カテゴリー「プッチモニ」の9件の記事

2004年12月24日 (金)

プッチモニ『ぴったりしたいX'mas!』(2001)

 クリスマスイヴ。折角休みを貰えたというのに、誰かと過ごすという予定もなく、日中は外をぶらついて時間を潰す。別に365日あるうちの、他の364日と何ら変わらない1日だっていうのに、自分以外の周りは浮き足立ってる。ま、仕方ないか‥‥俺も誰か「大切な人」でもいれば、きっと浮き足立って気が気じゃないんだろうけど。

 過去はどうだったかって? 思い返してみよう‥‥ゴメン、浮き足立ってたわ。浮き足立ちまくってたわ。うん、否定しませんよ。正しいです。みんな正しい。俺が間違ってるんだよ、多分。

 とある店先から、いろいろJ-POPモノのクリスマスソングが聴こえてきたんだけど、その中に個人的に聞き覚えのある曲が。今は亡き(と言った方が正しいのかな)プッチモニの "ぴったりしたいX'mas!"。12月に入って二度目か、この曲を聴くのは。1回目はメロン記念日のライヴで、柴田と大谷が歌ってたんだっけ。そして今日耳にしたのは、当然オリジナルの方。懐かしい‥‥まだ3年しか経ってないのに、遥か彼方‥‥もう10年も前のヒット曲のように感じられてしまうのは、今の日本の音楽シーンの移り変わりの早さと、ハロプロ自体の新陳代謝の急激さを象徴してるのかもしれないね。

 「あの頃は良かった」とか言うつもりは全然ないんだけどね。いろいとキツイ1年だったけど、去年より今年の方が断然楽しい1年だったと思うし、そして今年よりも来年の方が更にもっと楽しい1年になるはずだし。過去の良かった思い出、楽しかった思い出を切り貼りして、それだけを眺めて殻に隠るよりも、どうなるか判らないけど何か得体の知れない楽しみが待っているであろう未来に目を向けた方が、俺は全然幸せだと思うけどね。今より悪くなるこたぁねぇだろう、的な考えね。そのくらいの気楽さで今年も残り1週間、全力で突っ走っていきたいな、と。今よりもまだ幼さが残る後藤真希の歌声を聴きながら、ふとそんなことを考えた1日なのでした。

 そう、何にも変わらないのよ、他の364日と。

 けどさ‥‥この曲聴くと最初に思い浮かべるのは‥‥この曲がヒットした後の正月に、キャバクラで金髪ヅラ+ナース服のコスプレさせられて、この曲をキャバ嬢と一緒に歌った、という悲しい思い出かな‥‥


 ‥‥うん。まだ生きていける。つーかまだ生きてるよ、俺!(涙目)



▼プッチモニ「ぜんぶ!プッチモニ」("ぴったりしたいX'mas!" 収録)(amazon

2003年12月27日 (土)

ハロー!プロジェクト『プッチベスト4』(2003)

  というわけで、毎年恒例となった「プッチベスト」シリーズの第4弾。年々、当初の意味合いから少しずつ外れてきてるような気がしてたんですが、今年の「プッチベスト4」収録曲を見てもらえば判るように、完全に『YOUNG PERSON'S GUIDE TO ハロー!プロジェクト』の役割を果たしていないと思うんですよ。単なるオムニバス、今年リリースした曲の寄せ集め。しかも、現時点ではモーニング娘。以上に影響力を持っていると言っても過言ではない松浦亜弥と、2003年最も活躍したといえるであろう後藤真希の楽曲が収録されていない。多分、来年早々彼女達のアルバムがリリースされるからカットされた‥‥という政治的理由があるのかもしれません。同じような理由で安倍なつみもソロシングルではなくて企画モノの方が収録されている、等々‥‥不透明な部分が多々あるんですが‥‥まぁ2003年のハロープロジェクトを振り返るという意味も込めて、1曲1曲簡単にコメントしていきますか(何か今年の年末って、振り返ってばかりだな、ハロプロに関しては)。


●M-1:壊れない愛が欲しいの / 7AIR
  7月リリースのシャッフルユニットEPより。レビューはこちら。個人的にはやはり3組の中で一番テンション的に落ちるかな、と。けどどれもここ数年のシャッフルの中ではかなりレベル高い方なんですけどね。そんな中での3番手。あくまで俺の中でね。

●M-2:GET UP! ラッパー / SALT5
  同EPより。レビューはこちら。バックトラックが一番好きなのがこの曲。EPのバックトラック(カラオケ)で一番聴いたのが、実はこの曲。松浦がサードアルバムの中でこの曲をソロで歌うようだけど(既にライヴでは披露済み。ま、あの時は稲葉貴子とのデュエットだったけど)、これをひとりで歌うのはかなりキツイんじゃないか‥‥と。

●M-3:BE ALL RIGHT! / 11WATER
  同EPより。レビューはこちら。一般的に一番人気があったのがこの曲みたいですね。最も「モーニング娘。らしさ」を伝承してるのがこの曲なのかな、と。俺も好きですけどね。

●M-4:晴れ 雨 のち スキ♡ / モーニング娘。さくら組
  9月リリースの「~さくら組」名義のファーストシングル。レビューはこちら。時間が経ってみて気づいたけど、音がちょっと良くない気が‥‥シンバル系の音にちょっと難あり。ま、それが楽曲の良さに影響するとは思いませんけど。やっぱりバンドサウンドで聴きたかった1曲。

●M-5:愛の園 ~Touch My Heart!~ / モーニング娘。おとめ組
  9月リリースの「~おとめ組」名義のファーストシングル。レビューはこちら。これもリズム隊、生バンドにすべきでしたよね。江川ほーじんがあんなに素晴らしいベースを聴かせてくれているのに。勿体ないです。曲もホントに良かったのにさ。

●M-6:行くZYX! FLY HIGH / ZYX
  8月リリースのファーストシングル。レビューはこちら。"白いTOKYO" を聴いてしまった今となってはちょっと個人的に軍配は後者に挙がるんだけど、それでも今年のハロプロを代表するナンバーだと思いますよ。いろんな意味で今年は「キッズの躍進」の年だったんだな、と。"がんばっちゃえ!" から始まってたんですよね、全部(その曲を外した時点で、このコンピ盤の意味合いが弱くなってる気が)。

●M-7:SEXY NIGHT ~忘れられない彼~ / ROMANS
  8月リリースのファーストシングル。レビューはこちら。何だかんだ言われながらも、やっぱり好きです、全てにおいて。勿論、カップリング曲 "ロマン" の方がもっと好みなんですけどね。第2弾は本当にあるんでしょうか‥‥

●M-8:FIRST KISS / あぁ!
  10月リリースのファーストシングル。レビューはこちら。文句なしの名曲。普通にポップスとして十分機能してると思う‥‥だけに、現状に泣けてくる。一般層からも無視され、ヲタからも無視され。多分2~3年後に大絶賛されてるような気が。つうかここまでのアルバムの流れ、かなり良くないですか? 自分が作ったCD-Rとほぼ同じ構成なのでビビッたもん(自分の場合、この後にミニモニ。の "CRAZY ABOUT YOU" を入れるんですけどね)。

●M-9:浮気なハニーパイ / カントリー娘。に紺野と藤本(モーニング娘。)
  7月リリースの「~紺野と藤本」名義のファーストシングル。レビューはこちら。怪作とか迷作とかいろいろ言われたこの曲、今更的ユーロビート&パラパラサウンドが玉に瑕だと思ってたけど、やっぱりこのバランス感が良かったんだね。意外とあさみの声がこういう曲に合ってることにも気づかされたし(って今気づいたんですが)。

●M-10:チャンス of LOVE / メロン記念日
  5月リリースの9枚目のシングル。レビューはこちら。よりによって、何でこの曲選ぶかなぁ~? 普通 "赤いフリージア" じゃねぇの? (メロン的に)大ヒット曲ですよ!? アルバム未収録曲を選んだ結果だというのはよく判るんですが、このセンスの駄目さ加減がハロプロ及びアップ・フロント・エージェンシー最大の欠点なんだよね。

●M-11:WOW WOW WOW / プッチモニ
  お蔵入りしていた、第3期プッチモニのファーストシングルとなる予定だった曲。今回初出にして、このアルバムの売り要素。'03年正月ハロプロコン及び同年春のモーニング娘。ツアーにて披露されていたこの曲、やはりアレンジが少し変わってる気が。ギターが重厚になってるし(多分)‥‥気のせいかしら? 最初の印象だと、もっとチープなイメージがあったんだけど‥‥まぁチープには違いないんですが、それでも許せるチープさだと個人的には思います。全部ギターに誤魔化されてる気がしないでもないけどね。

●M-12:ミニモニ。数え歌~お風呂ば~じょん~ / ミニモニ。
  5月リリースの7枚目(ミニハムず名義を含めれば9枚目)のシングル。ゆきどんを除けば俺が今年唯一買わなかったシングル‥‥かな? ミニモニ。ものは買ったり買わなかったりなんですが、正直この曲に対しては俺、かなりの嫌悪感があったんですよ。子供相手のユニットであるミニモニ。というのは理解できるのだけど、いくらなんでもこれは子供をバカにしてないかい?という疑問があって。未入学児あたりなら受け入れられなくもないだろうけど、小学生がこれ聴いてどう思うか‥‥結局彼女達のCDを買ってくれるのって、大人のファンか、そういった小学生児童なわけでしょ? その人達が買って恥ずかしくない作品かこれは!?っていうね‥‥ちょっと度が過ぎるぞ、つんく♂よ、とずっと感じてたわけ。
  けどね、今回このアルバムで、初めてちゃんとしたCD音源で聴いてみると‥‥思ってた程悪くなかったんですよ。まぁ確かにこの歌詞はやっぱりないよな‥‥って気持ちは変わらないですが、バックトラックや曲自体には特に文句ないんですよね。むしろミニモニ。にしては普通過ぎるくらい。そして "CRAZY ABOUT YOU" を通過した後だからこそ、この振り幅こそミニモニ。なんだな、と改めて実感したわけです。まぁだからといってシングルを買ったりはしないでしょうけど。

●M-13:母と娘のデュエットソング / おけいさんと安倍なつみ(モーニング娘。)
  5月リリースの企画ものシングル。レビューはこちら。改めて聴くと、なっちの歌声が凄く良いんですよ。"22歳の私" や "ピ~ヒャラ小唄" での歌声や歌唱法って、レコーディング方法の影響もあるでしょうけど、とにかく「重い」んですよ。ベッタリしてるというか。それと比べると、ここで聴けるなっちの歌声、本当に楽しそうで自然体。俺がこの曲を評価してるのって、実はそういった所が大きく影響してるのかもしれませんね。そして、今後はそういった「安倍なつみ」をもっと観たい/聴きたいと思うんですけどねぇ‥‥アルバム、期待してます!

●M-14:GET ALONG WITH YOU / 中澤裕子
  5月リリースの8枚目のシングル。レビューはこちら。最近ステージからまた離れつつありますが、来年2月には早くも新曲が。ホントに、ホントーに、そろそろアルバムお願いします。いい曲があんなに貯まったじゃないですか!

●M-15:東京きりぎりす / 前田有紀
  7月リリースの4枚目のシングル。「zetima」移籍後初の作品。移籍したからってわけじゃないでしょうけど、今年からシャッフルにも参加してるから、その兼ね合いもあってアルバムにも初収録。過去にもライヴオンリーであか組4に参加した経緯があるんですが、それを別としても今回の参加は興味深いですね。そしてこの曲。中澤の演歌時代の曲と比べると、演歌度が低い気が。バックトラックが薄っぺらいのは仕方ないとしても、メロとかは意外とポップス/歌謡曲の範疇なんですよね。勿論、そっち方面を狙った作品だとは思うんですが。これなら確かに若い子がハロコンとかで聴いても口ずさめるわな。

●M-16:夏 LOVE ロマンス / ハロー!プロジェクト
  今回初出の楽曲。ハロプロ勢全員で歌っていること、バックトラックが夏っぽい(スチールドラムやウクレレが登場したり、タイトルにも「夏」の文字が)ことから、"OH! BE MY FRIEND" ではなくて本来は実はこっちがシャッフルEPに収録される予定だったんじゃないかな?という気がするんですが、如何でしょう? で、この曲。いいんですよね、全体的に。飛び抜けて素晴らしいとは言いませんが、如何にも河野伸らしいアレンジで、非常に好感が持てる1曲。ピアノがカッコイイですよね、特に。モーニング娘。のアルバム曲として聴きたかったかも。

●M-17:シャボン玉(asia mix) / モーニング娘。
  7月リリースの19枚目のシングルの、リミックス・バージョン。オリジナル・テイクのレビューはこちら。毎回お馴染みのリミックスですが、これまでは原曲のイメージを残しつつ味付けするといった作風が多かったんですが、今回はかなり解体/再構築して遊んでる気が。いきなり石川のセリフから始まる辺り、ちょっとした悪意さえ感じてしまいますよ‥‥いやいや、俺はこれ好きですね。自分でDJの真似事とかする時には是非使いたいと思います。


●総評
  というわけで、全曲駆け足で解説してきましたが、如何でしたでしょうか? こうやって1枚にまとまって聴いてみると、必然的に今年を振り返ってしまうわけですが‥‥やはり何度も言うように、2003年って‥‥特に中盤辺りから‥‥そんなに悪い年でもなかったような気がするんですよ。初頭はアルバム連発で、ちょっと厳しい楽曲も多かったりしましたが、結果良ければ全て良しじゃないですが、個人的には2002年以上に平均的に楽しめたかも。ただ、突出した楽曲がなかったのも今年の象徴ですね。去年でいったら "そうだ!We're ALIVE" だったり "Yeah!めっちゃホリディ" だったり "さぁ!恋人になろう" といったタイプの曲がね。全体的に "香水" とかその辺の流れに行きつつあるという。それはそれでいいと思うんですが、やはり多くの人は前者的な楽曲を求めてるようですし、バランス的にもそろそろそういった「大きな一発」が欲しいところ。

  で、やっぱり選曲的にはこれが正解とは思えないよなぁ。去年の「プッチベスト3」の方が選曲だったらまだ良かったように思うんですが‥‥これからハロプロ聴こうって人に対してはオススメしません。ある程度好きで普段シングルとか買わない人、ある特定のユニットだけ追ってて他のユニットには興味もなければシングル1枚も持ってない人とか、そういった人にはオススメできるけど。

  でもね、いざ聴いてみると‥‥普通に聴けちゃう。いや、カタログとしての意味合いは薄いけど、ただ鳴らしておく分には凄くいいアルバムだと思います。だっていい曲ばかりだし。真剣に聴く作品集ではないけど、まぁパーティーアルバムですよね。これで松浦の "ね~え?" と後藤の "うわさのSEXY GUY" か "スクランブル" が入ってたら文句なしだったんですけどねぇ‥‥

  というわけで2003年、「最後のハロプロ論」をお送りしました。おしまい。



▼ハロー!プロジェクト『プッチベスト4』
(amazon:国内盤CD

2003年5月 6日 (火)

モーニング娘。コンサートツアー2003春 NON STOP!@さいたまスーパーアリーナ(2003年5月5日 夜公演)

  まず最初に、正直に書いておくと‥‥絶対に冷静にレポートなんて書けっこないってば。5月5日、いや、前日夜からかなり感傷的な気持ちで、モーニング娘。の音楽だけでなくテレビ番組さえも直視できない状態だったんだから。そんな俺が、どんな気持ちでこのライヴに臨んだか、皆さん想像つきますか?

  今回の圭ちゃんの卒業ツアーというのは、昨年7月31日に発表された「ハロプロ構造改革」の、いわば完結編といえるものであり、今日この日でひとまずは完結するといっていいでしょう。ま、矢口のキッズとのユニットは結局まだみたいですけど‥‥イベントとしての、あの一連の流れは圭ちゃんの卒業をもって完結なんでしょうね。

  今日のライヴ、一言でいうならズバリ、「ずっと先延ばしになっていた最終回がやって来た」といったところでしょうか。ごっちんと圭ちゃん、ふたりの卒業が発表され、同時に旅立つのではなくあえて半年ずらすという、興行としては上手いことやってるのか下手なのかイマイチ判断がつきませんが、ごっちんの卒業で「モーニング娘。という物語」のクライマックスを迎えながらも、決してエンディングまで進むことがなかった。その物語がいよいよ完結する‥‥俺にとっての「5・5」とはそういう日だったといっていいでしょう。ここで何かが終わる。そしてまた何かが始まる。いや、俺の中で本当にまた何かが始まるのか、あるいは完結してしまうのか‥‥結果はライヴを見終えた後にならないと判りませんが。

  さて、というわけでライヴの簡単なレポートに移りましょう。今回の会場となったのは1年前にも足を運んだ「さいたまスーパーアリーナ」。最終日最終公演ということもあり、超満員のようです(ステージ裏までビッシリ人が入ってたし)。自分はアリーナのE-4ブロック。最初右寄りだと思ってたんですが、結局ど真ん中でした。けど一番後ろのブロック。これだったらまだスタンドの200レベルの方が観やすいんじゃないか‥‥ま、通路側だったことがせめてもの救いですが。

  ステージセットはかなり簡素なもの。昨年の春ツアーは遊園地のようなセットを組んでいましたが、今回はそんな派手なものはなく、どの位置からも比較的観やすいように作られているように感じました。ま、実際のところはどうなのか判りませんが。

●そしてオープニング

  定刻から5分少々遅れ、会場内にもの悲しいピアノの音色が流れ出します。今日の1曲目を知ってる人なら、これがその曲に続くものだと判るでしょうけど‥‥それにしても、何というかとても厳かな空気が。そしてそれをぶち壊すような「圭ちゃん」コール。昨年のごっちんの時も凄かったですが、今日はその比じゃないと感じましたね。ま、キャパ的にも横浜アリーナより1万人以上多く入りますからね(そういえば、この日の入場者数は28,000人とのこと。昨年の春コンの時は25,000人って言ってたと記憶してますが、やはり圭ちゃん効果なんですかね)。

  ピアノが奏でるメロディに合わせるように会場が暗転、恒例のオープニング・ムービーが流れ出します。ま、所謂「本日の出演者紹介」映像ですね。ココナッツ娘。、カントリー娘。と続き、各ユニットが紹介された後にモーニング娘。が登場‥‥更に大きな歓声が。そしてVTR終了と同時に真っ暗なステージ上から加護ちゃんのセリフ‥‥というわけでライヴ1曲目は最新シングル"AS FOR ONE DAY"。とてもオープニング向きの楽曲とは思えませんし、これから盛り上がるぜ!って時に冷や水を浴びせられたような気持ちになっちゃうんですが‥‥これが視覚的には相当良かったんじゃないかな、と思いまして。何というか、可憐なダンスともの悲しげな曲調が相俟って、まるで舞踏会を観てるような錯覚に陥るわけですね。そういう点では良かったなぁと思うんですが‥‥ハロプロのライヴにありがちな「その時点での最新シングルがライヴ1曲目」っていうの、そろそろ止めた方がいいと思いますよ。だって、例えばメロン記念日だったら、これからライヴをやるとすると現時点での最新シングル "チャンス of LOVE" がライヴ1曲目になるってことですよね? う~ん、やっぱりねぇ‥‥もっとライヴの構成に気を遣った方がいいんじゃないですかね?

  1曲目が終わり、簡単な挨拶をした後に、あの印象的なインダストリアル風サウンドが‥‥そう、2曲目はアルバムから"TOP!"。コンピューターボイスで各メンバー名を呼んでいくイントロがまたカッコイイ。それぞれの名前を呼んだ時にスクリーンに顔がアップになるんだけど、とにかく全員凛々しい顔してるのさ。なっちやかおりんの余裕を感じさせる表情もいいし、矢口のキリッとした表情も素敵だし、何よりもこの人‥‥石川梨華さん、あなた投げキッスする程の余裕が出てきたんですね‥‥正直恐れ入りました。もうね、このイントロだけで背筋がゾクッとしたんだけど‥‥だけど‥‥歌に入った瞬間、ちょっと興醒め。とにかく、バックトラックが弱い! 大音量で鳴らした時、こんなにも低音が弱かったのか!?って初めて認識しましたね。前の曲の時は全然感じなかったんだけどね。特にこの曲は低音(ベース)がブイブイいってるところがカッコイイんじゃないかなぁ、と思っていただけにちょっと残念。これじゃあavex系と同じだよ。

  全体的に言えたことですが、アルバムからの新曲の殆どが低音弱いんですよね。高音域だけ妙に強調されてて、なんかライヴに来た感じがしないんだよね。唯一、ダンス☆マンがアレンジした3曲目"「すっごい仲間」"だけはさすがにいい音してましたが。なんで新作「No.5」を繰り返し聴きたくならないのか、何となく判ったような気がしましたね。

  その後、スクリーンに各メンバーのプロフィール紹介が始まり、それが終わると衣装替えの済んだ12人が並び、ひとりずつ自己紹介。ま、ここではその内容は割愛します。で、MCの延長線上で矢口がそのまま"ひょっこりひょうたん島"へと導いていきます。それにしてもさぁ‥‥"AS FOR ONE DAY"はフルコーラスで歌われたのが嬉しかったんだけど、その後はほぼ全部、ショートバージョンだったのが正直辛い。というか厳しい。この"ひょっこりひょうたん島"でさえ、テレビではフルコーラスだったのに今日はショートバージョンだもの。たかだか3分半の曲なのにさ、そこまで削ってどうすんの? ただでさえライヴがどんどん短くなってるように感じるのに‥‥その後、"恋愛レボリューション21"を経て、ヤングチーム(辻・加護・高橋・紺野・小川・新垣)がメインを取るアルバムナンバー"強気で行こうぜ!"に続くんですが、この曲やっぱり良かった。唯一アルバムからフルコーラス歌われてたんだけど、ここでの見所は高橋と辻の急成長振りじゃないですかね。高橋は以前よりも更に安定感が増して、安心して聴いてられるようになったね。そして辻ちゃん。この子の昨年後半からの成長っぷりはもっと評価されるべきなんじゃないかな?って個人的には思っていたんだけど、この日のライヴ観てその思いは更に強くなりましたね。歌の力強さやグルーヴ感もさることながら、とにかく表情がいいんですね。急に大人びたというのもあるんだろうけど、恐らくどんどん後輩が入ってきて責任感みたいなものが芽生えたんじゃないかな? 今日はとにかく辻ちゃんに釘付けでしたね俺。あ、あと紺野も本当に成長したなぁ。最後まで歌い通してたし、喉が潰れて声が出なくなるなんてこともなくなったようだし。本当、この1年間彼女達を追ってみて、その成長振りにはかなり驚かされてます。

  ここで一旦本編はお休みに入り、各ユニットコーナーへ。

●ココナッツ娘。

  シャ乱Q最大のヒット曲"ズルい女"の英詞&ハウス風アレンジバージョンを披露。当然音源として発表されていないテイク。つうか、既にココナッツとしての新曲は約2年リリースされてないんですが‥‥新メンバー募集なんて噂もあったようだけど、結局どうなるんでしょうか、このユニットは?

  出来に関しては、可もなく不可もなくといったところ。ま、原曲が素晴らしいんだもん、悪いはずがない。

●カン梨華

  新メンバーが決まったから、モーニング娘。同様このさいたま公演から4人体制で歌うのかと思ったら、これまで通りあさみ・里田・梨華っちの3人でデビュー曲"初めてのハッピーバースディ!"を歌いました。何度聴いてもいい曲はいい曲。けど‥‥里田がりんねのパートを歌ってたんだけど‥‥非常に違和感あったね。特に「ちこーく!」のところ、カラオケにそのままりんねの声も残ってるんだもん。里田の生声にうっすらとりんねの声が被さってるのね‥‥何だか急に切なくなったよ俺。

  歌に関しては特筆すべき点なし。ま、いつも通りでした。梨華ちゃんも歌えてる方だと思ったし。

●飯田圭織

  かおりんのソロコーナーもちゃんと用意されてました。先日リリースされたソロアルバム「オサヴリオ」から、そのタイトルトラックである"オサヴリオ"を披露。ワンコーラスだけだったけど、とても良かったなぁ。ドレスを着たかおりんも綺麗だったけど、まず感動したのはその歌声。アルバム同様、素晴らしい歌声を聴かせてくれました。発音もアルバム同様悪くないと思ったし(って俺は全然ギリシア語は判りませんけど)。公演によっては曲目が変わってるみたいですが、個人的にはこの曲で良かったなぁ、好きな曲だしさ。

●プッチモニ

  正月のハロコンから登場した、未だにリリース予定の立たない"WOW WOW WOW"を披露したんですが‥‥正月観た時よりも更に良くなってましたね。っていうか、これバックトラック差し替えられてない? 正月聴いた時はリズムトラックが打ち込みっぽかったんだけど、今日聴いたら共に生音のように感じられました。特にベースね。恐らくMASAKI("強気で行こうぜ"やミキティの "涙GIRL" でブリブリのランニングベースを弾きまくっている、元JACKS N'JOKER、現アニメタルやCANTAで活躍するベーシスト)が弾いてると思うんですが、どんどんカッコ良くなってるんじゃないかな? ライヴで反応見て、手を加えてるってとこなのでしょうか、それとも「もっとA面に見合った楽曲が歓声するまでの繋ぎ」なのでしょうか? 個人的にはこのままリリースしても問題ないように思うんだけどなぁ。ホント勿体ない。

●ミニモニ。

  新曲"ロックンロール県庁所在地~おぼえちゃいなシリーズ~"を披露。完全口パクなのかなぁと思わせておいて、実はちゃんと生声も混ぜてることに今日気づきました。ここでも高橋と辻のパフォーマンス&歌(生声がしっかり響いてた)には目を見張るものがありました。反面、加護は声質のせいもあってか、ちょっと損してるように思いましたね。

  矢口在籍時とは別物だというのは頭で判ってるんだけど‥‥ちょっと新生ミニモニ。は小さくまとまりすぎだと思いますね。ダンスフォーメーションのせいもあるんだろうけど、もっと動き回る、聴いてるこっちも歌って踊れる、そしてダンスを真似したくなるような楽曲を彼女達に歌わせるべきだと思いますね。高橋の能力だって未知数なわけだし、それは辻にしても同じこと。まだまだ伸びるふたりの為にも、今後はそういった楽曲を期待します。

●VTR:じゃんけんぴょん大会

  今年に入ってから、こういうVTRでの繋ぎが増えましたね、ハロプロ。ま、悪いとはいいませんが‥‥これは12人がジャンケンをしてトーナメント戦をするというもの。何バージョンかあるようですが、この日上映されたのは司会が高橋で、優勝は新垣といった内容。ま、それなりに面白かったですよ。

●再び娘。へ‥‥

  後半戦は"LOVEマシーン"から。ま、この曲での圭ちゃんも今日で見納めだし、散々飽きただの何だの言ってたけど、今日は素直に楽しめましたよ。その後、しっとりと"「すごく好きなのに・・・ね」"へ。アダルトチーム(飯田・安倍・保田・矢口・石川・吉澤)がメインで唄い、残るヤングチームはコーラス。よっすぃーがいい表情してたなぁ。なんか最近、よっすぃーがいい感じじゃないかな? 一時期と比べるとかなり痩せたみたいだし、大人っぽくなったし。一時期は気まずそうに見えた梨華ちゃんともいい感じみたいだしね。

  そしてステージが暫く真っ暗になり、急に灯りが点くとそこにはスタンドマイクと共に9人の娘。達が‥‥POCKY GIRLS名義での"YES! POCKY GIRLS"を披露。まぁ悪くはないんだけど‥‥他にもっと歌うべきアルバム曲があるんじゃないの? "HEY!未来"とかさぁ。まぁライヴを盛り上げるってことを考えると、こっちの方がいいのかなぁ‥‥そこまで好きな曲でもないので、ライヴで聴けてそんなに得した気分にならなかったんだけど。

  9人が引っ込み、残りの3人‥‥Venus Mousseの飯田・矢口・吉澤が登場して、MCを。ま、ショートコントですよ。モーニング娘。の中でも身長のある飯田&吉澤に挟まれた矢口がまたいい味出してましたね。なかなかいい組み合わせじゃないでしょうか? あ、内容に関しては割愛。大体ギャグやコントを文字で説明する事ほど情けないことはないからね。つうわけで、MCからそのまま"女神~Mousseな優しさ~"へ。ごっちんのパートはかおりんが歌ってたような(冒頭のね)。この曲はいいアクセントになったような気がしないでもないなぁ。こういったバラード風の曲が本編にないし(かおりんソロのみだしね)ちょっと初期タンポポの雰囲気を持った曲だから、個人的には大歓迎なんだけどね。

  再びさっきの9人が戻ってきて、「モーニング娘。意識調査」なるコントをやって(内容は割愛)、全員揃ったところで待ってました!の"そうだ!We're ALIVE"へ。もうね、バックトラックの音の鳴りが全然違うのね。リズムの力強さ、ベースのうねり具合、そしてシンセやインダストリアルサウンドの響き具合、全てをもって完璧。やはりこの曲を超えるにはまだまだ時間を要しそうですね。どうせならフルコーラス聴きたかったなぁ。

  そういえば‥‥今日はずっと思ってたんだけど、ステージがやけにデカく感じられるんだけど‥‥気のせい? モーニング娘。自体のオーラが小さくなってるのか、それとも実際にステージが前回よりも大きくなってるのか、それともステージ上に余計なモノがない分、そう感じるのか。本当のところはどうなんでしょうね?

  "そうだ!We're ALIVE"のエンディングからそのまま"I WISH"へ。この曲が正月以降また復活してるのが嬉しいなぁ。もうこの辺になると、俺も踊りまくり。前半は新曲がどんなもんか様子を伺う感じでしたが、この辺の楽曲になるともうねぇ、ジッとしてるのが馬鹿馬鹿しくなるのよマジで。そして更に盛り上がる"ザ☆ピ~ス!"ときて、最後に"ここにいるぜぇ!"で大団円。終始踊りまくり、歌いまくり。あー、やっぱりモーニング娘。のコンサートはこうじゃなきゃ!って再確認。小難しいことも、下手な小細工も要らない、ただ腰にくるビートと彼女達の歌があれば十分じゃないか‥‥それまでの俺をちょっと反省。今回のツアーはこれ1本しか観れないってのもあって、最初は様子を伺う感じだったんだよね。それに圭ちゃんのことで感傷的にもなってたし。ああ、もうそんなのどうでもよくなった。気持ちよけりゃあそれで十分。だって目の前の12人が実際そうじゃないか!

●本編終了。アンコールへ‥‥

  本編が終わった時点で、約90分程度。さぁ、ここからが長いような気が‥‥実はアンコール待ちの時、サイリウムも持たずにただひたすら歌い踊っていた俺に対し、隣にいた人が「これ持ってます?」と赤いサイリウムを差し出したんですね。で、俺は「持ってない」と答えると、「アンコールの時に使ってください」といって1本くれたんですよ。話を聞くと、ネット上で「アンコール時に赤いサイリウムの海を作ろう。それを圭ちゃんにプレゼントしよう」という企画があったようで。最近、娘。関係のサイトを全然見てなかったので全く知らなかったんですが、そういうことになってたんですね? 「9・23」のタンポポ畑は判るんですが、何故赤い海なのか、そしてそれを圭ちゃんになのか‥‥娘。が戻ってくるまでその理由は判りませんでした。

  メンバーが戻ってきた瞬間、辺り一面が真っ赤なサイリウムで埋め尽くされました。そしてそれに気づいたかおりん。うぁ~!って笑顔で客席を指さし、圭ちゃんに教えてる。これを見た圭ちゃん、号泣。矢口やなっちまでもらい泣き。ちょっと感動的だよこれは。タンポポ畑を体験してない俺からしたら、あの場にいれたこと、そしてそれに参加できたことが感動なわけよ。かおりんだったかなっちだったか忘れたけど、「圭ちゃんの好きな赤い色だよ」ってコメントでようやくその意味が判った俺。なっちが泣きながら一生懸命「みんなの温かさが伝わってきたよ」と挨拶。12人全員が挨拶した後、圭ちゃんを取り囲む形でアルバムラストナンバー"卒業旅行~モーニング娘。旅立つ人に贈る唄"を歌う。いや、全然歌になってないのよこれが。もう、全員泣き崩れかかってて。一生懸命歌おうとしてる年長組に対し、5期の4人は完全に泣きに入ってるし。そして真ん中にいる圭ちゃんも泣くのを必至に堪えてる感じ。いや、泣いてたんだけど。赤い海の時点でウルウルきて、メンバーのコメントで涙が堪えきれなくなった俺も、さすがにこの曲の頃には涙がポロポロこぼれ出す始末。

  曲が終わると、圭ちゃんが6期メンバーをステージに呼びだし、ひとりずつ挨拶を。田中・道重・亀井・藤本の順で挨拶するんだけど‥‥新人3人の中では既に亀井が一歩抜きん出てる感じ。他の二人が笑顔が引きつってるのに対し、比較的自然体の笑顔で応えてたのが亀井。ちょっとこの子は期待できるかもしれないね。そしてミキティは相変わらずミキティのままでした。ま、変わってもらっても困るんだけど。

  そしていよいよ、最初で最後の「16人娘。」として"Do it! Now"を歌うわけです‥‥やっぱりね、6期浮いてたよ。悪いけど、ミキティですら浮いてた。なんていうか、既に完成されている「モーニング娘。特有のグルーヴ感」っていうのがあるとすると、まだそこに馴染んでない4人はどうしても浮いてしまうわけね。ステージ慣れしてるはずのミキティでさえ、やっぱり違うのよね。もうこれは仕方ないことなんだけどさ、後は場慣れするしかないよね、完全な一体感を出すためにはさぁ。

  新人3人は一生懸命頑張ってるんだけど、まだぎこちないんだよね。無理して笑顔作って踊ったりしてさ。つうかこの曲、笑顔で歌う曲じゃねぇだろ!?と突っ込み入れたくなりましたが、まぁ優しく見守ることにします。他の12人に関しては‥‥泣いても笑ってもこれが最後、有終の美を飾ろう、集大成を見せようと真剣そのもの。昨年夏、この曲からスタートした「構造改革」は奇しくも同じこの曲で終わろうとしています。

  これまでの公演はここで終わったんだろうけど、やはり最後の最後。圭ちゃんひとりを残してみんなステージを去り、圭ちゃんからラストメッセージ。観てるこっちは泣きっぱなし。そして花束を持ったかおりん他一同が再登場。花束を渡した後、15人からひとりずつメッセージが。順番は(覚えてる限りでは)ミキティ→田中→道重→亀井→紺野(号泣)→高橋(座り込んで泣き崩れる)→小川→新垣→加護(辞めないで欲しいの一言で大号泣。特に俺が)→よっすぃー(ずっと笑顔だった。涙流してても笑顔のまま。改めてこの子の強さ・たくましさを再確認できました)→辻→石川(ずっと堅い表情で泣くのを我慢してたのに、しゃべり出した途端に泣いちゃったよ。ずっとここまで堪えてたんだね。更にここでもらい泣き。特に俺が)→矢口(既に気持ちの整理がついたのか、しっかりメッセージ伝えてましたね。勿論泣いてはいたけどさ)→なっち→かおりん、といった感じでしょうか。ま、細かいとこは6月に出るDVDで確認してください。

  全員のメッセージが終わったところで、最後の最後で圭ちゃんのソロ‥‥なっち言うところの「モーニング娘。の卒業のテーマ曲」である(この表現は個人的には「?」だったけど)"Never Forget"を披露。やるとは思ってたけど、いざこの曲が始まると‥‥驚いたことに、全員ちゃんとコーラス取ってるのね。しかもちゃんと生声で(!)、6期の4人も含めて(!!)。コーラスっていっても、その殆どが「アー」ってやつなんだけど、要所要所で年長組がハモりを入れたりしてて、かなり興味深い歌になりましたよ。

  っていうか‥‥モーニング娘。はその最終回で、原点ともいえる「コーラスグループ」に立ち返った、これが個人的には興味深かったなぁ。誰が望んでこういう形になったのか判りませんが、何かもうこういう「コーラスグループとしてのモーニング娘。」を見る事なんてないだろうな、と思っていたので‥‥驚きや嬉しさと同時に、ただただ涙するばかり。無言で涙ポロポロ。何やってんだよ俺。

  そして歌い終えた圭ちゃんは、何度も何度もありがとうと言って、ステージから去っていきました。最後にもう一度、大きな声で「ありがとー」って叫びながら。そして圭ちゃんは去り、残された15人もステージから去っていくのでした。130分に渡る卒業の儀式、そして俺にとっての「最終回」はこうやって終わっていったのでした。

●ライヴを終えて

  冷静に書けないな‥‥なんて思ってたけど、いざ書き始めると記憶を辿って集中するためか、かなり冷静になってる俺がいるのね。それはもしかしたら、「最終回」を経てサッパリしたからなのか、それとも既に新しい始まりにワクワクしてるからなのか‥‥まだどっちなのかは判りません。余韻に浸るという感じでもないし、ライヴ中は泣きまくったにも関わらず、これを書いてる今は全然悲しくないし、書いてて思い出し泣きすることもないし。何だろう、この気持ちは‥‥

  ただ、間違いなくいえるのは‥‥俺の中で確実にひとつの時代が終わった。それだけは事実であり、間違いありません。そのひとつの時代というのが「モーニング娘。を好きな俺」なのか、あるいは「モーニング娘。そのもの」なのか‥‥それは彼女達が次のアクションを起こすまで、この俺にも判断つかないと思います。かといって、6月のミュージカルは行く予定もないし、7月のハロコンにも行くつもりもない。そう、まずは圭ちゃんを欠いた15人での新曲を聴いて全てを判断してみようではないか‥‥今はそう考えてます。

  映画の世界でもそうですが、続編が1作目よりも面白かった・素晴らしかったというのは殆ど希な話です。大体は1作目を水で薄めたようなものか、あるいはセルフパロディで終わっています。ここで一区切りついたモーニング娘。、果たして続くストーリーはこれまでを超えるようなものになるのか、あるいはどんどん薄まっていくのか‥‥今はただ、冷静に見守っていこうと思います。

  とりあえず今は‥‥圭ちゃん、ありがとう。そして、これからも応援してます!


[SETLIST]
  [OPENING MOVIE]
01. AS FOR ONE DAY
02. TOP!
03. 「すっごい仲間」
  [VTR:メンバー紹介]
  [MC:全員]
04. モーニング娘。のひょっこりひょうたん島
05. 恋愛レボリューション21
06. 強気で行こうぜ!
07. ズルい女 [ココナッツ娘。]
08. 初めてのハッピーバースディ! [カントリー娘。に石川梨華(モーニング娘。)]
09. オサヴリオ [飯田圭織]
10. WOW WOW WOW [プッチモニ]
11. ロックンロール県庁所在地 [ミニモニ。]
  [VTR:モーニング娘。じゃんけんぴょん大会]
12. LOVEマシーン
13. 「すごく好きなのに・・・ね」
14. YES! POCKY GIRLS [POCKY GIRLS]
  [MC:飯田・矢口・吉澤]
15. 女神~Mousseな優しさ~ [Venus Mousse]
  [MC:安倍・保田・石川・辻・加護・高橋・紺野・小川・新垣]
16. そうだ!We're ALIVE
17. I WISH
18. ザ☆ピ~ス!
19. ここにいるぜぇ!
  [Encore]
  [MC:全員]
20. 卒業旅行~モーニング娘。旅立つ人に贈る唄~
  [MC:6期メンバー登場&挨拶]
21. Do it! Now
  [MC:メンバー全員から保田へメッセージ]
22. Never Forget



▼モーニング娘。『モーニング娘。CONCERT TOUR 2003春 NON STOP!』
(amazon:国内盤Blu-ray

2003年2月 2日 (日)

「Hello! Project 2003 Winter ~楽しんじゃってます~」@横浜アリーナ(2003年1月26日 朝公演)

  ぶっちゃけ、ハロコンなんてもういいよ‥‥というネガな気持ちが強かったのね、観る前は。だって、これだけソロコンサート‥‥モーニング娘。だけでなく松浦亜弥、更には藤本美貴や後藤真希、メロン記念日までもがツアーを行うようになった今、そこに意味を見出せなくなってたのよ。けど、よくよく考えると「ごまっとう」なんてここでしか観れないし、今やタンポポなんて娘。コンでは観れないしね(柴田のみメロン記念日なので、事実上無理)。キッズとかどうでもいい童謡とか聴く為に行くんじゃなくて、俺はそういった付加要素の為に1万円近くも払って行くんだ、と自分に言い聞かせて行ってきましたよ。

  そうそう、そのチケット代が6,300円から8,400円に値上がりしたことも、行く気が失せた理由のひとつなのね。ファンクラブなら7,350円なんだけど、普通は一般購入するわけでしょ、「ぴあ」とかで。やってる音楽自体が完全に小学生向けにシフトチェンジしつつあるのに、取る金額は普通の子持ちの親にも厳しい金額に値上げされて、対応出来るのは金持ってるサラリーマンくらいになってるし‥‥この矛盾が昨年末辺りから常々自分の中で「?」となってたわけ。だから当初、このハロコンもファンクラブではチケット取らなかったし(たまたま、以前ごっちん卒業ライヴのチケットを譲ってくれた人が定価でいい席を譲ってくれたので行くことにしたんだけど‥‥)。

  そういうわけで、1年前とは俺とハロプロの向いてる方向が完全に違った方を向いていたりするんですが、それでも行ってきましたよ。今回はセンター席の5列目という素晴らしいポジションで観ることができました。実際には更にその前にもう3~4席席があるので、実際には8列目程度といったところでしょうか。残念ながらまた向かって左側‥‥「ホイッ!」ポジションではありませんでした(何時になったら右側行けるんだよ!?)。ホント、真ん中より右に行ったことないんだよねぇ‥‥

●会場暗転

  既にサイリウムも買わないようになってるし俺。で、腕組みして「じっくり観させてもらうよ」と、ちょっと意地悪な態度でライヴに臨んだわけです。オープニングのCGは今回F1をテーマにしたものなんだけど‥‥ちゃっちぃ絵だな、これ。

  フィルムが終わると、袖から今回のMCである加藤紀子とまことが登場。まことは一昨年もハロコンMCをやってたようだけど、加藤紀子は今回が初。ま、事務所の先輩ってこともあるし、仕事も選べる程ないからこういうことになったんだろうけど‥‥なんか最初っから気まずい空気。

●娘。+キッズ+ごっちん

  大失敗に終わった映画「仔犬ダンの物語」主題歌である"がんばっちゃえ!"を総勢27人で熱唱(キッズは本来15人だけど、ひとりインフルエンザで欠席だそうです‥‥小学校かよ!?)。ごっちんを含む娘。13人の姿ってのが、まだ全然違和感なく観れるのが、ちょっと‥‥ここで違和感を感じさせるくらい「今のモーニング娘。」の威厳を感じさせて欲しかったなぁ。ま、曲がそういう曲じゃないから仕方ないか。個人的にはカップリングの"HEY!未来"の方が断然好きなんだけど、まぁあっちは娘。単体の曲なのでしょうがないか‥‥

●童謡

  この後のユニットに被らないメンツのみが残り、童謡"春がきた"を歌う‥‥んだけど、これ、どこからどう聴いても口パクだよね!? そうか‥‥去年のも全部口パクだったのか‥‥がっかり。特筆すべき点、特になし。

●ゆきどん

  前田有紀がメドレーで"よさこい節"と"東京宵待草。"を歌う。後者は既に何度も聴いてる曲なので、普通に口ずさめる自分にちょっと驚きつつ、目だけはステージ両サイドの娘。メンバーを追ってるし。なっちと裕ちゃんが、何かバカっぽい動きを一緒にやってたのが楽しそうでよかったです、まる。

●ごまっとう

  やっぱりこの3人が並ぶと豪華だね。テレビで観た時よりも、更に歌えてたように感じました。特にあやや、昨年秋頃からちょっと歌声に翳りを感じてたんですが、この日は完全に復調してました。伸びもよかったし。けど、やっぱりこの曲はごっちんの独断場といった感じ。ミキティも頑張ってたけどね。ダンス的にもごっちんの方が一枚も二枚も上手だし。

●タンポポ

  もはや娘。コンでは観ることの出来ない新生タンポポ。"BE HAPPY 恋のやじろべえ"を披露。テレビで歌ってた時よりも、歌もパフォーマンスも貫禄が出てきたかな。特に新垣と紺野が。梨華ちゃんも余裕が感じられるようになったし、柴田もメロンの時以上に落ち着いた印象を受けました。今後はもう、正月と夏の年2回しか観れないんだろうな、タンポポも‥‥

●プッチモニ

  未だリリースが確定しない新生プッチモニ。その、ハロコンでしか聴けない未発表の新曲"WOW WOW WOW"は小川をセンターに置いた、如何にも鈴木Daichiらしいデジタル・スカコア調。"ここにいるぜぇ!"の流れを組む曲なんだけど、こっちの方がもっと小粒な感じ。やっぱり「プッチ」だから? 最近のつんく♂らしい、大味なメロで逆に耳に馴染みやすくて好印象かも。小川といい、アヤカといい、そして更に巨大化したよっすぃーといい(泣)、いいパフォーマンスしてました。"ちょこっとLOVE"じゃなくてよかった。

●裕ちゃん

  メロンやミキティを含んだメンツでのMCの後、裕ちゃんの"東京美人"へ。さすがツアーを経験しただけあって、歌にも安定感が増したような。朝イチの公演の割りにはみんな声が出てたよなあ、この日は。夏ハロコンではあやや+ミキティが妖しいダンスをして話題でしたが、今回はカントリー娘。のふたりが同じ役回りを。なんかこのふたりが同じことをやると、笑っちゃうんですが‥‥俺だけ?

●ミキティー

  話題の新曲"ブギートレイン'03"初披露。既にラジオやもせで聴いてはいたけど、かなりステージ映えする1曲。アルバムでもトップを飾る曲らしく、恐らくソロライヴでもそうなんだろうなぁ。バックにはキッズ4人を従えて、ごっちん"手を握って歩きたい"を更に激しくしたようなダンスを披露。曲の慌ただしさに合った、非常に凝ったダンスで楽しませてくれました。そしてそれ以上に、かなり難易度の高いメロディをしっかり歌いこなしていたミキティに拍手。モーニング娘。入りが発表され、更に気合いが入ってるだろうところにこの曲。マジで気を抜いてたらヤバイぞ、12人娘。達よ‥‥

●メロソ

  既に名曲の仲間入りな新曲"赤いフリージア"を歌う。ミキティの新曲といい、メロンの新曲といい、ここにきてつんく♂、いい仕事してるんじゃないの?と実感。けど‥‥これらって今までだったら逆だよね?(詳しくは「赤いフリージア」レビューを参照のこと)村田さんのダンスは何時観てもカッコイイなぁ‥‥見て飽きないのは、村田さんとマサオね。柴田は可愛くて目が離せないし、斎藤さんは‥‥いろんな意味で目が離せない(笑)このバランス感覚こそが「メロン記念日」なり。

●再び童謡

  先日出た、オリジナル曲の童謡集から"パイナップルパラダイス"を稲葉・あやや・なっち・かおりん・圭ちゃんのメンツで歌う。けど‥‥あれっ、かおりんだけソロがなかったような気が‥‥(泣)楽曲に関しては特に言うべきこと、なし。多分買ってまで聴かないと思います(この日、ライヴ前のSEには常にこの童謡アルバムが流れてましたが、ピンとくる曲は1曲もありませんでしたし)。

●ハワイの方々

  ‥‥もう、痛々しいよ。「プッチベスト3」に入ってた"Mr.Moonlight ~愛のビッグバンド~"のハワイアンバージョンを披露。ここでこの曲を歌うってことは、娘。は歌わないってことか‥‥残念。語るべき点!? そうさな‥‥メロンやミキティのフラダンスくらい、かな?

●カン梨華

  "BYE BYE 最後の夜"を歌う。テレビでは散々な歌だったけど、多少は聴けるようになったかも。しかし、歌が一番安定してるのが、あさみだってのもなぁ‥‥で、我らが梨華っちですが‥‥小憎らしい程に可愛かったです(苦笑)

●ミニモニ。

  ミカを除く3人がステージ上に登場し、小芝居を延々と繰り返す。ノリとしては「ハロモニ」のあのノリ。ま、辻加護の独壇場といったところでしょうか。着替えの済んだミカが最後に登場して、テレビでも歌われたことのない新曲"お菓子作っておっかすぃ~"を披露。これ、ホントいい曲だと思うんですけど‥‥ここんところ連続して出たミニモニ。やミニハムず。の曲、どれも良かっただけに‥‥ちゃんと買って聴いてみようかしら? けど、基本的に口パクってのもねぇ‥‥どうかと思うけど。

●アイドルモンスター

  すんげぇ、10月に観た時よりも更にデカくなってた! つうか、ホントどこまでデカくなるんだよ、この子は‥‥喉の調子も完全に元通り‥‥つうか、更に伸びが良くなってるし。テレビではイマイチだった"草原の人"も、気持ちよさそうに伸び伸びと歌ってるし、"Yeah!めっちゃホリディ"も、そして"The 美学"もホント素晴らしかった。今や、ミニモニ。や娘。本体よりも客のリアクションがデカかったんじゃないの実際? もうハロプロは「モーニング娘。率いる~」って時代じゃないんだな、マジで‥‥

●ごっちん

  娘。勢揃いのMCの後、いよいよごっちんの登場。ソロとなって初のハロコン。どんな感じになってるのか‥‥っていうか、俺的にも9月に同じ横アリで卒業を見届けて以来のごっちんなので、不安と期待が入り交じった心境だったのですが‥‥安心した。そう、歌に関しては安心。昨年発表されたソロシングル3曲を歌ったのだけど、やっぱり"手を握って歩きたい"の静かになるパートは何度聴いてもウルッとくるし(しかもそのバックで5期メンが踊られた日にゃ、否が応でも泣きそうになるってば)、散々な出来の"サン・トワ・マミー"でさえも完全に自分のモノにしちまってるし。これで「あと一発」があれば‥‥あややの後ってのも、完全に分が悪すぎるよ。

●モーニング娘。

  ごっちんにアナウンスされて登場する娘。ってのも、何か変な感じ。オープニングはあのイントロが延々と流れるんだけど‥‥そう、"ここにいるぜぇ!"ね。アルバムが出る時は、是非こっちのバージョンで入れて欲しいな。

  この日歌ったのはその他"Do it! Now"、"ザ☆ピ~ス!"、"I WISH"、そして"そうだ!We're ALIVE"なんだけど‥‥なんかね、もっと貫禄とか感じさせてくれてもいいはずなんだけど、もの凄い必死さみたいな空気が感じられたのね。1曲目の曲調がそういうのだってのもあるんだけど、昨年9月に観た"Do it! Now"や"ザ☆ピ~ス!"とは別物に感じられたのよ。そりゃ、ごっちんのパートを他のメンバーが歌ってるってのも大いに関係してるとは思うんだけど‥‥俺の解釈だけど、結局モーニング娘。ってのは、「勝者」でも「SURVIVOR」でもなくて、常に「CHALLENGER」なんだなぁ、と。特に今年に入ってからの彼女達には試練が与えられっぱなし、ミキティ加入だとか6期メンだとか「さくら組」「おとめ組」分裂だのさ‥‥13人時代が「巨大化する為の安定期」だったこともあって、この変化の時期ってのはもうガムシャラに突き進むしかないのかなぁ、と。そういう空気感を歌やパフォーマンスから何となく感じ取りました。年末年始のテレビ出演で「気ぃ抜いてんじゃねぇよ!(怒)」ってずっと思ってただけに、ちょっとここで印象が変わりました。だからこそ、「ひょっこりひょうたん島」はないんじゃねぇの!?‥‥と思うんですけどねぇ。

●ハロプロ勢揃い

  最後にキッズを除く全員がステージ上に登場。全員で"恋愛レボリューション21"を歌うんですが‥‥娘。のすぐそばに裕ちゃんとごっちんが並んでいるんですね。で、俺としては裕ちゃん在籍時を生で見たことないわけですよ。それこそ、ここで疑似体験してしまうというボーナスを貰ったような錯覚に陥ってしまいました。裕ちゃん、もう踊れないよ、とかラジオで言ってたと思うんですが、レッスンの甲斐もあってか、昔程のキレはないものの、ちゃんと見事に踊ってました。しかも隣にはついこないだまで同じ場所でこの曲を踊ってたごっちんの姿も‥‥途中、ふたりが顔を合わせる瞬間があったんですが、すっげー満面の笑顔で裕ちゃんとごっちんが見つめ合うわけですよ‥‥もうね、これ観れただけで俺的には8,400円払った甲斐があったなぁ、と。この一瞬の場面だけで元は取った、と。そう思えたわけです。それ以外はもう、どうでもいいや‥‥ってほどに‥‥あれっ、これって後ろ向きですか?

●総括

  夏ハロコンが90分程度の内容だったのに反し、今回はキッチリ2時間やりました。去年の正月もそうだったので、毎年正月ハロコンは長めなのかもしれませんね。それに披露すべき新曲が沢山あったわけだし。結構周りの人が「夏が嘘のよう、今回はホント良かった」と言ってた意味が、よく判りました。うん、ホントに楽しかったし、いいライヴだと思いましたよ。ただ、値段に見合った内容だったかは正直謎ですけどね。

  夏ハロコン以降‥‥「7・31」事変以降に卒業したメンバーが3人(平家みちよ、りんね、石井リカ)もいるのでシャッフルユニットを披露する事が不可能になった事が幸いし、結果としては童謡は残ったもののかなりバラエティ豊かな内容だったとは思います。あやや、ごっちんが3曲も与えられてた点やタンポポ、ごまっとうというハロコンでしか観れないユニットが既にある点等、それなりのお得感なのですが‥‥満腹までいかないんですよね。それは各ユニットのソロコンサートで満たすしかないのかなぁ。

  今秋のモーニング娘。分裂発表後、もう圭ちゃんが抜けた後の15人娘。が揃うのはハロコンのみってことらしく、こうなるとやはりハロコンの重要性ってのがそれなりに意味を持ってくると思うんですが‥‥なんか疑問が残るんだよなぁ‥‥「人数が多くなりすぎて、小さいハコで出来なくなった」から分裂、みたいな理由があったと思うけど、正月ハロコンって基本的に中規模のハコじゃない? なのにその時くらいしか15人揃わないってのも‥‥ってことは、今後は正月ハロコンも夏ハロコン同様、アリーナクラスで興行するってことなんですかね? 何にせよ‥‥今年の夏以降は様子を見てから行くか行かないかを決めたいと思います。ま、個人的には単体のソロコンサートの方が存分に楽しめると思うんですけどねぇ‥‥

  あぁ‥‥どこでどうボタンを掛け間違ったのか。なんで純粋に楽しめなくなっちゃったんでしょうねぇ‥‥。


[SETLIST]
  [OPENING MOVIE]
01. がんばっちゃえ! [モーニング娘。とハロー!プロジェクト・キッズ+後藤真希]
02. 春が来た [飯田・安倍・保田・矢口・辻・加護・高橋・中澤・前田・村田・斉藤・大谷・ミカ・カ娘。]
03. メドレー:よさこい節 ~ 東京宵待草。 [前田有紀]
  [MC]
04. SHALL WE LOVE? [ごまっとう]
05. BE HAPPY 恋のやじろべえ [タンポポ]
06. WOW WOW WOW [プッチモニ]
  [MC]
07. 東京美人 [中澤裕子](カ娘。がバックダンサー)
08. ブギートレイン'03 [藤本美貴]
09. 赤いフリージア [メロン記念日]
  [MC]
10. パイナップルパラダイス [安倍・飯田・保田・松浦・稲葉]
11. Mr.Moonlight ~愛のビッグバンド~(ハワイアンVer) [ココナッツ娘。]
12. BYE BYE 最後の夜 [カントリー娘。に石川梨華(モーニング娘。)]
  [MC]
13. お菓子作っておっかすぃ~ [ミニモニ。]
14. 草原の人 [松浦亜弥]
15. Yeah!めっちゃホリディ [松浦亜弥]
16. The 美学 [松浦亜弥]
  [MC]
17. やる気!IT'S EASY [後藤真希](メロン記念日がバックダンサー)
18. 手を握って歩きたい [後藤真希](5期メンがバックダンサー)
19. サン・トワ・マミー [後藤真希]
20. ここにいるぜぇ! [モーニング娘。]
21. Do it Now! [モーニング娘。]
  [MC]
22. ザ☆ピース! [モーニング娘。]
23. I WISH [モーニング娘。]
24. そうだ!We're ALIVE [モーニング娘。]
  [ENCORE]
25. 恋愛レボリューション21 [全員]


▼ハロー!プロジェクト『プッチベスト3』
(amazon:国内盤CD

2002年9月23日 (月)

モーニング娘。コンサートツアー2002夏“LOVE IS ALIVE!”@横浜アリーナ(2002年9月22日)

  ごっちん卒業自体には特に感慨深さみたいなものは感じてなかった俺。けど、9月23日が近付くにつれ、卒業特番やそういう内容の番組が増えていき、否が応でも意識するようになり、「俺にとっての後藤真希って何だったんだろうな」と真面目に考えてみたりして。

  純粋にモーニング娘。のライヴが観たい、というよりは「ヲタになって初めての『儀式』を体験したい」という邪心から、俺は今回の横アリ行きを決意しました。幸い、当サイトをご覧になっていた方から22日の立ち見席を定価以下で譲っていただくことができ、今年何度目かの娘。コン、そして娘。絡みでも何度目かの横浜アリーナへと足を運んだわけです。当然、そこには自分なりの「答え」を求めに行ったわけでもあり、単純に「中毒性の高い楽しさ」を求めに行ったわけでもあり。

  この日の横浜はあいにくの天気。今にも雨が降り出しそうな、雲に覆われた空。どうやらこのまま雨になるらしいよ。折角の卒業式なのだから、気持ちも天気も晴れた状態で送り出してあげたかったよね(結局、会場に入る直前に雨が降り出す)。

  横浜アリーナでの立ち見は初体験。アリーナ席(横アリは従来のアリーナ席をセンター席と呼び、そこを覆うような1階スタンド席をアリーナ席と呼ぶ)最後方通路をブロック分けして、そこに整理番号順に入場して好きな場所を取るんだけど‥‥これがね、意外と観やすいのよ。自分はCブロック‥‥ステージ向かって左側だったんだけど、真正面のスタンド席よりは全然近いし、むしろ下手なセンター席よりも近い。肉眼である程度の表情は確認出来る位置を確保。結構ギュウギュウになるかな、と思ってたけどそんなでもなく、踊るスペースも十分に確保できる感じ。ま、もっと前の方(Bブロックとか?)はそんなでもないのかもしれないけど。

  ステージセットは春コンと基本的に同じ。ただ、ステージ両サイドにあった遊園地のセットがなくなっただけか。そう考えると、基本的にはシンプルになってるよね。

●そしてオープニング

  ツアータイトルが示す通り、全体の構成は春コンの縮小版といったイメージ。よって、オープニングムービーも春コンの流用。春コンでは1曲目でいきなりドカンとやったけど、今回は"Do it! Now"からってことで、あっさりと、そしてしんみりとした感じでスタート(曲のイメージがああだから、余計にそう感じるわけ)。既に夏ハロコンでのアリーナクラスのステージでこの曲を観ていたから比較的安心して観れたけど‥‥前回はかなり近い位置から、そして今回は‥‥まぁ近いって言っちゃあ近いけど‥‥全体を見渡せる距離からなので、更に俯瞰してみると‥‥ああ、やっぱり13人編成のモーニング娘。は既に完成型を超えて、過渡期に入っているのかなぁ‥‥と感慨深くなる。過渡期ならではの円熟味を味わうとは思ってもみなかったけど‥‥しかし、続く"そうだ!We're ALIVE"では俺の知ってる溌剌とした娘。達が戻ってくる。これって、曲によって表情や表現を使い分けているってことか‥‥だとしたら、本当に今の13人の実力ってハンパじゃないと思うよ。ちょっとゾッとしたよ。それにしても‥‥やっぱこの2曲はショートバージョンなのね(基本的にこの日歌われた曲はほぼ全部がショートバージョンでした)。

  メンバー紹介した後に、お馴染みの"恋愛レボリューション21"、"いきまっしょい!"という流れ。春コンと全く同じなので、特にコメントなし。相変わらず各メンバーの動き&煽りは最高でしたよ。そして、無事今回も歌われた、なっち&5期メンによる"男友達"は春よりも更に良くなってました。特に5期メンの活き活きとした表情がイイ! スクリーンに映った4人の笑顔、そして伸びやかに、気持ちよさそうに歌うなっちの表情に、こちらまで笑みがこぼれる。嗚呼、やっぱ今日は来てよかった‥‥

  この後は、各ユニットコーナー。しかし、新曲を出したユニットって皆無なんですが‥‥やっぱり春と同じか‥‥ま、今回はタンポポとプッチモニの各現メンバーでの最後のステージってことなので、それ以上に感慨深いものがあるんですが‥‥

●タンポポ

  前回同様"乙女パスタに感動"と"王子様と雪の夜"という「永井ルイ・アレンジ曲メドレー」だったのですが、もうこれらの曲をステージで聴くことが出来ないのかと思うと、やっぱり残念。個人的にはハロプロ中で最も好きなユニット「タンポポmark II」だっただけに、歌う前のちょっとしたかおりんのMCにウルッとくる。泣かないように無理して頑張ってるように見える矢口がホント健気。かおりんも最後まで一生懸命歌ってたし、加護ちゃんも小さいながらも頑張ってた。やっぱり4期のふたり(加護、石川)を育てた場であり、矢口に自信を与えた場であり、かおりんがのびのびと「歌」を楽しむ場がもうなくなってしまうんだから‥‥今後はその意思をを梨華っちが受け継いでくれることでしょう。

  ありがとう、タンポポ‥‥

●プッチモニ

  これも前回と同じ"BABY!恋にKNOCK OUT!"と"ちょこっとLOVE"のメドレーなんだけど‥‥こっちはプッチらしく、全然湿っぽさ皆無。最後までパワー全開!‥‥のはずだったんだけど‥‥ちょこLOVEの途中でカラオケの音飛び発生!(苦笑)ああ、カラオケってやっぱりCD音源だったんだ‥‥聞くところによると、前日もタンポポで同じような事故が起きたようで‥‥何やってんだよ、UFA!(怒)

  しかし‥‥やっぱりよくある出来事なのか、焦って3人して見つめ合ったりしたものの、そこはさすがプロ。カラオケが元通りに戻ると、瞬時にそれに対応。けどなぁ‥‥やっぱり(自分にとって)最後くらいはちゃんとした形で通して聴きたかったたなぁ‥‥

●ミニモニ。

  "ミニモニ。ジャンケンぴょん!"を披露。そうか、そうきたか‥‥といった程度の印象。ま、生では初めて聴くからいいんだけど。でも‥‥これだけアーティストパワーのあるユニットなんだから、新曲を聴きたかったなぁ。アルバムの曲とか。ま、誰でも知ってる曲の方が客の受けがいいから、こっちである意味正解なのかもね。個人的には楽しめましたけど‥‥

●カン梨華

  春コン、夏ハロコン同様に、言うことなし。ただ、梨華ちゃんは可愛いなぁ、と。(2003年1月補足:結果として、これが俺にとって最後のりんねさん在籍時のカントリー娘。になってしまいました。もっと真剣に観ておくんだった‥‥残念)

●ごっつぁん

  新曲"やる気!IT'S EASY"を披露。夏ハロコン東京公演から初登場となったこの曲、当時と違う点といえば、バックにメロン記念日がいないことだけ。けど、これだけでも全然スケールが違ってしまうんだから‥‥春コンと夏ハロコンでの "手を握って歩きたい" での比較でも思ったけど、ごっちんってひとりでステージに立つと、思いっきり小さく見えてしまうんだよねぇ。そして、子供達やメロンが加わると、急にスケールがデカく感じられる‥‥この違いって何だろう? 結局ごっちんって、グループ向きなのかも。団体の中に入って初めてその魅力を完全開花するという‥‥ちょっとだけ不安になったよ、卒業後の彼女が。

●ハワイアン・コンビ

  痛々しかった。春コンでの "サマーナイトタウン" 英語バージョン、夏ハロコンでの "真夏の光線" ハワイアンバージョン、そして今回も他人の曲である"幸せですか?"だもん‥‥ま、他人とはいえ、アヤカはこの曲に参加してるけど。いい加減、そろそろ新メンバーを入れるのか、ふたり編成で新曲を出すのか、あるいは完全にコンビ解消してしまうのか、ハッキリさせる時期にきてるのかも‥‥このままじゃ、娘。にとってただの都合のいい「ツアー要員」で終わってしまうぞ?

●再び娘。へ‥‥

  "ザ☆ピ~ス!"(今回は13人バージョン)~"LOVEマシーン"という流れは春コンと全く同じ。特筆すべき点なし。相変わらず良かった、と。ま、マンネリと言い切ってしまえばそれまでだけど‥‥ホントいい加減ラヴマはもういいよ‥‥折角夏ハロコンで消えたと思ったのに‥‥とか言ってみたものの、もうこれらの曲、ごっちんを含めたメンツ‥‥この13人で歌うことはないんだよな‥‥ふとそう思ったら、ちょっとだけキュンとした。マンネリだの飽きただのいうセリフ、今日だけは止めにしよう‥‥この編成で、この構成のライヴは、俺自身もう観ることはないんだから‥‥

  けどね‥‥MCのぬるさは相変わらずだったよ。特筆すべき点? ねぇよ、マジ!(苦笑)ま、梨華っちの自意識過剰振りと、紺野の素晴らしさは相変わらずでしたが‥‥

  ふたつに分かれて着替えが終わると、新垣から始まるお馴染みの>"Mr. Moonlight ~愛のビッグバンド~">。今回もショートバージョンだったことと、よっすぃーが更にモビルスーツ化してる点が春コンとの違いか?(苦笑)それにしても‥‥なっち&ごっちんと並ぶよっすぃー、マジでオッサンかと思ったよ(汗)その後の"ハッピーサマーウェディング"~"恋のダンスサイト"という流れまで春コンと同じ。同じだけど‥‥もう最後なんだよね‥‥だからこそ、もっと歌って欲しかった曲が沢山あるんだけど‥‥時間はあっという間に終わりに近づいている。そう、確実に‥‥

●本編終了。アンコールへ‥‥

  意外とすぐにステージに登場したメンバー。それぞれ簡単にMC。ごっちんの番になると、一際大きな歓声‥‥ごっちん、ちょっとウルッとした? 言葉に詰まる瞬間が何度かあったね。ああ、結局卒業のその日まで、加入した頃と変わらない「泣き虫ごっちん」のままだったか‥‥ちょっと安心。

  「13人のモーニング娘。、しっかり目に焼き付けておいてぇ!」というなっちの力強い言葉と共にスタートするアンコール1曲目は"本気で熱いテーマソング"。春コンとの違いは、エンディングがあっさりしてる点。ま、この後にもう1曲用意されてるからね。パフォーマンスは相変わらず最高だったよ。梨華っちは、どこまで全速力で走りまくるの? つうかこの子、「抑える」「手を抜く」って言葉を知らないよね‥‥常に全力だよ。ステージの端から端まで走る時も、常に全速力。それでいて、歌は外‥‥すんだけど(笑)。

  最後の最後は、"でっかい宇宙に愛がある"。モージカルの時に聴いたけど、やっぱりこうやってでっかいステージで聴く方がいい感じ。けどさぁ‥‥24時間テレビの後だけに‥‥ねぇ(苦笑)。いや、曲やモーニング娘。は悪くない。悪いのは(ry

  曲が終わり、あっさりとステージを後にするメンバー。ま、ホントの最後は明日の23日だから仕方ないか‥‥と思ってたら、ステージにごっちんひとりだけが残ってる‥‥噂には聞いていたけど、どうやら本当にここでもう1曲だけ、ごっちんのソロがあるみたい。ごっちんが最後に選んだその曲こそ、当サイトの日記タイトルにもなっている"赤い日記帳"‥‥正直、これを歌うと知った時‥‥ゲンナリしたのね。つうのも、「あか組4」でのごっちんの歌の拙さが印象に残ってるだけに、この曲を歌うごっちんに対してはいい印象がないのね。だから「何で最後の最後にこの曲選ぶの? だったら "手を握って歩きたい" じゃないの??」って思ってたんだけど‥‥けど、実際の歌を聴いて、考えを改めされられました。こんなにもすげぇ、すげぇ説得力と表現力を持った歌い手に成長してたんだ、ごっちんは‥‥それを我々に示す為に、そしてリベンジの意味も込めてこの曲を選んだ‥‥のかどうかは本人にしか判らないけど、この選曲は大正解だと思いました。いやぁ~驚いた。踊るの忘れて、完全に聴き入ってしまったもん。結局、唯一フルコーラスで歌われたのはこの曲のみでした。

  しっとりと歌い終えると、感極まって最後のコメントをつっかえてしまったごっちん‥‥それだけ思いを込めて歌ったのね‥‥と思うと、逆にこっちまでウルウルきてしまった。ああ俺、感情移入し過ぎ。

●ライヴを終えて

  実際には本当のラストではなかったものの、最終日の2公演のチケットを持っていない、そして都合で開場に足を運べない自分にとっては、この日のライヴと、そのすぐ後に生放送された「ごっちん卒業スペシャル」での"I WISH"がホントのラストでした。ライヴの内容としては春コンを薄めたような内容で、前回何度も足を運んだ俺にとってはちょっと辛いものがあったのは事実。けど、今後二度と聴くことの出来ないプッチやタンポポの曲達、そして13人がかりで戦いぬいたモーニング娘。を生で観る最後のチャンスだっただけに、感慨深いものはありました。もしかしたら今回は純粋にライヴを観たというよりも、ハロプロ大改変後のちょっとガタガタしつつもそこから抜け出そうと全力で駆け抜ける「過渡期のモーニング娘。」という貴重なものを観た、という方がピッタリだったのかもしれませんね。そして、「モーニング娘。の後藤真希」を観る最後のチャンスだったともいえますが‥‥

  会場から出ると、外は本降りになってました。これは涙雨なのか‥‥この冷たい雨が身体を冷やすだけでなく、こころまでもをクールダウンさせてくれました。帰りの電車の中で考えました。結局「答え」は見つかったのか‥‥それはあれから1日経った今でも判りません。けど、ただひとつだけ、ハッキリしたことがあります‥‥それは「やっぱりモーニング娘。が好きだ」という気持ち。これだけは嘘偽り一切ありません。今後、12人になったモーニング娘。を以前同様に愛せるのか、それは自分にも判りません。自分が本当にのめり込んでいったのは少なくともこの13人でのモーニング娘。なのであり、それと違った形のモーニング娘。を以前と全く同じように見ることが出来るか‥‥それはメンバーチェンジを果たすタンポポやプッチモニ、そしてミニモニ。にもいえることですが‥‥メンバーチェンジ、増減を繰り返しながら更に巨大化してきたモーニング娘。ではありますが、やはり切ないなぁ‥‥結局、ごっちんに何の思い入れもない、今回の卒業に何も思うことはないなんて言ってみたものの‥‥思い入れ、あったんだよな、やっぱり‥‥

  さて‥‥今後、一体モーニング娘。はどういう道を歩んでいくのでしょうか? 来春には圭ちゃんまで抜けてしまいます。それまでにあと何回、俺は彼女達を観ることが出来るのか‥‥。


[SETLIST]
01. Do it! Now
02. そうだ!We're ALIVE
  [MC:全員]
03. 恋愛レボリューション21
04. いきまっしょい!
05. 男友達 [安倍+5期メンバー]
06. メドレー/乙女パスタに感動 ~ 王子様と雪の夜 [タンポポ]
07. メドレー/BABY!恋にKNOCK OUT! ~ ちょこっとLOVE [プッチモニ]
08. ミニモニ。ジャンケンぴょん! [ミニモニ。]
09. 色っぽい女~SEXY BABY~ [カントリー娘。に石川梨華(モーニング娘。)]
10. やる気!IT'S EASY [後藤真希]
11. 幸せですか? [ココナッツ娘。]
12. ザ☆ピ~ス!
13. LOVEマシーン
  [MC:安倍・保田・石川・吉澤・加護・紺野]
  [MC:飯田・矢口・後藤・辻・高橋・小川・新垣]
14. Mr.Moonlight ~愛のビッグバンド~
15. ハッピーサマーウェディング
16. 恋のダンスサイト
  [Encore]
  [MC:全員]
17. 本気で熱いテーマソング
18. でっかい宇宙に愛がある
  [Encore-2]
19. 赤い日記帳 [後藤真希]



▼モーニング娘。『モーニング娘。LOVE IS ALIVE! 2002夏 at 横浜アリーナ 』
(amazon:国内盤Blu-ray

2002年4月30日 (火)

モーニング娘。コンサートツアー2002春 “LOVE IS ALIVE!”@さいたまスーパーアリーナ(2002年4月27日、28日 両日昼夜公演)

  ハロプロライヴには行ったものの、実はモーニング娘。単独のライヴは今回が初めてだったりします。秋ツアーの頃にハマり出し、当時横浜アリーナ(11/3)のチケットをヤフオクで落とそうとしたものの、直前になっても全然値下がりせず、結局断念したんだっけ‥‥それが今回は、関東公演全公演制覇ですから。狂ってると言われても仕方ない状態。

  とにかく、今回は過去数回のツアーと違って、約2年振りのニューアルバム『4th「いきまっしょい!」』を引っ提げての、新曲メインの内容なのだ。アルバムは確かに当初想像していた内容とは違ったものだったし、今でも最高傑作なんかじゃないと思っている。けど、これらの曲をどうパフォーマンスするのか、やはりファンとしては期待してしまうし、それ以上に最強チューン"そうだ!We're ALIVE"のフルバージョンをどうデカいステージで見せるか‥‥そういった点に期待してしまうわけなんです。

  全4公演、自分の各公演の席位置を説明すると、27日(土)昼公演はベストポジションで、アリーナB5ブロックの一桁台、ブロック最前列でAブロックから数えても20列目ちょっとといった距離。恐らく福井で観た時よりも近かったんじゃないかな?って思える程に表情まで確認できるポジション。しかもステージ真正面だし。それ以降はそんなに良い席じゃなくて、27日夜はスタンド13列目、真正面なのでステージからは一番遠い位置。ま、4回中1回は全体を見渡せる席で観たいと思ってたので好都合だったけど。28日昼はアリーナE1ブロックの一桁台。アリーナはA~Eまであって、最後方。しかも一番左寄り。まぁブロック最前なので前に障害物(人の頭とか)がなくて観やすかったし踊りやすかった。同日夜は1ブロック前のD1ブロックの200番台。ほんのちょっと前に移動しただけといった感じで、見難さでは4回中一番だったけど、大ラスってことで俺も熱くなって(周りも熱い奴らばかりだったので)終始踊り倒しといった感じで、盛り上がりは一番だったかも。

  とりあえず4回分全部のレポートは事実上不可能なので(だって曲目・曲順・MCまで全て一緒だしさ)、今回は27日の昼(再接近した位置での鑑賞)と同日夜(全体を見渡せる位置での鑑賞)を中心にレポートしていきたいと思います。また、各メンバーの感想等は4回通してのもの、ハプニング等はその都度(何日のどの公演か)書いてみたいと思います。

●客層

  2万5千人入ったそうですよ、1回で‥‥単純計算で、2万5千×4回=10万人。今回のツアーの総動員数が27万人と今朝のワイドショーで言ってたので、約3分の1以上が関東公演で入ったわけか‥‥ま、GWだし、過去最大キャパでのライヴだしね。客層はいつも通り、いやいつも以上に親子連れが多かったね。チケットはソールドアウトだったけど、当日券(ステージ裏を解放)もかなり出た模様。客の入りでいったら、多分初日の方が入ってた感じ。特に夜の方。逆に最終公演(28日夜)はステージ裏も若干少なかったような気が‥‥

●会場暗転、そしてオープニング

  お約束のサイリウムの海。やっぱり横浜以上だったよ‥‥今回は俺も買って参加しました(笑)。やっぱりライヴを観に来たというよりも、一緒にショーを作り上げるっていう感覚の方が強いんだよね、娘。のライヴは。

  オープニングムービーが流れた後、ステージ真上の照明当たりでパイロ(花火)が爆発、ステージ後方で赤い火花が立ち上がり、ステージ中央にあった地球の地球の形をした円形の鉄骨に照明が当たり、その中に娘。達がスタンバっていて、いきなり"そうだ!We're ALIVE"からスタート! 単純にカッコイイし、鳥肌立ったよ。正しく、KISS辺りのエンタメ・ロックと同等、完全にアリーナレベルのショーだよな、これ。

  当然フルコーラス唄ったわけだけど、テレビではまだ慣れてなかったのか、唄い終えると息を切らしてるメンバーが多く見受けられたけど、初日の1回目に関してはそんなに息切れしてるように見えなかった。小慣れてきたのか、それとも体力が付いたのか‥‥ただ、もし小慣れたとしたなら、それが悪影響してるようにも感じられる瞬間が何度かあって、一部の旧メンバーといつも動きが激しい圭ちゃん・梨華っち・高橋との温度差が激しかったような気が‥‥これは最終日大ラスには改善されてたようにも感じられたけど。

  とにかくこの曲は頭にもってこいの名曲。必然的に盛り上がるのだけど‥‥やはりというか、音悪過ぎでした。ミスチルを同会場で観た時にも感じたのだけど、この会場はドラムのビートを殺す特性を持ってるよね。カラオケとはいえ、折角のダンス☆マン・ナンバーが台無しに。ただ、この曲もそうだしミスムンでも感じたけど、ベースがブリブリの曲はかえってそっちの方が際立って、より格好良くなってる気もした。でもやっぱりビート(ドラム)、もっと強く欲しかったなぁ。

  "いいことある記念の瞬間"では普通にノレば気持ちいいシャッフルナンバーなんだけど、無理にPPPH(パン、パパン、ヒューっていう合いの手)入れようとするから、かえってノリ難くしてるように思えた。なので俺は無視してひたすら踊り倒す。頭2曲の掴みはバッチリだと個人的には思った。

  この後、13人全員のMCに入るのだけど‥‥正直、台本通りのネタにはもう飽き飽きしました。5期メンを印象づけようとする努力は買うけど、「高橋→福井訛り、小川→猪木、新垣→眉毛濃い、紺野→歌もダンスも完璧という自虐ギャグ」という公式、いい加減やめようよ(苦笑)。ハロモニやうたばん観てる人じゃなきゃ判らないネタやキャラ作りはもういいよ。もっと彼女らの素の部分を見せてくれよ。「ホッピーでホップ」とかやらなくていいからさ(笑)。

  ただ、逆に先輩メンバー‥‥梨華っちの「ハッピ~♪」「チャオ♪」とか、圭ちゃんの「チュッ♪」ってやった後の他メンバーの「オエ~ッ」っていうお約束は、もはや大きな武器と言えるんだけど(「加護ちゃんです」「辻ちゃんです」レベルまではいかないけど)。矛盾してる事言ってるけど、要するに5期メンバーには早く個々の立ち位置を確立して欲しいな、自信を付けて欲しいなと思ってるわけです。周りのスタッフが彼女らを大切にしてるのはよく判ったけど、一歩間違うと一般層には判りにくいところへ行ってしまいそうな気がするんで(いや、既に片足突っ込んでるけどさ)。

  その後は"恋愛レボリューション21"や"いきまっしょい!"という煽り系ナンバーの連発。"いきまっしょい!"は思ってたよりも良かったなぁ。この日特に感じたことなんだけど、梨華っちの声がよく出てたこと。当然なっちや圭ちゃんと比べれば全然なんだけど、音を極端に外すことも少なくなったし、安心して聴いていられるようになったと思いました(単に俺があの歌に慣れてしまっただけという話もあるが)。新曲の多くで、歌い出しが石川さんからって曲が多いんだよね?(「いいことある~」「いきまっしょい!」「電車の二人」) やっぱり自信なのかなぁ‥‥

  この後、小休止的ななっちソロ"男友達"だったんだけど、なっち+5期メン4人が横並びに並んで、なっちの歌にコーラスを被せてました。実際にはカラオケだったと思うんだけど、それでもちゃんと5期メンは自分の仕事をしていたし、なっちに花を添えてました。丁度ライヴの数日前に放送された「FACTORY」でのなっちソロ"チェインギャング"(ブルーハーツのカバー)を聴いた後だったので、非常に感慨深いものがありました。なっちだけじゃなくて圭ちゃん、かおりんのソロなんかも聴いてみたいなぁ‥‥。

  続いて5期メンのみで"好きな先輩"を披露。やはりというか、客席のテンションがここでちょっと下がるんだよねぇ‥‥曲も良い、4人の歌・パフォーマンスも良いのに‥‥ここまでで高橋、新垣はやはり「ウィアライ」での経験が功を奏してか、かなりいい歌・パフォーマンスを見せてくれました。そして予想外に良かったのが小川。彼女に対しては一番低い評価をしてた俺だけど、この4回のライヴでかなり評価が高まりました。逆に、紺野は‥‥いや、思ってた以上に唄えてたけど、最終日夜公演の途中で喉がぶっこわれてしまって、完全に音が取れない状態になっちゃって。MCでも噛んだり声が出なかったりで観てて痛々しかったなぁ。ああ、梨華ちゃんも昔はこうだったのかなぁ~とか勝手に想像したりして。つうわけで、これまでの評価は

     高橋>新垣>>>紺野>>小川

だったんだけど、春コンを終えた今は

     高橋≧新垣>小川>>>>紺野

という評価に変わりました。これは歌のみじゃなくて、存在感だとかパフォーマンスとかそういうの全てを考慮してのものですので、すぐに変わると思います(笑)。

  この後から各ユニットコーナーへ。正直、新曲出してるユニットが少ないんだし、正月ハロプロで散々やったんだから、もういいのに‥‥って気もなきにしもあらず。

●タンポポ

  初めて生で聴く"乙女パスタに感動"と季節はずれの"王子様と雪の夜"という「永井ルイ・アレンジ曲メドレー」を披露。どうせなら「恋しちゃ」聴きたかった‥‥というのが正直なところ。ま、やっぱり「乙パス」はいい曲だなぁってのが再確認出来たので良しとしよう。やっぱり梨華ちゃんは可愛いなぁ。

  気付けば「王子様」の振りを完璧に踊れる自分にちょっと驚きつつ、かおりん&梨華ちゃん萌えしておきました、ええ。

●プッチモニ

  嬉しいことに、大好きな"BABY!恋にKNOCK OUT!"と"ちょこっとLOVE"のメドレー。ごっちんはやっぱり可愛いし、圭ちゃんは怖いくらいに激しいし(笑)、よっすぃーはかっけーし(爆)。今が一番いい状態だと思うから(プッチというよりも各メンバーが)このままの状態で新曲~アルバムとか作ってあげて欲しいなぁ。但し、つんく♂は忙しくて曲のクオリティーが落ちてるので、キワモノ系アーティストに発注してさ。ポリシックスやナンバーガールと絡むプッチモニ、観てみたくない?(全然ライヴの感想じゃないし/笑)

●バカ殿様とミニモニ姫。

  迷曲"アイ~ン!ダンスの唄"を披露。バカ殿のパートはカラオケとPVで対処。但し28日昼公演には志村けん本人がバカ殿の格好で登場しましたが(笑)。きっとBSで放送されるから、その為のゲスト出演でしょう。最終日だし多分出るんじゃ‥‥って思ってた人、多かったんじゃないかな?

  それにしても、歌もダンスも過去最高に激しい曲だよなぁ。歌なんて殆ど口パクだし。唄い終わった後、「ボ~ッ、ボ~ッ」っていう怪しい音がモニターから聞こえてくるんだけど、何だろうって考えてみたら、成る程、ミニモニ。4人の鼻息でした(爆)。いや、そりゃ息切れするって、あれだけ真面目に踊ってたら(特に矢口ね)。

●カン梨華

  言うことなし(曲に関しては/苦笑)。ただ、梨華ちゃんは可愛いなぁ、と。

●ごっつぁん

  噂の新曲"手を握って歩きたい"のお披露目(先週の札幌公演から唄い出したみたい)。これはね、既に某所でも書いたけど、超名曲なわけですよ。「ウィアライ」とは対極にあるサウンドだけど、なんていうか‥‥これを今の後藤真希が唄うから名曲なわけですよ。初めてラジオで聴いた時、マジ泣きしそうになったもの。

  で、今回のライヴ4回中、3回はウルッときて、内2回は涙流しました(マジで)。特に特にブレイク後の「愛してる~」以降の歌詞。ここにジ~ンとしてしまうわけです。更にごっちんのはにかんだ笑顔がいいわけですよ。これ観てしまったら、ユウキを小1時間(略

●ミキティー

  あ、いたんだっけ‥‥ごっちんの後となっては‥‥ねぇ? 相変わらず可もなく不可もなくといったところでしょうか? ただ、パフォーマンス自体はハロプロライヴの時よりも良くなってましたが。

●ハワイの方々

  痛々しかった。ステージ上の2人も客席も。ミカってこうやって見ると、意外と体格いいのね‥‥なにも君まで辻加護に合わせなくても

●再び娘。へ‥‥

  "ザ☆ピ~ス!"から再開。ステージを見渡すと何故かこぢんまりとしてるような気が‥‥それもそのはず、9人しかいないんです。5期メンいないんです、今回は。一瞬、妙に安心してしまった自分がちょっとだけ嫌になったりして。やっぱりアルバム通りの構成でやるってことでしょうか?(アルバムではこの曲、13人バージョンってわけじゃなかったしな)エンディングでは5期メンも加わり、左右と中央の3方向に分かれてそのまま"LOVEマシーン"へ。正直な話、もうラヴマや恋ダン、ハピサマはやらなくてもいいんじゃないかって気がするんだけど‥‥もっとやるべき曲が沢山あるじゃない? シングルのカップリングでさ‥‥"ポップコーンラブ"とかさ。まぁ今やラヴマはストーンズでいうところの"Satisfaction"みたいなもんなんだろうね。いい曲とか理屈抜きで、単純にライヴで盛り上がる「お約束」と化してるんだろうね。でもさ‥‥どうせならみんな、思いっきり踊ろうぜ!?

  そのままなっち、梨華っち、よっすぃー、加護ちゃん、高橋、紺野、新垣が残って、アルバムから"電車の二人"を披露。全員が同じマイクの音量ってわけじゃないんだろうけど、なっちと高橋はよく声が出てたね、常に。新垣もいい感じなんだけど、まだちょっと不安定だと思わせるところがあったりして。梨華っち、よっすぃーは可もなく不可もなくって感じ。わりと出てる方だったと思うけど(昔と比べればね)。加護ちゃんは‥‥正直判らない。ちょっと弱いかなぁと感じさせる瞬間は何度かあったけど。紺野さんは‥‥最終公演、本当に辛そうだったね? この曲の後にこの7人でMCやるんだけど、声が裏返ったりセリフ噛んだりで‥‥なっちに「がんばれ!」って言われる始末(こういう事をステージ上で言わなければいい子なんだけどねぇ)。けれど‥‥5期メン、頑張ってたよ。

  MCの後に残りの6人(かおりん、圭ちゃん、矢口、ごっちん、のの、小川)に引継ぎ、彼女らがMCを‥‥って程のものではなく、単なる「あいうえお作文」なんですが(早い話が大喜利ね)。オチは毎回同じなんだけど、例えば各公演毎にアドリブ効かせるメンバーもいるわけよ。「いきまっしょい」であいうえお作文なんだけど、例えば毎回矢口が「いつも元気に」で始めるとすると、続いてかおりんが毎回わけの判らない事言いだして、それに続くごっちんも‥‥ってわけでもなく(苦笑)、初日の昼以外はずっと一緒だったかな。続く小川は4公演全部同じ、圭ちゃんも初日昼以外はずっと一緒、で最後の「い」でののが落とすんだけど‥‥どうせなら、お約束ってことで「いっただっきまぁ~す!」ってやって欲しかった‥‥(笑)

  で、寒くなった会場を温めようとするのが"初めてのロックコンサート"なんだけど‥‥テンポがテンポなんでノリにくい。この曲に関しては歌に聴き入ることにしたんだけど‥‥安心して聴いてられるメンバーが多いからなか?(かおりん、圭ちゃん、矢口、ごっちん)先輩メンバーは安心して聴いていられるけど、下のメンバーは‥‥って不安に思ってたら、ここでも小川は頑張ってた。つうかセリフといい、歌といい、表情といい、本当にいい仕事してた。最後の「‥‥うん」も、アルバムより良かったなぁ。ののもアルバムではその歌声に違和感を感じてたんだけど、ライヴではそんなこと全然なかったし。ただ、気になったのは‥‥発声が少し弱かったような。唄いだしが弱いんで、フェードインしてくるような感じになっちゃうんだよね(後で知ったんだけど、どうやら埼玉公演中、ののは風邪で熱があったそうだ。それでもあれだけ動いて唄うんだから‥‥やはりプロと言わざるを得ないだろうね)。

  しばしの静寂の後、あの印象的なギターの音が‥‥そして新垣を中心になっち、よっすぃーが‥‥そう、"Mr. Moonlight ~愛のビッグバンド~"。新垣にタコの口でキス(というよりチュー/笑)しようとするよっすぃーの表情がイイ! それにしても、本当にこの曲はカッコイイなぁ。最初聴いた時は「へっ、マジで!?ギャグでしょ、ギャグ?」って思ったもんだけど、今ではシングル曲の中でも5本指に入る名曲だと思う程に大好きな曲。耳にも、そして目にも刺激的なナンバー。そういえば、この曲はライヴでは絶対にフルコーラスだよね。やっぱりそれを前提に作られた曲なんだということが伺える一面かもしれないね(この日、フルコーラスで唄われた曲はウィアライ、ミスムン、5期メンソロ、そしてモーこー。ある意味、何故これらだけがフルコーラスなのか理解できるような気が‥‥)。思いっきりツイスト踊りたいんだけど、会場狭いのでガマン。つうか何故にみんなこの曲でPPPHとか入れようとする? 入れ難くない? 後半のコール&レスポンスだけで十分だと思うんだけどなぁ。

  エンディングに向かってヒット曲のオンパレード‥‥しかしよりによって"ハッピーサマーウェディング"と"恋のダンスサイト"って‥‥ラヴマはまだ判るとしても、もうこの辺の曲はいいんじゃないの? 前回のハロプロツアーでもメドレーで披露してるわけだしさ。まぁ何だかんだいって、いざライヴとなると一緒に唄って踊ってしまう俺なんですけどね(苦笑)。

  本編最後は、かおりんの「13人で心を込めて唄います」のMCと共に"なんにも言わずにI LOVE YOU"を。13人が順々に唄っていく様はまさに圧巻で、ほんのちょっとのフレーズにもそれそれの歌い手の個性だったり拘りが感じられたりして、非常に興味深かったです。やはり一番ググッときたのは圭ちゃんの歌かなぁ。もっとソロ、聴きたいなぁ‥‥アルバムでは「音ショボいしなぁ‥‥」って思ってたけど、ライヴでもやっぱりショボかった。けど、歌は良かったなぁ。特に最終日夜公演のは、聴いてて目頭熱くなった。こういうバラードでしっとりと終えるのもまたいいね。

●本編終了。アンコールへ‥‥

  メンバーがステージを去ると、当然のようにアンコールを求める声援が。近くにいた女の子(多分小学生以下)も椅子の上に立ってサイリウム振ってアンコールって叫んでたっけ。

  数分して、白を基調とした各自バラバラの衣装で登場する娘。達。最後のMCをするんだけど‥‥圭ちゃんが「チュッ♪」ってやると、ステージ上の梨華っちや矢口だけでなく、客席からも「オエ~」の声が‥‥俺もだけど(苦笑)。あれを観て圭ちゃん、どう思ったかなぁ‥‥落ち込まないでね? 会場外にはあなたをリスペクトする意味でか、それともギャグでか、「保田大明神」ののぼりが沢山ありましたよ、お気づきでしたか?(笑)そう、あなたは既に人気者なんですよ。だから悪く取らないでね?

  その他、梨華っちの「ハッピ~」「チャオ」もオイシイし、小川の猪木も食い付きがまだ弱いし、新垣の「眉毛ビ~ム」は可哀想になってきたし、高橋の「ホッピーでホップ」は放送されてない地区では何が何やらだし、ここはやはり紺野先生の「今日も完璧でした!」に特別賞をあげたいね?(いや何もあげないけど)

  そしてアンコール1曲目は、旧ヲタからは評判の悪い"モーニングコーヒー(2002 Version)"。パート割は音源聴いて想像出来ていたのと同じだったけど、2コーラス目の「I Love You, I Love You Forever」が紺野だったのはちょっと誤算だったなぁ。何だ、ウィアライでソロパートない分、こっちでしっかりオイシイパート貰ってたのか。良かった良かった。

  で、俺はこの曲、実はかなり好きなんだよね。元のバージョンの頃から好きだったけど、今度のバージョンのも、違った意味で味わい深いし、最近の娘。にない色合いを見せてくれたので、とても有り難い曲だと思ってます。つうか、姐さんが卒業した時点で二度と唄われることがないのでは‥‥と思ってたので、こういう形で復活してくれたことを素直に喜びたいね。歌って時代時代で流行廃りがあるし、今「いいなぁ」と思えても、来年聴いたらショボく感じるものだってある。けど、本当にいい曲ってのは、時代を経て、どんどん成長してくものなんだよね。そのいい例が昨年ヒットした「明日があるさ」じゃないかなぁ。まぁあの曲の場合、ずっと歌い継がれてきたとは言い難いけど。モーコーの場合は最初に唄っていた人間がいなくなったとしても、形を変えてどんどん進化していくんじゃないかなぁと感じてる。ラヴマとかは恐らくあんまり変わらないと思うけど(逆にパワーだけはどんどんついてくかもしれないけど)。言っちゃえば、ラヴマが「深化する曲」だとすれば、モーコーは「進化する曲」なのかもしれない‥‥なんていうのは大袈裟でしょうか? とにかく、聴いてて気持ちいい曲だよね、うん。

  そして、最後の最後は、新作の中でもベストトラックといえるだろう"本気で熱いテーマソング"。どうせならフルコーラスで聴きたかったなぁ。この曲も、歌詞をちゃんと考えて書かれていて、そして計算された振り分けがなされているなぁって、改めて実感。「だんだん東京に慣れて」(高橋)「だんだん度胸もついて」(石川)とかさ。聴いててジーンとしちゃうんだよね、石川派としては‥‥そしてこの曲はある意味、モーヲタに向けて唄われているんだよね‥‥「いざ進め うちらに熱い奴ら/孤独なんかじゃない」って。"なんにも言わずにI LOVE YOU"からもそれっぽい印象を受けたけど、ここまでストレートじゃなかったし。とにかく、こう言い切ってくれたモーニング娘。に対して「ありがとう」と言いたいね。

  とにかく、13人のパフォーマンスは最後の最後まで力一杯、全力投球だった。最後の方ではステージから銀の紙テープが発射されたりもしたし(初日はなかった。最終日の2公演のみ。ま、テレビ用だろうね?)、否が応でも盛り上がるってぇの。こんなに目一杯、約2時間唄い踊り動き回って、数時間後にはまた同じステージをこなし、それを2日間行うんだから‥‥頭が下がる思いだ。何か、一番最後にこっちが泣きそうになってしまったよ。4公演のり切った自分に酔ってたのかもしれないけど、単純に感動したんだと思いたいよ、今は。本当にありがとう‥‥そう思っていたら、逆に娘。側から「ありがとう。」の言葉を受けてしまった‥‥娘。達がステージを去った後、スクリーンにこの一言が。本当にありがとう。何度でも言うよ。かおりん、なっち、圭ちゃん、矢口、ごっちん、梨華ちゃん、よっすぃー、あいぼん、のの、高橋、小川、紺野、新垣‥‥本当にありがとう。

●戦い終えて‥‥

  正直、4公演も観る事に意味があるのだろうか、と何度か考えることがあった。特にライヴ数週間前辺りから、ずっとこの自問自答が続いていたんだけど、やはり行って正解だった。確かに音響の悪さ、アルバム楽曲のクオリティーの低さ等問題点も沢山あったのだけど、あれから2日経った今思い返してみても、やっぱり感動の度合いは変わらない。自分があの時感じた素直な気持ちを信じてみたいと思う。

  このサイトをロックサイトだと信じてずっと支持してきてくれた人の中には、最近の俺の言動に対して不信感を抱いている人がいることと思う。不快感を露わにしている人もいることも知ってる。「ロックの文脈でモー娘。語ってるんじゃねぇよ」って怒り心頭の人もいるだろう。確かに最初は俺もそういう方法論で娘。を語ろうとした。だけど、もうやめた。やってるこっちが馬鹿馬鹿しく思えてきたから。言いたい人は影でこそこそやってればいい。俺はこれからもデカいツラして、堂々と


  梨華ちゃんサイコー♪


とかやってくと思うので。楽しく生きていきたいじゃん?


‥‥そして次は、6月のミュージカルですか‥‥(笑)


[SETLIST]
01. そうだ!We're ALIVE
02. いいことある記念の瞬間
  [MC:全員]
03. 恋愛レボリューション21
04. いきまっしょい!
05. 男友達 [安倍+5期メンバー]
06. 好きな先輩 [高橋、小川、紺野、新垣]
  [MC:高橋、小川、紺野、新垣]
07. メドレー/乙女パスタに感動 ~ 王子様と雪の夜 [タンポポ]
08. メドレー/BABY!恋にKNOCK OUT!
  ~ ちょこっとLOVE [プッチモニ]
09. アイ~ン!ダンスの唄 [バカ殿様とミニモニ姫。]
  (28日昼公演のみ志村けんがゲスト出演)
10. 色っぽい女~SEXY BABY~ [カントリー娘。に石川梨華(モーニング娘。)]
11. 手を握って歩きたい [後藤真希]
12. 会えない長い日曜日 [藤本美貴]
13. サマーナイトタウン(English Version) [ココナッツ娘。]
14. ザ☆ピ~ス!
15. LOVEマシーン
16. 電車の二人 [安倍、石川、吉澤、加護、高橋、紺野、新垣]
  [MC:安倍、石川、吉澤、加護、高橋、紺野、新垣]
  [MC:飯田、保田、矢口、後藤、辻、小川]
17. 初めてのロックコンサート [飯田、保田、矢口、後藤、辻、小川]
18. Mr. Moonlight ~愛のビッグバンド~
19. ハッピーサマーウェディング
20. 恋のダンスサイト
21. なんにも言わずにI LOVE YOU
  [Encore]
  [MC:全員]
22. モーニングコーヒー(2002 Version)
22. 本気で熱いテーマソング



▼モーニング娘。『4th「いきまっしょい!」』
(amazon:国内盤CD

2002年2月25日 (月)

「Hello! Project 2002 ~今年もすごいぞ!~」@横浜アリーナ(2002年2月16日 夜公演)

  2002年に入って、こんなにもスタートダッシュするとは思ってもみなかった‥‥2月の時点で既に2度目のハロプロライヴですよ、奥さん! もうね、行けるとこまで行ってやろうと。本気で思っておりますです。別にこの2/16は愛する石川さんの誕生日でも卒業記念日でもないわけで、いうなれば「デカイ会場でも観てみたい」否、「前回の物足りなさを解消したい」って思いでいっぱいなわけでして。福井では小さい会場で、かなり近くで観れたっていう満足感があったので、今回はやはり「デカイ会場ならそれなりに、全体を見渡したい」というのがありまして。スタンド席でステージ真正面となる席をヤフオクで探したところ、簡単に見つかり、しかも定価でゲットできてしまったわけです‥‥

  そんなわけで、小規模会場で行われてきた正月ハロプロ興行の、追加公演として発表されたのが横浜アリーナ2Days、しかも1日目は昼夜興行。計3回、約4万人ものおこちゃまや大きなお友達が足を運ぶことになったわけです。この「大がかりな追加公演」に対しては発表当初から「誰かの卒業式となる」なんて囁かれていて、俺も以前書いた加護ちゃんコラムの中で「加護卒業、ラストはハロプロ横アリ、なんて噂がある」と書きました。しかし、実際に卒業したのは加護ちゃんでもなっちでもなく、なんと大穴中の大穴、ココナッツ娘。のレフアでした‥‥(汗)しかも、卒業自体に触れたのは、最終日の一番最後。オイオイ、そんな扱いかよ‥‥正しく「悔し涙ぽろり」だよ(苦笑)

  それにしても、やっぱり横浜アリーナはデカイねぇ‥‥最後に来たのは何時だっけ‥‥去年のAC/DCかな? じゃあほぼ1年振りなわけだ‥‥あの時とは全く違う会場に思えたのは、客層のせいだけだろうか? とにかく、始まる前から異様な空気が漂ってたなぁ‥‥それにしても、やっぱりこの日もPRODIGY「THE FAT OF THE LAND」が会場に響いておりました。10日程前に来てたんだよな、奴ら‥‥なんて思いながら、やはりこの日も始まる前からノリノリなわけでございます。

  ハロプロ関係のライヴの素晴らしい所は、常に予定時刻ピッタリに始まるところ。この日も18時半を過ぎた途端に会場暗転。オープニングやその後の新メンバー紹介などのMCは前回と全く一緒。というわけで、今回は前回観た福井とは違った点やその他印象に残った所をレポートしてみたいと思います。

●客層

  福井よりもおこちゃま&父兄の比率が高かった。親子連れや小学生or中学生が多かったなぁ。友達同士で来てたりとか。思った以上に年齢層が低かった。さすがに1回に万単位の人数が入るだけあって、ヲタだけに限定されていない。よかったよかった。

●会場暗転

  驚いた。まずはこの一言。会場が真っ暗になった瞬間、目に飛び込んできたのは‥‥サイリウムの綺麗な海。この日のお客(1万4千人と姐さんが言ってた)全員が持っていたわけじゃないけど、半数以上の客が持ってたわけで、しかも持ってる人は両手に持ってるので‥‥凄い綺麗な光景なわけですよ。で、他の観客もその光景を目にして「ウォ~!」と驚きと感動のうなり声をあげるわけです。これはマジで感動。よくハードロック系のライヴでバラードになるとライターの火を点けて店にかざすってのがあるけど(アメリカのライヴなんかを観ると、よくやってるよね?)、あれと同じような感動がそこにはあったわけです。俺の中ではMOTLEY CRUEの"Home Sweet Home"のPVで初めて観たあの光景と同じ感動を感じてしまったわけです。あ~、俺も買っておけばよかった(笑)

●10人祭

  前回よりもステージがデカくなったせいか、広いステージを有効に使って動き回る10人。シャッフルユニットの中では今回一番観てて気持ちよかったのがここでした。今日はよっすぃーが元気そうでよかったです。そして、なっちは今日も可愛かったです♪

●7人祭

  遠目で観てるせいか、ごっちんの可愛さを肉眼で確認することは出来ず、仕方なしにスクリーンでアップになった彼女に萌えておきました(笑)

●三人祭

  加護ちゃんに対してはやはり遠目だったせいか、そんなに違和感を感じることなく、普通に楽しめました。既にこの日二回目の公演ってこともあり、石川さんの歌はかなりヤバめでした(爆)。そしてそれは「完璧アイドル」あややに対しても言えることであり、皆さんさすがにお疲れのようでした。これ終わっても、1ヶ月もしたら娘。もあややも単独ツアーが待ってるんだもんなぁ‥‥(涙)

●平家みちよ

  平家さん、ここ横浜でも声援が小さかった‥‥何か気の毒になって「がんばれ!」って心の中で叫んでおきました、椅子に座りながら(だから声に出して応援しろって俺)。そろそろ彼女がハロプロ自体を卒業してしまうのではないか‥‥なんて思ってしまう今日この頃です。

●前田有紀

  前回は師匠である五木ひろしの名曲カバーでいきなり場を凍り付かせましたが、今回は自身の新曲。しかもこれが威勢のいいムード歌謡だったので、他のハロプロメンバーも観客も(ある意味)ノリノリ。合いの手入れる入れる。確かに娘。やあやや観に来て演歌聴かされた日にゃキツいものがありますが、それでも今日は楽しめましたよ。さすがに周りのおこちゃま達はつまらなさそうでしたが。

●カントリー娘。に石川梨華(モーニング娘。)

  福井で最後だ‥‥とか思ってたら、もう1曲出るそうで‥‥だから俺の涙はなんだったんだよ!(爆)改めて冷静にカン梨華のステージを観ました。里田さん、思ったよりも歌が不安定でしたね。やはりまだ慣れてないせい? 働かされ過ぎ? 何にせよ、歌だけは石川さんを見習わないようにしないと。

  で、肝心の石川さん。もうね、福井での感動が嘘かと思える程に唄えてなかった(号泣)。これが本来の「石川梨華」ってのはよぉ~く判ってるつもりだったのですが、いざ目の前で目撃すると、ショックですね?(苦笑)まぁカワイイから許すけど(許すのかよっ!)

●後藤真希

  ごっちんのクールさが売りであろうソロ曲。だけど何故かこの日のごっちんは歌の途中で何度も笑顔でした。何かあった? 側にいた新メンに笑わされた? それとも圭ちゃんとなっち?‥‥なんて余計な心配をしてる場合じゃねぇってば俺(笑)

●ミニモニ。

  ごっちん辺りから小さなおこちゃまも立ち上がって唄って踊っていたのですが、ここで大爆発って感じでしょうか。福井の時とは違って既に発売になった後なので、ちゃんと浸透しておりました。イントロでの振り付けも、側にいたお母さんまで一緒になってやってた程で(笑)。いやぁ~、微笑ましい。それにしても、何故かミニモニ。だけフルコーラスだったね? やはり人気の差!?

  数週間前に風邪でダウンしたと聞いていた辻ちゃんですが、気持ち細くなったような気がしたのは、やはり遠目だったからでしょうか?

●藤本美貴

  いきなりデビュー曲変更ですか。ちょっと前にデビュー曲が正式発表されたのですが、それはツアー前半に唄われていた曲とは別のものでした。この日が初お披露目だったそうですが、個人的には深夜番組でもお馴染み"Let's do 大発見"よりも好印象。広末涼子~松浦亜弥の流れを組む、ある意味最近の正統派アイドルの楽曲といえる曲。確かにこっちの方が純粋に「売れる」曲だと思った、直感的に。うん、つんく♂らしい曲だわ。藤本さんのステージングも段々場慣れしてきたようで、お客に手拍子を求めたりとかいろいろ頑張ってました。娘。の春ツアーにも動向するので、そこでまた更に成長が伺えるかもしれませんね。

●中澤裕子

  特筆すべき点はないんだけど‥‥なんか最近、媚びすぎかなぁ!?って思える瞬間がたまにあるんだよね、姐さんに関しては。市井との時は感じなかったんだけど、福井以降‥‥あの投げキッスにはどういった意味が含まれているんですか? 何か急にああいう事されると(しかも娘。達では絶対にああいう艶っぽさは感じないので)本気でドキッとするんですけど。度を超えると、本当に「媚びてる」って受け取られる可能性大なのでは? 新曲のリリースが夏までないそうなので、次に姐さんの生歌が聴けるのは夏のハロプロライヴってことになりそうだけど‥‥やっぱりもう1度、真剣に歌をやって欲しいなぁ‥‥

●ココナッツ娘。

  レフア卒業の噂はここ数日ネット上を飛び交っていたので、意識して観てたのだけど‥‥特にそれを感じさせる発言も雰囲気もなかったなぁ。せいぜいミカの歌がヤバかったなぁ、程度で(笑)。けど、ライヴ自体一番最後に「ココナッツ娘。は日本の事が大好きでぇ~す♪」というミカとアヤカの言葉‥‥これにちょっと反応してしまった俺。こんな事言う必要、ないのに‥‥って。この瞬間、俺の中で「レフア卒業=決定」となったわけで(結局、翌日の姐さんのラジオで事実を知ったわけで)。ココナッツも春の娘。ツアーに動向するので、それまでに新メンバーが発表されるのかもしれませんね。何にせよ、どういった娘が入るのか気になるところです。

●プッチモニ

  やっぱり圭ちゃん、カッコよすぎ(笑)。ごっちんが今日、結構よく唄えてたなぁ、と。いつもラストの「自慢したい素敵な~」と囁くように唄うところで外しがちなんだけど、今日はバッチリでした。ええ、萌えましたとも!(笑)よっすぃーも相変わらず気持ちよさげに「L・O・V・E・ラブリー~」の所を無表情で踊ってたし。言うことなしです。

●タンポポ

  飯田さんが本気で綺麗だと。そして石川さんが本気で外してたと。このアンバランスさこそが「タンポポ」だと、俺は声を大にして言いたい!(ドンッ!と机を叩く)‥‥まぁ実際にはそんことないわけでして。石川さん、ある意味本調子!って感じで、冷や冷やしながら観てました。まぁファンからすれば、それすらも萌え要素だったりするわけですが‥‥(苦笑)

●全員登場、MCへ

  ここでは「最近の出来事」というようなテーマでMC。まずはカントリーのあさみ。前の週に北海道で行われた犬ぞりレースで優勝したこと。これは既にネット上でも話題となっていたので、ご存じの方も多いでしょう。成績が良いと、今度はアラスカまで行けるそうです‥‥さすが「半農半芸アイドル」‥‥あれっ、ちょっと違うような?

  続いて新垣さんが選ばれ、「地元・横浜に戻ってきてライヴができた事」と。そういえば前回の横浜は11月、13人ライヴ初お披露目の時でした。声援が小さかったり、「コネガキーッ!」等の罵声まで飛び交ったあの日です。ビデオで観ましたが、正直可哀想でしたよ‥‥あれから俺は改心して(改心って)彼女を応援しようと思ったのですが。本当に今年に入ってからの新メンバーはいい感じですね?

  最後はなっち。ご存じ、「TBSテレビでソルトレークオリンピックのキャスターをやってる」という話題を。全く興味がなかったその世界を毎日勉強して覚えて、そして知れば知るほど奥が深く、見入ってしまうと。何か矢口さんもラジオで「初めてなっちが出演する時、メールで励ましたらそれ観て泣いたらしい」です、なっちさん。素敵です。萌え~です(笑)。

●メロン記念日

  たった1ヶ月でここまで雰囲気が変わるもんかなぁ? もうね、佇まいだけで前と違う。自信に満ちあふれてるっていうか。やっぱりメジャー展開させてもらえると、心理的にこうも変わるのかなぁ? すごい堂々としてたし、楽しそうに唄って踊ってた。ただ、観る側がまだ完全にそれに着いてこれてない様子で、「愛のボタンを連打!連打!」のコール&レスポンスも思った以上に小さくて‥‥最近、CDショップに行っても「メロン記念日ってどうなの?」って話をしてるカップルを何度か見かけたりで、それなりに認知はされてきているので、本当の「波」は次のシングルなんだろうなぁ‥‥と真剣に思いました。やっぱりさ、「うたばん」で優遇されるメロン、観てみたくない、みんな?(笑)

●松浦亜弥

  そして更に凄いことになってたのが、あやや。オーラが1ヶ月前とは比にならない程大きくなってた。既に10年選手級の貫禄。メロンの昇り調子も凄いものがあったけど、これはハンパじゃない。娘。を喰う勢い‥‥いや、既に多くのヲタは餌食になってしまったようで(苦笑)、特に新曲に対する声援はもの凄いものがありました。同じハロプロメンバーで、娘。レベルで新曲が浸透してるんだから。さすがタイアップ効果強し。こりゃマジでツアーが楽しみになってきた。

●モーニング娘。

  けど、そうは言っても、やはり娘。は今日も完璧だったわけで。"ザ☆ピ~ス!"ってのは既に自分達にとってアンセムソングとなってるわけで。この日のコール&レスポンスもハンパじゃない大きさだったのです。福井では躊躇してた俺も、既に2度目ってこともあり、完全に溶け込んでおりました(笑)。既に随分引き返せないところまで来てしまったようです(号泣)。そうそう、テレビでは石川さんのセリフ後になっちとごっちんが彼女の前に立ちはだかってピースサインをするパート。福井では示し合わせたかのように「コマネチ」をやっていたふたりでしたが(なっちが照れていたのにかなり萌えた/笑)、この日は石川さんの足下で相談するふたりに気づき、結局やったのは「アイ~ン」でした。しかもノリノリでやってました♪

  メドレーは前回と同じ感じだけど、福井での"恋のダンスサイト"エンディングで、本来ごっちんが唄うべきパートをなっちが唄っていたのですが、ここ横浜では矢口さんでした。やはり新曲センターへの伏線でしょうか?(とかいって、ミスムンでも歌い出しが小川さんだったりと、いろいろ毎回変えてるようですが)前回、次の"I WISH"に備えてふたり(ごっちん、加護ちゃん)がいなくなると書きましたが、横浜を観た限りでは4人でした(ごっちん、加護ちゃん、よっすぃー、圭ちゃん)‥‥つまり、"I WISH"の唄い出しに必要な、最低限のメンバーだったのです。やはり前回は冷静に観れてなかったようです(当たり前だって)。

  さて、この日はネット上でも既に噂になっていた通り、娘。新曲"そうだ!We're ALIVE"のステージ初お披露目となったのですが‥‥肝心の衣装が次のミスムンのもの、そして歌もショートバージョン(テレビサイズ)だったこともあり、思った以上の感動・感激はありませんでした。が、やはり実感したのは、「この曲は大音量で、大人数で消費すべき曲だ」ということ。それだけは間違いありません。きっとこんな例えをしたら多くの「ロックファン」が怒ると思うのですが‥‥そういう点からいえば、OASISと同じだと思うのです。勿論、その背景やスタイルは全くの別物ですが、向かっている先は実はかなり近いんじゃないだろうか?と思えたのです。それは何も2年前に同会場でOASISを観たから、とかそういう理由で比較したのではなく、そうなるべき曲だと信じて疑わないからです。これを読んで「OASISとモー娘。を一緒にすんじゃねぇよ!」と怒り心頭のロックファンも多いでしょう。俺が言いたいのは、ただOASISと娘。が同じとかそういう事が言いたいのではなくて、「時代を作る音というのはそういうものじゃないだろうか?」って事なのです。この"そうだ!We're ALIVE"って曲は、そういう「みんなのうた」になるべき1曲だと思うのです。逆に、これだけ前向き且つポジティヴで、人の気持ちを高揚させるポップなロックナンバーが、今のシーンの中にどれだけあるのか‥‥こういう時代だからこそ、馬鹿馬鹿しいかもしれないけど、こんな曲が必要なんじゃないかなぁと純粋に思うのです。

  この曲を無視したり良さが判らないロックファンがダメだと言ってるとか、娘。を「ロック」と唱えることで冒涜してるわけではないのです。だって、ロックは本来、いろんな要素を貪り尽くしてきた雑食の音楽であり、常に何か既成の概念をぶち壊してきたものだと思うんです。ただ、それを今のロックミュージシャンが余りやっていないだけで、それをたまたまつんく♂というアーティストがモーニング娘。というアイドルを使ってやっただけ。だから俺は彼女らに面白みを感じるわけで。逆に、娘。ごとき(と敢えて言わせてもらいます。ヲタの皆さんごめんなさい)に幅を利かせられただけで「冒涜された」「バカにされた」と感じるようなロックなら、そんなの最初からロックじゃなかったんだよ!と俺は声を大にして言いたいね。ロックってそんなチンケなもんじゃないでしょ? もっと揺るぎないものなはずでしょ? だったらロックファンはもっとデンと構えてればいいんじゃないかな? 俺が何を叫ぼうが、個人個人にとっての「ロック感」ってそんなにダメになってしまうようなもんじゃないでしょ。少なくとも、俺にとっての「ロック」ってそんなにケツの穴の小さいもんじゃないよ?

  ‥‥と話がかなり脱線しましたが(苦笑)、この日の娘。達は以前にも増して「ロック然としたエンターテイナー」でした。それ以上でもそれ以下でもなく。完璧ですよね。固定のファン層を相手にしてるとはいえ、これだけ幅広い年齢層(俺の隣には、明らかに「おじいさんと孫」という関係の2人組がいましたし、実際おじいさんの方も楽しそうに手拍子してましたよ、笑顔で)を巻き込むモーニング娘。って‥‥


  小さい会場での良さ、そして大会場での良さ、両方を体験した今。やはり思う事はただひとつ‥‥


ハロプロ最高!!!(爆)


ごめんなさいこんな大人になってしまって本当にごめんなさい‥‥

P.S.そんな俺は、4月に「さいたまスーパーアリーナ」での娘。ライヴ2日間(各日、昼・夜公演)合計4公演を観ることが決定しています‥‥もう絶対に引き返せない‥ ‥


[SETLIST]
  [MC:稲葉貴子、石井リカ、里田まい、藤本美貴]
01. ダンシング!夏祭り [10人祭]
02. サマーれげぇ!レインボー [7人祭]
03. チュッ!夏パ~ティ [三人祭]
  [MC:全員]
04. 花 [全員/アカペラ]
05. プロポーズ [平家みちよ]
06. 東京、宵町草。 [前田有紀]
07. 恋人は心の応援団 [カントリー娘。に石川梨華(モーニング娘。)]
08. 溢れちゃう... BE IN LOVE [後藤真希]
09. ミニモニ。ひなまつり! [ミニモニ。]
  [MC:稲葉貴子、石井リカ、里田まい、藤本美貴]
10. みかんの花咲く丘 [稲葉貴子、石井リカ、里田まい、藤本美貴]
  [MC:稲葉貴子、石井リカ、里田まい、藤本美貴、中澤裕子]
11. 会えない長い日曜日 [藤本美貴]
12. 二人暮し [中澤裕子]
13. 情熱行き未来船 [ココナッツ娘。]
14. ぴったりしたいX'mas! [プッチモニ]
15. 王子様と雪の夜 [タンポポ]
  [MC:全員]
  [MC:稲葉貴子、松浦亜弥、メロン記念日]
16. さぁ!恋人になろう [メロン記念日]
17. メドレー/トロピカ~ル恋して~る
  ~ LOVE涙色
  ~ 桃色片想い [松浦亜弥]
18. ザ☆ピ~ス! [モーニング娘。]
  [MC:モーニング娘。]
19. メドレー/LOVEマシーン
  ~ 恋のダンスサイト
  ~ I WISH
  ~ ハッピーサマーウェディング [モーニング娘。]
20. 恋愛レボリューション21 [モーニング娘。]
  [Encore]
21. そうだ!We're ALIVE [モーニング娘。]
22. Mr. Moonlight ~愛のビッグバンド~ [モーニング娘。]



▼ハロー!プロジェクト『プッチベスト2 〜三・7・10〜』
(amazon:国内盤CD

2002年1月21日 (月)

「Hello! Project 2002 ~今年もすごいぞ!~」@福井フェニックスプラザ(2002年1月19日 昼公演)

  2001年最後のライヴは市井紗耶香の復活ライヴでした。が、まさか2002年最初のライヴがモーニング娘。をはじめとする「ハロー!プロジェクト」(以下、ハロプロと略)の正月公演になるとは(いや、行きたかったんだけどね、三が日の中野サンプラザ公演とか)。しかも選んだ日が愛する石川梨華さんの17回目の誕生日、選んだ場所が福井県だという‥‥バカも休み休み言えってとこでしょうか?(苦笑)

  そんな事言いながらも、しっかり交通手段を考えたり、宿を予約したり、更にもう1公演観れないか動き回ったりで(本来昼公演のみだったが、夜公演も観れないかヤフオクをしきりにチェック。まぁ高かったので止めたのだけど)‥‥今の俺にはチャーミーしか見えません(爆)

  まぁ冗談はさておき(半分冗談じゃないんだけど)、行ってきました、福井県! 北陸地方には19歳の時に富山~金沢へ2泊3日の旅行(しかも男4人で)の経験があるのみで、基本的には自分にとって「未開の地」でした。当然今回も「娘。コンサート」が目的なだけで、観光なんて全く考えてません(そもそも地元を朝5時に出発し、昼12時過ぎに福井着、そのまま14時半に開場~15時半開演~17時半終演で、18時にホテルにチェックイン。翌日も11時に福井発、12時過ぎに米原から新幹線で東京へ‥‥ってスケジュールじゃどこも観れないんですが/苦笑)。今の俺の目的はただひとつ、石川梨華にただ一言、「お誕生日おめでとう」と言うだけ。後はおまけです(狂ってるとか言うなそこ)

  というわけで、ライヴの感想なんぞを綴っていこうと思うのですが(どうも文体が某ページでのパターンと変わらなくなってるような気が‥‥まぁ判る人だけ笑ってください)、一体誰が読むのでしょうか?(笑)

  会場となる福井フェニックスプラザは、市の文化会館や体育館といったイメージではなく、大きな会議場というイメージの作り。大きめの舞台があり、フロア前方にパイプ椅子が並べられ、後方には取って付けたような段差の上に椅子。最大キャパは2000人と書いてありましたが、実際には1500人程度じゃないでしょうか?(簡単に数えてみたけど、そんな感じでした)

  客層は、男性客(ハッピや特攻服を着たマジヲタ含む)が4割強、お子ちゃまと連れのお父さんお母さんが4割、そして驚いた事に女性が2割程度いました。都心での娘。ライヴでもこうなのでしょうか? 特に女性は中高生が殆どなのですが、中には20代半ばと思わしき女性があややを振り付きで唄っていたりなど、とても微笑ましかったです。

  自分の席は真ん中よりちょっと後ろの、段差が付いた席、ステージ向かって左側。席からステージまでの距離は10数メートル程度でしょうか?(いや、もっとあったか??)この位置でもオペラグラスを使うことなく、十分顔を確認できます。こりゃ凄い。初の娘。ライヴをこんな小さい会場で、しかもこんな間近で観れるとは‥‥これがサンプラザや横アリだったら‥‥(って行くんですけどね、2月のアリーナ公演も/苦笑)

  そういえば、客入れのS.E.が何故かPRODIGY「THE FAT OF THE LAND」だったのには、何か深い意味があるのでしょうか?(苦笑)個人的に、すっげー気持ちが高揚して、いい前振りになってくれました。

●オープニング

  定刻通りに会場暗転。ヲタの大歓声。さすがこの日はチャーミーの誕生日という事もあって、「梨華ちゃんコール」が一際目立ちました。続いてお子ちゃまからの「加護ちゃんコール」、更に地元福井出身の「(高橋)愛ちゃんコール」も凄いです。とても加入後数ヶ月のメンバーに対するコールとは思えません。それくらい大人気でした。

  ステージ左右には小さいスクリーンがあって、そこに出演者ひとりひとりの顔と名前が紹介され、思い思いのメンバーが登場すると、大歓声。当然俺も石川萌え。

  ひと通りの紹介が終わると、ステージ左側からアフロの女性が‥‥何のことはない、元T&Cボンバーの稲葉貴子だった(笑)。あぁ、ミュージカル「LOVEセンチュリー」での役そのままやん‥‥彼女が今回の総合司会ということになるようだ。そして彼女に引き連れられ、3人の初々しい女の子が登場。今回のツアーからハロプロに参加することになった3人(藤本美貴、里田まい、石井リカ)だった。それぞれ自己紹介し、観客からも暖かい拍手が。そして稲葉が「外は寒いけど、ステージはこれから夏祭りだぜ~!」みたいなMCをしていると、薄暗いステージ後方にハッピを着た10人祭の姿が‥‥いよいよスタートだ。

●10人祭

  テレビの歌番組やPVと違って、なっちや飯田さんは髪型もストレートのまま(この後、娘。もあればタンポポもあるしな)なので、ちょっと違和感が。ボコーダーを使ったパートがあるので、結構口パクっぽい。マイクもハンドマイクじゃなくて、ヘッドセットだから余計生歌っぽく聞こえない。というより、あれだけ派手に動き回っても、なっちにしろ圭ちゃんにしろ、そして辻ちゃんにしろ、みんなちゃんと外さずに唄いこなしてるんだもん(当たり前って言われればそれまでだが)、ちょっと感動。

  個人的にはなっちと飯田さんの「いるだけで華」なオーラに、やっぱりスターなんだなと実感。辻ちゃんもいるだけで微笑ましいし、圭ちゃんは振りの大きい、ビシッと決まったダンスに目を惹き付けられる。逆に、よっすぃーはここでは殆ど目立ってなかった(というより、どれがよっすぃーなのかを認識するまでに時間を要した)。まだメロン記念日の3人(村田、斉藤、大谷)の方が目立ってたなぁ。

  あ、歌ですが。基本的にはテレビと一緒で、2コーラス目をカットしたショートバージョン。なので、あっという間に終わります。しかも10人祭は10人の持ち味を生かす(というか10人全員を認識する)前に終了してしまいます。だからどうしても娘。メンバーを目で追って終わってしまうという。まぁ仕方ないか‥‥

●7人祭

  続いて7人祭。ここも見所満載。とにかく「華」が多い。唄い出しのメロン柴田にいきなり目を奪われ、続いてごっちん‥‥基本的に彼女にはあまり興味がなかったのだけど、やっぱり可愛いわ、うん。オーラとかそういうのはあんまり感じなかったけど、やっぱり他と比べるとダントツに可愛い。そして矢口‥‥あれ‥‥矢口がふたりいる‥‥(汗)途中で一方がカントリー娘。のあさみであることが判明。ちゃっかり金髪にしてるし(苦笑)小柄なので、動き回られると一瞬間違えます。う~ん、ここではやっぱりごっちんかなぁ。柴田はさすがに控えめっていうか。メロンはもっと自信を付けて欲しいなぁ。そしてもっと売れて欲しいッス。

●三人祭

  そしてお待たせ、期待の三人祭の出番。薄暗いステージ上にマイクスタンドが3つ運び込まれ、3人の小柄な女の子が登場し、照明がパッと点くと‥‥そこには衝撃的な現実が待ちかまえていました。


   か、加護ちゃん‥‥

   大き過ぎだって、横に(汗)


マジで焦りました。あややとチャーミーが他と比べても細いってのもあるんだけど、とにかく加護ちゃんが横にこんなにも大きくなっていたとは‥‥だって肩幅が全然違うもん。衣装のせいかな?とか考えて自分を納得させようとしたけど‥‥うぅ~ん‥‥何か段々観てて痛々しく思えてきたよ(加護ヲタ、ゴメン!悪気はないんだよ?)。テレビで観たときもこんなんだったっけ‥‥といろいろ思いを巡らせている間に、サビ前の「勝負!勝負!勝負、勝負、パ~ティ、パ~ティ、イェ~!」のパンツ見せ(笑)に‥‥ここでまずこの日1回目の脳挫傷(爆)。ダメだって、お子ちゃまが沢山いるのに。お兄さん、腰が抜けましたよ、マジで。

●全員でアカペラ(マイクなし)

  ここでステージ上にハロプロ全メンバー30人が勢揃い。凄まじいですよ、マジで。クドいを通り越して、「俺が悪かった」って言わざるを得ない光景。しかも会場・ステージ共に小さいもんだから、余計に威圧感あり過ぎ。で、祭シャッフルの20人(これだけでも十分な威圧感)がステージ上に残り、童謡を唄おうという事になり(童謡アルバムのプロモーションも兼ねてるのね/笑)、ハンドマイクなし(但し左右上方から音声を拾う釣りマイクあり)で童謡"花"を唄う。会場が小さいから釣りマイクさえもいらないと思ったけど‥‥これが意外とイケてまして。ちゃんと中学校の合唱部並みにハモってました(いや、嫌味でなくて、マジで)。思えば初期の娘。にはこういう要素(楽曲的にではなく音楽的に)が沢山あったのに‥‥歌唱力が弱点なメンバーを補充すると、大変なわけですね、ねっ、石(以下自主規制)

●平家みちよ

  石川萌えしつつも、やはり三人祭のあの「ピンクのヅラ」があると、どうも‥‥どうやら俺はそこまでマニアではないようで(笑)。ここから各メンバー/ユニットの歌へ。まずは平家さん。歌唱力は全メンバーの中でも抜群。最も安心して聴いてられるんだけど、可もなく不可もなくって印象が強いんだよなぁ。本来は彼女が勝者で、娘。(中澤、安倍、飯田)が敗者なわけなのだけど‥‥最終的には逆転してるという。何か切っ掛けがないと、この人はずっとこのままなのかなぁ、なんて考えたりして。歌も上手い、喋りもそこそこ面白い(関西方面の人ですし)‥‥勿体ないなぁ‥‥それに、つんく♂の書くメロも合ってないんだよなぁ、何か。"プロポーズ"って曲は彼女のこれまでの楽曲(はたけプロデュース曲も含む)の中でも一番好きなんだけどなぁ‥‥

●前田有紀

  未だにこの人がハロプロに参加してるって事実が俺には驚きで。事務所的には「アリ」なんでしょうか? 五木ひろしのとこの人でしょ、彼女? 演歌の人でしょ? 何か「ハロモニ」スタート当初、飯田さんが1日マネージャーとかやってなかったっけ?(あれ、「アイさが」だったっけ?)それが切っ掛けでハロプロ入りしたような‥‥で、それはいいとして‥‥何故に師匠・ひろし五木の歌を唄ってるのでしょうか? 上手いだけに、更に頭の中が混乱‥‥ヲタの皆様、ご丁寧にサイリウム振って応援してるし。けど、お子ちゃまは正直だね。平家さん辺りからずっと座ってるわ(苦笑)。お父さんお母さん(といっても俺と同年代か‥‥/汗)も少々疲れ気味&困惑の顔。そりゃそうだ、ミニモニ。目当てで来たのに、五木ひろし聴かされた日にゃ‥‥

●カントリー娘。に石川梨華(モーニング娘。)

  さぁ、気を取り直して‥‥待ってました! 俺は、俺は‥‥これが観たくてここまで来たんだよぉ!(マジで)カントリーに新メンバーが加入したという事で、チャーミーの出番はそろそろ終わりだろうってことになりそうなので、観れる時に観ておこうってなって、しかも彼女の誕生日にライヴやるなら‥‥ねぇ、普通は行くでしょ、福井でも?(いや、行かないって)

  4人編成となった「カン梨華」は左からあさみ、チャーミー、りんね、まいの並び。衣装もまいちゃんはオレンジ色のを着ています(それ以外のメンバーはテレビやこれまでのライヴと一緒)。歌パートは石川さんのパートを少しまいちゃんに分けて、頑張って唄ってました。石川さん、驚くくらいによく唄えてました、思った以上に‥‥正直、すっげー不安だったんですが。誕生日にまで外してまたネガティブになられても困るし。けど、それは要らぬ心配でした。いつも以上に気合いが入っていたように感じました(逆にその方が心配なんですが、彼女の場合)。まぁ昼夜公演の1回目だしね、夜公演がどうだったかは知らないけど(想像はつくけど/苦笑)。とにかく、チャーミーに甘い俺でも80点はあげましょう。

  とにかくね‥‥やっぱり実物は考えられない位に可愛かった、と。あり得ないもの、俺の実生活の中では(笑)。そのくらい、非現実的な可愛らしさ。「君がいれば張り切っちゃう♪」のところで、この日2度目の脳挫傷(爆)。

●後藤真希

  ごっちんのソロです。今回は娘。ライヴ時と違って、バックダンサーがいないせいか、妙に心細そうなごちん。その分、ステージ後方の階段に座っている出番のないメンバー(なっちや圭ちゃん、その他のグループのメンバー及び5期メンバーの4人)が一緒に手拍子とったり、唄ったり、振り真似をしております。特に目に付いたのが、圭ちゃん。彼女は全部の曲を振り付きで唄ってました。5期メンバーも‥‥特に高橋、紺野、新垣の3人が‥‥一緒に並んで、楽しそうに唄い踊っていたのが印象的でした。基本的に「祭シャッフル」がメインなので、5期メンバーの出番は娘。ステージまでなし。そりゃ手持ち無沙汰で全部覚えちゃうか。

  で、肝心のごっちんですが‥‥俺、彼女のソロ曲ってどうも好きになれないんだよね。何か、彼女に対するパブリックイメージってこういう曲調なのかなぁ、と。それじゃ安易過ぎないか、と。俺的にはソロでの「後藤真希」よりも、プッチモニでの「ごっちん」の方に、等身大の彼女らしさを感じるのですが‥‥どうも、つんく♂自身も迷っているような‥‥。

●ミニモニ。

  お待たせしました、お子ちゃまにとってのスーパースター、ミニモニ。の出番です。本来ならここで「ジャンケンぴょん!」や「ミニモニ。テレフォン」を唄って、一緒に唄って踊ってとなるのでしょうが、いきなり1/30リリースの新曲"ミニモニ。ひなまつり!"のお披露目となってしまい、固まってしまう子供達。それでも楽しそうだったけどね。そうか‥‥「ミニモニ。ひなフェスティバ~ル!」なのか‥‥(笑)娘。での"ミスムン"路線を引き継いだかのような、オールディーズ風の曲調が好印象。やっぱり外さないな、ミニモニ。は。加護ちゃんは、まぁ十二単みたいな衣装のせいもあるだろうけど、辻ちゃんと並ぶとそんなに大きく感じないんだよなぁ。辻ちゃん自身、そんなに大きいと感じなかったんだけど。なっちと並んでも‥‥あっ、なっちと並んだからか?

●再び童謡

  稲葉、石井、里田、藤本の4人が再登場し、私達も唄いたいということになり、4人で唄うことに。石井リカさんってハロプロ内の「童謡のお姉さん」なんだ‥‥元Peachy(奥井香プロデュース)なのに。

  そして、藤本美貴の初舞台ということで、中澤姐さんを呼んで、如何に緊張しないでステージをこなすか?と質問。それに対して姐さん「私は未だにステージ前は緊張してる」‥‥有名ですよね、姐さんの緊張振り&人見知りって。聞く相手が間違ってると思うんですが(これが飯田さんだったら「手のひらに『人』と書いて飲み込む」って言うと思います。石川さんが未だにそうしてるように)。

●藤本美貴

  あややと比べるとまだ未完成ですが、恐らく今後伸びていくんだろうな‥‥そう感じさせる何かを見た気がしました。歌唱力は確かにあるわ、娘。以上に。つうか、4期メンバーオーディションの10人に残ったにも関わらず、辻加護よっすぃーチャーミーが選ばれるという事態に‥‥つんく♂的には「歌唱力」よりも「キャラ」を取ったということなのでしょうか? 確かに最近のチャーミーの壊れっぷり、よっすぃーの当初と現在でのキャラの変わり様、そして辻加護の(以下自主規制)

  とにかく、デビューは3月。その頃にはいろんな歌番組に出ると思うので、まだ彼女を知らない人はその時に判断してください。俺的には、まぁあややのようにはならないまでも、楽曲次第で評価が分かれると思うのですが(そう、デビュー曲自体はそんなに魅力的じゃないんですよ)。

●中澤裕子

  1ヶ月振りの姐さん生歌。曲はAXでも聴いた"二人暮し"。あの時はピアノ+ガットギターというアコースティック編成だったけど、今回はカラオケ(姐さん流に言えば「みんなが唄ってるのとは違う、豪華で特別なカラオケ」)‥‥やっぱり、こうも印象が変わるんだなぁと再確認。唄い方自体はそんなに変わってないはずなのに、受ける印象は全く違う。どっちのアレンジが優れてるとかそういう問題ではなく、そもそも姐さんの唄い方/声自体がアコースティック向きなのだ。う~ん、そろそろ次の曲の準備してると思うんだけど‥‥つんく♂、気付かないかなぁ、自分のミスに。

●ココナッツ娘。

  いつの間にかダニエルが抜けて、3人になってたココナッツ。好きだったんだけどな、ダニエル、何か‥‥さすがに日本語が話せる2人(アヤカとミカ)は抜けるはずもなく、残ったレフアの運命は‥‥けど、最近は「アイさが」や「ハロモニ」でもひょうきんな一面を見せたりしてるので、このまま頑張ってくれるかも。

  この"情熱行き未来船"って曲を聴くと、「太陽とシスコムーン」(T&Cボンバーではなく)の良き時代を思い出すんだよなぁ‥‥いい曲沢山あったもんなぁ、あそこも。あの路線を引き継ぐユニットが今、ないんだよね。あと「三色シャッフル」での黄色5タイプの楽曲とか。このままココナッツがこの路線を引き継いでくれると、個人的には応援のし甲斐があるんですが‥‥。

  アヤカ推しだと思ってたココナッツですが、気付くとミカがセンターにいる時間が長いような‥‥ミニモニ。人気にアヤカって、否、あやかってなのでしょうか? まぁ歌のパートは満遍なく振り分けられてるので、そこまで作為を感じないのですが。純粋な外人メンバーが1人だけとなってしまった今、ココナッツに何を求めるのか‥‥英語のセリフがネイティブでカッコイイとか、そういう次元でしか語れなくなるのは悲しいです。もっと曲&歌で唸らせて欲しいな。

●プッチモニ

  急に大歓声。これまでと桁違いの声援。そりゃそうだ、天下のプッチモニだもの。唄い出しが「メリークリスマス」から「プッチモニ、行きま~す!」になってた他は、いつも通り。よっすぃーがやたらとニコニコ笑顔だったのが印象的。圭ちゃんのダンス&歌は相変わらずで、安心して見てられる。つうか今日の圭ちゃんは俺的にポイント高し。俺も既にマニアの域に突入したってことなのか?

  そして、ごっちん‥‥やっぱりプッチでのごっちんの方が全然可愛い‥‥というか、7人祭やソロでは感じられなかった「オーラ」みたいなもんをひしひしと感じたよ。やっぱり彼女もまだ16歳だもん。「あり得る/あり得ない」って観点で見れば、絶対にプッチでのごっちんの方が「あり得る」もんなぁ‥‥。

  結論。やっぱり"ぴったりしたいX'mas!"はいい曲だなぁ、と(笑)。

●タンポポ

  続いてタンポポの出番。俺が陣取る左側は、タンポポで言えばチャーミーサイドということになるわけで‥‥じっくり堪能しました。石川さん、やはりここでもちゃんと唄えてました。何、やっぱり俺を意識して慎重に唄ってくれてるわけ?(←少なくともこの日、こう思った石川ヲタは数百人レベルでいると思われ)あ、今こっちの方を見て微笑んだ‥‥間違いない、俺にだ(爆死)この日3度目の脳挫傷(苦笑)。もうね、曲もさることながら、パフォーマンスも文句なし。あぁ~タンポポのソロライヴ、観てぇよ~(泣)

●全員登場、MCへ

  ここでステージ階段に全員が2列になって座り、稲葉が何人か選んで「今年始めようと思ってること」というようなテーマでMCを行うわけで、まずは平家さんが選ばれる。平家さんは免許が取りたいそうですが、周りからトロいと思われてる為、反対されてるようです。そんなにトロそうなイメージはないんですが、身近にいるとそうなんですかね? 稲葉さんや姐さんは、ウンウン頷いてましたが(笑)。

  続いてよっすぃーが選ばれる。「ボクシングを始めた」と。去年、雑誌の企画でちょっと真似事でやったのが切っ掛けと言ってましたが、24時間テレビでもガッツさんの頑張りを見ていろいろ思う事があったのかもしれません。最後にガッツ語「オーケー牧場」も忘れません(笑)。

  ここで終わるはずが、稲葉も何かを察知したのか「特別にもうひとり行きましょう。誰がいいかなぁ~?」と客席に伺う。当然、みんな「梨華ちゃ~ん!」と叫ぶわけだが‥‥俺は何故か「柴田、ぜってー柴田以外あり得ないってば!」と絶叫。オイオイ、さっきまでの萌えっぷりはどこへ‥‥。

  当然、石川さんの横に稲葉さんが座るわけです。で、石川さんは答えるわけです、「世の中の情報化社会の流れについていけるように、パソコンを始めたい」と。圭ちゃんの影響なのでしょうか?「2ちゃんねる」を覗くチャーミーが登場する日も近いのかもしれません。しかし彼女、まだパソコンは持っていないそうです‥‥俺に買えって言ってるのか?そういう意味なのか??(圭ちゃんはファンからVAIOを貰ったって聞いた事があるので、石川さんも優秀な先輩の発言に習って言ったのでしょうか?/笑)

  ここまでで、まだ石川さんの誕生日について、誰も触れていません。

●メロン、そしてあやや

  メロンとあややが残って、稲葉さんがいろいろ質問してます。が‥‥その直前のMCの時点で4度目の昇天状態だった俺は、ここで記憶がプッツリ途切れます。意識が戻るのは、あの印象的なイントロを耳にした瞬間でした。そうです、念願の生メロン記念日です‥‥。

●メロン記念日

  この曲から、急にオケ音がデカくなった気が。とにかくこの曲、クラブでかけた時にも思ったけど、音の抜けがいい。CDで聴くとそんなに感じないんだけど、やっぱり低音の鳴りが他のハロプロ関係と全然違う。まぁ娘。やあややの曲は金のかけ方が違うので別として、他のシャッフルやソロアーティストの曲と全然鳴りが違うのよ。もうね、カラオケにも関わらず、モッシュするき満々だったもん。

  やっぱね、メロンはいいよ。それ以上でもそれ以下でもない。当初は柴田以外は興味なかったけど、今では「この4人じゃなきゃ意味ないっしょ?」とまで言い切れる程のヲタ振りを発揮。ちなみに気付けば、全シングル4枚揃えてました。しかもこの日も会場で、メロンのサイン欲しさにもう1枚"This is 運命"買っちゃいましたから(同じ理由で、カントリーのアルバムももう1枚購入。て優香アホですか俺は)。メロン、マンセー!

●松浦亜弥

  やっぱり別格ですね、彼女のみ。いきなり3曲ものメドレーですよ。持ち時間違いすぎ。娘。級の扱いですわ。やっぱ曲、いいもんなぁ、こうやって聴いても。"LOVE涙色"のサビでは、客も一緒にあの振りをやってました(そして気付けば俺も)。あり得ない、あり得ないと言いながら、自分が一番あり得ない方へ進んでる気がしますが、もう否定とか肯定とかそういう次元の問題じゃないです。だって楽しいんだもん♪(壊)

  あややは本当に完成し尽くされてるよ。テレビ程の衝撃は受けなかったものの(ライヴ用に振りがアレンジされたものと思われる)、やっぱり存在感が違う。娘。13人=あややひとり、といった公式が成り立つ位のオーラ。だから「アイドルサイボーグ」って呼ばれちゃうのよ。ここまで完璧なアイドル、近年いないって。浮いてるもんなぁ、ハロプロ内でも。

●モーニング娘。

ここまでの時点で1時間15分経過。ここから約30分が娘。の持ち時間ってことか‥‥まずはあの印象的なインダストリアルノイズ風サウンドが‥‥"ザ☆ピ~ス!"13人バージョンからスタート。衣装は"ダンスサイト"風で銀のラメ入り。石川さんは帽子被っておらず(カン梨華時の、ポニーテールの変形型のまま)。テレビサイズで、2コーラス目がカット。石川さんのセリフ、必要以上に感情入り過ぎ。そこに萌える俺。5度目の昇天(笑)。

  あのね‥‥何でモーヲタのみんなが1つのツアーで何度も足を運ぶのか、凄く理解できたよ。市井のライヴの時は「1公演でもよかったかな?」って気持ちに少しなったけど、ああ成る程、これなら判るよ。全然別物。完璧なエンターテイメント。俺的に全然アリだもん。KISSの小細工やエアロの熱いステージ、チートリのコミカルなやり取り、そしてBON JOVIのヒットメドレーと同じ次元で楽しめるよ、これは。もっと冷静に、引いて観るつもりが、しっかり合いの手入れてるし。1回観たら自分的に納得すると思ったけど、こりゃ戻ってこれそうにないわ(苦笑)。納得しつつ、更に深みにハマる感じ? それくらいの「FUN」や「PLEASURE」がここにはあるわ。それを他人に強要はしないけど、ちょっとでも興味がある人、そして観るチャンスがある人は、悪いこと言わないから行っときなさいって!

  1曲終わって、13人横一列に並び、MC。ここでようやく石川さんが自らハイテンションで「石川梨華、本日17歳になりました~!」と言い放つ。この日一番の大歓声。みんなこれを待っていたんだってば。当然、6回目の昇天しときました。か、可愛い過ぎるってば‥‥破格の可愛らしさ。あり得ないって、マジで(笑)。

  続いて声援が大きかったのが、やはり地元福井ということもあって、高橋愛ちゃんに対してですか。凄かったよ、マジで。彼女もちょっとだけ感極まったような感じで、自分の名前を言うのも忘れて熱い声援に応えてました(笑)。いやぁ~微笑ましい。

  それに続くのは、やはり加護ちゃんでしょうか‥‥しかし加護ちゃん、11月の横アリのビデオでも思ったけど、妙に淡々としてるような気が(観る方の意識が、例の噂に惑わされてるのもあるんだろうけど)。自己紹介が終わった後の、妙な違和感。あれは何なんだろう‥‥凄い気になる。

  MCの内容的に一番ヒットだったのが、紺野さんでしょう。「モーニング娘。の美人担当、紺野あさ美で~す!(あの掠れた声で)私の完璧な歌とダンスでモーニング娘。を引っ張っていくので、よろしくね♪」ときたもんだ(爆)すげぇよ、アンタ。台本があるとはいえ、言われるがままにこなすとは‥‥「13人がかりのクリスマス」以降、彼女への関心が更に高まった事と思う。その証拠に、彼女への歓声もかなりのもんだったし。小川さんがここでふたりに2~3歩リードを許してる気が‥‥新垣さんもか。頑張れ!

  続いてヒットメドレーがスタート。いきなり豪華に"LOVEマシーン"からスタート。1コーラスでエンディングへ。そのまま"恋のダンスサイト"も同じような構成。エンディングのごっちんが唄うパートをなっちが唄う。あれっ?って思ってたら、ごっちんと加護ちゃんの姿が見当たらず。13人もいるから、意識しなきゃ2~3人減っても気付かないわ、マジで。

  曲が終わると、バラード調のイントロが。ステージ上手にドレスを着た加護ちゃんが。曲は"I WISH"。成る程、それで2人が消えたのか(唄い出しを彼女達が唄う為)。アップテンポになるところで、着替えを終えた残り11人も合流。やっぱりいい曲だわ。一番好きなだけあるよ‥‥ただ、願わくばフルコーラスで聴きたかったなぁ‥‥。

  しっとりと終わると、そのまま「コングラッチュレーショーン♪」の掛け声。"ハッピーサマーウェディング"だ。1コーラス終わると、例のセリフへ。姐さんが抜けた後は飯田さんが担当。また、姐さんがソロを取るパートはよっすぃーが代わりに唄う。特に違和感なし。まぁセリフは姐さんあってのものって気がしないでもないけど、飯田さんは飯田さんでまた違う味を出してるので、俺的には問題なし。つうか飯田さん、スラッとしてるし美人だし、本当見てて飽きないね‥‥(とかいいながら、常にチャーミー中心なのですが/笑)

  「最後の曲です」となっちがMCを取って、曲は"恋愛レボリューション21"がスタート。この曲はフルコーラス唄われました。やっぱり一番ダンスの難易度が高いというだけあって、観てて爽快だね。チャーミーも「ホイッ!」もすっげー勢いで前へ飛び出るし(勢い余って転びそうになってたのには、さすがに苦笑いしたが)。カッコイイよ、素直にそう思ったもん。ああ、俺が10代の女の子だったら、絶対にあそこに加わって唄って踊りたい。モーニング娘。になりたいと思うもの。バンドとは違う楽しさが絶対にあるはずだから。それが何となく理解できるもの。うわぁ、いいなぁ~(アホですか俺は)

  ここで一旦終了。当然アンコールを求める声が。しかし、なかなか出てこない。さすがにずっと踊り倒して、ひと休みか?なんて思ったけど、「あの曲」の為にハロプロメンバー全員(稲葉さんと姐さんを覗く)がああいう準備をしてたとは‥‥

  アンコールは当然、最新シングル"Mr. Moonlight ~愛のビッグバンド~"。唄い出し「愛をください」は地元ってこともあってか、高橋さんが担当(本来は新垣さん)。やっぱり新メンバーの中では一番安定感ある歌唱力ですね(って思ったら、さっき正月のサンプラザ公演のビデオでも高橋さんが唄ってました。日替わりなのか、それとも今回は高橋さんでずっと行ってるのか?)。

  衣装はPVとは違う、年末や紅白で見せたドレスバージョン。フロントの3人(よっすぃー、なっち、ごっちん)は赤のドレス、他の10人はピンクでした。男装しない3人もいいね? この曲も大音量で聴くと栄えるんだよなぁ。クラブでかけると判ると思うけど、すっげー考えて録音されてるよ、最近の娘。の曲は。やっぱり石川さんはここでも別格に可愛かったです。当然、昇天しておきました(7回目)。他には、エンディング辺りでなっちと並んだ時に、何か話しかけてる辻ちゃんが可愛かったです(テレビだと、よくなっちにキスしようとしてるんだよね、この辺りで。て優香ふたりは本当に仲良しだなぁ)。

  一旦ブレイクする所で、ステージ上手からブルーのドレスを着た他のハロプロメンバーが登場して、更に華を添えます。娘。は手前でいつも通り踊り、その後方で更に動き回る15人‥‥宝塚か、お前らは!?って思う程に、豪華。つうかやり過ぎって思える程。ホント、ゴージャス。あり得ねぇよ、こんなの。

  エンディングを迎え、ステージ両脇に稲葉さん、姐さんが登場。さすがに年齢的に厳しいのか(苦笑)、衣装を着ることもなければ、ダンスに加わることもないふたり。ちょっと残念(いろんな意味で)。稲葉さんの第一声が俺の思い全てを言い表していました。


  ハロプロ最高!


  本当、バカバカしいと思うかもしれないけど、凄い楽しかった。KISS以来だわ、こんなに「ショー」を楽しんだのは。ただ、それと同時に「物足りなさ」も残りました‥‥ええ、モーニング娘。単体がもっと観たかったです。3月末にモーニング娘。としてのオリジナルアルバムが、約2年振りに発表される事が明らかとなりました。正直、春のツアーは新曲数曲しかないのに、どうするんだろう? ミニモニ。のアルバムが出るから、それを中心にしてライヴやるのか(その後、発売延期されました)‥‥あ、やっぱりミニモニ。がこれで最後ってことなのか!?とか勝手に邪推してたのですが、どうやら今度のツアーは新曲満載の、楽しそうなものになりそうです。こりゃ、行くしかないでしょう!?


  あ、その前に来月、横浜アリーナでもう1回、ハロプロライヴを観るんだけどね?(笑)


[SETLIST]
  [MC:稲葉貴子、石井リカ、里田まい、藤本美貴]
01. ダンシング!夏祭り [10人祭]
02. サマーれげぇ!レインボー [7人祭]]
03. チュッ!夏パ~ティ [三人祭]
  [MC:全員]
04. 花 [全員/アカペラ]
05. プロポーズ [平家みちよ]
06. 契り [前田有紀]
07. 恋人は心の応援団 [カントリー娘。に石川梨華(モーニング娘。)]
08. 溢れちゃう... BE IN LOVE [後藤真希]
09. ミニモニ。ひなまつり! [ミニモニ。]
  [MC:稲葉貴子、石井リカ、里田まい、藤本美貴]
10. みかんの花咲く丘 [稲葉貴子、石井リカ、里田まい、藤本美貴]
  [MC:稲葉貴子、石井リカ、里田まい、藤本美貴、中澤裕子]
11. Let's do 大発見 [藤本美貴]
12. 二人暮し [中澤裕子]
13. 情熱行き未来船 [ココナッツ娘。]
14. ぴったりしたいX'mas! [プッチモニ]
15. 王子様と雪の夜 [タンポポ]
  [MC:全員]
  [MC:稲葉貴子、松浦亜弥、メロン記念日]
16. This is 運命 [メロン記念日]
17. メドレー/トロピカ~ル恋して~る
  ~ 100回のKISS
  ~ LOVE涙色 [松浦亜弥]
18. ザ☆ピ~ス! [モーニング娘。]
  [MC:モーニング娘。]
19. メドレー/LOVEマシーン
  ~ 恋のダンスサイト
  ~ I WISH
  ~ ハッピーサマーウェディング [モーニング娘。]
20. 恋愛レボリューション21 [モーニング娘。]
  [Encore]
21. Mr. Moonlight ~愛のビッグバンド~ [モーニング娘。]



▼ハロー!プロジェクト『プッチベスト2 〜三・7・10〜』
(amazon:国内盤CD

2001年11月26日 (月)

タンポポ・プッチモニ・ミニモニ。・中澤裕子『TOGETHER -タンポポ・プッチ・ミニ・ゆうこ-』(2001)

  この1月末にリリースされ200万枚以上を売り上げた、今年出たアルバムの中でも間違いなく5本の指に入ったであろうモーニング娘。のベストアルバム、「ベスト!モーニング娘。1」。あゆやヒッキーは別格として、対抗馬はCHEMISTRYくらいじゃなかろうか? そう考えると、ベスト盤とはいえこの売れ方はちょっと異常かなと思えてくる。
  そんな「ベストでボロ儲け」してる中、二匹目のドジョウを狙うべく4月にリリースされたのが、娘。の課外授業といえる各ソロユニットの最新ヒット曲を集めた企画盤、「TOGETHER -タンポポ・プッチ・ミニ・ゆうこ-」である。収録されたのは話題の「ミニモニ。」、ユニットとしては最も古株の「タンポポ」、市井脱退後は路線変更で生き延びた「プッチモニ」、そしてこのアルバム発表前後に脱退した中澤裕子(当時は「~ゆうこ」と表記)の4組。案の定アルバムは1位を記録し、ミリオンには達しなかったものの、それに近いセールスを記録。これも勢いだろうか?

  さて‥‥娘。の課外授業だが‥‥個人的には母体よりも音楽センスが高い楽曲があったり、趣味に近いアレンジの曲があったりで、なかなか侮れない存在なのだ。市井在籍時のプッチモニがそうだったように、母体の娘。では試せないような遊び心やおふざけ感が高く、それは現在にも受け継がれているように思う。では、各ユニット毎にそれぞれの特徴を分析してみたいと思う。


●ミニモニ。

  言うまでもなく、"ミニモニ。ジャンケンぴょん!"がアホみたいに売れまくった、幼稚園児~小学生にとってのスーパースター。正直、あの曲を聴いた時は「バカにするのもいい加減にしろ!」と思ったものの、毎朝寝起きに「おはスタ」つけると流れてくるあのメロディーに‥‥やられました(苦笑)。ついでにミニモニダンスだって踊れます(涙)
  徹底的にエンターテイメントに固執した姿勢は、市井在籍時のプッチモニと同様のものを感じるが、ミニモニ。の方がもっと低年齢層向け。楽曲アレンジもどこか間の抜けた、チープなシンセサウンドを用いて「それっぽさ」を醸し出している。が、実際にヘッドフォンで楽曲を聴くと、意外なほどに緻密なアレンジが施されていることに気付くし、カップリング曲"春夏秋冬だいすっき!"にも同様の拘りを感じる。各楽曲アレンジャーが違うのだが("~ジャンケンぴょん!"はハロプロ御用達の小西貴雄、"~だいすっき!"はローリー寺西との活動経験もある「日本のジェフ・リン」こと永井ルイ)、特に後者の方は永井氏特有の'70年代ブリティッシュ・グラムや職人ポップのような味付けや演奏を楽しむ事ができる。

  何となくだが、ミニモニ。は‥‥短命に終わるような気がする。そりゃ、今後新メンバーを加えて若さと身長(笑)を保てばいいのかもしれないが‥‥逆に長続きされると、見てるこっちがしらけるような。子供の飽きは早い。活動期間が短いのなら、せめてその最後まで大人を舐めきった姿勢と楽曲で、我々をむかつかせて欲しい(笑)。


●タンポポ

  ソロユニットの中では一番最初に誕生(1998年秋)し、初期メンバーの石黒脱退後は飯田、矢口に加え4期メンバーの加護、石川を加えた4人編成で活動している。ユニットのコンセプトも当初「モーニング娘。よりも大人っぽい、コーラスワークを駆使したグループ」でファン層も10代をターゲットにした娘。よりも上の、20代のOL辺りを狙ったものだったそうだ。が、加護や石川といった10代前半の娘達が加入したことによって、そのコンセプトは変えざるをえなかった。結局、前述の永井ルイ氏に発注した4人編成初のシングル"乙女 パスタに感動"のアレンジが完成した時にそのコンセプトが「ロンドン」に変わったそうだ‥‥何だ、ロンドンって!?(笑)まぁ何となく理解できる‥‥この楽曲、思いっきりQUEENやBAY CITY ROLLERSしてるのだ。そういえば、この曲での彼女らの衣装もタータンチェックだったし。
  個人的な趣味で言わせてもらえば、この新生タンポポの音楽性が最も自分の趣味にフィットしている。つうか滅茶苦茶好みだ。新生タンポポ第2弾の"恋をしちゃいました!"もガールズ・ポップの王道中の王道、ど真ん中という名曲。俺内「2001年名曲ランキング」ベスト3入りしてるもん。そしてこのアルバムには入っていないが、先日(2001年11月)リリースされた新曲"王子様と雪の夜"もそれに匹敵する程の名曲だし(こっちの曲もアレンジは永井ルイ氏。つうかこの人のセンスはずば抜けて凄い。QUEENだとかELOを彷彿とさせるギタープレイやシンセのフレーズに、頬の筋肉が緩みっぱなしだもの/笑)。

  この甘ったるいアレンジが、加護と石川の声質にマッチしてる点がまた最強。出来上がった感のある矢口、飯田と比べ、発展途上の加護&明らかに歌唱力が低い石川の幼さ&危うさが、逆に切なさを増してるような気が‥‥って明らかに俺だけだろうけど、そう思ってるの(苦笑)。とにかくこの路線で行く限り、応援し続けようと思ってる。願わくば、永井ルイがオール・プロデュースしたタンポポのアルバムを聴いてみたいのだが‥‥


●プッチモニ

  ソロユニットとしてはタンポポに続いて登場したのが、このプッチモニ。当初は保田と市井、そして当時加入したての後藤という3人で、"LOVEマシーン"成功の煽りを受けてデビュー曲"ちょこっとLOVE"はミリオンヒットを記録。恐らくソロユニットとしては最も売れた楽曲なのではないだろうか? 市井時代のプッチには「バカっぽくて元気、それでいて女の子らしい可愛さ」があったように思うのだが、市井が抜けた後、4期メンバーの吉澤が加入した後のプッチは、吉澤のクールさを取り入れた「カッコいいプッチモニ」をコンセプトに"青春時代1.2.3!"をリリースし、再び成功を手にする。が、両A面曲である"バイセコー大成功!"‥‥これが曲者だ。市井時代以上にバカ‥‥いや、バカを通り越して「狂って」いるのだ(笑)。こりゃ最初聴いた時、笑った笑った。"ちょこっと~"はコミカル以前にまず楽曲の完成度の高さがあったわけだが、"バイセコー~"はまず実験ありき、といった姿勢を感じずにはいられない。一瞬、「へっ、プッチもQUEENを!?」とか錯覚したが、それは俺の間違いだった(苦笑)。"青春時代~"を聴いて「ああ‥‥」と嘆いた俺にとってこの曲は正しく救世主だったと言っていいだろう(笑)。何となく、"~ジャンケンぴょん!"のアイデアの原型がここにあるような気がするのだが、どうだろう?

  思うに、つんくはまだこの頃、キャラの確立されていない吉澤をどう売り出そうか迷っていたのではないだろうか? この振り幅の大きい2曲が同居するシングルを聴くと、そう思えてならない。そして「男らしいよっすぃー」というキャラ(笑)がある程度確立された2001年、"BABY! 恋にKNOCK OUT!"でダサカッコいい路線へと移行し、最新曲"ぴったりしたいX'max!"ではいよいよ初期のバカっぽさが完全復活している(そして楽曲アレンジも、初期のかわいらしさが復活している)。後藤のソロがクール路線を選んだこともあり、今後のプッチが再びこの路線で行くのなら、まだまだ楽しませてくれるのではないだろうか?


●中澤裕子

  娘。がまだデビューしたての頃に、いきなり演歌歌手「中澤ゆうこ」としてソロデビューさせられた(という表現が正しいのだろう)中澤姐さん。しっかりアルバムまで出し、演歌歌手活動に一区切りをつけた2000年夏に、歌謡ポップス"上海の風"で路線変更。これはハロプロ・シャッフルユニット「あか組4」での成功も大いに関係しているような気がする。また、前年末からの"LOVEマシーン"効果によって、中澤のソロでもある程度のセールスが期待出来るのでは?という事務所側の思惑も見え隠れする。結果、それ以後のソロシングルは全てトップ20入り(演歌時代はせいぜい演歌チャート1位が関の山だった)を果たす。

  既に脱退してしまった彼女の今後についてとやかく言うつもりはないが、どうせならつんくの元を離れて、これまで娘。が交わることはないだろうと思われてきた作家・プロデューサーと一緒に仕事をしてはどうだろうか? 最近ではメロン記念日の新曲が作詞作曲をつんく以外の作家が手掛け(つんくはプロデュースのみ)、話題となっている。まぁこの人の場合は別に唄わなくても食っていけるモノを持っているので、そんな心配は無用かもしれないが‥‥個人的には、線の細い声をしてるので、アコースティック系の楽曲で勝負してみては?なんて思う。ファンクラブ向けソロシングルでは、野村義男アレンジでピアノメインのバラードを披露したが、つんく作の人工的なサウンドではなくああいう「生っぽさ」を全面に出した柔らかい曲の方が、姐さんの声を活かせると思うし、普段のキャラとは別の側面を魅せることも出来ると思うのだが‥‥だったら俺がプロデュースしてみるか?(爆)


  ということで、多少妄想が入り交じった各ユニットに対する俺の分析を書いてみたが、結局アルバムのレビューとは少し違った方向に進んでしまった気が‥‥まぁいずれこういう文は他の項目で書いていただろうから、丁度いい機会だったのかもしれない。後はこの分析を読んで、興味のあるユニットの音源に手を出してみればいい。そのサンプラーとして、このアルバムが役立つだろうから(って書いて、どれくらいの人が反応するのかね?/苦笑)



▼タンポポ・プッチモニ・ミニモニ。・中澤裕子『TOGETHER -タンポポ・プッチ・ミニ・ゆうこ-』
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