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カテゴリー「Halestorm」の13件の記事

2021年3月30日 (火)

EVANESCENCE『THE BITTER TRUTH』(2021)

2021年3月26日にリリースされたEVANESCENCEの5thアルバム。日本盤は同年3月24日に先行発売。

スタジオ作品としてはオーケストラとのコラボアルバム『SYNTHESIS』(2017年)から3年4ヶ月ぶり、全曲新曲で構成されたオリジナルアルバムとなると『EVANESCENCE』(2011年)から約9年半ぶりの新作。随分と時間が経ってしまった感がありますが、良くも悪くも「Bring Me To Life」(2003年)の幻影を断ち切るには十分だったのではないかと思います。

プロデュースを担当したのは、前々作『EVANESCENCE』を手掛けたニック・ラスクリネクツ(ALICE IN CHAINSCODE ORANGEDEFTONESHALESTORMなど)。メインソングライターのひとりだったテリー・バルモサ(G)に代わり2015年に加入した女性ギタリスト、ジェン・マジューラ(G)を含む新編成で取り組んだ、真のデビュー作と言えるでしょう。大半の楽曲はエイミー・リー(Vo)、トロイ・マクロウホーン(G)、ティム・マッコード(B)、ウィル・ハント(Dr)の4人が中心となり制作されており、そこにジェンや、ウィル・B.ハントなるドラマーのウィル・ハントと同名のプログラマー/プロデューサー(前作『SYNTHESIS』のプロデュースはこちらのB.ハントのほうが担当したようです。同名なので、クレジット上では“B”を付けているみたいですね)、ニックなどが加わりまとめあげたと推測されます。

メロディの抑揚が以前の作品と比べて弱いせいもあってか、ダークが際立ちつつも、どこかこじんまりした印象を与える本作。それでも随所にこのバンドらしい美メロが散りばめられており、一定以上の完成度は保っていると思います。実際、フックになるような楽曲も少なくないですし、アルバム本編12曲を通して聴いたときの印象も決して悪くありません。個人的には中盤から終盤にかけての流れや楽曲の配置の仕方が、従来のEVANESCENCEらしいと思いましたし、序盤でちょっとした違和感を残しつつも後半にかけて“らしさ”を提示する流れは決して嫌いじゃありません。

演奏面でも非常に工夫されており、前々作『EVANESCENCE』以上に“バンド”感が強まっている。“エイミー・リーwithバンド”だった初期2作と比べたら、そりゃあエイミーが後ろに引っ込んでいるように映るかもしれませんが、これが今のEVANESCENCEの在り方であり、バンドを長生きさせるための処世術なんだろうなということが伝わってきます。

何度かリピートしても、やはり「Use My Voice」から本編ラストの「Blind Belief」までの流れ(および各楽曲)が文句なしの仕上がりなので、若干薄味な序盤と帳消しという点ではやはり及第点かな。

実は昨年2月中旬、エイミーが和楽器バンドとのライブ共演(およびコラボ新曲制作)のために来日した際、大阪でのライブ前日に和楽器バンドとエイミーの座談会のほか、エイミーの単独インタビューも担当したのですが(こちらは翌月に控えた『DOWNLOAD JAPAN』や、春から始まるWITHIN TEMPTATIONとの欧州ツアーについても伺っていたのですが、コロナの影響でいろいろな予定が狂ったため、現在まで未公開のまま)、その際にニューアルバムの進行についても聞いており、「ほぼ完成しているけど、残り数曲をツアーの手応えを経てから完成させて、秋には発表したい。それまでには新曲も随時リリースしていきたい」という話をしてくれていました。

そう考えると、このアルバムって当初予定していた内容とは少し違うものになったのかなと思うんです。もっと言えば、コロナの影響がもろに反映された愛用/作風だなと。抑揚の弱さや本作以前と比べて質感の異なるダークさは、まさにその一環だろうと感じます。「Use My Voice」にはリジー・ヘイル(HALESTROM)やテイラー・モムセン(THE PRETTY RECKLESS)、シャロン・デン・アデル(WITHIN TEMPTATION)などの女性ボーカリストがゲスト参加していますが、これらもリモート(データのやり取り)で制作されたものでしょうし。きっと、これらのバンドとツアーをしていたらまた違った仕上がりになっていたかもしれないし、もっと言えばこの曲は生まれなかったかもしれない……そう考えると、つくづく難しい世の中になったものだなと感じます。

コロナの影響を差し引いても、本作は特別ずば抜けたアルバムとは言い難いかもしれません。しかし、どうしても2021年という“withコロナ”の時代に生まれたという事実は加味して考えないといけない。半年後、1年後に世の中がどう変わっているかわかりませんし、実はそんなに大きな変化はないのかもしれない。それでも、本作は時間が経つにつれて響き方が変わってくるんじゃないだろうか……そんな気がしてなりません。だから、一方的に否定できないし、嫌いになれない。そんなふうに、いろんなことを考えさせられる1枚なんです。

聴けば聴くほど語るべきことがたくさん見つかる。時が経てば経つほど、たくさん語りたくなる。そんな不思議なアルバムです。

 


▼EVANESCENCE『THE BITTER TRUTH』
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2020年8月19日 (水)

HALESTORM『REIMAGINED』(2020)

2020年8月14日にデジタルリリースされた、HALESTORMの最新EP。CDでのフィジカルリリース予定は今のところなく、海外アナログ盤が同年8月28日に発売されるようです。

HALESTORMはこれまで、フルアルバムとフルアルバムの合間に『REANIMATE: THE COVERS EP』と題したカバーEPを3作発表しています。どれもバンドのルーツを感じさせる選曲だったり、直近のヒットチャートを賑わせたポップソングを彼ら流にカバーしていたりと非常に興味深い内容で、個人的にもオリジナルアルバム同様に愛聴してきました。

現時点での最新アルバム『VICIOUS』(2018年)発売から2年経ち、そろそろ次のカバーEPの出番かなと思っていたら、ここで新たな挑戦が。リジー・ヘイル(Vo, G)が語るところによると、「ここ10年くらい面白半分で、アルバムとアルバムのリリースの間にカバーEPを出してきて、でも今回は大きく変えてみようって決めたの。1曲だけカバー曲で、あとはHALESTORMの楽曲を新たに作り直したバージョンを収録している」とのことで、全6曲中5曲が既発曲のリアレンジバージョンとなっています。

新たな解釈が施された楽曲群は、「I Miss The Misery」「I Am The Fire」「Mz. Hyde」などの代表曲をアコースティック・ベースでスロー&バラード調のアレンジに変身。かといってアンプラグド風になっているわけではなく、あくまで「ロックバンドがスタジオに集まって、肩の力を抜いてセッションしている」感じのアレンジかなと。バンドの主張はそこまで強くなく、あくまでリジーのシンガーとしての表現力を改めて知らしめるための、貴重なサンプルとして楽しめる作品かなと思いました。

その表現力が単にロックシンガーとしてだけでなく、もっと普遍的なボーカリストとしてのものであることがよくわかるのが、本作唯一のカバー曲「I Will Always Love You」でしょう。ご存知、ホイットニー・ヒューストンが映画『ボディガード』で披露しメガヒットした、ドリー・パートンのカバー曲(つまり、本作ではカバーのカバーということになるのかな)。彼女の歌がより際立つシンプルな演奏&アレンジで表現されることで、歌の力をより感じることができるはずです。こういうリジーもいいですね。

そしてもうひとつ、「Break In」の再構築バージョンではゲストシンガーとしてEVANESCENCEのエイミー・リーをフィーチャー。過去に2バンド一緒にツアーした経験から親交を深めてきたリジーとエイミーですが、今年5月にはリジーのYouTubeプログラムでもこの曲をデュエットしていました。つまり、本作への布石だったわけですね。コロナ禍前にレコーディングされたそうですが、リジーはこの制作を振り返り「2人一緒の部屋で、最初から最後までのフルパフォーマンスで収録したの。エイミーが参加することで、単なるラブソングから、お互い団結して支え合う声明へと、この楽曲に新しい意味をもたらした。今は大変な世の中だけど、今作がみんなの楽しみや希望となってくれてたらうれしいなと思っている」とコメントを寄せています。とにかく2人の声の相性も抜群ですし、最高のリメイクと言えるでしょう。

今後もこの『REIMAGINED』シリーズが続くのかどうかはわかりませんし、続いたとしても毎回必ずこういったアレンジとも限らないでしょう。でも、リメイクとカバーという2つの“お遊び”を手に入れたことは、おそらく来年あたりには届くであろうニューアルバムにも少なからず影響を与えるのではないでしょうか。何にせよ、しばらくはこれを聴いて彼らの次のアクションを待ちたいと思います。

 


▼HALESTORM『REIMAGINED』
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2020年8月 2日 (日)

SHINEDOWN『THE SOUND OF MADNESS』(2008)

2008年6月にリリースされたSHINEDOWNの3rdアルバム。日本盤は同年10月に発表されています。

デビューアルバム『LEAVE A WHISPER』(2003年)が全米53位、続く2作目『US AND THEM』(2005年)が同23位と着実に順位を上げ続け、両作ともアメリカで100万枚を超えるセールスで成功を収めたSHINEDOWN。この3rdアルバムはその人気を確実な形で決定づけるものとなり、全米8位まで上昇したほか、「Second Chance」(全米7位)、「Sound Of Madness」(同85位)、「If You Only Knew」(同42位)、「The Crow & The Butterfly」(同97位)といったヒットシングルまで生み出しました。結果、アルバムは全米のみで200万枚を超える、現時点までで最大のヒット作となりました。

PEARL JAM以降の陰りのある土着型ポスト・グランジ的スタイルで人気を博した彼らですが、新たにロブ・キャヴァロ(GREEN DAYMY CHEMICAL ROMANCE、GOO GOO DOLLSなど)をプロデューサーに迎えた本作ではそのダークさを払拭し、強靭なハードロックサウンドと適度な湿り気を持つメロウなミディアム/スローナンバーを武器に、一気にメインストリームへと躍り出ることになります。

とにかく、モダンなアメリカン・ハードロックとしてかなり細部にまで神経の行き届いた作り込みで、「詰め込みすぎず、かといってスカスカでもない」バンドアンサンブルとブレント・スミス(Vo)の「高音域の伸びが良い」ボーカルが非常に気持ちいいんです。アルバム構成もアップチューンとミディアムナンバーでの緩急の付け方が非常に上手で、適度な緊張感を持って楽しむことができるスリリングな作風はさすがの一言。「Devour」や「Cry For Help」のようなアゲ曲ではしっかり気持ちを高揚させ、ストリングスなどを効果的に取り入れたミディアムバラード「Second Chance」や「The Crow & The Butterfly」ではロックとしての強度とポップソングとしてのクオリティが両立されているんですから、完璧としか言いようがありません。

2000年代半ばのUSロックシーンはGREEN DAYが『AMERICAN IDIOT』(2004年)をバカ売れさせ、カナダ出身のNICKELBACK『ALL THE RIGHT REASONS』(2005年)で1000万枚級のメガヒットを達成し、MY CHEMICAL ROMANCEが『THE BLCK PARADE』(2006年)で一時代を築き上げるなど、新たな潮流が生まれ始めていた時期。このSHINEDOWNも今作にて、間違いなくその仲間入りを果たすことになるわけです。

しかし、この成功がのちにブレントに大きなプレッシャーを与えることになり、以降の苦悩が現時点での最新作『ATTENTION ATTENTION』(2018年)にて描かれることになるわけです。

なお、この『THE SOUND OF MADNESS』は2010年にボーナストラック9曲とボーナスDVDを追加したデラックス・エディションも発売されています。このボートラの中にはリジー・ヘイル(HALESTORM)をフィーチャーした「Breaking Inside」なども収められているので、あわせてチェックしてみてください。

 


▼SHINEDOWN『THE SOUND OF MADNESS』
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2020年5月 2日 (土)

V.A.『RONNIE JAMES DIO: THIS IS YOUR LIFE』(2014)

2014年4月初頭にリリースされた、ロニー・ジェイムズ・ディオのトリビュートアルバム。日本盤は海外に先駆け、同年3月下旬に発売されました。

2010年5月にがんのためこの世を去ったディオを追悼すべく、メタル界の重鎮から次世代バンドまで幅広い層が一堂に会したこのアルバム。全14曲(ボーナストラック除く)中、本作のために録音された未発表テイクは10曲と単なる埋め合わせ的アルバムでないことが伺えます。

そのラインナップもロブ・ハルフォードJUDAS PRIEST)やグレン・ヒューズ(ex. DEEP PURPLE)、SCORPIONSMOTÖRHEAD、ビフ・バイフォード(SAXON)といった大御所からMETALLICAANTHRAX、DOROなど直接的なフォロワー、そしてHALESTORM、コリィ・テイラー(SLIPKNOTSTONE SOUR)、KILLSWITCH ENGAGEなどの次世代アーティスト、さらにはヴィニー・アピス、ダグ・アルドリッジ、ジェフ・ピルソン、ルディ・サーゾ、クレイグ・ゴールディ、サイモン・ライト、スコット・ウォーレンといったDIOオールスターズまで、世代的にもかなり広いものとなっています。

本編ラストに収められたDIO「This Is Your Life」(1996年の『ANGRY MACHINES』収録曲)を除く13曲中、RAINBOWナンバーを選んだのが5組、BLACK SABBATHナンバーが3組、DIOナンバーが5組とやはりRAINBOWへの人気が集中。METALLICAに至ってはメドレー形式で4曲取り上げてますからね。ズルいわ(笑)。

サバス曲は当然すべて80年代の……と思いきや、オニ・ローガン(Vo/ex. LYNCH MOB)は『DEHUMANIZER』(1992年)からの「I」を選ぶ通ぶりを発揮。こちらはジミー・ベイン(B)やローワン・ロバートソン(G)といった旧DIO組も参加しています。この曲、こうやって聴くと思ったほどモダンなテイストが少なくて、80年代のディオ・サバスを踏襲してたんだねと気づかされます。

1曲ずつ解説していたらキリがないので割愛しますが、ANTHRAX「Neon Knights」におけるジョー・ベラドナのモノマネぶりが相変わらず最高なことと、SCORPIONS「The Temple Of The King」が完全に自分のものと化していること、METALLICAメドレーの強引ぶりなどは特筆すべきものがあるかなと。もちろん、ほかの楽曲も最高なので、原曲を知らないリスナーでも楽しめるはずです。

なお、日本盤にはSTRYPERによる「Heaven & Hell」、DIO DISCIPLES(DIO最終ラインナップのディオ抜き)による「Stand Up And Shout」を追加収録。ストリーミングなどのデジタルバージョンではHATEBREEDのフロントマン、ジャスタによる「Buried Alive」を聴くことができます。ここはぜひ、日本盤を手に入れておきたいところです。

 


▼V.A.『RONNIE JAMES DIO: THIS IS YOUR LIFE』
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2020年4月 7日 (火)

IN THIS MOMENT『MOTHER』(2020)

IN THIS MOMENTが2020年3月下旬に発表した7thアルバム。

2005年結成以来、紅一点のマリア・ブリンク(Vo)のパワフルかつ妖艶な歌声を軸にしたメタルコア/ゴシックメタル・サウンドで人気を拡大し続けている彼ら。メジャーのAtlantic Records移籍以降に発表した『BLACK WIDOW』(2014年)、『RITUAL』(2017年)ではブレント・スミス(SHINEDOWN)、ロブ・ハルフォードJUDAS PRIEST)をフィーチャーした楽曲が話題になったことも記憶に新しく、特に『RITUAL』ではフィル・コリンズのカバー「In The Air Tonight」も注目を集めました。

前作『RITUAL』から約3年ぶりとなる新作は、2ndアルバム『THE DREAM』(2008年)からタッグを組むケヴィン・チャーコ(オジー・オズボーンFIVE FINGER DEATH PUNCHDISTURBEDなど)がプロデュースを続投。出世作となった4thアルバム『BLOOD』(2012年)あたりから表出し始めたインダストリアル・メタルのテイストはより強固なものとなり、このバンドがストレートなヘヴィメタル/メタルコアを信条としていた初期のスタイルはもはや完全に過去のものになってしまったんだなと、ちょっと寂しさを覚えたりします。

まあ過去の思い出に浸っても意味がないので、新作の話題を続けます。ミディアム/スロウナンバーを軸に、エレクトロ/インダストリアル色を強めたゴシックメタル・サウンドはもはやこのバンドの大きな武器と呼べるものであり、そういった楽曲群に乗せられたキャッチーなメロディもさらに磨きがかかっている。ぶっちゃけ、ここで展開されている歌/音/メロディって今のメタルシーンにおいて王道と呼べるものだと思うんです。ゼロ年代こそオルタナティヴな存在だったIN THIS MOMENTが、テン年代に発表した過去3作で得た経験を最高の形で昇華させた、2020年代のスタートにふさわしい新たなスタンダード。それが本作『MOTHER』という傑作ではないでしょうか。

時にパワフルに歌い上げ、時に気怠さを表現するマリアの歌唱法は、もはやスクリームで攻撃性をプッシュしていた過去と完全に決別しているし、むしろそういったスクリームは味付け程度に使われるのみ。うん、それでいいんだと思います。

フィーチャリング・ボーカルの採用やカバー曲のピックアップなど、前作でN成功をそのまま踏襲している点も本作の注目点。カバー曲として選ばれたのがQUEEN「We Will Rock You」という手垢つきまくりの1曲なのは当初「?」でしたが、その曲をリジー・ヘイル(HALESTORM)、テイラー・モムセン(THE PRETTY RECKLESS)の女帝3人で歌い分けると知り、妙に納得。うん、それなら全然あり! で、これがまたカッコいいわけですよ(ボーカルパフォーマンスが)。

サウンドによる直接的な激しさを求めるリスナーには刺激が足りないかもしれませんが、ボーカルワークで感情に訴えかける激しさが表現されているという点においては、本作は志向の1枚だと断言できます。ロックやメタルがチャート的に衰退気味な今、こういう作品こそ広く親しまれてほしいと願っております。

 


▼IN THIS MOMENT『MOTHER』
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2020年2月18日 (火)

MARK MORTON『ETHER』(2020)

2020年1月中旬にリリースされた、マーク・モートン(G/LAMB OF GOD)の最新EP。配信限定で、日本盤未発売。

昨年2月に初のソロアルバム『ANESTHETIC』を発表したマーク。同作はLAMB OF GODでは表現しきれないアーティスティックな側面、ソングライターとしての貪欲さを追求し、楽曲ごとに多彩なシンガーを迎えて表現するという手法が取られました。

続く今作も同じく、楽曲ごとに異なるシンガーをフィーチャーした作風。しかし、前作と異なるのはそのサウンドメイキングの手法で、今回はアコースティックギターをベースにした楽曲作り/アレンジが全面的に施されています。

全5曲中、マーク・モラレス(SONS OF TEXAS)が2曲、ハワード・ジョーンズ(LIGHT THE TORCH、ex. KILLSWITCH ENGAGE)、リジー・ヘイル(HALESTORM)、ジョン・カーボン(MOON TOOTH)がそれぞれ1曲ずつ参加。マーク・モラレスはMARK MORTON BANDのツアーでもフロントマンを務めたこともあり、今回2曲歌うことになったんでしょうね。

全編アコースティックがメインといいつつも、楽曲によってはエレクトリックギターもふんだんに使用されています。が、それはあくまで味付け程度。エレキがメインになることはなく、あくまで前面に打ち出されるのはアコギの音色とシンガーの歌声なわけです。

一方で、スクリームと歌い上げるイメージが強いハワードは「Love My Enemy」という楽曲でファルセットを取り入れた強くも優しい歌声を聞かせてくれます。あ、この曲のみエレキが大活躍していて、派手なギターソロも楽しめます。これは例外中の例外ですね。

ジョンが歌う「The Fight」は打ち込みリズムをフィーチャーした穏やかな1曲。アルバムの中でいうと、箸休め的な楽曲かな。けど、こういった地味めの楽曲が不思議とアメリカではヒットするからあなどれない。

そして、本作で注目してほしいテイクのひとつがリジー歌唱による「She Talks To Angels」。THE BLACK CROWESが90年代初頭にヒットされた楽曲で、原曲に比較的近いアレンジが施されています。リジーのボーカルもしゃリジーのボーカルもしゃがれた低音からパワフルな高音まで幅広く楽しめ、かつマークのスライドプレイも堪能できる、本作の肝かなと。

さらに、マーク・モラレスは適材適所という言葉がぴったりで、どんな楽曲もそつなく歌いこなす印象かな。適度なスモーキーさが良い味を出しています。オリジナル曲「All I Had To Lose」もさすがの一言ですが、ラストを飾るPEARL JAMのカバー「Black」も歌とアコギのみというシンプルなアレンジが功を奏し、曲の良さとシンガーの魅力を最大限に引き出しているんじゃないかな。

にしても、「She Talks To Angels」と「Black」という1990〜1991年の楽曲を選ぶあたり、さすが自分と同年代と思わずにはいられません。フルアルバム『ANESTHETIC』がソングライターとしての主張だとしたら、今回のEPはプレイヤー/ミュージシャンとしての主張が込められているのかな?なんて、この作風とカバーの選曲から感じ取ってしまいまいた。うん、ナイスな企画盤だと思います。

 


▼MARK MORTON『ETHER』
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2019年12月31日 (火)

2019年総括:④楽曲編&印象的なライブ編

このエントリーで最後。こちらは印象的なライブ編と新設の楽曲編となります。

昨年まではその年気になった/よく聴いたアイドルソング10曲をピックアップする「アイドルソング編」を公開していましたが、自分自身がそこまで熱心に幅広くアイドルソングを聴かなくなったこと、そのぶんアニソンや声優シンガーの楽曲を積極的に聴くようになったことから、そのへんひとまとめに「洋楽邦楽/ジャンル/リリース年関係なく、その年よく聴いた楽曲20曲をプレイリストで公開」することにしました。

 

■楽曲編(アルファベット→五十音順)

各アーティスト1曲のみ選出、グループ内ユニットやソロ名義は別枠としてカウントしました。特にどれがベストの1曲とは記しません。本年発表以外の楽曲に関しては、曲名の後ろにカッコ付けで発表年を追加しておきます。

・Aqours「WATER BLUE NEW WORLD」(2018年)
・LiSA「unlasting」
・Maison book girl「長い夜が明けて」
・PassCode「ATLAS」
・Roselia「FIRE BIRD」
・Saint Snow「Believe Again」
・shami momo(CV:小原好美・鬼頭明里)「町かどタンジェント」
・THE YELLOW MONKEY「DANDAN」
・如月レオン「珈琲ラプソディ」
・クマリデパート「極LOVE浄土」
・欅坂46「黒い羊」
・スタァライト九九組「Star Diamond」
・中須かすみ(CV:相良茉優)「ダイアモンド」(2018年)
・乃木坂46「図書室の君へ」
・日向坂46「JOYFUL LOVE」
・ヒプノシスマイク 山田一郎(CV:木村昴)「Break the Wall」
・平手友梨奈(欅坂46)「角を曲がる」(2018年発表、リリースは2019年)
・フランシュシュ「徒花ネクロマンシー」(2018年)
・水瀬いのり「Wonder Caravan!」
・宮本浩次「Do you remenber?」

 

再生回数でいったら、欅坂46「黒い羊」がダントツでしょうか。そこに追随するのがSaint Snow「Believe Again」、日向坂46「JOYFUL LOVE」、Aqours「WATER BLUE NEW WORLD」、Roselia「FIRE BIRD」の順かな。まあ、プレイリストの再生回数で20曲決めたら、上位は欅坂46(「黒い羊」や「二人セゾン」)とBRING ME THE HORIZON、あとはブクガやイエローモンキーの過去曲、『ラブライブ!』関連の楽曲になってしまいそうなのでやめておきます(笑)。

もちろん、この20曲がすべてではありません。配信されていなかったりストリーミングで聴けなかったりしたため、今回選外にした楽曲も多数あります。例えばハロプロ関連の楽曲。間違いなく数曲こちらに含まれるはずでしたが、今回はプレイリストで公開することが大前提だったので敢えなく選外に。

また、今年もっとも聴いた曲のひとつである『新サクラ大戦』の「檄!帝国華撃団<新章>」もiTunesでの配信はあるもののApple MusicやSpotifyでは聴けないのでアウト。南條愛乃さんが今年発表した楽曲も、SpotifyにはシングルのみあるけどApple Musicには皆無とか、片方だけの中途半端な形になってしまうので選外に。こういうこともあるんですね。

あとは、ギリギリ最後まで悩んだ蒼井翔太さんとか。「Eclipse」にはライブBlu-rayのオープニングでやられたので、本当は入れたかったんですよ(特にライブテイクのほうを)。

 

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2019年4月13日 (土)

HALESTORM『INTO THE WILD LIFE』(2015)

2015年4月にリリースされた、HALESTORM通算3作目のスタジオアルバム。前作『THE STRANGE CASE OF...』(2012年)が全米15位という好成績を残しましたが、今作はそれを上回る全米8位を記録。ロックファンがいかにこのバンドの新作を待ち望んでいたかが伺える結果だと思います。

前作は「ヘヴィさ」「スピード感」「キャッチーさ」の3要素のバランスが絶妙で、「こりゃ売れるわ!」って1回聴けばすぐに理解できる即効性の強い内容でした。が、今作はバンドとしての地力とリジー・ヘイル(Vo, G)のボーカリストとしての個性/魅力を最大限に引き出すために、3要素のうちの「ヘヴィさ」を強調した作風へとシフトしています。

オープニングを飾る重々しい「Scream」からして、前作での軽快な序盤のノリとは異なるもの。だって、前作は「Love Bites (So Do I)」「Mz. Hyde」「I Miss The Misery」という鉄壁の3曲でしたからね。それに対して、本作では「Scream」から組曲のようにミドルヘヴィ「I Am The Fire」へと続き、その後も「Sick Individual」「Amen」とミドルナンバーが続く。ここまで変化がない一本調子な構成、ぶっちゃけ挑戦しすぎでしょ? 最初に聴いたときは正直、「これ、好きになれるかなあ。リピートする気になれるかなぁ」と不安を感じたことを今でも覚えています。

その後は「Dear Daughter」のような渋めのピアノバラード、レイドバックしたミディアムナンバー「New Modern Love」とやっぱり“アガる”ことはないのですが、後半折り返しに入ったところでヘヴィながらもアッパーさ加わった「Mayhem」で少し色が変わる。再びバラード調の「Bad Girl's World」でトーンダウンするも、11曲目「Apocalyptic」のダイナミックな演奏、ラストを飾るシンプルなロックンロール「I Like It Heavy」(ソウルフルなエンディングも最高なこと!)などで少し変化をつけてくれるので、なんとか最後まで乗り切ることができました。

こう書くと非常にネガティブな印象を与えるかもしれませんが、どの曲も非常にカッコいいし、リジーのシンガーとしての魅力が100%伝わるアレンジに仕上がっていると思います。ただ、それがミディアム〜スローテンポで13曲も続くと、さすがに厳しいかなと。もちろん、これがアメリカの“ノリ”だってことは重々承知しています。が、日本ではこれはさすがに厳しいような気がします。いくらHALESTORMが好きな自分でも、このアルバムを何度もリピートする気にはなれないほどですから……。

しかもこのアルバム、デラックス盤には「Jump The Gun」「Unapologetic」という2曲を加えた56分/15曲構成。ですが、ハネ気味のリズムが気持ち良い前者とソウルフルなメロと節回しが印象的な後者という、本編にはないタイプの楽曲がボーナストラックってどういうことよ?(苦笑) そこまでして本編のトーンを統一させたかったんでしょうかね。戦略とはいえ、これは解せないなあ。この2曲を加えて、10〜12曲程度に絞ったほうがもうちょっとまとまりがよかった気がします。あるいは、1曲くらいアップテンポの楽曲を入れるとか……まあその反省が、次作『VICIOUS』(2018年)に活かされたんでしょうね。

うん、ツウ好みの1枚だと思います。ビギナーは2ndか4thから入って、最後に聴くといいんじゃないかな。それからでも十分に魅力は伝わると思うので(むしろそのほうが伝わりやすいはず)。

 

▼HALESTORM『INTO THE WILD LIFE』
(amazon:国内盤CD / 海外盤CD / 海外デラックス盤CD / MP3

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2019年4月 1日 (月)

『DOWNLOAD JAPAN 2019』@幕張メッセ(2019年3月21日)

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初開催の『DOWNLOAD FESTIVAL』の日本版、いざ蓋を開けてみたら大盛況でしたね。当初はチケットが売れてないなんて話もありましたし、オジー・オズボーンのキャンセルで開催危ういんじゃ?なんて悪い噂も飛び交うほど。けど、これだけ入ったんだったら、来年も大丈夫なんじゃないか?って気がしてきました(もっとも、それだけ魅力的なアクトが揃えばの話ですが)。

今回は雑誌のレポで入ったので、そちらの発売前に詳細なレポを書いてしまうのはルール違反。ということで、ここでは記録として簡単なメモ程度で収めておきたいと思います。

 

LIKE A STORM

ディジュリドゥメタル! ステージ中央にフロントマン、その左右にV字にクロスしたディジュリドゥ2本×2セット。ダウンチューニングのギターだけじゃ足りない“下”を補う、イマドキの低音は心地よいったらありゃしない……けど、序盤はよく聞こえなかったけど(苦笑)。まだアルバム2枚、曲調が似たり寄ったりなのが玉に瑕か。でも良い曲多いよね。

00. Intro
01. Pure Evil
02. The Bitterness
03. Solitary
04. Complicated (Stiches & Scars)
05. The Devil Inside
06. Love The Way You Hate Me


AMARANTHE

ライブ初見。ボーカル3人は多い……けど、ちゃんと役割が振り分けられているし、1人がフィーチャーされている間はほかの2人が休憩できるというフレキシブルさはなかなか。女性シンガーが良い声してたのと、本当に曲が良い。そりゃ売れるわけだ。納得のステージでした。

00. Helix Intro
01. Maximize
02. Digital World
03. Hunger
04. Amaranthine
05. GG6
06. Helix
07. Drop Dead Synical
08. Call Out My Name
09. The Nexus


MAN WITH A MISSION

唯一の日本代表(と、言ってもいいよね?)、かつ非メタルバンド。頭の固いメタルファンから拒絶されるんじゃ……と思っていたけど、さすが百戦錬磨のライブバンド。いざライブが始まれば、自分たちのペースで、自分たちの空間をしっかり作り上げる。最後の「FLY AGAIN」での手ふり、みんな完璧だったもんね。ホッとしました。

01. database
02. Broken People
03. Get Off of My Way
04. Dead End in Tokyo
05. Raise your flag
06. Left Alive
07. Take Me Under
08. FLY AGAIN


HALESTORM

リジーが男前すぎて……完全に21世紀のジョーン・ジェットでした。「Love Bites (So Do I)」では同名バンドLOVEBITESのフロントを担うasami嬢がゲスト参加。リジーに負けないパワフルさで場を盛り上げました。あと、彼らはメタルというよりは埃っぽいアメリカンロックなんだなと、ライブで聴いて再認識。次はフルセットで観たい!

01. Black Vultures
02. Mz. Hyde
03. Love Bites (So Do I) [with asami from LOVEBITES]
04. Tokyo
05. Amen
06. Do Not Disturb
07. Drum Solo
08. Freak Like Me
09. Uncomfortable
10. I Miss The Misery


ARCH ENEMY

ごめんなさい、朝からずっと立ちっぱなしだったので、ここで休憩。外で食事をとりながら音だけ聴いてました。5月にBLACK EARTH来日があるからか、初期曲はゼロ。日本人、みんなARCH ENEMY好きなのね。ラストの「Nemesis」だけじっくり観たけど、やっぱりカッコいいわ。

00. Set Flame To The Night
01. The World Is Yours
02. Ravenous
03. War Eternal
04. Blood On Your Hands
05. You Will Know My Name
06. Dead Eyes See No Future
07. The Eagle Flies Alone
08. As The Pages Burn
09. Dead Bury Their Dead
10. No Gods, No Masters
11. Nemesis
12. Enter The Machine (outro)


ANTHRAX

何気にベストアクトでは? 客の盛り上がり然り、ステージ上の熱量然り。PANTERA始まり&終わりはズルい。あと、久しぶりにライブで聴いた「Be All, End All」が最高すぎました。何度観ても良いバンドは良い。それで十分。

01. Cowboys From Hell (intro) 〜 Caught In A Mosh
02. Got The Time
03. Madhouse
04. Fight 'Em 'Til You Can't
05. I Am The Law
06. Be All, End All
07. Evil Twin
08. Antisocial
09. Indians 〜 Cowboys From Hell (outro)


GHOST

期待のGHOST。ステージセットや演出含め、完全に独自路線。メロウなハードロック感はどこかアリス・クーパー的。けど、ANTHRAXの後というのは分が悪すぎ。せめてSUM 41の後なら……ほかのお客ももっと引き込めたのでは。いや、僕は存分に満足しましたけど、もっと熱狂的な盛り上がりが観たかったな。

01. Ashes
02. Rats
03. Absolution
04. Ritual
05. From The Pinnacle To The Pit
06. Faith
07. Cirice
08. Miasma
09. Year Zero
10. Mummy Dust
11. Dance Macabre
12. Square Hammer


SUM 41

完全な休憩タイム。最後の2曲だけ観ました。代表曲が多いと、ジャンルは少し外れても盛り上がることは盛りがるのね。彼ら目当てのファンも少なくなかったようですし。

01. The Hell Song
02. Over My Head (Better Off Dead)
03. Motivation
04. We're All To Blame
05. Walking Disaster
06. Underclass Hero
07. No Reason
09. We Will Rock You
10. In Too Deep
11. Fat Lip
12. Still Waiting


SLAYER

ちょっと複雑な気持ちに。最高のステージだったんだけど、ラストのトム・アラヤによる日本語MCで感傷的な気分に。「どうせもう一回来るでしょ?」と高を括ってたけど、あれで一気に「本当に最後だ」と嫌でも実感させられた。帝王らしい潔い終焉でした。

00. Delusions Of Saviour
01. Repentless
02. Blood Red
03. Disciple
04. Mandatory Suicide
05. Hate Worldwide
06. War Ensemble
07. Jihad
08. When The Stillness Comes
09. Postmortem
10. Black Magic
11. Payback
12. Seasons In The Abyss
13. Born Of Fire
14. Dead Skin Mask
15. Hell Awaits
16. South Of Heaven
17. Raining Blood
18. Chemical Warfare
19. Angel Of Death


JUDAS PRIEST

4ヶ月ぶりのプリースト。ちょっと前に「Killing Machine」をやったって話があったから、日本でも……と思っていたら、気合い入れて半分近くセットリスト入れ替わってる! しかも選曲がマニアック! これはこれでアリ! あと、東京公演では聴けなかった「he Hellion 〜 Electric Eye」を堪能できたのはうれしかった。やっぱこれでしょ?

01. Firepower
02. Delivering The Goods
03. Sinner
04. The Ripper
05. Evil Never Die
06. Bloodstone
07. Saints In Hell
08. No Surrender
09. Turbo Lover
10. Devil's Child
11. Killing Machine
12. Some Heads Are Gonna Roll
13. Guardians 〜 Rising From Ruins
14. Rapid Fire
15. Hell Bent For Leather
16. Painkiller
--ENCORE--
17. The Hellion 〜 Electric Eye
18. Breaking The Law
19. Living After Midnight

2018年12月26日 (水)

2018年総括(番外編):HR/HM、ラウドロック編

隔月の奇数月に「リアルサウンド」さんにて、HR/HMやラウドロックの新譜キュレーション記事を書いているのですが、2018年のまとめ記事となる年間ベスト10紹介エントリー「西廣智一が選ぶ、2018年ラウドロック年間ベスト10 ネガティブな話題の中にも豊作が揃った1年」が12月25日に公開されました。

基本的には順位を付けるのは苦手なのですが、ここでま毎回思い切って1位から10位まで順番をつけて10枚紹介しています。今年に関しては上位3作品に関しては不動なのですが、4位以降は日によって変動があると思うので、セレクトの際に泣く泣く10枚から落とした準候補10枚を加えた20枚を紹介する意味で、SpotifyとApple Musicに記事と同名のプレイリストを作成しました。

改めて、20枚を紹介しておきますね(基本的には順位は付けていませんが、先のリアルサウンドさんで1〜10位と順位付けしているため、便宜上20までナンバリングしておきます)。


01. DEAFHEAVEN『ORDINARY CORRUPT HUMAN LOVE』(レビュー
02. VOIVOD『THE WAKE』(レビュー
03. ALICE IN CHAINS『RAINIER FOG』(レビュー
04. Crystal Lake『HELIX』
05. AZUSA『HEAVY YOKE』(レビュー
06. IHSAHN『ÁMR』(レビュー
07. JUDAS PRIEST『FIREPOWER』(レビュー
08. SIGH『Heir to Despair』
09. LOVEBITES『CLOCKWORK IMMORTALITY』(レビュー
10. ARCHITECTS『HOLY HELL』(レビュー
11. CORROSION OF CONFORMITY『NO CROSS NO CROWN』(レビュー
12. FEVER 333『MADE AN AMERICA』(レビュー
13. GHOST『PREQUELLE』(レビュー
14. THE STRUTS『YOUNG & DANGEROUS』(レビュー
15. MANTAR『THE MODERN ART OF SETTING ABLAZE』
16. NINE INCH NAILS『BAD WITCH』(レビュー
17. NOTHING『DANCE ON THE BLACKTOP』(レビュー
18. SHINEDOWN『ATTENTION ATTENTION』(レビュー
19. SLEEP『THE SCIENCES』
20. CHTHONIC『BATTLEFIELDS OF ASURA』


最初の10曲が「リアルサウンド」さんで紹介した10枚から。一応順位どおりに楽曲を並べています。で、後半の10曲が選から漏れた10枚から。こちらは基本的には順不同ですが、まあ大体こんな並びかなと。基本的には当サイトで紹介した作品、あるいはキュレーション連載で紹介した作品ばかりですが、個人的にはこういう1年だったのかなとこれを聴いて振り返っているところです。

せっかくなので、この20枚から漏れた「今年よく聴いたHR/HM、ラウドロック系アルバム」も紹介しておきます。こちらはアルファベット順に並べています。


・BEHIMOTH『I LOVED YOU AT YOUR DARKNESS』
・BURN THE PRIEST『LEGION: XX』(レビュー
・COHEED AND CAMBRIA『THE UNHEAVENLY CREATURES』
・Crossfaith『EX_MACHINA』
・DIMMU BORGIR『EONIAN』(レビュー
・DIR EN GREY『The Insulated World』
・Graupel『Bereavement』
・GRETA VAN FLEET『ANTHEM OF THE PEACEFUL ARMY』(レビュー
・HALESTORM『VICIOUS』(レビュー
・HER NAME IN BLOOD『POWER』
・JONATHAN DAVIS『BLACK LABYRINTH』(レビュー
・LOUDNESS『RISE TO GLORY -8118-』(レビュー
・MICHAEL SCHENKER FEST『RESURRECTION』(レビュー
・OBSCURE『DILUVIUM』
・A PERFECT CIRCLE『EAT THE ELEPHANT』
・SAXON『THUNDERBOLT』(レビュー
・SHINNING『X - VARG UTAN FLOCK』
・SKINDRED『BIG TINGS』(レビュー
・SURVIVE『Immortal Warriors』
・THERAPY?『CLEAVE』(レビュー
・U.D.O.『STEELFACTORY』(レビュー
・UNITED『Absurdity』
・VENOM『STORM THE GATES』(レビュー
・陰陽座『覇道明王』

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