年も行われることとなった「第2回ハロプロ楽曲大賞2003」。今年はかなり大がかりな仕掛けを用意してるようですが、それとは全く関係なく、とみぃなりに今年1年‥‥正確には2002年12月~2003年11月にリリースされたハロー!プロジェクト及びその周辺(ソニン、安倍麻美含む)がリリースした楽曲の中から5曲を選んでみようと思います。

あと、今年はPV部門も新たに出来たそうで(昨日ピロスエさんに聞かれるまで、全然意識してなかった。汗)、そちらも最後に選んでみたいと思います。


<エントリー候補>


●モーニング娘。
・Do it! Now (CRAZY SODA REMIX)
・TOP!
・「すごく好きなのに・・・ね」
・シャボン玉
・恋 ING

●モーニング娘。さくら組
・晴れ 雨 のち スキ♡

●モーニング娘。おとめ組
・愛の園 ~Touch My Heart!~

●ミニモニ。(ミニハムず)
・CRAZY ABOUT YOU
・恋愛1周年
・ミニハムずの結婚ソング
・ミラクルルン グランプリン!

●カン梨華
・新しい恋の初デート

●カン紺藤
・浮気なハニーパイ
・先輩 ~LOVE AGAIN~

●メロン記念日
・赤いフリージア
・遠慮はなしよ!
・ANNIVERSARY
・ENDLESS YOUTH
・夏

●ZYX
・行くZYX!FLY HIGH

●ROMANS
・SEXY NIGHT ~忘れられない彼~
・ロマン

●あぁ!
・FIRST KISS
・正夢

●中澤裕子
・GET ALONG WITH YOU

●後藤真希
・晴れた日のマリーン
・手を握って歩きたい (Album Version)
・うわさのSEXY GUY
・彼、旅行中なり
・スクランブル
・長電話
・抱いてよ!PLEASE GO ON
・原色GAL 派手に行くべ!

●松浦亜弥
・あなたの彼女
・ダイアリー
・デート日和
・ね~え?
・THE LAST NIGHT

●藤本美貴
・ブギートレイン'03
・大切
・涙GIRL
・銀色の永遠
・SHALL WE LOVE? (藤本Version)

●シャッフルユニット
・GET UP!ラッパー (SALT5)
・BE ALL RIGHT! (11WATER)
・OH!BE MY FRIEND (ハロー!プロジェクト)

●「FOLK SONGS 4」
・真夜中のドア ~Stay With Me~ (メロン記念日)
・中央フリーウェイ (矢口真里)

●ソニン
・好きな人だから
・合コン後のファミレスにて
・ADA BOY & DA GIRL

●安倍麻美
・Our Song
・きみをつれていく


上に各ユニット/ソロ毎に今年俺の中で印象に残った楽曲をそれぞれ5曲程度ずつ選出してみました。まずモーニング娘。ですが‥‥正直、今年は圧倒的に「これっ!」という曲が‥‥ないに等しかったと思います。平均点以上、80~85点程度の曲がシングルとして選ばれてたような気がするし。俺の中ではやはりモーニングって「0か100」なわけで、そういう意味では "モーニング娘。のひょっこりひょうたん島" や "GO GIRL ~恋のヴィクトリー~" はその流れを受け継いではいるものの、俺の中では「0」にさえもたどり着けない、非常に中途半端な印象しか与えない楽曲だったように思います。ま、普通に聴けば両方共いい曲なんですけどね。けどそんなもん、本体には求めてないしさ。そういう点を踏まえつつ選んだのが右の5曲。"TOP!" と"シャボン玉" は正に「100」に限りなく近かったかな、俺の中で。"Do it! Now (CRAZY SODA REMIX)" は単純にシングルバージョンよりも好きで、楽曲の良さを再認識できたテイクという意味で。"「すごく好きなのに・・・ね」" と "恋 ING" はもう純粋にその曲の良さで。特に後者は来年以降の彼女達を占うという意味で、興味深かったかなと。音楽面では全然参考にはなりませんけどね。

さくら組とおとめ組に関しては以前レビューに書いたように、「本体でTOO MUCHなことを思いっきりやって、分割班で楽曲指向を追求する」的なことをやってくれればな、と思ってるんで。まぁ次の曲次第ですよね。

ミニモニ。はミニハムず名義込みで右の4曲。シングル「CRAZY ABOUT YOU」からの2曲は当然候補に。後は昨年末と今年のミニハムず名義2曲を。両方とも素晴らしいと思いますよ、ええ。

カントリー娘。周辺は、カン梨華名義での未発表曲"新しい恋の初デート" と、カン紺藤名義でのシングルナンバー "浮気なハニーパイ" と "先輩 ~LOVE AGAIN~" を。タイプ的には三者三様といった感じですし、どれも従来の「カントリー娘。」からはかけ離れたものですが、純粋に楽曲として気に入っていたし、今年聴く頻度がかなり高かった曲ばかりなので。

メロン記念日からはシングル「赤いフリージア」収録の2曲、ファーストアルバム「1st Anniversary」から "ANNIVERSARY" と "ENDLESS YOUTH"、そしてシングル「チャンス of LOVE」 C/W曲の "夏" を。リリースが今年12月だったから「かわいい彼」は対象外。残念。

今年新たに派生したユニット、ZYX、ROMANS、あぁ!についてはそれぞれの楽曲を、特に後2組についてはC/W曲込みで選出しました。ホントどれも気に入っていてよく聴きました。

続いてソロアーティスト編。安倍なつみに関しては‥‥純粋に楽曲という意味では、残念ながら最終選考に残すまでの楽曲はなし。"22歳の私" は確かにいい曲だと思うけど、その他のソロ/ユニット曲がインパクト強いものばかりなので、残念ながら選出外。

中澤裕子は今年唯一のシングル"GET ALONG WITH YOU" を。当然の結果です。今年上半期だけだったら絶対にトップ5に入れてますね。

今年のハロプロを語る上で欠かせないのが、後藤真希。彼女のみ8曲も候補曲を選んでしまいました。アルバムとしての完成度は低かった「マッキングGOLD (1)」 ですが、特に "晴れた日のマリーン" が突出した出来。それ以外だと "手を握って歩きたい (Album Version)" が「そうそう、こういうアレンジを待ってたんだよ!」という素晴らしい出来でしたね。シングル曲はぶっちゃけ、全部好きなんですよね。「うわさのSEXY GUY」と「スクランブル」に関してはC/W曲込みで気に入ってるし、"抱いてよ!PLEASE GO ON" も "原色GAL 派手に行くべ!" も素晴らしかったし。どれも甲乙付けがたいんですよ。ホント困りものです。

その反面、昨年までの充実振りがウソみたいなのが松浦亜弥。音源上でのパフォーマンスは相変わらずなんですが、楽曲がねぇ‥‥出た当時はヘヴィローテーションしてても飽きが来るのが早すぎるんですね。そんな中でも特に印象深かったのは、アルバム「T・W・O」収録の "あなたの彼女"、"ダイアリー"、"デート日和" の3曲。従来の『あややらしさ』を伝承しつつ、更に高みへと到達しつつあるのが伺える良作だったと思います。シングルに関しては‥‥う~ん、"ね~え?" と "THE LAST NIGHT" くらいかな?ってまぁ3枚しか出てないんでアレですが(あ、"草原の人" も選考対象か)。今年はC/W曲のクオリティがちょっと落ちたような気がしますね。所謂「捨て曲」が多かったような‥‥

そして暫くソロ活動は休止中の藤本美貴ですが、今年発表した楽曲に関してはホントどれも好きなんですよ。シングル 「ブギートレイン'03」はC/W曲込みで素晴らしかったし、アルバム「MIKI (1)」収録の新曲4曲もホント良かったし。そんな中選んだのが右の5曲。"SHALL WE LOVE? (藤本Version)" はちょっと反則気味ですけどね。

ソロはひとまずこの辺で。続いて企画モノ/企画盤編。今年のシャッフルユニットは本当にどれも素晴らしいと思ったし、捨て曲が一切なかったのが嬉しかったよね。個人的テンションが落ちたのが7AIRかな。けどホントに僅差ですけどね。というわけでSALT5と11WATER、そしてハロー全体で歌った "OH! BE MY FRIEND" を選んでみました。企画盤だと今年一番良かったのが「FOLK SONGS 4」でしょうね。この中からはメロン記念日が歌った "真夜中のドア ~Stay With Me~" と 矢口真里 のソロナンバー "中央フリーウェイ" を。これもよく聴いたアルバムなんですが、特にメロンの方は今年出たどのオリジナル曲よりも良かったんじゃないか!?と思えるパフォーマンス。ライヴで歌って欲しいですね。

最後はハロプロ周辺ということで。ソニンはアルバム「華」から "好きな人だから" を。この曲が一番突出した出来だったように思います。それ以外だと最新シングル「合コン後のファミレスにて」収録の2曲を。どのアルバム収録曲よりも素晴らしかったんじゃないか!?なんて声がある程、ホントに良かったと思いますよ。

そして、安倍なつみの実妹ってことで安倍麻美も。実は1枚も音源持ってないんですが、特にセカンドシングル曲 "Our Song" と "きみをつれていく" は職場の有線でかかる度に耳を惹き付けられた、いろんな意味でインパクト重視の楽曲。この2曲に惹かれてアルバム買ってみようかと思った程。ま、もうちょっと様子見ですかね。

以上、こんな感じです。さてさて、この中からどの5曲が選ばれるのか‥‥以下、5位から順に紹介していきたいと思います。


第5位:後藤真希 「彼、旅行中なり」

後藤に関しては本当にどれを選んでもおかしくないんだけど、最後の最後まで悩んだのがこの曲と "手を握って歩きたい (Album Version)"、"スクランブル" の3曲。結局世間一般が彼女をイメージする時の『クールさ』とはかけ離れた、等身大の彼女らしさを余すところなく表現したのが上記3曲だったのかな、と。まぁ "手を握って歩きたい" は去年も選んでるので、ファーストソロツアーでのパフォーマンスも印象深い "彼、旅行中なり" を選びました。以前掲示板の方で「加藤いづみっぽい」という声が挙がりましたが、ホントそんなイメージが強い1曲。またライヴで聴きたいですね!


第4位:藤本美貴 「大切」

藤本に関してはもう最初っから決めてました。絶対にこれ以外考えられないって。いや、これ以外にも "ブギートレイン'03" も入れようかどうか悩みましたが、やはり最後の最後に訪れる「衝撃的なオチ」(この場合『オチ』とは言わないのかな?)、これだけの為に選んだと言っても過言ではないでしょう。ホント、今年リリースされたつんく♂関連の楽曲の中で、一番インパクトがあった1曲ではないでしょうか。藤本のぶっきらぼうで、それでいて切々と歌うパフォーマンスも彼女ならではといった感じで。多分これを松浦や後藤がやったら、ここまでべた褒めしてなかったかもしれません(それは言い過ぎか?)。とにかく‥‥悪いことは言わないから、来年からまたソロ活動再開させてあげてください!!


第3位:ZYX 「行くZYX!FLY HIGH」

文句なしの上位入り。ハロー!プロジェクト・キッズに対してネガな印象しか抱けなかった俺ですが、この曲で完全に見直した。というか、このユニットって矢口以上にキッズが目立ってるんだもん。やはり矢口はセンターに立つよりも2番手、3番手として動いた時に最も魅力を発揮する人なのかもしれないなぁ、と改めて実感しました。間もなくリリースされるセカンドシングル "白いTOKYO" も "行くZYX!FLY HIGH" とはタイプの異なる楽曲ながらも、非常に素晴らしい作品に仕上がっているので、今後が大いに期待できるユニットのひとつかもしれませんね。


<番外編:6~10位>


6位:モーニング娘。「シャボン玉」
7位:ミニモニ。「CRAZY ABOUT YOU」
8位:あぁ!「正夢」
9位:ROMANS「ロマン」
10位:中澤裕子「GET ALONG WITH YOU」


さて、上位2曲発表に行く前に、6位以下を紹介しておきましょう。本来は対象外なんですが、当サイト内のみでの紹介ということでご理解ください。

6位はモーニング娘。の "シャボン玉"。実は当初考えていた結果では10位内に入ってなかったんですけど、夕べたまたまカラオケでこの曲を歌ったら「‥‥やっぱいい曲やんか!」って思って。まぁベスト5には入らないものの、ギリギリ6位くらいかなぁ、と。けどね、この曲に関しては正直なところ「映像込み」で評価が一気に上がるところがあるんですが(ま、それは後程語るとして)。

7位はミニモニ。の "CRAZY ABOUT YOU"。これも文句なしでしょう。正直そのカップリングである "恋愛1周年" とどっちにしようか悩んだのですが、単純にカッコイイと思ったタイトルナンバーの方で決定。

8位は「あぁ!」のシングル "FIRST KISS" のC/Wナンバー、"正夢"。これも5位内に入れたかった程気に入っていて。もうこのユニットに関してはどんどん新曲聴きたいです!

9位はROMANSのシングル "SEXY NIGHT ~忘れられない彼~" のC/W曲、"ロマン" を。本当に今年はC/W曲に当たりが多かったように思います。決してシングルのタイトル曲にはならない(なれない)ものの、それでいて下手したらそのタイトル曲を食ってしまうようなインパクトと完成度を持った曲、これが今年のハロプロ関連のC/W曲に対して感じた印象です。特にこの曲はタンポポを彷彿させるイメージがあったり、つんく♂らしい「曲の継ぎ接ぎ」が登場したりで、聴いてて飽きが来ないんですよ。参加メンバーのパフォーマンスも素晴らしいですしね。

10位は中澤裕子の "GET ALONG WITH YOU"。曲そのものの素晴らしさもありますが、やはりこの曲は後半~エンディングにかけての中澤の歌による盛り上げ方が全てですね。ちょっと感動的ですよこれは。あの中澤が‥‥っていう思いもあるし、こういう曲は他の若い子には歌えないよなぁ‥‥等、とにかく印象深い1曲。

これ以外にもカン紺藤 "先輩 ~LOVE AGAIN~" とかミニハムず "ミラクルルン グランプリン!"、松浦亜弥 "THE LAST NIGHT"、ソニン "合コン後のファミレスにて" 等が最後まで候補に挙がってたんですが‥‥まぁ正直なところ、6位以下でここに挙げた楽曲はどれを選んでもおかしくないというような曲ばかりですから。たまたま今日は選ばれなかっただけで、明日になったらまた気が変わってる可能性もあるんで、そんなに気にしないでくださいね。


第2位:メロン記念日 「赤いフリージア」

ぶっちゃけ、1位と2位はどっちが上とか下とかあんまり意識してないんですよ。それくらいこれら2曲って俺の中での『今年のハロプロ』を象徴する楽曲だったわけで‥‥つまり、モーニング娘。本体以上にその周辺ユニットが充実してきている現実、昨年夏の構造改革以降『モーニング娘。主体』から『ハロプロ主体』に移行していき、それが上手く機能してきた結果だと思うんですね。

特にメロンの場合、前年から "夏の夜はデインジャー!"、"香水" ときて、その決定打として "赤いフリージア" が発表されたわけですから。何度も書くけど、本当に名曲中の名曲。モーニングの6期メンバーオーディションでの課題曲に起用されたり、地道なプロモーション展開をした結果なのか、この曲が現時点においても過去最高のセールスを記録したのも頷ける話ですよね。もはや "This is 運命" や "さぁ!恋人になろう" だけじゃないんだよ、メロンは!


第1位:あぁ! 「FIRST KISS」

えー、やはり今年はこの曲に決まりです。第一印象から決めてました。もう全てにおいて俺のツボ突きまくり。結局今回選んだ5曲が意味するところって、メロンのところでも書いたように『モーニング娘。主体』から『ハロプロ主体』へ‥‥という動きの表れだったと思うんですよ。こういう楽曲指向に対して異論を唱える人がいることも知ってます。けど、俺はこう思うんだ!というだけのことですよ。俺の意見が全てじゃないし、かといって他の著名人の意見が全てでもない。それらを読んだ人達がそれぞれを吟味し、自分なりの考えをまとめて欲しいものです。他人の受け売りほど格好悪いことはないですからね!

というわけで、あぁ!です。これをキッズや田中れいなというローティーンの女の子3人で歌うことによって生じる魅力、そして儚げな曲調・メロディ・アレンジ。全てが今の俺のツボだったと。別に一時期のSPEEDやFolder5と比べる気もないですが‥‥俺の中では意外と地続きかもしれませんね。

これが売れなかったという現実が、今のハロプロを象徴してるようでちょっと淋しくもあるんですが‥‥せめてハロー枠内のファンだけでも受け入れてあげて欲しいです。ま、今はダメでも1年後、2年後にジワジワと効いてくる楽曲かもしれませんし。個人的にはずっと聴いていきたい曲のひとつですね。


<PV部門>


1位:モーニング娘。「シャボン玉」
2位:カン紺藤「先輩 ~LOVE AGAIN~」
3位:後藤真希「うわさのSEXY GUY (Dance Shot Ver.)」


正直、PVなんて観る機会は殆どないし、シングルV買ってまで観たいと思わせる出来の作品は、例年通り今年も少なかったと思います。ヴィジュアル要素込みで初めて成立するのがハロプロだと判っていながらも、そのヴィジュアル(PV)がおざなりなのは今に始まったことじゃないんですが‥‥やっぱり、金出してまで観たいとは思わないし。単純にファンの為のマストアイテム程度ですよね。一般の、ちょっとあの曲が気になったからっていう人達はPV集なんて絶対に買わないもん。彼女達に普通の人以上に興味があって、彼女達が出すもの全部を押さえておきたいって人だけですよ、真面目な話。

というわけで、そういうことを踏まえつつ選んだのが右の3本。"シャボン玉" は今年2枚だけ買ったシングルVの内の1枚だから(もう1枚は藤本 "ブギートレイン'03")。やっぱりこの曲は、あのパフォーマンスが加わった時に初めて無敵状態になるんだな、と。特に間奏での狂ったかのようなパフォーマンスは圧巻。それを水場でやるもんだから、映像的にもスローモーションかけたりして、なかなか面白いものになったんではないでしょうか。

2位は、カン紺藤の先輩 ~LOVE AGAIN~。シュールな雰囲気漂う映像がこれまでの彼女達のイメージとはかなりかけ離れていて、作品として非常に面白かったかなと思います。

最後はまたまた後藤の うわさのSEXY GYU。こちらはシングルVに収録されていた「Dance Shot Ver.」の方を選びました。これは自分で持っているわけではなくて、他人の家で見せてもらったんですが、後藤のダンスのキレの良さが存分に味わえる好編集だと思いますね。


<最後に>

何だかんだいって、今年のハロプロに対しては去年よりもテンション下がってたんですが、こと音楽面に関しては昨年以上に楽しませてもらってたことに気づきました。新しいユニットの誕生に対し、タンポポやプッチモニといった旧来のユニット活動停止が気になるところですが、来年も今年くらいのクオリティを保ちつつ、それをアルバムという形にまとめられるくらいにまで行ってくれたら個人的には嬉しいんですけどね。年明け早々松浦、後藤、安倍、ミニモニ。がアルバムをリリースするようですが、果たしてどの程度のクオリティ作品となるのか‥‥そしてモーニング娘。の今後。これが一番気になるところです。正直、期待はずれだったと言わざるを得ない今年の楽曲群。曲自体はよい曲なのに、何故か心弾まない。そんな状況を打破してくれる強烈な一発を期待したいところです。

2003年10月 6日 (月)

モーニング娘。コンサートツアー2003“15人で NON STOP!”@横浜アリーナ(2003年10月5日 夜公演)

  正直な話、今回程行く前から気分が沈んでいたのって初めてかもしれない。俺がモーニング娘。のライヴに対してこんなにもブルーな気持ちで臨んだのって、多分初めてじゃないかなぁ‥‥いや、昨秋の後藤卒業ツアー以降、何時だってモーニングのライヴに臨む時はブルーだった。もうあの頃みたいな高揚感を得ることは出来ないのかなぁ‥‥って。

  でもね。結論から先に書けば、本当に心底楽しめるいいライヴだったと思うよ。毎回そうなんだよね。ライヴ前は「ああ、多分モーニングのライヴに足を運ぶのも今日で最後かも‥‥」って思ってるくせに、ライヴを終えた後は「やっぱ楽しいし!」って次に持ち越しみたいにグダグダになるんだけど、今回ばかりは本当に楽しかったんだから仕方ないよ。ホント、去年4月のさいたま以来じゃないかな、偏見なしに楽しめたのは。

  つうわけで、簡単ではありますがライヴレポ、順を追って書いていきたいと思います。

  まずオープニング。今回はテレビ番組「ティンティンTOWN」内で放送されているCGアニメ、「リリパット王国」のキャラクターがモーニング娘。のライヴを観る、みたいな設定でそのままオープニングに繋ぐ流れ。観てるこっちが恥ずかしくなるような内容なわけだけど、まぁショボイCG流されるよりか幾分マシか。

  いつもの通り出演者紹介が終わるとそのまま"シャボン玉"のオープニングに突入。残念ながらテレビサイズ。今回初めて生で聴いたわけだけど、思ったよりも高揚感は味わえなかったかな。何だろう、サウンドが薄いというか‥‥低音が思ったよりも効いてないんだよね、こういうアリーナで聴いて初めて気づいたんだけどさ。自分の家やカーステだと低音効かせてるから余計か。楽しみにしてただけにちょっと肩透かし。しかも曲終わり、ここで簡単なMC(挨拶程度だけど)が入るわけよ。いつも思うけど‥‥1曲終わった後じゃなくてさ、2曲くらい飛ばしてやった後の方がいいんじゃないの? こういう激しい曲の後だから尚更感じたわけさ、流れを途切れさせるような真似をするなと。ましてやツアータイトル、「15人でNON STOP!」なんだからさぁ‥‥

  2曲目は"Do it! Now"。さすが6期の3人(藤本を除く)もオーディションからやり慣れた曲だからか、ダンスも5月に観た時以上に安定してたように見えました。後藤のパートを以前は加護が歌ってたんだけど、今回は田中れいなが歌う比重が高くなってました。しかもこっちが思ってる以上に安定してるんだから驚き。成る程、事務所やつんく♂が彼女を推す理由、よく判ったよ。

  曲が終わり、ここでまたMC。今回は全員ひとりずつ自己紹介なんだけど‥‥やっぱり最初のMCはいらないよ。ここで全部済ませられるじゃんか。6期の3人は‥‥初々しいね。5期の4人も昔はこうだったなぁ‥‥って妙にノスタルジックな気持ちにさせられたり、安倍に対する声援はちょっと異常だなとか、思ってた以上に藤本は好意的に受け入れられてるんだなとか、いろいろ思うことがあったりして。

  さすがに15人もいると長い長い‥‥というわけでMCもやっと終わり、ここからいい感じで盛り上がってくわけです。まずは"そうだ!We're ALIVE"。フォーメーションが多少変わっただけで、それまでの12~3人から2~3人増えただけなのにもの凄い違和感を感じたりもしたんですが、あれですね、人が増えたことによる圧倒感みたいなものは全然感じなかったですね。この曲のダンス自体が外側に向かっていくというよりも中心に向かっていくようなタイプのものだから余計なのかな。けど悪くなかったですよ。5期も6期も頑張ってたし。そして待望の"好きで×5"。たったワンコーラスだけなんですが、やらないより全然マシ。コーラスパート(矢口のハーモニー等)は恐らく全部テープでしょうね。けど原曲に参加してない4期以降のメンバー、特に石川・吉澤・辻にもちゃんと見せ場があって個人的には好印象。元々大好きな曲だけに、こういう風に再び取り上げてくれたことに感謝。そしてその流れのまま、これまた懐かしい"サマーナイトタウン"へ。多分2年振りに歌うんじゃないかな?(少なくとも自分がファンなってからは2001年11月の横アリを最後に歌ってないはず)この曲では原曲に全く携わってない5期・6期の8人が歌うんだけど、ここでは高橋・新垣・小川の頑張りが強く感じられて、時代の流れを強く感じたのでした。それとさ、藤本が全然目立ってないのな。彼女が何故モーニングに入ったのか、その理由はつんく♂と高橋がなりの対談本の中に出てくるので興味がある人は読んで欲しいんだけど、それにしても見せ場なさ過ぎ。さすがの俺もガックシ。そしてその藤本を除く6期3人で"好きな先輩"を。元々5期メンバーの為に作られたこの曲だけど、もう5期の4人には必要のない曲だと個人的には思ってるし(いつまでも「先輩♪」もないよな、次々と下が入ってくるわけだし)、こういう形で後輩達が受け継いでいくのは全然アリだと思います。実は8月の富士急公演の隠し録り音源を聴く機会があったんですが、この曲での3人の歌の酷さといったら‥‥けど今日は全然そんなことなく、田中は別格として、道重も亀井もしっかり歌っていたのでひと安心。それにしてもこの短い曲(3分ちょいでしょ?)でさえもショートサイズ‥‥実質1分半程度ですよ。コントとかMCを減らせばフルサイズで歌える曲が増えるんじゃないですかねぇ‥‥

  で、曲が終わるとここでコントなわけですよ。飯田・矢口組と吉澤・小川組に分かれて田中と亀井を教育するといったコントなんですが‥‥長いよ。こういうのはハロモニでやればいいから。ライヴでやる必要ないから。ホント毎回思うけど、ハロプロ・ライヴの台本を書いてる奴ら、才能なさすぎ。子供騙しもいいとこだよなぁ。

  コントで流れが一旦途切れてしまうわけだけど、この後からユニットコーナーに突入。まずは安倍ソロ"22歳の私"。評判の悪いこの曲だけど、生で聴いて‥‥やっぱりこの曲は安倍の歌ありきだな、と再認識。曲自体は確かに弱いとは思うけど、パフォーマンスに助けられてるよな、と。これも今回初めて生で観たわけだけど、これ観て改めて安倍ソロへの期待が高まりましたね。早くソロコンサートが観たいなぁ。続いてカントリー娘。に紺野と藤本(モーニング娘。)。これも今回初めて生で聴く"浮気なハニーパイ"。あの奇妙なダンス(足パカパカ)に心奪われる俺。特に紺野のパカパカ具合が異常で、終始紺野に目が行きっぱなし。折角藤本の見せ場だというのに‥‥あ、あと里田の似非セクシー具合は相変わらずサイコーでした。みうなは‥‥ゴメン、全然目が行かなかった。あさみはその頑張ってる姿にちょっと心打たれた。カントリー娘。はりんねが居なくなった今でも俺にとってはちょっと特別な存在なので(特に大ファンというわけではないけど、常に気になる存在)今後も期待してます。そしてその後に‥‥全然聴き覚えのない曲が‥‥ココナッツ娘。の出番。初期のシングル曲"常夏娘"を披露するんですが‥‥やはりというか、完全に休憩タイムに入っちゃってますね、周りが。一斉に座りだしたのには正直苦笑しました。初めて聴く曲だけど、うん確かに悪い曲じゃないよな。けど‥‥明らかに何かが足りないのも確か。それが何なのかは俺にも判らないけど‥‥やっぱり自分で買ってまで聴こうとは思わないな、残念だけど。

  この後またコント。安倍が司会、審査員が新垣と紺野で、石川と道重が「どっちがより男前か?」を競うという内容。ま、例の如く最後に全部紺野が持ってっちゃうわけですが。ホントグダグダだよなぁ、ライヴでやるコントは。ハロモニとかで観ると全然笑えるのにさ。

  再びユニットコーナーへ。久し振りの藤本ソロ"ブギートレイン'03"。ソロ時代よりも派手な衣装を着て(羽根生えてるよ、羽根!)、たったひとりで横アリのステージを右へ左へと動くんだけど、ひとりになるとオーラが凄いのな。15人だったり複数人になると埋もれちゃうんだけど、ひとりになったら全然輝きが違うっていうか。安倍がソロでもユニットでも本体でも、どこへ行っても「モーニング娘。の安倍なつみ」なのに対して、藤本はちょっと違うのね。ソロで歌う時の輝きは安倍と比べても甲乙付けがたいくらいなんだけどね。あーまたソロライヴ観たいなぁ。そして藤本が引っ込むと、ミニモニ。の出番。既に一部では不評の嵐らしい新曲"Crazy About You"を披露。多分この曲だけフルコーラスだと思います。ラジオ等で何度か耳にしてたんだけど、俺はこの曲好きよ。だっていい曲だと思うし。ま、ミニモニ。がやる必要があったかどうかは別としてね。曲調のわりにダンスが激しいのもミニモニ。らしいというか。やっぱりこの曲で「高橋ありきのユニット」になりつつあるのかなぁ、と。辻も頑張ってるけどね。

  三度コントコーナー。藤本司会でミニモニ。がバスケのシュートに挑戦するというもの。40秒間に6本が世界記録で、7本以上決めればいいってことなんだけど‥‥グダグダ。ホントグダグダ。まぁ前のふたつよりは全然面白かったけど(特に藤本の不敵さが)。

  コントが終わると、あの懐かしいイントロが。安倍・飯田によるデビュー曲"モーニングコーヒー"が。オケは2002バージョンの方だったけど、うん、このふたりがこの曲をこの時期に歌うことに意味があるわけで、本当に聴いてるこっちが泣きそうになったよ。何て言うか、この時期(安倍卒業前)にきて、改めてモーニング娘。の歴史を振り返るような、総決算といえるようなセットリストが非常に嬉しくもあり、同時に切なくもあり。複雑な心境なんだけどね。そして曲が終わると矢口・石川・吉澤が加わり、初期の代表曲"抱いて HOLD ON ME!"が。これも生では初めて聴くんで嬉しいなぁ。福田明日香~保田圭と歌い継がれてきたパートを今回石川がほぼ歌いきったのは、新たなるチャレンジでしたよね。しかもこれが想像してたよりも悪くなかった。確かに実力では前述2人の足下にも及ばないと思うんだけど、気持ちでは全然負けてないと思うし、むしろ石川らしさが存分に味わえ、尚かつ安心して最後まで聴けたのは嬉しい誤算。ただね、この曲の繋ぎ方‥‥ラップパートからいきなり「Wo~Hold on me!」ってブツ切りするのは如何なものかと。カラオケが音飛びしたのかと思ってビックリしたよ。そのまま流れを止めずに"Mr.Moonlight ~愛のビッグバンド~"へ。多分昨年の秋ツアー以来だと思うけど(俺は行ってない)、やっとここで本格的な吉澤の見せ場。衣装がラフな格好(みんな"シャボン玉"の時みたいな衣装)だったのが幸いしてか、本来の「宝塚的世界観」とは違ったゴージャスさ‥‥まるでブロードウェイのミュージカルでも観てるかのような錯覚に陥ったのですよ。後藤が抜けたことによる吉澤・安倍の絡みのマイナス面も殆ど感じられず、逆に弾けまくる吉澤に心奪われっぱなし。中盤のシャウトには本当に鳥肌立った。あー、モーニングのライヴで鳥肌立てたのなんて、何時以来だろう。本当に、本当にカッコよかった。そして興奮冷めやらぬまま、代表曲"LOVEマシーン"へ。後藤のパートは高橋が引き継いだようで、これも安心して聴けました。6期も楽しそうなので何より。

  折角ここまでいい流れできたのに、ここでスクリーンに"Say Yeah!-もっとミラクルナイト-"のカラオケが流れるわけですよ。スライドショーっぽい感じで、歌詞が流れて。それに合わせてみんな大声で歌うのな。まぁ観てる方の気持ちは盛り上がるんだろうけどさ普通‥‥俺はちょっと気持ちが醒めたかな。まぁここで休憩しないとメンバーもキツイんだろうけど、折角ならこの曲も生で歌って欲しかったなぁ‥‥カラオケが終了すると衣装替えを終えた15人がステージ中央に既に並んでいて、あのインダストリアル調イントロが。再び上げ上げなノリで"ザ☆ピ~ス!"が。この曲は数日前にテレビで歌っていたので、後藤パートを田中が引き継いだことを既に知ってたんですが、うん悪くないですね。保田のドスが効いたパートも藤本が的確に再現してくれてるし、みんな楽しそうだし。ひとしきり盛り上がったところで、"でっかい宇宙に愛がある"へ。この曲を15人が横一列に並んで歌う様は、ちょっと感動的かも。俺にとってこの曲は「モーニング娘。版ゴスペルナンバー」なんですよ。"I WISH" があって、この曲があって、そして"そうだ!We're ALIVE"へと繋がっていくという、非常に重要な曲なわけ。テンション的には確かにちょっと落ちるのかもしれないけど、それを気持ちでカバーしてる感じ? 勿論それは十分伝わってきました。そして本編最後はバカバカしいくらいに盛り上がろうってことで、"ここにいるぜぇ!"。15人がポゴダンスする様は圧巻。それまで横ノリ系がずっと続いてたので、急に縦ノリに変わったことでちょっと違和感はあったものの、踊っちゃえばこっちのもの。こっちも汗だくになって最後まで気持ちよく踊らせていただきました。

  本編が終わり、アンコールを求める声がどれくらい続いたでしょうか。ちょっといつもよりも長めのインターバルで15人が戻ってくると、アーミールック的な衣装を着てるんですよ。矢口なんかは首にめっちゃ長いマフラー巻いてたり、飯田は頭に海賊みたいにタオル巻いてたりして。本来ならここで "AS FOR ONE DAY" を歌うはずなんですが、この横浜公演から11月にリリースされる新曲"Go Girl ~恋のヴィクトリー"を初披露してるんですね。で、この曲なんですが‥‥う~ん、ライヴ観る前にちらっと聞いてた通り、確かに微妙な曲なのね。なんつーかこれまでだったらシングルのカップリングに回されるような曲というか。全然メロディーにフックがないのね。これまでのシングル曲って良くも悪くもどこかしら引っ掛かるフックとなるメロディーがあったのに、この曲にはそれが感じられない。いや、もしかしたらフルコーラスで聴いたら違うのかもね。"Mr.Moonlight ~愛のビッグバンド~"以降のシングル曲ってテレビサイズで聴くとメチャメチャ継ぎ接ぎ感が強くて違和感が残るものばかりだったでしょ。無理矢理繋いでるような。今回の曲にもそんな感じは確かにあるんだけど、それにしてもねぇ。あ、でもね。バックトラックに関しては良いんじゃないかと思いましたよ。カン紺藤と同じ流れにあるダンスチューンで、ユーロビートというよりはレイヴというか。音の作りがカン紺藤の方がよりミニマルっぽい印象があるけど、こっちは明らかにアリーナで鳴らされることを前提として作られてるサウンド/音作りだなぁと感じたし。カン紺藤がジュリアナ向けなら、モーニングは「WIRE」等の万単位アリーナ向けというか。そういう意味で「レイヴ」っぽいかなと。まぁあれですよ。クリア音源でフル試聴してちゃんとした判断を下したいと思います。

  正直なところ、これなら "AS FOR ONE DAY" を聴きたかったなぁと思ったよ。モーニングにはもはや「一般受け」とかそんなのを気にしない歌を歌って欲しいかったのに。そういう路線はさくら組やおとめ組でやってるんだから、もう一度当たって砕けろ精神でバカバカしい曲に挑戦して欲しかったんだけど。ここにきてつんく♂の悪い癖が出たかな?

  最後の曲の前に全員が一言ずつMC。安倍の番になって、自ら来春の卒業に触れるんだけど‥‥そうか、「15人のモーニング娘。」としてはこのツアーがラストになるのか。そして横浜アリーナはデビューイベントをやった場所でもあるわけだ。そういう思い出深い場所で「モーニング娘。」のツアーとして回れたことが彼女にとってとても感慨深く、そして感動であるらしく、MCの途中で感極まってきちゃってね‥‥アホみたいだけど、こっちまでもらい泣きしちまったよ。もう泣かないと決めたはずなのに‥‥俺にとってある意味、今日の横アリライヴは「なっち卒業ライヴ」なのかもしれないなぁ。ハローのライヴで最後だったとしても、やっぱりこういう風に感動できないかもしれないし(いや、逆に中澤や後藤といった卒業生を含むメンバーに囲まれて卒業していくというのも、ある意味泣ける状況下なんだけどさ)。ここまでのライヴもいろいろ思うことはあっても総合的には本当に楽しめる内容だったし、そこにこの涙が加わってしまったら‥‥ある意味自分にとっては‥‥ねぇ? あ、加護が目をこすってる。泣いてるのか? このまましんみりモードに入っちゃうのかと思ったら、続く高橋が台本通りのネタをかまして場を台無しにしてくれたお陰で、また笑顔に戻ることができました。ありがとう、高橋! その後も誰も安倍卒業に触れることなく、「ツアーの中の、数あるライヴの1本」へと戻っていったのでした‥‥

  さぁ、本当の最後。俺が味わう「15人娘。」単独ライヴ、最後の最後は‥‥やっぱりこの曲だよな、という"恋愛レボリューション21"。もう我を忘れて踊りまくり。左右の客にぶつかりまくってたんだけど、全然お構いなし。誰のためでもなく、ただ自分が楽しいから、気持ちいいから踊るだけ。あー何か踊ってて汗だか涙だか判んないけど、目から何かが出てるよ。あーそんなの気にしてらんないって! 一緒にジャンプして、一緒に踊って、一緒に歌って。そうやって約2時間に及ぶモーニング娘。のライヴは終了したのでした。

  途中で述べた通り、今回のツアーは内容的に「モーニング娘。の総決算」と呼ぶに相応しい内容だったのではないでしょうか。勿論、他にも歌うべき曲、歌って欲しい曲は沢山ありますよ。ここに "真夏の光線" や "I WISH" が加われば本当に最強のセットリストだったでしょうし、セカンドアルバムから曲を持ってくるならサードからも持ってこい!とか、カップリングでも隠れた名曲は沢山あるぞ!とか、言い出したらきりがないわけで。そういう意味ではこのくらいがバランス的にも丁度よかったのかな、と。今後行われるさくら・おとめ各公演では恐らく今回のツアーで試したこと(初期の曲への反応)を活かした選曲になるでしょうし、そういった面からも、ただ過去を顧みるだけでなく、その先を見据えているんだろうな、とも取れるわけで。去年の夏コン辺りからちょっとマンネリ化しつつあったセットリストにこういったテコ入れがされたことは、ファンにとってはむしろ喜ばしいことなんじゃないですかね?

  終始感じてたことですが、やっぱりモーニング娘。は安倍なつみあってこそのグループだな、と。いくら石川が頑張っても田中が新興勢力としてメキメキと実力を付けてきても、最後に目が行くのは安倍なんですよね。今後、モーニング娘。がどうなっていくのか、全く想像がつきませんが‥‥少なくとも、彼女が卒業するまでは俺、まだまだモーニング娘。のことが好きでいられそうです。そう実感させるだけの、本当に良いライヴだったと思いますよ。


[SETLIST]
 -OPENING : リリパット王国-
01. シャボン玉
02. Do it! Now
 -MC-
03. そうだ!We're ALIVE
04. 好きで×5
05. サマーナイトタウン [5期+6期]
06. 好きな先輩 [亀井・田中・道重]
 -コント : 飯田・矢口・吉澤・小川・田中・亀井-
07. 22歳の私 [安倍なつみ]
08. 浮気なハニーパイ [カントリー娘。に紺野と藤本(モーニング娘。)]
09. 常夏娘 [ココナッツ娘。]
 -コント : 安倍・石川・紺野・新垣・道重-
10. ブギートレイン'03 [藤本美貴]
11. Crazy About You [ミニモニ。]
 -バスケ挑戦コント : ミニモニ。・藤本-
12. モーニングコーヒー [安倍・飯田]
13. 抱いて HOLD ON ME! [安倍・飯田・矢口・石川・吉澤]
14. Mr.Moonlight ~愛のビックバンド~
15. LOVEマシーン
 -カラオケ: Say Yeah!-もっとミラクルナイト--
16. ザ☆ピ~ス!
17. でっかい宇宙に愛がある
18. ここにいるぜぇ!
 -Encore-
19. Go Girl ~恋のヴィクトリー
 -MC-
20. 恋愛レボリューション21



▼モーニング娘。『モーニング娘。コンサート2003“15人で NON STOP!”』
(amazon:国内盤Blu-ray

2003年4月27日 (日)

藤本美貴 ファーストライブツアー2003春 ~MIKI①~@Zepp Tokyo(2003年4月26日 昼公演)

  2月に観たブリッツ公演のレポ最後に「今日のライヴ観て、4月のZEPP TOKYOも行きたくなっちゃったじゃないですかぁ!」と書いた俺。あれから迷わずチケットゲットに走ったわけですが‥‥藤本美貴初のソロツアー終盤戦、ラスト前となった東京追加公演。場所はZepp Tokyoという赤坂BLITZよりもキャパ的に500人近く多い会場で、昼・夜の2回公演を行ったわけですが‥‥やはりというか、昨今のハロプロ系チケット値上がりも影響してか、自分の行った昼公演は結構チケットがダブついていたようですね(自分もチケットを1枚余らせていたし、ヤフオクでも相当数流れていたし、しかも当日券まで出てたし)。これならブリッツ2公演の方がよかったんじゃないかなぁ。

  まぁそんな事言っても始まらないや。来週にはもうモーニング娘。としての初ステージを踏んでるわけですし、そういう意味では貴重なソロとして(現時点では)最後の関東公演を思いっきり堪能しようと思いまして。ま、前回から約2ヶ月。結局モーニング娘。加入前最後の音源はアルバム「MIKI①」となってしまいその後シングルがリリースされることもなかったわけで、曲目自体は前回と全く同じ、衣装も同じ、パフォーマンスも基本的には同じ。というわけで、細かいポイントについては2月のレポを読んでもらうとして、今回は前回との違い、そして気になった点について書いてみたいと思います。

  ミキサー卓周辺で観てたので音響面から。Zeppという会場の作りもあるんでしょうけど、カラオケの割りには音が良かったように思います。歌もかなりハッキリ聞こえてたし。

  ただ、この日のミキティの調子は最悪だった、とだけはちゃんと書いておきますね。オープニングの"ブギートレイン'03"では終始フラット気味で、所々声も裏返るし。声量はあるようですが、喉で歌ってるため、ハードなツアーにはまだまだ不慣れなようですね。モーニング娘。加入前ということもあるのか、相当ハードスケジュールだと思うんですが、そんな中毎週末行われるライヴをもっと大切にして欲しかったなぁ‥‥とスタッフに対して苦言を呈したいですね。このツアーの成功次第で今後のミキティの娘。加入後の人気も少しは変わってくると思うんですが‥‥続く"ロマンティック 浮かれモード"でも安定した歌は聴けず、"大切"においては歌のテンポがかなり突っ込み気味で、彼女自身が焦っているのか息切れしているのか判りませんが、相当厳しい印象を受けました。

  なのに続く"ケーキ止めました"では力強い、安定した歌を聴かせてくれたもんだから、俺は一瞬「‥‥口パクに切り替えた!?」と錯覚した程。音が良く聞こえるポジションでの観覧だったこともあり、マジで口パクだと思ってたんですが、やはり所々荒いところがあったので実際に歌っていたようです。それにその後も安定と不安定を行ったり来たりしてたので、この1曲だけ口パクとも思えないしね。

  そういえば、この日はお客に小さい子が前回よりも目立ちました。ゴールデンウィークが始まった事も影響してるのか、それともブリッツの時よりチケットが取りやすかったのか(ま、前回はブリッツ1日だけでしたしね)、親子連れとか小学生の女の子同士とか、松浦亜弥程ではないにしろ確かに前より増えてました。アルバムもセールス好調なようだし、モーニング娘。入りが影響してるのか(間違いなく「セクシー女塾」は影響してないと思われ)。喜ばしい限りです。ま、メロン記念日の時にもそういうお客が少なからず見受けられたので、ハロプロ効果なんでしょうかね。逆に、本当にモーニング娘。の状況というのは悪いらしいですね。いろんな分野の方から耳にする話題はあややの話題ばかりで、如何に現在のモーニング娘。が瀬戸際かが伝わってきます。ホント、ミキティに起爆剤になってもらいたいもんです。

  前回、MC代わりに使われたVTRも、ボーリング編はそのままでしたが、あややの応援メッセージは後半戦用に撮り直されてましたね。流れるPVも "草原の人" から "ね~え?" に変わっていたし。あややが登場した瞬間の会場の沸きっぷりはハンパじゃなかったですね。

  ライヴ後半戦も歌の調子は不安定だったんですが、ラストがブリッツでは"会えない長い日曜日"~"ボーイフレンド"という流れだったんですが、その後改善されたようで、今回は"ボーイフレンド"~"会えない長い日曜日"に入れ替わってましたね。うん、こっちの方がスッキリしてるし、実際盛り上がるし良かったと思いますよ。こういう曲順チェンジがもっとフレキシブルに出来るライヴだといいんですが、カラオケだとそうもいかないんでしょうね(少なくとも昼と夜で曲順を入れ替えるなんてのは不可能でしょうし)。けど、つんく♂の意見だったのかファンの声を参考にしたのかは判りませんが、こういう変更は大歓迎です。実際、ミキティも"会えない長い日曜日"の後半サビを客に歌わせたりして、結構フロントマンとしても頑張ってコミュニケーション取ろうと試みてたし。この2ヶ月間の成長の跡は伺えますね。

  そしてアンコール。やはりMCは苦手なのか、たどたどしいんですよね。が‥‥この人の「大物振り」を感じさせる出来事がありまして。MCで今日は楽しかったです、みたいなコメントをしてる途中で急に喋るのを止めたんですよ、彼女。そうすると客は「ミキティーっ!」って騒ぎ出しますよね。で、そのまま黙ってれば更に声援は大きくなる。感極まって黙ってしまったのか、それとも自分が黙ることで大きな声援が沸きそれを聞いてひとり楽しんでいるのか‥‥それを30秒くらい放置して聞き入ってるミキティ。どうも俺には後者のように受け取れたんですよね。わっ、こいつの「わたしミキティ、文句ある?」みたいなヒール振りを改めて実感しました‥‥つうか惚れ直した(笑)。いや、もしこれが本当に俺が感じた通りだったとしたら面白いんだけどなぁ。是非そうであって欲しい!

  というわけで、ライヴレポートというよりも最後は「ビッチなミキティ」賛歌となってしまったわけですが‥‥この人には是非モーニング娘。加入後もこういったダーティなイメージを守って欲しいですね。ま、こっちが勝手にそう思い込んでるだけかもしれませんが。6期メンをステージ裏で説教したり、新垣からカツアゲしたり、石川の靴に画鋲入れたり、そういうミキティであって欲しいなぁ(絶対ないって)。

  けど、やっぱり‥‥モーニング娘。に入れるの、勿体ないなぁ。


[SETLIST]
01. ブギートレイン'03
—MC—
02. そっと口づけて ギュッと抱きしめて
03. 大切
04. ケーキ止めました
—MC—
05. マイ・ピュア・レディ
06. 結婚しようよ
07. SHALL WE LOVE?
08. 恋よ!美しく
09. 満月
—VTR (ボウリング)—
10. Let's Do 大発見!
11. 銀色の永遠
12. 涙GIRL
—VTR (松浦亜弥からの応援メッセージ)—
13. ロマンティック 浮かれモード
14. 駅前の大ハプニング
15. ボーイフレンド
16. 会えない長い日曜日
—ENCORE—
—MC—
17. 幼なじみ



▼藤本美貴『MIKI①』
(amazon:国内盤CD

2003年2月26日 (水)

藤本美貴『MIKI①』(2003)

  デビューから11ヶ月。18歳の誕生日である2/26にリリースされる、藤本美貴のファーストアルバム「MIKI①」。全11曲中、シングルでの既発曲が6曲、「ごまっとう」での既発曲別アレンジ1曲。というわけで、完全なる新曲は4曲と、非常に淋しい感じ。先日リリースされた後藤真希のファーストソロ「マッキングGOLD①」も同様だった為、正直なところ「ああ、デビューだってぇのに、何か虐げられてるよなぁ‥‥」と凹んだもんでした。

  が、そういった印象を覆したのが、先日行われたファーストライヴで聴いたそれら4曲の新曲群の出来の素晴らしさでした。ライヴでの爆音で、アレンジや歌詞の細部までは聞き取り不可能でしたが、それでも全体像は把握できたし、それだけで十分でした。既発曲が大半ながらも、新曲があれだけ充実してるんだ、これはもしかしたらいいアルバムになるかも‥‥今度は逆に期待がドンドン膨らんでいったんでした。

  というわけで、ミキティのファーストソロアルバム、全曲解説をやってみたいと思います!(破格の待遇だな我ながら)


M-1. ブギートレイン'03
  '03年1月リリースの通算5枚目、現時点での最新シングル。詳しいレビューはこちらのシングルレビューを参照のこと。ライヴ同様、アルバムも1曲目ってことで、ここで勢いづきます。確かにトップにはもってこいのナンバー。「今の藤本美貴」を余すことなく表現した、奇跡的な1曲と確信しております。

M-2. ロマンティック 浮かれモード
  '02年9月リリースの通算3枚目となるシングルナンバー。詳しいレビューはこちらのシングルレビューを参照のこと。現時点で最も売れたシングル曲で、昨年末の紅白歌合戦でもこの曲が歌われたので、ミキティに疎い人でもこの曲は知ってるって人、いるんじゃないでしょうか。キラーチューンを2曲目に持ってくるとは。一体この先、どんな構成になってるんでしょうか?

M-3. 駅前の大ハプニング
  このアルバム用の新曲その1。アレンジャーは渡部チェル。如何にも彼らしいドリーミーなサウンドのシャッフルナンバー。ドラムとベースの歪み具合、そしてメインとなるブルースハープ(アンプを通して歪ませたオートハープ)といった楽器がローファイ的なんだけど、それ以外の上モノ(ストリングス系シンセ等)が非常にクリアで甘い雰囲気を作り出していて、その対照的なサウンドを繋ぐ役割をしてるのが、中音域メインで歌うミキティの声。ライヴで聴いた時よりも音が濁ってるように感じるのに、あの時以上にポップに聞こえるのは、このミキティの歌声によるものなのかもしれません。確かに松浦とか2期タンポポが歌ったらもっとハマるのかもしれないけど、これはこれでピッタリだと思いますよ。こういう曲も歌いこなせるんですね、ミキティは。もっと幅の狭いシンガーなのかと思ってました。

M-4. そっと口づけて ギュッと抱きしめて
  '02年5月リリースの通算2枚目となるシングル曲。初のトップ10入りを記録。詳しいレビューはこちらのシングルレビューを参照のこと。ここまでの流れ、完璧過ぎ。いろんな歌い方、いろんな音域、そしていろんな表情を見せるミキティ。彼女ってホントにこんなに多彩な面を持っていたっけ? もっと平面的なシンガーだと思ってたのに。特にこの曲がリリースされた頃は‥‥成長ってホント恐ろしい。

M-5. 涙GIRL
  このアルバム用の新曲その2。アレンジャーは鈴木俊介。ライヴレポにも書いたように、ハロプロ初のメタルナンバー。ジャーマンメタル系、特にGAMMA RAYとかマイケル・キスク在籍時のHELLOWEENを彷彿させる曲調・テンポ・演奏ですね。バスドラのブラストビート、ベースの歪み具合&ランニングフレーズ、ギターの歪み方等、これまでのハロプロ関係の楽曲からは見出せなかった要素満載です。ちょっとしたフレーズにIRON MAIDENとか、更には毛色は違うけどWiLDHEARTS系の爆走パンクロックの匂いも感じさせます。イントロなんてhideの "TELL ME" をちょっと思い出すしね‥‥まさか、つんく♂、俺が以前書いたあややシングルレビューでの「ハロプロがまだ手を出してないジャンル」を参考にしたんじゃ‥‥アワワワワ。
  それにしても、この曲でのミキティの歌いっぷりに感服。特に語尾のだらしなさが最高ですね。松浦や後藤が同じことやっても、つんく♂のコピーか、はたまた品が良すぎちゃうんですよね。この微妙さが彼女の売りのひとつだと信じて止まない俺です。

M-6. 会えない長い日曜日
  '02年3月リリースの、藤本美貴デビューシングルのタイトルナンバー。詳しいレビューはこちらのシングルレビューを参照のこと。歌いっぷりが初々しいですね。独特な硬さが苦手だったんですよね、当時の俺は。表情も今よりも更に硬かったし(それにちょっとボヤけた印象が強かったんですよね)。楽曲は今聴くと、特に悪いとも思わない。この流れで聴くと全然違和感ないし、取り立てて騒ぐ程の駄曲だなんて思えないんですが‥‥ま、言いたい人には言わせておきましょう。死んだ子供の歳を数えるのを続けるよりも、俺は今を、そしてその先を見据えて進んでいきますよ、ミキティと共に。

M-7. 銀色の永遠
  アルバム用の新曲その3。アレンジャーはAKIRA。彼得意のR&Bテイストのポップナンバーといった印象。「ブギートレイン'03」C/W曲 "大切"に通ずるタイプのナンバー、かな。あと、同じAKIRAが手掛けたモーニング娘。の "初めてのロックコンサート" にも似たアレンジですね。ただ、あそこまで派手な印象はなくて、もっと軽くて親しみやすい音。それはサビでマイナーキーからメジャーキーに転調するからかも。オープニングのオーケストレーションが一瞬MADONNAの "Papa Don't Preach" を思い出させます(ってそう感じたの、俺だけ?)これも既に名曲の域に達してると思うんですが、如何でしょう?

M-8. ボーイフレンド
  '02年11月リリースの通算4枚目となるシングル曲。詳しいレビューはこちらのシングルレビューを参照のこと。前半5曲の、てんでバラバラだけど「ポップ」をテーマにしたかのような構成に対して、"会えない長い日曜日"からの流れは「ダンサブル/R&B的」なイメージを受けます。この流れで聴くと、シングルとしてはちょっと弱かったかも‥‥と感じていたこの曲も非常に栄えてきます。メロの際立ちは他のシングル曲やアルバム曲同様、独特で素晴らしいものがあると思うんですけどね。

M-9. 満月
  アルバム用の新曲その4。アレンジャーは前曲から引き続き、鈴木Daichi秀行。彼だからというわけではないけど、EE JUMP辺りが歌ったらハマりそうな、適度にファンキーで適度にポップな、非常に印象に残るナンバー。このアルバム後半最大のハイライトといってもいいかもしれませんね。Aメロの運び方が黒人ファンクに影響を受けたニューロマンティック時代のDURAN DURANっぽいというか、そんなカッコ良さを持ってます。これ、ライヴで聴いた時は生バンドでの演奏だと思ってたら、実際には全部打ち込みだったんですね。ま、そんなの関係なしによく出来た楽曲。この曲での歌い方も、またそれまでとは違って、時に黒人ぽく喉を太くさせて歌ったり、時に可愛らしく歌ったり、そしてつんく♂ばりに「アー、アー、イェー」と合いの手入れたり。後半の「ダンサブル/R&B的」構成は、ここでひとつのピークを迎えるわけですね。この時点で、「もしかしてこのアルバム、名作の予感が‥‥」と誰もが思うことでしょう。

M-10. SHALL WE LOVE?(藤本Version)
  '02年11月に「ごまっとう」がリリースした同名シングルの、藤本ソロバージョン。当然アレンジは全く変わっていて、ここでは朝井泰生という人がバラード風R&Bとしてこの曲を蘇らせています。つうかこのアレンジ、お見事! ここまで、バラード曲が一切なかったので、丁度この辺りで聴きたいと思ってたところだったんですが、残り2曲は既発曲だし、ああ、バラードは今回望めないのか‥‥と思ってた矢先、この新たに生まれ変わった"SHALL WE LOVE?"が登場するわけです。松浦、後藤とそれぞれのアルバムの中でリアレンジされた"SHALL WE LOVE?"を披露してますが、もうミキティの一人勝ちといった印象。歌い方も当然、原曲のそれよりもちょっと力が緩んだかのような印象で、後半のフェイクは保田圭(モーニング娘。)のそれに匹敵するんじゃ!?と思わせる程。ミキティがモーニング娘。に編入後、保田のポジションを受け持つんじゃ‥‥という読みは、あながち間違ってないかもしれませんよ。

M-11. Let's Do 大発見!
'02年3月リリースの、藤本美貴デビューシングルのカップリング曲。詳しいレビューはこちらのシングルレビューを参照のこと。事実上のデビュー曲でアルバムを閉めるわけですか。後半のテーマとなった「ダンサブル/R&B的」構成は前曲"SHALL WE LOVE?"でしっとりと聴かせ、最後に原点であるこの曲で終わる形で完結。アルバムの構成としても完璧じゃないでしょうか? そして、こうやって聴くことで彼女の成長も一聴瞭然だし、このままリピートしてまた1曲目を聴くことで、それを具体的に体感したり。いろんな意味で興味深い1曲。そして「センキュー!」とミキティに言われて、「どういたしまして」と思わず返してしまいたくなる自分が、ちょっと好き。


◎総評
  途中で薄々気づいていたのですが‥‥これって名盤じゃないですか? 松浦が新曲7曲も入れながらファーストを越えられなかった点、後藤が満を持してのアルバムリリースだったにも関わらずコケた点を差し引いてこのアルバムと比べてみても、ダントツに「MIKI (1)」の方が優れてると思うんですよ。同じく既発曲が大半を占めた後藤の場合、古い楽曲のソロバージョン("赤い日記帳")や、同じ曲が別バージョンで2曲入ってる("手を握って歩きたい")といったマイナスポイントが目立つし、更にアルバムとしてのテーマもぼやけていて、統一感に欠けたんですよね(いい曲が多いだけに残念)。更に松浦も新曲7曲のクオリティーのバラつきが気になったし。新境地と呼べるようなナンバーもあるにはあったけど、誰もそういった路線を彼女に望んでいないというちぐはぐさ。悪くないアルバムなんですけどねぇ‥‥

  その点、ミキティのこのアルバムはどうでしょう。既発曲(シングル曲6曲)は当然クオリティが高いわけですが、それ以外の曲‥‥新曲4曲のバラエティー豊かさもハンパじゃないし、何よりもクオリティーの高さは折り紙付き。それぞれの楽曲を今のハロプロ界を代表するアレンジャー達によって手掛けられている点もさることながら、それらをミキティ自身が独特な色付けをしてる点も見逃せません。それはプロデューサーであるつんく♂によるところが大きいのは判っていますが、たった1年で彼の要求に十分応えられるだけの能力を身に付けたという事実には変わりないわけですからね。更に同じ曲を別のアレンジで、「ごまっとう」の3人に歌わせるというチャレンジも、ミキティは見事に戦いきったわけですよ。これはアレンジで得してますよね。松浦、後藤が原曲に比較的近いアレンジだったのに対し、ミキティのは違った印象を与える別モノ・アレンジとなっていたわけですからね。そういう意味では、藤本美貴のファーストアルバムっていうのは、我々が思っている以上に優遇されているんじゃないでしょうか?(その反面、後藤に対するケアが悪いように感じます。特にこれを聴いてしまうと尚更‥‥)

  誰もが期待してなかった作品が、実はかなり良かった、いや、もしかしたらこれは名盤なのかもと思えるようになってきた。そういうことってたまにあると思うんですが、これが正にそのアルバムですよね。松浦や後藤に期待するあまり、誰も藤本にまでそういった大きな期待を寄せていなかったのに、最後に勝ったのは松浦でも後藤でもなく、「ごまっとう」のナンバー3であるミキティだった、と。やはり2003年のモーニング娘。を、そしてハロプロを引っかき回すのは、間違いなくこのミキティですよ!

Name  けどね‥‥手放しで「名盤!」と叫べないんですよ‥‥ジャケットのミスプリントがねぇ‥‥(「last name : Miki」「first name : Fujimoto」って‥‥逆だろ普通!?)こんな凡ミスさえなければなぁ。ま、そこも含めてハロプロらしいってことで(いや納得出来るかぁ?)。セカンドプレスからちゃんと直ってるんですかねぇ‥‥未だオフィシャルから訂正が入ってないところをみると、今後はモーニング娘。加入を機に「姓を美貴、名を藤本」と改名するのかもしれませんね!(んなわきゃないって)



▼藤本美貴『MIKI①』
(amazon:国内盤CD


2003年2月17日 (月)

藤本美貴 ファーストライブツアー2003春 ~MIKI①~@赤坂BLITZ(2003年2月16日 昼公演)

  年が明けていきなり発表されたミキティの「娘。」編入。そんな中、新曲発表に続いてファーストソロツアーが開始。しかもアルバムまだ出てないし。大阪、名古屋と関東圏外からスタートした今回のツアー、いよいよ東京上陸。一体どんなステージになるのか‥‥今のミキティの勢いを正月ハロコン、そして新曲"ブギートレイン'03"から感じていただけに、数日前から非常に楽しみでした。

  整理番号が過去最高に悪かったものの、それでも何とか最前ブロックに潜り込み、会場が暗転したと同時に更に前方に移動。結果、ステージまで2~3メートルという距離まで近づくことに成功。位置的にはステージ向かってかなり左寄りでしたが、昨年観たあややの春コンも位置的にはこれくらいだったかなって気が。

  鉄道(しかも機関車)が走り出すS.E.と共に、あのブラスの音色が‥‥ってことで、2/26にリリースされるアルバム同様、ライヴ1曲目は新曲"ブギートレイン'03"。ハロコン同様、キッズが4~5人と、更にバックダンサーの女性がふたり加わり、かなり豪華なステージ(この女性ダンサーズはほぼ全般に渡って出演してました)。ミキティの声もかなり調子良さそう。テレビでは時々「あれっ!?」と感じる瞬間があったものの、今日はCDに近い、かなり力強いミキティが終始観ることができました。「あたし、ミキティ。文句ある!?」みたいな、そんなふてぶてしさ。それが得してるのか損してるのかは別として。

  軽いMCで自己紹介した後、"そっと口づけて ギュッと抱きしめて"に。ブギートレイン用の衣装を脱ぎ、比較的"そっと口づけて ギュッと抱きしめて"リリース時のそれに近い感じの衣装にチェンジ。キッズは既に引っ込み、ミキティの両脇には先のバックダンサーズが。多分、夏まゆみ先生のお弟子さんかと思われますが、何でこんなにブチャ(ry

  頭2曲で会場の空気を温めた後に、ちょっとクールダウン気味に最新シングルのカップリング曲"大切"を、CD以上にしっとりと歌いこなす。このライヴの前日に実験4号さんとも話していたのですが、やはり最後のストーンと落とすところは、ライヴでもゾクッときました。何時からミキティってこんなに器用な歌い手になったんだろう‥‥。

  続いて、元ルースターズの花田裕之アレンジでお馴染み"ケーキ止めました"。こういうロック調の曲、ミキティの野太い声にピッタリかと。ただ、客がノリ切れてない感じ。サビでの、あの'80年代のライヴ的な拳の振り上げ、あれだけはどうにかならないのかなぁ(苦笑)。ま、当のミキティも一緒になってそう煽ってたんだけど。

  さすがに90分以上のライヴをやるには曲が足りないのか(しかも今回のツアーってあややにおけるメロンや平家さん、稲葉さんみたいにゲストがいないし)、ここで昨年末リリースされた「FOLK SONGS 3」から2曲を披露。まずは尾崎亜美の"マイ・ピュア・レディ"。是非ライヴで聴いてみたい曲だっただけに、ちょっと得した気分。ミキティの歌い方もそれまでとちょっと違い、かなり肩の力を抜いた感じ。そして吉田拓郎の"結婚しようよ"はフォークというよりちょっとロック色の強いアレンジなので、ここまでの流れ的にも全然違和感なく馴染んでました。共にフルコーラスじゃなかったって点も良かったのかな。これはこれで貴重な体験でした(きっとモーニング娘。に加入したら、こういう曲を歌うミキティを体験できないだろうからね)。

  ここでまた衣装替えしたミキティ。ちょっとクールな感じの衣装に合った"SHALL WE LOVE?"のソロバージョンを歌う。が、バックトラックは「ごまっとう」のものと同じテイク。アルバムでは別アレンジらしいけど、今日は馴染みある「ごまっとう」バージョンでした。この曲もフルコーラスじゃなく、ちょっと残念。ただ、ソロで全部歌うミキティってのも、確かに新鮮だし、ごっちんやあややのパートも自分なりの解釈でちゃんと歌ってた点が好印象。そういえば、ここまでの7曲、音楽的にはてんでバラバラなんだよね‥‥以前、俺はミキティのことを「意外と歌える曲の幅が狭いんじゃないか」と評価したことがあったけど、どうやらそれは俺の誤算だったようですね‥‥いや、これは嬉しい誤算だわ。1年前、誰がこんな歌い手に成長すると予想してた? 俺はしてなかったね。そして、こんなにもミキティに夢中になってる自分をも想像できなかったよ(苦笑)。

  シングルカップリング曲の"恋よ!美しく"で再びしっとりモードに突入した後、いよいよファーストアルバム「MIKI①」からの新曲、"満月"を披露。これがね‥‥ホントにいい曲。いや、名曲ですわ。ダンス☆マンか鈴木俊介辺りがアレンジしたような、溌剌としたポップチューンをディスコ調にアレンジ、しかも生バンドのバックトラックなもんだから、これがかなり気持ちいい。実はこれ、鈴木Daichi秀行のアレンジだったんだね。驚き。そのDaichiが以前アレンジした"会えない長い日曜日"を更に昇華させたかのような名曲。当然、まだ聴いたことのない人が殆どだったにも関わらず、かなりの盛り上がり。これは今後のライヴでのキラーチューンになるでしょうね。いや~マジでアルバムが楽しみになってきた。

  ここでステージ後方に小さなスクリーンが降りてきて、MCで繋ぐ変わりにミキティがボーリングをする映像が流れる。スコアによって賞品が変わってくるんだけど、全部焼き肉絡みというのが何とも彼女らしいというか。結果は134という好スコア。つうか俺よりも上手いんじゃ‥‥(汗)

  映像が終わると、ステージに戻ってきたミキティが「初めて人前で歌った曲」というMCの後に"Let's Do 大発見!"を歌うんだけど‥‥1年前に正月ハロコンで聴いた時、何とも思わなかった彼女の歌に心惹かれている自分に、改めて驚いてるんだよね‥‥いや、そんな俺よりもミキティの方が凄く頑張って成長したんだよな‥‥先輩達(モーニング娘。やあやや等)のいいところを沢山盗んで、しかもそこにミキティらしい個性が加わって、他の何者でもない「藤本美貴」というシンガーが出来上がったんだよな‥‥そう考えると、改めてこの1年というのは本当に大きかったなぁ、と。その成長/成功に立ち会えたことを正直嬉しく思います。

  再びアルバムからの新曲タイム。"銀色の永遠"はAKIRAアレンジらしいんだけど、R&Bテイストの純ポップという印象。マイナーキーで徐々に盛り上げて、サビでメジャーに転調するところでゾクッときた。すげぇいい曲。で、これをまたミキティがしっかり歌いこなしてるんだわ。曲の良さとアレンジ力とミキティの底力が上手く噛み合った、かなりの名曲ではないでしょうか。

  続いて、それまでの空気を一変させる、ブラストビート風のツーバスサウンドが‥‥はっ!?何これ!?ブリブリのベース、スラッシュ並みのドラム、そしてザクザクと刻み込まれるギターリフ。これが噂のジャーマンメタル風新曲"涙GIRL"ですか‥‥確かにこりゃ、ジャーマンだわ。曲全体の印象はGAMMA RAYとかBLIND GUARDIAN辺りの、メジャーキーの疾走チューンなんだけど、中間部でのベースライン(というか、ベースのランニングフレーズ)が、ちょっとマイケル・キスク在籍時のHALLOWEENっぽいんだよね、"Eagle Fly Free" とか、あんな感じのベース。そう、曲の感じもあんな感じの疾走チューン。で、メロもしっかりしてるし、ミキティもノリノリだし、文句なし。つうかつんく♂、今更こんな曲やらせやがって、頭おかしいよ、ったく。既にここまでの3曲を聴く限りで、ファーストアルバムは名作の予感が。

  メロンの時みたいなボディサーファーやモッシュする奴らは皆無だったけど、まぁ無難に拳を振り上げて盛り上がった"涙GIRL"だったわけだけど(‥‥そうか、メロンのファン層と比べて、年齢層が低いのか?)、再びスクリーンが降りてきて、今度はあややの応援メッセージが。あややが登場して大いに沸く会場。つうか誰のライヴだよ!?(苦笑)話の内容は、ま、いつも通りの「一緒にプリクラを撮って遊んでる(そのプリクラも数点披露)」「お互いの家に泊まりに行ってる」「一緒に泡風呂に入る」「一緒の布団で寝る。しかもミキティ、寝ぼけて腕を上げて新聞を読みながら寝てるかのようなポーズを取る」「お揃いのツナギを原宿で買った」等々、確信犯的なあややトークが炸裂。あの時あの会場内で何かイケナイ気持ちになったのは、何も俺だけではあるまい(苦笑)。

  あややのぶっちゃけトークの後、そのあややが「紅白でも歌った、大好きな曲」ということで曲紹介を‥‥大ヒット曲"ロマンティック 浮かれモード"が。あのピンクレディ "UFO" 的ギンギラ衣装ではなかったものの、十分に魅力的。この頃になると、さすがにバックダンサーズが多少ウザく感じられるように‥‥可愛かったらまた違ったんだろうけど(ヲイヲイ)。

  アルバムからの新曲最後の1曲となる"駅前の大ハプニング"は、如何にも渡部チェルのアレンジらしい、ポップな1曲。モーニング娘。でいうところの "いいことある記念の瞬間" 的なモータウン調のリズムで、恐らくこれも生バンド演奏なんだろうね、バックトラック。ここでこういう小気味いい1曲を持ってくるのは上手い構成だな、と感心。続いてデビュー曲"会えない長い日曜日"。それ程いいと思えなかったリリース当時が嘘のように、今では普通に馴染んでて、しっかり口ずさんでる自分が‥‥それにしても、ステージ左右を「MIKI①」と書かれたフラッグを振って行き来するバックダンサーズは如何なものかと。さすがにこれは目障りだったよ。個人的にはこの曲で本編終わればよかったのに、と思ってたら最後にもう1曲、シングル曲"ボーイフレンド"を持ってくるとは。あややでいうところの "LOVE涙色" 的ポジションなのか、この曲って‥‥そうとは全然思えないんだけど。この曲は前半~中盤のまったりパートで聴かせて初めて活きる曲なんじゃないの!?と、さっきまで曲順構成をべた褒めしてた人間とは同一人物と思えない程の酷評っぷり。とにかくこの曲でライヴ本編を終えたことに、かなりの違和感が残りました。全体の構成が良かった分、余計にこの曲がこのポジションで鳴らされたことに対して、違和感を強く感じちゃったんでしょうね。残念です。けど、ミキティのパフォーマンス自体は終始ムラなく、立派なものでしたよ。

  ここで本編は終了。当然アンコールを求めるコールが始まるわけですが‥‥俺、ここでちょっと冷静になっちゃったんですよ。ほら、やっぱ"ボーイフレンド"で終わられてもねぇ‥‥で、数えてみたんです。ここまで演奏された曲を‥‥そしたら、もう主要曲は残ってないんですよね。あややみたいにアルバム用の新曲が7曲もあるわけでもなく、シングルヒット曲は全部やっちゃったし。と、なるとアンコールには何を歌うんだ‥‥

  再びステージに登場したミキティ。あややみたいな計算し尽くされたMCとは違い、ある程度の台本はあるものの、それを自分なりの言葉で表現しようと四苦八苦してる様が手に取れました。所々、絶叫に近い叫び声で誤魔化したり、とか。クールなイメージがあるものの、今日このステージを我々が思っている以上に興奮して楽しんでいたミキティ‥‥それを十分に感じ取れた瞬間でした。

  そして、最後の最後に「心を込めて」歌われたのは、その"ボーイフレンド"のカップリング曲である名バラード"幼なじみ"。おお、そうきたか‥‥バラードでしっとりと終わる気か‥‥歌い出しでの、つんく♂の「ウー、アー、イェー」が大音量で響く中(ホント、恥ずかしくなるくらいにウザいし、萎えるんだよね、これ)、笑いを堪えながらミキティを見つめる俺、そして一言一句を丁寧に、優しく歌うミキティ。いやぁ、正直感動した。泣くとかそういう感動じゃないけど、胸がキュンとした。恋した、っていうの、これ? いやいや、マジでそんな錯覚に陥りそうな程、藤本美貴というシンガーの力量が最後の最後に感じられました。そして、約90分に及ぶライヴは終了したのでした‥‥

  正直言って、ここまでいいライヴになるとは思ってませんでした。いや、いいライヴにはなると思っていたんだけど、ここまでとは‥‥勿論ヒット曲の良さもあるし、カップリング曲も捨て曲ないし、フォークソングも程々で良い感じだったし、"SHALL WE LOVE?"ソロバージョンも良かったんだけど、それ以上に今日初めて聴いたアルバム用の新曲4曲のクオリティの高さに驚かされたってのが一番大きかったです。アルバムはこの4曲に"SHALL WE LOVE?"+シングル5曲+事実上のデビュー曲である"Let's Do 大発見!"の、計11曲入りなんだけど‥‥当初、ごっちんのアルバムの例があったので「新曲4曲って‥‥シングル曲で誤魔化されそうな感じのアルバムだな」と、そこまで期待してなかったんですよ、新曲。けど、前評判はいいし‥‥いやぁ、4曲じゃ少ないよマジ。あややみたいに6~7曲は欲しかったなぁ、これだけのクオリティを持った曲が作れるんなら(ま、4曲だから、っていう取り方もありますが)。

  捨て曲がない、いい曲満載のライヴ。しかも余計なゲストがない分、藤本美貴を思う存分堪能することができる、素晴らしいライヴでした。正直、90分じゃ短いくらいですよ(実際、アッという間だったし)。今日のライヴ観て、4月のZEPP TOKYOも行きたくなっちゃったじゃないですかぁ!

  多分‥‥多分だけど‥‥ミキティ、娘。に入る前にもう1曲、シングル出るんじゃないかなぁ。4月頃に。ツアー後半戦、その曲がライヴでの新たなキラーチューンになるんじゃないかと、まだ聴いてもないのに(しかもあるかどうかも判らないのに)予想してます。

  ‥‥モーニング娘。に入れるの、マジで勿体ないって。


[SETLIST]
01. ブギートレイン'03
—MC—
02. そっと口づけて ギュッと抱きしめて
03. 大切
04. ケーキ止めました
—MC—
05. マイ・ピュア・レディ
06. 結婚しようよ
07. SHALL WE LOVE?
08. 恋よ!美しく
09. 満月
—VTR (ボウリング)—
10. Let's Do 大発見!
11. 銀色の永遠
12. 涙GIRL
—VTR (松浦亜弥からの応援メッセージ)—
13. ロマンティック 浮かれモード
14. 駅前の大ハプニング
15. 会えない長い日曜日
16. ボーイフレンド
—ENCORE—
—MC—
17. 幼なじみ



▼藤本美貴『MIKI①』
(amazon:国内盤CD

2003年2月10日 (月)

藤本美貴『ブギートレイン'03』(2003)

  「化けた。」その一言が第一印象となる、ミキティ通算5枚目、2003年一発目‥‥そしてモーニング娘。編入前最後となるであろうシングルは、とにかくいろんな意味で面白いものとなりました。

  まず、楽曲の良さ。人によっては「相変わらずつんく♂はダメ」って思うかもしれませんが、俺的にはかなりのヒット。メロン記念日「赤いフリージア」同様、発売前からかなり注目していた1曲です。こうやってCD音源にてフルコーラス聴いてみて、改めて楽曲の良さを実感。鈴木Daichi秀行らしい大味なアレンジは相変わらずですが、敢えてギターとピアノ以外を全て打ち込みで表現したことで、重いボーカルとは相反するバックトラックが生きてきたように感じられます。ギターもナチュラルなトーンを基本として、ソロパートでの歪み具合もかなり抑えられてます。そしてピアノ。タイトル通りの、ブギウギピアノプレイを堪能することが出来ます。

  そして先にも書いた、ミキティのボーカルの「重さ」。この曲一番のポイントは「シンガー・藤本美貴」の覚醒ではないでしょうか。既に既発の楽曲からも感じられていたし、何よりも「ごまっとう」での後藤真希や松浦亜弥との比較で、よりその特異性が際立ったのではないでしょうか。今回、ブギウギということで、かなり乱雑で蓮っ葉な歌唱スタイルで、尚かつ所々に飛び込んでくるファルセットや男っぽく喉をギュッと締め歌ったり等、これまで以上にいろんな技術を要する楽曲となっていますが、彼女はこれを見事にこなしています。彼女のこれまでの歌唱は、伸ばすフレーズの末音が不安定気味で、それが微妙なビブラートと相俟って、後藤とも松浦とも違った「個性」として受け入れられてきたり、また他の二人と比べてもかなり声質が太く、そしてベタっとした重さを持った、ハロプロ内でもかなり独特なものだと俺は認識しています。アイドルアイドルした楽曲("そっと口づけて ギュッと抱きしめて"や"ロマンティック 浮かれモード")でも決して媚びたような歌い方ではなく、自己主張を感じさせるような力強さすら感じられたと思います(逆にいえば、そういう危うさの希薄な点が、後藤や松浦と違って彼女をアイドルとして数歩劣った見方をさせていたのかもしれません)。

  しかし、俺はミキティにはそういった路線ではなく、もっと男性的な路線を与えることで、逆に彼女の女性らしさ‥‥艶っぽさのようなものが強く感じられるようになるんじゃないのかな?なんて思ってまして。「ごまっとう」で与えた路線も確かに面白いものではありましたが、やはり今回の楽曲を歌いこなすミキティを知ってしまうと「やっぱりこれだよ!」と思うわけです。

  歌唱スタイル、ちょっとした節回しは完全につんく♂のそれなのですが、ここまでコピーするか!?というような細かな癖(吐き捨てるような語尾の微妙さ等)も見事にトレースし、同じ「つんく♂作品」でも松浦や後藤とは全く異なる空気感を持った1曲となってます。後藤や松浦もかなりつんく♂歌唱のトレースは上手いと思いますし、ミキティのそれはまだふたりには追いついていないかもしれませんが、この微妙なさじ加減が個人的にはかなりツボなんですよね。

  とにかく、最初の歌い出し。これだけでもかなりゾクッとしますよ。ああ、ミキティもいよいよここまで来たか‥‥と思わずにはいられません。

  一方、カップリング曲の"大切"は、お馴染みAKIRA氏による今風のR&Bテイストのポップソング。とはいうものの、バックトラックがそれ的なだけで、メロディラインや全体の雰囲気はそこまで黒っぽくはなく、路線としてはメロン記念日「香水」に近いといえます。ここで聴ける抑えた歌い方は、前作"ボーイフレンド"カップリングの"幼なじみ"でのそれですね。メロディ的にも近いものを感じますし。こういう切ない感じの曲になると、彼女の力の抜き具合がどの程度上手くできるかで勝敗が決まるわけですが、今回もいい感じになっているんじゃないでしょうか。ただ、もっと緩くてもいいかなぁ‥‥と、個人的な趣味だとそう感じますけどね。ま、この辺は人それぞれの感じ方があるでしょうから、一般的に見れば結果オーライかもしれませんが。

  タイトルナンバーではアッパーで男っぽい力強さを誇張し、カップリング曲では女性的な切なさを表現。シンガーの表裏をみせる1枚のシングルとしては、上出来じゃないでしょうか? 昨年出たどのシングル曲よりもこのシングル収録の2曲が好きですね、俺。如何に今の藤本美貴が波に乗ってるか、(それが事務所の綿密な策略だとしても)如何にして彼女がモーニング娘。編入への切符を手にしたのかを感じさせるに十分な出来となってるのですからね。



▼藤本美貴『ブギートレイン'03』
(amazon:国内盤CD

2003年2月 2日 (日)

「Hello! Project 2003 Winter ~楽しんじゃってます~」@横浜アリーナ(2003年1月26日 朝公演)

  ぶっちゃけ、ハロコンなんてもういいよ‥‥というネガな気持ちが強かったのね、観る前は。だって、これだけソロコンサート‥‥モーニング娘。だけでなく松浦亜弥、更には藤本美貴や後藤真希、メロン記念日までもがツアーを行うようになった今、そこに意味を見出せなくなってたのよ。けど、よくよく考えると「ごまっとう」なんてここでしか観れないし、今やタンポポなんて娘。コンでは観れないしね(柴田のみメロン記念日なので、事実上無理)。キッズとかどうでもいい童謡とか聴く為に行くんじゃなくて、俺はそういった付加要素の為に1万円近くも払って行くんだ、と自分に言い聞かせて行ってきましたよ。

  そうそう、そのチケット代が6,300円から8,400円に値上がりしたことも、行く気が失せた理由のひとつなのね。ファンクラブなら7,350円なんだけど、普通は一般購入するわけでしょ、「ぴあ」とかで。やってる音楽自体が完全に小学生向けにシフトチェンジしつつあるのに、取る金額は普通の子持ちの親にも厳しい金額に値上げされて、対応出来るのは金持ってるサラリーマンくらいになってるし‥‥この矛盾が昨年末辺りから常々自分の中で「?」となってたわけ。だから当初、このハロコンもファンクラブではチケット取らなかったし(たまたま、以前ごっちん卒業ライヴのチケットを譲ってくれた人が定価でいい席を譲ってくれたので行くことにしたんだけど‥‥)。

  そういうわけで、1年前とは俺とハロプロの向いてる方向が完全に違った方を向いていたりするんですが、それでも行ってきましたよ。今回はセンター席の5列目という素晴らしいポジションで観ることができました。実際には更にその前にもう3~4席席があるので、実際には8列目程度といったところでしょうか。残念ながらまた向かって左側‥‥「ホイッ!」ポジションではありませんでした(何時になったら右側行けるんだよ!?)。ホント、真ん中より右に行ったことないんだよねぇ‥‥

●会場暗転

  既にサイリウムも買わないようになってるし俺。で、腕組みして「じっくり観させてもらうよ」と、ちょっと意地悪な態度でライヴに臨んだわけです。オープニングのCGは今回F1をテーマにしたものなんだけど‥‥ちゃっちぃ絵だな、これ。

  フィルムが終わると、袖から今回のMCである加藤紀子とまことが登場。まことは一昨年もハロコンMCをやってたようだけど、加藤紀子は今回が初。ま、事務所の先輩ってこともあるし、仕事も選べる程ないからこういうことになったんだろうけど‥‥なんか最初っから気まずい空気。

●娘。+キッズ+ごっちん

  大失敗に終わった映画「仔犬ダンの物語」主題歌である"がんばっちゃえ!"を総勢27人で熱唱(キッズは本来15人だけど、ひとりインフルエンザで欠席だそうです‥‥小学校かよ!?)。ごっちんを含む娘。13人の姿ってのが、まだ全然違和感なく観れるのが、ちょっと‥‥ここで違和感を感じさせるくらい「今のモーニング娘。」の威厳を感じさせて欲しかったなぁ。ま、曲がそういう曲じゃないから仕方ないか。個人的にはカップリングの"HEY!未来"の方が断然好きなんだけど、まぁあっちは娘。単体の曲なのでしょうがないか‥‥

●童謡

  この後のユニットに被らないメンツのみが残り、童謡"春がきた"を歌う‥‥んだけど、これ、どこからどう聴いても口パクだよね!? そうか‥‥去年のも全部口パクだったのか‥‥がっかり。特筆すべき点、特になし。

●ゆきどん

  前田有紀がメドレーで"よさこい節"と"東京宵待草。"を歌う。後者は既に何度も聴いてる曲なので、普通に口ずさめる自分にちょっと驚きつつ、目だけはステージ両サイドの娘。メンバーを追ってるし。なっちと裕ちゃんが、何かバカっぽい動きを一緒にやってたのが楽しそうでよかったです、まる。

●ごまっとう

  やっぱりこの3人が並ぶと豪華だね。テレビで観た時よりも、更に歌えてたように感じました。特にあやや、昨年秋頃からちょっと歌声に翳りを感じてたんですが、この日は完全に復調してました。伸びもよかったし。けど、やっぱりこの曲はごっちんの独断場といった感じ。ミキティも頑張ってたけどね。ダンス的にもごっちんの方が一枚も二枚も上手だし。

●タンポポ

  もはや娘。コンでは観ることの出来ない新生タンポポ。"BE HAPPY 恋のやじろべえ"を披露。テレビで歌ってた時よりも、歌もパフォーマンスも貫禄が出てきたかな。特に新垣と紺野が。梨華ちゃんも余裕が感じられるようになったし、柴田もメロンの時以上に落ち着いた印象を受けました。今後はもう、正月と夏の年2回しか観れないんだろうな、タンポポも‥‥

●プッチモニ

  未だリリースが確定しない新生プッチモニ。その、ハロコンでしか聴けない未発表の新曲"WOW WOW WOW"は小川をセンターに置いた、如何にも鈴木Daichiらしいデジタル・スカコア調。"ここにいるぜぇ!"の流れを組む曲なんだけど、こっちの方がもっと小粒な感じ。やっぱり「プッチ」だから? 最近のつんく♂らしい、大味なメロで逆に耳に馴染みやすくて好印象かも。小川といい、アヤカといい、そして更に巨大化したよっすぃーといい(泣)、いいパフォーマンスしてました。"ちょこっとLOVE"じゃなくてよかった。

●裕ちゃん

  メロンやミキティを含んだメンツでのMCの後、裕ちゃんの"東京美人"へ。さすがツアーを経験しただけあって、歌にも安定感が増したような。朝イチの公演の割りにはみんな声が出てたよなあ、この日は。夏ハロコンではあやや+ミキティが妖しいダンスをして話題でしたが、今回はカントリー娘。のふたりが同じ役回りを。なんかこのふたりが同じことをやると、笑っちゃうんですが‥‥俺だけ?

●ミキティー

  話題の新曲"ブギートレイン'03"初披露。既にラジオやもせで聴いてはいたけど、かなりステージ映えする1曲。アルバムでもトップを飾る曲らしく、恐らくソロライヴでもそうなんだろうなぁ。バックにはキッズ4人を従えて、ごっちん"手を握って歩きたい"を更に激しくしたようなダンスを披露。曲の慌ただしさに合った、非常に凝ったダンスで楽しませてくれました。そしてそれ以上に、かなり難易度の高いメロディをしっかり歌いこなしていたミキティに拍手。モーニング娘。入りが発表され、更に気合いが入ってるだろうところにこの曲。マジで気を抜いてたらヤバイぞ、12人娘。達よ‥‥

●メロソ

  既に名曲の仲間入りな新曲"赤いフリージア"を歌う。ミキティの新曲といい、メロンの新曲といい、ここにきてつんく♂、いい仕事してるんじゃないの?と実感。けど‥‥これらって今までだったら逆だよね?(詳しくは「赤いフリージア」レビューを参照のこと)村田さんのダンスは何時観てもカッコイイなぁ‥‥見て飽きないのは、村田さんとマサオね。柴田は可愛くて目が離せないし、斎藤さんは‥‥いろんな意味で目が離せない(笑)このバランス感覚こそが「メロン記念日」なり。

●再び童謡

  先日出た、オリジナル曲の童謡集から"パイナップルパラダイス"を稲葉・あやや・なっち・かおりん・圭ちゃんのメンツで歌う。けど‥‥あれっ、かおりんだけソロがなかったような気が‥‥(泣)楽曲に関しては特に言うべきこと、なし。多分買ってまで聴かないと思います(この日、ライヴ前のSEには常にこの童謡アルバムが流れてましたが、ピンとくる曲は1曲もありませんでしたし)。

●ハワイの方々

  ‥‥もう、痛々しいよ。「プッチベスト3」に入ってた"Mr.Moonlight ~愛のビッグバンド~"のハワイアンバージョンを披露。ここでこの曲を歌うってことは、娘。は歌わないってことか‥‥残念。語るべき点!? そうさな‥‥メロンやミキティのフラダンスくらい、かな?

●カン梨華

  "BYE BYE 最後の夜"を歌う。テレビでは散々な歌だったけど、多少は聴けるようになったかも。しかし、歌が一番安定してるのが、あさみだってのもなぁ‥‥で、我らが梨華っちですが‥‥小憎らしい程に可愛かったです(苦笑)

●ミニモニ。

  ミカを除く3人がステージ上に登場し、小芝居を延々と繰り返す。ノリとしては「ハロモニ」のあのノリ。ま、辻加護の独壇場といったところでしょうか。着替えの済んだミカが最後に登場して、テレビでも歌われたことのない新曲"お菓子作っておっかすぃ~"を披露。これ、ホントいい曲だと思うんですけど‥‥ここんところ連続して出たミニモニ。やミニハムず。の曲、どれも良かっただけに‥‥ちゃんと買って聴いてみようかしら? けど、基本的に口パクってのもねぇ‥‥どうかと思うけど。

●アイドルモンスター

  すんげぇ、10月に観た時よりも更にデカくなってた! つうか、ホントどこまでデカくなるんだよ、この子は‥‥喉の調子も完全に元通り‥‥つうか、更に伸びが良くなってるし。テレビではイマイチだった"草原の人"も、気持ちよさそうに伸び伸びと歌ってるし、"Yeah!めっちゃホリディ"も、そして"The 美学"もホント素晴らしかった。今や、ミニモニ。や娘。本体よりも客のリアクションがデカかったんじゃないの実際? もうハロプロは「モーニング娘。率いる~」って時代じゃないんだな、マジで‥‥

●ごっちん

  娘。勢揃いのMCの後、いよいよごっちんの登場。ソロとなって初のハロコン。どんな感じになってるのか‥‥っていうか、俺的にも9月に同じ横アリで卒業を見届けて以来のごっちんなので、不安と期待が入り交じった心境だったのですが‥‥安心した。そう、歌に関しては安心。昨年発表されたソロシングル3曲を歌ったのだけど、やっぱり"手を握って歩きたい"の静かになるパートは何度聴いてもウルッとくるし(しかもそのバックで5期メンが踊られた日にゃ、否が応でも泣きそうになるってば)、散々な出来の"サン・トワ・マミー"でさえも完全に自分のモノにしちまってるし。これで「あと一発」があれば‥‥あややの後ってのも、完全に分が悪すぎるよ。

●モーニング娘。

  ごっちんにアナウンスされて登場する娘。ってのも、何か変な感じ。オープニングはあのイントロが延々と流れるんだけど‥‥そう、"ここにいるぜぇ!"ね。アルバムが出る時は、是非こっちのバージョンで入れて欲しいな。

  この日歌ったのはその他"Do it! Now"、"ザ☆ピ~ス!"、"I WISH"、そして"そうだ!We're ALIVE"なんだけど‥‥なんかね、もっと貫禄とか感じさせてくれてもいいはずなんだけど、もの凄い必死さみたいな空気が感じられたのね。1曲目の曲調がそういうのだってのもあるんだけど、昨年9月に観た"Do it! Now"や"ザ☆ピ~ス!"とは別物に感じられたのよ。そりゃ、ごっちんのパートを他のメンバーが歌ってるってのも大いに関係してるとは思うんだけど‥‥俺の解釈だけど、結局モーニング娘。ってのは、「勝者」でも「SURVIVOR」でもなくて、常に「CHALLENGER」なんだなぁ、と。特に今年に入ってからの彼女達には試練が与えられっぱなし、ミキティ加入だとか6期メンだとか「さくら組」「おとめ組」分裂だのさ‥‥13人時代が「巨大化する為の安定期」だったこともあって、この変化の時期ってのはもうガムシャラに突き進むしかないのかなぁ、と。そういう空気感を歌やパフォーマンスから何となく感じ取りました。年末年始のテレビ出演で「気ぃ抜いてんじゃねぇよ!(怒)」ってずっと思ってただけに、ちょっとここで印象が変わりました。だからこそ、「ひょっこりひょうたん島」はないんじゃねぇの!?‥‥と思うんですけどねぇ。

●ハロプロ勢揃い

  最後にキッズを除く全員がステージ上に登場。全員で"恋愛レボリューション21"を歌うんですが‥‥娘。のすぐそばに裕ちゃんとごっちんが並んでいるんですね。で、俺としては裕ちゃん在籍時を生で見たことないわけですよ。それこそ、ここで疑似体験してしまうというボーナスを貰ったような錯覚に陥ってしまいました。裕ちゃん、もう踊れないよ、とかラジオで言ってたと思うんですが、レッスンの甲斐もあってか、昔程のキレはないものの、ちゃんと見事に踊ってました。しかも隣にはついこないだまで同じ場所でこの曲を踊ってたごっちんの姿も‥‥途中、ふたりが顔を合わせる瞬間があったんですが、すっげー満面の笑顔で裕ちゃんとごっちんが見つめ合うわけですよ‥‥もうね、これ観れただけで俺的には8,400円払った甲斐があったなぁ、と。この一瞬の場面だけで元は取った、と。そう思えたわけです。それ以外はもう、どうでもいいや‥‥ってほどに‥‥あれっ、これって後ろ向きですか?

●総括

  夏ハロコンが90分程度の内容だったのに反し、今回はキッチリ2時間やりました。去年の正月もそうだったので、毎年正月ハロコンは長めなのかもしれませんね。それに披露すべき新曲が沢山あったわけだし。結構周りの人が「夏が嘘のよう、今回はホント良かった」と言ってた意味が、よく判りました。うん、ホントに楽しかったし、いいライヴだと思いましたよ。ただ、値段に見合った内容だったかは正直謎ですけどね。

  夏ハロコン以降‥‥「7・31」事変以降に卒業したメンバーが3人(平家みちよ、りんね、石井リカ)もいるのでシャッフルユニットを披露する事が不可能になった事が幸いし、結果としては童謡は残ったもののかなりバラエティ豊かな内容だったとは思います。あやや、ごっちんが3曲も与えられてた点やタンポポ、ごまっとうというハロコンでしか観れないユニットが既にある点等、それなりのお得感なのですが‥‥満腹までいかないんですよね。それは各ユニットのソロコンサートで満たすしかないのかなぁ。

  今秋のモーニング娘。分裂発表後、もう圭ちゃんが抜けた後の15人娘。が揃うのはハロコンのみってことらしく、こうなるとやはりハロコンの重要性ってのがそれなりに意味を持ってくると思うんですが‥‥なんか疑問が残るんだよなぁ‥‥「人数が多くなりすぎて、小さいハコで出来なくなった」から分裂、みたいな理由があったと思うけど、正月ハロコンって基本的に中規模のハコじゃない? なのにその時くらいしか15人揃わないってのも‥‥ってことは、今後は正月ハロコンも夏ハロコン同様、アリーナクラスで興行するってことなんですかね? 何にせよ‥‥今年の夏以降は様子を見てから行くか行かないかを決めたいと思います。ま、個人的には単体のソロコンサートの方が存分に楽しめると思うんですけどねぇ‥‥

  あぁ‥‥どこでどうボタンを掛け間違ったのか。なんで純粋に楽しめなくなっちゃったんでしょうねぇ‥‥。


[SETLIST]
  [OPENING MOVIE]
01. がんばっちゃえ! [モーニング娘。とハロー!プロジェクト・キッズ+後藤真希]
02. 春が来た [飯田・安倍・保田・矢口・辻・加護・高橋・中澤・前田・村田・斉藤・大谷・ミカ・カ娘。]
03. メドレー:よさこい節 ~ 東京宵待草。 [前田有紀]
  [MC]
04. SHALL WE LOVE? [ごまっとう]
05. BE HAPPY 恋のやじろべえ [タンポポ]
06. WOW WOW WOW [プッチモニ]
  [MC]
07. 東京美人 [中澤裕子](カ娘。がバックダンサー)
08. ブギートレイン'03 [藤本美貴]
09. 赤いフリージア [メロン記念日]
  [MC]
10. パイナップルパラダイス [安倍・飯田・保田・松浦・稲葉]
11. Mr.Moonlight ~愛のビッグバンド~(ハワイアンVer) [ココナッツ娘。]
12. BYE BYE 最後の夜 [カントリー娘。に石川梨華(モーニング娘。)]
  [MC]
13. お菓子作っておっかすぃ~ [ミニモニ。]
14. 草原の人 [松浦亜弥]
15. Yeah!めっちゃホリディ [松浦亜弥]
16. The 美学 [松浦亜弥]
  [MC]
17. やる気!IT'S EASY [後藤真希](メロン記念日がバックダンサー)
18. 手を握って歩きたい [後藤真希](5期メンがバックダンサー)
19. サン・トワ・マミー [後藤真希]
20. ここにいるぜぇ! [モーニング娘。]
21. Do it Now! [モーニング娘。]
  [MC]
22. ザ☆ピース! [モーニング娘。]
23. I WISH [モーニング娘。]
24. そうだ!We're ALIVE [モーニング娘。]
  [ENCORE]
25. 恋愛レボリューション21 [全員]


▼ハロー!プロジェクト『プッチベスト3』
(amazon:国内盤CD

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