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カテゴリー「David Ellefson」の7件の記事

2021年10月 2日 (土)

MINISTRY『MORAL HYGIENE』(2021)

2021年10月1日にリリースされたMINISTRYの15thアルバム。

前作『AMERIKKKANT』(2018年)から約3年半ぶりの新作。前作は当時のドナルド・トランプ政権に対するアメリカへの怒りがそのまま作品として昇華されていました。では、当時と状況が大きく変化した現在、アル・ジュールゲンセン(Vo, G)はどんな思いを抱え、表現の源泉としているのでしょう。

プレスリリースには、本作に対して「トランプも退陣し、民主党政権となった現在のアメリカで、アルは何を思うのか。彼によれば、『道徳的衛生』と題された本作は、『怒りよりも教訓的な内容』になっているとのこと。レーガンが新自由主義を掲げると、強欲が美徳となった。人々は他人を顧みず、自分のことだけを考えるようになってしまった。今こそ、そんな世の中を変える時だ。我々が必要としているのは『道徳的衛生』なのだ。そんなメッセージが、おなじみのミニストリーのヘヴィなビート乗って、紡ぎ出されていく」との説明があります。作品のテーマは前作での怒りとは異なるものですが、世界を変えようとする彼の意思はまったくブレておらず、そのへんが過去作の延長線上にある作風にて表現されているように感じます。

確かに前作ほどストレートなアングリー感はありませんが、それでもMINISTRYらしいご機嫌のヘヴィなインダストリアルサウンドは健在。従来の作品を楽しんできたファンなら問答無用で楽しめる内容と言えるでしょう。ここ数作で再び復活した「TV」シリーズの新曲「TV Song #6 (Right Arount The Corner Mix)」も収録されていますしね。

ゲストミュージシャンも相変わらず豪華の一言。「Sabotage Is Sex」では元DEAD KENNEDYSのジェフ・ビアフラ(Vo)が、いかにも彼らしいボーカルを披露しており、イギー・ポップ率いるTHE STOOGESの名曲「Search And Destroy」のインダストリアル風カバーではビリー・モリソン(G/ビリー・アイドル、ex. THE CULTなど)が豪快なギタープレイを聴かせてくれます。このほか、プロフェッサーXことアラビアン・プリンス(DJ)がオープニングトラック「Alert Level」が参加しているほか、ロイ・マイヨルガ(Dr/STONE SOUR)、デイヴィッド・エレフソン(B/ex. MEGADETH)などの名前を見つけることもできます。

個人的には「ちょっとユルいかな……」と感じる場面もある1枚で、正直言え均的、いかにも普通な仕上がりなんですよ。全体的に楽曲1つひとつがコンパクトなのもそうですし、ちょっと薄味かな、と。それはこのバンド/ユニットに対する期待値が、常に一定水準以上のものを求めてしまっているからなのかもしれません。特に、サウンドに関してはもはや新しいテイストを求めていないような気もしますし(もちろん、MINISTRYという存在にとってはそれが正解かもしれませんが)。

となると、このバンドにとっての正解は、やはり歌詞やメッセージ、姿勢、体制で作品の真価を問うことなのかな。こと日本人にとっては、そのへんを深く理解するにはちょっと難しいのかもしれませんが(対訳だけでは伝わらない、英詞から垣間見えるものもありますし)、そのへんも含めしっかり評価できるようになりたいなと、個人的には考えています。

なので、音的には70点、メッセージ性を含めてプラス15点くらいの内容かな、と。あくまで個人的観点ですが。

 


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2021年8月21日 (土)

MEGADETH『UNPLUGGED IN BOSTON』(2021)

2021年8月20日にリリースされたMEGADETHのライブアルバム。日本盤未発売。

本作は2001年5月9 日に米・ボストンのBill's Barにて行われたアコースティックライブの模様を収録した作品。2006年にはバンドのファンクラブを通じて限定発売されていたものですが、このたびCleopatra Recordsを通じてワールドワイドリリースと相成りました。

当時のメンバーはデイヴ・ムステイン(Vo, G)、デヴィッド・エレフソン(B, Vo)、アル・ピトレリ(G)、ジミー・デグラッソ(Dr)という布陣。本ライブの1週間後にあたる5月15日には、同編成での最初で最後のアルバム『THE WORLD NEEDS A HERO』(通算9作目)の発売を控えており、いわば新作のプロモーション的に実施されたスペシャルライブと言えるのではないでしょうか。

実際、本作に収録された10曲中3曲が『THE WORLD NEEDS A HERO』収録曲で、「Dread And The Fugitive Mind」はベストアルバム『CAPITOL PUNISHMENT: THE MEGADETH YEARS』(2000年)で先行発表、「Moto Psycho」はリードトラックとして公開済みとはいえ、「Promises」はほぼ初出に近い状態ですからね。バランス/ボリューム的にはこれくらいでちょうどよかったのかな。

そのほかの楽曲に関しては、特に代表曲のオンパレードといったものではなく、あくまでアコースティックライブにフィットする楽曲をセレクトしたという印象。「Time: The Beginning」から「Use The Man」、そして「Holy Wars... The Punishment Due」の中間パートのみ、さらに「Almost Honest」へとつづくメドレー的な流れはこのライブのクライマックスと呼ぶにふさわしい内容で、これを聴くためだけに本作を手に取っても損はしないと思います。

あと、代表曲「Symphony Of Destruction」のアレンジがリミックスバージョンのそれに近いのは、個人的なニヤリポイント(笑)。日本人的感覚でいうと「A Tout le Monde」みたいな曲こそアコースティックで披露すべきと思うのですが、そこは国の違い、感覚の違いなんでしょうか。

にしても、このタイミングにジュニア(エレフソン)在籍時の音源をフィジカル&デジタルリリースすることに、大佐(ムステイン)は何も思わないのでしょうか……まあリリース元がCleopatraという時点でいろいろ怪しさを感じるのですが……。

 


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2021年8月13日 (金)

SEPULTURA『SEPULQUARTA』(2021)

2021年8月13日にリリースされたSEPULTURAの企画アルバム。

2020年2月発売のアルバム『QUADRA』に続く今作は、2020年4月からスタートしたストリーミング・ライブセッション“SepulQuarta”からのベストセレクション。これまでに発表された多数の名曲群を、毎回著名なゲストミュージシャンを迎えてセッションするという企画で、その選曲および参加アーティストの豪華さはベストアルバムを超えた1枚と言えるかもしれません。

収録曲および参加ゲストは下記のとおり([ ]内は参加ゲスト名)。

01. Territory [David Ellefson (B/ex. MEGADETH)]
02. Cut-Throat [Scott Ian (G/ANTHRAX)]
03. Sepulnation [Danko Jones (Vo)]
04. Inner Self [Phil Rind (B/SACRED REICH)]
05. Hatred Aside [Angélica Burns (Vo/HATEFULLMURDER)、Mayara Puertas (Vo/TORTURE SQUAD)、Fernanda Lira (Vo/CRYPTA)]
06. Mask [Devin Townsend (Vo, G)]
07. Fear, Pain, Chaos, Suffering [Emmily Barreto (Vo/FAR FROM ALASKA)]
08. Vandals Nest [Alex Skolnick (G/TESTAMENT)]
09. Slave New World [Matthew K. Heafy (Vo, G/TRIVIUM)]
10. Ratamahatta [Joao Barone (Dr)、Charles Gavin (Dr)]
11. Apes Of God [Rob Cavestany (G/DEATH ANGEL)]
12. Phantom Self [Mark Holcomb (G/PERIPHERY)]
13. Slaves Of Pain [Frédéric Leclercq (G/KREATOR、AMAHIRU)、Marcello Pompeu (Vo)]
14. Kaiowas [Rafael Bittencourt (G/ANGRA)]
15. Orgasmatron [Phil Campbell (G/ex. MOTÖRHEAD)]

M-4, 13 : from 3rd AL『BENEATH THE REMAINS』(1989年)
M-14 : from 4th AL『ARISE』(1991年) Japanese Bonus Track
M-1, 9, 14 : from 5th AL『CHAOS A.D.』(1993年)
M-2, 10 : from 6th AL『ROOTS』(1996年)
M-5 : from 7th AL『AGAINST』(1998年)
M-3 : from 8th AL『NATION』(2001年)
M-11 : from 9th AL『ROORBACK』(2003年)
M-6 : from 12th AL『KAIROS』(2011年)
M-8, 12 : from 14th AL『MACHINE MESSIAH』(2017年)
M-7 : from 15th AL『QUADRA』(2020年)

知名度の高いアーティストばかりが参加しており、これも長きにわたりブラジルを代表するエクストリームメタルバンドとして活躍し続けるSEPULTURAならではと言えるでしょう。選曲的には「Arise」や「Dead Embryonic Cells」「Under Siege (Regnum Irae)」といった『ARISE』収録曲や「Roots」のような代表曲を外しているのが気になりますが(実際の“SepulQuarta”セッションでは、「Arise」などはゲスト抜きで演奏されています)、それでもベストアルバムとしても見劣りしない内容なのはさすがといったところでしょうか。

基本的にはリモートスタジオセッションアルバムなので、生々しさはスタジオ音源以上/ライブアルバム以下といった質感。しかし、これくらいの生々しさは彼らのようなバンドにはちょうどいいような気がします。そして、マックス・カヴァレラの跡を継いで加入したデリック・グリーンはすでに20年選手。マックス時代の楽曲でも原曲に負けない凄みが伝わる歌唱で、非常に好意的に受け取ることができます。

各ゲストに関してですが、この人ならでは!という音源はそう多くはないです。女性Vo3人が参加した「Hatred Aside」はかなり色が出ていて面白いし、デヴィン・タウンゼンド参加の「Mask」もそれとわかる仕上がり。マーク・ホルコムらしいエフェクティブなギターサウンドで原曲に彩りを加えた「Phantom Self」も非常にらしい完成度ですね。同じブラジル出身のラファエル・ビッテンコートとコラボした「Kaiowas」は、現在シングルギター編成のSEPULTURAには実現できないアンサンブルなので、これも聴きどころかもしれません。あとは、本家MOTÖRHEADのフィル・キャンベルをフィーチャーした「Orgasmatron」もかな。特別新鮮さはないですが、感慨深さという点で記しておこうかと思います。

この手の企画盤は「あの曲がない、この曲がない」と言い出したらキリがないので、深いこと考えず、素直に(かつ無心で)楽しむのが一番。特にSEPULTURAはオールタイムベストアルバムが1枚も存在しないので、(選曲が多少偏ってはいるものの)これを『ARISE』『CHAOS A.D.』『ROOTS』に次ぐ入門盤として捉えるのもアリかもしれませんね。

 


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2020年11月21日 (土)

ELLEFSON『NO COVER』(2020)

2020年11月20日にリリースされたデイヴィッド・“ジュニア”・エレフソン(B/MEGADETH)のソロアルバム第2弾。

日本では今年3月に発売された初のソロアルバム『SLEEPING GIANTS』(海外では2019年7月リリース)に続く今作は、全曲豪華ゲストを迎えたカバー集。全19曲の大半はエレフソンのルーツ的楽曲になるのでしょうが、そんな中にFIGHTの「Nailed To The Gun」があったり、ビリー・アイドル「Rebel Yell」やW.A.S.P.「Love Machine」といったMEGADETHのデビューと非常に近しい時期の楽曲も含まれています。これは相方のトム・ハザート(Vo)の趣味なんでしょうかね。

さてさて。そんな本作のレコーディングメンバーですが、ベーシックはトム、エレフソン、アンディ・マルトンジェリ(G/ARTHEMIS)の3人が中心で、曲によって以下のようなゲストが参加しています(とにかく長いのでご注意を)。

※ボーカル
ジェイソン・マクマスター(DANGEROUR TOYS、WATCHTOWER)、ドロ・ペッシュ、ジェイコブ・バントン(ミック・マーズ、LYNAM、ex. STEVE RILEY'S L.A. GUNS、ex. MARS ELECTRICなど)、アンドリュー・フリーマン(LAST IN LINE)、アル・ジュールゲンセン(MINSTRY)、ブランドン・イーグレイ(CROBOT)、デイヴ・アルヴィン(WHITE TRASH)、トッド・カーンズ(THE AGE OF ELECTRIC)、マーク・スローターSLAUGHTER)、チップ・ズナフENUFF Z' NUFF

※ギター
ロン・“バンブルフット”・サール(一部ボーカルも/SONS OF APOLLOASIAなど)、ガス・G(FIREWIND)、アンディ・ジェイムズ(ex. SACRED MOTHER TONGUE)、エディ・オヘダ(ex. TWISTED SISTER)、グレッグ・ハンデヴィット(KUBLAI KHAN、ex. MEGADETH)、フランク・ハノン(TESLA)、ラス・パリッシュ(STEEL PANTHER、ex. FIGHT)、ジョン・アクイリノ(ICON)、タイソン・レズリー、デイヴ・シャープ(DEAD BY WEDNESDAY)、シャニ・キメルマン、ドリュー・フォーティアー(ZEN FROM MARS)

※ドラム
パオロ・カリディ(HOLLOW HAZE、ex. KILLING TOUCH)、デイヴ・マクレイン(SACRED REICH、ex. MACHINE HEAD)、チャック・ビーラー(ex. MEGADETH)、チャーリー・ベナンテ(ANTHRAX)、デイヴ・ロンバード(SUICIDAL TENDENCIESDEAD CROSSMR. BUNGLE、ex. SLAYER)、ジミー・デグラッソ(ex. BLACK STAR RIDERS、ex. MEGADETH、ex. Y&Tなど)、ダーク・ヴェルビューレン(MEGADETH、ex. SOILWORK)、オーパス(DEAD BY WEDNESDAY)、トロイ・ルケッタ(TESLA)、マイク・ヘラー(RAVEN、ZEN FROM MARS、ex. FEAR FACTORY

演奏はどれも原曲に忠実で、可もなく不可もなくといったところ。トム・ハザートがメインで歌う前半はダミ声中心なので、曲によっては「う〜ん……」と思うものも含まれています。が、中盤から後半……「Riff Raff」(AC/DC)、「Over The Mountain」(オジー・オズボーン)、「Sweet F.A.」(SWEET)、「Downed」(CHEAP TRICK)あたりはトム不参加でそれぞれマイク・マクマスター、アンドリュー・フリーマン、トッド・カーンズ、チップ・ズナフが歌っているので安心して楽しめるはずです。また、「Sheer Heart Attack」(QUEEN)や「Love Me Like A Reptile」(MOTÖRHEAD)にはドロ・ペッシュが、「Say What You Will」(FASTWAY)にはマーク・スローターがそれぞれ参加しており、聴けばそれとすぐにわかるボーカルで楽しませてくれます。

まあ、こういうアルバムはああだこうだ言わずに無心で楽しむのが一番なんでしょうね。強いて言うなら……ジュニアってそんなにCHEAP TRICK好きだったんだ、と(笑)。あと、DEF LEPPARDもね(アートワークの話)。なんだかんだこの人、ポップなものが好きなんでしょうかね。

 


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2020年7月24日 (金)

CHRIS POLAND『RETURN TO METALOPOLIC (30TH ANNIVERSARY EDITION)』(2020)

1990年に発表されたクリス・ポーランド(G)初のソロアルバム。ここでは、2020年2月に海外でリリースされた同作の30周年記念エディションについて触れていきたいと思います(オリジナルバージョンは1990年10月に日本盤もリリースされましたが、この30周年エディションは国内未発売です)。

クリスはもともと、MEGADETHの初代ギタリストとしてシーンにその名を知らしめた人で、『KILLING IS MY BUSINESS... AND BUSINESS IS GOOD!』(1985年)『PEACE SELLS... BUT WHO'S BUYING?』(1986年)という初期2作品でその非凡なプレイを堪能することができます。特に、ジャズやフュージョンの香りがする楽曲は間違いなくクリスの影響が強く表れた結果だと思われます。

そんなクリスがMEGADETHから脱退後、約3年を経て届けられたのがこの初ソロアルバム。ドラマーに弟のマーク・ポーランドを、プロデューサーにPEACE SELLS... BUT WHO'S BUYING?』も手がけたランディ・バーンズを迎えた本作は、もともとボーカリストありきで制作されていたようで、あとからクリスのメロディアスなソロプレイが増やされているものの、全体的に隙間の多さが目立つ1作。ですが、それがマイナスポイントに働くことがないくらい、クリスの独特なプレイ&フレージングを存分に楽しめるのも、本作ならではの個性と言えるでしょう。

要所要所でスラッシュメタル的(MEGADETHでいうところの“インテレクチュアル・スラッシュメタル”的)要素を見つけることができものの、全体を通して感じるのはフュージョン的な浮遊感が散りばめられたヘヴィメタル色の強さ。そこに、クリス特有の音階やフレージングが際立つソロが被せられており、「Heinous Interruptus」や「The Fall Of Babylon」あたりのギタープレイやリズム感からはMEGADETHらしさも感じられるものの、大半は初期MEGADETHともまた違った新鮮さを味わうことができるはずです。

ぶっちゃけ、本作はリフワークだけでも十分に元を取れるくらい楽しめますが、そこに加えてクリスならではの音階を用いたソロも堪能できるのですから、ギタリスト志望のリスナーにとっては非常に勉強になる1枚ではないでしょうか。僕は自分のプレイスタイル的にはかなりかけ離れているものの、「こういう表現もあるんだ」という程度には楽しめる1枚でした。

で、ここからが30周年エディションの追加要素についてです。再発盤には4曲の新曲と、1990年のアリゾナでのライブ音源5曲が追加されています。この再発盤、元盟友であるデヴィッド・エレフソン(B)主宰レーベルのCombat Recordsからリリースされています。そういえば、ジュニアのソロアルバム『SLEEPING GIANTS』(2019年)にもクリスはゲスト参加していましたし、いまだに交流があるというのは古くからのファンにはうれしい限りです。

この新録パート、リズム隊にはチェイス・ブライアント(B)&カルロス・クルーズ(Dr)というWARBRINGER組が参加。きめ細やかさが印象に残ったオリジナル盤の楽曲とは異なり、こちらのミックスは非常に生々しいデッドな録音が活かされております。このへんは好みが分かれそうな気がしないでもないですが、よりフリーキーさが際立つクリスのプレイを前にすると、そういった細かいことはどうでもいいのかなと思えてきます。ここでは「Final Days」のみ、女性シンガーのメアリー・マギルが参加した歌モノになっており、もともとはこういう方向性の作品にしたかったのかな……という裏テーマも見えてきます。もし可能なら、オリジナルの『RETURN TO METALOPOLIC』にボーカルを加えたバージョンも聴いてみたいな……そう思わせてくれる、貴重な1曲です(その進化形が、1993年にアルバム1枚のみ制作したDAMN THE MACHINEなんでしょうね。それについては、また別の機会にでも)。

残りのライブテイクは、2007年に発表された『RETURN TO METALOPOLIC LIVE』から厳選された5曲。既発テイクなので、持っている人も少なくないのでは。トリオ編成でのライブなので、スタジオテイク以上に暴れまわるクリスのプレイを楽しむことができます。オリジナルアルバムには未収録の「Psycho Boy」「Nightmare Hall」といった楽曲も含まれているので、これからCDを購入しようと思っている方は、新曲&ボートラ満載の30周年エディションがオススメです。

 


▼CHRIS POLAND『RETURN TO METALOPOLIC (30TH ANNIVERSARY EDITION)』
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2020年3月20日 (金)

DAVID ELLEFSON『SLEEPING GIANTS』(2019)

MEGADETHのベーシスト、デヴィッド・“ジュニア”・エレフソンが2019年7月中旬に発表した初のソロアルバム。日本ではボーナストラックを多数追加して、2020年3月下旬に発売されました。

これまでもF5やMETAL ALLEGIANCEといったプロジェクトへの参加、ANTHRAXのフランク・ベロ(B)とのバンド・ALTITTUDES & ATTITUDEなどがありましたが、純粋なソロアルバムはMEGADETHとして『KILLING IS MY BUSINESS… AND BUSINESS IS GOOD!』(1985年)でデビューして以来初めてのこと。大佐(デイヴ・ムステイン)の咽頭がん発症などもあって、2019年は年初にALTITTUDES & ATTITUDEのアルバム『GET IT OUT』、夏にこのソロアルバムと活発な課外活動が続きました。

ですが、ジュニアのビジネス・パートナーであるトム・ハザートとの共同作業で完成した本作は、実は純粋なオリジナルアルバムというわけではありません。本作のために制作されたスタジオ録音新曲(リミックス含む)やそのデモ音源、そしてF5の未発表デモ音源から構成されたもので、完成度や音質の違いこそあれど、ジュニアのカラーが色濃く表れた、非常に聴き応えのある内容に仕上がっています。

ジュニアは本作のスタジオ音源では歌っておらず、ベースとソングライティングに専念。基本はトム・ハザートが歌っていますがが、曲ごとにさまざまなゲストボーカルもフィーチャーされており、例えば「Sleeping Giants」ではRUN D.M.C.のDMCが、「Hammer (Comes Down)」ではエリック・A.K.(FLOTSAM AND JETSAM)の歌声も聴くことができます。また、これらの楽曲ではアディショナル・ボーカルとしてロン・“バンブルフット”・サール(SONS OF APOLLO、ex. GUNS N' ROSES)やコリー・グローヴァー(LIVING COLOURULTRAPHONIX)の名前も見つけることができます。

さらにデモ音源ではありますが、「If You Were God」ではジョン・ブッシュ(ARMORED SAINT、ex. ANTHRAX)がそのパワフルな歌声を響かせており、ALTITTUDES & ATTITUDEに続いてここでも“MEGADETH meets ANTHRAX”なコラボレーションを堪能できます。このほかにもデヴィッド・グレン・アイズレー(Vo/ex. GIUFFRIAなど)やマーク・トレモンティ(G/ALTER BRIDGE、CREED)、デイヴ・マクレイン(Dr/SACRED REICH、ex. MACHINE HEAD)、そしてMEGADETHの初代ギタリストでもあるクリス・ポーランドなどといった豪華な布陣との共演を楽しむことができるはずです。

ELLEFSON名義によるオリジナル曲は、どこか初期〜中期(90年代前半)のMEGADETHを彷彿とさせる曲調、スタイルで懐かしさと新鮮さを同時に楽しめるものばかり。ここ最近のMEGADETHにはない“何か”が確実にここには存在しており、その違いは何なのかといろいろ考えるきっかけにもなりそうです。と同時に、あのMEGADETHのスタイルは何も大佐だけのものではなく、ちゃんとジュニアの中にも脈々と受け継がれている(あるいは血として流れている)ということがはっきり確認できます。ぶっちゃけ、これらの曲を今のMEGADETHでやってくれてもいいのに……なんて思っちゃったりもしますが、けどそれも違うんでしょうね。

F5のデモ音源は音質的にまちまちですが、楽曲的には2000年代のモダン・ヘヴィネスの延長線上にあるものばかり。ぶっちゃけ、ソロ名義の楽曲と並んだときに違和感覚えるんじゃないかと不安でしたが、まったくそんなこともなく、むしろジュニアのソングライターとしての一貫性を再確認できるいい素材となりました。これ、ちゃんとスタジオレコーディングしてあげればよかったのにね。勿体ない。

日本盤のみ、初CD化となる「Vultures」「If You Were God」のライブテイクも収録。「If You Were God」ではトム・ハザートとジュニアのデュエット(笑)も楽しむことができる、貴重なテイクとなっておりますので、ぜひチェックしてみてください(全19曲と海外盤よりも4曲多いですし、「Vultures」のスタジオテイクはマックス・ノーマンMIXに差し替えられていますしね)。

でも、海外盤は海外盤で特別感のある2枚組仕様となっており、ジュニアが所属するレーベル・EMP / Combat RecordsのスペシャルサンプラーCD(全18曲入り)がDISC 2として付属。何気にこっちも聴き応えがあって、興味深い内容なのですよ(マーク・スローターのソロや、ジョー・ペリーがゲスト参加したCO-OPなど面白いテイク満載)。ジュニアの曲だけ聴きたいって人は少々お高い日本盤を、おまけが欲しいって人は輸入盤を購入してみてはいかがでしょう。

 


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2019年3月10日 (日)

ALTITUDES & ATTITUDE『GET IT OUT』(2019)

MEGADETHデヴィッド・エレフソンANTHRAXのフランク・ベロというベーシスト2名が中心となり結成されたプロジェクト、ALTITUDES & ATTITUDE。彼らが2014年に発表したデビューEP『ALTITUDES & ATTITUDE』以来となるフルアルバムを、2019年1月に発表しました。

このプロジェクトはトリオ編成で、フランクがボーカル&ギター、エレフソンがベース、フェフ・フリーデル(DEVO、A PERFECT CIRCLEなど)がドラムというのが基本スタイルのようです(曲によってフランクがベース、エレフソンがギターを弾くことも)。アルバムはジェイ・ラストン(ANTHRAX、STONE SOURSTEEL PANTHERなど)がプロデュースを担当し、エース・フレーリー(ex. KISS)やガスG.(FIREWIND)、ニタ・ストラウス(ex. THE IRON MAIDENS)、クリスチャン・マルトゥッチ(STONE SOUR)などがゲスト参加しているとのこと。

フランクのボーカルは時に自身のバンド・ANTHRAXのジョーイ・ベラドナのような節回しをするときがあるものの(オープニングトラック「Get It Out」がまさにそれ)、声質そのものは意外とマイルド。がなるというよりはメロディを丁寧に歌いながら、ときどき激しさを見せるデイヴ・グロール(FOO FIGHTERS)的なカラーがあると思いました。嫌味のない、親しみやすさのある声ですよね。

音楽性自体は、MEGADETHとANTHRAXということでスラッシュメタル的なものをイメージしてしまいがちですが、もっとポップでオルタナティヴロックのようなスタイルと言えばいいのかな。「Leviathan」のようなインストにこそ両バンドのテクニカルなスタイルを重ねることができますが、それ以外の歌モノではパンクともメタルとも違う、ハードロック寄りのオルタナギターロックみたいな世界が展開されています。これもまた嫌味のないスタイルで、万人受けしそうな印象が。

アルバム日本盤にはデビューEP収録曲(「Booze And Cigarettes」「Tell The World」「Here Again」)がリミックスされて収録されていますが、この時点ですでに現在のスタイルは確立されていたんですね。なるほど、こういうことがやりたかったんだ、と。

例えばKISSのようなポップでキャッチーで適度にハードながらも、THE POLICEあたりの70年代末ニューウェイヴ的な色合いもある。結果、FOO FIGHTERSのようなバンドに一番近いという……これが正しい表現かどうかわかりませんが、僕は嫌いじゃないです。

ただ、メタルファンからしたらこの2人が揃っているのにこのスタイルでいいのか、正解なのかという声が上がってきそうですが、当人たちが今これをやりたいというんですから、いいじゃないですか。そのぶん、メインバンドのほうでは相変わらずアグレッシヴなことをやってくれているんですから。

にしても、MEGADETHのこともANTHRAXのことも知らないリスナーがこのアルバムを聴いたとき、果たしてどんなリアクションをするんでしょうね。むしろそっちのほうが気になります。

 


▼ALTITUDES & ATTITUDE『GET IT OUT』
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