2017/09/16

FOO FIGHTERS『CONCRETE AND GOLD』(2017)

FOO FIGHTERS待望のニューアルバムが昨日リリースされました。本作は2014年11月発売の8thアルバム『SONIC HIGHWAYS』から3年ぶりに発表される新作で、THE BIRD AND THE BEEのメンバーにして、シーアやアデル、P!NK、リリー・アレンなどポップス系プロデューサーとしても知られるグレッグ・カースティンと共同制作したもの。それ自体がすでに実験なのに、本作は事前に“MOTORHEAD meets『SGT. PEPPER'S LONELY HEARTS CLUB BAND』”などと比喩されていたもんですから、そりゃあ期待が高まるってものですよ。

かなり早い段階で本作からの先行シングル「Run」が公開されていましたが、この1曲のみではその真偽は確認できず。で、リリースに先駆けて雑誌レビュー用にこのアルバムを聴くことができたので、今日はその際のメモを元に全曲解説をしていけたらと思います。


M1. T-Shirt
ギター弾き語りかと思いきや、大袈裟でスケールの大きなバラードへと変化。1分半程度の短い曲で、どこかQUEENのアルバムを彷彿とさせる。

M2. Run

1曲目から間髪入れずに突入。じわじわと盛り上がる構成と、ヘヴィかつグルーヴィーなサウンド&アレンジに新たな可能性も。とにかくスケールが大きい1曲。

M3. Make It Right [ジャスティン・ティンバーレイク参加曲]
「Run」同様グルーヴィーな楽曲だが、こちらはリズムの1音1音がとにかく重い。コーラスの入れ方が非常にポップで、単なるハードロック/ヘヴィロックバンドにはできない取り組みでは? リズムの抜け感、エフェクトのかけ方もインパクトが強く個性的。

M4. The Sky Is A Neighborhood [アリソン・モスハート参加曲]

“ヘヴィロック版ジョン・レノン”みたいな、強いサイケ感を持つミディアムヘヴィナンバー。ストリングスの入り方、コーラスの重ね方が非常にキャッチー。と同時に、音の抜き方、空白の使い方などアレンジが絶妙。

M5. La Dee Da [アリソン・モスハート参加曲]
歪みまくったベースによるイントロが、どこかQUEENS OF THE STONE AGEっぽい。ヘヴィなガレージロックかと思いきや、ピアノの音色やキャッチーなメロディが合わさることで気持ちよさ急増。拍の取り方が倍になる(テンポが速くなる)と、一気にハードコア感が増す。ここまで実験的要素が強く、ひたすらヘヴィなのにしっかりポップさが保たれているのがFOO FIGHTERSらしいのか、それとも今作のプロデューサーの手腕によるものなのか。

M6. Dirty Water [イナラ・ジョーンズ参加曲]
いきなり爽やかな曲調に(笑)。どこかボッサ調でもあり、ファルセット+オクターブ下の地声で歌う優しい声が耳に残る。複数のコーラスが重なることで生まれるハーモニーの心地よさに驚かされる瞬間も。FOO FIGHTERSらしいのに今までにないような感触もあり……と思ったら、後半でしっかり激しくなる攻めの1曲。女性コーラスが入る(M4〜6)ので、歌の豊かさはこれまで以上では。

M7. Arrows
メロディの流れ、コードの使い方に80年代ハードロック的カラーが。すごくストレートなメロディアスHR。が、どこかビートルズ的でもあり。5thアルバム『IN YOUR HONOR』(2005年)で試した実験の延長線上?

M8. Happy Ever After (Zero Hour)
後期ビートルズ(主にポール・マッカートニー)がやっていたようなアコースティックナンバーのFOO FIGHTERS的解釈。攻めまくりのアルバム前半と、この曲以降の流れのコントラストが素敵すぎ。

M9. Sunday Rain [ポール・マッカートニー参加曲]
完全にビートルズ(笑)。ジョンぽくもありポールぽくもあり、でもジョージぽくもある(笑)。そんな1曲でポール本人がドラムを叩くのも興味深い。テイラー・ホーキンスのボーカルもどこかポールに似てる(意識して真似てる?)。

M10. The Line

前曲のアウトロ?この曲のイントロ?のジャジーなピアノからダークな歌い出し。が、全体を覆うアンセム感がさすがの一言。どんなにアンダーグラウンドな方向に進もうとしても、デイヴ・グロール持ち前のポップネストプロデューサーの仕事ぶりでうまく調和されてしまうのは、もはやこのバンド最高の強みでは。

M11. Concrete And Gold [ショーン・ストックマン参加曲]
ダウナーなヘヴィバラード。どこかNIRVANA時代を思い浮かべてしまう1曲。かと思えば壮大なコーラス&ハーモニーがかぶさり、まるでQUEENの現代的解釈のようでもある。NIRVANAっぽいとはいえ、どこかポジティブさに満ちている気も。これこそデイヴの人柄そのものなのでは。ある種、このアルバムにおける究極の1曲。


以上となります。

確かに本作には“MOTORHEAD meets『SGT. PEPPER'S LONELY HEARTS CLUB BAND』”的なカラーが満載でした。が、個人的には“LED ZEPPELIN+MOTORHEAD×『SGT. PEPPER'S LONELY HEARTS CLUB BAND』”が正解なのではないかと思います。単なるハードコア(MOTORHEAD)で終わらず、しっかり大衆性を持った王道ハードロック(LED ZEPPELIN)のカラーも維持しながら、新たな実験にも挑んでいる(『SGT. PEPPER'S〜』)。実験要素は足し算ではなく、今回は掛け算なのかなと思いこういう表現をしてみました。

と同時に、これは矛盾するかもしれませんが……本作は“引き算のアルバム”でもあるなと感じました。それはプロデュース方法によるものが大きいのかもしれませんが、音数が多いにも関わらず、しっかり“抜き”の技術が多用されている。そのバランス感が本当に絶妙で、過去のFOO FIGHTERSのアルバムにはなかったものじゃないかと思うのです(これまでも“抜き”はあったけど、それは0か100かくらい大きなものとして使用されていたように思います)。

発売後改めて何度か聴いてみて思ったのは、もしかしたらFOO FIGHTERSは80年代以降のQUEENみたいな存在になろうとしているのではないか、あるいはそうなれるのではないかということ。それくらい大衆性とアーティスティックな実験要素を両立させながら、どんどん大きくなっているんだから。今、周りを見渡してもこんな“ハードロック”バンドなかなかいませんよ。

デイヴのソロプロジェクトから始まったこのバンドが、スタートから20数年でここに到達するとは……ただただ驚きです。そして、こんなアルバムだからこそロック低迷の今、バカ売れしてほしいと願っております。



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投稿: 2017 09 16 12:00 午前 [2017年の作品, Foo Fighters, Paul McCartney] | 固定リンク

2017/09/11

FOO FIGHTERS『THERE IS NOTHING LEFT TO LOSE』(1999)

前作『THE COLOUR AND THE SHAPE』(1997年)完成後にテイラー・ホーキンス(Dr)が加入、さらにツアー途中でパット・スメア(G)が脱退したFOO FIGHTERS。デイヴ・グロール(Vo, G)の旧友フランツ・スタール(G)が途中参加するものの、すぐに脱退してしまい、来たる3rdアルバムのレコーディングはデイヴ、テイラー、ネイト・メンデル(B)の3人で突入することに。こうして1999年秋に発表されのが、本作『THERE IS NOTHING LEFT TO LOSE』です。

しかし、ツアーで苦楽を共にした3人で制作したことが大きく影響したのが、本作にはバンドとしての一体感が前作以上に強く感じられる作風です。思えば前作は途中からデイヴがドラムを叩くことになってしまい、完全なるバンドとは言えなかったかもしれません。そのぶん、今作ではテイラーがしっかりリズムの屋台骨を支えていることもあって、全体的に安定感のあるバンドアンサンブルが楽しめます。

また、サウンド的にも前作までに残っていたグランジ、ポスト・グランジ色が払拭され、より王道ハードロック、スタジアムロックとしての強さが表面に表れ始めています。冒頭2曲(「Stacked Actors」「Breakout」)の力強さとハードさ、そして「Learn To Fly」の歌モノハードロックとしての強度は、すでに完成の域に達しつつあります。

「Gimme Stitches」「Live-In Skin」のパワフルなビート、「Generator」の軽快さ、「Aurora」「Headwires」の浮遊感、「Next Year」「Ain't It The Life」のポップさからは過去2作での経験を踏まえつつ、より進化したバンドの姿が感じられるし、アルバムを締めくくる「M.I.A.」の壮大さからは、もはやこのバンドを「NIRVANAの亡霊」みたいな目で見ちゃいけないんだということが感じられる。つまり本作は、ようやくFOO FIGHTERSが“本当のバンド”になったんだなということを高らかに宣言するアルバムなのかもしれません。

ところが、続く4thアルバム『ONE BY ONE』(2002年)でFOO FIGHTERSは“本当のバンド”から“ホンモノのバンド”へとバージョンアップすることになるのですが、それはまた次回語ることにしましょう。

今聴いても良曲が多い1枚なのですが、最近のライブでは「Learn To Fly」と「Breakout」ぐらいしか披露される機会がないのが残念でなりません(最新ツアーではたまに「Aurora」や「Generator」も披露されているようですが)。まぁそれだけ4thアルバム以降“ライブでマストな代表曲”が増えたってことでしょうし、仕方ないのかもしれませんが。



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投稿: 2017 09 11 12:00 午前 [1999年の作品, Foo Fighters] | 固定リンク

2017/08/31

THEM CROOKED VULTURES『THEM CROOKED VULTURES』(2009)

FOO FIGHTERSのデイヴ・グロール、QUEENS OF THE STONE AGEのジョシュ・ホーミ、LED ZEPPELINのジョン・ポール・ジョーンズという世代を超えた人気ロックバンドのメンバーが結成したスーパーバンド、THEM CROOKED VULTURESが2009年に発表した現時点で唯一のアルバム。

このバンドの構想自体は2005年頃からあったようで、それぞれ忙しいメンバーだけになかなかスケジュールが合わず、いざ動き始めたのは2009年に入ってから。同年7月にレコーディングを開始し、8月にはシカゴで初ライブ。そのままヨーロッパをツアーしながらレコーディングを続け、同年11月に本作『THEM CROOKED VULTURES』がリリースされました。

このバンドではジョシュがボーカル&ギター、デイヴがドラム、ジョンがベースやキーボードなどさまざまな楽器を担当。ライブではサポートメンバーでギタリストがもう1人加わっています。

ジョシュとデイヴはQOTSAの3rdアルバム『SONGS FOR THE DEAF』(2002
年)で共演したほか、デイヴは同作のツアーでもドラムを担当。またジョンはFOO FIGHTERSの5thアルバム『IN YOUR HONOR』(2005年)にゲスト参加しており、デイヴを中心にそれぞれつながりがあったわけですが、とはいえこの3人が本当につながるなんて当時は考えてもみませんでした。

とはいえ、この3人でバンドをやるなら……と想像すると、ジョシュがボーカルの時点でどこかQOTSA的なものになるんだろうなと。そこに曲作りでどこまでデイヴやジョンのカラーが反映されるのか、それによってバンドの方向性がある程度固まるんだろうなと考えていましたが、本当にその通りの内容だったので、最初はちょっと肩透かしを食らったことを覚えています。

わかりやすく表現すれば、QOTSAからストーナーロック的な側面を排除し、ブルースベースのクラシックロック……CREAMやLED ZEPPELINなどの60〜70年代ハードロックをこの3人流に解釈したのがこのアルバム。「Elephants」「Reptiles」なんてツェッペリン的だし、「Scumbag Blues」はCREAMっぽいコーラスが入るし。でも、そこに1969年生まれのデイヴ、1973年生まれのジョシュの個性が加わることで単なるクラシックロックの焼き直しにならない、ロックンロールリバイバル以降のフレイバーが散りばめられたエバーグリーンなロックアルバムに昇華されているのではないでしょうか。

あと、本作を聴いてジョン・ポール・ジョーンズのマルチプレイヤーぶりに改めて驚かされたのをよく覚えています。アルバムではベースのほかにキーボード、ピアノ、クラヴィネット、オプティガン(メロトロンの光学式ディスク使用版)、マンドリンなどをプレイしており、こういった楽器の導入がツェッペリンを彷彿とさせるサウンドを現代に再降臨させることに成功しているのですから、ジョンジーさまさまですね。

ただ、アルバム自体はメリハリがあまりなく、ゆるゆると進行していく印象も。好きなことをただ好き放題やった結果なのでしょうが、全13曲で70分近いトータルランニングも影響しているんでしょうね。もちろんこれだけあればライブ1本フルでやるには十分なんですけど、そのライブも……2010年のフジロックで観たときは正直、そこまで盛り上がらなかったなぁと。もし2枚目が制作されることがあれば、よりバラエティに富んだ内容に期待したいところです。



▼THEM CROOKED VULTURES『THEM CROOKED VULTURES』
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投稿: 2017 08 31 12:00 午前 [2009年の作品, Foo Fighters, Led Zeppelin, Queens of The Stone Age, Them Crooked Vultures] | 固定リンク

2017/08/30

FOO FIGHTERS『THE COLOUR AND THE SHAPE』(1997)

デイヴ・グロールのソロ作としてスタートした前作『FOO FIGHTERS』(1995年)完成後、ツアーのためにNIRVANA後期のライブメンバーだったパット・スメア(G)、SUNNY DAY REAL ESTATEのネイト・メンデル(B)&ウィリアム・ゴールドスミス(Dr)を迎えてバンド編成で活動開始。この編成のまま、FOO FIGHTERSは次作のレコーディングに突入します。しかし、ウィリアムのプレイに納得できなかったことから、制作では大半の楽曲でデイヴがドラムを叩くことに。これによりウィリアムが脱退し、アルバム完成後には現在もバンドの屋台骨を支えるテイラー・ホーキンスが加入します。

こういいう困難を経て完成したのが、1997年5月発売の2ndアルバム『THE COLOUR AND THE SHAPE』。前作の全米23位を軽く超え、全米10位まで到達し、200万枚近いセールスを記録しました。

全体の作風としては前作の流れを引き継いでいるものの、“ひとりバンド”形態だった前作よりもはるかにバンド感が強まり、サウンドのダイナミックさも格段と高まっています。このへんは、プロデューサーにギル・ノートン(PIXIESなど)、ミックスにクリス・シェルドン(FEEDERTHERAPY?THE ALMIGHTYなど)を起用したことも大きいと思います。

グランジ的な手法を残しつつも、新たな可能性が見え隠れしているのも本作の特徴。例えば代表曲「Monkey Wrench」には当時ブレイクしていたGREEN DAYなどのポップパンクからの影響が感じられるし、「Hey, Johnny Park!」や「My Hero」のダイナミズムはスタジアムロックのそれだし、「Everlong」の構築感からはパンクやハードコアとも違うカラーが感じられます。つまり、前作『FOO FIGHTERS』で自らグランジブームに終止符を打ったデイヴが、自身のルーツにある音楽を新たな仲間たちと鳴らし始めた、“バンドFOO FIGHTERSとしての原点”がこの2作目なのかもしれません。

ドラマーが2人参加していたり、本作のツアー中にパット・スメアが脱退してしまったりと、時期的には非常に不安定なタイミングなのかもしれませんが、ここ日本ではアルバム発売から2ヶ月後の1997年7月、初開催となった『FUJI ROCK FESTIVAL '97』に出演し熱演を繰り広げた印象が強い、意外とポジティブな印象のある時期。そういった点においても、本作をお気に入りに挙げるリスナーは多いのではないでしょうか。



▼FOO FIGHTERS『THE COLOUR AND THE SHAPE』
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投稿: 2017 08 30 12:00 午前 [1997年の作品, Foo Fighters] | 固定リンク

2017/08/15

FOO FIGHTERS『FOO FIGHTERS』(1995)

1994年4月、カート・コバーン(Vo, G)の自殺によりNIRVANAは事実上の解散。メンバーのデイヴ・グロール(Dr)はNIRVANAのツアー中などに書き溜めた楽曲を同年秋からレコーディング。ドラムのみならずギター、ベース、そしてボーカルまですべてをデイヴ自身が手がけた純粋なソロアルバムを完成させました。そしてそれは、FOO FIGHTERSというバンド名のもと、1995年初夏に正式リリースされたのでした。

確かにデイヴはNIRVANA時代にもシングルのカップリングに曲を提供したり、歌ったりしていましたが、正直そこまで印象に残るものではなく。なので、こういったプロジェクトを立ち上げたと知り、ぶっちゃけ「大丈夫かよ?」と不安視したのをよく覚えています。

が、完成したアルバムは“NIRVANAのフォーマット”をうまく用いつつ、アメリカンハードロック的な“陽”の空気に満ちた作品集でした。冒頭2曲(「This Is A Call」「I'll Stick Around」)の突き抜け感、ポップでキャッチーな「Big Me」。正直、この3曲を聴いただけで完敗でした。「やるじゃん、デイヴ」と。

ただ、聴き進めるうちに、やはり心のどこかでNIRVANAと比較してしまう自分がいたのも事実。「カートならこんなアレンジにしないだろうな」とか「カートならこんなギターフレーズにしてたはず」とか「カートならここはこう歌てったんじゃ」とか。

いやいや、歌ってるのカートじゃないし。カートまったく関係ないから!

でも、当時は無理だったんですよ。亡くなってから1年ちょっとしか経っておらず、NIRVANAの時間が止まったのと相反して、SOUNDGARDEN『SUPERUNKNOWN』でバカ売れし、PEARL JAM『VITALOGY』という新たな傑作を世に放った1994年。いろんな場面でカートの不在を実感し、そのたびに遺作となった『IN UTERO』(1993年)ばかり聴いていたものです。

というわけで、FOO FIGHTERSのデビュー作を素直な気持ちで聴けるようになったのは、2ndアルバム『THE COLOUR AND THE SHAPE』(1997年)がリリースされてから。完全な“バンド”となった同作で、ようやく僕らもNIRVANAの呪縛から解き放たれた気がします。

今や完璧なスタジアムロックバンドにまで成長したFOO FIGHTERSですが、その原点は間違いなく本作。現在の質感とは異なるものの、デイヴ自身もNIRVANAの呪縛、グランジの呪縛から解き放たれようと必死で本作と向き合ったんでしょうね。完全には抜けきれてないこのアルバムを聴くと、なぜひとりで全部作らなくちゃいけなかったのかが、なんとなく理解できたりして。

実質1stアルバムではあるものの、その後の活動スタンスを考えたら本作は“プレデビュー盤”という位置付けがぴったりかもしれませんね。



▼FOO FIGHTERS『FOO FIGHTERS』
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投稿: 2017 08 15 12:00 午前 [1995年の作品, Foo Fighters, Nirvana] | 固定リンク

2016/01/10

祝ご成人(1995年4月〜1996年3月発売の洋楽アルバム20枚)

新成人の皆さん、おめでとうございます。昨年度に初めて実施したこの企画、今回も新成人の皆さんが生まれた年(学年的に1995年4月〜1996年3月の期間)にリリースされた洋楽アルバムの中から、個人的思い入れがある作品を20枚ピックアップしました。どれも名盤ばかりなので、もし聴いたことがないという作品がありましたら、この機会にお手にしてみてはいかがでしょうか。とは言いながらも大半が名盤中の名盤なので、聴いたことがあるものばかりかもしれませんが。

並びはすべてアルファベット順です。(2015年の新成人編はこちら


Alice in Chains『Alice in Chains』(Amazon

Ben Folds Five『Ben Folds Five』(Amazon

Björk『Post』(Amazon

Blur『The Great Escape』(Amazon

Bon Jovi『These Days』(Amazon

The Chemical Brothers『Exit Planet Dust』(Amazon

Fear Factory『Demanufacture』(Amazon

Foo Fighters『Foo Fighters』(Amazon

The Fugees『The Score』(Amazon

Garbage『Garbage』(Amazon

King Crimson『Thrak』(Amazon

Oasis『(What's the Story) Morning Glory?』(Amazon

Pulp『Different Class』(Amazon

Queen『Made in Heaven』(Amazon

Red Hot Chili Peppers『One Hot Minute』(Amazon

Reef『Replenish』(Amazon

Sepultura『Roots』(Amazon

The Smashing Pumpkins『Mellon Collie and the Infinite Sadness』(Amazon

Teenage Fanclub『Grand Prix』(Amazon

The Wildhearts『P.H.U.Q.』(Amazon


残念ながらセレクトから漏れた作品も多いです。以下ざっと候補を羅列します。

Alanis Morissette『Jagged Little Pill』
Anthrax『Stomp 442』
The Beatles『Anthology 1』
The Boo Radleys『Wake Up!』
Bruce Springsteen『The Ghost of Tom Joad』
The Charlatans『The Charlatans』
D'Angelo『Brown Sugar』
David Bowie『Outside』
In Flames『The Jester Race』
Michael Jackson『HIStory: Past, Present and Future, Book I』
Nine Inch Nails『Further Down the Spiral』
Ozzy Osbourne『Ozzmosis』
Paul Weller『Stanley Road』
The Rentals『Return of the Rentals』
Ron Sexsmith『Ron Sexsmith』
Sonic Youth『Washing Machine』
Supergrass『I Should Coco』
Terence Trent D'Arby『Terence Trent D'Arby's Vibrator*』
Terrorvision『Regular Urban Survivors』
Underworld『Second Toughest in the Infants』
White Zombie『Astro-Creep: 2000』

こうやって振り返ると、1995年から1996年初頭ってブリットポップの最盛期だったんですね。1995年3月にはElasticaやGeneのアルバムも発表されてるし、1996年後半になるとKula Shakerの1stもリリースされますし。やっぱり1995年夏のBlur vs Oasisの直接対決がピークでしたね、いろんな意味で。

あ、Underworldをあえて選外にしたのは、日本盤のリリースが1996年6月だったから。海外では3月発売ですが、その後の「Born Slippy」のヒットなど含めて考えると、このアルバムは1996年から1997年の作品かなと思いまして。来年はマストかな。

メタルの世界はグランジがひと段落したものの、ポストグランジ的サウンドのバンドが増えつつあり、前年からのMotley Crue、Dokkenの失敗など、あまり芳しくない状況でした。そんな中、1994年のKornデビューを機にグルーヴ感のあるヘヴィロックが台頭し始めます。前年デビューのMachine Headもその1つですね。Sepulturaは前作『Chaos A.D.』でのシフトチェンジから、ブラジル音楽のルーツを取り入れた傑作『Roots』で活動のピークを迎えるのも、1996年初頭のお話。Fear Factoryのようなデジタル要素を取り入れたヘヴィバンドも人気を集め始めたのも印象に残ってます。同時期に国内ではTHE MAD CAPSULE MARKETSが『4 PLUGS』をリリースしたのも、海外の動きとリンクしていて興味深いです。

ちなみに日本国内ではこの頃、ブルーハーツの解散(6月)やUP-BEATの解散(8月)、光GENJI(光GENJI SUPER5)の“卒業”(9月)、Winkの活動停止(96年3月)といった出来事がありました。いわゆるTKサウンドがチャートを席巻し、MY LITTLE LOVERやglobeがデビューしたのもこの頃でした。

投稿: 2016 01 10 12:00 午前 [1995年の作品, 1996年の作品, Alice in Chains, Ben Folds, Björk, Blur, Bon Jovi, Chemical Brothers, The, Fear Factory, Foo Fighters, Fugees, The, Garbage, King Crimson, Oasis, Pulp, Queen, Red Hot Chili Peppers, Reef, Sepultura, Smashing Pumpkins, Teenage Fanclub, Wildhearts, The, 「20年前」] | 固定リンク

2006/12/05

FOO FIGHTERS@日本武道館(2006年12月4日)

8年ぶりのFOO FIGHTERS、武道館で観てきました。しかも2006年に参加したライブ/イベントものの、通算100本目が今日のライブだったんですよ。

ライブの最中にデイヴも言ってたけど、そうそう、8年前はデイヴが食あたりか何かで下痢&嘔吐でステージを途中で降りたりしたんだよね。

ライブは約90分。程よい長さとも言えるんだけど、個人的にはもの足りなかったなぁ……というのが正直な感想。ぶっちゃけ、「良くも悪くも、品行方正なハードロック・ショー」というイメージかな。否定する気はないし、むしろ好きなのでこの道を追求してほしいんだけど……もっとやれるだろ、もっといけるだろ?という気がした。余力を残してるような……そんなことないのかもしれないけどね。 そういえば、当初「No Way Back」「Enough Space」「Last Song」も予定されてたんだけど、どうやらMCが長過ぎたみたいね(笑)。

それにしても、このベストヒット的セットリストはすごいものがあるなぁ。てっきり新作中心の内容になると思ってたので、ほとんどの曲が歌えてビックリ。でも、1stからの曲が「Big Me」だけというのがちょっと淋しかった。「I'll Stick Around」も「This Is A Call」もやらないのね、もう。

いろいろ文句が多いのは(いや、文句じゃないんだけどね)、それだけこの8年ぶりの単独公演、初の武道館ライブに大きな期待をしていたんだよね、俺。だから次に期待したい。フェスじゃなくて、単独ツアーでの来日にね。

多分FOO FIGHTERSはこのスタイルを極めて、最強のアメリカン・ハードロックバンドになると思う。基本的な音楽性は変わることなく、その時代時代で装飾を変えていくくらいじゃないかな……そんな気がします。そして、それこそが彼らの進む道だと思うし、上に書いた「品行方正なハードロック・ショー」の究極のカタチなんじゃないかな、と。

別に2時間以上やれとは言わないけど、俺を思いっきり満足させてくれるステージを見せてほしいなぁ、と個人的に思いました。いや、勝手に俺がそう思ってるだけなんだけどさ。

さ、なかなか見つからない3rdと4thアルバムを探して聴こう(笑)。


[SET LIST]
01. All My Life
02. My Hero
03. Best Of You
04. Times Like These
05. Up In Arms
06. Learn To Fly
07. Stacked Actors
08. Big Me
09. DOA
10. Generator
11. The One
12. Hey, Johnny Park!
13. Monkey Wrench
--encore--
14. Breakout
15. Cold Day In The Sun
16. Everlong

投稿: 2006 12 05 04:14 午前 [2006年のライブ, Foo Fighters] | 固定リンク

2006/11/16

FOO FIGHTERS『SKIN AND BONES』(2006)

仕事の絡みで聴くことになったFOO FIGHTERSのアコースティック・ライブアルバム『SKIN AND BONES』。全然期待しないで聴いてみたんだけど、これがスゴい良い。

いわゆるパンキッシュでアッパーな曲は一切ないんだけど(そりゃそうだ、あってもアコースティックアレンジされてるしな)、聴き応え十分・濃厚な1枚に仕上がってる。中心にあるのは『IN YOUR HONOR』のアコースティックサイドだけど、過去の曲(例えば「My Hero」とか)もこれにあわせてアレンジされてて、グッとくる。ストリングスとかピアノ、アコーディオン、ハーモニカも入ってる。んで曲によってはユルユルだったり、グッと緊張感が増したり、今のバンドの状態がいかに良いかが伝わる好内容なんですよ。

俺は今のところ武道館しか行く予定ないけど、これ聴いたらアコースティックセットも観たくなった。あ、でも来日公演は4人で演奏するのか。んじゃいいかw

フーファイはどのアルバムも好きだけど、これがダントツで一番好きなアルバムになりました。単に今の心境に合ってるだけかもしれんけど。



▼FOO FIGHTERS『SKIN AND BONES』
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投稿: 2006 11 16 04:40 午前 [2006年の作品, Foo Fighters] | 固定リンク

2005/07/24

FOO FIGHTERS『IN YOUR HONOR』(2005)

FOO FIGHTERSがここまでデカイ存在になるなんて、10年前は想像もしてなかったよね。最初の頃はリキッドルームや赤坂BLITZが程よい大きさだと思ってたのに、気づいたら世界各国の大型フェスティバルのヘッドライナークラスですよ。確かにNIRVANAは越えられない大きな壁かもしれないけど、もはやそんなこと気にする必要もなくなっちゃいましたよね。

通算5作目となるアルバムは、ロックサイドとアコースティックサイドの2面性を強調した2枚組。昨年のレコーディング前からデイヴ・グロウルはBEATLESの『ホワイト・アルバム』的な2枚組アルバムを作りたい」なんて発言していて、その時はまぁ何だかんだ言って1枚ものになるんだろうなぁと思ってましたが、まさか有言実行するとはね。逆に、それだけ今のバンドの状態が良いってことなのかもしれませんね、これだけの短期間に集中して、これだけ濃い作品集を作れてしまったってことは。


メンバー自体は前作『ONE BY ONE』(2002年)と同じ、ロックサイド的なDISC-1の方も作風自体はその前作の延長線上にある流れなのですが、個人的には今回の方が更にしっくり来るというか。王道ハードロック路線を突き進んだ前作の後、デイヴはメタル道追求プロジェクト『ROBOT』(2004年)を経てこのアルバム制作に挑んだわけですが、『ONE BY ONE』にあった堅苦しさというか(悪い意味での)暑苦しさが『ROBOT』で灰汁抜きされたのか、同じ方向性でも今回の方がもっとナチュラルに感じられる。良い意味で1st〜3rdアルバムまでの集大成的な要素さえも感じられる。だから自分にとって聴きやすかったのかもしれませんね。

そして問題のDISC-2。アコースティック/バラード調を主体とした、いわば新境地/冒険作と呼べる内容で、こういうことが出来るってことはやはりバンド自体が上手く機能していて、尚かつ余裕が出来てきたんだろうなぁ、なんてことを勝手に想像してます。デイヴがこういうアコースティック主体のスローチューンを歌うのは決して初めてのことではなく(NIRVANA時代にもありましたしね)、そういう意味での物珍しさ/新鮮さはそこまで感じませんでしたし、俺は周りが感じた程の驚きというのもそこまでなかったんですよ。むしろその片鱗は1stアルバム『FOO FIGHTERS』(1995年)の頃からあったし(「Big Me」なんてアレンジがアレンジなら、このディスクに入っていても違和感ないですしね)。ジョン・ポール・ジョーンズ(元LEZ ZEPPELIN)やノラ・ジョーンズといったゲスト陣や、ドラムのテイラー・ホーキンスが「Cold Day In The Sun」でボーカルを取っていたり等、話題となりそうな焦点は幾つもあるけど、俺的にはそういった二次的要素よりも楽曲……とにかくデイヴ及びFOO FIGHTERSのメンバーは、こっちのディスクの曲がやりたくて今回のアルバムを作ったんだろうなぁ‥‥と邪推をしたくなっちゃう程、ホントよく出来てるんですよ。デイヴがアルバム制作前に比喩した、BEATLESの『ホワイト・アルバム』……確かにこのDISC-2にはあのアルバムにあったような多面性や雑多性が強く感じられる内容になってるし、そしてアルバムとして散漫にならないようにちゃんと工夫されてる。そして従来のファンを納得させるためにも、更に自分達の得意とするものを最も得意な手法で作ったDISC-1があって、初めてこの2枚組は「FOO FIGHTERSのアルバム」として成立する。お見事としか言いようがないなぁ。

デイヴひとりで「おもちゃ箱をひっくり返す」ように制作された1stから10年。FOO FIGHTERSはちゃんとした“バンド”になり、そして大人になった。ただ目の前をおもちゃを手当り次第に使ってたデイヴはもうここにはおらず、そのおもちゃひとつひとつの使い方を熟知し、更に吟味するレベルにまで到達してしまってるんだから‥‥そりゃ、オーバーグラウンドでここまで大きくなってしまったのも納得がいく話ですよ。

実はFOO FIGHTERSは1998年1月の初ジャパンツアー以来、一度もライヴを観れてなかったので(運悪く、俺が行けなかった2000年のフジロックに出てたり、あとギリギリまで悩んだ『MAGIC ROCK OUT』初年度にも出てたんだよね)、今年のフジでは是非その勇姿を拝みたいなぁと思ってるんですが。フジ初日、個人的ハイライトのひとつですね。楽しみです。



▼FOO FIGHTERS『IN YOUR HONOR』
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投稿: 2005 07 24 09:08 午前 [2005年の作品, Foo Fighters, Led Zeppelin] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2004/05/29

PROBOT『PROBOT』(2004)

FOO FIGHTERSのデイヴ・グロールが、約4年前からその存在を臭わせる発言を繰り返してきたメタル・プロジェクト「PROBOT」。それが'04年になってやっと日の目を見ることになりました。「デイヴがデスメタルをやる」とか「いや、ドゥームメタルみたいだ」とか噂だけが一人歩きしてた感がありますが、結果は見ての通り、もの凄い「豪華プロジェクト」となっております。

基本はデイヴが全ての楽器を多重録音し(一部例外あり)、そこに各曲毎にゲストボーカルを迎えるという形で、曲もデイヴが各シンガーに合わせて起用に作ってます(歌詞は各シンガーが作詞)。全11曲(+シークレットトラック)に11人のシンガー。恐らく、メタルを普段聴かない(聴いていても'90年代初頭以前の古き良き時代のメタル/ハードコアを知らない)世代からすると、知ってる人なんて誰もいないのかも‥‥いや、かろうじてレミー(MOTORHEAD)くらいは知ってるかな? 決して全米/全英チャートで大ヒットを飛ばしたようなバンドのシンガーは参加してない、所謂「アングラ」的、カルト的な存在ばかりが選ばれているように感じます。もっとも、普段からメタルしか聴かないようなコアなファンからすれば、「何でクロノスやキング・ダイアモンドと一緒にC.O.C.のマイク・ディーンの名前があるの? そもそもマイクってベースで、ボーカルはペッパー・キーナンじゃないの?」とかいろいろ不満の声も挙がりそうな気がしますが、それは完全に無視ね。だってメタルファンやフーファイのファンに向けて作られたアルバムじゃないもんこれ。絶対に「デイヴのオナニー」的自己満足アルバムだもん。じゃなきゃ、もっと売れる要素を取り入れて、メジャーレーベルから出すんじゃないの?(今回のアルバムをリリースする「Southern Lord」っていうレーベルもCHURCH OF MISERYとかTHE OBSESSED、ELECTRIC WIZARDみたいなコアなバンドを扱うインディーレーベルですしね)。

先に書いたように、1曲1曲がバラバラで、アルバムのトータル性を考えると微妙ですが、メタルのオムニバスアルバムと考えた場合、非常によく出来た作品なんじゃないかな、と思うわけです。マックス・カヴァレラが参加した曲なんて、彼が参加するSOULFLYや'90年代半ばのSEPULTURAでやってたことをよく研究して、曲調だけでなく演奏スタイルもそれらを模倣してるんですよね。同じくリー・ドリアン参加曲も彼のCATHEDRALチックなドゥームメタルしてるし。レミー参加曲もまんまMOTORHEADだしね。デイヴがそんなによくメタルものを聴いてるなんて知らなかったよ。もっと初期の‥‥それこそ今回参加してるVENOMやCELTIC FROST、VOIVOD辺りに拘った作風になるのかと思ってたもんで、NIRVANA前後の同時代に活躍するバンド‥‥SEPULTURAやNAPALM DEATH‥‥を選ぶのがかなり意外に思えましたね。単純にメタル/ハードコア好きなのね、この人。

デイヴがNIRVANA以前にハードコアバンドでドラムを叩いてた話は有名ですが、その名残りなのか、'8O年代後半頃のC.O.C.をイメージしてマイク・ディーンをボーカルに起用したり(彼、一時期ボーカルもやってたんですよ)、D.R.I.みたいな懐かしい名前も飛び出す始末。この辺は、完全に'80年代してますよね。それぞれが参加した曲も見事にそれっぽいし。かと思えば'80年代ドゥーム/ストーナーロックの元祖・TROUBLEのエリック・ワグナーなんて人まで呼んでるし。この辺はQUEENS OF THE STONE AGEのアルバムに参加した流れかなぁ、なんて勝手な推測をしてみたいりして(ご存知の通り、デイヴはQOTSAの前作でドラムを叩いてます。QOTSA自体、元々はストーナーロックバンドのKYUSSが前身ですしね)。

‥‥とここまで書いて、多分殆どのフーファイ・ファンがチンプンカンプンな名前や内容ばかりだろうな‥‥なんて思ったんですが、要するにあれですよ、カッコいいと感じればそれでいいし、理解できなければ素直にフーファイやNIRVANAまで戻ればいい。それで十分じゃないですかね、このアルバムへの接し方って。そこまでシビアに考える必要ないと思いますよ、だって単なる「遊び」なんですから(売れる/売れないは二の次でしょう、上にも書いたようにね)。で、これ聴いて「メタルってカッコいいかも‥‥」とかちょっとでも思ったら、各シンガーが参加するバンドに手を出せばいい、と。そうやってデイヴのルーツを探っていくのも面白いかもしれませんよね。

あ、個人的には勿論楽しめる1枚でしたが、やっぱり俺的にはデイヴのハードなドラミングを久し振りに堪能しまくれたのが一番の収穫ですね。QOTSAのアルバムやライヴ@フジロックも良かったけど、やっぱりね、ここまで派手にやってくれるとさぁ、嬉しいじゃない? 最近のフーファイはドラムが固定してるから、アルバムで彼のプレイを聴くような機会もないしね。たまにでいいんで、またこういう「遊び」を見せて/聴かせて欲しいですよね、NIRVANA時代からのファンとしては。



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投稿: 2004 05 29 03:48 午後 [2004年の作品, Foo Fighters, Probot] | 固定リンク