THE CLICK FIVE『GREETING FROM IMRIE HOUSE』(2006)
今年の「UDO MUSIC FESTIVAL 2006」で初来日を果たす、アメリカ出身の5人組パワーポップバンド、THE CLICK FIVE。全員が同じスーツを着て、何となくイメージも'60年代ぽい感じがウケてるのか、それとも単純にサウンドが今のアメリカの時流に上手いこと乗ってるのかはわからないけど、昨年の発売以降ですでに50万枚近いセールスを記録してるんですと。で、この来日にあわせて日本でも6月末にようやくアルバムリリース。これはウケる音ですよね、日本でも。
何となくイメージ的に同じアメリカのFOUNTAINS OF WAYNEを思い浮かべたんだけど、このアルバムからの1stシングル "Just The Girl" がそのFOWのアダム作だそうで。アナログシンセの音とか、もうまんまなんでさすがに笑うしかないんだけど。その他の曲もFOWや最近のネオ・パワポバンドに近い流れ。殆どの曲が2〜3分台というのも好感持てるし、何よりも曲が良い&ハーモニーが気持ちよい。こんなの、俺が気に入るに決まってるじゃんか!
アルバムのボーナストラックでトミー・ジェームズの(というよりも我々の世代だとティファニーのデビューヒットと言った方がわかりやすいか)"I Think We're Alone Now" のカバーが収録されてるんだけど、これもそれらしくて好感度アップ。とにかく気持ちよいっていうのが一番。
えーっと‥‥もうこれ以上言葉が出てこない(笑)。ま、とにかく「ウドーフェスに出るんでしょ?じゃあ、ねぇ‥‥?」って偏見持ってる人がいたら、騙されたと思って聴いてみ。まぁ少なくともFOWが好きな人なら気に入ること間違いなしだと思うけど。