八代亜紀『哀歌-aiuta-』(2015)
小西康晴プロデュースのジャズアルバム『夜のアルバム』(2012年)も記憶に新しい、“演歌の女王”による初の“ブルース”アルバム。
日本の歌謡ブルースとアメリカンブルースのスタンダード、そしてクレイジーケンバンド横山剣、THE BAWDIES、中村 中の書き下ろし曲が、唯一無二の存在感を放つあの艶っぽい歌声で表現され、聴いてるだけで思わず涙が溢れそうになる。
洋楽・邦楽の枠を超えた、ただひたすらカッコいい傑作。
※このレビューは本作リリース時、『TV BROS.』に掲載されものを加筆・修正して掲載しています。
▼八代亜紀『哀歌-aiuta-』
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