2007/12/07

!!!『MYTH TAKES』(2007)

そういえば、去年の今頃はこのアルバムのプロモーションで来日中だったニック(Vo)にインタビューしたなぁ、と急に思い出しました。自分にとって初の海外アーティストへのインタビュー経験だっただけに、緊張したのと同時に、初めての相手がニック……というか!!!でよかった、と改めて思ったものです。

そんな彼らのアルバム3rdアルバム「MYTH TAKES」は、サンプルのカセットテープが届いてからずっと聴いてたなぁ。もちろんCDが発売されたら、ちゃんと購入してそちらを聴き続けましたけど。前作もカッコよかったけど、新作は新たな要素も感じられ、それが個人的にはとても気持ちよく響いてきたのが印象的です。ここ数年、ディスコパンクやらニューレイヴやら、ダンスに特化したロックバンド(あるいはそこにダンスユニット/テクノユニットも括られちゃうかもね)が増えていますが、このアルバムを聴くと彼らはそんなシーンから数歩離れたところにいるように感じられます。

本作では持ち前のファンキーさや独特なエレクトロ感はそのままに、さらにサイケでダークな要素も強調されつつあり、単なる「クラブ指向の1枚」からよりリスニングに耐えうるアルバムへと進化しています……という言い方は変かな。フロアライクな内容でもあり、自宅でジックリ聴きたい人に向けてもアピールする要素が含まれている、と言いたいだけなんですけどね。

去年の今頃、インタビュー当日の午後にやっとサンプルが届いて、とにかく集中して聴いたこのアルバム。あのときの衝撃、手に汗握る感覚、サウンドスケープに引き込まれるような説得力は、今聴き返してもまったく色褪せていません。個人的には2007年のベストアルバム1枚選べと言われたら、このアルバムかSUPER FURRY ANIMALSの「HEY VENUS!」のどちらかで悩むんだろうな。多分しばらく自分の中で、この2枚を超える作品とは出会えないかもしれないなぁ……。



▼!!!「MYTH TAKES」(amazon:日本盤US盤

投稿: 2007 12 07 01:21 午前 [2007年の作品, Chk Chk Chk (!!!)] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック