2004/12/01

H.P. オールスターズ『ALL FOR ONE & ONE FOR ALL!』(2004)

 新サイトスタート一発目の更新がハロプロというのも、何だか俺らしいというか‥‥まぁ全然変わってないってことですよ、前と。こんな感じでやってくんで、よかったらヨロシクです。

 さて。ハロー!プロジェクト発足7周年を記念して制作されたシングル、「ALL FOR ONE & ONE FOR ALL!」。今年は夏にシャッフルユニット企画がなかったので「さすがに今年はネタ切れか‥‥」とほんのちょっとだけ淋しい思いをしてたんですよね。まぁ去年みたいな充実振りが今年も得られるとは思わないし、無理矢理出したらやっぱり駄作だった、と切り捨てられるのもねぇ。

 ところが。年末になって、こんなシングルを出してくるとは。確かに、モーニング娘。が誕生したのが7年前の11月だし、平家みちよ(既にハロプロを卒業済)の武道館デビューイベントもその頃でしたよね。ということは、彼女達のデビューやデビュー決定の1997年11月がハロプロ発足の時期ってことになるのかしら。7年を記念して、ってのはちょっとこじつけっぽいけど、まぁなんにせよこの時期にこうやってこれまでを振り返るのは、ある意味で正しいのかもしれませんね。飯田圭織がモーニング娘。を卒業する前に、こういった企画をやっておくのは‥‥

 表題曲となる "ALL FOR ONE & ONE FOR ALL!" は既にテレビ番組で歌っているところを観た人もいるかと思いますが、総勢46人で歌う正しく「現在のハロプロのテーマ曲」と呼べる1曲に仕上がってます。各メンバーが歌う順番も、それぞれが加入した順番に忠実なんですよね‥‥例えば最初の歌い出しを初期モーニング娘。のメンバーである中澤裕子・安倍なつみ・飯田圭織の3人で歌い、その後に現存の2期メンバー‥‥矢口真里と保田圭が歌い、続いて稲葉貴子(元T&Cボンバー)・アヤカ(ココナッツ娘。)・後藤真希、4期メンバーの4人‥‥という風に、それぞれがハロプロに加わった順番通りに歌っていくという構成が、その歴史の重みを感じさせるのと同時に、古くからのファンには涙モノだったりするんじゃないでしょうか。いや、俺も実際テレビでこれ観た瞬間、本当に泣きそうになったもの。

 曲自体も非常にポップで、最近のつんく♂ワークスの中でもまずまずの出来なんじゃないでしょうか。歌詞にしろ、曲のタイトルにしろ、今のハロー!プロジェクトとつんく♂、ハロプロとファンとの関係を表しているようにも感じられますしね。個人的には好印象。

 カップリングとして収録された2曲もまずまずで、特に稲葉貴子、大谷雅恵&柴田あゆみ(メロン記念日)、松浦亜弥の4人による "三角関係" は久し振りに稲葉や大谷といった「歌える」メンバーの歌を楽しめる、好楽曲に仕上がってますし、伝説のユニット「あぁ!」から一部メンバーを差し替えた "好きになっちゃいけない人" も過去の "FIRST LOVE" には及ばないものの、まずまずの完成度なのではないでしょうか。2曲に共通しているのは、とにかく「歌っている」ということ。これまで以上にそういう「歌い手の存在感」を感じさせる出来になってるんですよね。勿論それはそれなりに歌えるメンツによるユニットだからというのもあるんでしょうけど。

 いやいや。今年の3曲も個人的にはなかなか安心して聴いていられる出来で、正直安心しましたよ。特に "ALL FOR ONE & ONE FOR ALL!" は今後、ハロプロ・コンサート等で最後に歌われたりしたら‥‥ちょっと泣いてしまうかも。何ていうか‥‥「ハロプロの最終回」みたいな曲ですよね。勿論これでハロプロが終わるとか終わって欲しいって意味ではなく、それくらいの一体感を感じるって意味でね。



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投稿: 2004 12 01 12:01 午前 [2004年の作品, H.P. オールスターズ, ハロー!プロジェクト] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック