カテゴリー「Dokken」の8件の記事

2020年2月20日 (木)

BLACK SWAN『SHAKE THE WORLD』(2020)

BLACK SWANが2020年2月中旬に発表したデビューアルバム。日本盤は海外に数日遅れでリリースされています。

BLACK SWANはロビン・マッコーリー(Vo/MICHAEL SCHENKER FEST、ex. MCAULEY SCHENKER GROUPなど)、レブ・ビーチ(G/WINGERWHITESNAKEなど)、ジェフ・ピルソン(B/FOREIGNER、ex. DOKKENなど)、マット・スター(Dr/MR. BIGエース・フレーリーなど)という80年代以降のHR/HMシーンにてたびたび名前を目にする名手たちが一堂に会した“スーパーバンド”のひとつ。昨年の今頃、ジェフがこのバンドについて言及する場面があったそうで、もともとはロビン、レブ、ジェフの3人で進めていたプロジェクトからマットに声がかかり、その数日後にはレコーディングに参加したとのこと(すでにドラム以外のパートはレコーディング済みだったそう)。

ソングライティングは上記のようにマット以外の3人で進めたのでしょう。一体この3人でどんな曲/音が作れるのか……要はMSGとWINGERとDOKKENですからね。80年代的なスタジアム・ハードロックを想像した人、ある意味正解です。けど、思ったよりも湿り気の強いメロディの正統派HR/HMだったのは、良い意味で予想を裏切ってくれてうれしかったな。

ロビンの哀愁味が強い歌声を前面に打ち出しつつ、メジャー感の強いHR/HMを表現する。もちろん、親しみやすい歌メロを備えつつ、楽器隊(主にギター)の派手さを見せることも忘れない。BON JOVIやWHITESNAKE、DEF LEPPARDなどがヒットチャートを席巻した80年代後半のUSメタルシーンを彷彿とさせる楽曲群はどれもクオリティが高いもので、ぶっちゃけ2020年の今これをやる必要があるのか?と疑問を感じることもゼロではありませんが、“やれる”人たちが“やるべきこと”をやっただけのこと。逆に、“やれる”人たち今これをやっていないから、彼らがやったと考えればいいわけで、こういったバンドが今誕生してこういうアルバムを世に放ったことは必然だったのです。

マイナーキーのミドルナンバー中心ながらも、シャッフルビートが心地よい「Big Disaster」、疾走感の強い「Shake The World」や「Unless We Change」、HEARTにも通ずるポップバラード「Make It There」、じっくり聴かせるスローナンバー「Divided/United」など楽曲も緩急に富んでいる。全11曲(日本盤ボーナストラック除く)で約57分と決して短くなないトータルランニングながらも、最後まで飽きずに楽しめるのは1曲1曲の完成度の高さや個性が際立っているからこそ。さすが職人!と納得してしまう高品質の1枚です。

ロビンはMSFではゲイリー・バーデンやグラハム・ボネットに次ぐ3番手だし、レブはWHITESNAKEでは常に2番手的扱いで、ジェフは現在のFOREIGNERでも裏方的印象が強い。マットもMR. BIGではパット・トーピーのサポートという意味合い濃厚だったので、全員が現在のシーンの中で“日陰”的存在なわけです。そういった人たちがBLACK SWAN(=黒い白鳥、コクチョウ。「予測できないことが出来事が起こる」の意)という名前で再び日陽に飛び出していく。そりゃ応援したくなりますよね。各メンバーとも自身のメインバンドでの活動が忙しいので、ツアーや来日公演などは今のところ望めそうもありませんが、ぜひ機会があったら一度ライブを観てみたいものです。きっとそのときは、各バンドのカバーもあるでしょうしね(笑)。

 


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2019年4月10日 (水)

THE END MACHINE『THE END MACHINE』(2019)

DOKKEN〜現LYNCH MOBジョージ・リンチ(G)が、ジェフ・ピルソン(B)、ミック・ブラウン(Dr)という元DOKKEN組と、元LYNCHE MOB〜現WARRANTのロバート・メイソン(Vo)と新たに結成したバンドTHE END MACHINE。彼らのデビューアルバムが2019年3月に発表されました。

ジョージ、ジェフ、ミックの3人は80年代末にDOKKEN離脱後にも一緒にバンドを組むなんて話があったし、それ以降も何度かそういった噂が上がったり実際に動いたこともありました。事実、T & Nは当初この3人で進めていたプロジェクトでしたしね(2012年のアルバム『SLAVE TO THE EMPIRE』ではブライアン・ティッシーが半分くらい叩く結果に)。

そんな3人が2016年のDOKKENオリメン期間限定復活を経て、改めて結成したのがこのバンド。シンガーには先のT & Nのアルバムにも1曲のみ参加していたロバートを迎えたことで、“ちゃんと歌えるシンガーの入ったDOKKEN”を期待したファンも少なくなかったはずです(“ちゃんと歌える”云々は、今のドン・ドッケンに対する嫌味ですが。笑)。

だけど、不安要素もありました。それは、最近のジョージが完全にレイドバックしたスタイルであること。それはギタープレイ然り、作る楽曲然り。マイケル・スウィートSTRYPER)とのSWEET & LYNCHは別として、KXMULTRAPHONIXなんて完全に趣味の域ですからね。もちろんそれらの作品も決して悪くはないのですが、80年代のフラッシーなプレイときらびやかなメロディを持つ楽曲をどうしても期待してしまうオールドファンも少なからずいるわけでして。自分も毎回、上記のような作品に対して「うん、今回も良いんじゃないかな。だけど……」と複雑な気持ちで接してきただけに、今回のTHE END MACHINEにも過剰な期待はせずに接することにしました。

で、いざ触れたこのアルバム。思った以上にDOKKEN路線に近いものの、ロバートが参加したLYNCH MOBの2作目『LYNCH MOB』(1992年)をより大人にした雰囲気……つまり、今のジョージそのもの(笑)な音でした。期待しすぎていなかったぶん、スッと入っていけたし、思っていた以上に楽しめた自分がいました。オープニング「Leap Of Faith」こそミディアムヘヴィの“いつもどおり”な作風でしたが、2曲目「Hold Me Down」や5曲目「Ride It」で若干BPMを上げてくれたのはよかったかなと。それ以外はほぼブルージーなミディアムヘヴィやスローナンバーばかり。全11曲で56分とかなり長尺なのも最近のジョージの作品と同傾向で、すべてを楽しむにはちょっとした覚悟が必要かもしれません(苦笑)。

好きな人はとことん楽しめる、けど80年代の幻影を追い続ける人にはキツい。聴き手のスタンスによって評価が二分する作品かもしれません。実際、80年代というよりは90年代的ですしね。あ、そうか。90年代の再結成DOKKENが好きならちょっとは……楽しめる……かも?

僕は思っていた以上にリピートしているので、意外と気に入っているのかもしれません。若いリスナーにこれがどう響くのかは正直疑問ですし、頭の固いオッサンたちからは駄作扱いされるでしょうけど、それでも自分はこれはこれとして支持したいなと。だって、そこまで悪いアルバムじゃないですしね。

 


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2018年12月 2日 (日)

DOKKEN『BEAST FROM THE EAST』(1988)

DOKKENが1988年11月(日本では翌12月)にリリースした、初のライブアルバム。前年秋に発表した4thアルバム『BACK FOR THE ATTACK』(1987年)を携え、1988年春に実施したジャパンツアーから厳選されたライブ音源16曲と、本作のみに収録の新曲「Walk Away」から構成された2枚組作品(アナログ盤とカセットのみ)。CDは当時、収録時間の関係で3曲(「Standing In The Shadows」「Sleepless Night」「Turn On The Action」)削った全14曲の1枚もので発売され、のちに2枚組完全版が日本のみで限定発売されました。

曲数的に日本公演の模様を完全収録したものと思われがちですが、実はそんなことはなく、当時のセットリストを振り返ると実際には連日18〜20曲程度が演奏されており、アルバムには「Heartless Heart」や「Burning Like A Flame」、当時未発表だった「Cry Again」(結局、今日まで正式リリースなし)あたりがカットされています。

また、曲順も実際のライブとかかけ離れたもので、本来は「Kiss Of Death」から始まるものの、アルバムでは「Unchain The Night」(実際は3曲目)に置き換えられています。

さらに、ギターやボーカルの差し替えもかなり行われているようです(まあこれは、この手の作品なら当たり前のようになっていますが)。ライブではヘロヘロでちゃんと歌えないドン・ドッケン(Vo)も、このアルバムだと荒々しいもののちゃんと高音が出て歌えているし、逆にライブならではの荒さが気に入らないジョージ・リンチ(G)はソロを弾き直している、と。

このように、本作はライブの実況盤というよりは、ライブ音源を使った新しい形のオリジナルアルバム、もしくはベストアルバムと呼んだほうが正しいのかもしれません。じゃなかったら、ラストに唯一のスタジオ音源「Walk Away」を入れたりしないよな。

ただ、とはいえ実際のライブの雰囲気が台無しになってしまっているかというと、いやいや。ちゃんとあの当時の、脂の乗ったバンドの様子は感じ取ることはできます。この頃になるとドンとジョージの確執もかなり強まっていましたが、日本公演の時点ではそういったバンド内の緊張感がまだ良い方向に作用していたはずなんです。事実、このあとに行われたUSツアー(METALLICAとかVAN HALENとかと回っていたはず)くらいになると関係性がさらに悪化し、結局このライブアルバムを最後にバンドは解散するわけですから。

最後に、唯一の新曲「Walk Away」についても。これ、『BACK FOR THE ATTACK』からのおこぼれだと思うんですが(あのアルバム、バラードらしいバラードは皆無だったしね)、MVでラストにドンがひとり去っていく演出といい、確実に“別れ”や“決別”を意識して収録してますよね。ドン自身、もはや自分だけではコントロールが効かなくなったバンドに対する意思表示だったのかなと。そんな深読みも、当時はよくしたものでした。

DOKKENはつい最近も、オリジナルメンバー復活時の日本公演を収めたライブ作品『RETURN TO THE EAST LIVE 2016』(2018年)を発表していますが、バンドの演奏はすごく良いものの歌がアレなので(苦笑)、オリジナルDOKKENの凄みを味わいたい方はぜひこの『BEAST FROM THE EAST』を聴いてみてください。

残念ながらデジタル版やストリーミングではCD1枚ものの短縮版しか聴けませんが、昨年海外の再発レーベルRock Candyから2枚組完全盤がリリースされ、廃盤状態だった2枚組国内盤もタワーレコード限定で再プレスされたようですので、機会があったらCDで購入することをオススメします。



▼DOKKEN『BEAST FROM THE EAST』
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2017年11月 8日 (水)

DOKKEN『UNDER LOCK AND KEY』(1985)

1985年秋にリリースされた、DOKKEN通算3作目のスタジオアルバム。前作『TOOTH AND NAIL』(1984年)がアメリカでのHR/HM人気に後押しされ、全米49位にランクイン。100万枚を超えるヒット作になったことで、1年2ヶ月という短いインターバルで制作・発表されのが本作『UNDER LOCK AND KEY』です。

プロデューサーを前作でのトム・ワーマン(CHEAP TRICKMOTLEY CRUEなど)からニール・カーノン(QUEENSRYCHELYNCH MOBなど)&マイケル・ワグナー(ACCEPTSKID ROWWHITE LION)へと交代して制作された本作は、疾走感と鋭さが際立った前作とは相反し、メロディアスさと親しみやすいテンポ感(ミディアムテンポ中心)を重視した意欲作に仕上がっています。

ジョージ・リンチ(G)のカミソリギターは相変わらずですが、本作ではそこに“曲に合わせた押し引き”が加わり、あくまで楽曲重視でプレイしていることが伝わってきます。1曲目「Unchain The Night」からその傾向は強く、ドン・ドッケン(Vo)の歌をじっくり聴かせつつ、ギターソロになったらいっきに爆発するというメリハリの効いたアレンジは本作ならではと言えるでしょう。

とにかくドンの歌とメロディ、ハーモニーなどのコーラスワークが素晴らしい。名曲「In My Dreams」は言うまでもなく、続くバラード「Slippin' Away」でも引き続き美しいハーモニーを堪能することができます。

前作や前々作『BREAKING THE CHAINS』(1983年)にあったもっさり感=B級感は一気に払拭され、急にメジャー感が強くなったのは、そういった戦略によるものなんでしょうね。ただ、ここでやりすぎたがために、ジョージら楽器隊の鬱憤が爆発。その衝動が次作にしてラストアルバムとなってしまった『BACK FOR THE ATTACK』(1987年)につながったのかもしれません。

シングルカットされた「The Hunter」「It's Not Love」「In My Dreams」以外にも、先の「Unchain The Night」や「Slippin' Away」「Jaded Heart」「Don't Lie To Me」「Will The Sun Rise」と憂のあるメロディのミディアム/スローナンバー満載。で、そういったノリを良い意味で壊してくれるのが、アナログでいうと各面ラストを飾る「Lightnin' Strikes Again」(M-5)と「Til The Livin' End」(M-10)のファストナンバー2曲。とはいえ、悪い意味で浮くことはなく、他の楽曲とバランスが取れた非常にメロウな仕上がりです。若干かっちりと作り込みすぎな気もしますが、それはこのサウンドプロダクションのせいかもしれませんね。

本作はHR/HMファンがイメージする“DOKKENらしさ”が体現されてた、安定感の強い1枚ではないでしょうか。初心者が最初に聴くなら、まず本作をオススメします。



▼DOKKEN『UNDER LOCK AND KEY』
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2017年10月 6日 (金)

DOKKEN『DYSFUNCTIONAL』(1995)

1994年に再結成を果たしたDOKKENが、翌1995年春に海外で発表した通算5作目のスタジオアルバム。ここ日本では前年末に『DOKKEN』というアルバムタイトルで、曲順を変え一部の収録曲を差し替えてリリースされていた作品です。

もともとはドン・ドッケン(Vo)のソロアルバムとして制作を進めていた作品なのですが、契約の際に元Geffen Records、当時Columbia Recordsの名物A&Rだったジョン・カロドナーからジョージ・リンチ(G)にギターを弾かせたらどうか、そしてこのアルバムをDOKKEN名義で出したほうが売れるんじゃないかなどと言い寄られ、結果としてジェフ・ピルソン(B)、ミック・ブラウン(Dr)、ジョージという黄金期メンバーが揃い、DOKKEN再結成が実現。“メタル冬の時代”だった1995年という時代にメジャーレーベルのColumbiaから晴れてリリースされたわけです。

このコラムでは日本のみでリリースされた『DOKKEN』ではなく、正式な5thアルバムとして発表された『DYSFUNCTIONAL』について触れていきたいと思います。

『DOKKEN』も『DYSFUNCTIONAL』も、名作『BREAKING THE CHAINS』(1981年)、『UNDER LOCK AND KEY』(1985年)に関わったマイケル・ワグナーがプロデュース。そう聞けば誰もが「往年のDOKKENよ、再び」と思うことでしょう。しかし、完成したアルバムはそのイメージとは程多いもの。もともとはドンのソロアルバムだったことを考えれば、まぁ頷けなくもないのですが……非常に内向的でダーク、モノトーンなサウンドとHR/HM的なハイトーンボーカルなしという……そうですね、時代的なものもあって、どこかグランジ風と言えると思います。

実際「What Price」なんて“HR版THE DOORS”みたいですし。先行発売された『DOKKEN』では1曲目だったこの曲を初めて聴いたときは、正直顔が“無”になったこと、今でもよく覚えています。

ところが、US版だとこの曲はラスト前の10曲目。このポジションで聴くと不思議と悪くない。とはいえ、US版はそもそも1曲目が「Inside Looking Out」という時点でDOKKENらしくないので、どっちもどっちなんですが。

至るところからPEARL JAMSOUNDGARDENあたりからの影響が感じられるオルタナHR/HM的作風に、突如飛び込んでくるジョージのフラッシーなギターソロ。この噛み合ってない感じがまた居心地の悪さを生み出していて、最高です(悪い意味で)。いかにもDOKKENらしいアコースティックバラード「Nothing Left To Say」もありますし、なぜかシングルヒットした7分以上もあるダークなロックンロール「Too High To Fly」、LED ZEPPELIN風ハードロック「Long Way Home」、サイケなミディアムバラード「The Maze」もある。1曲1曲はそこまで悪くないんだけど、アルバムとして並んだときに醸し出される違和感。なんだろう、やっぱり曲順が悪いんだろうか。

ミックスの途中みたいなサウンドだった日本限定アルバムより、僕はしっかり音が整理され、後から新しいソロなども加えられたUS版のほうがまだ幾分気に入っています。80年代のアルバムと比べれば聴く頻度は低いものの、それでも年に1、2回は引っ張り出して聴きたくなる。そんな珍味的な魅力を持つアルバムではないでしょうか。そこまで嫌いになれないんだよね、これ。



▼DOKKEN『DYSFUNCTIONAL』
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2017年1月18日 (水)

LYNCH MOB『WICKED SENSATION』(1990)

1989年のDOKKEN解散後、ジョージ・リンチ(G)とミック・ブラウン(Dr)は新たにLYNCH MOBと命名したバンドを始動。DOKKENって名前がいかにも「ドン・ドッケンのワンマンバンド」的に見えてしまうのが嫌だったんでしょうかね、今度はジョージが自身の名前をバンド名に入れてるわけですから(苦笑)。

オニー・ローガン(Vo)、アンソニー・エスポジート(B)という若きアーティストを迎え制作されたのが、1990年秋に発表されたデビューアルバム『WICKED SENSATION』。プロデューサーには“ギターサウンドならおまかせ”なマックス・ノーマンを迎え、DOKKENのラスト作『BACK FOR THE ATTACK』(1987年)を推し進めたギターオリエンテッドなアルバムを完成させます。

興味深いのは、常にDOKKENをまとっていたヨーロピアンな湿り気のある作風がばっさりと消えたこと。あれこそ、ドン・ドッケンの持ち味だったことは、彼が中心となり結成されたDON DOKKENのアルバム『UP FROM THE ASHES』で証明済みです。となると、豪快なアメリカンハードロックはジョージの持ち味ということになるわけですが、今作を聴くと単なるアメリカンハードロックでは終わっていない。実はこれ、ミック・ブラウンの功績が大きいと思うんですよね。

また、オニー・ローガンがドン・ドッケンとは異なるタイプのシンガーだったことも良い方向に作用した気がします。この時点ではド新人で、すべてを器用に歌いこなしていたわけではないですが、ドンみたいにのっぺりしたボーカルには出せない味が随所に感じられ、適度に土臭さを持ったこのハードロックサウンドには合っている。一番DOKKEN寄りかなと感じる「Hell Child」のような曲にも、サイケデリックな新境地ナンバー「She's Evil But She's Mine」にも適応できているんだから、デビュー作にしては及第点だと思います。あと、アルバムラストの「Street Fighting Man」は、DOKKEN『BACK FOR THE ATTACK』のインスト曲「Mr. Scary」をバージョンアップさせた歌モノ。こういうところからも、LYNCH MOBが『BACK FOR THE ATTACK』が地続きであることが伺えます。

それにしてもこのアルバム、全12曲で57分と意外に長いんですよね。そういえば……『BACK FOR THE ATTACK』が13曲で63分だったことを考えると、曲を長くしていた要因はジョージのギターソロだったんじゃないか、そう思えなくもないなと。これ、もうちょっとコンパクトに、せめて50分くらいで収まったら完璧なアルバムなんですけどね。そう考えると、やっぱり10曲で勝負するのがベストなのかなぁ。

ちなみに、同時期に発売されたDON DOKKEN『UP FROM THE ASHES』とLYNCH MOB『WICKED SENSATION』。チャート的には前者が全米50位、後者が31位とジョージ・リンチの勝利。これでどっちの作品が優れていると判断するのは危険ですが、少なくとも1990年当時のアメリカに求められていた音はLYNCH MOBのほうってことなのかもしれないですね。



▼LYNCH MOB『WICKED SENSATION』
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2017年1月17日 (火)

DON DOKKEN『UP FROM THE ASHES』(1990)

1989年にバンドの解散を発表したDOKKEN。最初の時点ではドン・ドッケン(Vo)と、ジョージ・リンチ(G)、ミック・ブラウン(Dr)、ジェフ・ピルソン(B)1対3に分かれ、そこからも当時のバンドの状況がなんとなく伺い知ることができました(のちにジェフが離脱し、ドン、ジョージ&ミック、ジェフの3分割することとなります)。

ドンは新たにバンドを結成しようと旧友ピーター・バルテス(B / 当時ACCEPTが解散したばかり)や、ミッキー・ディー(Dr / 元KING DIAMOND、のちにMOTORHEADに加入)、ジョン・ノーラム(G / EUROPE脱退後、ソロで活動していた)、ビリー・ホワイト(G / 元WATCHTOWER。現在は音楽業界を引退)という面々に声をかけ、アルバムを制作。その編成でDOKKENを名乗ろうとしますが、元メンバーの3人から訴訟を受け、結果DON DOKKENというバンド名なのかソロ名義なのか微妙な名前で活動することになります。

さて。いざ完成したアルバム『UP FROM THE ASHES』は1990年10月にリリース。奇しくもジョージ&ミックの新バンド、LYNCH MOBのデビュー作『WICKED SENSATION』とほぼ同時期に発売され、否が応でも比較されることとなってしまいます。

「ツインギター編成となったDOKKEN」「ギターがうるさくないDOKKEN」と表現できるDON DOKKENのサウンド。もっと言えば、DOKKENの3rdアルバム『UNDER LOCK AND KEY』(1985年)で目指した路線をさらにブラッシュアップし、より聴きやすくした楽曲を楽しむことができるわけです。“あの”DOKKENが好きだった人なら両手を上げて喜ぶ内容ではないでしょうか。また「ギターがうるさくないDOKKEN」とは言いながらも、ジョン&ビリーのギターソロは存在感の強いもので、随所にツインリードが取り入れられているのも好印象。こういった湿り気の強い泣きメロにピッタリなんですよね、ツインリードって。

曲作りにはビリー・ホワイトやジョン・ノーラム、アルバムのプロデューサーであるウィン・デイヴィス、職業作家のマーク・スピロといった面々も参加しており、中にはドンとグレン・ヒューズの共作「When Love Finds A Fool」といった泣きのバラードや、DOKKEN時代のアウトテイクと思われるドン&ミック・ブラウン作の「Stay」といった楽曲も収められています。「これぞDOKKEN」なミディアムテンポのマイナーチューンが中心ながらも、「Crash 'N Burn」や「Living A Lie」「The Hunger」のようなファストチューン、『BACK FOR THE ATTACK』(1987年)にはなかったスローバラードも含まれている。そういう意味でも、本来DOKKENが目指すべきだった形の究極系と言えなくもない内容です。『BACK FOR THE ATTACK』に続く作品と考えてしまうと若干の物足りなさを感じるかもしれませんが、ドン・ドッケンというボーカリストを軸に考えれば「これが本来の姿」と納得できるはずです。

残念ながらDON DOKKENとしてのアルバムはこれ1枚しか制作されず、メンバーは1人、また1人とバンドを離れていきます。そして時代は湾岸戦争に突入し、ロックバンドの大掛かりなワールドツアーが難しい状況に。さらにアメリカ国内ではHR/HMに替わりグランジが支持され始め、DON DOKKENは自然消滅してしまいます。そこから数年後、ドン、ジョージ、ミック、ジェフの4人が再集結し、DOKKENが再結成されるのですから、皮肉な話ですよね。



▼DON DOKKEN『UP FROM THE ASHES』
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2017年1月16日 (月)

DOKKEN『BACK FOR THE ATTACK』(1987)

1987年末にリリースされた、DOKKEN通算4枚目のアルバムにして、最初の解散前ラストのオリジナルアルバム。編成はドン・ドッケン(Vo)、ジョージ・リンチ(G)、ジェフ・ピルソン(B)、ミック・ブラウン(Dr)という黄金期の4人。昨年の『LOUD PARK』もこの4人でリユニオンショーが行われたので、覚えている方も多いかと思います。

1985年に発表された前作『UNDER LOCK AND KEY』が好成績を収め、内容的にもメロディアスかつ適度にハードという独自の路線をようやく確立させた彼ら。ちょうど1986年、BON JOVIの大ブレイクにより訪れたHR/HM一大ブームにより、DOKKENもついに日の目をみるか!?と期待される中、リリースされたのは『UNDER LOCK AND KEY』の延長線上にある内容ではなく、よりギターを前面に押し出したヘヴィな作品でした。

アルバム発売前の1987年初頭には、本作にも収録された「Dream Warriors」を映画『エルム街の悪夢3 惨劇の館』の主題歌に提供。ギターがヘヴィになっているものの、路線的には『UNDER LOCK AND KEY』の延長線上にある泣きメロHMで好意的に受け入れられた記憶があります。しかし、アルバム発売直前のリードトラックとして発表された「Burning Like A Flame」、これがいけなかった。2ndアルバム『TOOTH AND NAIL』(1984年)収録の「Just Got Lucky」をより陽気にしたような、脳天気なハードロックで、多くのファンが「うん、これじゃない」と思ったはずなんです。事実、僕も「思ってたのと違うなぁ……」と苦笑いしましたし。

そんな不安を抱えたまま発売を迎えたアルバム。オープニングの「Kiss Of Death」のギターリフにまずノックアウトされるわけです。「これぞジョージ・リンチのカミソリリフ!」と言わんばかりの激しいギターワークが楽しめる名曲なのですが、1曲目としての刺激が強すぎた。アルバムはその後も『UNDER LOCK AND KEY』で聴けた路線をよりヘヴィにして、ボーカルよりもギターが目立つような曲ばかりが続く。あげく、ドン・ドッケンの歌すら入らないインスト「Mr. Scary」まで登場するんですから、そりゃ呆気に取られますよ。

バンドはその後、1989年に解散を発表するわけですが、『UNDER LOCK AND KEY』という作品の成功を受けてドンとジョージのエゴがより肥大し、スタジオでバチバチやりあった結果、このいびつなパワーバランスの作品が完成した。そのままツアーに突入するも、ある日その緊張の糸が切れ、バンドは終焉を迎えた……ということなんでしょうね。解散後、ドンがDON DOKKENというバンドで“『UNDER LOCK AND KEY』の続き”みたいなアルバム『UP FROM THE ASHES』(1990年)を、ジョージとミックがLYNCH MOBを結成して『BACK FOR THE ATTACK』の延長線上にある『WICKED SENSATION』(1990年)を制作したことでも理解できると思います。

とはいえ、この『BACK FOR THE ATTACK』というアルバム。その緊張感がときに心地よく、ボーカルはボーカルで最善を尽くし、ギターはやりたい放題といういびつさがまた良かったりするんですよね。確かに「Burning Like A Flame」は蛇足感が強いけど、先の「Kiss Of Death」や「Heaven Sent」「So Many Tears」「Sleepless Night」のような曲は(もちろん「Dream Warriors」も)このタイミングじゃなければ成しえなかった完成度だと思いますし。

ただ、難点を挙げるならば、全13曲で63分というCDを意識した長さと、5弦ベースを使った低音を(当時の録音技術では)うまく表現しきれてないこと。前者は当時の流行りでもあり、同年にリリースされたDEF LEPPARD『HYSTERIA』、翌1988年発売のMETALLICA『…AND JUSTICE FOR ALL』、QUEENSRYCHE『OPERATION: MINDCRIME』がすべて60分超えということ。ちなみに全バンド、同じマネジメント所属ということから、CDが普及し始めたタイミングならではの方針だったんでしょうね。で、後者に関してはMETALLICA『…AND JUSTICE FOR ALL』にも言えることで、できることならリマスタリングならぬリミックスバージョンをいずれリリースしていただきたいなと。このギターの洪水を5弦ベースの低音で支えたら、さらにカッコ良くなると思うんですよね。

昨年来日したオリジナルラインナップでのDOKKENは、公演によっては「Kiss Of Death」からライブを始めています。某動画サイトに転がっていた映像で確認しましたが……もはや今のドンにはDOKKENの曲を、あの頃のように歌うことはできないことが嫌というほど伝わってきました。もうオリジナルDOKKENの復活はこれっぽっちも望んでいません。だから、せめてこの頃の栄光にドロを塗るような真似だけは止めていただきたいなと……ホント、頼みます。



▼DOKKEN『BACK FOR THE ATTACK』
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