カテゴリー「Steve Jones」の7件の記事

2023年1月14日 (土)

STEVE JONES『MERCY』(1987)

1987年7月にリリースされたスティーヴ・ジョーンズの1stソロアルバム。

SEX PISTOLSのギタリストとして知られるスティーヴ・ジョーンズですが、バンド解散後はTHE PROFESSIONALSやCHEQUERED PASTといったバンド活動のほか、フィル・ライノット(THIN LIZZY)やイギー・ポップアンディ・テイラーと共演するなどして、音楽を続けてきました。そんな彼が1986年にMCA Recordsと単独契約。同年秋にはアメリカのテレビドラマ『特捜刑事マイアミ・バイス』の挿入歌として初のソロ楽曲「Mercy」を、同じく1986年11月公開(日本では1988年6月公開)の映画『サムシング・ワイルド』に「With You Or Without You」を提供するなどして、ソロキャリアを重ねていきます。

同2曲を含む初のソロアルバム、プロデュースを手がけるのはスティーヴ自身とボブ・ローズ(マイケル・デ・バレス、ジュリアン・レノンなど)、ポール・ラニ(MEGADETHENUFF Z'NUFF、SANCTUARYなど)という面々。ギターやベースに加え、スティーヴ自身がボーカルを担当しており、ドラムはブライアン・アダムスとの活動で知られるミッキー・カリーと名手ジム・ケルトナー、キーボードはボブ・ローズが担っています。

ピストルズでの重厚感の強いギターサウンド、直近のイギー・ポップ『BLAH-BLAH-BLAH』(1986年)やアンディ・テイラー『THUNDER』(1987年)で聴かせたワイルドなギタープレイをイメージして本作に触れると、その地味な作風に驚くのではないでしょうか。豪快なハードロックやパンクロックはここには皆無で、終始穏やかなトーンで展開されるミディアロックの数々は、クスリ抜けして真人間になったスティーヴがそのまま反映されたかのような仕上がりです(「Drugs Suck」なんてタイトルの曲まで収録されるくらいですからね)。

抜けの良いシンセ&ドラムとギターが比較的抑えめというミックスに、1987年という時代性を感じずにはいられません。スティーヴの中低音中心のボーカルのせいもあり、個人的にはチャーリー・セクストンのデビューアルバム『PICTURES FOR PLEASURE』(1985年)と似た印象を受けるのですが、年齢的なこともありチャーリーのほうがみずみずしく華やかさが勝っており、じゃあこのスティーヴのソロアルバムの魅力はどこかと問われると……純粋に曲の良さなのかな、と。

メロディメイカーとしては(自身の声域を考慮したこともあってか)飛び抜けた個性は感じられないものの、不思議と聴いていて心地よい曲ばかり。ラストのスタンダードナンバー「Love Letters」のカバーまで全10曲、大きな山場や高揚感を迎えることなく終了するものの、なぜか嫌いになれない1枚なんですよ。

スティーヴが心の平穏を取り戻すため、リハビリがてら取り掛かった本作は続く2ndアルバム『FIRE AND GASOLINE』(1989年)で本領発揮するための、プレ・ソロデビュー作なのかもしれません。ホント、傑作ハードロックアルバム『FIRE AND GASOLINE』と比べると対照的な内容ですからね。

このアルバムと『FIRE AND GASOLINE』、しばらく廃盤状態でしたが2019年初頭にRock Candyから再発。昨年にはサブスクでも無事解禁されております。

 


▼STEVE JONES『MERCY』
(amazon:海外盤CD / 海外盤アナログ / MP3

 

2023年1月13日 (金)

IGGY POP『BLAH-BLAH-BLAH』(1986)

1986年10月23日にリリースされたイギー・ポップの7thアルバム。日本アナログは同年10月21日、同CDは11月21日に発売。

1983年夏からしばらくの間、薬物依存の治療に取り組みつつ日常生活を安定させようと、音楽活動を休止したイギー。同じ頃、盟友デヴィッド・ボウイが過去の共作曲「China Girl」をアルバム『LET'S DANCE』(1983年)でセルフカバーし、シングルとしても大ヒットさせるなど、印税面でイギーをバックアップします。また、ボウイは続く『TONIGHT』(1984年)でイギーをレコーディングに呼び、コーラス参加などで少しずつリハビリさせていくことに。こうしてイギーは少しずつ自身の音楽活動にも着手し始め、新しいアルバムのためにボウイと楽曲制作を進めていきます。

プロデューサーにはQUEENやボウイ、YESDURAN DURANなどで知られるデヴィッド・リチャーズを迎え、元SEX PISTOLSスティーヴ・ジョーンズ(G)や本作のツアーにも参加するケヴィン・アームストロング(G)、ボウイとの交流も深かったマルチプレイヤーのエルダル・キジルチャイとともにレコーディングを敢行。80年代半ばらしい打ち込み主体の、キラキラしたポップ感が異彩を放つアルバムを完成させます。

イギーの持ち味的にはこのテイストは「ちょっと違うんじゃないか?」という声が多いかと思います。が、まずは彼自身を表舞台に引きずりあげることが当時の重要項目であり、本作はその役目を見事に果たす1枚だったのではないでしょうか。事実、リリース当時は「Real Wild Child (Wild One)」や「Cry For Love」のMVがMTVを中心にヘヴィローテーションされましたし。また、「Isolation」などを筆頭に、楽曲の方向性やサウンドの作風的にもボウイが大ヒットを飛ばした『LET'S DANCE』や『TONIGHT』の延長線上にあり、かつボウイが楽曲制作に携わり、コーラスでも参加していることはアピールポイントとしても非常に大きく、当時中学生だった僕のようなイギー初心者にも触れやすかったわけですからね(アラフィフ世代の洋楽リスナーは本作でイギーを初めて知ったという方も少なくなかったことでしょう)。

実際、どの曲も非常によく作り込まれており、ボウイファンなら「これ、自分で歌えよ!」と思ってしまうような良曲も少なくありません。それをイギーが、あえて煮えたぎるパワーを抑えた穏やかな歌声で表現するアンバランスさ。好きなことをするために我慢してこれを歌い切ったという解釈もできるでしょうが、大半の楽曲制作にイギー自身が関わっていることを考えると、実はここで表現されていることも少なからず彼の内面に蓄積されていたものと捉えることもできるはず。事実、ここでの経験はその後の作品にも多々反映されていますしね。

スティーヴ・ジョーンズは「Fire Girl」「Cry For Love」「Little Miss Emperor」(この曲のみアナログ未収録)の3曲でイギーと共作を果たし、「Cry For Love」では彼らしいワイルドなギターソロも披露。当時のスティーヴはアンディ・テイラー(元DURAN DURAN)とのコラボレーションなどで経験を蓄積していた最中で、これらの経験が続く初ソロアルバム『MERCY』(1987年)へとつながっていきます。

セールス的にも全米75位/全英43位とまずまずの結果を残し、アメリカではソロデビュー作『THE IDIOT』(1977年)の全米72位に続く成功を収めました。この成功があったから、坂本龍一のアルバム『NEO GEO』(1987年)参加(「Risky」を歌唱)が実現したり、本領発揮の『INSTINCT』(1988年)が生まれたりしたわけですからね。

 


▼IGGY POP『BLAH-BLAH-BLAH』
(amazon:国内盤CD / 海外盤CD / 海外盤アナログ / MP3

 

2021年9月26日 (日)

JOHNNY THUNDERS『SO ALONE』(1978)

1978年10月にリリースされたジョニー・サンダースの1stソロアルバム。

1975年のNEW YORK DOLLS脱退を経て、一緒に脱退したジェリー・ノーラン(Dr)とTHE HEARTBREAKERSを結成。パンクムーブメントがイギリスで勃発する1977年に唯一のアルバム『L.A.M.F.』を発表しますが、そこから1年に初のソロアルバムを完成させます。

スティーヴ・リリィホワイト(U2、XTC、ULTRAVOX、モリッシーなど)を共同プロディーサーに迎え、レコーディングにはSEX PISTOLSスティーヴ・ジョーンズ(G)&ポール・クック(Dr)、フィル・ライノット(Ba, Vo/THIN LIZZY)、スティーヴ・マリオット(Harp, Piano, Vo/SMALL FACES、HUMBLE PIE)、クリッシー・ハインド(Vo/THE PRETENDERS)、ウォルター・ルー(G/THE HEARTBREAKERS)などジョニーの交友関係の幅広さを感じらせる面々が多数参加。『L.A.M.F.』の延長線上にありながらも、ソロならではのパーソナルな側面を感じさせる楽曲も含む、バランス感に優れた1枚に仕上がっています。

カバー曲が多いのも彼ならではといったところで、VENTURESの「Pipeline」のカッコよさ(HANOI ROCKSのカバーはこれが元でしょう)をはじめ、THE SHANGRI-LAS「Great Big Kiss」、オーティス・ブラックウェル(THE WHOなどもカバーした)「Daddy Rollin' Stone」、NEW YORK DOLL時代のセルフカバー「Subway Train」など彼らしいセレクト/アレンジで楽しませてくれます。

かと思えば、今日までマイケル・モンローGUNS N' ROSESなどさまざまなアーティストにカバーされてきた「You Can't Put Your Arms Around A Memory」や「Ask Me No Questions」といったミディアムスローのアコースティックナンバー、NEW YORK DOLLSの延長線上にありながらも時代に呼応したサウンドの「Leave Me Alone」、SEX PISTOLSに対するディスソング「London Boys」などオリジナルソングも魅力的。1992年のCD化の際にはオリジナルの10曲に加え、T. REX「The Wizard」のカバーなどを含む4曲が追加されており、こちらも捨て曲なしで楽しむことができるはずです。

『L.A.M.F.』はオリジナル版に音質面で難があり、のちに数々の“別ミックス”が続発するという珍事を生み出しましたが、そういった意味ではジョニー・サンダースのソロワークスにおける入門盤は本作がいいのかなと。『L.A.M.F.』も破壊力も捨てがたいですが、ソングライティング面、アレンジ面での総合力では本作のほうが数歩かなと感じています。事実、僕もジョニーのソロ作品は本作(1992年の初CD化時)からでしたしね。NEW YORK DOLLSからの流れで聴くにもちょうど良い気がします。

ジョニーのヘロヘロボーカルも、どこか初期のキース・リチャーズを彷彿とさせるものがありますし。そういった意味でも本作は“究極のヘタウマ芸術”における、ひとつの到達点ではないでしょうか。

 


▼JOHNNY THUNDERS『SO ALONE』
(amazon:国内盤CD / 海外盤CD / 海外盤アナログ / MP3

 

2021年4月10日 (土)

CHEAP TRICK『IN ANOTHER WORLD』(2021)

2021年4月9日にリリースされたCHEAP TRICKの20thアルバム。現時点で日本盤未発売。

Big Machine(Universal流通)と契約し発表した7年ぶりの新作『BANG, ZOOM, CRAZY... HELLO』(2016年)を筆頭に、2年足らずでアルバム3作を連発した彼ら。単曲での配信はあったものの、アルバムとしては前作に当たるクリスマスアルバム『CHRISTMAS CHRISTMAS』(2017年)から3年半ぶりとなります。

今作から新たにメジャーのBMG(Warer系)と契約しましたが、制作陣はまったく変わらず。15thアルバム『ROCKFORD』(2006年)から携わるジュリアン・レイモンドが、バンドとの共同プロデューサーとして名を連ねています。というわけで、中身的にもここ数作の路線と何ら変わらず、王道のCHEAP TRICK節を轟かせております。

全13曲を収録しておりますが、うち1曲がアルバム収録曲「Another World」の別バージョン「Another World (Reprise)」、さらにジョン・レノンのカバー「Gimme Some Truth」。さらに、アルバムのオープニングを飾る「The Summer Looks Good On You」は2018年に先行配信されていた既発曲なので、純粋な新曲は10曲といったところでしょうか。ですが、そんなことはどうでもいい! だって、どれも最高にご機嫌なロックンロール/パワーポップ/バラードなんですから。

先に触れた「Another World」ですが、オリジナルバージョンはバラードスタイルのミディアムナンバーで、「Another World (Reprise)」と題した別バージョンはハードドライビングなロックアレンジ。元は同じ曲ではあるものの、何気に別モノとして楽しめるのではないでしょうか。

「The Summer Looks Good On You」は言わずもがな、タイトルからして最高な「Boys & Girls & Rock N Roll」や今作からのリードトラック「Light Up The Fire」、「Here's Looking At You」など現役ぶりをアピールするアップチューンも豊富ですし、ビートルズ・ライクな「Quit Waking Me Up」、タイトなミディアムロック「The Party」、ジミー・ホールがハーモニカで参加したブルースロック「Final Days」、音数の少ないメロウなスローナンバー「So It Goes」、どことなくサイケデリックなバラード「I'll See You Again」など、従来の“らしさ”をブラッシュアップした良曲揃い。アルバムラストを飾る「Gimme Some Truth」ではスティーヴ・ジョーンズSEX PISTOLS)のギターを大々的にフィーチャーしており、こちらもおまけとしては十分な1曲と言えるでしょう。

ここ10数年、リリースペースは以前と比べてだいぶ落ちているものの、そのぶん大きくがっかりさせられるアルバムが存在しない彼ら。今作も期待以上の内容でした。この先、あと何枚の新作を聴くことができるかはわかりませんが、できることならこのクオリティを保ったまま“らしい”作品を、1枚でも多く届け続けてくれることを願わずにはいられません。

 


▼CHEAP TRICK『IN ANOTHER WORLD』
(amazon:海外盤CD / 海外盤アナログ / MP3

 

2017年9月29日 (金)

NEUROTIC OUTSIDERS『NEUROTIC OUTSIDERS』(1996)

SEX PISTOLSスティーヴ・ジョーンズDURAN DURANのジョン・テイラー、GUNS N' ROSESダフ・マッケイガン&マット・ソーラム(当時)が90年代半ばに結成したスーパーグループ、NEUROTIC OUTSIDERSが1996年に発表した唯一のアルバム。もともとはチャリティイベントのために結成したお遊びバンドで、気づけばアルバムを作ってツアーをするまでになっていたという。

このバンドではスティーヴとジョン、ダフの3人がボーカルを担当。ジョンとダフはもともとベーシストですが、ジョンはギターにスイッチしています。アルバムのプロデューサーは元TALKING HEADSのジェリー・ハリスン。大半の楽曲をスティーヴが担当し、ジョンのソロ名義が2曲、スティーヴとジョンの共作が1曲、ダフとスティーヴの共作が1曲、そしてTHE CLASH「Janie Jones」のカバーという全12曲が収められています。

DURAN DURANの中でもアンディ・テイラーに次いでロック/パンクのイメージが強いジョン、そのアンディと1987年に『THUNDER』というアルバムで共演したスティーヴ、1993年にガンズで『THE SPAGHETTI INCIDENT?』というパンクカバーアルバムを発表した直後のダフ&マット。音楽的につながってないようで、実はいろいろつながっている4人なんですよね。

アルバム自体は、この4人から想像できる、適度にハードでパンキッシュ、それでいて歌メロはしっかりポップなロックが展開されています。ピストルズでのスティーヴ、そしてパンクカバーを通過したガンズが好きって人は否応無しに楽しめる1枚だと思います。ただ、パンクやハードロックを通過してないDURAN DURANのファンには多少キツいかな? THE POWER STATIONでの彼とも全然違いますしね。

思えばDURAN DURANって「SEX PISTOLSとCHICのミックス」をイメージして結成されたバンドなわけで、後者はDURAN DURAN本家やTHE POWER STATIONで強めに表現していたので、前者をこちらのバンドで表現した……ってことなんでしょうね。にしては、それぞれのオリジネイターと共演することでそれを具現化するっていう、安直さはアレなんですが。

ガンズもDURAN DURANも大好きだった自分からしたら、確かに夢の組み合わせなんですよね。なのに、リリース当時はまったく惹かれなくて……ぶっちゃけ、このレビュー書くために10数年ぶりにこのアルバム、引っ張り出したくらいですから。

時代的に、この頃はGREEN DAYあたりがブレイクしたタイミングだったと思いますが、そういったポップパンク勢よりもハードロック色が強いのは、間違いなくスティーヴのカラーとマットのドラムによるものが大きいわけで。そこでの差別化はしっかりできていますが、だからなのかチャート的にもセールス的にもそこまで成功を収めることはありませんでした。まあもともと遊びで始まったバンドなので、それでいいのかもしれないけど。じゃなきゃ、このメンツで「Janie Jones」なんてやりませんて(これがなかなか良いんです)。

“これ!”といった突出した1曲はないものの、アルバム通して気楽に聴ける1枚。傑作ではないけど、忘れた頃に再生してみると「あ、意外と良いじゃん」と素直に思える作品集なんじゃないでしょうか。事実、久しぶりに聴いてみたらリリース当時よりも楽しめたので。



▼NEUROTIC OUTSIDERS『NEUROTIC OUTSIDERS』
(amazon:国内盤CD / 海外盤CD / MP3

続きを読む "NEUROTIC OUTSIDERS『NEUROTIC OUTSIDERS』(1996)" »

2017年9月28日 (木)

ANDY TAYLOR『THUNDER』(1987)

DURAN DURANのギタリスト、アンディ・テイラーがバンド脱退後の1987年春に発表した初のソロアルバム。アンディは本作の前に2枚のソロシングル(「Take It Easy」「When The Rain Comes Down」。ともに1986年リリース)を、映画やテレビドラマのサウンドトラック絡みで発表していますが、アルバムには未収録。時期的にバンドを脱退後の発表だったのかな。ちょっと記憶が曖昧ですが。

アルバムはSEX PISTOLSのギタリスト、スティーヴ・ジョーンズをプロデューサー&ギタリストに迎えて制作。と聞くとパンキッシュな作風になるのかなと勝手に想像してしまいますが、THE POWER STATIONでのアンディのプレイから想像できるような、非常にハードロック寄りのアルバムに仕上げられています。

先の2枚のソロシングルが、どちらかというと陽気なアメリカンロックというイメージだったし、THE POWER STATIONもブラックミュージックの影響下にあるアメリカンロックという印象だったから、絶対にその路線だと思いますよね? でもアルバムのオープニング曲「I Might Lie」は、マイナーコードの疾走ハードロック。泣きメロといいギタープレイといい、ちょっと成長したアンディのボーカルといい、すべてが気持ち良く響く1曲です。そこから過去シングルの路線をよりワイルドにした「Don't Let Me Die Young」へと流れていく構成も、さすがの一言。さらにミディアムバラード「Life Goes On」へと続くのですから、この頭3曲で完全に心をわし摑みにされてしまうわけです。

全9曲中8曲がアンディ&スティーヴの共作。思えばスティーヴも“こっち”寄りの人だったよな、ってことはピストルズの1stアルバムやのちの復活ライブで十分納得できるのですが、本作リリース当時高校生だった自分はそんなこともわからぬまま、「これはこれでカッコいいよ!」とアホみたいにリピートしていたのでした。

で、あれから30年経った今聴いてもカッコいいんですよね。サウンドプロダクション的に時代を感じる部分は多々あるものの、楽曲的にはどれも悪くない。アンディやスティーヴのギタープレイ、その2人を支えるミッキー・カーリー(Dr)&パトリック・オハーン(B)という、わかる人にはわかるリズム隊の仕事ぶりもさすがの一言だし。のちにデヴィッド・リー・ロスのバンドに加わるブレット・タグル(Key)も参加してるしね。

どれか1曲選べといわれたら、やっぱり冒頭の「I Might Lie」なんだけど、イントロのギターリフにピストルズを重ねてしまう豪快なアメリカンロック「Thunder」も悪くない。あと「Life Goes On」「Bringin' Me Down」といった泣バラードや「Night Trai」みたいなきメロナンバーも良いんですよね。全体的に(なんとなくですけど)マイケル・モンロー『NOT FAKIN' IT』(1989年)と重なる部分も多いので、あのへんの作風が好きな人にはオススメです。

P.S.
アナログやCDで当時発表されたオリジナル版と、現在iTunesやSpotifyで配信されているバージョンは、収録曲は一緒ですが曲順が異なるのでご注意を。現行の配信版の曲順もこれはこれで好きですが。



▼ANDY TAYLOR『THUNDER』
(amazon:国内盤CD / 海外盤CD / MP3

1999年5月11日 (火)

BUCKCHERRY『BUCKCHERRY』(1999)

さてさて、今回はさんざん盛り上げておいて「お前の感想はまだかよ!?」ってなツッコミをもらう前に、僕なりの感想をきっちり形にしとこうと思いまして‥‥BUCKCHERRYっすよ、BUCKCHERRY!!(爆)‥‥完全に失語症以下の表現だな、これじゃ。

まず、何故ここまで彼等が話題になっているのか? そりゃBUCKCHERRYがアメリカはロス出身のバンドだからでしょう♪ 考えてみて下さい。僕ら日本人は幸運にも日本にいて、アメリカやイギリスのみならず、ヨーロッパ諸国からブラジル、東南アジアにロシア……とにかく、世界中の音楽を日本にいながらして聴く事が、手に入れる事ができるのです。その幸せさを忘れてしまって……よ~く思い浮かべて下さい。僕らが普段耳にする、BUCKCHERRYのようなワイルドなロックンロールバンドはどこの国出身ですか? WiLDHEARTS? イギリス。BACKYARD BABIES? スウェーデン。HELLACOPTERS? スウェーデン……みんなアメリカ以外の国の出身。まぁこれらのバンドはBUCKCHERRYとも色が違うし、これらのバンド自体にも「ワイルドなロックンロールバンド」っていう共通項しかなく、音楽性は皆それぞれに違うし。そしてこれが決定的‥‥皆、インディーバンドだということ。確かにWiLDHEARTSは過去、メジャーレーベルに所属していたけど。日本にいるとあまり感じない事かもしれないが、現在アメリカにこの手のバンドがどれくらいメジャーに残っているだろう? AEROSMITH? まぁいい。これは特例。GUNS N'ROSES? つうか、本当に存続してるの? さて、他に誰がいる? 確かにグランジあがりのシアトルバンドなどはいるが、80年代を席巻したようなバンドは今、見当たらない。いても弱小インディーズ・レーベルに所属して、日本ではメジャーでリリースされてるごく一部のバンドのみ。そう、大袈裟かもしれないが、GUNS N'ROSES以来の10年間、この手のメジャーバンドの不在。インディーロックの席巻、シアトル勢、ヘヴィロック、メジャーバンドのレーベルからのドロップ‥‥10年は長すぎた。そして、僕らは待った。何時の日か、再びメジャーレーベルから、何かを変えてくれるバンドが現れるのを。

BUCKCHERRYが所属するレコード会社は、新興レーベルの「DREAMWORKS RECORDS」。ディズニーとスピルバーグとゲフィン(アメリカの大手レコード会社。音楽活動復帰後のジョン・レノン、復活後のAEROSMITH、GUNS N'ROSESやNIRVANAが所属)の共同出資会社。この会社が送る、今世紀最後の大物新人として鳴り物入りで登場したのが、彼等BUCKCHERRYなのです。このライヴハウス上がりのバンドがまず手始めにしたことといえば、大物バンドのオープニングアクト。KISSとKORNという、ある意味対極にいるバンドの。けど、この2つのバンドにもちゃんとした共通点がある。それは「エンターテイメント性を重視した、アリーナショウ」を繰り広げるアーティストだということ。かたや全盛期のメークを施し、昨年リリースした復活オリジナルアルバムは全米第3位を記録した、「アリーナロックの親玉」KISS。かたや「90年代のアメリカ」そのものともいえる、全米ナンバー1バンド、KORN。両方ともアリーナを満員にし、あくまで(その方法論は全く違うものであっても)お客を楽しませる事に徹底してるという意味では、この2つのバンドは共通したことをやってるのです。

新人にしていきなりアメリカの頂点にいるバンドのオープニングアクト。しかもKISSとはヨーロッパ諸国、KORNとはアメリカを回るわけなのです。こんなに恵まれた状況。そして最も驚いた事のひとつに、今年の6月第1週のビルボード誌で約10年振りに「HR/HM特集」を組む事が決定したという事があります。何故これがBUCKCHERRYと関係あるのかというと、理由その1;10年前もビッグだったMETALLICAやMOTLEY CRUEが未だに現役で、しかも音楽的に飽くなき挑戦をしている事、理由その2;KORN, MARILYN MANSONなどといった新勢力(新しい形態のHR/HMを体現している)の活躍、そして理由その3;BUCKCHERRYという10年にひとつの逸材のデビュー。いや、本気で。既にここまで影響を与えてしまっているわけですよ、アメリカでも。こんなこと、本当に10年振りなのですよ。

アメリカはもとより、ここ日本でも既に盛り上がりが過熱していて、デビュー前から「BURRN!」誌や伊藤政則氏のラジオなどで取り上げられ、国内盤発売当初は品切れが続出する地方もあった程だそうです。デビュー後には「rockin'on」誌などの総合音楽誌にもインタビューが取り上げられています。アルバムレビューも好意的でしたし。

もうひとつ、デビューアルバムの扱い。プロデューサーがテリー・デイトとスティーヴ・ジョーンズ。スティーヴはかの有名なSEX PISTOLSのギタリスト。テリーはPANTERAやSOUNDGARDENのプロデューサーとして有名ですね? スティーヴはまだしも、テリーは意外な人選のような気がします。どちらかというとヘヴィロック系を多く手掛ける人物だけに、こういうストレートな音楽はどうなのかなぁ‥‥って、よくよく考えてみたらこの人、昔にWiLDHEARTSの『DON'T BE HAPPY...JUST WORRY』のリミックスを手掛けているのですよね? そうか、ロックンロール系、初めてじゃないんだ。しかし、こんな有名どころをいきなり使うか? いかにレコード会社が金かけてるかがよ~く判るわ。

さて、事前の情報はこんなもんで如何でしょうか? これで何故彼等がここまで話題になっているかが判ってもらえたでしょうか? それを踏まえた上で、以下の僕の感想を読んで下さい。それだけこのバンドに入れ込んでいる。いえ、賭けているのですから。

まず最初に言ってしまえば……BUCKCHERRYのやっている音楽は決して新しいタイプの音楽ではないです。80年代末期にこういうバンドはロスに腐る程いましたから。ブレイクこそしなかったものの、ゲフィン・レコードは「第2のGUNS N'ROSES」と称して88年にLITTLE CITY ANGELSを、90年にはLITTLE CEASERをデビューさせました。共にGN'Rというよりは……BUCKCHERRYに近いタイプのバンドでした。つまり、ゲフィンでさえも判っていたのです。「第2のGN'R」と唱いながら、同じではダメだと。だからこそ、GN'Rに足りなかった部分(ブラックテイスト、ブルーズフィーリング、マッチョ的な男臭さ)を持ったバンドを求めたのでしょう。が、結局このふたつのバンドは成功を収める事なく消えていったのでした‥‥ちなみにLITTLE CEASERはプロデュースにあのボブ・ロックを迎え、デビュー曲はかのアレサ・フランクリンの名曲「Chain Of Fool」でした。同じ頃、BLACK CROWESがデビューし、オーティス・レディングの「Hard To Handle」でブレイクしたのは、今となっては皮肉でしかありません。

BUCKCHERRYとGN'Rとをその登場の仕方で比較してしまいましたが、音楽性に関しては全く別、と思ってもらっていいと思います。何故なら、彼等は先の2つの消えていったバンドの音楽性に近いからです。けどそれだけで終わってないのは、GN'R同様、パンクの洗礼を受けているという点でしょうか? そしてあくまでタテノリ‥‥イギリスのバンドと違うのはこの点なのかも。このタテノリにリフ中心‥‥思わずAC/DCを思い浮かべますね? 実際、ボーカルのジョシュア・トッドは最も影響を受けたバンドとしてAC/DCの名前を挙げていますが。

以上の事から、僕は最初にこのバンドを紹介した時、GUNS N'ROSES + BLACK CROWES + AC/DCのような書き方をしたと記憶してます。そして、ルックスの面(全身に入ったタトゥー)からMOTLEY CRUEの名前も挙げたような記憶があります。あの時、僕が言いたかった事、理解していただけたでしょうか?

楽曲に関してですが、最初に「WiLDHEARTS的」と言っていたような‥‥これは完全に僕の勘違いです。ラジオで "Dead Again" 1曲を聴いた感想でこのように言ってしまいました。けど、アルバムをちゃんと聴くと、おもいっきりアメリカのバンドですよね? 正直、最初に挙げたヨーロッパ勢にはこれは出来ないでしょう。こんなアメリカンロック、何年振りに聴いたかなぁ? 試しにこのアルバム聴いた後にBLACK CROWESの『BY YOUR SIDE』を聴いてみたのですが‥‥決定的に違う「何か」を持ってますよね、BUCKCHERRYは。(言っとくけど、『BY YOUR SIDE』はお気に入りのアルバムだよ!)決して否定的な意味ではないのでBLACK CROWESファンに怒って欲しくないのだけど、いい意味でBLACK CROWESは「止まって」るバンドですよね? それに対し、BUCKCHERRYの方は古いながらも「同時代性」を持ったバンドだと思うのです。例えばBUCKCHERRYの「For The Movies」という曲。ブルージーなバラードですが、BLACK CROWESがやったらもっと泥臭くなると思うのです。が、BUCKCHERRYの方はというと、ちょっと都会的……MICHAEL MONROEあたりがやりそうなアレンジ、しかもギターソロはツインリード……そして同じ疾走系の楽曲でも、かたや「Go Faster」のようなROLLING STONES, FACESあたりがやりそうなタイプ、かたや「Dead Again」のようなただのパンクソング。この辺の違いも大きいですよね? 両者のボーカリストは共に渋い声をしてますが、唄い上げるクリス・ロビンソンに対し、吐き捨てるジョシュア・トッド。何だか、比べるだけ無駄のような気がしてきた。結局、両者は全く別のバンドだ、と。ただ、「rockin'on」誌がインタビューで「BLACK CROWESの事をどう思うか?」なんて聞いてたもんだから、つい‥‥きっとこの先も、この手の質問はされ続けるんだろうなぁ、REEFと一緒で。

と、ここまで書いてみて改めて思った事。この手のロックって、結局は肌に合うか、合わないか、なんですよね? 意味ないじゃん! これじゃ「お薦め文」というよりは「釈明文(みんなの誤解を解く為の解説)」だな、これ。まぁそれもいいか。とにかく、僕は好きで好きで仕方ないのだから。(これを「開き直り」ともいう;爆)ただね、巷でここまで騒がれていると必ず出てくると思うんですよ。「売れてるバンドは聴かん!」とか「話題だけのバンドは好かん!」っていう『自称:ロックファン』が。この文は、そういう人達が心を改める切っ掛けになってくれればなぁ、誤解を解いてくれればなぁ‥‥そういう起爆剤になってくれれば、こちらとしては万々歳です。千の言葉よりも、たったひとつの音‥‥この方が説得力があるのだから、ちょっとでも気にかかったら買ってみて下さい。いえ、持ってる友人に借りてでも聴いて下さい! そうなってくれれば、こっちの作戦、大成功なのですから。

最後に。このバンドの魅力のひとつはライヴだと確信してます。実際に生でまだ見た事はないのですが、TVにてそのライヴ映像(KISSのオープニング時のもの)を見ました‥‥ちょっとキますよ、これは! アクセル・ローズやペリー・ファレル以来かもしれない、あんな変なボーカリストは。だって常に動きっぱなし、踊りっぱなし、飛び跳ねっぱなし! 1曲中ピョンピョン飛び跳ねながら「Lit Up」を唄うジョシュア。これは衝撃でした。彼等は小さいハコでなく、是非アリーナクラス、それも野外で見たいです。東京だったら日比谷野音とか。フジロックで呼んじゃえばいいのに。

ヨーロッパでは4月上旬、日本では下旬にデビューしたBUCKCHERRY。いよいよアメリカでは今月末にそのデビューアルバムがリリースされるようです。そしてKORNと一緒にアメリカ中をサーキットする……売れるか、否か。結局、彼等には「売れて当たり前」みたいな義務感が大前提としてあるのです。さて、一体どうなることやら……今のアメリカの音楽シーンを変える事ができるか、非常に楽しみでなりません。



▼BUCKCHERRY『BUCKCHERRY』
(amazon:国内盤CD / 海外盤CD

続きを読む "BUCKCHERRY『BUCKCHERRY』(1999)" »

その他のカテゴリー

1963年の作品 1964年の作品 1966年の作品 1967年の作品 1968年の作品 1969年の作品 1970年の作品 1971年の作品 1972年の作品 1973年の作品 1974年の作品 1975年の作品 1976年の作品 1977年の作品 1978年の作品 1979年の作品 1980年の作品 1981年の作品 1982年の作品 1983年の作品 1984年の作品 1985年の作品 1986年の作品 1987年の作品 1988年の作品 1989年の作品 1990年のライブ 1990年の作品 1991年の作品 1992年の作品 1993年の作品 1994年の作品 1995年の作品 1996年の作品 1997年の作品 1998年のライブ 1998年の作品 1999年のライブ 1999年の作品 2000年のライブ 2000年の作品 2001年のライブ 2001年の作品 2002年のライブ 2002年の作品 2003年のライブ 2003年の作品 2004年のライブ 2004年の作品 2005年のライブ 2005年の作品 2006年のライブ 2006年の作品 2007年のライブ 2007年の作品 2008年のライブ 2008年の作品 2009年のライブ 2009年の作品 2010年のライブ 2010年の作品 2011年の作品 2012年のライブ 2012年の作品 2013年のライブ 2013年の作品 2014年の作品 2015年のライブ 2015年の作品 2016年の作品 2017年のライブ 2017年の作品 2018年のライブ 2018年の作品 2019年のライブ 2019年の作品 2020年のライブ 2020年の作品 2021年のライブ 2021年の作品 2022年のライブ 2022年の作品 2023年のライブ 2023年の作品 2024年のライブ 2024年の作品 =LOVE A Day to Remember A New Revenge A Perfect Circle a-ha A.A. Williams AA= AAAMYYY ABBA Abbath AC/DC Acacia Strain, the Accept Ace Frehley Adam Lambert Adrian Younge Aerosmith AFI After the Burial Afterglow Ahab aiko Air (France) AIR (Japan) AKB48 ALAZEA Alcatrazz Alcest Aldious Alexisonfire Alice Cooper Alice in Chains Alicia Keys Allman Brothers Band, the Almighty, the Alter Bridge Altitudes & Attitude Amaranthe American Head Charge American Hi-Fi Amorphis Anaal Nathrakh Anaïs Anchoress, the Anderson .Paak Andrew W.K. Andy Bell Andy Black Andy McCoy Andy Taylor Angel Du$t Angel Witch Angels & Airwaves Angra Animals as Leaders Annihilator Annisokay Anohni ANTHEM Anthrax Anti-Flag Aphex Twin Appice Aqours Arcade Arcadia Arch Echo Arch Enemy Architects Arctic Monkeys Aretha Franklin Arlo Parks Armed, the Armored Saint ARROWS, the Art of Fighting Ash Asia Asian Dub Foundation ASIAN KUNG-FU GENERATION Asking Alexandria asmi At the Drive-In At the Gates Atari Teenage Riot ATATA Atomic Bitchwax, the Atreyu Audioslave August Burns Red Aurora Avalanches, the Avatarium Avenged Sevenfold Avril Lavigne Ayron Jones Azusa B'z Baby Chaos BABYMETAL Babyshambles Backstreet Girls Backyard Babies Bad Company Bad English Bad Moon Rising Bad Omens Badlands BAND-MAID Bang Tango Bangles, the Baroness BAROQUE Basement Jaxx Battle Beast Battles BAZRA BBHF BBM bdrmm Be the Wolf Beach House Beartooth Beastie Boys Beatles, the Beck Behemoth Belle & Sebastian Ben Folds Ben Harper Berlin Bernard Butler Berryz工房 Between the Buried and Me Beyoncé Biff Byford Biffy Clyro Big Brother and the Holding Company Big Scenic Nowhere bigLOVE Billie Eilish Billie Joe Armstrong Billy Corgan Billy F Gibbons Billy Idol Billy Talent BiSH Björk Black Crowes, the Black Earth Black Eyed Peas, the Black Label Society Black Lung Black Midi Black Sabbath Black Star Riders Black Swan Black Veil Brides BLANKEY JET CITY Bleachers Bleed from Within Blessing a Curse Bleu Blind Channel Blind Guardian Blind Melon Blink-182 Bloc Party Blondshell Blood Incantation Blood Orange Bloodywood Blue Murder Blues Pills Bluetones, the Blur Boards of Canada Bodom after Midnight Body Count Bodyslam Bon Iver Bon Jovi BON-BON BLANCO Bones UK Bonobo bonobos BOOM BOOM SATELLITES BOOM, THE Boris Born of Osiris Boston Boston Manor BOWWOW Boxer Rebellion, the Boy George BOYNEXTDOOR BOØWY BPMD BRAHMAN brainchild's Brian Eno Brian May Brides of Destruction Brides of Lucifer Bring Me the Horizon Brink, the British Lion Brkn Love Bronx, the Bruce Dickinson Bruce Springsteen Brujeria Bruno Mars Brutal Truth Bryan Adams BTS BUCK-TICK Buckcherry Budderside Buddy Guy Budgie Buffalo Daughter BUGY CRAXONE Bullet for My Valentine Bulletboys Bullets and Octane BUMP OF CHICKEN Buono! Burn the Priest Burning Witches Bury Tomorrow Bush Butch Walker Butcher Babies Cacoy Caesars Caliban callme Can't Swim Candlemass Candy Cane Hill Cannbal Corpse Capra Carcass CAROL Caroline Polachek Cars, the Catatonia Cathedral Cats in Boots Cavalera Conspiracy Cave in Celeste Chamber Charlatans, the Charlie Benante Charlie Sexton Cheap Trick chelmico Chelsea Wolfe Chemical Brothers, the Chic Children of Bodom Chip Z'nuff Chk Chk Chk (!!!) Chris Cornell Chris Poland Christina Aguilera Chrome Division Chthonic Chuck Berry Chvrches Cibo Matto Cigarettes After Sex Cinderella Circa Waves Clam Abuse Clash, the Classless Act Cleanbreak Click Five, the Clutch CO-FUSION Cocco Code Orange Coheed and Cambria Colbie Caillat Coldplay coldrain Comeback Kid Compilation Album COMPLEX Confusion Master Converge Corey Taylor Cornelius Cornershop Corrosion of Conformity Counterparts Courteeners, the Courtney Barnett Courtney Love Coverdale・Page Covet Cozy Powell CQ Cradle of Filth Crashdïet Crazy Lixx Cream Creature Creature Creed Creeper Cribs, the Crosses (✝✝✝) Crossfaith Crown the Empire Crown, the Cry of Love Cryptopsy Crystal Lake Cult, the Culture Club Cure, the Cutting Crew CYaRon! Cybernauts Cyhra Cymbals Cynic D'Angelo D'ERLANGER D-A-D D.A.N. Dachambo Daft Punk Damageplan Damn Yankees Damned Things, the Damned, the Damon Albarn Dance Gavin Dance Danger Danger Danko Jones Danny Elfman Danzig Dark Tranquillity Darkness, the Dashboard Confessional DATE COURSE PENTAGON ROYAL GARDEN DATS Datsuns, the Daughtry Dave Gahan Dave Lombardo David Bowie David Coverdale David Ellefson David Lee Roth David Sylvian Dead by April Dead by Sunrise Dead Cross Dead Daisies, the DEAD END Dead Kennedys Deafheaven Death Angel Death of Lovers Debbie Gibson DECAYS Deckard Dee Snider Deep Purple Def Leppard DEF.DIVA Deftones delofamilia Delorean Demolition 23. Departure, the Depeche Mode Deraps Derek Sherinian Desmond Child Destruction detroit7 Devil Wears Prada, the Devin Townsend Project Diamond Head DIAMOND☆YUKAI Diffuser Dillinger Escape Plan, the Dimmu Borgir Dinosaur Jr. Dio DIR EN GREY Dirty Honey Dirty Pretty Things Dirty Shirley Distillers, the Disturbed Dizzy Mizz Lizzy DMBQ Dogs D'Amour, the Dogs Die in Hot Cars Dokken Don Broco Don Dokken Donavon Frankenreiter Donnie Vie Doors, the Dorothy Down Down 'n' Outz downset. downy Dr. Feelgood Dragon Ash DragonForce Dream Theater Dream Widow Dreamboy Dreams Come True Dregen Drug Church DRY & HEAVY Dry Cleaning Dub War Duff McKagan Duran Duran Durbin DUST'N'BONEZ, THE Dweezil Zappa DYGL Dynazty Earthshaker eastern youth Echo & the Bunnymen Eclipse Eddie Vedder EGO-WRAPPIN' ELECTRAGLIDE Electric Century Electric Light Orchestra Electric Pyramid Electric Six ELLEGARDEN Elliott Smith Elton John Elvis Presley Eminem Emma Ruth Rundle Emperor Empire State Bastard Employed to Serve En Minor End Machine, the ENDRECHERI Enforcer Enter Shikari Entombed Enuff Z' Nuff Eric Clapton Eric Martin Erra Erykah Badu Eskimo Callboy Europe Eurythmics Evanescence Eve Every Time I Die Evil Stig Evile Ex: Re Exodus Explosions in the Sky Extreme Eyehategod E・Z・O Faceless, the Fair Warning Fairground Attraction Faith No More Falco Fall of Troy, the Fall Out Boy Faster Pussycat Fatboy Slim Fate Fates Warning Father John Misty Faye Webster Fear Factory Fear, and Loathing in Las Vegas Feeder Feeling, the Fever 333, the Fight Filter Finch Firehouse Firestarter Firewind Firstborne Fit for a King Five Finger Death Punch FKA Twigs Flaming Lips, the Flashcubes Flatbacker Fleetwood Mac Flotsam and Jetsam Flying Colors Flyleaf FM Foi Fontaines D.C. Foo Fighters Foreigner Fountains of Wayne fra-foa Francis Dunnery Frank Black Frank Turner Frankie Goes to Hollywood Franz Ferdinand Freddie Mercury Free Frost* Fudge Tunnel Fugees, the FUJI ROCK FESTIVAL Funeral for a Friend Futureshock Fuzzbubble G. Love Gabriels GALNERYUS Gamma Ray Garbage Garth Brooks Gary Moore GASTUNK Gatecreeper Gathering, the Gaupa Gene Simmons Genesis George Harrison George Lynch George Michael Georgia Satellites, the Get Up Kids, the GHEEE Ghost Ghost Inside, the Ghost Iris Ghostemane Ghostkid Gilby Clarke Gin Blossoms Ginger Wildheart Gits, the Giuda Glass Tiger Glassjaw GLAY Glenn Hughes GLIM SPANKY Go Ahead and Die GO!GO!7188 God is an Astronaut Godsmack Godspeed GOING STEADY GOING UNDER GROUND Gojira Goldie Lookin Chain Gorillaz Gotthard Graham Bonnet Grapevine Graupel GREAT ADVENTURE Great White Green Day Greg Puciato Greta Van Fleet Grey Daze Greyhaven Grimes GTR Guilty Kiss Gun Guns n' Roses H.E.A.T H.E.R.O. H.P. オールスターズ Hacktivist Halestorm Halford Halsey Hammer King Hanoi Rocks Hanson Harakiri for the Sky Hardcore Superstar Hardline Harem Scarem HARISS Harry Styles Hatebreed Haunted, the HAWAIIAN6 Hayley Williams HEAD PHONES PRESIDENT Health Heart Heartbreakers, the HEATWAVE Heaven & Hell Heaven Shall Burn Hell Freezes Over Hellacopters, the HELLO WORKS, THE Hellogoodbye Helloween Hellyeah Helmet HER NAME IN BLOOD Hermann H. & The Pacemakers Heroes and Monsters HEY-SMITH Hi-STANDARD hide HIGH and MIGHTY COLOR HIGH-LOWS, THE Higher Power HIM Hives, the Ho99o9 Hole Hollywood Rose Hollywood Vampires Honeycrack HoneyWorks Honne Hoobastank House of Lords Hu, the Huaska Hudson Mohawke Hurricane Hurricane #1 HUSKING BEE Hypocrisy I Mother Earth I Prevail I See Stars Ian Hunter Ibaraki Ice Nine Kills Iggy Pop Ihsahn Imminence Impellitteri Imperial State Electric In Flames In the Soup In This Moment Incubus Indianhead Infectious Grooves Inhaler INI INORAN Inter Arma International Noise Conspiracy, the Inxs Iron Maiden Issues It Bites Ithaca Izzy Stradlin J Jack Johnson Jack White Jaded Hearts Club, the Jake Bugg James Bay James Brown James Dean Bradfield James LaBrie Jamie XX Jamila Woods Jane's Addiction Janet Jackson Janis Joplin Japan Jeevas, the Jeff Beck Jeff Beck Group Jeff Buckley Jeff Healey Band, the Jeff Wootton Jellyfish Jerry Cantrell Jerusalem Slim Jessie Buckley Jesus & Mary Chain, the Jesus Jones Jet Jetboy Jim Steinman Jimi Hendrix Jimmy Eat World Jimmy Page Jimmy Page / Robert Plant Jinjer Joan Jett & the Blackhearts Joe Lean & the Jing Jang Jong Joe Lynn Turner Joe Perry Joe Satriani Joe Strummer & the Mescaleros Joel Hoekstra's 13 John Corabi John Diva & The Rockets of Love John Frusciante John Lennon John Mayer John Mellencamp John Sykes Johnny Thunders Johnny Winter Jomi Massage Jon Bon Jovi Jon Spencer Blues Explosion, the Jonathan Davis Josh Todd Josh Todd & the Conflict Joss Stone JOUJOUKA Journey Joy Division Judas Priest JUN SKY WALKER(S) Juno Reactor Jurassic 5 Justice Justin Timberlake JYOCHO Kaato Kadavar Kamasi Washington Kanye West Kaonashi Kasabian Katatonia Katmandu Keane Keith Richards Kelela Kelly Osbourne KEMURI Ken Yokoyama Kendrick Lamar Kenny Loggins KENZI & THE TRIPS Kerry King Khemmis Kid Laroi, the Kiko Loureiro Killer be Killed Killers, the Killing Joke Killswitch Engage King 810 King Crimson King Gizzard & the Lizard Wizard King Woman King's X Kingdom Come KinKi Kids Kirk Hammett KISS Kissin' Dynamite Kittie Kix KK's Priest Klan Aileen KLF, the Knack, the Knocked Loose KOOK Kooks, the Korn Korpiklaani Kottonmouth Kings Kraftwerk Kreator Kula Shaker Kurt Cobain Kurt Vile Kvelertak KXM Kylie Minogue Kyuss L'Arc-en-Ciel L.A.Guns La'cryma Christi LA-PPISCH Lacuna Coil Lady Gaga Lamb of God Landmvrks Last Days of April Laufey Led Zeppelin Lemon Twigs, the Lemonheads, the Lenny Kravitz Leprous Liam Gallagher Libertines, the Liella! Light the Torch Like a Storm Lil Uzi Vert Lily Allen Limp Bizkit Lindemann Lingua Ignota Linkin Park Lion Liquid Tension Experiment LiSA Lita Ford Little Angels Little Caesar Little Glee Monster Liturgy Living Colour Local Band, the Lock Up Lonerider Lordi Lords of Black LOST IN TIME Lotus Eater Lou Reed LOUD PARK LoudLion Loudness Love and Death LOVE PSYCHEDELICO LOVEBITES Loverboy LOW IQ 01 Luby Sparks Lucer Lucifer Lullacry LUNA SEA Lurking Fear, the Lynch Mob Lynyrd Skynyrd lyrical school M/A/R/R/S Machine Gun Kelly Machine Head Mad Capsule Markets, the Mad Season Madball Madonna Magic Numbers, the Maison book girl Mamiffer Mammoth Mammoth Mammoth WVH MAN WITH A MISSION Man, the Mando Diao Manic Eden Manic Street Preachers Manowar Mansun Mantar Marillion Marilyn Manson Mark Morton Mark Slaughter Marmozets Maroon 5 Mars Electric Mars Volta, the Marty Friedman Marvelous 3 Massive Attack Mastodon Matchbox Twenty Matt Bellamy Matt Cameron Matthew Sweet Mayhem McAuley Schenker Group MD.45 Mdou Moctar Meat Loaf Meathook Seed Megadeth MELTONE Melvins Mercury Rev Meshuggah Metal Church Metallica METALVERSE Methods of Mayhem Mew Michael Jackson Michael Monroe Michael Schenker Michael Schenker Fest Michael Schenker Group Michael Sweet Mick Jagger Mick Mars Mick Ronson Midnight Bankrobbers Midnite City Mighty Mighty Bosstones, the Migos mihimaru GT Mike Shinoda Ministry Mission, the Mitski MIYAVI MO'SOME TONEBENDER Moby MODS, THE Mogwai Mondo Generator Mondo Grosso Monkees, the MONO NO AWARE MONOEYES Monster Magnet Mooney Suzuki, the Mordred Morrie Mother Love Bone Motley Crue Motorhead Mott the Hoople Mountain Mouse on Mars Mr. Big Mr. Bungle Mr. Mister Mr.Children Mrs. Piss MUCC Mudhoney Mudvayne Muse Music, the Mutation My Bloody Valentine My Chemical Romance My Darkest Days My Dying Bride My Little Lover Myles Kennedy Myrkur Måneskin Møl Nailbomb NAMBA69 Nancy Wilson Napalm Death Nashville Pussy Nelly Nelson NEMOPHILA Nervosa Neurotic Outsiders Neve New Order New Years Day New York Dolls NewJeans NEWS Newsted NGT48 Nicke Borg Homeland Nickelback Night Ranger Nightwish Nile Nine Black Alps Nine Inch Nails Nirvana NiziU Noel Gallagher's High Flying Birds NoisyCell NOT WONK Nothing Nothing But Thieves nothing, nowhere. Nova Twins NOVEMBERS, THE Nuclear Valdez O.P.KING Oasis Obituary Oblivion Dust Obscura Ocean Colour Scene Ocean, the OCEANLANE Octavision Of Mice & Men Offspring, the OGRE YOU ASSHOLE Oingo Boingo Olivia Rodrigo ONE OK ROCK Oneohtrix Point Never Opeth ORANGE RANGE Oranssi Pazuzu Orbital Ordinary Boys, the Orgy Orianthi ORIGINAL LOVE Our Hollow, Our Home Out of This World Outkast Outrage Overkill Ozzy Osbourne Palace Palaye Royale Paledusk PALEDUSK Pallbearer Panic! at the Disco Pantera Papa Roach Paradise Lost Paradox Paramore Parkway Drive PassCode Patti Smith Paul Draper Paul Gilbert Paul McCartney Paul Rodgers Paul Stanley Paul Weller PE'Z Peach sugar snow PEALOUT Pearl Jam PENPALS Perfume Periphery PERSONZ Pet Shop Boys Peter Gabriel Phantom Excaliver Phantom Planet Phil Campbell and the Bastard Sons Phish Pig Destroyer pillows, the Pink Cream 69 Pink Floyd Pixies Placebo Plastic Tree Playmates, the Poison Polaris (Australia) Polaris (Japan) Police, the polly Polyphonic Spree, the POLYSICS Pop Evil Poppy Porcupine Tree Portishead Power Station, the Power Trip Powerman 5000 Praying Mantis Predators, the Pretty Boy Floyd Pretty Maids Pretty Reckless, the Pride & Glory Primal Scream Primus Prince Privates, the Probot Prodigy, the Prong Protest the Hero Public Enemy PUFFY Pulp PUNPEE pupa Pvris Qemists, the Queen Queen + Adam Lambert Queens of the Stone Age Queensryche Quicksand Quiet Riot Quireboys, the R.E.M. Raconteurs, the Radiohead RADWIMPS Rage against the Machine Raging Speedhorn Rainbow RAISE A SUILEN Rammstein Ramones RAMRIDER Rancid Randy Rhoads Rapture, the RAREDRUG Rasmus, the Ratt Raven RCサクセション Reckless Love Red Dragon Cartel Red Hot Chili Peppers Red Warriors Reef Refused Revolution Saints Rex Brown RHYMESTER Richie Kotzen Richie Sambora Ricky Warwick Ride Rina Sawayama Riot Riot V RIP SLYME Rise of the Northstar Rival Sons Riverdogs RIZE Rob Zombie Robert Palmer Robert Plant Rock City Angels ROCK IN JAPAN FESTIVAL Rock Star Supernova ROCKBOTTOM Rocket from the Crypt Rod Stewart Roger Daltrey Rolling Stones Rolo Tomassi ROMANS RON RON CLOU Ronnie Atkins Ronnie Wood Rooster ROOSTERS, THE Roselia ROSSO Rough Cutt ROVO Roxy Blue Roxy Music Royal Blood Royal Republic RSO Run D.M.C. Rush Russian Circles Ryan Adams Sabaton Sacred Reich Sads Saigon Kick Saint Snow Saint Vitus Salems Lott Sam Smith Samantha's Favourite Sami Yaffa Sammy Hagar Santa Cruz Santana Saosin Savages Savatage Saxon SBK Scissor Sisters Scorpions Scott Weiland Scour Screaming Soul Hill Sean Lennon Sebastian Bach Secret Machines SeeYouSpaceCowboy SEKAI NO OWARI Selfish Cunt Senses Fail Septic Tank Sepultura Serj Tankian Sevendust SEX MACHINEGUNS Sex Pistols Shadow King Shadows Fall Shark Island Sharon Van Etten Sharptooth Sheryl Crow Shinedown Shinning Shobaleader One showmore Siamese Sick of it all Sigh Sigue Sigue Sputnik Sigur Rós Silver Ginger 5 Silverstein Silvertide Simple Minds Simply Red SION Sixty-Eight Sixx:A.M. SKE48 SKETCH SHOW Skid Row Skillet skillkills Skills Skin Skindred Skunk Anansie Slash Slash's Snakepit Slaughter Slaughter to Prevail Slaves (US) Slayer Sleep Sleep Token Sleeping with Sirens sleepyhead Slipknot Sloan Slowdive SLY Smashing Pumpkins Smith/Kotzen Smiths, the smorgas SNAKE HIP SHAKES Sneeze Snow Patrol Snuts, the Sodom Soen SOFT BALLET Soft Cell Soilwork Sonics, the Sons of Apollo Sons of Texas SOPHIA sora tob sakana Soul Asylum Soul Flower Union Soul Glo Soulfly Soulsavers Soulwax Soundgarden South Spaghetti Vabune! Sparta Sparta Locals Spiritbox Spiritual Beggars Spiritualized Spoon Squarepusher SR-71 St. Vincent STALIN, THE Starcrawler Starmen Starset Static-X Steel Panther Steelheart Stella Donnelly Stenfors Stephen Pearcy Stereophonics Steriogram Steve Conte Steve Jones Steve Perry Steve Stevens Steve Vai Steve Whiteman Steve Winwood Steven Tyler Steven Wilson Stevie Salas Stevie Wonder Stick to Your Guns Stills, the Sting Stone Roses, the Stone Sour Stone Temple Pilots Stooges, the Stormtroopers of Death Strapping Young Lad Stratovarius StringerBessant Strokes, the Struts, the Stryper Strypes, the STU48 Style Council, the Styx Suede SuG Suicidal Tendencies Suicide Silence Sum 41 SUMMER SONIC Sunbomb SUPER BEAVER SUPER BUTTER DOG Super Furry Animals Super$hit 666 Superchunk Supergrass SUPERSNAZZ Survive Survivor Suspended 4th Sweet Sweet & Lynch Sweet Oblivion Swervedriver Switchfoot Syrup16g System of a Down Szuters, the T. Rex t.A.T.u. Taking Back Sunday Talas Tame Impala Tank task have fun Taylor Swift Tea Party, the Team Sleep Tears for Fears Tears, the Teenage Fanclub Television Temple of the Dog Temples TENDRE Terence Trent D'Arby Terrorizer Terrorvision Tesla Tesseract Testament THEE MICHELLE GUN ELEPHANT Them Crooked Vultures Therapy? THE冠 Thin Lizzy Thirteen Senses Thirty Seconds to Mars Thou Three Days Grace Thunder Thundercat Thundermother Thunderpussy Thy Art is Murder Times of Grace Tin Machine Tinted Windows TMG TNT To Kill Achilles Toad the Wet Sprocket Todos Tus Muertos Tokyo Dragons Tokyo Motor Fist TOKYO ZAWINUL BACH Tom Keifer Tom Misch Tom Morello Tomahawk Tommy Lee Tommy's Rocktrip Tony MacAlpine Tony Martin Tool Toro Y Moi Torres Tortoise Toto Touché Amoré Towers of London Traening Train Trapped Under Ice Travis Treatment, the TREEBERRYS Tribulation TRICERATOPS Trivium Trixter Turbulence Turmion Kätilöt Turnstile Twenty One Pilots Twisted Sister Two (2wo) Two Door Cinema Club Two Lone Swordsmen Tycho Tygers of Pan Tang Tyketto U.D.O. U2 UA UFO Ugly Kid Joe Ultraphonix Ultraísta Umbra Vitae Underoath Underworld Unearth United Unkle Uriah Heep Used, the UVERworld Vader Vain Van Halen Vandenberg Vandenberg's Moonkings Veil of Maya Velvet Revolver Venom Venom Prison Verve, the Vexed Vibrators, the Vicious Rumors Vince Neil Vinnie Vincent Invasion Violette Wautier Vivian Campbell Vixen Voivod Vola Volbeat Volumes VOW WOW VV (Ville Valo) w-inds. W.A.S.P. Wage War Waltari WANIMA Wardruna Wargasm (UK) Warrant Warrior Soul Waterparks Wavves Wear Your Wounds Weeknd, the Weezer Wet Leg Wham! Wheatus While She Sleeps White Lion White Stones White Stripes, the Whitechapel Whitesnake Who, the Wig Wam Wildhearts, the Wilko Johnson Willard, the Willow Winery Dogs, the Winger Wings Witch Witherfall Within Temptation Wombats, the Wrench W(ダブルユー) X JAPAN XG Xibalba Y&T Yeah Yeah Yeahs Year of the Knife Yellow Magic Orchestra YELLOW MONKEY, THE Yes Yngwie Malmsteen YO-KING Yo-Yo's, the YOASOBI Yonaka You Me at Six YUKI Yumi Zouma Yungblud Yves Tumor Zakk Sabbath Zakk Wylde ZAZEN BOYS Zeal & Ardor Zeppet Store ZIGGY ZYX ZZ Top ×ジャパリ団 μ's ℃-ute →Pia-no-jaC← 「100番勝負」 「10年前」 「1年のまとめ」 「20年前」 「AIN'T IT FUN」 「CCCD」 「DJ / イベント出演」 「R.I.P.」 「アクセスランキング」 「アンケート」 「ゾ」 「ネットラジオ」 「フェス」 「仕事紹介」 「再結成」 「分析ネタ」 「平成の30枚」 「私的ベスト10」 「記事一覧」 「音楽配信」 あぁ! おとぎ話 からあげ姉妹 くるり こぶしファクトリー すかんち どうぶつビスケッツ×PPP ぼくのりりっくのぼうよみ ももいろクローバーZ ゆず ゆらゆら帝国 アイドルネッサンス アンジュルム イヤホンズ インビシブルマンズデスベッド ウマ娘 ウルフルズ エイプリルズ エレファントカシマシ カントリー娘。 カントリー娘。に石川梨華(モーニング娘。) カントリー娘。に紺野と藤本(モーニング娘。) カーネーション キタニタツヤ キュウソネコカミ キリンジ ギターウルフ クマリデパート クラムボン クリープハイプ クレイジーケンバンド グループ魂 ゲスの極み乙女。 コンタクト サザンオールスターズ サバシスター サンボマスター サ上と中江 ザ・クロマニヨンズ スカート スガ シカオ スタァライト九九組 スチャダラパー ストレイテナー スネオヘアー スピッツ スーパーカー ソニン タンポポ チャットモンチー トリプルファイヤー ドレスコーズ ナンバーガール ニューロティカ ハナレグミ ハロー!プロジェクト ヒプノシスマイク ピーズ, The フィッシュマンズ フィロソフィーのダンス フジファブリック フラワーカンパニーズ フランシュシュ プッチモニ マキシマム ザ ホルモン ミドリ ミニモニ。 ムーンライダーズ メロン記念日 モーニング娘。 モーニング娘。おとめ組 モーニング娘。さくら組 ユニコーン ラストアイドル ラブライブ! ラブリーサマーちゃん レミオロメン ロッカーズ ロマンポルシェ。 三浦大知 中島美嘉 中村一義 中村佳穂 中澤裕子 乃木坂46 乃紫 乙女新党 人間椅子 伊藤美来 佐野元春 八代亜紀 凛として時雨 加藤いづみ 勝手にしやがれ 原田知世 吉井和哉 吉川晃司 和田彩花 坂本真綾 堂島孝平 夢眠ねむ 大塚愛 大槻ケンヂ 大江慎也 太陽とシスコムーン(T&Cボンバー) 奥田民生 奮酉 女王蜂 如月レオン 宇多田ヒカル 安倍なつみ 安全地帯 寺嶋由芙 小沢健二 小泉今日子 尾崎豊 岡村靖幸 岡村靖幸と石野卓球 左とん平 市井紗耶香 布袋寅泰 平井堅 後浦なつみ 後藤真希 忌野清志郎 怒髪天 惑星 折坂悠太 押尾コータロー 推定少女 揺らぎ 斉藤和義 斉藤壮馬 新垣結衣 日向坂46(けやき坂46) 日暮愛葉 星井七瀬 星屑スキャット 星野みちる 星野源 春ねむり 暴動クラブ 曽我部恵一 月島きらり starring 久住小春(モーニング娘。) 有村竜太郎 朝霧 Jam 木村カエラ 東京スカパラダイスオーケストラ 東京事変 東京女子流 松浦亜弥 松田聖子 柴田淳 桑田佳祐 森七菜 森重樹一 椎名林檎 椿屋四重奏 楠木ともり 櫻坂46(欅坂46) 氣志團 水曜日のカンパネラ 水瀬いのり 氷室京介 永井ルイ 沢田研二 浅井健一 浜崎あゆみ 浜田麻里 渋さ知らズ 片平里菜 玉置成実 玉置浩二 田中フミヤ 真心ブラザーズ 矢口真里 石川梨華 砂原良徳 私立恵比寿中学 筋肉少女帯 米津玄師 結束バンド 絢香 羅針盤 美勇伝 花冷え。 菊地成孔 藤本美貴 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 道重さゆみ 遠藤ミチロウ 金子ノブアキ 銀杏BOYZ 阿部真央 陰陽座 離婚伝説 電気グルーヴ 鞘師里保 頭脳警察 飯田圭織 齋藤飛鳥 10-FEET 1975, the 2 Many DJ's 22-20s 22/7 3 Colours Red 3 Doors Down 3rd Secret 3776 44MAGNUM 54-71 9mm Parabellum Bullet

カテゴリー