カテゴリー「George Lynch」の18件の記事

2022年11月 5日 (土)

V.A.『RANDY RHOADS TRIBUTE』(2000)

2000年2月23日にリリースされたランディ・ローズ(ex. OZZY OSBOURNE、ex. QUIET RIOT)のトリビュートアルバム。日本限定で制作されたものですが、海外では韓国でも発売されていたようです。

プロデュースや制作の総指揮を担当したのは、SKID ROWACCEPTMETALLICAなどのプロデュースやエンジニアリングで知られるマイケル・ワグナー。それもあってか、参加ミュージシャンは過去に彼と仕事をしたことがあるHR/HM系アーティストが多数名を連ねています。

そのメンツもセバスチャン・バック(Vo/ex. SKID ROW)、ロブ・ロック(Vo/IMPELLITTERI)、ジョー・リン・ターナー(Vo/ex. RAINBOWなど)、マーク・スローター(Vo/SLAUGHTER)、ウルフ・ホフマン(G/ACCEPT)、ジェイク・E・リー(G/RED DRAGON CARTEL、ex. OZZY OSBOURNE、ex. BADLANDS)、ケイン・ロバーツ(G/ex. ALICE COOPER)、ロイ・Z(G/WEST BOUND、TRIBE OF GYPSIES、HALFORDなど)、ジョージ・リンチ(G/ex. DOKKENなど)、山本恭司(G/BOW WOW)、クリス・インペリテリ(G/IMPELLITTERI)、アル・ピトレリ(G/SAVATAGE、ex. MEGADETHなど)、ダイムバッグ・ダレル(G/ex. PANTERA)、チェット・トンプソン(G/ex. HELLION)と、ピュアHR/HM界隈には非常に豪華なもので、曲ごとに異なる組み合わせで華を添えています。なお、リズム隊はマイク・ブリグナーデロ(B/GIANT)&マイケル・カーテロン(Dr/ex. DAMN YANKEES)が固定で担当しています。

日本のレーベル主導ということもあり、その人選こそ日本のメタルファンが好みそうなものですが、内容的には可もなく不可もなくといった印象。そもそも取り上げられている楽曲がオジー・オズボーンの初期2作からなので、選曲も限定されますし、そりゃあこうなるわなといったところでしょうか。だって、前半5曲が『BLIZZARD OF OZZ』(1980年)、後半5曲が『DIARY OF A MADMAN』(1981年)からで、冒頭4曲に関しては『BLIZZARD OF OZZ』とまったく同じ流れですし、耳馴染み良すぎるというか聴き飽きたものがありますから。

ワールドワイドリリースが実現した『IMMORTAL RANDY RHOADS - THE ULTIMATE TRIBUTE』(2015年)と比べると、聴きやすさや安定感は今作のほうが勝るものの、繰り返し聴きたくなるかと言われるとそれはまた別の話。初期QUIET RIOT時代の楽曲を含むこと、サージ・タンキアンSYSTEM OF A DOWN)やトム・モレロRAGE AGAINST THE MACHINE)みたいにアクの強いアーティストを含むという点で、個人的には『IMMORTAL RANDY RHOADS - THE ULTIMATE TRIBUTE』のほうが好みかな。あくまで僕個人の視点ですが。

ただ、多くのHR/HMリスナーにとってはこの『RANDY RHOADS TRIBUTE』のほうが正義なんでしょうね。その理由も理解できますが。

過去にオジーバンドに在籍したジェイクが大切な「Crazy Train」のソロを崩しまくっていたり、ジョージ・リンチはジョージ・リンチのままだったり、クリス・インペリテリもクリス・インペリテリのままだったりと、まあ面白いっちゃあ面白いんですが、そんな中でランディに対する敬意がしっかりプレイに表れた山本恭司やダイムバッグ・ダレルのソロは、すべてを超越した正義感が伝わります。

シンガーに関しても、もうひとりふたり意外性の強い方が参加していたら、もうちょっと印象が変わったのかも。そもそも、オジーが歌う楽曲ですから、そこまで歌唱力/表現力の高いシンガーを必要するわけではないですから、アクの強さで勝負する人がいてもよかったんだけどな……というのも、ごく個人的な感想です。まあ、この4人(バズ、ロブ・ロック、ジョー・リン・ターナー、マーク・スローター)だと不思議と統一感も伝わったので、全然アリっちゃあアリなんですけどね。

先の『IMMORTAL RANDY RHOADS - THE ULTIMATE TRIBUTE』と違って日本限定作品ということもあり、現在は廃盤状態であり、サブスクでも聴くことができない代物。中古盤ショップを回れば意外と簡単に、かつ安価で入手できますので、気が向いたらチェックしてみてはどうでしょう。

 


▼V.A.『RANDY RHOADS TRIBUTE』
(amazon:国内盤CD

2022年11月 1日 (火)

V.A.『IMMORTAL RANDY RHOADS - THE ULTIMATE TRIBUTE』(2015)

2015年3月3日にリリースされた、ランディ・ローズ(G/ex. OZZY OSBOURNE、ex. QUIET RIOT)のトリビュートアルバム。日本盤は同年3月25日発売。

ランディのトリビュートアルバムは、過去にオジーの楽曲のみを集めた『RANDY RHOADS TRIBUTE』(2000年)が発表されていますが、今作は1970年代のQUIET RIOT時代の楽曲も含む選曲。また、前作がピュアなHR/HM系アーティストによるものなら、今作はランディと同時代に登場したミュージシャンや活動を共にしたアーティスト、90年代以降のモダンなメタルを奏でるミュージシャンなど、より幅広さを感じさせる人選となっています。

まあとにかく、オープニングの「Crazy Train」を聴いて多くのリスナーがひっくり返るのではないでしょうか。だって、ボーカルがサージ・タンキアンSYSTEM OF A DOWN)、ギターがトム・モレロRAGE AGAINST THE MACHINE)ですからね。正統派メタルリスナーやランディを妄信的に愛する方からは非難の嵐じゃないかな(苦笑)。ただ、個人的にはサージのボーカルにはオジー愛を感じたし、トムのギターもただコピーするんじゃなくて自分らしさを貫きながらランディのスタイルを表現しようとする強い意志も伝わりましたが、いかがでしょうか。

その後も、シンガーはオジーやケヴィン・ダブロウをコピーしつつ(ほとんどティム・リッパー・オーウェンズですが。笑)、ギタリストたちはランディの印象的なフレーズを随所に残しつつ、各々の個性を発揮させる。原曲レイプだ、けしからん!と怒る気持ちもわかりますが、だったらそもそもトリビュートアルバムだのカバーアルバムだの聴かないほうがいいし、これくらい遊んでくれるから聴きがいもあるわけで。個人的にはどれくらい原曲を“壊す”かが楽しみなわけで、そういう意味では本作は……ギターに関しては及第点だけど、それ以外のパートや楽曲アレンジに関しては普通すぎるかな。

そんな中、己を突き通しまくるチャック・ビリー(TESTAMENT)による「Mr. Crowley」が、サージ歌唱の「Crazy Train」並みによかったな。この曲では、今は亡きアレクシ・ライホ(G/BODOM AFTER MIDNIGHT、ex. CHILDREN OF BODOM)の泣きまくりギターも楽しめるので、なお良し。あと、ジョエル・ホーケストラ(G/WHITESNAKE)が頑張りまくりの「Killer Girls」も悪くなかったな。

逆に、実際にオジーバンドに在籍した経験を持つガス・G.(FIREWIND)による「Goodbye To Romance」や、ブラッド・ギルス(NIGHT RANGER)による「Suicide Solution」が、ランディ云々よりも自分らしさ全開なのが笑えます。特にガス・G.、君はやりすぎだ(笑)。

まあ、あれです。こういったカバーアルバムやトリビュートアルバムはマジになりすぎないのが一番。笑いながら「お、意外と良いじゃん」「いやいや、それはないでしょ」とかツッコミ入れつつ楽しむのが、精神衛生上もっとも好ましいと思います。

なお、本作はサブスクでも配信されていますが、2015年のCD/アナログ盤と曲順が若干異なっているのでご注意を(オリジナルの曲順はこのあたりでご確認いただけます)。

 


▼V.A.『IMMORTAL RANDY RHOADS - THE ULTIMATE TRIBUTE』
(amazon:国内盤CD+DVD / 海外盤CD+DVD / 海外盤アナログ / MP3

 

2021年8月27日 (金)

GEORGE LYNCH『SEAMLESS』(2021)

2021年8月20日にリリースされたジョージ・リンチのソロアルバム。日本盤は同年8月18日先行発売。

もはや何作目のソロアルバムか正確にはわかりませんが(企画盤は編集盤も多いですからね)、ソロ名義による正式な作品としては『SHADOW TRAIN』(2015年)以来約6年ぶり。今作はオール・インストゥルメンタル作となっており、全曲オリジナル曲によるインスト盤はキャリア初、クラシックの名曲をカバーしたインスト盤『ORCHESTRAL MAYHEM』(2010年)を数に入れると実に11年ぶりのインストアルバムとなります。

とはいえ、本作は「キャリア初のインストアルバム」と謳っているので、カバー中心の『ORCHESTRAL MAYHEM』はカウントに含まれないようです。ホント、このへんのカウントが面倒で面倒で……(苦笑)。

常に複数のプロジェクト/バンドに携わり、年間数作をリリースするジョージですが、今作では自身のセルフプロデュースのもと、ジミー・ダンダ(Dr)、エリック・ルイゼル(B)の3人でレコーディングを実施。ジョージのパブリックイメージにあるフラッシーな“カミソリギター”プレイは皆無で、比較的落ち着いた雰囲気の曲調に合わせて、ムーディーかつ(それなりに)テクニカルなプレイを聴かせてくれます。

序盤の「Quiver」「Cola」「TJ69」を筆頭に、本作は全体的にミドルテンポの楽曲で占められています。「Death By A Thousand Lick」や「Sharks With Laser Beams」のようなアップチューンもあるにはあるのですが、全体を覆う空気は先のミドルテンポ曲が圧勝。「この感じ、どこかで似たようなのを聴いたことがあるな?」と思いながらアルバムに触れていたのですが、気づきました。ジェフ・ベック『GUITAR SHOP』(1989年)です。あちらはギター、ドラム、シンセという編成でしたが、こちらはヘヴィメタルギタリストらしく、シンプルな3ピースで攻める。だけど、やろうとしていることは非常に『GUITAR SHOP』的かなと思いました。そういえば最近のリンチ翁、ベックを意識したプレイスタイルに近づいていますものね。年齢もあるのかな(そりゃ今年の9月28日で67歳ですしね)。

要所要所ではそれなりに速いプレイも聴かせてくれるものの、そっちがメインになることはなく、あくまで味付け程度といった配分かな。それよりは音色含め雰囲気モノで聴かせるプレイに徹している印象が強い。「Octavia」や「Falling Apart」あたりにはアコギもフィーチャーされていますが、それもバランス的にはほんの一部。あ、「Falling Apart」はぜひ歌入りで聴きたかったな。THE END MACHINEあたりでやったら、DOKKENにも匹敵する良曲に仕上がると思うんですが。

というわけで、特にインストだからと新しいことに挑戦するのではなく、今のジョージの特色と、これまでに書いてきた曲のテイストを凝縮した、いかにも“らしい”内容。ファンなら申し分ないでしょうけど、それにしてもちょっと刺激が弱いかな。やっぱりこの人は華のあるフロントマンの横で思いっきり弾いてこそだな、と再認識させてくれた貴重な1枚でした。

 


▼GEORGE LYNCH『SEAMLESS』
(amazon:国内盤CD / 海外盤CD / MP3

 

2021年4月17日 (土)

DOKKEN『TOOTH AND NAIL』(1984)

1984年9月13日にリリースされたDOKKENの2ndアルバム。日本盤は同年11月28日発売(当初はアナログのみ。CDは1985年初出)。

言わずと知れたDOKKENの代表作。1983年前後から勃発したUSメタルの波に乗って、RATTMOTLEY CRUEらとともに“ヘアメタル/グラムメタル”(日本では各バンドの活動拠点を差してL.A.メタルとも)シーンの立役者として人気を獲得し、アルバムは全米49位のスマッシュヒットに(100万枚を超えるセールス)。「Into The Fire」「Just Got Lucky」のラジオヒットに加え、パワーバラード「Alone Again」はBillboardチャート最高64位まで上昇しました。

前作『BREAKING THE CHAINS』(1981年/1983年)ではベースを、のちにRATTに加入するフアン・クルーシエがプレイしていましたが、本作のレコーディングから正式にジェフ・ピルソンが加わり、バンドの黄金期がここから始まることになります。ジェフはソングライティング面でもすべての楽曲に携わっており、B級臭濃厚だった前作からメジャー感が少し強まった作風へとスケールアップさせることに成功。また、演奏面ではジョージ・リンチ(G)のプレイヤーとしての個性が一気に開花し、「Tooth And Nail」のように1分以上におよぶギターソロをフィーチャーするなど、ギターバンドとしての独自性もここで印象付けることに成功しました。

そういったプレイヤー陣の強い個性に負けじと、線の細い歌声のドン・ドッケン(Vo)も哀愁味強めのメロディを絶妙な形で表現。この楽器隊とのアンバランスさこそ、実はDOKKENの魅力なんですよね。「Tooth And Nail」や「Don’t Close Your Eyes」「Turn On The Action」などのファストチューンでは頑張ってハイトーンを響かせたりするものの、ポップな「Just Got Luck」やメロウな「Into The Fire」、泣きのバラード「Alone Again」でこそ活きるドンの個性。それが、シングルヒットへとつながっていったのでしょう(次作『UNDER LOCK AND KEY』(1985年)での「In My Dreams」はそのもっともたる例では)。

楽曲、アレンジ、メロディアスさとハードさのすべてがバランスよく突出した『UNDER LOCK AND KEY』、完全なるギター・オリエンテッド・アルバムの『BACK FOR THE ATTACK』(1987年)と、その後洗練されていくDOKKENですが、本作は最初の“攻め”が具体化された、いわゆるヘヴィメタルのステレオタイプ的側面がもっとも強く表現された1枚。日本でいうところの“L.A.メタル”がもっとも具体的な形で示されており、RATTの『OUT OF THE CELLAR』(1984年)、MOTLEY CRUE『SHOUT AT THE DEVIL』(1983年)QUIET RIOT 『METAL HEALTH』(1983年)などとあわせて聴くべき歴史的名盤です。

 


▼DOKKEN『TOOTH AND NAIL』
(amazon:国内盤CD / 海外盤CD / 海外盤アナログ / MP3

 

2021年4月16日 (金)

THE END MACHINE『PHASE 2』(2021)

2021年4月9日にリリースされたTHE END MACHINEの2ndアルバム。

DOKKENジョージ・リンチ(G)、ジェフ・ピルソン(B)、ミック・ブラウン(Dr)に現WARRANT、元LYNCH MOBのロバート・メイソン(Vo)と結成したTHE END MACHINEは、2019年3月にデビューアルバム『THE END MACHINE』を発表。しかし、アルバム発表後にミックがミュージシャンを引退したことから、新たにミックの実弟スティーヴ・ブラウンが加入(兄弟だけあって、見た目がそっくり!)。本作は新体制での第1弾アルバムとなります。

とはいえ、前作でもソングライティングに携わっていたのはジョージ/ジェフ/ロバートの3人。この軸が変わらなければ、そのスタイルに大きな変化は生じないはず。そういう思いで接した本作、間違いなく前作の延長線上にある“80年代のDOKKENの後継的存在である正統派ハードロックアルバム”でした。

全12曲(うち1曲がオープニングSE)で55分前後という尺は前作とほぼ一緒で、1曲あたり5分前後で構築されたメロディアスなハードロックがずらりと並ぶ。メロディラインもDOKKEN時代にあった(良い意味での)煮え切らなさを若干含むもので、そういった要素が哀愁味にもつながっているように感じられる。コーラスワークもどことなくDOKKEN的で、このへんのセンスはジェフによるものが大きいのでしょうか。速い曲もミディアムテンポもパワーバラードも、すべて平均点以上の仕上がりで安心して楽しめる。

演奏に関しても、すべてにおいてそつなくこなされている感が強い。ジョージのリフやソロワークに関してですが、若干「手癖で収めてないか?」と思えるフレーズも少なくないものの、トーンなどはここ数年のジョージ関連の作風との統一感も感じられる。あえてDOKKEN的なものに寄せるのではなく、あくまで今の彼ならではのスタイルでこの80年代的王道ハードロックを奏でる。THE END MACHINEにはそういった面白味もあるのかな?と、今回改めて感じました。

ロバートが歌っていることで、LYNCH MOBとDOKKENの中間という印象も否めませんが(どっちもジョージが参加しているので間違いではないけど)、LYNCH MOBよりは全体的に“曇った”感が強いので、そういう点ではDOKKENの後継的存在というのが正解なのかも。ただ、初期DOKKENのような尖ったプレイやストロングスタイルの突出した楽曲が見当たらないのが、本作のマイナスポイント。「Blood And Money」や「Dark Divide」「Prison Or Paradise」「Shine Your Light」といった軽く平均点超えの楽曲も豊富な、高品質な1枚だけど、1曲だけでもそういう“尖り”が感じられたら、さらに印象が違ったんだろうなあ……まあ、今のジョージ・リンチにそこを求めるのは酷かもしれませんが。

……なんてことを言っているとドン・ドッケンが歌うよりはマシ」という声が脳内のどこかから聞こえてきそうですが(苦笑)、まだジョージがこういったサウンド/バンドにチャレンジしてくれる事実を、今は素直に楽しみたいと思います(そして、ありがとうジェフ・ピルソン)。

 


▼THE END MACHINE『PHASE 2』
(amazon:国内盤CD / 海外盤CD / 海外盤アナログ / MP3

 

2021年2月13日 (土)

GEORGE LYNCH & JEFF PILSON『HEAVY HITTER』(2020)

2020年12月18日にリリースされたジョージ・リンチ&ジェフ・ピルソンのカバーアルバム。日本盤(輸入盤に帯を付けた仕様)は同年12月23日に発売されています。

DOKKEN時代の盟友であり、最近はT&NやTHE END MACHNEで活動をともにするジョージとジェフ。本作ではジェフのプロデュースのもと1950〜2000年代の非HR/HM曲を中心にセレクトされています。カバーの内訳は以下のとおり(カッコ内の年数は原曲リリース年)。

01. One Of Us [ジョン・オズボーン/1995年]
02. You Got The Love [RUFUS & CHAKA KHAN/1974年]
03. I Feel The Earth Move [キャロル・キング/1971年]
04. Ordinary World [DURAN DURAN/1993年]
05. Music [マドンナ/2000年]
06. Apologize [ONEREPUBLIC/2007年]
07. Nowhere To Run [MARTHA & THE VANDELLAS/1965年]
08. Kiss [プリンス/1986年]
09. It's The End Of The World As We Know It (And I Feel Fine) [R.E.M./1987年]
10. Champagne Supernova [OASIS/1995年]
11. Lucille [リトル・リチャード/1957年]

これらの楽曲をジョージ(G)、ジェフ(B)、ブライアン・ティッシー(Dr)というT&Nまんまのメンツで演奏し、その大半をウィル・マーティンというニュージーランド出身のシンガーが歌唱。「You Got The Love」でマーク・トリエン(BULLETBOYS)、「It's The End Of The World As We Know It (And I Feel Fine)」にてジェフがそれぞれボーカルを担当しています。また、「It's The End Of The World As We Know It (And I Feel Fine)」ではFISHBONEのアンジェロ・ムーアもオルガンでゲスト参加しております。なかなかとっ散らかったメンツですね(笑)。

選曲はまあ置いておいて、アレンジや演奏ですが……某氏は本作を酷評しておりましたが、そこまで言うほどか?と。原曲の良さはそのままに、しっかりジョージらしくハードロックしていて聴きやすく、個人的にはかなり好印象な1枚なのですが。ウィル・マーティンのクセのない歌唱が「I Feel The Earth Move」「Nowhere To Run」といったソウルフルな楽曲でまったく活きていないという難点はあるものの(「Kiss」はこれで正解だけど)、逆に「Ordinary World」や「Music」のような現代的なポップソングにはぴったり合っているのでプラマイゼロといったところでしょうか。そんな中で、マーク・トリエンがいい味出してます。全部マークが歌ったら……とも考えたけど、マークが歌う「Champagne Supernova」とかまったく想像できないので、これで正解だったのでしょうね。

とにかくアレンジと演奏がかなり高得点です。最近のジョージ関連の作品は比較的ハズレが少ないですが、そこにジェフという気心知れた仲間かつプロデューサーとしてもそれなりの実力を発揮する方が携わったことで、平均点以上の仕上がりになった。もうこれ、今後は全部ジェフにプロデュースしてもらえよと思ってしまうのは間違っているのでしょうか(笑)。

某氏は自分が以前のように歌えないやっかみですよね。早くお経ボーカルから脱してほしい……と脱線してしまいましたが、本作は原曲を知るリスナーはもちろん、知らないHR/HMリスナーでもジョージ・リンチの新作として存分に楽しめるはずです。

 


▼GEORGE LYNCH & JEFF PILSON『HEAVY HITTER』
(amazon:国内盤CD / 海外盤CD / 海外盤アナログ / MP3

 

2020年9月 2日 (水)

LYNCH MOB『WICKED SENSATION REIMAGINED』(2020)

2020年8月28日にリリースされたLYNCH MOBの9thスタジオアルバム。日本盤は海外に先駆けて8月26日に発売されました。

本作は同バンドのデビューアルバム『WICKED SENSATION』(1990年)リリース30周年を記念して、ジョージ・リンチ(G)、オニィ・ローガン(Vo)という当時のメンバーがブライアン・ティッシー(Dr)、ロビー・クレイン(B)という現リズム隊とともに『WICKED SENSATION』を再解釈・再録音した1枚。当時の全12曲がオリジナル盤どおりの曲順で収録されているのですが、今のジョージらしいレイドバックしたギタープレイや、30年前は新人だったオニィの貫禄ある今の歌声がフィーチャーされた、“同じアルバムなのに新感覚で楽しめる”内容に仕上がっています。

30年前のLYNCH MOBはDOKKENから離れたジョージが盟友ミック・ブラウン(Dr)とともに「本当はこういうことをDOKKENでやりたかったんだけど、ボーカルが使えなさすぎてできなかったんだよ!」というくらい派手でヘヴィなサウンドが前面に打ち出されていて、それに応えようとオニィもハイトーンでただひたすらがなっているような印象でした(だが、それが良かったですが)。が、30年経った今のLYNCH MOBの印象は“大人”。オープニングを飾る「Wicked Sensation」なんてギターの歪みが薄れてカッティング重視のプレイに移行したこと、ルーズなリズムや中音域で歌うボーカルと相まって、ファンキーなラテンロックの香りすら感じられる。原曲のイメージが強すぎるためか、最初こそ違和感が否めませんが、何度か聴き込んでいくうちに慣れてきて、「これはこれでいいじゃない」と納得できるんだから不思議なものです。

続く「River Of Love」もグッとテンポを落として、アダルトな雰囲気を醸し出す。まさに大人のハードロックといった印象。全編そんな感じでリテイクしているのかと思えば、もともとミディアムテンポだった「Hell Child」は疾走感あふれるファストチューンへと生まれ変わっていて、原曲よりさらにカッコよくなっている。「Dance Of The Dogs」は原曲と同じテンポ感、同じ雰囲気ですが、確実に前のバージョンよりも良くなっているから、本当に不思議です。

個人的には「No Bed Of Roses」がシャッフルビートで再構築されているのがお気に入り。原曲はパワーバラード風だった「Through These Eyes」も、今作ではアコギ1本をバックに歌うシンプルなアレンジに生まれ変わっていますし。音圧的にも楽曲の作風的にも全体のトーンが統一されていたオリジナル盤と比べて、リメイク盤は多彩さに満ち溢れた作りになっているあたりに、バンドとしての成長を大いに感じます。

唯一文句をつけるとしたら、ラストの「Street Fightin' Man」。DOKKEN時代の名インストナンバー「Mr. Scary」をモチーフにしたこの曲だけでも、リフ含めジョージの豪快なパワープレイを味わいたかったなあ。まあ、ここで聴けるカッティングワークも嫌いじゃないですけどね。

原点にして集大成のような本作。実は、LYNCH MOB名義での制作はこれが最後になるとのことで(理由は昨今問題視されている差別的なワードを使ったバンド名。LYNCH MOBはジョージの周りに集まる仲間たちという意味でしたが、「公開処刑に集まる群衆」と捉えることもできる)、メンバーは変わらず新しい名前で活動を継続していくようです。残念ですが、これだけ聴きごたえのあるリメイクアルバムが作れるんだから、ジョージの今後に対しては特に不安視していません。このメンツでのオリジナル作品にも期待しています!

 


▼LYNCH MOB『WICKED SENSATION REIMAGINED』
(amazon:国内盤CD / MP3

 

2020年1月30日 (木)

DIRTY SHIRLEY『DIRTY SHIRLEY』(2020)

ジョージ・リンチ(G)とディノ・イェルシッチ(Vo, Key)が新たに立ち上げたプロジェクト、DIRTY SHIRLEYが2020年1月下旬に発表したデビューアルバム。日本盤は同年2月中旬リリース予定。

ジョージ・リンチといえば、現在のメインバンド(?)LYNCH MOBのほかKXMTHE END MACHINESWEET & LYNCH、そして今も稼働しているかわからないけどULTRAPHONIX、オリジナルメンバーでのDOKKEN、さらにはソロ名義での活動と、とにかく多岐にわたる活躍をしているアーティスト/ギタリストです。すでに65歳とかなりの高齢にも関わらずこの精力、正直頭が下がります。ですが、どの作品も似たり寄ったりに落ち着いてしまうのが玉に瑕。フロントマンであったり共演者の個性が強ければ強いほど、そっち側にも引っ張ってもらえるので差別化できるものに昇華できているのですが(SWEET & LYNCHとかね)……どうしてもミドルテンポ中心で、ジャムセッションの延長線上にある長尺で単調な楽曲ばかりで、しかもアルバムとなるとそれが10〜13曲も詰まっていて60分を軽く超える作品ばかり。さすがに2、3回聴いてしばらく放置みたいな作品も少なくはありません。

では、今回のDIRTY SHIRLEYはどうなのでしょう? 答えは「YES」でもあり「NO」でもあると。つまり、最高とは言い難いけど、平均点はクリアできているかなというところでしょうか。

楽曲のタイプとしてはブルースやソウルをベースにしたハードロックが軸になっており、ここ20年くらいのジョージ・リンチの方向性そのものかなと。楽曲も大半が5分を超えるもので、ボーナストラックを含む全12曲中6分超えが4曲……あれ、思ったほど多くないかも?

バンドアンサンブルは確かにジャムセッションの延長線上にあるスタイルで、曲によってはそれが良い方向に作用しているものも少なくありません(もちろん、中には退屈なものもありますが)。

で、ここからが本題。歌メロが思った以上に良い。これはディノ・イェルシッチというANIMAL DRIVE、TRANS-SIBERIAN ORCHESTRAなどで活躍する“歌える”シンガーの手腕によるものが大きいのかな。ハスキーで高音もしっかり出る歌唱法はブルースフィーリングとソウルフルさがしっかり備わったもので、それっぽい“なんちゃって”シンガーとはまったく異なるもの。普通に歌ったら単調になりがちなメロディも、この人の声と節回しで歌われることによってどこか特別なものに聞こえてくるのだから、不思議なものです。

ちょっと違うかもしれないけど、デヴィッド・カヴァーデイルとグレン・ヒューズを足して2で割ったような? そんな雰囲気が漂っているんですよね。なもんだから、彼が歌うとどの楽曲も第3期DEEP PURPLEっぽく聞こえてくるという……え、そんなことない?

アルバム中盤の「Siren Song」や「The Voice Of A Soul」といった楽曲の完成度はなかなかのものがあり、バンドとしてのバランス感が非常に整った楽曲だと思いました。あと、本編ラストに収められたアコースティック・サイケナンバー「Grand Master」も良い味を出しています。この曲も完全にボーカリストに助けられていますよね。

うん、ジョージが最近関わったプロジェクトの中では非常に良い部類に入る1枚だと思います。特にここ最近の作品は平均点以上出せているのかなと。ただ、本作はまだ“処女作”という雰囲気も感じられるので、本当の意味でスタイルが固まるのは2作目以降かなと。もちろん、ちゃんとプロジェクトが継続すればの話ですけどね(笑)。最近のジョージは風呂敷を広げすぎて、たたむことまで気が回っていないようなので……うん、継続を希望します!

 


▼DIRTY SHIRLEY『DIRTY SHIRLEY』
(amazon:日本盤CD / 海外盤CD / 海外盤アナログ / MP3

 

続きを読む "DIRTY SHIRLEY『DIRTY SHIRLEY』(2020)" »

2019年12月14日 (土)

KXM『CIRCLE OF DOLLS』(2019)

2019年9月中旬に発表されたKXMの3rdアルバム。日本盤は同年11月上旬にリリース。

ダグ・ピニック(Vo, B/KING'S X)、ジョージ・リンチ(G/LYNCH MOB、ex. DOKKEN)、レイ・ルジアー(Dr/KORN)という異色のトリオバンドも、気づけば結成から6年が経過。デビューアルバム『KXM』(2014年)から次作『SCATTERBRAIN』(2017年/日本未発売)まで3年以上もの歳月を要しましたが、今回は2年で完成までこぎつけています。何事もやる気があるのは良いことです(主にジョージに、でしょうけど)。

さて、このバンド。過去2作は正直曲がそこまで魅力的ではありませんでした。良く言えばジャムセッションをもとに作られたグルーヴ重視の楽曲で固められている、悪く言えば日本人には大味すぎて平坦に聞こえてしまう。ぶっちゃけ、日本人じゃなくても後者の意見のほうが多かったんじゃないかという気がしています(特に1stアルバムはね)。

毎回12〜3曲収録されていて、トータルランニングも60分を超えている。なのに、比較的似たような楽曲ばかりで1枚通して聴くのも疲れる。前作では楽曲のバラエティが少し広がったおかげでだいぶマシになりましたけど、それでも13曲はキツイ、せめて9曲くらいで収めてくれたらというのが本音でした。

さて、本作はどうでしょう。オープニングの「War Of Words」のアッパー感にいきなりノックアウトされ、サイケデリックな「Mind Swamp」に魅せられ、パーカッシヴな「Circle Of Dolls」でノセられる。うん、掴みは成功していると思います。

4曲目「Lightning」の気怠さに少々不安を覚えますが、続く「Time Flies」で息を吹き返す。この曲、ダグの節回しといいジョージの緩急の効いたギタープレイといい、新境地なんじゃないでしょうか(ちょっと日本のV系に近いものがあるサウンドですしね)。

LYNCH MOB meets KING'S Xという表現がぴったりな「Twice」、KORNのビート感にカラフルなKING'S X節を散りばめた「Big As The Sun」など、中盤も聴かせる曲が続くけど、不思議と退屈さを感じることなくスルスル聴き進めてしまう……のですが、やっぱり9曲目「A Day Without Me」あたりからちょっとキツくなり始めます。ラストの「The Border」にちょっとだけ救われますが、正直ここらへんは蛇足感の強い曲も少なくないかなと。うん、過去イチ良かっただけに勿体ない。

やっぱり13曲って多すぎなんですよね。アルバムの輪郭がぼやけてしまっている。せっかくダグのサイケ感&ソウルフィーリングを生かした良曲が増えているだけに、それをミドルテンポの退屈な曲で帳消しにしてしまうのだけは本当にいただけない。ジョージのプレイも激しいものからいぶし銀の味わい深いものまでいろいろ楽しめるんだから、作った曲を全部詰め込むんじゃなくてせめて最長10曲まで絞ってほしいな。

それこそ、「A Day Without Me」「Wild Awake」「Shadow Lover」あたりを削って50分前後のアルバムとしてまとめたらこのバンドの評価、もっと上がると思うんだけどねえ。

 


▼KXM『CIRCLE OF DOLLS』
(amazon:日本盤CD / 海外盤CD / MP3

 

続きを読む "KXM『CIRCLE OF DOLLS』(2019)" »

2019年4月10日 (水)

THE END MACHINE『THE END MACHINE』(2019)

DOKKEN〜現LYNCH MOBジョージ・リンチ(G)が、ジェフ・ピルソン(B)、ミック・ブラウン(Dr)という元DOKKEN組と、元LYNCHE MOB〜現WARRANTのロバート・メイソン(Vo)と新たに結成したバンドTHE END MACHINE。彼らのデビューアルバムが2019年3月に発表されました。

ジョージ、ジェフ、ミックの3人は80年代末にDOKKEN離脱後にも一緒にバンドを組むなんて話があったし、それ以降も何度かそういった噂が上がったり実際に動いたこともありました。事実、T & Nは当初この3人で進めていたプロジェクトでしたしね(2012年のアルバム『SLAVE TO THE EMPIRE』ではブライアン・ティッシーが半分くらい叩く結果に)。

そんな3人が2016年のDOKKENオリメン期間限定復活を経て、改めて結成したのがこのバンド。シンガーには先のT & Nのアルバムにも1曲のみ参加していたロバートを迎えたことで、“ちゃんと歌えるシンガーの入ったDOKKEN”を期待したファンも少なくなかったはずです(“ちゃんと歌える”云々は、今のドン・ドッケンに対する嫌味ですが。笑)。

だけど、不安要素もありました。それは、最近のジョージが完全にレイドバックしたスタイルであること。それはギタープレイ然り、作る楽曲然り。マイケル・スウィートSTRYPER)とのSWEET & LYNCHは別として、KXMULTRAPHONIXなんて完全に趣味の域ですからね。もちろんそれらの作品も決して悪くはないのですが、80年代のフラッシーなプレイときらびやかなメロディを持つ楽曲をどうしても期待してしまうオールドファンも少なからずいるわけでして。自分も毎回、上記のような作品に対して「うん、今回も良いんじゃないかな。だけど……」と複雑な気持ちで接してきただけに、今回のTHE END MACHINEにも過剰な期待はせずに接することにしました。

で、いざ触れたこのアルバム。思った以上にDOKKEN路線に近いものの、ロバートが参加したLYNCH MOBの2作目『LYNCH MOB』(1992年)をより大人にした雰囲気……つまり、今のジョージそのもの(笑)な音でした。期待しすぎていなかったぶん、スッと入っていけたし、思っていた以上に楽しめた自分がいました。オープニング「Leap Of Faith」こそミディアムヘヴィの“いつもどおり”な作風でしたが、2曲目「Hold Me Down」や5曲目「Ride It」で若干BPMを上げてくれたのはよかったかなと。それ以外はほぼブルージーなミディアムヘヴィやスローナンバーばかり。全11曲で56分とかなり長尺なのも最近のジョージの作品と同傾向で、すべてを楽しむにはちょっとした覚悟が必要かもしれません(苦笑)。

好きな人はとことん楽しめる、けど80年代の幻影を追い続ける人にはキツい。聴き手のスタンスによって評価が二分する作品かもしれません。実際、80年代というよりは90年代的ですしね。あ、そうか。90年代の再結成DOKKENが好きならちょっとは……楽しめる……かも?

僕は思っていた以上にリピートしているので、意外と気に入っているのかもしれません。若いリスナーにこれがどう響くのかは正直疑問ですし、頭の固いオッサンたちからは駄作扱いされるでしょうけど、それでも自分はこれはこれとして支持したいなと。だって、そこまで悪いアルバムじゃないですしね。

 


▼THE END MACHINE『THE END MACHINE』
(amazon:日本盤CD / 日本盤CD+DVD / 海外盤CD / MP3

続きを読む "THE END MACHINE『THE END MACHINE』(2019)" »

その他のカテゴリー

1963年の作品 1964年の作品 1966年の作品 1967年の作品 1968年の作品 1969年の作品 1970年の作品 1971年の作品 1972年の作品 1973年の作品 1974年の作品 1975年の作品 1976年の作品 1977年の作品 1978年の作品 1979年の作品 1980年の作品 1981年の作品 1982年の作品 1983年の作品 1984年の作品 1985年の作品 1986年の作品 1987年の作品 1988年の作品 1989年の作品 1990年のライブ 1990年の作品 1991年の作品 1992年の作品 1993年の作品 1994年の作品 1995年の作品 1996年の作品 1997年の作品 1998年のライブ 1998年の作品 1999年のライブ 1999年の作品 2000年のライブ 2000年の作品 2001年のライブ 2001年の作品 2002年のライブ 2002年の作品 2003年のライブ 2003年の作品 2004年のライブ 2004年の作品 2005年のライブ 2005年の作品 2006年のライブ 2006年の作品 2007年のライブ 2007年の作品 2008年のライブ 2008年の作品 2009年のライブ 2009年の作品 2010年のライブ 2010年の作品 2011年の作品 2012年のライブ 2012年の作品 2013年のライブ 2013年の作品 2014年の作品 2015年のライブ 2015年の作品 2016年の作品 2017年のライブ 2017年の作品 2018年のライブ 2018年の作品 2019年のライブ 2019年の作品 2020年のライブ 2020年の作品 2021年のライブ 2021年の作品 2022年のライブ 2022年の作品 2023年のライブ 2023年の作品 2024年のライブ 2024年の作品 =LOVE A Day to Remember A New Revenge A Perfect Circle a-ha A.A. Williams AA= AAAMYYY ABBA Abbath AC/DC Acacia Strain, the Accept Ace Frehley Adam Lambert Adrian Younge Aerosmith AFI After the Burial Afterglow Ahab aiko Air (France) AIR (Japan) AKB48 ALAZEA Alcatrazz Alcest Aldious Alexisonfire Alice Cooper Alice in Chains Alicia Keys Allman Brothers Band, the Almighty, the Alter Bridge Altitudes & Attitude Amaranthe American Head Charge American Hi-Fi Amorphis Anaal Nathrakh Anaïs Anchoress, the Anderson .Paak Andrew W.K. Andy Bell Andy Black Andy McCoy Andy Taylor Angel Du$t Angel Witch Angels & Airwaves Angra Animals as Leaders Annihilator Annisokay Anohni ANTHEM Anthrax Anti-Flag Aphex Twin Appice Aqours Arcade Arcadia Arch Echo Arch Enemy Architects Arctic Monkeys Aretha Franklin Arlo Parks Armed, the Armored Saint ARROWS, the Art of Fighting Ash Asia Asian Dub Foundation ASIAN KUNG-FU GENERATION Asking Alexandria asmi At the Drive-In At the Gates Atari Teenage Riot ATATA Atomic Bitchwax, the Atreyu Audioslave August Burns Red Aurora Avalanches, the Avatarium Avenged Sevenfold Avril Lavigne Ayron Jones Azusa B'z Baby Chaos BABYMETAL Babyshambles Backstreet Girls Backyard Babies Bad Company Bad English Bad Moon Rising Bad Omens Badlands BAND-MAID Bang Tango Bangles, the Baroness BAROQUE Basement Jaxx Battle Beast Battles BAZRA BBHF BBM bdrmm Be the Wolf Beach House Beartooth Beastie Boys Beatles, the Beck Behemoth Belle & Sebastian Ben Folds Ben Harper Berlin Bernard Butler Berryz工房 Between the Buried and Me Beyoncé Biff Byford Biffy Clyro Big Brother and the Holding Company Big Scenic Nowhere bigLOVE Billie Eilish Billie Joe Armstrong Billy Corgan Billy F Gibbons Billy Idol Billy Talent BiSH Björk Black Crowes, the Black Earth Black Eyed Peas, the Black Label Society Black Lung Black Midi Black Sabbath Black Star Riders Black Swan Black Veil Brides BLANKEY JET CITY Bleachers Bleed from Within Blessing a Curse Bleu Blind Channel Blind Guardian Blind Melon Blink-182 Bloc Party Blondshell Blood Incantation Blood Orange Bloodywood Blue Murder Blues Pills Bluetones, the Blur Boards of Canada Bodom after Midnight Body Count Bodyslam Bon Iver Bon Jovi BON-BON BLANCO Bones UK Bonobo bonobos BOOM BOOM SATELLITES BOOM, THE Boris Born of Osiris Boston Boston Manor BOWWOW Boxer Rebellion, the Boy George BOYNEXTDOOR BOØWY BPMD BRAHMAN brainchild's Brian Eno Brian May Brides of Destruction Brides of Lucifer Bring Me the Horizon Brink, the British Lion Brkn Love Bronx, the Bruce Dickinson Bruce Springsteen Brujeria Bruno Mars Brutal Truth Bryan Adams BTS BUCK-TICK Buckcherry Budderside Buddy Guy Budgie Buffalo Daughter BUGY CRAXONE Bullet for My Valentine Bulletboys Bullets and Octane BUMP OF CHICKEN Buono! Burn the Priest Burning Witches Bury Tomorrow Bush Butch Walker Butcher Babies Cacoy Caesars Caliban callme Can't Swim Candlemass Candy Cane Hill Cannbal Corpse Capra Carcass CAROL Caroline Polachek Cars, the Catatonia Cathedral Cats in Boots Cavalera Conspiracy Cave in Celeste Chamber Charlatans, the Charlie Benante Charlie Sexton Cheap Trick chelmico Chelsea Wolfe Chemical Brothers, the Chic Children of Bodom Chip Z'nuff Chk Chk Chk (!!!) Chris Cornell Chris Poland Christina Aguilera Chrome Division Chthonic Chuck Berry Chvrches Cibo Matto Cigarettes After Sex Cinderella Circa Waves Clam Abuse Clash, the Classless Act Cleanbreak Click Five, the Clutch CO-FUSION Cocco Code Orange Coheed and Cambria Colbie Caillat Coldplay coldrain Comeback Kid Compilation Album COMPLEX Confusion Master Converge Corey Taylor Cornelius Cornershop Corrosion of Conformity Counterparts Courteeners, the Courtney Barnett Courtney Love Coverdale・Page Covet Cozy Powell CQ Cradle of Filth Crashdïet Crazy Lixx Cream Creature Creature Creed Creeper Cribs, the Crosses (✝✝✝) Crossfaith Crown the Empire Crown, the Cry of Love Cryptopsy Crystal Lake Cult, the Culture Club Cure, the Cutting Crew CYaRon! Cybernauts Cyhra Cymbals Cynic D'Angelo D'ERLANGER D-A-D D.A.N. Dachambo Daft Punk Damageplan Damn Yankees Damned Things, the Damned, the Damon Albarn Dance Gavin Dance Danger Danger Danko Jones Danny Elfman Danzig Dark Tranquillity Darkness, the Dashboard Confessional DATE COURSE PENTAGON ROYAL GARDEN DATS Datsuns, the Daughtry Dave Gahan Dave Lombardo David Bowie David Coverdale David Ellefson David Lee Roth David Sylvian Dead by April Dead by Sunrise Dead Cross Dead Daisies, the DEAD END Dead Kennedys Deafheaven Death Angel Death of Lovers Debbie Gibson DECAYS Deckard Dee Snider Deep Purple Def Leppard DEF.DIVA Deftones delofamilia Delorean Demolition 23. Departure, the Depeche Mode Deraps Derek Sherinian Desmond Child Destruction detroit7 Devil Wears Prada, the Devin Townsend Project Diamond Head DIAMOND☆YUKAI Diffuser Dillinger Escape Plan, the Dimmu Borgir Dinosaur Jr. Dio DIR EN GREY Dirty Honey Dirty Pretty Things Dirty Shirley Distillers, the Disturbed Dizzy Mizz Lizzy DMBQ Dogs D'Amour, the Dogs Die in Hot Cars Dokken Don Broco Don Dokken Donavon Frankenreiter Donnie Vie Doors, the Dorothy Down Down 'n' Outz downset. downy Dr. Feelgood Dragon Ash DragonForce Dream Theater Dream Widow Dreamboy Dreams Come True Dregen Drug Church DRY & HEAVY Dry Cleaning Dub War Duff McKagan Duran Duran Durbin DUST'N'BONEZ, THE Dweezil Zappa DYGL Dynazty Earthshaker eastern youth Echo & the Bunnymen Eclipse Eddie Vedder EGO-WRAPPIN' ELECTRAGLIDE Electric Century Electric Light Orchestra Electric Pyramid Electric Six ELLEGARDEN Elliott Smith Elton John Elvis Presley Eminem Emma Ruth Rundle Emperor Empire State Bastard Employed to Serve En Minor End Machine, the ENDRECHERI Enforcer Enter Shikari Entombed Enuff Z' Nuff Eric Clapton Eric Martin Erra Erykah Badu Eskimo Callboy Europe Eurythmics Evanescence Eve Every Time I Die Evil Stig Evile Ex: Re Exodus Explosions in the Sky Extreme Eyehategod E・Z・O Faceless, the Fair Warning Fairground Attraction Faith No More Falco Fall of Troy, the Fall Out Boy Faster Pussycat Fatboy Slim Fate Fates Warning Father John Misty Faye Webster Fear Factory Fear, and Loathing in Las Vegas Feeder Feeling, the Fever 333, the Fight Filter Finch Firehouse Firestarter Firewind Firstborne Fit for a King Five Finger Death Punch FKA Twigs Flaming Lips, the Flashcubes Flatbacker Fleetwood Mac Flotsam and Jetsam Flying Colors Flyleaf FM Foi Fontaines D.C. Foo Fighters Foreigner Fountains of Wayne fra-foa Francis Dunnery Frank Black Frank Turner Frankie Goes to Hollywood Franz Ferdinand Freddie Mercury Free Frost* Fudge Tunnel Fugees, the FUJI ROCK FESTIVAL Funeral for a Friend Futureshock Fuzzbubble G. Love Gabriels GALNERYUS Gamma Ray Garbage Garth Brooks Gary Moore GASTUNK Gatecreeper Gathering, the Gaupa Gene Simmons Genesis George Harrison George Lynch George Michael Georgia Satellites, the Get Up Kids, the GHEEE Ghost Ghost Inside, the Ghost Iris Ghostemane Ghostkid Gilby Clarke Gin Blossoms Ginger Wildheart Gits, the Giuda Glass Tiger Glassjaw GLAY Glenn Hughes GLIM SPANKY Go Ahead and Die GO!GO!7188 God is an Astronaut Godsmack Godspeed GOING STEADY GOING UNDER GROUND Gojira Goldie Lookin Chain Gorillaz Gotthard Graham Bonnet Grapevine Graupel GREAT ADVENTURE Great White Green Day Greg Puciato Greta Van Fleet Grey Daze Greyhaven Grimes GTR Guilty Kiss Gun Guns n' Roses H.E.A.T H.E.R.O. H.P. オールスターズ Hacktivist Halestorm Halford Halsey Hammer King Hanoi Rocks Hanson Harakiri for the Sky Hardcore Superstar Hardline Harem Scarem HARISS Harry Styles Hatebreed Haunted, the HAWAIIAN6 Hayley Williams HEAD PHONES PRESIDENT Health Heart Heartbreakers, the HEATWAVE Heaven & Hell Heaven Shall Burn Hell Freezes Over Hellacopters, the HELLO WORKS, THE Hellogoodbye Helloween Hellyeah Helmet HER NAME IN BLOOD Hermann H. & The Pacemakers Heroes and Monsters HEY-SMITH Hi-STANDARD hide HIGH and MIGHTY COLOR HIGH-LOWS, THE Higher Power HIM Hives, the Ho99o9 Hole Hollywood Rose Hollywood Vampires Honeycrack HoneyWorks Honne Hoobastank House of Lords Hu, the Huaska Hudson Mohawke Hurricane Hurricane #1 HUSKING BEE Hypocrisy I Mother Earth I Prevail I See Stars Ian Hunter Ibaraki Ice Nine Kills Iggy Pop Ihsahn Imminence Impellitteri Imperial State Electric In Flames In the Soup In This Moment Incubus Indianhead Infectious Grooves Inhaler INI INORAN Inter Arma International Noise Conspiracy, the Inxs Iron Maiden Issues It Bites Ithaca Izzy Stradlin J Jack Johnson Jack White Jaded Hearts Club, the Jake Bugg James Bay James Brown James Dean Bradfield James LaBrie Jamie XX Jamila Woods Jane's Addiction Janet Jackson Janis Joplin Japan Jeevas, the Jeff Beck Jeff Beck Group Jeff Buckley Jeff Healey Band, the Jeff Wootton Jellyfish Jerry Cantrell Jerusalem Slim Jessie Buckley Jesus & Mary Chain, the Jesus Jones Jet Jetboy Jim Steinman Jimi Hendrix Jimmy Eat World Jimmy Page Jimmy Page / Robert Plant Jinjer Joan Jett & the Blackhearts Joe Lean & the Jing Jang Jong Joe Lynn Turner Joe Perry Joe Satriani Joe Strummer & the Mescaleros Joel Hoekstra's 13 John Corabi John Diva & The Rockets of Love John Frusciante John Lennon John Mayer John Mellencamp John Sykes Johnny Thunders Johnny Winter Jomi Massage Jon Bon Jovi Jon Spencer Blues Explosion, the Jonathan Davis Josh Todd Josh Todd & the Conflict Joss Stone JOUJOUKA Journey Joy Division Judas Priest JUN SKY WALKER(S) Juno Reactor Jurassic 5 Justice Justin Timberlake JYOCHO Kaato Kadavar Kamasi Washington Kanye West Kaonashi Kasabian Katatonia Katmandu Keane Keith Richards Kelela Kelly Osbourne KEMURI Ken Yokoyama Kendrick Lamar Kenny Loggins KENZI & THE TRIPS Kerry King Khemmis Kid Laroi, the Kiko Loureiro Killer be Killed Killers, the Killing Joke Killswitch Engage King 810 King Crimson King Gizzard & the Lizard Wizard King Woman King's X Kingdom Come KinKi Kids Kirk Hammett KISS Kissin' Dynamite Kittie Kix KK's Priest Klan Aileen KLF, the Knack, the Knocked Loose KOOK Kooks, the Korn Korpiklaani Kottonmouth Kings Kraftwerk Kreator Kula Shaker Kurt Cobain Kurt Vile Kvelertak KXM Kylie Minogue Kyuss L'Arc-en-Ciel L.A.Guns La'cryma Christi LA-PPISCH Lacuna Coil Lady Gaga Lamb of God Landmvrks Last Days of April Laufey Led Zeppelin Lemon Twigs, the Lemonheads, the Lenny Kravitz Leprous Liam Gallagher Libertines, the Liella! Light the Torch Like a Storm Lil Uzi Vert Lily Allen Limp Bizkit Lindemann Lingua Ignota Linkin Park Lion Liquid Tension Experiment LiSA Lita Ford Little Angels Little Caesar Little Glee Monster Liturgy Living Colour Local Band, the Lock Up Lonerider Lordi Lords of Black LOST IN TIME Lotus Eater Lou Reed LOUD PARK LoudLion Loudness Love and Death LOVE PSYCHEDELICO LOVEBITES Loverboy LOW IQ 01 Luby Sparks Lucer Lucifer Lullacry LUNA SEA Lurking Fear, the Lynch Mob Lynyrd Skynyrd lyrical school M/A/R/R/S Machine Gun Kelly Machine Head Mad Capsule Markets, the Mad Season Madball Madonna Magic Numbers, the Maison book girl Mamiffer Mammoth Mammoth Mammoth WVH MAN WITH A MISSION Man, the Mando Diao Manic Eden Manic Street Preachers Manowar Mansun Mantar Marillion Marilyn Manson Mark Morton Mark Slaughter Marmozets Maroon 5 Mars Electric Mars Volta, the Marty Friedman Marvelous 3 Massive Attack Mastodon Matchbox Twenty Matt Bellamy Matt Cameron Matthew Sweet Mayhem McAuley Schenker Group MD.45 Mdou Moctar Meat Loaf Meathook Seed Megadeth MELTONE Melvins Mercury Rev Meshuggah Metal Church Metallica METALVERSE Methods of Mayhem Mew Michael Jackson Michael Monroe Michael Schenker Michael Schenker Fest Michael Schenker Group Michael Sweet Mick Jagger Mick Mars Mick Ronson Midnight Bankrobbers Midnite City Mighty Mighty Bosstones, the Migos mihimaru GT Mike Shinoda Ministry Mission, the Mitski MIYAVI MO'SOME TONEBENDER Moby MODS, THE Mogwai Mondo Generator Mondo Grosso Monkees, the MONO NO AWARE MONOEYES Monster Magnet Mooney Suzuki, the Mordred Morrie Mother Love Bone Motley Crue Motorhead Mott the Hoople Mountain Mouse on Mars Mr. Big Mr. Bungle Mr. Mister Mr.Children Mrs. Piss MUCC Mudhoney Mudvayne Muse Music, the Mutation My Bloody Valentine My Chemical Romance My Darkest Days My Dying Bride My Little Lover Myles Kennedy Myrkur Måneskin Møl Nailbomb NAMBA69 Nancy Wilson Napalm Death Nashville Pussy Nelly Nelson NEMOPHILA Nervosa Neurotic Outsiders Neve New Order New Years Day New York Dolls NewJeans NEWS Newsted NGT48 Nicke Borg Homeland Nickelback Night Ranger Nightwish Nile Nine Black Alps Nine Inch Nails Nirvana NiziU Noel Gallagher's High Flying Birds NoisyCell NOT WONK Nothing Nothing But Thieves nothing, nowhere. Nova Twins NOVEMBERS, THE Nuclear Valdez O.P.KING Oasis Obituary Oblivion Dust Obscura Ocean Colour Scene Ocean, the OCEANLANE Octavision Of Mice & Men Offspring, the OGRE YOU ASSHOLE Oingo Boingo Olivia Rodrigo ONE OK ROCK Oneohtrix Point Never Opeth ORANGE RANGE Oranssi Pazuzu Orbital Ordinary Boys, the Orgy Orianthi ORIGINAL LOVE Our Hollow, Our Home Out of This World Outkast Outrage Overkill Ozzy Osbourne Palace Palaye Royale Paledusk PALEDUSK Pallbearer Panic! at the Disco Pantera Papa Roach Paradise Lost Paradox Paramore Parkway Drive PassCode Patti Smith Paul Draper Paul Gilbert Paul McCartney Paul Rodgers Paul Stanley Paul Weller PE'Z Peach sugar snow PEALOUT Pearl Jam PENPALS Perfume Periphery PERSONZ Pet Shop Boys Peter Gabriel Phantom Excaliver Phantom Planet Phil Campbell and the Bastard Sons Phish Pig Destroyer pillows, the Pink Cream 69 Pink Floyd Pixies Placebo Plastic Tree Playmates, the Poison Polaris (Australia) Polaris (Japan) Police, the polly Polyphonic Spree, the POLYSICS Pop Evil Poppy Porcupine Tree Portishead Power Station, the Power Trip Powerman 5000 Praying Mantis Predators, the Pretty Boy Floyd Pretty Maids Pretty Reckless, the Pride & Glory Primal Scream Primus Prince Privates, the Probot Prodigy, the Prong Protest the Hero Public Enemy PUFFY Pulp PUNPEE pupa Pvris Qemists, the Queen Queen + Adam Lambert Queens of the Stone Age Queensryche Quicksand Quiet Riot Quireboys, the R.E.M. Raconteurs, the Radiohead RADWIMPS Rage against the Machine Raging Speedhorn Rainbow RAISE A SUILEN Rammstein Ramones RAMRIDER Rancid Randy Rhoads Rapture, the RAREDRUG Rasmus, the Ratt Raven RCサクセション Reckless Love Red Dragon Cartel Red Hot Chili Peppers Red Warriors Reef Refused Revolution Saints Rex Brown RHYMESTER Richie Kotzen Richie Sambora Ricky Warwick Ride Rina Sawayama Riot Riot V RIP SLYME Rise of the Northstar Rival Sons Riverdogs RIZE Rob Zombie Robert Palmer Robert Plant Rock City Angels ROCK IN JAPAN FESTIVAL Rock Star Supernova ROCKBOTTOM Rocket from the Crypt Rod Stewart Roger Daltrey Rolling Stones Rolo Tomassi ROMANS RON RON CLOU Ronnie Atkins Ronnie Wood Rooster ROOSTERS, THE Roselia ROSSO Rough Cutt ROVO Roxy Blue Roxy Music Royal Blood Royal Republic RSO Run D.M.C. Rush Russian Circles Ryan Adams Sabaton Sacred Reich Sads Saigon Kick Saint Snow Saint Vitus Salems Lott Sam Smith Samantha's Favourite Sami Yaffa Sammy Hagar Santa Cruz Santana Saosin Savages Savatage Saxon SBK Scissor Sisters Scorpions Scott Weiland Scour Screaming Soul Hill Sean Lennon Sebastian Bach Secret Machines SeeYouSpaceCowboy SEKAI NO OWARI Selfish Cunt Senses Fail Septic Tank Sepultura Serj Tankian Sevendust SEX MACHINEGUNS Sex Pistols Shadow King Shadows Fall Shark Island Sharon Van Etten Sharptooth Sheryl Crow Shinedown Shinning Shobaleader One showmore Siamese Sick of it all Sigh Sigue Sigue Sputnik Sigur Rós Silver Ginger 5 Silverstein Silvertide Simple Minds Simply Red SION Sixty-Eight Sixx:A.M. SKE48 SKETCH SHOW Skid Row Skillet skillkills Skills Skin Skindred Skunk Anansie Slash Slash's Snakepit Slaughter Slaughter to Prevail Slaves (US) Slayer Sleep Sleep Token Sleeping with Sirens sleepyhead Slipknot Sloan Slowdive SLY Smashing Pumpkins Smith/Kotzen Smiths, the smorgas SNAKE HIP SHAKES Sneeze Snow Patrol Snuts, the Sodom Soen SOFT BALLET Soft Cell Soilwork Sonics, the Sons of Apollo Sons of Texas SOPHIA sora tob sakana Soul Asylum Soul Flower Union Soul Glo Soulfly Soulsavers Soulwax Soundgarden South Spaghetti Vabune! Sparta Sparta Locals Spiritbox Spiritual Beggars Spiritualized Spoon Squarepusher SR-71 St. Vincent STALIN, THE Starcrawler Starmen Starset Static-X Steel Panther Steelheart Stella Donnelly Stenfors Stephen Pearcy Stereophonics Steriogram Steve Conte Steve Jones Steve Perry Steve Stevens Steve Vai Steve Whiteman Steve Winwood Steven Tyler Steven Wilson Stevie Salas Stevie Wonder Stick to Your Guns Stills, the Sting Stone Roses, the Stone Sour Stone Temple Pilots Stooges, the Stormtroopers of Death Strapping Young Lad Stratovarius StringerBessant Strokes, the Struts, the Stryper Strypes, the STU48 Style Council, the Styx Suede SuG Suicidal Tendencies Suicide Silence Sum 41 SUMMER SONIC Sunbomb SUPER BEAVER SUPER BUTTER DOG Super Furry Animals Super$hit 666 Superchunk Supergrass SUPERSNAZZ Survive Survivor Suspended 4th Sweet Sweet & Lynch Sweet Oblivion Swervedriver Switchfoot Syrup16g System of a Down Szuters, the T. Rex t.A.T.u. Taking Back Sunday Talas Tame Impala Tank task have fun Taylor Swift Tea Party, the Team Sleep Tears for Fears Tears, the Teenage Fanclub Television Temple of the Dog Temples TENDRE Terence Trent D'Arby Terrorizer Terrorvision Tesla Tesseract Testament THEE MICHELLE GUN ELEPHANT Them Crooked Vultures Therapy? THE冠 Thin Lizzy Thirteen Senses Thirty Seconds to Mars Thou Three Days Grace Thunder Thundercat Thundermother Thunderpussy Thy Art is Murder Times of Grace Tin Machine Tinted Windows TMG TNT To Kill Achilles Toad the Wet Sprocket Todos Tus Muertos Tokyo Dragons Tokyo Motor Fist TOKYO ZAWINUL BACH Tom Keifer Tom Misch Tom Morello Tomahawk Tommy Lee Tommy's Rocktrip Tony MacAlpine Tony Martin Tool Toro Y Moi Torres Tortoise Toto Touché Amoré Towers of London Traening Train Trapped Under Ice Travis Treatment, the TREEBERRYS Tribulation TRICERATOPS Trivium Trixter Turbulence Turmion Kätilöt Turnstile Twenty One Pilots Twisted Sister Two (2wo) Two Door Cinema Club Two Lone Swordsmen Tycho Tygers of Pan Tang Tyketto U.D.O. U2 UA UFO Ugly Kid Joe Ultraphonix Ultraísta Umbra Vitae Underoath Underworld Unearth United Unkle Uriah Heep Used, the UVERworld Vader Vain Van Halen Vandenberg Vandenberg's Moonkings Veil of Maya Velvet Revolver Venom Venom Prison Verve, the Vexed Vibrators, the Vicious Rumors Vince Neil Vinnie Vincent Invasion Violette Wautier Vivian Campbell Vixen Voivod Vola Volbeat Volumes VOW WOW VV (Ville Valo) w-inds. W.A.S.P. Wage War Waltari WANIMA Wardruna Wargasm (UK) Warrant Warrior Soul Waterparks Wavves Wear Your Wounds Weeknd, the Weezer Wet Leg Wham! Wheatus While She Sleeps White Lion White Stones White Stripes, the Whitechapel Whitesnake Who, the Wig Wam Wildhearts, the Wilko Johnson Willard, the Willow Winery Dogs, the Winger Wings Witch Witherfall Within Temptation Wombats, the Wrench W(ダブルユー) X JAPAN XG Xibalba Y&T Yeah Yeah Yeahs Year of the Knife Yellow Magic Orchestra YELLOW MONKEY, THE Yes Yngwie Malmsteen YO-KING Yo-Yo's, the YOASOBI Yonaka You Me at Six YUKI Yumi Zouma Yungblud Yves Tumor Zakk Sabbath Zakk Wylde ZAZEN BOYS Zeal & Ardor Zeppet Store ZIGGY ZYX ZZ Top ×ジャパリ団 μ's ℃-ute →Pia-no-jaC← 「100番勝負」 「10年前」 「1年のまとめ」 「20年前」 「AIN'T IT FUN」 「CCCD」 「DJ / イベント出演」 「R.I.P.」 「アクセスランキング」 「アンケート」 「ゾ」 「ネットラジオ」 「フェス」 「仕事紹介」 「再結成」 「分析ネタ」 「平成の30枚」 「私的ベスト10」 「記事一覧」 「音楽配信」 あぁ! おとぎ話 からあげ姉妹 くるり こぶしファクトリー すかんち どうぶつビスケッツ×PPP ぼくのりりっくのぼうよみ ももいろクローバーZ ゆず ゆらゆら帝国 アイドルネッサンス アンジュルム イヤホンズ インビシブルマンズデスベッド ウマ娘 ウルフルズ エイプリルズ エレファントカシマシ カントリー娘。 カントリー娘。に石川梨華(モーニング娘。) カントリー娘。に紺野と藤本(モーニング娘。) カーネーション キタニタツヤ キュウソネコカミ キリンジ ギターウルフ クマリデパート クラムボン クリープハイプ クレイジーケンバンド グループ魂 ゲスの極み乙女。 コンタクト サザンオールスターズ サバシスター サンボマスター サ上と中江 ザ・クロマニヨンズ スカート スガ シカオ スタァライト九九組 スチャダラパー ストレイテナー スネオヘアー スピッツ スーパーカー ソニン タンポポ チャットモンチー トリプルファイヤー ドレスコーズ ナンバーガール ニューロティカ ハナレグミ ハロー!プロジェクト ヒプノシスマイク ピーズ, The フィッシュマンズ フィロソフィーのダンス フジファブリック フラワーカンパニーズ フランシュシュ プッチモニ マキシマム ザ ホルモン ミドリ ミニモニ。 ムーンライダーズ メロン記念日 モーニング娘。 モーニング娘。おとめ組 モーニング娘。さくら組 ユニコーン ラストアイドル ラブライブ! ラブリーサマーちゃん レミオロメン ロッカーズ ロマンポルシェ。 三浦大知 中島美嘉 中村一義 中村佳穂 中澤裕子 乃木坂46 乃紫 乙女新党 人間椅子 伊藤美来 佐野元春 八代亜紀 凛として時雨 加藤いづみ 勝手にしやがれ 原田知世 吉井和哉 吉川晃司 和田彩花 坂本真綾 堂島孝平 夢眠ねむ 大塚愛 大槻ケンヂ 大江慎也 太陽とシスコムーン(T&Cボンバー) 奥田民生 奮酉 女王蜂 如月レオン 宇多田ヒカル 安倍なつみ 安全地帯 寺嶋由芙 小沢健二 小泉今日子 尾崎豊 岡村靖幸 岡村靖幸と石野卓球 左とん平 市井紗耶香 布袋寅泰 平井堅 後浦なつみ 後藤真希 忌野清志郎 怒髪天 惑星 折坂悠太 押尾コータロー 推定少女 揺らぎ 斉藤和義 斉藤壮馬 新垣結衣 日向坂46(けやき坂46) 日暮愛葉 星井七瀬 星屑スキャット 星野みちる 星野源 春ねむり 暴動クラブ 曽我部恵一 月島きらり starring 久住小春(モーニング娘。) 有村竜太郎 朝霧 Jam 木村カエラ 東京スカパラダイスオーケストラ 東京事変 東京女子流 松浦亜弥 松田聖子 柴田淳 桑田佳祐 森七菜 森重樹一 椎名林檎 椿屋四重奏 楠木ともり 櫻坂46(欅坂46) 氣志團 水曜日のカンパネラ 水瀬いのり 氷室京介 永井ルイ 沢田研二 浅井健一 浜崎あゆみ 浜田麻里 渋さ知らズ 片平里菜 玉置成実 玉置浩二 田中フミヤ 真心ブラザーズ 矢口真里 石川梨華 砂原良徳 私立恵比寿中学 筋肉少女帯 米津玄師 結束バンド 絢香 羅針盤 美勇伝 花冷え。 菊地成孔 藤本美貴 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 道重さゆみ 遠藤ミチロウ 金子ノブアキ 銀杏BOYZ 阿部真央 陰陽座 離婚伝説 電気グルーヴ 鞘師里保 頭脳警察 飯田圭織 齋藤飛鳥 10-FEET 1975, the 2 Many DJ's 22-20s 22/7 3 Colours Red 3 Doors Down 3rd Secret 3776 44MAGNUM 54-71 9mm Parabellum Bullet

カテゴリー