2005年8月17日 (水)

ドキュメント・SUMMER SONIC '05

 さて、四大フェス制覇への『死のロード』第三章、SUMMER SONIC '05編です。今回は2日間共行きましたよ。ま、サマソニの場合は毎回(2000年、2002年)全日参加なんですけどね。

 昨年からBEACH STAGEが増え、更に今年はもっと室内にステージが増えて凄いことになってたんですよ。とにかく邦楽勢の充実振りがハンパじゃない。なもんだから、気づいたら邦楽勢ばかり観てるんですよ。この辺が、客層にも明確に表れてたように感じられましたね。ま、RIJF同様、都心に近い場所で気軽に楽しめるフェスって意味では、他の追随を許さない感じにまで成長してますけどね。

 でも、未熟な面もまだまだ多々見受けられましたよ。その辺もこれまたサマソニらしいんだけど。それでも過去参加した中では一番今年が楽しかったなぁ。これもRIJFの時同様、楽しみ方を覚えた証拠なのかもしんない。結構ブーブー言ってる人、多いでしょ。でも俺はそこそこ満足してんだよね。アクトに関しては文句ないし(そもそもメンツに関しては恐らく今年のフェスの中で最強なんじゃないの?)、いろんな面についても過去の教訓をそれなりに生かしてるようだし。けど、それが100にまで至らず、75〜80で止まっちゃう辺りが「サマソニ」なんだろうけど。でも、それに大して今年は文句とかないなぁ。だって「都市フェス」だしさ(で納得できる俺がいるわけですよ。昔だったらブーブー言ってたくせして)。

 さ、今回も例によってリアルタイムレポ+帰宅してから書いたライヴの感想を編集したバージョンでお届けします。アクト名の後の「※」は最初から最後までフルで観たライヴって意味です。それ以外は数曲だったり半分だったりと、全部は観てません。

 あと、今回は結構頑張ってリアルタイム更新したし、最後の最後でいろいろ考えることがあったので、非常に長くなってますので、覚悟して読んでくださいね(できれば時間がある時にな)。

■1日目(8/13)
[08/13 08:10]
 豪雨とまではいかないまでも、降ってやがります。チッ。墓参りしてた時は大丈夫だったんだけどなー。なんか出ばなを挫かれたような感じで、ちょっと出発を躊躇してます。
 雨だし、11時までに会場入りできればいいや、って気に(苦笑)。ま、そろそろ出ますよ。こりゃ雨具必須ですな。
 では、そろそろ‥‥

[08/13 10:14]
 うげーっ、駐車場スゲーことになってるよ! この時間でこんな出口付近かよ‥‥orz

[08/13 10:40]
 着いたー! リストバンドのフォント、サマソニっぽいなー。ひとまずメッセに入って乾杯します。
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[08/13 11:13]
 初っぱなはTOWERS OF LONDONを観るはずが、結局テナー。だってマリンまでの移動が(ry
 aと乾杯した後、テナー。かっけー。でももう少ししたらRIZEに移動。超J-ポッパーだな俺。ジャパンフェスじゃないんだからさ。

■ストレイテナー
 やっぱ3人になってから、かっけーのな。日向がいる/いないで、ここまで違うバンドに見える/聴こえるのも不思議。いや、2人時代も大好きで、カッコいいと思ってたけど。やっぱり新作「TITLE」からの曲がかなり良い。20分くらい観たのかな。

[08/13 12:00]
 RI雷図ZE、大入り。盛り上がったー。やっぱ "カミナリ" とかかっけー!

■RI雷図ZE(※)
 いつも勿体ないよなーって思ってたんだけど、その思いは今回も変わらず。何だろ、音だけ聴いてたら本当に欧米のそれと方を並べてもおかしくないはずなのに。決してジェシーが悪いとか日本語がダメってことじゃなくて、何か噛み合ってないんだよねぇ。
 けど、ステージング自体は非常に良かったです。客の入りもほぼ満員だったし。"日本刀" とか "カミナリ" 聴くとアガるね。

[08/13 12:03]
 メッセ内散策。フットバスやらアロマやら足ツボまであるのな。更に床屋て!
 どこに行きたいんだろう、サマソニは‥‥
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 飯食ったら、マリンスタジアムへ移動だ。さぁ、お待ちかねのオレンジレンジですよ!!

[08/13 13:22]
 レンジヤバス! 涙で前が見えない‥‥

[08/13 13:35]
 レンジヤバス!! 盛り上がりすぎ。つーか1曲も知らねー‥‥
 で、でもかっけー(多分)

[08/13 13:38]
 レンジヤバス!!! "上海ハニー" キターーーーー!!!

[08/13 13:46]
 レンジヤバス!!!! 客がタオルを頭上でクルクル回してるー。すげー!
 "キリキリマイ" キターーーーーーーーーー!!!!!

[08/13 13:49]
 レンジヤバス!!!!! 無事終了した。けど "花" やんなかった!(怒)
 今スタジアムでアナウンスが入って、ZAZEN BOYSは既に入場規制だってさー。一番小さいハコだしなー。そりゃそうでしょう。

■ORANGE RANGE
 なにやらヒットチューンはあまりやらなかったらしく(後半から観たもんで)、"チェスト"、"お願いセニョリータ"、"上海ハニー" くらいみたいよ。あとは "キリキリマイ" とか "以心伝心" とか。ま、その辺は聴けば判るんだけど‥‥残りが全部アルバム曲で、全然知らない曲ばかり。つーか、彼等なりの気負いみたいなもんが感じられた。ドラムが抜けて一発目とか、サマソニのマリンスタジアムで、日本人としてはこの日一発目とか。まぁファンが大勢いたので、空回りせずに済んだようだけど。来週、もう1回観て(笑)本質を見抜きたいと思う。ま、見抜けないだろうけど。

[08/13 14:29]
 BUCKCHERRYをスタンドで観る。「It's fuckin' R&R!!」ホントそれだけ。単純過ぎてかっけー

 日差しが急に強くなったせいか、今になって腕の皮が剥けてきた(笑)。

■BUCKCHERRY(※)
 Fuckin' R&R!って感じ。後から思い返すと、新曲とかやってたはずなんだけど‥‥全然記憶に残らない、悪い意味で言えば「どの曲も全部同じに聴こえる」という、1st時から何ら変わってないマイナスポイントが‥‥しかもこの辺りから晴れ間が覗いてスゲー暑くなってきたから、余計に辛かった。後半知ってる曲("Ridin" とか "Lit Up")が出て来て、なんとか気持ち盛り上がった。

[08/13 14:43]
 そういえば、会場のスクリーンで来日告知。PIXIESはクリマンで12月だって。(公演数)行けるだけ行こう‥‥

[08/13 15:05]
 ISLAND STAGE、人が入り過ぎて入場規制。更にライヴすら出来ない状態だって。ZAZENからずっと中断してるっぽい。
 これからアリーナでマッドカプセルマーケッツ!

[08/13 15:25]
 暑杉&人多杉。結局雨降らなかったし。
 スタジアムのアリーナ、入場規制かかりそう。人の流れ、出る方が皆無でドンドン大勢流れてくる。スタンドの入り口付近に既に長蛇の列が。しかもグランド、照り返しが凄くて暑すぎたので、ヤワな俺はスタンドに戻って観ることに(笑)。
 汗が引かない‥‥水分補給ばかりしてるよ俺‥‥さて、そろそろ始まるよー

[08/13 16:35]
 マッド!‥‥凄いバンドになっちゃったなぁ。いつの間にかギターが1人増えてるし。客の盛り上がりが尋常じゃなかったし。正直観ててゾクゾクしたよ。
 これから電スチャ観ます。

■THE MAD CAPSULE MARKETS(※)
 完全に欧米のノリ。OZZFEST帰りってことかしら(6月の。それ以来ライヴやってないよね?)、とにかくスケールがこれまで観たどのバンドとも違う。つーか、知らない間にツインギターになってて焦った。ドレッドヘアーの奴がいるし。
 曲は "TRIBE" から "PULSE" まで、あのアルバムの曲順通り。セットリスト自体は最近のグレイテストヒッツライヴといった感じで、目新しさは全くないんだけど、やはり迫力が全然違う。あと客の入りがハンパじゃなくて(入場規制寸前)それ観ただけで、胸が熱くなった。AIR JAM思い出すよね、場所が場所だけに‥‥

[08/13 16:53]
 電スチャ、メッセ着いたら始まってた。つーかコントだこれ(笑)。七尾旅人がゲスト。あの曲やるのかにゃ。

■電気グルーヴ×スチャダラパー
 言う事なし! グダグダサイコー!!!
 多分、'90年代初頭の電気やスチャの洗礼を受けた奴らなら、ツボ突きまくりなんじゃないの。満足し切った!

[08/13 17:45]
 電スチャ後、メッセのモニターで深紫鑑賞。まだ "Perfect Strangers" とかやってんのね。そんないい曲でもな(ry
 これからマリンに戻ります。

■DEEP PURPLE
 メッセのモニターで数曲。やっぱりスティーヴ・モーズとドン・エイリーは違和感あるね。しかもモーズのギターソロが‥‥"Smoke On The Water" や "Black Night" で弾きまくりなんだもん‥‥それに対して拒否反応とかはないけど、やっぱり「DEEP PURPLEみたいなもの」を観てる感じかしら。しかもモニター越しだし。

[08/13 17:52]
 マリン手前のひむぶテント。琉球デスコ待ちみたい。人イパーイ。
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[08/13 17:56]
 改めて、マリンスタジアム到着。さ、ここから2連チャンで盛り上がるぜー!
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[08/13 18:39]
 SLIPKNOT、マスク取ってた。1曲だけね。でもマスクと同じ色に塗ってた(笑)。
 
■SLIPKNOT(※)
 相変わらずバカだなー。野外で観ると、タダでさえ音数(楽器数)が多いのに、それが風に流されてグチャグチャに聴こえるんだよね。けど、ボーカルだけはしっかりしてるから、何の曲か判別がつくという。
 1曲だけ、全員マスクとってた曲があってビックリした。マスクと同じ土色だったり白塗りにはしてたけど、これやっちゃったらもう後ないじゃん‥‥っていう心配を俺がしてどうする。
 後半の代表曲オンパレードはやっぱり盛り上がるね。ホントいいメタルバンドですわ。メロイックサイン出しまくりでした俺。笑

[08/13 21:27]
 初日終了! ヤバス! なんだこのセットリストは!! いきなり "Wish" 〜 "Sin" 〜 "March Of The Pigs" て!
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[08/13 21:36]
 もう一枚。やっぱり "Hurt" で泣いた。
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■NINE INCH NAILS(※)
 ズルい、の一言。"Pinion" がオープニングSEで、そのまま "Wish" からスタートて! 中盤、新作からの曲と代表曲を混ぜつつ、いい感じのセットリストと構成だったように思います。正直、ライヴ盤と「WITH TEETH」聴いてればいいや、って感じのセット。
 圧巻だったのは、"With Teeth"、"Hurt"、"Starfuckers,Inc." 辺りかなぁ。いや、全部ハイライトだったけど。つーか今度のバンドメンバーは最強じゃないですか? 初期のリチャード・パトリックがいた時代に匹敵するステージングを見せてくれるよね、特にストリングス隊が凄く良い。曲によってはトレントより目立ってたし。
 最後の "Head Like A Hole" が終った時、早くも「あー俺の今年の夏フェス、終っちゃったなぁ‥‥」って気になったよ。DINOSAUR JR.観て、ミスチル観て、NIN観て‥‥もうあと観るもんないし、みたいな。ウソウソ、明日も黒烏があるし、来週にはエゾもあるし。また気持ちアゲていかなきゃ。

※8/17 20:53追記
 セットリストが判りましたので、追加しておきます(東京の方のみ。大阪では "Even Deeper" とかやったみたいね)。

  00. Pinion [Inst.]
  01. Wish
  02. Sin
  03. March Of The Pigs
  04. The Line Begins To Blur
  05. Something I Can Never Have
  06. The Hand That Feeds
  07. Terrible Lie
  08. Burn
  09. Closer
  10. With Teeth
  11. The Frail [Inst.]
  12. The Wretched
  13. Getting Smaller
  14. Gave Up
  15. Suck
  16. Hurt
  17. You Know What You Are?
  18. Starfuckers, Inc.
  19. Head Like A Hole

[08/13 22:12]
 先生大変です! 車何処に置いたか忘れてしまいました。てへ☆

[08/13 22:15]
 見つかった! てへ☆


■2日目(8/14)
[08/14 07:47]
 おはよう!
 ‥‥寝過ごした(笑)ま、今日も昨日と同じか、ちょい早いくらいの時間に到着っぽいです。といっても、多分カエラタンまで大して観たいものがないわけですが。
 さ、今日も気合い入れていきますよー! 当然車中のBGMはNINで‥‥(え)

[08/14 09:53]
 着いた〜。今日は忘れないよ! I-1な<駐車場
 会場入りま〜す☆

[08/14 11:46]
 BULLET FOR MY VALENTINE、ドラマー急病のため急遽キャンセル! 大阪公演の後、一体何が!?
 とりあえずBILLY TALENT観てます。

■BILLY TALENT
 去年だったか、輸入盤で買ってたんだけど‥‥全然観る気なくて。つーかどんな音だったかも覚えてなくて。ま、ただウルサイバンドだろうな、とは記憶してたけど‥‥スクリーモとはまた違うんだけど、なんかそれに近いような感じで、しかもガレージ色が強い感じというか。判りにくいなそれ。カナダのバンドらしいけど‥‥うん、嫌いじゃない。とにかくボーカルの声が個性的というか、歌い方がキンキン声で好き嫌い分かれるかも。後でCDを探し出して聴き直します。

[08/14 13:06]
 BEACH STAGEに来てみた。うみ〜
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[08/14 13:11]
 アハハ〜ぬるい〜
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[08/14 13:39]
 砂浜に座ってまったりしてます。程良い暑さと心地よい海風。動きたくねー
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■SAKEROCK
 いや、観てない。海辺で遊んでる時に、何故かZARDの "負けないで" のカバーが聞こえてきたので、とりあえずメモ程度に記録しておきます。ホントはこいつら観るためにBEACH STAGEに移動したんだけどなぁ‥‥海サイコー!みたいな。

[08/14 14:08]
 海楽しかった後ろ髪引かれる思いでメッセに戻ります。PUFFY〜カエラタンなり。

[08/14 14:33]
 PUFFY待ち。多分入場規制かかるわこれ。カエラも早めにこないとヤバいと思いま
す。
 さ、ハアハハするぜ!w

■PUFFY AMIYUMI(※)
 結局この日まともに観た最初のライヴがPUFFYちゃんでした。印象としては前回サマソニで観た時とあんまり変わらないかも。あれ3年くらい前か? 新曲(米盤に入ってた英語曲)や最新シングルが増えたくらいで、基本的には代表曲のオンパレードといった感じ。そりゃみんな歌えるわな。でも一番盛り上がったのが実はGREEN DAYのカバー "Basket Case" だったという。最もサマソニらしかった瞬間だったね。俺も思わず前方に突進してたもん。そんなPUFFYも来年で10周年ですよ‥‥ホント自ら言ってた通り、「しぶとい」よなぁ、と。

[08/14 15:27]
 カエラ待ち。MOUNTAIN STAGEは全体30分近く早く進行中。黒烏観てからでもOASIS観れそう。
 これからカエラ。相当前に来てしまった。どんだけファンなんだって話ですよ。

■木村カエラ(※)
 ゴメン、PUFFYの時よりも更に前にいた。つーか春にAXで観た時よりも、更に前に‥‥前方で観たライヴ、この2日間でこれだけだよ‥‥どんだけファンなんだって話ですよ、ええ。
 前半に疾走系の曲を固めて、ダイバーを続出させるセットリストがとにかく圧巻。前半に "リルラ リルハ" を持ってくる配置もなかなか。中盤〜後半にミドル系の聴かせる曲を持ってきて、あーカエラって意外と歌上手いんだーと一見客に印象づける作戦も良かったんじゃないかな、と。最後の "happiness!!!" まで気持ちよく聴けた。多分カエラ本人がサマソニ等の夏フェスに過去客として来てたりして、そういうフェスが好きだから‥‥凄く楽しそう・楽しもうっていう気持ちが伝わってくるライヴだったように思います。って贔屓目入ってるけどな。

[08/14 17:00]
 これから乾杯します。BLOC PARTY終了後、MOUNTAIN STAGE後方の落書きスペース前にてテキューしますので、お暇な方は是非参加願いまーす!

■BLOC PARTY
 カエラ終わってから移動。数曲だけだったけど、これで十分だったよ‥‥噂どおり、ホント演奏ヘタクソな!(笑)いや、若さ故の勢いは感じられたし、俺は「これはこれで良し」と思った。賛否あるだろうけど。これを手堅く演奏したら、多分ダメなんだと思う。ほら、LIBERTINESが演奏上手かったり安定してたら、あんまり興味ないでしょ?(それとは違うか)
 今の若手ネオ・ニューウェーブ系に総じて言えるんだけど、みんなアルバム以上に粗々しくてパンキッシュなんだよね、ステージでは。フジで観た(そして他人から伝聞した)その手のバンドが皆演奏上手かったとは思わないけど、それ以上に「ワイルドだった」という事実が全てを物語ってるんじゃないでしょうか。そういう時代なんだろうね、2005年て。
 BLOC PARTYも「ハイプじゃねーの?」とかいろいろ耳にするけど‥‥まぁそれ言ったら、現存するこの手のバンドの大半がハイプだしね、それもまた2005年らしくていいかな、と。
 でも‥‥正直、単独ライヴじゃなくて良かった、とも思ったのもまた事実。1時間以上はキツイわこれ(笑)。

[08/14 17:16]
 テキュー! ハイネケンが冷え冷えでウマイ!
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■PUBLIC ENEMY
 ビックリした。確認程度の意味で覗いたんだけど‥‥これ、思いっきりヘヴィロック/ファンクロックじゃんよ! すっげーかっけーのな。ビックリした。いや、PEがかっこ悪いなんて思ってはないけど、想像を遙かに絶する内容で、ホント鼻血出るかと思った。気づいたら、踊ってたもん。そして "Bring The Noise" が早々と演奏され、血管ブチ切れそうになった。ここで昇天したもん。
 その後、電池切れたかのように、ビールすすりながらまったり観させて(聴かせて)もらってましたが‥‥このスタイルでアルバム作ってよー。いやそれは違うか。ライヴならではの「生々しさ」がホント格好良かった。これ見逃した人はホント後悔するといいよ。

■TEENAGE FANCLUB
 通りがかりに2曲だけ。今回はスルーしようと思ったんだけど、さすがに "Sparky's Dream" と "Everything Flows" の2連発を聴かされたら‥‥後悔もしますよ! ま、東京では "Neil Jung" やらなかったみたいだけどね(大阪ではやったってさ。クソー! あと東京1曲目は "Hang On" だってさ。えーっ)。けど相変わらずそうで何より。単独公演には絶対に行くから!!!!!

[08/14 19:19]
 入場規制情報。マリンスタジアム、入れないそうです(スタンドもヤバイらしい)。黒烏、ガラガラだもんなぁ‥‥

■THE BLACK CROWES(※)
 とにかく見てくれが小汚くなっててビビッた。1999年のフジロックが最後だったんだけど、あの時の「衣装」はどこへ消えたの‥‥ってくらいに髭+小汚い普段着のクリス。ま、リッチあたりはそれらしい格好してたけどさ。
 音は変わってなかったのでひと安心。選曲も1〜3枚目中心だったから、名曲のオンパレードだしな。かと思うと、実は外してた曲も多いんだよね。その辺は、まぁ60分のセットじゃねぇ。
 賛否はあるんだろうけど、俺は以前から「今こそCROWESを『JAM BAND』として認識すべき!」って提唱してたので、ここらでその手のバンドが好きな人にも再評価してもらえたらって思うんだけど‥‥ま、最もジャムバンド的だったのは、'90年代中盤辺りなんだけどね。さすがにこの日は1曲を20分も演奏することはなかったけどさ。
 前半踊りまくって、中盤のスローパートで後方に移動してまったり座って聴いて、ラストの "Remedy" で感極まって立ち上がって踊りまくり。やはりフルステージを観たいよな。しかも野外で。「Field of Heaven」でさ。

[08/14 20:02]
 マリン到着。かろうじて入れた。まだ始まってない。30分押し?椅子がないので階段に直に座ってます。

[08/14 21:35]
 9時20分、全行程終了。正直、スタジアムの良い面と悪い面が明確に表れたライヴだったなぁ、OASIS。
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[08/14 21:36]
 今夜も花火。
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[08/14 21:51]
 スゲー微妙。サマソニの〆がこれかぁ‥‥
 良くないものについて書くのは好きじゃないし正直書かなきゃいいんだろうけど‥‥それでもデビューから数年は関東全公演行く程好きだったバンドだし、やっぱり書かせて。OASIS楽しんだ人は読まないこと。
 今まで観たOASISの中で、1曲を除いて、過去最低だったと思う。詳しくは帰宅してから書くけど。バンドや、それをとりまく全てが空回りしてた気がする。

[08/14 21:59]
 こんなブルーな気持ちで帰ることになるとは思ってもみなかった。アルバムも3曲が限度だったし、もう潮時かなぁ。周りがサイコーって無邪気にはしゃいでるだけに、余計に、ね‥‥

■OASIS(※)
 セットリスト、こんな感じみたいよ。

  01. Turn Up The Sun
  02. Lyla
  03. Bring It On Down
  04. Morning Glory
  05. Cigarettes & Alcohol
  06. The Importance Of Being Idle
  07. Live Forever
  08. The Meaning Of Soul
  09. Mucky Fingers
  10. Champagne Supernova
  11. Rock'n'Roll Star
  12. Wonderwall
  13. Don't Look Back In Anger
  14. My Generation [THE WHO]

 大阪/東京共同じセットリストで、アンコールなし。 今年のサマソニはアンコールやったって話、殆ど聞かないね(ギミギミズはやったようですが)。 BLACK CROWESも時間たっぷりあったのに、一切やらなかったし。
 で、OASIS。 まずさ、新曲が全然胸に突き刺さらない。 ま、これは個人の趣味や感性の問題もあるでしょうから、おいておきます。
 んで、次が新しいドラム。多分ザック・スターキーだよね? んとさ。間違いなくOASISに合ってないと思う。いや、新曲は別として、過去の楽曲に合ってないんだよね。これは去年のグラストやその前のクラブツアーの時の音源聴いた時も感じてたけど、凄い重いのね。で、後ノリっぽいから、前のめりっぽい曲(特に1st)になると、全然違うんだよね、聴こえ方が。 え、ノエルさん、バンドをそういう方向に持っていきたいの?
 最後に。もうさ、スタジアムとかデカイ会場、よそうよ。特に日本の場合、全然コール&レスポンスできないし、まずリアムの癖のある訛りが聞き取れないから、次の曲名とかコールしてもほぼ無反応。イントロ聴いて大歓声、みたいなのがずっと続いて、結構リアム苛ついてたよね。
 勿論悪いことばかりじゃなくて、"Don't Look Back In Anger" でのサビの大合唱。あれは正直鳥肌立った。俺は、OASISにこういうのを求めてたのにさ、横浜アリーナクラスでも合唱がおこらない。けど、曲はもの凄い勢いでみんな歌ってた。さすがのノエルもちょっと驚いてたよね。で、曲が終った後にふてくされ気味のリアム。そりゃ立場ないわな。
 んで、その次に最後の曲、THE WHOの名曲 "My Generation" やるわけじゃないですか。盛り上がるの、最初だけなのな。段々尻つぼみで、アリーナ後ろの方なんて、ただ棒立ち。結局、ノリが良かったのって、アリーナ前方の、ほんの一部だけって印象。
 まぁそういうのは別としても、やっぱり曲聴いてる時の違和感な。これが一番大きかった。しかもさ、緊張感があったり、逆に完全にエンターテイメントとして割り切っちゃうならまだしも、すごくまったりし過ぎちゃってんのな。ありゃマズいわ。
 クアトロとかチッタ、リキッドで観て、苗場での大合唱に感動した俺だけど、曲はホント辛かったわ。アルバムが(俺的に)全然ダメだったってのも大きいんだけど。ネガ要素強かったしね。


 最後はちとネガな感想になってしまいましたが‥‥OASISに期待してて、実際楽しめた!という人に水を差すようで大変申し訳ないですが、これが俺の正直な気持ちです。

 さ、最後のまとめ。2日間通してのベストアクトは、文句なしでNINE INCH NAILSです。これは観た人なら誰に聞いても同じ答えが返ってくると思う。って言い切っても過言じゃないくらい、本当に素晴らしいものだったと思います。期待がかなり大きかったけど、それに応えてくれて、更にそれすら上回るような本当に最高のステージでした。もう今年、これを超えるようなライヴには出会えないかもしれない‥‥って思う程に。ま、俺の場合は思い入れも過剰ですから余計にそう思うわけですが。

 それ以外だと‥‥何だろ、結構みんな良かったと思うんだけど。BLACK CROWESも久し振りに観れて感激だったし、MADの貫禄、SLIPKNOTのバカっぷり等いろいろあるけど、やはり最後はNINなのかな。ゴメン、今回はこれで許してよ!



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投稿: 2005 08 17 12:30 午前 [2005年のライブ, Billy Talent, Black Crowes, The, Bloc Party, Buckcherry, Deep Purple, Mad Capsule Markets, The, Nine Inch Nails, Oasis, ORANGE RANGE, Public Enemy, PUFFY, RIZE, Slipknot, SUMMER SONIC, Teenage Fanclub, 「フェス」, ストレイテナー, 木村カエラ, 電気グルーヴ] | 固定リンク | コメント (1) | トラックバック

2005年2月20日 (日)

「SONICMANIA05」雑感 (1)

 ちょっと報告が遅くなってしまいましたが、先日東京・大阪にて同時開催された屋内型の冬フェス「SONICMANIA05」に行ってきました。昨年からこの時期に開催されるようになって、実質まだ2年目という新しいフェスですが、そこは「SUMMER SONIC」で培われた経験を上手く活かした、非常に機能的な『都市型フェス』だったと思います。

 正直なところ、俺はサマソニとかって全然思い入れもないし、殆ど行ったりしないわけですが、今回は珍しく2日共行くことにしましてね。単純に観たいメンツが多かったってのもありますが、それ以上に‥‥今年は「MAGIC ROCK OUT」が開催されないそうなので、『2005年のフェス始め』が夏まで待たねばならなくなりそうと気づき、まぁ丁度休みだし、地元・千葉だしってことで、頑張って行ってきたわけですよ。

 いざ行ってみたら‥‥いろいろと面白い、いや、凄い経験を沢山しましてね。まぁその辺については追々語っていくとして。簡単に各アクトの感想なんかを書いていくことにしましょう。2日分あるんで、数回に分けて書くことにします(注意:すっげー長いので、この先は時間がある時に読んでね)。

■THE DAY 1 (2/5)

 この日はどちらかというと新世代ギターロック系がメインってことになるのかな? ヘッドライナーのGOOD CHARLOTTEにしろアジカンにしろKASABIANにしろ、国や音楽性は違っても、基本にあるのはギターを中心としたロックってスタイルですしね。まぁ乱暴なこじつけですけど。

 当日はほぼ定刻に入場。ただ、入り口がひとつしかなかったから入場にちょっと手間取りましたね。別の場所でリストバンドだけ交換とかすればいいのに‥‥とか思ったら、ソニマニってリストバンドが紙製なのね。びっくりした。勿論、ちょっとやそっとじゃ破れないようにコーティングされた丈夫な作りなんですが、これってやっぱり転売対策なのか、あるいはコストを抑えるための対策なのか。どちらにしろ、こういう辺りにも『都市型フェス』っぽさを感じましたね、個人的に。

 東京はオープニングアクトと称して、2組の日本の若手バンドが各20分くらい演奏。その辺から感想を書いていきますか。


■GREAT ADVENTURE
 昨年末に「FACTORY」で観た時のショートバージョンといった感じで、特に印象が変わることはなく、いい感じだったんじゃないかな、と。このままTHE DEPARTURE辺りに続いていたら、きっと彼らのファンにも好意的に受け入れられたんじゃないかな、と思ったんだけど。何せ入場にみんな手間取ってたので、客が少なかったのが残念。


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■惑星
 実は惑星観るの、今回が初めてでして。今までイベントやフェスなどでニアミスはしてたんですけどね。で今回初めて観ての感想は、ズバリ良かった!と。スリーピースの非常にシンプルなバンドアンサンブルなんですが、それぞれの楽器がしっかり鳴ってるし、自己主張も強いし、とにかくカッコイイなと。佇まいもいいし、特にドラムの女性、凄く上手くてそれでいて凄く見せるのが上手いな、と思いました。ただ残念ながら、初日のオープニングアクトってことで音響面で満足いくものが得られませんでした。まぁメッセ自体が元々ライヴとかやるような場所じゃねぇしな。 


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■NINE BLACK ALPS
 マンチェスター出身の4人組ギターロックバンド。全員がエリオット・スミスとSONIC YOUTHが大好きでバンド結成したそうな。まだEP2枚(しかも7インチ盤)しか出してない存在で、今年の初夏には大手「INTERSCOPE」からアルバム出すという、期待の新人らしいのね。
 けどさ、全然引っかからなくて。数曲観て/聴いて感じたのは、『鬱っぽくないNIRVANA』といった印象。ボーカル・ギターの子の印象もどこかカートっぽい。悪くない。けど決定的な何かが足りない感じ。優等生っぽ過ぎるのかな。病んでないから、その人の良さが表れちゃう、みたいな。それが良い/悪いって意味じゃなくて、なんだか音やスタイルの割りに、そういう面で損しちゃってる気がするんだよね‥‥アルバムに期待、かな。


■DOGS DIE IN HOT CARS
 正直な話、この日はTHE MARS VOLTAとこのバンドが観れればいい!くらいの気持ちで臨んだんですよ。昨年出たデビュー盤、ホントに良かったからね。ライヴも全然想像つかなくて、どんな感じなのかなぁ‥‥と思ってたら‥‥
 コイツら、やっぱりタダ者じゃありませんでしたよ! アルバムのみならずライヴも素晴らしいバンドでした。
 決して上手くはないけど、前のバンドにはない「何か」をちゃんと持ってる。大学生がサークルで組んだバンドがそのままデビューしちゃいました的ドン臭さを見事に残しつつ、逆にそこがサウンドとパフォーマンスとのギャップに拍車を掛けて、凄く良かったなぁ、と。非常に'80年代的。XTCのみならず、そのルックスからふとTALKING HEADSも思い浮かべてしまいました。やっぱりここ数年のニューウェーブ・リバイバルの流れにいるバンドのひとつなんだな、と再認識。ルックスが良ければいいってもんでもないのよね。特にキーボードのネエチャンのイカレっぷりがサイコーでした。


▼DOGS DIE IN HOT CARS「PLEASE DISCRIBE YOURSELF」(amazon


■STRAIGHTENER
 ストレイテナーを観るのは随分と久し振りでして‥‥ベースの日向か加わった3人体制になってからは初めてだったんですよね。直前に「TITLE」という非常に素晴らしいアルバムをリリースした後のライヴだけに(って聴いたのはライヴ後なんですが)、その勢いを良い意味で絞り出すことができるか、そして洋楽目当ての客をも巻き込むことができるか‥‥非常に楽しみにしておりました。
 が、いきなり日向のアンプが不調。ベースのゴリゴリ音が全然出てなくて、頭2曲は乗り切れず。不完全燃焼。結局アンプヘッドをまるまる取り替えたり、ベースを変えたり等して途中で空白の時間が出来てしまうんですが‥‥そこをホリエが繋ぐ訳ですよ、MCで。「ハロー、トキオーッ!」とか「ボクタチワ、ストレイテナート、イイマス」っていうインチキ外タレMCで。後はサマソニやソニマニは以前GORILLAZが出演した時(2001年夏だっけ?)に来て以来、とか思い出話を語ったりして、場を見事に和ませておりました。その後は新作メインで勢いがつき、見事に持ち返してました。テナー目当てのファンも多かったみたいですね。にしても‥‥ホントいいバンドになったもんだ‥‥ ちょっと感慨深かったよ。


▼ストレイテナー「TITLE」(amazon


■そしてバックステージへ‥‥
 テナーを途中で泣く泣く断念して、予定の集合場所へと急ぎました。バックステージ招待の当選者は当初4名と聞いていたのですが、俺の聞き違いだったのか実際集まったのは5名(男2、女3)でした。HMVのスタッフ2名とクリエイティヴマンのスタッフ1名が事前説明等をしてから、ステージ脇のカーテンをくぐって、いよいよバックステージへ潜入‥‥
 入った瞬間に、長身のアフロがスケボーに乗ってこっちに向かってくる‥‥っ! よくよく見たらそれ、THE MARS VOLTAのセドリックが‥‥っ!! ここで完全にフリーズしましたね。つーか、メチャメチャ柔らかい表情でしたよ。
 その後、ステージ裏を通ってプレスルーム等を案内されました。あ、ブライアンも目撃。元気そうで何よりでした。
 丁度MTVがステージを終えたばかりのDOGS DIE IN HOT CARSを取材してる最中で、我々はそれを静かに見学。暫く見学した後に、再びステージ裏に戻ると、今度は丁度今ステージを終えたと言わんばかりの熱気に包まれたテナーの3人が、何やらVTR撮影していました。それを遠目に見学しつつ、最後はSTERIOGRAMのステージを袖付近から見学。当然彼等は目の前を通って行きましたよ。あ、基本的に話しかけるのは厳禁なので、ただ見学するのみ。それだけが心残り。
 まぁこんな感じで、貴重なフェスの裏側を体験してきました。実質30分程度の見学でしたが、かなり濃い30分でしたよ(もっと詳しい内容は、当日に放送された「RADIO TMQ」でコメントしたのですが‥‥まぁ残りはラジオ聴いてくれた人のみの特権ってことでひとつ)。


■STERIOGRAM
 昨年のフジロックでチラ見した程度だったので、しっかり観るのは今回が初。メンバーがRAMONESのTシャツとか着てたりパンク的な煽りをするのでてっきりそっち方面なのかと思いきや、やはりアルバムの音通りハードロック寄りのバンドでしたね。世が世なら間違いなく「BURRN!」辺りで『新世代バンドがニュージーランドからっ!』みたいなもてはやされ方をしたのかな、と。悪くはないけど、個人的には音源だけでお腹いっぱいな存在かな、と。進んで単独公演を観に行くタイプじゃないですね。勿論、悪くはないんだけどさ。
 あとね。ここまで観てほぼ全てのアクトで感じたことだけど‥‥音が悪過ぎ。全てにおいて、ね。まぁ初日ってことでセッティング調整が上手くいってない?って面も多々感じられたかな。まぁそれはこのバンドの評価とはまた別の話ですが。


▼STERIOGRAM「SCHMACK!」(amazon


■GUITAR WOLF
 ギターウルフ、キターッ!って感じですよ。急遽キャンセルになったKINGS OF LEONの代役として登場しましたが、完全にひとり勝ちな印象。つーか相変わらず轟音過ぎ。「幕張ベイベーっ!」炸裂ですよ(意味判んねー)。耳痛ぇよマジで。結局数日間、この時の影響が実生活にまで残ったもんなぁ。
 第一声「ロッケンロー!」 "ミサイルミー" 〜"ジェットジェネレーション" といった名曲の数々、キター! 最後は "環七フィーバー" 〜 "ロックンロール・エチケット"。もう何も言うことないでしょ?
 バカサイコーっ!!!


▼GUITAR WOLF「LOVEROCK」[US盤](amazon


■THE MARS VOLTA
 息を飲む、とは正にこのこと。最初から最後まで一瞬たりとも目を離せなかった。曲は全部セカンドから(だと思う)なもんで全部初聴きなんだけど、もういろんな意味で圧倒的。演奏力が凄いのは今に始まった話じゃないけど、視覚(セドリックやオマーのパフォーマンス)が凄いのもこのバンドの魅力であり、凄味なわけですよ。
 あのね、今このセカンドが出るタイミングで、絶対に観ておくべきだよ。明日の大阪、既にソールドアウトの単独。無茶してでも観て欲しいです。

  [SETLIST]
  1.Take The Veil Cerpin Taxt
  2. Drunkship Of Lanterns
  3. Cygnus...Vismund Cygnus
  4. Roulette Dares (The Haunt Of)

‥‥思いっきり1stの曲ばっかりだった(汗) 何を聴いてたんだ俺は‥‥けど、そんなことも忘れさせるくらいに強烈なライヴだったってことですよ!!!(と自己弁護)


▼THE MARS VOLTA「FRANCES THE MUTE」(amazon


■KASABIAN
 いい加減疲れてきました‥‥眠い。座ってまったり観てます。
 このバンドに対しては音源を積極的に聴いてはいるものの「あれっ、5人組だっけ?」という程度の知識しかないです。でもシングル出た時真っ先に「とみ宮」で絶賛したしラジオでもかけてたし。アルバムも好きですよ。
 けどライヴには何の期待もしてなかったのね。この手のUKバンドにありがちな、淡々と進行するタイプだろうと、音から想像してて。客を置いてきぼりにしそうなね。コミュニケーションとはおよそ無縁な。なんたらテロリストとかいう触れ込みや、STONE ROSESを彷彿させるコミュニティーとしての盛り上げとか、その辺にレコード会社の作為とか感じちゃって、あと一歩が踏み出せなかった部分もあったのかな。
 けどさ、実際にライヴを観たら、意外と表情豊かなのね、音も実物も。想像以上にカッコ良くて、ちょっと嬉しかったりして。ハッキリ言って、曲はアルバムよりも遥かにライヴの方がカッコいいよ。確かに「これは音源向け」「これはライヴ向け」っていうタイプの違いは曲によってあるんだけど、明らかにライヴの方が良かった。彼等もその辺は切り分けて考えてるのかな、そんな気がしました。
 ベロンベロンに酔っ払ってる時に観たいバンドだな、と。本来ならトリップした方がいいんだろうけど‥‥日本じゃクスリは御法度だからね。


▼KASABIAN「KASABIAN」(amazon


■ASIAN KUNG-FU GENERATION
 アジカンは去年のフジロック以来かな。傑作アルバム「ソルファ」後のライヴだけに、個人的には期待してた部分もあったんだけど‥‥客のノリに着いていけなかったかな、と。明らかに、このライヴの時だけ、客のノリ・反応が全てにおいて他のアクトとは異なるものだったのね‥‥言い方悪いけど、サマソニに来たらアジカンの時だけジャパンフェスになっちゃった、みたいな。そんなノリ。決して批判してるわけじゃないし、ジャパンフェスが悪いってわけでもないんだけど、それくらいの違和感があるライヴでしたね、後ろから観てたら余計に感じたもの。
 アジカン目当てのお客が相当数いたことも判ったし、ギターウルフやMARS VOLTAの時に前の方陣取ってつまらなさそうな顔してたり、挙げ句の果てに携帯で話してる奴もいたりとか。それらが全てアジカン目当ての客とは限らないけど、明らかに前の方の雰囲気がいつものフェスとはちょっと違う気はしてたのね‥‥いや、決めつけはよくないな。
 話を変えましょう。アジカン自体の演奏は可もなく不可もなくといった印象。夏フェスの時と比べると、ちょっと調子悪いのかな?という雰囲気が。つーかゴッチ、かなり苛ついてるように感じられたんですが。あれを指して「今日のゴッチはノリノリでした。テヘ☆」とはお世辞にも言えないですわ。何となく、空気が読めたのかもしれないし‥‥いや、これ以上の邪推は止めておきましょう。
 曲はやっぱり良かったね。全部知ってる曲だったし、オープニングの "サイレン" から怒濤のシングル曲連発でしたから。けど、思ったよりも短く感じられたんですが、気のせいじゃないよね?


▼ASIAN KUNG-FU GENERATION「ソルファ」(amazon


 ホントはこの後、GOOD CHARLOTTEが残っていたんですが‥‥ゴメンなさい、どうしても当日は23時までには帰宅したかったので、観ずに帰りました。幸い(幸い?)彼等に全く興味もなかったもんで、アッサリと帰ることができましたよ。

 そしたらさ‥‥俺と同じように、帰る客の多いこと、多いこと‥‥やっぱりアジカン目当てかよっ! つーか俺まで同じような目で見られちゃうじゃんかよっ! なんてことは思いませんでしたけど、やっぱり「ん ん〜っ」と思わざるを得ない光景でしたね。折角いろんな音楽と出会えるチャンスなのに‥‥全部にかぶりつけ!とは言わないまでも、何か‥‥自分でラッキーなチャンスを台無しにしてるように感じるのは、気のせい? う〜ん‥‥(2日目に続く)

投稿: 2005 02 20 12:00 午前 [2005年のライブ, ASIAN KUNG-FU GENERATION, Dogs Die In Hot Cars, GREAT ADVENTURE, Kasabian, Mars Volta, The, Nine Black Alps, Steriogram, 「フェス」, ギターウルフ, ストレイテナー, 惑星] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2003年4月27日 (日)

ELVIS Jr. Vol.6「JUMPIN' ROCK FLASH」@CHELSEA HOTEL(2003年4月26日)

昨年秋だったか、フジテレビで始まった深夜番組「ELVIS」というのがあって、まぁ早い話が「FACTORY」の姉妹番組なわけですよ。「FACTORY」は単にライヴを流すのがメインなわけですが、この「ELVIS」の方はもうちょっと情報色が強く、尚かつインディ系/メジャー新人がメインというのがポイントでしょうか。また「FACTORY」は基本的にフジテレビ局内での無料ライヴで観覧応募制なのですが、「ELVIS」はイベントという形で通常のライヴハウスでお金を取って行うライヴが多いというのも大きな違いですね(‥‥で合ってますよね?)

で、今回その「ELVIS」が企画するイベント「ELVIS Jr.」というのに急遽観に行くことになりまして。当初出演者は4組という話でしたが、当日行ってみると更にもう1組加わった合計5組、約3時間半に渡る長丁場になったのでした。というわけで、各バンドについて簡単にコメントしていきたいと思います。尚、各バンドの演奏時間は皆30分前後で、トリだから長くやる、アンコールがあるというわけではなかったようです。但し、急遽出演の決まったつばきのみ、時間が割けない理由からか、たった3曲、時間にして10分程度でした。


◎OUTLAW

初めて聞く名前でしたが、3人組バンドで何というか‥‥悪くはないんだけどありがちな「青春パンク」といった印象。個人的には進んで聴くタイプの音でもないし、CDも買うことはないだろうなぁ‥‥まぁ一発目ってことで、かなり気合い入ってたようですが‥‥ゴメン、それ以上の感想はないわ。


◎SOME SMALL HOPE

男女4人組。ボーカル兼ギターとドラマーが女性だったと記憶してます。前のOUTLAWよりは悪くはなかったけど‥‥う~ん‥‥ごめんなさい、これも好みとはちょっと違うかな。ただ、ドラムが意外とパワフルだったのと、ボーカルの声質が意外と好みだったこと。これは書いておくべきですね。曲調もありがちな「青春パンク」以上に幅広い、とは感じたし。これからメキメキと実力を付けていくバンドなのかな、と思いました。もうじき出るWEEZERのジャパニーズ・トリビュートアルバムにも参加するようなので、WEEZER好きでこの手のバンドにも興味がある人、あるいはその逆の人も聴いてみるといいのでは、と思います。


◎つばき

急遽出演が決まったトリオバンド。この人達もWEEZERトリビュートに参加するのか。で、このバンド‥‥演奏力もしっかりしてて、曲も今までの3バンドの中で一番しっくりきた。悪くないどころか、かなりいいんじゃないかな。他のバンドが30分程度演奏したのに、彼等だけたった3曲だったのは恐らく当日近くになって出演が決まったからでしょうね。何にせよ、客からのリアクションも良かったし、俺もそれまで感じていた眠気を一切感じずに済んだのだから、多分本当に良かったのでしょう。今度はもうちょっとじっくり観たいな。


◎ASIAN KUNG-FU GENERATION

実はこのライヴを観ることになる前日にメジャーから再リリースされたばかりのアルバム「崩壊アンプリファー」を買ったばかりで、実際には聴く前にライヴに挑むことになったわけですが‥‥イイ! これは一発で気に入った。多分多くの人がジャケットの絵柄やアルバムタイトルから椎名林檎的なものをイメージするだろうし、またその音楽性や曲調からナンバーガールやくるりをイメージするかもしれないけど、そういったフォロワーでは終わらない何かを感じるに十分なステージでした。そういえばライヴスタート前にもナンバガが流れてたな‥‥


◎ストレイテナー

観る度に人気が上がってるような気がする彼等。この日も恐らく一番人気だったのではないでしょうか? CD音源を持っているわけではないので何とも言えないですが、先日リリースされたニューマキシがメインだったのかな。その他は曲のイントロで客が「うぉー!」って騒ぐので人気曲なんでしょうけど、曲の幅も前回観た時よりも広く感じたし、いろいろ遊び心も感じられるし、まだまだ良くなっていくような気がしましたね。多分、今年の後半に彼等を観る機会があったら、きっとこの日の数倍良くなってるはずですよ。ドラムとギターという制約があるにも関わらず、これだけ可能性を秘めたバンドというのも珍しい。フルアルバムが出た暁には是非買って、ここで取り上げたいと思います。

投稿: 2003 04 27 05:25 午後 [2003年のライブ, ASIAN KUNG-FU GENERATION, ストレイテナー] | 固定リンク

2003年3月24日 (月)

「fuzz maniax」@SHIBUYA-AX(2003年3月22日)

  昨年12月にも参加した同イベントに今回も行ってきました。前回はピーズ目当てだったわけですが、今回はthe pillowsが一番のお目当て。2月に観た単独ライヴが素晴らしくて、もう一度観たくなって急遽取った今回のチケット。更に前々から興味があったHermann H. & The PacemakersやBAZRA、スネオヘアーといったアーティストも出演。前回よりも興味をそそるメンツなだけに、一体どんな客層になるのか想像できませんでした。

  開演時間ギリギリに会場入りしたんですが‥‥前回はスカスカの入りだった記憶があったんですが、今回はスタート時点で既に大入り。とりあえず真ん中より前の方へ移動して、BAZRAを楽しむことにしました。


◎BAZRA

  北海道のバンド、トリオ‥‥去年の今頃はその程度の知識しかなかった自分だったけど、その後「FACTORY」に出た時の映像を観たりCD買ったりで何となく全体像は掴めた感じだったんですが‥‥どうもライヴ映像と音源との間に違和感を感じていたんですね。どっちがより優れてるとか劣ってるとか、そういった次元の話ではなくて‥‥けど、この日のライヴを観て実感しました。このバンドは絶対にライヴを先に観るべきバンドだ、と。とにかく上手い。ボーカルの声量・迫力・説得力、どれを取っても納得いくし、更にギターもかなりの腕前。必要以上に歪ませず、どっちかっていうとスカスカな部類に入るんだけど、ベースがかなり動き回るフレージングなので、逆にそういう音質の方がバンドに合ってるのね。アンサンブルはかなり考えられてると思ったし、曲もよく出来てるし、演奏力もしっかりしてる。うん、こりゃ確かにいろんな人がオススメするわけだわ。

  帰宅して改めてCDを聴き直したんだけど‥‥曲はいいはずなのに、やっぱりライヴでのあの「ノリ」を完全に再現しきれてないように思うわ。この際、ライヴアルバムとか1枚作ってみてはどうでしょうか? 単独で一度じっくり観てみたいバンドのひとつですね。あとは野外。そう、絶対に野外向き。それこそ苗場とかエゾみたいなフェスで観てみたいバンドだと思いますね。


◎ART-SCHOOL

  実はかなり苦手なバンド。そもそも、昨年のフジロックで深夜、彼等がニューカマーテントで演奏してたわけですが‥‥ギターのチューニングは狂ってるわ、歌のピッチはずれてるわで‥‥安眠妨害されたってのがずっと俺の中に残ってる訳ですよ。

  で、この日のライヴは‥‥演奏そのものは独特な、このバンド特有のノリってのが既に存在してるんだけど、歌に関しては‥‥正直、今の俺には必要ないかな、と。いや、今の若い子達にとっては彼等が救世主的存在なのか、あるいは新たなるカリスマ誕生なのかもしれないけど‥‥別に安眠妨害を根に持ってるわけじゃないけど(いや、多少はあるけど)、やっぱり自分には必要ないバンド。それ以上でもそれ以下でもなく。ファンの人には悪いけど、多分今後も進んでCD買ったりライヴに足を運んだりはしないと思う。ちょっと前までは気になる存在だったんだけど、出してる音とメッセージとメディアの取り上げ方全てが、今の自分には違和感があるんですよ‥‥申し訳ない。


◎スネオヘアー

  アーティスト名やソロユニットだというのは知ってる程度で、実は音を聴くのも今回が初めて。ジャケットのイメージがあるんでキワモノ的なのかと思いきや‥‥ちょっとそんな感じかも‥‥いや、いい意味でね。つうか完全なるエンターテイメントとして演じきってる(あるいは完全に地)って意味で、前のバンドと非常に好対照でしたね。そうそう、今の俺にとって必要なのは、こういう音なのよ。

  音楽的にはギターポップというか、かなりパワーポップ色の強いバンドサウンド。もっとクセのあるボーカルかと思ってたけど、生理的嫌悪感を感じるようなものではなく、むしろ個性的の範疇に入る程度なので全然ノー問題。むしろ積極的に聴いていきたい感じ。いや、かなり気に入った。後でCDちゃんと買います。

  曲が良い、言葉がしっかり聴き手に届く、バンド自体もしっかりしてる(ギターの人は椎名林檎の元夫という話ですがホント? → ゴメンナサイ間違いでした。ベースのイワイエイキチ氏が林檎のサポートメンバーだったそうです)、そして話芸(MC)もしっかりしてる。完全なる芸人体質なんでしょうね。いや、俺はこういう人大好きなんで。また観たいなぁと素直に思いました(ここまでの流れで、何となく最近の俺の傾向が伺えるんじゃないでしょうか?)。


◎ストレイテナー

  ゴメン‥‥前回観てるんで、今回はいいか、と思ってフロアから出て、ロビーでダベッてました。ま、その合間にモニターに映った映像はチラリと観てたわけですが‥‥もの凄い盛り上がりでしたね。前回もまずまずだったんですが、今回はあの数倍の盛り上がり。今日会場に来た客層にフィットしたってことでしょうか?


◎Hermann H. & The Pacemakers

  ヘルマンはずっとライヴを観てみたいバンドだったんだけど、なかなか切っ掛けがなくて、今回やっと初めて観ることが出来ました。が、今年に入ってまずギターの人が脱退してしまい、ちょっとどうなの?って状況に陥ってたようですが‥‥確かにアルバムで聴くよりもギターの音が薄く感じましたが(ツインギターからシングルギターバンドになっちゃったわけだしね)、それでもこのバンドは5人もいるんだから‥‥それまでが多すぎるくらいだったんだし、どうにかなるんじゃないの?って観る前は思ってたんですけど、確かにどうにかなってましたね。いや、全然問題ないと思う。そりゃギター2本あった方がアンサンブルも広がると思うけど、現メンバーに拘るんだったら絶対にこれで暫く行った方がいいって。

  曲は結構知ってるやつばかりで、終始安心して観られた感じかな。このバンドもスネオヘアー同様、エンターテイメント性重視なんだけど、音楽的にも全然疎かになってないというしっかり者。キーボード(オルガンとかアナログシンセっぽい音色がメイン)が入ることもあって、一時期のコステロとか初期XTCとか、ああいったニューウェーブ系の流れを感じされるバンドですね。かなり好みだということがこの日判明。いやぁ、マジでいいバンドじゃないですか、これ? 多分、この日一番盛り上がったのは、トリのthe pillowsでもなく、ヘルマンだったように感じました。ファンも若かったしね!


◎the pillows

  約1ヶ月振りのthe pillows。ツアー終了後のイベントってことでどんな感じの選曲になるのか正直予想出来なかったんですが、いきなり1曲目"THUNDER WHALES PICNIC"の超ハイパーバージョンに腰を抜かしそうになりました。よりグランジ的で、よりパンキッシュ。そして「God bless you, YEAH!」というさわおの掛け声(叫び声)もカッコ良すぎて、全然違う曲に聞こえた程。そしてそのまま同じアルバム「smile」から"WAITING AT THE BUSSTOP"へ流れるという、見事な攻めの構成。この時俺、相当前(多分2~3列目)にいたんだけど、この日一番の狂いっぷりで踊ってました。そして名曲"CARNIVAL"を挟み、いよいよアルバム「Thank you, my twilight」からの楽曲群の登場。まずは"バビロン 天使の詩"、そして"ROBOTMAN"と続き、ツアー中に完成した未発表新曲"Terminal Heaven's Rock"をまたもや披露。イントロがカッコイイんだよね、この曲。そして歌詞は‥‥かなりさわおの独白的内容なのではないかと。「このロックスターに救いの手を」とか、そんな感じのフレーズが耳に残りました。もしかしてこれが次のシングル? 来月からレコーディングに入るみたいで、夏にはリリースされるようだけど‥‥楽しみかも。

  そして再び新作から"Ritalin 202"を披露した後に‥‥アルバム「HAPPY BIVOUAC」から、まさかの"LAST DINOSAUR"と"Advice"の2連発ではっちゃけまくり。ヤバッ、かなりヤバイ状態。つうか、若手相手(他の対バン)にここまで攻撃的なロックモードで挑むとは、さすがthe pillows。あっという間に本編終了。多分時間にして30分もやってないはず。勢い任せの曲が殆どだったからね(笑)。

  当然アンコールを求められ、1分と経たぬ間に再登場。長丁場だったこと、時間のことを気にしつつ「最後にもう1曲だけ」といって、新作ラストの"Rookie Jet"を‥‥ってまだアップテンポの曲。兎に角この日の彼等は終始ハイパーモード。さわおもいい感じだったし(以前観た時よりは声が出てなかったけど)、ドラムのシンちゃんも前日同会場で観たピーズが嘘だったかのような、重くて激しいドラムを叩きまくり。全10曲でトータル30分前後。いやぁ~恐れ入りました!

  セットリストを観て気づいたんだけど‥‥演奏された曲って未発表の"Terminal Heaven's Rock"を除くと全て近作3枚‥‥「HAPPY BIVOUAC」、「smile」、「Thank you, my twilight」からの曲なんだよね。新作が一番なのは勿論だけど、如何にここ数作の彼等がコンスタントに、ハイレベルな作品を発表し続けてきたかが伺えるかと。それだけに、今の状況(‥‥売れてないしな、全然‥‥)を思うと‥‥毒吐いてばかりでもいられないよ、さわお‥‥

  さて、次に彼等を観るのは何時になるのやら‥‥5/4の「MUSIC DAY」イベント(コレクターズやGOING UNDER GROUNDと共演)は‥‥観れるの‥‥かな?


[SET LIST]
01. THUNDER WHALES PICNIC
02. WAITING AT THE BUSSTOP
03. CARNIVAL
04. バビロン 天使の詩
05. ROBOTMAN
06. Terminal Heaven's Rock(新曲)
07. Ritalin 202
08. LAST DINOSAUR
09. Advice
 ---encore---
10. Rookie Jet



▼the pillows『Thank you, my twilight』
(amazon:国内盤CD / MP3

投稿: 2003 03 24 12:00 午前 [2003年のライブ, BAZRA, Hermann H. & The Pacemakers, pillows, the, ストレイテナー, スネオヘアー] | 固定リンク

2002年12月23日 (月)

「fuzz maniax」@SHIBUYA-AX(2002年12月22日)

  このイベント自体は全然知らなかったんですが、たまたま復活ピーズが出演するってことで知って、しかも対バンにWRENCHやらPEALOUTやらが出演するってことで喜んで行くことにしたんですよ。

  何やら雑誌「smart」主催らしく、今回も会場内でカルヴァン・クラインの新しいフレグランス「CRAVE」のプロモーションも兼ねてやってましたし。Tシャツが貰えたりもしたし、何だかんだで3,800円でこのボリューム(約5時間で6バンド)は結構お得かも。

  つうわけで、今回も簡単に各バンドの感想等を。

◎the youth
  オープニングアクトってことで、デビューして間もない?the youthという4人組バンドが登場。5~6曲演奏。仙台のバンドだそうで(トルちゃん情報。ボーカルは秋田らしいけど)‥‥最近、In the Soupとかもそうだけど、こういう青春ロックってまた流行りつつあるんですか? 何かブルーハーツ~JUN SKY WALKER(S)辺りの流れを感じさせる熱いロックなんですが‥‥う~ん、特にこれといった特筆すべき点はないかな。単に好みの問題だと思いますが。いや、悪いバンドじゃないですよ。演奏もしっかりしてたし、曲もよく書けてるし、ボーカルの熱さ加減もいい具合だし。けど‥‥CCCDだしな(それはバンドの評価とは関係ないけど)
  個人的には‥‥オープニングのS.E.で流れたSIONだけでお腹いっぱいだったかも。

◎softball
  去年の今頃だったかな、某サイトでsoftball薦められてたんだけど、ずっと手が伸びなくて。で、そうこうしてたら例のオフィシャルサイトでのCCCDに関する発言が‥‥ってことで、自分的には多分今後も必要のないバンドだろうな、と思ってたので意識してなかったんだけど、まぁ観れるんなら観ておきましょうってことで。
  いきなり軍歌(だよね?)のS.E.な流れだし、それに合わせてメンバーがステージ上に登場‥‥ギターの子だけアーミールックで日章旗(大日本帝国時代の旗ね)持って登場‥‥アイタタタタタタタ‥‥もうこの時点で俺的に終了。いや、演奏も曲も悪くないよ。けどね‥‥オフィTにも日章旗が入ってたりして。それで反アメリカとか反戦とか言われても‥‥まぁ彼女達的には「カッコよければ何でもいいじゃん?」なんだろうけどさ。
  あ、唯一の収穫といえば、ベースの萌ちゃんが非常に好みだったことでしょうか?

◎ストレイテナー
  以前、「FACTORY」に出演した時、1曲だけ放送されたのを観てたんだけど‥‥全然記憶に残ってなくて。バンド名だけは非常に記憶に残る名前なんだけど。
  で、ステージ上のセッティングを観て、ああなるほど、そうそうこういうバンドだった、って思い出しました。ギター&ボーカルとドラムの2人組。ジョンスペよりも最小限のバンド構成。で、やってる音楽も非常にアグレッシヴで、ギターはシューゲイザー時代のUKギターロックを思わせる印象で、ドラムはデイヴ・グロールみたいに全身全霊で叩くタイプ。曲も英語だったり日本語だったり(だよね?)で、しかもハードなわりにポップなメロを持ってるんで、非常に好感触。また同じイベントに出演するらしいんで、機会があったら観てみたいと思わせるバンドでした。つうか音源をまず聴いてみたいですな。

◎WRENCH
  何だかんだで、WRENCHも観る機会があったものの、いつも逃してたんだよね。フジロック然り、サマソニ然り。つうわけで、やっと観れましたって感じ。
  とは言いながらも、実は音源自体ももう数年以上も前に出たアルバムをチラッと聴いたのみという。けど、活動してる周辺のバンド(MADとかその辺のラウド系ね)が好みだし、何やら最近はクラブ系の音にも手を出している、なんて話も耳にするので‥‥好みかも。
  で、実際にライヴを観まして思ったのは、普通にラウド系バンドが曲によって打ち込みやダブの要素を味付け程度に取り入れました、といった印象。基本はレイジ以降のラウド系。ボーカルの声が甲高いんで所々聴きにくかったりしましたが、ま、この手のライヴではそんなの日常茶飯事だし。リズム隊がいい感じのグルーヴを持ってて、気持ちよかった。
  個人的にはラウドでヘヴィな曲よりも、ダブっぽかった曲が好きかも。ああいう曲はアルバムの中では特別なのかな? 何にせよ好印象。またライヴ観てみたいと素直に思いました。

◎PEALOUT
  7月のフジロック以来のPEALOUT。やはり今回もサポートのベースを迎えた4人編成で、しかも夏と違う点は最後まで4人で通して、しかも近藤くんがギターまで弾いてた事。これはちょっと驚いたよ。
  基本的な流れはイベント用って感じで、フジの時と同じ印象。ただ‥‥これは夏観た時も思ったんだけど、なんだか3人でやってた頃とはちょっと違った印象を受けるのね‥‥誤解を恐れずに言っちゃうならば「イッちゃってる」といいますか‥‥いや、近藤くんに限っての話なんですが。何かねぇ‥‥ちょっと印象が違うのね、前とは。同じ"心臓が動き出すとき"でも、去年のひたちなかで聴いたものとも、今年のフジのとも違う、もう完全に別の曲になっちゃってて‥‥どうしちゃったの??
  正直なところ、アルバム「原始進化」以降、伸び悩んでる印象を受けるんだけど‥‥これってイベントで観るからそう感じるだけなのかな? 曲は相変わらずいいのにね‥‥。


◎The ピーズ
  久しぶりのピーズ。もうね、ステージ上がすごくいい雰囲気なのね。ハルのノリもいいし、アビさんはかっけーし、それを後ろから微笑ましい笑顔で見つめるシンちゃん(from the pillows)。新曲メインのライヴだったんだけど、全然飽きさせることなく、むしろ「現役バンド」としてのピーズを感じることが出来てとても嬉しかった。もうね、新曲全部サイコーにかっけーのよ! アビさんのギターも暴れまくり、ハルのランニングベースも相変わらずだし、シンちゃんのドラムなんて所々pillowsを思い出させるフレーズが出てくるし。これはもう、来年のベストアルバム間違いなしな1枚になるはず!(まだ2002年のベストアルバムも選べてないのにね)
  当然、過去の曲もやるわけですが‥‥"とどめをハデにくれ"や"タクシー"といった曲では、みんなダイヴ&モッシュで凄いことになってるわけで‥‥えっと、あと何やったっけ‥‥"いんらんBaby"もやってたよな‥‥もうね、終始楽しくて全然覚えてないって。あ、クリスマスソングやってたな。「サンタが家にやってくる」とか、即興で。余裕があるよね、今のハルには。で、それに上手く乗っかるアビさん(いや、乗っかってないか)。もうね、ハル&アビは最強だね。清志郎&チャボ、ミック&キース、スティーヴン&ジョーに匹敵するフロントマンですよ。
  1時間にも満たないステージだったと思うんだけど、もうね、観れただけで十分満足な上に新曲も良かったという。ホントこれからのピーズが楽しみだね。一回どん底を味わったハルだからこそ、今のあの開き直り&ヤケクソな勢い満載の新曲が生まれたんだろうなぁ‥‥とにかくいち早くニューアルバムが聴きたいです。


[SET LIST]
01. 無力
02. ゴーラン
03. 生きのばし
04. とどめをハデにくれ
05. ブリロー
06. いんらんBaby
07. タクシー
08. きよしこのよる(インスト)~ クリスマス
09. サイナラ
10. ギャンブル
 ---encore---
11. SANTA CLAUS IS COMING TO TOWN
12. まったくたのしいぜGO GO

投稿: 2002 12 23 10:58 午後 [2002年のライブ, PEALOUT, Wrench, ストレイテナー, ピーズ, The] | 固定リンク