2004/09/17

とみぃ洋楽100番勝負(29)

●第29回:「Yankee Rose」 DAVID LEE ROTH ('86)

サミー・ヘイガーを迎えた新生VAN HALENに感激&感動した俺は、正直「デイヴ・リー・ロスはもう(ハードロックの世界では)ダメだろうなぁ‥‥」とずっと思ってたんですね。だってVAN HALEN辞める前に彼がやったソロ活動がBEACH BOYSやスタンダードナンバーのカバーですからね。で、それが大ヒットしちゃったもんだから‥‥どう考えても "Jump" や "Panama" みたいな曲は彼に求めるのも酷だろうな‥‥と。きっと俺以外の多くの人達がそう思ってたでしょうね。

 けど、実際には違った。彼はスティーヴ・ヴァイ(Gt)、ビリー・シーン(Ba)、グレッグ・ビソネット(Dr)という「その筋」では知らない者はいないという名手を揃えて、まるでVAN HALENの1stを'86年に蘇らせたかのような名盤「EAT'EM AND SMILE」を引っ提げてシーンに戻ってくるわけですよ。

 アルバム1曲目の "Yankee Rose" のイントロでやられちゃうわけですよ。だって、ギターが喋るんですよ! ボーカルとギターで掛け合いしちゃうんですよ、喋りで! もうね、笑うのを通り越して感動したもの、中3の俺は!

 ブリブリして暴れまくり、ギターとの高速ユニゾンをいとも簡単にひけらかすビリー・シーンのベースにも失禁寸前だったし、手堅いながらも聴いてて気持ちいいグレッグのドラムも文句無し。VAN HALENにあった「軽さ」が一切ないんですよね。

 アルバムだと続く "Shyboy" が最も好きなんですが、これ、正確にはデイヴのオリジナルじゃなくてビリーが以前やってたバンド、TALASの曲なんで、やっぱり一番最初に聴いて衝撃を受けた "Yankee Rose" かなぁ。

 その後のデイヴの落ちぶれっぷりには目を覆いたくなりますが‥‥やはりこの時の勢いはね。是非この目で実際に目撃したかったですね。残念ながらこの時のメンツ、このアルバムでのツアーでは来日してないんですね‥‥ここで完全にVAN HALENと差がついちゃったな、と‥‥



▼DAVID LEE ROTH「EAT'EM AND SMILE」(amazon

投稿: 2004 09 17 12:00 午前 [1986年の作品, David Lee Roth, 「100番勝負」] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック