カテゴリー「2022年のライブ」の7件の記事

2022年12月 1日 (木)

KISS『END OF THE ROAD WORLD TOUR』@東京ドーム(2022年11月30日)

Img_6350 KISS、3年ぶりの日本公演にして、いよいよ本当に(本当に?)最後の来日公演。本来なら2019年12月の来日がラストになるはずでしたが、その後2020年に終了予定だったワールドツアーがコロナの影響で延期/中止となり、仕切り直しでスケジュールをいろいろ組んでいたところに再度日本を訪れることになったようです。ただ、スケジュール的な問題なのか、今回は東京ドーム1回のみ。2003年の来日時は関東のみ(武道館3DAYSと横浜アリーナ1公演)というのもありましたが、こういうケースは初めて。元が取れるのでしょうか(そのぶんチケ代高騰&グッズで回収か)。

そんなこんなで、1977年の初来日から数えて26回目の東京公演(MCでポール・スタンレーもおっしゃっていました)。自分はこれまで1995年1月の武道館2DAYS、1997年1月の東京ドーム、2001年3月の東京ドーム(本サイトで唯一レポを残した公演)、2013年10月の武道館(1日のみ)、2015年3月の東京ドーム(ももクロちゃんのお仕事でバックヤードにいたので本編数曲とアンコールのみ)の計6回観覧しており、今回の7回目がおそらく最後のKISSになりそう。いや、本当にそうなるんだよな……?

さすがに辞める辞める詐欺が続いたからか 集客的にはそこまでパンパンというわけではなく、スタンド席のサイドからステージ寄りはすべて空けた状態。ちゃんと埋まっていれば3万5000〜4万人程度は入っていたのかな。自分は“地獄のスタンド席”と名付けられた正面ちょい下手寄りのスタンド3列目。なかなか観やすかったですよ。入場すると、場内ではPANTERAMOTÖRHEADQUEENSRYCHEACCEPTなどメタルクラシックが流れ続けている。昨日とは真逆ですわ(笑)。

開演定刻前後でAEROSMITH「Walk This Way」、VAN HALEN「Panama」と音量が一段と大きくなり、お約束となったLED ZEPPELIN「Rock And Roll」でお客さん総立ち。この曲が始まればライブはもうすぐスタート、とみんな知っているわけです。

Img_6356 で、暗転して恒例の前口上「You wanted the best, you,got the best. The hardest band in the world, KISS!」でさらにボルテージが上がると、落ち着いたテンポ感の「Detroit Rock City」イントロとともにポール・スタンレー(Vo, G)、ジーン・シモンズ(Vo, B)、トミー・セイヤー(G, Vo)が天井から吊るされたミニステージみたいなのに乗って登場。もはやお約束ですね。その後ろではエリック・シンガー(Dr, Vo)がもっさりと軽やかの間にあるビート感で存在感を示すのですが……音悪いな(糞)。東京ドームで久しぶりにここまで音の悪いライブ観たかも。ここまでシンプルなバンド編成で、しかも音数もそこまで多くないし、ギターも歪みまくっているわけではないし、むしろベースはゴリゴリしていて輪郭がはっきりしているのに、すべてがグシャっとしてしまっている。これ、後半まで安定しませんでしたね。勿体ない。

通常の半音下げ(音源版)からさらに半音下げた状態なのは、ここ最近の傾向なのでもう慣れました。「Detroit Rock City」はもったりしているものの、同じテンポ感で聴く「Shout It Out Loud」は逆に歯切れ良く聞こえるから不思議。基本はポール&ジーンが交互に歌う曲ですが、サビのリフレイン終盤にはトミーも加わり、ご本家エース・フレーリー(G, Vo)ばりの存在感を発揮してくれます。さらにそこから「Deuce」「War Machine」と、ジーンVo曲が立て続けに2曲。後者エンディングではお馴染みの火吹きもフィーチャー。73歳のおじいちゃん、今日も頑張ります。

そういえば、この日のライブ。開演前の注意事項アナウンスがNIGHT RANGERのときにあった「声援、歌唱はお控えください」から「声援、歌唱は周りの迷惑にならないようにお願いします」に変わっており、バンド側の煽りを受けて歌ったりコール&レスポンスしたりすることに対して黙認するような形になっていました。これでもまだ解禁じゃないのか。グレーすぎだろホント。

Img_6368Img_6398


なもんだから、僕もこの日は気心知れた楽曲群をマスク越しで歌いまくりました(ボリュームはかなり小さめですが)。「I Love It Loud」ももちろん、シンガロングしてきましたよ。そんな感じでテンション上がっていたら、ポールがあるサビの一部を一緒に歌うことを促すのですが……えっ、「Say Yeah」やるの? KISS史上唯一日本発売されなかったオリジナルアルバム『SONIC BOOM』(2009年)の最後を飾るこの曲、実は2013年の来日記念で発売された『MONSTER』ジャパン・ツアー・エディション付属のスペシャル・ベスト・アルバムで本邦初リリースされているんですよね。とはいえ、サブスクで未解禁のアルバム収録曲とあって、反応はいまひとつ、いや、いまふたつくらいだったかな。この曲と「Psycho Circus」のときは近くにいた諸先輩方も座って観ていましたし。

「Cold Gin」のエンディングから突入するトミーのギターソロパート、そして「Calling Dr. Love」終盤にフィーチャーされたポール&トミーのギターバトル(バトルというほどでもないけど)など、ミュージシャンとしてのこだわりを感じさせるパートも随所に用意されていました。「Psycho Circus」ではギターソロ後にエリックのドラムソロもあり、その流れで「100,000 Years」に入る構成も安定感あります。そして、ジーンの不穏なベースソロ&血糊タイムを経て「God Of Thunder」へ。ジーン、再び天井付近にまで上昇していきます。これも既視感ある風景ですね。そこから、ポールがアリーナ中央にあるサブステージへターザンの如く移動。かなり近くまでやってきてくれましたが、表情までは目視できません。いや、白塗りが照明で白飛びしてるのか。高校時代にバンドでコピーもしたし、何百回、何千回とリピートしてきた「Love Gun」や「I Was Made For Lovin' You」をそらで歌い、最後はX JAPAN「紅」 エリックが歌う「Black Diamond」で本編締めくくり。この流れも伝統芸能ですね。もはや何も言うことはない。いいんです、お約束ですから。

Img_6409Img_6413

アンコールでは、再びエリックが「Beth」をソロ歌唱。オケを流しながら椅子に座って歌う……のかと思ったら、白いピアノの前に座ってる! エリック、ピアノを弾いている風ですが、この距離からだと実際に弾いているのかわからない。スクリーンにも胸から下は絶対に映さないし。手元映したらアウトなんですかそうですか。いや、エリックの歌も板についてきましたね。

そして、4人がステージに揃い、なぜか手を繋いで高く掲げる……完全にエンディングの様相を見せますが、ポールが「まだ帰りたくないって? しょうがねえなあ」と言いながら(いやそこまで言ってないが)「Do You Love Me」をプレゼント。この曲、以前もライブで聴いたときに「もったりしすぎていて気持ち悪い」と思ったのですが、それは今回も変わらず、会場の音響の悪さが影響しているのか、そもそも現編成でのアレンジが悪いのか。最後の最後まで残念です。この曲のときには巨大なバルーンが複数アリーナ客の頭上を飛び跳ねていました。

Img_6436いよいよ正真正銘のラストナンバー。ポールが「Rock and roll all nite, and party everyday!」と叫ぶのかと思ったら、普通に曲名をコールしただけ。ちょっと拍子抜け。そこから紙吹雪も舞い、ポールもギターを壊し、2時間強にわたる至れり尽くせりのエンタメショーは幕を下ろしました。

曲間にポールが喋りまくって観客とコミュニケーションを図りまくろうとするのは相変わらずなのですが、前日にノーMCを徹底した安全地帯を観たあとだけに、この対極さにじんわりきました。落差が激しすぎて、耳がキーンとする感じもあったような、なかったような。

けど、これがKISSなんだよね。70を軽く超えた今もあんな厚底ブーツを履いて、鎧みたいな衣装を見にまとい、肌も荒れ放題な中も白塗りメイクを続ける。このおもてなし精神が妙に日本人の感性にフィットしていたからこそ、50年近くも愛され続けているわけですから。

さすがにもう日本に戻ってくることはないと思います(次来たら本気で「また集金かよ!」と揶揄してやります)が、最後の最後は海外で観たいな……と思っている自分がいます。もう一度、彼らとステージで再会できる日を願って(ただし日本以外で)

Img_6431

 

セットリスト
01. Detroit Rock City
02. Shout It Out Loud
03. Deuce
04. War Machine
05. Heaven's On Fire
06. I Love It Loud
07. Say Yeah
08. Cold Gin
09. Guitar Solo
10. Lick It Up
11. Calling Dr. Love
12. Psycho Circus
13. Drum Solo
14. 100,000 Years
15. Bass Solo
16. God Of Thunder
17. Love Gun
18. I Was Made For Lovin' You
19. Black Diamond
<アンコール>
20. Beth
21. Do You Love Me
22. Rock And Roll All Nite
〜Ending SE: God Gave Rock 'N' Roll To You II

 

2022年11月30日 (水)

安全地帯 40th ANNIVERSARY CONCERT "Just Keep Going!" Tokyo Garden Theater -4 Days-@東京ガーデンシアター(2022年11月29日)

Img_6347_20221130101001 すごいものを観た。これ以上でもこれ以下でもない、本当に圧倒的な100分間でした。

安全地帯は僕ら世代だと、小学生の頃からお茶の間の音楽番組で活躍してきたこともあり、もはやサザンとかと同等にロックだとか歌謡曲だとかそういう概念を超えた存在。そらで歌えるヒット曲なんて片手で数えられないほどたくさんあるし、意識的にライブに足を運ぼうなんて考えたこともなかった。それこそ、ここ10年くらいは玉置浩二さんのワイドショー方面での消費も手伝い、個人的にはそこまで積極的に追っていなかったし、音楽番組の特番に登場すれば「声量オバケ」扱いで(リスペクトはしつつも)若干嘲笑気味に傍観していた、というのが正直なところです。

ここ数年、仲間内で「レジェンドたちを(自分たち、もしくはアーティストサイドが)死ぬ前に確認しておく」機会が増えており、そのひとつとして安全地帯および玉置浩二も観ておかねばという話になり、スケジュールを調整して東京ガーデンシアター4 DAYS公演のセミファイナルに足を運ぶことができました。

まず、会場に入って驚いたのが、通常は開演前に場内に流れているであろうBGMが皆無だったこと。つまり、無音でライブのスタートを待つわけです。この感覚、クラシックコンサートに近いなあと思いつつ、「余計な音はいらない」というバンド側のこだわりなのかなと考えたり。

で、ライブがスタート。ステージ上にはドラマー2人、パーカッション1人、ギタリスト3人(サポート1人含む)、ベーシスト1人、キーボーディスト2人(Tomi Yoさん含む)、ブラス4人(だったかな? 権藤知彦さんも参加されていました)という大所帯。途中から女性コーラス3名(AMAZONSの皆さん)も加わり、歌やダンスで華を添えます。

玉置さんがゆっくりとステージに登場すると、そこからはただひたすら圧倒的な世界が展開されるわけですが……まず、曲中の過剰な煽りなど皆無。原曲に比較的近い(だけど確実にアップデートされている)アレンジのもと、自身の歌とストイックに向き合い続けるその姿は、孤高の存在なんて言葉で片付けるには勿体ないほどでした。なんじゃこりゃ。

曲が終わっても特に挨拶することもなく、またMCもライブ後半にバンドメンバー紹介があった程度で、トークで場を和ませるなんて余計なことは一切しない。要は、歌の邪魔をするような要素をすべて排除した、無駄のないライブなのです。なもんだから、緊張と緩和の「緩和」が皆無。だけど、不思議と気持ちよく楽しめたのは、目立ちすぎず、だけど地味すぎないバンドアンサンブルと、その上で変幻自在にうねりまくる玉置さんのボーカルのおかげ。なんだろう、素材を楽しむ料理というのとも違うんだろうけど、音楽や歌の根源にあるシンプルなものを再確認させられたような感覚なのかな。

紙吹雪や銀テープなどの特攻も極力抑えめ。オープニングの「あの頃」のときも自然な形で紙吹雪が降っていて、歌を一切邪魔しない。あの匙加減も絶妙でしたね。個人的には「熱視線」でのブレイク。ジャン♪とバンドが音を鳴らすたびに、派手なアクションをする玉置さんの姿はロックスターそのもの。その容姿からは実年齢を感じるものの、あの瞬間は80年代半ば、僕たちがテレビで観ていた彼そのものでした。カッコいいったらありゃしない。

今回のライブにはドラマーの田中裕二さんが不参加で、「情熱」では彼がプレイする映像をスクリーンに映しつつ、エンディングには彼のドラムソロもフィーチャー。節目のタイミングに参加できなかったのは残念ですが、こういう点からも彼らならではのこだわりか伝わります。

にしても、まあセトリの贅沢さよ。周年ライブというのもあるけど、序盤の名曲三昧に続いて、中盤に差し掛かる前に「ワインレッドの心」「恋の予感」といったメガヒットを早々に披露してしまう。大衆的にはこういった楽曲で盛り上がるところでしょうが、そこにピークを設定しないセットリスト作りもさすがベテランといったところかな。だからこそ、「情熱」や「ひとりぼっちのエール」といった楽曲でクライマックスを迎える点が非常に興味深かったです。

あと、中盤に玉置さんが一度ステージに引っ込んで披露されたインスト「夕暮れ」も良かったなあ。歌が軸なんだけど、「彼らがいるからライブが成立しているんだよ」とバンドメンバーにスポットを当てるような、そんな優しさを感じる1曲でした。

よくライブを見終えたあとって、公演中にメンバーが口にした言葉やメッセージが印象に残ることが多いんですが、ここまで歌の印象だけしかないライブというのもある意味特殊。ですが、本来ライブってこうであるべきなんじゃないかなとも思うわけで。こんな境地ににまで到達した安全地帯および玉置浩二というアーティストの特異感は、ワイドショーや音楽番組だけでは伝わらないのかもしれない。そう思うと、このタイミングに生で観ることができて本当によかった。今度は玉置さんソロも観てみたいと素直に思えましたしね。

セットリスト
01. あの頃
02. 萠黄色のスナップ
03. 碧い瞳のエリス
04. プルシアンブルーの肖像
05. 好きさ
06. 蒼いバラ
07. 熱視線
08. ワインレッドの心
09. 恋の予感
10. Friend
11. 夕暮れ
12. あなたに
13. 悲しみにさよなら
14. 情熱
15. 真夜中すぎの恋
16. じれったい
17. ひとりぼっちのエール
<アンコール>
18. I LOVE YOUからはじめよう

 

2022年11月 8日 (火)

GUNS N' ROSES JAPAN TOUR 2022@さいたまスーパーアリーナ(2022年11月6日)

Img_6264 とりあえず、GUNS N' ROSES初日公演レポートからの続きになるので、先にこちらを読んでおいてくださいませ

初日の時点で結構な満足度の高さで、これは2日目も同じセトリだったとしても不満ないかも……と思って臨んだ2公演目にして最終日。この日は在宅でリモートでのお仕事が午後から複数あり、とてもじゃないですが16時からのオープニングアクト(BAND-MAID)には間に合わない。なんならもう1組(GRANRODEO)も観れるか観れないか微妙。

結果、会場に到着したのは17時40分。どっちも観たかった……。

初日は下手側200レベルスタンド後方でしたが、この日は上手側200レベルスタンド前方。前日よりもメンバーを肉眼で確認できる距離感でした。初日が20分遅れでスタートしたのでこの日も……と思っていたら、なんと18時5分には会場暗転。時間厳守、大人か!

席の位置もあるのかもしれませんが、この日はオープニングの「It's So Easy」からダフ・マッケイガンのベースの輪郭がはっきり聴き取れる。アクセル・ローズのボーカルもクリア。座席の位置もあるのかもしれませんが、前日よりもストレスなく楽しめました。

序盤の流れは前日とまったく一緒。「Welcome To The Jungle」に入る前のインストセッション(「Rumble」)でのスラッシュのギタープレイが前日以上に冴えまくっており、思わず「おおっ!」と唸ってしまったのはここだけの話。

5曲終え、前日にはなかったバンドセッションに突入。なんじゃこれ、知らないぞ……と思っていたら、途中で聴き覚えのあるリフレインが飛び込んできて……「Better」でした。イントロをいじっていたのですね。ソロは手数の多いフラッシーなパートをリチャード・フォータスが、オーソドックスめなプレイをスラッシュが担当しているのですが、スラッシュも比較的速弾きに対応していて、なかなか面白いものが拝めました。

この日は「Live And Let Die」の前にはアクセルが挨拶していたような記憶が。前日よりも早いタイミングでしたよね。この曲も含めてですが、スラッシュのソロやちょっとしたフレージングが比較的タメ気味で、それがバシッと決まった瞬間の気持ちよさが前日以上。さらに微細なトーンコントロールも絶妙で、「この人、こんなに上手だったっけ?」と思うほどに神がかっていました。

その神がかり具合が最初にピークを迎えたのが「Estranged」。正直、そこまで好きな曲というわけではないんですが、オープニングのボリュームコントロール含め、ちょっとした匙加減が完璧すぎた。冒頭の一音で鳥肌立ちましたから。スラッシュのギターでここまで鳥肌立てたの、初めてかもしれない(これまでは単純にかっけー!で終わってましたから)。

もちろん、アクセルのボーカルも(現在のコンディション、歌唱スタイルにおいて)前日以上の出来で、安心して楽しめる。ダフもその佇まいがカッコいいに全振りだし、「ああ、ガンズ観てるんだな、自分」と何故かホロっとしてしまったのはここだけの話(笑)。

さて、スラッシュ(「さて」なのか)。その後も本当に素晴らしく、「Rocket Queen」でのマウスワウ&ボトルネックを使ったトリッキーなプレイでも存在感の強さを放ち、ダフ歌唱の「Attitude」(前日から変わりましたね)ではセッションパートでも粋なフレージングを放りこんでくる。

そして、圧巻だったのが「Civil War」からギターソロ(「Born Under A Bad Sign」セッション)、そして「Sweet Child O'Mine」へと続く怒涛の流れ。特にギターソロパートは前日とは異なるタッチで、先ほどの「Estranged」以上に鳥肌ビンビン。ああ、俺やっぱりこの人のギター大好きだ……ってことを30年ぶりに思い出しました(昨年スラッシュモデルのレスポール買ってるくせに)。もうね、感無量でしたよ。「Sweet Child O'Mine」を泣きながら歌う日が来るなんて、高校生の頃には想像もしてなかったよ。

歌謡ショーチックな「November Rain」を経て、ステージからピアノが捌けると、何故かスツールが3つ用意される。あれ、もう「Blackbird」やるの?と思っていたら、さらなる歌謡ショー的展開に。ジミー・ウェブのカバー「Wichita Lineman」の出番です。アクセル、完全に晩年のエルヴィスとイメージが重なります(外観含めて)。なるほど、こういうレイドバックした空気に持ち込むのね。で、「Knockin' On Heaven's Door」へと続くわけですか。納得です。ザ・アメリカ、ビバ・ラスベガス。

アンコールは「Coma」(前日以上の凄みでした)から「Blackbird」への流れは一緒。さて、「Patience」と思っていたらスツール片付けられて「Don't Cry」へ。時計に目をやると、21時まで15分を切っていました。なるほど、時間的な問題か……と意地悪な見方をしてしまう自分。まあいいや、前日聴けなかった「Don't Cry」ですから。最後の最後は前日以上にはっちゃけた「Paradise City」で締めくくり、21時ジャストにライブ終了。前日の2時間45分から10分増の約3時間。標準コースより若干長めのセットで、有終の美を飾りました。

アクセルもすでに60歳。今後どんどん高音が厳しくなっていくでしょうから、今の歌唱スタイルをどんどん極めていくことになるんでしょう。ですが、ファルセット含めた音程のコントロールが巧みで、歌唱力という点に関しては不安点さが目立った90年代以上。一長一短あるものの、彼がガンズを諦めない限りは、ファン歴35年の自分はずっと(ポジティブな気持ちで)応援し続けたいと思います。

そして、スラッシュ……本当に申し訳なかった。あなた最高だ。ソロでの来日も実現したら、全部追いかける所存です。

そんな“今”に浸っていると、まもなく『USE YOUR ILLUSION』のボックスセットが発売されて、否が応でも過去との比較が始まってしまう(苦笑)。あの頃がカッコよすぎたんだから仕方ないんだけどね。

そんなこんなで、櫻坂やら日向坂やらも控えていますが、しばらくガンズ熱は収まりそうにありません(きっと今月下旬のCHEAP TRICKGOJIRAまで続くんだろうな)。

【セットリスト】
01. It's So Easy
02. Mr. Brownstone
03. Chinese Democracy
04. Slither [VELVET REVOLVER cover]
05. Rumble [Intro] 〜 Welcome To The Jungle
06. Better
07. Double Talkin' Jive
08. Live And Let Die [WINGS cover]
09. Reckless Life
10. Estranged
11. Shadow Of Your Love
12. Rocket Queen
13. You Could Be Mine
14. Attitude [MISFITS cover / Vo: Duff]
15. Absurd
16. Hard Skool
17. Civil War 〜 Machine Gun [Outro]
18. Slash Guitar Solo [Band Jam]
19. Sweet Child O'Mine
20. November Rain
21. Wichita Lineman [JIMMY WEBB cover]
22. Knockin' On Heaven's Door [BOB DYLAN cover]
23. Nightrain
--ENCORE--
24. Coma
25. Blackbird [Inst.] 〜 Don't Cry
26. Paradise City

2022年11月 7日 (月)

GUNS N' ROSES JAPAN TOUR 2022@さいたまスーパーアリーナ(2022年11月5日)

Img_6229 2017年1月の来日公演はチケットを2日分確保していながら、体調不良&仕事の詰まり具合で泣く泣く断念。気づけば2012年12月のZepp Tokyo以来10年ぶりのGUNS N' ROSESでした。しかも、スラッシュ(G)&ダフ・マッケイガン(B)を含む編成となると、1993年1月の東京ドーム3DAYS以来約30年ぶり(笑)。長生きはするものですね。

というわけで、1988年の初来日から9回目の来日。チケット代が高かろうがなんだろうが、無条件で2公演とも行くつもりでした。ただ、公演1週間前に2日とも日中〜午後に取材が入り、本編に間に合うのかどうかが直前までわからない状況に。ライブレポートの打診もあったのですが、今回はそういう事情もありお断りすることになりました。というよりも、10年ぶりなので完全プライベートで満喫したいという思いも強かったのですが……。

まずは11月5日の初日から。午前中から午後遅くまで長丁場の撮影&インタビューが入っていたものの、インタビューの順番をかなり調整してもらえた結果、現場を15時過ぎに退出することができ、1時間半かけて現地入り。17時からのオープニングアクトには楽々間に合うことができました。

 

オープニングアクト:LOUDNESS(17:00〜17:30)

17時時点での客入りは7〜8割といったところでしたが、みんなLOUDNESS見たさで早入りした様子。二井原実(Vo)さんが冒頭からご機嫌で「Crazy Nights」とコールすると、爆音で鳴らされる名曲を前に拳上げまくり。常に音のデカいLOUDNESSですが、まさかガンズのオープニングでもここまで音デカいかと。高崎晃(G)さんのギターもいい感じです。

続く「Crazy Doctor」で熱量はさらにヒートアップ。3曲目に用意された3期曲「Black Widow」はさすがに意外な選曲でびっくりしました。確かに3期唯一のアルバム『LOUDNESS』(1992年)の30周年盤が出たばかりですが、二井原さんが歌う3期曲を耳にしたのは初めてかな。あのドロドロしたヘヴィチューンも、彼が歌うと完全にLOUDNESSになるの、すごすぎ(いや、もとからLOUDNESSの曲だけど)。その後、最新作『SUNBURST〜我武者羅』(2021年)から「Stand Or Fall」「大和魂」が立て続けに披露されましたが、ライブで聴くと初期のプログレハード的なタッチなんだなと気づく結果に。アンパン(Dr)は多少リズムがもたりそうになるものの、必死に食らいついていく姿が印象的でした。一方で、山下昌良(B)さんは本当に楽しそう。LOUDNESSの良心だなあ。

最後は前のめりな「S.D.I.」で大団円。30分で6曲、あっという間でしたが、終わる頃には耳がキンキンしてた(笑)。やっぱりギターの音がデカいんだね。

【セットリスト】
01. Crazy Nights
02. Crazy Doctor
03. Black Widow
04. Stand Or Fall
05. 大和魂
06. S.D.I.

 

GUNS N' ROSES(18:20〜21:05)

スクリーンにおどろおどろしい武士のイラストを交えたバンドロゴが映し出されると、大きな歓声が上がる。会場の数箇所からバンド名をコールする大声も響き渡り、もはやガイドラインなんてなかったんだなと。責め立てることはしないけど、なんだかなあ……と本音をポロリ。

18時を過ぎてもライブは一向に始まる気配がなう……そうだった、こういうバンドだったわ(笑)。普通は始まらないと不安になるんだけど、逆に安心してしまいましたよ。

18:20分にようやく会場暗転。大袈裟なオープニングムービーに続いてバンドを呼び込むコール、そしてダフによるお馴染みのベースリフから「It's So Easy」でライブスタート。彼のパキパキしたベースの中音域がうまく馴染んでおらず、高音とドラムの低音のみでライブが進行するアンバランスな音響に最初は不安になりますが、そのへんは数曲で解消されていきます。やはり、初日はこういうトラブルがつきものですね。

アクセル・ローズ(Vo)のボーカルは……近年、加齢により歌唱スタイルが変わりつつあり、中音域の深みはより増しているものの高音域はファルセット中心。しかし、そのファルセットもかなりパワフルで、相当ボイストレーニングを積んでいることが伺えました。もちろん、地声の低〜中音域とファルセット高音域とでは声の厚みや大きさも異なるので、そこをいかに自然に聞かせるかはPAの腕の見せどころなわけですが……初日はうまくいっていなかったかな。勿体ない。

そんなアクセル、1曲目からニコニコでパフォーマンス。1曲終わるごとにペコっとお辞儀する愛嬌の良さを見せます。人間、歳を取ると丸くなるんですね(物理的にではなく)。

スラッシュがギターを弾く「Chinese Democracy」、アクセルが歌うVELVET REVOLVERのカバー「Slither」、曲冒頭にバンドセッションをフィーチャーした「Welcome To The Jungle」など、序盤はとにかく見どころ満載。ライブで聴き慣れたと思っていた楽曲も、さすがに10年ぶりとなると新鮮に響きます。そういう意味では、ライブで聴くのはいつ以来だよっていう「Double Talkin' Jive」もかなり新鮮でした。にしてもこの曲、年々カッコよさが増しているような気がします。

もっさりした「Live And Let Die」(ダフの合いの手、新しく加わってますね)から初期のパンキッシュさが際立つ「Reckless Life」(高音のみで歌唱するのでボーカルの抜け良好)、かと思えば真逆なプログレッシヴさが特徴の大作「Estranged」、再びパンキッシュな「Shadow Of Your Love」、スラッシュ&リチャード・フォータス(G)のギターバトルが楽しい「Rocket Queen」……良くも悪くも、すべてをフレッシュな気持ちで楽しめる。リチャードはスラッシュの復帰によって、自身の個性がより強く出せるようになりましたね。

中盤のダフ歌唱パート、この日はTHE STOOGES「I Wanna Be Your Dog」。加齢とともに精彩さが増したダフ、イギー・ポップほどの危うさはないものの、やっぱりサマになりますね。そこから、昨年リリースの新曲2連発なのですが……「Absurd」は音源で聴くべき曲だなと実感。ライブではそこまで映えませんね。「Hard Skool」もなんだかイマイチな……これはもう、ほかの楽曲の完成度と手練れ感が悪い(笑)。もうちょっと時間を置くと、意外と馴染んでくるのかな。

で、お馴染みのナレーションから「Civil War」に突入するのですが……スクリーンにはウクライナの国旗がデカデカと映し出される。気づいてなかったけど、オープニングからステージ両サイドにもウクライナの国旗が掲げられていたのですね。スラッシュのねちっこいギターソロ、相変わらず最高です。エンディングにはジミヘン「Machine Gun」をフィーチャーした味付けも。その流れでスラッシュのギターソロへと突入するのですが、ブルースの名曲「Born Under A Bad Sign」をバンドインストで演奏しながらなので、スラッシュのいいところが凝縮されたプレイを楽しむことができました。

そのエンディングでひたすらソロを弾きまくっていると、お馴染みのギターリフへ。「Sweet Child O'Mine」での合唱タイムに突入すると、客席は「Welcome To The Jungle」以上の盛り上がりを見せます。最近、映画のタイアップでリバイバルヒットしたばかりですからね。で、ステージにピアノが用意されて「November Rain」。アクセル、ジャケットなんて羽織っちゃって、もはや晩年のプレスリー並みのハリウッドスター感がにじみ出ちゃってる。終盤の転調パートに入る前のブレイクでは、水を飲む余裕も見せるお茶目さも、今ならではなのかな。とにかく、刺々しいアクセルはすでに死んでおり、ここにいるのは可愛らしい“オールドスクール”なハリウッドセレブ(セレブ?)。もはや許すよ、生きていてさえくれれば。

そんなほんわかした気持ちでいたら、「Knockin' On Heaven's Door」終盤のシャウトで鳥肌が。ここで一気に爆発させる感があり、個人的クライマックスを迎えました。あとはもう「Nightrain」で我を忘れてエンディング。ここまでで2時間を軽く超えています。

アンコールは海外では「Coma」があったりなかったりしますが、日本では「Coma」あり。やった! 90年代に演奏していた頃より重みと深みが増した結果、改めていい曲だなと実感させられました。さすがに10分近くあるので、お客さんの多くはボーッとしてましたが(そりゃ疲れるよね)。

ステージにスツールが3つ用意されると、アコギを抱えたスラッシュ、ダフ、リチャードが登場し、ビートルズ「Blackbird」をインスト演奏。なるほど、これが噂の。思わず口ずさむ人多数発生で、年齢層の高さが伺えます。個人的には先の「Knockin' On Heaven's Door」と「Coma」、そしてこのセッションを聴けただけで元が取れたと思います。そこから「Patience」へと流れ、最後はお約束の「Paradise City」。テンポアップ後のパンキッシュさが過去20年の彼らには感じられなかったものが伝わってきて、テンションぶち上がり。エンディングでアクセルがマイクを客席に放り投げ(笑)、2時間45分におよぶ初日公演終了。とにかくアクセルのご機嫌ぶりが目立つ、微笑ましいライブでした(ガンズに微笑ましさを求める日が来るとは)。

【セットリスト】
01. It's So Easy
02. Mr. Brownstone
03. Chinese Democracy
04. Slither [VELVET REVOLVER cover]
05. Rumble [Intro] 〜 Welcome To The Jungle
06. Double Talkin' Jive
07. Live And Let Die [WINGS cover]
08. Reckless Life
09. Estranged
10. Shadow Of Your Love
11. Rocket Queen
12. You Could Be Mine
13. I Wanna Be Your Dog [THE STOOGES cover / Vo: Duff]
14. Absurd
15. Hard Skool
16. Civil War 〜 Machine Gun [Outro]
17. Slash Guitar Solo [Band Jam]
18. Sweet Child O'Mine
19. November Rain
20. Knockin' On Heaven's Door [BOB DYLAN cover]
21. Nightrain
--ENCORE--
22. Coma
23. Blackbird [Inst.] 〜 Patience
24. Paradise City

2022年10月24日 (月)

NIGHT RANGER 40th ANNIVERSARY TOUR@昭和女子大学 人見記念講堂(2022年10月21日)

Img_6169 前回NIGHT RANGERのライブを観たのは、2017年10月の35周年ジャパンツアー。その後、2019年に1stアルバム『DAWN PATROL』(1982年)&2ndアルバム『MIDNIGHT MADNESS』(1983年)完全再現ライブでも来日していますが、こちらはギリギリまでスケジュールの調整がつかず、気づいたらチケット完売という状況だったため観ておりません。

ということで、前回からちょうど5年ぶり。今回も周年ライブを拝見することになってしまいました。

前回観たジャパンツアーファイナルが通算59回目の日本公演でしたが、今回は新たなジャパンツアーの初日で通算77回目……え、前回から日が経ってないけど18回もライブしてる?(調べてみたら、2019年は東京3回、大阪1回の計4回……こうなると、前回の59回目も怪しいな。苦笑→Wikiによると、この日で70回目らしい。あながち間違ってないけど、そもそも前々回の59回目というのが間違っていたのか)

まあ、気を取り直して。元メンバーのジェフ・ワトソン(G)が大変な状況ではありますが(リンク先、グロ画像注意)、現在はジャック・ブレイズ(Vo, B)、ブラッド・ギルス(G)、ケリー・ケイギー(Vo, Dr)、エリック・レヴィー(Key)、ケリ・ケリー(G)という編成で7年近くにわたり活動しており、この布陣ではこれが4度目のジャパンツアー。最近の海外公演のセットリストを調べてみると、前回観たときよりもコンパクトな内容になっていて、日本公演もこれに準ずる形か、あるいは数曲追加した形になるのか……ということで、何が来てもいいような心算でツアー初日に臨みました。

仰々しいオープニングSE(「Don't Tell Me You Love Me」イントロのオマージュ)に続いて、ライブは「(You Can Still) Rock In America」から元気よくスタート。最高に盛り上がる1曲だしオープニングに持ってくるのはいいけど、普段アンコールの最後に演奏される楽曲だけに「じゃあ今日は最後に何演奏するの?」といきなり不安になりましたが、最終的にはそんなことどうでもなるくらいに滾りました。

Img_6174 ジャック、コロナとか関係なしにいつもどおりに煽るのですが……みんな歌うわ騒ぐわで、完全に「コロナ禍前」に戻ってる。念のために書いておくと、主催からは「公演中、歓声・歌唱・声援はできません。拍手や手拍子にとどめ、飛沫・空気感染を感じるような方法での鑑賞はお控えください」とのお達しが事前に出ており、声出し解禁というアナウンスは一切出ておりません。大丈夫か……といきなり不安になったのは言うまでもありません。

ここで声出しポリス的なことをするつもりはありませんが、あの会場にいたのはこの2〜3年一度もライブに足を運んだことがなかった、日常的にライブ慣れしていない大人の皆さんばかりだったのかな?(ここまでにとどめておこう)

再び気を取り直して。セトリ的には5年前に観たものをよりコンパクトにした内容で、『GREATEST HITS』(1989年)をベースにDAMN YANKEESの二大ヒット+新作『ATBPO』(2021年)から1曲。特に初日ということもあり、これがツアーのベースとなる曲目なのかなといったもので、いつもどおりっちゃあいつもどおり。特段驚きもなく、目新しさ皆無(なんなら「Breakout」以外は5年前に観た公演で演奏された曲と丸かぶりかも)。ですが、やっぱり2020年初頭以来の海外HR/HMバンドのライブとあって、気持ち的にはグワーっと盛り上がるわけです。

2日目以降は「Breakout」以外の新曲(「Bring It All Home To Me」)を披露したり、「Growin' Up In California」や「High Road」といった近年の楽曲も演奏したようですね。羨ましい。2日目以降はお客さんの声出し、どんな具合だったんでしょうね(声出しポリス発動)。

見慣れた光景、聴き慣れた楽曲ということで、改めて特筆しておくべきポイントはそんなにないかな。ただ、ケリ・ケリーが前回以上にバンドに馴染んでいたことと思った以上にテクニシャンという事実(「(You Can Still) Rock In America」ではジェフ・ワトソンのパートを完全再現してくれたし)に気づけたのは、大きな収穫だったかな。あと、「Night Ranger」の中盤にドラムソロをフィーチャーするんだけど、ここでケリー以外のメンバーが一度ステージから捌けて、それぞれドラムスティックを持って再登場し(ケリのみ狼?の被りものも)、5人でひとつのドラムセットを叩きまくる演出は和気藹々としていてよかった。それから、アンコールという概念をなくし、名バラード「Sister Christian」でドラマチックに締めくくる構成も嫌いじゃないです。予定調和をなくし、90分1本勝負で挑んだ純度120%のUSハードロックショー、素敵じゃないですか。

ライブの内容は文句なしだったけど、お客さんの姿勢にいささか疑問が残り、終わったあと若干の消化不良を起こしたことも付け加えておきます。あくまで記録としてね。

個人的には、もう声出し解禁してもいいと思っているけど、決まりがある中で行われている以上、守れるところは守っておかないと。最終的にはアーティスト側にツケが回るわけですから。そこはなにとぞ、ね。

【セットリスト】
01. (You Can Still) Rock In America
02. Four In The Morning
03. Seven Wishes
04. Sing Me Away
05. Coming Of Age [DAMN YANKEES cover]
06. Breakout
07. Sentimental Street
08. Passion Play
09. The Secret Of My Success
10. Night Ranger
11. High Enough [DAMN YANKEES cover]
12. Goodbye
13. When You Close Your Eyes
14. Don't Tell Me You Love Me
15. Sister Christian

 

 


▼NIGHT RANGER『ATBPO』
(amazon:国内盤CD / 海外盤CD / 海外盤アナログ / MP3

2022年10月12日 (水)

SOPHIA LIVE 2022 "SOPHIA"@日本武道館(2022年10月11日)

Img_6155SOPHIAのライブを観たのは90年代後半、当時の連れに同行する形で武道館にて。記憶が曖昧だったのでWikiなどで調べてみると、どうやら初武道館(1997年8月)だったようです。で、それが最初で最後の生SOPHIA。メジャーデビュー当初から音源は聴いていたものの、積極的に興味を持って聴くようになったのはアルバム『ALIVE』(1998年)〜『マテリアル』(1999年)あたり。この2枚は本当によく聴きました。

で、そこから20数年を経て、自らSOPHIAのライブに行く日が来るとは。2013年の無期限活動休止から9年を経て、オリジナルメンバーで復活を果たした同年代バンドの勇姿を見届けようと、25年ぶりに思い出の地・日本武道館へと足を運びました。

当時は男性客は1割にも満たなかったんじゃ?と思うほど、自分の存在が浮いていましたが、今回は比較的多め(松岡充さんもMCでおっしゃってましたが、3割くらいはいたのでは)。かつ、当時のファンがそのまま年を重ねてスライドしてきたような客層に、妙にほっこり。まあ、復活後のメディア露出は9月のMステでの『街』パフォーマンスだけでしたしね。

詳細なレポートは各メディアに譲るとして、ここでは個人的に印象に残ったことを記しておきます。

会場はステージ後方の1〜2階席も解放した360度お客さんに囲まれる形に。開演30分前も当日券売り場に並ぶ長蛇の列を見かけたので、ほぼ完売に近い形だったようです。で、内容に関して。序盤〜中盤はMCなしで、『ALIVE』『マテリアル』期の楽曲とドキュメンタリー的映像&文字要素を用いたスクリーン演出の相性も相まって、ヒリヒリするシリアスめな構成が印象的でした。そんな中で、「Early summer rain」「ゴキゲン鳥 〜crawler is crazy〜」といったキャッチーなシングル曲が良い味を出しており、改めて1曲1曲の完成度の高さを確認することができました。

かつ、バンドの形態としても非常に異色な存在でもあるんだなと再認識。当時のV系およびその流れにあるバンドの中でも、ギターの比重がそこまで高くなく、かといってキーボードを大々的に前面に打ち出したプログレ志向というわけでもない。ロックバンド然とした佇まいはあるものの、それ以上に「良い楽曲を届けることが大前提。そのためには各楽器のバランスも随時変えていく」という姿勢が伝わり、そのへんはデビュー時から長く在籍したTOY'S FACTORYらしい(というか、ミスチル以降の)姿勢でもあるのかなと感じました。そこ志向は『ALIVE』『マテリアル』あたりで最初のピークを迎えたのかな。それこそ、ヒットシングル「黒いブーツ 〜oh my friend〜」でのギターの比重の低さなんて、改めて驚かされるものがありますからね。

そんな感じで、かなり個性的なアンサンブルと楽曲のクオリティの高さを生で味わいながら、その独特の世界観に浸っていくのですが……中盤のMC以降は、緩やかさとシリアスさの高低差が加わる。さすが関西人といいますか、同年代のおっちゃんたちがワチャワチャ楽しげに会話する様子は、ほっこりすると同時に不思議と泣けてくるものがある……その平和さに涙腺が緩むというのも、自分も年をとった証拠でしょうかね(苦笑)。

全21曲で約3時間半。基本的にアンコールがないスタイルというのは事前に知っていましたが、この日はトークが弾みすぎて(笑)、時間の都合で21時半に終了。セットリストを振り返るとほぼTOY'S FACTORY時代の楽曲で、EMI〜ユニバーサル期1曲(「エンドロール」)、エイベックス期1曲(「cod-E 〜Eの暗号〜」)と、「ファンが観たいSOPHIA」に徹底した内容でした。MCでも後期〜末期は「歯車が狂っていた」とおっしゃっていたので、こういうセトリになったのも納得といいますか、再始動一発目としては順当な選曲ではないでしょうか。90年代のヒットシングルが網羅され、ライブの要となるアルバム曲も随所に散りばめられた形は、僕のような一見に近いお客さんにも優しいものでしたからね。

あと、これはMCでの発言を受けて感じたことですが……この復活を経て、SOPHIAはバンドとしての“思春期”をようやく終えることができたのかなと。いろんな挫折を経て、それらすべてを現実のものと受け止めることができるようになった今、第二の青春がスタートした。それは、思春期を終えた今だからこそ経験できる、大人だからこそ味わえる青春なのかなと。実はこれって、長くバンドを続ける上では非常に大切なことだと思っていて、その境地に到達できた人たちはこの先相当強くなると思っているんです。だから、きっとここからのSOPHIAは大丈夫……そんなことをライブ中、何度も感じました。

2023年1月8日には地元・大阪城ホールでのライブも決まり、今後は個々の音楽活動、生活とのバランスをとりながらSOPHIAとしての活動を継続していくとのこと。年齢的にも以前のように毎年ツアーを行うというよりは、一つひとつのライブを大切にしながら地道な活動を行なっていくことになりそうです。まずは、新曲でしょうね。従来の「らしさ」を引き継ぎつつ、今のSOPHIAが鳴らす音/メロディがどんなものになるのか。ハードルは相当高い気がしますが、個人的に次にライブへ足を運ぶのはそういった楽曲がある程度出揃ったタイミングかなと思っています。

【セットリスト】
01. 大切なもの
02. Early summer rain
03. ゴキゲン鳥 〜crawler is crazy〜
04. 君と揺れていたい
05. Eternal Flame
06. Like forever
07. ALIVE
08. 蜘蛛と蝙蝠
09. 黒いブーツ 〜oh my friend〜
10. ビューティフル
11. ヒマワリ
12. KURU KURU
13. little cloud
14. cod-E 〜Eの暗号〜
15. -僕はここにいる-
16. 夢
17. 街
18. エンドロール
19. Thank you
20. Kissing blue memories
21. Believe

 

 


▼SOPHIA『ALIVE』
(amazon:国内盤CD / MP3

2022年10月 8日 (土)

THE CHARLATANS「A HEAD FULL OF IDEAS 32nd ANNIVERSARY BEST OF TOUR」@LIQUIDROOM ebisu(2022年10月3日)

Img_6143 コロナ禍以降フジロックやサマソニなどの大規模フェスは極力避け、コロナに罹らなよう注意してきた私ですが、今年8月にとうとう初めての妖精 陽性に。最初は症状が軽いと思ったものの、意外に熱出たり長引いたり後遺症あったりで、完治と言えるまでに1ヶ月前後かかってしまいました。

それもあり、当初は8月に予定していた外タレライブもキャンセルし、気づけば2020年1月末に観たFEVER 333から2年8ヶ月、大阪のイベントで観たエイミー・リー(EVANESCENCE)からも2年7ヶ月が経過していました。本当ならこの夏、アメリカでMOTLEY CRUEDEF LEPPARD(プラスPOISONジョーン・ジェット)のスタジアムツアーを観るはずだったんですけどね。

まあ、そんな愚痴はここまでにして。要はコロナ明け1発目の外タレライブをどれにしようか、真面目に悩んでいたんですよ。すでにチケットを確保している10月後半以降のライブの前に、体を慣らしておきたいなと。そんなとき、直前にTHE CHARLATANSの来日公演を見つけ、そのままチケット購入ボタンをポチり。2016年3月のO-EAST公演以来、6年半ぶりのTHE CHARLATANSです。

会場はオールスタンディングで、客入りは9割強でまずまず。みんなマスクこそつけているものの、ビールなどのドリンクを飲みながらライブを待つその様子は2020年までと何も変わらず。そして、ほぼ定刻どおりに暗転し、メンバーがステージに登場。2013年のジョン・ブルックス(Dr)逝去以降サポートを務めるTHE VERVEのピーター・サリスベリーは今回も参加していました。

相変わらず変なシャツ(笑)着たティム・バージェス(Vo)は、ステージに姿を現したと同時にスマホで写メ撮りまくり(笑)。彼のTwitterを見ている方ならおわかりのとおり、彼はSNSを巧みに使ってファンサービスを繰り返しており、それはここ日本でも積極的に行われていました。バンドが1曲目「I Don't Want To See The Sights」のイントロを奏で始めても、一向に撮影をやめないティム。次の瞬間、おもむろに変な踊り(ダンスというよりも「踊り」。笑)をしながらあの脱力ボーカルで歌い始める……ああ、そうだった。これがTHE CHARLATANSだ、と思い出すのに少々時間を要してしまいました。

ツアータイトルやセットリストからもおわかりのとおり、今回はデビュー30周年を祝したツアーの一環。当初は2020年に行われる予定だったものが、気づけば「32nd」になっていたわけですね。しかし、結果として今年は2ndアルバム『BETWEEN 10TH AND 11TH』(1992年)のリリース30周年に当たり、90年代の楽曲多めなオールタイムベストに『BETWEEN 10TH AND 11TH』からの選曲多め(大阪と東京で2曲入れ替えがありましたが、両日とも同アルバムから5曲)の、初期ファン歓喜の内容でした。ありがてえ。

Img_6145 冒頭から「I Don't Want To See The Sights」「Weirdo」「Can't Get Out Of Bed」と攻めまくりでしたが、個人的に印象に残ったのは「So Oh」や「You're So Pretty - We're So Pretty」「Blackened Blue Eyes」といった比較的後期および最近の楽曲。特に「So Oh」の緩やかなグルーヴ感は、ライブで聴くとたまらないものがあります(前回の来日時も披露していたはずですが、不思議と記憶に残っておらず)。

かと思えば、ライブ中盤に「One To Another」が登場し、フロアがクライマックスのような盛り上がりを見せるし、それに続く「Tremolo Song」(東京のみ披露)でさらにテンションが上がる。後半は「Ignition」を起点に名曲「The Only One I Know」、そして「North Country Boy」「How High」と名盤『TELLIN' STORIES』(1996年)からのヒットシングル連発で本編終了。そういえば、本編のどこかでティムがフロアに降りてきて、またまた写メっていたのには笑ってしまったな。この瞬間「ああ、彼らの中ではコロナは過去のものなんだな」と妙に納得してしまったことは、今でも驚きでした。

アンコールラストは、長尺にエクスパンドされた「Sproston Green」。リズム隊のグルーヴとトニー・ロジャース(Key)のリズミカルな鍵盤、そしてマーク・コリンズ(G)の渋くて味わい深いギタープレイを存分に楽しむことができ、ティムが早めにステージを去ったあともがっつりプレイしまくりで、CDでは味わえない即興感を存分に堪能して約90分におよぶステージは終了しました。

とにかく、どの曲もダンサブルでグルーヴィー。躍らせること/踊ることに徹底的にこだわったセットリストは、まさに30数年のキャリアを総括するに相応しいもので、こういうバンドが今も安定して活動を続けていることに感謝しかありません。単独ではなかなか厳しいところですが、次は野外フェスで比較的大きめなステージでのパフォーマンスを観てみたいな。個人的には5番手、6番手ポジションの彼らですが、来日の機会があったら次も絶対に足を運ぼうと思います。よいリハビリになりました。

【セットリスト】
01. I Don't Want To See The Sights
02. Weirdo
03. Can't Get Out Of Bed
04. Then
05. So Oh
06. You're So Pretty - We're So Pretty
07. Sleepy Little Sunshine Boy
08. Just When You're Thinkin' Things Over
09. One To Another
10. Tremolo Song
11. Plastic Machinery
12. The End Of Everything
13. Come Home Baby
14. Ignition
15. The Only One I Know
16. North Country Boy
17. How High
<アンコール>
18. Blackened Blue Eyes
19. Sproston Green

 

 


▼THE CHARLATANS『A HEAD FULL OF IDEAS』
(amazon:国内盤2CD / 海外盤2CD / 海外盤アナログ

その他のカテゴリー

1963年の作品 1964年の作品 1966年の作品 1967年の作品 1968年の作品 1969年の作品 1970年の作品 1971年の作品 1972年の作品 1973年の作品 1974年の作品 1975年の作品 1976年の作品 1977年の作品 1978年の作品 1979年の作品 1980年の作品 1981年の作品 1982年の作品 1983年の作品 1984年の作品 1985年の作品 1986年の作品 1987年の作品 1988年の作品 1989年の作品 1990年のライブ 1990年の作品 1991年の作品 1992年の作品 1993年の作品 1994年の作品 1995年の作品 1996年の作品 1997年の作品 1998年のライブ 1998年の作品 1999年のライブ 1999年の作品 2000年のライブ 2000年の作品 2001年のライブ 2001年の作品 2002年のライブ 2002年の作品 2003年のライブ 2003年の作品 2004年のライブ 2004年の作品 2005年のライブ 2005年の作品 2006年のライブ 2006年の作品 2007年のライブ 2007年の作品 2008年のライブ 2008年の作品 2009年のライブ 2009年の作品 2010年のライブ 2010年の作品 2011年の作品 2012年のライブ 2012年の作品 2013年のライブ 2013年の作品 2014年の作品 2015年のライブ 2015年の作品 2016年の作品 2017年のライブ 2017年の作品 2018年のライブ 2018年の作品 2019年のライブ 2019年の作品 2020年のライブ 2020年の作品 2021年のライブ 2021年の作品 2022年のライブ 2022年の作品 2023年のライブ 2023年の作品 2024年のライブ 2024年の作品 =LOVE A Day to Remember A New Revenge A Perfect Circle a-ha A.A. Williams AA= AAAMYYY ABBA Abbath AC/DC Acacia Strain, the Accept Ace Frehley Adam Lambert Adrian Younge Aerosmith AFI After the Burial Afterglow Ahab aiko Air (France) AIR (Japan) AKB48 ALAZEA Alcatrazz Alcest Aldious Alexisonfire Alice Cooper Alice in Chains Alicia Keys Allman Brothers Band, the Almighty, the Alter Bridge Altitudes & Attitude Amaranthe American Head Charge American Hi-Fi Amorphis Anaal Nathrakh Anaïs Anchoress, the Anderson .Paak Andrew W.K. Andy Bell Andy Black Andy McCoy Andy Taylor Angel Du$t Angel Witch Angels & Airwaves Angra Animals as Leaders Annihilator Annisokay Anohni ANTHEM Anthrax Anti-Flag Aphex Twin Appice Aqours Arcade Arcadia Arch Echo Arch Enemy Architects Arctic Monkeys Aretha Franklin Arlo Parks Armed, the Armored Saint ARROWS, the Art of Fighting Ash Asia Asian Dub Foundation ASIAN KUNG-FU GENERATION Asking Alexandria asmi At the Drive-In At the Gates Atari Teenage Riot ATATA Atomic Bitchwax, the Atreyu Audioslave August Burns Red Aurora Avalanches, the Avatarium Avenged Sevenfold Avril Lavigne Ayron Jones Azusa B'z Baby Chaos BABYMETAL Babyshambles Backstreet Girls Backyard Babies Bad Company Bad English Bad Moon Rising Bad Omens Badlands BAND-MAID Bang Tango Bangles, the Baroness BAROQUE Basement Jaxx Battle Beast Battles BAZRA BBHF BBM bdrmm Be the Wolf Beach House Beartooth Beastie Boys Beatles, the Beck Behemoth Belle & Sebastian Ben Folds Ben Harper Berlin Bernard Butler Berryz工房 Between the Buried and Me Beyoncé Biff Byford Biffy Clyro Big Brother and the Holding Company Big Scenic Nowhere bigLOVE Billie Eilish Billie Joe Armstrong Billy Corgan Billy F Gibbons Billy Idol Billy Talent BiSH Björk Black Crowes, the Black Earth Black Eyed Peas, the Black Label Society Black Lung Black Midi Black Sabbath Black Star Riders Black Swan Black Veil Brides BLANKEY JET CITY Bleachers Bleed from Within Blessing a Curse Bleu Blind Channel Blind Guardian Blind Melon Blink-182 Bloc Party Blondshell Blood Incantation Blood Orange Bloodywood Blue Murder Blues Pills Bluetones, the Blur Boards of Canada Bodom after Midnight Body Count Bodyslam Bon Iver Bon Jovi BON-BON BLANCO Bones UK Bonobo bonobos BOOM BOOM SATELLITES BOOM, THE Boris Born of Osiris Boston Boston Manor BOWWOW Boxer Rebellion, the Boy George BOYNEXTDOOR BOØWY BPMD BRAHMAN brainchild's Brian Eno Brian May Brides of Destruction Brides of Lucifer Bring Me the Horizon Brink, the British Lion Brkn Love Bronx, the Bruce Dickinson Bruce Springsteen Brujeria Bruno Mars Brutal Truth Bryan Adams BTS BUCK-TICK Buckcherry Budderside Buddy Guy Budgie Buffalo Daughter BUGY CRAXONE Bullet for My Valentine Bulletboys Bullets and Octane BUMP OF CHICKEN Buono! Burn the Priest Burning Witches Bury Tomorrow Bush Butch Walker Butcher Babies Cacoy Caesars Caliban callme Can't Swim Candlemass Candy Cane Hill Cannbal Corpse Capra Carcass CAROL Caroline Polachek Cars, the Catatonia Cathedral Cats in Boots Cavalera Conspiracy Cave in Celeste Chamber Charlatans, the Charlie Benante Charlie Sexton Cheap Trick chelmico Chelsea Wolfe Chemical Brothers, the Chic Children of Bodom Chip Z'nuff Chk Chk Chk (!!!) Chris Cornell Chris Poland Christina Aguilera Chrome Division Chthonic Chuck Berry Chvrches Cibo Matto Cigarettes After Sex Cinderella Circa Waves Clam Abuse Clash, the Classless Act Cleanbreak Click Five, the Clutch CO-FUSION Cocco Code Orange Coheed and Cambria Colbie Caillat Coldplay coldrain Comeback Kid Compilation Album COMPLEX Confusion Master Converge Corey Taylor Cornelius Cornershop Corrosion of Conformity Counterparts Courteeners, the Courtney Barnett Courtney Love Coverdale・Page Covet Cozy Powell CQ Cradle of Filth Crashdïet Crazy Lixx Cream Creature Creature Creed Creeper Cribs, the Crosses (✝✝✝) Crossfaith Crown the Empire Crown, the Cry of Love Cryptopsy Crystal Lake Cult, the Culture Club Cure, the Cutting Crew CYaRon! Cybernauts Cyhra Cymbals Cynic D'Angelo D'ERLANGER D-A-D D.A.N. Dachambo Daft Punk Damageplan Damn Yankees Damned Things, the Damned, the Damon Albarn Dance Gavin Dance Danger Danger Danko Jones Danny Elfman Danzig Dark Tranquillity Darkness, the Dashboard Confessional DATE COURSE PENTAGON ROYAL GARDEN DATS Datsuns, the Daughtry Dave Gahan Dave Lombardo David Bowie David Coverdale David Ellefson David Lee Roth David Sylvian Dead by April Dead by Sunrise Dead Cross Dead Daisies, the DEAD END Dead Kennedys Deafheaven Death Angel Death of Lovers Debbie Gibson DECAYS Deckard Dee Snider Deep Purple Def Leppard DEF.DIVA Deftones delofamilia Delorean Demolition 23. Departure, the Depeche Mode Deraps Derek Sherinian Desmond Child Destruction detroit7 Devil Wears Prada, the Devin Townsend Project Diamond Head DIAMOND☆YUKAI Diffuser Dillinger Escape Plan, the Dimmu Borgir Dinosaur Jr. Dio DIR EN GREY Dirty Honey Dirty Pretty Things Dirty Shirley Distillers, the Disturbed Dizzy Mizz Lizzy DMBQ Dogs D'Amour, the Dogs Die in Hot Cars Dokken Don Broco Don Dokken Donavon Frankenreiter Donnie Vie Doors, the Dorothy Down Down 'n' Outz downset. downy Dr. Feelgood Dragon Ash DragonForce Dream Theater Dream Widow Dreamboy Dreams Come True Dregen Drug Church DRY & HEAVY Dry Cleaning Dub War Duff McKagan Duran Duran Durbin DUST'N'BONEZ, THE Dweezil Zappa DYGL Dynazty Earthshaker eastern youth Echo & the Bunnymen Eclipse Eddie Vedder EGO-WRAPPIN' ELECTRAGLIDE Electric Century Electric Light Orchestra Electric Pyramid Electric Six ELLEGARDEN Elliott Smith Elton John Elvis Presley Eminem Emma Ruth Rundle Emperor Empire State Bastard Employed to Serve En Minor End Machine, the ENDRECHERI Enforcer Enter Shikari Entombed Enuff Z' Nuff Eric Clapton Eric Martin Erra Erykah Badu Eskimo Callboy Europe Eurythmics Evanescence Eve Every Time I Die Evil Stig Evile Ex: Re Exodus Explosions in the Sky Extreme Eyehategod E・Z・O Faceless, the Fair Warning Fairground Attraction Faith No More Falco Fall of Troy, the Fall Out Boy Faster Pussycat Fatboy Slim Fate Fates Warning Father John Misty Faye Webster Fear Factory Fear, and Loathing in Las Vegas Feeder Feeling, the Fever 333, the Fight Filter Finch Firehouse Firestarter Firewind Firstborne Fit for a King Five Finger Death Punch FKA Twigs Flaming Lips, the Flashcubes Flatbacker Fleetwood Mac Flotsam and Jetsam Flying Colors Flyleaf FM Foi Fontaines D.C. Foo Fighters Foreigner Fountains of Wayne fra-foa Francis Dunnery Frank Black Frank Turner Frankie Goes to Hollywood Franz Ferdinand Freddie Mercury Free Frost* Fudge Tunnel Fugees, the FUJI ROCK FESTIVAL Funeral for a Friend Futureshock Fuzzbubble G. Love Gabriels GALNERYUS Gamma Ray Garbage Garth Brooks Gary Moore GASTUNK Gatecreeper Gathering, the Gaupa Gene Simmons Genesis George Harrison George Lynch George Michael Georgia Satellites, the Get Up Kids, the GHEEE Ghost Ghost Inside, the Ghost Iris Ghostemane Ghostkid Gilby Clarke Gin Blossoms Ginger Wildheart Gits, the Giuda Glass Tiger Glassjaw GLAY Glenn Hughes GLIM SPANKY Go Ahead and Die GO!GO!7188 God is an Astronaut Godsmack Godspeed GOING STEADY GOING UNDER GROUND Gojira Goldie Lookin Chain Gorillaz Gotthard Graham Bonnet Grapevine Graupel GREAT ADVENTURE Great White Green Day Greg Puciato Greta Van Fleet Grey Daze Greyhaven Grimes GTR Guilty Kiss Gun Guns n' Roses H.E.A.T H.E.R.O. H.P. オールスターズ Hacktivist Halestorm Halford Halsey Hammer King Hanoi Rocks Hanson Harakiri for the Sky Hardcore Superstar Hardline Harem Scarem HARISS Harry Styles Hatebreed Haunted, the HAWAIIAN6 Hayley Williams HEAD PHONES PRESIDENT Health Heart Heartbreakers, the HEATWAVE Heaven & Hell Heaven Shall Burn Hell Freezes Over Hellacopters, the HELLO WORKS, THE Hellogoodbye Helloween Hellyeah Helmet HER NAME IN BLOOD Hermann H. & The Pacemakers Heroes and Monsters HEY-SMITH Hi-STANDARD hide HIGH and MIGHTY COLOR HIGH-LOWS, THE Higher Power HIM Hives, the Ho99o9 Hole Hollywood Rose Hollywood Vampires Honeycrack HoneyWorks Honne Hoobastank House of Lords Hu, the Huaska Hudson Mohawke Hurricane Hurricane #1 HUSKING BEE Hypocrisy I Mother Earth I Prevail I See Stars Ian Hunter Ibaraki Ice Nine Kills Iggy Pop Ihsahn Imminence Impellitteri Imperial State Electric In Flames In the Soup In This Moment Incubus Indianhead Infectious Grooves Inhaler INI INORAN Inter Arma International Noise Conspiracy, the Inxs Iron Maiden Issues It Bites Ithaca Izzy Stradlin J Jack Johnson Jack White Jaded Hearts Club, the Jake Bugg James Bay James Brown James Dean Bradfield James LaBrie Jamie XX Jamila Woods Jane's Addiction Janet Jackson Janis Joplin Japan Jeevas, the Jeff Beck Jeff Beck Group Jeff Buckley Jeff Healey Band, the Jeff Wootton Jellyfish Jerry Cantrell Jerusalem Slim Jessie Buckley Jesus & Mary Chain, the Jesus Jones Jet Jetboy Jim Steinman Jimi Hendrix Jimmy Eat World Jimmy Page Jimmy Page / Robert Plant Jinjer Joan Jett & the Blackhearts Joe Lean & the Jing Jang Jong Joe Lynn Turner Joe Perry Joe Satriani Joe Strummer & the Mescaleros Joel Hoekstra's 13 John Corabi John Diva & The Rockets of Love John Frusciante John Lennon John Mayer John Mellencamp John Sykes Johnny Thunders Johnny Winter Jomi Massage Jon Bon Jovi Jon Spencer Blues Explosion, the Jonathan Davis Josh Todd Josh Todd & the Conflict Joss Stone JOUJOUKA Journey Joy Division Judas Priest JUN SKY WALKER(S) Juno Reactor Jurassic 5 Justice Justin Timberlake JYOCHO Kaato Kadavar Kamasi Washington Kanye West Kaonashi Kasabian Katatonia Katmandu Keane Keith Richards Kelela Kelly Osbourne KEMURI Ken Yokoyama Kendrick Lamar Kenny Loggins KENZI & THE TRIPS Kerry King Khemmis Kid Laroi, the Kiko Loureiro Killer be Killed Killers, the Killing Joke Killswitch Engage King 810 King Crimson King Gizzard & the Lizard Wizard King Woman King's X Kingdom Come KinKi Kids Kirk Hammett KISS Kissin' Dynamite Kittie Kix KK's Priest Klan Aileen KLF, the Knack, the Knocked Loose KOOK Kooks, the Korn Korpiklaani Kottonmouth Kings Kraftwerk Kreator Kula Shaker Kurt Cobain Kurt Vile Kvelertak KXM Kylie Minogue Kyuss L'Arc-en-Ciel L.A.Guns La'cryma Christi LA-PPISCH Lacuna Coil Lady Gaga Lamb of God Landmvrks Last Days of April Laufey Led Zeppelin Lemon Twigs, the Lemonheads, the Lenny Kravitz Leprous Liam Gallagher Libertines, the Liella! Light the Torch Like a Storm Lil Uzi Vert Lily Allen Limp Bizkit Lindemann Lingua Ignota Linkin Park Lion Liquid Tension Experiment LiSA Lita Ford Little Angels Little Caesar Little Glee Monster Liturgy Living Colour Local Band, the Lock Up Lonerider Lordi Lords of Black LOST IN TIME Lotus Eater Lou Reed LOUD PARK LoudLion Loudness Love and Death LOVE PSYCHEDELICO LOVEBITES Loverboy LOW IQ 01 Luby Sparks Lucer Lucifer Lullacry LUNA SEA Lurking Fear, the Lynch Mob Lynyrd Skynyrd lyrical school M/A/R/R/S Machine Gun Kelly Machine Head Mad Capsule Markets, the Mad Season Madball Madonna Magic Numbers, the Maison book girl Mamiffer Mammoth Mammoth Mammoth WVH MAN WITH A MISSION Man, the Mando Diao Manic Eden Manic Street Preachers Manowar Mansun Mantar Marillion Marilyn Manson Mark Morton Mark Slaughter Marmozets Maroon 5 Mars Electric Mars Volta, the Marty Friedman Marvelous 3 Massive Attack Mastodon Matchbox Twenty Matt Bellamy Matt Cameron Matthew Sweet Mayhem McAuley Schenker Group MD.45 Mdou Moctar Meat Loaf Meathook Seed Megadeth MELTONE Melvins Mercury Rev Meshuggah Metal Church Metallica METALVERSE Methods of Mayhem Mew Michael Jackson Michael Monroe Michael Schenker Michael Schenker Fest Michael Schenker Group Michael Sweet Mick Jagger Mick Mars Mick Ronson Midnight Bankrobbers Midnite City Mighty Mighty Bosstones, the Migos mihimaru GT Mike Shinoda Ministry Mission, the Mitski MIYAVI MO'SOME TONEBENDER Moby MODS, THE Mogwai Mondo Generator Mondo Grosso Monkees, the MONO NO AWARE MONOEYES Monster Magnet Mooney Suzuki, the Mordred Morrie Mother Love Bone Motley Crue Motorhead Mott the Hoople Mountain Mouse on Mars Mr. Big Mr. Bungle Mr. Mister Mr.Children Mrs. Piss MUCC Mudhoney Mudvayne Muse Music, the Mutation My Bloody Valentine My Chemical Romance My Darkest Days My Dying Bride My Little Lover Myles Kennedy Myrkur Måneskin Møl Nailbomb NAMBA69 Nancy Wilson Napalm Death Nashville Pussy Nelly Nelson NEMOPHILA Nervosa Neurotic Outsiders Neve New Order New Years Day New York Dolls NewJeans NEWS Newsted NGT48 Nicke Borg Homeland Nickelback Night Ranger Nightwish Nile Nine Black Alps Nine Inch Nails Nirvana NiziU Noel Gallagher's High Flying Birds NoisyCell NOT WONK Nothing Nothing But Thieves nothing, nowhere. Nova Twins NOVEMBERS, THE Nuclear Valdez O.P.KING Oasis Obituary Oblivion Dust Obscura Ocean Colour Scene Ocean, the OCEANLANE Octavision Of Mice & Men Offspring, the OGRE YOU ASSHOLE Oingo Boingo Olivia Rodrigo ONE OK ROCK Oneohtrix Point Never Opeth ORANGE RANGE Oranssi Pazuzu Orbital Ordinary Boys, the Orgy Orianthi ORIGINAL LOVE Our Hollow, Our Home Out of This World Outkast Outrage Overkill Ozzy Osbourne Palace Palaye Royale Paledusk PALEDUSK Pallbearer Panic! at the Disco Pantera Papa Roach Paradise Lost Paradox Paramore Parkway Drive PassCode Patti Smith Paul Draper Paul Gilbert Paul McCartney Paul Rodgers Paul Stanley Paul Weller PE'Z Peach sugar snow PEALOUT Pearl Jam PENPALS Perfume Periphery PERSONZ Pet Shop Boys Peter Gabriel Phantom Excaliver Phantom Planet Phil Campbell and the Bastard Sons Phish Pig Destroyer pillows, the Pink Cream 69 Pink Floyd Pixies Placebo Plastic Tree Playmates, the Poison Polaris (Australia) Polaris (Japan) Police, the polly Polyphonic Spree, the POLYSICS Pop Evil Poppy Porcupine Tree Portishead Power Station, the Power Trip Powerman 5000 Praying Mantis Predators, the Pretty Boy Floyd Pretty Maids Pretty Reckless, the Pride & Glory Primal Scream Primus Prince Privates, the Probot Prodigy, the Prong Protest the Hero Public Enemy PUFFY Pulp PUNPEE pupa Pvris Qemists, the Queen Queen + Adam Lambert Queens of the Stone Age Queensryche Quicksand Quiet Riot Quireboys, the R.E.M. Raconteurs, the Radiohead RADWIMPS Rage against the Machine Raging Speedhorn Rainbow RAISE A SUILEN Rammstein Ramones RAMRIDER Rancid Randy Rhoads Rapture, the RAREDRUG Rasmus, the Ratt Raven RCサクセション Reckless Love Red Dragon Cartel Red Hot Chili Peppers Red Warriors Reef Refused Revolution Saints Rex Brown RHYMESTER Richie Kotzen Richie Sambora Ricky Warwick Ride Rina Sawayama Riot Riot V RIP SLYME Rise of the Northstar Rival Sons Riverdogs RIZE Rob Zombie Robert Palmer Robert Plant Rock City Angels ROCK IN JAPAN FESTIVAL Rock Star Supernova ROCKBOTTOM Rocket from the Crypt Rod Stewart Roger Daltrey Rolling Stones Rolo Tomassi ROMANS RON RON CLOU Ronnie Atkins Ronnie Wood Rooster ROOSTERS, THE Roselia ROSSO Rough Cutt ROVO Roxy Blue Roxy Music Royal Blood Royal Republic RSO Run D.M.C. Rush Russian Circles Ryan Adams Sabaton Sacred Reich Sads Saigon Kick Saint Snow Saint Vitus Salems Lott Sam Smith Samantha's Favourite Sami Yaffa Sammy Hagar Santa Cruz Santana Saosin Savages Savatage Saxon SBK Scissor Sisters Scorpions Scott Weiland Scour Screaming Soul Hill Sean Lennon Sebastian Bach Secret Machines SeeYouSpaceCowboy SEKAI NO OWARI Selfish Cunt Senses Fail Septic Tank Sepultura Serj Tankian Sevendust SEX MACHINEGUNS Sex Pistols Shadow King Shadows Fall Shark Island Sharon Van Etten Sharptooth Sheryl Crow Shinedown Shinning Shobaleader One showmore Siamese Sick of it all Sigh Sigue Sigue Sputnik Sigur Rós Silver Ginger 5 Silverstein Silvertide Simple Minds Simply Red SION Sixty-Eight Sixx:A.M. SKE48 SKETCH SHOW Skid Row Skillet skillkills Skills Skin Skindred Skunk Anansie Slash Slash's Snakepit Slaughter Slaughter to Prevail Slaves (US) Slayer Sleep Sleep Token Sleeping with Sirens sleepyhead Slipknot Sloan Slowdive SLY Smashing Pumpkins Smith/Kotzen Smiths, the smorgas SNAKE HIP SHAKES Sneeze Snow Patrol Snuts, the Sodom Soen SOFT BALLET Soft Cell Soilwork Sonics, the Sons of Apollo Sons of Texas SOPHIA sora tob sakana Soul Asylum Soul Flower Union Soul Glo Soulfly Soulsavers Soulwax Soundgarden South Spaghetti Vabune! Sparta Sparta Locals Spiritbox Spiritual Beggars Spiritualized Spoon Squarepusher SR-71 St. Vincent STALIN, THE Starcrawler Starmen Starset Static-X Steel Panther Steelheart Stella Donnelly Stenfors Stephen Pearcy Stereophonics Steriogram Steve Conte Steve Jones Steve Perry Steve Stevens Steve Vai Steve Whiteman Steve Winwood Steven Tyler Steven Wilson Stevie Salas Stevie Wonder Stick to Your Guns Stills, the Sting Stone Roses, the Stone Sour Stone Temple Pilots Stooges, the Stormtroopers of Death Strapping Young Lad Stratovarius StringerBessant Strokes, the Struts, the Stryper Strypes, the STU48 Style Council, the Styx Suede SuG Suicidal Tendencies Suicide Silence Sum 41 SUMMER SONIC Sunbomb SUPER BEAVER SUPER BUTTER DOG Super Furry Animals Super$hit 666 Superchunk Supergrass SUPERSNAZZ Survive Survivor Suspended 4th Sweet Sweet & Lynch Sweet Oblivion Swervedriver Switchfoot Syrup16g System of a Down Szuters, the T. Rex t.A.T.u. Taking Back Sunday Talas Tame Impala Tank task have fun Taylor Swift Tea Party, the Team Sleep Tears for Fears Tears, the Teenage Fanclub Television Temple of the Dog Temples TENDRE Terence Trent D'Arby Terrorizer Terrorvision Tesla Tesseract Testament THEE MICHELLE GUN ELEPHANT Them Crooked Vultures Therapy? THE冠 Thin Lizzy Thirteen Senses Thirty Seconds to Mars Thou Three Days Grace Thunder Thundercat Thundermother Thunderpussy Thy Art is Murder Times of Grace Tin Machine Tinted Windows TMG TNT To Kill Achilles Toad the Wet Sprocket Todos Tus Muertos Tokyo Dragons Tokyo Motor Fist TOKYO ZAWINUL BACH Tom Keifer Tom Misch Tom Morello Tomahawk Tommy Lee Tommy's Rocktrip Tony MacAlpine Tony Martin Tool Toro Y Moi Torres Tortoise Toto Touché Amoré Towers of London Traening Train Trapped Under Ice Travis Treatment, the TREEBERRYS Tribulation TRICERATOPS Trivium Trixter Turbulence Turmion Kätilöt Turnstile Twenty One Pilots Twisted Sister Two (2wo) Two Door Cinema Club Two Lone Swordsmen Tycho Tygers of Pan Tang Tyketto U.D.O. U2 UA UFO Ugly Kid Joe Ultraphonix Ultraísta Umbra Vitae Underoath Underworld Unearth United Unkle Uriah Heep Used, the UVERworld Vader Vain Van Halen Vandenberg Vandenberg's Moonkings Veil of Maya Velvet Revolver Venom Venom Prison Verve, the Vexed Vibrators, the Vicious Rumors Vince Neil Vinnie Vincent Invasion Violette Wautier Vivian Campbell Vixen Voivod Vola Volbeat Volumes VOW WOW VV (Ville Valo) w-inds. W.A.S.P. Wage War Waltari WANIMA Wardruna Wargasm (UK) Warrant Warrior Soul Waterparks Wavves Wear Your Wounds Weeknd, the Weezer Wet Leg Wham! Wheatus While She Sleeps White Lion White Stones White Stripes, the Whitechapel Whitesnake Who, the Wig Wam Wildhearts, the Wilko Johnson Willard, the Willow Winery Dogs, the Winger Wings Witch Witherfall Within Temptation Wombats, the Wrench W(ダブルユー) X JAPAN XG Xibalba Y&T Yeah Yeah Yeahs Year of the Knife Yellow Magic Orchestra YELLOW MONKEY, THE Yes Yngwie Malmsteen YO-KING Yo-Yo's, the YOASOBI Yonaka You Me at Six YUKI Yumi Zouma Yungblud Yves Tumor Zakk Sabbath Zakk Wylde ZAZEN BOYS Zeal & Ardor Zeppet Store ZIGGY ZYX ZZ Top ×ジャパリ団 μ's ℃-ute →Pia-no-jaC← 「100番勝負」 「10年前」 「1年のまとめ」 「20年前」 「AIN'T IT FUN」 「CCCD」 「DJ / イベント出演」 「R.I.P.」 「アクセスランキング」 「アンケート」 「ゾ」 「ネットラジオ」 「フェス」 「仕事紹介」 「再結成」 「分析ネタ」 「平成の30枚」 「私的ベスト10」 「記事一覧」 「音楽配信」 あぁ! おとぎ話 からあげ姉妹 くるり こぶしファクトリー すかんち どうぶつビスケッツ×PPP ぼくのりりっくのぼうよみ ももいろクローバーZ ゆず ゆらゆら帝国 アイドルネッサンス アンジュルム イヤホンズ インビシブルマンズデスベッド ウマ娘 ウルフルズ エイプリルズ エレファントカシマシ カントリー娘。 カントリー娘。に石川梨華(モーニング娘。) カントリー娘。に紺野と藤本(モーニング娘。) カーネーション キタニタツヤ キュウソネコカミ キリンジ ギターウルフ クマリデパート クラムボン クリープハイプ クレイジーケンバンド グループ魂 ゲスの極み乙女。 コンタクト サザンオールスターズ サバシスター サンボマスター サ上と中江 ザ・クロマニヨンズ スカート スガ シカオ スタァライト九九組 スチャダラパー ストレイテナー スネオヘアー スピッツ スーパーカー ソニン タンポポ チャットモンチー トリプルファイヤー ドレスコーズ ナンバーガール ニューロティカ ハナレグミ ハロー!プロジェクト ヒプノシスマイク ピーズ, The フィッシュマンズ フィロソフィーのダンス フジファブリック フラワーカンパニーズ フランシュシュ プッチモニ マキシマム ザ ホルモン ミドリ ミニモニ。 ムーンライダーズ メロン記念日 モーニング娘。 モーニング娘。おとめ組 モーニング娘。さくら組 ユニコーン ラストアイドル ラブライブ! ラブリーサマーちゃん レミオロメン ロッカーズ ロマンポルシェ。 三浦大知 中島美嘉 中村一義 中村佳穂 中澤裕子 乃木坂46 乃紫 乙女新党 人間椅子 伊藤美来 佐野元春 八代亜紀 凛として時雨 加藤いづみ 勝手にしやがれ 原田知世 吉井和哉 吉川晃司 和田彩花 坂本真綾 堂島孝平 夢眠ねむ 大塚愛 大槻ケンヂ 大江慎也 太陽とシスコムーン(T&Cボンバー) 奥田民生 奮酉 女王蜂 如月レオン 宇多田ヒカル 安倍なつみ 安全地帯 寺嶋由芙 小沢健二 小泉今日子 尾崎豊 岡村靖幸 岡村靖幸と石野卓球 左とん平 市井紗耶香 布袋寅泰 平井堅 後浦なつみ 後藤真希 忌野清志郎 怒髪天 惑星 折坂悠太 押尾コータロー 推定少女 揺らぎ 斉藤和義 斉藤壮馬 新垣結衣 日向坂46(けやき坂46) 日暮愛葉 星井七瀬 星屑スキャット 星野みちる 星野源 春ねむり 暴動クラブ 曽我部恵一 月島きらり starring 久住小春(モーニング娘。) 有村竜太郎 朝霧 Jam 木村カエラ 東京スカパラダイスオーケストラ 東京事変 東京女子流 松浦亜弥 松田聖子 柴田淳 桑田佳祐 森七菜 森重樹一 椎名林檎 椿屋四重奏 楠木ともり 櫻坂46(欅坂46) 氣志團 水曜日のカンパネラ 水瀬いのり 氷室京介 永井ルイ 沢田研二 浅井健一 浜崎あゆみ 浜田麻里 渋さ知らズ 片平里菜 玉置成実 玉置浩二 田中フミヤ 真心ブラザーズ 矢口真里 石川梨華 砂原良徳 私立恵比寿中学 筋肉少女帯 米津玄師 結束バンド 絢香 羅針盤 美勇伝 花冷え。 菊地成孔 藤本美貴 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 道重さゆみ 遠藤ミチロウ 金子ノブアキ 銀杏BOYZ 阿部真央 陰陽座 離婚伝説 電気グルーヴ 鞘師里保 頭脳警察 飯田圭織 齋藤飛鳥 10-FEET 1975, the 2 Many DJ's 22-20s 22/7 3 Colours Red 3 Doors Down 3rd Secret 3776 44MAGNUM 54-71 9mm Parabellum Bullet

カテゴリー