カテゴリー「中村一義」の8件の記事

2019年3月12日 (火)

「#平成の30枚」

Twitterのハッシュタグでよく目にする「#平成の30枚」という企画。これ、面白いですね。30年を30枚のアルバムで紹介するというのは、いろんな側面があると思うんですよ。一般的な名盤なのか、その年バカ売れしたものなのか、あるいはもっと私的な選出なのか。でも、そのどれを取ってもいろいろ見えてくるものがある。30枚くらいだからちょうどいいんでしょうね。これが昭和だったら……無理か(苦笑)。

ということで、こういうのに便乗するのが好きな私としては、とりあえず記録として残しておこうと。ただ、普通にTwitter上に残すのは違うよね、せっかくならこっちだよねってことで、無理くり1989年から2018年までの30年をすごい勢いで振り返ってみました。平成元年(1989年)っていうと、自分が高2〜高3の時期。音楽的にも多感だった10代後半の終盤ですね。特に90年代半ばまでは思い出深い作品がたくさんあるだけに1年1枚縛りはなかなかキツイものがありますが……あえて自分内でルールを作って選出しました。

① 同じアーティストのアルバムは複数枚選ばない(バンド/ソロは例外とする)
② 可能な限り今の自分の直感に従う(過去BEST OF企画の年間1位に選んだとしても今回も選ぶとは限らない。今の感覚で選ぶ)
③ 2枚同時発売など連作となっているものは例外として2枚選出も可(ガンズとかラルクみたいなね。ガンズは関係ないけど)

以上、これだけを守って選んだら……やっぱりキツかった(笑)。さて、個人的な思い入れ乱れまくりの30枚、ぜひご堪能あれ。


平成元年(1989年)
X『BLUE BLOOD』(Spotify

平成2年(1990年)
ユニコーン『ケダモノの嵐』(Spotify

平成3年(1991年)
BUCK-TICK『狂った太陽』(Spotify

平成4年(1992年)
佐野元春『sweet16』(Spotify

平成5年(1993年)
LUNA SEA『EDEN』(Spotify

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2005年8月12日 (金)

ドキュメント・FRF'05

 遅くなりましたが、7/28〜8/1の間参加した今年のフジロックフェスティバルについて、簡単なレポートというか、まぁ「記憶の記録」でもしておこうかと。ハッキリ言って、他所のサイトみたいに(あるいはこれまでのライヴみたいに)キッチリしたライヴレポートは書く気、全くないです。つーか書きたくないので。今、そういうのに対して殆ど興味がないというか、やりたいと思わないのですよ。

 てなわけで、今年は趣向を変えて、7/28〜7/31の4日間、某所にてリアルタイム更新をしていた時のログと携帯で撮影した写真とを併せてアップしようかな、と。そんなこまめに更新してたわけじゃないけど(いや、今見たら結構尋常じゃない数アップしてたのね俺)雰囲気だけは伝わるかな、と。正直、苗場でのフジロックは個人的にも今年で6回目だし、そろそろそういう「ライヴレポ」的なものはいいかな、と‥‥

 ではでは前夜祭当日、7/28(木)早朝からいきましょう。もう2週間も経っちゃったのね‥‥

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2002年12月31日 (火)

MY BEST OF 2002

今年もとうとうこの時期が来たわけですね‥‥早いもんだなぁ、1年が経つの。て優香、このサイト始めてこの年末企画も早5回目ですよ‥‥誰がこんなに長くこのサイトが続くと思ってた!? いや、俺だってこんなに長く続けるつもりはなかったよ!?(と愚痴ってみても始まらないっしょ)‥‥まぁ愚痴はこの辺にして、大晦日恒例の「とみぃが選ぶ『BEST OF 2002』」を紹介しようと思います。アンケートの方にも既に何名かの方が参加してくださってますが、それの参考にでもしてもらえればってことで、毎年大晦日の慌ただしい時にこれをアップしてるわけですね‥‥ええ、暇人なわけですよ(笑)。つうわけで、2002年分から例年と違って「SONG OF 2002」が5曲から10曲に増えた以外、特に変わり映えのない企画なんですけどね。何で10曲に増やしたかというと‥‥大体想像つくと思いますが、ハロプロ枠です(爆)。けど、実際冷静に2002年の10曲を選ぶとなると、意外と5曲も選べないもんですね。結果は後でご覧になってもらえば分かると思いますが‥‥

とりあえず、アルバムの10枚の方から見てもらいましょう‥‥(全てにおいて特に順位は付けてません。順番はアルファベット順ですので他意はありません。その辺はご理解ください)


DATE COURSE PENTAGON ROYAL GARDEN『DCPRG3/GRPCD2』

いろんな意味で、今年は菊地成孔との出会いが大きかった気がします。これはリミックスとライヴという両極端なディスク2枚からなる編集盤ですが、共にその魅力を最大限に発揮した素晴らしい内容になってます。

Mr.Children『IT'S A WONDERFUL WORLD』

桜井の小脳梗塞というあの出来事さえなくても、間違いなく今年の日本を代表する1枚。いや、あの出来事を通過した結果、余計に力強く心に響く楽曲が増えたかも。早くも次のアルバムが楽しみで仕方ないですよ。

the pillows『Thank you, my twilight』

今年このバンドとちゃんと向き合えたことが最大の収穫かもしれません。自分より年上の人がこういったアルバムを作ってくれることが何よりも心強いです。

PRIMAL SCREAM『EVIL HEAT』

前作の延長線上にありながら、あれをいとも簡単に越えてるって時点で驚愕。更に内容聴いて座り小便モノ。40越えてもここまでアグレッシヴってのはホント尊敬に値します。

SKETCH SHOW『AUDIO SPONGE』

自分のルーツとなる人達が三度集結して、50越えてもこういったアルバムを作ってくれるってことが、もう俺的には涙モノなわけですよ。ライヴ観れなかった事が2002年最大の心残り!

SUPER BUTTER DOG『ラ』

ライヴでベスト盤という反則合わせ技だけど、それを差し引いても「サヨナラCOLOR」は2001年に聴いておくべきだった1曲なわけで。これで踊れない奴は死んだ方がいいですマジで。

中村一義『100s』

トータルでは前作「ERA」より劣るかもしれないけど、それでも今年を代表する10枚に選ぶ程のクオリティーはさすが。ライヴを観たことで更に評価が高まりました。

ナンバーガール『NUM-HEAVYMETALLIC』

結果としてこのアルバムを越えるような作品を作るまでいかずに解散してしまったってことは、やはりこれがバンドとしての臨界点だったのか‥‥ブッチギリの大傑作。

松浦亜弥『ファーストKISS』

ハロプロだから選んだのではなくて、文句なしで今年を代表する日本のポップアルバムの1枚だと言い切れる作品。つんく♂だから凄いのではなくて、あややだから凄かったんですよ、このアルバムは。

モーニング娘。『4th「いきまっしょい!」』

多分今年一番聴いたアルバムかも。あややのアルバムよりクオリティは劣りますが、それでもここまで力強く「肯定」を叫ぶアーティストは過去10年いなかったんじゃないでしょうか? 子供向けだからこそ判りやすく響くというのも頷ける作品。


勿論、ここに挙げた10枚が全てではないですよ。現時点、12/31の時点ではこの10枚だということです。個人的によく聴いたアルバムをただ10枚挙げただけで、選外だったものの、やはりうちのレビューで取り上げたアルバムというのはどれも「2002年の10枚」に入ってもおかしくない存在でしたし。

未だにレビューでも取り上げていないアルバムで惜しかったなぁ‥‥というのは、BON JOVI「BOUNCE」とかNINE INCH NAILS「LIVE : AND ALL THAT COULD HABE BEEN」、THE HELLACOPTERS「BY THE GRACE OF GOD」、FLASHCUBES「LIVE IN JAPAN -RAW POWER POP-」、RHYMESTER「ウワサの伴奏」、54-71「enClorox」、cymbals「sine」、BUGY CRAXONE「NORTHERN HYMNS」とかかなぁ‥‥他にもいろいろあると思うんですが。あ、くるりとスーパーカーは周りが騒ぐ程のアルバムだと思いませんでした。勿論、悪くはなかったですけどね。ただ、プレイヤーに載せる回数は前のアルバム程じゃなかったというのが俺的に全てを物語ってるかなぁ、と。


続いて「SONG OF 2002」の10曲を紹介。これもアルファベット順に並べただけで、順位は特になしです。


・BUMP OF CHICKEN「Jaded」
何だかんだで、やっぱりバンプの曲は心に響くものが多いです。厨房呼ばわりされようが、やっぱりいいものはいいということで、これを選びました。シングル「スノースマイル」も名曲だけど、今はこっちを。

・GRAPEVINE「ナツノヒカリ」

昨年同様、俺の夏のテーマソングとなったのがバインでした。アルバムは惜しくも選外だったけど、楽曲としてはこれだけは外せません。

・Mr.Children「LOVE はじめました」

「蘇生」「HERO」と最後まで競ったんだけど、先日の12/21ライヴで観たこの曲のインパクトにやられました。ミスチルのダークサイド/ヘヴィサイドを更に追求したひとつの完成型。

・POLARIS「季節」

「フィッシュマンズ後」をちゃんと形にしたのが、結局元メンバーの手によってだったという、しかもただの継続ではなくて新たな地平を突き進んでいる点が評価に値すると思います。これも夏よく聴きました。

・グループ魂「竹内力」

インパクト大賞ってのがあるとしたら、間違いなくこれ。ロックやパンクとして十分成り立つ上にあの歌詞。正月「ミナミの帝王」観たくなったもん(笑)

・後藤真希「手を握って歩きたい」

2002年を振り返ると、最も泣かされた曲ってことでやはりこれを外すことは出来ないな‥‥と。「ハロプロ楽曲大賞」ではハロプロ限定ってことで判りやすいものを選んだけど、普遍性って観点で選ぶとこれは外せません。

・中村一義「キャノンボール」

「僕は死ぬように生きていたくはない」、これが全てです。

・ハナレグミ「家族の風景」

どれに1位をつけるってことは敢えてしないんだけど‥‥それでもこれが個人的には1位かも。いや、スタジオ音源よりライヴでの弾き語りだね。是非ライヴ観たいです。

・メロン記念日「香水」

2002年後半は、娘。よりもメロンの方に重点を置くようになった俺ですが、それを差し引いても名曲中の名曲。何故これを評価しないヲタがあんなにも多いんでしょうか? 年末になって有線チャート11位まで上昇という事実が全てを物語ってますよね?

・モーニング娘。「そうだ!We're ALIVE」

このサイトを続ける上での原動力となった、そして今のとみ宮の在り方を決定づけた1曲。今後「2002年ってどんな年だった?」と聞かれたら、この曲をまず最初に挙げるでしょうね。


だいぶ悩んだのがここで、ハロプロ枠5曲なのに結局3曲しか選ばなかったり、先日日記の方で選んだ「ハロプロ楽曲大賞」と違った曲が入っていたりで‥‥ま、これも今日の時点での10曲なので、数時間後にはハロプロ8曲とか選んでるかもしれませんし。そういうことです。

毎年選ぶ時に「アルバムで選んだアーティスト、またそのアルバムに入ってる曲は極力避けるようにして、出来るだけ多くのアーティストを紹介できるようにしよう」と決めているんですが、今年はご覧の通り、アルバムにも選んだアーティスト、そのアルバム収録曲を3つも選んでしまいました。これは、そういう枠決めを破ってでも紹介したい、選びたいと思わせるだけの曲だったっていうことです。ここに選ばれなかった曲でもホントいい曲、今年散々聴いた曲は沢山ありますし、挙げたらキリがないですが、やっぱり今はこの10曲ですね、うん。


続きまして、今年観たライヴから選ぶ「LIVE OF 2002」を。


・ナンバーガール@水戸ライトハウス (7/5)
・DATE COURSE PENTAGON ROYAL GARDEN@フジロック (7/28)
・HANOI ROCKS@サマソニ (8/17)
・メロン記念日@赤坂ブリッツ (12/9)
・The ピーズ@SHIBUYA-AX (12/22)


ナンバガは結局あれが自分にとってラストとなってしまったのですが、そういうのを抜きにしても本当に凄いライヴでした。未だに上手い言葉が見つからない、「何だったんだあれは!?」というライヴでしたねマジで。

デトコペはやはり衝撃でしたよ。フジで朝イチという過酷な状況の中、最終的には1万人もの人を集めてしまった、あるいは他のアクトを観ようとしていた人の足を止めてしまったというのが全てを物語っているのではないでしょうか?

ハノイは‥‥文句なし。あれを見れなかった人は可哀想ですねって言いたくなる程の内容。文句なしでブッチギリ、今年最高のライヴでした。あれ観たらガンズとか見れないよマジ。

メロンは‥‥もう言葉では言い尽くされた感がありますが、やはり何度でも言いますよ。あれは伝説だったと。カラオケバックのいちアイドルのライヴでモッシュ&ダイブが起こるなんて‥‥あれを観てしまったら他のハロプロライヴ、全てが霞んじまうって!
 
最後は、俺にとって2002年最後のライヴとなったピーズ。デビュー間もない頃に観たっきりだったんですが、やっぱりいい意味でショック受けましたね。そしてまだ出てないけど、2003年2月リリース予定のニューアルバムは既に2003年を代表する名盤に決定です!

今年は30数本ものライヴを観てるんですが、その約3分の1がハロプロ系という考えられない結果になりましたが、やはりあんまりハズレはなかったですね。ただひとつだけ、市(ry

それとは別に、どうしても忘れられなくなってしまったライヴというのもありまして‥‥朝霧JAMで観たジョー・ストラマーがそれですね。観た後は「いつも通り良かった」程度だったのに、結局あれが最後になってしまったわけですから‥‥バンドが解散しても、生きている限りそこに属したメンバーのライヴというのはどこかしらで観ることが出来るわけですよ、音楽活動さえ辞めなければ。けど、死んでしまったら何もかもお終いですよ‥‥改めて、ご冥福をお祈りします。

2003年も沢山の素晴らしい音楽と出会えますように……

2002年12月11日 (水)

100式(中村一義)博愛博+@大阪城ホール(2002年12月8日)

  まさか大阪まで中村くんを観に行くことになろうとは‥‥って自分で望んだこととはいえ、この突拍子もない行動、特に今年は多いよね‥‥年始一発目のライヴが福井までハロプロ観に行ってるし、夏は夏で「フジロックと重なって観れないから」ってだけの理由で、夏のハロコンを初日・名古屋まで観に行ったり‥‥異常だよ、異常。大体俺、そんなに中村くんのこと、好きだったっけ??

  確かに俺は「ERA」というアルバムと出逢うことで中村一義というアーティストを再認識して、そして去年のRIJFでの「100式」としての初ステージに更に感銘を受けた。そして今年、"キャノンボール"、更に"新世界"というシングルに心を鷲掴みにされた、と‥‥それで十分じゃない? 残念ながら春のクラブツアーには行けなかったけど、今回チャンスがあった、と。そしてそれがたまたま大阪で行われるライヴだった、と。いや、それもどうかと思うけどな。

Pass1  念願の「城ホール」は想像以上に大きかった。「中澤姐さん卒業ライヴDVD」で何となく感じは掴んでいたものの、やっぱり映像で観るのと自身がこの目で観るもの、多少の違いは出てくるわけで‥‥もっと円型なのかと思ったら、代々木体育館とか横浜アリーナに近い感じかも。

  客席を極力観やすい位置のみにして、斜めになって全体が見渡せない位置は全て客席として使わない、アリーナでも左右の端の方は「A席」として料金を安くする、等々、観る側にとってかなり気を遣ったステージの作り、是非他のアーティストも見習ってもらいたいなと思ったよ。どこぞのアーティストみたいに、糞席でほぼステージ真横のくせにS席料金取るなんて論外。しかも今回のチケット、一般プレイガイドでの発売がない分、こうやって右の写真みたいにパスポート型になってるんですよ(写真をクリックするともう少し大きい画像がご覧になれます)

Pass2  中には本物のパスポートみたいに名前とか顔写真貼る欄があったり、「査証(VISAS)」ページがあって、入場時に半券切る代わりにここに出入国審査みたいにハンコを押してくれるわけ。もうね、これだけで記念になるじゃないですか。最近ハロプロのチケットがファンクラブ限定で名前入りのチケットになったのも、記念の品になるので個人的には嬉しいし(ま、こっちは転売対策の為なんですけどね)

  この日はジョン・レノンの命日。当日のSEでもレノンが流れていただけに、もしかしたらライヴ中に中村くん自身から何かコメントがあるかも‥‥なんて思ってライヴを待っていたところ、開演時間15分前だというのに、ひとりの男がアコギを持って登場。ローディーか?と思ったら、前の方から歓声が。本人の口から自己紹介があって初めてその人が誰だか判ったわけだけど‥‥何と、ハナレグミの永積タカシその人でした。大阪限定っぽいことを言ってたので、もしかしたらホントにこれだけの為に大阪まで単身やって来たのか?? とにかく、今俺が最も「生歌」聴きたい男。それがSUPER BUTTER DOGの、そしてハナレグミの永積タカシだったわけで、その念願がいとも簡単に叶ってしまったわけ。まだこの日はアルバム「音タイム」を買っていなかったので、当日演奏された3曲の内1曲目だけタイトルが判らなかったけど、続く2曲目はラジオや視聴機で何度も耳にしたシングル曲"家族の風景"。そして最後は"音タイム"。客電が点いたままの状態で、ホントに歌とアコギのみ。数千人のオーディエンスがシーンとして彼の歌に聴き入ってる。バター犬の時とは違った、繊細で消え入りそうな歌声に、噛みしめて唄うその歌詞に耳を、心を奪われました。当然、翌日にアルバムを購入したのは言うまでもありません。

  約15分程のステージを終え、永積は大きな拍手を背に退場していき、そのままステージ上が慌ただしくサウンドチェックに突入。5分程度過ぎた頃だろうか、急に聴き覚えのある曲が‥‥ファーストアルバム「金字塔」1曲目である"始まりとは"がSEとして流れ出す。ただ、中村くんの朗読パートはカットされた、ギターのみのバージョンだったけど。まだ客電は点いたまま。そんな中、突然アリーナ左側の扉が開いて、そこからメンバーが歩いて登場! アリーナの客、大興奮。メンバーが客席に歩み寄り、握手を求めようとするオーディエンスが席を無視して柵の前まで突進。プロレス並みの入場だな、こりゃ。

  ステージに揃った100式の6人。かなり気合いが入った感じ。急に奇声を上げたり、暴れまくったりして‥‥そして中村くんの口から、またしてもあのカウントが‥‥「4、3、2、1‥‥どぉ~?」そう、またしてもライヴ1曲目は名曲"犬と猫"。まず驚いたのが、中村くんの声の伸びと声量。1年前と全然違う。あの頃はまだライヴ慣れしてない素人に毛が生えた程度だったのに(そりゃ言い過ぎだろ)、今じゃ声が太くなり、数千人の歓声にも全然負けない力強さが感じられる。これこそ、ツアーによって鍛え上げられたものなんだろうな。とにかく、いきなり鳥肌。そして、バンド自体のグルーヴ感もバッチリで、既に独特なノリを作り出してた‥‥特にドラム。ワンヒット、ワンヒットがメチャメチャ力強くて、それでいて前へ突進してくタイプ。手数は決して多くないけど、安定感はバッチリ。ギターもひとりはロックンロール然としたスタイルで、終始アクション決めまくり。もう一方のギターはアルペジオとか細かいフレーズを黙々弾くタイプ。それでも要所要所でアクションキメてたけど。ベースは如何にもベーシストといったタイプ。こういう人がバンドには必ずひとりは必要って感じか。そしてキーボード‥‥バター犬の池田氏。この人がこのバンドのキーパーソンといっていいでしょう。サウンド面においても、バンドの空気においても。

  とにかくこのバンド、クルーヴィーなミドルチューンをやらせたら文句なしに上手い。"1、2、3"や"ジュビリー"といった「ERA」からのシングル曲も、アルバムとは別物として、完全にロックンロールしてた。そしてそれに続く新作からの"グッデイ"も、それらに引けを取らないグルーヴ感を持った演奏だった。

  この日、特に印象に残ったのが、中村くんが自己紹介する時必ず「どうも~100式です」と、個人名(中村一義)ではなく、バンド名(100式)を名乗った事。結局最後まで一度も「中村一義です」とは言わなかった辺りに、この男の覚悟というか拘りを見たような気が。とにかくね、1年前が嘘みたいに、完全にバンドになっちゃってるの。

  ライヴの構成自体は新作「100s」と前作「ERA」から半々ずつ、そこに初期の曲を数曲混ぜるといった感じ。土地土地で若干曲が変わるらしいけど、基本的にはこんな感じみたい。初期の曲では特に感動したのが"永遠なるもの"かな? これも強弱がかなりハッキリしたロックチューンと化していて、終盤のファルセット&フェイクのパートなんて、ポール・マッカートニーがロックンロールしてるような錯覚に陥った程。元々力強かった歌が更にパワーを付けた感じ。

  ご当地ネタでタイトルが変わってくるブルースセッションは、大阪→通天閣→新世界ってことで、"新世界ブルース"と命名されてました。ここではオーディエンスからそのお題を頂戴するわけですが、誰かが「ジョン・レノン」と叫んだわけですよ‥‥ああ、いよいよ何か発言するのかな‥‥そう思ってたんです。ところが中村くん、「ジョン・レノンと大阪、関係ねぇじゃん!」ってツッコミ入れてスルー‥‥ま、池田氏が「ジョン・レノンは同じアパートに住んでた」とか「よく銭湯にショーン君を連れてきてて、頭洗ってた」と笑いの小ネタとして拾ってくれたのが、幸いといいますか‥‥つうか中村くん、気づいてなかったのか??

  ブルージーなノリのまま、"メキシコ"~"ラッタッタ"へと続き、更に"グレゴリオ"~"君ノ声"へ。この辺の流れ、メチャメチャ良かった。ゆったりめの曲が暫く続いてるけど、全然飽きがこない。むしろ、バンドとしてのグルーヴ感が独特なので、同じようなテンポの曲でも全く違うノリを感じることができるし。そして何より、中村くんの歌。やっぱりこれが一番大きいかな。

  エンディングに向けてノリのいい曲を続けざまに。"ショートホープ"はちゃんとイントロのパートも付いていて、個人的に大満足。エンディングでひっぱってそのまま"キャノンボール"へとなだれ込む流れ、完璧。そしてアルバム「100s」でもエンディングを飾る2曲‥‥"新世界"と"ひとつだけ"。"新世界"は一旦終わったと見せかけて、また徐々に、徐々にと盛り上がっていき、最後に大盛り上がりで終わるという構成。正しくライヴヴァージョンといった感じ。"ひとつだけ"も当然ながらエンディングのリフレインをオーディエンスに何度も唄わせるんだけど、中村くんが最初に言った「ひとつになる感じ」がそこにはちゃんと存在したと思います。本当の意味でひとつになることはできない。だけどそれに限りなく近づくことはできる。あの日あの時のみんなの歌は正にそれだったと思うのです。

  アンコールは結局都合3回も登場してくれて、他地方の公演と比べても如何に大阪公演が盛り上がったかが伺えるのではないでしょうか? 特に最初に演奏したスピッツ・トリビュート収録の"冷たい頬"にはみんな、奇声を通り越したもの凄い歓声でしたし。いや、俺もまさかこの曲を聴けるなんて思ってもみなかったから、ホントに嬉しい誤算。そのまま、これも意外だった"謎"、そして中村くん曰く「博愛博のテーマとも言える曲」"笑顔"。アンコールは正に「へっ、そんなのやっちゃうの!?」っていう曲目白押し。もうこの時点でお腹いっぱい。

  「だけど‥‥これで"ハレルヤ"が聴ければもう何も思い残すことは‥‥」と思ってたら、2回目のアンコールでやってくれました(アルバムヴァージョンではなくて、シングルの方でしたけど)。ここでは、サンタの格好をした永積も登場して、楽器をみんなに配って、途中でワンフレーズ一緒に唄ったりもしました。ステージ両脇にあったクリスマスツリーが点灯して、最後にはみんながクラッカーを使って大はしゃぎ。正にアンコールの後のアンコール‥‥おまけといった感じ。

  もうないだろう、つうか大満足だってぇの‥‥それでもアンコールを求め続けるオーディエンス。さすがに客電点いたので帰る人もちらほら。ところが! いきなり全員が走ってステージに再々登場。ギターのマッチ(担当:ロケンロール)はいきなり着ていたTシャツを脱いで客席に投げ、池田氏も中村くんと向き合って訳の判らない踊りを始めたりして、全員訳の判らないテンションのまま、最後の最後に"ロックンロール"をプレイして、2時間に及ぶステージは終了。これで満足しない奴がいたら出てこい!って位に素晴らしいステージでした。

  正直、ここまで満足させられるとは思ってもみなかったよ。大阪まで来たわいいけど、ひたちなかの時とあまり変わり映えしなかったら‥‥とか思ってたんだけど、そんな心配、無用だった。もうね、完全に別モノ。あれは「中村一義」ではなくて、やっぱりMC通り「100式」のライヴだったんだなぁ、と改めて実感。ホント、年末になって今年のベストライヴ候補に巡り会うとは。

  けどさ‥‥正直複雑な気分でもあるのさ。6年近く前、小岩にある古びた小さいレコード屋で偶然出逢った、あの小柄な青年が、今じゃあんなに力強い歌を唄う頼もしい男に成長してたんだから。去年ひたちなかで観たときはそこまで感じなかったけど、今回のは正直キた。ライヴ終わった後ひとりになった時、いろいろ考えちゃったもんなぁ‥‥俺、こんなとこで何やってんの?って。

  まぁジェラシー焼いてても何も始まらないって。俺は俺の道を進むだけ。「僕として僕は行く。」ってとこかな?


[SETLIST]
00. 始まりとは
01. 犬と猫
02. 1、2、3
03. ジュビリー
04. グッデイ
05. セブンスター
06. 永遠なるもの
07. 新世界ブルース
08. メキシコ
09. ラッタッタ
10. グレゴリオ
11. 君ノ声
12. ショートホープ
13. キャノンボール
14. 新世界
15. ひとつだけ
---encore-1---
16. 冷たい頬(cover of スピッツ)
17. 謎
18. 笑顔
---encore-2---
19. ハレルヤ
---encore-3---
20. ロックンロール



▼中村一義『100s』
(amazon:国内盤CD

2002年11月30日 (土)

中村一義『100s』(2002)

  今日やっと、来週の日曜に大阪城ホールで行われる中村一義のライヴ「博愛博+」のチケットが届きました。ライヴまで8日、こんな間際までチケットが届かなかったのは初めての経験だったので、ここ数日はちょっと焦っていましたが、これで安心して大阪での宿を予約することができます。大阪城ホールは数年前に一度、大阪城へ行った時にその前を通っただけで、一度はライヴを体験してみたいハコのひとつだったので、ちょっと今からドキドキしています(まさか初の城ホール体験が娘。以外のアーティストになるとは‥‥ちょっと自分でも意外だったわ)。今年は名古屋のレインボーホールといい大阪城ホールといい、そして福井のホールだったり、過去経験したことのないような広範囲ライヴ体験をしてきましたが、これはそのトドメになるような公演になるんじゃないかな、と思ってます。

  雑談はこの辺にして‥‥さて、その中村一義の約2年振り、4作目のオリジナルアルバムは、昨年夏に行われた「ROCK IN JAPAN FES」の為に作られたライヴバンド「100式」を従えてのバンドスタイルでの録音となっています。宅録からスタートした中村くんは過去、一度もライヴをやったことがなかったと聞いています。そんな彼の初の舞台となるはずだったのが、一昨年の同フェス。しかし台風の影響でフェスは途中で中止に。中村くんの初ステージはそのすぐ後に別のイベントで実現してますが、やはりリベンジとなった昨年のRIJフェスは中村くんのみならず、ファンにとっても思い出深いライヴとなったのではないでしょうか。そして俺自身にとっても、中村一義というアーティストを更に好きになったステージでもあったわけです。

  100式というバンドを手に入れた中村くんは、その関係をそこでご破算にはせずに、そのままレコーディングにまでバンド形態で突入したのでした。そう、それまで作っていた宅録デモを捨ててまで‥‥そうして出来上がったスタジオ作1発目がシングル「キャノンボール」だったわけです。当然、楽曲自体はそれ以前からあった曲だったのですが、RIJフェスで掴んだ確信をそのままCDの中に閉じこめることに成功したのです。そのままバンドは春からライヴハウスツアーに突入。合間を縫ってアルバムのレコーディングも続行されました。ツアー中に披露された"セブンスター"も"新世界"も、それまでの中村くんを更にスケールアップしたかのような感動的な名曲でした。特に"新世界"ときたら‥‥初めて聴いた時は正直、泣きそうになりましたよマジで。

  ライヴの為に結成されたバンド。大きな舞台で手応えを感じ、そのままスタジオ入り。そろそろツアーやろうよって感じでライヴハウスツアー決行、そこで新曲を披露し様子を見る。ライヴを重ねることで養った一体感やグルーヴで新曲を更に再構築‥‥そうして出来上がったのが、この「100s」というアルバムなわけです。

  当然これまでも中村くんのアルバムではバンドスタイルの楽曲が沢山ありましたが、それはあくまで「レコーディング上での疑似バンド」でしかなかったわけで、いくらマーシーや岸田くんが参加しようが、彼等が中村くんと並んでステージに立つわけではないし、そのままライヴバンドに発展する可能性も殆どないし(つうか中村くんがライヴをやるなんてこれまで考えもしなかったわけだし)。そういう観点からすれば、このバンド結成というのは彼の人生の中で画期的な出来事ではあるんだけど、「バンド、バンドスタイル」ってのには我々にとってはこれといった目新しさは感じない。逆に、これまであったような実験性が後退してるような気がしないでもない。しかし、そういった要素を排除してでも中村くんはこれを今やりたかった。その強い意志や「何か掴んだよ!」という確信は、確かに色濃く表れてると思います。

  え~っと‥‥ぶっちゃけて言っちゃいます。俺、このアルバム大好きです。リリースから2ヶ月経ちましたが、今でも本当によく聴いてますよ。けど、俺はこれが彼の最高傑作だとは思ってないし、そんなこと口が裂けても言えない。もっと言ってしまえば、それこそ傑作との声が多かった前作「ERA」のレベルにまで及んでいないと思うんです。あ、ファンの方々。これは決して批判ではないですよ。確かに俺は過去、中村くんの音楽が苦手だった時期がありますが、今では全アルバム揃えてよく聴いてる程ですし、嫌いだったらわざわざ千葉から大阪までライヴ観に行ったりしませんって。

  そもそも作品としてのベクトルの方向が違うという話もありますが、先に書いたように「ERA」までにあったような実験要素が若干後退し、楽曲自体がシンプルでコンパクトになってる点がまず印象深いですね。これは右脳と左脳の違い、頭で考えて作った作品と身体で感じたままを音にした作品という違いが大きいのだと思います。そしてバンドメンバーからのインプット。これが一番大きいでしょう。OASISしてたりレッチリしてるような「高校生が初めて作ったオリジナル曲」なアレンジも多少見受けられますが、そこはまぁご愛敬ってことで。更にバンドのキーボーディストである池田貴史(SUPER BUTTER DOG)との共作曲"Yes"もあったり(これがまたアルバム内で1,2を争うような名曲)。そうそう、曲がコンパクトにまとまってるってのは、間違いなくライヴが影響してるんでしょうね。スタジオで煮詰めたような曲だと、例えば過去の中村くんの作品だと"ハレルヤ"みたいになる可能性だってあるわけだし。いろんな装飾を剥ぎ取って、出来るだけ「素」に近い状態にまで持っていって、それをレコーディングした。そんな印象を受けました。

  1曲1曲は本当に名曲揃いで、恐らくこれまでの作品集の中でもかなりレベルの高い1枚だと思うんだけど、これがアルバム‥‥一塊りとして聴いてしまうと、先のように過去のアルバムと比べてちょっとレベルダウンしてしまう。何故だろう? 決して曲順が悪いとかそういう理由からではないんだけど‥‥多分、これまでのレベルが高すぎたってのもあるだろうし、何度も言うけどベクトルの方角がちょっと変わってきたってのもあるだろうし。

  そこで、上のサブタイトル。「脱・引き籠もり人生」って失礼な‥‥とお思いでしょうけど、正しくそういうことだと思うわけです。例えばデビュー作である「金字塔」というのは、俺からすれば「閉じた世界から、外の世界に憧れる少年が、外へ、外へと飛び出していこうとする気持ち」を形にしたようなアルバムだったわけで、そこから作品を重ねることによって彼はリハビリ(って言い方はちょっと語弊がありますが)していき、その「閉じた世界」と「外の世界」への窓口となったのが「ERA」だった、と。そのアルバムを持って外へ飛び出した彼は、ライヴを経験することでバンドメンバーや観客との繋がりを確認する。そうして出来上がったのが今作「100s」だった、と‥‥ってお得意の妄想をカマしてみましたが、俺の中でのこのアルバムの位置付けはこんな感じなのです。だから、まだこれはスタート地点なんですよ。

  RIJフェスで体験した彼等のステージは、決して「閉じた世界」なんかじゃなかった。「閉じた世界」で作った歌を、聴き手に一生懸命伝わるように唄っていた中村くんは、もう引き籠もり少年なんかじゃなかった(当たり前ですよね、ファンの皆さんゴメンナサイ)。この「100s」を聴くとホントに元気になる。そしてこのアルバムの曲を満面の笑顔で唄う中村くんの姿が頭の中に浮かび上がってくる‥‥中村くんのアルバムを聴いて「ライヴ観たいなぁ」って思う日が来ようとは‥‥何だかんだ言っても今年を代表する1枚なのは間違いありません。ライヴまであと8日。きっとまた何回も、何十回も聴くんだろうな。そして、聴く度に元気を貰うんだろうな。そんなアルバムですこれは。



▼中村一義『100s』
(amazon:国内盤CD

2002年2月13日 (水)

中村一義『キャノンボール』(2002)

  既に2001年前半には某自動車会社のテレビCMにてそのデモテイクが使用されていたので、サビの「そこで愛が待つゆえに。」というフレーズを聴いた瞬間に「ああ!」と思い出すことだろうし、同年8月・茨城県ひたちなか市で行われた「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2001」出演時にも演奏されていたので、参加したロックファンにもお馴染みだろうこの曲が、ようやく日の目を見ることとなった。しかも、そのひたちなかでのライヴテイク(1曲目の"犬と猫"とラストの"キャノンボール")も収録されているのだから、初めてこの曲で中村一義の音楽に触れる人にとっても、かなりお得度の強い1枚となっている。

  この曲はきっと、今後の中村一義の活動を語る上でも非常に重要な1曲となるだろう。確かにこの曲よりも優れた楽曲は過去3枚のアルバムの中に沢山詰まっている。が、中村当人もインタビュー等で語っているように、この曲は「中村一義の第2章」の幕開けを飾るに相応しい出来・内容だと思うのだ。"犬と猫"という名曲でデビュー(第1幕)を飾った彼は「僕として僕は行く。」と、まるでOASISがデビュー曲"Supersonic"で「I need to be myself」と唄ったのと同じように力強く我々の前に登場した。

  そして彼は、その第2幕のスタートを飾る1曲で「僕は死ぬように生きていたくはない。/そこで愛が待つゆえに、僕は行く。」と唄う。再び彼は前進を選んだのだ。デビュー時はひとりで音楽界へ飛び込んできた彼だが、今度は最高の相棒と呼べるだろうバンド「百式」と一緒だ。ライヴテイクを聴いてもらえばお判りいただけると思うが(RIJFの為に結成されたバンドだが、この時の感触を中村はとても気に入り、結局レコーディングも同じメンバーで再録音している)、それまでの中村から感じられない「初期衝動性」を感じる事ができる。これまでの彼は、やはり宅録メインでライヴ経験が全くなかったことから、どうしても「こぢんまりと出来上がった」感が強かった。しかし、このひたちなかでのライヴテイクは、とても暴力的で攻撃的なのだ。確かに中村の歌はロックバンドのシンガーとしては頼りなさげだが、それでもこれまでに感じたことのない「力強さ」を見出すことができる。

  パワーポップ然としたスタジオテイク。これはこれで素晴らしいし、これを聴いてしまうと早くアルバム単位で聴きたいという期待感でいっぱいになるが、個人的には「自分もその場にいた」という思い入れもあって、やはりライヴテイクの方が好きだ。走り気味のリズム、ひっくり返るボーカル、荒くれだったギター。その全てがそれまで感じたことのない魅力なのだから。

  このシングルを引っ提げてなのか、それともまたシングルをリリースするのかは不明だが、5月にはこの「百式」と共に初のツアーに出る中村一義。4作目のアルバムは間違いなくバンドでレコーディングされることだろう。しかし、現時点ではリリースの目処が全く立っていないとも聞く。早くて年末、あるいは来年以降なんて話もある。恐らく5月のツアーを経ることによって、また中村の中にあったイメージやアイディアに何かしら影響を与えることだろう。そんなことを考えながらこのシングルを聴くと、早く新しい作品が聴きたくて待ちきれなくなる。ライヴには行けるかどうか判らないが、とりあえずは過去3枚のアルバムとこのシングルを聴いて、来るべき4枚目のアルバムに思いを馳せようではないか。



▼中村一義『キャノンボール』
(amazon:国内盤CD

2001年8月19日 (日)

「ROCK IN JAPAN FESTIVAL '01」DAY 3@茨城・国営ひたち海浜公園(2001年8月5日)

  さあ、丁度2週間遅れで順調に(苦笑)アップされていく「ひたちなか」フェスレポートも、いよいよ最終回。今年は運良く2つのフェス(フジロックとこれ)に足を運ぶことができ、非常に幸運だったと言えます。これを書いている丁度今も、千葉と大阪では同時にサマソニが行われ、今朝にはエゾロックも無事終了したようです。今年はどのフェスもいろいろと課題点を残したようですが、来年は更に素晴らしい、世界に誇れるフェスを沢山我々に提供して欲しいものです。


◎LOVE PSYCHEDELICO (at GRASS STAGE)

  昨年デビュー、今年1月のファーストアルバムがいきなりミリオンを達成し、「グレイテスト・ホープ」なのか「~ハイプ」なのか‥‥いろんな意味で話題のデリコ。さて、ステージではどういったものを我々に提示してくれるのやら‥‥

  ジョン・レノンの"Give Peace A Chance"という、如何にもなS.E.に乗せメンバーが登場。ボーカルとギター以外は全てサポートメンバー。キーボード&ギターの人は、どうやらニール&イライザの人らしい(後で聞いた話だが)。他にはベースとドラム。意外とシンプルな編成。で、出す音もこれでもか?って位にシンプル。いきなり最新シングル"FREE WORLD"からスタート。みんな手を上に手拍子。ボーカルもアルバムと同様、非常に英語っぽい日本語で唄う。思ったよりも骨太なロックンロールなのね? アルバムからは「胡散臭いレニクラ」っていう印象を受けたが(いや、レニクラも十分胡散臭いのだけど、いい意味で)、ステージは骨太でシンプル、かなりパワフルなイメージで、時々シェリル・クロウなんかを思い浮かべた。その印象を確信に変えたのは、続くカヴァー曲"LIKE A ROLLING STONE"だろう。ディランというよりも、ストーンズがカヴァーしたアレンジに比較的近いかも。その後も帰国子女っぽい!?MCを挟みつつ、アルバムからのチューンやヒットシングルを披露。思ってたよりも好印象だった。

  先のS.E.とイメージがダブる"A DAY FOR YOU"でしっとりとステージは終了。アルバム1枚しか出してないグループにしては上出来と言っていい内容だったと思う。どっちかっていうと野外よりもクラブとかで観た方が好印象かな?と最初思ってたものの、こういった開放的な空間でこそ活きてくるライヴアクトだった。ミリオンアーティストやそれに近い存在(BUMP OF CHICKEN)が各日のオープニングを飾るってのは、かなり豪華だ。こんなフェス、海外を探してもそうはないだろう。また積極的に観たいかと問われれば返答に困ってしまうが、まぁ1回は観ておきたかったバンドなので、これで良しとしよう。


01. FREE WORLD
02. LIKE A ROLLING STONE (cover of BOB DYLAN)
03. I MEAN LOVE ME
04. I MISS YOU
05. YOUR SONG
06. LOW
07. ノスタルジック '69
08. "O"
09. LADY MADONNA
10. LAST SMILE
11. A DAY FOR YOU


◎GRAPEVINE (at GRASS STAGE)

  つうわけで、定刻通りにメンバーがステージに現れる。先日ベーシストでリーダーの西原が腱鞘炎悪化の為、バンドを離脱~一時休業を発表した後の初ツアー。西原を欠いた後に発表した「CIRCULATOR」がこれまた大傑作ということもあって、否が応でも期待してしまう。あのアルバムでの「男気ロック」をこの大舞台でどれだけ表現することができるのか‥‥サポートのベーシストとキーボーディストを含めた5人が揃い、まず最初に新作からの先行シングルのひとつ"discord"からスタート。アルバムよりも柔らかいイメージの演奏。もっとゴツゴツしたもんだと思ってたが、想像とは違いちょっとだけ肩すかし。けど、彼らはこんなもんじゃなかった。

  基本的には先日の新作「CIRCULATOR」を中心に進められ、それ以外の曲はその新作収録のシングルカップリング曲という「全編新曲」オンリーの、挑発的なステージ‥‥びっくりしたことに、ヒットシングル"スロウ"や"羽根"、"光について"といったオイシイ曲は完全に排除された、本気汁100%の「男気ロック」路線だった。田中は何度も曲の合間に「気持ちえぇ~♪ ここ、めっちゃ気持ちえぇ~!」と叫ぶ。相当このシチュエーション、そしてステージを気に入ったらしい。終始笑顔だ。後半ではTシャツも脱いで上半身裸でギターを掻きむしっていた程だ。

  やっぱりライヴで聴いても"風待ち"は名曲以外の何ものでもなかった。ググッときた。この感覚‥‥アルバムを聴いていた時点でも思っていたが、やはりそうだ。このバンド、OCEAN COLOUR SCENEと同じ空気を感じる。特にそう感じさせたのは、圧巻だったヘヴィブルーズ3連発("アルカイック"~"パブロフドッグとハムスター"~"壁の星")だろう。「暑苦しくてゴメンな」と田中が言ってた通り、この選曲は野外、いや、フェス向きとは言い難い。しかし、それでも自信を持って連発するってのは今のバンドの好調振りと揺るぎない自信の表れではないだろうか。2番手でこんな冒険、普通のバンドならしないだろう。実際、この辺から後ろへと戻っていく客も多く見受けられたし、つまらなそうにしてる客も少なくなかった。失敗と取ることもできるが、俺は田中の歌から目を、耳を離すことができなかった。言い過ぎだが、スティーヴ・マリオットを彷彿とさせるソウルフルな歌声に、シビレていた。あの細い身体からこんなに太い声を出すんだから‥‥

  後半は比較的ノリのいい曲を並べて、最後もやはり新作からの"B.D.S."で幕を閉じた。ここまでくると頭が下がる思いだ。「アルバムの方がよかった」という声もちらほら聞こえ賛否両論のようだが、俺は彼らを支持したいと思う。


01. discord
02. きみが嫌い
03. 風待ち
04. アルカイック
05. パブロフドッグとハムスター
06. 壁の星
07. (All the young) Yellow
08. So.
09. HEAD
10. B.D.S.


◎GO!GO!7188 (at LAKE STAGE)

  お堅いロックファンからは小馬鹿にされることの多いGO!GO!7188だが、俺はかなり気に入っていて、アルバムは現在に至るまで愛聴している程だ(ちなみに、ひたちなかに向かう車の中でもエンドレス状態で「蛇足歩行」を回していた)。昨年デビュー組の中では、RIZEと共に大プッシュしていたのだが‥‥

  メンバー3人がステージに登場し、適当に楽器を鳴らしていると、それがそのままインストナンバーへと続いていく。そしてそれはオープニング曲"ロック"へと続く。ユミとアッコのツインボーカルともいえるハーモニーがバシバシ決まる。そういえば‥‥1年前はまだ垢抜けてなかった彼女達も、気づけば二人共金髪やらになっていて‥‥(笑)

  MCや曲紹介はベースのアッコがするようで、間髪入れずにあの曲名が叫ばれる‥‥そう、"ジェットにんぢん"だ(笑)。きっと、この曲で引いちゃう人が多かったんだろうな。俺は逆で、これでバカ笑いしながら絶賛したんだけど。最後のオチ(「ジッタリン・ジン」)もオーディエンスみんなが大合唱(爆)。いや~、馬鹿馬鹿しくてよろしい!

  この日は未発表の新曲も幾つか披露され、その中でも新境地ともいえるナンバー"考え事"がかなりよかった。オープニングとエンディングをアッコが唄い、それに応えるようにユミが唄うといったバラードナンバーで、とっても切ない曲だ。ちょっとホロッときてしまった(苦笑)。

  考えてみれば、この日はファーストからのヒット曲"こいのうた"も、夏にピッタリな"太陽"も演らなかった。勿体ない‥‥とは思うものの、新曲をバンバンやるってことは、既に彼女達は次のフェイズに向かって走り始めているってことなのかもしれない。それは最新シングル"あぁ青春"からも伺えた。思っていた以上にゴツゴツとした音を出すバンドへと成長していて、ある意味この日俺が観たバンドの中では一番硬派な音をしていたかも‥‥また観たい。純粋にそう思った。セカンドアルバム次第でどんどん化けていくバンドだろうな‥‥是非次のアルバムが出たら、単独公演を観たいな♪


01. ロック
02. ジェットにんぢん
03. 行方不明
04. 考え事(新曲)
05. とかげ3号(新曲)
06. あぁ青春
07. 文具
08. パンク


◎In the Soup (at LAKE STAGE)

  選曲等は前回の野音+αといった感じなので、聴き覚えのある曲が並び、前回よりも安心して観ることができた。ファンも大勢前へ駆けつけ、かなりいい感じだった。それにしても、ボーカルの中尾は本当にソウルフルでいい声してるなぁ‥‥

  MCがこの日はバシバシ決まっていて、かなりの笑いを誘っていて好印象。「今日の僕達は3~4車線の高速道路だ。意味は家に帰ってから考えればいい」とか(笑)。で、圧巻だったのはやはり"グリーングリーン"のパンクバージョン。アドリブが続出、それが上手い具合に大ウケ、野音での悪夢が嘘のようだ。コールアンドレスポンスも感動する位に上手くいってたし、中尾も興奮して「何やってもいいよ」とか言ってステージを下りて、スタンディングエリアの後方まで走り回るし(!)。その後、「殺気を覚えたよ」といって戻る。最後はもうじきリリースされる(野音でもエンディングだった)"檸檬~レモン~"で頂点に。いやぁ~、俺。こいつらマジで気に入った! アルバム出たら買うよ。いや、シングルとりあえず買うってば。今度は単独公演ですな。10月の野音、行けるかなぁ‥‥


01. イタイ×イタイ
02. 針の山
03. ホライズン
04. 存在の証明
05. 風の子
06. 東京野球
07. グリーングリーン
08. 檸檬~レモン~


◎POLYSICS (at LAKE STAGE)

  一昨年のフジロック3日目に出演。ホワイトステージ1発目だったこともあって、俺は観れなかったが‥‥ずっと観たかったんだよね♪

  マーチングバンドのよく耳にする曲が流れる中、メンバー4人がでっかい「POLY」のロゴの入った旗を持って行進しながら入場(笑)、この時点で爆笑の渦。ギター&ボーカルのハヤシがホイッスルを吹いて、全体止まれ(笑)。旗をスタッフに預け(しかもスタッフの彼氏、ライヴ終了までその旗を持ったままステージ後方に立たされっぱなし)、ハイテンションに演奏スタート。かなり懐かしい曲(インディーズ盤から)も交え、1曲目が終わった時点で「いくぞ!残り12曲!!」って笑いも欠かさない。途中、ハヤシがMCを取り始めると、全員が同時にMCを始める(爆)。こりゃ狂気の沙汰だ‥‥マジ腹抱えて笑わせてもらった。昔はよくこのネタ、やってたみたいだね? さすがにもう食パンは投げないようだが(苦笑)、演奏や楽曲はポップで親しみやすく、それ以外では笑いが絶えない。こんなにエンターテイメント色が強いバンドだとは‥‥

  後半、シンセのカヨがTHE KNACKの"My Sharona"のカヴァーを唄ったりなど、最後まで全く飽きさせない内容で、本当にこいつら13曲もやったの!?って疑ったくらい、あっという間に終わってしまった。お客も大絶賛&大爆笑だった。ここまでのレイク3連発、大当たり!


01. T RIANGLE
02. URGE ON!!
03. NEW WAVE JACKET
04. GOOD
05. KASUGAI
06. Pike
07. My Sharona
08. Poly-Farm
09. XCT
10. MS 17
11. AT AT
12. go ahead now!
13. Hot Stuff


◎エレファントカシマシ (at GRASS STAGE)

  昨年から引き続き連続出演となるエレカシ。フェスで観るエレカシ、一体どうなるのやら‥‥意外と俺は、フジロックのグリーンステージにも合ってると思うのだけど‥‥

  メンバーはいつも通り、勿体ぶらずに登場。宮本はのっけから「オ~イェ~ッ!」と煽る。そしてカウントが入り、いきなり"ガストロンジャー"だ。彼らを知らない人でも、この曲に惹き付けられたらしく、スタート直後に後方から前へと客が駆け寄る。俺はかなり前の方で観てたのだが、宮本は調子良さそうな感じだった。前日、仙台のフェスにも出演していたそうだけど、その疲れは感じさせない。まだ1曲目だというのに、既に宮本、石くんいじりが始まる(笑)。シャツ脱がされてます、蹴り入れられてます、羽交い締めにされてます‥‥(涙)

  続けざまに、音源としては未発表(?)のライヴ定番曲"夢をみようぜ"に突入。初めて聴くのだが、初期エレカシらしい、ストレートでアップテンポなナンバー。珍しく石くんがコーラスを取っている。「いつも同じことばっかりやってんじゃねぇよ!アドリブがきかねぇんだよ!!」と宮本に叱られる一面も(苦笑)。嗚呼、石くん‥‥

  宮本の「僕ら、もう20年選手なんですけどね‥‥」てなMCに続いて、なぁ~んとサードアルバムから"夢のちまた"が!! よくこんな曲をアルバムのトップに持ってきたもんだ‥‥端から市場のこととか考えてないんじゃないだろうか、この男‥‥(苦笑)それにしても‥‥名曲には違いない。すっげぇ‥‥ため息しか出ない。そこから前のゼップツアーでもやってた"孤独な旅人"~"悲しみの果て"へと続く。

  トミのカウベルでのカウントで、次の曲の想像がついた‥‥今回も聴けるのか、"デーデ"だよ! 前回聴いた時よりも演奏はまとまっていた。やっぱり初期のハードコアな曲はググッとくるね。そしてアルバム通り、間髪入れずに"星の砂"へ‥‥!!! 俺、この時点で衝天してました(笑)。7月の野音ライヴでのセットリストに比較的近い選曲だけど、あれ観てない身分としては、大興奮。石くん、ここでもコーラスやってました(そうえいば、曲終了後に宮本「"星娘"でした」って言ってたけど‥‥それって西郷輝彦の曲じゃ‥‥/苦笑)。

  フェスだろうが何だろうが、宮本マイペース。相変わらずMC長い。けど、やはりフェスってことだろうか、「‥‥ってつまらないですか?」と気を遣う一面も(苦笑)。そして名曲"孤独な太陽"‥‥ここで男泣き(心の中で)。夕焼け空にまたピッタリなんだわ、この曲。

  続いて"昔の侍"‥‥なのだが、トミが入りを間違える。テープに合わせて演奏する曲だけに(オーケストラパートね)、入りが難しそうだ。宮本に「プロとしてあるまじき行為」となじられ、2回目も危うかったが無事終了。ちょっと冷や冷やもんだった。そして宮本「レディ~ス、アァ~ンド、ジェントルメェ~ン‥‥グッドイブニィ~~ング!」と叫び、前作より"ゴッドファーザー"を披露。カッコイイねぇ、「GOOD MORNING」の楽曲は。初期の攻撃性とはまた違った「攻め」の空気感があるんだよね。そして同作より"武蔵野"。更に新曲"暑中見舞 -憂鬱な午後-"。この曲、絶対にライヴバージョンの方が何百倍も素晴らしい。小林武史プロデュースってことで、一体どうなるんだろうと期待したものだが、出来上がったテイクは正直「うそぉ‥‥」っていう代物だった。先にライヴで聴いてた曲だけに、その仕上がりにかなりガッカリしたものだった。この辺は宮本も気づいているようだが‥‥アルバムは一体どうなることやら‥‥11月にツアーがあるってことは、その辺にアルバム、又はまたシングルが出るってことだろうからなぁ‥‥ちょっと怖いです、今度のアルバム。

  最後はお約束ともいえる"コールアンドレスポンス"‥‥なのだが、またテープと演奏が噛み合わない。やり直しを命じる宮本。しかし、テープの頭出しに手間取る。手際悪すぎ、今日のスタッフ。痺れを切らした宮本、トミにテープなしで演奏開始することを命じる。結局、コーラスパートや打ち込みパートの一切ない、生々しいバージョンの"コールアンドレスポンス"を体験することとなる。「時間なんて関係ないよな?」と言ってたものの、やはり宮本も人の子。とりあえず時間超過したものの、なんとか終了。はっきり言って、こりゃトリですわ、事実上の。ここで燃え尽きたって人、多かったんじゃないかな? 実際、中村くんを観ないで帰っていく観客の姿を数多く目にしたし(それともそのままギターウルフ観に行ったのかな?)

  1時間ちょっとと、確かにいつもより短いのだけど‥‥それでも内容はかなり濃いもので、これまでに観た3回の中で、一番満足のいくセットリストだった、個人的には。こりゃ、秋のツアーも追っかけるんだろうな、俺‥‥(苦笑)


01. ガストロンジャー
02. 夢を見ようぜ
03. 夢のちまた
04. 孤独な旅人
05. 悲しみの果て
06. デーデ
07. 星の砂
08. 孤独な太陽
09. 昔の侍
10. ゴッドファーザー
11. 武蔵野
12. 暑中見舞-憂鬱な午後-
13. コールアンドレスポンス


◎中村一義 (at GRASS STAGE)

  さぁ、中村くんだ。セットチェンジも30分かからずに、パッパと進められたようだ。すると、千葉県民なら誰でも聴き覚えのある、ある曲が‥‥「ERA」にもシークレットトラックとして収められていた、「千葉テレビ」の放送開始時&終了時に流れる、あの曲がステージに流れ始めた(笑)。おお、始まるな‥‥そう思っていると、バンドメンバーが続々とステージ上に現れる。最後にペットボトルを持った中村一義が登場。少々緊張気味の中村くん、ステージから観客を見渡し、引きつった笑顔で応える。そしてギターを抱えて、あの「4,3,2,1‥‥」というカウントの後に「どぉ~おぉ~、(ドン/バスドラの音)どぉ~おぉ~♪(ドンドン!)」っていう、あの名フレーズが‥‥そう、デビュー曲"犬と猫"からスタートだ! 実は俺と中村くんの間には、ちょっとしたエピソードがあって‥‥って別に知り合いだとかそういうのではない。4年程前、東京の某区に住んでいた頃、よく利用していた近所のCD屋があった。そこの常連が中村くんだったのだ。1度だけ、デビュー前の彼と遭遇したことがある。オーラすら感じさせない、ごく普通の青年だった。「今度デビューするんで、CD買ってあげてね♪」と店長に勧められ、その場で予約購入を約束。その直後にこの"犬と猫"が発表されたのだ。個人的には当時の趣味の範疇ではなかったこともあり、このシングル1枚しか聴いてこなかった‥‥それが昨年、俺の中で一気にブレイクした。そして、今年‥‥まさかこういう形で再会するとは‥‥感慨深いものがある。

  続けざまに新作より"ショートホープ"の「両切りバージョン」(オープニングとエンディングの弾き語りパートをカットした、シングルバージョン)を披露。宅録アーティストと思われがちな彼、こういうライヴ映えするナンバーもいくつも抱えている。勿体ないよな、ライヴやらないなんて‥‥

  ここで、初のMC‥‥「やっと唄えたよぉ~!」思わず吹き出してしまったが、本人や昨年涙を飲んだファンからすれば、感動の一言だっただろう。けど、第一声にそれはないだろう‥‥まぁ中村くんらしくて、微笑ましいが。その後"歌"や、新作からの短いナンバー"グレゴリオ"、そして「4500円」CMでお馴染みの"君ノ声"を間髪入れずに演奏。思ったよりも声が出ていて、最初は確かに緊張を感じさせたが、だんだんリラックスしていったようだ。気持ちよさそうに唄ってたっけ。そりゃそうだろう。生まれてからまだ数本しかライヴをやってない人間が、いきなりこんな大舞台だもの。

  5曲終えた時点で「次の曲で最後です‥‥」‥‥って、おいぃ!(爆)30分で終わりかよ!? セッティングで押したせいだ、エレカシが超過したせいだとか色々言われたが、結局最初っから30分の予定だったらしい。今後、ツアーの予定どころか、全くライヴの予定のない彼。現在既に次のアルバムに向けて作業中ということもあって、ちょっとした息抜きにはなっただろう。最後は現在のニッサン「4500円」CMに使われている未発表の新曲"キャノンボール"(但し仮タイトル)でエンディング。この曲もまだ発売日が決まっておらず、「できたら年内に発表できれば‥‥」ってことらしい。アップテンポの、ポップで親しみやすいメロディーを持った、いかにも中村一義らしいロックナンバーだ。もしかしたら今後、アレンジとか変わるかもしれないが、この時点でもかなりの好印象。早く新しい音源を聴きたいものだ(その前に、俺にはファースト&セカンドアルバムが待っているが)。

  きっと、1年待たされたファンにしてみれば、「1年待たされて、たった30分」という人と「30分でも幸せ♪やっと聴けたわ」という人で意見が分かれるんだろうな。俺は‥‥確かに短いとは思った。トリじゃないだろ、これじゃあ?とも感じた。けど、次に繋ぐ意味では、この物足りなさで丁度いいのかも‥‥なんて思ったりして。とにかく、やっぱり観て正解だった。ますます好きになったかも。


01. 犬と猫
02. ショートホープ(両切りバージョン)
03. 歌
04. グレゴリオ
05. 君ノ声
06. キャノンボール(仮題)


◎総評

  どうしても一番最初にできたフェスということもあり、また俺が唯一何度も経験しているということもあってフジロックと比べてしまうのだが‥‥そりゃ別物だから比較がどれだけ意味があるものかは判らない。けど、学ぶべき箇所は沢山あるはずだ。

  まず、リストバンドの問題。これは昨年よりも弱いことが判明。来年への課題のひとつだろう。更に、出演バンドにアイドル的人気アーティストが多かったことから発生する「場所とり」。1年目のイエモンから既に問題になっているし、特に今年はミスチルが出演した2日目、これが問題になったようだ。大体、場所取りしてるだけで他の音楽には全く興味なし、ってのは出演者やそのファン、更にはスタッフに対しても失礼この上ない。確かにミスチルのようなバンドはそう前で観る機会はないだろう。チケットも取り難いし。けど、フェスにはフェスの常識‥‥「無言の了解」がある。それを守らないと、後々に大きな事故に繋がる恐れだってある。例えば、今年はフェス前に関西で大きな将棋倒しの事故があった。ああいう事故だって十分に考えられる。この辺はファンの意識の問題だから主催者がどれだけ呼びかけようが、どうしようもないのかもしれない。だからといって、そういうファンの多い、人気のあるバンドを呼ばない‥‥なんてのはちょっと違うし。例えば、来年GLAYが出たとしたら‥‥間違いなく、今年と同じようなことやってたら、大きな事故に繋がるだろう。

  それと、外タレ。絶対に呼ばない方がいいって。特にジョンスペは昨年、サマソニでJBが前に演奏することによって、あんな目に合ってるってのに、今年も散々な目にあわされて‥‥これで日本が嫌いになったらどうするの?(苦笑)とてもあの「rockin'on」の仕事とは思えない代物だった。JJ72も可哀想だったよ。

  また、セットチェンジの時間が30分ではやはり短いような気がする。結局後に後にと影響していくんだから‥‥それなら各日出演者数を1つずつ減らして、セッティング時間を40分に延ばし、更に余った時間をそれぞれのアクトに回してやればいい。ファンも納得するだろう。3日間で40アーティスト。確かに多くて魅力的だが、それだけ多ければ、観る側にも負担がかかる。「全部を観ようとするな」とは言われても、やはり観れるだけ観たいと思うのがロックファンの常だろう。そういう心理も判って欲しい。だからこそ、間のインターバルの時間を長めに取って、その分を休憩に回したり、移動の時間に当ててやったらどうだろう。

  勿論、悪い面ばかりではない。トイレの数。まずトイレ前で並ぶなんてことはなかった。それだけ数があったし、フジやサマソニでの混雑が嘘のようだった。しかも、トイレ内が意外と綺麗だったこと。これも声を大にして言っておきたい。スタッフが徹底されているのか、それともファンの意識がフジよりも高いのか‥‥今年のフジはゴミ問題にしろ、例年以上に悪かったようなので、この辺は見習うべきだろう。

  また、ゴミが思ったよりも散らかっていなかったこと。確かに「燃えるゴミ」と「ペットボトル」という風にしか分別されていなかったので面食らったが、それでもタバコのポイ捨てやゴミの散乱は余り見受けられなかった‥‥本当、頻繁に回収されていたようだし。

  サマソニと違って、もの凄く「観る側」の視点で作られているフェスだな、と感じた。この辺はフジやエゾを経験してきた「rockin'on」社員の意見によるものなのだろう。或いは、フジ経験スタッフが多かったのかもしれない。個人的な意見としては、毎年絶対に3日間通して行こうとは思わないが、近場だし、出演者によっては通しで行こうかな?って感じだろうか。けど、間違いなく、日帰りでも必ず1日は行くんだろうな‥‥だって、楽しかったもん。フジとは違う楽しさ‥‥ライヴ以外の娯楽ってのが少ないのだけど、DJブースとか、場合によっては遊園地アトラクションもあるし、カップルで行ったら楽しめるかも‥‥(涙)

  というわけで、来年も行きます。是非このまま、ひたちなかで続けてください。そして、来年はもっと素晴らしいフェスになることを祈って‥‥

2000年12月31日 (日)

「MY BEST OF 2000」

とうとうミレニアム、ミレニアムって騒いでた2000年もあと十数時間で終わりを迎えようとしてます。思えば今年は本当にいろいろありました。「激動の年」でした‥‥って言おうとしたけど、毎年言ってるな、これは(苦笑)。要するに、それなりに年を重ねていくと、まぁいろいろ大変な事があるって事でしょうか。家族、恋人、会社、友人関係、そしてこのインターネットでも‥‥改めて思うのは、失敗も成功も、いろいろ積み重ねて大人になっていくのだなって事。「汚い大人」と呼ばれようが「ガキ」扱いされようが、他人の評価は他人の評価って事でさ。新たな気持ちで21世紀を迎えようじゃないか、と思うわけです。

さて、恒例となった今年のベストアルバムを選出する企画。俺がこの2000年によく聴いた、愛したアルバム/楽曲を紹介するわけですが‥‥一昨年、去年の10枚と比べると‥‥俺の音楽の趣味が若干変わってきてるような気が‥‥特に今年、それも後半になってそれが顕著に表れたような気がします。例えば‥‥いや、それは下に選んだ10枚をみてから皆さんに判断してもらいましょうか?(尚、特に順位はありません。アルファベット順に紹介してます)


AT THE DRIVE-IN『RELATIONSHIP OF COMMAND』

サマーソニックでのライヴではそこまでピンとこなかったものの、アルバムは激ヤバだった。エモにも括れれば、ヘヴィロックにも括れるそのエモーショナルな音楽に惹かれた人は多く、早くも年明けには単独再来日。もう一度、ちゃんと観たいなぁ‥‥

Cocco『ラプンツェル』

音の質感はファーストの頃に近いものの、内容的には過去2枚を更に越えた、素晴らしいものになってる。丁度祖母の看病~葬式の間に、自身のセラピーとしてよく流していたのがこのアルバム。だからこそ、今でも聴くと心が少し痛む‥‥ライヴとの相乗効果もあって、一生忘れられない作品になりました。

DEFTONES『WHITE PONY』

それ程評価されてないようだけど、この夏最も熱かったのがこのアルバムだと断言するよ。今日も聴いたけど‥‥先のAT THE DRIVE-IN同様、非常にエモーショナルな音楽を聴かせるバンド。トリップホップなんかの要素も感じ取れる、ヘヴィロックの一言で片づけられない存在。早いとこ来日してもらえないでしょうか?

PRIMAL SCREAM『XTRMNTR』

1月リリースって事で印象が薄くなりつつある気がするけど、かなり聴き込んだ1枚。ロック/テクノ/パンク/ダブ等々、自分達が興味を持った要素を全て詰め込むスタイルが、いよいよここで完成型に一歩近付いた気が‥‥これを嫌っちゃう人はもう死んでください!って言えちゃう位にいいんだよぉ、マジで。

RADIOHEAD『KID A』

これが「OK COMPUTER」から2年半後に出された結論。ロックがロックであることを捨てた!? 冗談じゃない! これこそがロックの進化した姿なのだよ。音響系等の要素を取り入れつつ、常に前進しか考えていないトム・ヨークはじめ5人のメンバーには脱帽もんです。しかも5月には早くも次のアルバムをリリースするという‥‥その意欲に敬意を表しつつ、早いとこ来日してください(笑)。

THE SMASHING PUMPKINS『MACHINA: THE MACHINES OF GOD』

「ブリトニー・スピアーズと同じ土壌で戦う事に~」なんて言い訳はいい。誰が何と言おうが、君達こそが2000年のメインストリームを支えるべき存在だったのではないの? 頂点にいながら常にオルタナティヴであろうとしたビリー・コーガンという男の、戦闘姿勢には頭が下がるよ。前作「ADORE」での実験要素を見事に消化した、過去も現在も未来も詰め込んだ大傑作。これが最後になってしまったというのが、何だか切ない‥‥

SUPER$HIT 666『SUPER$HIT 666』

ジンジャーものとしては昨年末からこれまでに3枚のアルバムが発表されているが、これが一番鳥肌モノでした。たった6曲、20分に満たない内容だが、そこには60分以上もある下らないアーティストの糞アルバムの何百倍ものエキスが凝縮された、激ロックとなっている。ジンジャー以上にニッケやドレゲンの色の方が強いというのも、何だか微笑ましい。つうか、負けるなよ、ジンジャーさんよぉ!?(笑)

UNDERWORLD『LIVE; EVERYTHING, EVERYTHING』

これまでの俺の選出基準からすれば反則だが(ベストやライヴ盤は選出外)、それを覆してでもオススメしたかったのが、この歴史に残るライヴアルバム。いや、どっちかっていうとDVD版の方をオススメしたいのだが‥‥もうねぇ、どんな大袈裟な言葉を並べるよりも、とりあえず聴いて欲しい。

エレファントカシマシ『GOOD MORNING』

「ガストロンジャー」で興味を持ったにわかファンを失望させた(毒舌)大傑作。エレカシがなんたるかを凝縮した、すんばらしい楽曲が詰まってます。初期のぶっきらぼうな表現こそないものの、ここには成長した彼ら(特に宮本)の表現を堪能する事が出来ます。初期のファンも、最近のソフト路線のファンも満足できる1枚なのでは?

中村一義『ERA』

意外だった? ミスチルよりも俺はこっちにピンと来た、というのが正直な感想。彼も嫌われる事が多い存在だが(実は俺も「ジュビリー」聴くまで好きではなかった)、こんなに素晴らしいアルバムを目の前に突きつけられたら、何を言えばいい? 歴史的名曲が山程詰まった、正に2000年の日本のロック/ポップスを代表する1枚。


というわけです。今年は邦楽が3枚でしたね(1999年は4枚)。後半に行くに連れてそうでしたが、日本の、日本語によるロックに更に強く拘った気がします。昨年のこの日記で「(日本のロックに拘る)そういう傾向は年が明けた今年、更に強まってる気がするな」と書いてましたが、本当にそうでしたね。

ヘヴィロックが昨年よりも減った事、そして所謂「癒し系」も全くない事。この辺はどうなんでしょうか?(って言われても、俺自身の事だからね/笑)これまで絶対に手にすることがなかった中村一義なんてもの、我ながら意外だったなぁ。こうやって名前だけ見てみると、今年初めて聴いた(名前を耳にした)アーティストが多いこと。ATDIやDEFTONES、中村一義もそう。それ以外にも、所謂ギターポップ系に更に興味が向かったのも2000年。TFCしかりJ MASCISしかり。

所謂ビッグネームの作品が不作だと感じたのも2000年の特徴。勿論、俺自身にとってね? 昨年の10枚に選んだLIMP BIZKITやRAGE AGAINST THE MACHINE等がそう。まぁレイジの場合はカヴァーアルバムという特質があるものの、どうにもピンとこなかったなぁ。10枚には選ばなかったものの、MARILYN MANSONやOFFSPRINGもそこに入るでしょう。作品的には何ら問題なく、前作を踏まえた上での佳作なのだけど、セールス的にはイマイチ振るわなかったという。特にマリリンは昨年(1999年)の少年銃乱射事件が尾を引いているようですね。ジャケットが反キリスト的だということで、スーパーマーケット等では置かないという事態にまで発展したし(その後、黒塗りジャケットで再発されてます、悲しいことに)。GREEN DAYなんかも音楽性を変えながらもここ日本では成功しましたが、欧米ではイマイチだったようで‥‥

今回選んだ10枚にはやっぱりそれぞれに理由があるわけだけど、やっぱり共感できるか?とか、自分自身と重ね合わせて聴く事が出来るか?ってのが重要になってくるわけです、俺の場合(って昨年と同じ事書いてる俺)。でね、そういう事も踏まえて「どれだけ聴き込んだか?」ってのがポイントになってくるのだけど‥‥聴き込んだにも関わらず、選出されなかった作品もあるわけで。例えば、みんなが「へっ?」って意外に思ったであろうミスチルやBON JOVI。これらは最初選んだ時には入っていたのだけど、結局「今の俺」が選ぶと選出外となってしまったという。まぁ2000年はUNDERWORLD以外は、10位以下もそれ程大差ないんだよね。だって、ホントならここに浜崎あゆみを入れても、俺的には何ら違和感ないわけで。それこそモーニング娘。のアルバムを入れても(冗談抜きで、これはいいアルバムでした。つんくのソングライターとしての底力を改めて見せつけられた気がしたよ)OKなわけで。そういう意味では「更に何でもあり」だったのが、ミレニアムにあたる2000年だったと(って「ミレニアム、ミレニアム」って使えるのも、あと数時間だしね/笑)

毎年毎年書いてるけど、21世紀も沢山の、いろんなジャンルの素晴らしい音楽に出逢えますように‥‥

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