カテゴリー「Duran Duran」の20件の記事

2023年12月31日 (日)

2023年総括

大晦日ということで、2023年のまとめ記事をアップしておきます。

2022年同様、「ジャンル/アルバム/シングル/楽曲と枠にこだわらず、30作品に縛る」という形にさせていただきました。特に順位付けをせずアルファベット→50音順で30作品、掲載していきます。

 

BARONESS『STONE』(アルバム)

 

BLUR『THE BALLAD OF DARREN』(アルバム)

 

BRING ME THE HORIZON「LosT」(楽曲)

 

BUCK-TICK『異空 -IZORA-』(アルバム)

 

CAROLINE POLACHEK『DESIRE, I WANT TO TURN INTO YOU』(アルバム)

 

CODE ORANGE『THE ABOVE』(アルバム)

 

††† (CROSSES)『GOODNIGHT, GOD BLESS, I LOVE U, DELETE.』(アルバム)

 

DEPECHE MODE『MEMENTO MORI』(アルバム)

 

DURAN DURAN『DANSE MACABRE』(アルバム)

 

HEY-SMITH『Rest In Punk』(アルバム)

 

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2023年1月 2日 (月)

DURAN DURAN『BIG THING』(1988)

1988年10月18日にリリースされたDURAN DURANの5thアルバム。日本盤は同年10月16日発売。

ロジャー・テイラー(Dr)、アイディ・テイラー(G)が相次いで脱退し、サイモン・ル・ボン(Vo)、ジョン・テイラー(B)、ニック・ローズ(Key)の3人体制で発表した前作『NOTORIOUS』(1986年)から約2年ぶりの新作。ナイル・ロジャース(マドンナデヴィッド・ボウイミック・ジャガーなど)を全面的に起用してファンクロックに接近した前作から一転、今作では初期のシンセポップに当時流行していたハウスミュージックのテイストをミックスしたモダンな作風へとシフトしています。

もともとニューウェイヴの流れからハウスへと移行するアーティストは当時少なくなかったですし、彼らもその流行に沿ったと捉えるのが正しいのかもしれません。が、流行りとはいえこのテイストが彼らの下世話なポップ感と妙にマッチし、結果として「I Don't Want Your Love」(全米4位/全英14位)や「All She Wants Is」(全米22位/全英9位)というヒットにつなげることに成功しています。アルバム自体も全米24位(ゴールドディスク獲得)、全英15位とそれなりの数字を残しますが、セールス的には若干落とす結果に。ただ、日本では初の東京ドーム公演を実現させ、人気的には黄金期終盤に差し掛かることになります。

固定ドラマーがいないからこそ、すべての曲で生ドラムを使用する必要がないわけですが、レコーディングでは生ドラムと打ち込みをうまいことミックスすることで人工的な味わいを強めている。スティーヴ・フェローンやスターリング・キャンベルといったドラマーをレコーディングに迎え、ギタリストに関してはフランク・ザッパ門下生のウォーレン・ククロロを中心に、一部楽曲でチェスター・ケイメンもプレイ。このレコーディングでの手応えもあって、本作収録曲のMVにはウォーレンが参加し、のちにスターリングとともにバンドの正式メンバーとして迎えられます。

スタジアムロック調のヘヴィなミドルナンバー「Big Thing」からスタートするオープニングは、過去の彼らのアルバムからすると異色に聞こえますが、「I Don't Want Your Love」「All She Wants Is」といったポップな楽曲、穏やかなソウルチューン「Too Late Marlene」、前作の流れを汲むファンキーな「Drug (It's Just A State Of Mind)」が続くことで、従来のリスナーを安心させます。ハウス風味が強いこともあってか、比較的地味めだった前作をさらに渋くさせたテイストは、初期の派手な路線とは相反するものかもしれません。事実、リリース当時はその内容から否定的な声も少なくなかったですしね。

90年代の彼らにも通ずるダーク&ムーディな「Do You Believe In Shame?」(全米72位/全英30位)から始まる後半は、続く「Palomino」でさらにダークなムードを強めていきます。そして2つのインタールードに挟まれた6分調の「Land」もその傾向は強く、本作が地味と評される所以を強めていくことに。結局、その後も「The Edge Of America」「Lake Shore Driving」で前半のような路線に復調することなく、アルバムはダウナーな空気のまま幕を下ろします。

前半で前作の路線を引き継ぎながら良い感じでハウス路線をミックスさせ、後半ではアシッドテイストをどんどん強めてダウナー路線を強く打ち出す。ある意味実験的な作風ではありますが、これはバンドとして長生きするための新たな活路を見出すための試行錯誤のひとつだった……今ならそう解釈できるのではないでしょうか。

 


▼DURAN DURAN『BIG THING』
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2021年10月30日 (土)

DURAN DURAN『FUTURE PAST』(2021)

2021年10月22日にリリースされたDURAN DURANの15thアルバム。日本盤は同年10月27日発売。

前作『PAPER GODS』(2015年)で本国イギリスでは『ASTRONAUT』(2004年)以来11年ぶり、アメリカでは『DURAN DURAN (THE WEDDING ALBUM)』(1993年)以来22年ぶりのトップ10入りを果たしたDUNRA DURAN。約6年という過去最長のスパンを経て届けられた本作は、バンドの原点ともいえるニューウェイヴ/ニューロマンティック的なサウンドを現代的に昇華させた意欲作に仕上がっています。

全体を統括するプロデューサーとしてエロール・アルカン、ジョルジオ・モロダー、そして過去数作でタッグを組んできたマーク・ロンソンを迎えた今作。フィジカル通常盤およびデジタル版は12曲、海外デラックス版CDは15曲、日本盤はデヴィッド・ボウイ「Five Years」のカバーを加えた16曲入りという、前作を継承した構成となっています。

固定のギタリストを置かない現在のDURAN DURANですが、今回はレコーディングメンバーとしてBLURのグレアム・コクソンをフィーチャー。グレアムはギタープレイ以外にも、「All Of You」「Give It All Up」など9曲でソングライターとしてもクレジットされています。意外な人選に驚きを隠せませんが、タイトルトラック「Future Past」で耳にすることができるシンプルなギターソロを聴く限りではマッチしているように映ります。が本作、そこまでギターを全面に打ち出していない現代的な作風なので、グレアムの色はそこまで濃く出ていません。BLURファンはそのへんご注意を。

サウンドメイクやちょっとしたアレンジには初期3作を彷彿とさせるものがありますが、メロディの運びや楽曲の軸部分はマーク・ロンソンががっつり絡んだ前々作『ALL YOU NEED IS NOW』(2010年)や前作の延長線上といったところでしょうか。つまり、今のDURAN DURANを80年代初頭なアプローチで表現した、と。前作が黄金期(80年代半ば)を思わせるテイストだったことを考えると、デビューから40年を経ての原点回帰と言えなくもありません。

それでも、サイモン・ル・ボン(Vo)のボーカル含め大人になった彼ららしい深みも随所から伝わり、そのへんは軽薄さが売りだった初期との大きな違いなか。まあ、音的には今作も十分に軽薄ではあるんですが。

また、先のグレアムに加えトーブ・ロー(Vo)、アイヴォリアン・ドール(Vo)、日本のバンドCHAIがそれぞれゲストボーカルとして参加。アルバムのラストを締め括る「Falling」にはデヴィッド・ボウイとの共演で知られるマイク・ガーソン(Piano)をフィーチャーしています。特に日本盤ではこの曲の前にボウイ「Five Years」カバーが置かれているので、一部ファンにはたまらないものがあるのではないでしょうか(個人的にはこのボートラ、なくてもいいんですけどね)。

12曲バージョンはシンプルでスルッと聴ける流れで、15曲バージョンはインストの「Velvet Newton」は流れを作る上でもよかったけど、残りの2曲(特に「Laughing Boy」)は90年代のDURAN DURANっぽかったので、蛇足だったかな。そういう意味ではデジタル配信されている12曲バージョンのほうが構成はベストだと思います。

前作もなかなかの内容でしたが、今作はそれ以上の仕上がりでは。個人的には『ALL YOU NEED IS NOW』が大好きだったので、そことの共通点が多い今作は近年でベストな1枚でした。

 


▼DURAN DURAN『FUTURE PAST』
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2021年2月27日 (土)

DURAN DURAN『ASTRONAUT』(2004)

2004年9月28日にリリースされたDURAN DURANの11thアルバム。日本盤は同年10月20日発売。

1986年にアンディ・テイラー(G)、ロジャー・テイラー(Dr)が相次いで脱退し、1997年にはジョン・テイラー(B)も脱退し、デビュー時のメンバーはサイモン・ル・ボン(Vo)とニック・ローズ(Key)のみになっていた2000年前後のDURAN DURAN。ところが、2001年のアンディ、ロジャー、ジョンの3人がバンドに復帰し、2003年からは日本をはじめ世界各国でクラシック・ラインナップによるツアーで大成功を収めます。

そのツアーの準備を兼ねて新曲制作にも臨んでいたバンドは、旧知の仲であるナイル・ロジャース(CHIC)のほか、アヴィリル・ラヴィーンLINKIN PARK、GOOD CHARLOTTEなどで成功を収めていたドン・ギルモア、TLCやBOYZ II MEN、メイシー・グレイなどで知られるダラス・オースティン、カバーアルバム『THANK YOU』(1995年)からバンドのレコーディングに携わるマーク・ティンレイをプロデューサーに迎えてアルバムを完成させます。それがEpic Records移籍第1弾作品となる『ASTRONAUT』です。

テイスト的にはロック色濃厚なリードシングル「(Reach Up For The) Sunrise」(全英5位/全米89位)の印象が強いかもしれませんが、全体的にはロックとポップス、ブラックミュージックをミックスしたニューウェイヴ風味の“らしい”スタイルで、非常にバランスの良い1枚に仕上がっています。なんとなくですが、この5人で制作したデビューアルバム『DURAN DURAN』(1981年)から20数年経て、大人になった5人が同じ方向性で新曲を作ったらこうなった、という印象も受けます。同じくシングルカットされた「Nice」のような小気味良いリズムのファンクロック、「Astronaut」で聴けるニューウェイヴの“その先”感は、まさに“あの頃”のDURAN DURAを進化させたようなスタイルですしね。

と同時に、“90年代のDURAN DURAN”をこの5人で実演したような「What Happens Tomorrow」(全英11位)や「Chains」のような楽曲も存在し、ただ単に初期を焼き直しでは終わらず、しっかり90年代の彼らも“なかったことにしない”のはさすがだなと思いました。思えばリユニオンツアーでもしっかり「Ordinary World」などのヒット曲は演奏されていましたものね。

音の質感や味付けはモダンに進化していますが、軸にあるものは“あの頃”と何も変わっていない。アルバム本編を締めくくる「Still Breathing」を聴く頃には誰もがそう実感できる、そんなキャリア総括&原点回帰な1枚ではないでしょうか。

なお、本作はiTunesやAmazonなどでダウンロード購入(単曲購入不可)できるものの、ストリーミング配信では聴くことができません。Apple Musicがスタートした2015年には聴けたはずですが、いつの間にやら国内では消えているし。同じくEpic Recordsからリリースされた次作『RED CARPET MASSACRE』(2007年)は今でもサブスクで聴けるのに。ぜひすぐにでも配信再開していただきたい1枚です。

※追記(2021.5)
2021年3月末より『ASTRONAUT』を含む、未配信だった90年代末〜2000年代前半のアルバムがストリーミング解禁されました。めでたしめでたし。

 


▼DURAN DURAN『ASTRONAUT』
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2021年2月25日 (木)

THE POWER STATION『LIVING IN FEAR』(1996)

1996年9月30日にリリースされたTHE POWER STATIONの2ndアルバム。日本盤は同年10月9日に発売。

ロバート・パーマー(Vo)、CHICのトニー・トンプソン(Dr)と当時DURAN DURANのメンバーだったジョン・テイラー(B)&アンディ・テイラー(G)により制作された唯一のアルバム『THE POWER STATION』(1985年)を発表するも、ロバートはツアーに参加しないまま脱退。その後、別のシンガーを迎えてツアーを行うも、短命に終わったスーパープロジェクトが1995年、オリジナルメンバー4人で10年ぶりに復活。新作に向けた曲作りを開始するものの、ジョンがドラッグ問題でバンドを離脱し、レコーディングには不参加。結局、プロデューサーのバーナード・エドワーズ(B/CHIC)がレコーディングでプレイして、約11年ぶりの新作を完成させます。

誰もが1stアルバムで聴くことができた、あのゲートリヴァーブかかりまくりのドラムサウンドをイメージして向き合ったであろうこの2ndアルバム。しかし、その整理されまくったクリアな音質/ミックスに、良くも悪くも驚かされたのではないでしょうか。そう、あのド派手はドラムサウンドはここにはありません。

だって、1996年ですよ? あのミックス、当時は完全に時代錯誤だったはず。確かに僕もリリース当時は若干肩透かしを食らいましたが、ちゃんと理性を持って考えればその思想が時代錯誤で、聴き手側の自己満足を勝手にぶつけただけだと気づくはずです。

この10年でアナログ主体から完全にデジタル主体になり、メンバーの技術/表現力も向上した。同じになるわけがないし、あの続きをやるためだけに集まったわけではない。特に、こんなに個性的な4人が集まるんですから、続編なんて最初から考えていなかったはずです。

僕が当時このアルバムを聴いてイメージしたのは、「ロバート・パーマーのアルバム『HEAVY NOVA』(1988年)をバーナード・エドワーズがプロデュースして、アンディ・テイラーが全面的にプレイしたらこうなる」というもの。ファンクやブラックミュージックのテイストは比較的控えめに、全体を包む質感はハードロックやヘヴィメタルを思わせる硬質なもので、そこに適度なデジタル色を加える……ってそれ、完全にロバートのソロアルバムじゃん、となるわけですよ。

シングルカットされた「She Can Rock It」こそ、前作での「Some Like It Hot」や「Get It On (Bang A Gong)」の延長線上にある作風ですが、今回は黒っぽさを排除した豪快なハードロックに昇華。前作にあった黒っぽさは、マーヴィン・ゲイのカバー「Let's Get It On」や穏やかな「Life Forces」、ファンキーな「Fancy That」、ソウルフルなバラード「Love Conquers All」あたりにとどめておいて、「Notoriety」「Scared」「Living In Fear」「Shut Up」などハードさを全面に打ち出す。「Dope」なんて変拍子を用いることで、モダンメタル的なテイストまで見せてくれるんだから、面白いったらありゃしない。ただ、ラストの「Taxman」(ご存知ビートルズのカバー)はちょっと蛇足かな(その選曲のベタさ含め)。これだったら、日本盤ボーナストラックの「Power Trippin'」あたりで終えてもよかったんじゃないかという気もします。

唯一の難点を挙げるとするならば、前作では「Harvest For The World」で歌声を聴かせたアンディが一切歌っていないことと、彼らしいクリーントーンでのコードストロークを耳にできないこと。前作における個人的魅力的要素がこの2つだっただけに、硬派路線に偏った本作はそこだけが残念だったかなと。

とはいえ、アンディのギタープレイをここまで思い切り楽しめたのも、自身のソロアルバム2作目『DANGEROUS』(1990年)以来6年ぶり。しかも、ロバートを含む編成での日本公演まで実現し(このときはサポートギタリストとして、THUNDERのルーク・モーリーが参加しました)、それ自体は非常にいい思い出です。と同時に、本作を完成させた直後の1996年4月、バーナードが日本滞在中に亡くなるという悲劇に見舞われたことも忘れられません(結局ジョンが復帰することなく、ツアーにはガイ・プラットが参加)。

2003年9月にはロバート、同年11月にはトニーも相次いでこの世を去っており、残念ながらTHE POWER STATIONの3作目もライブもこの先お目にかかることはできません。もし本作の直後にジョンが復帰していたら、エドワード抜きで3作目を作ることがあったのかどうかもわかりません。だけど……この先どんな“違ったこと”に挑戦してくれたんだろうと想像してみるのも、悪くないのかな。そんなことを考えつつ、久しぶりにこのアルバムに触れてみました。何周かした今、再評価されてほしい1枚です。

 


▼THE POWER STATION『LIVING IN FEAR』
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2021年1月20日 (水)

DURAN DURAN『DURAN DURAN』(1981)

1981年6月にリリースされたDURAN DURANのデビューアルバム。

アルバムデビューに先駆けて、シングル「Planet Earth」(全英12位)、「Careless Memories」(同37位)のスマッシュヒットも大きく後押しし、同作は1stアルバムにも関わらず全英3位という好記録を樹立。さらに、アルバム発売後にリカットされたシングル「Girls On Film」も全英5位まで上昇し、DURAN DURANは一躍時の人となるのです。

この成功の裏側には、当時海外を中心に普及し始めたミュージックビデオ、およびそれらをオンエアする専門チャンネルMTVが果たした役割が非常に大きかったことは外せません。比較的ルックスの良いメンバーが化粧をしたそのビジュアル効果はかなり大きなものがあり、本国のみならずここ日本でも洋楽専門誌のグラビアを飾るアイドル的人気を確立。そんなルックスの良いメンバーが動く姿を存分に楽しめるMV、そりゃファンならたまりませんよね。

かつ、そのMVでの実験的かつ挑戦的な姿勢も彼らの成功に一役買います。「Planet Earth」や「Careless Memories」では奇抜さは見受けられませんが、あとから制作された「Girls On Film」のMV……これがDURAN DURANの知名度を一気に高める結果になるわけです。元10CCのゴドレイ&クレームの映像チームが手がけたMVは、バンドが演奏する前で力士相手に女性ファイターが試合をしたり、女性同士のキャットファイトなどが繰り広げられるというもので、当時としては破格の6分半にも及ぶ内容でした。ところが、当初MTVなどではその過激な内容から放送禁止に(YouTubeに公開されているのは3分半尺の、過激な描写をカットした通常バージョン。この6分半のノーカット版は“Night Version”として親しまれています)。この噂が広まったことで、同MVが収められたMV集がヒットしたという話まであります。

こういうったトピックが噂を呼び、さらに楽曲自体にも注目が集まった。実際、ニューウェイヴ通過後のファンクポップ/ロックは非常に親しみやすいもので、クラブ受けやラジオ受けも良い。癖の強くないサイモン・ル・ボン(Vo)のボーカルと、ニック・ローズ(Key)による煌びやかなシンセサウンドも耳馴染みが良いので、幅広い層……とりわけ若年層にも浸透しやすかったのではないでしょうか。当時中学生だった自分も、本作を含む初期3作は狂ったようにリピートしまくりましたから。

80年代初頭のティーンエイジャーにとって、ビジュアル/楽曲面で洋楽の入り口の役割を果たした重要な存在。今聴くと時代を感じさせるニューウェイヴ感と、わかりやすそうで実は意外と捻くれたことにも手を出している楽曲群のクオリティは、実はそこまで洋楽ビギナーに優しいわけではなかったことにも気づかされます。偏見抜きに、改めて真摯に受け止めてほしい「新時代の始まりを告げる」1枚です。

 


▼DURAN DURAN『DURAN DURAN』
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2019年7月20日 (土)

DURAN DURAN『RIO』(1982)

実はこのエントリーがTMQ-WEBにとって3000件目になります。前身の「とみぃの宮殿」時代に公開したエントリーでこちらで補完していないものも含めれば、とうに3000件は突破しているんでしょうけど、まあ目に見えてわかったということで、今回は自分の音楽人生におけるルーツ的1枚を紹介したいと思います。

本作はDURAN DURANが1982年5月に発表した2ndアルバム。すでにデビュー作『DUNRAN DURAN』(1981年)が全英3位のヒットを記録しており、「Girls On Film」がMTVの恩恵を受け全英5位というヒットを飛ばしたあとの1枚とあって、この2作目のアルバムは全英2位まで上昇。また、イギリスでの勢いをそのままに、このアルバムで本格的なアメリカ進出を図り、「Hungry Like The Wolf」(全英5位/全米3位)、「Save A Prayer」(全英2位/1985年の再発時に全米16位)、「Rio」(全英9位/14位)といったヒットシングルを多数生み出したほか、アルバム自体も全米6位、ダブルプラチナムを獲得しています。まさに、彼らやCULTURE CLUBなどの活躍が第2次ブリティッシュ・インベイジョンへとつながっていくわけです。

本作では1stアルバムで見受けられた線の細さが払拭され、よりロックバンド然としたスタイルが確立されています。そのへんはヒットシングル「Hungry Like The Wolf」や「Hold Back The Rain」「New Religion」あたりに強く表れていると思います。また、アルバムより先にシングルリリースされていた「My Own Way」も、アルバムバージョンとしてリテイク。シングル版は軽快さが際立つ仕上がりでしたが、アルバム版はテンポをグッと落としたヘヴィファンクチューンへと変貌を遂げています。

もちろん、従来の彼ららしいニューウェイヴ的なカラーも残されています。ブラックミュージックからの影響を感じさせながらも、どこかいびつで白人らしいアレンジが印象的な「Rio」や「Last Chance On The Stairway」あたりはそういった楽曲と言えるのではないでしょうか。このへんも前作と比べたら、芯の太さが全然違いますよね。たった1年で何があったんだ?と思えるほどの成長ぶりです。

で、本作のハイライトとなるのがラスト2曲……「Save A Prayer」と「The Chauffeur」です。どことなくオリエンタルな雰囲気が漂うシンセのリフが印象的な「Save A Prayer」ですが、実はジョン・テイラー(B)のベースラインの非凡さや、アンディ・テイラー(G)のなんてことはないのに耳に残るギタープレイの妙技など、実にアレンジが凝った1曲なのです。もっとも、本作を初めて聴いた中学生の頃はそんなことに気づきもせず、もっと大人になって楽器を触るようになって理解したことですけどね。

そして、ラストを飾る「The Chauffeur」の耽美さ……このへんを聴くと、初期ヴィジュアル系バンドがこの時代のバンドからいかに大きな影響を受けていたかが伺えるのではないでしょうか。

静と動を巧みに使い分け、しかもそれらを卓越したアレンジ力で聴かせる。この当時、バンドとしてのライブでの演奏力はまだまだだったという話もありますが、こういったスタジオワークでの経験がどんどんライブにも反映されていき、また幾多のワールドツアーを経て彼らは真の意味でのライブバンドへと成長していった。そういった意味では、本作はDURAN DURANというバンドにとって本当の意味でのスタート地点だったのかもしれません。

 


▼DURAN DURAN『RIO』
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2019年4月26日 (金)

DURAN DURAN『DURAN DURAN (THE WEDDING ALBUM)』(1993)

1993年2月にリリースされた、DURAN DURAN通算7作目のオリジナルアルバム。当時のメンバーはサイモン・ル・ボン(Vo)、ジョン・テイラー(B)、ニック・ローズ(Key)、ウォーレン・ククロロ(G)の4人。80年代後半にオリジナルメンバーのアンディ・テイラー(G)、ロジャー・テイラー(Dr)が相次いで脱退して以降、セールスをどんどん下げていった彼らでしたが、このアルバムからは「Ordinary World」(全米3位/全英6位)、「Come Undone」(全米7位/全英13位)、「Too Much Information」(全米45位/全英35位)というヒットシングルが次々誕生し、アルバム自体も全米7位、全英4位と久しぶりのTOP10入りを記録しました。

前作『LIBERTY』(1990年)で能動的なロックバンド感を強調した彼らでしたが、デジタル感を含む全盛期のそれとは異なるものであったことからバンドとファンとの間に大きな溝が生まれました。まあ、新たにドラマーとギタリストを加えて5人組で再出発!と意気込み過ぎたのも、今となってはよくなかったのかもしれません。

のちにドラマーが脱退し、4人編成になったことでサウンド/アンサンブル的にはバンド色を残しつつも当時のダンスミュージックのカラーを採用。この両刀使いっぷりが功を奏し、ダークな楽曲がシーンを席巻するグランジムーブメントの中でも純粋に楽曲が評価されたわけです。

確かに「Ordinary World」は80年代のDURAN DURANと比べればアクが弱いといいますか、ハードロック以降の“普通に良い曲、良いバラード”でしかありません。が、その普通こそが実は大事だと気づかせてくれたのもこの曲。良い曲を感動的なアレンジで壮大に仕上げることで、当時はまだ主流だったラジオなどで好意的に受け入れられた、と。

また、前作からのロック的側面を残しつつも時代性を反映させた「Too Much Information」、その時代性をハウスなどのダンスミュージック側に寄せた「Drowning Man」や「Come Undone」、“普通に良い曲”を素直に表現した「Breath After Breath」といった曲からは、バンドがこの作品に賭ける強い意気込みが感じられます。

かと思うと「None Of The Above」や「Shelter」のように、サウンドメイキングこそ当時の時代性が反映されているものの軸の部分は80年代のままな楽曲もあるし、バンドのルーツを表現したTHE VELVET UNDERGROUNDのカバー「Femme Fatale」もある。雑食性が以前にも増していますが、こういったジュークボックス的な方向性ってMTVの時代をサバイブした彼ららしいとも言えるのかな。

80年代の彼らの作品と同じような気持ちで接することはないですが、これはこれで“よく出来た”1枚。NIRVANAPEARL JAMらがシーンのトップに君臨していた時代にこんなアルバムがヒットしたという事実を踏まえつつ触れてほしい、あの時代の空気が伝わってくる良作です。

 


▼DURAN DURAN『DURAN DURAN (THE WEDDING ALBUM)』
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2019年1月 2日 (水)

ARCADIA『SO RED THE ROSE』(1985)

1985年秋にリリースされたARCADIA唯一のオリジナルアルバム。「Election Day」(全米6位/全英7位)、「Goodbye Is Forever」(全米33位)、「The Promise」(全英37位)、「The Flame」(全英58位)というシングルヒットも手伝って、アルバム自体も全米23位(ミリオン突破)、全英30位という好成績を残しています。

ARCADIAとは、当時活動休止中だったDURAN DURANのサイモン・ル・ボン(Vo)、ニック・ローズ(Key)、ロジャー・テイラー(Dr)が結成したサイドプロジェクト。先にアンディ・テイラー(G)、ジョン・テイラー(B)がTHE POWER STATIONを結成したことを受け、1年遅れでこちらを始動させたわけです。

この面子に加え、アルバムのプロデューサーがDURAN DURANの『SEVEN AND THE RAGGED TIGER』(1983年)などを手がけたアレックス・サドキンという布陣。さらに、アルバムにはゲストプレイヤーとして土屋昌巳(G/ex. 一風堂。後期JAPANのツアーにも参加していましたしね、この流れは理解できます)、カルロス・アロマー(G/デヴィッド・ボウイなど)、デヴィッド・ギルモア(G/PINK FLOYD)、ハービー・ハンコック(Key)、アンディー・マッケイ(Sax/ROXY MUSIC)、スティーヴ・ジョーダン(Dr)、スティング(Cho)、グレイス・ジョーンズ(Cho)などが参加。もうこれだけで、アルバムのテイストがイメージできるかと思います。

で、その中身はDURAN DURANからブラックミュージック寄りのニューウェイブテイストは残しつつパンクロックの要素を排除し、シンセポップ色を強めたもの。DURAN DURANの耽美な世界観を強調させたそのサウンドは、『RIO』(1982年)や『SEVEN AND THE RAGGED TIGER』の延長線上にもあり、その後DURAN DURANが進むかもしれなかった“もうひとつの可能性”と捉えることができます。

というわけで、当然のように「Hungry Like The Wolf」や「The Reflex」といったテキストの楽曲は皆無。ミドルテンポ中心の作風なので、終始安心して聴いていられるかと思います。それもあって、THE POWER STATIONにあった刺激的な要素はゼロで、そこに不満をこぼす人も少なくないのでは。しかし、当時中学生だった自分は不思議とこの「どことなくエロを感じさせる、大人の雰囲気」に惹かれたんですよね。

サイモンの歌とニックのソングライティング&シンセが強く、ロジャーのカラーはほとんど感じらないかもしれません(苦笑)。また、曲によってはグレイス・ジョーンズ(「Election Day」)やスティング(「The Promise」)のコーラスが際立っており、刺激とまでは言わないけど良いフックにはなっているのではないでしょうか。

このアルバムでの世界観にジョン・テイラーが持ち帰ったファンクロックのテイストが加わったことで、DURAN DURANの『NOTORIOUS』(1986年)に続く……と考えると、DURAN DURANというバンドの史実上絶対に欠かせない1枚だと断言できるはずです。

 


▼ARCADIA『SO RED THE ROSE』
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2018年8月29日 (水)

DEFTONES『COVERS』(2011)

DEFTONESが2011年4月に“レコード・ストア・デイ”の限定アイテムとしてリリースした、カバーコンピレーションアルバム。当初はアナログ5000枚限定でリリースされましたが、数年後にデジタルリリース&ストリーミング配信開始。現在ではこうやって手軽に聴くことができるようになりました。

DETFONESは2005年にも『B-SIDES & RARITIES』と題した、シングルのカップリング曲や未発表音源からなるCDとMVなどを収めたDVDの2枚組作品を発表していますが、本作『COVERS』には先の『B-SIDES & RARITIES』にも収録されていたカバー曲が複数含まれています。

本作の内訳は以下のとおり。原曲者カッコ後ろに「*」が付いている楽曲は、『B-SIDES & RARITIES』にも収録されていたものです。


01. Drive [原曲:THE CARS]
02. Caress [原曲:DRIVE LIKE JEHU]
03. Please, Please, Please, Let Me Get What I Want [原曲:THE SMITHS] *
04. No Ordinary Love [原曲:シャーデー] *
05. Savory [原曲:JAWBOX] *
06. Do You Believe [原曲:THE CARDIGANS]
07. Simple Man [原曲:LYNYRD SKYNYRD] *
08. Ghosts [原曲:JAPAN]
09. The Chauffeur [原曲:DURAN DURAN] *
10. If Only Tonight We Could Sleep (Live) [原曲:THE CURE] *
11. Sleep Walk [原曲:SANTO & JOHNNY]


11曲中5曲がアルバム初収録。つまり、『B-SIDES & RARITIES』以降に録音されたカバーということになります。

どの曲も原曲のイメージを損なうことなく、しっかりDEFTONESとしてのカラーも主張した良カバーではないでしょうか。THE CARSの「Drive」の気怠さなんて最高だし、DURAN DURANやJAPANはこれ以上崩しようがなかったのか比較的原曲に近い状態。そういったところに、このバンドの原曲者への愛情が感じられます。

ちなみに、『B-SIDES & RARITIES』のみで聴けるカバー曲は以下のとおり。


Wax And Wane [原曲:COCTEAU TWINS]
Sinatra [原曲:HELMET]
Night Boat [原曲:DURAN DURAN](iTunes版のみ収録)


どんだけDURAN DURANが好きなんだ!って話ですが、このへんが個人的にDEFTONESを信用できるところでもあるんですけどね。彼らはこのほかにも、コンピレーションアルバムに「To Have and to Hold」(原曲:DEPECHE MODE)、「Jealous Guy」(原曲:ジョン・レノン)を提供しています。

さて、昨日のDEATH OF LOVERSからの続き。同じようなUKニューウェイブからの影響下にあるDEFTONESとNOTHING / DEATH OF LOVERSですが、いくつか被る要素はありつつも軸になっているものが異なることに気づかされます。THE SMITHSやTHE CURE、COCTEAU TWINS、DEPECHE MODEのようなバンドこそ両者ともルーツとして重なるものの、NOTHING / DEATH OF LOVERSはニューウェイブでもポストパンク寄りで、DEFTONESはニューロマンティック寄り。大雑把に括ればこうなるのではないでしょうか。あと、DETONESはMTV世代という言い方もできるかもしれない。THE CARSやシャーデーが入っているあたりに、その匂いが感じられます。まあ、これは両バンドの年齢の違いとも受け取れますが。

もしNOTHINGやDEATH OF LOVERSが純粋なカバーアルバムを作るとしたら、一体どんな選曲になるのか。あそこまでど直球でルーツへの愛情を形にするバンドなんだもん、そりゃあカバーにも捻りなんて求めませんよこちらも。ホント、一度聴いてみたいものです。



▼DEFTONES『COVERS』
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