浜崎あゆみ@国立代々木競技場第一体育館(2008年4月5日)
正午過ぎに起きる。ヤバっ、今日も花見じゃんか。
とりあえずデイリーの仕事を終わらせて行く準備をしようとしたら……ちょっと外に出たくない気分に。体が危険信号出してるな、と思い断念。そのまま家で仕事を続けることに。
しかし、夕方には外出。こちらも改装後初めての代々木体育館へ……浜崎あゆみさんを観に行きました。いやー、あゆさまを観るのは当然初めてなんですが、機会さえあれば一度は観たいと思ってた人なんですよ。恐らく多くの人が「興味はあるけど、お金出してまで観たいとは思わない」というアーティストだと思うんですよ。今回、幸運にもライブに誘っていただけて、せっかくだからと足を運んでみたわけです。
会場に入ってみてビックリしたのが、アリーナのかなり前のほうだということ。しかも花道の真横。このシチュエーション、今年の1月にもあったような……と思いつつ、ワクワクしながら開演を待ちました(ツアー初日ってこともあり、スタートが30分ほど遅れました)。あ、来賓にYOSHIKIがいたみたいですね。大騒ぎになってましたよ。
ネタバレになるようなライブの内容は特に書きませんが……これは絶対に一度は観ておくべきですよ! ホントにいいライブ、いやショーでした。ものすごくお金がかかってるし、観る人たちをとにかく楽しませようという意識が強く感じられる、完璧なエンターテイメント・ショー。ライブ本編は一寸たりとも隙がなく(MCすらない)、2曲くらい歌ったらスクリーンに映像が流れて(ツアー用に新たに収録したもの)、次の曲までの場つなぎをする。その間にあゆさんやダンサーさんたちが衣装替えをしてるんですわ。ライブ全体に共通するストーリー性は感じられなかったけど、いろいろ意味深な歌詞や内容も多くて、最後まで惹きつけられっぱなしでした。
アンコールでは一転して、ツアーTシャツとジーンズというラフな格好で、MCではしゃぎまくりのあゆさまが。お客にダンスのレッスンをしたり、歌詞忘れたり、サイン入りのボール投げたりと、至れり尽くせり。そんなボールが自分めがけて飛んできたので、思わずキャッチ……ファンの皆さん本当にごめんなさい。最後の最後に銀テープが飛んできて(あゆさまの書いたものをプリントした?「10th Anniversary!! Ayu」の文字とロゴマーク入り)、2時間20分にわたる一大エンターテイメント・ショーは終了。最後の曲で泣いてらっしゃいましたが、ちょっとこっちまでウルッときそうだった。
そういえばこのライブって、年始に左耳が聞こえないという話がありましたが、イヤーモニターのサイズが合わないのか、ツアー初日だからうまくいってないのか、それとも本当によく聞こえないのか、やたらと左側のイヤーモニターを気にしてたのが印象的でした。
そういえば、あゆさまのサウンドって以前からハードロック色の強いものでしたが、最近の曲(恐らくアルバム曲)はEVANESCENCEやLINKIN PARKあたりからの影響が強いサウンドアレンジなのね。ハードロックファンも、偏見さえなければ普通に楽しめるステージだと思いました。特に最近のゴシック系女性ボーカルバンドが好きな人なら、なおさらね。曲あまり知らなくても、シングルヒットはみんなサビくらいは聴いたことあるわけじゃない? だから、なんだかんだで半分近くは知ってる曲ばかりなんだよね。
帰宅して、録画途中の「SP」スペシャルを追いかけ再生して、CSで映画「風の歌を聴け」を鑑賞。ビール呑みながらダラダラしてます。そういえば、映画版の「風の歌を聴け」って初めて観たな。挿入歌はヒカシューがやってるのね。つうか、鼠役は当の巻上公一なのに、さらに驚いた。映画の存在自体まったく知らなかったので、ちょっと意外で驚いてます。