2021年総括
昨日のエントリー(2021年総括:HR/HM、ラウド編)にも書いたように、2021年は前年から引き続き新型コロナウイルスの影響が響いた1年でした。夏くらいまでは一喜一憂の日々を過ごしてきたものの、ワクチン接種など少しずつ動きもあったことで、秋から年末にかけて感染者数も1年前と比べると少し落ち着きを見せています。そういったポジティブな要素が影響し、エンタメ界も少しずつ明るい兆しを見せ始めています。もちろん、2年前と比べたら明らかに違った日常にはなってしまいましたが、それでも新たなスタンダードを確立させようと我々も日々奮闘し続けているところ。さて、この状況が春、そして夏場のフェスシーズン、年末までにどう変わっていくのか、じっくり見届けたいと思います。
2021年の総括に関してです。今年も昨年同様に「アルバム/シングル/楽曲と枠にこだわらず、20作品に縛る」形でまとめさせてもらいました。また、サブスクの普及により、数年がかりでヒットする(リスナーにまで浸透する)ケースも顕著になってきているので、セレクトする作品に関しても特に2021年発売には拘っておりません。それと、ヘヴィ/ラウド系は先に紹介したエントリーにて総括しているので、こちらでは省いております。
こちらも特に順位付けをせず、アルファベット→50音順で掲載しております。
ABBA『VOYAGE』(Apple Music)(アルバム/レビュー)
THE ANCHORESS『THE ART OF LOSING』(Apple Music)(アルバム/レビュー)
ARLO PARKS『COLLAPSED IN SUNBEAMS』(Apple Music)(アルバム)
BTS「Butter」(Apple Music)(楽曲)
DAVE GAHAN & SOULSAVERS『IMPOSTER』(Apple Music)(アルバム/レビュー)
FAYE WEBSTER『I KNOW I'M FUNNY HAHA』(Apple Music)(アルバム)
Liella!「始まりは君の空」(Apple Music)(楽曲)
Little Glee Monster「REUNION」(Apple Music)(楽曲)
MÅNESKIN「I Wanna Be Your Slave (with IGGY POP)」(Apple Music)(楽曲)
MANIC STREET PREACHERS『THE ULTRA VIVID LAMENT」(Apple Music)(アルバム/レビュー)
SUPER BEAVER『アイラヴユー』(Apple Music)(アルバム)
WAVVES『HIDEAWAY』(Apple Music)(アルバム)
WEEZER『OK HUMAN』(Apple Music)(アルバム/レビュー)
ウマ娘「うまぴょい伝説」(Apple Music)(楽曲)
からあげ姉妹「1・2・3」(Apple Music)(楽曲)
楠木ともり『narrow』(Apple Music)(EP/レビュー)
櫻坂46「流れ弾」(Apple Music)(楽曲)
鞘師里保『DAYBREAK』(Apple Music)(EP)
ドレスコーズ『バイエル』(Apple Music)(アルバム)
22/7「ヒヤシンス」(Apple Music)(楽曲)
海外アーティストに関しては、メタル/ラウド以外は相変わらず女性ボーカルものを聴く機会が多く、あとは旧譜のリイシューばかり。最新のポップスはヒットチャートものをまとめたプレイリストなどで触れているものの、やっぱり耳に残ったのはBTSと、それ以外だとMÅNESKINあたりかな。DRY CLEANING『NEW LONG LEG』は最後までギリギリ入れるか悩みましたが。
特に国内アーティストに関してもいろいろ悩みましたが、こんな感じでしょうか。楠木ともりさんは上半期総括では2nd EP『Forced Shutdown』をセレクトしましたが、常に最新作がベストを更新している印象もあるので(かつ年末のライブも素晴らしかったので)3rd EPを選出。日向坂46「君しか勝たん」もギリギリまで悩みましたが、それ以外の楽曲/アルバムが素晴らしすぎてこういう結果となりました。ここから漏れた作品だとGuilty Kiss『Shooting Star Warrior』(アルバム)、INORAN『ANY DAY NOW』、鈴木愛奈『Belle révolte』、矢野顕子『音楽はおくりもの』、和田彩花『私的礼讃』、楽曲単位だとOfficial髭男dism「Universe」、toku「ずるいよ、桜 feat. 神田沙也加」、アネモネリア「巣立ちの歌」、伊藤美来「No. 6」、乃木坂46「最後のTight Hug」などなど。
明日は、本サイトのエントリーにおける総括を実施予定。年末年始はこういう形の更新で、ここ1年を振り返ることができたらと思います。