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2025年7月 6日 (日)

BLACK SABBATH / OZZY OSBOURNE: BACK TO THE BEGINNING(2025年7月5日)

Bttb オジー・オズボーンのステージを最初に観たのは、1991年10月の“引退”ツアー@日本武道館。ちょうどアルバム『NO MORE TEARS』をリリースした直後で、この日本公演から最後のワールドツアーが始まったんですよね。なので、自分にとってこれが最初で最後のオジーになる予定でした。あの時点でオジー42歳。今ならメタルをするには全然若いんですけどね。

で、その後に関してはご存知のとおり。最後の来日は2015年11月の『Ozzfest Japan 2015』になるのか。その2年前の『Ozzfest Japan 2013』BLACK SABBATHでの来日でしたしね。2015年秋は自身がメニエール病の影響で大きな音を浴びることを避ける生活をしていたのですが、無理をして最後のオジーのステージに間に合うように会場へ向かい、かなり後方から無理せぬスタンスで観覧したことを覚えています。

あれから10年。ついにオジーがステージから引退する日が来ました。しかも、ビル・ワード(Dr)を欠いた形でうやむやなうちに終幕したBLACK SABBATHもオリジナル編成で最後のステージを行う。そんな彼らを見送るように、ハードロック/ヘヴィメタル界隈の重鎮/レジェンドたちが一堂に会しする特別なイベントが7月5日、イギリスで行われる。そりゃ行きたかったですよ。チケットも取ろうかと思いましたよ。けど、現実的(仕事的)に無理なのはわかっていたので泣く泣く断念。

そうしたら、配信でも日本から観られることが発覚。ライブ自体は2時間のディレイが発生するものの、日本時間23時から約10時間にわたりほぼノーカットで夢のような“饗宴”を目撃することができ、しかもアーカイヴとして48時間残るので、無理して夜更かしすることもなく最後まで楽しめました。

以下の簡単な観覧メモは、この歴史的イベントを記録に残しておくためのもの。後日映像作品としてリリースされるかもしれないけど、それはそれ。単なる自己満足です(昨年秋以降のレポもまだちゃんとまとめてないのに、これだけ先に公開するというのもどうなのかと)。

目次
MASTODON
RIVAL SONS
ANTHRAX
HALESTORM
LAMB OF GOD
SUPERGROUP A
JACK BLACK, ROMAN MORELLO, REVEL IAN
ALICE IN CHAINS
GOJIRA
DRUM OFF
SUPERGROUP B
PANTERA
TOOL
SLAYER
FRED DURST (LIMP BIZKIT)
GUNS N' ROSES
METALLICA
OZZY OSBOURNE
BLACK SABBATH

 

MASTODON
主要メンバーのひとりブレント・ハインズ(G, Vo)が今年脱退して、新体制でのステージ。正直ブレントの離脱はかなり痛いと思うのですが、この日披露された3曲を観る限りではなんとかやれそうな予感。といっても、自身のオリジナル曲は2曲のみでしたから、ちゃんとした判断は難しいところですが。最後にサバス「Supernaut」カバーは予想外の選曲。途中からダニー・ケアリー(TOOL)、マリオ・デュプランティエ(GOJIRA)、そしてエロイ・カサグランデ(SLIPKNOT、ex. SEPULTURA)というドラマー3名が加わり、かなりパーカッシヴなアレンジで独自性を打ち出していました。うん、良き良き。

セットリスト
1. Black Tongue
2. Blood And Thunder
3. Supernaut

 

RIVAL SONS
個人的には好きなバンドだったけど今回バンド単体で出演する中ではもっとも人気も知名度も低いような気がするし、彼らはどちらかといえばLED ZEPPELIN寄りなのかなと思ったけど、この日演奏したオリジナル曲とサバス「Electric Funeral」カバーの相性も悪くなく、これはこれでアリだったな。

セットリスト
1. Do Your Worst
2. Electric Funeral
3. Secret

 

ANTHRAX
表に「Sabbath Bloody Anthrax」、裏に「666」とサバスにおける各パートのメンバー名が記載されたお揃いのTシャツ姿で登場した彼らは、いきなり「Indians」で自分たちらしいペースで空間を作り込んでいく。持ち時間15分と決して長くはない中、しっかりと“War Dance”でのモッシュパートも確保して暴れ放題。2曲目にひたすらヘヴィなサバスカバー「Into The Void」をお見舞いして、たった2曲という潔さでステージを去っていきました。

セットリスト
1. Indians
2. Into The Void

 

HALESTORM
本日唯一の女性アーティストを含むHALESTORM。リジー姐さん(Vo, G)の華やかさと毒々しさがいい感じで伝わるファストチューン「Love Bites (So Do I)」で場の空気を温めると、8月発売の新作からの「Rain Your Blood On Me」を先行披露。ここで新曲か……と思ったものの、これはこれで今日という日にぴったりな選曲なのかな。で、気になるカバーですが……セッション以外では唯一オジーソロから、しかもマニアックな「Perry Maison」という選曲。で、これがリジー姐さんのパワフルボイスにぴったり。実は密かにザック・ワイルド(G)が飛び入りするんじゃないかと思ってたけど、そういったサプライズなしで終了。

セットリスト
1. Love Bites (So Do I)
2. Rain Your Blood On Me
3. Perry Mason

 

LAMB OF GOD
最初に登場したドラマーを見て「あれ、クリス・アドラーじゃない」と気づく。そうか、クリスってだいぶ前に脱退したんだっけ。いきなり「Laid To Rest」から始まるのでテンション上がるも、その後にステージに姿を現したランディ・ブライ(Vo)のビジュアルに衝撃を受ける。なんでこんな“おとっつぁん”姿に……(苦笑)。しかも、線が細いから音のわりに軟弱に見えてしまう。悲しい。けど、音は最高の一言で、「Redneck」含め「まあこの2曲だよね」という選曲にニンマリ。が、その後のサバス「Children Of The Grave」では“歌う”ことに注力するがあまり……うん。シャウトだけで攻めてもよかったんじゃないかな。ランディの風貌と相まって、ちょっとだけずっこけたのはここだけの話。

セットリスト
1. Laid To Rest
2. Redneck
3. Children Of The Grave

 

■SUPERGROUP A
さあ、お待ちかねのセッションタイム! まずはリジー・ヘイル(Vo)、デヴィッド・エレフソン(B/ex. MEGADETH)、ヌーノ・ベッテンコート(G/EXTREME)、ジェイク・E・リー(G/RED DRAGON CARTEL)、マイク・ボーディン(Dr/FAITH NO MORE)、アダム・ウェイクマン(Key)で「The Ultimate Sin」。ジェイク、元気そうでよかったけど、ヌーノのほうが目立ってた気が。にしても、リジー姐さんはこういうパワフルな曲歌うの合ってるね。続く「Shot In The Dark」ではリジー&ヌーノOUT、デヴィッド・ドレイマン(Vo/DISTURBED)IN。ドレイマン、こういう曲意外と合うんだなと再確認。ソロはヌーノがいない分、ジェイクのプレイをしっかり味わえました。

3曲目「Sweet Leaf」はジェイクOUT、ヌーノ&スコット・イアン(G/ANTHRAX)IN。ジュニア(エレフソン)とスコット・イアンが同じ曲を演奏してるの、個人的にグッときた。にしても、ヌーノはメロウな曲もこういうヘヴィな曲もそつなくこなしながら、しっかり自分色に染めていくのさすがですね。4曲目「Believer」はドレイマン、エレフソン&マイクOUT、ウィットフィールド・クレイン(Vo/UGLY KID JOE)、フランク・ベロ(B/ANTHRAX)&スリープ・トーケンII(Dr/SLEEP TOKEN)IN。これまた不思議な組み合わせですが、SLEEP TOKENのドラムがいいグルーヴ生み出してやんの。いいじゃない。そして、最後の「Changes」はウィットフィールド&スコットOUT、ヤングブラッド(Vo)IN。事前告知されていなかったヤングブラッドの登場に会場沸きまくり。ちょうど新作『IDOLS』が全英1位獲得した直後だけに、すごくいいタイミングでしたね。にしても彼、ここまで声量おばけか!ってくらいに全身で歌いまくってたの、カッコよかったな。バックのメンツとの相性も抜群でした。

セットリスト
1. The Ultimate Sin
2. Shot In The Dark
3. Sweet Leaf
4. Believer
5. Changes

 

 

■JACK BLACK, ROMAN MORELLO, REVEL IAN
転換タイミングにステージ上に2人の少年が登場して、そのまま幕間映像へと続くのですが、これがオジーに扮したジャック・ブラック(映画『スクール・オブ・ロック』の人ね)が「Mr. Crowley」を歌うという映像。ギターをトム・モレロ(G/RAGE AGAINST THE MACHINE)の息子ローマン・モレロ、ベースをスコット・イアンの息子レヴェル・イアン、ドラムを日本人ドラマーYOYOKAが担当し、同曲の有名な映像を見事に(かつ大袈裟に)完全再現していました。これぞ完全に『スクール・オブ・ロック』! 面白かった!

セットリスト
1. Mr. Crowley

 

ALICE IN CHAINS
久しぶりにバンドとして動いている姿を観た。ショーン・キニー(Dr)が先日から体調不良でお休みしていましたが、この日は無事ステージ復帰。いきなり「Man In The Box」から始まったけど、配信におけるサウンドミックスが激悪で、ジェリー・カントレル(G, Vo)のボーカル/コーラスが一切聴こえない始末。しかも、続く「Would?」ではジェリーのリードボーカルから始まるのにまったく聴こえない。途中でうっすら聴こえてきた気がするけど、こんなんじゃ彼らの魅力半減。さらに、サバスカバーでは途中で音声がまったく聴こえなくなる大トラブル。途中で復旧したものの、配信組にとってはAICが軽視されているように映っても仕方ないような扱いでした(その後、ガンズ終了後の幕間映像で音声完全版の「Fairies Wear Boots」が再配信されましたが、にしてもねえ?)。

セットリスト
1. Man In The Box
2. Would?
3. Fairies Wear Boots

 

GOJIRA
「Stranded」のオープニングのあのギターの音色を聴いた瞬間、「あ、GOJIRAきた!」とテンション上がる。が、直前のAIC同様ミックスがダメダメで、ボーカルがあまり聞き取れない。加えて、カメラワークもどんどん悪くなっている印象が強くて、早番(笑)があんないい仕事ぶりだっただけに「遅番、なってねえな!」とぼやき始める自分。「さすがにもうパリオリンピックネタは引っ張らないよね」と思ってたら、3曲目「Mea Culpa (Ah! Ça ira!)」では原曲同様にマリナ・ヴィオッテイを連れてきて(あの映像こそなかったものの)完全再現。イギリスでフランス革命の曲やるの、おもろすぎ。で、最後はサバスカバー「Under The Sun」。これは選曲も演奏もよかったな。いつかスタジオ音源出していただきたい。

セットリスト
1. Stranded
2. Silvera
3. Mea Culpa (Ah! Ça ira!)
4. Under The Sun

 

■DRUM OFF
このあたりからセッションパート2に突入。まずは「Drum Off」と称してチャド・スミス(RED HOT CHILI PEPPERS)、ダニー・ケアリー(TOOL)、トラヴィス・バーカー(BLINK-182)のトリプルドラム、ルディ・サーゾ(B/ex. QUIET RIOT)、トム・モレロ(G)、ヌーノ・ベッテンコート(G)という布陣で「Symptom Of The Universe」インストセッション。随所にドラマー3人がソロをぶち込んでくるスリリングな構成は、非常に贅沢でした。

セットリスト
1. Symptom Of The Universe

 

■SUPERGROUP B
続いて本格的なセッションパート再び。ビリー・コーガン(Vo/THE SMASHING PUMPKINS)、トム・モレロ(G)、アダム・ジョーンズ(G/TOOL)、K.K.ダウニング(G/KK'S PRIEST、ex. JUDAS PRIEST)、ルディ・サーゾ(B)、ダニー・ケアリー(Dr)という布陣で何やるかと思えば、いきなりプリースト「Breaking The Law」! 会場大盛り上がりで〈Breaking The Law!〉連呼しやがるし。サバスやオジー以外のカバー、ありなのか。続いて同じメンツでサバス「Snowblind」。前の曲といい、ビリーのボーカル厳し目だけど、トムが“歯ギター”弾いてる後ろではっちゃけてる絵は面白かった(笑)。

3曲目は「Flying High Again」。メンツはサミー・ヘイガー(Vo)、ヌーノ・ベッテンコート(G)、ヴァーノン・リード(G/LIVING COLOUR)、ルディ・サーゾ(B)、チャド・スミス(Dr)、アダム・ウェイクマン(Key)。ステージ上のアメリカ人率の高さとファンクメタル(死語)率の高さといったら……。こういう曲は確かにサミーの歌にも合うし、このメンツで演奏したらなんだか“VAN HAGAR”っぽく聞こえてきますね。で、ヴァーノンとトムが入れ替わってサミーの持ち曲「Rock Candy」(MONTROSEの代表曲)を披露。さすが自身の持ち曲とあって、サミーはさっきよりも歌えてる。カラッとしたアメリカンハードロックがどんより空気のバーミンガムに響き渡る絵、面白い。

5曲目は名曲「Bark At The Moon」。メンツは“Papa V Perpetua”ことトビアス・フォージ(Vo/GHOST)、ヌーノ・ベッテンコート(G)、ヴァーノン・リード(G)、ルディ・サーゾ(B)、トラヴィス・バーカー(Dr)、アダム・ウェイクマン(Key)。てっきりジェイクが弾くもんだと思ってたら、まだまだ体力的に不安定なのでしょうか、ヌーノがジェイクに敬意を表しながらオリジナルに忠実なプレイを見せてくれます。ここではトビアスのボーカルの存在感(やっぱり80'sカバーは彼に合ってる!)とトラヴィスの躍動感の強いドラミングが見どころだったかな。

最後のブロックは想像を超えたセッションが展開。ヌーノ、トム、ルディ、トラヴィスにアンドリュー・ワット(G/著名プロデューサー。オジーの近作をプロデュース)、ロニー・ウッド(G/THE ROLLING STONES)、そしてスティーヴン・タイラー(Vo/AEROSMITH)という布陣で「Train Kept A Rollin'」を披露。もうなんでもありだな(笑)。スティーヴン、ツアーは引退したものの単発ならまだまだ歌えそうですよね。そして、ロニーとトラヴィスが去り、チャドが再度加わって、ラストは「Walk This Way」〜「Whole Lotta Love」というエアロやスティーヴンソロでよくやるメドレー。本当はロバート・プラント(LED ZEPPELIN)を呼びたかったのかな、とか邪推したけど、まあこれはこれでロック/ハードロック/ヘヴィメタルの50年以上に及ぶ歴史の総括としてアリかもしれませんね。

セットリスト
1. Breaking The Law
2. Snowblind
3. Flying High Again
4. Rock Candy
5. Bark At The Moon
6. Train Kept A Rollin'
7. Walk This WayWhole Lotta Love

 

PANTERA
ライブもいよいよ後半戦。さすがにリアルタイムで起きていると眠気が酷かった(苦笑)。印象的なリフレインSEに導かれるようにフィル・アンセルモ(Vo)&レックス・ブラウン(B)のオリメンにザック・ワイルド(G)&チャーリー・ベナンテ(Dr/ANTHRAX)という再集結後お馴染みの4人で「Cowboys From Hell」からライブスタート。あれ……さっきよりさらに音のミックスが酷くなってる……ほぼザックのギターしか聞こえない(笑)。しかもライン直みたいな音の質感だから臨場感皆無で、ザックの粗が目立ってしまう。これは勿体ない。ラストのサバス「Electric Funeral」カバーでなんとかバランスが形になり、ザックの本領発揮と言わんばかりのプレイを楽しむことに集中できましたが、PANTERAとしてのステージを満喫するまでには至らなかったな。彼らはやっぱり生で楽しんでこそなのかもしれない、と実感しました。

セットリスト
1. Cowboys From Hell
2. Walk
3. Planet Caravan
4. Electric Funeral

 

TOOL
明るい中でのTOOLのライブっていうのも新鮮ですが、こうやって観ると皆さん改めて……歳取りましたね。でも、演奏や歌、パフォーマンスはバキバキで「Forty Six & 2」という長尺曲で見事に惹きつけてくれる。かと思えば、サバスカバーは「Hand Of Doom」というマニアックぶりを見せて、こちらもTOOLらしい解釈が加わっていて好印象。その流れから「Ænema」へと続く構成も非常にナチュラルで、“普通の”TOOLのステージとして楽しめました。が、予想通りとはいえ25分で3曲は多いのか、少ないのか(笑)。

セットリスト
1. Forty Six & 2
2. Hand Of Doom
3. Ænema

 

SLAYER
再始動後、初見。全体的に若干テンポがゆっくりめに感じられたけど、それはスピードよりも重さを取ったと良き方向に解釈しました。トム・アラヤ(Vo, B)、全然声出てるじゃん。シャウトも活休前と変わらず。ブランクをまったく感じさせません。持ち時間30分近くということもあって、ここから一気に曲数が増えます(単にTOOLが長尺曲ばかりだったのもあるけど)。SLAYERのサバスカバーは意外な「Wicked World」。トムが珍しくベースを指弾きして、落ち着いたトーンで歌っているのが面白かった。そこからイントロダクションなしで「South Of Heaven」へとつなぐアレンジも絶妙で、さらにこの曲のエンディングから「Wicked World」へと戻る構成もいろいろ考えられててよかった。ラストは「Raining Blood」「Angel Of Death」の力技でダメ押し。まだまだやれるよ。もっとライブ見せてくれ。

セットリスト
1. Disciple
2. War Ensemble
3. Wicked World
4. South Of Heaven 〜 Wicked World
5. Raining Blood
6. Angel Of Death

 

■FRED DURST(LIMP BIZKIT
SLAYERからガンズへの転換時に映像にて。アコギとチェロを携えたアコースティック編成で、1オクターブ下で歌唱。あれだ、「Home Sweet Home」カバーと同じ手法だ。こういう編成でカバーする以上は、会場で披露するよりも収録はベストだったのでしょうね。

セットリスト
1. Changes

 

GUNS N' ROSES
アクセル・ローズ(Vo)、スラッシュ(G)、ダフ・マッケイガン(B)のオリメンに、リチャード・フォータス(G)、新加入のアイザック・カーペンター(Dr)という最小編成でのステージ。いきなりピアノの前に座ったアクセルが、サバス「It's Alright」からステージ開始。これは以前からライブのみで披露してきたから予想がついたけど、その後の「Never Say Die」「Junior's Eyes」「Sabbath Bloody Sabbath」は意外だったな。ま、前者2曲はガンズっぽさが感じられる選曲だったので納得。「Sabbath Bloody Sabbath」はアクセルのシャウトがビシッと決まればカッコいいんだろうけど、今の彼の歌声はファルセット中心だからどうにもソフトになりがち。かつ、この日はイヤモニの影響だろうか、バンドの音と歌がズレまくり。これはいただけなかった。お客さんも地味なサバス曲が続いたせいか、盛り上がりがイマイチのように映ったけど、ラスト2曲の代表曲連発で帳消しに。まあなんにせよ、アクセル御大がとても楽しそうだったのでよかったです(小学生の作文並み感想)。

セットリスト
1. It's Alright
2. Never Say Die
3. Junior's Eyes
4. Sabbath Bloody Sabbath
5. Welcome To The Jungle
6. Paradise City

 

METALLICA
サバス、オジー前の単体出演としてはトリを務めるのは、当然のようにMETALLICA。SEなしでステージに登場すると、「Hole In The Sky」といういかにも彼ららしい選曲からスタート。新作に入っていても違和感ないくらいに馴染んでた。そこから「Creeping Death」で一気にギアが入り、「For Whom The Bell Tolls」と自分たちらしいモードに引き摺り込んでいく流れもさすがの一言。会場の盛り上がり、一体感も(主役であるその後の2組を除けば)この日一番だったように感じました。今回、彼らはもう1曲サバスカバーを用意したのですが、それが「Johnny Blade」という意外な1曲。ガンズといいMETALLICAといい、こういうときにファンが求める初期曲から“外して”くるのが実にらしくていいです。にしても「Johnny Blade」、こうやって聴くといい曲だなという再発見があってよかった。そして「Battery」「Master Of Puppets」の連発でフィニッシュ。ガンズも彼らも最新モードを無理してねじ込まず、この場にいるメタルヘッズが何を求めているかに100%応えているのがさすがでした。

セットリスト
1. Hole In The Sky
2. Creeping Death
3. For Whom The Bell Tolls
4. Johnny Blade
5. Battery
6. Master Of Puppets

 

OZZY OSBOURNE
いよいよメインアクトの時間。恒例となったオープニングSE「Carmina Burana」に乗せて玉座に座ったオジーが床から迫り上がると、会場の熱量も一気に高まる。オジーの「I can't hear you! Are you ready?」を合図に、ライブは「I Don't Know」からスタート。この日のバンドはザック(G)、トミー・クルフェトス(Dr)、アダム・ウェイクマン(Key)に90年代前半を支えたマイク・イネズ(B/ALICE IN CHAINS)という特別編成。ルディ・サーゾやロバート・トゥルヒーヨ(METALLICA)といった歴代ベーシストがいるんだから、彼らでもよかったのにね。もはやカエル跳びもバケツ水掛けも期待できない御年76歳のオジーですが、それでも今できる全力でステージに臨んでくれているその姿に涙が溢れそうになります。時ににこやかに嬉しそうな表情を浮かべるオジーですが、手拍子を促す際の動きがぎこちなかったりと、いろいろパーキンソン病の症状も表れている中、足をバタバタさせ、今にも立ち上がりそうなその動きからは彼の生命力の強さがしっかり伝わります。

選曲的には1st『BLIZZARD OF OZZ』(1980年)から4曲、6th『NO MORE TEARS』(1991年)から1曲と、2大ヒット作収録曲中心。今のオジーが歌える曲、体力的に最後まで維持できそうな曲と考えるとこの5曲でしょうね。いいんです、散々聴きまくって飽きがきそうな楽曲群ですが、オジーが生で歌うこれらの5曲はこの日が最後でしょうから。「Mr. Crowley」や「Mama, I'm Coming Home」では感傷的な気持ちに浸ってしまい、珍しく涙腺が刺激されましたし、特に後者を歌う際のオジーのどこか感極まっている様子にももらい泣きしてしまう始末。会場のお客さんもしっかり泣いてましたもんね……。ラストの「Crazy Train」ではランディ・ローズ(G)の演奏シーンとザックのソロがリンクして、そこでまた涙腺やられる。まさかオジーのライブでこんな気持ちになる日が来るとはね。自分も歳取ったなあ……(遠い目)。

セットリスト
1. I Don't Know
2. Mr. Crowley
3. Suicide Solution
4. Mama, I'm Coming Home
5. Crazy Train

 

BLACK SABBATH
いよいよ宴も終わりの時間です。空もいい感じに暗くなった中、サバスの歴史を紹介するようなドキュメンタリータッチの映像に続いてバンドロゴが浮かび上がる。そして、デビューアルバム『BLACK SABBATH』のイントロダクションともいえる鐘の音と雨音が会場中に響き、続いて無数ものサイレンの音からステー上にオジー、トニー・アイオミ(G)、ギーザー・バトラー(B)、ビル・ワード(Dr)とメンバー4人の姿が浮かび上がり、ライブは「War Pigs」からスタート。オジーはここでも終始玉座に座ったままですが、先ほど同様いい感じにオーディエンスを煽り続けます。ビルのドラムは多少もたり気味でミスヒットも多いものの、このスウィング感あってこそのサバスだと改めて実感させられます。ギーザーはしばらく見ない間に老けまくったなと思うものの、トニーの容姿は10年前となんら変わらず。この4人だからこそ生み出せる極上のグルーヴに乗せて、オリジナルサバスらしい重々しい「War Pigs」が繰り出されていきます。

この4人だからこそのグルーヴがより活きるのが、2曲目「N.I.B.」。シンプルな8ビートのようで微妙に跳ね気味でスウィングするリズムは、このバンドがジャズやブルースの流れを汲んでることが大きいんでしょうね。なので、普通に演奏したらただただ流れていってしまいがちなんですよ(と変に力説)。この日の演奏も実にオリジナルサバスらしいもので、冒頭のギーザーのベースソロからトニーの若干泣き気味のソロ、随所にキメを取り入れながらブレイクするドラム、単調ながらも耳に残るオジーのキャッチーな歌。この曲が収録されたデビューアルバムの時点で、彼らのスタイルはほぼ完成されていたようなものです(そしてこのスタイルはのちにMETALLICAらに引き継がれていく、と)。

3曲目「Iron Man」ではだらしない半裸(笑)のビルがバスドラでリズムを刻む中、トニーの重々しいリフが重なっていく。今まで聴いた中で一番スローで一番ヘヴィな「Iron Man」かもしれないな。どの曲も原曲に忠実なアレンジで、1音1音を4人が大切にしていることが伝わってくる、そんな演奏でした。あと、最後の曲に入る前、オジーが挨拶をするんだけど、ちょっと涙ぐんでたのが印象的でしたね。

BLACK SABBATHおよびオジーの生涯最後のライブで歌われたラストナンバーは「Paranoid」。わー、この曲でもこんな感傷的な気分になるのかと完全に喰らってしまいました。ビルのドラムはボロボロだけど、なぜか今まで聴いた中で一番響く「Paranoid」だった。そしてエンディング。打ち上がる花火を見上げるオジーのシルエットは、すべてやり切ったという満足感よりもどこか寂しげに映りました。

セットリスト
1. War Pigs
2. N.I.B.
3. Iron Man
4. Paranoid

このほか幕間映像にはマリリン・マンソンジョナサン・デイヴィスKORN)、JUDAS PRIEST、シンディ・ローパー、ドリー・パートンなどの著名人からのメッセージも。そういえば、ジョナサンやフレッド・ダーストは告知ポスターに名前が載っていたものの、結局会場には来なかったんですね。直前にキャンセルとなったウルフギャング・ヴァン・ヘイレンのようにいろいろあったのでしょう(察し)。

さて、約10時間にわたる配信をたっぷり観たわけですが(TOOL以降はアーカイブで視聴)……このジャンルにおいて、今後ここまでの規模感のイベントは今後二度とないんじゃないかな、と思わせられるくらいの最終回感濃厚な1日でしたね。きっとMETALLICAあたりが引退するときは、これに匹敵するようなイベントを開けるかもしれないけど、充実度や多くを納得、圧倒させるという点ではこの世代が最後なのかもしれませんね。そういう意味でも、このイベントは「HR/HMのお葬式」のようにも映りました(ちょっとネガティブすぎか)。

その一方で、事前のフォトセッションで重鎮たちが一同に会すした際、ラーズ・ウルリッヒは「まるでヘヴィメタルのサマーキャンプだな!」と嬉々として発言していたのも印象的で。当事者的にはこれくらいポジティブなお祭り感覚なであり、その温度差がリスナー視点とはまた違っているのも面白かったです。

2024年5月30日 (木)

SLASH『ORGY OF THE DAMNED』(2024)

2024年5月17日にリリースされたスラッシュの最新ソロアルバム。日本盤は同年5月22日発売。

近年はGUNS N' ROSESとしてのツアーと並行して、自身のバンド・SLASH FEATURING MYLES KENNEDY & THE CONSPIRATORS名義でのソロ活動を充実させていたスラッシュ。純粋なソロ名義でのアルバムはセルフタイトルの初ソロアルバム『SLASH』(2010年)以来14年ぶり、THE CONSPIRATORSとしてのアルバム『4』(2022年)からは約2年ぶりのスタジオ音源となります。

今作では曲ごとにさまざまなフロントマン(シンガー)をフィーチャーした、『SLASH』に次ぐ内容。ただ、『SLASH』がオリジナル曲で構成されていたのに対し、今作では往年のブルース&ソウルナンバーをカバーしており、スラッシュというミュージシャン/ギタリストの根源にあるものをストレート&ダイレクトに届けるスタイルとなっています。

参加アーティストはクリス・ロビンソン(Vo, Harp/THE BLACK CROWES)、ゲイリー・クラーク・Jr.(Vo, G)、ビリー・F・ギボンズ(Vo, G/ZZ TOP)、クリス・ステイプルトン(Vo)、ドロシー(Vo/DOROTHY)、イギー・ポップ(Vo)、ポール・ロジャース(Vo/ex. FREE、ex. BAD COMPANYなど)、デミ・ロヴァート(Vo)、ブライアン・ジョンソン(Vo/AC/DC)、スティーヴン・タイラー(Harp/AEROSMITH)、タッシュ・ニール(Vo, G)、ベス・ハート(Vo)、ジョニー・グリパリック(B)、マイケル・ジェローム(Dr)、テディ・アンドレアディス(Key)などと、ジャンルの枠を超えた豪華な面々。ポップフィールドにまで幅を利かせているのは、初ソロアルバム『SLASH』同様ですね。その『SLASH』にも重複しての参加はイギー・ポップのみかしら。

選曲はCREAMの名演でお馴染み「Crossroads」をはじめ、「Hoochie Coochie Man」や「Key To The Highway」「Born Under A Bad Sign」「Papa Was A Rolling Stone」など誰もが一度は耳にしたことがある名曲から、FLEETWOOD MACの初期曲「Oh Well」やLED ZEPPELINがパクったことで知られる「Killing Floor」まで、クラシックロックのルーツナンバーが満載。これらの楽曲を原曲の空気感を大切にしつつ、スラッシュがエモーショナルで豪快なギタープレイを思う存分奏でている。また、曲ごとに色の異なるシンガーたちが、地味かつシンプルな原曲の世界に見事に華を添えており、全12曲/約70分と長尺ながらも比較的スルスルと聴き進めることができるはずです。

オープニングを飾るクリス・ロビンソン節炸裂の「The Pusher」を筆頭に、とにかくどの曲もボーカリストのカラーとスラッシュの(時に手癖に頼りつつ、時にはそこから逸脱した)エネルギッシュなギタープレイが印象的。中でも、イギー・ポップをフィーチャーした「Awful Dream」と、こういうオムニバス作品にソロで参加するのは比較的珍しいブライアン・ジョンソン参加の「Killing Floor」(しかもハープはスティーヴン・タイラー)、デミ・ロバートの色香漂うボーカルとスラッシュのマウスワウがスリリングさを醸し出す「Papa Was A Rolling Stone」は個人的にもお気に入りです。

ラスト12曲目には本作で唯一のオリジナル曲「Metal Chestnut」も用意。こちらはインストナンバーなので、アルバム本編の余韻を増幅されるようなエンドロール的役割でもあるのかな。

随所にスリリングさをはらみつつも、全体としてはリラックスモードで楽しめる本作。THE CONSPIRATORSとしてのアルバム『4』で円熟みを増し始めたスラッシュのギタープレイが、ここでさらに深まっていることに気づかされるはずです。

 


▼SLASH『ORGY OF THE DAMNED』
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2023年1月12日 (木)

IGGY POP『EVERY LOSER』(2023)

2023年1月6日にリリースされたイギー・ポップの19thアルバム。日本盤は同年1月18日発売予定。

前作『FREE』(2019年)から3年4ヶ月ぶりの新作。Atlantic Recordsが新設した傘下レーベル・Gold Tooth Recordsへの移籍第1弾アルバムとなり、プロデューサーにも若手のアンドリュー・ワット(オジー・オズボーン、ポスト・マローン、ジャスティン・ビーバーなど)を迎えるなど心機一転の1枚に仕上がっています。

レコーディングにはアンドリューがギターのベーシックトラックで参加したほか、ダフ・マッケイガン(B/GUNS N' ROSES)&チャド・スミス(Dr/RED HOT CHILI PEPPERS)というオジーの近作でもプレイしたリズム隊やジョシュ・クリングホッファー(G/ex. RED HOT CHILI PEPPERS)、ストーン・ゴッサード(G/PEARL JAM)、デイヴ・ナヴァロ(G/JANE'S ADDICTION)、エリック・エイヴリー(B/JANE'S ADDICTION)、クリス・チェイニー(B/ex. JANE'S ADDICTIONなど)、トラヴィス・バーカー(Dr/BLINK-182)、テイラー・ホーキンス(Dr, Piano/FOO FIGHTERS)といった、これぞ“イギー・ポップ・チルドレン”と言わんばかりの精鋭が顔を揃えています。

近年は生々しいガレージロックと穏やかなジャズ/ブルース的作品をほぼ交互に発表してきたイギー。前作『FREE』が後者寄りの作品だったこともあり、続く今作は再びエネルギッシュなパンクロックが期待されるところですが、その期待を大きく上回る内容に仕上がっています。といっても、全曲パンクロック/ガレージロックで固められているわけではなく、むしろイギーのソロキャリアの原点である『THE IDIOT』(1977年)『LUST FOR LIFE』(1977年)、80年代半ばに本格的復活を果たした『BLAH-BLAH-BLAH』(1986年)あたり、そして90年代以降のハードロック的なテイスト、さらにはTHE STOOGES時代をも網羅したキャリア総括的な作風。なもんですから、悪いわけがない。

オープニングを飾る「Frenzy」や「Day Rip Off」のようなパブリックイメージどおりのガレージロックで華やかさを演出しつつも、初期のニューウェイヴ的色合いを見せるミディアムチューン「Strung Out Johnny」、低音域でアダルトさを醸し出すバラード「Morning Show」など、多彩さに満ちた内容は聴き手をまったく飽きさせることがありません。かと思えば、ジャズ/ブルース路線を彷彿とさせる1分前後のインタールード「The News For Andy」では、イギーのナレーションのようなボーカルワークも楽しめる。そこから「Neo Punk」という疾走ナンバーに続く構成には、思い切り笑わせてもらいました。最高ったらありゃしない。

この4月には76歳(!)の誕生日を迎えるイギー、なお盛んです。日本公演は2007年のフジロック(THE STOOGESとして出演)以来16年も実現していませんが、この傑作を携えた夏フェス出演に期待したいところです。また「The Passenger」でステージに上がりたいですからね(笑)。

 


▼IGGY POP『EVERY LOSER』
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2022年12月31日 (土)

マイケル・ジャクソンの黄金期をオリジナルアルバムで振り返る(1979〜1991年)

2022年のうちに振り返っておきたいと思ったのが、マイケル・ジャクソン最大のヒット作にしてポップミュージック界における歴史的名盤『THRILLER』(1982年)について。自分は世代的に『THRILLER』バカ売れ期の末端にギリギリ触れており、当時のMTV(地上波時代ね)や『ベストヒットUSA』、『SONY MUSIC TV』を録画して「Thriller」のショートフィルムや「Beat It」「Billie Jean」のMVを何度もリピートしたものです。

なもんですから、原体験としては続く『BAD』(1987年)のほうがリアルタイム感が濃厚で、初来日となった後楽園球場公演をはじめさまざまな記憶がよみがえってきます(初めて&唯一生で観たのは1992年12月の『Dangerous Tour』でしたが)。

そんなこんなで、今年で『THRILLER』リリースから40年。アニバーサリー盤も発売されましたが、個人的には25周年盤のときの盛り上がりと比べるとやや気持ちが劣りますが(そりゃあマイケル生前でしたからね、25周年のタイミングは)、周年タイミングに取り上げておかなくちゃなと思いながらも、年末に向けての繁忙期でまったく触れる機会がなく、気づけば大晦日。時間も多少できたので、やるなら徹底したいなと思い、マイケルのソロキャリア黄金期の始まりといえる『OFF THE WALL』(1979年)から『DANGEROUS』(1991年)までの(個人的思い入れの強い)4作品について、コンパクトな形で触れていこうかなと思います。

 

 

『OFF THE WALL』(1979)

 

1979年8月10日にリリースされたマイケル・ジャクソンの5thアルバム。

古巣Motown Recordsを離れ、Epic Recordsへ移籍しての第1弾アルバム。意外にも全米チャートでは最高3位と1位を獲得していませんが、「Don't Stop 'Til You Get Enough」「Rock with You」とシングル2作連続全米1位を獲得し、ほかにも「Off The Wall」(同10位)、「She's Out Of My Life」(同10位)とヒット曲を連発し、アルバム自体は現在までにアメリカで900万枚以上、全世界で2000万枚以上の売り上げを記録しました。

初めてマイケル主導で制作されたアルバムであり、プロデューサーにはクインシー・ジョーンズを起用。ソングライター陣もポール・マッカートニー(「Girlfriend」)やスティーヴィー・ワンダー(「I Can't Help It」)、デヴィット・フォスター(「It's The Falling In Love」)などソウル/R&Bに捉われない幅広い人選で自身の表現の幅を広げています。

大ヒットした「Don't Stop 'Til You Get Enough」「Rock with You」のようなソウル/ディスコをベースにした楽曲はもちろんのこと、全体を通してポップフィールドでも通用する曲作りが徹底され始めたのがこの時期なのかな。ただ、続く『THRILLER』以降と比べると全体の統一感が強いことから、まだまだ“ブラックミュージックの範疇”というイメージが強いかもしれません。だからこそ、より気持ちよく楽しめる“アルバム”という印象が、彼の作品中もっとも強いのですが(以降の作品は良くも悪くも“プレイリスト”的なのかなと)。

ポップスとしての強度は『THRILLER』や『BAD』ほどではないものの、アルバムとしてのまとまりや完成度は同2作よりも数歩上。“キング・オブ・ポップ”の快進撃がここから始まったという点では、絶対に欠かすことのできない傑作第1号です。

 


▼MICHAEL JACKSON『OFF THE WALL』
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『THRILLER』(1982)

 

1982年11月29日にリリースされたマイケル・ジャクソンの6thアルバム。

前作から引き続きクインシー・ジョーンズを共同プロデューサーに起用。ソングライターに前作から引き続きのロッド・テンパートンに加え、スティーヴ・ポーカロ(TOTO)&ジョン・ベティス(「Human Nature」)やジェイムズ・イングラム(「P.Y.T. (Pretty Young Thing)」)などを起用。また、アルバムから漏れたアウトテイクの中にはマイケル・センベロが関わった「Carousel」や、Yellow Magic Orchestraの楽曲に新たに歌詞を付けた「Behind The Mask」などが含まれていたことも話題になりました。

また、ゲストアーティストのメンツも多彩で、「The Girl Is Mine」ではポール・マッカートニーとのデュエットを展開(同時期にポール側が発表した「Say Say Say」でも2人のデュエットを披露)。「Beat It」のギターソロではエディ・ヴァン・ヘイレン(VAN HALEN)をフィーチャー(かつ、リードギターをTOTOのスティーヴ・ルカサーが担当、ドラムもTOTOのジェフ・ポーカロがプレイ)したことでも話題となりました。

本作からは「The Girl Is Mine」(全米2位)、「Billie Jean」(同1位)、「Beat It」(同1位)、「Wanna Be Startin' Somethin'」(同5位)、「Human Nature」(同7位)、「P.Y.T. (Pretty Young Thing)」(同10位)、「Thriller」(同4位)とアルバム収録曲9曲中7曲がシングルヒット。オリジナルアルバムながらもグレイテストヒッツ的側面も強く、そういった意味でも(結果的に)プレイリストの先駆け的な1枚と言えるのではないでしょうか。

音楽的にも前作『OFF THE WALL』での方向性を推し進めつつ、ポップ色をより強めた「The Girl Is Mine」、ハードロックギターを採用した「Beat It」(さらに、アルバム未収録ながらもテクノ色を取り入れた「Behind The Mask」)など、“ポップ”を軸足により幅広いフィールドで戦おうという前向きさが伝わります。また、当時主流となり始めたミュージックビデオ制作にも果敢に取り組み、約14分にもおよぶ当時としては異例の大作「Thriller」が大反響を呼ぶなど、今や当たり前となった“音楽への映像の積極的導入”における先駆者的作品とも言えます。

全9曲と最近のアルバムと比べたら短い印象もありますが、1曲1曲の個が強いことから何度聴いても飽きがこない。リリースから40年経った今聴いても懐かしさと同時に新鮮さも常に見つけられる、「これぞ歴史的名盤」と言える1枚。いまだ超えることのできない壁(アメリカだけで3400万枚超、全世界で7000万枚超のセールス)を打ち立てた、ポップミュージック界のマスターピースです。

 


▼MICHAEL JACKSON『THRILLER』
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2022年11月22日 (火)

GUNS N' ROSES『USE YOUR ILLUSION II: DELUXE EDITION』(2022)

2022年11月11日にリリースされた、GUNS N' ROSESの3rdアルバム『USE YOUR ILLUSION II』(1991年)のデラックス盤。

CD6枚組+Blu-ray2枚組のスーパー・デラックス盤と同時発売された本作は、先に紹介した『USE YOUR ILLUSION I』(1991年)のデラックス盤(2022年)同様、最新リマスタリングを施した『USE YOUR ILLUSION II』アルバム本編に、1991〜2年のワールドツアーから抜粋されたライブベストのCD2枚組エディション。アルバム本編はスーパー・デラックス盤と同内容ですが、DISC-2には本作でしか聴くことができない初出音源も含まれた、ファン泣かせの1作となっています。

全13曲収めらたライブ音源のうち、スーパー・デラックス盤との被りは5曲。録音状態や音質はまちまちで、1枚のライブアルバムとして楽しむのは少々難あり。ですが、これまで海賊盤やYouTubeでのイリーガルな映像でしか耳にすることができなかった貴重なテイクも含まれており、おまけと呼ぶにはちょっと豪華すぎる内容ではないでしょうか(ここまで、『USE YOUR ILLUSION I』デラックス盤レビューからのほぼコピペです。笑)。

スーパー・デラックス盤未収録音源の主な録音会場は以下のとおり。

・1991年1月20日:リオデジャネイロ『Rock In Rio』(「Only Women Bleed / Knockin' On Heaven's Door」)
・1991年8月31日:ロンドン・Wembley Studiam(「14 Years」)
・1992年6月6日:パリ(「Drum Solo」「Slash Solo」「Speak Softly, Love (Love Theme From The Godfather)」「Sail Away Sweet Sister」「Mama Kin」「Train Kept A Rollin'」)

セレクトされた3公演はすべて『USE YOUR ILLUSION I』デラックス盤と一緒。要するにテレビやラジオで放送されたライブということで、そこそこの状態で録音された音源が残っていたライブがこれくらいってことなんでしょうね。

リオデジャネイロについては割愛。お約束のメドレーですしね。で、1991年8月31日のWembley Studiam公演は先にも触れたとおり、イジー・ストラドリン(Vo, G)のガンズとして最後のライブ。彼がリードボーカルをとる「14 Years」がライブ音源として正式にここに残されたというのは、非常に興味深いです。もはやライブでは聴くことができない、あの時代ならでの1曲ですからね。

で、問題は1992年6月6日のパリ公演。こちらからは6テイクが収録されていますが、うち4テイクは曲と呼ぶには少々無理があるものばかり。マット・ソーラム(Dr)の7分半にもおよぶドラムソロは、終盤こそダフ・マッケイガン(B, Vo)とのセッションも含まれていますが、ドラムソロの音源を進んで聴きたいなんていうのは相当なマニアか実際にドラムを叩く人かマットのファンくらいなものでして……しかも、そこからスラッシュのギターソロ&「ゴッドファーザー愛のテーマ」メドレーへと続く流れをそのまま閉じ込めているのもどうかと。ファンならば、もっと聴きたい曲があるはずなのに。

その流れで、アクセルのアカペラで歌唱されるQUEEN「Sail Away Sweet Sister」をここに持ってくるのもどうかと。これだって、続く「Sweet Child O' Mine」あってこそ。ここだけ抜き取られてもねえ……それなら、リオ公演から初披露の「Dead Horse」とか、もっとあったろうに。

そんな中、本作でもっとも価値が高いのがAEROSMITHからスティーヴン・タイラー(Vo)&ジョー・ペリー(G, Vo)をゲストに迎えた「Mama Kin」と「Train Kept A Rollin'」の2曲。同公演ではレニー・クラヴィッツもゲスト参加しており、そちらのコラボ音源は『USE YOUR ILLUSION I』デラックス盤に収録。こっちはエアロなんですね。「Mama Kin」ではアクセル・ローズ(Vo)以上にハイテンションなスティーヴンのボーカル(半音下げバージョン)を楽しめます。一方、「Train Kept A Rollin'」はだいぶテンポ抑えめで、普段のエアロバージョンに慣れた耳だとユルく聞こえてしまうかも。30年前のガンズ、もっと頑張れ(今さらですが)。

なお、日本盤には1992年2月の来日公演(おそらく映像化された公演)から「Pretty Tied Up」「You Could Be Mine」を、ボーナストラックとして追加。2曲とも1991年のRitz公演の音源と被る選曲で、時期や会場は異なるとしても同じライブ曲のライブ音源が2度(しかも、スタジオ音源含めれば3度)続くのはいかがなものかと。これしか許諾が降りなかったんでしょうかね。残念です。

というわけで、デラックス盤のボーナスディスクそれぞれに一長一短ありますが、サブスク全盛の今なので、気に入った曲だけを「自分だけの夢のセトリ」としてまとめてプレイリストで聴くのが一番かと。楽しみ方は人それぞれですからね。

 


▼GUNS N' ROSES『USE YOUR ILLUSION II: DELUXE EDITION』
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GUNS N' ROSES『USE YOUR ILLUSION I: DELUXE EDITION』(2022)

2022年11月11日にリリースされた、GUNS N' ROSESの2ndアルバム『USE YOUR ILLUSION I』(1991年)のデラックス盤。

CD6枚組+Blu-ray2枚組のスーパー・デラックス盤と同時発売された本作は、最新リマスタリング&「Novermber Rain」の2022年バージョンへと差し替えたアルバム本編に、1991〜2年のワールドツアーから抜粋されたライブベストのCD2枚組エディション。アルバム本編はスーパー・デラックス盤と同内容ですが、DISC-2には本作でしか聴くことができない初出音源も含まれた、ファン泣かせの1作となっています。

全13曲収めらたライブ音源のうち、スーパー・デラックス盤との被りは5曲。録音状態や音質はまちまちで、1枚のライブアルバムとして楽しむのは少々難あり。ですが、これまで海賊盤やYouTubeでのイリーガルな映像でしか耳にすることができなかった貴重なテイクも含まれており、おまけと呼ぶにはちょっと豪華すぎる内容ではないでしょうか。

スーパー・デラックス盤未収録音源の主な録音会場は以下のとおり。

・1991年1月23日:リオデジャネイロ『Rock In Rio』(「Bad Apples」)
・1991年8月31日:ロンドン・Wembley Studiam(「Perfect Crime」「Dust N' Bones」「Double Talkn' Jave」)
・1992年6月6日:パリ(「Always On The Run」「Attitude」「It's Alright / November Rain」「Wild Horses」)

マット・ソーラム(Dr)を含む新編成でのお披露目となったリオデジャネイロ公演からは、「Bad Apples」をセレクト。アルバム発売の8ヶ月前に披露された未発表新曲ですが、これ以降あまり披露されていないので貴重な1曲でしょう。

1991年8月末のWembley Studiam公演はイジー・ストラドリン(G, Vo)がガンズの正式メンバーとして最後に参加したライブ。その事実もあり、音源として公式リリースされるのは奇跡と言えるかもしれません。

そして、1992年6月のパリ公演はゲストとしてレニー・クラヴィッツが参加したファンにはお馴染みのライブ。「Always On The Run」はスタジオ音源同様、スラッシュ(G)が彼らしさ満載のソロを聴かせてくれます。また、ストーンズのカバー「Wild Horses」は基本インストですが、ここではギルビー・クラーク(G, Vo)のギターワークを中心にしつつ、後半ではアクセルのボーカルもフィーチャーされています。

スーパー・デラックス盤に収められた1991年5月のRitz公演、1992年1月のラスベガス公演のようにライブをまるまる1本完全収録したものとは違い、こちらは寄せ集めの「ライブベスト」的な内容。しかも、セレクトされた楽曲はすべて『USE YOUR ILLUSION I』および『USE YOUR ILLUSION II』収録曲(とレアなカバー曲)なので、満足度はかなり低いかもしれません。ファンはまずスーパー・デラックス盤のフルライブ2本を心の底から満喫し、余裕があったらレアテイク含むこちらに手を出してみてはどうでしょう。

なお、日本盤には1992年2月の来日公演(おそらく映像化された公演)から「Live And Let Die」「Don't Cry」を、ボーナストラックとして追加。2曲とも1991年のRitz公演の音源と被る選曲ですが、これはどうにかならなかったんでしょうかね。時期や会場は異なるとしても、同じライブ曲のライブ音源が2度(しかも、スタジオ音源含めれば3度)続くのはねえ……。(『USE YOUR ILLUSION II: DELUXE EDITION』に続く

 


▼GUNS N' ROSES『USE YOUR ILLUSION I: DELUXE EDITION』
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2022年11月21日 (月)

GUNS N' ROSES『USE YOUR ILLUSION: SUPER DELUXE EDITION』(2022)

2022年11月11日にリリースされたGUNS N' ROSESのボックスセット。

本作は1991年9月に同時リリースされた、GUNS N' ROSESのオリジナルアルバム『USE YOUR ILLUSION I』および『USE YOUR ILLUSION II』に最新リマスタリングを施し、未発表ライブ音源&映像を大量に詰め込んだアニバーサリー作品。本当なら発売30周年の昨年2021年に発表予定でしたが、コロナ禍などが影響しここまで大幅にズレ込んだようです。

最新リマスタリング盤に1991〜93年にかけて開催された『Use Your Illusion World Tour』から抜粋されたボーナスライブディスク(『I』『II』それぞれ内容異なる)付きデラックス仕様の『USE YOUR ILLUSION I』『USE YOUR ILLUSION II』も同時発売されていますが、本稿ではCD6枚組+Blu-ray2枚組仕様のスーパー・デラックス仕様について触れていきます。

アルバム本編(CD DISC-1〜2)は現代的なリマスタリングが施され、内容自体はさほど大きく変わった印象は受けません。もともと音がダイナミック&クリアな作品で、古臭さをそこまで感じさせないサウンドプロダクションだったので、音圧的なところをいじった程度でしょうか。これはイヤホンなどで聴くよりも、スピーカーを通して大音量で聴いたときに差を感じるポイントかもしれません。

本編で変わった点はひとつ、『I』(DISC-1)収録のヒットシングル「November Rain」のストリングスがシンセ→生音に差し替えられた新バージョンになっている点。確かに生弦に変わっただけで曲の印象も少々変わります。30年も聴き慣れたオリジナルバージョンより壮大さ、端正さはより増しており、無駄に大袈裟だった原曲がさらに大袈裟になった印象(笑。いや褒め言葉ですよ)。オリジナルバージョンはベストアルバム『GREATEST HITS』(2004年)や、今も配信継続中の『I』オリジナル版でも聴くことができ、抹消されるわけではないのでご安心を。

さて、本作のハイライトといえるのが未発表ライブ音源&映像でしょうか。今回は1991年5月16日のニューホーク・Ritz Theater公演と、1992年1月25日のラスベガス・Thomas & Mack Center公演がそれぞれCD(DISC-3&4、5&6)とBlu-ray(DISC-7、8)に音源&映像収録されています。前者は『Use Your Illusion Tour』本編開始前に実施された3本のシークレットギグの3本目、当然アルバム発売前であり、イジー・ストラドリン(G,Vo)の姿も確認できます(なもんですから、セトリにはイジー歌唱の「Dust N' Bones」も含まれています)。また、この日のライブは2ヶ月後に発売されるシングル「You Could Be Mine」のMV用に映像収録もされていたので、残されたBlu-ray映像もかなりクリア。なぜ今までお蔵入りしていたんだと言いたくなるほどの代物です。

ライブの出来自体はかなりラフで、「Right Next Door To Hell」や当の「You Could Be Mine」など、要所要所で演奏ミスも目立ちますし、アクセル・ローズ(Vo)のボーカルの出来も決して褒められたものではありません。セトリも「Paradise City」が7曲目に披露されていたり、ラストが「Welcome To The Jungle」だったりと、今ではあまり想像できない構成。そういった衝動性の強さおよび計画性のなさ(笑)が伝わる内容からは、1991年というギリギリの危うさで保たれていたバンドの空気が伝わるのではないでしょうか。なお、「Don't Cry」や「You Aint't The First」には当時メジャーデビュー前のBLINE MELONからシャノン・フーン(Vo)がゲスト参加しています。

そして、1992年1月のラスベガス公演は脱退したイジーに代わりギルビー・クラーク(G, Vo)が加わり、さらにブラスやマニピュレーター、女性コーラスなど大所帯でのスタジアムツアー編成へと切り替わったタイミングの1本。翌2月下旬には東京ドーム3DAYS公演も控えたタイミングで、セットリストやちょっとした構成含め、のちにVHS〜DVDで残された当時の日本公演にかなり近い内容です。アクセルのボーカルも比較的安定しており、演奏自体もどっしり構えた印象が伝わるもの。イジーがいなくなったことで、ダフ・マッケイガン(B, Vo)のボーカルワークの比重が高まり、今レッグからMISFITSのカバー「Attitude」が加わっています。思えばこのカバー、ライブテイクはこれが初音源化なので非常にありがたいです。

そのほかにも、曲と曲をつなぐスキット的役割として、「Patience」の前にはTHE ROLLING STONES「Wild Horses」、「Seet Child O' Mine」の前にはQUEEN「Sail Away Sweet Sister」、「Knockin' On Heaven's Door」の前にはアリス・クーパー「Only Women Bleed」などがフィーチャーされています。個人的にはこのへんのカバーの印象が強いツアーなので、このあたりも音源として正式に残されたのはうれしい限りです。

デビュー作『APPETITE FOR DESTRUCTION』(1987年)スーパーデラックス盤(2018年)のように、未発表スタジオ音源やデモ音源も豊富にあったはずなのに、あえて録音状態よさげなライブ音源に全振りした今回のボックスセット。最初に未発表曲やデモテイクなしと知ったときはがっかりしたものの、あの時期を生で体験した世代としては当時の「危ういガンズ」から「完全無欠のガンズ」へと移行する過渡期を完全パッケージ化した本作品は「結果、これで正解!」と断言できるものでした。本当なら映像付きですべて楽しんでほしいですが、約5万円とかなり高価な代物ですので、音源だけでもいいって人はサブスクやダウンロード購入(5000円以下で入手可能)で済ませてもいいかもしれません。

 


▼GUNS N' ROSES『USE YOUR ILLUSION: SUPER DELUXE EDITION』
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2022年11月18日 (金)

CHIP Z'NUFF『PERFECTLY IMPERFECT』(2022)

2022年3月18日にリリースされたチップ・ズナフENUFF Z'NUFF)の2ndソロアルバム。

GUNS N' ROSESのスティーヴン・アドラー(Dr)とタッグを組んだEP『ADLER Z'NUFF』収録の5曲をボーナストラックとして追加した全15曲入り1stアルバム『STRANGE TIME』(2015年)から、約2年ぶりの新作。前作がCleopatra Recordsからだったのに対し、今作は本家ENUFF Z'NUFFと同じくFrontiers Musicからのリリースとなり、日本盤もAvalon Lebelから同タイミングに発表されています。

気心知れた仲間たちとスタジオに集まって制作された前作と異なり、今作では多くのパートをチップ自身が担当。ドラムのみリック・ニールセン(G/CHEAP TRICK)の実子であり現在CHEAP TRICKで叩いているダックス・ニールセン、そして元GUNS N' ROSESのスティーヴン・アドラーが大半の楽曲でプレイし、ラストのMOTT THE HOOPLEカバー「Honaloochie Boogie」のみENUFF Z'NUFF現メンバーのダニエル・ヒルが叩いております。また、「Welcome To The Party」ではWHITESNAKEの一員でありJOEL HOEKSTRA'S 13ではレーベルメイトとなるジョエル・ホークストラ(G)がギターをプレイしています。

基本路線は前作『STRANGE TIME』……というか、現在のENUFF Z'NUFFとなんら変化はありません。なので、従来のENUFF Z'NUFFファンおよびチップVo体制移行後の彼らが好きなリスナーなら、問答無用で楽しめる1枚だと思います。それくらい「ソロでやる必要、ある?」って疑問に感じてしまう1枚。

ただ、視点を変えると「曲自体はENUFF Z'NUFFそのものだけど、演奏に関しては地味で突出したものが感じられない」と受け取ることもできる。ドラムは別として、上モノ(ギターなど)で個性を発揮しているのは先のジョエルがゲストプレイヤーとして参加した「Welcome To The Party」くらい。なもんで、優しい曲と優しい演奏(退屈とは言いませんが……)の連続でスルスル聴き進められて、気づいたら終わっている。しかも、特に大きな引っ掛かりもなく。そこだけがマイナスポイントかな。

ただ、そういった緩やかな方向性は今のチップの歌声にフィットしているのも事実。ドニー・ヴィが歌えばトゲの備わった良曲集という趣で楽しめるかもしれませんが、こういうチップらしいテイストもアリっちゃあアリだと思えるようになったのは収穫とも言えるかな。

1986〜7年頃にデモが制作されたENUFF Z'NUFFの未発表曲「Heaven In A Bottle」(当然ドニーとの共作)や、穏やかかつおおらかなメロディが印象的な「I Still Hail You」、ダークさが目立つ「Heroin」、カバーというよりはコピーに近い「Honaloochie Boogie」など特筆すべき楽曲も多く、実はENUFF Z'NUFFの最新作『FINER THAN SIN』(2022年)と対で語られるべき1枚かもしれません。

 


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2022年11月 8日 (火)

GUNS N' ROSES JAPAN TOUR 2022@さいたまスーパーアリーナ(2022年11月6日)

Img_6264 とりあえず、GUNS N' ROSES初日公演レポートからの続きになるので、先にこちらを読んでおいてくださいませ

初日の時点で結構な満足度の高さで、これは2日目も同じセトリだったとしても不満ないかも……と思って臨んだ2公演目にして最終日。この日は在宅でリモートでのお仕事が午後から複数あり、とてもじゃないですが16時からのオープニングアクト(BAND-MAID)には間に合わない。なんならもう1組(GRANRODEO)も観れるか観れないか微妙。

結果、会場に到着したのは17時40分。どっちも観たかった……。

初日は下手側200レベルスタンド後方でしたが、この日は上手側200レベルスタンド前方。前日よりもメンバーを肉眼で確認できる距離感でした。初日が20分遅れでスタートしたのでこの日も……と思っていたら、なんと18時5分には会場暗転。時間厳守、大人か!

席の位置もあるのかもしれませんが、この日はオープニングの「It's So Easy」からダフ・マッケイガンのベースの輪郭がはっきり聴き取れる。アクセル・ローズのボーカルもクリア。座席の位置もあるのかもしれませんが、前日よりもストレスなく楽しめました。

序盤の流れは前日とまったく一緒。「Welcome To The Jungle」に入る前のインストセッション(「Rumble」)でのスラッシュのギタープレイが前日以上に冴えまくっており、思わず「おおっ!」と唸ってしまったのはここだけの話。

5曲終え、前日にはなかったバンドセッションに突入。なんじゃこれ、知らないぞ……と思っていたら、途中で聴き覚えのあるリフレインが飛び込んできて……「Better」でした。イントロをいじっていたのですね。ソロは手数の多いフラッシーなパートをリチャード・フォータスが、オーソドックスめなプレイをスラッシュが担当しているのですが、スラッシュも比較的速弾きに対応していて、なかなか面白いものが拝めました。

この日は「Live And Let Die」の前にはアクセルが挨拶していたような記憶が。前日よりも早いタイミングでしたよね。この曲も含めてですが、スラッシュのソロやちょっとしたフレージングが比較的タメ気味で、それがバシッと決まった瞬間の気持ちよさが前日以上。さらに微細なトーンコントロールも絶妙で、「この人、こんなに上手だったっけ?」と思うほどに神がかっていました。

その神がかり具合が最初にピークを迎えたのが「Estranged」。正直、そこまで好きな曲というわけではないんですが、オープニングのボリュームコントロール含め、ちょっとした匙加減が完璧すぎた。冒頭の一音で鳥肌立ちましたから。スラッシュのギターでここまで鳥肌立てたの、初めてかもしれない(これまでは単純にかっけー!で終わってましたから)。

もちろん、アクセルのボーカルも(現在のコンディション、歌唱スタイルにおいて)前日以上の出来で、安心して楽しめる。ダフもその佇まいがカッコいいに全振りだし、「ああ、ガンズ観てるんだな、自分」と何故かホロっとしてしまったのはここだけの話(笑)。

さて、スラッシュ(「さて」なのか)。その後も本当に素晴らしく、「Rocket Queen」でのマウスワウ&ボトルネックを使ったトリッキーなプレイでも存在感の強さを放ち、ダフ歌唱の「Attitude」(前日から変わりましたね)ではセッションパートでも粋なフレージングを放りこんでくる。

そして、圧巻だったのが「Civil War」からギターソロ(「Born Under A Bad Sign」セッション)、そして「Sweet Child O'Mine」へと続く怒涛の流れ。特にギターソロパートは前日とは異なるタッチで、先ほどの「Estranged」以上に鳥肌ビンビン。ああ、俺やっぱりこの人のギター大好きだ……ってことを30年ぶりに思い出しました(昨年スラッシュモデルのレスポール買ってるくせに)。もうね、感無量でしたよ。「Sweet Child O'Mine」を泣きながら歌う日が来るなんて、高校生の頃には想像もしてなかったよ。

歌謡ショーチックな「November Rain」を経て、ステージからピアノが捌けると、何故かスツールが3つ用意される。あれ、もう「Blackbird」やるの?と思っていたら、さらなる歌謡ショー的展開に。ジミー・ウェブのカバー「Wichita Lineman」の出番です。アクセル、完全に晩年のエルヴィスとイメージが重なります(外観含めて)。なるほど、こういうレイドバックした空気に持ち込むのね。で、「Knockin' On Heaven's Door」へと続くわけですか。納得です。ザ・アメリカ、ビバ・ラスベガス。

アンコールは「Coma」(前日以上の凄みでした)から「Blackbird」への流れは一緒。さて、「Patience」と思っていたらスツール片付けられて「Don't Cry」へ。時計に目をやると、21時まで15分を切っていました。なるほど、時間的な問題か……と意地悪な見方をしてしまう自分。まあいいや、前日聴けなかった「Don't Cry」ですから。最後の最後は前日以上にはっちゃけた「Paradise City」で締めくくり、21時ジャストにライブ終了。前日の2時間45分から10分増の約3時間。標準コースより若干長めのセットで、有終の美を飾りました。

アクセルもすでに60歳。今後どんどん高音が厳しくなっていくでしょうから、今の歌唱スタイルをどんどん極めていくことになるんでしょう。ですが、ファルセット含めた音程のコントロールが巧みで、歌唱力という点に関しては不安点さが目立った90年代以上。一長一短あるものの、彼がガンズを諦めない限りは、ファン歴35年の自分はずっと(ポジティブな気持ちで)応援し続けたいと思います。

そして、スラッシュ……本当に申し訳なかった。あなた最高だ。ソロでの来日も実現したら、全部追いかける所存です。

そんな“今”に浸っていると、まもなく『USE YOUR ILLUSION』のボックスセットが発売されて、否が応でも過去との比較が始まってしまう(苦笑)。あの頃がカッコよすぎたんだから仕方ないんだけどね。

そんなこんなで、櫻坂やら日向坂やらも控えていますが、しばらくガンズ熱は収まりそうにありません(きっと今月下旬のCHEAP TRICKGOJIRAまで続くんだろうな)。

【セットリスト】
01. It's So Easy
02. Mr. Brownstone
03. Chinese Democracy
04. Slither [VELVET REVOLVER cover]
05. Rumble [Intro] 〜 Welcome To The Jungle
06. Better
07. Double Talkin' Jive
08. Live And Let Die [WINGS cover]
09. Reckless Life
10. Estranged
11. Shadow Of Your Love
12. Rocket Queen
13. You Could Be Mine
14. Attitude [MISFITS cover / Vo: Duff]
15. Absurd
16. Hard Skool
17. Civil War 〜 Machine Gun [Outro]
18. Slash Guitar Solo [Band Jam]
19. Sweet Child O'Mine
20. November Rain
21. Wichita Lineman [JIMMY WEBB cover]
22. Knockin' On Heaven's Door [BOB DYLAN cover]
23. Nightrain
--ENCORE--
24. Coma
25. Blackbird [Inst.] 〜 Don't Cry
26. Paradise City

2022年11月 7日 (月)

GUNS N' ROSES JAPAN TOUR 2022@さいたまスーパーアリーナ(2022年11月5日)

Img_6229 2017年1月の来日公演はチケットを2日分確保していながら、体調不良&仕事の詰まり具合で泣く泣く断念。気づけば2012年12月のZepp Tokyo以来10年ぶりのGUNS N' ROSESでした。しかも、スラッシュ(G)&ダフ・マッケイガン(B)を含む編成となると、1993年1月の東京ドーム3DAYS以来約30年ぶり(笑)。長生きはするものですね。

というわけで、1988年の初来日から9回目の来日。チケット代が高かろうがなんだろうが、無条件で2公演とも行くつもりでした。ただ、公演1週間前に2日とも日中〜午後に取材が入り、本編に間に合うのかどうかが直前までわからない状況に。ライブレポートの打診もあったのですが、今回はそういう事情もありお断りすることになりました。というよりも、10年ぶりなので完全プライベートで満喫したいという思いも強かったのですが……。

まずは11月5日の初日から。午前中から午後遅くまで長丁場の撮影&インタビューが入っていたものの、インタビューの順番をかなり調整してもらえた結果、現場を15時過ぎに退出することができ、1時間半かけて現地入り。17時からのオープニングアクトには楽々間に合うことができました。

 

オープニングアクト:LOUDNESS(17:00〜17:30)

17時時点での客入りは7〜8割といったところでしたが、みんなLOUDNESS見たさで早入りした様子。二井原実(Vo)さんが冒頭からご機嫌で「Crazy Nights」とコールすると、爆音で鳴らされる名曲を前に拳上げまくり。常に音のデカいLOUDNESSですが、まさかガンズのオープニングでもここまで音デカいかと。高崎晃(G)さんのギターもいい感じです。

続く「Crazy Doctor」で熱量はさらにヒートアップ。3曲目に用意された3期曲「Black Widow」はさすがに意外な選曲でびっくりしました。確かに3期唯一のアルバム『LOUDNESS』(1992年)の30周年盤が出たばかりですが、二井原さんが歌う3期曲を耳にしたのは初めてかな。あのドロドロしたヘヴィチューンも、彼が歌うと完全にLOUDNESSになるの、すごすぎ(いや、もとからLOUDNESSの曲だけど)。その後、最新作『SUNBURST〜我武者羅』(2021年)から「Stand Or Fall」「大和魂」が立て続けに披露されましたが、ライブで聴くと初期のプログレハード的なタッチなんだなと気づく結果に。アンパン(Dr)は多少リズムがもたりそうになるものの、必死に食らいついていく姿が印象的でした。一方で、山下昌良(B)さんは本当に楽しそう。LOUDNESSの良心だなあ。

最後は前のめりな「S.D.I.」で大団円。30分で6曲、あっという間でしたが、終わる頃には耳がキンキンしてた(笑)。やっぱりギターの音がデカいんだね。

【セットリスト】
01. Crazy Nights
02. Crazy Doctor
03. Black Widow
04. Stand Or Fall
05. 大和魂
06. S.D.I.

 

GUNS N' ROSES(18:20〜21:05)

スクリーンにおどろおどろしい武士のイラストを交えたバンドロゴが映し出されると、大きな歓声が上がる。会場の数箇所からバンド名をコールする大声も響き渡り、もはやガイドラインなんてなかったんだなと。責め立てることはしないけど、なんだかなあ……と本音をポロリ。

18時を過ぎてもライブは一向に始まる気配がなう……そうだった、こういうバンドだったわ(笑)。普通は始まらないと不安になるんだけど、逆に安心してしまいましたよ。

18:20分にようやく会場暗転。大袈裟なオープニングムービーに続いてバンドを呼び込むコール、そしてダフによるお馴染みのベースリフから「It's So Easy」でライブスタート。彼のパキパキしたベースの中音域がうまく馴染んでおらず、高音とドラムの低音のみでライブが進行するアンバランスな音響に最初は不安になりますが、そのへんは数曲で解消されていきます。やはり、初日はこういうトラブルがつきものですね。

アクセル・ローズ(Vo)のボーカルは……近年、加齢により歌唱スタイルが変わりつつあり、中音域の深みはより増しているものの高音域はファルセット中心。しかし、そのファルセットもかなりパワフルで、相当ボイストレーニングを積んでいることが伺えました。もちろん、地声の低〜中音域とファルセット高音域とでは声の厚みや大きさも異なるので、そこをいかに自然に聞かせるかはPAの腕の見せどころなわけですが……初日はうまくいっていなかったかな。勿体ない。

そんなアクセル、1曲目からニコニコでパフォーマンス。1曲終わるごとにペコっとお辞儀する愛嬌の良さを見せます。人間、歳を取ると丸くなるんですね(物理的にではなく)。

スラッシュがギターを弾く「Chinese Democracy」、アクセルが歌うVELVET REVOLVERのカバー「Slither」、曲冒頭にバンドセッションをフィーチャーした「Welcome To The Jungle」など、序盤はとにかく見どころ満載。ライブで聴き慣れたと思っていた楽曲も、さすがに10年ぶりとなると新鮮に響きます。そういう意味では、ライブで聴くのはいつ以来だよっていう「Double Talkin' Jive」もかなり新鮮でした。にしてもこの曲、年々カッコよさが増しているような気がします。

もっさりした「Live And Let Die」(ダフの合いの手、新しく加わってますね)から初期のパンキッシュさが際立つ「Reckless Life」(高音のみで歌唱するのでボーカルの抜け良好)、かと思えば真逆なプログレッシヴさが特徴の大作「Estranged」、再びパンキッシュな「Shadow Of Your Love」、スラッシュ&リチャード・フォータス(G)のギターバトルが楽しい「Rocket Queen」……良くも悪くも、すべてをフレッシュな気持ちで楽しめる。リチャードはスラッシュの復帰によって、自身の個性がより強く出せるようになりましたね。

中盤のダフ歌唱パート、この日はTHE STOOGES「I Wanna Be Your Dog」。加齢とともに精彩さが増したダフ、イギー・ポップほどの危うさはないものの、やっぱりサマになりますね。そこから、昨年リリースの新曲2連発なのですが……「Absurd」は音源で聴くべき曲だなと実感。ライブではそこまで映えませんね。「Hard Skool」もなんだかイマイチな……これはもう、ほかの楽曲の完成度と手練れ感が悪い(笑)。もうちょっと時間を置くと、意外と馴染んでくるのかな。

で、お馴染みのナレーションから「Civil War」に突入するのですが……スクリーンにはウクライナの国旗がデカデカと映し出される。気づいてなかったけど、オープニングからステージ両サイドにもウクライナの国旗が掲げられていたのですね。スラッシュのねちっこいギターソロ、相変わらず最高です。エンディングにはジミヘン「Machine Gun」をフィーチャーした味付けも。その流れでスラッシュのギターソロへと突入するのですが、ブルースの名曲「Born Under A Bad Sign」をバンドインストで演奏しながらなので、スラッシュのいいところが凝縮されたプレイを楽しむことができました。

そのエンディングでひたすらソロを弾きまくっていると、お馴染みのギターリフへ。「Sweet Child O'Mine」での合唱タイムに突入すると、客席は「Welcome To The Jungle」以上の盛り上がりを見せます。最近、映画のタイアップでリバイバルヒットしたばかりですからね。で、ステージにピアノが用意されて「November Rain」。アクセル、ジャケットなんて羽織っちゃって、もはや晩年のプレスリー並みのハリウッドスター感がにじみ出ちゃってる。終盤の転調パートに入る前のブレイクでは、水を飲む余裕も見せるお茶目さも、今ならではなのかな。とにかく、刺々しいアクセルはすでに死んでおり、ここにいるのは可愛らしい“オールドスクール”なハリウッドセレブ(セレブ?)。もはや許すよ、生きていてさえくれれば。

そんなほんわかした気持ちでいたら、「Knockin' On Heaven's Door」終盤のシャウトで鳥肌が。ここで一気に爆発させる感があり、個人的クライマックスを迎えました。あとはもう「Nightrain」で我を忘れてエンディング。ここまでで2時間を軽く超えています。

アンコールは海外では「Coma」があったりなかったりしますが、日本では「Coma」あり。やった! 90年代に演奏していた頃より重みと深みが増した結果、改めていい曲だなと実感させられました。さすがに10分近くあるので、お客さんの多くはボーッとしてましたが(そりゃ疲れるよね)。

ステージにスツールが3つ用意されると、アコギを抱えたスラッシュ、ダフ、リチャードが登場し、ビートルズ「Blackbird」をインスト演奏。なるほど、これが噂の。思わず口ずさむ人多数発生で、年齢層の高さが伺えます。個人的には先の「Knockin' On Heaven's Door」と「Coma」、そしてこのセッションを聴けただけで元が取れたと思います。そこから「Patience」へと流れ、最後はお約束の「Paradise City」。テンポアップ後のパンキッシュさが過去20年の彼らには感じられなかったものが伝わってきて、テンションぶち上がり。エンディングでアクセルがマイクを客席に放り投げ(笑)、2時間45分におよぶ初日公演終了。とにかくアクセルのご機嫌ぶりが目立つ、微笑ましいライブでした(ガンズに微笑ましさを求める日が来るとは)。

【セットリスト】
01. It's So Easy
02. Mr. Brownstone
03. Chinese Democracy
04. Slither [VELVET REVOLVER cover]
05. Rumble [Intro] 〜 Welcome To The Jungle
06. Double Talkin' Jive
07. Live And Let Die [WINGS cover]
08. Reckless Life
09. Estranged
10. Shadow Of Your Love
11. Rocket Queen
12. You Could Be Mine
13. I Wanna Be Your Dog [THE STOOGES cover / Vo: Duff]
14. Absurd
15. Hard Skool
16. Civil War 〜 Machine Gun [Outro]
17. Slash Guitar Solo [Band Jam]
18. Sweet Child O'Mine
19. November Rain
20. Knockin' On Heaven's Door [BOB DYLAN cover]
21. Nightrain
--ENCORE--
22. Coma
23. Blackbird [Inst.] 〜 Patience
24. Paradise City

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