カテゴリー「Hanoi Rocks」の23件の記事

2019年6月23日 (日)

JETBOY『FEEL THE SHAKE』(1988)

1988年秋に発表されたJETBOYのデビューアルバム。日本でも同年11月に国内盤がリリースされており、当時日曜深夜にオンエアされていたHR/HMプログラム『PURE ROCK』(TBS系)でもタイトルトラック「Feel The Shake」のMVが頻繁に紹介されていました。

サンフランシスコ出身の彼らはモヒカンヘアのミッキー・フィン(Vo)を中心としたパンク寄りのハードロックバンドで、前任ベーシストのトッド・クルー脱退(その直後にオーバードーズで死去)を受け元HANOI ROCKSのサミ・ヤッファ(B)を迎えた編成でメジャーデビューを果たします。

ビジュアル的には完全にパンクスなんですが、サウンド的には若干ガレージロック色の見え隠れするスリージー・ロックといったところでしょうか。オープニングナンバー「Feel The Shake」のダークな雰囲気はどこか『BACK IN BLACK』(1980年)でのAC/DCを思い浮かべますが、実際本作ではこれ以降展開されていくアップテンポ〜ミディアムテンポの楽曲がすべてAC/DCを彷彿とさせるものばかりなのです。わかりやすくて素晴らしい。

かつ、ミッキー・フィンの“ハイトーンなし”のボーカルスタイルの効果もあって、同時期に多数デビューした同系統バンドの中でも異彩を放つ結果に。ギターもそこまで歪んでいないし、むしろ全体的に音の隙間も多い。だからなのか、聴いていてまったく疲れないんですよね。しかも、このボーカルスタイルだし。悪いところが見つからないんですよ。

ですが、同時に「ここ!」という良いポイントも見つけにくい。言っちゃああれですが、ロックアルバムとしては平均的な完成度なのです。同時代のB級ヘアメタルバンドと比べたら1歩抜きん出ているものの、それでも点数をつければ70点くらい。可もなく不可もなくといったところでしょうか。

その結果、疲れずにスルスルと聴き進められるものの、印象に残る曲が少ない。ぶっちゃけ、オープニングの「Feel The Shake」が一番インパクトが強い曲かも。まあそういう1曲を生み出すことができて、それをメジャーデビューアルバムのオープニングに配置することができただけでも、このバンドは恵まれているほうじゃないかな。

それこそ30年ぶりくらいに真剣に聴きましたが、今の耳だと「Hometown Blues」みたいなスローブルースは良いフックになっていていいと思うんだけど、当時は全然記憶に残らなかったなあ……(苦笑)。なぜサミがこのバンドに加入したのか当時は本当に謎でしたが、ここでの活動があったからこそ、その後ジョーン・ジェットやNEW YORK DOLLSでの活躍があったわけで、そういう意味ではHANOI ROCKSファンはチェックしておいても損はしない1枚かもしれません。

 


▼JETBOY『FEEL THE SHAKE』
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2018年4月12日 (木)

ANDY McCOY『THE WAY I FEEL』(2017)

昨日のHANOI ROCKSからの続きです。俄然気になるアンディ・マッコイの動向をいろいろ調べてみました。

そういえば、2010年前後にGREASE HELMETというバンドに参加して、2012年にアルバムを1枚発表していましたね。当時、レーベルからしっかりアルバムをいただいていました。DEEP PURPLE「Speed King」のカバーとかやってましたよね。メンバーにAMORPHISのメンバーがいたりと、非常に謎な布陣でしたが、まあアンディのことだし長続きはしないだろうなと思っていましたが……。

で、実は昨年5月にソロ曲「The Way I Feel」をひっそりとリリースしていました。このシングル、CDは300枚限定ですでに完売。現在はiTunesやAmazonでデジタル購入できるほか、Spotifyなどのストリーミングサービスでも聴くことができます。

で、さっそく聴いてみましたが……うん、どこからどう切り取ってもアンディ・マッコイそのもの。HANOI ROCKS時代から彼が発揮してきたメロディセンスがここでも見事に活かされており、一度聴いただけで口ずさめそうなわかりやすい楽曲に仕上がっています。

どこかいなたさがあって、哀愁味があふれんばかりの切ないメロディは、やっぱりこの人ならではのもの。マイケル・モンローのそれともちょっと違うんですよね。初期HANOI ROCKSのレパートリーと言われても不思議じゃないこの曲を聴けば、確実に「ANDY McCOY is back!」と思えるはずです。

この曲でアンディはギターとボーカルを担当。ネット上でいろいろ調べてみると、この「The Way I Feel」はまもなくリリース予定のソロアルバムからのリード曲ということらしいです(当初は昨年秋リリース予定とのことでしたが、どうやら遅れているようですね)。

ちなみに、サックスには元HANOI ROCKSのベーシスト、サミ・ヤッファの実兄Jone Takamäkiが参加しているとのこと。アルバムにはどんなメンツが参加しているのかも気になります。



▼ANDY McCOY『THE WAY I FEEL』
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なお、アンディは2016年末にもHIMのフロントマン、ヴィレ・ヴァロとコラボした「Xmas Song feat. Ville Valo」をリリース済み。こちらも“これぞアンディ・マッコイ!”という仕上がりなので、併せてチェックしてみることをオススメします!



▼ANDY McCOY『XMAS SONG feat. VILLE VALO』
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2018年4月11日 (水)

HANOI ROCKS『STREET POETRY』(2007)

2007年9月にリリースされた、HANOI ROCKS通算7枚目のスタジオアルバム(コンピレーション盤『SELF DESTRUCTION BLUES』を除く)。“再生”(=再結成)後3枚目のアルバムとなりますが、本作を最後にバンドは再解散することになります。

前作『ANOTHER HOSTILE TAKEOVER』(2005年)で固まったマイケル・モンロー(Vo, Sax)、アンディ・マッコイ(G)、コニー・ブルーム(G)、A.C.ことアンディ・クリステル(B)、ラク(Dr)という第二の黄金期と呼べる布陣での2作目(ただし、ラクは2008年に脱退。その後、解散までジョージ・アトラジックが参加)。前作発表後にじっくりツアーを体験したこともあり、本作は過去2作のスタジオ盤と比べるとより肩の力が抜けた、80年代のHANOI ROCKSが持っていた特有の“ユルさ”が復活しているように思います。そう、この感覚こそ我々がこのバンドに求める魅力であり、ソロ活動後のマイケル・モンローの硬派なハードロック的手法と絶妙なバランスでミックスされることで、2000年代のHANOI ROCKSのスタイルがついに完成した、と言い切ってもあながち間違いではないのかもしれません。

リードシングル「Fashion」での、隙間の多い緩やかなロックサウンドはまさに我々がよく知るHANOI ROCKSそのもの。この曲がフィンランドのチャートで1位を獲得したというのも頷ける話です。

もちろん、「Hypermobile」「Highwired」みたいな硬質なハードロックナンバーも多数含まれていますが、それと同じくらい「Power Of Persuasion」「Teenage Revolution」「This One’s For Rock 'N' Roll」「Walkin' Away」「Tootin' Star」といった初期を思わせるロックンロールも混在。こういう曲があることで、アルバム内の緩急の差が非常に面白いことになっている。

さらに、日本盤には「Self Destruction Blues」のセルフカバーも収録。マイケルがソロでカバーしたバージョンに近い、当時のライブテイクをもとにしたバージョンは非常にカッコいいもので、このアルバムにも見事にフィットしています。

良い意味で隙間だらけなのに、ある意味では寸分の隙もない、完璧なまでの“HANOI ROCKSのロックンロールアルバム”。そりゃあこんな究極のアルバムを完成させてしまったら、あとはもうこのクオリティを維持して、同じことを続けるのみになってしまうか……活動終了はメンバーのみならず、古くからのファンにとっても納得の結果だったと言えるかもしれません。

マイケルは今もソロでバリバリ活躍してくれていますが、アンディは……もっと表舞台に出てきてくれてもいいのに。それだけが心残りです。あ、コニー&A.C.は80〜90年代に活動をともにしたELECTRIC BOYSを復活させ、現在もスウェーデンを基盤に活動中。日本デビュー盤『FUNK-O-METAL CARPET RIDE』(1989年)は当時よく聴いたので、ぜひ一度生で観てみたいものです。



▼HANOI ROCKS『STREET POETRY』
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2017年11月20日 (月)

HANOI ROCKS『BACK TO MYSTERY CITY』(1983)

初めて聴いたHANOI ROCKSのアルバムが本作『BACK TO MYSTERY CITY』でした。1983年5月に発表された通算3作目のオリジナルアルバム。スタジオアルバムとしては、前作にあたるコンピレーション盤『SELF DESTRUCTION BLUES』(1982年)を含めれば4作目となります。

本作は間違いなく、彼らの名をワールドワイドに知らしめるきっかけとなった第一歩。事実、本作の高評価がのちのメジャー契約けとつながったわけですからね。

で、実際にその内容も過去3作から格段にレベルアップしています。プロデュースを手がけたのは、元MOTT THE HOOPLEのデイル・グリフィンとピート・オヴァレンド・ワッツ(デイルは昨年1月、オヴァレンドは今年1月にそれぞれ亡くなっております。ご冥福をお祈りします)。前作までにあった“バタ臭さ”や“B級臭”が一気に薄らぎ、とても“北欧出身のインディーグラムロックバンド”なんて感じさせない音に仕上げられています。

そして、楽曲自体のクオリティ(主にアレンジ面)が格段に向上。オープニングのアコギ&フルートによるインスト「Strange Boys Play Weird Openings」から名曲「Malibu Beach Nightmare」へと続く構成は、ロック史屈指の名演と断言したいし、なによりその「Malibu Beach Nightmare」の名曲ぶりといったら……グラムロックとパンクの良さを絶妙にブレンドし、さらに自分たちのオリジナルへと昇華させたその技量に、改めて驚かされます。

そのほかにも「Mental Beat」や名バラード「Until I Get You」、ポップでキャッチーな「Ice Cream Summer」、ライブのクライマックスに相応しい「Back To Mystery City」など、今聴いても最高にクールな名曲が豊富。パンクロックのオリジネーターへのリスペクトも込められた「Tooting Bec Wreck」もあれば、どこかニューウェーブテイストの「Lick Summer Love」、ドラマチックなコード進行&アレンジが日本人好みな「Beating Gets Faster」もある。次作にして最初の解散前ラストアルバムとなってしまった『TWO STEPS FROM THE MOVE』(1984年)が第1期HANOI ROCKSの完成形だとすると、本作で表現されているのはそのプロトタイプであり、A級とB級の間にいる彼らのアンバランスさが色濃く表現されているんじゃないでしょうか。そして、そこが味わい深いし、すごく興味を惹かれるんですよね。

ハードロックでもないしパンクロックでもない、グラムロックでもない彼らの微妙な立ち位置がこのアルバムを聴けば理解できる。そんなオリジナリティに満ち溢れた傑作です。



▼HANOI ROCKS『BACK TO MYSTERY CITY』
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2017年9月10日 (日)

HANOI ROCKS『SELF DESTRUCTION BLUES』(1982)

海外では1982年夏にリリースされた、HANOI ROCKS通算3作目のスタジオアルバム……ということになってますが、正確には1980〜82年にシングルのみで発表された楽曲を寄せ集めたコンピレーションアルバム。とはいえ、正式なスタジオアルバムと言われても納得してしまうほど、このバンドらしさに満ち溢れた1枚と言えるかもしれません。

例えば1stアルバム『BANGKOK SHOCKS, SAIGON SHAKES, HANOI ROCKS』(1981年)よりも前に発表された事実上のデビューシングル「I Want You」(1980年)や「Desperados」(1981年)、「Dead By X-Mas」(同年)のほか、当時の最新シングル「Love's An Injection」といった楽曲が含まれているほか、シングルのB面(カップリング)曲として発表されたもののライブではすでに人気の高かった「Taxi Driver」「Beer And A Cigarette」「Problem Child」など意外と重要な曲も収録されており、ファンならずとも聴き逃せない作品集となっています。

音楽的にもバラエティに富んでおり、ストレートなパンクチューン「Problem Child」やピアノを効果的に用いたポップな「Love's An Injection」「Café Avenue」「Dead By X-Mas」、ディスコビートを導入したパーカッシブな「Kill City」、のちにマイケル・モンロー(Vo)のソロ作や再結成HANOI ROCKSなどで何度かセルフカバーされる表題曲「Self Destruction Blues」、シンセの導入によりどこかニューウェイブ色が感じられる「Whisper In The Dark」、レゲエテイストの「Desperados」など、とにかく一筋縄でいかないこのバンドの個性がもっとも強く表れた内容ではないでしょうか。

ライブバンドとしては非常に“真っ直ぐ”なイメージの強い彼らですが、実は音楽的にはここまで雑多なロックバンドだということを知る上で、本作は非常に重要な作品集だと思います。特に解散後はこういったコンピレーション盤がいくつもリリースされましたが、このバンドをよく知る上では本作のほか、後期シングルにのみ収録されたレア曲とラズル(Dr)急逝後に制作されたデモ音源を含む『LEAN ON ME』(1992年)はぜひとも聴いておきたいところです。

そういう意味ではこのアルバムは、初期HANOI ROCKSの“裏ベスト”とも言えるのではないでしょうか。個人的には非常にお気に入りの1枚です。



▼HANOI ROCKS『SELF DESTRUCTION BLUES』
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2017年4月17日 (月)

HANOI ROCKS『ALL THOSE WASTED YEARS』(1984)

HANOI ROCKSがオールキャリア中唯一発表したライブアルバムが、1984年にリリースされた本作『ALL THOSE WASTED YEARS』。日本では『燃えるロンドン・ナイト』の邦題でおなじみの1枚です。

本作は1983年12月、イギリス・ロンドンにある有名クラブThe Marquee Clubにてライブレコーディングされたもの。ちょうど3枚目のオリジナルアルバム『BACK TO MYSTERY CITY』を発表したあとで、本国フィンランドのみならずここ日本やイギリスで知名度を上げていた時期の、バンドとして脂の乗った演奏&パフォーマンスを楽しむことができます。

『BACK TO MYSTERY CITY』からの楽曲はもちろんのこと、それ以前の楽曲……チープな録音技術と未熟な演奏力で表現された初期の名曲たちが、ライブレコーディングというバンドの持ち味をもっとも生かした形で再現されています。曲によっては原曲よりもテンポを若干落とすことで、よりルーズでワイルドな魅力が加わったものも多く、「Don't Never Leave Me」なんて後のアルバム『TWO STEPS FROM THE MOVE』収録の「Don't You Ever Leave Me」に近いテンポ&アレンジで生まれ変わっています。

それにしてもベンチャーズの「Pipline」カバーから始まり、そのまま「Oriental Beat」へとなだれ込むオープニングは何度聴いても鳥肌モノ。そこから狂気さえ感じさせる「Back To Mystery City」へつなぐ構成も、さすがの一言です。マイケル・モンロー(Vo, Sax)のボーカルもアルバム以上に野太くてワイルド、そこにアンディ・マッコイ(G)のヘタウマコーラスがかぶさることで生じる価格反応。聴いていて思わず“これぞロックンロール!”とガッツポーズを取りたくなってしまうほどです。

「Until I Get You」や先の「Don't Never Leave Me」といったバラードナンバーも独特の味を出してるし、のちにマイケル・モンローのソロライブでもお約束となった「Tragedy」〜「Malibu Beach Nightmare」のメドレー構成はロック史に残したい名演のひとつだと断言したい。そこからポップで味わい深い「Visitor」「11th Street Kids」へと続き、狂気に満ちたブルースナンバー「Taxi Driver」、聴いていて胸がチクチクするほどセンチメンタルな「Lightnin' Bar Blues」と本当に名曲・名演満載。ラスト2曲がカバー曲(アリス・クーパー「Under My Wheels」、THE STOOGES「I Feel Alright」、YARDBIRDSやAEROSMITHでおなじみ「Train Kept A-Rollin'」)で締めくくるのも、もはや鉄板。実際のライブとはセットリストは異なり、アルバム用に構成され直しているものの、ライブの臨場感やバンドの熱量、そしてアルバムとしての起承転結はきっちり保たれています。個人的にはAEROSMITH『LIVE! BOOTLEG』と並ぶ“死ぬまで聴き続けたいライブアルバム”のひとつです。

なお、本作には同タイトルのライブビデオも同時期にリリースされています。こちらはアルバムと比較的構成は似ているものの、収録時間は60分未満というちょっと物足りなさを伴う内容。途中でメンバーのインタビュー(短いコメント)が挿入されたりするという難はあるものの、あの当時のライブを映像でじっくり楽しめるという意味では非常に貴重な作品です。しかも、アルバムのほうではカットされた、マイケルがボーカルを務めラズル(Dr)がボーカルを担当する「Blitzkrieg Bop」(RAMONESのカバー)がラストに収録されているので、ぜひこちらも機会があったら観てほしいです。



▼HANOI ROCKS『ALL THOSE WASTED YEARS』
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2017年4月12日 (水)

MICHAEL MONROE『ANOTHER NIGHT IN THE SUN: LIVE IN HELSINKI』(2010)

2001年から始まった“再生”HANOI ROCKSが2009年に活動終了し、再びソロアーティストとして音楽活動を続けると思われていたフロントマンのマイケル・モンロー。しかし彼はあくまでバンドにこだわり、“MICHAEL MONROE”というバンドを組むことを決意するのです。あれですね、初期のアリス・クーパーがALICE COOPERという名前のバンドとして活動していたのと一緒で。MARILYN MANSONもある意味一緒だし。

2010年1月、マイケルのもとに集まったのは“再生”HANOI ROCKSには未参加だった旧友のサミ・ヤッファ(B)、THE WiLDHEARTSのシンガーとしてもお馴染みのジンジャー(G)、DANZIGへの在籍経験を持つトッド・ユース(G)、そしてDEMOLITION 23.のメンバーだったジミー・クラーク(Dr)という布陣。しかしリハーサル段階でジミーが脱退し、代わりにカール・ロックフィスト(Dr)が加入。続いて、そのカールを推薦したトッドもバンドを離れ、ある者には再結成したNEW YORK DOLLSのギタリストとして、またある者には菅野よう子とのコラボレーターとして知られるスティーヴ・コンテ(G)が加わり、第1期MICHAEL MONROEの布陣が完成します。

この第1期メンバーで制作したのが、今回紹介するライブアルバム『ANOTHER NIGHT IN THE SUN: LIVE IN HELSINKI』。本作は2010年6月7日にフィンランド・ヘルシンキのクラブでライブレコーディングされたもので、内容はHANOI ROCKSからソロ、DEMOLITION 23.とマイケルのキャリアを総括するオリジナルナンバーのほか、ジョニー・サンダースやTHE DAMNED、THE STOOGES、DEAD BOYSなどマイケルのルーツとして重要なバンドのカバー曲、そして新バンドMICHAEL MONROEとして制作中の新曲2曲を含む、“過去・現在・未来”をつなぐ豪華なセットリストとなっています。

個人的にはHANOI ROCKSと同じくらいTHE WiLDHEARTSのファンでもあるので、あのジンジャーがHANOI ROCKSの名曲たちをプレイするというだけで生唾モノ。楽曲は新曲含め、どれも“いかにもマイケル”といったものばかりなので、悪いわけがない。演奏も名うてのプレイヤーが揃っているので、タイトでカッコいい。“再生”HANOI ROCKS終了から間髪入れずに動いたことも功を奏し、マイケルの状態もベストに近いものと言えます。

まぁ本作は、翌2011年春にリリースされる1stスタジオアルバムへの前哨戦として録音されたもので、ここ日本では2010年8月の『SUMMER SONIC 10』に出演したことから、興奮冷めやらぬうちに出しておこうということで同年9月に先行リリースされたのでした(海外では10月発売)。そこから半年足らずで真の1stアルバム『SENSORY OVERDRIVE』が届けられるわけで、ファンの熱量を保つという意味でもこのライブアルバムは重要であり、“再生”HANOI ROCKSを終えて改めてマイケル・モンローというシンガーのキャリアを振り返るという意味でも非常に意味のある作品なのです。

それと「You're Next」と「Motorheaded For A Fall」と題された、『SENSORY OVERDRIVE』の片鱗を感じさせる新曲2曲の存在も重要です。「You're Next」はDEMOLITION 23.をよりタイトにさせたスタイルのロックンロールで、「Motorheaded For A Fall」はその名のとおりどこかMOTORHEADを彷彿とさせる疾走ナンバー。マイケルがMICHAEL MONROEで何をやろうとしてるのか、この2曲からも存分に伝わるはずです。ちなみに前者は『SENSORY OVERDRIVE』海外盤のボーナストラックとして、後者は「Debauchery As A Fine Art」と改名され、さらにかのレミー(MOTORHEAD)をフィーチャーした形で『SENSORY OVERDRIVE』に正式収録されています。



▼MICHAEL MONROE『ANOTHER NIGHT IN THE SUN: LIVE IN HELSINKI』
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2017年4月11日 (火)

DEMOLITION 23.『DEMOLITION 23.』(1994)

HANOI ROCKS以来のパーマネントなバンドとなるはずだったJERUSALEM SLIMが短期間で、しかもアルバム完成を待たずして空中分解してしまったマイケル・モンロー。傷心のまま再びソロに戻るのかと思いきや、懲りずに新たなバンドを結成します。

マイケル以外のメンバーは、JERUSALEM SLIMから引き続きサミ・ヤッファ(B)、元STAR STARのジェイ・ヘニング(G)、そしてジミー・クラーク(Dr)という布陣。もともとはニューヨークのクラブで演奏していたカバーバンドがベースになっており、それがそのままDEMOLITION 23.という名前のパーマネントなバンドへと進化していきます。そして1994年6月、日本先行リリースという形で“最初で最後の”アルバム『DEMOLITION 23.』が発表されました。

JERUSALEM SLIMではかっちり作り込まれたLAメタル的サウンドが特徴でしたが、DEMOLITION 23.ではマイケルのルーツであるパンクロックに再びフォーカスを当てています。サウンドも生々しくてルーズなものばかり、楽曲も非常にシンプルでわかりやすさ重視といった印象。『NOT FAKIN' IT』にも参加していたリトル・スティーヴンスもプロデュース&曲作りに加わっていることから、『NOT FAKIN' IT』をよりラフにした作風、といえばわかりやすいかもしれませんね。

また、カバー曲も「Ain't Nothin' To Do」(DEAD BOYS)、「I Wanna Be Loved」(ジョニー・サンダース)、「Endangered Species」(UK SUBS)と、バンドとしてのコンセプトが非常にわかりやすいものばかり。さらにJERUSALEM SLIM時代に制作された「The Scum Lives On」も、DEMOLITION 23.の手にかかるとSEX PISTOLS的なカラーへと一変しています。

1本筋の通った男気溢れるアルバムだけど、“これ!”といったキメの1曲がないのもまた事実。それもあってか、全体的にB級感が漂っており、初めてこのアルバムを聴いたときは「もう表舞台に舞い戻るのは無理かも……」とちょっとだけガッカリしたものです。決して悪くはないんだけど、ベストでもない。この作風自体が、当時のマイケルの心情を表しているようで、なんとも言えない気持ちになります。

ちなみにDEMOLITION 23.にはその後、ジェイ・ヘニングに代わり元HANOI ROCKSのナスティ・スーサイドが加わるのですが、程なくして脱退。これによりバンドも短命で終わることになり、さらに傷心のマイケルは10年近く住んだニューヨークを離れ、故郷のフィンランドへ戻ることを決意するのでした。



▼DEMOLITION 23.『DEMOLITION 23.』
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2017年4月 8日 (土)

HANOI ROCKS『TWO STEPS FROM THE MOVE』(1984)

HANOI ROCKSが1984年にリリースした、通算4作目のオリジナルアルバムにしてメジャーデビュー作(1983年発売のコンピレーションアルバム『SELF DESTRUCTION BLUES』を含めれば、通算5枚目のスタジオアルバム)。前作『BACK TO MYSTERY CITY』(1983年)まではフィンランドのレーベルからのリリースですが、今作からはCBS(現在のソニー)とワールドワイド契約を結んだことで、いよいよ本国やイギリス、日本以外(主にアメリカですね、この場合)に殴り込み……というタイミングに制作された力作でした。

プロデューサーにはアリス・クーパーやKISS、PINK FLOYDなどで知られるボブ・エズリンを迎え、ニューヨークにてレコーディング。かといってサウンド自体はアメリカナイズされたわけではなく、これまでの彼らの魅力(不思議なメロディ感覚やパンキッシュで前のめりなサウンド)はそのままに、サウンドをより洗練させた印象が強いかな。軽くて軽薄さすら感じられたそれまでの質感と比べたら、今作で聴ける音は太くて重心がより低くなったような気がします。

オープニングを飾るCCRのカバー「Up Around The Bend」にしろ、以前のHANOI ROCKSだったらもっと軽くてサラッと流していたこういうタイプのロックンロールも、タフでパワフルさが加わっている。そこからパンキッシュなアップチューン「High School」へと続き、HANOI ROCKSらしさに満ち溢れた妖艶な「I Can't Get It」「Underwater World」へと続く。1stアルバム『BANGKOK SHOCKS, SAIGON SHAKES, HANOI ROCKS』収録のポップチューン「Don't Never Leave Me」をリメイクした「Don't You Ever Leave Me」は、構成を若干変えてテンポを落としたことで、より親しみやすいバラードへと生まれ変わっている。

アナログ盤でいうB面にあたる6曲目「Million Miles Away」は泣きのバラード長なんだけど、後半でラテン風アレンジに展開していく流れにこのバンドならではの毒を感じるし、単に明るくなりきれない「Boulevard Of Broken Dreams」も魅力的。パブロック風なユルさが前作までの彼ららしい「Boiler (Me Boiler 'n' Me)」、NEW YORK DOLLSにも通ずるグラマラスなアップチューン「Futurama」、そしてワイルドさ全開の「Cutting Corners」で締めくくり……全10曲、約41分があっという間に流れていく1枚です。聴きやすさは過去イチだけど強いクセ、毒、フックなどもしっかり散りばめられている。そういう意味では80年代前半のHANOI ROCKSの集大成であり、ここから何かが始まることを予感させる1枚でもあるように思えます。

が、しかし。ご存知のとおり本作リリースから数ヶ月後にヴィンス・ニール(MOTLEY CRUE)が起こした自動車事故により、同乗していたラズル(Dr)が死亡。HANOI ROCKSは世界的成功を目前に空中分解してしまいます。とはいえ、あの当時はそこから約20年後にマイケル・モンロー(Vo, Sax)とアンディ・マッコイ(G)を中心とした“再生HANOI ROCKS”が活動することになるとは思いもしなかったなぁ……リアルタイムで80年代のHANOI ROCKSを体験できなかった身としては、非常にありがたかったですが。



▼HANOI ROCKS『TWO STEPS FROM THE MOVE』
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2009年3月22日 (日)

HANOI ROCKS@赤坂BLITZ(2009年3月16日)

昨年10月に突如発表された、HANOI ROCKS解散。マイケル・モンローとアンディ・マッコイが、2人でやれることはやり尽くしたということで再解散となったわけです。2009年春に日本とフィンランドでライブをやって終了。最後にもう一度だけ彼らの勇姿を目にする機会がある。それだけで満足でした。

最初はラストツア—を全部追っかけようと思ってたんだよね。でも、仕事との兼ね合いもあって平日は関東圏以外はパスすることに。最終的には、当初ツアーファイナルとして発表された仙台公演を含む、3公演を観に行く予定でした。その後、追加公演として赤坂BLITZ公演が発表されて、仙台に行く理由がなくなり……そうこうしてるうちに、仕事絡みでRED WARRIORSとDIAMOND☆YUKAIのライブを観に行くことになり、いざ行く公演数を減らしてみたら、今度は「最後の最後だけでいいじゃん」と消極的な気持ちになって。結局、最後のBLITZしか観に行きませんでした。

僕がHANOI ROCKSを知った頃は、ちょうど「TWO STEPS FROM THE MOVE」がリリースされた直後。MTVなどの音楽ビデオを流す番組では「Up Around The Bend」のPVがよくかかっていました。でもその頃の自分はといえば、MOTLEY CRUEに興味を持ち始めた頃。結局、そのMOTLEY CRUEのヴィンス・ニールが運転する車が事故って、同乗してたラズルが死亡……僕がその魅力に気づく前に、HANOI ROCKSは解散してしまうわけです。僕が中学2年生の頃の話です。

高校に上がって、GUNS N'ROSESがデビュー。SKID ROWとかも出てきて、マイケル・モンローもシーンに復帰してきた。そして改めてHANOI ROCKSの音楽に触れていき、その魅力に完璧にハマってしまうのでした。

“再生”までの15年以上、マイケルのソロだったりDEMOLITION 23.だったり、いろんな形でマイケルのライブを観てきました。そして、その都度HANOI ROCKSのセルフカバーがあったり、元HANOI ROCKSのメンバー(サム・ヤッファやナスティ)との共演があって、「ああ、きっとHANOI ROCKSってこんな感じだったんだろうなぁ……」と物思いに耽ってみたり。再結成なんて敵わない夢だと思ってたなぁ。

結局、HANOI ROCKSは2001年に“再生”しました。同年夏の「SUMMER SONIC 01」、ギュウギュウに押されながらも前へ前へと進んでいき、次々に演奏される名曲の数々に泣きそうになったなぁ。確かにマイケルとアンディしか元メンバーはいなかったけど、二度と「HANOI ROCKSという名での活動」に立ち会えるとは思ってなかったら、それだけで満足だったんだよね。30歳になって、こんな場面に立ち会わせてもらえるなんてね。

それからの約8年間、本当にいい夢を見せてもらいました。MR.BIGがこないだ再結成を発表したとき、その記者会見に参加したのですが、彼らが自分たちの曲「Never Say Never」と今回の再結成を重ねていて、本当にそうだよなぁと実感したんです。「絶対にない」なんてことはない。そういう夢を見させ続けてくれたのが、21世紀のHANOI ROCKSだったんじゃないでしょうか。

3月16日、赤坂BLITZ。約2時間で30曲前後もの楽曲を演奏してくれたHANOI ROCKS。オープニングから「Tragedy」〜「Malibu Beach Nightmare」という往年のメドレーを彷彿とさせる選曲で、会場のファンをぶっ飛ばしてくれました。僕は壁に寄りかかって、彼らの姿を目に焼き続けました。次々に演奏される名曲を、一緒に口ずさみながら。

すごく潔い最後だったと思います。もちろん、この後にヘルシンキでの本当のラストライブが控えているから、そこまで悲壮感はなかっただろうけど、ぶっちゃけ悲壮感ってなに?と思わせるようなポジティブなライブだったと思います。それでこそHANOI ROCKSだと思うし、それでこそロックンロールだし、それでこそ“Rock Like Fuck”なんだと思う。

半年前にその知らせを知ったとき、肩をガックリと落とした自分だったけど、今は胸を張って、笑顔で彼らを見送ることができる。最後の最後まで、最高の夢を見させてくれてありがとう。でも、さよならは言わない。だって、「Never Say Never」……また2人が、コニー・ブルームとA.C.を連れてきて、なんならラクも呼び出して、“1回だけの復活”とか言って一緒にステージに立つかもしれないしね。そんなことを夢見て、気長に待つことにします。だって、そのほうが断然楽しいからね。


[SETLIST]
SE. Tightrope
01. Tragedy
02. Malibu Beach Nightmare
03. Motorvatin'
04. Boulevard Of Broken Dreams
05. Street Poetry
06. Fashion
07. Gypsy Botes
08. Until I Get You
09. Obscured
10. Hypermobile
11. Highwired
12. Power Of Persuasion
13. Whatcha Want
14. Cafe Avenue
15. Self Destruction Blues
16. Back to Mystery City
17. A Day Late, A Dollar Short
18. I Can't Get It
19. Worldshaker
20. Cheyenne
21. Don't You Ever Leave Me
22. Delirious
23. Problem Child
24. 11th Street Kids
25. High School
26. Oriental Beat
<ENCORE>
28. This One's For Rock 'N' Roll
29. People Like Me
30. Taxi Driver
31. Up Around The Bend
SE. Fumblefoot And Busy Bee



▼HANOI ROCKS『THIS ONE'S FOR ROCK'N'ROLL - THE BEST OF HANOI ROCKS 1980-2008』
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