2004/12/25

2004年を振り返る(2)

 つーわけで、2004年に買った新譜の中から、「とみ宮」でもあまり触れることの出来なかった新作について簡単なコメントや感想をつけていくコーナー、その2でございます(コーナーなのか)。

 とにかくね。何度も書くけど、今年は本当に洋楽の新譜を沢山買った1年だったわけですよ。勿論当たりと同じくらいハズレもあったわけですが、それでも基本的には俺、どんなクソ作品でも「あ、ここのこんなところはイイヨネー」とかポジティブシンキングで聴いちゃうから、そんなに酷い作品ってのも少なかったんですけどね。

 今回は、スクリーモというか、エモっぽいバンドを紹介してみたいと思いまーす。

■MY CHEMICAL ROMANCE「THREE CHEERS FOR SWEET REVENGE」

 アメリカの5人組。インディーから以前1枚アルバムをリリース済みで、これはメジャー1発目で通算2作目。今年のサマソニでの初来日も記憶に新しいんだけど、俺は観てないんでアレですが。音はエモ/ポップパンクの範疇に入るのかな。ただ、所々にパワーポップ系にも通ずる甘酸っぱさ、優男風の負け犬感も持ち合わせていて、そういう意味では非常に幅広くアピールするんじゃないかな。日本人好きそうだよね、こういう判りやすい音。

 あとさ、音に似合わずボーカルがゴスっぽいメイクをしてるのも特徴のひとつかな。ま、音には関係ないんだけど、ビジュアル的には面白いよね。どっちかっていうと男っぽいイメージが強いからさ、エモとかスクリーモとか呼ばれるようなジャンルって。

 個人的にはこの手のバンドにそんなに精通してるわけでもないんだけど、そんな俺が聴いても「イイ!」って思えるんだから、やっぱり本当に曲がポップで判りやすく噛み砕かれてるんだろうね。うん、いいバンドだと思いますよ。



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■FUNERAL for a FRIEND「CASUALLY DRESSED & DEEP IN CONVERSATION」

 イギリス出身の5人組。これがファーストアルバム。アメリカではこれ以前にEPの曲を集めたミニアルバムが先にリリースされてますが、こっちが正真正銘のフルアルバム。スクリーモの範疇にあるバンドだろうけど、個人的にはこの音、完全にヘヴィメタルのそれなんだよね。実際彼等は昨年末辺りにIRON MAIDENの欧州ツアーで前座を務めてるんだよね。PVとか観てもMAIDENのTシャツ着てるしね。

 とにかく音は硬質で重い感じ。けどボーカルがしっかり歌えるんで聴きやすいし、所々に挿入されるギターのツインリードもメロディアスで、まぁ正しくメタルのそれだったりするんだけど、そこがまたいいんだよね。パンクの疾走感というよりは、確実にメタルのそれっぽいし。この手の音に精通してるファンにはどう聴こえるのか判らないけど、'80年代にメタルを通過した人間の耳には間違いなく馴染みやすいサウンドだな、と。非常に好印象ですよ。

 彼等は実際に今年の3月にライヴを観てますが、そこでもやはりメタル的なステージングを観る事ができて、尚更彼等はそっち寄りのバンドなんだな、と確信したわけで。そうなると俄然応援したくなるんですよね、個人的には。んで、また英国出身ってのもあるし、ジャケットのヒプノシス風なデザインもモロにあっち寄りだし。兎に角今後が楽しみなバンドのひとつですね。次の作品で間違いなく化けますよ、彼等。



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投稿: 2004 12 25 07:00 午前 [2004年の作品, Funeral For A Friend, My Chemical Romance] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック