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カテゴリー「Deep Purple」の16件の記事

2021年8月10日 (火)

BRIAN MAY『BACK TO THE LIGHT: DELUXE EDITION』(2021)

2021年8月6日にリリースされたブライアン・メイの1stソロアルバム復刻盤。日本盤は同年8月11日発売予定。

本作は1992年9月にイギリスでリリースされたQUEENのブライアン・メイによるソロデビューアルバム『BACK TO THE LIGHT』をボブ・ラドウィックが最新リマスタリングを施したアルバム本編に、ブライアン監修による別バージョン、シングルC/W曲、ライブテイクなどをまとめたボーナスディスク『OUT OF THE LIGHT』を付属した2枚組仕様。アルバム本編のみの単体ディスクも発売されていますが、今回は主に『OUT OF THE LIGHT』を軸に話を進めていきたいと思います。

アルバム本編は、フレディ・マーキュリーの死後から1年経たずして届けられた、前を向こうとするポジティブな姿勢がダイレクトに伝わる良質なロックアルバム。レコーディングにはコージー・パウエル(Dr)やニール・マーレイ(B)といったのちのツアーに参加する布陣のほか、ドン・エイリー(Key/現DEEP PURPLE)やQUEEN時代の盟友ジョン・ディーコン(B)もゲスト参加。コージーのパワフルなプレイが楽しめる「Resurrection」(全英23位)や、のちにQUEENバージョンも公開されることになる「Too Much Love Will Kill You」(同5位)、シングルヒットも飛ばした「Driven By You」(同6位)や「Back To The Light」(同19位)など良曲目白押しで、QUEENファンのみならず楽しめる内容だと断言しておきます(詳しくは2004年に執筆した、こちらレビューをご確認ください)。

さて、気になるボーナスディスクですが、ファンならばすでに耳にしたことがある音源が豊富で、当時シングルまでこまめにチェックしていた方ならどれも聞き覚えがあるのではないでしょうか。まず、“Guitar Version”と銘打った3曲(「Nothin' But Blue」「Too Much Love Will Kill You」「Just One Life」)はブライアンのボーカルに代わり自身がギターソロを弾きたおすテイク。特に後者2曲は1992年当時の日本盤ボーナストラックとして追加収録されていたので、知っている方も多いことでしょう。いかにも“ギタリストのソロ活動”といった内容ですが、これはこれで味わい深いのではないでしょうか。

また、「Driven By You」は別テイクが3曲用意され、中でも貴重なのが「Driven By You (Ford Ad Version)」ではないでしょうか。これは同曲がリリースされた当時、自動車メーカーのフォードがCMソングとして起用した際の別バージョン。歌詞が当時のキャンペーンにあわせたものに変更されており、こういうこともやっていたんだなあ……とジワジワ響いてくるものがあります。

そして、ライブテイクについて。1993年6月のThe Brixton Academyでのテイクはすべて、ライブアルバム『LIVE AT THE BRIXTON ACADEMY』(1994年)からのテイクで、それ以外はシングルのカップリングで発表されたもの。スラッシュ(G/GUNS N' ROSES)をフィーチャーした「Tie Your Mother Down」のような貴重な音源も改めて楽しめることになり、うれしい復刻と言えるのではないでしょうか。

今回の復刻は、ブライアンが現在進めている企画「Brian May Gold Series」の一環として用意されたもの。つまり、現在廃盤状態である2ndソロアルバム『ANOTHER WORLD』(1998年)を含むソロ音源が新たな形で復刻される可能性もあるようです。できることなら映像作品を含む『LIVE AT THE BRIXTON ACADEMY』の完全版リリースにも期待したいところです。

まあ何はともあれ、しばらく配信で聴くことができなかったブライアンの初ソロアルバム、この機会に思う存分楽しみましょう。

 


▼BRIAN MAY『BACK TO THE LIGHT: DELUXE EDITION』
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2021年4月 8日 (木)

OUT OF THIS WORLD『OUT OF THIS WORLD』(2021)

2021年4月2日にリリースされたOUT OF THIS WORLDの1stアルバム。今のところ、フィジカルでは日本限定リリースのようです(デジタル/ストリーミングでは海外でも聴くことができるみたい)。

KEE OF HEARTSでも活動を共にしたFAIR WARNINGのトミー・ハート(Vo)と元EUROPEのキー・マルセロ(G)を中心に結成されたメロディアス・ハードロックバンド。レコーディングにはケン・サンディン(B/ALIEN、KEE OF HEARTS)、ダービー・トッド(Dr/THE DARKNESSゲイリー・ムーアなど)が全面参加し、DEEP PURPLEのドン・エイリー(Key)も4曲でプレイしています。

このバンド名に加え、アルバムのミックスをロン・ネヴィソン(HEARTKISSオジー・オズボーンなど)が手がけていることから、間違いなく多くのリスナーはEUROPEの4thアルバム『OUT OF THIS WORLD』(1988年)を思い浮かべることでしょう。もちろん、このバンド名はキーが初参加したEUROPEの同作から拝借したもの。本作で耳にすることができるサウンドも、あの頃の(いわゆる)“産業ハードロック”と揶揄されそうなほどにキャッチーなメロディアス・ハードロックが展開されています。

トミーのボーカルは中音域中心で落ち着いた雰囲気で、7分半にもおよぶオープニングトラック「Twilight」を最初に聴いたときは「あれっ?」と思いつつも、続く「Hanging On」では従来のハイトーンを多用したスタイルで、聴き手をホッとさせてくれます。キーのリフワーク、ソロワークも安定感の強いプレイで、最初こそ「若干時代錯誤かな?」と不安になるものの、聴き進めていくうちに「やっぱりこれだよね!」と納得させられる。

と同時に、楽曲も時代を超越した王道のハードロックばかりで、そこに適度にテクニカルな演奏が加わることで終始飽きさせない。キーボードの音色で一気に“あの頃”に引き戻されるものの、それに対して嫌な感覚はまったくなく、むしろ気持ちよく楽しめるのではないでしょうか。1曲目こそ7分半近くありますが、それ以外の楽曲は4分前後のコンパクトなものなので、全10曲(ボーナストラックを含めると11曲)をさらりと聴き進められるはずです。

うん、これは安心して楽しめる1枚だ。突出した何かはないかもしれませんし、とても2021年とは思えない内容ですが、だからこそ飽きずにずっと聴いていられる極上のハードロックアルバムだと思います。

本作の初回限定盤には2018年にドイツで開催された『Heat Festival』に出演した際、前身バンドKEE OF HEARTS名義で出演した際のライブ音源を収めたCD『LIVE FROM THE HEAT』を同梱。こちらではEUROPE「Let The Good Times Rock」「Open Your Heart」「Superstitious」「Ready Or Not」といった『OUT OF THIS WORLD』からの楽曲をトミーのボーカルで楽しめるほか、FAIR WARNING「Burning Heart」「Save Me」という名曲をキーのギタープレイで堪能することができる。今のところ日本独自リリースのようなので(デジタルリリース/ストリーミングサービスでの配信なし)、できることなら日本盤で購入していただきたい貴重な1枚です。

 


▼OUT OF THIS WORLD『OUT OF THIS WORLD』
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2020年10月20日 (火)

PRETTY MAIDS『JUMP THE GUN』(1990)

1990年4月20日にリリースされたPRETTY MAIDSの3rdアルバム。日本盤は同年5月21日に発売されています。

1984年にアルバム『RED HOT AND HEAVY』で、CBSから鳴り物入りでメジャーデビューを果たしたPRETTY MAIDS。続く2ndアルバム『FUTURE WORLD』(1987年)では当時のHR/HMブームも手伝って、初の全米TOP200入り(165位)を果たし、近隣のスウェーデン出身のEUROPEに次いでブレイクが期待されました。実際、レーベル側からもかなりのプレッシャーもあったのではないかと思います。

その思惑は本作にも強く表れており、まずプロデューサーにDEEP PURPLEのロジャー・グローヴァー(B)を迎えて制作。ロジャーは「Dream On」のレコーディングにもベースで参加したほか、同じDEEP PURPLEのイアン・ペイス(Dr)が「Young Blood」にゲスト参加。楽曲面ではアメリカのHR/HバンドICONのアウトテイクをカバーしたもの(「Hang Tough」)が含まれており、いろんな政治的施策が見え隠れします。

実際、楽曲も1stアルバムでのパワーメタル感こそ弱まったものの、適度なソフトさとメロディアスさがバランスよく散りばめられた良質な北欧HR/HMアルバムに仕上がっています。オープニングを飾る「Leathal Heroes」や「Jump The Gun」のパワフルさ、「Rock The House」や「Attention」といったファストナンバーのヘヴィさ、適度なヘヴィさとメロウさがバランスよく配合された「Young Blood」、ラジオやMTVでのヒットを狙った哀愁味強めのパワーバラード「Savage Heart」、ポップサイドをひたすら強調した「Hang Tough」、アーシーなロックチューン「Dream On」などと、アメリカナイズ度は過去イチながらもバラエティ豊かな楽曲が揃っており、改めてこのバンドのメロディメイカーぶりに驚かされます。

リリース当時はバンドメンバーの脱退が続いたり、当時予定されていたDEEP PURPLEとのジョイントツアーがポシャったり、結局レーベルから万全のサポートを受けられなかったりと、なにかとネガティブなイメージがつきまとったこともあり、本作に対する評価もあまり高くなかった記憶があります。特に、心機一転&起死回生の次作『SIN-DECADE』(1992年)のインパクトが強かったせいで、本作はスルーされがちですし。ところが、リリースから30年経った今聴くと(ポップさは強いものの)聴き飽きない魅力に満ちた1枚だと気づかされるはずです。いやいや、名盤じゃないですか。今まで邪険にしてごめんなさい。

実は、僕が初めて触れたPRETTY MAIDSのアルバムが本作。某雑誌は読んでいたものの過去2作は田舎でなかなか手に入らなかったため、上京後すぐにリリースされた本作は某誌の巻頭インタビューを読んでからすぐ手に入れたのでした。

ロジャー・グローヴァーが関わっていること、時期的にも近いこともあってか、DEEP PURPLEの『SLAVES AND MASTERS』(1990年)と通ずるものを感じるのは僕だけでしょうか。

ちなみに本作、ストリーミングサービスではなぜか単独配信されておらず、Sony時代の音源をまとめたボックスセットの一部として聴くことができます。なので、本作の12曲だけを抜き取ったプレイリストを作りましたので、気になる方はそちら(↓)をチェックしてみてください。

最後に。ロニー・アトキンス(Vo)……頑張れ!

 


▼PRETTY MAIDS『JUMP THE GUN』
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2020年8月 7日 (金)

DEEP PURPLE『WHOOSH!』(2020)

2020年8月7日に全世界同時リリースされたDEEP PURPLE通算21作目のオリジナルアルバム。

ラストアルバムと噂された前作『INFINITE』(2017年)から3年4ヶ月という、最近の彼らにしては比較的短いスパンで届けられた本作。本国イギリスでは第2期での再結成アルバム『PERFECT STRANGERS』(1984年/5位)や『THE HOUSE OF BLUE LIGHT』(1987年/10位)以来となる全英TOP10入り(6位)を果たしたほか、ドイツやスイスでは1位を獲得、オーストリアやフィンランド、イタリア、オランダ、ノルウェー、スウェーデンでも10位以内にランクインする成功を収めました。また、同作を携えたワールドツアーも好評を博したこともあり、バンドの活動終了をもう少しだけ後ろ倒しにして、想定外の1枚を作ることになったようです。

……なんて話をどこまで信用していいのやら(笑)。プロレスとメタルの世界において引退は真に受けてはいけませんよね。とはいえ、前作の時点で年齢的にもこれがラストかなという印象は受けていたので、ファンからしたらうれしいサプライズなのでしょうか。

スティーヴ・モーズ(G)加入からすでに25年以上、ドン・エイリ(Key)が正式加入してから間もなく20年になろうとするこのタイミングに届けられた、現編成での5作目となる本作は、過去2作同様にボブ・エズリン(アリス・クーパーKISSPINK FLOYDなど)がプロデュースを担当。基本的には近作の方向性の延長線上にあるスタイルで、古き良き時代のパープルを見事に“演じ”きっています。演じると表現するとネガティブに捉えられるかもしれませんが、まったくそんなことはなく、むしろ変に革新的なことに挑戦されるよりも「誰が聴いてもパープル」と理解できるサウンド/楽曲に挑戦することが、彼らのような大御所には大切なんじゃないかと思っています。だって、実験的なことは若い頃に散々やってきたし、スティーヴ・モーズ加入後最初の1枚である『PURPENDICULAR』(1996年)だってある意味では実験的な作品でしたからね。

メンバー5人中4人が70代に突入し、最若手だったスティーヴ・モーズでさえ60代後半という事実が示すように、本作には荒々しさやスピード感といったものは皆無(『WHOOSH!』というタイトル自体はスピード感を表す擬音とのことですが、なんとも皮肉を感じさせます)。グルーヴィーさとユルさとの絶妙な隙間を突き進む様は、ある意味では『WHOOSH!』といったところかもしれません。ただ、そんな中でも「Nothing At All」や「No Need To Shout」のようなギター&オルガン(もしくはピアノ)の緊張感あふれるバトルがフィーチャーされた楽曲群には思わず手汗を握りますし、軽快さの強い大人なロックンロール「What The What」、不穏なイントロ&メロディが耳に残る「The Power Of The Moon」、52年前(!)に発表されたデビューアルバム『SHADES OF DEEP PURPLE』(1968年)のオープニングトラックを再録した「And The Address」など聴き応えのある楽曲も少なくなく、「死に損ないの年寄りの余興」とバカにできない1枚に仕上がっています(ごめんね辛口で)。

このバンドに対して今『IN ROCK』(1970年)『MACHINE HEAD』(1972年)『BURN』(1974年)と同レベルのクオリティを求めるのは酷以外の何ものでもないですし、そういった幻想はリッチー・ブラックモア(G)が抜けた時点で抱かないようにしているので、毎回新作に触れるときは平熱以下で向き合うようにしているのですが(余計にがっかりしないように)、今作も過去2作同様に聴き終えたあとの爽快感と満足感は一定以上得られるはずです。何を差し置いても聴くべし!と声高に宣言できるかと言われると困りますが、少なくとも「パープルの諸作品を聴いており、リッチー脱退後の作品も評価的に評価している」リスナーなら、文句なしに楽しめる1枚だと思います。

 


▼DEEP PURPLE『WHOOSH!』
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2019年4月29日 (月)

DEEP PURPLE『MACHINE HEAD』(1972)

言わずと知れたDEEP PURPLE初期の代表作。1972年3月に発売された通算6作目、イアン・ギラン(Vo)、リッチー・ブラックモア(G)、ジョン・ロード(Key)、ロジャー・グローヴァー(B)、イアン・ペイス(Dr)という第2期布陣での3作目にあたる1枚です。全英1位のみならず、全米7位という数字も残しており、続いて発売されたライブアルバム『MADE IN JAPAN』(1972年)のヒットも手伝って、「Smoke On The Water」が全米4位まで上昇するヒットシングルとなりました。

『DEEP PURPLE IN ROCK』(1970年)と並んで、初期パープル(第2期)を象徴する1枚と捉えられている本作は、オープニングの「Highway Star」や先の「Smoke On The Water」をはじめ、大作「Lazy」やライブ終盤を盛り上げる「Space Truckin'」などおなじみの楽曲が目白押し。ほとんどの楽曲がライブで取り上げられる機会が多いし(2004年には全曲披露ライブも実施)、それこそ中高生の頃から聴き続けている自分にとってはギターやドラム、キーボードのちょっとしたフレーズまで“口コピ”できるほど体に刷り込まれた名盤でもあるわけです(それこそ「Pictures Of Home」のベースソロ含め)。

アグレッシヴなシャウトとクラシックの要素を取り入れたソロプレイとの対比が面白い「Highway Star」から始まり、ヘヴィでルーズな「Maybe I'm A Leo」、独特なグルーヴ感を持つ「Pictures Of Home」、シングルカットもされたキャッチーな「Never Before」というアナログA面の流れは本当に“これしかありえない!”ってほどに完璧なものだし、「Smoke On The Water」から始まりトリッピーな長尺チューン「Lazy」から「Space Truckin'」へと流れるB面の構成も文句なし。本当、これしかあり得ないんですよね。

どの曲もブルースをベースにしたものですが、そのメロディは非常にポップ。そして、それらをより親しみやすくしているのが、ギターやオルガンによるメインリフのキャッチーさ。その相乗効果から生まれる聴きやすさは、本作最大の武器と言えるでしょう。

また、楽器を演奏する者にとっては基本的なプレイはもちろんのこと、要所要所で飛び出す個性的なフレーズは非常に勉強になるものが多く、ハードロック云々ではなくロックプレイとしての教科書的な内容でもあると思うのです。それはボーカルにしても然りで、これだけパワフルに歌えたら、シャウトできたらと何度思ったことか……。

あまりに名盤すぎて本当に書くことがない……ってくらい、「黙って聴け!」と胸ぐら掴みたくなる。そんな文句なしの1枚。難しいことは考えず、じっくり楽しんでほしいと思います。

 


▼DEEP PURPLE『MACHINE HEAD』
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2019年3月27日 (水)

WHITESNAKE『SLIDE IT IN: THE ULTIMATE SPECIAL EDITION』(2019)

WHITESNAKEが1984年に発表した6thアルバム『SLIDE IT IN』が今年で35周年を迎えたということで、新たにリマスタリングを施されたエディションが2019年3月に発売。ジョン・サイクス(G)が参加したUSミックスを使った1枚ものと、USミックス+UKオリジナルミックスの2枚組、そして新たなリミックス音源や秘蔵レア音源6枚組+MVや最新インタビューを収めたDVD付き“アルティメット・スペシャル・エディション”の3仕様が用意さています。

『SLIDE IT IN』と続く『WHITESNAKE』(1987年)はちょうど本格的なアメリカ進出と重なったこともあり、本国イギリスとアメリカとで収録内容や曲順が異なったりと、何かと曰く付きの作品だったりします。そのへんは各アルバムのレビューで過去に触れてきましたが、特に『SLIDE IT IN』はここでさらに厄介なことになっています(詳しくはこちらをご覧ください)。

2009年に25周年を記念したCD+DVD仕様が海外でリリースされましたが、そこではUSミックスを使った、元のUK版ともUS版とも異なる曲順を用意(便宜上、こちらを以前のレビューに沿って④と呼びます)。あれから10年を経て新たに完成したリマスタリング版USミックス&UKミックスは、その④をベースにしたもの(UKミックスのみ、ボーナストラックとしてシングルのみに収録された「Need Your So Bad」と、エディ・クレイマーがミックスした「Gambler」「Guilty Of Love」の7インチ・バージョンを追加)。

 

⑤35TH ANNIVERSARY EDITION

01. Gambler
02. Slide It In
03. Slow An' Easy
04. Love Ain't No Stranger
05. Give Me More Time
06. Standing In The Shadow
07. Hungry For Love
08. All Or Nothing
09. Spit It Out
10. Guilty Of Love
11. Need Your So Bad [UK MIXのみ]
12. Gambler (7" Eddi Kramer Mix 1983) [UK MIXのみ]
13. Guilty Of Love (7" Eddi Kramer Mix 1983) [UK MIXのみ]

これが今の「正規トラックリスト」ということにでもしたいのでしょうか。まあ④で耳慣れた曲順とはいえ、80年代に散々①で聴きまくった耳にはやっぱりどこか違和感が残ります。それでもUSミックス②よりはマシですけどね。

で、本作のボックスセットには新たにリミックスを施された「35周年リミックス」というものが用意されており、こちらがDISC 3に収録されているのですが……これがね、またまたすごい代物なんですよ(苦笑)。

 

⑥35TH ANNIVERSARY REMIX EDITION

01. Slide It In
02. Slow An' Easy
03. Love Ain't No Stranger
04. Give Me More Time
05. Guilty Of Love
06. All Or Nothing
07. Spit It Out
08. Standing In The Shadow
09. Hungry For Love
10. Gambler
11. Need Your So Bad

もうね、何が何やら……原型すら残っていませんよ、これ(笑)。冒頭3曲は②のUSミックスと同じなんですが……これ、どういう意図があるんでしょうね。「Gambler」が10曲目で本編ラスト?と思いきや、新たに「Need Your So Bad」をしれっと追加することで、なんとなく収まり良く見せている感もあり。やっぱり違和感は拭いきれませんが、それ以上に気になるのがリミックスされたサウンドなんです。

全体的に音の硬さやリバーブの掛け方が現代的になっており、オルガンをオリジナル盤よりも前に出したミックスと言えばいいんでしょうか。曲によっては(特に「Standing In The Shadow」あたり)「あれっ、こんな音入ってたっけ?」と驚くものもあり、そういった意味では『WHITESNAKE』の“30TH ANNIVERSARY EDITION”で初披露されたリミックス曲にも似た感想を覚えました。基本的にはUKミックスのテイクをもとにリミックスしたようですが、ところどころでジョン・サイクスのプレイも聴こえてくるので、そこをいいとこ取りしたかったってだけなんですかね。完全にデヴィッド・カヴァーデイルのエゴですわ(苦笑)。

なお、ボックスセットには『SLIDE IT IN』レコーディング時のモニターミックス音源や、ジョン・ロード(Key)在籍時ラストライブ音源、1984年3月1日のグラスゴー公演、アルバム収録曲の簡易デモなどの貴重な音源も満載。3仕様の中では間違いなくボックスセットを購入することをオススメします。

けど……まだこのアルバムを聴いたことがないというビギナーは、オリジナルのUK盤から聴いたほうがいいんじゃないかなと。なんなら、今回の2枚組仕様のUKミックスをオリジナルの曲順に変えて聴いてみてもいいと思います(CDに関して言えば、音質的には確実に最新リマスターのほうが今の耳に合っているものなので)。

 


▼WHITESNAKE『SLIDE IT IN: THE ULTIMATE SPECIAL EDITION』
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2018年12月27日 (木)

RITCHIE BLACKMORE'S RAINBOW『MEMORIES IN ROCK II』(2018)

この流れで、2018年が終わる前に触れておかなくちゃいけないのがこのアルバム。2018年4月にリリースされた、現RITCHIE BLACKMORE'S RAINBOWによる最新ライブアルバム(+新録楽曲3曲)なのですが……正直、どう前向きに捉えようか本当に困る作品でした。

ご存知のとおり、リッチー・ブラックモア(G)は2015年夏に「2016年にRAINBOWとしてヨーロッパでのフェス出演」をアナウンス。70〜80年代とも、90年代とも異なるロニー・ロメロ(Vo)、ボブ・ヌーボー(B)、デヴィッド・キース(Dr)、イェンス・ヨハンソン(Key)という布陣で2016年、2017年、そして2018年にそれぞれフェス出演やツアーを敢行しております。

イェンス・ヨハンソンはイングヴェイとの共演やSTRATOVARIUSの一員としておなじみですが、ロニー・ロメロはこれを機に注目が集まった気鋭のシンガー。LORDS OF BLACKというバンドに在籍しており、RAINBOW参加をきっかけにこちらにも注目が集まるようになりました。ディオにもグラハムにもジョー・リン・ターナーにもなれる器用な歌い手ですよね(しかもフレディ・マーキュリーっぽさもあるし)。

で、本作は2017年に行われたロンドン、グラスゴー、バーミンガムの3公演からベストテイクを選出し、1本のライブのように組み立てた内容。リッチーのロックサイドを総括するような選曲となっており、RAINBOW時代にこだわらずDEEP PURPLEの代表曲(「Smoke On The Water」「Black Night」「Child In Time」から「Burn」、さらには「Perfect Strangers」まで)を含むセットリストは、「別にこれ、RAINBOW名義じゃなくてもいいんじゃね?」と思ってしまうものですが……まあ、DEEP PURPLEは現存するし、かといって新しい名前で活動しても長期的に継続するものでもないし、そもそも集客的にも、ねえ。だったらRITCHIE BLACKMORE'S RAINBOWという名前でやるのが正解なんでしょうね。

でね。オープニングの「Somewhere Over The Rainbow」から「Spotlight Kid」への構成……この、ちょっと何かが引っかかるような歯切れの悪いギタープレイに正直がっかりしたんですわ。これは嘘偽りなく書き残しておきたい。こんなリッチーを聴きたかったわけじゃないのに。時の流れって残酷すぎる。「I Surrender」も完全にAOR化してるし。

ただ、「Mistreated」あたりから……「あれ、これアリじゃね?」と思う自分もいて。いぶし銀って一言で済ませたくはないけど、それも間違いじゃないんだよね。でもさあ……緊張感は皆無。ロニーやイェンスは本当に頑張ってるけど、おじいちゃんが昔を思い出しながら一生懸命弾いてる絵が思い浮かんじゃって。

で、ここでふと思い出すわけです。「あれ、ジミー・ペイジだってこんなじゃね?」って。そう考えたら妙に腑に落ちてしまって……だからといって、全部を納得できたわけではないですけど。こんなユルユルな「Burn」、聴きたくなかったもん。WHITESNAKEカバーもどうかと思うけど、これを聴いたらまだマシに思えてしまうし。う〜ん……助けて……。

あ、肝心のスタジオ新録曲についても触れておきましょう。こっちで巻き返しなるか……。

約23年ぶりのスタジオ新録になるわけですが、そのうちの1曲は「I Surrender」の再録。もはやハードロックでも産業ロックでもない……演歌? 違うか。ユルいんだよなぁ……はぁ。

もう1曲はクラシックの名曲「威風堂々」をカバーした「Land Of Hope And Glory」。ライブのSEとして使われているものらしいですが、これはもうBLACKMORE'S NIGHTの曲にエレキギターをかぶせたような代物。やっぱりユルいです。

最後の1曲が、純然たる新曲「Waiting For A Sign」。どの時代のリッチーの作品にも1曲は含まれていそうな、ブルース主体の古臭いロックなのですが……これが一番よかったというのは、なんとも皮肉な話です。もうこれだったら、最初からオリジナル作品を……いや、なんでもないです。

曲の良さは当然文句なし。70年代から現在に至るまで幅広い世代に愛され続けてきた名曲ばかりですから。けど、ハードロックとして触れようとすると、現在進行形のロックを楽しんでいる耳にはちょっと厳しいんですよ。そこをどう解釈するかで、本作の評価は変わりそうな気がします。

その枯れたプレイ含めて、本当の意味でノスタルジーに浸りたい人向けかも。ぶっちゃけ、今の僕には必要ない、かな。残念ですけど。



▼RITCHIE BLACKMORE'S RAINBOW『MEMORIES IN ROCK II』
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2018年11月25日 (日)

V.A.『MOORE BLUES FOR GARY: A TRIBUTE TO GARY MOORE』(2018)

2018年10月リリースの、ゲイリー・ムーアのトリビュートアルバム。アルバムジャケットにあるように、ゲイリーの諸作品やライブに参加してきたベーシスト、ボブ・デイズリーが中心となって制作された本作には、ニール・カーター(Key)やドン・エイリー(Key/DEEP PURPLE)、エリック・シンガー(Dr/KISS)、グレン・ヒューズ(Vo)に加え、元SKID ROW(「Youth Gone Wild」じゃないほう)のブラッシュ・シールズ(Vo)といったゲイリー・ムーアと馴染み深い面々、ゲイリーの実子であるガス・ムーア(Vo)とジャック・ムーア(G)のほか、豪華ゲストプレイヤーが多数参加しています。

そのメンツもジョン・サイクス(G)やダニー・ボウズ(Vo/THUNDER)、スティーヴ・ルカサー(G/TOTO)、ジョー・リン・ターナー(Vo)、リッキー・ウォリック(Vo/BLACK STAR RIDERS)、スティーヴ・モーズ(G/DEEP PURPLE)、デーモン・ジョンソン(Vo, G/BLACK STAR RIDERS)、ダグ・アルドリッチ(G/THE DEAD DAISIES)などなど。とにかく、無駄に豪華です。

選曲的にはブルースに傾倒した『STILL GOT THE BLUES』(1990年)以降の作品にこだわることなく、初期の『BACK ON THE STREETS』(1978年)から『VICTIMS OF THE FUTURE』(1983年)、『WILD FRONTIER』(1987年)の楽曲も収録。ボブ・デイズリー自身が関わっていることもあってか、『POWER OF THE BLUES』(2004年)という晩年の作品から3曲も選ばれていることがちょっと意外でした。

基本的にはどの曲もゲイリー独特の粘っこいギターフレーズを活かしつつ、オリジナルを尊重しながら随所に自身の個性を取り入れていく手法で、またボブが中心となって制作していることもあって統一感も強く、この手のトリビュートアルバムとしてはかなり水準の高いもののように思います。HR/HM系ギタリストが多く参加しているものの、各自そこまで出しゃばることもないので、本当に気持ちよく楽しめる1枚です。

やはり本作最大の聴きどころは、久しぶりにシーン復帰を果たしたジョン・サイクス参加の「Still Got The Blues (For You)」になるかと。ゲイリーからの影響も大きく、彼と同じTHIN LIZZY(=フィル・ライノット)にもお世話になった関係もあり、そりゃあもうディープなソロを聴かせてくれています。まあこの曲自体、基本的にメインフレーズの繰り返しになるのでそこまでアドリブを効かせることは難しいのですが、特に終盤のソロはサイクスらしいもので、フェイドアウトせずにこのままずっと聴いていたい!と思わせられるはずです。

で、この曲を歌うのがTHUNDERのダニー・ボウズというのが、また最高。思ったよりも感情抑え気味ですが、それがギターのエモーショナルさに拍車をかけているように感じました。うん、これ1曲のために購入してたとしても無駄じゃないと思います。

個人的にはこのほか、リッキー・ウォリックが歌い、スティーヴ・モーズがギターを弾く「Parisienne Walkways」、グレン・ヒューズが最高のボーカルパフォーマンスを聴かせる「Nothing's The Same」、思ったよりもゲイリー・ムーア色の強いダグ・アルドリッチのプレイが印象に残る「The Loner」、デーモン・ジョンソンが歌って弾いてと大活躍の「Don't Believe A Word」あたりがお気に入り。もちろん、そのほかの曲も文句なしに良いです。

来年の2月で、亡くなってから早8年。ゲイリー・ムーアというギタリストがどんな存在だったか、改めてロック/ブルース/HR/HMシーンに与えた影響をこのアルバムから振り返ることができたら、と思います。彼の名前しか知らないという若いリスナーにこそ聴いてほしい1枚です。



▼V.A.『MOORE BLUES FOR GARY: A TRIBUTE TO GARY MOORE』
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2018年3月 2日 (金)

DEEP PURPLE『BURN』(1974)

DEEP PURPLEが1974年初頭にリリースした、通算8作目のスタジオアルバム。イアン・ギラン(Vo)、ロジャー・グローヴァー(B)の脱退を経て、新たにデヴィッド・カヴァーデイル(Vo)とグレン・ヒューズ(B, Vo)を迎えた、俗にいう第3期編成として初めて制作されたのが本作です。本国イギリスでは最高3位、アメリカでも最高9位まで上昇するヒット作となり、「Might Just Take Your Life」(全英55位、全米91位)、「Burn」(全米105位)という、小さいながらもシングルヒットも生まれました。

第3期パープル最大の武器は、イアン・ギラン以上に歌えるシンガーが2人も加入したということ。当時無名の新人だったブルージーな声の持ち主カヴァーデイル、そしてプログレ色の強いファンクロックバンドTRAPEZEとしてある程度知られていたソウルフルな歌声のグレンの加入は、バンドの音楽性にも大きな影響を及ぼします。

アルバムタイトルトラック「Burn」こそバッハなどクラシックの手法(コード進行など)を用いたリッチー・ブラックモア(G)の王道スタイルですが、続く「Might Just Take Your Life」のR&Bからの影響を感じさせる曲調、アップテンポのハードロックスタイルながらも2人のシンガーの歌声が絡み合うことでソウルフルさを増す「Lay Down, Stay Down」、ブルースフィーリングにあふれたファンクロック「Sail Away」と、ギラン時代の第2期パープルと比べるとかなり“黒く”なっていることに気づかされます。

アルバム後半もとにかく聴きどころ満載で、ファンキーなギターリフとパーカッシブなリズムが気持ちいい「You Fool No One」、従来のパープルらしさで成り立っているはずなのに歌い手が変わるとここまで雰囲気が変わるかという「What’s Going On Here」、リッチーは初期RAINBOWで、カヴァーデイルもWHITESNAKEでカバーしたプログレッシヴなブルース「Mistreated」、エンディングにふさわしいインスト「”A”200」と全8曲、するっと聴けてしまいます。

本作はどうしてもタイトルトラックの名リフおよびクラシカルなプレイが注目されがちですが、本作のキモはそこではなく、むしろ2曲目以降であることを、声を大にして伝えたい。みんな1曲目の印象で聴こうとするから、以降の曲調の違いに落胆するわけですもんね。

あと、日本のHR/HMファン的にはタイトル曲が某メタル誌の名前に用いられたこともあって、いろいろ複雑な思いを抱えている人もいるのかなと……リフを聴くと、ラジオCMや『PURE ROCK』でのテレビCMを思い出して苦笑いしてしまったり(思いアラフォー以上の世代の話ですが。苦笑)

まあ、冗談はともかく。リッチーがパープル在籍時、最後に本気を出したアルバム。その気合いの入りっぷりをご堪能あれ。あと、カヴァーデイルは近年、本作収録曲の多くをカバーした『THE PURPLE ALBUM』(2015年)とか出しちゃってるけど、まずはこっちから聴くことをオススメします。



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2018年1月11日 (木)

DEEP PURPLE『PERFECT STRANGERS』(1984)

1984年秋に発表された、DEEP PURPLE通算11枚目のスタジオアルバム。当時のメンバーはイアン・ギラン(Vo)、リッチー・ブラックモア(G)、ロジャー・グローヴァー(B)、イアン・ペイス(Dr)、ジョン・ロード(Key)という第5期編成(70年代の第2期と同じ)で、同編成としては『WHO DO WE THINK WE ARE』(1973年)以来11年ぶり、バンドとしても『COME TASTE THE BAND』(1975年)以来9年ぶりの新作となります。

当時RAINBOWでアメリカでも成功を収めていたリッチーが、元パープルの関係者から再結成を持ちかけられ、1984年4月には再結成が正式決定。あれだけ不仲だったリッチーとイアンが再びうまくやれるのか誰もが不安視しましたが、「Perfect Strangers」のMVで握手する姿が見られるように(あれは撮影用のポーズでしょうけどね。笑)2人は和解を果たし、その末に本作が完成したわけです。

作風的には「Mean Streak」のように70年代初頭の第2期時代を思わせる楽曲も含みつつ、全体的にはリッチーが後期RAINBOWで培ったポップなスタイルがそのまま踏襲されています。アルバム冒頭を飾るリード曲「Knocking At Your Back Door」やエルガー「威風堂々」が引用された「Under The Gun」、後期RAINBOWにありがちなアップテンポの「A Gypsy's Kiss」、タイトルトラック「Perfect Strangers」あたりは、RAINBOWの作風を受け継ぎつつも、パープルらしいリードプレイ(久しぶりにギターを自由に弾きまくっていたり)が大々的に含まれており、「本当にあのパープルが戻ってきたんだ」と実感させられます。

ただ、ボーカルがジョー・リン・ターナーでないため(当たり前ですが)、センスがイマイチといいますか。楽器隊のプレイやアレンジは文句なしなんですが、イアンの歌がなんとも頼りなくて。「Knocking At Your Back Door」も「Perfect Strangers」も「A Gypsy's Kiss」、グラハム・ボネットやジョー・リン・ターナーが歌メロを考えて歌っていれば、もっと違ったものになったはずなのに(それも当たり前の話ですが)。ここに関してはもう、好みの問題なんでしょうね。

とはいえ、そういったマイナス要素を含みつつも本作は非常にクオリティの高い1枚だと言いきれます。もうね、続く『THE HOUSE OF BLUE LIGHT』(1987年)と比較したら……おっと、その話題はまた別の機会に。

ちなみに上記の「ジョー・リン・ターナーが歌メロを考えて歌っていれば」に関しては、ここから6年後に『SLAVES AND MASTERS』(1990年)で現実のものとなり、よりRAINBOWへの回帰が進むことなるなんて、当時は考えもしませんでした。

なお、僕が初めて聴いたパープルのアルバムは本作でした。ちょうどリアルタムで体験できたわけですが、当時はそこまでのめり込むことはありませんでした(苦笑)。中学生にはオッさん臭すぎたんですよ……。



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